JPH0730748A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH0730748A
JPH0730748A JP5155030A JP15503093A JPH0730748A JP H0730748 A JPH0730748 A JP H0730748A JP 5155030 A JP5155030 A JP 5155030A JP 15503093 A JP15503093 A JP 15503093A JP H0730748 A JPH0730748 A JP H0730748A
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image
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Kazuyuki Onishi
一幸 大西
Koji Fujimoto
好司 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー複写機に於いて、紙幣などの有価証券
の偽造防止に関するものであり、紙幣識別装置を取りは
ずすとコピーができなくなるようにすること。 【構成】 カラー複写機に於いて、複写動作の実行を制
御する制御手段部から、複写の禁止と許可を判定する判
定手段部に入力された信号を再び前記制御手段部へ戻す
機能と、該制御手段部が該判定手段部の状態を確認する
機能を追加した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、特にデジタルカ
ラー複写機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機の普及と複写画質の向上に
伴い、紙幣や有価証券等の偽造件数が増加している。そ
のため、紙幣等の複写が行なわれた場合には、原稿画像
中の紙幣の画像パターン等を認識して複写動作を禁止し
たり、あるいは複写物を黒くして偽造を不可能とする機
能を持ったデジタルカラー複写機が実用化されている。
通常、複写機の電気回路は複数の基板や回路ブロックに
て構成されている。
【0003】したがって、上記のような複写機では、画
像パターンの認識部と複写プロセスの制御部とが容易に
分離可能となっていることが多い。
【0004】認識部では、画像中の紙幣パターンを認識
し、その結果を複写プロセス制御部のマイクロプロセッ
サ等に伝える。複写が禁止されている原稿と判断された
場合、複写制御部では、複写動作の停止処理や、あるい
は形成途中のトナー像に黒トナーによるべた像を重ねる
といった処理が実行され、紙幣等の偽造が防止されてい
た。
【0005】また、特開平4−332260「画像処理
装置」においては、「(偽造防止のための)パターンデ
ータ作成手段」に対して、このような問題が発生した場
合のために、「アドオンキャラクタ生成部109により
常にアクティブな状態に保たれて」いる信号線により、
アドオンボードの装着状態を検知する方法、および、
「生成手段が記憶している所定の情報が所定の条件を満
たす」ことを静的に確認することによる、アドオンボー
ドの偽造防止が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような認識機能
を設けた複写機であっても、認識部に何等かの工作をす
ることで認識機能を働かなくして、不正な複写を行なう
ことが可能となる。
【0007】これを避けるために、複写プロセス制御部
と認識部とを物理的/回路的に不可分にすることも考え
られるが、基板が大きくなって実装スペースが確保でき
なかったり、あるいは一部の回路の故障によって基板交
換する場合などには、交換が必要最小限な部分に留まら
ないために修理費用が高くなったり、基板の動作チェッ
クが各ブロック毎に行なえないためにメンテナンス性が
低下したりといった問題があった。
【0008】又、新紙幣の発行があった場合などでは、
認識部が新紙幣を認識できるように、認識部の一部、あ
るいは全部の交換や調整が必要となり、物理的/回路的
に不可分にすることは、現実的ではない。更に特開平4
−332260「画像処理装置」に記載されている方法
では、回路やコネクタ部をショート等することで、容易
に装着検知用に偽信号を入力できたり、簡単な測定器で
信号を調べたりすることで、装着の確認動作を誤動作さ
せるための回路基板等を容易に作成できる。
【0009】また上記のような認識手段部を持つ複写機
であっても、新紙幣の発行によって紙幣デザインが変更
され、新紙幣に対しては認識不可能となって偽造防止が
できない場合が考えられる。このようなケースでは、市
場に出回っている複写機の紙幣認識手段部を新紙幣対応
に交換、あるいは一部修正する必要が出てくるが、大量
に出回っている複写機のすべてを、漏れなく新紙幣に対
応するのは容易ではない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであり、請求項1記載の複写
機は、原稿画像情報から複写の禁止と許可を判定する判
定手段部と、複写動作の実行を制御する制御手段部とを
有し、前記判定手段部の判定結果に応じて前記制御手段
部が複写の実行を制御するように構成された複写機にお
いて、前記制御手段部から前記判定手段部に入力された
信号を前記制御手段部に戻すことにより、前記制御手段
部が前記判定手段部の状態を確認することを特徴とす
る、複写機である。
【0011】請求項2記載の複写機は、前記制御手段部
は、前記判定手段部へ出力する信号を、確認の動作毎に
変化させることを特徴とする請求項1記載の複写機であ
る。請求項3記載の複写機は、前記制御手段部と前記判
定手段部とが同じ情報を持ち、制御手段部が発した信号
を、制御手段部と判定手段部とが独立に、前記情報を用
いて変換した結果によって、判定手段部の状態を確認す
ることを特徴とする請求項1および請求項2記載の複写
機である。
【0012】請求項4記載の複写機は、前記制御手段部
が発した信号が、前記判定手段部で、あらかじめ設定さ
れた時間だけ遅延したことにより、判定手段部の状態を
確認することを特徴とする請求項1、および請求項2記
載の複写機である。
【0013】請求項5記載の複写機は、前記判定手段部
は、前記制御手段部に複写の禁止/許可判定結果を出力
する信号線を持ち、判定手段部の装着状態を確認するた
めの信号が、前記信号線を用いて送受されるように構成
したことを特徴とする、請求項1から4に記載の複写機
である。
【0014】請求項6記載の複写機は、前記判定手段部
は、原稿画像情報から複写の禁止と許可の判定動作を実
行中であっても、前記制御手段部からの信号に応答可能
なように、判定動作のための回路部分と、状態確認のた
めの応答回路部分とを、独立に、かつ物理的,電気的に
分離不可能に構成したことを特徴とする、請求項1から
5に記載の複写機である。
【0015】請求項7記載の画像形成装置は、画像を電
気信号に変換して画像信号を出力する信号処理手段部
と、前記画像信号を入力として複写の禁止を判定すると
同時にその画像信号を出力する判定手段部と、前記判定
結果に基づき複写動作の実行を制御する制御手段部と、
前記画像信号を入力として画像処理を行なう画像処理手
段部と、前記信号処理手段部または前記画像処理手段部
によって処理された画像信号を入力として印刷を行なう
印刷手段部を構成要素として持つ画像形成装置におい
て、前記信号処理手段部が出力する画像信号を前記判定
手段部の中を経由して前記画像処理手段部あるいは、前
記印刷手段部に供給することを特徴とする画像形成装置
である。
【0016】請求項8記載の画像形成装置は、画像を電
気信号に変換して画像信号を出力する信号処理手段部
と、前記画像信号に基づき複写の禁止を判定する判定手
段部と、前記画像信号に基づき作像を実行、および制御
する作像制御手段部と、前記信号処理手段部か前記判定
手段部のどちらか一方に設けた、画像信号をコード化す
る手段と、前記判定手段部か前記作像制御手段部のどち
らか一方に設けた、コード化された画像信号を復元する
手段とを持つことを特徴とする、請求項7記載の画像形
成装置である。
【0017】請求項9記載の画像形成装置は、前記画像
信号のコード化手段と復元手段とが、共通の基準信号に
応じてコード化、および復元処理を実行するように構成
したことを特徴とする、請求項8記載の画像形成装置で
ある。
【0018】請求項10記載の画像形成装置は、画像情
報から複写の禁止を判定する判定手段部を持つ画像形成
装置において、前記画像形成装置の電源投入状態に無関
係に、前記判定手段部が前記画像形成装置から電気的、
あるいは物理的に切離されたことを検知する手段と、前
記検知手段の検知結果を記憶保持する手段と、前記記憶
手段の記憶に応じて複写動作を制御する手段とを持つこ
とを特徴とする画像形成装置である。
【0019】請求項11記載の画像形成装置は、画像情
報から複写の禁止を判定する判定手段部と、画像形成を
制御する制御手段部と、一定時間を計時する手段部とを
持つ画像形成装置において、前記計時装置が一定時間を
計時完了したことによる信号によって、前記画像形成装
置が複写を禁止するように制御されることを特徴とする
画像形成装置である。
【0020】
【作用】請求項1の構成によれば、判定手段部からの装
着状態信号を、回路やコネクタのショート等では容易に
作成できないようにすることを目的とし、判定手段部を
動作不能とし、偽信号によって偽造防止機能を停止させ
た状態で複写を実行するといった悪用を防ぐことが可能
となる。
【0021】請求項2の構成によれば、測定器などによ
って、判定手段部の装着確認信号が容易に解析できない
ようにすることができるので疑似的に判定手段部が装着
されているとするような装置を作成することが困難とな
り、不正行為の防止がより強固となる。
【0022】請求項3の構成によれば、制御手段部から
の信号と、判定手段部から返される信号とが異なる信号
となるようにすることで、測定器などによって、判定手
段部の装置確認信号が容易に解析できないようにするこ
とができるので、疑似的に判定手段部が装置されている
とするような装置や信号を作成することが困難となり、
不正行為の防止がより強固となる。
【0023】請求項4の構成によれば、時間的な遅延を
利用することにより、簡単な装置では疑似的な装着信号
を作れないようにすること、および、少ない信号線でも
装着確認動作を実行できるようにすることができるの
で、より少ない回路とコストで、不正行為の防止が可能
となる。
【0024】請求項5の構成によれば、判定手段部を装
着した状態であっても、判定手段部から制御手段部への
判定結果信号だけを妨害することが不可能な複写機を提
