JPH07308651A - 感染性廃棄物の処理装置 - Google Patents

感染性廃棄物の処理装置

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JPH07308651A
JPH07308651A JP7057606A JP5760695A JPH07308651A JP H07308651 A JPH07308651 A JP H07308651A JP 7057606 A JP7057606 A JP 7057606A JP 5760695 A JP5760695 A JP 5760695A JP H07308651 A JPH07308651 A JP H07308651A
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JP
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waste
stage
granulation
crushing
blades
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Application number
JP7057606A
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English (en)
Inventor
Daniel Kline
クライン ダニエル
Robert S Meijer
エス.マイヤー ロベルト
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Winfield Industries
Original Assignee
Winfield Industries
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Publication date
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    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/30Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless involving mechanical treatment
    • B09B3/35Shredding, crushing or cutting
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L11/00Methods specially adapted for refuse
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00Other disintegrating devices or methods
    • B02C19/0056Other disintegrating devices or methods specially adapted for specific materials not otherwise provided for
    • B02C19/0075Other disintegrating devices or methods specially adapted for specific materials not otherwise provided for specially adapted for disintegrating medical waste
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B09B3/30Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless involving mechanical treatment
    • B09B3/32Compressing or compacting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B09B3/70Chemical treatment, e.g. pH adjustment or oxidation
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    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 二酸化塩素を混合して感染性廃棄物と攪拌し
て除染を行うとともに、消毒剤の過度の分解を防止し、
爆発防止する一方、最大限の消毒剤リサイクルを可能に
した、実施容易且つ安価な廃棄物処理装置を提供する。 【構成】 感染性廃棄物を受入れる入口開口28、廃棄
物を破砕する為の複数の破砕ブレード31a、32a、
32b等を含む破砕段14、その下流側で消毒液を噴射
する液体ジェット42a、42bを含む湿潤段16、破
砕した廃棄物を受入れて第2の小さな粒体寸法となるま
で粒状化する粒状化静止ブレード64a、64b及び粒
状化回転ブレード62a、62b、62c、62d、6
2e、粒状化した廃棄物を選択された滞留時間にわたり
保持する寸法の反応室76を含む消毒段22、粒状化し
た廃棄物を反応室から出口開口へ移送するオウガーコン
ベヤ74、及びオウガーコンベヤと出口開口との間に設
けた円錐形の流れ絞り部90を含む脱水段24を含み、
