JPH0730800Y2 - トンネル内の換気装置 - Google Patents

トンネル内の換気装置

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JPH0730800Y2
JPH0730800Y2 JP1240293U JP1240293U JPH0730800Y2 JP H0730800 Y2 JPH0730800 Y2 JP H0730800Y2 JP 1240293 U JP1240293 U JP 1240293U JP 1240293 U JP1240293 U JP 1240293U JP H0730800 Y2 JPH0730800 Y2 JP H0730800Y2
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JP
Japan
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tunnel
blower
ventilation device
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shielding sheet
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JP1240293U
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輝 村山
智彦 田中
雅喜 藤谷
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日本鋪道株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トンネル内において作
業を行う場合、作業機等から発せられる排気ガス等を効
率よく排出して、作業環境を良好ならしめるトンネル内
の換気装置に関し、特に、トンネル内に簡便に設置して
使用できる移動式の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、換気装置が装備されていないトン
ネル内において、道路の舗装作業等の作業を行う場合、
トンネル内に充満する排気ガス等の有毒なガスに対処す
る必要がある。このため、換気装置等の使用が考えられ
るが、従来、作業機自体の排気ガス量は少なく、使用さ
れるケースは稀であった。又、排気ガス等の有毒なガス
に対処するため、長時間にわたる作業をやめ、間に休憩
を入れつつ交代で作業を行うようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は、トンネル内の舗装作業等において、新設,補修に係
わらず、作業機械が大型化されており、排気ガスの発生
量も増加する傾向にある。このため、従前のような対処
方法では充分ではなくなってきている。
【0004】従って、近年では、作業機械から排出され
る排気ガスを浄化するマフラ等を取り付ける等して、有
毒成分を除去する排気浄化対策を施すようにしており、
これと合わせて従来ではあまり重要視されていなかった
トンネル内換気を行う必要性が生じてきた。又、近年、
種々の現場作業等において、作業者の安全性、作業能率
を向上するべく、作業環境を改善しようとする気運がよ
り高まっており、このことからトンネル内換気を行う必
要性は大きい。
【0005】しかし、従来の換気装置は、トンネル内に
固定設置して使用するものであり、工事の始まる前に、
トンネルの入口や出口等に、送風機を支持する支持台を
組み立てる工事を行う必要がある。この所謂固定式の換
気装置では、上記のように、その都度面倒な組み立て工
事を行う必要があり、工事終了後には再び組み立て状態
を解除する工事も必要があり、その設置位置を移動した
い場合にも簡単にはできない等、トンネル内において簡
便に使用することはできない。
【0006】特に、山間部では、トンネルが上下線とも
に、或いは連続して設けられているため、舗装作業等と
同一の流れて、換気装置を移動する必要があり、この
際、従来の固定式の換気装置では甚だ不便である。又、
トンネル内において暖まった排気ガスは上部に滞留し易
く、送風機はできるだけトンネル内上部位置に設置する
のが好ましいが、トンネルは種々の高さに設定されてお
り、この高さに合わせて送風機の高さ位置も変更する必
要があり、一律の換気装置組み立て工事では容易に対処
できない。
【0007】本考案は以上のような従来の問題点に鑑
み、トンネル内において簡便に使用することができる移
