JPH07307721A - 一体型高域通過フィルタをもつ周波数反転スクランブル装置 - Google Patents

一体型高域通過フィルタをもつ周波数反転スクランブル装置

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JPH07307721A
JPH07307721A JP7119071A JP11907195A JPH07307721A JP H07307721 A JPH07307721 A JP H07307721A JP 7119071 A JP7119071 A JP 7119071A JP 11907195 A JP11907195 A JP 11907195A JP H07307721 A JPH07307721 A JP H07307721A
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Transmitters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードレス電話内で周波数が反転スクランブ
ルされる装置が提供される。 【構成】 第1段の低域通過フィルタ12と変調器16
との間に一体型高域通過フィルタ14を利用して、フィ
ルタの次数を下げ、なおかつオーディオ信号内の低グル
ープ遅延を維持する。第1段の低域通過フィルタと高域
通過フィルタとが、被濾波オーディオ信号から高周波成
分とDCオフセットとを除去する。変調器は、被濾波信
号のスペクトルを和分周波数および差分周波数に変換す
る。第2段の低域通過フィルタ18は、スペクトルの上
側部分を除去して、結果として得られる周波数スペクト
ルが元のオーディオ信号に対して反転され、コードレス
電話の受話器と本体との間の送信が盗聴されるのを防ぐ
ようにする。本体内の別の周波数反転回路30,32,
34,36が周波数スペクトルを再び元の状態に反転し
て、電話回線により送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にコードレス電話
システムに関し、さらに詳しくは、コードレス電話内の
周波数反転スクランブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】コー
ドレス電話は、通話中にユーザが本体からある程度の距
離を持ち運ぶことができるという自由度のために、住宅
環境や商業環境において広く用いられている。ユーザ
は、受話器(ハンドセット)のマイクロホンに向かって
話し、音声データはRFリンクによって本体に送信され
る。本体は、配線された電話回線を通じて相手側に音声
データを送る。相手側から来た音声データも、本体によ
り受信され、RFリンク上で受話器に送信され、双方向
の通話が成立する。
【0003】多くのコードレス電話に共通する問題は、
通話の機密性とプライバシーが失われることである。第
三者が、たとえば近くの別のコードレス電話や他のRF
受信機を介して同じRF通信リンクを受信して、プライ
ベートな会話を聞くことが可能になる。従来の技術にお
いては、RFリンク上を送信される音声データをスクラ
ンブル(暗号化)して、通話のプライバシーを守るため
に周波数反転スクランブル装置が用いられてきた。簡単
に述べると、周波数反転スクランブル装置が送信された
周波数スペクトルを反転して、標準のコードレス電話を
もつ第三者には通話が理解できないようにする。受話器
用の本体は、もう一度周波数スペクトルを反転し、音声
データのスクランブルを解除して元の状態に戻して、電
話回線で送信する。
【0004】周波数反転スクランブル装置の従来の技術
による1つの実施例は、オーディオ信号を受信する低域
通過フィルタと、低域通過フィルタと変調器との間にあ
る直列コンデンサとを有する。直列コンデンサは、適切
に変調するための必要性に応じて、オーディオ信号内の
DCオフセットを阻止する。変調により、変調周波数の
周囲に和分周波数および差分周波数が生成される。変調
されたオーディオ信号には再び低域通過濾波を行って、
本体に送信する前に変調周波数とより高い周波数とを除
去する。残りの周波数スペクトルは、元のオーディオ信
号に関して反転されるので、標準のコードレス電話では
理解することができない。本体には、変調器内に同様の
低域通過フィルタと直列コンデンサとが含まれ、スペク
トルを元の状態に再反転する。変調器に結合された別の
低域通過フィルタが変調周波数およびより高い周波数を
除去し、従来の電話回線による送信のためのベース帯域
の音声データを提供する。
【0005】周波数反転スクランブル装置内の低域通過
フィルタは、適切な周波数応答を行うために、通常は高
次たとえば10次ないし14次のものである。変調器の
後ろにある低域通過フィルタは、反転された周波数スペ
クトルを隔離するために変調周波数とより高い周波数を
