JPH07307942A - 画像雑音除去装置 - Google Patents
画像雑音除去装置Info
- Publication number
- JPH07307942A JPH07307942A JP9967294A JP9967294A JPH07307942A JP H07307942 A JPH07307942 A JP H07307942A JP 9967294 A JP9967294 A JP 9967294A JP 9967294 A JP9967294 A JP 9967294A JP H07307942 A JPH07307942 A JP H07307942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- undulation
- pixel
- vertical
- horizontal
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直交変換による画像圧縮符号化において高圧
縮時に生じるモスキートノイズを、小回路規模で解像度
劣化少なく除去する。 【構成】 入力画像信号に対して、各画素毎に該画素近
傍の垂直方向の起伏の大きさを判定する手段12を有
し、起伏が大きいと判定した場合、該画素信号を、起伏
が小さいと判定した場合、該画素に対する垂直方向のロ
ジカルフィルタ11の出力信号をセレクタ13により、
選択出力する垂直方向の適応フィルタ処理手段1を備え
る。さらに各画素毎に該画素近傍の水平方向の起伏の大
きさを判定する手段22を有し、起伏が大きいと判定し
た場合、該画素信号を、起伏が小さいと判定した場合、
該画素に対する水平方向のロジカルフィルタ21の出力
信号をセレクタ23により選択出力する水平方向の適応
フィルタ処理手段2を備える。 【効果】 ロジカルフィルタにより小回路規模で解像度
劣化少なくモスキートノイズを除去できる。画像の平坦
部のノイズだけでなく、線分やエッジ上のノイズを、線
分やエッジをぼかすことなく除去できる。
縮時に生じるモスキートノイズを、小回路規模で解像度
劣化少なく除去する。 【構成】 入力画像信号に対して、各画素毎に該画素近
傍の垂直方向の起伏の大きさを判定する手段12を有
し、起伏が大きいと判定した場合、該画素信号を、起伏
が小さいと判定した場合、該画素に対する垂直方向のロ
ジカルフィルタ11の出力信号をセレクタ13により、
選択出力する垂直方向の適応フィルタ処理手段1を備え
る。さらに各画素毎に該画素近傍の水平方向の起伏の大
きさを判定する手段22を有し、起伏が大きいと判定し
た場合、該画素信号を、起伏が小さいと判定した場合、
該画素に対する水平方向のロジカルフィルタ21の出力
信号をセレクタ23により選択出力する水平方向の適応
フィルタ処理手段2を備える。 【効果】 ロジカルフィルタにより小回路規模で解像度
劣化少なくモスキートノイズを除去できる。画像の平坦
部のノイズだけでなく、線分やエッジ上のノイズを、線
分やエッジをぼかすことなく除去できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多階調画像を直交変換
して圧縮符号化する画像符号化方式を用いて高圧縮率で
符号化した際に、復号画像に生ずるモスキートノイズを
除去し、良好な画像を得る画像処理装置に関する。
して圧縮符号化する画像符号化方式を用いて高圧縮率で
符号化した際に、復号画像に生ずるモスキートノイズを
除去し、良好な画像を得る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多階調画像を直交変換して圧縮符号化す
る画像符号化方式は、比較的高い圧縮率を得ることがで
きるが、高圧縮時にモスキートノイズと呼ばれる特有の
画質劣化が発生する。モスキートノイズは、直交変換後
の高周波成分の変換係数の量子化誤差に起因し、垂直ま
たは水平方向のヒゲ状の微小な高周波雑音である。一般
に、ディジタル画像信号に含まれる高周波雑音を除去す
るためには低域通過フィルタ処理が行なわれる。これは
平滑化処理とも呼ばれ、このような処理としては、線形
演算によるもの、論理演算によるもの、中央値演算によ
るもの等が知られている。画像信号は2次元の相関性を
持つ信号列であるから、通常2次元のフィルタ処理が行
われている。モスキートノイズも低域通過フィルタ処理
によって除去できるが、単なる低域通過フィルタ処理に
よれば、雑音成分だけでなく、画像本来の高周波成分も
失われ、解像度が劣化する副作用がある。
る画像符号化方式は、比較的高い圧縮率を得ることがで
きるが、高圧縮時にモスキートノイズと呼ばれる特有の
画質劣化が発生する。モスキートノイズは、直交変換後
の高周波成分の変換係数の量子化誤差に起因し、垂直ま
たは水平方向のヒゲ状の微小な高周波雑音である。一般
に、ディジタル画像信号に含まれる高周波雑音を除去す
るためには低域通過フィルタ処理が行なわれる。これは
平滑化処理とも呼ばれ、このような処理としては、線形
演算によるもの、論理演算によるもの、中央値演算によ
るもの等が知られている。画像信号は2次元の相関性を
持つ信号列であるから、通常2次元のフィルタ処理が行
われている。モスキートノイズも低域通過フィルタ処理
によって除去できるが、単なる低域通過フィルタ処理に
よれば、雑音成分だけでなく、画像本来の高周波成分も
失われ、解像度が劣化する副作用がある。
【0003】そこで、解像度の劣化を少なく抑えるため
の適応フィルタ処理が考案されている。モスキートノイ
ズのレベルは画像本来の高周波成分に比べ小さく、視覚
的に認知されやすいのは画像の平坦部の雑音である。ま
た、一般的に良く用いられるような、画像をブロックに
分割し、ブロックごとに変換及び符号化する方式の場合
には、モスキートノイズはブロック毎に独立して発生
し、ブロック内の画像本来の高周波成分が大きいと該ブ
ロック内に発生するモスキートノイズのレベルも大きく
なりやすい。
の適応フィルタ処理が考案されている。モスキートノイ
ズのレベルは画像本来の高周波成分に比べ小さく、視覚
的に認知されやすいのは画像の平坦部の雑音である。ま
た、一般的に良く用いられるような、画像をブロックに
分割し、ブロックごとに変換及び符号化する方式の場合
には、モスキートノイズはブロック毎に独立して発生
し、ブロック内の画像本来の高周波成分が大きいと該ブ
ロック内に発生するモスキートノイズのレベルも大きく
なりやすい。
【0004】モスキートノイズが有するこれらの性質を
考慮して、例えば特開平4−209073号公報では、
