JPH0730861B2 - 内面樹脂被覆金属管 - Google Patents
内面樹脂被覆金属管Info
- Publication number
- JPH0730861B2 JPH0730861B2 JP2185135A JP18513590A JPH0730861B2 JP H0730861 B2 JPH0730861 B2 JP H0730861B2 JP 2185135 A JP2185135 A JP 2185135A JP 18513590 A JP18513590 A JP 18513590A JP H0730861 B2 JPH0730861 B2 JP H0730861B2
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- JP
- Japan
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- pipe
- resin
- resin layer
- metal
- collar
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属管内面に樹脂層を設けた、軽量で薄肉の内
面樹脂被覆金属管に関し、例えば、建築用排水管、空調
用冷温水管として用いるものである。
面樹脂被覆金属管に関し、例えば、建築用排水管、空調
用冷温水管として用いるものである。
(従来の技術) 建物用の排水管や空調用の冷温水管材には、通常、鋼管
等の金属管が使用されるが、最近においては、管内に流
される水質の悪化(溶存塩素、溶存酸素、PH酸性化等)
に対処するために、金属管内面に化学的に安定な樹脂層
を設けた複合管が多く使用されている。これらの複合管
としては、内面に、ポリ塩化ビニル層をライニングした
もの、ポリエチレン樹脂やポリフェニレンサルファイド
樹脂を粉体塗装したものなどがある。そして、金属管を
配管するための接合法としては、管端外面に雄ねじを設
けて管継手にねじ込む方法、管端部の拡径して受口部を
形成し、この受口部にパッキングを介して管を挿入する
方法、管端にフランジを取付けてフランジ接合する方法
等がある。しかし、何れの接合法においても、複合管を
接合する場合には、その管端が管内の流体にさらされる
ことになり、金属管と樹脂層との界面に管内の流体が侵
入していき、樹脂層を金属管内面から剥離させ、防食層
としての樹脂層の機能を果たさなくなる。
等の金属管が使用されるが、最近においては、管内に流
される水質の悪化(溶存塩素、溶存酸素、PH酸性化等)
に対処するために、金属管内面に化学的に安定な樹脂層
を設けた複合管が多く使用されている。これらの複合管
としては、内面に、ポリ塩化ビニル層をライニングした
もの、ポリエチレン樹脂やポリフェニレンサルファイド
樹脂を粉体塗装したものなどがある。そして、金属管を
配管するための接合法としては、管端外面に雄ねじを設
けて管継手にねじ込む方法、管端部の拡径して受口部を
形成し、この受口部にパッキングを介して管を挿入する
方法、管端にフランジを取付けてフランジ接合する方法
等がある。しかし、何れの接合法においても、複合管を
接合する場合には、その管端が管内の流体にさらされる
ことになり、金属管と樹脂層との界面に管内の流体が侵
入していき、樹脂層を金属管内面から剥離させ、防食層
としての樹脂層の機能を果たさなくなる。
そこで、従来、かかる内面樹脂被覆金属管の接合方法と
して、第5図に示すように、管端部4′を鍔状に形成
し、樹脂層5′を鍔部の外周まで配し、鍔部をルーズフ
ランジ6′により締め付けて管同志或いは装置との接合
を行う方法が知られており、この方法によれば、金属管
と樹脂層との縁端が管内流体に接触されないので、上記
した樹脂層での流体侵入による剥離を回避できる。この
場合の管端部の鍔成形には、(イ)第6図に示すよう
に、管端部4′を鍔状に成形した金属管に樹脂管7′を
挿入し、この樹脂管7′の端部を金属管端から突出さ
せ、この樹脂管端部の加熱軟化によって金属管の鍔部
4′に添接させる方法、(ロ)第7図に示すように、管