抑えるために高次である必要がある。残念ながら、高次
のフィルタは、フィルタ内のグループ遅延を増大させる
傾向もあり、そのために音質が下がる。変調周波数をベ
ース帯域からさらに離して、より低次の低域通過フィル
タを用いることは実際的ではない。なぜなら、周波数動
作帯域が制限されるために低周波の音声データが失われ
るためである。さらに、直列コンデンサは、外部配置と
関連のICピンを必要とするため充分に大きくなる。
【0006】従って、グループ遅延を削減し、なおかつ
変調周波数とより高い周波数とを充分に抑えるために、
より低次のフィルタを持つ周波数反転スクランブル装置
が必要になる。
【0007】
【実施例】図1には、コードレス電話内で用いられる周
波数反転スクランブル装置回路10が示される。周波数
反転スクランブル装置10は、コードレス電話の受話器
(図示せず)内のマイクロホンからオーディオ・データ
としてアナログ入力信号TXINを受信する低域通過フ
ィルタ12によって構成される。低域通過フィルタ12
の出力は、高域通過フィルタ14の入力に結合される。
高域通過フィルタ14の出力は、変調器16の第1入力
に結合される。変調器16の第2入力は、3.96KH
zで動作する周波数変調信号を受信する。変調器16の
出力は、低域通過フィルタ18の入力に結合される。低
域通過フィルタ18の出力は、FM送信機20の入力に
結合され、送信機20は、通常46ないし49MHzの
被変調RF信号を、たとえば電波通信路などの送信媒体
22上で、コードレス電話の本体内にあるFM受信機2
4に送信する。FM受信機24の復調された出力は、低
域通過フィルタ30の入力に結合される。低域通過フィ
ルタ30の出力は、高域通過フィルタ32の入力に結合
される。高域通過フィルタ32の出力は、変調器34の
第1入力に結合される。変調器34の第2入力は、3.
96KHzで動作する同様の周波数変調信号を受信す
る。変調器34の出力は、低域通過フィルタ36の入力
に結合される。低域通過フィルタ36の出力は、RXO
UT音声データを提供し、これは従来のチップ(TI
P)およびリング(RING)電話回線(図示せず)上
で送信される。
【0008】周波数反転スクランブル装置10の機能
は、送信されたオーディオ信号をスクランブルして、こ
のコードレス電話と同じ周波数範囲で動作する他のコー
ドレス電話,小型モニタ,RFスキャナまたはその他の
FM受信機を操作する第三者によって理解できないよう
にすることである。多くの場合、1個の受話器と1個の
本体をもつコードレス電話内に2個の周波数反転スクラ
ンブル装置が用いられる。低域通過フィルタ12,高域
通過フィルタ14,変調器16,低域通過フィルタ18
およびFM送信機20は、コードレス電話受話器の送信
側の部分である。FM受信機24,低域通過フィルタ3
0,高域通過フィルタ32,変調器34および低域通過
フィルタ36は、コードレス電話の本体の受信側の部分
である。コードレス電話本体の送信側と受話器の受信
側、すなわち電話回線から本体を通じ受話器のイアーピ
ースまでには、別の周波数反転スクランブル装置が必要
とされることを理解されたい。
【0009】周波数反転スクランブル装置10の動作
は、次のように進む。受話器のユーザは、通話中はマイ
クロホンに向かって話すとする。約0.3ないし3.3
KHzのオーディオ帯域内の音声信号は、マイクロホン
に音響結合され、その付属回路によって増幅され、TX
INとして低域通過フィルタ12の入力に印加される。
TXIN信号は、低域通過フィルタ12を通過し、そこ
でオーディオ帯域より高い周波数が減衰される。低域通
過フィルタ12は、3.5KHzのコーナ周波数を有す
る4次楕円切替コンデンサ・フィルタ(fourth-order E
lliptic switched-capacitor filter )である。コーナ
周波数は、RXOUTの最終周波数応答の高周波側コー
ナを決定するもので、処理変動の結果として使用可能な
スペクトルを排除しないように、3.3KHzより少し
高く選定される。低域通過フィルタ12のコーナ周波数
は、変調周波数から充分に除去して、グループ遅延を増
大させ音質を下げることがある多数の極を用いる必要な
しに変調信号が減衰されるようにしなければならない。
低域通過フィルタ12は、その通過帯域両側の0.4d
Bのリップルと、30dBのストップ帯域減衰とを有す
る。低域通過フィルタ12内のグループ遅延は0.12
msである。低域通過フィルタ12は、差動形態にも単
終段形態にも実現することができる。低域通過フィルタ
12の電圧ゲイン(Av )は、差動形態の場合は2、単
終段形態の場合は1である。165.16KHzで動作
するクロック信号が切替コンデンサ(図示せず)を制御
する。4次低域通過楕円切替コンデンサ・フィルタの構
築の詳細は、前述の仕様により決定される。
【0010】本発明の一部として、低域通過フィルタ1