ブロックごとに最大階調レベル差を求め、該最大階調レ
ベル差のk(0<k<1)倍を該ブロックにおける閾値
として、フィルタ処理対象画素の周囲8画素の互いに隣
接する画素レベルの差分の絶対値の平均値で表される起
伏度が前記閾値より小さい場合にのみフィルタ処理対象
画素に対して2次元FIRフィルタによる低域通過フィ
ルタ処理を行なう適応フィルタ処理が行なわれている。
考慮して、例えば特開平4−209073号公報では、
ブロックごとに最大階調レベル差を求め、該最大階調レ
ベル差のk(0<k<1)倍を該ブロックにおける閾値
として、フィルタ処理対象画素の周囲8画素の互いに隣
接する画素レベルの差分の絶対値の平均値で表される起
伏度が前記閾値より小さい場合にのみフィルタ処理対象
画素に対して2次元FIRフィルタによる低域通過フィ
ルタ処理を行なう適応フィルタ処理が行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にFIRフィルタ
は、周波数特性がゆるやかであり、解像度の劣化が大き
くなりがちである。したがって適応的にフィルタ処理を
する場合にもフィルタのON・OFF切り換えの的確さ
が要求され、閾値の設定が難しい。前記従来の適応フィ
ルタ処理では、閾値をブロック毎に可変とすることで解
像度の劣化をかなり少なく抑えているが、この処理は一
旦ブロック内の全画素をスキャンしなければならず、回
路規模がかなり大きくなる。回路規模の増大を避けるた
め、閾値を固定とし、その代わりにFIRフィルタの周
波数特性を急峻にしようとすると、タップ数を増やさね
ばならず、やはり回路規模が大きくなるという問題があ
る。すなわちFIRフィルタを用いる場合、解像度劣化
少なくモスキートノイズを除去するには回路規模の増大
が避けられない。
は、周波数特性がゆるやかであり、解像度の劣化が大き
くなりがちである。したがって適応的にフィルタ処理を
する場合にもフィルタのON・OFF切り換えの的確さ
が要求され、閾値の設定が難しい。前記従来の適応フィ
ルタ処理では、閾値をブロック毎に可変とすることで解
像度の劣化をかなり少なく抑えているが、この処理は一
旦ブロック内の全画素をスキャンしなければならず、回
路規模がかなり大きくなる。回路規模の増大を避けるた
め、閾値を固定とし、その代わりにFIRフィルタの周
波数特性を急峻にしようとすると、タップ数を増やさね
ばならず、やはり回路規模が大きくなるという問題があ
る。すなわちFIRフィルタを用いる場合、解像度劣化
少なくモスキートノイズを除去するには回路規模の増大
が避けられない。
【0006】また、2次元のフィルタを用いる場合、方
向別の適応的なフィルタ処理ができない問題がある。例
えば画像に線分或いはエッジがある場合、該線分或いは
エッジ上の画素に対して該線分或いはエッジの方向には
雑音除去のためフィルタをかけるべきであるが、その他
の方向には該線分或いはエッジがぼけるのを防ぐためフ
ィルタをかけるべきではない。しかし、2次元のFIR
フィルタを用いる前記従来の適応フィルタ処理では、全
方向にフィルタがかかるか、全方向ともフィルタがかか
らないかのどちらかである。すなわち、線分或いはエッ
ジを保存したまま該線分或いはエッジ上の雑音を除去す
ることができない。本発明の目的は、これらの問題点を
改善し、小回路規模で解像度劣化少なくモスキートノイ
ズを除去する画像雑音除去装置を提供することにある。
向別の適応的なフィルタ処理ができない問題がある。例
えば画像に線分或いはエッジがある場合、該線分或いは
エッジ上の画素に対して該線分或いはエッジの方向には
雑音除去のためフィルタをかけるべきであるが、その他
の方向には該線分或いはエッジがぼけるのを防ぐためフ
ィルタをかけるべきではない。しかし、2次元のFIR
フィルタを用いる前記従来の適応フィルタ処理では、全
方向にフィルタがかかるか、全方向ともフィルタがかか
らないかのどちらかである。すなわち、線分或いはエッ
ジを保存したまま該線分或いはエッジ上の雑音を除去す
ることができない。本発明の目的は、これらの問題点を
改善し、小回路規模で解像度劣化少なくモスキートノイ
ズを除去する画像雑音除去装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による画像雑音除去装置は低域通過フィルタ
としてロジカルフィルタを用いる。また、本発明による
画像雑音除去装置は垂直方向適応フィルタと水平方向適
応フィルタとを直列に接続してなる。各方向適応フィル
タは各々の所定方向のロジカルフィルタと、処理対象画
素近傍の該方向の起伏の大小を判定し、判定結果を出力
する起伏度判定手段と、前記起伏度判定手段からの出力
を受けて、起伏が大きい場合には処理対象画素デ−タを
そのまま出力し、起伏が小さい場合には処理対象画素に
対するロジカルフィルタの出力を選択して出力するセレ
クタとからなる。
め、本発明による画像雑音除去装置は低域通過フィルタ
としてロジカルフィルタを用いる。また、本発明による
画像雑音除去装置は垂直方向適応フィルタと水平方向適
応フィルタとを直列に接続してなる。各方向適応フィル
タは各々の所定方向のロジカルフィルタと、処理対象画
素近傍の該方向の起伏の大小を判定し、判定結果を出力
する起伏度判定手段と、前記起伏度判定手段からの出力
を受けて、起伏が大きい場合には処理対象画素デ−タを
そのまま出力し、起伏が小さい場合には処理対象画素に
対するロジカルフィルタの出力を選択して出力するセレ
クタとからなる。
【0008】
【作用】低域通過フィルタとしてロジカルフィルタを用
いることにより小回路規模で解像度の劣化を少なく抑え
ることができる。また、垂直方向と水平方向で別々に適
応フィルタ処理を行なうことにより、両方向で独立にロ
ジカルフィルタのON・OFFが制御できる。画像の平
坦部分では、両方向でフィルタ処理が行なわれ、2次元
低域通過フィルタ処理と同様の雑音除去効果を得る。画
像の垂直または水平方向の線分やエッジ部分では、線分
やエッジの方向にのみフィルタ処理が行なわれ、線分や
エッジ上の雑音を線分やエッジをぼかすことなく除去で
きる。画像の起伏が細かい部分では全方向で低域通過フ
ィルタ処理は行なわれず、解像度の劣化が抑えられる。
したがって、視覚的に雑音が目立たず、解像度の劣化も
少ない良好な画像が得られる。
いることにより小回路規模で解像度の劣化を少なく抑え
ることができる。また、垂直方向と水平方向で別々に適
応フィルタ処理を行なうことにより、両方向で独立にロ
ジカルフィルタのON・OFFが制御できる。画像の平