端部4′を鍔状に成形した金属管に樹脂管8′を金属管
端の手前の位置まで挿入し、鍔部を有する樹脂端管9′
を金属管端内に差し込んで、樹脂管8′の先端と樹脂端
管9′の先端とを接着接合する方法等が知られている。
して、第5図に示すように、管端部4′を鍔状に形成
し、樹脂層5′を鍔部の外周まで配し、鍔部をルーズフ
ランジ6′により締め付けて管同志或いは装置との接合
を行う方法が知られており、この方法によれば、金属管
と樹脂層との縁端が管内流体に接触されないので、上記
した樹脂層での流体侵入による剥離を回避できる。この
場合の管端部の鍔成形には、(イ)第6図に示すよう
に、管端部4′を鍔状に成形した金属管に樹脂管7′を
挿入し、この樹脂管7′の端部を金属管端から突出さ
せ、この樹脂管端部の加熱軟化によって金属管の鍔部
4′に添接させる方法、(ロ)第7図に示すように、管
端部4′を鍔状に成形した金属管に樹脂管8′を金属管
端の手前の位置まで挿入し、鍔部を有する樹脂端管9′
を金属管端内に差し込んで、樹脂管8′の先端と樹脂端
管9′の先端とを接着接合する方法等が知られている。
(解決しようとする課題) しかし、上記(イ)及び(ロ)の製法による場合には、
工程数が多く、煩雑であり、作業能率上問題があった。
而るに、内面樹脂被覆金属管を単一金属管と同様にして
鍔成形し得れば、上記鍔状成形の作業能率の向上を図る
ことが出来、この場合、樹脂層の弾性率、破断伸び等が
重大な意義を持つことになる。
工程数が多く、煩雑であり、作業能率上問題があった。
而るに、内面樹脂被覆金属管を単一金属管と同様にして
鍔成形し得れば、上記鍔状成形の作業能率の向上を図る
ことが出来、この場合、樹脂層の弾性率、破断伸び等が
重大な意義を持つことになる。
本発明の目的は建物用排水管、空調用の冷温水管材等に
用いる、軽量で薄肉の内面樹脂被覆金属管において、金
属管のみならず、樹脂層の機械的特性をも特定の範囲の
ものとし、上記した鍔状成形を冷間加工で簡易に行うこ
とを可能にし、管端を管内の流水に接触させることのな
い管接合を容易に行い得る内面樹脂被覆金属管を提供す
ることにある。
用いる、軽量で薄肉の内面樹脂被覆金属管において、金
属管のみならず、樹脂層の機械的特性をも特定の範囲の
ものとし、上記した鍔状成形を冷間加工で簡易に行うこ
とを可能にし、管端を管内の流水に接触させることのな
い管接合を容易に行い得る内面樹脂被覆金属管を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる内面樹脂被覆金属管は、金属管の内面に
樹脂層を有する複合管において、金属管材の破断伸びを
20%以上、樹脂層の曲げ弾性率並びに破断伸びをそれぞ
れ2000〜8000kg/cm2並びに150%以上、金属管と樹脂層
との接着力を10kg/2cm巾以上としたことを特徴とする構
成である。
樹脂層を有する複合管において、金属管材の破断伸びを
20%以上、樹脂層の曲げ弾性率並びに破断伸びをそれぞ
れ2000〜8000kg/cm2並びに150%以上、金属管と樹脂層
との接着力を10kg/2cm巾以上としたことを特徴とする構
成である。
上記において、金属管材の破断伸びを20%以上に限定す
る理由は、これ以下では管端部を所定形状に加工するま
でに金属管端部での割れの発生を避け難いからである。
樹脂層の曲げ弾性率を2000〜8000kg/cm2に限定する理由
は、2000kg/cm2以下では、後述する管端部の成形圧力で
樹脂がフローして樹脂面の寸法安定性に欠けるからであ
り、また、8000kg/cm2以上では、加工後、樹脂層にクラ
ックが発生するのを防止し難いからである。樹脂層の破
断伸びを150%以上とする理由は、これ以下では樹脂層
が加工時に受ける伸びによって破断したり、金属管から
剥離するのを避け難いからである。樹脂層と金属管との
間の接着力を10kg/2cmに限定する理由は、これ以下で
は、管端部成形中に樹脂層と金属管との間に作用する剪
断力によって界面剥離が発生するのを避け難いからであ
る。この接着力は、180゜剥離法によって測定した値で
ある。
