JPH07306069A - 電磁流量計 - Google Patents
電磁流量計Info
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- JPH07306069A JPH07306069A JP4297295A JP4297295A JPH07306069A JP H07306069 A JPH07306069 A JP H07306069A JP 4297295 A JP4297295 A JP 4297295A JP 4297295 A JP4297295 A JP 4297295A JP H07306069 A JPH07306069 A JP H07306069A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 励磁に要するエネルギーの減少を図りながら
S/Nを向上させるように改良した電磁流量計を提供す
るにある。 【構成】 励磁期間が非励磁期間より短かく間欠的に励
磁電流を流して先の測定流体に磁場を印加する励磁手段
と、先の検出電極から出力される電極間信号を交流結合
して交流信号を得る交流結合手段と、先の交流信号を先
の励磁期間の前後を含むサンプリング幅を持つサンプリ
ング信号でサンプルホールドしてこれを第1ホールド信
号として出力する第1サンプルホールド手段と、先のサ
ンプルホールドする期間の前後において基準電位に切り
換える切換手段と、先のホールド信号を用いて信号処理
し先の流量信号として出力する信号処理手段とを具備す
る電磁流量計である。
S/Nを向上させるように改良した電磁流量計を提供す
るにある。 【構成】 励磁期間が非励磁期間より短かく間欠的に励
磁電流を流して先の測定流体に磁場を印加する励磁手段
と、先の検出電極から出力される電極間信号を交流結合
して交流信号を得る交流結合手段と、先の交流信号を先
の励磁期間の前後を含むサンプリング幅を持つサンプリ
ング信号でサンプルホールドしてこれを第1ホールド信
号として出力する第1サンプルホールド手段と、先のサ
ンプルホールドする期間の前後において基準電位に切り
換える切換手段と、先のホールド信号を用いて信号処理
し先の流量信号として出力する信号処理手段とを具備す
る電磁流量計である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定流体の流量を電気
信号に変換し検出電極を介してこの流量に対応する流量
信号を出力する電磁流量計に係り、特に、励磁に要する
エネルギーの減少を図りながらS/Nを向上させるよう
に改良した電磁流量計に関する。
信号に変換し検出電極を介してこの流量に対応する流量
信号を出力する電磁流量計に係り、特に、励磁に要する
エネルギーの減少を図りながらS/Nを向上させるよう
に改良した電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】励磁電流を間欠的に励磁コイルに供給し
て励磁エネルギーを低減させる従来の電磁流量計は次に
説明するように幾つかの例を挙げることができる。先
ず、第1に、特開昭54−115163号「発明の名
称:電磁流量計」に開示された電磁流量計がある。これ
は、低周波励磁の電磁流量計に関するもので励磁期間を
非励磁期間より短かくして全体として平均の電力を低減
させようとするものである。
て励磁エネルギーを低減させる従来の電磁流量計は次に
説明するように幾つかの例を挙げることができる。先
ず、第1に、特開昭54−115163号「発明の名
称:電磁流量計」に開示された電磁流量計がある。これ
は、低周波励磁の電磁流量計に関するもので励磁期間を
非励磁期間より短かくして全体として平均の電力を低減
させようとするものである。
【0003】第2に、特開昭55−33685号「発明
の名称:電磁流量計」に開示された電磁流量計がある。
これは、負荷側の直流電源から2本の伝送線を介して電
力が電流信号として伝送器側に伝送され、この電力で伝
送器側の電力を全て賄い、そして検出した流量信号は先
の伝送線を介して電流信号として負荷側に伝送する2線
式の電磁流量計を開示している。
の名称:電磁流量計」に開示された電磁流量計がある。
これは、負荷側の直流電源から2本の伝送線を介して電
力が電流信号として伝送器側に伝送され、この電力で伝
送器側の電力を全て賄い、そして検出した流量信号は先
の伝送線を介して電流信号として負荷側に伝送する2線
式の電磁流量計を開示している。
【0004】第3に、特開昭55−76912号「発明
の名称:電磁流量計」に開示された電磁流量計がある。
これは、外部信号、例えば電極電位の変動をモニターし
ており、変動があったときのみ励磁することにより、全
体として励磁電力の低減を図るようにしたものである。
の名称:電磁流量計」に開示された電磁流量計がある。
これは、外部信号、例えば電極電位の変動をモニターし
ており、変動があったときのみ励磁することにより、全
体として励磁電力の低減を図るようにしたものである。
【0005】第4に、特開昭62−113019号「発
明の名称:電磁流量計」に開示された電磁流量計があ
る。これは、パルス状の正負の励磁電流を励磁コイルに
供給し、各励磁期間を含み微分ノイズが消滅するまでの
時間のあいだ信号をサンプリングして微分ノイズを除去
すると共に正負の励磁レベル間の電圧差から同期整流に
よって流量信号を求めるものである。
明の名称:電磁流量計」に開示された電磁流量計があ
る。これは、パルス状の正負の励磁電流を励磁コイルに
供給し、各励磁期間を含み微分ノイズが消滅するまでの
時間のあいだ信号をサンプリングして微分ノイズを除去
すると共に正負の励磁レベル間の電圧差から同期整流に
よって流量信号を求めるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の第1の電磁流量計は、信号のサンプリング
を励磁の立ち上りに起因する微分ノイズが消滅してから
実行するので、励磁のオン期間τONが長くなり、これに
伴って所定の繰り返し周期を維持しょうとすると励磁周
期も長くなり、応答が遅くなる欠点を持つ。
ような従来の第1の電磁流量計は、信号のサンプリング
を励磁の立ち上りに起因する微分ノイズが消滅してから
実行するので、励磁のオン期間τONが長くなり、これに
