JPH0730567A - 通信方法、通信装置および伝送路多重系の通信システム - Google Patents

通信方法、通信装置および伝送路多重系の通信システム

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JPH0730567A
JPH0730567A JP5335490A JP33549093A JPH0730567A JP H0730567 A JPH0730567 A JP H0730567A JP 5335490 A JP5335490 A JP 5335490A JP 33549093 A JP33549093 A JP 33549093A JP H0730567 A JPH0730567 A JP H0730567A
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JP
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signal
transmission
synchronization
data
synchronization signal
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Application number
JP5335490A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Murakami
利幸 村上
Osamu Anpo
統 安保
Shizuya Watanabe
志津弥 渡辺
Tomihiro Yamada
富裕 山田
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Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】TCBのクロックとCBMのクロックとの同期
ずれによる信号不定を防止し且つ、各々のクロック発振
器を別置できる通信方法と装置を提供する。 【構成】TBC5はクロック103で所定フォーマット
に生成したディジタルの送信信号106を、データバッ
ファ23−1(23−2)を介してCBM6−1(6−
2)に送る。CBM6は送信信号106をアナログ変換
して伝送路1に送信する。データバッファ23はクロッ
ク103でビット毎に送信信号をバッファリングし、所
定ビット数が溜められた時点で、バッファ内の送信信号
をクロック10−1(10−2)でCBM6側への送出
を開始する。TBC側のクロック103に対しCBM側
のクロック106が速い場合には、バッファ23内に溜
められるデータ数は少なくなりい、遅い場合には溜めら
れるデータ数が多くなって、両者の同期ずれをリアルタ
イムに吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信ステーションないし
通信ネットワークに係り、特にモデムと通信制御装置間
における同期ずれを調整する通信方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信用モデムは、通信ステーションと伝
送路間で信号を送受し、プロトコルに規定されるフォー
マットにA/D変換やD/A変換などを行う。このよう
な一例に、送受信の全2重モデムで、プロセッサによっ
て送受信別々のクロックに同期させる処理が、特開昭6
3−87049号公報に開示されている。
【0003】一方、バス型ネットワークの伝送制御方式
として、トークンパッシング方式が広く採用されてい
る。これは、伝送路にアクセス権、いわゆるトークンフ
レームを巡回し、トークンを持っている通信ステーショ
ン(局またはノードとも呼ばれる)がデータフレームの
送信を可能にするものである。
【0004】このようなネットワークでは、システムの
信頼性向上のために多重化構成されることが多い。ネッ
トワーク内の各通信ステーションを全て2重化し、専用
の伝送路で接続する完全2重系は、システムの信頼性は
確保できるが、コストパフォーマンスが低い。
【0005】そこで、伝送路とインタフェース部を多重
化する伝送路多重系もよく利用される。この種のシステ
ムとしては、IEEE802.4Project802 Local and Metropol
itanArea Networks が上げられる。
【0006】この方式では、送信局からの送信フレーム
に所定の時間応答がなければ、伝送路系を切り換えて再
送する。これにも応答がなければ、周知の伝送路構成制
御を開始しトークンリングの再構築を行う。
【0007】これとは別に、マスタ局によってネットワ
ークに加入している各局と伝送路の状態を管理するもの
がある。たとえば、特開平2−60338号公報に記載
のバス型LANでは、マスタ局からの定期的なデータフ
レームのポーリングに応答しない局があると、マスタ局
は伝送路系を切り換えて再度データフレームを送信す
る。これにも応答が無ければ、マスタ局は当概局は異常
離脱したものと判断して、各局に通知、以後この局への
データ伝送は行われないようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
おいては、通信ステーションにおける送信信号の生成か
らモデムによる出力までに、送信クロックの変化による
信号不定(信号化け)の問題が考慮されていない。
【0009】従来、トークン・バス・コントローラ(以
下、TBC)やキャリア・バンド・モデム(以下、CB
M)で、送信クロックを与える発振器は共通にされてい
ることが多い。しかし、通信の高速化にしたがい、発振
器からの伝搬時間の相違の影響が顕著になり、共通のク
ロックによる同期化が困難になる。すなわち、TBCと
CBMの同期信号相互に同期ずれ(位相ずれや周波数ず
れ)を生じ、CBMでの信号化け(データ抜けやデータ
湧きだし)が発生して、送信信号の信頼性低下や送信不
能になる問題があった。
【0010】また、高速通信には高周波のクロックが必
要であり、この場合、発振器はクロックの必要なTBC
やCBMにできるだけ近接して配置し、伝搬遅延や波形
変化を極力少なくするのが望ましい。このため、TBC
とCBMの各々に発振器を備えると、両者の同期ずれの
発生は避けることができない。
【0011】一方、多重系の通信システムでは、1の発
振器が故障しても他系の通信が可能なように、TBCと
各CBMのそれぞれに専用の発振器を備えるのが望まし
い。この場合、各発振器から同一同期信号として出力さ
れるクロックは略同一にすぎず、通信に障害をもたらす
