JPH07306568A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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Publication number
JPH07306568A
JPH07306568A JP6099383A JP9938394A JPH07306568A JP H07306568 A JPH07306568 A JP H07306568A JP 6099383 A JP6099383 A JP 6099383A JP 9938394 A JP9938394 A JP 9938394A JP H07306568 A JPH07306568 A JP H07306568A
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JP
Japan
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electrode roller
charging electrode
charging
photoconductor
voltage
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Application number
JP6099383A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nakamura
政彦 中村
Hajime Yamamoto
肇 山本
Hiroshi Terada
浩 寺田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単でしかも安定した帯電を与えるこ
とのできる帯電装置を提供するものである。 【構成】 感光体1と、この感光体1の外周に対し間隙
をもって設置され、かつ位置が固定された磁石3を内包
し、感光体1と逆方向に回転移動する帯電電極ローラ2
を備え、前記帯電電極ローラ内部に固定磁石3を設ける
とともに、前記固定磁石3が感光体1と帯電電極2の最
近接部に対し帯電電極ローラ2の下流側に磁束密度のピ
ークを有し、かつ上流側に磁束密度のピークをもたない
ようにし、感光体と帯電電極ローラ2の間に粒子溜まり
4を形成する磁性粒子5を磁力と帯電電極ローラ2の搬
送力で運動させながら、帯電電極ローラ2に電圧を印加
することにより感光体1を帯電する帯電装置の構成とす
る。 【効果】 磁性粒子を用いて帯電するため、オゾン発生
量が少ない。帯電電極ローラの搬送力と磁力により、簡
単な構成で感光体への磁性粒子の付着を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタやファクシミ
リ等に応用できる帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電子写真方法においては、感光
体を帯電させる方法が種々考案されている。たとえば代
表的なものとしては、コロナ帯電器がある。コロナ帯電
器は安定した帯電機能を有し広く実用化されているが、
多量のオゾンを発生するので、事務所内の環境保持の観
点から、近年はコロナ放電を用いない帯電器が開発され
つつある(電子写真学会誌,27.4,573(198
8))。それらには弾性ローラを用いるもの(特開平1
−267667号公報)、導電性粒子を用いた接触帯電
法(J.Appl.Phys.62,2665(198
7))などがある。
【0003】そのなかで導電性粒子を用いた接触帯電法
を、図12を用いて少し詳しく説明する。図12におい
て、101は導電性基体102の上に形成された感光体
である。103は前記感光体101の面に対向するよう
に設けられ、矢印の方向、つまり感光体101の移動方
向と同方向に回転移動する帯電電極ローラである。この
担持帯電電極ローラ103内には固定磁石104が固定
されその外周には導電性の磁性粒子105を担持させて
いる。そして帯電電極ローラ103には、高圧電源10
6より高圧を印加するようにしている。
【0004】以上のように構成された帯電装置につい
て、その動作について説明する。帯電電極ローラ103
を回転させると磁性粒子105は矢印の方向に移動す
る。高圧電源106で帯電電極ローラ103に電圧を印