伴って所定の繰り返し周期を維持しょうとすると励磁周
期も長くなり、応答が遅くなる欠点を持つ。
【0007】従来の第2の電磁流量計は、基本的には、
第1の従来技術と同じように全体としては低消費電力で
はあるが、励磁の際の電力が大きくなり、また応答が遅
くなるという問題がある。
第1の従来技術と同じように全体としては低消費電力で
はあるが、励磁の際の電力が大きくなり、また応答が遅
くなるという問題がある。
【0008】また、従来の第3の電磁流量計は、定常値
になったときに信号のサンプリングをするので、第1の
従来技術と同様に定常値に達するまでの時間が長くなり
励磁の際の電力が大きくなる欠点がある。
になったときに信号のサンプリングをするので、第1の
従来技術と同様に定常値に達するまでの時間が長くなり
励磁の際の電力が大きくなる欠点がある。
【0009】さらに、従来の第4の電磁流量計は、微分
ノイズの減衰を一義的に決定することができない。例え
ば、サンプリング期間を充分に大きくとるとこの期間の
ノイズが増大しS/Nが悪くなり、短くとると微分ノイ
ズの影響が現れる。そして、同期整流をするので低周波
領域での信号処理が必要となる。また、励磁期間と非励
磁期間のサンプル値による同期整流とこれらの差を演算
することが要件のため、ハードとソフトの構成が複雑に
なるという問題がある。
ノイズの減衰を一義的に決定することができない。例え
ば、サンプリング期間を充分に大きくとるとこの期間の
ノイズが増大しS/Nが悪くなり、短くとると微分ノイ
ズの影響が現れる。そして、同期整流をするので低周波
領域での信号処理が必要となる。また、励磁期間と非励
磁期間のサンプル値による同期整流とこれらの差を演算
することが要件のため、ハードとソフトの構成が複雑に
なるという問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための主な構成として、測定流体の流量を電気
信号に変換し検出電極を介して先の流量に対応する流量
信号を出力する電磁流量計において、励磁期間が非励磁
期間より短かく間欠的に励磁電流を流して先の測定流体
に磁場を印加する励磁手段と、先の検出電極から出力さ
れる電極間信号を交流結合して交流信号を得る交流結合
手段と、先の交流信号を先の励磁期間の前後を含むサン
プリング幅を持つサンプリング信号でサンプルホールド
してこれを第1ホールド信号として出力する第1サンプ
ルホールド手段と、先のサンプルホールドする期間の前
後において基準電位に切り換える切換手段と、先のホー
ルド信号を用いて信号処理し先の流量信号として出力す
る信号処理手段とを具備するようにしたものである。
解決するための主な構成として、測定流体の流量を電気
信号に変換し検出電極を介して先の流量に対応する流量
信号を出力する電磁流量計において、励磁期間が非励磁
期間より短かく間欠的に励磁電流を流して先の測定流体
に磁場を印加する励磁手段と、先の検出電極から出力さ
れる電極間信号を交流結合して交流信号を得る交流結合
手段と、先の交流信号を先の励磁期間の前後を含むサン
プリング幅を持つサンプリング信号でサンプルホールド
してこれを第1ホールド信号として出力する第1サンプ
ルホールド手段と、先のサンプルホールドする期間の前
後において基準電位に切り換える切換手段と、先のホー
ルド信号を用いて信号処理し先の流量信号として出力す
る信号処理手段とを具備するようにしたものである。
【0011】
【作 用】励磁手段は励磁期間が非励磁期間より短かく
間欠的に励磁電流を流して測定流体に磁場を印加する。
交流結合手段は検出電極から出力される電極間信号を交
流結合して交流信号を得る。
間欠的に励磁電流を流して測定流体に磁場を印加する。
交流結合手段は検出電極から出力される電極間信号を交
流結合して交流信号を得る。
【0012】第1サンプルホールド手段は先の交流信号
を先の励磁期間の前後を含むサンプリング幅を持つサン
プリング信号でサンプルホールドしてこれを第1ホール
ド信号として出力する。
を先の励磁期間の前後を含むサンプリング幅を持つサン
プリング信号でサンプルホールドしてこれを第1ホール
ド信号として出力する。
【0013】切換手段は先のサンプルホールドする期間
の前後において基準電位に切り換える。そして、信号処
理手段は、先のホールド信号を用いて信号処理し測定流
体の流量に対応する流量信号として出力する。
の前後において基準電位に切り換える。そして、信号処
理手段は、先のホールド信号を用いて信号処理し測定流
体の流量に対応する流量信号として出力する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示すブロック
図である。10は導電性の測定流体Qが流れる絶縁性の
導管である。先ず、静電容量を介して測定流体の流量を
検出する静電容量形の電磁流量計をベースとして説明す
る。
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示すブロック
図である。10は導電性の測定流体Qが流れる絶縁性の
導管である。先ず、静電容量を介して測定流体の流量を
検出する静電容量形の電磁流量計をベースとして説明す
る。
【0015】そして、検出電極11a、11bは測定流
体Qとは絶縁して導管10に固定され、静電容量Ca、
Cbを介して測定流体Qと結合されている。また、接液
された接地電極11cは共通電位点COMに接続されて
いる。
体Qとは絶縁して導管10に固定され、静電容量Ca、
Cbを介して測定流体Qと結合されている。また、接液
された接地電極11cは共通電位点COMに接続されて
いる。
【0016】前置増幅器12はバッフアアンプ12a、
12b、差動増幅器12より構成されており、検出電極
11a、11bは前置増幅器12のバッフアアンプ12
aと12bの入力端に接続され、これらの出力端は差動
増幅器12cの入力端にそれぞれ接続されている。
12b、差動増幅器12より構成されており、検出電極
11a、11bは前置増幅器12のバッフアアンプ12
aと12bの入力端に接続され、これらの出力端は差動
増幅器12cの入力端にそれぞれ接続されている。
【0017】差動増幅器12cの出力端は交流結合手段
として機能するハイパスフイルタ13に接続されてい
る。そして、ハイパスフイルタ13は励磁波形に対して
充分な通過帯域を有するように選定される。
