JPH0730842B2 - 大型缶蓋の開閉機構 - Google Patents

大型缶蓋の開閉機構

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JPH0730842B2
JPH0730842B2 JP2104919A JP10491990A JPH0730842B2 JP H0730842 B2 JPH0730842 B2 JP H0730842B2 JP 2104919 A JP2104919 A JP 2104919A JP 10491990 A JP10491990 A JP 10491990A JP H0730842 B2 JPH0730842 B2 JP H0730842B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は大型缶蓋の開閉機構に関し、特に圧力缶等の大
型缶の蓋を安全に開閉することができる構造の大型缶蓋
の開閉機構に関する。
[従来の技術] 加圧真空容器、加硫缶、レトルト缶、高気圧酸素治療装
置等として各種の用途に使用される圧力缶、および真空
缶については、被加工物等を缶内に出し入れする作業の
ため、缶蓋を開閉しなければならない。しかし上記のよ
うな缶蓋は、大型で重量があるため、その開閉機構は缶
蓋の落下、揺動等を防止し、作業の十分な安全性を確保
できる構造であることが必要である。
また近年、特に省スペース化を考慮したものであること
も要求されるため、その多くは缶の開口部に架構を設
け、缶蓋をホイスト等により支持して、それが缶開口面
上をガイドレールに沿ってスライドし、缶本体に対し上
下方向に開閉する構造のものが使用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、缶蓋を支持しながらこれを上下方向に移動させ
るには、その重量を全て支え、かつその揺動、万一の落
下を防止するために、極めて大掛かりな構造の高価な装
置が必要であり、また開閉操作を慎重に行なわなければ
ならず、作業効率も悪い欠点があった。
本発明はかかる事情に鑑みてされたものであって、開閉
作業の安全性が極めて高く、かつ省スペース化を実現し
た作業効率の良い大型缶蓋の開閉機構を提供せんとする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の課題を達成するために以下のような構
成としている。即ち、駆動体により回転する駆動軸に連
結され、缶蓋を吊り下げて旋回し、該缶蓋を缶本体の上
下方向に往復動させて缶開口部の開閉を行なう駆動アー
ムと、従動軸に連結され上記缶蓋の重心よりも上部にお
いて該缶蓋を支持し、上記駆動アームの旋回に伴って旋
回する従動アームとを備え、また上記従動軸に連結さ
れ、蓋体が缶本体開口部を閉じているときは垂直方向に
立設して従動軸に回転力を付与せず、上記駆動軸が回転
して上記蓋体が移動する場合には、傾斜して蓋体を吊り
上げる方向に、従動軸に対し回転力を付与するウェイト
を設けてなるものである。上記のウェイトは、上記缶蓋
と略同一の重量とすることにより、開閉作業が容易で、
安全性が高いものになる。
[実施例] 次に本発明について図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明に係る開閉機構の側面図、第2図はそ
の正面図である。モータ等の駆動体1に連結されて回転
する駆動軸2が、缶本体3の上面に固定された軸受け台
4により、回転自在に軸支されている。該軸受け台4に
は、該駆動軸2の上方にさらに従動軸5が軸支され、該
従動軸5は上記駆動軸2と平行に設けられている。また
上記駆動軸2の両端には、駆動アーム6、6の一端が回
動自在に取り付けられ、その他端は、缶蓋7の互いに向
き合う左右側面周縁部の台座9、9に回動自在に取り付
けられている。同様に、上記従動軸5の両端には、従動
アーム8、8の一端が回動自在に取り付けられ、その他
端は缶蓋7の互いに向き合う左右側面周縁部に固定した
台座9、9において、上記駆動アーム6取付位置よりも
上方であり、また缶蓋7の重心よりも上方である位置
に、回動自在に取り付けられている。
上記駆動アーム6と従動アーム8は同一平面上にあるた
め、これらは互いに接触しないように円弧状とされてい
る。
また上記従動軸5の一端には従動アーム8よりも外側
に、支持柱11を介してウェイト10が一体に連結されてい
る。これは缶蓋7の重量と略同一のものであり、缶蓋7
が缶本体3の開口部を閉じているときは、支持柱11が垂
直方向に伸長する状態に固定されているので、かかる状
態では、該ウェイト10は従動軸5に回転力を付与するよ
うには作用しない。一方、上記駆動軸2が回転して上記
缶蓋7が、駆動アーム6及び従動アーム8により支持さ
れて移動する場合には、後述するように、支持柱11が傾
斜するので、上記ウェイト10は、従動軸5に対し、それ
が従動アーム8、8を介して、缶蓋7を吊り上げる方向
に回転力を付与する。
以下、缶蓋7の開閉作動について説明する。
先ず缶蓋7が缶本体3の開口部に嵌合し、これを閉じて
いる状態では、駆動アーム6、6と従動アーム8、8は
共に、第1図に示すように、上方の駆動軸2及び従動軸
に対して下方に位置している。そして駆動体1より駆動
軸2が矢印A方向に回転させられ、これに伴い駆動アー
ム6、6が矢印B方向に旋回を開始すると、缶蓋7が開
口部から引き離され、また従動アーム8、8もこれに伴
い旋回する。これら駆動アーム6、6と従動アーム8、