消毒液を脱水段から湿潤段へリサイクルするように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に感染性廃棄物の処
理に関する。特に本発明は、感染性廃棄物を機械的に破
片にして除染する装置に関する。本発明は、他のものを
排除するわけではないが、様々な種類の廃棄物が含まれ
た感染性廃棄物の流れを処理することに特に有用であ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】病院
及び他の医療機関から出る感染性廃棄物の処分は大きな
問題である。事実、感染性廃棄物の適当且つ有効な処分
の重要性は、エイズの流行のように健康問題の自覚が高
まることで、近年大きな感心となって来た。エイズの流
行によって一部で「感染性廃棄物」を定める定義は拡大
されてきた。この結果、廃棄すべき感染性廃棄物の量は
増大された。従って、著しい量の処分すべき感染性廃棄
物の安全、有効且つ効果的な処理を達成できるシステム
又は装置の必要性が増大している。
【0003】感染性廃棄物を除染する1方法は焼却を伴
うもので、これに於いて廃棄物は燃やされ、除染された
灰が適当に処分される。他の処理方法は、廃棄物を処分
する前にその廃棄物を蒸気釜又はエチレンオキシド釜の
中で消毒することである。意図する目的に関しては効果
的である一方、焼却炉及び釜の両方とも付随的な問題を
生じる。例えば焼却炉は建造が困難且つ高価で、又環境
を安全に保つような方法での保守が比較的高価である。
釜も又、臭気、費用及び作動が複雑であるというような
付随的な問題を生じる。更に、釜処理によって消毒され
た廃棄物は、埋め立てのような場所に廃棄物を最終的に
埋める前に、焼却のような他の処理方法を典型的に必要
とする。
【0004】上述の説明に留意して、処分する準備とし
て廃棄物を消毒する為にこれに代わる感染性廃棄物処理
装置が提案されてきた。これらの提案によれば、固体感
染性廃棄物はその除染のために塩素化合物を含む消毒液
に接触される。消毒された廃棄物は次に通常の埋め立て
地に処分される。
【0005】都合の悪いことに、塩素化合物を使用する
廃棄物の除染は或る種の技術的な複雑さを生じる。第1
に、消毒液は長期間の保存時に消毒能力を失う。従っ
て、許容できる程度の廃棄物除染を達成するためには比
較的「新鮮」な消毒液を使用することが必要である。第
2に、処理時に消毒液が適当な濃度で廃棄物に接触する
ことを保証することが比較的困難である。しかしなが
ら、腐食作用及び有毒ガスの発生等の望ましくない結果
を避けるために、廃棄物に過剰濃度の塩素化合物を付与
することを避けることも重要である。自然環境に塩素を
放出することで重大な健康上の危険性が生じることは知
られている。
【0006】最も一般的に使用される消毒剤は、1%溶
液が典型的な次亜塩素酸ナトリウムである。溶液の強さ
は、所要の装置内で所望のバクテリア殺菌率を達成する
必然性で定められ、これは所要の廃棄物処理量で運転さ
れる時の消毒液の所要の使用量に帰着する。1%溶液の
使用はかなりの量の塩素を典型装置から自然環境へ、即
ち下水中に排出するか又は処理済廃棄物に吸収させて排
出することになる。反応性が高い為に、二酸化塩素は感
染性廃棄物の処理に関して次亜塩素酸ナトリウムよりも
格段に有効である。二酸化塩素はまた溶液中に典型的に
存在し、廃棄物に対する消毒剤の浸透を著しく向上す
る。適当に粒状化された廃棄物に付与されるならば、二
酸化塩素はたった約50ppmの濃度又は次亜塩素酸ナ
トリウムのたった約0.005%即ち必須濃度の千分の
5でもって必須殺菌力を達成する。最後に、二酸化塩素
は安定性が非常に悪く、塩化ナトリウム、水及びクエン
酸に分解される。典型的な処理に於ける次亜塩素酸ナト
リウムの使用量及び同じ殺菌率を達成する為に適当に付
与される二酸化塩素の所要の使用量を考慮すると、次亜
塩素酸ナトリウム処理は約1万倍の量の処理化学薬品を
排出することになる。このことは次亜塩素酸ナトリウム
処理で排出される塩素の量に比較して、二酸化塩素処理
では僅かな量の塩素を自然環境に排出することに帰着す
ることを意味する。
【0007】不都合なことに二酸化塩素は非常に腐食性
が強く、非常に不安定であると共に爆発性でもある。処
理に於いて容易には次亜塩素酸ナトリウムに代えて使用
することができない。化学薬品を適当に混合するように
設計された、又非常に低い濃度の化学薬品の使用を可能
にする為に廃棄物を適当に粒状化して扱うように設計さ
れた装置に於いて使用しなければならないのである。そ
れ故に例え効果的でなくしかも自然環境の塩素汚染を増
大することになるといえども次亜塩素酸ナトリウムが殆
ど常に使用されている。本発明は二酸化塩素の液体前駆
物質がその能力を失わずに比較的長期間にわたって保存
でき、かつ引き続く処理に使用される直前に混合して二
酸化塩素を形成できることを認識している。得られた溶
液は、廃棄物の粒体寸法を適当寸法にまで機械的に縮小
する装置に於いて使用するならば、感染性廃棄物の除染
に非常に低い濃度で使用できる。本発明は又、低濃度の
二酸化塩素と廃棄物との間の必須の密接な接触を達成す
る為及び二酸化塩素の控え目な使用を可能にするように
廃棄物を適当に扱う為、廃棄物処理装置の或る重要な構
造上の特徴の当を得た相互作用の必然性も認識してい
る。
【0008】従って本発明の目的は、二酸化塩素が適当
に混合された後に直ちに感染性廃棄物と攪拌されて廃棄
物が除染される一方、消毒剤の過度の分解を防止し、ま
た如何なる爆発の危険性も防止するような廃棄物を処理
する装置を提供することである。本発明の他の目的は、