として機能するハイパスフイルタ13に接続されてい
る。そして、ハイパスフイルタ13は励磁波形に対して
充分な通過帯域を有するように選定される。
【0018】更に、ハイパスフイルタ13はコンデンサ
13aと抵抗13bとから構成され、コンデンサ13a
の一端は差動増幅器12cの出力端に接続されその他端
は抵抗13bを介して共通電位点COMに接続されてい
る。
13aと抵抗13bとから構成され、コンデンサ13a
の一端は差動増幅器12cの出力端に接続されその他端
は抵抗13bを介して共通電位点COMに接続されてい
る。
【0019】コンデンサ13aと抵抗13bとの接続点
は、バッフア増幅器14の入力端に接続されると共に制
御信号S1で開閉が制御されるスイッチSW1を介して共
通電位点COMに接続されている。
は、バッフア増幅器14の入力端に接続されると共に制
御信号S1で開閉が制御されるスイッチSW1を介して共
通電位点COMに接続されている。
【0020】バッフア増幅器14の出力端は制御信号S
2で開閉が制御されるスイッチSW2を介してホールド回
路15に接続されている。このホールド回路15は抵抗
15aとコンデンサ15bとから構成され、この抵抗1
5aの一端はスイッチSW2に接続されその他端はコン
デンサ15bを介して共通電位点COMに接続されてい
る。
2で開閉が制御されるスイッチSW2を介してホールド回
路15に接続されている。このホールド回路15は抵抗
15aとコンデンサ15bとから構成され、この抵抗1
5aの一端はスイッチSW2に接続されその他端はコン
デンサ15bを介して共通電位点COMに接続されてい
る。
【0021】抵抗15aとコンデンサ15bとの接続点
は、バッフア増幅器16の入力端に接続されると共に制
御信号S3で開閉が制御されるスイッチSW3を介して共
通電位点COMに接続されている。
は、バッフア増幅器16の入力端に接続されると共に制
御信号S3で開閉が制御されるスイッチSW3を介して共
通電位点COMに接続されている。
【0022】バッフア増幅器16の出力端は信号処理部
17に接続されている。この信号処理部17はアナログ
/デジタル変換器、マイクロプロセッサ、メモリなどを
内蔵し、流量信号を演算して出力端18に流量信号を出
力する。
17に接続されている。この信号処理部17はアナログ
/デジタル変換器、マイクロプロセッサ、メモリなどを
内蔵し、流量信号を演算して出力端18に流量信号を出
力する。
【0023】19はタイミング回路であり、スイッチS
W1、SW2、SW3、信号処理部17、励磁回路20
に、それぞれ制御信号S1、S2、S3、S4、S5を出力
し、これらの開閉などを制御する。
W1、SW2、SW3、信号処理部17、励磁回路20
に、それぞれ制御信号S1、S2、S3、S4、S5を出力
し、これらの開閉などを制御する。
【0024】励磁回路20は、制御信号S5によりその
切り換えのタイミングが制御されて例えば励磁コイル2
1に流れる励磁電流Ifの波形を三角波に制御し、さら
にその切り換えの繰り返し周期を制御する。
切り換えのタイミングが制御されて例えば励磁コイル2
1に流れる励磁電流Ifの波形を三角波に制御し、さら
にその切り換えの繰り返し周期を制御する。
【0025】励磁回路20は、具体的には、例えば図2
に示すように、直流電源20a、スイッチSW5、ダイ
オード20bなどで構成されており、このスイッチSW
5の開閉を制御信号S5で制御することにより擬似三角波
を発生させ、励磁コイル21に供給する。
に示すように、直流電源20a、スイッチSW5、ダイ
オード20bなどで構成されており、このスイッチSW
5の開閉を制御信号S5で制御することにより擬似三角波
を発生させ、励磁コイル21に供給する。
【0026】次に、図3、図4に示す波形図を用いて図
1に示す実施例の動作について説明する。タイミング回
路19は励磁回路20に図3(a)に示すように励磁期
間T 1と非励磁期間T2を繰り返す制御信号S5を送出す
る。
1に示す実施例の動作について説明する。タイミング回
路19は励磁回路20に図3(a)に示すように励磁期
間T 1と非励磁期間T2を繰り返す制御信号S5を送出す
る。
【0027】この制御信号S5により、図2に示すスイ
ッチSW5が励磁期間T1でオンに、非励磁期間T2でオ
フにそれぞれ制御される。スイッチSW5がオンになる
と、直流電源20aから励磁コイル21に励磁コイル2
1の抵抗RfとインダクタンスLfで決定される時定数で
励磁電流Ifが図4に示すように励磁期間T1の間増加す
る。
ッチSW5が励磁期間T1でオンに、非励磁期間T2でオ
フにそれぞれ制御される。スイッチSW5がオンになる
と、直流電源20aから励磁コイル21に励磁コイル2
1の抵抗RfとインダクタンスLfで決定される時定数で
励磁電流Ifが図4に示すように励磁期間T1の間増加す
る。
【0028】しかし、励磁期間T1を経過すると、スイ
ッチSW5はオフになるので、直流電源20aからのエ
ネルギーの供給は停止し、励磁コイル21に蓄えられた
エネルギーはダイオード20bを介して放出され、図4
に示すように励磁電流Ifが低下する。非励磁期間T2を
経過すると再びスイッチSW5がオンとなり、直流電源
20aから励磁コイル21にエネルギーか供給される。
ッチSW5はオフになるので、直流電源20aからのエ
ネルギーの供給は停止し、励磁コイル21に蓄えられた
エネルギーはダイオード20bを介して放出され、図4
に示すように励磁電流Ifが低下する。非励磁期間T2を
経過すると再びスイッチSW5がオンとなり、直流電源
20aから励磁コイル21にエネルギーか供給される。
【0029】以後、これを繰り返すことにより、励磁コ
イル21に擬似的に三角波を励磁コイル21に供給する
ことができる。図3(b)では、このようにして得られ
た三角波状の励磁電流Ifが記載されている。
イル21に擬似的に三角波を励磁コイル21に供給する
ことができる。図3(b)では、このようにして得られ
た三角波状の励磁電流Ifが記載されている。
【0030】このようにして、励磁コイル21に三角波
状の励磁電流Ifを流すと、これに対応して測定流体Q
にはこの三角波形とほぼ同様な形状の磁束密度Bを持つ
磁場が印加され、測定流体Qの中に同様な波形を持つ信
号電圧esが発生する。
状の励磁電流Ifを流すと、これに対応して測定流体Q