同期ずれの発生する確率は一層、高いものとなる。
【0012】本発明の目的は、送信信号クロックの同期
ずれによるモデムでの信号不定の発生を防止する信頼性
の高い通信方法を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、高速通信や多重系通
信で同期ずれによる通信不能を回避できる信頼性の高い
通信装置を提供することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、送信クロック
の多重化を含む伝送路多重系において、同期ずれによる
送信信号不定を防止し且つ、マスタ局を持たずに伝送路
の切り換えを高速、かつ、高信頼に管理する通信システ
ムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、送信クロックの同期ずれ(位相および/または周波
数ずれ)を吸収可能に制御する同期調整手段を設けるこ
とにより達成される。
【0016】より具体的に本発明を述べれば、第1の同
期信号によって出力される送信信号を、モデムにて第2
の同期信号によって受取り、所定の変換をして送信する
通信方法において、前記モデムによる受取り前の送信信
号を、前記第1の同期信号と第2の同期信号間に同期ず
れの無い場合に所定時間だけ遅延または所定データ数だ
け滞留し、前記同期ずれが有る場合にそのずれ量に応じ
て前記所定時間または所定データ数を増減することを特
徴とする。
【0017】上記した本発明の他の目的は、送信信号生
成手段用の第1の同期信号を出力する発振器と、1また
は複数のモデム用の第2の同期信号を出力する個別また
は共通の発振器を別置した送信装置において、前記第1
の同期信号と前記第2の同期信号の同期ずれを吸収可能
に調整する同期調整手段を設けることによって達成され
る。
【0018】上記した本発明のさらに他の目的は、伝送
路多重系の通信システムにおいて、他局からの無応答に
たいし、伝送路を切り換えて送信を再開した送信局、あ
るいは受信信号の異常を検出して受信する伝送路を切り
換えた局から、切り換えた伝送路を通知する伝送路設定
フレームを上記同期調整手段を介して各他局に送信する
ことにより達成される。
【0019】
【作用】本発明の作用として、モデムに渡される送信信
号は、予め所定時間だけ遅延され且つ、第1の同期信号
と第2の同期信号の時間差に表われる±ずれ量に対応し
て、遅延する前記所定時間が増減される。
【0020】したがって、第1の同期信号に対し第2の
同期信号が進んでいる場合は、所定より短い遅延時間で
送信信号を受け取り、反対に第2の同期信号が遅れてい
る場合は、所定より長い遅延時間で送信信号を受け取る
ことによって、送信信号の不定(信号化け)を防止でき
る。
【0021】また、第1の同期信号による送信信号を単
にバッファリングし、第1の同期信号とは無関係な第2
の同期信号によってバッファリングされている送信信号
を取り出す場合と異なり、ずれ量に応じて遅延時間を可
変しながら第1の同期信号と第2の同期信号のマクロ的
な同期関係を維持している。さらに、送信信号間のサイ
レンスを利用して送信信号が遅延する場合の次ぎへの影
響を回避しているので、フレーム単位でみた送信速度及
びは送信周期は一定に維持される。
【0022】これによれば、モデムを通じて伝送路に送
信する送信信号の不定や通信不能をを防止でき、信頼性
の高い送信方法を実現できる。また、クロックの発振器
をTCBやモデムに近接して配備できるので、高速通信
のための高周波クロックの劣化による誤動作が無く、さ
らに、多重伝送系におけるモデム毎にクロックの発振器
を配備できるので、1系の発振器の故障が他系に及ぶこ
とが無く、総じて信頼性の高い送信装置を構築できる。
【0023】本発明の他の作用として、上記した高信頼
な送信信号を用いて、伝送路の切替をした局から各局に
高速に通知できるので、マスタ局によらない簡単な構成
で、多重系通信システムの処理効率と信頼性を向上でき
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1から図1
1により説明する。各図を通じて同じものには同一符合
を付している。
【0025】図2は本実施例が適用される通信システム
の構成を示す。多重系の伝送路1系1−1ならびに2系
1−2には、通信ステーション2−1〜2−4が接続さ
れている。各ステーション2は対等で、管理局として機
能するものは存在しない。
【0026】ステーション2−1〜2−4の各々には上
位処理装置3−1〜3−4が接続されている。上位処理
装置3はCPUを備え、マルチ計算機システムや分散制
御システム等における計算機や制御装置などがこれに当
たる。処理装置3−1〜3−4は各々通信ステーション
2−1〜2−4を経由して通信を行なう。以下の記載で
「局」の表現は、通信ステーション2を指す場合のみな
らず、通信ステーション2と上位処理装置3を含むもの
にも用いられる。
【0027】本システムの通信方法はパケットフレーム
を使用したトークンパッシング方式を採用している。な
お、本明細書に述べる各実施例においては、上位処理装
置3が通信処理装置4の機能の一部または全部を代替す
ることによっても実現可能である。
【0028】このようなシステムにおけるステーション
間の通信は、図3に示すタイミングで動作している。ス
テーション2−1(#1)〜2−4(#4)は、自局宛
てのトークンフレーム(TK)を受信したとき、送信要
求のある場合はデータフレームを送信し、その後にTK
を次のステーションに送る。自局に送信データの無い場
合は、直ちに次のステーションにTKを送る。
【0029】同図で、TKを巡回する通信ステーション
間の動作は、アドレス#4のステーション3−4からア
ドレス#3のステーション3−3へTKを送る例で始ま
っている。なお、DA=#3は送信先アドレスSA=#
4は送信元(自局)アドレスである。
【0030】一方、データの送信は自局宛てのTKを受
信したとき、データフレームによって行なわれる。たと
えば、#2のステーション3−2はTKを受信したと
き、送り先のステーションアドレスDA、自局のアドレ
スSAを付したデータフレームを送信する。このデータ
フレームは、上記処理装置3や後述する通信処理装置4
によって送受される。
【0031】図4は、TKおよびデータフレームのフォ
ーマットを示す。TKのフォーマットは、フレーム信号
取り込みの同期化信号プリアンブル201と、フレーム
の先頭を区切るスターティングデリミタ(SD)202
と、フレームの種類を区分するフレームコントロール
