JPH07307517A - レーザ発振器 - Google Patents
レーザ発振器Info
- Publication number
- JPH07307517A JPH07307517A JP9989194A JP9989194A JPH07307517A JP H07307517 A JPH07307517 A JP H07307517A JP 9989194 A JP9989194 A JP 9989194A JP 9989194 A JP9989194 A JP 9989194A JP H07307517 A JPH07307517 A JP H07307517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- prism
- laser rod
- polarizer
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 稜線の直交する2つの直角プリズムにより構
成されポッケルスセルと薄膜偏光子により出力光を取り
出すレーザ発振器の光学部品の調整を容易にし、レーザ
出力の変動を少なくするため。 【構成】 2つの直角プリズム1と5を薄膜偏光子4に
より折り返す発振光学系を構築し、板ばねによりベース
6に固定することで、常に直角プリズムを押さえる構成
とする。 【効果】 直角プリズムの固定に必要な部品が少なくな
るとともに固定作業が簡単になり、また温度変化により
直角プリズムの固定状態が失われることが無くなりレー
ザ出力が変動しないレーザ発振器が構成できる。
成されポッケルスセルと薄膜偏光子により出力光を取り
出すレーザ発振器の光学部品の調整を容易にし、レーザ
出力の変動を少なくするため。 【構成】 2つの直角プリズム1と5を薄膜偏光子4に
より折り返す発振光学系を構築し、板ばねによりベース
6に固定することで、常に直角プリズムを押さえる構成
とする。 【効果】 直角プリズムの固定に必要な部品が少なくな
るとともに固定作業が簡単になり、また温度変化により
直角プリズムの固定状態が失われることが無くなりレー
ザ出力が変動しないレーザ発振器が構成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、稜線の直交する2つ
の直角プリズムにより構成される発振光軸を有し、薄膜
偏光子により出力を外部に取り出すレーザ発振器に関す
るものである。
の直角プリズムにより構成される発振光軸を有し、薄膜
偏光子により出力を外部に取り出すレーザ発振器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ発振器は、例えば図11に
示すような構成となっている。図において、1は第一の
直角プリズム、2はレーザロッド、3はポッケルスセ
ル、4は薄膜偏光子、5は第二の直角プリズム、6はベ
ース、7は第一のプリズムケース、8は第二のプリズム
ケース、9は第一の直角プリズム稜線、10は第二の直
角プリズム稜線、11は第一のプリズム押さえねじ、1
2は第二のプリズム押さえねじ、13は発振光軸、14
は電線、15は電極、16はポッケルスセル支持ケー
ス、17はレーザロッド支持板、18はブッシュ、19
はクッション、20はポッケルスセル押さえねじ、21
は薄膜偏光子支持ケースである。ただし、図においてレ
ーザロッド2を励起する光源は記載を省略している。レ
ーザ発振器の発振光軸13は第一の直角プリズム1の稜
線9と第二の直角プリズム5の稜線10を両端とし、発
振光軸13上にレーザロッド2、ポッケルスセル3、薄
膜偏光子4が配置されている。すなわち、このレーザ発
振器は第一の直角プリズム1、レーザロッド2、ポッケ
ルスセル3、薄膜偏光子4および第二の直角プリズム5
で共振器が構成され、ポッケルスセル3を用いてQスイ
ッチ動作するものである。
示すような構成となっている。図において、1は第一の
直角プリズム、2はレーザロッド、3はポッケルスセ
ル、4は薄膜偏光子、5は第二の直角プリズム、6はベ
ース、7は第一のプリズムケース、8は第二のプリズム
ケース、9は第一の直角プリズム稜線、10は第二の直
角プリズム稜線、11は第一のプリズム押さえねじ、1
2は第二のプリズム押さえねじ、13は発振光軸、14
は電線、15は電極、16はポッケルスセル支持ケー
ス、17はレーザロッド支持板、18はブッシュ、19
はクッション、20はポッケルスセル押さえねじ、21
は薄膜偏光子支持ケースである。ただし、図においてレ
ーザロッド2を励起する光源は記載を省略している。レ
ーザ発振器の発振光軸13は第一の直角プリズム1の稜
線9と第二の直角プリズム5の稜線10を両端とし、発
振光軸13上にレーザロッド2、ポッケルスセル3、薄
膜偏光子4が配置されている。すなわち、このレーザ発
振器は第一の直角プリズム1、レーザロッド2、ポッケ
ルスセル3、薄膜偏光子4および第二の直角プリズム5
で共振器が構成され、ポッケルスセル3を用いてQスイ
ッチ動作するものである。
【0003】第一の直角プリズム1は直交する2つの第
一のプリズム押さえねじ11により第一のプリズムケー
ス7に押しつけられる。レーザロッド2はレーザロッド
支持板17にゴム製のブッシュ18を介して固定され
る。レーザロッド支持板17はベース6上に取り付けら
れたり、あるいはベース6と一体化されている。ポッケ
ルスセル3は電気光学効果を有する結晶からなり対向す
る2面で電極15と導電性の接着剤で接着され、電線1
4より外部から電圧を印加される。また、ポッケルスセ
ル押さえねじ20によりポッケルスセル支持ケース16
にゴム製のクッション19を介して固定される。ポッケ
ルスセル支持ケース16はベース6上に取り付けられた
り、あるいはベース6と一体化されている。薄膜偏光子
4はベース上に取り付けられたもしくはベースと一体の
薄膜偏光子支持ケース21に接着により固定される。第
二の直角プリズム5は直交する2つの第二のプリズム押
さえのねじ12により第二のプリズムケース8に押しつ
けられる。
一のプリズム押さえねじ11により第一のプリズムケー
ス7に押しつけられる。レーザロッド2はレーザロッド
支持板17にゴム製のブッシュ18を介して固定され
る。レーザロッド支持板17はベース6上に取り付けら
れたり、あるいはベース6と一体化されている。ポッケ
ルスセル3は電気光学効果を有する結晶からなり対向す
る2面で電極15と導電性の接着剤で接着され、電線1
4より外部から電圧を印加される。また、ポッケルスセ
ル押さえねじ20によりポッケルスセル支持ケース16
にゴム製のクッション19を介して固定される。ポッケ
ルスセル支持ケース16はベース6上に取り付けられた
り、あるいはベース6と一体化されている。薄膜偏光子
4はベース上に取り付けられたもしくはベースと一体の
薄膜偏光子支持ケース21に接着により固定される。第
二の直角プリズム5は直交する2つの第二のプリズム押
さえのねじ12により第二のプリズムケース8に押しつ
けられる。
【0004】次に動作について説明する。第一の直角プ
リズム1と第二の直角プリズム5はその稜線9と10の
方向を直交させており、入力光を入力方向と平行な方向
に反射させる。このためにトレランスの緩いレーザ発振
器が実現できる。薄膜偏光子4は入射面に水平方向の偏
光を透過し垂直方向の偏光を反射する。この薄膜偏光子
4で反射された直線偏光を有する光は、この偏光方向と
平行な稜線方向を有する第二の直角プリズム5により反
射され、薄膜偏光子4で折り返される。この第二の直角
プリズム5での反射では偏光状態が保存されるため、薄
膜偏光子4での損失はない。
リズム1と第二の直角プリズム5はその稜線9と10の
方向を直交させており、入力光を入力方向と平行な方向
に反射させる。このためにトレランスの緩いレーザ発振
器が実現できる。薄膜偏光子4は入射面に水平方向の偏
光を透過し垂直方向の偏光を反射する。この薄膜偏光子
4で反射された直線偏光を有する光は、この偏光方向と
平行な稜線方向を有する第二の直角プリズム5により反
射され、薄膜偏光子4で折り返される。この第二の直角
プリズム5での反射では偏光状態が保存されるため、薄
膜偏光子4での損失はない。
【0005】一方、第一の直角プリズム1で折り返さ
れ、薄膜偏光子4に至る経路では、ポッケルスセル3の
対向する2面間に電圧が印加された場合、ポッケルスセ
ル3での偏光回転と第一の直角プリズム1の2回の全反
射による偏光回転により、薄膜偏光子4透過偏光成分が
発生しレーザ出力となる。Qスイッチ動作は、レーザロ
ッド2を光励起している状態で、ポッケルスセル3に印
加する電圧で決定される透過率をレーザロッド2の透過
利得より高く設定しておきレーザ発振を抑止しレーザロ
ッド2に十分エネルギーを蓄積した後、電圧を変化さ
せ、透過率をレーザロッドの透過利得より小さくする。
これにより共振器内で共振が発生してレーザ発振が急速
に立ち上がり誘導放出によりレーザ光が取り出される。
れ、薄膜偏光子4に至る経路では、ポッケルスセル3の
対向する2面間に電圧が印加された場合、ポッケルスセ
ル3での偏光回転と第一の直角プリズム1の2回の全反
射による偏光回転により、薄膜偏光子4透過偏光成分が
発生しレーザ出力となる。Qスイッチ動作は、レーザロ
ッド2を光励起している状態で、ポッケルスセル3に印
加する電圧で決定される透過率をレーザロッド2の透過
利得より高く設定しておきレーザ発振を抑止しレーザロ
ッド2に十分エネルギーを蓄積した後、電圧を変化さ
せ、透過率をレーザロッドの透過利得より小さくする。
これにより共振器内で共振が発生してレーザ発振が急速
に立ち上がり誘導放出によりレーザ光が取り出される。
【0006】次にこのレーザ発振器の光軸調整方法につ
いて説明する。レーザロッド2は外径に個体差があるた
めゴム製のブッシュ18を介してレーザロッド支持板1
7に固定する。ベース6は2つの第一のプリズムケース
7と第二のプリズムケース8を取り付ける面が、それぞ
れ第一の直角プリズム稜線9と第二の直角プリズム稜線
10と平行になるように加工されており、第一および第
二の直角プリズム稜線9および10を取付面内で回転
し、反射方向の調整を行なう。また、入射光に対し反射