加すると、磁性粒子105と感光体101の微少な空間
で放電を起こし、感光体101は帯電される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、磁性粒子105が感光体101側に付着
し持ち去られてしまう、いわゆるキャリア付着現象が発
生し、後の露光や現像工程に悪影響を与えていた。ま
た、帯電電極ローラ103はローラ全周に磁性粒子10
5を担持するため、磁性粒子105は重力および遠心力
などの影響で帯電電極ローラ103からこぼれ落ち、装
置内を汚すとともに帯電電位にも悪影響を与えていた。
この現象は特に帯電電極ローラ103を速く回転させた
ときや、装置が大きく振動したときに顕著に発生した。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、構成が簡単で
しかも安定した帯電を与えることのできる帯電装置を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、少なくとも移動する電子写真用の感光体
の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、進行方向
が前記感光体の進行方向と逆方向に回転する帯電電極ロ
ーラと、前記感光体と前記帯電電極ローラの隙間で粒子
溜まりを形成しながら移動する導電性の磁性粒子と、前
記帯電電極ローラ内部に固定された固定磁石と、前記帯
電電極ローラに電圧を印加する手段と、を有する帯電装
置であって、前記固定磁石が前記感光体と前記帯電電極
ローラの最近接部に対し前記最近接部を含む前記帯電電
極ローラ回転方向の下流側に磁束密度のピークを有し、
かつ上流側に磁束密度のピークを持たない帯電装置の構
成とする。
【0008】さらに本発明は、少なくとも移動する電子
写真用の感光体の表面と所定の間隙を有した位置に設置
され、進行方向が前記感光体の進行方向と逆方向に回転
する帯電電極ローラと、前記感光体と前記帯電電極ロー
ラの隙間で粒子溜まりを形成しながら移動する導電性の
磁性粒子と、前記帯電電極ローラ内部に固定された固定
磁石と、前記帯電電極ローラに電圧を印加する手段を備
え、前記帯電電極ローラの回転にともなって移動する前
記磁性粒子を前記帯電電極ローラ上から除去するスクレ
ーパを設けたを帯電装置の構成とする。
【0009】また本発明は前記固定磁石の前記帯電電極
ローラ表面における磁束密度のピークが1つであるこ
と、あるいは前記固定磁石が前記帯電電極ローラ表面に
おいて少なくとも隣合う2つの互いに異なる極性の磁束
密度のピークを持つ構成とする。また本発明は前記帯電
電極ローラの周速が前記感光体の周速より速くする構成
とする。また本発明は前記電圧印加手段による電圧の印
加を前記感光体の移動中のみ行うこと、あるいは前記電
圧印加手段による電圧の印加が所定の電圧値に制御され
た直流定電圧であること、あるいは前記電圧印加手段に
よる電圧の印加が所定の電流値に制御された直流定電流
であること、あるいは前記電圧印加手段による電圧の印
加が交流成分を有するようにする。
【0010】本発明は、さらに前記スクレーパが前記感
光体と前記帯電電極ローラの最近接部から前記帯電電極
ローラ回転方向に対する下流側に90゜以内の位置で前
記帯電電極ローラと接触する構成とする。
【0011】
【作用】図12で示した従来例の構成では、帯電電極ロ
ーラ103内の固定磁石104は、帯電電極ローラ10
3の表面において感光体101と帯電電極ローラ103
の最近接部より感光体移動方向下流側に磁束密度のピー
クを有する。この下流側の磁束密度のピークによる磁力
は、感光体101と帯電電極ローラ103の最近接部付
近の磁性粒子105を感光体移動方向下流側に引く力と
して磁性粒子105に作用するため、磁性粒子105は
感光体101の移動とともに感光体に持ち去られる。こ
のような磁力は図12で示したような固定磁石104の
場合だけでなく、固定磁石を回転移動させた場合でも磁
力の方向と大きさは変化するが同様に発生する。
【0012】本発明の構成では、固定磁石は帯電電極ロ
ーラ表面において感光体と帯電電極ローラの最近接部よ
り感光体移動方向下流側に磁束密度のピークを持たない
ため、磁性粒子がこの磁力の影響で感光体に持ち運ばれ
ることを防ぐことができる。