(FC)203と、フレームの送り先を設定するデスト
ネーションアドレス(DA)204と、フレームの送信
元を設定するソースアドレス(SA)205と、フレー
ム内のデータをチェックするためのフレームテェックシ
ーケンス(FCS)206およびフレームの最後を区切
るエンディングデリミタ(ED)207より構成され
る。
【0032】データフレームのフォーマットは、FC2
03のパターンがトークンフレームと相違し、かつ、S
A205とFCS206の間にデータ208が追加され
る。
【0033】図1は、本発明の一実施例である通信ステ
ーションの構成を示したものである。同図では、伝送路
1とキャリアバンドモデム(CBM)6からなる伝送路
系が2重化され、CBM6−1とCBM6−2には、そ
れぞれ専用の発振器10−1と10−2が設けられてい
る。
【0034】通信ステーション2は、伝送路信号の異常
を検出して受信中の伝送路を切り換え処理する伝送路切
り換え制御装置7と、トークンパッシング方式によるト
ークンの送受と論理リングの再構成、および、所定フォ
ーマットの送信データの生成などを処理するトークンバ
スコントローラ(TBC)5、ステーション2各部の起
動、停止やコントロールを行ない、かつ、処理装置3の
データやコマンドの中継、解釈なども処理する通信処理
装置4から構成される。
【0035】伝送路切り換え制御装置7は、CBM6か
らの受信信号の異常を検出すると、受信伝送系の切り換
え信号104を出力する、切り換え制御部11を備えて
いる。切り換え制御部11の出力信号104によって、
CBM6−1及び6−2から出力される受信信号の一方
(受信伝送系の一方)を選択するマルチプレクサ8を切
り換え制御する。マルチプレクサ8の出力はTBC5に
伝えられる。
【0036】CBM6は、TBC5より出力された送信
信号を伝送路1へ、伝送路1からの受信信号を切り換え
制御装置7を介してTBC5へ送る送受信制御部24
と、CBM6の送信タイミングを与える発振器10と、
TBC5からCBM6と異なるクロックで出力された送
信データを一旦、非同期とし、CBM6のクロックに同
期させるデータバッファ23より構成される。これらC
BM6は、図示のように2重化され、それぞれ伝送路と
1対1に接続される。
【0037】本実施例による通信ステーション2は以下
のように動作する。処理装置3によるデータ通信処理
は、データの送り先とデータ内容とデータの送り元のデ
ータを作成し通信処理装置4に送り、一方、通信処理装
置4からの受信データを解釈し必要な処理を行なう。
【0038】通信処理装置4は、処理装置3からの通信
用データの送信処理と、伝送路からの受信データを処理
装置3へ転送する処理と、TBC5の送受信動作の制御
と、伝送路切り換え制御装置7の起動、停止および伝送
路切り換え信号104の出力を要求する切り換え要求1
05の出力などを行なう。伝送路切り換え要求105
は、処理装置3からの指示(メンテナンスなどのため)
によっても発行される。
【0039】TBC5は、伝送路1に送信するTKまた
はデータフレームの送信信号を、図4に示したフレーム
フォーマットに作成すること、受信したフレームがデー
タフレームなら通信処理装置4へ送り、TKフレームな
らばその内容を解釈して加入や離脱の手続きをしたり、
下流局にトークンを伝送しその応答を監視するなど、所
定のプロトコルに基づく論理リングの構成を行なう。
【0040】CBM6はTBC5からの送信信号を伝送
路上に送信する際、プロトコルに規定されるアナログ信
号パターンに変換するとともに、伝送路からの受信フレ
ームをTBC5が認識できるデジタル信号パターンに変
換する。
【0041】図5は、IEEE802.4に規定され
る、伝送路上の5種類のアナログ信号パターンを示した
ものである。伝送路上の所定期間に信号が全く無い状態
のサイレンス301、所定期間に1周期分の正弦波信号
が存在しデータの1(one)を示すデータパターン3
02、2周期分の正弦波信号が存在しデータの0(ze
ro)を示すデータパターン303、0の成分と1の成
分が混在する1及び0以外のノンデータ304と30
5、非周期で信号と認識できないバッドシグナル306
からなる。
【0042】図6は、送信信号変換テーブル16、図7
は受信信号変換テーブル17、図8はCBM6の詳細な
構成を示したものである。
【0043】TBC5は、図5に示したデータパター
ン、サイレンスおよびプリアンブルの各アナログ信号パ
ターンに対応する、TXSYM0〜3のディジタル信号
の組み合わせパターンを生成し、図4に示したトークン
やデータの送信フレーム106を設定する。
【0044】CBM6のD/A変換部18は、TBC5
からのディジタル信号(TXSYM0〜3)を、データ
バッファ部23を介し送信クロック(TXCLK)に同
期させて受信し、テーブル16を参照してアナログ信号
のデータパターンに変換し、データ生成部9でシリアル
データ107に生成して伝送路1に送出する。なお、C
BM6は図1に示すように2重化されているので、対応
する伝送路に各々の送信クロック(TXCLK)による
送信フレームを送出する。
【0045】一方、伝送路1−1、1−2からのアナロ
グ信号108は、CBM6−1、6−2の受信クロック
(RXCLK)の抽出部20、データ検出部21によっ
て図5のアナログパターンに区分される。受信データ変
換部22は、受信信号変換テーブル17を参照しながら
TBC5の認識できるディジタル信号パターンRXSY
M0〜3の組み合わせパターン109に変換する。
【0046】CBM6−1、6−2で変換されたディジ
タルの受信信号は、現時点の受信が設定されている伝送
系の信号がマルチプレクサ8によって選択され、TBC
5に送られる。なお、データ検出部21からのアナログ
信号は、異常診断部20で診断される。この結果、現在
受信中の系に異常があれば、切り換え制御部11によっ
て、マルチプレクサ8による選択を他系に切り換える。
【0047】図8に示すデータバッファ部23は同期調
整手段で、TBC5より発振器25のクロック103に
より出力される送信信号106を、2重化CBM6−
1,2の発振器10−1,2のクロック101,102
とそれぞれ同期化するために、CBM毎に設けらてい
る。
【0048】図9は、データバッファ部23の一構成例
で、ファーストインファーストアウト(以下、FIF
O)スタックによって構成したものである。
【0049】フリップフロップ(以下、F/F)31が
シリアルに、複数(m+n)段接続されているFIFO
スタック30と、発振器25のクロック103でTBC