光を平行に反射することが保証されている第一および第
二の直角プリズム稜線9および10を中心軸とした回転
方向は無調整としている。
いて説明する。レーザロッド2は外径に個体差があるた
めゴム製のブッシュ18を介してレーザロッド支持板1
7に固定する。ベース6は2つの第一のプリズムケース
7と第二のプリズムケース8を取り付ける面が、それぞ
れ第一の直角プリズム稜線9と第二の直角プリズム稜線
10と平行になるように加工されており、第一および第
二の直角プリズム稜線9および10を取付面内で回転
し、反射方向の調整を行なう。また、入射光に対し反射
光を平行に反射することが保証されている第一および第
二の直角プリズム稜線9および10を中心軸とした回転
方向は無調整としている。
【0007】光軸調整レーザロッド2の中心軸が第一の
直角プリズム稜線9と交わるように第一の直角プリズム
稜線9の位置をベース6と第一のプリズムケース7の間
にシムを挿入し調整する。さらに、レーザロッド2の中
心軸を透過した光が第一の直角プリズム1で反射された
後再びレーザロッド2の中心軸を透過するよう第一の直
角プリズム稜線9の角度を調整し、第一のプリズムケー
ス7をベース6に接着もしくはねじ止めで固定する。ポ
ッケルスセル3はレーザロッド2と入射面が平行になる
よう傾きを調整する。第二の直角プリズム5はレーザロ
ッド2の中心軸を透過しポッケルスセル3を透過後、薄
膜偏光子4により折り返された光が第二の直角プリズム
稜線10に交わるように稜線10の位置をベース6と第
二のプリズムケース8の間にシムを挿入し調整する。さ
らに第二の直角プリズム5で反射された後再びレーザロ
ッド2の中心軸を透過するよう第二の直角プリズム稜線
10の角度を調整し、第二のプリズムケース8をベース
6に固定する。
直角プリズム稜線9と交わるように第一の直角プリズム
稜線9の位置をベース6と第一のプリズムケース7の間
にシムを挿入し調整する。さらに、レーザロッド2の中
心軸を透過した光が第一の直角プリズム1で反射された
後再びレーザロッド2の中心軸を透過するよう第一の直
角プリズム稜線9の角度を調整し、第一のプリズムケー
ス7をベース6に接着もしくはねじ止めで固定する。ポ
ッケルスセル3はレーザロッド2と入射面が平行になる
よう傾きを調整する。第二の直角プリズム5はレーザロ
ッド2の中心軸を透過しポッケルスセル3を透過後、薄
膜偏光子4により折り返された光が第二の直角プリズム
稜線10に交わるように稜線10の位置をベース6と第
二のプリズムケース8の間にシムを挿入し調整する。さ
らに第二の直角プリズム5で反射された後再びレーザロ
ッド2の中心軸を透過するよう第二の直角プリズム稜線
10の角度を調整し、第二のプリズムケース8をベース
6に固定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ発振器は
以上のように構成されているので、レーザ発振器は、第
一の直角プリズム1と第二の直角プリズム5と薄膜偏光
子4により決定される発振光軸13がレーザロッド2お
よびポッケルスセル3の端面と直角に交わり、かつ発振
中にレーザロッド2においてけられが起きないよう、2
つの第一および第二の直角プリズム1および5のそれぞ
れの稜線9および10を両端とする発振光軸13がレー
ザロッド2の中心軸を透過するように調整する。しか
し、前記のような調整を行うためには、各光学部品に多
くの調整軸を持たせる必要があり、調整が複雑になり調
整時間がかかるという問題があった。調整軸を持つと部
品の熱変形により調整状態が崩れやすいという問題点が
あった。また、小型の装置に組み込むようなレーザ発振
器自体の小型化を要求される場合には光学部品が調整軸
を多数もつことは困難であった。
以上のように構成されているので、レーザ発振器は、第
一の直角プリズム1と第二の直角プリズム5と薄膜偏光
子4により決定される発振光軸13がレーザロッド2お
よびポッケルスセル3の端面と直角に交わり、かつ発振
中にレーザロッド2においてけられが起きないよう、2
つの第一および第二の直角プリズム1および5のそれぞ
れの稜線9および10を両端とする発振光軸13がレー
ザロッド2の中心軸を透過するように調整する。しか
し、前記のような調整を行うためには、各光学部品に多
くの調整軸を持たせる必要があり、調整が複雑になり調
整時間がかかるという問題があった。調整軸を持つと部
品の熱変形により調整状態が崩れやすいという問題点が
あった。また、小型の装置に組み込むようなレーザ発振
器自体の小型化を要求される場合には光学部品が調整軸
を多数もつことは困難であった。
【0009】調整方法としては、例えば発振光軸13を
決定する第一および第二の直角プリズム1および5の調
整は、第一および第二の直角プリズム1および5の2面
を当て面としてねじにより押しつけ、シムにより第一お
よび第二の直角プリズム稜線9および10の位置を調整
することで達成する。このような方法では温度変化によ
りねじが緩み、第一および第二の直角プリズム1および
5の位置ずれが発生するという問題点があった。
決定する第一および第二の直角プリズム1および5の調
整は、第一および第二の直角プリズム1および5の2面
を当て面としてねじにより押しつけ、シムにより第一お
よび第二の直角プリズム稜線9および10の位置を調整
することで達成する。このような方法では温度変化によ
りねじが緩み、第一および第二の直角プリズム1および
5の位置ずれが発生するという問題点があった。
【0010】レーザ発振器の損失は第一および第二の直
角プリズム1および5やポッケルスセル3や薄膜偏光子
4のレーザロッド2に対する位置や角度方向により影響
される。また、レーザロッド2は発振中にエネルギー遷
移に伴う熱放出によりレーザロッド2自体が発熱し高温
となる。このため、一般的にレーザロッド2の発熱が大
きい場合にはレーザロッド2の周囲に冷却水を流し冷却
を行う。一方、発熱が小さい場合は空気の自然対流とヒ
ートシンクなどの熱伝導により放熱を行う。いずれの場
合も放熱が十分でない、もしくは、高温環境下で発振を
長時間連続して行うとレーザロッド2内部で熱励起が起
こり効率の低下をきたす。
角プリズム1および5やポッケルスセル3や薄膜偏光子
4のレーザロッド2に対する位置や角度方向により影響
される。また、レーザロッド2は発振中にエネルギー遷
移に伴う熱放出によりレーザロッド2自体が発熱し高温
となる。このため、一般的にレーザロッド2の発熱が大
きい場合にはレーザロッド2の周囲に冷却水を流し冷却
を行う。一方、発熱が小さい場合は空気の自然対流とヒ
ートシンクなどの熱伝導により放熱を行う。いずれの場
合も放熱が十分でない、もしくは、高温環境下で発振を
長時間連続して行うとレーザロッド2内部で熱励起が起
こり効率の低下をきたす。
【0011】従来のレーザ発振器では、レーザロッド2
の外径個体差により、金属などの熱伝導のよい素材でレ
ーザロッド2を容易に保持することは困難であり、ゴム
など変形可能な熱伝導の悪い素材をブッシュ18として
用いざるを得なかった。このため、光軸調整時にもレー
ザロッド2の中心軸の位置がブッシュ18の変形により
不定で、2の中心軸と第一および第二の直角プリズム稜
線9および10の整合をとるための調整が必要であっ
た。さらに、高温環境下で連続して発振させたり、発振
繰り返し数を上げたりするとレーザロッド2の熱放出が
十分でなく、レーザの出力が低下する。また、高温状態
ではレーザロッド2の位置および角度変化がブッシュ1
8の変形により無秩序に起こるため、発振光軸13の変
動とレーザの出力低下が起こるという問題があった。
の外径個体差により、金属などの熱伝導のよい素材でレ
ーザロッド2を容易に保持することは困難であり、ゴム
など変形可能な熱伝導の悪い素材をブッシュ18として
用いざるを得なかった。このため、光軸調整時にもレー
ザロッド2の中心軸の位置がブッシュ18の変形により
不定で、2の中心軸と第一および第二の直角プリズム稜
線9および10の整合をとるための調整が必要であっ
た。さらに、高温環境下で連続して発振させたり、発振
繰り返し数を上げたりするとレーザロッド2の熱放出が
十分でなく、レーザの出力が低下する。また、高温状態
ではレーザロッド2の位置および角度変化がブッシュ1
8の変形により無秩序に起こるため、発振光軸13の変
動とレーザの出力低下が起こるという問題があった。
【0012】さらに、2つの第一および第二の直角プリ
ズム1および5間に設置されて光軸の折り返し面となる
薄膜偏光子4は、わずかの角度変化により反射角度を大
きく変化させるので、精密な調整と固定が必要であっ
た。この調整と固定を同時に達成する方法は、例えば薄
膜偏光子4を薄膜偏光子支持ケース21に接着により固
定したものが一般的であった。このような構成において
は、ケースを固定する時のねじの回転にともない、摩擦
力により第一および第二の直角プリズム1および5の調
整が変化してしまうという問題点があった。
ズム1および5間に設置されて光軸の折り返し面となる
薄膜偏光子4は、わずかの角度変化により反射角度を大
きく変化させるので、精密な調整と固定が必要であっ
た。この調整と固定を同時に達成する方法は、例えば薄
膜偏光子4を薄膜偏光子支持ケース21に接着により固
定したものが一般的であった。このような構成において
は、ケースを固定する時のねじの回転にともない、摩擦
力により第一および第二の直角プリズム1および5の調
整が変化してしまうという問題点があった。
【0013】また、ポッケルスセル3は例えばニオブ酸
リチウムを用いると屈折率が2以上と通常のガラス材料
と比較して大きいため発振光軸13から角度ずれを起こ
したときの光軸変位は通常のガラスに比べて大きくな
る。すなわち、ポッケルスセル3の角度ずれにより、発
振器内部の発振光軸13の変動、損失の増大が起こり、
レーザ出力の低下につながる。よって、上記のような構
成のレーザ発振器においては、ポッケルスセル3の取り
付け角度を調整状態からずれないように固定する必要が
ある。
リチウムを用いると屈折率が2以上と通常のガラス材料
と比較して大きいため発振光軸13から角度ずれを起こ
したときの光軸変位は通常のガラスに比べて大きくな