2の出力の低域通過濾波された信号が、一体型の高域通
過フィルタ14に印加される。本実施例においては、高
域通過フィルタ14は、165Hzのコーナ周波数を有
する一体型2次チェビシェフ切替コンデンサ・フィルタ
(integrated second-order Chebychev switched-capac
itor filter )である。高域通過フィルタ14のコーナ
周波数は、オーディオ帯域内のグループ遅延を小さくす
るために最低の所望低周波応答より低く設定する。高域
通過フィルタ14は、その通過帯域の両側の0.4dB
のリップルと、0.03msのグループ遅延と、差動形
態および単終段形態のいずれの用途に関してもAv =1
を有する。23.59KHzで動作するクロック信号が
切替コンデンサを制御する。高域通過フィルタ14は、
オーディオ範囲より低い低周波数を減衰し、オーディオ
信号内のDCオフセットを阻止する。高域通過フィルタ
14は、内部DCオフセットを小さくするための自動ゼ
ロ機能を有する。一体型高域通過フィルタを用いること
によって、従来の技術ではよく用いられた2個のICピ
ンと1個の外部コンデンサが排除される。一体型2次高
域通過チェビシェフ切替コンデンサ・フィルタ構築の詳
細は、前述の仕様により決定される。
【0011】図2は、高域通過フィルタ14の出力にお
けるオーディオ信号の周波数スペクトルを示す。3.5
KHzより上と165Hzより下の周波数は、上記のよ
うに減衰される。負の周波数スペクトルは、正の周波数
オーディオ信号の鏡像を表す。
【0012】高域通過フィルタ14の出力の被濾波信号
は、二重バランス変調器(double-balanced modulator
)16に印加され、そこでベース帯域スペクトルの高
周波側のコーナより少し高い変調周波数と混合される。
この例では、変調周波数は3.96KHzである。変調
器18は、被濾波入力信号のスペクトルを、変調周波数
±変調器に対する被濾波入力信号の周波数に等しい周波
数に変換する。変調器18は、通常、2/πの電圧ゲイ
ンを有する。図3は、低域通過フィルタ12および高域
通過フィルタ14により定義されたスペクトル内のすべ
ての周波数を混合したときの応答を示す。7.46KH
zのブレークは3.96KHz+3.5KHzに由来
し、460Hzのブレークは3.96KHz−3.5K
Hzに由来する。
【0013】変調器16の出力は、低域通過フィルタ1
8に印加される。低域通過フィルタ18のコーナ周波数
は、最終応答RXOUTの所望の低周波側コーナ(26
0Hz)により決定され、このとき低周波コーナは、低
域通過フィルタ18の変調周波数とコーナ周波数との
差、たとえば3.96KHz−3.7KHzである。そ
の結果、低域通過フィルタ18のコーナ周波数は、低域
通過フィルタ12のコーナ周波数より高く設定すること
ができ、グループ遅延に悪影響を与えずに低周波性能を
最適にすることができる。
【0014】本実施例においては、低域通過フィルタ1
8は、3.7KHzのコーナ周波数をもつ6次楕円切替
コンデンサ・フィルタ(sixth-order Elliptic switche
d-capacitor filter)である。低域通過フィルタ18
は、その通過帯域の両側の0.6dBのリップルと、5
0dBのストップ帯域減衰を有する。低域通過フィルタ
18内のグループ遅延は0.175msで、変調器16
からの2/πの電圧ゲインに対処するためAv =π/2
である。165.16KHzで動作するクロック信号が
切替コンデンサを制御する。6次低域通過楕円切替コン
デンサ・フィルタ構築の詳細は、前述の仕様により決定
される。
【0015】図4は、低域通過フィルタ18の出力に結
果的に得られるスペクトルを示す。この周波数スペクト
ルは、オーディオ入力信号TXINにおけるスペクトル
の反転像であることに注目されたい。周波数反転されス
クランブルされた信号は、従来の技術を用いてRFに周
波数変調され、送信媒体22上で受話器内のFM送信機
20により送信され、本体のFM受信機24によって受
信される。近くの標準的コードレス電話またはその他の
RF受信機を操作する第三者には、周波数反転されたオ
ーディオ信号を理解することはできないこのために、通
話の秘密が守られる。
【0016】本体で受信された周波数反転されスクラン
ブルされた信号はまず、FM受信機24によりベース帯
域に復調される。本体内の低域通過フィルタ30,高域
通過フィルタ32,変調器34および低域通過フィルタ
36の機能は、もう一度周波数反転を実行することによ
ってオーディオ信号のスクランブルを解除して、このオ
ーディオ信号を元の状態に戻して電話回線上で送信する
ことである。
【0017】低域通過フィルタ30は、3.7KHzの
コーナ周波数を持つ2次楕円切替コンデンサ・フィルタ
である。低域通過フィルタ30は、3.7KHzより高