5からスタック30に信号106を入力し、スタック3
0の入力信号はデータが格納されている直前のF/F段
まで進むように制御するFIFO制御部32から構成さ
れている。
【0050】なお、TBC5から送信信号106のディ
ジタル信号パターンTXSIM0〜3が並列出力される
ので、データバッファ部23も各信号を同時処理できる
ように、図9の構成を並列に配備している。
【0051】TBCのクロック103とCBMのクロッ
ク101(102)の位相または周波数のずれ、即ち、
同期ずれはクロック103から見てプラス(進み)また
はマイナス(遅れ)の両方向に発生しうるので、送信信
号に予め一定時間の遅延を与えて、この一定時間を同期
ずれ量に応じて増減させることで、同期ずれをリアルタ
イムに吸収する。
【0052】この一定時間遅延のため、データバッファ
23は、送信信号106を形成するビット単位のデータ
を一定量溜めてからCBMへの送出を起動する必要があ
る。このデータの溜めを、FIFO30により以下のよ
うに処理する。
【0053】TBC5からの送信信号(TXSIM0〜
3)106は、FIFO制御部32とデータを格納する
FIFOスタック30に入力される。データ格納タイミ
ングは発振器25のクロック103に同期している。
【0054】FIFO制御部32では、送信信号106
のパターンを確認しサイレンス301ならば格納せず廃
棄する。サイレンス301以外のパターンは、まず初段
のF/F31にその先頭ビットを格納する。そして次段
のF/F31に格納されているデータの有無をチェック
し、データが無い場合には次のF/F、そのまた次のF
/Fへと、データが格納されている直前のF/Fまで
(格納データの無いときは出力段のF/Fまで)シフト
する。送信信号106の後続ビットもこれに続いてシフ
トされ、入力がなくなると入力動作は停止する。
【0055】一方、データがスタック30の出力段から
入力側に所定のn段数に溜まるまでは、スタック30か
らCBMの送信制御部24へ、サイレンス信号301を
出し続ける。
【0056】FIFO制御部32は、データがn段数ま
で溜まったのを検知し、この時点から、CBM側の発振
器10のクロック101(102)に同期して、スタッ
ク30の出力ゲート33に制御信号107を送ることに
より、スタック30から送受信制御部24に送信信号1
06を送り出し、TBC5からの入力データがなくなる
までこの動作を継続する。
【0057】この間、TBC側のクロック103が早い
場合(周波数が高い)には、スタック30においてデー
タが溜まる方向(m段の方向)に進み、CBM側のクロ
ック101(102)が早い場合にはデータが減る方向
(n段の方向)に進む。データを溜めるに必要な所定段
数nは、発振器25のクロック103と発振器10のク
ロック101(または102)の周波数または位相ずれ
の時間差を補正するに必要なビット数(F/Fの数)
で、上記時間差と送信信号の最大データ長とから決定さ
れる。
【0058】送信するデータの無くなった時点で、FI
FO制御部32は送受信制御部24に再びサイレンス3
01を送る。これにより、実際に送信するデータのみを
バッファリングするので、上記した発振器間のクロック
ずれの時間差を調整するためのデータ溜めに要する時間
を、サイレンス301の時間を利用してリアルタイムに
吸収し、これによってTBC5から出力される送信信号
106の速度を維持する。
【0059】図10および図11は、TBCの送信信号
106とそのクロック103、CBMの送信信号107
とそのクロック101(または102)の時間関係を示
した模式的なタイムチャートである。
【0060】図10は、周期T1のTBCクロック(C
LK)103にたいし、CBMクロック(CLK)10
1/102に位相ずれや周波数ずれがあり、同期調整を
行わない場合の例である。TBC出力のサイレンス
(S)やデータ(0/1)は、図6に示すTXSYM0
〜3の並列出力の組合せパターンとして得られ、1サイ
クル遅れてCBM入力となっている。
【0061】同図のように、CLK103のt1〜t2
たいし、CLK101(102)はt1〜t2’のT2
期になり、低い方に周波数ずれ(t2からみれば△t1
相遅れ)がある。このため、CLK101のt2’の立
上りでラッチされるTXSYM0のデータは、t2時点
の0から1に変化しており、得られる組合せパターンは
〔1,0,0,1〕となって、CBMの出力データは
〔1〕となる。この結果、t1〜t2期間のTBCの出力
データ
〔0〕が抜けてしまう。
【0062】また、CLK103のt5〜t6にたいし、
CLK101はt5’〜t6’のT3周期になり、高い方
に周波数ずれ(t6からみれば位相進み)がある。この
ため、CLK101のt6’の立上りで、TXSYM0
のデータは
〔0〕のままであるから、TBC出力には存
在しないデータ
〔0〕が発生し、いわゆるデータの湧き
出しを生ずる。
【0063】上記したデータ不定の現象は、CLK10
1(102)が変動する場合であったが、CLK103
が変動する場合、あるいは双方が変動する場合にも同様
に発生する。
【0064】なお、図10は、理解を容易にするために
クロックの変動を誇張しているが、実際には発振回路の
温度変動や部品ばらつきなどにより、数千〜数百万サイ
クルに1回程度発生するものである。しかし、かかるデ
ータの不定は偽の送信信号を出力することになり、この
結果、重大な事故を引き起こすことにもなりかねず、信
頼性が著しくを低下する。
【0065】図11は、本実施例のデータバッファ部2
3による同期調整をした例で、TBC出力や、CLK1
03、101(102)は、図10の例と同一にしてい
る。
【0066】TBC出力〔S,0,1,0...〕は、
CLK103によりt0,t1,t2...のタイミング
で、FIFOスタック30に取り込まれる。FIFO3
0は、F/Fの段数がm=2,n=3の5段の例で構成
されている。
【0067】まず、CLK103の立上りt0で、TB
C出力はサイレンス〔S〕なので取り込まずに放棄され
る。次に、t1のタイミングで、データ
〔0〕を取り込
み、若干の時間遅れ(図は誇張している)をもってF/
F5段(出力段)に格納される。次に、t2のタイミン
グで、データ〔1〕を取り込み、同様にしてF/F4段
に格納される。この間、CBM側にはデータの送出がな
されず、CBM側のCLK101(102)の立上りt
0,t1,t2’,t3’に同期してサイレンス(S)が出
力される。
【0068】CLK103のt3のタイミングで、デー