低濃度の消毒剤の有効使用を可能にする為に廃棄物の粒
体寸法を適当寸法にまで縮小させる一方、廃棄物の流れ
の詰まりを防止し、かつ最大限の消毒剤リサイクルを可
能にする廃棄物処理装置を提供することである。最後
に、本発明の目的は、実施することが比較的容易であり
かつ比較的安価な廃棄物処理装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を達成するための手段】本発明は連続する一連の
処理段(ステージ)を含む感染性廃棄物の処理装置であ
る。この多段処理装置は前端部に入口段を有し、この入
口段は感染性廃棄物を受入れる開口を含む。廃棄物はこ
の開口を通してあらゆる形状で給送されるが、好ましい
実施例ではこの開口は廃棄物がパッケージ化された密封
プラスチックバッグを受入れる寸法とされる。バッグは
この開口を通して完全に装置内に給送される。このよう
にして、本発明の装置を運転する廃棄物取扱者は感染性
廃棄物に直接に触ることは決してない。廃棄物バッグは
感染性廃棄物を収容する主空間を有し、又廃棄物から隔
離されて他の処理添加剤を収容する1つ又はそれ以上の
予め充填密閉された二次空間を有することができ、それ
らの全てが装置内に導入される。以下に明らかなよう
に、バッグの全収容物は処理装置の運転時にバッグから
解放されて混合される。
【0010】入口開口はその下方に配置された破砕室に
通じており、破片化室は装置に於ける破砕、湿潤及び粒
状化する各段を内蔵している。廃棄物は重力により入口
段から複数の反対方向に回転する破砕ブレードを収容し
た破砕段内へ落下する。破砕ブレードが廃棄物バッグを
破壊し、その内容物を破片化室内に振り落とす。バッグ
に収容されている何れの処理添加剤も破砕段に於いて廃
棄物と混合される。ブレードは大きな脆い廃棄物の全て
を小さい寸法の粒体にまで破壊する機能も果たす。
【0011】湿潤段は破砕段の直ぐ下方に配置され、小
さな粒体寸法に破砕された廃棄物は破砕ブレードを通し
て落下する間に二酸化塩素処理溶液で湿潤される。この
液体消毒剤は廃棄物が更に装置を通過する間に徹底的に
廃棄物と混合される。湿潤段は複数のジェットを含み、
これを通して消毒液がポンプ噴射されるのであって、ジ
ェットは破砕ブレードの直ぐ下方の破片化室の内壁に配
置されている。ジェットは室内へ半径方向に配向され、
又廃棄物の混合物内に対する消毒液の制御した噴射形成
が可能である。消毒液は或る量の二酸化塩素ガスを含有
する二酸化塩素水溶液であることが好ましく、これはジ
ェットを通して噴射する直前に液体塩化ナトリウム及び
クエン酸を連続的に混合して形成される。消毒液は又噴
射の直前に高い温度に保持される。この加熱された液体
はその後噴射され、落下する廃棄物と均一に接触して高
温のマッシュ(もろみ)を形成する。本発明は好ましい
実施例に於いて消毒剤に二酸化塩素を使用するが、本発
明の精神から逸脱せずに他の消毒剤を装置が使用するこ
とは可能である。
【0012】粒状化段は湿潤段の下方に備えられ、破片
化室の壁に取付けられた複数の静止ブレードに対して回
転して切断面を形成するようにシャフトに取付けられた
複数の特別に設計されたブレードを含む。粒状化ブレー
ドはマッシュの流れに実質的に平行な半径面内で回転す
る。切断面に於いて粒状化ブレードは既に小さな粒体寸
法の廃棄物を更に小さな粒体寸法にまで破壊して、処理
化学薬品と廃棄物との間の密接な接触を保証すると共
に、破砕ブレードでは先に破片化されなかったあらゆる
繊維質物質を切断するようになす。粒状化ブレードは硬
質物質と接触する結果としてエッジが摩耗するので、複
数の切断エッジが使用できるように設計されている。粒
状化ブレードは又廃棄物のマッシュの内容物を十分に混
合して、液体媒体中の消毒化学薬品が廃棄物と適当に接
触して化学薬品の比較的低い濃度での必須殺菌率を達成
することを保証するようになす。
【0013】粒状化装置がハンマーミルの代わりに使用
される。何故ならばハンマーミルは医療廃棄物の流れの
大分を構成する脆くない物質の粒体寸法まで一貫して効
率的に縮小できないからである。このような軟質物質が
ハンマーミルを通過する時、その物質は縮小された粒体
寸法とされるというよりも、もみくしゃに潰した状態と
されて通過する傾向を見せる。この結果、消毒剤と廃棄
物との接触は低下される。
【0014】粒状化装置は破砕装置ではなくこの段に使
用される。何故ならば破砕装置は長いストリップ物質を
生じるからである。このストリップは寸法決定スクリー
ンが使用される場合には破砕装置を詰まらせる傾向をみ
せ、又アコーデオン蛇腹式に折り畳まれる傾向をみせ、
これにより消毒剤と廃棄物との接触が低下される。破砕
装置は比較的大きな未破壊部体も通過させ得る。寸法決
定スクリーンがこの点に於いて破砕装置の下流側に使用
されるならば、たちどころに詰まってしまう。
【0015】粒状化段の排出物質は消毒液で十分に湿潤
され、又破砕段の排出物質よりも小さな粒体寸法を有し
ていることが好ましい。粒状化段は又、特別に設計され
ているブレードと相互作用して廃棄物が繰り返し切断さ
れ分離されることを保証する寸法決定スクリーンを備え
て設計されている。ブレードは廃棄物を切断することに
加えて廃棄物を外方へ押圧して、スクリーンを通して廃
棄物を部分的に押し出すようにする傾向をみせる。ブレ
ードは、また廃棄物をスクリーン面を横断してひきずる
ようにして、緊密にパックされた物質集塊の全てを散り
散りにさせる。このことが、廃棄物がスクリーンを詰ま
らせないこと、及び廃棄物が消毒剤との完全な接触を達