供することができるため、装着状態の検知のための回路
を減らすことができ、これにより、より少ない回路とコ
ストで不正複写を防止することが可能となる。
【0025】請求項6の構成によれば、複写動作中に判
定手段部の妨害が行なわれた場合でも、不正複写の防止
が可能な複写機を提供することができるため、これによ
り、より確実に不正複写防止が可能となる。
【0026】請求項7の構成によれば、判定手段部に入
力される画像信号と、画像処理手段部や印刷手段部の入
力となる画像信号が同一のものであることを保証するこ
とができ、判定手段部に入力された画像信号と判定手段
部から画像処理手段部、印刷手段部に供給することによ
りこれを保証する。
【0027】請求項8の構成によれば、判定手段部へ入
力される画像信号に、その認識を妨害するような操作が
成された場合に、形成される画像自体が影響を受け、正
常な画像が得られなくすることで複写機の不正使用を防
止する。これにより、判定手段部を未装着状態で使用す
ることを防止するとともに、画像形成に用いる画像信号
と判定に用いる画像信号とを異ならせることによって判
定を誤らせるといった不正使用を防止できる。
【0028】請求項9の構成によれば、請求項8のプロ
テクトが容易に解除されないようにすることができるの
で、比較的単純な方法で、より防止機能を高められる。
【0029】請求項10の構成によれば、電源を切った
状態で判定手段部を不作動とするような操作が実行され
るのを防止する。これによって、基板等の改変によって
種々のプロテクトを回避しようとしても、基板の改変を
実行した時点で不正複写を防止できる。又、不正使用を
行なおうとしている者に容易に解除できない機能を提供
するので、試行錯誤によって基板等を改変することは不
可能となり、紙幣偽造防止がより強固となる。
【0030】請求項11の構成によれば、紙幣デザイン
の変更や新紙幣の発行によって、紙幣偽造防止機能が働
かなくなる場合であっても、新紙幣の複写が短期間しか
できないか、あるいはまったくできないようにする。こ
れによって、新紙幣発行によって偽造防止能力がなくな
った複写機が、長期間に渡って使用されるといった問題
点が回避できる。
【0031】
【実施例】以下図面に示した本発明の実施例に基づき詳
細を説明する。尚これらの実施例に本発明は限定される
ものではないことは勿論である。
【0032】以下請求項1の発明をデジタルカラー複写
機に応用した例について説明する。図1は複写機の断面
を示しており、複写機90の上端には硬質の透明ガラス
で形成された原稿載置台91が配設される。原稿載置台
91上に載置された原稿(図示せず)は、ランプユニッ
ト1によって照射され、原稿からの反射光が、ミラー
2,3,4,レンズユニット5を介してCCDセンサ6
の受光面に導かれ、電気信号として取り込まれる。上記
ランプユニット1,ミラー2,CCDセンサ6等でスキ
ャナ57が構成される。CCDセンサ6により取り込ま
れた画像データは、画像処理部(不図示)を経てレーザ
ードライバユニット7へ送られ、レーザー光として出力
される。射出されたレーザー光は、ミラー8,9を介し
て、矢印B方向に回転可能な感光体ドラム10上に静電
潜像パターンを形成する(露光)。
【0033】感光体ドラム10の回転域には、露光に先
立って感光体ドラム10の表面を均一に帯電する帯電チ
ャージャ16が設けられ、前記したレーザー光により、
露光部に静電潜像が形成される。また、帯電チャージャ
16の下流側には、ブラック現像槽11,イエロー現像
槽12,マゼンタ現像槽13,およびシアン現像槽14
を備えた現像装置,転写ベルト17,クリーニング部2
1,及び、除電ランプ15がこの順に配置される。上記
各現像槽11〜14には、該当する色のトナーが収納さ
れている。上記構成において、カラーコピー(3色コピ
ー)は以下の動作手順で行われる。
【0034】帯電チャージャ16が感光体ドラム10の
表面を均一に帯電すると、前記スキャナにより1回目の
スキャンが行われ、CCDセンサ6より取り込まれた画
像データ(R・G・B)は画像処理部を経てイエローデ
ータを生成し、レーザードライバユニット7よりレーザ
ー光として出力され、感光体ドラム表面を露光し、露光
部にイエローの静電潜像が形成される。次いで、画像領
域の静電潜像にイエロー現像槽12からイエロートナー
が供給され、同色のトナー像が形成される。次いで前記
トナー像が矢印B方向に周回移動し、一部が感光体ドラ
ム10表面に圧接される転写ベルト17に転写される。
この時、感光体ドラム10の表面には、転写に寄与しな
い一部のトナーが残留するが、この残留トナーをクリー
ニング部21が掻き落とす。次いで、除電ランプ15が
感光体ドラム表面の残留電荷を除電する。
【0035】上記工程を終了すると、帯電チャージャ1
6が感光体ドラム表面を再度均一に帯電し、2回目のス
キャンによって得られた原稿からのデータが画像処理部
を経てレーザー光により露光され、マゼンタの静電潜像
が形成される。以下同様にして静電潜像にマゼンタ現像
槽13からマゼンタトナーが供給され、同色のトナー像
が形成される。このトナー像が転写ベルト17に転写さ
れて像重ねが行われる。その後、上記同様の処理が行わ
れると、帯電チャージャ16が再び感光体ドラム表面を
均一に帯電し、以下同様にしてシアン現像槽14からシ
アントナーが感光体ドラム10に供給されて同色のトナ
ー像が形成される。そして、このトナー像が転写ベルト
17に転写され、最終的な像重ねが行われる。その後、
像重ねされた転写ベルト17上のトナー像がコピー用紙
に転写され、定着部31を経た後、排出ローラ32によ
り機外に排出される。
【0036】上記プロセスは3色カラーにおけるプロセ
スであり、4色カラープロセスの場合は、これにブラッ
ク処理が加えられる。一方、白黒コピーは感光体ドラム
10の静電潜像にブラック現像槽11からブラックトナ
ーが供給され、このトナー像を転写ベルト17を介して
コピー用紙に転写して行われる。
【0037】図2は本発明の請求項1を実施したデジタ
ル複写機の、紙幣判定部38と複写プロセス制御部40
のブロック図である。
【0038】CCDセンサ6で読み取られた原稿画像デ
ータは、静電潜像形成のための信号として使用される
他、CCD信号の処理回路64を通して紙幣判定部38
に入力される。紙幣判定部38では、原稿画像中に紙幣
が含まれていないかを判定する。紙幣判定部38の認識
部47では、後述するような方法で原稿画像中に紙幣の
画像が含まれていないかを判定する。
【0039】紙幣判定部38全体は認識部47の他、こ
れを制御するマイクロプロセッサ(以下CPU)48
と、CPU48が実行するプログラム等を格納したRO
M49、およびCPU48の動作に用いられるRAM5
0、プロセス制御部40との信号のやり取りに用いられ
るI/O51から構成されている。認識部47で判定さ
れた結果は、CPU48によって読み取られ、I/O5
1から信号線39を通じてプロセス制御部40に送られ
る。プロセス制御部40は、主としてCPU41と、C
PU41が実行するプログラム等を格納したROM4
2,およびCPU41の動作に供されるRAM43,C
PU41が負荷やセンサ65に対して入出力するための
I/O44から構成されている。I/O44は、1bi
tの信号を入出力するポートや、D/Aコンバータ,A
/Dコンバータ(いずれも不図示)といったもので構成
されており、CPU41はI/O44を通じて、露光ラ
ンプや帯電チャージャに印加する電圧等を制御したり、
複写用紙の有無を検知したりする。紙幣判定部38と、
プロセス制御部40とは、3本の信号線39,45,4
6で接続されている。信号線39は、紙幣判定部38が
判定した結果をプロセス制御部40に伝えるための信号
線で、電圧がHighレベル(ほぼ5V)となることで
紙幣を認識したことを示す。他の二本は、紙幣判定部3
8の装着確認のために使用される。信号線45は、装着
検知のための信号をプロセス制御部40から紙幣判定部
38へ送るためのものである。信号線46は、同様に紙
幣判定部38からプロセス制御部40へ装着検地のため
の信号を送るためのものである。
【0040】ここで、認識部47による画像中の紙幣パ
ターンの認識方法の一例について、以下に記す。
【0041】認識部47では、スキャナから取り込んだ
R,G,Bの画像データに対して、図9に示すような同
心円環状の窓領域56を設定し、各領域に対して、その
領域内での各色毎の濃度の合計値、または平均値を取
る。これを図10に示すように、各色毎のヒストグラム
として作成し、紙幣の部分パターンの特徴量とする。同
心円環状の窓領域の構成については、認識の際の利便を
考えて、半径方向の幅を等間隔としたり、円環領域の面
積を一定にするなどの構成法がある。図11に示すよう
に、画像の入力走査に同期させて1画素ずつ同心円環状
の窓領域56を移動させると、各画素毎に部分パターン
の特徴量が抽出される。この特徴量と、あらかじめ固定
データとして認識部47に格納されている標準パターン
との相関によるマッチング法や、あるいは神経回路網に
よって、走査中の画像パターンが紙幣の特定位置の部分
パターンであるか否かを判定する。
【0042】図12は紙幣認識部47の特徴抽出部分の
ブロック図である。スキャナ57から供給されるR,
G,Bのデジタル信号は、シフトレジスタ58−1に入
力される。シフトレジスタ58は、すべて主走査方向1
列分の長さを持っており、スキャナでの画素データ読み
取りタイミングを規定しているクロック信号59に同期
して、1画素ずつ画素データをシフトしていく。シフト
レジスタ58−1に入力された画像データは、1走査分
だけ遅れてその出力に出てくる。58−1の出力と次段
の58−2の入力とが接続されているために、シフトレ
ジスタ58−2のデータは、58−1よりも更に1走査
分だけ遅れた画像データとなっている。各色用のシフト
レジスタは、58−1から58−2へ、58−2から5
8−3へ(Redの場合)、というように順次接続され
ているため、画像の副走査方向の一定長の領域が蓄積さ
れる。各シフトレジスタの出力は、シフトレジスタと同
数設けられた演算用レジスタ群60の入力に接続されて
いる。演算用レジスタは、シフトレジスタと同じクロッ
クで入力画像データをシフトし、複数の出力端子から1
画素ずつずれた画像データを出力する。シフトレジスタ
58は、図9に示した窓領域の縦方向(副走査方向)の
画素数をカバーするだけの段数が設けられている。また
演算用レジスタ60はそれぞれ、図9の窓領域の横方向
(主走査方向)の画素数をカバーするだけのシフト段
数、すなわち出力端子数を設けられている。 各演算用
レジスタの出力は、セレクタ61に接続されている。セ