坦部分では、両方向でフィルタ処理が行なわれ、2次元
低域通過フィルタ処理と同様の雑音除去効果を得る。画
像の垂直または水平方向の線分やエッジ部分では、線分
やエッジの方向にのみフィルタ処理が行なわれ、線分や
エッジ上の雑音を線分やエッジをぼかすことなく除去で
きる。画像の起伏が細かい部分では全方向で低域通過フ
ィルタ処理は行なわれず、解像度の劣化が抑えられる。
したがって、視覚的に雑音が目立たず、解像度の劣化も
少ない良好な画像が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による画像雑音除去装置につい
て詳細に説明する。図8は本発明による画像雑音除去装
置を直交変換による画像圧縮符号化に適用する際の構成
図である。入力画像信号は符号化部81により直交変換
及び圧縮符号化され、記録または送信される。再生側で
は復号化部82により伸長復号化及び逆変換が行なわ
れ、復号画像信号が得られる。画像雑音除去装置83は
復号画像信号に含まれるモスキートノイズを除去し、出
力画像信号を出力する。
て詳細に説明する。図8は本発明による画像雑音除去装
置を直交変換による画像圧縮符号化に適用する際の構成
図である。入力画像信号は符号化部81により直交変換
及び圧縮符号化され、記録または送信される。再生側で
は復号化部82により伸長復号化及び逆変換が行なわ
れ、復号画像信号が得られる。画像雑音除去装置83は
復号画像信号に含まれるモスキートノイズを除去し、出
力画像信号を出力する。
【0010】図1に請求項2の発明の一実施例の構成図
を示す。本実施例における画像雑音除去装置は垂直方向
の雑音除去を行なう垂直方向適応フィルタ1と水平方向
の雑音除去を行なう水平方向適応フィルタ2を備える。
これら2つの1次元適応フィルタは直列に接続される。
2つの1次元適応フィルタはそれぞれ処理対象画素近傍
の各処理方向の起伏が小さい場合にのみ処理方向のロジ
カルフィルタをかける。2つの1次元適応フィルタは基
本的に同様の構成であり、垂直方向適応フィルタ1は、
垂直ロジカルフィルタ11,垂直起伏度判定部12,セ
レクタ13からなり、水平方向適応フィルタ2は、水平
ロジカルフィルタ21,水平起伏度判定部22,セレク
タ23からなる。
を示す。本実施例における画像雑音除去装置は垂直方向
の雑音除去を行なう垂直方向適応フィルタ1と水平方向
の雑音除去を行なう水平方向適応フィルタ2を備える。
これら2つの1次元適応フィルタは直列に接続される。
2つの1次元適応フィルタはそれぞれ処理対象画素近傍
の各処理方向の起伏が小さい場合にのみ処理方向のロジ
カルフィルタをかける。2つの1次元適応フィルタは基
本的に同様の構成であり、垂直方向適応フィルタ1は、
垂直ロジカルフィルタ11,垂直起伏度判定部12,セ
レクタ13からなり、水平方向適応フィルタ2は、水平
ロジカルフィルタ21,水平起伏度判定部22,セレク
タ23からなる。
【0011】ロジカルフィルタの詳細について説明す
る。FIRフィルタが周波数でフィルタリングを行なう
のに対して、ロジカルフィルタは信号レベルの大小関係
を表すパターンでフィルタリングを行なう。パターンに
は処理対象画素レベルBと、処理対象画素と処理方向に
隣接する2画素の画素レベルA,Cの大小関係によって
A=B=C,A=B<C,B=C<A,A=C<B,A
<B=C,B<A=C,C<A=B,A<B<C,B<
C<A,C<A<B,A<C<B,C<B<A,B<A
<Cの13種類がある。ロジカルフィルタは、これら1
3種類のパターンのうち図2に示すようにA<B>C
(C<A<BまたはA=C<BまたはA<C<B)であ
る正のパルスパターンと、A>B<C(B<A<Cまた
はB<A=CまたはB<C<A)である負のパルスパタ
ーンとを雑音とみなして抑圧し、パルスパターン以外の
パターンはそのまま保存する。このため、FIRフィル
タに比べ解像度の劣化が少ない特徴を持っている。
る。FIRフィルタが周波数でフィルタリングを行なう
のに対して、ロジカルフィルタは信号レベルの大小関係
を表すパターンでフィルタリングを行なう。パターンに
は処理対象画素レベルBと、処理対象画素と処理方向に
隣接する2画素の画素レベルA,Cの大小関係によって
A=B=C,A=B<C,B=C<A,A=C<B,A
<B=C,B<A=C,C<A=B,A<B<C,B<
C<A,C<A<B,A<C<B,C<B<A,B<A
<Cの13種類がある。ロジカルフィルタは、これら1
3種類のパターンのうち図2に示すようにA<B>C
(C<A<BまたはA=C<BまたはA<C<B)であ
る正のパルスパターンと、A>B<C(B<A<Cまた
はB<A=CまたはB<C<A)である負のパルスパタ
ーンとを雑音とみなして抑圧し、パルスパターン以外の
パターンはそのまま保存する。このため、FIRフィル
タに比べ解像度の劣化が少ない特徴を持っている。
【0012】パルスパターンを抑圧するには、処理対象
画素に隣接する2画素のうち処理対象画素レベルに近い
方の画素レベルで処理対象画素レベルを置き換える。正
のパルスパターンの場合には、隣接する2画素のうち高
い方の画素レベルで処理対象画素レベルを置き換える。
すなわちC<A<Bの場合はAを、A<C<Bの場合は
Cを、A=C<Bの場合はAまたはCを出力する。正の
パルスパターンを抑圧し、その他のパターンを保存する
処理は次式で表すことができる。 Y= Min(B,Max(A,C)) (1)
画素に隣接する2画素のうち処理対象画素レベルに近い
方の画素レベルで処理対象画素レベルを置き換える。正
のパルスパターンの場合には、隣接する2画素のうち高
い方の画素レベルで処理対象画素レベルを置き換える。
すなわちC<A<Bの場合はAを、A<C<Bの場合は
Cを、A=C<Bの場合はAまたはCを出力する。正の
パルスパターンを抑圧し、その他のパターンを保存する
処理は次式で表すことができる。 Y= Min(B,Max(A,C)) (1)
【0013】負のパルスパターンの場合には、隣接する
2画素のうち低い方の画素レベルで処理対象画素レベル
を置き換える。すなわちB<A<Cの場合はAを、B<
C<Aの場合はCを、B<A=Cの場合はAまたはCを
出力する。負のパルスパターンを抑圧し、その他のパタ
ーンを保存する処理は次式で表すことができる。 Y= Max(B,Min(A,C)) (2)
2画素のうち低い方の画素レベルで処理対象画素レベル
を置き換える。すなわちB<A<Cの場合はAを、B<
C<Aの場合はCを、B<A=Cの場合はAまたはCを
出力する。負のパルスパターンを抑圧し、その他のパタ