にはこの三角波形とほぼ同様な形状の磁束密度Bを持つ
磁場が印加され、測定流体Qの中に同様な波形を持つ信
号電圧esが発生する。
【0031】検出電極11aと11bの間には、この信
号電圧esの他に、検出電極11a、11bと前置増幅
器12とを結ぶ信号線のループを磁束密度Bが鎖交する
ので、磁束密度Bの変化に基づいて発生する微分ノイズ
Nが重畳されて現われる。この微分ノイズNの波形は図
3(c)に実線で示したようになる。
号電圧esの他に、検出電極11a、11bと前置増幅
器12とを結ぶ信号線のループを磁束密度Bが鎖交する
ので、磁束密度Bの変化に基づいて発生する微分ノイズ
Nが重畳されて現われる。この微分ノイズNの波形は図
3(c)に実線で示したようになる。
【0032】このように、図1に示すように静電容量C
a、Cbを介して検出電極11aと11bで信号電圧を検
出する構成では、電極容量が通常数十〜数千pFと非常
に小さいので、測定流体Q中に発生する渦電流による電
極インピーダンスの充放電時定数が充分に小さくなり、
微分ノイズNは実質的に励磁電流の時間微分に比例した
図3(c)に実線で示した成分のみとなる。
a、Cbを介して検出電極11aと11bで信号電圧を検
出する構成では、電極容量が通常数十〜数千pFと非常
に小さいので、測定流体Q中に発生する渦電流による電
極インピーダンスの充放電時定数が充分に小さくなり、
微分ノイズNは実質的に励磁電流の時間微分に比例した
図3(c)に実線で示した成分のみとなる。
【0033】これに対して、図3(c)に破線で示した
波形は従来の接液形の電磁流量計の場合を示したもので
ある。従来のように検出電極が接液する構成では、検出
電極と測定流体とで形成される電極容量が0.1〜10
μF程度も存在し、また検出電極の電気化学的表面状態
が不安定であるので、測定流体に流れる渦電流の影響に
より、図3(c)に破線で示したように長く尾を引く波
形となる。
波形は従来の接液形の電磁流量計の場合を示したもので
ある。従来のように検出電極が接液する構成では、検出
電極と測定流体とで形成される電極容量が0.1〜10
μF程度も存在し、また検出電極の電気化学的表面状態
が不安定であるので、測定流体に流れる渦電流の影響に
より、図3(c)に破線で示したように長く尾を引く波
形となる。
【0034】以上のようにして、検出電極11aと11
bの間に発生した電圧(es+N)は前置増幅器12、
ハイパスフイルタ13を介してバッフア増幅器14に出
力される。
bの間に発生した電圧(es+N)は前置増幅器12、
ハイパスフイルタ13を介してバッフア増幅器14に出
力される。
【0035】バッフア増幅器14の出力端に現れる電圧
(es+N)に対応する図3(e)に示す出力電圧V
Sは、サンプリング用の制御信号S2(図3(g))によ
りスイッチSW2を一定時間T3の間オンとしてホールド
回路15に積分されてサンプルホールドされる。この一
定時間T3は図3(c)に示す微分ノイズNが消滅する
程度の時間幅を持たせればよい。
(es+N)に対応する図3(e)に示す出力電圧V
Sは、サンプリング用の制御信号S2(図3(g))によ
りスイッチSW2を一定時間T3の間オンとしてホールド
回路15に積分されてサンプルホールドされる。この一
定時間T3は図3(c)に示す微分ノイズNが消滅する
程度の時間幅を持たせればよい。
【0036】この場合に、このスイッチSW2をオンと
して出力電圧VSをホールド回路15にサンプリングす
るに先立って、図3(d)に示すように制御信号S1に
よりスイッチSW1をオンとしてハイパスフイルタ13
の出力端をリセットして、ここを基準電位に固定する。
して出力電圧VSをホールド回路15にサンプリングす
るに先立って、図3(d)に示すように制御信号S1に
よりスイッチSW1をオンとしてハイパスフイルタ13
の出力端をリセットして、ここを基準電位に固定する。
【0037】このようなリセット動作をさせることによ
り、検出電極11a、11b、或いは前置増幅器12な
どに直流電圧の変動があった場合でも、励磁期間T1に
対応して発生する信号電圧は、図3(e)に示すように
共通電位点COMにおける基準電位から正確にスタート
する。
り、検出電極11a、11b、或いは前置増幅器12な
どに直流電圧の変動があった場合でも、励磁期間T1に
対応して発生する信号電圧は、図3(e)に示すように
共通電位点COMにおける基準電位から正確にスタート
する。
【0038】したがって、この図3(e)に示す出力電
圧VSは、図3(g)に示す一定時間T3のあいだホール
ド回路15に積分されるので、流量に正確に比例する電
圧が得られると共に、図3(c)に示す微分ノイズNも
正負の成分が相殺されてゼロになるので出力には影響を
及ぼさない。
圧VSは、図3(g)に示す一定時間T3のあいだホール
ド回路15に積分されるので、流量に正確に比例する電
圧が得られると共に、図3(c)に示す微分ノイズNも
正負の成分が相殺されてゼロになるので出力には影響を
及ぼさない。
【0039】ホールド回路15は図3(h)に示す制御
信号S3によりスイッチSW3がオンとされてコンデンサ
15bの電荷が放出され、次の信号処理に備えられる。
このようにして得られたサンプリング電圧はバッフア増
幅器16を介して信号処理部17に出力される。
信号S3によりスイッチSW3がオンとされてコンデンサ
15bの電荷が放出され、次の信号処理に備えられる。
このようにして得られたサンプリング電圧はバッフア増
幅器16を介して信号処理部17に出力される。
【0040】信号処理部17は、タイミング回路19か
ら励磁回路20に出力される励磁電流の制御などに関す
る情報を制御信号S4を介して入手し、流量計の使用目
的にしたがって瞬時流量、積算流量などを演算して、出
力端18に出力する。また、励磁回路20から励磁電流
Ifの値を得て流量演算の際に信号値と励磁電流値との
比率を求めスパンの補正をすることもできる。
ら励磁回路20に出力される励磁電流の制御などに関す
る情報を制御信号S4を介して入手し、流量計の使用目
的にしたがって瞬時流量、積算流量などを演算して、出
力端18に出力する。また、励磁回路20から励磁電流
Ifの値を得て流量演算の際に信号値と励磁電流値との
比率を求めスパンの補正をすることもできる。