【0013】また、固定磁石の磁極が1極の場合には、
磁束密度のピークを感光体と帯電電極ローラの最近接部
より感光体移動方向下流側にずらすと、前記の従来例と
同様に磁性粒子が感光体に持ち去られるとともに帯電電
位のバラツキが大きくなることがわかった。特にずらす
角度を5゜以上にするとこの傾向は顕著になる。逆に磁
束密度のピークを最近接部より感光体移動方向上流側に
ずらすと、従来例のように磁性粒子が感光体に持ち去ら
れることはない。しかし、この角度を大きくしすぎると
帯電電極ローラ上の磁性粒子の穂立ちの位置が最近接部
より上流側にずれすぎるため、最近接部に磁束密度のピ
ークがあるときより感光体と磁性粒子の接触効率が悪く
なる。その結果、帯電電極ローラの印加電圧に対する帯
電電位が低くなってしまう。特にずらす角度を5゜以上
にするとこの傾向は顕著になる。
【0014】本発明の構成では、感光体と帯電電極ロー
ラの最近接部に磁束密度のピークを持たせることによ
り、前記最近接部での磁性粒子の穂立ちが安定するた
め、磁性粒子と感光体の接触が安定する。その結果、帯
電電位のバラツキを小さくできる。さらに、前記最近接
部の磁束密度のピークによる磁力は、従来例とは逆に磁
性粒子に対して最近接部方向に戻す力となって作用する
ため、感光体の移動にともなって感光体に持ち去られよ
うとしている磁性粒子を最近接部方向に引き戻すことが
できる。
【0015】さらに、帯電電極ローラを感光体の移動方
向とは逆の方向に移動させると、感光体の移動にともな
って感光体に持ち去られようとしている磁性粒子を最近
接部方向に機械的に搬送する力も加わるため、前記の感
光体が磁性粒子を持ち去ることを防ぐ力はより一層強く
なる。
【0016】図4に帯電電極ローラを感光体の移動方向
と逆の方向に移動させた場合の帯電電極ローラと感光体
の周速比(帯電電極ローラ:感光体)と帯電電位のバラ
ツキの関係を示す。図4から帯電電位のバラツキは、帯
電電極ローラと感光体の周速比を1:1よりも大きくす
ることにより極めて小さくできることがわかる。このよ
うに帯電電極ローラを感光体の移動方向と逆の方向に回
転移動させ、かつその周速比を大きくすることにより、
感光体と帯電電極ローラの最近接部付近の磁性粒子の運
動が活発になり感光体の帯電電位のバラツキを低減でき
る。
【0017】さらに本発明の構成のように、固定磁石の
帯電電極ローラ表面における磁束密度のピークを2つの
互いに異なる極性のピークにすると、感光体と帯電電極
ローラの最近接部付近の磁性粒子に感光体の移動とは反
対の向きに磁力を作用させることができる。こうする
と、最近接部付近の磁性粒子の循環が活発になり帯電電
位はより一層均一にかつ安定化する。
【0018】さらに本発明では、帯電電極ローラ上の磁
性粒子を一旦除去するスクレーパを設けることにより、
より安定した帯電が得られる。こうすると、帯電電極ロ
ーラ上での帯電に関与しない表面には、帯電電極ローラ
は磁性粒子を担持しないので、装置に振動が加わったと
きなどに磁性粒子の帯電電極ローラへの付着状態が変わ
ったり、こぼれ落ちたりすることを防止できる。さら
に、磁性粒子の必要量を少なくでき装置を小型化できる
効果もある。また、感光体と帯電電極ローラの最近接部
から帯電電極ローラの回転移動方向下流側の90゜以内
の位置でスクレーパを帯電電極ローラに接触させると、
図5の矢印Aで示すように、磁性粒子Bの循環を小さく
できる。その結果、スクレーパで帯電電極ローラから除
去された磁性粒子を容易に最近接部方向に戻すことがで
きる。こうすると、磁性粒子の循環はスムーズに行われ
るので、磁性粒子の量が少ない場合でも感光体の帯電電
位を安定させることができる。
【0019】図6および図7に本発明で帯電電極ローラ
に直流電圧を印加した場合と交流電圧を印加した場合の
帯電電位の比較を示す。図6は印加する交流電圧の周波
数を変えた場合の帯電電位の変化を、図7は印加する交
流電圧の振幅を変えた場合の帯電電位の変化を示す。こ
のように、帯電電極ローラへの印加電圧を交流電圧にす
ることにより直流電圧を印加した場合より帯電開始電圧
を低くできる。
【0020】また、感光体と帯電電極ローラが停止して
いるときに帯電電極ローラに電圧を印加すると、感光体
に傷がある場合その傷の部分で連続的にリークが発生
し、傷周辺の感光層を著しく損傷することがある。本発