い周波数を減衰して、送信中に得られた高周波を排除
し、追加されるグループ遅延を最小限に抑える。低域通
過フィルタ30は、その通過帯域の両側の0.6dBの
リップルと、22dBのストップ帯域減衰を有する。低
域通過フィルタ30内のグループ遅延は0.04ms
で、差動形態の場合はAv =2、単終段形態の場合はA
v =1である。165.16KHzで動作するクロック
信号が切替コンデンサを制御する。2次低域通過楕円切
替コンデンサ・フィルタ構築の詳細は、前述の仕様によ
り決定される。
【0018】本発明の別の側面として、低域通過フィル
タ30の出力における低域通過濾波された信号が一体型
高域通過フィルタ32に印加される。本実施例において
は、高域通過フィルタ32は、165Hzのコーナ周波
数をもつ一体型2次チェビシェフ切替コンデンサ・フィ
ルタである。高域通過フィルタ32のコーナ周波数は、
オーディオ帯域内のグループ遅延を小さくするために、
最低の所望周波数応答(260Hz)より低く設定され
る。高域通過フィルタ32は、その通過帯域の両側の
0.4dBのリップルと、0.003msのグループ遅
延と、Av =1とを有する。23.59KHzで動作す
るクロック信号が切替コンデンサを制御する。高域通過
フィルタ32は、オーディオ範囲より低い低周波を減衰
して、オーディオ信号内のDCオフセットを阻止する。
高域通過フィルタ32は、内部DCオフセットを小さく
するための自動ゼロ機能を有する。これは周知のもので
ある。一体型高域通過フィルタを用いることによって、
従来の技術ではよく用いられた2個のICピンと1個の
外部結合コンデンサが排除される。一体型2次高域通過
チェビシェフ切替コンデンサ・フィルタ構築の詳細は、
前述の仕様により決定される。
【0019】図5は、低域通過フィルタ18の出力に現
れるスペクトルと同様の、低域通過フィルタ30の出力
における周波数スペクトルを示す。3.7KHzより上
と460Hzより下の周波数は、上記のように減衰され
る。
【0020】高域通過フィルタ32の出力の被濾波信号
は、二重バランス変調器34に印加され、そこでベース
帯域スペクトルの高周波コーナより少し高い変調周波数
と混合される。この例では、変調周波数は3.96KH
zである。変調器18は、被濾波入力信号のスペクトル
を、変調周波数±変調器に対する被濾波入力信号の周波
数に等しい周波数に変換する。変調器34は、通常、2
/πの電圧ゲインを有する。図6は、低域通過フィルタ
30および高域通過フィルタ32により定義されたスペ
クトル内のすべての周波数を混合したときの応答を示
す。周波数スペクトルの下側コーナは、低域通過フィル
タ18,30の変調周波数とコーナ周波数との差によっ
て定義されていることに注目されたい。7.66KHz
のブレークは3.96KHz+3.7KHzに由来し、
260Hzのブレークは3.96KHz−3.7KHz
に由来する。
【0021】変調器34の出力は、低域通過フィルタ3
6に印加される。低域通過フィルタ36のコーナ周波数
が、最終応答の高周波側コーナを決定し、処理変動の結
果として使用可能なスペクトルを排除しないように、
3.3KHzより少し高くなるように選定される。低域
通過フィルタ36のコーナ周波数を変調周波数から充分
に除去して、変調周波数を充分に抑制し、なおかつ不必
要に長いグループ遅延を避けることによって音質を維持
しなければならない。
【0022】本実施例においては、低域通過フィルタ3
6は、3.5KHzのコーナ周波数をもつ8次楕円切替
コンデンサ・フィルタであって、最終周波数応答RXO
UTの上側コーナを定義する。低域通過フィルタ36
は、変調周波数,ベース帯域周波数または相互変調産物
のブレイクスルーを排除して、それにより音質を改善す
る。低域通過フィルタ36は、その通過帯域の両側の
0.6dBのリップルと、50dBのストップ帯域減衰
を有する。低域通過フィルタ18内のグループ遅延は
0.25msで、変調器34の電圧ゲインに対処するた
めAv =π/2である。変調周波数3.96KHzにお
いて周波数応答にゼロが入れられ、変調周波数をさらに
減衰する。165.16KHzで動作するクロック信号
が切替コンデンサを制御する。8次低域通過楕円切替コ
ンデンサ・フィルタ構築の詳細は、前述の仕様により決
定される。
【0023】図7は、低域通過フィルタ36の出力に結
果的に得られるスペクトルを示す。この周波数スペクト
ルは、その元の形に再反転されていることに注目された
い。オーディオ信号RXOUTは、従来の電話回線上で
送信される。双方向のプライベートな通信を完成させる
には、本体の送信側と受話器の受信側に、別の周波数反
転スクランブル装置が必要とされる。
【0024】以上、第1段の低域通過フィルタと変調器
との間に一体型高域通過フィルタをもつ周波数反転スク
ランブル装置が提供されたことが理解頂けよう。高域通