【0041】なお、スイッチSW1によるリセット動作
を行わない従来の電磁流量計の場合には、前置増幅器1
3などから生じる図3(f)の斜線で示す直流電位の上
下部分が平衡する点までハイパスフイルタ13の時定数
で変化する。この場合の信号と逆極性で残存する量ε
は、信号電圧esの大きさに依存するので、単に一定時
間T3の間で信号をサンプリングしたのでは誤差要因と
なる。
を行わない従来の電磁流量計の場合には、前置増幅器1
3などから生じる図3(f)の斜線で示す直流電位の上
下部分が平衡する点までハイパスフイルタ13の時定数
で変化する。この場合の信号と逆極性で残存する量ε
は、信号電圧esの大きさに依存するので、単に一定時
間T3の間で信号をサンプリングしたのでは誤差要因と
なる。
【0042】図5は励磁回路20を含む直流電源の構成
を示す電源回路図である。この場合の電源回路22は、
スイッチング電源回路の例として示してある。直流電源
EbはトランスTの1次コイルn1とスイッチSW6を介
して共通電位点COMに接続されている。この1次コイ
ルn1の両端にはダイオードD1とコンデンサC1とが直
列に接続されている。
を示す電源回路図である。この場合の電源回路22は、
スイッチング電源回路の例として示してある。直流電源
EbはトランスTの1次コイルn1とスイッチSW6を介
して共通電位点COMに接続されている。この1次コイ
ルn1の両端にはダイオードD1とコンデンサC1とが直
列に接続されている。
【0043】さらに、トランスTの帰還コイルn2の両
端にはダイオードD2とコンデンサC 2とが直列に接続さ
れ、このコンデンサC2の両端に発生した帰還電圧Vfは
非反転入力端(+)に基準電圧Erが印加された偏差増
幅器Q1の反転入力端(−)に印加されている。そし
て、偏差増幅器Q1の出力によりスイッチSW6をオン/
オフ制御する。
端にはダイオードD2とコンデンサC 2とが直列に接続さ
れ、このコンデンサC2の両端に発生した帰還電圧Vfは
非反転入力端(+)に基準電圧Erが印加された偏差増
幅器Q1の反転入力端(−)に印加されている。そし
て、偏差増幅器Q1の出力によりスイッチSW6をオン/
オフ制御する。
【0044】トランスTの2次コイルn3にはダイオー
ドD3とコンデンサC3とが直列に接続され、このコンデ
ンサC3の両端からロジック電圧VLを得る。このロジッ
ク電圧VLは常時オンにされており各タイミング信号を
発生させる電源の電圧として使用される。
ドD3とコンデンサC3とが直列に接続され、このコンデ
ンサC3の両端からロジック電圧VLを得る。このロジッ
ク電圧VLは常時オンにされており各タイミング信号を
発生させる電源の電圧として使用される。
【0045】トランスTの3次コイルn4は、コイルn41
とn42とが直列に接続されており、これらの接続点とコ
イルn41の他端との間にはダイオードD4、スイッチS
W7、コンデンサC4とが直列に接続され、コンデンサC
4の両端からアナログ電源用の電圧として正電圧+VAを
得ている。
とn42とが直列に接続されており、これらの接続点とコ
イルn41の他端との間にはダイオードD4、スイッチS
W7、コンデンサC4とが直列に接続され、コンデンサC
4の両端からアナログ電源用の電圧として正電圧+VAを
得ている。
【0046】また、接続点とコイルn42の他端との間に
はダイオードD5、スイッチSW8、コンデンサC5とが
直列に接続され、コンデンサC5の両端からアナログ電
源用の電圧として負電圧−VAを得ている。
はダイオードD5、スイッチSW8、コンデンサC5とが
直列に接続され、コンデンサC5の両端からアナログ電
源用の電圧として負電圧−VAを得ている。
【0047】トランスTの4次コイルn5にはダイオー
ドD6、スイッチSW9とコンデンサC6とが直列に接続
され、さらにこのコンデンサC6は並列にダイオードD7
が接続されこれらの両端から励磁電圧Vfを得る。
ドD6、スイッチSW9とコンデンサC6とが直列に接続
され、さらにこのコンデンサC6は並列にダイオードD7
が接続されこれらの両端から励磁電圧Vfを得る。
【0048】スイッチSW7〜SW9は、間欠励磁の近傍
のみオンとして、それぞれ負荷に電力を供給し、それ以
外はオフとして全体としての省電力を実現する。この場
合の直流電源Ebは電池などを用いることができる。
のみオンとして、それぞれ負荷に電力を供給し、それ以
外はオフとして全体としての省電力を実現する。この場
合の直流電源Ebは電池などを用いることができる。
【0049】そして、偏差増幅器Q1は基準電圧Erに対
応する電圧になるように、スイッチSW6をオン/オフ
制御して負荷の状況に対応して2次コイルから4次コイ
ルに一定電圧を供給するように制御する。
応する電圧になるように、スイッチSW6をオン/オフ
制御して負荷の状況に対応して2次コイルから4次コイ
ルに一定電圧を供給するように制御する。
【0050】なお、今までの説明では、励磁電流Ifの
波形を擬似三角波の例として説明したが、これに限られ
ることはない。図5は他の励磁波形の例をいくつか示し
たものである。
波形を擬似三角波の例として説明したが、これに限られ
ることはない。図5は他の励磁波形の例をいくつか示し
たものである。
【0051】図6(a)は矩形波状の励磁波形を、図6
(b)は矩形波状ではあるが正励磁と負励磁交互に挿入
したものであり正励磁と負励磁の間で同期整流をすれば
信号量は2倍にできる。
(b)は矩形波状ではあるが正励磁と負励磁交互に挿入
したものであり正励磁と負励磁の間で同期整流をすれば
信号量は2倍にできる。
【0052】また、図6(c)は三角波の励磁波形を用
いるものであり励磁回路を簡単にすることができる。図
6(d)は台形波状の励磁波形の例であり励磁パルスを
短くすると図6(a)に示す矩形波励磁も実際にはこの
台形波励磁となる。
いるものであり励磁回路を簡単にすることができる。図
6(d)は台形波状の励磁波形の例であり励磁パルスを
短くすると図6(a)に示す矩形波励磁も実際にはこの
台形波励磁となる。
【0053】図7は本発明の他の実施例の構成を示す構
成図である。この構成は所定の周期で参照電圧を取り込
みこの参照電圧を用いて信号電圧との比率を演算してス
パン変動を補正するようにしたものである。なお、図1
に示す符号と同一の部分については同一の符号を付して
適宜にその説明を省略する。