ーンを保存する処理は次式で表すことができる。 Y= Max(B,Min(A,C)) (2)
【0014】A<Bの場合、正のパルスパターンにしか
なりえないので、(1)式を用いる。A>Bの場合、負
のパルスパターンにしかなりえないので、(2)式を用
いる。A=Bの場合、パルスパターンにはなりえないの
で、(1)式,(2)式のどちらを用いてもよい。以上
をまとめてロジカルフィルタは次式で表わすことができ
る。
なりえないので、(1)式を用いる。A>Bの場合、負
のパルスパターンにしかなりえないので、(2)式を用
いる。A=Bの場合、パルスパターンにはなりえないの
で、(1)式,(2)式のどちらを用いてもよい。以上
をまとめてロジカルフィルタは次式で表わすことができ
る。
【数1】
【0015】図3は、ロジカルフィルタの構成例を示
す。遅延素子301,302は同じ遅延量を持ってお
り、入力信号,遅延素子301の出力,遅延素子302
の出力はそれぞれ所定方向に隣接する3つの画素信号
C,B,Aとなる。コンパレータ303はCとAの大小
比較を行ない、C>Aの場合1を出力し、C≦Aの場合
0を出力する。コンパレータ304,305はそれぞれ
AとB,CとBの大小比較を行ない、コンパレータ30
4はA≧Bの場合1を、A<Bの場合0を出力し、コン
パレータ305はC≧Bの場合1を、C<Bの場合0を
出力する。ANDゲート311はコンパレータ303〜
305の各出力の、インバータ308〜310による反
転信号の論理積をとるので、C≦A且つA<B且つC<
Bの場合、すなわちC<A<B,A=C<Bの2つのパ
ターンの場合にのみ1を出力し、その他のパターンの場
合には0を出力する。
す。遅延素子301,302は同じ遅延量を持ってお
り、入力信号,遅延素子301の出力,遅延素子302
の出力はそれぞれ所定方向に隣接する3つの画素信号
C,B,Aとなる。コンパレータ303はCとAの大小
比較を行ない、C>Aの場合1を出力し、C≦Aの場合
0を出力する。コンパレータ304,305はそれぞれ
AとB,CとBの大小比較を行ない、コンパレータ30
4はA≧Bの場合1を、A<Bの場合0を出力し、コン
パレータ305はC≧Bの場合1を、C<Bの場合0を
出力する。ANDゲート311はコンパレータ303〜
305の各出力の、インバータ308〜310による反
転信号の論理積をとるので、C≦A且つA<B且つC<
Bの場合、すなわちC<A<B,A=C<Bの2つのパ
ターンの場合にのみ1を出力し、その他のパターンの場
合には0を出力する。
【0016】ANDゲート312はコンパレータ303
〜305の各出力の論理積をとるので、C>A且つA≧
B且つC≧Bの場合、すなわちB<A<C,A=B<C
の2つのパターンの場合にのみ1を出力し、その他のパ
ターンの場合には0を出力する。よってORゲート31
3はANDゲート311,312の出力の論理和をとる
ので、C<A<B,A=C<B,B<A<C,A=B<
Cの4つのパターンの場合に1を出力し、その他のパタ
ーンの場合0を出力する。
〜305の各出力の論理積をとるので、C>A且つA≧
B且つC≧Bの場合、すなわちB<A<C,A=B<C
の2つのパターンの場合にのみ1を出力し、その他のパ
ターンの場合には0を出力する。よってORゲート31
3はANDゲート311,312の出力の論理和をとる
ので、C<A<B,A=C<B,B<A<C,A=B<
Cの4つのパターンの場合に1を出力し、その他のパタ
ーンの場合0を出力する。
【0017】一方、排他的ORゲート314はコンパレ
ータ304,305の各出力の排他的論理和をとるの
で、A≧B且つC≧Bの場合またはA<B且つC<Bの
場合、すなわちC<A<B,A=C<B,A<C<B,
B<A<C,B<A=C,B<C<A,A=B<C,A
=B=C,B=C<Aの9つのパターンの場合に0を出
力し、その他のA<B<C,C<B<A,A<B=C,
C<A=Bの4つのパターンの場合には1を出力する。
セレクタ306はORゲート313からの信号が1の場
合Aを、0の場合Cを選択して出力し、セレクタ307
は排他的ORゲート314からの信号が1の場合Bを、
0の場合セレクタ306の出力を選択して出力する。
ータ304,305の各出力の排他的論理和をとるの
で、A≧B且つC≧Bの場合またはA<B且つC<Bの
場合、すなわちC<A<B,A=C<B,A<C<B,
B<A<C,B<A=C,B<C<A,A=B<C,A
=B=C,B=C<Aの9つのパターンの場合に0を出
力し、その他のA<B<C,C<B<A,A<B=C,
C<A=Bの4つのパターンの場合には1を出力する。
セレクタ306はORゲート313からの信号が1の場
合Aを、0の場合Cを選択して出力し、セレクタ307
は排他的ORゲート314からの信号が1の場合Bを、
0の場合セレクタ306の出力を選択して出力する。
【0018】したがって本回路構成の出力はC<A<
B,A=C<B,B<A<C,A=B<Cのパターンの
場合にはA、A<C<B,B<A=C,B<C<A,A
=B=C,B=C<Aのパターンの場合にはC、A<B
<C,C<B<A,A<B=C,C<A=Bのパターン
の場合にはBとなる。パルスパターンC<A<B,A=
C<B,B<A<C,A<C<B,B<A=C,B<C
<Aだけが抑圧され、その他のパターンは保存される。
B,A=C<B,B<A<C,A=B<Cのパターンの
場合にはA、A<C<B,B<A=C,B<C<A,A
=B=C,B=C<Aのパターンの場合にはC、A<B
<C,C<B<A,A<B=C,C<A=Bのパターン
の場合にはBとなる。パルスパターンC<A<B,A=
C<B,B<A<C,A<C<B,B<A=C,B<C
<Aだけが抑圧され、その他のパターンは保存される。
【0019】フィルタの処理方向は遅延素子301,3
02の遅延量によって決定される。図1における垂直ロ
ジカルフィルタ11は図3の遅延素子301,302と
して1ライン周期の遅延量を持つラインメモリを用い
る。このとき図5に示す処理対象画素を中心とする垂直
方向の3画素の信号レベルX01,X11,X21が取り出さ
れ、垂直方向の平滑化が行なわれる。また、図1におけ
る水平ロジカルフィルタ21は図3の遅延素子301,
302として1画素周期の遅延量を持つフリップフロッ
プを用いる。このとき図5に示す処理対象画素を中心と
する水平方向の3画素の信号レベルX10,X11,X12が
取り出され、水平方向の平滑化が行なわれる。
02の遅延量によって決定される。図1における垂直ロ
ジカルフィルタ11は図3の遅延素子301,302と