〔0〕が取り込まれ、F/F3段、すなわちn=3ま
でデータが満たされると、CBM側のCLK101(1
02)の立上りに同期して(ここではt4’)、F/F
5段からのデータ(ここでは
〔0〕)の取出しが行われ
る。以後、t5’でデータ〔1〕、t6’でデータ
〔0〕、t7’でデータ〔1〕....と、次のサイレ
ンス〔S〕が検知されるまで継続する。
【0069】同図で、CLK101(102)はCLK
103にたいし、t1〜t2’とt5’〜t6’の期間に周
波数(位相)のずれがあるが、TBC出力はFIFOバ
ッファ30に一旦、溜められてTdの期間だけ非同期に
し、その後はCLK101(102)とCLK103間
のずれ時間量に応じてTdをリアルタイムに増減して、
CLK101(102)により取り出すので、データの
不定を生じることがない。なお、上記ではCLK101
に対しCLKが同期ずれを生じているが、その逆の場合
あるいは両者が変動する場合にも、同様の結果を得られ
る。
【0070】ところで、CLK101(102)とCL
K103は元々、同一特性の同期信号として生成された
略同一(ほぼ同じ)信号であり、実際のずれ量はクロッ
ク周期の数万分の1以下である。同期調整中も、同期ず
れ量に応じた遅延時間の増減によって両者の相対的関係
は維持されるので、マクロ的には同期関係が確保され、
プロトコルで規定される信号の伝送速度は一定となる。
しかし、データフレームの送信後のトークンフレームの
送信に遅延時間Tdが影響すると、ネットワーク内の通
信に支障を生じる。
【0071】本実施例では、各局から送信されるデータ
フレームやトークンフレーム間の最小サイレンス時間
を、これらフレーム送信時点の最大遅延時間Td
MAX(図9の例では(m+n)ビットに相当する時間)
を超える時間以上となるように設定している。通常、T
BC5から出力される送信信号の間の最小サイレンス時
間は10μs程度で、一方送信データの1ビットは10
0ns程度であるから、仮に10ビットに相当する同期
ずれを生じても遅延時間は1μsであり、サイレンス時
間内での遅延時間Tdの吸収は十分に可能である。もち
ろん、同期ずれが進み時間となる場合は、その分だけサ
イレンス時間が延長されるので問題はない。
【0072】本実施例によれば、クロック間の同期ずれ
をリアルタイムに吸収するとともに、フレーム間のサイ
レンスによって、フレーム周期を一定に維持しているの
で、送信不能を生じることのない高信頼な送信が実行で
きる。
【0073】本実施例によれば、TBC及び各CBM毎
に設けたクロック発振器と同期調整手段を使用して、送
信信号を出力できるようにしているので、1系のCBM
またはそのクロックの障害が他系に波及することはな
く、正確なデータ伝送を保持してシステムの信頼性を向
上できる。もちろん、各CBMに共通のクロックとTB
Cクロックとのずれの場合でも、同様にして送信信号の
不定を防止できるのは言うまでもない。
【0074】図12は、同期調整手段であるデータバッ
ファ部23の他の構成例で、プロセッサによるデータバ
ッファのブロック図を示したものである。TBC5は発
振器25のクロック103に同期してデータ(TXSY
M0〜3)106を入力用F/F43に格納すると共
に、データの格納を示す入力データフラグをフリップフ
ロップ44にセットする。
【0075】プロセッサ41は、このフラグによりデー
タの有無を判断して自己のクロックによりデータを取り
込み、RAM42に格納すると共にこのフラグをリセッ
トする。データが所定数(ビット/ワード)溜ると、出
力用F/F45にデータを格納順に書き込み、出力デー
タフラグをフリップフロップ46にセットする。
【0076】送受信制御部24は発振器10のクロック
101(または102)に同期してデータをF/F45
から読みだすと共に、フリップフロップ46をリセット
する。このリセットにより、プロセッサ41はF/F4
5に再びデータを書き込む。
【0077】このように、TBC5からの送信データ1
06は、プロセッサ41により一旦、非同期にされての
ち、CBM6のクロック101に同期されるので、各ク
ロック101、102および103の同期ずれを支障な
く吸収できる。
【0078】図13は、同期調整手段であるデータバッ
ファ部23のさらに他の構成例で、遅延線(素子)を利
用して構成したものである。入力される送信信号106
を一定の遅延時間△tだけ遅延して出力する遅延線50
−1〜50−6をシリーズに接続した遅延回路50と、
送信信号106の出力タイミングを制御する同期制御回
路51と、各遅延線50−1〜50−6からの送信信号
106を切り換えフリップ・フロップ53に出力するマ
ルチプレクサ52からなる。
【0079】マルチプレクサ制御回路51は、クロック
周期比較器51−1で遅延回路50の所定部、たとえば
中央部の遅延線50−3のデータ出力を確認すると、T
BC5のクロック信号103とCBM6のクロック10
1(102)の時間差を比較し、時間差が0のときは切
り換え信号出力回路51−2で遅延回遅延線50−3の
出力を選択する切替制御信号108をマルチプレクサ5
2に与える。
【0080】一方、TBC5に対しCBM6のクロック
が遅れている場合は、その時間差に応じて遅延線50−
4または50−5の出力を選択し、他方、CBM6のク
ロックが進んでいる場合は、遅延線50−2または50
−1の出力を選択する切替信号108を出力する。な
お、切替信号108は、予め時間差範囲と各遅延線を対
応表をメモリ51−3に記憶しておき、この対応表を参
照して即座に決定することができる。
【0081】本構成によれば、同期調整の制御方法が簡
単で、同期調整手段の構成もシンプルになる。
【0082】上記したデータバッファ部23の各例にお
いて、TBCの送出クロックを発生する発振器25、C
BM6−1,6−2の送信クロックをそれぞれ発生する
発振器10−1,10−2は、すべて独立して設けてい
るが、本発明はこれに限られるものではなく、これら発
振器の全てまたは一部を兼用としても、本発明は実現可
能である。
【0083】すなわち、高周波クロックの発振器を兼用
した場合に、当該発振器からTBC5やCBM6−1あ
るいは6−2までの伝搬遅延等によって、各同期信号間
に同期ずれを生じても、本発明の特徴であるCBM毎の
同期調整によれば、各CBMからの送信は支障なく維持
できる。
【0084】つぎに、本発明の第2の実施例を説明す
る。
【0085】伝送路多重系において、伝送系の異常を検
知して自局のみで受信伝送系を切り換えると、当該局か
ら他局への送信には何の支障も生じないが、他局から当