レクタ61の出力は加算器62に接続されており、セレ
クタからの出力値の和がXr0〜Xr4,Xg0〜Xg
4,Xb0〜Xb4として出力される。各セレクタ61
−1,61−2,61−3は、図9に示した円環状領域
W0に位置する画素だけを選択して、加算器62ー1,
62ー6,62ー11にそれぞれ出力する。したがっ
て、Xr0は円環状領域W0のR成分の濃度の和に、ま
たXr0は同じくG成分の濃度の和に、またXb0はB
成分の濃度の和になる。W1〜W4に関しても上記と同
様に処理が行なわれ、Xr0〜Xr4,Xg0〜Xg
4,Xb0〜Xb4は、各円環状領域の画素の濃度の色
毎の和となる。
【0043】ここで、各円環状領域の画素数を一定数に
統一しておけば、上記Xr0〜Xr4,Xg0〜Xg
4,Xb0〜Xb4は平均値を定数倍した値となるか
ら、図10に示したヒストグラムが得られたことにな
る。
【0044】上記回路により求められたヒストグラム
が、あらかじめ、同様な処理で求められているパターン
と近似しているかどうかを判定するには種々の方法が考
えられるが、ここでは、神経回路網を用いて判断する例
を示す。
【0045】図13は、3層パーセプトロンと呼ばれる
神経回路網の一例である。3層パーセプトロン69は、
入力層66,中間層67,出力層68から構成されてお
り、各層間が複数の独立な値を持つ結合70,71によ
って接続されている。入力層66は、図10に示したヒ
ストグラムを入力するために、この例では15個の入力
端子を持ち、また出力層68は、判定すべき紙幣の種類
の数だけ出力端子を持つ。例えば日本国内であれば、千
円,五千円,一万円の各表裏に対応して、図13に示す
ように6本の出力を設ければよい。あらかじめ、実際の
紙幣から抽出した特徴パターンを元に、図10に示した
ヒストグラムを作成する。この際に、各紙幣に特徴的な
部分からヒストグラムを作成すると、紙幣以外の原稿と
の識別が容易となり、認識率の向上が望める。紙幣以外
の原稿をいくつか用意し、これを元に同様なヒストグラ
ムを作成する。各ヒストグラムデータを上記3層パーセ
プトロンに入力するとともに、入力データが紙幣による
ものであれば、その紙幣に対応する出力だけが1で他は
0となるように、また入力データが紙幣でなければすべ
ての出力が0となるように、パーセプトロンに学習を行
なわせる。
【0046】学習は、一般的な誤差逆伝播法を用いれば
よい。このような学習を完了したパーセプトロンに、図
12の回路により作成したヒストグラムパターンを入力
すると、画像データが紙幣パターンであれば対応する出
力だけが1に近い値となり、他の出力は0に近い値とな
るように動作する。また画像データが紙幣パターンでな
ければすべての出力が0に近い値となるように動作す
る。上記例のパーセプトロンの出力値を、図2に示した
判定部内のCPU48が判定し、ひとつでも基準値を超
える出力があれば、紙幣が複写されていると判断して、
紙幣判定結果をプロセス制御部40に伝えるための信号
線39をHighレベルにする。認識部47のすべての
出力が基準値以下であれば、紙幣は検知されていないと
して、信号線39をLowレベルにする。
【0047】このような構成において、図3,図4の概
略フローチャートに示すような手順でプロセス制御部4
0が紙幣判定部38の装着状態を検知する。電源がオン
されるとS1,プロセス制御部40のCPU41と紙幣
判定部38のCPU48は、それぞれのI/O等を初期
化する。この時、信号線45と46も初期設定される。
プロセス制御部40から紙幣判定部38への信号線45
は、プロセス制御部40内のCPU41によってLow
(ほぼ0V)に初期設定される(S2)。紙幣判定部3
8からプロセス制御部40への信号線46は、紙幣判定
部38内のCPU48によってHigh(ほぼ5V)に
初期設定される(S18)。プロセス制御部40のCP
U41は、コピー開始前に、信号線45をHighにす
る(S3→S5)。紙幣判定部38のCPU48は信号
線45を常に監視しており(S19)、信号線がHig
hになったことを検知すると(S19→S20)、信号
線46をLowにする(S20)。プロセス制御部40
のCPU41は信号線46を常に監視しており(S
7)、信号線45をHighとしてからS5 0.1m
s以内に信号線46がLowになることを確認する(S
7,S8)。信号線46のLowを確認後(S7→S
9)、プロセス制御部40のCPU41は信号線45を
Lowに戻す(S9)。紙幣判定部38のCPU48は
信号線45がLowとなったことを検知しS21、信号
線46をHighに戻す(S18)。プロセス制御部4
0内のCPU41は、信号線45をLowにしてから
(S9)、0.1ms内に信号線46がHighに戻っ
たことを検知すれば(S11→S13)、紙幣判定部3
8が正しく装着されていると判断し、複写動作を実行す
る(S13)。信号線46が信号線45の状態に無関係
にLowになっている場合S4、あるいは、信号線46
の変化が0.1ms以内に無い場合(S8)、(S12
→S14)には、プロセス制御部40のCPU41は、
紙幣判定部38が装着されていないか、回路やコネクタ
がショート等の妨害を受けていると判断して、複写動作
を実行しない(S14〜S16)。
【0048】図5は、上記手順を実行した場合の信号線
45,46の状態をタイミングチャートで示したもので
ある。このような構成と手順で紙幣判定部38の装着状
態を検知することによって、紙幣判定部38を抜き取っ
て信号線45と46とをショートするような不正使用が
されても、両信号線の待機状態での電圧レベルを逆に設
定しているため、装着検知を誤検知させられない。上記
例では、信号線46には信号線45の変化に追随した信
号が返されるように構成したが、例えば信号線46には
信号線45のHighパルスの時間に応じた数のパルス
が返されるように構成しても良い。上記例では、信号線
45,46はレベル信号によって構成されている例を述
べたが、図6に示すように信号線をシリアル通信で構成
してもよい。
【0049】図6では、図2に対してシリアル通信用の
I/O52と53が、紙幣判定部38とプロセス制御部
40とにそれぞれ設けられており、装着確認のための信
号は、シリアル信号線54によりプロセス制御部40か
ら紙幣判定部38へ、またシリアル信号線55により紙
幣判定部38からプロセス制御部40へ、それぞれ送ら
れる。ここでは、シリアル通信線は9600bps(bi
t per second)の速度で信号を送受するように構成され
ているものとする。紙幣判定部40が判定した結果をプ
ロセス制御部40へ出力するための信号線39について
は、図2で示したものと、方式,構成ともに同一であ
る。上記の構成で、例えば図7,図8に示した手順で装
着検知が実行される。電源がオンすると(S101),
シリアルI/Oを初期化する(S102)。これは、例
えば通信速度やエラーチェックの方法といった設定や、
あるいは信号が入力された場合にCPUに対して割込信
号を発生するか否かといったことを設定する。紙幣判定
部38側では、シリアルI/Oの初期化を行なった後は
(S114)、プロセス制御部40側からの装着確認信
号を受信したら確認信号を返すだけの処理を行なう。こ
こでは、プロセス制御部40からの信号は16進数のA
Ah(hは16進数を示す)としている(S115)。
また、紙幣判定部38から返す信号は、AAhを2進法
で表現した場合の1,0の並びを逆にした55hとして
いる(S116)。
【0050】プロセス制御部40側はコピーを開始する
時点で(S103)、上記AAhを送信し(S10
4)、同時に5msのタイマーをスタートする(S10
5)。AAh送信(S104)から5ms以内に55h
を受信できれば、紙幣判定部38が正常に装着されてい
ると判断し、コピーを実行する(S106→S108→
S109)。5ms以内に55hが受信できない場合は
(S107→S110)、紙幣判定部38が正しく装着
されていないと判断し、コピー動作の禁止(S110)
と操作部(図6には不図示)への警告表示を行なって
(S111)、動作を停止する(S112)。シリアル
通信線は9600bpsの速度で動作するため、AAh
と55hの送受に要する時間は、通信の開始や終了を示
すための付加ビットも含めて、約2ms必要である。し
たがってCPUの処理時間なども見込んで、5ms以内
の応答により装着確認を行なうように設定している。
【0051】上記例では、プロセス制御部40が送出し
た信号AAhに対して55hを確認信号としているため
に、シリアル信号線54と55とをショートしてもプロ
セス制御部40にはAAhが戻って来るために、装着検
知を誤動作させることはできず、なんらかの装置を作ら
ない限り紙幣判定部38を抜いたり、あるいはその動作
を止めたりしてコピー動作に入ることは不可能である。
【0052】以下請求項2の発明の実施例について説明
する。複写機全体の構成や、紙幣判定部38,プロセス
制御部40の構成については、請求項1の第1の実施例
(図2)、および第2の実施例(図6)で述べた構成と
全く同じである。図14,図15に、図2の回路構成を
用いて請求項2の発明を実施した場合の制御手順を示
す。
【0053】請求項1(図3,図4)では、プロセス制
御部40が信号線45をHighに設定し、紙幣判定部
38が信号線46をLowにすれば、すぐに信号線45
をLowに戻し、再度紙幣判定部38が信号線46をH
ighに戻せば装着検知が正常であると判定した。これ
に対して請求項2では、プロセス制御部40は信号線4
5を乱数等で決めた時間だけHighに設定する(S2
05〜S208)。発生する乱数は、実用性を考慮し
て、例えば1msから100msの範囲で1ms刻みと
なるように設定する。紙幣判定部38では、信号線45
がHighとなっている時間t1(図16参照)を計測
し(S226〜S229)、信号線45がHighから
Lowに戻った瞬間から信号線46にt1の長さに応じ
た回数のパルスを出す(S230〜S237)。
【0054】パルス数は、t1をms単位で表した時間
長とする。例えば5msであれば5つのパルスを発生す
る。信号線46に出力するパルスは1kHz〜10kH
z程度にしておく。図14,図15のフローチャートで
は、10kHzとしてある。
【0055】プロセス制御部40のCPU41は、信号
線46に出力されるパルスを紙幣判定部38と同じ周波
数でサンプリングし(S210〜S214)、紙幣判定
部38がt1に応じたパルス数を返せば(S213→S
215→S216でt1個のパルスをカウントし、S2
17〜S219でt1個以上のパルスが来ないことを確
認している。)紙幣判定部38が正常に装着されている