る。すなわち、ポッケルスセル3の角度ずれにより、発
振器内部の発振光軸13の変動、損失の増大が起こり、
レーザ出力の低下につながる。よって、上記のような構
成のレーザ発振器においては、ポッケルスセル3の取り
付け角度を調整状態からずれないように固定する必要が
ある。
【0014】図12にポッケルスセル3の構成を示す。
ポッケルスセル3の対向する2面にはQスイッチングを
行うための電極15を接着しており、電圧をポッケルス
セル3に均一に加えるために電極15はポッケルスセル
3との接触面全体に接する必要がある。さらに電圧のリ
ークを防止するためにポッケルスセル3全体が絶縁物で
囲まれている必要がある。このような要求から、従来の
ポッケルスセル3の調整は絶縁性があり、光学部品を傷
つけない樹脂性のポッケルスセル押さえねじ20で押さ
える。または光学部品を傷つけない絶縁性の樹脂製クッ
ション19を介してポッケルスセル押さえねじ20で押
さえるという方法で達成される。しかし、上記のような
調整方法では、クッション19が軟弱なために、電極1
5への電線14に加わる力や振動衝撃により、ねじや絶
縁物が変形しポッケルスセル3がずれるという問題点が
あった。また、発振光軸13がベース6と平行な面内で
薄膜偏光子4により折れ曲がるため、ポッケルスセル3
の光の透過面は特に上記ベース6と平行な面内での発振
光軸13の方向を微調整する必要があるが、従来のポッ
ケルスセル3の構成ではばね45と対向するポッケルス
セル押さえねじ20を2本用意し、これらのねじの押し
引きにより上記ポッケルスセル3の光の透過面の方向を
微調整していた調整が容易でなかった。
ポッケルスセル3の対向する2面にはQスイッチングを
行うための電極15を接着しており、電圧をポッケルス
セル3に均一に加えるために電極15はポッケルスセル
3との接触面全体に接する必要がある。さらに電圧のリ
ークを防止するためにポッケルスセル3全体が絶縁物で
囲まれている必要がある。このような要求から、従来の
ポッケルスセル3の調整は絶縁性があり、光学部品を傷
つけない樹脂性のポッケルスセル押さえねじ20で押さ
える。または光学部品を傷つけない絶縁性の樹脂製クッ
ション19を介してポッケルスセル押さえねじ20で押
さえるという方法で達成される。しかし、上記のような
調整方法では、クッション19が軟弱なために、電極1
5への電線14に加わる力や振動衝撃により、ねじや絶
縁物が変形しポッケルスセル3がずれるという問題点が
あった。また、発振光軸13がベース6と平行な面内で
薄膜偏光子4により折れ曲がるため、ポッケルスセル3
の光の透過面は特に上記ベース6と平行な面内での発振
光軸13の方向を微調整する必要があるが、従来のポッ
ケルスセル3の構成ではばね45と対向するポッケルス
セル押さえねじ20を2本用意し、これらのねじの押し
引きにより上記ポッケルスセル3の光の透過面の方向を
微調整していた調整が容易でなかった。
【0015】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、レーザ発振器内の直角プリズムの固
定が容易で、かつレーザ出力、光軸が温度変化に影響さ
れないレーザ発振器を得ることを目的とする。
されたものであり、レーザ発振器内の直角プリズムの固
定が容易で、かつレーザ出力、光軸が温度変化に影響さ
れないレーザ発振器を得ることを目的とする。
【0016】また、レーザ発振器内のレーザロッドの熱
励起に起因するレーザ出力低下、レーザロッド保持部の
変形に伴う光軸の温度変化によるレーザ出力低下が低減
できるレーザ発振器を得ることを目的とする。
励起に起因するレーザ出力低下、レーザロッド保持部の
変形に伴う光軸の温度変化によるレーザ出力低下が低減
できるレーザ発振器を得ることを目的とする。
【0017】この発明はレーザ発振器内の薄膜偏光子を
容易に調整可能とし、かつ2つの直角プリズムの調整を
不要としたレーザ発振器を得ることを目的とする。
容易に調整可能とし、かつ2つの直角プリズムの調整を
不要としたレーザ発振器を得ることを目的とする。
【0018】さらに、この発明はレーザ発振器内のポッ
ケルスセル固定後の変動を無くして、安定したレーザ出
力を得るとともに光軸の調整が容易は構造を得ることを
目的とする。
ケルスセル固定後の変動を無くして、安定したレーザ出
力を得るとともに光軸の調整が容易は構造を得ることを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ発
振器は入射面が長方形の直角プリズムの側面の隣接する
2面を直角な当たり面を持つケースに板ばねで押し付け
固定するようにしたものである。
振器は入射面が長方形の直角プリズムの側面の隣接する
2面を直角な当たり面を持つケースに板ばねで押し付け
固定するようにしたものである。
【0020】また、この発明に係るレーザ発振器はレー
ザロッドを前記レーザロッドに近接する第一の直角プリ
ズムの稜線方向に対称形をなすレーザロッド支持板およ
びレーザロッド押さえにより固定するようにしたもので
ある。
ザロッドを前記レーザロッドに近接する第一の直角プリ
ズムの稜線方向に対称形をなすレーザロッド支持板およ
びレーザロッド押さえにより固定するようにしたもので
ある。
【0021】また、この発明に係るレーザ発振器はレー
ザロッドに近接する第一の直角プリズムをレーザロッド
支持板に直接固定するようにしたものである。
ザロッドに近接する第一の直角プリズムをレーザロッド
支持板に直接固定するようにしたものである。
【0022】この発明のレーザ発振器はレーザ発振器内
の発振光軸を構成する薄膜偏光子を2軸回りの回転運動
で調整できる構造としたものである。
の発振光軸を構成する薄膜偏光子を2軸回りの回転運動
で調整できる構造としたものである。
【0023】また、この発明のレーザ発振器はポッケル
スセルの電極に電線取り付け用の突起を有し、この突起
を上記ポッケルスセルの保持およびベースに水平な面内
における回転軸として用いるようにしたものである。
スセルの電極に電線取り付け用の突起を有し、この突起
を上記ポッケルスセルの保持およびベースに水平な面内
における回転軸として用いるようにしたものである。
【0024】この発明のレーザ発振器は直角プリズムを
入射面が円形のものとし、側面をV字あるいはU字の溝
を持つ保持具にばねで押さえ固定するようにしたもので
ある。
入射面が円形のものとし、側面をV字あるいはU字の溝
を持つ保持具にばねで押さえ固定するようにしたもので
ある。
【0025】また、この発明のレーザ発振器はレーザロ
ッドの一端を直角プリズム形状とし、端面に高反射膜を
形成するようにしたものである。
ッドの一端を直角プリズム形状とし、端面に高反射膜を
形成するようにしたものである。
【0026】この発明のレーザ発振器は第一の直角プリ
ズムをレーザロッド支持板に、両者の間の熱膨張率を持
つスペーサを介して接着固定するようにしたものであ
る。
ズムをレーザロッド支持板に、両者の間の熱膨張率を持
つスペーサを介して接着固定するようにしたものであ
る。
【0027】
【作用】この発明において、板ばねは、入射面が長方形
の直角プリズムの隣接する2側面をプリズムケースの2
つの当たり面に押し付け固定する。
の直角プリズムの隣接する2側面をプリズムケースの2
つの当たり面に押し付け固定する。
【0028】また、この発明において、レーザロッド支
持板はV字あるいはU字の溝にレーザロッドを固定す
る。
持板はV字あるいはU字の溝にレーザロッドを固定す
る。
【0029】この発明において、第一の直角プリズムは
レーザロッド支持板に直接接着固定され、レーザロッド
支持板によりレーザロッド端面と第一の直角プリズム入
射面の平行度が確保される。
レーザロッド支持板に直接接着固定され、レーザロッド
支持板によりレーザロッド端面と第一の直角プリズム入
射面の平行度が確保される。
【0030】また、この発明において、薄膜偏光子保持
具は2つの直角プリズムを固定した状態で2軸回りの回
転運動により薄膜偏光子を調整する。
具は2つの直角プリズムを固定した状態で2軸回りの回
転運動により薄膜偏光子を調整する。
【0031】この発明において、ポッケルスセルの電極
の突起部は保持具に取り付けられポッケルスセルを保持
する。また、ポッケルスセルは上記電極の突起部を軸と
して回転し端面の方向を調整する。
の突起部は保持具に取り付けられポッケルスセルを保持
する。また、ポッケルスセルは上記電極の突起部を軸と
して回転し端面の方向を調整する。
【0032】また、この発明において、入射面が円形の
直角プリズムは保持具の溝により機械的に位置決めされ
上記溝に押し付けられて固定される。
直角プリズムは保持具の溝により機械的に位置決めされ
上記溝に押し付けられて固定される。
【0033】この発明において、レーザロッドの直角プ
リズム形状した一端はレーザロッド内で発生したレーザ
光をレーザロッド内部へ折り返す。
リズム形状した一端はレーザロッド内で発生したレーザ
光をレーザロッド内部へ折り返す。
【0034】また、この発明において、スペーサは、熱
変動したときの第一の直角プリズムとレーザロッド支持
板の熱収縮および熱伸長の差による接着面の剥離の発生
を緩和する。
変動したときの第一の直角プリズムとレーザロッド支持
板の熱収縮および熱伸長の差による接着面の剥離の発生
を緩和する。
【0035】
実施例1.この発明の実施例1を図により説明する。図
1はこの発明の実施例1の構成を示す斜視図、図2はプ
リズム取付部分の構成図である。図において1は第一の
直角プリズム、7は第一のプリズムケース、25は第一
の板ばね、49は第一の当たり面、50は第二の当たり
面である。この発明では第一の直角プリズム1は長方形
の入射面とこれに垂直な4つの側面を持つ。なお、2,
3,4,5,6,8,12,13,14,16および1
7は図11に示したものと同様である。
1はこの発明の実施例1の構成を示す斜視図、図2はプ
リズム取付部分の構成図である。図において1は第一の
直角プリズム、7は第一のプリズムケース、25は第一
の板ばね、49は第一の当たり面、50は第二の当たり
面である。この発明では第一の直角プリズム1は長方形