して1ライン周期の遅延量を持つラインメモリを用い
る。このとき図5に示す処理対象画素を中心とする垂直
方向の3画素の信号レベルX01,X11,X21が取り出さ
れ、垂直方向の平滑化が行なわれる。また、図1におけ
る水平ロジカルフィルタ21は図3の遅延素子301,
302として1画素周期の遅延量を持つフリップフロッ
プを用いる。このとき図5に示す処理対象画素を中心と
する水平方向の3画素の信号レベルX10,X11,X12が
取り出され、水平方向の平滑化が行なわれる。
【0020】図4は起伏度判定部を示す。起伏度判定部
は処理対象画素近傍の処理方向に沿った起伏が大きいか
小さいかを判定する。図1の垂直起伏度判定部12,水
平起伏度判定部22は同様の構成で実現でき、図4に示
すように処理対象画素近傍の処理方向の起伏の大きさを
表す起伏度を求める起伏度算出手段3と、起伏度算出手
段3で求めた起伏度を所定の閾値と比較し、結果を2値
信号として出力するコンパレータ48からなる。本実施
例で用いる起伏度は処理対象画素レベルBと、処理対象
画素と処理方向に隣接する2画素の画素レベルA,Cを
用いて(|A−B|+|C−B|)/2で表される。
は処理対象画素近傍の処理方向に沿った起伏が大きいか
小さいかを判定する。図1の垂直起伏度判定部12,水
平起伏度判定部22は同様の構成で実現でき、図4に示
すように処理対象画素近傍の処理方向の起伏の大きさを
表す起伏度を求める起伏度算出手段3と、起伏度算出手
段3で求めた起伏度を所定の閾値と比較し、結果を2値
信号として出力するコンパレータ48からなる。本実施
例で用いる起伏度は処理対象画素レベルBと、処理対象
画素と処理方向に隣接する2画素の画素レベルA,Cを
用いて(|A−B|+|C−B|)/2で表される。
【0021】図4において入力信号,遅延素子41の出
力,遅延素子42の出力がそれぞれ所定方向に隣接する
3つの画素信号C,B,Aとなるのは先のロジカルフィ
ルタでの説明と同様である。減算器43,44の出力は
それぞれC−B,A−Bとなり、絶対値演算器45,4
6の出力はそれぞれ|C−B|,|A−B|となる。こ
れらは加算器47によってたしあわされ、乗算器48に
よって1/2が乗ぜられる。以上により(|A−B|+
|C−B|)/2で表される起伏度が得られる。ロジカ
ルフィルタと同様に、求める起伏度の方向は遅延素子4
1,42の遅延量で決まる。
力,遅延素子42の出力がそれぞれ所定方向に隣接する
3つの画素信号C,B,Aとなるのは先のロジカルフィ
ルタでの説明と同様である。減算器43,44の出力は
それぞれC−B,A−Bとなり、絶対値演算器45,4
6の出力はそれぞれ|C−B|,|A−B|となる。こ
れらは加算器47によってたしあわされ、乗算器48に
よって1/2が乗ぜられる。以上により(|A−B|+
|C−B|)/2で表される起伏度が得られる。ロジカ
ルフィルタと同様に、求める起伏度の方向は遅延素子4
1,42の遅延量で決まる。
【0022】起伏度算出手段3で得られた起伏度はコン
パレータ48により所定の閾値と大小比較され、結果が
2値信号(例えば該起伏度が閾値より大きい場合’
1’、閾値以下の場合’0’)として出力される。この
信号が起伏度の判定結果となる。再び図1において、各
1次元適応フィルタのセレクタ13,23はそれぞれ起
伏度判定部12,22からの2値出力にしたがって、起
伏度が大きい場合、処理対象画素信号を、起伏度が小さ
い場合、ロジカルフィルタの出力信号を選択し、出力端
子に出力する。以上の構成により、起伏度が閾値より小
さい場合にのみロジカルフィルタにより平滑化を行なう
1次元適応フィルタが実現される。
パレータ48により所定の閾値と大小比較され、結果が
2値信号(例えば該起伏度が閾値より大きい場合’
1’、閾値以下の場合’0’)として出力される。この
信号が起伏度の判定結果となる。再び図1において、各
1次元適応フィルタのセレクタ13,23はそれぞれ起
伏度判定部12,22からの2値出力にしたがって、起
伏度が大きい場合、処理対象画素信号を、起伏度が小さ
い場合、ロジカルフィルタの出力信号を選択し、出力端
子に出力する。以上の構成により、起伏度が閾値より小
さい場合にのみロジカルフィルタにより平滑化を行なう
1次元適応フィルタが実現される。
【0023】図1において入力画素信号列は、まず第1
の1次元適応フィルタ1へ送られ、垂直方向に適応的に
平滑化処理される。これにより垂直方向の線分やエッジ
及び画像本来の高周波成分が保存されたまま垂直方向の
雑音成分が除去される。次にその出力は第2の1次元適
応フィルタ2へ送られ、水平方向に適応的に平滑化処理
される。これにより水平方向の線分やエッジ及び画像本
来の高周波成分が保存されたまま水平方向の雑音成分が
除去される。最終的に得られる画像は平坦部の雑音だけ
でなく、垂直及び水平方向の線分やエッジの上の雑音成
分も除去されている。この実施例では2次元FIRフィ
ルタを適応的に用いる画像雑音除去装置に比べ、小さい
回路規模で雑音を除去でき、且つ解像度の劣化が少な
い。
の1次元適応フィルタ1へ送られ、垂直方向に適応的に
平滑化処理される。これにより垂直方向の線分やエッジ
及び画像本来の高周波成分が保存されたまま垂直方向の
雑音成分が除去される。次にその出力は第2の1次元適
応フィルタ2へ送られ、水平方向に適応的に平滑化処理
される。これにより水平方向の線分やエッジ及び画像本
来の高周波成分が保存されたまま水平方向の雑音成分が
除去される。最終的に得られる画像は平坦部の雑音だけ
でなく、垂直及び水平方向の線分やエッジの上の雑音成
分も除去されている。この実施例では2次元FIRフィ
ルタを適応的に用いる画像雑音除去装置に比べ、小さい
回路規模で雑音を除去でき、且つ解像度の劣化が少な
い。
【0024】以上説明してきた第1の実施例では各方向
の1次元適応フィルタを構成するロジカルフィルタ、起
伏度判定部、セレクタを部分的に共用することにより回
路規模を小さくすることが可能である。次に回路規模を
小さくした第2の実施例について説明する。
の1次元適応フィルタを構成するロジカルフィルタ、起
伏度判定部、セレクタを部分的に共用することにより回
路規模を小さくすることが可能である。次に回路規模を
小さくした第2の実施例について説明する。
【0025】図6に示す第2の実施例においても、第1
の実施例と同様、垂直方向の雑音除去を行なう垂直方向
適応フィルタ1と水平方向の雑音除去を行なう水平方向
適応フィルタ2を備え、これらの2つの1次元適応フィ