と判断する(S219→S220)。乱数は、特にハー
ドウェアを設けなくてもプロセス制御用CPU41内の
フリーランタイマーを読み出した値を用いる等すればよ
い。
【0056】上記のように制御することにより、装着検
知に使用されるパルスのタイミングは、図16のように
なるが、図中のt1は装着検知を行なう毎に変化するた
めに、返すべきパルス数も毎回変化する。したがって、
コネクタや回路をショートするだけでは信号線46に疑
似信号を乗せることは不可能であり、また何等かの回路
を作って疑似信号を作成するにしても、t1とパルス数
との関係を測定器等で解析した上で、t1とパルス数と
の関係を発生する特殊な回路を作成する必要があり、容
易には装着検知を誤動作させられない。信号線のタイミ
ングの解析自体も、t1が毎回変化するために容易では
ない。図17,図18は、装着確認用の信号線をシリア
ル通信に置き換えた場合の一実施例について、その制御
手順をフローチャートで示したもので、請求項1の第2
の実施例(図7,図8)に対応する。回路等の構成は、
図6に示したものと全く同じである。
【0057】請求項1では、プロセス制御部40が紙幣
判定部38にAAhを送信し、これに対して紙幣判定部
38は55hを返信することで、装着状態の確認を行な
っていた。
【0058】請求項2ではプロセス制御部40が紙幣判
定部38に送るコードが、乱数によって変化する(図1
7 S304)。数は、プロセス制御用CPU41の内
部に設けられたフリーランタイマーの値を用いれば、特
別なハードウェアの追加が不要である。乱数は、16進
で00h〜FFhの範囲で1刻みで発生するように設定
しておく。紙幣判定部38では、プロセス制御部40か
らのコードを2進法で表現した場合の1,0の並びを逆
にしたコードを返す(S316)。
【0059】このように構成することで、図6の信号線
54,55には装着検知の度に異なるコードが送受され
るために、測定器等で装着検知の動作を解析すること
は、容易ではない。また仮にその動作を解析しても、信
号線55の疑似信号を発生するような装置を作らない限
り、装着検知を誤動作させることはできないため、紙幣
判定部38を不作動状態にして複写をすることは困難で
ある。
【0060】以下請求項3の発明の実施例について、こ
の発明を請求項2に応用した場合について説明する。複
写機全体の構成や、紙幣判定部38,プロセス制御部4
0等の構成については、請求項1および請求項2の第1
の実施例(図2)で述べた構成とほとんど同じである。
ただし、プロセス制御部40のROM42と、紙幣判定
部38のROM49とには、図24に示すデータ表が組
み込まれており、入力値に対してあらかじめ決められた
値を、各CPUが読み出せるようになっている。上記の
ように構成され、図24の表データを持つ装置におい
て、請求項3の発明を実施した場合の制御手順を図1
9,図20に示す。
【0061】請求項2では、信号線46に発生するパル
ス数は、信号線45がHighとなている時間t1で決
定されていた。これに対して請求項3では、紙幣判定部
38内のCPU48はROM49内の表からt1の値に
対応する値COUNTを求め、信号線46にCOUNT
個のパルスを送出する(S430,S431〜S43
8)。t1とCOUNTとは、図24に示すように設定
されており、各値は1〜100の範囲の整数値をとる。
プロセス制御部40のCPU41は、ROM42内の表
からt1に対応する値COUNT’を求め(S40
9)、信号線46にCOUNT’個のLowパルスが出
力されるかを監視する。(S410〜S416でパルス
数を、またS417〜S419で余分なパルスがないか
を、それぞれ確認する。)図21は、上記実施例での信
号をタイミングチャートで示したものである。次に、装
着確認用の信号線をシリアル通信に置き換えた場合の一
実施例について説明する。複写機全体の構成や、紙幣判
定部,プロセス制御部等の構成については、請求項1お
よび請求項2の第2の実施例(図6)で述べた構成とほ
とんど同じである。ただし、プロセス制御部40のRO
M42と、紙幣判定部38のROM49とには、図25
に示すデータ表が組み込まれており、入力値に対してあ
らかじめ決められた値を、各CPUが読み出せるように
なっている。図22,図23は上記構成の装置を用い
て、請求項3の発明を実施した場合の制御手順をフロー
チャートで示したものである。
【0062】請求項2では、プロセス制御部40から紙
幣判定部38へ送られる装着確認コードが、乱数によっ
て決定され、紙幣判定部38ではこのコードのビット並
びを逆にしたコードを返すことで装着確認をおこなって
いる。これに対して請求項3では、紙幣判定部38およ
びプロセス制御部40では、発生した乱数から図25の
表を参照して対応するコードを求め(S508,S51
8),紙幣判定部38が対応コードを返すことで装着確
認を行なう(S509→S510)。上記のように、紙
幣判定部38側とプロセス制御部40側とに同一の表を
設け、これを参照しながら装着検知を行なうことによ
り、プロセス制御部40からの信号に対して返すべき信
号の関係は非常に複雑となる。したがって、両部位(装
置)が上記のような制御を行なっていることを知らない
限り、紙幣判定部38と同じ信号を返す装置を作ること
は不可能であるし、仮に両部位(装置)がこのような制
御を行なっていることを知っていても、ROM42か4
9内のデータを解析しない限り、装着検知を誤動作させ
ることはできない。
【0063】また、ROMに書き込む表データを、1台
毎、あるいはロット毎に変更することで、測定器等によ
る信号タイミングの解析やROMデータの読み出しを行
ない、装着検知を誤動作させるための装置を作ったとし
ても、機械が変われば信号が変わるために、汎用的な装
置は作成できない。また、認識部47が全世界の紙幣を
認識可能と構成するには、各国の紙幣パターンをデータ
として持たねばならないため現実的でなく、実際には個
々の機械の仕向地に応じて、認識部のデータを、その国
の紙幣パターンを持ったものに置き換えることになる。
このような場合に、例えばA国向け複写機の紙幣判定部
を取り外してB国向けの紙幣判定部を取り付け、A国紙
幣を複写すれば、紙幣認識は全く無効になる。しかし本
発明のように構成しておけば、プロセス制御部と紙幣判
定部とを特定の対で使用しなければ複写が不可能となる
ように構成できるため、両方の部(装置)を交換しなけ
れば複写ができない。
【0064】次に請求項4の発明の実施例について、こ
の発明を請求項1で述べた第1の実施例に応用した例を
述べる。複写機全体の構成や、紙幣判定部38,プロセ
ス制御部40等の構成については、請求項1の実施例
(図2)と同じである。図26,図27は、請求項4の
制御手順をフローチャートで示したものである。プロセ
ス制御部40のCPUは信号線45をHighとすると
同時に、その内部に設けられたタイマーをスタートさせ
る(S605,S606)。1ms経過後、信号線45
をLowに戻す(S607,S608)。紙幣判定部3
8のCPU48は、信号線45を常時監視し、これがH
ighとなったことを検知した時から、その内部タイマ
ーをスタートさせる(S624,S625)。
【0065】タイマーにより、あらかじめ設定された時
間(ここでは5ms)経過したことを検知すると、信号
線46をLowにすると同時に、再度タイマーをスター
トさせ1ms経過後に信号線46をHighに戻す(S
626→S627,S628,S629→S623)。
プロセス制御部40のCPU41は信号線46を監視し
ており、信号線45をHighとしてから信号線46が
Lowとなるまでの時間を前記タイマーにより計測する
(S605〜S608で1ms,S609〜S611で
4.9ms,S612で5.1ms)。計測されたタイ
マー値が5ms±0.1msであれば、紙幣判定部38
が正常に装着されていると判断する(S611→S61
2→S613→S615)。また、応答パルス幅が1m
sであることをS615〜S617で検知する。上記手
順による信号線45,46の状態変化を図28にタイミ
ングチャートとして示す。
【0066】次に、装着確認用の信号線をシリアル通信
に置き換えた場合の一実施例について説明する。複写機
全体の構成や、紙幣判定部38,プロセス制御部40等
の構成については、請求項1で述べた構成(図6)と同
じである。図29,図30は、図6の装置で本請求項に
よる発明を実施した場合の、制御の手順をフローチャー
トで示したものである。図7,図8に示したフローチャ
ートでの処理と同じくAAhが信号線54によって紙幣
判定部38へ送られる(S704)。紙幣判定部38の
CPU48は、AAhを受信した時点からタイマーをス
タートさせ、5msを計時する(S718→S719→
S720)。5ms経過後CPU48は信号線55によ
って55hを送信する(S721)。プロセス制御部4
0のCPU41は、AAh送信後、5ms+1msで5
5hが受信できれば、紙幣判定部38が正常に装着され
ていると判定する(S704,S705,S706→S
707→S708→S709→S710→S711)。
5ms以内に紙幣判定部38から応答があった場合(S
706→SS713)、あるいは、AAh送信5ms後
から1ms以内に応答がない場合(S712→S71
3)、さらに正規のタイミングで受信されたデータが5
5hでない場合(S710→S713)には、コピー動
作を禁止して警告を行なう(S713,S714,S7
15)。シリアル通信では、AAhおよび55hの全8
ビットが受信できるまではそのコードを確認できないた
めに、レベル信号による第1の例に比べて誤差範囲を+
側に大きく取って1msとしている。ここでは紙幣判定
部38が55hを返すように制御したが、受信されたコ
ードをそのまま一定時間遅延させてもよい。上記のよう
に制御することで、どちらの例においても信号線には、
一定時間遅延して信号が返されるようになり、仮に両方
の信号線をショート等しても装着検知を誤動作させられ
ない。また上記手順に関する情報を解析したりしても、
特殊な回路を作成しないかぎり装着検知を誤動作させら
れず、不正複写は困難である。
【0067】次に請求項5の発明の実施例について、こ
れを前記請求項1の実施例に対して応用した例を説明す
る。図31は、本発明を実施した場合の紙幣判定部38
とプロセス制御部40の構成を示した概略ブロック図で
ある。図2の構成との差は、紙幣判定部38とプロセス
制御部40とを接続する信号線が1本となり、前記信号
線72に接続されているI/Oの出力端子が、トランジ
スタ73によってオープンコレクタ出力となっている点
だけである。オープンコレクタ出力となっているため