8は、夫々、第1図に示すような軌跡を描いて旋回し、
缶蓋7が缶本体3の上方の従動軸5上に達したときに旋
回が停止して缶蓋7が開かれた状態となる。この場合、
従動軸5が矢印C方向に回転すると、ウェイト10が缶本
体3の後方に次第に傾斜し、従動軸5に対し、それが缶
蓋7を吊り上げる方向に回転力を付与するようになる。
したがって、缶蓋7を吊り上げる駆動体1は、僅かな力
で缶蓋7を吊り上げることができ、非常に効率的であ
る。
反対に、缶蓋7を閉じる、即ち原位置に復帰させる場合
には、ウェイト10の重量が、従動軸5及び従動アーム
8、8を介して、缶蓋7の移動方向とは反対の方向に作
用するので、旋回中における駆動アーム6、6、駆動軸
2、及び駆動体1に対する缶蓋7の重量負荷を大幅に軽
減することができる。
したがって、本開閉機構では、駆動体1、駆動軸2、又
は駆動アーム6、6等の耐久性が向上し、それらの破損
や劣化による缶蓋7の落下を有効に防止することがで
き、さらには、缶蓋7の開閉が僅かな力で行なえ、作動
中の缶蓋7の姿勢も安定し揺動が生じにくいので操作が
容易である。
また万一、上記駆動アーム6、6が破損し、これが缶蓋
7を支持できなくなった場合でも、ウェイト10、従動軸
5、及び従動アーム8、8により支持されるから缶蓋7
が落下することはなく、さらに、これらは該缶蓋7の重
心より上部を支持しているので、駆動アーム6、6によ
る支持が外れた缶蓋7が、矢印D方向に回転して、思わ
ぬ事故となることをも防止できる。即ち、缶蓋7は万一
駆動アーム6、6の支持が外れても自重によりその姿勢
を維持することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、駆動体により回転する駆
動軸に連結され、缶蓋を吊り下げて旋回し、該缶蓋を缶
本体の上下方向に往復動させて缶開口部の開閉を行なう
駆動アームと、従同軸に連結され上記缶蓋の重心よりも
上部において該缶蓋を支持し、上記駆動アームの旋回に
伴って旋回する従動アームとを備え、また上記従動軸に
連結され、蓋体が缶本体開口部を閉じているときは垂直
方向に立設して従動軸に回転力を付与せず、上記駆動軸
が回転して上記蓋体が移動する場合には、傾斜して蓋体
を吊り上げる方向に、従動軸に対し回転力を付与するウ
ェイトを設けてなるから、駆動軸及び駆動アームがウェ
イト、従動軸、従動アームにより補助され、大幅な耐久
性の向上及び十分な安全性の確保がされる効果がある。
更に、本発明は従動アームの蓋体への枢着部を当該蓋体
の重心より上方位置の外側部としたことから缶本体の横
方向に形成された開口部を開閉する蓋体のその姿勢を変
えずに吊り下げ保持することができ、その結果蓋体が従
動アームに対して回転を起こして反転するなどして発生
する恐れのある作業者への衝突事故を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る開閉機構の側面図、第2図はそ
の正面図、第3図は駆動アームにより缶蓋が支持されて
いる状態の側面図、第4図は従動アームにより缶蓋が支
持されている状態の側面図、第5図はその正面図であ
る。 1:駆動体、2:駆動軸、3:缶本体 5:従動軸、6:駆動アーム 7:缶蓋、8:従動アーム 10:ウェイト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に開口部を形成した缶本体の前記開
    口部を閉鎖する缶蓋を前記缶本体の上方へ持ち上げた開
    放位置との間で往復動させて前記開口部の開閉をする缶
    蓋の開閉機構であって、 前記缶本体の前記開口部上方で支持され、駆動体により
    回転可能な駆動軸と、 前記缶本体の両側部に配置され、一端が前記駆動軸の各
    端部に連結され、他端が前記缶本体の前記開口部に配置
    された椀状の蓋体の外側部に枢着された駆動アームと、 前記缶本体の両側部に配置され、一端が前記駆動アーム
    の前記一端より前記缶本体上方部で枢着支持され且つ他
    端が前記蓋体の側部に枢着された従動アームと、 前記蓋体が前記缶本体の前記開口部を閉鎖している時ほ
    ぼ垂直に立ち上がった位置にあるように前記従動アーム
    に連結され、前記従動アームに回転力を付与するウエイ
    トとから構成され、 前記従動アームの前記他端が前記蓋体の重心よりも上方
    位置で枢着されていることを特徴とする大型缶蓋の開閉
    機構。
  2. 【請求項2】前記ウエイトが前記缶蓋とほぼ同一の重量
    である特許請求の範囲第1項に記載の大型缶蓋の開閉機
    構。
JP2104919A 1990-04-20 1990-04-20 大型缶蓋の開閉機構 Expired - Fee Related JPH0730842B2 (ja)

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JPH044363A JPH044363A (ja) 1992-01-08
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JPS593300U (ja) * 1982-06-27 1984-01-10 若松熱練株式会社 炉ブタの開閉機構

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JPH044363A (ja) 1992-01-08

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