成する適当寸法にまで縮小されて所望の低濃度の化学薬
品の使用を可能にすることを保証する。
【0016】破片化室からの出口は粒状化ブレードと協
働する前述のスクリーンの機能を組入れている。スクリ
ーンは選択された小さな粒体寸法の廃棄物がスクリーン
を通して下方の消毒反応室内へ落下できるようになす一
方、粒状化段で十分に粒状化されなかった全ての廃棄物
を保持する。スクリーンで保持された廃棄物はスクリー
ンに接して回転する粒状化ブレードで取り上げられて組
合わされている切断面へ戻され、廃棄物がスクリーンを
通過できるほど十分に小さくなるまで付加的な粒体寸法
の縮小が行われる。この点までに上述の各段を通じて廃
棄物を搬送する実質的に全ての作業は重力で行われる。
【0017】粒状化段は消毒段に継続される。消毒段は
オウガーを備えることが好ましい消毒反応室を含む。オ
ウガーは2つの端部を有し、液体媒体集合タンク及び入
口ポートがオウガーの一端に備えられ、消毒済固体廃棄
物の排出ポートが他端に備えられている。オウガーは入
口ポートから消毒済固体廃棄物の排出ポートへ向けて廃
棄物を運ぶために上方へ向けて傾斜されている。消毒反
応の行われるオウガーの長さが消毒反応室を構成してい
る。この消毒反応は廃棄物がオウガー勾配の約3分の2
の位置に達する時間までに完了されることが好ましい。
オウガースクリューが廃棄物を上方に向かう勾配に沿っ
て排出ポートへ運ぶ制御された速度によって、廃棄物が
消毒の為に十分な時間にわたり滞留することを可能にす
る。
【0018】消毒段は脱水段と組合わされている。脱水
段は排出ポートの直前での円錐形の流れ絞り部を含む。
液体媒体の或る量はオウガーの下端にて廃棄物から重力
により除去されるが、液体媒体の大部分はこの流れの絞
り部を通してマッシュを圧縮することで廃棄物から除去
される。オウガーからの最終的な出口はこの円錐形の流
れ絞り部が始まる位置又はその位置を僅かに過ぎた位置
に配置される。この円錐形の流れ絞り部は処理される廃
棄物を脱水するために最も好適な限界の絞り角度で構成
される。これらの特徴が廃棄物の適正な粒状化と組合わ
される時、又廃棄物に長いストリップが無い時、排出通
路の詰まりを生じないで高い程度の脱水が得られる。オ
ウガーは、また、詰まりを回避しながら、脱水を助成す
る為に最も好適な限界角度にて傾斜される。円錐形の絞
り部で生じたマッシュ内の圧力上昇とオウガーの角度で
生じる圧力上昇とが組合って廃棄物の圧縮を生じ、これ
が詰まりを生じることのない状態での最大限の脱水効率
を達成する。
【0019】廃棄物のマッシュから出た液体媒体はオウ
ガーを囲むハウジングに備えた穿孔又はスクリーンを通
して流出し、この液体は集合されて加熱されている消毒
剤混合タンクへ送られ、湿潤段へリサイクルされるよう
になされる。オウガーハウジングのスクリーンはオウガ
ーの半径方向のエッジに一致する形状をしており、オウ
ガーが回転するときに圧縮された廃棄物をスクリーンか
ら連続的に掻き落とすようになされている。このことが
スクリーンの詰まりを防止する。リサイクルされる液体
は、ジェットに戻される前に重い粒体を除去するように
設計されたサイクロン分離装置を通される。この重い粒
体はサイクロン分離装置からオウガーの廃棄物上に定期
的に捨て去られる。
【0020】作動に於いて、本発明の装置の処理制御は
液体媒体温度の関数として装置内の消毒剤濃度を調整し
て行われる。温度は液体媒体流量、及び加熱装置及びオ
ウガー作動パラメータの関数である。上述した装置は、
廃棄物を消毒する為に正確な量の消毒剤を感染性廃棄物
と接触させると同時に、廃棄物を破片化してその体積を
減少させるような感染性廃棄物処理装置を提供するとい
う本発明の目的を満たすことが明らかである。更に、こ
の装置は実施及び作動が比較的容易でかなり価格効果の
高い感染性廃棄物の廃棄装置を提供することが明らかで
ある。
【0021】本発明の新規な特徴及び本発明自体がその
構造及び作動の両方に関して以下の説明に関連する添付
図面から最も良く理解されるのであり、これにおいて同
じ符号は同じ部分を示している。
【0022】
【実施例】最初に図1及び図3を参照すれば、本発明の
感染性廃棄物処理装置は全体を符号10で示されてい
る。装置10は複数の処理段を含み、処理段には入口段
12、粉砕段14、湿潤段16、粒状化段18、消毒段
22、及び脱水段24が含まれていて、廃棄物の連続流
路を形成している。「消毒」及び「除染」という用語は
ここでは同意に使用されており、感染性廃棄物に含まれ
る感染性要素の実質的な部分を、その廃棄物が実質的に
非感染性となるに十分なほど滅菌することを示す。
【0023】入口段12は破片化室30の頂部又はその
近くに開口28を有し、破片化室はそれぞれの段14、
16及び18を収容している。入口段12は破片化室3
0の上部位置で破砕段14内に下方へ向けて開口してい
る。図2に示されるように、破砕段14は複数の対をな
す回転可能な破砕ブレード31a、31b、32a、3
2b、33a、33bを含む。ブレード31a、32
a、33aはシャフト34に取付けられ、ブレード31
b、32b、33bはシャフト35に取付けられて、ブ
レード31bはブレード31a、32aの間に回転可能
に入れ込まれるように全てのブレードが図示のように入
れ込まれている。回転可能な破砕ブレードの各々はディ
スク36であり、このディスク36の周辺38に沿って
複数のフック形の歯37を有している。39a、39b
のような静止破砕ブレードが回転ブレード31a、32
a、33a及び31b、32b、33bから適当に間隔