成図である。この構成は所定の周期で参照電圧を取り込
みこの参照電圧を用いて信号電圧との比率を演算してス
パン変動を補正するようにしたものである。なお、図1
に示す符号と同一の部分については同一の符号を付して
適宜にその説明を省略する。
【0054】以下、具体的に説明する。図1に示す構成
に対して励磁コイル21に直列に参照抵抗rを接続し、
この両端から参照電圧Vrを取り出してスイッチSW10
の切換端の他方に印加する。
に対して励磁コイル21に直列に参照抵抗rを接続し、
この両端から参照電圧Vrを取り出してスイッチSW10
の切換端の他方に印加する。
【0055】そして、通常は、タイミング回路22から
出力される制御信号S6によりスイッチSW10は共通端
が切換端の一方に接続されておりホールド回路15に信
号電圧esをサンプリングしている。
出力される制御信号S6によりスイッチSW10は共通端
が切換端の一方に接続されておりホールド回路15に信
号電圧esをサンプリングしている。
【0056】また、この信号電圧esのサンプリング周
期よりは少ない周期で制御信号S6によりスイッチSW
10の切換端の他方に切り換えられ、ホールド回路15に
参照電圧Vrがサンプリングされる。
期よりは少ない周期で制御信号S6によりスイッチSW
10の切換端の他方に切り換えられ、ホールド回路15に
参照電圧Vrがサンプリングされる。
【0057】このサンプリング値はバッフア増幅器16
を介して信号処理部17に取り込まれて内蔵されるメモ
リに格納される。信号処理部17はこれを用いて信号電
圧e sとの比率を演算して出力端18に流量信号として
出力する。これにより、スパン変動を補正することがで
きる。
を介して信号処理部17に取り込まれて内蔵されるメモ
リに格納される。信号処理部17はこれを用いて信号電
圧e sとの比率を演算して出力端18に流量信号として
出力する。これにより、スパン変動を補正することがで
きる。
【0058】なお、図1に示す実施例において、信号の
サンプリングの直前でスイッチSW 1をオンにしてリセ
ットする構成として説明したが、非励磁期間でこのスイ
ッチSW1をオンにしておき、信号の励磁期間の前後の
間でオフに切り換える構成としても良い。
サンプリングの直前でスイッチSW 1をオンにしてリセ
ットする構成として説明したが、非励磁期間でこのスイ
ッチSW1をオンにしておき、信号の励磁期間の前後の
間でオフに切り換える構成としても良い。
【0059】また、図1に示す実施例においては、スイ
ッチSW1とSW3との2つを用いる構成として説明した
が、これを図8に示すように1つのスイッチSW10とし
て制御信号S7により切り換える構成としてもよい。こ
のようにして、信号のサンプリングとホールド回路15
のリセットとを兼用する。
ッチSW1とSW3との2つを用いる構成として説明した
が、これを図8に示すように1つのスイッチSW10とし
て制御信号S7により切り換える構成としてもよい。こ
のようにして、信号のサンプリングとホールド回路15
のリセットとを兼用する。
【0060】具体的には、制御信号S7は、制御信号
S1、S3とを合体したような制御信号であり、常時は共
通電位点COM側の基準電位に切り換えられており、信
号のサンプリングのときにのみバッフア増幅器14の出
力端に接続するように切り換え制御する。
S1、S3とを合体したような制御信号であり、常時は共
通電位点COM側の基準電位に切り換えられており、信
号のサンプリングのときにのみバッフア増幅器14の出
力端に接続するように切り換え制御する。
【0061】今までの説明では、従来技術との差を明確
にするために、静電容量形の電磁流量計をベースとして
説明したが、検出電極が測定流体と接触する形式の接液
形の電磁流量計でも、特定の条件が許容される場合に
は、次に説明するように静電容量形の場合と同様に適用
することができる。
にするために、静電容量形の電磁流量計をベースとして
説明したが、検出電極が測定流体と接触する形式の接液
形の電磁流量計でも、特定の条件が許容される場合に
は、次に説明するように静電容量形の場合と同様に適用
することができる。
【0062】静電容量形の場合は、電極容量が非常に小
さいので測定流体Q中に発生する渦電流による電極イン
ピーダンスの充放電の時定数が十分に小さくなり、励磁
の繰り返し周期の短い速い応答が要求される場合にも適
用できる。
さいので測定流体Q中に発生する渦電流による電極イン
ピーダンスの充放電の時定数が十分に小さくなり、励磁
の繰り返し周期の短い速い応答が要求される場合にも適
用できる。
【0063】これに対して、接液形の場合は、検出電極
と測定流体とで形成される電極容量が大きくなるので、
図3(c)に点線で示すように微分ノイズNが尾を引く
形となり、励磁周期を長くする必要があり、速い応答が
期待できない。
と測定流体とで形成される電極容量が大きくなるので、
図3(c)に点線で示すように微分ノイズNが尾を引く
形となり、励磁周期を長くする必要があり、速い応答が
期待できない。
【0064】しかしながら、応答が遅くても良いような
用途、例えば水道メータとしての用途などに使用する場
合には、微分ノイズNが消滅した時点でハイパスフイル
タ13の後段に配置されたスイッチSW1を所定のタイ
ミングでリセットすることによりホールド回路15によ
る積分の初期に正確にゼロに積分の初期値を設定するこ
とができるので、良いS/Nを得ることができる。
用途、例えば水道メータとしての用途などに使用する場
合には、微分ノイズNが消滅した時点でハイパスフイル
タ13の後段に配置されたスイッチSW1を所定のタイ
ミングでリセットすることによりホールド回路15によ
る積分の初期に正確にゼロに積分の初期値を設定するこ
とができるので、良いS/Nを得ることができる。
【0065】具体的には、例えば水道用の電磁流量計と
して、1秒間に1回程度の間欠励磁による0.1mW程
度の消費電力で、実用できるレベルのS/Nを得ること
ができる。
して、1秒間に1回程度の間欠励磁による0.1mW程
度の消費電力で、実用できるレベルのS/Nを得ること
ができる。
【0066】
【発明の効果】以上、本発明について実施例と共に具体
的に説明したが、各請求項に記載された発明によれば、
次のような効果がある。
的に説明したが、各請求項に記載された発明によれば、