る理由は、これ以下では管端部を所定形状に加工するま
でに金属管端部での割れの発生を避け難いからである。
樹脂層の曲げ弾性率を2000〜8000kg/cm2に限定する理由
は、2000kg/cm2以下では、後述する管端部の成形圧力で
樹脂がフローして樹脂面の寸法安定性に欠けるからであ
り、また、8000kg/cm2以上では、加工後、樹脂層にクラ
ックが発生するのを防止し難いからである。樹脂層の破
断伸びを150%以上とする理由は、これ以下では樹脂層
が加工時に受ける伸びによって破断したり、金属管から
剥離するのを避け難いからである。樹脂層と金属管との
間の接着力を10kg/2cmに限定する理由は、これ以下で
は、管端部成形中に樹脂層と金属管との間に作用する剪
断力によって界面剥離が発生するのを避け難いからであ
る。この接着力は、180゜剥離法によって測定した値で
ある。
本発明において使用する樹脂には、上記の諸要件以外
に、建物用排水管や空調用冷温水管としての使用条件に
耐え得ること等の要件も必要であり、例えば、酸変性ポ
リエチレン、シラン変性ポリエチレン等が適切である。
に、建物用排水管や空調用冷温水管としての使用条件に
耐え得ること等の要件も必要であり、例えば、酸変性ポ
リエチレン、シラン変性ポリエチレン等が適切である。
本発明において使用する金属管の材質としては、破断伸
びが20%以上のものであれば、通常の金属を使用出来、
例えば、Fe、Al、Cu、SUS、或いはこれらの合金を使用
できる。
びが20%以上のものであれば、通常の金属を使用出来、
例えば、Fe、Al、Cu、SUS、或いはこれらの合金を使用
できる。
本発明に係わる内面樹脂被覆金属管は、片面に樹脂を溶
融接着した金属帯板を樹脂面を内側にして管状に成形す
る方法、金属帯板を連続的に管状に成形しつつその金属
管の内面に樹脂を筒状に押出して接着被覆する方法等に
より製造でき、いずれにしても、金属管内面側になる金
属帯板の片面は、樹脂との接着性改善のために適切な表
面状態とすることが望ましい。
融接着した金属帯板を樹脂面を内側にして管状に成形す
る方法、金属帯板を連続的に管状に成形しつつその金属
管の内面に樹脂を筒状に押出して接着被覆する方法等に
より製造でき、いずれにしても、金属管内面側になる金
属帯板の片面は、樹脂との接着性改善のために適切な表
面状態とすることが望ましい。
本発明に係わる内面樹脂被覆金属管は、鍔返えし接合法
によって良好に接合でき、この場合の鍔返えし加工に
は、例えば、第1図に示すように、管端部にテーパ状コ
ア1を押し込んでテーパ拡径し、次いで、この拡径部を
プレスによって鍔状に加工する方法、第2図に示すよう
に斜めロールを有するコアを管周方向に回転させなが
ら、管端部内に押し込んでテーパ加工し、次いで上記と
同様に、プレスによって鍔状に加工する方法等を使用で
き、特に短管の場合は、第3図に示すように、中央内面
に三角溝を有する金型31を管にセットし、管内に油、水
或いはゴム等の加圧媒体32を入れ、管両端からラム33、
33を圧入して媒体を加圧し、管中央部を三角溝の形状に
加工し、次いで、管両端を軸方向に加圧して前記の三角
形凸状部を二重鍔に形成し、更に、この二重鍔の外周を
切断する方法を使用できる。
によって良好に接合でき、この場合の鍔返えし加工に
は、例えば、第1図に示すように、管端部にテーパ状コ
ア1を押し込んでテーパ拡径し、次いで、この拡径部を
プレスによって鍔状に加工する方法、第2図に示すよう
に斜めロールを有するコアを管周方向に回転させなが
ら、管端部内に押し込んでテーパ加工し、次いで上記と
同様に、プレスによって鍔状に加工する方法等を使用で
き、特に短管の場合は、第3図に示すように、中央内面
に三角溝を有する金型31を管にセットし、管内に油、水
或いはゴム等の加圧媒体32を入れ、管両端からラム33、
33を圧入して媒体を加圧し、管中央部を三角溝の形状に
加工し、次いで、管両端を軸方向に加圧して前記の三角
形凸状部を二重鍔に形成し、更に、この二重鍔の外周を
切断する方法を使用できる。
第4図は鍔返えしされた管端部を示し(第4図におい
て、aは樹脂層、bは金属管をそれぞれ示している)、