を隔てて室壁40に固定され、廃棄物の粒体寸法を第1
の選択された粒体寸法にまで縮小するとともに廃棄物を
破砕段14に堆積するのを防止するようになす。廃棄物
の破砕段14からの排出物には幾分か長い比較的軟質の
物質のストリップを含む。シャフト34、35は水平に
且つ互いに平行に配置され、又回転ブレードは廃棄物の
垂直な流路に実質的に平行な垂直面内で回転する。破砕
作用はシャフト35から反対方向へ回転するシャフト3
4により与えられる。
【0024】図3を参照すれば、湿潤段16は破砕段1
4から直ぐ下方に備えられている。湿潤段16は複数の
消毒液ジェット42a、42b、42c、42dを含
み、これらのジェットは廃棄物流路の周辺の廻りに且つ
破砕ブレードの底部側に隣接して室30の壁40に取付
けられている。液体媒体の給送ラインが各ジェットに接
続されている。このように、図1に示されるように液体
媒体給送ライン46a、46b、46c、46dはそれ
ぞれジェット42a、42b、42c、42dに接続さ
れる。給送ライン46a、46b、46cは液体分配マ
ニホールド50を横断してリサイクルポンプ48にも接
続されている。ポンプ48はリサイクル段26の液体媒
体集合タンク56に接続されているリサイクルライン5
4から液体媒体を受入れる。マニホールド50は消毒剤
混合タンク156の排出物も給送される。所望されるは
消毒剤の前駆物質即ち要素は入口ライン158を通して
混合タンク156へ給送される。このようにして形成さ
れた消毒剤は次に混合タンク156からポンプ160及
び消毒剤ライン162によりマニホールド50へ直ちに
ポンプ推進される。この構造は所望される消毒剤が二酸
化塩素のように非常に揮発性である場合に特に有用であ
る。液体前駆物質は塩化ナトリウム及びクエン酸とされ
得る。リサイクルされた消毒剤はリサイクルライン14
4を通して混合タンクへ給送されて戻される。リサイク
ルライン144は後述するようにサイクロン分離装置で
給送される。混合タンク156はタンク内の加熱装置に
より選択された高温に保持できる。
【0025】粉砕及び湿潤の後に廃棄物の流れから金属
を除去することが望まれるならば、金属分離段58が段
14、16の直後に備えられる。金属分離段58は磁石
60を含み、これは室30の壁40に取付けられる。磁
石60は粒状化段18へ向けて落下する際に廃棄物に接
触して金属をその流れから分離する。磁石60からの定
期的な金属除去を可能にするために壁40にアクセス開
口が備えられる。
【0026】粒状化段18は破片化室30の下部位置に
配置され、複数の回転可能な粒状化ブレード62a、6
2b、62c、62d、62e及び静止する粒状化ブレ
ード64a、64bを含む。図3、図7及び図8を参照
すれば、回転ブレード62a、62b、62c、62
d、62eは回転シャフト66に取付けられ、シャフト
は室壁40に回転可能に取付けられる。回転ブレードは
垂直な回転面を有し、この回転面は廃棄物の垂直な流路
に実質的に平行である。回転ブレード62a、62b、
62c、62d、62eは静止の粒状化ブレード64
a、64bを超えて回転可能であり、静止の粒状化ブレ
ード64a、64bの各々は回転ブレード62a、62
b、62c、62d、62eの近くで室壁の反対両側に
固定的に取付けられている。回転ブレード62a、62
b、62c、62d、62eが回転するとき、これらの
ブレードは静止ブレード64a、64bを周期的に通過
して遷移切断面を形成する。図3は回転ブレード62e
が静止ブレード64bに一致して遷移切断面68を形成
することを示している。回転可能及び静止の粒状化ブレ
ードは、好ましくは全てが図示されるように矩形横断面
を有して形成され、各ブレードが4つの潜在切断エッジ
を有するようになされている。図8は更に詳細に切断エ
ッジの関係を示している。各ブレードは、その全4つの
エッジが切れなくなって、取外されかつ新しい切断エッ
ジを露出するように回転される。各回転ブレードが各静
止ブレードを通過するとき、切断エッジの間の間隙は切
断作用で物質を粒状化するのに十分なほど小さい。物質
は従って十分な切断が行われて、廃棄物が選択された第
2の一層小さな粒体寸法となるよう縮小するまで、廃棄
物はブレードを連続的に通過する。更に、廃棄物の全て
のストリップはこの切断作用により粒状化される。
【0027】篩作用は粒状化段18の粒状化ブレードの
直ぐ下方へにて行われる。これは破片化室30及びオウ
ガー74を連結する導管72を横断して横断面方向に緊
張されたスクリーン70を含む。スクリーン70は、所
定の粒体寸法又はそれ以下の寸法の粒体の通過を許すが
所定の粒体寸法よりも大きい粒体寸法の粒体の通過を防
止するメッシュ寸法を有する。回転ブレードの動きは廃
棄物に半径方向外方へ向かう運動を伝え、これが廃棄物
をスクリーン70内に部分的に入れ込む。スクリーン7
0は12.7mm(1/2インチ)メッシュ寸法を有す
ることが好ましいが、他のメッシュ寸法も当業者の選択
範囲にある。スクリーン70は粒状化段18の回転可能
な粒状化ブレード62a、62b、62c、62d、6
2eと協働するように配置される。回転ブレードが回転
すると、それらは周期的にスクリーン70を通過してス
クリーン70上に保持された廃棄物を掃き取る。図7は
回転ブレード62eがスクリーン70と一致してそれに
保持されていた廃棄物を切断面に戻すようにすることを
示している。
【0028】消毒段22はオウガー74と一体の消毒反
応室76を含む。オウガー74はオウガー入口78から
上方へ傾斜しており、反応室76内の廃棄物の滞留時間