該局への送信には応答がなくなるので、他局はタイムア
ウト後に伝送路を切り換えて再送する必要がある。
【0086】この処理は、他の局によっても次々と繰り
返され、最終的にネットワーク内は一方の伝送路に切り
替わるが、加入局の数が多いと通信効率を著しく低下す
る。このような現象は片系異常などによる送信異常局に
よっても発生する。
【0087】伝送路多重系におけるこのような問題点に
対処するために、送信にたいして応答がなく、伝送路を
切り換えて再送した結果、送信が可能となった場合に、
当該送信局はその切り換え伝送路を特定のデータフレー
ムによって各局に連絡し、伝送路を一斉に切り換える方
式が、本願出願人によってすでに出願(特願平4−63
139号)されている。
【0088】本発明はかかる特定データフレームの送信
においても適用できる。図1、図2において、他局の不
応答により、自局の受信伝送路を切り換えて送信を再開
したステーション2−1(#1)は、自局の通信処理装
置4とTBC5により生成した伝送路設定フレームを、
伝送路1−1,1−2にブロードキャストして他局に一
斉に連絡し、その後にトークンを送信する。
【0089】この場合、TBC5からの伝送路設定フレ
ームは、CBM6−1と6−2が各々のクロックで送信
できるように、データバッファ部23によって同期調整
される。
【0090】ステーション2−1から伝送路設定フレー
ムを受信したステーション2−2,3,4は、自局のC
BM6,TBC5を経由して、通信処理装置4で指定伝
送路を認識し、伝送路切り換え制御装置7にコントロー
ル信号105を出力し、自局の受信伝送路を切り換え
る。
【0091】図14に、伝送路設定フレームのフォーマ
ットを示す。は図4のトークンフレームと同じフォー
マットで、FC203を利用して、切り換える伝送路を
指定する。は図4のデータフレームと同じフォーマッ
トで、データ部208を利用して伝送路を指定する。
【0092】図15は、無応答時のデータフレーム
(D)送信の動作を示すタイムチャートで、同図(a)
は従来例、同図(b)は本実施例の動作である。
【0093】本実施例によれば、トークンを持っている
#1ステーションは、送信相手の局より応答(R1-1
のないとき伝送路を切り換えて送信データを再送し(D
1-2)、これに対するアンサー(R1-2)が受信される
と、各局に伝送路設定フレーム(設)を送信し、これを
受信した#2,#3局なども一斉に伝送路を切り換え
る。したがって、#2,#3局の送信(D2-1,D3-1
には即座に応答(R2-1,R3 -1)があり、従来のように
正常受信までの通信停止期間がない。
【0094】なお、上記の処理による応答のない局に
は、伝送路異常を検知して自局の受信伝送路を切り換え
た場合も含まれる。しかし、異常検知による切り換え
は、他局からの送信がない期間はネットワーク内に認知
されない。
【0095】そこで、受信信号の異常を検出したステー
ション2が、受信伝送路を切り換えた制御部11から、
自局の通信処理装置4にコントロール信号105を出力
し、通信処理装置4とTBC5により生成した伝送路設
定フレームを、データバッファ部23を介して自局がト
ークンを持っているときに、伝送路1−1,1−2にブ
ロードキャストして他局に連絡するようにしてもよい。
【0096】これによれば、異常検知で伝送路を切り換
えた局が、トークンを受信すると直ちに切り換えた伝送
路を連絡できるので、他局から当該局へのデータの再送
が不要になる。さらに、上記した不応答の場合の伝送路
設定フレームを補って、システムの信頼性を向上する。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、送信信号クロックとモ
デムクロックの同期ずれをリアルタイムに吸収して調整
するので、送信信号の速度を維持しながらその不定を防
止でき、送信不能を生じることのない高信頼性の送信方
法を実現できる。
【0098】本発明によれば、送信信号発生手段とモデ
ムのクロック発振器を各々の近くに別置できるので、高
速度あるいは多重系の通信装置を高信頼に構築できる。
【0099】本発明によれば、同期ずれを吸収した送信
信号によって伝送路の切替通知を行うので、各局の伝送
路切替が高速、確実に処理でき、簡単な構成で多重系通
信システムの信頼性と処理効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多重系伝送路通信制御
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用される通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図3】通信システムにおけるトークン巡回とデータ送
信の動作タイミングを示す説明図である。
【図4】トークンおよびデータフレームのフォーマット
図である。
【図5】伝送路を送信されるアナログ信号のパターン図
である。
【図6】送信信号のD/A変換テーブルである。
【図7】受信信号のA/D変換テーブルである。
【図8】CBMの詳細な構成を示すブロック図である。
【図9】データバッファの詳細な構成を示すブロック図
である。
【図10】従来の同期信号と送信信号の関係を説明する
タイムチャートである。
【図11】本実施例のデータバッファによる同期調整動
作を説明するタイムチャートである。
【図12】データバッファの他の実施例を示すブロック
図である。
【図13】データバッファのさらに他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図14】本発明の第二の実施例に採用される第2の伝
送路設定フレームのフォーマット図である。
【図15】伝送路設定フレームによるシステムの動作を
説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1−1,1−2…伝送路、2…ステーション、3…処理
装置、4…通信処理装置、5…トークン・バス・コント
ローラ(TBC)、6−1,6−2…キャリア・バンド
・モデム(CBM)、7…伝送路切り換え制御装置、8
…マルチプレクサ、10−1,10−2…発振器、11
…切り換え制御部、16…D/A変換テーブル、17…
A/D変換テーブル、18…データ変換部、19…デー
タ生成部、21…データ検出部、22…データ変換部、
23−1,23−2…データバッファ部、24−1,2
4−2…送受信制御部、25…TBC送信用発振器、3
0…FIFOバッファ、31…フリップフロップ、32