管の半径(平均値)をRとすれば、鍔返えし部Cの管軸
から距離yにおける加工歪は(y−R)/Rであり、従っ
て、樹脂層aの弾性率をEとすれば、上記距離yでの樹
脂層に作用する円周方向応力(引張)は、E(y−R)
/Rであり、従って、中心方向応力δyは δy=E(y−R)/Ry …… である。
て、aは樹脂層、bは金属管をそれぞれ示している)、
管の半径(平均値)をRとすれば、鍔返えし部Cの管軸
から距離yにおける加工歪は(y−R)/Rであり、従っ
て、樹脂層aの弾性率をEとすれば、上記距離yでの樹
脂層に作用する円周方向応力(引張)は、E(y−R)
/Rであり、従って、中心方向応力δyは δy=E(y−R)/Ry …… である。
鍔最外周の樹脂層縁端b′の全周に作用する引張力F
は、樹脂層の厚みをtとして、 であり、樹脂層縁端b′の接着界面に作用する剪断応力
τは、鍔径をAとして、 τ=F/2πA …… であり、式より τ=tE(A/R−1) …… となる。
は、樹脂層の厚みをtとして、 であり、樹脂層縁端b′の接着界面に作用する剪断応力
τは、鍔径をAとして、 τ=F/2πA …… であり、式より τ=tE(A/R−1) …… となる。
又、鍔部外周での金属管の加工率ξは ξ=A/R−1 …… となる。
本発明においては、破断伸びが20%以上の金属を用いて
いるから、鍔径Aを大にして加工率ξ高くしても、加工
時での金属の割れ発生をよく防止できる。又、金属管と
樹脂層との間の接着力を10kg/2cm巾以上としているの
で、式において、鍔成形の加工率が大で、且つ、弾性
率Eが上限の8000kg/cm2のもとでも、相当に厚い樹脂層
厚さまで、樹脂層と金属管との間の界面剥離を防止でき
る。
いるから、鍔径Aを大にして加工率ξ高くしても、加工
時での金属の割れ発生をよく防止できる。又、金属管と
樹脂層との間の接着力を10kg/2cm巾以上としているの
で、式において、鍔成形の加工率が大で、且つ、弾性
率Eが上限の8000kg/cm2のもとでも、相当に厚い樹脂層
厚さまで、樹脂層と金属管との間の界面剥離を防止でき
る。
上記の鍔状成形によって、樹脂層は鍔の外周部分、鍔折
り返しのアール部分において、大きな伸びを受けるが、
樹脂の破断伸びを150%以上にしているから、樹脂層の
破断を充分に防止できる。更に、成形中、鍔返えし部分
の樹脂層が治具によって押さえ付けられるが、樹脂の弾
性率を2000kg/cm2以上に限定しているから、樹脂フロー
をよく防止でき、鍔返えし部分の樹脂面の平滑性を充分
に保持できる。
り返しのアール部分において、大きな伸びを受けるが、
樹脂の破断伸びを150%以上にしているから、樹脂層の
破断を充分に防止できる。更に、成形中、鍔返えし部分
の樹脂層が治具によって押さえ付けられるが、樹脂の弾
性率を2000kg/cm2以上に限定しているから、樹脂フロー
をよく防止でき、鍔返えし部分の樹脂面の平滑性を充分
に保持できる。
このように本発明に係わる内面樹脂被覆金属管において
は、管端部を樹脂層の剥離、クラック、破断、樹脂フロ
ーを伴うことなしに鍔返えし加工できる。このことは次
ぎの実施例と比較例との対比からも明らかである。
は、管端部を樹脂層の剥離、クラック、破断、樹脂フロ
ーを伴うことなしに鍔返えし加工できる。このことは次
ぎの実施例と比較例との対比からも明らかである。
(実施例の説明) 実施例1 内径81.9mmφ、厚み1.6mm、破断伸び39%の冷延鋼から
製管した金属管の内面に厚み2.0mm、曲げ弾性率5500kg/
cm2、破断伸び550%のシラン変性ポリエチレン層を設け
た。金属管と樹脂層との間の接着強度は25kg/2cm巾であ
つた。
製管した金属管の内面に厚み2.0mm、曲げ弾性率5500kg/
cm2、破断伸び550%のシラン変性ポリエチレン層を設け
た。金属管と樹脂層との間の接着強度は25kg/2cm巾であ
つた。
この実施例品について、第1図の方法により、管端部に
管軸方向に対し60゜のテーパ加工を施し、次いで、この
テーパ面を平坦面に押し付け、鍔返えし外径122.0mm