の入射面とこれに垂直な4つの側面を持つ。なお、2,
3,4,5,6,8,12,13,14,16および1
7は図11に示したものと同様である。
【0036】図2に示した第一の板ばね25は、両端を
第一のプリズムケース7に固定されていて、中央部分で
第一の直角プリズム1の、稜線と入射面とに直交する辺
と接する。この第一の板ばね25は第一の直角プリズム
1を第一の板ばね25と接する辺の対角方向に押す。こ
の力により第一の直角プリズム1の隣接する側面が第一
のプリズムケース7の第一および第二の当たり面49お
よび50に押し付けられ固定される。
第一のプリズムケース7に固定されていて、中央部分で
第一の直角プリズム1の、稜線と入射面とに直交する辺
と接する。この第一の板ばね25は第一の直角プリズム
1を第一の板ばね25と接する辺の対角方向に押す。こ
の力により第一の直角プリズム1の隣接する側面が第一
のプリズムケース7の第一および第二の当たり面49お
よび50に押し付けられ固定される。
【0037】第一の板ばね25は、高温時にはばね材料
の弾性低下、低温時には第一の直角プリズム1の線膨張
率が第一のプリズムケース7よりも小さいことによる第
一の板ばね25のたわみ量減少により、第一の直角プリ
ズム1を押す力を小さくするが、組立時のたわみ量を十
分に大きくすると押す力は温度変化により低下しても第
一の直角プリズム1を固定する。温度が回復した場合は
第一の直角プリズム1と第一のプリズムケース7の変形
に伴い、板ばねはたわみ量と弾性を回復する。この間、
第一の直角プリズム1は第一のプリズムケース7と常に
接触状態を保つ。
の弾性低下、低温時には第一の直角プリズム1の線膨張
率が第一のプリズムケース7よりも小さいことによる第
一の板ばね25のたわみ量減少により、第一の直角プリ
ズム1を押す力を小さくするが、組立時のたわみ量を十
分に大きくすると押す力は温度変化により低下しても第
一の直角プリズム1を固定する。温度が回復した場合は
第一の直角プリズム1と第一のプリズムケース7の変形
に伴い、板ばねはたわみ量と弾性を回復する。この間、
第一の直角プリズム1は第一のプリズムケース7と常に
接触状態を保つ。
【0038】なお、上記実施例1では第一の直角プリズ
ム1、第一のプリズムケース7、第一の板ばね25につ
いて説明したが、第二の直角プリズム5についても同様
に取付が可能である。
ム1、第一のプリズムケース7、第一の板ばね25につ
いて説明したが、第二の直角プリズム5についても同様
に取付が可能である。
【0039】また、上記実施例1では第一の板ばね25
を、図2に示すような長方形形状としたが、光路を遮ら
ないかぎりスリットを入れたり、外形が変形しても良
い。
を、図2に示すような長方形形状としたが、光路を遮ら
ないかぎりスリットを入れたり、外形が変形しても良
い。
【0040】実施例2.この発明の実施例2を図により
説明する。図3において1,6,7,9,11,13は
図11と同一であり、レーザロッド2は円形の断面形状
を持つ。また、17はベース6に取り付けらるか、ある
いはベース6と一体となったレーザロッド支持板、24
はレーザロッド押さえである。ここで、レーザロッド支
持板17はレーザロッド2を側面から支え、かつ、レー
ザロッド2の組み立てを容易に、かつ、確実に固定する
ためレーザロッド支持部はV字型もしくはU字型の溝を
なしている。また、レーザロッド押さえ24はレーザロ
ッド2をレーザロッド支持板17の上記V字型もしくは
U字型の溝の底部に押さえつける。
説明する。図3において1,6,7,9,11,13は
図11と同一であり、レーザロッド2は円形の断面形状
を持つ。また、17はベース6に取り付けらるか、ある
いはベース6と一体となったレーザロッド支持板、24
はレーザロッド押さえである。ここで、レーザロッド支
持板17はレーザロッド2を側面から支え、かつ、レー
ザロッド2の組み立てを容易に、かつ、確実に固定する
ためレーザロッド支持部はV字型もしくはU字型の溝を
なしている。また、レーザロッド押さえ24はレーザロ
ッド2をレーザロッド支持板17の上記V字型もしくは
U字型の溝の底部に押さえつける。
【0041】次にこの発明の実施例2についての作用を
説明する。レーザロッド2の中心軸はレーザ発振器の光
軸調整には基準となるものでレーザロッド2以外の発振
器構成部品の位置あわせを簡略にするためベース6に対
する位置関係が平行であるなど明確であることが望まし
い。この構成によればレーザロッド支持板17をレーザ
ロッド2の両端で同一形状とすることによりレーザロッ
ド径の個体差による平行移動のみに限定できる。また、
レーザロッド支持部を第一の直角プリズム1の稜線9方
向に対し対称形のV字形もしくはU字形でかつベース6
に平行な溝を有する構造とすることにより、レーザロッ
ド2の中心軸は第一の直角プリズム1の稜線方向9に動
きを制限されるため、第一の直角プリズム1の稜線9の
位置合わせに関わる時間、調整機構を簡略化できる。
説明する。レーザロッド2の中心軸はレーザ発振器の光
軸調整には基準となるものでレーザロッド2以外の発振
器構成部品の位置あわせを簡略にするためベース6に対
する位置関係が平行であるなど明確であることが望まし
い。この構成によればレーザロッド支持板17をレーザ
ロッド2の両端で同一形状とすることによりレーザロッ
ド径の個体差による平行移動のみに限定できる。また、
レーザロッド支持部を第一の直角プリズム1の稜線9方
向に対し対称形のV字形もしくはU字形でかつベース6
に平行な溝を有する構造とすることにより、レーザロッ
ド2の中心軸は第一の直角プリズム1の稜線方向9に動
きを制限されるため、第一の直角プリズム1の稜線9の
位置合わせに関わる時間、調整機構を簡略化できる。
【0042】また、調整後の薄膜偏光子4と2つの第一
および第二の直角プリズム1および5で決まる発振光軸
に対するレーザロッド2の中心軸の角度変動はレーザロ
ッド2の屈折率により発振光軸の変動になるため損失の
増大、出力の低下につながるが、実施例ではレーザロッ
ド支持板17が上記発振光軸と平行なV字形もしくはU
字型の溝を有するため、レーザロッド押さえ24として
例えばばね材を用いて上記溝に押し付けることにより、
レーザロッド2の中心軸の変動はこの上下方向の平行移
動にのみ限定でき、角度変動は起こらない。また、一方
向からの押し付けによる機構のため熱収縮および熱膨張
によるレーザロッド2の中心軸の変動もこの方向に限定
され熱変動に対しても角度変動は起こらない。
および第二の直角プリズム1および5で決まる発振光軸
に対するレーザロッド2の中心軸の角度変動はレーザロ
ッド2の屈折率により発振光軸の変動になるため損失の
増大、出力の低下につながるが、実施例ではレーザロッ
ド支持板17が上記発振光軸と平行なV字形もしくはU
字型の溝を有するため、レーザロッド押さえ24として
例えばばね材を用いて上記溝に押し付けることにより、
レーザロッド2の中心軸の変動はこの上下方向の平行移
動にのみ限定でき、角度変動は起こらない。また、一方
向からの押し付けによる機構のため熱収縮および熱膨張
によるレーザロッド2の中心軸の変動もこの方向に限定
され熱変動に対しても角度変動は起こらない。
【0043】さらに、レーザ発振時レーザロッド2はエ
ネルギー遷移にともなう熱放出により周囲に比べ高温に
なる。発振周期を高めるとレーザロッド2内部の熱によ
り励起が起こり変換効率の低下となるため、効率よく熱
を逃がす必要がある。従来例ではレーザロッド2をゴム
などの断熱材料を用いていたのに対し、この実施例では
レーザロッド支持板17を金属などより熱伝導のよい素
材にすることが可能で、レーザロッド2の熱をレーザロ
ッド支持板17を通じ外部に放出することができる。
ネルギー遷移にともなう熱放出により周囲に比べ高温に
なる。発振周期を高めるとレーザロッド2内部の熱によ
り励起が起こり変換効率の低下となるため、効率よく熱
を逃がす必要がある。従来例ではレーザロッド2をゴム
などの断熱材料を用いていたのに対し、この実施例では
レーザロッド支持板17を金属などより熱伝導のよい素
材にすることが可能で、レーザロッド2の熱をレーザロ
ッド支持板17を通じ外部に放出することができる。
【0044】実施例3.この発明の実施例3は、実施例
1および実施例2で調整による光軸あわせを必要とする
第一の直角プリズム1の位置、角度調整を不要にするた
めの発明である。
1および実施例2で調整による光軸あわせを必要とする
第一の直角プリズム1の位置、角度調整を不要にするた
めの発明である。
【0045】図4において1,2,6は図11と同様で
ある。また、17はベースに取り付けられるか、あるい
はベース6と一体のレーザロッド支持板、23は直角プ
リズム取付面、24はレーザロッド押さえである。ここ
で、1は入射面に対し平行な稜線をもつ第一の直角プリ
ズムである。レーザロッド支持板17はレーザロッド2
を側面から支え、かつ、レーザロッド2の組み立てを容
易にするためV字形もしくはU字形の溝を有しており、
レーザロッド2を固定したときにレーザロッド2の中心
軸と直角プリズム取付面23とが垂直となるよう加工さ
れている。なお、上記直角プリズム取付面23は第一の
直角プリズム1の入射面と接着固定される。
ある。また、17はベースに取り付けられるか、あるい
はベース6と一体のレーザロッド支持板、23は直角プ
リズム取付面、24はレーザロッド押さえである。ここ
で、1は入射面に対し平行な稜線をもつ第一の直角プリ
ズムである。レーザロッド支持板17はレーザロッド2
を側面から支え、かつ、レーザロッド2の組み立てを容
易にするためV字形もしくはU字形の溝を有しており、
レーザロッド2を固定したときにレーザロッド2の中心
軸と直角プリズム取付面23とが垂直となるよう加工さ
れている。なお、上記直角プリズム取付面23は第一の
直角プリズム1の入射面と接着固定される。
【0046】レーザ発振器はレーザロッド2の中心軸を
透過したレーザ光が、第一および第二の直角プリズム1
および5で反射して再びレーザロッド2に戻ったときに
再度レーザロッド2の中心軸を透過することが要求され
る。このような要求を満足するためにはレーザロッド2