に、複数の出力端子が共通接続されていても、信号レベ
ルがHighであれば信号の競合はおこらない。ここで
はオープンコレクタとしているが、スリーステート端子
で構成してもよい。このような構成において、図32,
図33,図34,図35,図36,図37に示した手順
で紙幣判定と装着確認が実行される。
【0068】処理の概略は、プロセスCPU41が信号
線に1個のパルスを出力した場合は装着確認動作を紙幣
判定CPU48に要求しており、パルス数が2個の場合
は紙幣判定結果を要求しているとするものである。以下
フローチャートにしたがって説明するが、図中の信号レ
ベルに関するHigh/Lowの記述は、図31の信号
線72上での信号レベルを表すもので、I/O44,5
1の出力端子での信号レベルを表すものではない。(両
者はレベルが逆の関係になる。)電源がオンされた後の
初期設定により、両装置のI/O出力はHighに設定
される(S802,S854)。信号線72への出力端
子はオープンコレクタであるために、両者がHighで
あれば信号の衝突は発生しない。プロセス制御CPU4
1は、コピー開始前に紙幣判定部38の装着検知を行な
うために、信号線に乱数によって決定した時間幅t1の
Lowパルスを1個出力する(S805〜S808)。
【0069】請求項2では乱数により1〜100msの
パルスを想定したが、本例ではパルス幅は、パルス数の
迅速な確認のために1〜10ms程度としておく。プロ
セス制御CPU41がパルスを出す以前に信号線72が
Lowとなった場合は、信号線72に何等かの操作が行
なわれたとして、複写禁止処理を行なう(S804→S
824)。紙幣判定CPU48は、パルス幅を測定する
(S856〜S858)と同時に、パルス数が1個で終
了することを確認する。パルス数の確認は、信号線72
がHighとなってから0.6ms間、信号線の状態を
判断して行なう(もし2個のパルスが出ているなら、
0.5ms後にLowとなる。)(S859,S86
0)。パルス数が1個であれば(S860→S86
1)、紙幣判定CPU48は請求項2で述べたと同様
に、受信したパルス幅に応じた回数のLowパルスを出
力する(S861〜S868)。
【0070】プロセス制御CPU41では、信号線をH
ighに戻した後0.5ms間は紙幣判定部38がパル
ス回数を判定している期間であるため、信号線72がH
ighを保持するかをチェックする(S809〜S81
1)。続いて、0.1ms以内の間隔でt1回のパルス
が来れば、正常に紙幣判定部38が装着されていると判
断する(S812〜S817およびS822,S82
3)。t1回のパルスを検知後も、余分なパルスが来な
いかを1ms間監視する(S818〜S820)。複写
動作が実行され、原稿画像中に紙幣パターンが含まれて
いるかどうかを判定し終った時点で(S827→S82
9)、プロセス制御CPU41は、再度乱数によって決
定した時間幅t2のLowパルスを、0.5msの間隔
を空けて2回出力する(S829〜S838)。ここで
PCOUNTは、発生するパルスをカウントするための
カウンタである。また、原稿走査中に信号線72がLo
wになった場合は異常状態と判断して、複写動作を禁止
する(S828→S824)。紙幣判定CPU48で
は、1回目のパルス幅の計測S855〜S858ととも
に、2回目のパルスを検知し(S860→S869→S
870)、紙幣判定結果が要求されていることを検出す
る。認識部47の認識結果に応じて、原稿画像中に紙幣
パターンが認識されれば、計測した時間幅と同じ時間幅
のパルスを1個だけ返す(S871,S873)紙幣パ
ターンが認識されなかった場合は同じ時間幅で2個のパ
ルスを返す(S871,S872)。
【0071】プロセス制御CPU41では2個のパルス
を送信後、0.75ms以内に紙幣判定部38が信号を
返すかをチェックする。パルスが時間内に返されない場
合、0.75ms後にS848→S849→S850→
S824と処理されて、装着異常検知となる。パルスが
返された場合は、返されてくるパルス幅がt2±0.7
5msであること確認する。パルス幅がt2−0.75
ms以下である場合(S843→S844→S82
4)、およびパルス幅がt2+0.75ms以上である
場合は(S845→S846→S848→S824)、
装着に問題があるとして、複写動作の禁止処理を行な
う。
【0072】パルス幅がt2±0.75msであればパ
ルス数をCOUNTによってカウントする(S84
7)。パルス数が2を超えた場合は装着異常として、禁
止処理を行なう(S847→S882)。パルスが0.
75ms以上途絶えればS840→S841→S849
→S850→S851と処理が進み、コピー終了まで信
号線72がHighに保たれることを確認する。また、
パルス数が1個であれば複写を停止する(S850→S
824)。図38は、上記手順による信号線の状態変化
をタイミングチャートで示したものである。上記例では
1本のレベル信号線によって装置を構成したが、装着の
確認用コードの送受と判定結果コードの送受とを1本の
シリアル通信線により構成してもよい。このように、紙
幣判定結果のための信号線と装着確認のための信号線を
1つにすることで、紙幣判定部38の判定結果だけが妨
害され、装着確認が実行できても判定結果がプロセス制
御部40に正しく伝わらないといった不正使用を防止可
能となる。
【0073】次に請求項6の発明の実施例について説明
する。本発明は前記実施例の1から5に対して有効であ
るが、ここでは請求項1の第1の実施例を若干変更した
方式に本発明を施した場合の例を述べる。図39は、本
発明を実施した場合の紙幣判定部38とプロセス制御部
40の構成を示したブロック図である。CPUからの時
間設定により、一定時間後に信号を出力するタイマ8
0,81が設けられており、その信号は割込制御部7
4,75に入力されている。割込制御部74にはまた信
号線45が入力されており、信号線45の立上り、およ
び立下がり変化を検知する。タイマからの信号、および
信号線45の変化を検知すると、割込制御部74は信号
線76を通してCPU48に割込信号を発生する。同様
に、プロセス制御部40の割込制御部75は、タイマ8
1からの信号と信号線46の変化を検知して、信号線7
7を通してCPU41に割込信号を発生する。紙幣判定
結果用の信号線39は、請求項1の実施例と同じくHi
gh or Lowのレベル信号を送信する。また認識
部47には、請求項1で述べた神経回路網による判定結
果が0.9以上であれば1個のパルスを発生する比較器
78が接続されており、比較器78からのパルスはカウ
ンタ79によってカウントされる。
【0074】認識部47は請求項1で述べた方法によ
り、原稿画像中に紙幣パターンが含まれていれば、1に
近い値を出力し、そうでなければ0に近い値を出力す
る。認識部47の処理は1画素単位で実行されるため、
比較器の比較処理自体も1画素単位で同期して実行され
る。認識部47の出力値が0.9以上であれば比較器の
出力値はHighに、0.9未満であればLowにな
る。ただし、Highの信号は1画素の前半部分の期間
だけ出力され、後半部分では必ずLowとなる。カウン
タ79は2つのカウンタを持っており、比較器が上記の
パルスを出力した回数と、出力しなかった回数の両方を
カウントする。これにより、カウンタへの入力信号自体
が妨害されると、両方のカウント値の和が全画素数とな
らないことにより、装置の改変などが検知できる。1枚
の原稿画像を走査する間に比較器がHighを出力した
回数とLowを出力した回数とを、CPUの動作と無関
係にカウントでき、カウント値はCPU48から読み出
しできる。不正使用に対する防護をより完全なものとす
るには、上記回路ブロックの内、紙幣判定部38内の回
路基板を樹脂などで封じてしまい、回路配線のショート
やカットができないようにする。
【0075】図40,図41は上記構成の装置で、装着
確認と紙幣認識の処理を実行する手順をフローチャート
で示したものである。なお、本実施例では、信号線4
5,46,39が図42に示したように変化することで
装着確認と紙幣判定結果の伝達が実行される。両CPU
は、まず信号やり取りがどの段階にあるかを示す値ST
ATE1およびSTATE2を、初期状態であることを
示す0に設定する(S902,S967)。またI/O
の初期化等を行なう。この時、信号線39,45,46
の初期化が実行される(S903,S961)。さら
に、割込発生時に実行するアドレス(割込ベクター)の
設定を、割込制御部に所定の数値を設定することで行な
う。
【0076】プロセス制御CPU41では、信号線46
の立ち下がりエッジではINT10が、同立上りエッジ
ではINT11が、またタイマ割込ではINT12が、
それぞれ実行されるように設定される(S904〜S9
06)。紙幣判定CPU48では、信号線45の立ち上
がりエッジではINT20が、同立下がりエッジではI
NT21が、またタイマ割込ではINT22がそれぞれ
実行されるように設定される(S962〜S964)。
プロセス制御CPU41では、コピー開始前の状態で信
号線39の状態がHighとなった場合を検知するため
に、2ms毎にINT12が実行されるようにタイマを
設定する(S907)。INT12では、STATE1
が0であれば信号線39の状態をチェックし(S941
→S946)、異常があればコピー禁止処理を行なう
(S946→S945)。異常がなければ再度2msタ
イマを設定してINT12を終了する(S946→S9
47〜S949)。コピーが開始されると信号線45を
Highに設定すると共に、0.1ms以内に紙幣判定
部38が応答を返すことを確認するためにタイマ設定
と、1つめの応答エッジ待ち状態であることを示すため
に、STATE1を1に設定する(S908→S909
〜S911)。
【0077】紙幣判定部38が0.1ms以内に信号線
46をHighにして応答すると、割込が発生してS9
09〜S914の処理が一時中断されてINT10が実
行される。INT10では、STATE1が1であれば
正規タイミングで紙幣判定部38が応答したとし、信号
線45をLowに戻し、紙幣判定部38の次の応答まで
の監視時間0.1msを設定する(S921→S922
〜S923)。また2回目のエッジ応答待ちであること
を示すために、STATE1を2にする(S924)。
INT10が実行された時点でSTATE1が1以外で
あれば、正規外のタイミングで信号が来たので、装着異
常処理を行ない、コピーを禁止する(S921→92
6)。上記処理終了後、中断していた処理に制御が戻る
(S925)。
【0078】紙幣判定部38が、2回目のエッジに応答
すると、INT10の場合と同様に実行中の処理が一時