次のような効果がある。
【0067】第1請求項、第3請求項及び第4請求項に
記載された発明によれば、励磁期間が非励磁期間より短
かく間欠的に励磁電流を流して測定流体に磁場を印加
し、検出電極から出力される電極間信号を交流結合して
交流信号を得て、サンプリング信号でこれをサンプルホ
ールドしこのサンプルホールドする期間の前後において
基準電位に切り換えるようにしたので、同期整流なし
で、流量信号を誤差なくサンプリングすることができ
る。さらに省電力を維持しながらS/Nの向上にも寄与
することができる。
記載された発明によれば、励磁期間が非励磁期間より短
かく間欠的に励磁電流を流して測定流体に磁場を印加
し、検出電極から出力される電極間信号を交流結合して
交流信号を得て、サンプリング信号でこれをサンプルホ
ールドしこのサンプルホールドする期間の前後において
基準電位に切り換えるようにしたので、同期整流なし
で、流量信号を誤差なくサンプリングすることができ
る。さらに省電力を維持しながらS/Nの向上にも寄与
することができる。
【0068】第2請求項に記載された発明によれば、第
1請求項に記載された発明の効果に加えて、静電容量形
として構成したので電極容量が非常に小さく測定流体中
に発生する渦電流による電極インピーダンスの充放電の
時定数が十分に小さくなり、このため微分ノイズの減衰
が速くなり短いサンプリング幅で微分ノイズを除去しな
がら信号を検出でき、励磁の繰り返し周期の短い速い応
答を確保することができる。
1請求項に記載された発明の効果に加えて、静電容量形
として構成したので電極容量が非常に小さく測定流体中
に発生する渦電流による電極インピーダンスの充放電の
時定数が十分に小さくなり、このため微分ノイズの減衰
が速くなり短いサンプリング幅で微分ノイズを除去しな
がら信号を検出でき、励磁の繰り返し周期の短い速い応
答を確保することができる。
【0069】第5請求項に記載された発明によれば、高
電圧を励磁コイルに印加し励磁コイルで立ち上がる励磁
電流を適当なタイミングでオフとして三角波或いは擬似
三角波を作ることができるので、励磁で消費される電力
を小さくすることができる。
電圧を励磁コイルに印加し励磁コイルで立ち上がる励磁
電流を適当なタイミングでオフとして三角波或いは擬似
三角波を作ることができるので、励磁で消費される電力
を小さくすることができる。
【0070】第6請求項に記載された発明によれば、サ
ンプリング信号と参照電圧との比率を演算する構成であ
るので、励磁電流の変動によるスパン誤差を容易に除去
することができる。
ンプリング信号と参照電圧との比率を演算する構成であ
るので、励磁電流の変動によるスパン誤差を容易に除去
することができる。
【0071】第7請求項に記載された発明によれば、サ
ンプルスイッチの切換周期を交流信号側に対して参照電
圧側を数分の1とする構成であるので、流量変化に対す
る応答を速くすることができる。
ンプルスイッチの切換周期を交流信号側に対して参照電
圧側を数分の1とする構成であるので、流量変化に対す
る応答を速くすることができる。
【0072】第8請求項に記載された発明によれば、サ
ンプリング幅に対応する期間、つまり励磁期間にのみ電
源電圧を供給することができるので、全体として省電力
を達成することが容易である。
ンプリング幅に対応する期間、つまり励磁期間にのみ電
源電圧を供給することができるので、全体として省電力
を達成することが容易である。
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1に示す励磁回路の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図3】図1に示す実施例の動作を説明する波形図であ
る。
る。
【図4】図2に示す励磁回路の動作を説明する波形図で
ある。
ある。
【図5】図1に示す励磁回路を含む直流電源の構成を示
す電源回路図である。
す電源回路図である。
【図6】図1に示す励磁電流の他の波形を説明する波形
図である。
図である。
【図7】図1に示す実施例に対する変形実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図8】図1に示す実施例に対する他の変形実施例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
10 導管 11a、11b 検出電極 12 前置増幅器 13 ハイパスフイルタ 15 ホールド回路 17 信号処理部 19 タイミング回路 20 励磁回路 21 レイジコイル 22 電源回路
Claims (8)
- 【請求項1】測定流体の流量を電気信号に変換し検出電
極を介して前記流量に対応する流量信号を出力する電磁
流量計において、 励磁期間が非励磁期間より短かく間欠的に励磁電流を流
して前記測定流体に磁場を印加する励磁手段と、前記検
出電極から出力される電極間信号を交流結合して交流信
号を得る交流結合手段と、前記交流信号を前記励磁期間
の前後を含むサンプリング幅を持つサンプリング信号で
サンプルホールドしてこれを第1ホールド信号として出
力する第1サンプルホールド手段と、前記サンプルホー
ルドする期間の前後において基準電位に切り換える切換
手段と、前記ホールド信号を用いて信号処理し前記流量
信号として出力する信号処理手段とを具備することを特
徴とする電磁流量計。 - 【請求項2】前記検出電極は静電容量を介して流量信号
を検出することを特徴とする請求項1記載の電磁流量
計。 - 【請求項3】前記検出電極は測定流体に接触して流量信
号を検出することを特徴とする請求項1記載の電磁流量
計。 - 【請求項4】前記切換手段は、第1切換信号により前記
交流信号と基準電位を切り換える第1切換手段と、前記
サンプルホールドした後のタイミングで第2切換信号に
より前記ホールド信号と前記基準電位を切り換える第2
切換手段よりなることを特徴とする請求項1又は請求項
2又は請求項3記載の電磁流量計。 - 【請求項5】前記励磁電流の波形を三角波或いは擬似三
角波とすることを特徴とする請求項1記載又は請求項2
又は請求項3記載の電磁流量計。 - 【請求項6】前記交流信号から前記励磁電流に比例する
参照電圧にサンプルスイッチにより切り換えて前記サン
プリング信号でサンプルホールドしてこれを第2ホール