明では、電圧印加を感光体移動時に行う構成である。こ
れにより、電圧印加時には常に磁性粒子が活発に動いて
いるので、前記のように感光体に傷がある場合でも連続
的なリークによる過大な感光層の損傷は発生しない。
【0021】
【実施例】本発明に使用する感光体には、酸化亜鉛、セ
レン、硫化カドミウム、アモルファスシリコン、さらに
フタロシアニンやアゾ顔料による有機感光体等を用いる
ことができる。
【0022】本発明に用いる磁性粒子は、鉄粉、マグネ
タイトやフェライトなどの粉、ニッケル粒子などを用い
ることができる。それらをそのまま用いてもよいし、さ
らには表面を酸化鉄で覆ったもの、高抵抗のたとえばテ
フロンやシリコン樹脂の薄膜で覆ったものでもよい。ま
た導電性粒子の中に少量の絶縁性粒子を混合したもので
もよい。粒子の抵抗値は印加する電圧にもよるが、10
3〜108Ωcm程度の抵抗値が好ましい。またその粒径
は10μmから200μmが適当で、さらに好ましくは
20μmから100μmである。
【0023】本発明に使用する帯電電極ローラと感光体
の距離は磁性粒子の粒径や抵抗値にもよるが、200μ
m〜1.5mm程度が好ましい。また、帯電電極ローラ
表面は磁性粒子の搬送を促進するためにサンドブラスト
等で粗面化してもよい。
【0024】帯電電極ローラに印加する電圧としては直
流電圧でも直流電圧を重畳した交流電圧でも良い。直流
電圧を印加する場合、磁性粒子の抵抗値や感光体と帯電
電極ローラとの距離にもよるが、−500V以下(絶対
値で500Vより大きい電圧)を印加することが好まし
い。また、交流電圧を印加する場合は100Hz〜2k
Hz、振幅はピーク・ツー・ピークで1kV以上を印加
することが好ましい。
【0025】以下本発明の帯電装置について、図面を参
照しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の帯電装置の一実施例を示す
ものである。図1において、1はフタロシアニンをポリ
エステル系バインダ樹脂に分散した有機のドラム状の感
光体(外径30mm)、2は前記感光体1の外周面に対
し間隙をもたせて設置されたステンレス製の帯電帯電電
極ローラ(外径16mm、内径15mm)である。前記
帯電電極ローラ2には同軸に固定された固定磁石3(外
周半径7mm)を設けてあり、帯電電極ローラ2の発光
体1に対向する部分には、表面をシリコンコートした粒
径30μmの磁性粒子5が形成する粒子溜まり4が形成
されている。6は帯電電極ローラ2に電圧を印加する交
流高圧電源である。前記帯電電極ローラ2の外周部には
磁性粒子5を内包するホッパ7と、磁性粒子5がホッパ
7からのこぼれを防ぐ薄いポリエステルフィルム製のシ
ール材8を設けてあり、シール材8は、その一方の先端
が感光体1表面に接触するようにホッパ7の先端部分に
取り付けられている。なお帯電電極ローラ2と感光体1
との距離は350μmに設定し、感光体1は、周速60
mm/sで図1の矢印方向に回転させるようにした。ま
た、帯電電極ローラ2は周速120mm/sで、感光体
1の進行方向とは逆方向(図1の矢印方向)に回転させ
るようにした。
【0026】図8に固定磁石3による帯電電極ローラ2
表面の垂直方向の磁束密度の分布を示す。図8では磁束
密度がピーク値を示す部分を0゜として、帯電電極ロー
ラ2の回転移動方向の上流側を−側、下流側を+側とし
て示している。磁石3による帯電電極ローラ2表面での
ピーク磁束密度は600Gs(N極)であった。本実施
例では前記した固定磁石3の帯電電極ローラ2表面での
磁束密度のピーク位置が感光体1と帯電電極ローラ2の
最近接位置になるように固定磁石3を固定した。
【0027】また、図1において9は感光体1に投射さ
れる信号光、10は感光体1外周でかつ、帯電電極ロー
ラ2より下流側に設けた現像剤溜め、11はその現像剤
溜め10に充填された絶縁性磁性1成分現像剤、12は
感光体1と300μmのギャップを開けて設定し、カラ
ー部が絶縁性磁性1成分現像剤11に接する現像電極ロ
ーラ、13は現像電極ローラ12の内部に設置された磁
石である。14は感光体1内部に固定された磁石、15
は現像電極ローラ12に電圧を印加する交流高圧電源、
16は現像電極ローラ上の現像剤をかきおとすポリエス
テルフィルム製のスクレーパ、17は感光体上のトナー