ルタは直列に接続される。しかしながら第2の実施例に
おいては、各方向の1次元適応フィルタは各方向の1次
元適応フィルタを構成するロジカルフィルタ、起伏度判
定部、セレクタを部分的に共用し一体化した構成となっ
ている。
の実施例と同様、垂直方向の雑音除去を行なう垂直方向
適応フィルタ1と水平方向の雑音除去を行なう水平方向
適応フィルタ2を備え、これらの2つの1次元適応フィ
ルタは直列に接続される。しかしながら第2の実施例に
おいては、各方向の1次元適応フィルタは各方向の1次
元適応フィルタを構成するロジカルフィルタ、起伏度判
定部、セレクタを部分的に共用し一体化した構成となっ
ている。
【0026】図7は第2の実施例の回路を示す。図3及
び図4と重複する部分の説明は避け、若干の異なる部分
についてのみ説明する。まず、ロジカルフィルタと起伏
度判定部の処理は同一の画素レベルを用いるので、図4
における遅延素子41,42は図3における遅延素子3
01,302と共用することにより省かれる。次に図4
の減算器43の出力の符号ビットはC−B≧0(C≧
B)の場合1,C−B<0(C<B)の場合0となる。
同様に図4の減算器44の出力の符号ビットはA−B≧
0(A≧B)の場合1,A−B<0(A<B)の場合0
となる。よって図3におけるコンパレータ304,30
5の出力の代わりにそれぞれ図4の減算器44,43の
出力の符号ビットを用いることによりコンパレータ30
4,305が省かれる。
び図4と重複する部分の説明は避け、若干の異なる部分
についてのみ説明する。まず、ロジカルフィルタと起伏
度判定部の処理は同一の画素レベルを用いるので、図4
における遅延素子41,42は図3における遅延素子3
01,302と共用することにより省かれる。次に図4
の減算器43の出力の符号ビットはC−B≧0(C≧
B)の場合1,C−B<0(C<B)の場合0となる。
同様に図4の減算器44の出力の符号ビットはA−B≧
0(A≧B)の場合1,A−B<0(A<B)の場合0
となる。よって図3におけるコンパレータ304,30
5の出力の代わりにそれぞれ図4の減算器44,43の
出力の符号ビットを用いることによりコンパレータ30
4,305が省かれる。
【0027】さらに、図1におけるセレクタ13,23
は図7に示すORゲート71を用いることにより省くこ
とができる。起伏度の判定結果であるコンパレータ49
の出力は起伏度が閾値より大きい場合1を、起伏度が閾
値より小さい場合0を出力する。したがってORゲート
71の出力は起伏度が閾値より大きい場合、1に固定さ
れ、適応フィルタ出力はフィルタ処理対象画素レベルB
となってフィルタはOFFとなる。起伏度が閾値より小
さい場合、排他的ORゲート314の出力がそのまま出
力され、ロジカルフィルタの出力がそのまま適応フィル
タ出力となる。
は図7に示すORゲート71を用いることにより省くこ
とができる。起伏度の判定結果であるコンパレータ49
の出力は起伏度が閾値より大きい場合1を、起伏度が閾
値より小さい場合0を出力する。したがってORゲート
71の出力は起伏度が閾値より大きい場合、1に固定さ
れ、適応フィルタ出力はフィルタ処理対象画素レベルB
となってフィルタはOFFとなる。起伏度が閾値より小
さい場合、排他的ORゲート314の出力がそのまま出
力され、ロジカルフィルタの出力がそのまま適応フィル
タ出力となる。
【0028】以上のように第2の実施例では第1の実施
例から2つの遅延素子、2つのコンパレータ、1つのセ
レクタが省かれ、また、1つのORゲートが追加される
のみであるので回路規模を小さくすることができる。な
お、上記2つの実施例では垂直方向の処理を行なった
後、水平方向の処理を行なうような順序で各方向の1次
元適応フィルタを接続しているが、各方向の1次元適応
フィルタの接続の順序は、この例に限らないのは明らか
である。
例から2つの遅延素子、2つのコンパレータ、1つのセ
レクタが省かれ、また、1つのORゲートが追加される
のみであるので回路規模を小さくすることができる。な
お、上記2つの実施例では垂直方向の処理を行なった
後、水平方向の処理を行なうような順序で各方向の1次
元適応フィルタを接続しているが、各方向の1次元適応
フィルタの接続の順序は、この例に限らないのは明らか
である。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように、直列に接続され
る垂直方向の1次元適応フィルタ処理手段と水平方向の
1次元適応フィルタ処理手段を備えたものである。モス
キートノイズのレベルが画像本来の高周波数成分に比べ
て小さい特性を有することに着目し、垂直方向の1次元
適応フィルタ処理手段を、垂直方向のロジカルフィルタ
と、処理対象画素に隣接する垂直方向の起伏の大小を判
定し、判定結果を2値出力する起伏度判定手段と、出力
セレクタとで構成し、出力セレクタは起伏度が大きい場
合には、処理対象画素信号をそのまま出力し、起伏が小
さい場合にはロジカルフィルタの出力を選択して出力す
る。水平方向の1次元適応フィルタ処理手段も同様の構
成を有する。この構成により、コンパクトな回路構成に
よって、解像度を損なうことなく、モスキートノイズを
除去することができる。さらに、回路構成を共用化する
ことにより、よりコンパクトな装置を得ることができ
る。本発明によれば、FIRフィルタの代わりにロジカ
ルフィルタを用いることにより小回路規模で解像度劣化
少なくノイズを除去することができる。また、方向別に
ロジカルフィルタのON・OFFを適応的に制御するの
で、エッジや線分上の雑音をもエッジや線分を保存した
まま除去することができる。以上により雑音が除去さ
れ、且つ解像度劣化が少ない良好な画像が得られる。
る垂直方向の1次元適応フィルタ処理手段と水平方向の
1次元適応フィルタ処理手段を備えたものである。モス
キートノイズのレベルが画像本来の高周波数成分に比べ
て小さい特性を有することに着目し、垂直方向の1次元
適応フィルタ処理手段を、垂直方向のロジカルフィルタ
と、処理対象画素に隣接する垂直方向の起伏の大小を判
定し、判定結果を2値出力する起伏度判定手段と、出力
セレクタとで構成し、出力セレクタは起伏度が大きい場
合には、処理対象画素信号をそのまま出力し、起伏が小
さい場合にはロジカルフィルタの出力を選択して出力す
る。水平方向の1次元適応フィルタ処理手段も同様の構
成を有する。この構成により、コンパクトな回路構成に
よって、解像度を損なうことなく、モスキートノイズを
除去することができる。さらに、回路構成を共用化する
ことにより、よりコンパクトな装置を得ることができ