φ、鍔返えし部の樹脂層側の曲げ半径8.0mmの鍔に成形
した。この成形時、樹脂層の剥離、クラック、破断、樹
脂フロー等の異常は観られなかった。
管軸方向に対し60゜のテーパ加工を施し、次いで、この
テーパ面を平坦面に押し付け、鍔返えし外径122.0mm
φ、鍔返えし部の樹脂層側の曲げ半径8.0mmの鍔に成形
した。この成形時、樹脂層の剥離、クラック、破断、樹
脂フロー等の異常は観られなかった。
実施例2 実施例1において使用した金属管と同じ金属管の内面に
厚み2.0mm、曲げ弾性率5700kg/cm2、破断伸び450%のシ
ラン変性ポリエチレン層を設けた。
厚み2.0mm、曲げ弾性率5700kg/cm2、破断伸び450%のシ
ラン変性ポリエチレン層を設けた。
金属管と樹脂層との間の接着強度は28kg/2cm巾であつ
た。
た。
この実施例についても、実施例1と同様にして管端部に
鍔を成形したところ、樹脂層の剥離、クラック、破断、
樹脂フロー等の異常は観られなかった。
鍔を成形したところ、樹脂層の剥離、クラック、破断、
樹脂フロー等の異常は観られなかった。
実施例3 厚み1.0mm、曲げ弾性率5000kg/cm2、破断伸び600%のポ
リエチレン管を、厚み1.0mm、曲げ弾性率7500kg/cm2、
破断伸び500%の酸変性ポリエチレン層で金属管内面に
接着した。接着強度は20kg/2cm巾であった。これ以外の
条件は実施例1に同じとした。この実施例品の中央に、
第3図に示した方法により、且つ、加圧媒体にゴムを用
いて三角状凸部を成形し、次いで、管を両端から圧縮し
て三角状凸部を二重鍔に成形し、この二重鍔の外周を切
断した。この場合の鍔の外径寸法、並びに鍔折り返し部
の樹脂層側の曲げ半径は実施例1と同じ寸法とした。こ
の実施例においても、鍔返えし時での樹脂層の剥離、ク
ラツク、破断、樹脂フローは観られなかった。
リエチレン管を、厚み1.0mm、曲げ弾性率7500kg/cm2、
破断伸び500%の酸変性ポリエチレン層で金属管内面に
接着した。接着強度は20kg/2cm巾であった。これ以外の
条件は実施例1に同じとした。この実施例品の中央に、
第3図に示した方法により、且つ、加圧媒体にゴムを用
いて三角状凸部を成形し、次いで、管を両端から圧縮し
て三角状凸部を二重鍔に成形し、この二重鍔の外周を切
断した。この場合の鍔の外径寸法、並びに鍔折り返し部
の樹脂層側の曲げ半径は実施例1と同じ寸法とした。こ
の実施例においても、鍔返えし時での樹脂層の剥離、ク
ラツク、破断、樹脂フローは観られなかった。
比較例1 厚み2.0mm、曲げ弾性率11000kg/cm2、破断伸び550%の
シラン変性ポリエチレン樹脂層を用いた以外実施例1と
同じとした。樹脂層と金属管との間の接着強度も実施例
1と同じく25kg/2cm巾であった。この比較例品につき、
実施例品1と同様にして鍔を成形したところ、樹脂層の
表面に小さいクラックが発生していた。
シラン変性ポリエチレン樹脂層を用いた以外実施例1と
同じとした。樹脂層と金属管との間の接着強度も実施例
1と同じく25kg/2cm巾であった。この比較例品につき、
実施例品1と同様にして鍔を成形したところ、樹脂層の
表面に小さいクラックが発生していた。
比較例2 金属管に、破断伸び18%、厚み1.6mmのアルミ合金管を
用いた以外は、実施例1と同じとした。この比較例品に
つき、実施例品と同様にして鍔を成形したところ、金属
管にクラックが発生した。
用いた以外は、実施例1と同じとした。この比較例品に
つき、実施例品と同様にして鍔を成形したところ、金属
管にクラックが発生した。
(発明の効果) 上述した通り、本発明に係わる内面樹脂被覆金属管にお
いては、内面に樹脂層が存在するにもかかわらず、単一
金属管の冷間鍔返えし加工と同様にして管端部に鍔を冷
間成形でき、プラスチック管の鍔返えし加工のように樹
脂層を加熱軟化させる必要がなく、鍔返えし加工を容易
に行うことができる。しかも、鍔返えし部の樹脂フロー
がなく、寸法安定性を保持できるので、パッキングを介
することなく樹脂面同志の直接接触で充分なシール性を
保証できる。従って、本発明によれば、鍔返えしフラン