動式の構成であって、トンネル内の風の循環の影響をな
くすことができると共に、車両の通行性の問題をも解消
できるトンネル内の換気装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本考案のトン
ネル内の換気装置は、トンネル内に設置される移動式の
支持台と、該支持台上に設けられてトンネル内上部に位
置し、トンネルの延びる方向に送風を発生させる送風機
と、前記支持台の設置部の前記送風機の送風口を除くト
ンネル開口面を略遮蔽する遮蔽シート部材と、を含んで
構成した。
【0009】前記支持台は、前記送風機の支持部を上下
動可能に設け、該支持部を昇降かつ任意昇降位置で保持
可能な送風機昇降機構を有してなる構成とすることがで
きる。前記遮蔽シート部材の少なくともトンネル内地上
面から所定高さの部分は、トンネルの開口面を略遮蔽す
る位置と該遮蔽を解除して該開口面を開放する位置と
に、選択的に動作される巻き取り式若しくは折り畳み式
の構成とすることができる。
【0010】前記遮蔽シート部材は、トンネル内地上面
の左右方向の略中間部に位置された前記支持台及び送風
機夫々の両側部からトンネル内両側部に伸びる左・右一
対の遮蔽シート部材に分割された構成とすることができ
る。
【0011】
【作用】かかる構成において、車両等によって搬送した
換気装置を、トンネル内に設置し、トンネルの高さに応
じて、昇降機構の作動により、支持台の支持部を上昇さ
せ、送風機がトンネル内天井付近に位置するように設定
する。この状態で、送風機を駆動すると、トンネル内の
換気が行われる。
【0012】遮蔽シート部材によって、支持台の設置部
の送風機の送風口を除くトンネル開口面を略遮蔽するこ
とにより、送風がトンネル内を逆流する等、送風の循環
が防止される。又、換気装置の設置状態において、遮蔽
シート部材をトンネルの開口面を開放するべく動作すれ
ば、車両の通行が可能となり、車両通行後は、遮蔽シー
ト部材がトンネルの開口面を略遮蔽するべく再び動作さ
れる。
【0013】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本考案を詳
述する。図1及び図2において、トンネル1内の換気装
置2は、トンネル1内に設置される移動式の支持台3
と、該支持台3上に設けられてトンネル1内上部に位置
し、トンネル1の延びる方向に送風を発生させる送風機
4と、前記支持台3の設置部の前記送風機4の送風口を
除くトンネル1開口面を略遮蔽する遮蔽シート部材5
と、を含んで構成される。
【0014】ここで、前記支持台3は、上下に所定距離
離間して相互に平行にかつ水平に配設された一対の板部
材3A,3Bと、該一対の板部材3A,3B同士を連結
する如く設けられた後に詳述する昇降機構とから構成さ
れる。前記上部側の板部材3Aは送風機4の支持部とな
る。即ち、上部側の板部材3Aには、3つの送風機4が
夫々支持部材6により支持されている。この場合、一つ
の送風機4が板部材3Aの左右方向中間部に支持され、
2つの送風機4が前記送風機4の上部側に左右に隣接し
て支持される。
【0015】この場合、各送風機4は、図3に示すよう
に、両端開放の円筒体からなる風胴4Aと、風胴4A内
に吊部材4Bを介して吊り下げ支持されたモータ4C
と、該モータ4Cの回転駆動軸4Dに連結されたファン
4Eとから構成される。各風胴4Aの両端開放面には夫
々ネット4Fが張設されている。尚、各送風機4は独立
して駆動することができ、必要な送風量に応じて駆動す
る送風機4の数を選択することができる。
【0016】前記支持台3は、前記送風機4の支持部で
ある上部側板部材3Aを上下動可能に設け、該上部側板
部材3Aを昇降かつ任意昇降位置で保持可能な送風機昇
降機構を有している。即ち、本実施例においては、一対
の板部材3A,3B間の左右両側部に、屈曲部材7が設
けられている。この屈曲部材7は、夫々2つのリンク7
a,7bを略十字形に回動自由に連結して構成した一対
の略十字形部材7A,7B同士を更に回動自由に連結し
て構成したもので、下側の略十字形部材7Bの2つのリ
ンク7a,7bが下部側板部材3Bに回動自由に連結さ
れると共に、上側の略十字形部材7Aの2つのリンク7
a,7bが上部側板部材3Aに回動自由に連結される。
【0017】かかる屈曲部材7は、図4に示すように、
例えばリンク7bと板部材3Bとの間に介装連結した油
圧シリンダ装置8の作動によって、屈曲動作され、これ
により、上部側板部材3Aが昇降し、送風機4が昇降さ
れる。前記支持台3の後述するトラック10前方に向い