の中心軸と第一の直角プリズム稜線9を交差するよう、
また、レーザロッド2の中心軸の薄膜偏光子4による折
り返し方向が第二の直角プリズム稜線10と交差するよ
うレーザロッド2、第一の直角プリズム1および第二の
直角プリズム5を配置しなければならない。
透過したレーザ光が、第一および第二の直角プリズム1
および5で反射して再びレーザロッド2に戻ったときに
再度レーザロッド2の中心軸を透過することが要求され
る。このような要求を満足するためにはレーザロッド2
の中心軸と第一の直角プリズム稜線9を交差するよう、
また、レーザロッド2の中心軸の薄膜偏光子4による折
り返し方向が第二の直角プリズム稜線10と交差するよ
うレーザロッド2、第一の直角プリズム1および第二の
直角プリズム5を配置しなければならない。
【0047】図においてレーザロッド2をレーザロッド
支持板17に載せ、上部からレーザロッド押さえ24で
レーザロッド2を押さえ固定する。レーザロッド2の中
心軸はレーザロッド支持板17の直角プリズム取付面2
3と垂直であり、第一の直角プリズム1の入射面と第一
の直角プリズム稜線9は平行であるから外部からレーザ
光などを入射させ、レーザロッド2の中心軸を模擬し、
第一の直角プリズム1をプリズム取付面23上で走査す
ることで第一の直角プリズム1の位置あわせは可能であ
る。または、レーザロッド2の中心軸はレーザロッド支
持板17のV字形もしくはU字形の対称軸線上を動くた
め、第一の直角プリズム稜線9が前記対称軸線と平行で
最近接するようにレーザロッド支持板17に第一の直角
プリズム1のガイドを設けることにより調整なしに位置
あわせが可能である。第一の直角プリズム1とレーザロ
ッド支持板17とは直接接着して固定する。このとき、
両者の熱膨張率をほぼ一致させる必要がある。例えばレ
ーザロッド支持板17の素材としてセラミック、第一の
直角プリズム1としてBK7ガラスを用いるならば両者
の熱膨張率を8×10-6程度にほぼ一致させることがで
きる。
支持板17に載せ、上部からレーザロッド押さえ24で
レーザロッド2を押さえ固定する。レーザロッド2の中
心軸はレーザロッド支持板17の直角プリズム取付面2
3と垂直であり、第一の直角プリズム1の入射面と第一
の直角プリズム稜線9は平行であるから外部からレーザ
光などを入射させ、レーザロッド2の中心軸を模擬し、
第一の直角プリズム1をプリズム取付面23上で走査す
ることで第一の直角プリズム1の位置あわせは可能であ
る。または、レーザロッド2の中心軸はレーザロッド支
持板17のV字形もしくはU字形の対称軸線上を動くた
め、第一の直角プリズム稜線9が前記対称軸線と平行で
最近接するようにレーザロッド支持板17に第一の直角
プリズム1のガイドを設けることにより調整なしに位置
あわせが可能である。第一の直角プリズム1とレーザロ
ッド支持板17とは直接接着して固定する。このとき、
両者の熱膨張率をほぼ一致させる必要がある。例えばレ
ーザロッド支持板17の素材としてセラミック、第一の
直角プリズム1としてBK7ガラスを用いるならば両者
の熱膨張率を8×10-6程度にほぼ一致させることがで
きる。
【0048】温度変動時の軸ずれについては、レーザロ
ッド支持板17がV字形もしくはU字形の溝をなすた
め、レーザロッド押さえ24でレーザロッド支持板17
を押さえ固定する。このときレーザロッド支持板17の
上下方向に第一の直角プリズム稜線9の方向を合わせる
ことにより、レーザロッド2の中心軸の変動をレーザロ
ッド支持板17の上下方向に制限することができる。こ
れにより発振光軸13のずれは1方向すなわち第一の直
角プリズム稜線9の方向の平行移動にのみ限定される。
ッド支持板17がV字形もしくはU字形の溝をなすた
め、レーザロッド押さえ24でレーザロッド支持板17
を押さえ固定する。このときレーザロッド支持板17の
上下方向に第一の直角プリズム稜線9の方向を合わせる
ことにより、レーザロッド2の中心軸の変動をレーザロ
ッド支持板17の上下方向に制限することができる。こ
れにより発振光軸13のずれは1方向すなわち第一の直
角プリズム稜線9の方向の平行移動にのみ限定される。
【0049】この発明は直角プリズムの加工に精度を要
求するものであるため、特にプリズムの加工が容易な一
辺が数センチメートル程度の四角の入射面を持つ第一の
直角プリズム1を用いるレーザ発振器に有効である。し
かし、実施例1によるような直角プリズムの側面を支持
する構造でないため、第一の直角プリズム1の発振光軸
13方向の厚みは数ミリメートル程度に小形化できる。
また、プリズムケースなどの必要がないことからレーザ
発振器の全体の大きさを小形化できる。
求するものであるため、特にプリズムの加工が容易な一
辺が数センチメートル程度の四角の入射面を持つ第一の
直角プリズム1を用いるレーザ発振器に有効である。し
かし、実施例1によるような直角プリズムの側面を支持
する構造でないため、第一の直角プリズム1の発振光軸
13方向の厚みは数ミリメートル程度に小形化できる。
また、プリズムケースなどの必要がないことからレーザ
発振器の全体の大きさを小形化できる。
【0050】実施例4.この発明の実施例4は、実施例
1で固定されていた薄膜偏光子4を、2軸回りに回転可
能としたもので、レーザ発振器の光軸調整を薄膜偏光子
4の調整のみで実現し、第一および第二の直角プリズム
1および5の調整を不要とし調整の簡易化を図るための
発明である。
1で固定されていた薄膜偏光子4を、2軸回りに回転可
能としたもので、レーザ発振器の光軸調整を薄膜偏光子
4の調整のみで実現し、第一および第二の直角プリズム
1および5の調整を不要とし調整の簡易化を図るための
発明である。
【0051】図5はこの発明の実施例4によるレーザ発
振器の構成図である。図において、4は薄膜偏光子、3
1は薄膜偏光子を内部に保持する第一のケース、32は
第一のケース31を内部に保持する第二のケース、33
は薄膜偏光子4を押さえる第一のブッシュ、35は第一
のブッシュ33を押さえる第一のコイルばね、36は第
一のケース31を押さえる第二のコイルばね、37は第
一のケース31に固定される第一のコイルばね35を押
さえる第一のカバー、38は第二のケース32に固定さ
れる第二のコイルばね36を押さえる第二のカバー、3
9は第二のケース32をベース6に固定するアダプタ、
40は第二のケース32をアダプタ39に固定するハウ
ジングである。
振器の構成図である。図において、4は薄膜偏光子、3
1は薄膜偏光子を内部に保持する第一のケース、32は
第一のケース31を内部に保持する第二のケース、33
は薄膜偏光子4を押さえる第一のブッシュ、35は第一
のブッシュ33を押さえる第一のコイルばね、36は第
一のケース31を押さえる第二のコイルばね、37は第
一のケース31に固定される第一のコイルばね35を押
さえる第一のカバー、38は第二のケース32に固定さ
れる第二のコイルばね36を押さえる第二のカバー、3
9は第二のケース32をベース6に固定するアダプタ、
40は第二のケース32をアダプタ39に固定するハウ
ジングである。
【0052】図において第一のケース31は軸回りに回
転可能である。薄膜偏光子4は第一のケース31に固定
されており、第一のケース31の回転に連れて回転す
る。第一のケース31と薄膜偏光子4との接触面は第一
のケース31の回転軸に垂直な面とわずかに角度が異な
るので、第一のケース31の回転による薄膜偏光子4の
光線折り返し方向は、図6に示すように上記の角度のず
れを頂角とする円錐面上に存在することになる。第二の
ケース32は軸回りに回転でき、第一のケース31は第
二のケース32に収納されている。第一のケース31と
第二のケース32との接触面は第二のケース32の回転
軸に垂直な面とわずかに角度が異なるので、第二のケー
ス32を回転させると第一のケース31の回転軸は上記
角度を頂角とする円錐面上を移動する。第一のケース3
1と第二のケース32を適宜回転させることにより、反
射方向を調整可能である。調整が完了した後、第一のコ
イルばね35、第二のコイルばね36を、第一のケース
31、第二のケース32のそれぞれに固定される第一の
カバー37、第二のカバー38により押さえることで、
調整状態をねじりにより変化させることなく、精密に固
定できる。
転可能である。薄膜偏光子4は第一のケース31に固定
されており、第一のケース31の回転に連れて回転す
る。第一のケース31と薄膜偏光子4との接触面は第一
のケース31の回転軸に垂直な面とわずかに角度が異な
るので、第一のケース31の回転による薄膜偏光子4の
光線折り返し方向は、図6に示すように上記の角度のず
れを頂角とする円錐面上に存在することになる。第二の
ケース32は軸回りに回転でき、第一のケース31は第
二のケース32に収納されている。第一のケース31と
第二のケース32との接触面は第二のケース32の回転
軸に垂直な面とわずかに角度が異なるので、第二のケー
ス32を回転させると第一のケース31の回転軸は上記
角度を頂角とする円錐面上を移動する。第一のケース3
1と第二のケース32を適宜回転させることにより、反
射方向を調整可能である。調整が完了した後、第一のコ
イルばね35、第二のコイルばね36を、第一のケース
31、第二のケース32のそれぞれに固定される第一の
カバー37、第二のカバー38により押さえることで、
調整状態をねじりにより変化させることなく、精密に固
定できる。
【0053】図6において薄膜偏光子4の反射面と第一
のケース31の回転軸に垂直な面とのなす角の変化と、
入射光と反射光のなす角の変化の比率は1対2である。
また、薄膜偏光子4の反射面と第二のケース32の回転
軸に垂直な面とのなす角の変化と、入射光と反射光のな
す角の変化の比率は1対2である。図において、αは薄
膜偏光子4の反射面に垂直な軸と第一のケース31の回
転軸とのなす角、βは薄膜偏光子4の反射面に垂直な軸
と第二のケース32の回転軸とのなす角である。
のケース31の回転軸に垂直な面とのなす角の変化と、
入射光と反射光のなす角の変化の比率は1対2である。
また、薄膜偏光子4の反射面と第二のケース32の回転
軸に垂直な面とのなす角の変化と、入射光と反射光のな