中断されてINT11が実行される。INT11では、
STATE1が2であれば2回目のエッジに紙幣判定部
38が正しく応答したと判断して、STATE1を0に
戻して終了する(S930→S931→932)。ST
ATE1が2でなければ、正規外のタイミングで応答が
あったと判断し、コピー禁止処理を行なう(S931→
S934)。上記INT10,INT11に関する紙幣
判定部38の応答が0.1ms以上おくれた場合、IN
T12が実行される。この場合、STATE1が1or
2の状態でINT12が実行されるため、INT12内
でコピー禁止処理が実行される(S940→S941→
S945)。S909〜S914では、STATE1が
0である場合、すなわち、2つのエッジが確認されて信
号線45がLowに戻っている状態で、かつ原稿走査が
終了していれば、紙幣判定結果のチェックに移る(S9
13→S914→S915)。S913のチェックは、
信号線45,46が初期状態に戻らない状態ではタイマ
が計時中であり、これを書換えることによる誤動作を防
ぐためである。
【0079】上記のように、割込の実行は、コピープロ
セス制御の処理に非同期に、プロセス制御処理を一時中
断して行なわれるが、INT10,INT11共に処理
量が少なく、プロセス制御に与える影響はほとんどな
い。本実施例では請求項1とは異なり、原稿走査終了後
の2ms間は信号線39が常にHighとなり、その後
紙幣判定結果がLow(紙幣検出無し)またはHigh
(紙幣検出有り)で示される。紙幣判定結果を出す前の
Highレベル確認状態であることを示すために、ST
ATE1が3に設定される(S915)。2ms間の中
央で信号線39の状態を判定するために、1msタイマ
を設定する(S916)。以下、コピー終了までプロセ
ス制御が実行され、信号線39の状態判定はINT12
で実行される。INT12では、STATE1が3であ
れば信号線39の状態を判定し、Lowであればコピー
禁止処理を行なう。HighであればSTATE1を紙
幣判定結果読み取り待ち状態であることを示す4に設定
し、2msタイマを設定してINT12を終了する(S
942→S943,S944)。STATE1が4の状
態でINT12が実行されると、信号線39に出されて
いる結果を判定し、High(紙幣検出)であればコピ
ー禁止処理を、Lowであればコピー開始前の信号線3
9の異常検知と同じ状態(STATE1=0)に設定
し、2ms毎に信号線39の状態チェックがINT12
で実行されるようにして終了する(S946→S947
〜S949)。
【0080】紙幣判定部38側では前述の初期設定後、
原稿走査が終了したこと示すフラグをクリアして(S9
65)、紙幣認識部47からの出力値用カウンタ79を
0にする(S966)。原稿走査終了待ちであること示
すためにSTATE2を0にする(S967)。この状
態でプロセス制御部40から装着確認が実行されると、
まず信号線45の立上りによってINT20が実行され
る。STATE2は0であるから(S981→S98
2)、信号線46をLowにして応答し(S982)、
2回目のエッジ待ちであることを示すためにSTATE
2を1にしてS983処理を終了する。 STATE2
が0以外でINT20が実行された場合は、正規外のタ
イミングで装着確認信号が来たとして信号線39をHi
ghにし、プロセス制御部40へ異常を伝える(S98
1→S985)。装着確認信号の2回目のエッジが来る
と、INT21が実行される。STATE2が1であれ
ば正規タイミングでの信号(S991→S992)、そ
れ以外であれば正規外としてINT20と同様な処理を
行なう(S991→S995)。正規タイミングであれ
ば信号線46をHighに戻す(S992)。どちらの
場合もSTATE2を初期状態に戻す。S993原稿走
査が終了すると、2ms間、信号線39をHighにす
る(S968→S969〜S971)。2ms経過する
とINT22が実行され、カウンタの値を判定して紙幣
を認識したりカウント値自体(画素数とカウント合計値
が異なる等)であれば、信号線39をHighにする
(S1003,S1004→S1007)。カウント値
が正常であれば信号線39をLowにする(S100
5)。INT22でも、STATE2を判断して、正規
外であれば信号線39をHighにすることで、プロセ
ス制御部40に異常を知らせる(S1001→S100
7)。上記INT20,INT21,INT22は、S
960〜S972の処理を一時中断して実行されるが、
各割込処理の量は少ないためにS960〜S972への
影響はほとんど無い。また、紙幣判定の処理に関しては
カウンタ等によるハードウェア処理であるために、CP
Uの処理が一時中断されてもほとんど影響がない。した
がって、認識部47が認識処理を実行中でもプロセス制
御部40からの装着確認動作に応答ができ、コピー動作
開始後に紙幣判定部38が抜かれるなどの不正使用が行
なわれても、コピー動作を停止して、紙幣偽造等を防止
可能である。また、認識部47とCPU48とは1枚の
基板上に設け、これらを樹脂等でモールドするように構
成すれば、基板上での改造なども不可能となる。
【0081】次に請求項7の発明の実施例について説明
する。図50は請求項7の発明を実施した画像形成装置
の、関連する部分の回路ブロック図である。紙幣判定部
38とプロセス制御部40に関しては、請求項1に記し
た構成と同じである。CCD駆動・信号処理回路64か
ら出力された画像信号は、紙幣判定部38に入力されて
複写の可否判定に用いられる。同時に判定部38から複
写画像形成装置に画像信号が出力される。複写画像形成
装置では画像信号からレーザー光による静電潜像を形成
するための信号が形成される。この際に、必要に応じて
画像の合成や色変換等の処理が実行される。複写画像形
成装置から出力された画像信号はレーザー書込み系に入
り、感光体上に静電潜像パターンを形成する。画像信号
が、紙幣判定部38,画像形成装置,レーザー書込み系
(印刷装置)と順次伝えられるように構成されているた
めに、紙幣判定部38に入力される画像信号と実際の複
写に使用される画像信号とは同一のものとなる。
【0082】次に請求項8の発明の実施例について説明
する。図43は、請求項1の実施例(図2)に対して本
発明を適用した場合の回路ブロック図を示したものであ
る。この例では、画像信号は紙幣判定部38でコード化
され、画像処理部84で復元される。図2との違いは、
認識部47と一体化して画像信号をコード化するコード
部82と、図2では示されていなかった画像処理部84
内に画像信号を復元するデコード部83とを設け、画像
信号がCCD信号処理回路64から紙幣判定部38を経
て画像処理部84へと送られるように構成したことであ
る。図44−a)は、図43に示したコード部82とデ
コード部83の一例を詳細に示したものである。図の左
半分がコード部82,右半分がデコード部83になる。
画像信号はR,G,B各8bitで構成されているとす
ると、図44−a)はその中の1bit分について示し
ている。r0〜r3,およびr4〜r7はそれぞれ4b
itのシフトレジスタであり、これと排他的論理和のゲ
ート88−1とが組み合わされている。r0〜r7は、
画像信号が入力される前にあらかじめ1に設定される。
最左端より入力された画像信号は、r3と排他的論理和
を取られてr0に入力される。r0〜r3は画像信号の
画素に同期したクロックによってr0からr3方向へ順
次シフトされる。またr3の値は画像処理部84内のr
4に入力される。r4〜r7についても、その動作はr
0〜r3と同じである。排他的論理和ゲート88−2
は、r3とr7との排他的論理和を取るように構成され
ており、その出力値は88−1に入力された値が4画素
分遅延したものとなる。実際には、図44−c)に示す
ように図44−a)の回路が必要なbit数分並列に構
成される。
【0083】本例では、画素間の相関でコードが変化す
るように構成したが、これ以外にも紙幣判定部38と画
像処理部84間の信号が容易には解析できないようなコ
ード化は種々あり、本例に限定されるものではない。図
37は、本コード/デコード部が正常に動作した場合の
状態を示したものである。また図38は、入力データを
コード部82を通さずに、直接r4に入力した場合の状
態を示したもの、すなわち紙幣判定部38に画像信号を
入力せずに複写を実行しようとした場合の状態を示した
ものである。入力する画像データは、画素の濃淡値が順
に30h(hは16進法を示す)から3fhへと変化す
る画像を想定し、これを88−1に入力した場合に、t
画素目を入力した状態での各レジスタの値と88−2の
出力値を示している。r0〜r7は当初1に設定され
る。図47について説明すると、t=1で入力値30h
とr3の出力値01hとの排他的論理和が取られ、その
結果01hがt=2でのr0の値となる。またt=1で
のr3の出力値01hとr7の出力値01hとの排他的
論理和がt=1での復元画像値となる。ただし、t=1
からt=4に関しては、r4〜r7の遅延のためにダミ
ー画素となり、t=5から実際の入力画像が再生され
る。r3の出力は図47,図48に示すように元画像と
は異なった、先に入力された画像データに依存する値と
なっているために、紙幣判定部38から出力される値か
らコード化の方法を推定することは容易ではない。
【0084】また図48について説明すると、紙幣判定
部38を通さずに直接画像処理部84に画像信号を入力
しても、同図に示されるように、出力データは元画像と
は異なった濃度値となって、正常な複写画像は得られな
い。図43の認識部47とコード部82、あるいは画像
処理部84内のデコード部83は、1個、あるいは少数
個のLSI等で一体に構成すると、回路に対する改変が
不可能となって更に防止機能がより強固となる。このよ
うな構成であれば、仮にCCD信号処理回路64の出力
を直接デコード部83へ入力するとともに、認識部47
へは疑似信号を入力することで、紙幣偽造を行なおうと
しても、正常な画像形成は不可能であるし、LSI内の
コード方式が判明しないかぎり外部に疑似コード部82
を設けることも不可能である。また、ここでは図47,
図48に示すように、コード部82からの出力には初め
にダミー画素が含まれるように構成してあるが、初めの
4画素分に関しては外部に出力されないような構成にす
ると同時に、r4〜r7はダミー画素分に関してはシフ
ト動作をさせないように構成すれば、r0〜r3に初期
設定された値がそのまま出力することはない。
【0085】本実施例ではコード化部を紙幣判定部38
に設け、復元は画像処理部84で行なうように構成した
が、CCDからの信号処理部64にコード化部を設け、