た面と両側面には夫々蛇腹式のシート部材9が張設さ
れ、支持台3の屈曲部材7配設空間部を覆っている。
【0018】前記遮蔽シート部材5は、トンネル1内地
上面の左右方向の略中間部に位置された前記支持台3及
び送風機4夫々の両側部からトンネル1内両側部に伸び
る左・右一対の遮蔽シート部材5A,5Bに分割され
る。更に、左・右一対の遮蔽シート部材5A,5B夫々
は上下一対の遮蔽シート部材5a,5bに分割される。
即ち、上部側板部材3Aの左右両端部の前後方向略中間
部には、水平側方に延びる棒状の支持部材11の一端部
がヒンジ12を介して水平面内に回動自由に連結され
る。各支持部材11の上縁部には、複数の骨組部材によ
って形成される三角形状の支持フレーム13が夫々固定
されており、各支持フレーム13に夫々上部遮蔽シート
部材5aが張設される。
【0019】又、各支持部材11の下縁部には、下部遮
蔽シート部材5bを、トンネル1の開口面を略遮蔽する
位置と該遮蔽を解除して該開口面を開放する位置とに、
選択的に動作させるための巻取装置(図示せず)が取り
付けられている。この巻取装置は、電動モータにより回
転駆動される巻取軸を備えており、この巻取軸に前記下
部遮蔽シート部材5bの上端部が連結されている。各下
部遮蔽シート部材5bの下端部は垂下して地上面近傍位
置に位置される。尚、各下部遮蔽シート部材5bの下端
部には、該下部遮蔽シート部材5bが張った状態で垂下
するように錘14が取り付けられている。
【0020】前記支持台3の下部側板部材3Bには前記
送風機4のファン駆動モータ4C及び巻取装置の電動モ
ータ等の電力供給源となる発電機16が載置固定支持さ
れている。そして、支持台3は、アウトリガー装置付の
トラック10の荷台15に載置され、該トラック10の
走行移動と共に移動される。
【0021】ここで、本実施例においては、上記トラッ
ク10を使用した換気装置2のトンネル1内設置状態に
おいて、車両の走行を安全に行わしめるため、次のよう
な装置が設けられている。即ち、この装置は、トンネル
1内において左右方向の中間部にトラック10を置いて
換気装置2を設置した状態において、トラック10の両
側方を車両の通行路とする場合、車両が来たことを検知
して、下部遮蔽シート部材5bをトンネル1の開口面を
略遮蔽する位置から該遮蔽を解除して該開口面を開放す
る位置へと移動するべく、巻取装置によって下部遮蔽シ
ート部材5bを巻き取り、かつ車両が通過したことを検
知して、下部遮蔽シート部材5bをトンネル1の開口面
を開放する位置から開口面を略遮蔽する位置へと移動す
るべく、巻取装置によって下部遮蔽シート部材5bを巻
き戻すように構成される。
【0022】例えば、図5はトラック10をトンネル1
内部に位置させて、換気装置2をトンネル1内部に設置
した例であり、トラック10を間に挟んで両側に位置す
る車両走行路X,Yのうち一方の走行路Xにおいて前記
車両が来たことを検知するセンサ(開き側センサ)17
を、トラック10側面の遮蔽シート部材5により隔てら
れた2つの側面のうち矢印Aで示す通行車両進行方向後
側の側面に設けると共に、車両が通過したことを検知す
るセンサ(閉じ側センサ)18を、矢印Aで示す通行車
両進行方向前側の側面に設ける。又、他方の走行路Yに
おいては、センサ(開き側センサ)19を、トラック1
0側面の遮蔽シート部材5により隔てられた2つの側面
のうち矢印Bで示す通行車両進行方向後側の側面に設け
ると共に、車両が通過したことを検知するセンサ(閉じ
側センサ)20を、矢印Bで示す通行車両進行方向前側
の側面に設ける。
【0023】従って、上記開き側センサ17,19の検
知領域C内に車両が来ると、下部側遮蔽シート部材5b
がトンネル1の開口面を開放するべく巻き取られ、閉じ
側センサ18の検知領域D内に車両が来ると、下部側遮
蔽シート部材5bがトンネル1の開口面を略遮蔽するべ
く巻き戻し動作される。次に、かかる構成のトンネル1
内の換気装置2の作用・効果について説明する。
【0024】トラック10によって換気装置2を搬送す
る場合は、遮蔽シート部材5A,5Bの支持部材11夫
々をヒンジ12を中心として水平面内に回動して、遮蔽
シート部材5A,5Bをトラック10側面側に倒し、該
遮蔽シート部材5A,5Bをトラック10側面側に収納
する。又、昇降機構の作動により、支持台3の上部側板
部材3Aを下降させ、送風機4を最下位置まで下げる。
【0025】そして、トラック10によって搬送した換
気装置2を、トンネル1内入口部に配置する場合、図1
のように、トラック10後部をトンネル1内入口部の左
右方向中間部に挿入する。この場合、トラック10の向