す角の変化の比率は1対2である。図において、αは薄
膜偏光子4の反射面に垂直な軸と第一のケース31の回
転軸とのなす角、βは薄膜偏光子4の反射面に垂直な軸
と第二のケース32の回転軸とのなす角である。
【0054】上記の角αおよびβを微小にすることで、
上記第一のケース31および第二のケース32の回転に
より上記薄膜偏光子4の微小な調整が可能となる。
上記第一のケース31および第二のケース32の回転に
より上記薄膜偏光子4の微小な調整が可能となる。
【0055】実施例5.この発明の実施例5について図
を参照して説明する。図7はこの発明のレーザ発振器
の、ポッケルスセルとベースとの固定部の断面を示す図
である。図において、3はポッケルスセル、6はベー
ス、14は電線、41は重ね板ばね、42は第一の電
極、43は第二の電極、44はベースに固定されたカバ
ー、51は第一の電極42の第一の突起部、52は第二
の電極43の第二の突起部である。ポッケルスセル3は
直方体をした電気光学効果を有する結晶であり、レーザ
光を透過する対向する2面とこれらと垂直な4つの側面
からなる。この4つの側面のうち1組の対向する2面に
上記第一の電極42および第二の電極43が取り付けら
れる。
を参照して説明する。図7はこの発明のレーザ発振器
の、ポッケルスセルとベースとの固定部の断面を示す図
である。図において、3はポッケルスセル、6はベー
ス、14は電線、41は重ね板ばね、42は第一の電
極、43は第二の電極、44はベースに固定されたカバ
ー、51は第一の電極42の第一の突起部、52は第二
の電極43の第二の突起部である。ポッケルスセル3は
直方体をした電気光学効果を有する結晶であり、レーザ
光を透過する対向する2面とこれらと垂直な4つの側面
からなる。この4つの側面のうち1組の対向する2面に
上記第一の電極42および第二の電極43が取り付けら
れる。
【0056】図7に示す第一の電極42は棒状の第一の
突起部51が付いた導電性の板である。板の厚さは曲げ
が微小になるように厚いもので、第一の突起部51の端
は電線14に接続される。上記第一の電極42を押さえ
る重ね板ばね41の中心には、第一の突起部51が接触
しないように穴が開いていて、たわみが発生した場合も
第一の突起部51とは非接触である。第二の電極43
は、第一の電極42と同様の形状をしており、第二の突
起部52の付いた導電性材料でできている。第二の電極
43はポッケルスセル3を介して重ね板ばね41のばね
力により押さえられている。第一の電極42と第二の電
極43はそれぞれ第一の突起部51および第二の突起部
52により保持され、さらに第一の突起部51および第
二の突起部52の端部に配線可能なために第一の電極4
2と第二の電極43は配線に加わる力により変形するこ
とがないので、ポッケルスセル3の変形および変動は発
生しない。また、第一の突起部51および第二の突起部
52図中一点鎖線Aで示す同一軸上にあるため、この軸
回りにポッケルスセル3を微小に回転させることが可能
である。この回転調整により容易に発振光軸13に対し
てポッケルスセル3の面方向を調整することができる。
突起部51が付いた導電性の板である。板の厚さは曲げ
が微小になるように厚いもので、第一の突起部51の端
は電線14に接続される。上記第一の電極42を押さえ
る重ね板ばね41の中心には、第一の突起部51が接触
しないように穴が開いていて、たわみが発生した場合も
第一の突起部51とは非接触である。第二の電極43
は、第一の電極42と同様の形状をしており、第二の突
起部52の付いた導電性材料でできている。第二の電極
43はポッケルスセル3を介して重ね板ばね41のばね
力により押さえられている。第一の電極42と第二の電
極43はそれぞれ第一の突起部51および第二の突起部
52により保持され、さらに第一の突起部51および第
二の突起部52の端部に配線可能なために第一の電極4
2と第二の電極43は配線に加わる力により変形するこ
とがないので、ポッケルスセル3の変形および変動は発
生しない。また、第一の突起部51および第二の突起部
52図中一点鎖線Aで示す同一軸上にあるため、この軸
回りにポッケルスセル3を微小に回転させることが可能
である。この回転調整により容易に発振光軸13に対し
てポッケルスセル3の面方向を調整することができる。
【0057】実施例6.この発明の実施例6について図
8を参照して説明する。この発明は図11に示した従来
のレーザ発振器において、第一の直角プリズム1および
第一の直角プリズム5を円状の入射面すなわち円柱状の
側面を持つものとし、実施例2のレーザロッド2の固定
と同様にしてV字形あるいはU字形の溝を持つ直角プリ
ズム支持板に直角プリズム押さえにより固定したもので
ある。図8に第一の直角プリズム1を第一の直角プリズ
ム支持板47と第一の直角プリズム押さえ48で固定す
る様子を示す。第一の直角プリズム押さえ48は板ばね
などが用いられる。第二の直角プリズム5も同様に固定
できる。この発明では温度変化による第一の直角プリズ
ム1および第一の直角プリズム5の変動は、上記V字形
あるいはU字形の溝に押さえつけられているため上下方
向の平行移動のみに限定でき、入射面の角度変化は生じ
ない。このため、発振光軸13を温度に対して安定に保
持できる。
8を参照して説明する。この発明は図11に示した従来
のレーザ発振器において、第一の直角プリズム1および
第一の直角プリズム5を円状の入射面すなわち円柱状の
側面を持つものとし、実施例2のレーザロッド2の固定
と同様にしてV字形あるいはU字形の溝を持つ直角プリ
ズム支持板に直角プリズム押さえにより固定したもので
ある。図8に第一の直角プリズム1を第一の直角プリズ
ム支持板47と第一の直角プリズム押さえ48で固定す
る様子を示す。第一の直角プリズム押さえ48は板ばね
などが用いられる。第二の直角プリズム5も同様に固定
できる。この発明では温度変化による第一の直角プリズ
ム1および第一の直角プリズム5の変動は、上記V字形
あるいはU字形の溝に押さえつけられているため上下方
向の平行移動のみに限定でき、入射面の角度変化は生じ
ない。このため、発振光軸13を温度に対して安定に保
持できる。
【0058】実施例7.この発明の実施例7について図
9を参照に説明する。図9は図11に示した従来のレー
ザ発振器において、レーザロッド2の第一の直角プリズ
ム1側の端面を直角プリズムの形状としこの端面に光反
射膜を形成し、第一の直角プリズム1を除去した構成と
したものである。上記直角プリズムの形状としたレーザ
ロッド2の端面は上記第一の直角プリズム1と同様の作
用を持つ。第一の直角プリズム1を除去したことにより
調整要素が1つ減り組立調整を簡略化できるだけでなく
レーザ発振器を小形化できる効果がある。
9を参照に説明する。図9は図11に示した従来のレー
ザ発振器において、レーザロッド2の第一の直角プリズ
ム1側の端面を直角プリズムの形状としこの端面に光反
射膜を形成し、第一の直角プリズム1を除去した構成と
したものである。上記直角プリズムの形状としたレーザ
ロッド2の端面は上記第一の直角プリズム1と同様の作
用を持つ。第一の直角プリズム1を除去したことにより
調整要素が1つ減り組立調整を簡略化できるだけでなく
レーザ発振器を小形化できる効果がある。
【0059】実施例8.この発明の実施例8について図
10を参照に説明する。図10は図4の実施例3におい
て第一の直角プリズム1とレーザロッド支持板17の間
にスペーサ46を挟んだ構造であり、第一の直角プリズ
ムとレーザロッド支持板17はそれぞれスペーサ46と
接着固定される。スペーサ46は第一の直角プリズム1
とレーザロッド支持板17の間の熱膨張率を持ち、レー
ザ光を妨げないよう穴があいている。実施例3では大き
な温度変化があった場合、第一の直角プリズム1とレー
ザロッド支持板17の熱膨張率の整合がとれていないと
接着固定部に剥離が生じる。ところで、レーザロッド支
持板17はレーザロッド2とある程度熱膨張率の整合が
とれていることが望まれる。ところが、例えば第一の直
角プリズム1を0.4×10-6程度の低熱膨張率で温度
変化に対して安定な石英ガラスを用い、レーザロッド2
を8×10-6程度の熱膨張率のNd:YAGを用いると
かなり熱膨張率が異なる。この場合レーザロッド支持板
17として8×10-6程度の熱膨張率のセラミックある
いはBK7ガラスなどを用いればレーザロッド2とレー
ザロッド支持板17と熱膨張率の整合をとることができ
る。しかし、第一の直角プリズム1とレーザロッド支持
板17の熱膨張率の整合をとれない。
10を参照に説明する。図10は図4の実施例3におい
て第一の直角プリズム1とレーザロッド支持板17の間
にスペーサ46を挟んだ構造であり、第一の直角プリズ
ムとレーザロッド支持板17はそれぞれスペーサ46と
接着固定される。スペーサ46は第一の直角プリズム1
とレーザロッド支持板17の間の熱膨張率を持ち、レー
ザ光を妨げないよう穴があいている。実施例3では大き
な温度変化があった場合、第一の直角プリズム1とレー
ザロッド支持板17の熱膨張率の整合がとれていないと
接着固定部に剥離が生じる。ところで、レーザロッド支
持板17はレーザロッド2とある程度熱膨張率の整合が
とれていることが望まれる。ところが、例えば第一の直
角プリズム1を0.4×10-6程度の低熱膨張率で温度
変化に対して安定な石英ガラスを用い、レーザロッド2
を8×10-6程度の熱膨張率のNd:YAGを用いると
かなり熱膨張率が異なる。この場合レーザロッド支持板
17として8×10-6程度の熱膨張率のセラミックある
いはBK7ガラスなどを用いればレーザロッド2とレー
ザロッド支持板17と熱膨張率の整合をとることができ
る。しかし、第一の直角プリズム1とレーザロッド支持
板17の熱膨張率の整合をとれない。
【0060】この発明によれば第一の直角プリズム1と
レーザロッド支持板17の熱膨張率の差を、スペーサ4
6により第一の直角プリズム1とスペーサ46との差と
スペーサ46とレーザロッド支持板17との差に分ける
ことができ接着固定部の熱膨張率の差を小さくできる。
例えば、スペーサ46として4×10-6程度の熱膨張率
のパイレックスガラスを用いれば、上記の第一の直角プ