ド信号として出力する第2サンプルホールド手段と、前
記第1・第2ホールド信号を用いて前記参照電圧と前記
交流信号との比率を演算する比率演算手段とを具備する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記
載の電磁流量計。 - 【請求項7】前記サンプルスイッチの切換周期を前記交
流信号側に対して前記参照電圧側を数分の1とすること
を特徴とする請求項6記載の電磁流量計。 - 【請求項8】前記サンプリング幅にほぼ対応する期間の
み前記信号処理手段の前段のアナログ信号処理部分にの
み電源電圧を供給する電源供給手段を具備することを特
徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の電磁
流量計。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04297295A JP3159358B2 (ja) | 1994-03-18 | 1995-03-02 | 電磁流量計 |
| US08/514,877 US5621177A (en) | 1995-03-02 | 1995-08-14 | Electromagnetic flowmeter |
| DE69532630T DE69532630T2 (de) | 1995-03-02 | 1995-08-30 | Magnetisch-induktiver Durchflussmesser |
| EP95113657A EP0730139B1 (en) | 1995-03-02 | 1995-08-30 | Electromagnetic flowmeter |
| DE0730139T DE730139T1 (de) | 1995-03-02 | 1995-08-30 | Magnetisch-induktiver Durchflussmesser |
| CN95116113A CN1055993C (zh) | 1995-03-02 | 1995-09-15 | 电磁流量计 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4845294 | 1994-03-18 | ||
| JP6-48452 | 1994-03-18 | ||
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=26382710
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04297295A Expired - Fee Related JP3159358B2 (ja) | 1994-03-18 | 1995-03-02 | 電磁流量計 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3159358B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100467314B1 (ko) * | 2001-11-26 | 2005-01-24 | 학교법인 포항공과대학교 | 전자기 유량계 |
| JP2005345166A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Yokogawa Electric Corp | 電磁流量計 |
| JP2007318893A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Ntt Data Ex Techno Corp | 無停電電源装置、双方向電力転送回路および電源供給装置 |
| WO2010043467A1 (de) * | 2008-10-13 | 2010-04-22 | Endress+Hauser Flowtec Ag | Verfahren zum energiesparenden betreiben eines magnetisch-induktiven durchflussmessgerätes |
| JP2012215434A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Azbil Corp | 電磁流量計 |
| RU2473772C1 (ru) * | 2011-10-27 | 2013-01-27 | Николай Митрофанович Панин | Коронка для ударно-вращательного бурения |
| WO2016189748A1 (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | 愛知時計電機株式会社 | 電磁流量計 |
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|---|---|---|---|---|
| CN103557894B (zh) * | 2013-11-14 | 2016-02-24 | 中环天仪股份有限公司 | 一种电磁流量计空管信号的分离电路 |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP04297295A patent/JP3159358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8587326B2 (en) | 2008-10-13 | 2013-11-19 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Method for energy-saving operation of a magneto-inductive flow measuring device |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3159358B2 (ja) | 2001-04-23 |
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Legal Events
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