き、即ち、換気装置2の前後の向きは、トンネル1内の
空気を排気するか、トンネル1内に新しい空気を導くか
により設定する。例えば、トンネル1内に新しい空気を
導く場合、送風機4の送風方向が図1の矢印E方向であ
れば、上記のように、トラック10後部をトンネル1内
入口部に挿入して、換気装置2を配置する。又、トンネ
ル1内の空気を排気する場合には、上記と反対に、トラ
ック10を前部からトンネル1内入口部に挿入して、図
1の向きと逆向きに換気装置2を配置する。
【0026】又、図5に示すように、トラック10全体
をトンネル1内に入れて使用しても良く、同様に、トラ
ック10の向き、即ち、換気装置2の前後の向きは、ト
ンネル1内の空気を排気するか、トンネル1内に新しい
空気を導くかにより設定する。次に、支持部材11夫々
をヒンジ12を中心として水平面内に回動して、トラッ
ク10外側方に起こし、両側の遮蔽シート部材5A,5
Bをトラック10側面から横方向に張り出させると共
に、トンネル1の高さに応じて、昇降機構の作動によ
り、支持台3の上部側板部材3Aを上昇させ、送風機4
がトンネル1内天井付近に位置するように設定する。
【0027】この状態で、送風機4を駆動すると、送風
が図1の矢印E方向になされ、トンネル1内の換気が行
われる。トンネル1内には一般に自然送風が発生する。
この自然送風は、場所や時間等によって強さ,量及び方
向が変化する。よって、自然風のある時には、送風機4
の作動を停止すると共に、遮蔽シート部材5A,5Bを
トラック10側面側に収納して、換気を自然風によって
行うようにすれば良い。
【0028】前記遮蔽シート部材5A,5Bによって、
支持台3の設置部の送風機4の送風口を除くトンネル1
開口面を略遮蔽することにより、送風がトンネル1内を
逆流する等、送風の循環が防止される。又、換気装置2
の設置状態において、走行路X,Yに図の矢印A,B方
向に車両が走行して、開き側センサ17,19の検知領
域C内に車両が来ると、下部側遮蔽シート部材5bがト
ンネル1の開口面を開放するべく巻き取り動作され、閉
じ側センサ18,20の検知領域D内に車両が来ると、
下部側遮蔽シート部材5bがトンネル1の開口面を略遮
蔽するべく巻き戻し動作される。
【0029】尚、電源の故障等によって下部側遮蔽シー
ト部材5bの巻き取り及び巻き戻し作動が不能になった
場合には、人力により支持部材11をトラック1側面側
に倒し、両側の遮蔽シート部材5A,5Bをトラック1
0側面側に収納することにより、車両の通行が可能とな
る。かかる構成によると、移動式の換気装置2であり、
トラック10に載置して運搬できるため、トラック10
の移動に従って目的の場所に自由に移動することができ
る。
【0030】この結果、固定式の換気装置のように、そ
の都度面倒な組み立て工事や組み立て状態を解除する工
事を行う必要がなく、その設置位置を移動したい場合に
簡単にこれを行うことができる等、トンネル1内におい
て簡便に使用することができる。特に、山間部におい
て、トンネルが上下線ともに、或いは連続して設けられ
ている場合、舗装作業等と同一の流れて、換気装置を容
易に移動することができ、便利である。
【0031】又、トンネル1の高さに合わせて送風機の
高さ位置を自由に変更することができ、トンネル1内に
おいて上部に滞留した排気ガスを効率良く排出すること
ができる。更に、遮蔽シート部材5A,5Bによって、
支持台3の設置部の送風機4の送風口を除くトンネル1
開口面を略遮蔽することにより、送風がトンネル1内を
逆流する等、送風の循環が防止され、換気性能をより向
上でき、又、遮蔽シート部材5A,5Bをトラック10
側面側に収納可能としたから、トラック10による換気
装置の移動時に遮蔽シート部材5A,5Bが邪魔になら
ず、移動が楽である。
【0032】又、下部側遮蔽シート部材5bを巻き取り
式としたから、トンネル内に換気装置2を設置した状態
においても、下部側遮蔽シート部材5bを巻き取ること
で、トンネル1内に車両を自由に出入りさせることがで
きる。特に、本実施例においては、トラック10の側部
に設けた開き側センサ17,19と閉じ側センサ18,
20とにより、車両を検知して巻取装置の作動を制御す
るようにしたから、通行する車両が閉じ側センサ18,
20の検知領域D内に最初に来ても、下部側遮蔽シート
部材5bは開放動作されず、車両が誤って反対側の走行
路を通過することがなく、車両走行をスムーズに行え、
事故等の危険性を回避することができる。
【0033】尚、上記実施例においては、トラック10