…FIFO制御部、41…プロセッサ、42…RAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 1/22 9371−5K 7/00 B 7741−5K 29/08 29/10 9371−5K H04L 13/00 309 A (72)発明者 安保 統 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 渡辺 志津弥 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 山田 富裕 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の同期信号によって出力される送信
    信号を、モデムにて第2の同期信号によって受取り、所
    定の変換をして送信する通信方法において、 前記モデムによる受取り前の送信信号を、前記第1の同
    期信号と第2の同期信号間に同期ずれの無い場合に所定
    時間だけ遅延し、前記同期ずれが有る場合にそのずれ量
    に応じて前記所定時間を増減することを特徴とする通信
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記所定時間は、前記送信信号の所定データ数(ビット
    数/ワード数)だけ滞留するようにし、前記ずれ量に応
    じて滞留する前記所定データ数を増減することを特徴と
    する通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記送信信号は、1を表わすデータ、0を表わすデータ
    およびサイレンス(データなし)を含む複数のパターン
    からなり、前記サイレンスのパターンが検出される場合
    には前記遅延または前記滞留を行わないことを特徴とす
    る通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記送信信号の前記滞留は、前記パターンで規定される
    複数のデータを並行して同時処理することを特徴とする
    通信方法。
  5. 【請求項5】 送信信号を第1の同期信号によって出力
    する送信手段と、前記送信信号を第2の同期信号によっ
    て受取り、所定のパターンに変換して送信するモデムを
    備えた通信装置において、 前記第1の同期信号と第2の同期信号間に同期ずれの無
    い場合に所定時間だけ遅延または所定ビット数だけ滞留
    し、前記同期ずれが有る場合にそのずれ量に応じて前記
    所定時間または所定ビット数を増減する同期調整手段を
    備えることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記同期調整手段は、複数段のフリップ・フロップから
    なるFIFOスタックと、前記第1の同期信号によって
    前記フリップ・フロップの各段を順送りして前記送信信
    号を出力段側から格納すると共に、前記ずれ量に応じて
    定まる所定の段まで格納されたときに前記第2の同期信
    号によって前記送信信号の取出しを開始するFIFO制
    御手段を備えることを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記同期調整手段は、前記送信手段からの送信信号を前
    記第1の同期信号でビットまたはワード単位のデータ毎
    に書込まれる入力バッファと、前記入力バッファのデー
    タを自己のクロックで読出してメモリに一時格納すると
    共に前記データが所定量溜ったところで出力を開始する
    プロセッサと、前記データを前記プロセッサから格納順
    に書込まれ前記第2の同期信号により前記モデムに読み
    出される出力バッファを、備えることを特徴とする通信
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、 前記同期調整手段は、複数の遅延素子(線)をシリーズ
    に接続した遅延回路と、各遅延素子の出力信号を選択し
    て前記受信手段に出力するマルチプレクサと、前記ずれ
    量に応じて前記遅延素子の選択を決定するマルチプレク
    サ制御手段を備えることを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8の何れか1項において、 前記モデムは、伝送路への送信信号のD/A変換および
    を伝送路からの受信信号のA/D変換を行うキャリア・
    バンド・モデム(CBM)であることを特徴とする通信
    装置。
  10. 【請求項10】 トークンを保有している時に、トーク
    ン・バス・コントローラから第1の同期信号で所定パタ
    ーンに生成、出力した送信信号を、モデムにより第2の
    同期信号で受け取ったのちD/A変換して伝送路に送信
    するトークン・パッシング方式の通信方法において、 前記第1の同期信号と前記第2の同期信号の同期ずれ
    (位相および/または周波数ずれ)を吸収可能に制御す
    ることを特徴とする通信方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記吸収可能な制御は、前記第1の同期信号と第2の同
    期信号間に同期ずれの無い場合に前記送信信号を所定時
    間だけ遅延し、前記同期ずれが有る場合にそのずれ量に
    応じて前記所定時間を増減することを特徴とする通信方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11において、 前記第1の同期信号と前記第2の同期信号は、略同一信
    号として各々別の信号源より略同一信号として生成され
    たもの、または、同じ信号源からの同一信号を基にし伝
    播経路の相違により前記同期ずれを生じたものであるこ
    とを特徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】 請求項11または12において、 前記送信信号の送信後のサイレンス時間を、前記遅延の
    予め定められた最大遅延時間を吸収できる値以上に設定
    することを特徴とする通信方法。
  14. 【請求項14】 ディジタルの送信データまたはトーク
    ンでなる送信信号を第1の同期信号で出力するトークン
    ・バス・コントローラ(以下、TBC)と、前記送信信
    号を第2の同期信号で受取り、D/A変換して伝送路に