紙幣判定部38に復元部を設けるように構成してもよ
い。また、信号処理部64でコード化された画像信号を
紙幣判定部38で復元して紙幣判定に用いると同時に、
更に別のコード化を実行して、最終的に画像処理部84
で2回の復元を実行するような構成としてもよい。
【0086】次に請求項9の発明の実施例について説明
する。請求項8の例では、図44−a)に示したコード
化/デコード化部分は、画像信号を入力される前に01
hに設定される。この値は、これ以降のコード信号の状
態を決定するキーとなるが、コード化の方式が不正使用
を試みるユーザーに漏洩した場合には、以下のような方
法による不正使用が考えられる。まず、紙幣パターンを
含まない疑似画像信号を出力する回路を作成し、この出
力信号を紙幣判定部38に入力することで、紙幣判定部
38を誤動作させる。同時に、画像信号をコード化する
回路を作成し、これに実際にCCD信号処理部64から
出力された信号を出力してコード化画像信号を作成し、
紙幣判定部38を迂回して、画像信号を画像処理部84
へ送り込む。複写機の回路図等が不正使用を試みるユー
ザーに漏れ、更に基板等の改造を行なう技術がある場合
には、上記のような方法により紙幣判定部38を実質的
に不作動とすることができる。
【0087】本発明では図44−b)に示すように、r
0〜r3およびr4〜r7に設定する初期値は、図43
に示すCPU48、および画像処理部84を制御するC
PU(不図示)より、毎回異なった値が設定されるよう
に構成されている。これらの基準値は、例えばプロセス
CPU41が発生した乱数を各装置のCPUに送り、こ
れを使用するように構成しておけばよい。これにより、
回路構成等が解っていてもコード化のキーが毎回変化す
るために、前記請求項7の場合よりも更に不正使用は困
難となる。
【0088】次に請求項10の発明の実施例について説
明する。図45は図43の構成の装置に本発明を実施し
た場合の、本発明に関係する部分だけを抜粋したもので
ある。CCD信号処理回路64と紙幣判定部38との接
続コネクタ部にマイクロスイッチ92−1が、また画像
処理部84との接続コネクタ部には同92−2が、それ
ぞれ設けられている。これらは、紙幣判定部38を構成
する基板がコネクタに正常に装着されていれば閉じ、コ
ネクタから抜かれると開く。93は電池であり、3個の
電池が直列に接続されている。Vbは後述のコンパレー
タ95とラッチ96の電源として供給される。94はダ
イオードであり、マイクロスイッチ92−1,92−2
が共に閉じているときに、電池93−1から93−3へ
と逆電流が流れないようにするためのものである。95
はコンパレータであり、マイクロスイッチ92が共に閉
じている場合は−端子の電圧V1が+端子の電圧V2よ
りも高くなり(V1>V2)、コンパレータ出力は0V
となる。マイクロスイッチが一つでも開くと、コンパレ
ータの−端子へはVbが供給されなくなり、代わって電
池93−3からダイオード94を通して電圧がかかる。
したがってV1<V2となってコンパレータ出力はH
ighとなる。96は8bitのラッチであり、S端子
をHighとするとQ0〜Q7はすべて1を出力する。
E端子をHighとすると、D0〜D7を通して内部に
8bitの値を書込み、書込んだ値はQ0〜Q7から読
み取りが可能である。D0〜D7およびQ0〜Q7はプ
ロセス制御部40に接続されており、プロセス制御部4
0のCPU41は装置全体の電源が入った時に、Q0〜
Q7があらかじめ設定された値であることを確認する。
【0089】もし、装置全体の電源が切られた状態で紙
幣判定部38のコネクタが抜かれた場合、マイクロスイ
ッチ92が開き、V1<V2となるためにラッチのS端
子にHigh信号が入力され、Q0〜Q7はすべて1と
なる。プロセス制御部40のCPUはQ0〜Q7の値を
チェックすることで、装置の電源がオフの間に紙幣判定
部38が抜かれたことを検知できる。紙幣判定部38が
抜かれたことを検知した場合には、請求項1等に述べた
ように複写を禁止したり、その旨警告を出したりする。
プロセス制御部40側には、装置の電源を切っても内容
が保持される不揮発性メモリを設けておき、これとQ0
〜Q7の値を比較すればよい。また、上記比較動作を実
行後、D0〜D7を通して設定値を書換えるようにすれ
ば、装置検知動作はより強固となる。
【0090】なお、初めに紙幣判定部38を装着する場
合については、プロセス制御部40はラッチにオール1
を設定したように、前記不揮発性メモリを初期設定す
る。これによって、初めて紙幣判定部38を装着した際
に、紙幣判定部38が抜かれたと誤検知することを防げ
る。また、サービスマン等がメンテナンス等で誤って紙
幣判定部38を抜く可能性もある。そのためサービスマ
ン以外は容易に装着検知を解除できないようにする必要
がある。前記不揮発性メモリの内容を書換えるための手
段として、複写機の操作部からの一連の操作(操作方法
等については極秘とする)や、あるいは、特殊な回路に
よる不揮発性メモリへのオール1書込みといった方法を
とるとよい。なお、マイクロスイッチや回路をショート
するといった行為を防止するために、図49に示すよう
に、鉄板等によるカバー97を設け、紙幣判定部38の
基板98はカバー内へ抜き差しするように構成するとよ
い。
【0091】次に請求項11の発明の実施例について説
明する。通常、複写機には種々のカウンタが設けられて
おり、複写枚数や現像回数等をカウントすることで、デ
ベロッパーや感光体の交換、種々のメンテナンスの実施
時期を検出するとともに、これらの実施をユーザに促し
たりする。これらは、あくまで複写を実行した場合にカ
ウントが実行されるものであり、複写機を停止した状態
ではカウントは実行されない。紙幣判定部38について
は、紙幣の画像パターン等から認識を行なうために、新
紙幣が発行された場合には認識用の基準パターンを変更
しないと、新札を紙幣と認識しない。したがって、新紙
幣の発行前に新紙幣に未対応の複写機を購入すれば、新
紙幣発行後に何等の制限無く紙幣偽造が可能となる。こ
のような場合には、前述のメンテナンス用カウンタ等を
用いて、新紙幣に対応しているかどうか、あるいは購入
から一定時間が経過しているかといったことを判定する
ことは不可能である。図46は本発明を実施した回路構
成の一例である。図中86のクロック、87の電池以外
はこれまでの実施例と同じものである。クロック86は
電池87により常に動作しており、複写機が組み立てら
れてからの時間を例えば1秒単位でカウントしている。
CPU41は、クロックの現在値が2カ月以上であれば
複写を禁止する。通常なら一定時間でメンテナンスサー
ビスが実行されるため、その際にクロックをリセットす
れば、クロックによる複写禁止は発生しない。新紙幣が
発行される場合には、メンテナンスと同時に新紙幣対応
の紙幣判定部38に交換すればよい。
【0092】上述のような、新紙幣に未対応の複写機を
放置しておいたような場合には、サービスマンによるリ
セットが実行されないかぎり複写が行なえないために、
新紙幣に未対応な複写機でも紙幣偽造に対してかなりの
制限を付けることが可能となる。また、新紙幣が発行さ
れる際の新紙幣未対応機による偽造だけでなく、請求項
1等で述べた偽造に対するプロテクトを改造によって無
効とされることがあった場合でも、一定期間毎にサービ
スマンのチェックを必要とするために、その際に改造が
発見されるか、あるいは大量複写を不可能にすることが
できる。
【0093】その他本発明は、上記しかつ図面に示した
実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変形して実施できることは勿論である。
【0094】
【発明の効果】請求項1の発明の複写機によれば、判定
手段部からの装着状態信号を、回路やコネクタのショー
ト等では容易に作成できないようにすることができる。
判定手段部を動作不能とし、偽信号によって偽造防止機
能を停止させた状態で複写を実行するといった悪用を防
ぐことが可能となる。
【0095】請求項2の発明の複写機によれば、測定器
などによって、判定手段部の装着確認信号が容易に解析
できないようにすることができる。疑似的に判定手段部
が装着されているとするような装置を作成することが困
難となり、不正行為の防止がより強固となる。
【0096】請求項3の発明の複写機によれば、制御手
段部からの信号と、判定手段部から返される信号とが異
なる信号となるようにすることで、測定器などによっ
て、判定手段部の装着確認信号が容易に解析できないよ
うにすることができる。疑似的に判定手段部が装着され
ているとするような装置や信号を作成することが困難と
なり、不正行為の防止がより強固となる。
【0097】請求項4の発明の複写機によれば、時間的
な遅延を利用することにより、簡単な装置では疑似的な
装着信号を作れないようにすること、および、少ない信
号線でも装着確認動作を実行できるようにすることがで
きる。より少ない回路とコストで、不正行為の防止が可
能となる。
【0098】請求項5の発明の複写機によれば、判定手
段部を装着した状態であっても、判定手段部から制御手
段部への判定結果信号だけを妨害することが不可能な複
写機を提供することができる。また、装着状態の検知の
ための回路を減らすことができる。これにより、より少
ない回路とコストで不正複写を防止することが可能とな
る。
【0099】請求項6の発明の複写機によれば、複写動
作中に判定の妨害が行なわれた場合でも、不正複写の防
止が可能な複写機を提供することができる。これによ
り、より確実に不正複写防止が可能となる。
【0100】請求項7の発明の画像形成装置によれば、
判定手段部に入力される画像信号と、画像処理手段部や
印刷手段部の入力となる画像信号が同一のものであるこ
とを保証することができる。判定手段部に入力された画
像信号と判定手段部から画像処理手段部、印刷手段部に
供給することによりこれを保証する。
【0101】請求項8の発明の画像形成装置によれば、
判定手段部へ入力される画像信号に、その認識を妨害す
るような操作が成された場合に、形成される画像自体が
影響を受け、正常な画像が得られなくすることで複写機
の不正使用を防止する。これにより、判定手段部を未装
着状態で使用することを防止するとともに、画像形成に
用いる画像信号と判定に用いる画像信号とを異ならせる
ことによって判定を誤らせるといった不正使用を防止で
きる。
【0102】請求項9の発明の画像形成装置によれば、
請求項8のプロテクトが容易に解除されないようにする
ことができる。比較的単純な方法で、より防止機能を高
められる。
【0103】請求項10の発明の画像形成装置によれ
ば、電源を切った状態で判定手段部を不作動とするよう