る。本発明によれば、FIRフィルタの代わりにロジカ
ルフィルタを用いることにより小回路規模で解像度劣化
少なくノイズを除去することができる。また、方向別に
ロジカルフィルタのON・OFFを適応的に制御するの
で、エッジや線分上の雑音をもエッジや線分を保存した
まま除去することができる。以上により雑音が除去さ
れ、且つ解像度劣化が少ない良好な画像が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例である画像雑音除去装置
の構成図。
の構成図。
【図2】ロジカルフィルタの作用を説明するための図。
【図3】本発明の第1の実施例におけるロジカルフィル
タの構成図。
タの構成図。
【図4】本発明の第1の実施例における起伏度判定部の
構成図。
構成図。
【図5】ロジカルフィルタ及び起伏度判定に用いる処理
対象画素と、その近傍画素を表す図。
対象画素と、その近傍画素を表す図。
【図6】本発明の第2の実施例である画像雑音除去装置
の構成図。
の構成図。
【図7】本発明の第2の実施例における1次元適応フィ
ルタの構成図。
ルタの構成図。
【図8】本発明による適応フィルタを直交変換による画
像圧縮符号化に適用する際の構成図。
像圧縮符号化に適用する際の構成図。
1 垂直方向適応フィルタ 2 水平方向適応フィルタ 3 起伏度算出手段 11 垂直方向ロジカルフィルタ 12 垂直方向起伏度判定部 13・23・306・307 セレクタ 21 水平方向ロジカルフィルタ 22 水平方向起伏度判定部 301・302・41・42 遅延素子 303〜305・49 コンパレータ 308〜310 インバータ 311・312 ANDゲート 313・71 ORゲート 314 排他的ORゲート 43・44 減算器 45・46 絶対値演算器 47 加算器 48 乗算器 81 符号化部 82 復号化部 83 適応フィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 17/02 F 8842−5J H04N 1/41 B // H03M 7/30 A 8842−5J G06F 15/68 350
Claims (3)
- 【請求項1】 多階調画像を直交変換して圧縮符号化す
る画像符号化方式を用いて高圧縮率で符号化した際に、
復号画像に生ずるモスキートノイズを除去するために、
画像を構成する各画素毎に適応的に平滑化処理を行なう
画像雑音除去装置であって、 直列に接続される垂直方向の1次元適応フィルタ処理手
段と水平方向の1次元適応フィルタ処理手段とを有し、 前記垂直方向の1次元適応フィルタ処理手段は、垂直方
向のロジカルフィルタと、処理対象画素近傍の垂直方向
の起伏の大小を判定し、判定結果を2値出力する起伏度
判定手段と、前記垂直方向の起伏度判定手段からの出力
を受けて、起伏が大きい場合には処理対象画素信号をそ
のまま出力し、起伏が小さい場合には前記垂直方向のロ
ジカルフィルタの出力を選択して出力するセレクタとを
備え、 前記水平方向の1次元適応フィルタ処理手段は、水平方
向のロジカルフィルタと、処理対象画素近傍の水平方向
の起伏の大小を判定し、判定結果を2値出力する起伏度
判定手段と、前記水平方向の起伏度判定手段からの出力
を受けて、起伏が大きい場合には処理対象画素信号をそ
のまま出力し、起伏が小さい場合には前記水平方向のロ
ジカルフィルタの出力を選択して出力するセレクタとを
備えてなることを特徴とする画像雑音除去装置。 - 【請求項2】 前記垂直方向の起伏度判定手段は、処理
対象画素と、垂直方向に該画素と隣接する2画素との差
分の絶対値の平均値を求める手段と、該平均値と所定の
閾値との大小比較を行ない、結果を2値出力するコンパ
レータとを備え、 前記水平方向の起伏度判定手段は、処理対象画素と、水
平方向に該画素と隣接する2画素との差分の絶対値の平
均値を求める手段と、該平均値と所定の閾値との大小比
較を行ない、結果を2値出力するコンパレータとを備え
てなることを特徴とする請求項1記載の画像雑音除去装
置。 - 【請求項3】 前記垂直方向の1次元適応フィルタ処理
手段は、該1次元適応フィルタ処理手段を構成する前記
垂直方向のロジカルフィルタと、前記垂直方向の起伏度
判定手段と、前記セレクタとの一部を共用し一体化して
なり、 前記水平方向の1次元適応フィルタ処理手段は、該1次
元適応フィルタ処理手段を構成する前記水平方向のロジ
カルフィルタと、前記水平方向の起伏度判定手段と、前
記セレクタとの一部を共用し一体化してなることを特徴
とする請求項2記載の画像雑音除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9967294A JPH07307942A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 画像雑音除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9967294A JPH07307942A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 画像雑音除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07307942A true JPH07307942A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14253529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9967294A Pending JPH07307942A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 画像雑音除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07307942A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6795588B1 (en) | 1999-07-29 | 2004-09-21 | Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. | Noise detector, noise detection method, signal processor and signal processing method |