ジ接合法により容易に、且つ優れた水密性で接合できる
内面樹脂被覆金属管を提供できる。
いては、内面に樹脂層が存在するにもかかわらず、単一
金属管の冷間鍔返えし加工と同様にして管端部に鍔を冷
間成形でき、プラスチック管の鍔返えし加工のように樹
脂層を加熱軟化させる必要がなく、鍔返えし加工を容易
に行うことができる。しかも、鍔返えし部の樹脂フロー
がなく、寸法安定性を保持できるので、パッキングを介
することなく樹脂面同志の直接接触で充分なシール性を
保証できる。従って、本発明によれば、鍔返えしフラン
ジ接合法により容易に、且つ優れた水密性で接合できる
内面樹脂被覆金属管を提供できる。
第1図、第2図並びに第3図はそれぞれ本発明に係わる
内面樹脂被覆金属管の鍔返えし加工を行う態様を示す説
明図、第4図は同上内面樹脂被覆金属管に成形した鍔返
えし部を示す断面図、第5図は内面樹脂被覆金属管の鍔
返し接合方法を示す説明図、第6図並びに第7図はそれ
ぞれ内面樹脂被覆金属管における従来の鍔返し加工方法
を示す説明図である。 a……樹脂層、b……金属管。
内面樹脂被覆金属管の鍔返えし加工を行う態様を示す説
明図、第4図は同上内面樹脂被覆金属管に成形した鍔返
えし部を示す断面図、第5図は内面樹脂被覆金属管の鍔
返し接合方法を示す説明図、第6図並びに第7図はそれ
ぞれ内面樹脂被覆金属管における従来の鍔返し加工方法
を示す説明図である。 a……樹脂層、b……金属管。
Claims (1)
- 【請求項1】金属管の内面に樹脂層を有する複合管にお
いて、金属管材の破断伸びを20%以上、樹脂層の曲げ弾
性率並びに破断伸びをそれぞれ2000〜8000kg/cm2並びに
150%以上、金属管と樹脂層との接着力を10kg/2cm巾以
上としたことを特徴とする内面樹脂被覆金属管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185135A JPH0730861B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 内面樹脂被覆金属管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2185135A JPH0730861B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 内面樹脂被覆金属管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0473483A JPH0473483A (ja) | 1992-03-09 |
| JPH0730861B2 true JPH0730861B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=16165486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2185135A Expired - Fee Related JPH0730861B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 内面樹脂被覆金属管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730861B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2549345B2 (ja) * | 1993-07-21 | 1996-10-30 | 株式会社ヨウタ | 盤膨れ地盤改良法 |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP2185135A patent/JPH0730861B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0473483A (ja) | 1992-03-09 |
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