像を紙に転写する転写ローラである。なお現像電極ロー
ラ12は周速60mm/sで感光体1の進行方向とは逆
方向(図1の矢印方向)に回転させるようにした。また
磁性1成分現像剤11には粒径5μmの微粒子絶縁性磁
性1成分トナーを用いた。磁性1成分トナーの構成は、
ポリエステル樹脂70%、フェライト25%、カーボン
ブラック3%、オキシカルボン酸金属錯体2%からな
り、さらにコロイダルシリカを1%外添して用いた(い
ずれも重量%)。
【0028】上記構成において、画像出力開始とともに
感光体1が回転を開始してから高圧電源6により帯電電
極ローラ2に、周波数1kHz、電圧1kV(ピーク・
ツー・ピーク)、重畳直流電圧−600Vの電圧を印加
したところ、感光体1は−500Vに帯電した。このと
き、感光体1の表面電位のバラツキは±20V程度であ
り、安定した均一な帯電が得られた。この感光体1に信
号光9を照射し静電潜像を形成した。このとき感光体1
の露光電位は−90Vであった。この感光体1表面上
に、現像剤11を現像剤溜め10内で磁力により付着さ
せた。次に高圧電源15により周波数1.8kHz、電
圧1.5kV(ピーク・ツー・ピーク)、重畳直流電圧
−300Vの電圧を印加し感光体1と逆方向に回転して
いる現像電極ローラ12の前に感光体1を通過させた。
すると感光体1の帯電部分に付着したトナーは現像電極
ローラ12に回収され、感光体1上には画像部にのみネ
ガポジ反転したトナー像が残った。こうして感光体1上
に得られたトナー像を、紙(図示せず)に、転写ローラ
17によって転写した後、定着器(図示せず)により熱
定着した。このとき、帯電電極ローラ2近傍からのオゾ
ン発生はほとんど観察されなかった。また、帯電電極ロ
ーラ2から磁性粒子が感光体1に付着する現象も発生し
なかった。 (実施例2)図2の構成は図1の構成と、帯電電極ロー
ラ20表面に接触して帯電電極ローラ20上の磁性粒子
23を取り除くスクレーパ18を付加した点が異なる。
以下、図2に示した帯電装置について説明する。
【0029】図2において、19はフタロシアニンをポ
リエステル系バインダ樹脂に分散した有機のドラム状の
感光体(外径30mm)、20はステンレス製の帯電電
極ローラ(外径16mm、内径15mm)、21は帯電
電極ローラ20と同軸で固定された固定磁石(外周半径
7mm)、22は表面をシリコンコートした粒径30μ
mの磁性粒子23が形成する粒子溜まり、24は帯電電
極ローラ20に電圧を印加する交流高圧電源である。2
5は磁性粒子23を内包するホッパ、26は磁性粒子2
3がホッパ25からのこぼれを防ぐ薄いポリエステルフ
ィルム製のシール材で、一方の先端が感光体19表面に
接触するようにホッパ25の先端部分に取り付けられて
いる。帯電電極ローラ20と感光体19との距離は35
0μmに設定した。感光体19は、周速60mm/sで
図2の矢印方向に回転させるようにした。帯電電極ロー
ラ20は周速120mm/sで感光体の進行方向とは逆
方向(図2の矢印方向)に回転させるようにした。
【0030】図9に固定磁石21による帯電電極ローラ
20表面の垂直方向の磁束密度の分布を示す。図9では
磁束密度がピーク値を示す部分を0゜として、帯電電極
ローラ20の回転移動方向の上流側を−側、下流側を+
側として示している。磁石21による帯電電極ローラ2
0表面でのピーク磁束密度は600Gs(N極)であっ
た。本実施例では前記した固定磁石21の帯電電極ロー
ラ20表面での磁束密度のピーク位置が感光体19と帯
電電極ローラ20の最近接位置になるように固定磁石2
1を固定した。
【0031】18は本実施例の特徴とする部材で、すな
わち帯電電極ローラ20上の磁性粒子23を帯電電極ロ
ーラ20上から取り除くために設けられたポリエステル
フィルム製のスクレーパ(厚さ150μm、先端部自由
長3mm)であり、図2に示すように帯電電極ローラ2
0表面で感光体19と帯電電極ローラ20の最近接位置
から帯電電極ローラ20の移動方向下流側に45゜回転
した位置に接線方向に対して30゜の角度になるように
取り付けられている。
【0032】27は信号光、28は現像剤溜め、29は
絶縁性磁性1成分現像剤、30は感光体19と300μ
mのギャップを開けて設定した現像電極ローラ、31は
現像電極ローラ30の内部に設置された磁石、32は感
光体19内部に固定された磁石、33は現像電極ローラ