| US7136538B2 (en) | 2000-12-21 | 2006-11-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Noise reducing apparatus and noise reducing method |
| JP2009296515A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Nec Corp | 2次元デジタルフィルターシステム、2次元デジタルフィルタリング方法及びプログラム |
| JP2010277599A (ja) * | 2004-05-14 | 2010-12-09 | Sony Corp | 撮像装置 |
| KR101530549B1 (ko) * | 2008-10-10 | 2015-06-29 | 삼성전자주식회사 | 적응적 1차원 필터 세트를 이용한 영상 부호화 방법 및 장치, 영상 복호화 방법 및 장치 |
| WO2017217395A1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 日本電気株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム記録媒体 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP9967294A patent/JPH07307942A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6795588B1 (en) | 1999-07-29 | 2004-09-21 | Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. | Noise detector, noise detection method, signal processor and signal processing method |
| US7136538B2 (en) | 2000-12-21 | 2006-11-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Noise reducing apparatus and noise reducing method |
| JP2010277599A (ja) * | 2004-05-14 | 2010-12-09 | Sony Corp | 撮像装置 |
| JP2009296515A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Nec Corp | 2次元デジタルフィルターシステム、2次元デジタルフィルタリング方法及びプログラム |
| KR101530549B1 (ko) * | 2008-10-10 | 2015-06-29 | 삼성전자주식회사 | 적응적 1차원 필터 세트를 이용한 영상 부호화 방법 및 장치, 영상 복호화 방법 및 장치 |
| WO2017217395A1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 日本電気株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム記録媒体 |
| US10846827B2 (en) | 2016-06-14 | 2020-11-24 | Nec Corporation | Image processing device, image processing method, and storage medium |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6226050B1 (en) | Signal adaptive filtering method for reducing ringing noise and signal adaptive filter | |
| KR100242636B1 (ko) | 블록화효과 및 링잉노이즈 감소를 위한 신호적응후처리시스템 | |
| JP4641704B2 (ja) | ノイズ低減化方法、ノイズ低減化装置、記録媒体、及びプログラム | |
| JP3392307B2 (ja) | 画像信号平滑化装置および画像信号平滑化方法 | |
| JPH07231450A (ja) | 動画画像信号系列中のアーティファクトを削減するためのフィルタ装置及び方法 | |
| WO2002093935A1 (en) | Image processing apparatus | |
| JPH08186714A (ja) | 画像データのノイズ除去方法及びその装置 | |
| US20030053711A1 (en) | Reducing blocking and ringing artifacts in low-bit-rate coding | |
| JPH0767176B2 (ja) | 符号化雑音除去フィルタ | |
| US6999630B1 (en) | Method of processing, and corresponding filtering device | |
| JP3365784B2 (ja) | 画像信号復号化装置 | |
| JP3344957B2 (ja) | 画像処理方法 | |
| JP4380498B2 (ja) | ブロック歪み低減装置 | |
| JP2000106630A (ja) | ディジタル画像の雑音除去方法 | |
| JPH10229559A (ja) | ブロック化による影響を軽減する方法およびフィルタ | |
| JP3627291B2 (ja) | ブロック歪み除去装置および方法 | |
| JP3149729B2 (ja) | ブロック歪除去装置 | |
| JPH042275A (ja) | 画像信号復号再生装置 | |
| JPH05227518A (ja) | 画像信号復号化装置 | |
| JP3176227B2 (ja) | 画像信号復号装置 | |
| JPH04970A (ja) | 画像信号復号再生装置 | |
| JPH09116905A (ja) | 画像復号化処理方法 | |
| JPH11298898A (ja) | ブロック歪低減回路 | |
| JP2962815B2 (ja) | 画像処理方法 | |
| JP2000102020A (ja) | デジタル画像処理装置および画像信号のフィルタリング方法 |