の荷台15に換気装置2を載置し、該換気装置をトラッ
ク10によって移動し、トラック10に載置したまま使
用する構成としたが、トラック10から換気装置2を降
ろして、換気装置2をトンネル1内の地上面に直に置い
て使用しても良い。又、上記実施例においては、トンネ
ル1内においての送風方向を変化させる場合に、換気装
置2自体の設置方向を変更するようにしたが、送風機4
として正転及び逆転が選択的に切換可能な構成のものを
使用すれば、送風機4の逆転動作のみで、トンネル1内
においての送風方向を変化させることができる。
【0034】更に、上記実施例においては、下部遮蔽シ
ート部材5bを巻き取り式に構成したが、蛇腹機構等に
よって折り畳み式にしても良い。尚、以上のように、特
定の実施例を参照して本考案を説明したが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、当該技術分野における熟
練者等により、本考案に添付された実用新案登録請求の
範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正が可能
であるとの点に留意すべきである。
【0035】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のトンネル
内の換気装置によれば、移動式の支持台と、該支持台に
支持される送風機と、支持台の設置部の送風機の送風口
を除くトンネル開口面を略遮蔽する遮蔽シート部材と、
を含んで構成したから、トンネル内において簡便に使用
することができる。
【0036】又、前記支持台は、前記送風機の支持部を
上下動可能に設け、該支持部を昇降かつ任意昇降位置で
保持可能な送風機昇降機構を有してなる構成とすれば、
トンネルの高さに合わせて送風機の高さ位置を自由に変
更することができ、トンネル内において上部に滞留した
排気ガスを効率良く排出することができる。更に、遮蔽
シート部材の少なくともトンネル内地上面から所定高さ
の部分を、トンネルの開口面を略遮蔽する位置と該遮蔽
を解除して該開口面を開放する位置とに、選択的に動作
される巻き取り式若しくは折り畳み式の構成とすれば、
換気装置を設置したトンネル内においての車両の走行を
支障なく容易に行わせることができる。
【0037】又、遮蔽シート部材を、トンネル内地上面
の左右方向の略中間部に位置された支持台及び送風機夫
々の両側部からトンネル内両側部に伸びる左・右一対の
遮蔽シート部材に分割すれば、換気装置を設置したトン
ネル内においての上り下りの車両の走行をよりスムーズ
かつ安全に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るトンネル内の換気装置の一実施
例を示す側面断面図
【図2】 図1中A矢視図
【図3】 同上実施例の送風機の構成を示す断面図
【図4】 同上実施例の昇降機構の構成を示す側面図
【図5】 同上実施例の使用方法を説明する平面図
【符号の説明】
1 トンネル 2 換気装置 3 支持台 4 送風機 5 遮蔽シート部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネル内に設置される移動式の支持台
    と、該支持台上に設けられてトンネル内上部に位置し、
    トンネルの延びる方向に送風を発生させる送風機と、前
    記支持台の設置部の前記送風機の送風口を除くトンネル
    開口面を略遮蔽する遮蔽シート部材と、を含んで構成し
    たことを特徴とするトンネル内の換気装置。
  2. 【請求項2】前記支持台は、前記送風機の支持部を上下
    動可能に設け、該支持部を昇降かつ任意昇降位置で保持
    可能な送風機昇降機構を有してなる請求項1記載のトン
    ネル内の換気装置。
  3. 【請求項3】前記遮蔽シート部材の少なくともトンネル
    内地上面から所定高さの部分は、トンネルの開口面を略
    遮蔽する位置と該遮蔽を解除して該開口面を開放する位
    置とに、選択的に動作される巻き取り式若しくは折り畳
    み式の構成である請求項1又は2記載のトンネル内の換
    気装置。
  4. 【請求項4】前記遮蔽シート部材は、トンネル内地上面
    の左右方向の略中間部に位置された前記支持台及び送風
    機夫々の両側部からトンネル内両側部に伸びる左・右一
    対の遮蔽シート部材に分割されてなる請求項1〜3のい
    ずれか一つに記載のトンネル内の換気装置。
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