    送信する一方、伝送路からの受信データまたはトークン
    でなる受信信号を受信し、A/D変換して前記TBCに
    渡すモデムを備えるトークン・パッシング方式の通信装
    置において、 前記第1の同期信号と第2の同期信号間に同期ずれの無
    い場合に所定時間遅延または所定データ数(ビット数)
    だけ滞留し、前記同期ずれが有る場合にそのずれ量に応
    じて前記所定時間または所定ビット数を増減するバッフ
    ァまたは遅延回路を備えることを特徴とする通信装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記バッファは、シリアルに接続された複数段のフリッ
    プフロップと、前記送信信号が前記複数段のフリップフ
    ロップの入力段から前記第1の同期信号によりデータ格
    納ずみ直前の段のフリップフロップまで進められ、前記
    フリップフロップの出力段から入力段に向けて所定段数
    まで満たされるとき、前記第2の同期信号による前記送
    信信号の取出しを開始するように構成されることを特徴
    とする通信装置。
  16. 【請求項16】 複数の伝送路に対応して多重化された
    モデムを備えるトークン・パッシング方式の通信装置に
    おいて、 トークンを保持しているときに、送信信号を所定のパタ
    ーンに生成するトークン・バス・コントローラ(以下、
    TBC)と、前記送信信号の生成、送出を制御する第1
    の同期信号を発生する第1の同期手段と、 前記TBCからの前記送信信号の受取を第2の同期信号
    で制御し、D/A変換して対応する伝送路に送出すると
    共に、伝送路からの受信信号を受信してA/D変換する
    前記モデムと、前記第2の同期信号を発生する第2の同
    期手段と、 受信用に設定されているモデムの前記A/D変換後の受
    信信号に異常が認められる場合に、他のモデムの受信信
    号を受信用に設定する伝送系切り換え手段と、前記第1
    の同期信号と第2の同期信号間に同期ずれの無い場合に
    所定時間だけ遅延または所定ビット数だけ滞留し、前記
    同期ずれが有る場合にそのずれ量に応じて前記所定時間
    または所定ビット数を増減するようにして、前記同期ず
    れを吸収可能に調整する同期調整手段を備えることを特
    徴とする通信装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記第2の同期手段は、前記モデム毎にまたは各モデム
    共通に設けられることを特徴とする通信装置。
  18. 【請求項18】 複数局の通信ステーションを伝送路で
    接続し、伝送路とモデムが多重化された伝送路多重系に
    よるトークン・バス・ネットワーク構成の通信システム
    において、 他局への送信信号は全ての伝送路に送信し、他局からの
    受信信号は多重伝送路より所定の一つを受信用に設定し
    て使用する前記通信ステーションは、 自局が送信可能な場合に、所定パターンに生成した送信
    信号を第1の同期信号で送出するトークン・バス・コン
    トローラ(以下、TBC)と、前記TBCからの送信信
    号を第2の同期信号で受取り、アナログ変換して伝送路
    に送信する伝送路毎に設けられるモデムと、前記第1の
    同期信号と前記第2の同期信号の同期ずれを吸収可能に
    調整する前記モデム毎に設けられる同期調整手段と、 前記受信用に設定されている伝送路の受信信号の異常を
    診断する診断手段と、異常の認められる場合に前記受信
    用の設定を他の伝送路に切り換える伝送路切り換え手段
    と、切り換え後の伝送路を他局にブロードキャストする
    ための伝送路設定信号を出力して前記TBCに送出する
    伝送路設定信号処理手段を備え、 前記伝送路設定信号が、前記TBCによって前記所定パ
    ターンの送信信号とされ、前記モデムを通じて各伝送路
    に送信されることを特徴とする伝送路多重系の通信シス
    テム。
  19. 【請求項19】 複数局の通信ステーションを伝送路で
    接続し、伝送路と送受信用のモデムが多重化された伝送
    路多重系によるトークン・バス・ネットワーク構成の通
    信システムにおいて、 他局への送信信号は多重伝送路に送信し、他局からの受
    信信号は多重伝送路の所定の一つを切り換え可能に使用
    する前記通信ステーションは、 自局が送信可能な場合に、所定のパターンに生成した送
    信信号を第1の同期信号で送出するトークン・バス・コ
    ントローラ(以下、TBC)と、 前記TBCからの送信信号を第2の同期信号で受取り、
    アナログ変換して伝送路に送信する伝送路毎に設けられ
    るモデムと、 前記第1の同期信号と前記第2の同期信号の同期ずれを
    吸収可能に調整する前記モデム毎に設けられる同期調整
    手段と、 前記送信信号の送信に対して他局からの応答がなく、前
    記所定の一つを他の伝送路に切り換え前記送信信号を再
    送して応答が得られる場合に、前記切り換えた他の伝送
    路を前記TBCを介して他局に通知する伝送路設定信号
    を出力する伝送路設定信号処理手段を具備したことを特
    徴とする伝送路多重系の通信システム。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 前記TBCは、前記伝送路設定信号を前記所定のパター
    ンの送信信号に生成し、前記CBMを通じて各伝送路か
    ら各他局にブロードキャストし、各他局の受信伝送路を
    一斉に切り換えれるように構成したことを特徴とする伝
    送路多重系の通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110612A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Daifuku Co Ltd 物品処理設備

Cited By (1)

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JP2007110612A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Daifuku Co Ltd 物品処理設備

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