な操作が実行されるのを防止する。これによって、基板
等の改変によって種々のプロテクトを回避しようとして
も、基板の改変を実行した時点で不正複写を防止でき
る。又不正使用を行なおうとしている者に容易に解除で
きない機能を提供する。これによって試行錯誤によって
基板等を改変することは不可能となり、紙幣偽造防止が
より強固となる。
【0104】請求項11の発明の画像形成装置によれ
ば、紙幣デザインの変更や新紙幣の発行によって、紙幣
偽造防止機能が働かなくなる場合であっても、新紙幣の
複写が短期間しかできないか、あるいはまったくできな
いようにする。これによって、新紙幣発行によって偽造
防止能力がなくなった複写機が、長期間に渡って使用さ
れるといった問題点が回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写機の断面図である。
【図2】本発明装置の構成図である。
【図3】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例のタイミングチャートである。
【図6】本発明装置の構成図である。
【図7】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施例の説明図である。
【図10】本発明の実施例のヒストグラムである。
【図11】本発明の実施例のヒストグラムである。
【図12】紙幣認識部のブロック図である。
【図13】パーセプトロンの1例を示す図である。
【図14】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施例のタイミングチャートであ
る。
【図17】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図20】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施例のタイミングチャートであ
る。
【図22】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図23】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図24】本発明の実施例の説明図である。
【図25】本発明の実施例の説明図である。
【図26】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図27】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図28】本発明の実施例のタイミングチャートであ
る。
【図29】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図30】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図31】本発明装置の構成図である。
【図32】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図33】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図34】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図35】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図36】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図37】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図38】本発明の実施例のタイミングチャートであ
る。
【図39】本発明装置の構成図である。
【図40】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図41】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図42】本発明の実施例のタイミングチャートであ
る。
【図43】本発明装置の構成図である。
【図44】a)本発明の実施例の説明図である。 b)本発明の実施例の説明図である。 c)本発明の実施例の説明図である。
【図45】本発明装置の構成図である。
【図46】本発明装置の構成図である。
【図47】入力データ/出力データを示す図である。
【図48】入力データ/出力データを示す図である。
【図49】基板の取付を示す斜視図である。
【図50】本発明装置の構成図である。
【符号の説明】
1 ランプユニット 2 ミラー 3 ミラー 4 ミラー 5 レンズユニット 6 CCDセンサ 7 レーザードライバユニット 8 ミラー 9 ミラー 10 感光体ドラム 11 ブラック現像槽 12 イエロー原像槽 13 マゼンタ原像槽 14 シアン原像槽 15 除電ランプ 16 帯電チャージャ 17 転写ベルト 31 定着部 32 排出ローラ 38 紙幣判定部 40 プロセス制御部 41 CPU(プロセス制御部側) 42 ROM(プロセス制御部側) 43 RAM(プロセス制御部側) 44 I/O(プロセス制御部側) 48 CPU(紙幣判定部側) 49 ROM(紙幣判定部側) 50 RAM(紙幣判定部側) 51 I/O(紙幣判定部側) 57 スキャナーユニット 64 CCD駆動・信号処理回路 90 複写機本体 91 原稿載置台

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像情報から複写の禁止と許可を判
    定する判定手段部と、複写動作の実行を制御する制御手
    段部とを有し、前記判定手段部の判定結果に応じて前記
    制御手段部が複写の実行を制御するように構成された複
    写機において、前記制御手段部から前記判定手段部に入
    力された信号を前記制御手段部に戻すことにより、前記
    制御手段部が前記判定手段部の状態を確認することを特
    徴とする、複写機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段部は、前記判定手段部へ出
    力する信号を、確認の動作毎に変化させることを特徴と
    する請求項1記載の複写機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段部と前記判定手段部とが同
    じ情報を持ち、制御手段部が発した信号を、制御手段部
    と判定手段部とが独立に、前記情報を用いて変換した結
    果によって、判定手段部の状態を確認することを特徴と
    する請求項1および請求項2記載の複写機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段部が発した信号が、前記判
    定手段部で、あらかじめ設定された時間だけ遅延したこ
    とにより、判定手段部の状態を確認することを特徴とす
    る請求項1、および請求項2記載の複写機。
  5. 【請求項5】 前記判定手段部は、前記制御手段部に複
    写の禁止/許可判定結果を出力する信号線を持ち、判定
    手段部の装着状態を確認するための信号が、前記信号線
    を用いて送受されるように構成したことを特徴とする、
    請求項1から4に記載の複写機。
  6. 【請求項6】 前記判定手段部は、原稿画像情報から複
    写の禁止と許可の判定動作を実行中であっても、前記制
    御手段部からの信号に応答可能なように、判定動作のた
    めの回路部分と、状態確認のための応答回路部分とを、
    独立に、かつ物理的,電気的に分離不可能に構成したこ
    とを特徴とする、請求項1から5に記載の複写機。
  7. 【請求項7】画像を電気信号に変換して画像信号を出力
    する信号処理手段部と、前記画像信号を入力として複写
    の禁止を判定すると同時にその画像信号を出力する判定
    手段部と、前記判定結果に基づき複写動作の実行を制御
    する制御手段部と、前記画像信号を入力として画像処理
    を行なう画像処理手段部と、前記信号処理手段部または
    前記画像処理手段部によって処理された画像信号を入力
    として印刷を行なう印刷手段部を構成要素として持つ画
    像形成装置において、前記信号処理手段部が出力する画
    像信号を前記判定手段部の中を経由して前記画像処理手
    段部あるいは、前記印刷手段部に供給することを特徴と
    する画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像を電気信号に変換して画像信号を出
    力する信号処理手段部と、前記画像信号に基づき複写の
    禁止を判定する判定手段部と、前記画像信号に基づき作
    像を実行、および制御する作像制御手段部と、前記信号
    処理手段部か前記判定手段部のどちらか一方に設けた、
    画像信号をコード化する手段と、前記判定手段部か前記
    作像制御手段部のどちらか一方に設けた、コード化され
    た画像信号を復元する手段とを持つことを特徴とする、
    請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像信号のコード化手段と復元手段
    とが、共通の基準信号に応じてコード化、および復元処
    理を実行するように構成したことを特徴とする、請求項
    8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像情報から複写の禁止を判定する判
    定手段部を持つ画像形成装置において、 前記画像形成装置の電源投入状態に無関係に、前記判定
    手段部が前記画像形成装置から電気的、あるいは物理的
    に切離されたことを検知する手段と、前記検知手段の検
    知結果を記憶保持する手段と、前記記憶手段の記憶に応
    じて複写動作を制御する手段とを持つことを特徴とする
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 画像情報から複写の禁止を判定する判
    定手段部と、画像形成を制御する制御手段部と、一定時
    間を計時する手段部とを持つ画像形成装置において、前
    記計時装置が一定時間を計時完了したことによる信号に
    よって、前記画像形成装置が複写を禁止するように制御
    されることを特徴とする画像形成装置。
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