過フィルタをもつこの周波数反転スクランブル装置は、
より低次の低域通過フィルタを用いながらグループ遅延
を小さくすることによって、音質を改善する。さらに、
高域通過フィルタの一体性によって、ダイの寸法が小さ
くなり、従来の技術では普通に用いられていた外部コン
デンサと関連のICピンとが要らなくなる。
【0025】本発明の特定の実施例が図示および説明さ
れたが、当業者には更なる改良および改善が可能であろ
う。本発明の好適な実施例は図示された特定の形態に限
られるものではなく、添付の請求項は本発明の好適な実
施例の精神と範囲から逸脱しないすべての改良を含むも
のであることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】周波数反転スクランブル装置のブロック図であ
る。
【図2】図1の説明に使用される波形図である。
【図3】図1の説明に使用される波形図である。
【図4】図1の説明に使用される波形図である。
【図5】図1の説明に使用される波形図である。
【図6】図1の説明に使用される波形図である。
【図7】図1の説明に使用される波形図である。
【符号の説明】
10 周波数反転スクランブル装置 12,18,30,36 低域通過フィルタ 14,32 高域通過フィルタ 16,34 変調器 20 FM送信機 22 送信媒体 24 FM受信機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ入力信号を受信するために結
    合された入力を有する第1低域通過フィルタ(12);
    前記第1低域通過フィルタの出力に結合された入力を有
    する第1高域通過フィルタ(14);第1および第2入
    力と出力とを有する第1変調器(16)であって、前記
    第1入力が前記第1高域通過フィルタの出力に結合さ
    れ、前記第2入力が第1変調信号を受信するために結合
    されている第1変調器(16);および前記第1変調器
    の前記出力に結合された入力を有し、周波数反転された
    オーディオ信号を提供する出力を有する第2低域通過フ
    ィルタ(18);によって構成されることを特徴とする
    一体型周波数反転スクランブル装置回路。
  2. 【請求項2】 前記第2低域通過フィルタの前記出力に
    結合された入力を有し、RF周波数反転されたオーディ
    オ信号を送信する出力を有するFM送信機(20)をさ
    らに有する請求項1記載の一体型周波数反転スクランブ
    ル装置回路。
  3. 【請求項3】 集積回路内で周波数反転スクランブルを
    行う方法であって:オーディオ入力信号を低域通過濾波
    して、第1フィルタ信号を提供する段階;前記第1フィ
    ルタ信号を高域通過濾波して、第2フィルタ信号を提供
    する段階;前記第2フィルタ信号に第1変調信号を周波
    数混合して、第1周波数混合フィルタ信号を提供する段
    階;および前記第1周波数混合フィルタ信号を低域通過
    濾波して、周波数反転オーディオ信号を提供する段階;
    によって構成されることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 前記の周波数反転されたオーディオ信号
    を、RF周波数反転オーディオ信号としてRFリンク上
    に送信する段階をさらに含む請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 オーディオ入力信号を受信するために結
    合された入力を有する第1低域通過フィルタ(12);
    前記第1低域通過フィルタの出力に結合された入力を有
    する第1高域通過フィルタ(14);第1および第2入
    力と出力とを有する第1変調器(16)であって、前記
    第1入力が前記第1高域通過フィルタの出力に結合さ
    れ、前記第2入力が第1変調信号を受信するために結合
    されている第1変調器(16);前記第1変調器の前記
    出力に結合された入力を有し、周波数反転されたオーデ
    ィオ信号を提供する出力を有する第2低域通過フィルタ
    (18);および前記第2低域通過フィルタの前記出力
    に結合された入力を有し、RF周波数反転されたオーデ
    ィオ信号を送信する出力を有するFM送信機(20);
    によって構成されることを特徴とするコードレス電話受
    話器内の集積化された周波数反転スクランブル装置回
    路。
JP11907195A 1994-05-03 1995-04-21 一体型高域通過フィルタをもつ周波数反転スクランブル装置 Expired - Lifetime JP3626788B2 (ja)

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