リズム1とレーザロッド支持板17の熱膨張率の差8×
10-6を、第一の直角プリズム1とスペーサ46との差
4×10-6とスペーサ46とレーザロッド支持板17と
の差4×10-6に分けることができる。このため、大き
な温度変化があった場合でも実施例3に比べて接着固定
部の剥離の発生を軽減できる。
レーザロッド支持板17の熱膨張率の差を、スペーサ4
6により第一の直角プリズム1とスペーサ46との差と
スペーサ46とレーザロッド支持板17との差に分ける
ことができ接着固定部の熱膨張率の差を小さくできる。
例えば、スペーサ46として4×10-6程度の熱膨張率
のパイレックスガラスを用いれば、上記の第一の直角プ
リズム1とレーザロッド支持板17の熱膨張率の差8×
10-6を、第一の直角プリズム1とスペーサ46との差
4×10-6とスペーサ46とレーザロッド支持板17と
の差4×10-6に分けることができる。このため、大き
な温度変化があった場合でも実施例3に比べて接着固定
部の剥離の発生を軽減できる。
【0061】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、長方形
の入射面を持つ第一および第二の直角プリズム1および
5と第一および第二の直角プリズムケース7および8と
の熱変形による位置ずれを回避できるので、温度変化の
影響を受けずに安定した出力を発生するレーザ発振器を
得ることができる効果がある。
の入射面を持つ第一および第二の直角プリズム1および
5と第一および第二の直角プリズムケース7および8と
の熱変形による位置ずれを回避できるので、温度変化の
影響を受けずに安定した出力を発生するレーザ発振器を
得ることができる効果がある。
【0062】また、この発明によれば、第一の直角プリ
ズム1の位置調整を容易にし、レーザロッド2の中心軸
の変動をレーザロッド2の外径公差による平行移動のみ
に限定できるため、レーザロッド2の発熱や周囲の温度
変化にも発振光軸13を安定に保持できるため安定した
出力を発生するレーザ発振器を得ることができる効果が
ある。
ズム1の位置調整を容易にし、レーザロッド2の中心軸
の変動をレーザロッド2の外径公差による平行移動のみ
に限定できるため、レーザロッド2の発熱や周囲の温度
変化にも発振光軸13を安定に保持できるため安定した
出力を発生するレーザ発振器を得ることができる効果が
ある。
【0063】この発明によれば、第一および第二の直角
プリズム1および5とレーザロッド2との間の熱変形に
ともなう光軸ずれを最小にでき、温度変化の影響を受け
ずに安定した出力を発生するレーザ発振器を得ることが
できる効果がある。
プリズム1および5とレーザロッド2との間の熱変形に
ともなう光軸ずれを最小にでき、温度変化の影響を受け
ずに安定した出力を発生するレーザ発振器を得ることが
できる効果がある。
【0064】また、この発明によれば、薄膜偏光子4の
角度を偏光子ケースの回転により微小調整可能としたの
で、第一および第二の直角プリズム1および5の微小調
整が不要となりレーザ発振器の調整が容易になる効果が
ある。
角度を偏光子ケースの回転により微小調整可能としたの
で、第一および第二の直角プリズム1および5の微小調
整が不要となりレーザ発振器の調整が容易になる効果が
ある。
【0065】この発明によれば配線の動きにより加わる
力をポッケルスセル3に伝達せずにポッケルスセル3を
固定できるので、3がずれることなく、レーザ出力の低
下が起きないという効果がある。
力をポッケルスセル3に伝達せずにポッケルスセル3を
固定できるので、3がずれることなく、レーザ出力の低
下が起きないという効果がある。
【0066】また、この発明によれば、円状の入射面を
持つ第一および第二の直角プリズム1および5の熱変化
に伴う変動を上下方向のみの平行移動に限定できるの
で、発振光軸13を安定に保持でき熱変化に対しても安
定した出力を発生するレーザ発振器を得ることができる
効果がある。
持つ第一および第二の直角プリズム1および5の熱変化
に伴う変動を上下方向のみの平行移動に限定できるの
で、発振光軸13を安定に保持でき熱変化に対しても安
定した出力を発生するレーザ発振器を得ることができる
効果がある。
【0067】この発明によれば、レーザロッド2の端面
を第一の直角プリズム1と同様の作用を持つ形状とする
ことにより第一の直角プリズム1を除去でき、調整要素
が1つ減り組立調整を簡略化できるだけでなくレーザ発
振器を小形化できる効果がある。
を第一の直角プリズム1と同様の作用を持つ形状とする
ことにより第一の直角プリズム1を除去でき、調整要素
が1つ減り組立調整を簡略化できるだけでなくレーザ発
振器を小形化できる効果がある。
【0068】さらに、この発明によれば、第一の直角プ
リズム1とレーザロッド支持板17の間に両者の間の熱
膨張率を持つスペーサ46を挟んだ構造とすることによ
り、大きな温度変化があった場合でも実施例3に比べて
接着固定部の剥離の発生を軽減できる。
リズム1とレーザロッド支持板17の間に両者の間の熱
膨張率を持つスペーサ46を挟んだ構造とすることによ
り、大きな温度変化があった場合でも実施例3に比べて
接着固定部の剥離の発生を軽減できる。
【図1】この発明のレーザ発振器の実施例1の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】この発明のレーザ発振器の実施例1の直角プリ
ズムの取付部分の構成図である。
ズムの取付部分の構成図である。
【図3】この発明のレーザ発振器の実施例2のレーザロ
ッドの取付部分を示す斜視図である。
ッドの取付部分を示す斜視図である。
【図4】この発明のレーザ発振器の実施例3の第一の直
角プリズムの取付部分を示す構成図である。
角プリズムの取付部分を示す構成図である。
【図5】この発明のレーザ発振器の実施例4の偏光子を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図6】この発明のレーザ発振器の実施例4の偏光子の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図7】この発明のレーザ発振器の実施例5のポッケル
スセル保持構造を示す断面構成図である。
スセル保持構造を示す断面構成図である。
【図8】この発明のレーザ発振器の実施例6の直角プリ
ズム保持構造を示す図である。
ズム保持構造を示す図である。
【図9】この発明のレーザ発振器の実施例7の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】この発明のレーザ発振器の実施例8の直角プ
リズム保持構造を示す図である。
リズム保持構造を示す図である。
【図11】従来のレーザ発振器の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図12】従来のレーザ発振器のポッケルスセルの保持
構造を示す図である。
構造を示す図である。
1 第一の直角プリズム 2 レーザロッド 3 ポッケルスセル 4 薄膜偏光子 5 第二の直角プリズム 6 ベース 7 第一のプリズムケース 8 第二のプリズムケース 9 第一の直角プリズムの稜線 10 第二の直角プリズムの稜線 11 第一の直角プリズムのおさえねじ 12 第二の直角プリズムのおさえねじ 13 発振光軸 14 電線 15 電極 16 ポッケルスセル支持ケース 17 レーザロッド支持板 18 ブッシュ 19 クッション 20 ポッケルスセルおさえねじ 21 薄膜偏光子支持ケース 23 直角プリズム取付面 24 レーザロッド押さえ 25 第一の板ばね 31 第一のケース 32 第二のケース 33 第一のブッシュ 35 第一のコイルばね 36 第二のコイルばね 37 第一のカバー 38 第二のカバー 39 アダプタ 40 ハウジング 41 重ね板ばね 42 第一の電極 43 第二の電極 44 カバー 45 ばね 46 スペーサ 47 第一の直角プリズム支持板 48 第一の直角プリズム押さえ 49 第一の当たり面 50 第二の当たり面 51 第一の突起部 52 第二の突起部
Claims (8)
- 【請求項1】 ベース上に順に配置された第一の直角プ
リズム、レーザ媒質であるレーザロッド、偏光子および
上記第一の直角プリズムと稜線が直交する第二の直角プ
リズムとから共振器が構成され、上記偏光子より共振器
外にレーザ光を出力するレーザ発振器において、上記第
一の直角プリズムおよび第二の直角プリズムを長方形の
入射面とこの入射面に直角に隣接する4つの側面とこの
側面に隣接し上記稜線を形成する2つの斜面の合計7面
から構成したものとし、上記第一の直角プリズムおよび
第二の直角プリズムを上記ベースに固定する手段とし
て、上記ベース上に固定され発振光軸と平行な直交する
2つの当たり面を持ち、上記第一の直角プリズムおよび
第二の直角プリズムの4つの側面のうち1組の隣接する
2面をばねにより上記2つの当たり面に押し付ける構成
のプリズム保持具を用いたことを特徴とするレーザ発振
器。 - 【請求項2】 ベース上に順に配置された第一の直角プ
リズム、レーザ媒質であり断面形状が円形なレーザロッ
ド、偏光子および上記第一の直角プリズムと稜線が直交
する第二の直角プリズムとから共振器が構成され、上記
偏光子より共振器外にレーザ光を出力するレーザ発振器
において、上記レーザロッドを上記ベースに固定する手
段として、上記ベース上に固定され上記共振器内の光軸
と平行でかつ上記第一の直角プリズム稜線方向に対し左
右対称形をなすV字形あるいはU字形の溝を持ち、上記
レーザロッド側面を直接上記V字形あるいはU字形の溝
に押し付ける構成のレーザロッド保持具を用いたことを
特徴とするレーザ発振器。 - 【請求項3】 上記第一の直角プリズムの入射面を上記
レーザロッド保持具に直接接着固定しことを特徴とする
請求項2記載のレーザ発振器。 - 【請求項4】 ベース上に順に配置された第一の直角プ
リズム、レーザ媒質であるレーザロッド、薄膜偏光子お
よび上記第一の直角プリズムと稜線が直交する第二の直
角プリズムとから共振器が構成され、上記薄膜偏光子の
透過光を共振器外に出力し、反射光を共振に供するレー