の正確な制御及び後述するように脱水を容易にできるよ
うになしている。オウガー74の傾斜角度はφとして定
義される。医療廃棄物のように次亜塩素酸ナトリウム物
質で主に構成された廃棄物の流れでは、φは約10°〜
20℃の間で選択され、約15°が好ましい。これは詰
まりを促進することなく脱水を助成する。これより小さ
い角度は脱水能力が低くなり、これより大きい角度は詰
まる傾向を明らかに増大する。反応室76は装置10の
処理量を、その装置10から排出されるまでに廃棄物を
消毒できるようにする滞留時間にわたって保持するのに
十分な寸法とされる。オウガー74はその全長にわたり
軸方向に延在するスクリュー80を有し、このスクリュ
ーはその内部に回転可能に取付けられて廃棄物をオウガ
ー入口78からオウガー74の上端部の固体廃棄物の排
出ポート86へ運ぶようになす。
【0029】脱水段24は同様にオウガー74と一体
で、円錐形の流れ絞り部90を消毒済の固体廃棄物排出
ポート86に含む。液体媒体の一部は重力の作用でポー
ト82を通してそれと流体連通されている集合タンク5
6へ向けてオウガー74を流出する。穿孔プレート88
がポート82に備えられて複数の穿孔89を有してお
り、廃棄物のかなりの量がそれを通してオウガー74か
ら流出するのを防止するために各々の穿孔はスクリーン
70のメッシュ寸法よりもかなり小さく、3.17mm
(1/8インチ)であることが好ましい。しかしながら
ポート82の第1の機能は図示されるようにオウガー7
4への流体の流入を可能にすることである。
【0030】円錐形の流れ絞り部90は廃棄物に圧力を
加え、これは廃棄物を圧縮して廃棄物が装置10を出る
前に廃棄物から液体媒体を除去する。オウガースクリュ
ー80は円錐形絞り部90への入口を僅かに過ぎて終わ
る。1つの実施例ではこの構造は廃棄物排出ポート86
に固定開口を有する円錐形ノズルである。円錐形絞り部
90の角度は廃棄物の流れの内容物に応じて選択され
る。医療廃棄物のような軟質物質が主となる廃棄物の流
れに関しては、この角度は15°〜20°であり、好ま
しくは約18°である。これは、流路を詰まらせること
なく脱水を達成するための廃棄物の十分な圧縮を保証す
る。これより小さい角度は脱水能力を損なう一方、それ
より大きな角度は詰まる傾向を十分に大きくする。他の
実施例に於いて、図4は調整可能なノズルを示してお
り、このノズルは一対の扉92a、92bを含み、下方
の扉は空気圧で付勢されたヒンジ93を有して開口91
の寸法を圧力に応答させている。何れの場合も絞り部は
消毒済の廃棄物にそれが装置10から排出されるまでに
圧縮力を作用させる。
【0031】圧縮力により消毒済廃棄物から追い出され
た液体媒体はオウガー74からオウガーハウジングスク
リーン96の穿孔94を通して流出する。穿孔94は液
体媒体から固体廃棄物を拘束する為に十分小さな寸法と
される。穿孔94に於けるスクリーン96の廻りのスリ
ット98は液体媒体をリサイクルライン100へ導き、
このラインはリサイクル入口ライン144を通じて混合
タンク156と流体連結されている。図9に示されるよ
うに、混合タンク156にリサイクルされる前に、液体
はポンプ(図示せず)によりサイクロン分離装置140
を通過される。液体は分離装置を通して循環して、重い
粒体146の分離の後にリサイクル入口ライン144へ
と流出するのであり、この重い粒体は分離装置140の
底部に落下する。周期的にバルブ150が作動されて重
い粒体146を分離装置140の出口148から一掃し
てオウガー140のハブへ戻すようにする。
【0032】集合タンク56は互いに流体連結されてい
るが堰で分けられている2つの室104、106を有す
る。オウガー74のポート82は第1の室104内に沈
められている。第2の室106は第1の室104を溢れ
た流れを受入れるのであり、リサイクルライン54に連
結されたリサイクル出口ポート110を有する。加熱装
置112、114はそれぞれ第1及び第2の室104、
106内に沈められ、必要に応じて液体媒体を加熱す
る。集合タンク56及び混合タンク156は本発明の精
神から逸脱せずに1つのタンクとして組合わせることが
できる。
【0033】図5は装置10の処理制御を概略的に示
し、この制御はオウガー74、加熱装置112、11
4、リサイクルポンプ48及び扉92bと電気的に接続
された自動制御ユニット120で行われる。制御ユニッ
ト120は従ってオウガースクリュー80の速度、加熱
装置112、114の熱出力、ポンプ48の液体媒体リ
サイクル速度、及び扉92bにより固体廃棄物排出ポー
ト86にて廃棄物に与えられる圧縮力を調整する。これ
らのパラメータは、ClO2 濃度及びタンク56内の液
体媒体の温度であるユニット120に対する主要入力パ
ラメータに応答して調整される。ClO2 濃度データは
タンク56内の通常の空気ストリッパー122及びCl
2 ガス分析器124によりユニット120に与えられ
る。温度データは通常の熱電対126からユニット12
0に与えられる。
【0034】廃棄物処理装置10が特別な多段シーケン
スにて上述で説明されたが、或る段は当業者に明白とな
るように本発明の範囲内で省略され又は順序を改めるこ
とができ得ることは、理解されるところである。それに
より本発明は上述の多段シーケンスに限定されるもので
はない。
【0035】運転方法 図面を相互に参照して、装置10の連続モードでの運転
が参照される。装置10は病院及び他の医療機関で生じ
た感染性廃棄物の処理に特に好適である。このような廃
棄物は主としてプラスチック、紙、布、ガラス及び金属