30に電圧を印加する交流高圧電源、34は現像電極ロ
ーラ上の現像剤をかきおとすポリエステルフィルム製の
スクレーパ、35は感光体上のトナー像を紙に転写する
転写ローラである。現像電極ローラ30は周速60mm
/sで感光体の進行方向とは逆方向(図2の矢印方向)
に回転させるようにした。
【0033】磁性1成分現像剤29には粒径5μmの微
粒子絶縁性磁性1成分トナーを用いた。磁性1成分トナ
ーの構成は、ポリエステル樹脂70%、フェライト25
%、カーボンブラック3%、オキシカルボン酸金属錯体
2%からなり、さらにコロイダルシリカを1%外添して
用いた(いずれも重量%)。
【0034】上記構成において画像出力開始とともに感
光体19が回転を開始してから高圧電源24により帯電
電極ローラ20に、周波数1kHz、電圧1kV(ピー
ク・ツー・ピーク)、重畳直流電圧−600Vの電圧を
印加したところ、感光体19は−500Vに帯電した。
このとき感光体19の表面電位のバラツキは、スクレー
パがないときと比べて約半分の±10V程度であった。
この感光体19に信号光27を照射し静電潜像を形成し
た。このとき感光体の露光電位は−90Vであった。こ
の感光体19表面上に、現像剤29を現像剤溜め28内
で磁力により付着させた。次に感光体19を高圧電源3
3により周波数1.8kHz、電圧1.5kV(ピーク
・ツー・ピーク)、重畳直流電圧−300Vの電圧を印
加され感光体19と逆方向に回転している現像電極ロー
ラ30の前を通過させた。すると感光体19の帯電部分
に付着したトナーは現像電極ローラ30に回収され、感
光体19上には画像部にのみネガポジ反転したトナー像
が残った。こうして感光体19上に得られたトナー像
を、紙(図示せず)に、転写ローラ35によって転写し
た後、定着器(図示せず)により熱定着した。このと
き、帯電電極ローラ20近傍からのオゾン発生はほとん
ど観察されなかった。
【0035】このようにスクレーパ18を取り付ける
と、スクレーパがないときと比べて帯電電位が安定す
る。さらに、低温低湿下の悪条件で画像を出力したとき
でも磁性粒子が感光体19に付着することがなく、特に
効果的であった。また、装置が振動したときでも、帯電
電極ローラ20から磁性粒子23がこぼれて装置内を汚
染することはなくなった。
【0036】なお、本発明ではスクレーパ18の材料と
してポリエステルフィルムを用いたが、たとえば肉厚が
薄いリン青銅板やステンレス板のような金属でも本発明
の本質と作用効果は変わることはない。 (実施例3)図3の構成は図2の構成と、帯電電極ロー
ラ36内部に設けた固定磁石37を帯電電極ローラ36
表面で隣接する互いに異なる2つの磁束密度のピークを
発生する固定磁石36に変更した点が異なる。以下、図
3に示した帯電装置について説明する。
【0037】図3において、37はフタロシアニンをポ
リエステル系バインダ樹脂に分散した有機のドラム状の
感光体(外径30mm)、38はステンレス製の帯電電
極ローラ(外径16mm、内径15mm)、36は帯電
電極ローラ38と同軸で固定され互いに異なる2つの磁
束密度のピークを持つ固定磁石(外周半径7mm)、3
9は表面をシリコンコートした粒径30μmの磁性粒子
40が形成する粒子溜まり、41は帯電電極ローラ38
に電圧を印加する交流高圧電源である。42は磁性粒子
40を内包するホッパ、43は磁性粒子40がホッパ4
2からのこぼれを防ぐ薄いポリエステルフィルム製のシ
ール材で、一方の先端が感光体37表面に接触するよう
にホッパ42の先端部分に取り付けられている。帯電電
極ローラ38と感光体37との距離は350μmに設定
した。感光体37は、周速60mm/sで図3の矢印方
向に回転するようにした。帯電電極ローラ38は周速1
20mm/sで感光体の進行方向とは逆方向(図3の矢
印方向)に回転させるようにした。
【0038】図10に磁石36による帯電電極ローラ3
8表面の垂直方向の磁束密度の分布を示す。図10では
感光体37と帯電電極ローラ38の最近接部分を0゜と
して、帯電電極ローラ38の回転移動方向の上流側(感
光体37の移動方向の下流側)を−側、帯電電極ローラ
38の回転移動方向の下流側(感光体37の移動方向の
上流側)を+側として示している。固定磁石36による
帯電電極ローラ38表面でのピーク磁束密度は0゜の部