ザ発振器において、上記薄膜偏光子を上記ベースに固定
する手段として、上記薄膜偏光子を内部に保持する第一
のケースと、上記第一のケースを内部に保持する第二の
ケースから構成した偏光子保持具を用い、上記第一のケ
ースを上記薄膜偏光子の面に垂直な方向とわずかに異な
る方向の回転軸を有する構造とし、第二のケースを上記
第一のケースに回転軸の方向とわずかに異なる方向の回
転軸を有する構造としたことを特徴とするレーザ発振
器。 - 【請求項5】 ベース上に順に配置された第一の直角プ
リズム、レーザ媒質であるレーザロッド、ポッケルスセ
ル、偏光子および上記第一の直角プリズムと稜線が直交
する第二の直角プリズムとから共振器が構成され、上記
偏光子の透過光を共振器外に出力し、反射光を共振に供
するレーザ発振器において、上記ポッケルスセルをレー
ザ光が透過する対向する2面と4つの側面からなる電気
光学効果を有する直方体の結晶と、上記側面のうち対向
する2面にそれぞれ片面が接着され他面に上記レーザ光
が透過する対向する2面に平行な同一の軸上に突起部を
有する第一および第二の電極と、上記第一および第二の
電極の上記突起部を保持し上記突起部を軸に上記直方体
の結晶を回転できる絶縁体のカバーとで構成したことを
特徴とするレーザ発振器。 - 【請求項6】 ベース上に順に配置された第一の直角プ
リズム、レーザ媒質であるレーザロッド、偏光子および
上記第一の直角プリズムと稜線が直交する第二の直角プ
リズムとから共振器が構成され、上記偏光子より共振器
外にレーザ光を出力するレーザ発振器において、上記第
一の直角プリズムおよび第二の直角プリズムを円形の入
射面とこの入射面に直角な円柱状の側面とこの側面に隣
接し上記稜線を形成する2つの斜面とから構成したもの
とし、上記第一の直角プリズムおよび第二の直角プリズ
ムを上記ベースに固定する手段として、上記ベース上に
固定され上記共振器内の光軸と平行なV字形あるいはU
字形の溝を持ち、上記第一の直角プリズムおよび第二の
直角プリズムの円柱状の側面を上記V字形あるいはU字
形の溝に押し付ける構成のプリズム保持具を用いたこと
を特徴とするレーザ発振器。 - 【請求項7】 ベース上に順に配置されたレーザ媒質で
あるレーザロッド、偏光子および直角プリズムとから共
振器が構成され、上記偏光子より共振器外にレーザ光を
出力するレーザ発振器において、上記レーザロッドの上
記偏光子側と反対側の端面がレーザ光に対して高反射率
な膜を有しかつ上記直角プリズムと稜線の直交する直角
プリズム形状をなすことを特徴とするレーザ発振器。 - 【請求項8】 上記第一の直角プリズムと上記レーザロ
ッド保持具とを両者の熱膨張率の間の熱膨張率をもち共
振器内の光軸を妨げない穴が形成されたスペーサを介し
て接着固定したことを特徴とする請求項2記載のレーザ
発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9989194A JPH07307517A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | レーザ発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9989194A JPH07307517A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | レーザ発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07307517A true JPH07307517A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14259403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9989194A Pending JPH07307517A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | レーザ発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07307517A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001028470A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | キャビティ軸心の調整方法 |
| JP2011139011A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-07-14 | Mitsubishi Electric Corp | 平面導波路型レーザ装置および平面導波路型レーザ装置の製造方法 |
| CN109149342A (zh) * | 2018-11-04 | 2019-01-04 | 山东镭之源激光科技股份有限公司 | 一种激光器偏振镜调节结构 |
| CN114999886A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-09-02 | 天津国科医工科技发展有限公司 | 一种四极杆质量分析器装配方法及装置 |
| CN115903105A (zh) * | 2021-09-30 | 2023-04-04 | 梅卡曼德(北京)机器人科技有限公司 | 鲍威尔棱镜、一字线激光器、激光投影模组及激光3d相机 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP9989194A patent/JPH07307517A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001028470A (ja) * | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | キャビティ軸心の調整方法 |
| JP2011139011A (ja) * | 2009-12-01 | 2011-07-14 | Mitsubishi Electric Corp | 平面導波路型レーザ装置および平面導波路型レーザ装置の製造方法 |
| CN109149342A (zh) * | 2018-11-04 | 2019-01-04 | 山东镭之源激光科技股份有限公司 | 一种激光器偏振镜调节结构 |
| CN109149342B (zh) * | 2018-11-04 | 2024-05-31 | 山东镭之源激光科技股份有限公司 | 一种激光器偏振镜调节结构 |
| CN115903105A (zh) * | 2021-09-30 | 2023-04-04 | 梅卡曼德(北京)机器人科技有限公司 | 鲍威尔棱镜、一字线激光器、激光投影模组及激光3d相机 |
| CN114999886A (zh) * | 2022-05-17 | 2022-09-02 | 天津国科医工科技发展有限公司 | 一种四极杆质量分析器装配方法及装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8305669B2 (en) | Optical scanning device | |
| KR100272193B1 (ko) | 반도체 레이저 여기 고체레이저 장치 | |
| US7408971B2 (en) | Longitudinally pumped solid state laser and methods of making and using | |
| EP2288950A1 (en) | Folded adjustable optical path in a frequency doubled semiconductor laser | |
| US3750670A (en) | Laser cauterizer | |
| US4829532A (en) | Piezo-electrically tuned optical resonator and laser using same | |
| JP2004006592A (ja) | 半導体レーザー装置及びその取付構造、並びに光源装置の取付構造 | |
| US20120057219A1 (en) | Laser light source apparatus | |
| US6853505B2 (en) | Optical module apparatus, projection television and method of fabricating optical module apparatus | |
| JPH07307517A (ja) | レーザ発振器 | |
| US12506318B2 (en) | Ultraviolet laser apparatus | |
| JP3211770B2 (ja) | 固体レーザ装置及びそれを備えた固体レーザ増幅器 | |
| JP3983024B2 (ja) | レーザ発振装置 | |
| US7982939B2 (en) | Beam steering using a thermally anisotropic medium | |
| US6901102B1 (en) | Self-compensating laser resonator | |
| JP3975066B2 (ja) | レーザ発振装置 | |
| CN111987576A (zh) | 一种可调重复频率飞秒固态激光器及调节方法 | |
| US20120327371A1 (en) | Laser light source apparatus | |
| JP2000250082A (ja) | レーザ波長変換装置 | |
| JP4815642B1 (ja) | レーザ光源装置 | |
| JPH04320078A (ja) | 光波長変換装置 | |
| JP3091764B2 (ja) | 半導体励起固体レーザ | |
| JPH109867A (ja) | レーザ装置 | |
| JP4815641B1 (ja) | レーザ光源装置 | |
| JPH04314373A (ja) | 光波長変換装置 |