を含む固体廃棄物であり、注射器、壜、チューブ、包帯
などを具現している。用語としてここで使用されている
「廃棄物処理」は、ここでは比較的小さな粒体寸法にす
る廃棄物の破片化及びこの廃棄物を実質的に無害で通常
の埋め立てに適当とされるように消毒することを構成要
件とする。
【0036】感染性廃棄物は入口開口28を通して何れ
かの形式の装置10に給送される。しかしながら好まし
い実施例では、廃棄物は密閉された隔室を有するプラス
チックバッグ128内に保管され、このバッグがその後
に開口28を通して装置10内へ完全に給送される。廃
棄物バッグ128は感染性廃棄物を収容する主隔室13
0を有し、またバッグは消毒化学薬品又は他の処理添加
剤を収容した他の予め充填されシールされた隔室13
2、134を有することができ、これらは入口開口28
を経て装置10内に導かれる。添加剤は染料、変形剤
(デフォーマー)、又は表面活性剤を含み得る。
【0037】廃棄物は入口開口28を通して操作者によ
り破片化室30の頂部内に投入される。廃棄物は重力作
用で開口28から下方へ向けて破砕段14に於ける反対
方向に回転する破砕ブレード31a、31b、32a、
32b、33a、33bの中へ落下する。破砕ブレード
は廃棄物バッグ128を破壊し、廃棄物及び添加剤を室
30内に撒き散らし、底において攪拌されて廃棄物混合
物を形成する。湿潤段16は段14と同時に作動し、こ
れにより消毒剤ジェットが廃棄物混合物を消毒液の流れ
で湿潤させる。消毒液は液体媒体集合タンク56及び混
合タンク156に連結されたライン54及び62からジ
ェットまでポンプ推進される。脱水段24の効率的な作
動により、装置10内で液体媒体はリサイクルされる。
消毒液は約0℃〜100℃の温度範囲内とされ、約5℃
〜7℃であることが好ましい。液体媒体は大気温度から
少なくとも約40℃、最も好ましくは少なくとも50℃
に高められた温度にまで予熱される。
【0038】消毒液は落下する廃棄物混合物と一様に接
触して湿潤マッシュを形成する。このマッシュは金属を
除去する金属分離段58を通して落下し、粒状化段18
へと連続して落下し、そこで回転ブレード及び静止ブレ
ードが既に小さな粒体寸法の壊れ易い廃棄物を更に小さ
な粒状化された粒体寸法となるまで破壊するのであり、
この寸法は6.35mm(1/4インチ)より僅かに小
さいことが好ましい。粒状化ブレードはこれまでは破砕
ブレードで破片化されなかった全ての繊維材料を脆い材
料とほぼ同様な小さな粒状化された粒体寸法となるよう
に破片にする。粒状化ブレードはマッシュを更に完全に
混合する。このようにして、粒状化段18で得られたマ
ッシュ内の固体物質は消毒液で完全に好ましく湿潤さ
れ、この固体物質は約6.35mm(1/4インチ)よ
り僅かに小さい粒状化された粒体寸法を有する。マッシ
ュの液体濃度は典型的には重量で約60%程度である。
【0039】粒状化段18を流出したマッシュはスクリ
ーン70上に落下され、このスクリーンは粒状化段18
と協働してより小さい粒体寸法がスクリーンを通して消
毒剤反応室76の中に落下する一方、十分に破片化され
ていない廃棄物の全てが粒状化段18に保持されるよう
になす。スクリーン70で保持された廃棄物はスクリー
ンに接して回転する粒状化ブレードで掃き取られて切断
面68へ戻されて、スクリーン70を通過できるほど十
分に小さくなるまで更に粒体寸法の縮小が行われるよう
になされる。
【0040】入口ポート78は廃棄物のマッシュを篩段
20から受入れ、そのマッシュをオウガー74と一体の
反応室76へ導く。第1の室104内に集合された消毒
液はオウガー74の下端部84にてマッシュと接触す
る。オウガースクリュー80は連続回転してマッシュを
下端部84から角度φにてオウガー勾配に沿って固体廃
棄物排出ポート86へと制御された速度で引き上げるの
であり、この速度は反応室76内のマッシュの十分な滞
留時間を与える。十分な滞留時間は、典型的には約5分
以内、好ましくは約3分程度である。オウガースクリュ
ー80は又穿孔スクリーン96を廃棄物のない状態に保
持し、液体媒体がオウガーを出てリサイクルされるよう
にする。装置10から排出される消毒され且つ又脱水さ
れた廃棄物は典型的には、重量で約60%のマッシュ内
液体濃度に比較して重量で約20%の液体濃度を有す
る。
【0041】排出廃棄物のこのバラ廃棄物の体積は投入
廃棄物の約15%程度である。大半の液体媒体は廃棄物
排出ポート86に配置された固定ノズル90又は圧力応
答ノズル92a、92bによって生じる圧縮の結果とし
て廃棄物から除去される。液体媒体は穿孔94を通して
オウガーから排出され、タンク156に集合されてライ
ン162を経て湿潤段16にリサイクルされるようにな
される。この代わりに、タンク56に集合されることが
できる。タンク56に於ける二重室の堰構造が周期的な
取出しの為の粒体の第1の室104への集合を可能にす
る。
【0042】装置10の処理制御は制御ユニット120
で与えられる。装置10で得られる除染レベル、即ち殺
菌レベルは幾つかの相互に関係する運転パラメータの関
数であり、それらのパラメータには図5に示されるよう
に液体媒体の流れパラメータ及び加熱装置の作動パラメ
ータが含まれる。それにも拘かわらずに以下に示される
ように、装置10の運転モデルは限られた数のキーパラ
メータの関数として展開でき、これらのパラメータは殺
菌率、消毒液濃度及び温度である。
【0043】従って、処理制御は所望の殺菌即ちターゲ
ット殺菌のレベルを選択し、消毒剤濃度及び消毒液温度