分に600Gs(N極)、+40゜の部分に400Gs
(S極)であった。
【0039】図3において44は帯電電極ローラ38上
の磁性粒子40を帯電電極ローラ38上から取り除くた
めに設けられたポリエステルフィルム製のスクレーパ
(厚さ150μm、先端部自由長3mm)で、帯電電極
ローラ38表面で感光体37と帯電電極ローラ38の最
近接位置から帯電電極ローラ38の移動方向下流側に4
5゜回転した位置に接線方向に対して30゜の角度にな
るように取り付けられている。
【0040】45は信号光、46は現像剤溜め、47は
絶縁性磁性1成分現像剤、48は感光体37と300μ
mのギャップを開けて設定した現像電極ローラ、49は
現像電極ローラ48の内部に設置された磁石、50は感
光体37内部に固定された磁石、51は現像電極ローラ
48に電圧を印加する交流高圧電源、52は現像電極ロ
ーラ上の現像剤をかきおとすポリエステルフィルム製の
スクレーパ、53は感光体上のトナー像を紙に転写する
転写ローラである。現像電極ローラ48は周速60mm
/sで感光体の進行方向とは逆方向(図3の矢印方向)
に回転させるようにした。
【0041】磁性1成分現像剤47には粒径5μmの微
粒子絶縁性磁性1成分トナーを用いた。磁性1成分トナ
ーの構成は、ポリエステル樹脂70%、フェライト25
%、カーボンブラック3%、オキシカルボン酸金属錯体
2%からなり、さらにコロイダルシリカを1%外添して
用いた(いずれも重量%)。
【0042】上記構成において画像出力開始とともに感
光体37が回転を開始してから高圧電源41により帯電
電極ローラ38に、周波数1kHz、電圧1kV(ピー
ク・ツー・ピーク)、重畳直流電圧−600Vの電圧を
印加したところ、感光体37は−500Vに帯電した。
この感光体37に信号光45を照射し静電潜像を形成し
た。このとき感光体の露光電位は−90Vであった。こ
の感光体37表面上に、現像剤47を現像剤溜め46内
で磁力により付着させた。次に感光体37を高圧電源5
1により周波数1.8kHz、電圧1.5kV(ピーク
・ツー・ピーク)、重畳直流電圧−300Vの電圧を印
加され感光体37と逆方向に回転している現像電極ロー
ラ48の前を通過させた。すると感光体37の帯電部分
に付着したトナーは現像電極ローラ48に回収され、感
光体37上には画像部にのみネガポジ反転したトナー像
が残った。こうして感光体37上に得られたトナー像
を、紙(図示せず)に、転写ローラ53によって転写し
た後、定着器(図示せず)により熱定着した。このと
き、帯電電極ローラ38近傍からのオゾン発生はほとん
ど観察されなかった。
【0043】このように、2つの磁束密度のピークを有
するようにすると、表面電位のバラツキがピークが1つ
のときと比べて半分の±5V程度に抑えられ効果的であ
る。さらに、磁性粒子を細かくしたときでも容易に搬送
することができ、特に効果的であった。
【0044】なお、本発明では帯電電極ローラ内の固定
磁石に互いに異なる2つの極性の磁束密度のピークを有
する磁石を用いたが、この磁石の代わりに、たとえば図
11に示す3つの磁束密度のピークを持つ磁石Cのよう
に、帯電電極ローラ表面上で感光体と帯電電極ローラと
の最近接部とスクレーパまでの間に3つ以上の磁束密度
のピークを持つ磁石を用いても本発明の本質と作用効果
は変わることはない。
【0045】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明は帯電電極ローラ内部に固定した固定磁石を
改良し、スクレーパを設けることにより、磁性粒子に作
用する力を改善したため (1)感光体の機械的搬送力と静電引力に負けて磁性粒
子が持ち去られることがない。
【0046】(2)感光体と磁性粒子の接触が安定する
ため均質で安定な帯電を行える。 (3)装置が振動しても帯電電極ローラから磁性粒子が
こぼれ落ちないようになる。
【0047】その結果、小型でしかもオゾンの発生量が
少なく高画質の得られる帯電装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の帯電装置の構成図
【図2】本発明の第2の実施例の帯電装置の構成図
【図3】本発明の第3の実施例の帯電装置の構成図
【図4】本発明の実施例における帯電電極ローラを感光
体の移動方向と逆の方向に移動させた場合の帯電電極ロ
ーラと感光体の周速比と帯電電位のバラツキの関係を示
す図
【図5】本発明の実施例におけるスクレーパの位置と磁
性粒子の循環を示す図
【図6】本発明の実施例における帯電電極ローラに印加
する交流電圧の周波数と帯電電位の関係を示す図
【図7】本発明の実施例における帯電電極ローラに印加
する交流電圧の振幅と帯電電位の関係を示す図
【図8】本発明の第1の実施例において帯電に用いた固
定磁石の帯電電極ローラ表面での磁束密度分布を示す図
【図9】本発明の第2の実施例において帯電に用いた固
定磁石の帯電電極ローラ表面での磁束密度分布を示す図
【図10】本発明の第3の実施例において帯電に用いた
固定磁石の帯電電極ローラ表面での磁束密度分布を示す
【図11】本発明の第3の実施例における帯電装置の構
成図
【図12】従来の帯電装置の構成図
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電電極ローラ 3 固定磁石 4 粒子溜まり 5 磁性粒子 6 高圧電源

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも移動する電子写真用の感光体
    の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、進行方向
    が前記感光体の進行方向と逆方向に回転する帯電電極ロ
    ーラと、 前記感光体と前記帯電電極ローラの隙間で粒子溜まりを
    形成しながら移動する導電性の磁性粒子と、 前記帯電電極ローラ内部に固定された固定磁石と、 前記帯電電極ローラに電圧を印加する手段と、 を有する帯電装置であって、 前記固定磁石が前記感光体と前記帯電電極ローラの最近
    接部に対し前記最近接部を含む前記帯電電極ローラ回転
    方向の下流側に磁束密度のピークを有し、かつ上流側に
    磁束密度のピークを持たないことを特徴とする帯電装
    置。
  2. 【請求項2】 固定磁石の帯電電極ローラ表面における
    磁束密度のピークが1つであることを特徴とする請求項
    1記載の帯電装置。
  3. 【請求項3】 固定磁石が帯電電極ローラ表面において
    少なくとも隣合う2つの互いに異なる極性の磁束密度の
    ピークを持つことを特徴とする請求項1記載の帯電装
    置。
  4. 【請求項4】 帯電電極ローラの周速が感光体の周速よ
    り速いことを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  5. 【請求項5】 電圧印加手段による電圧の印加を感光体
    の移動中のみ行うことを特徴とする請求項1記載の帯電
    装置。
  6. 【請求項6】 電圧印加手段による電圧の印加が所定の
    電圧値に制御された直流定電圧であることを特徴とする
    請求項1記載の帯電装置。
  7. 【請求項7】 電圧印加手段による電圧の印加が所定の
    電流値に制御された直流定電流であることを特徴とする
    請求項1記載の帯電装置。
  8. 【請求項8】 電圧印加手段による電圧の印加が交流成
    分を有することを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも移動する電子写真用の感光体
    の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、進行方向
    が前記感光体の進行方向と逆方向に回転する帯電電極ロ
    ーラと、 前記感光体と前記帯電電極ローラの隙間で粒子溜まりを
    形成しながら移動する導電性の磁性粒子と、 前記帯電電極ローラ内部に固定された固定磁石と、 前記帯電電極ローラに電圧を印加する手段を備え、 前記帯電電極ローラの回転にともなって移動する前記磁
    性粒子を前記帯電電極ローラ上から除去するスクレーパ
    を設けたことを特徴とする帯電装置。
  10. 【請求項10】 スクレーパが感光体と帯電電極ローラ
    の最近接部から前記電極ローラ回転方向に対する下流側
    に90゜以内の位置で前記電極ローラと接触することを
    特徴とする請求項9記載の帯電装置。
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