を運転パラメータの関数として調整して予め選択された
ターゲット殺菌に合致するようになすことで行われる。
例えば、30ppmの濃度且つ50℃の温度の二酸化塩
素溶液を使用して典型的な医療廃棄物の消毒に関して
は、6デケード(106 個の有機体/ml)のターゲッ
ト殺菌が約3分内で達成される。しかしながら実際に
は、この処理は温度調整の基本ラインとして消毒剤濃度
の変化を監視しつつ温度を調整するだけで制御される。
温度は独立した変数として選択され、消毒濃度は従属変
数として選択されるのであり、この実際の理由は、消毒
剤濃度を独立して調整できる能力は固定量の前駆物質が
使用される時に多少ながら制限される一方、加熱装置1
12、114を経て溶液温度を調整することが容易だか
らである。
【0044】装置10の運転モデルは、指定の殺菌レベ
ルnでの溶液温度と、消毒剤即ち二酸化塩素の濃度との
間の関数関係を認識する。このモデルは次式で表され
る。
【数1】〔ClO2 〕=an -knT ここで、〔ClO2 〕=二酸化塩素濃度 T =温度 an 、kn =殺菌率nに関する経験的に決定された定
【0045】図6は数1の曲線の形状を全体的に示して
いる。曲線上の各点は殺菌率nが達成できる〔Cl
2 〕及びTの値を定める。従って、処理制御はターゲ
ット殺菌率を予め選択し、曲線を定める為にターゲット
殺菌率に於けるモデルの定数を経験的に決定し、そして
ターゲット殺菌率曲線上に位置するように〔ClO2
及びTの実効値を調整することで、更に特別に与えられ
る。
【0046】図6は装置10に関する典型的な始動の筋
書きを示す。処理液は最初は位置Aにあり、この位置は
ターゲット殺菌率に関する所要の曲線の内側にある。曲
線上で作動することが望まれることから、自動処理制御
装置は結果としてタンク56、156内の溶液温度をよ
り高い温度にてその点Aと同じ二酸化塩素濃度に対応す
る点Bへ向けて上昇させる。しかしながら溶液温度の上
昇は二酸化塩素の形成速度を増大し、これにより溶液の
二酸化塩素濃度を垂直軸線上のCで示される値にまで上
昇させる。このようにして点Bに近づくと、制御ユニッ
ト120は曲線上の所定温度の低下を計算する。点線は
制御ユニット120が追従する反復均衡手順を示してお
り、これによりDで示された運転点が最終的に得られ
る。運転は点Dを含む曲線を形成する点の軌跡に沿っ
て、又はその上方に保持されることが好ましい。
【0047】タンク56内の二酸化塩素濃度は空気スト
リッパー122及びガス分析器124で連続監視され、
制御ユニット120が消毒液の必要量が変化されたか否
かを決定できるようにする。例えば、比較的「汚れた」
廃棄物が装置10に給送されるならば、消費されるCl
2 量は増大し、溶液内のClO2 濃度は低下する。従
って、制御ユニット120は上述したように装置10の
運転を曲線に沿うように復帰させる為に溶液の温度を反
復して上昇させねばならない。比較的「清浄」な廃棄物
が装置10に給送されるならば、ClO2 濃度は増大
し、従って必要な温度が低化される。従って制御ユニッ
ト120は溶液の温度を低下させる。最少限の許容でき
る殺菌率のレベルを超えたターゲット殺菌率を予め選択
して、例え運転が曲線よりも多少下がっても廃棄物の適
当な除染が達成されるようにすることが好ましい。現在
定められている温度範囲内で許容できる殺菌率のレベル
を達成する処理液の最少限のClO2 濃度は約10pp
mから所定濃度までであり、好ましくは約12ppmか
ら所定濃度までであることが一般に見出されている。
【0048】上述の好ましい実施例に記載したように、
亜塩素酸塩及び酸の開始量は固定される。このように、
図6の曲線に示された二酸化塩素の所定濃度を発生する
ために必要な化学量論的に過剰な量を与えられることが
好ましい。従って、大半の例に於ては、幾分かの前駆物
質が反応しないという事実に拘かわらずに、又二酸化塩
素のかなりの部分が感染性廃棄物成分との反応に消費さ
れるか、溶液から発散するという付随的な事実に拘かわ
らずに、液体前駆物質の適当な濃度は二酸化塩素の製造
のための溶液で手に入れることができる。例として、所
望の二酸化塩素濃度を与える前駆物質、溶液及び廃棄物
の典型的な相対的な開始濃度は4.6g/lの塩化ナト
リウム、3.3g/lのクエン酸、及び12kgの固体
廃棄物である。
【0049】ここで詳細に示し説明した特別な多段感染
性廃棄物処理装置は目的を完全に達成でき、先に記載し
た利点を得ることが完全にできるが、本発明の現在好ま
しいとされる実施例を説明しただけであり、特許請求の
範囲の欄に記載される以外にここに示した構造即ち設計
の詳細に如何なる制限も意図されていないことが理解さ
れねばならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多段廃棄物処理装置の斜視図。
【図2】図1の装置の破砕段の線2−2に沿う断面図。
【図3】図1の装置の概略図。
【図4】廃棄物出口流れ絞り部の他の実施例の断面図。
【図5】本発明の装置に使用される制御ユニットの概略
図。
【図6】消毒液温度及び消毒液濃度の間の関数的な関係
を示す一般化した曲線。
【図7】図1の布装置の粒状化段の概略図。
【図8】粒状化段のブレードの間の関係を示す図7の一
部の拡大図。
【図9】サイクロン分離装置を備えた図1のオウガーの
概略図。
【符号の説明】
10 感染性廃棄物処理装置 12 入口段 14 破砕段 16 湿潤段 18 粒状化段 20 篩段 22 消毒段 24 脱水段 30 破片化室 31a、31b、32a、32b、33a、33b 破
砕回転ブレード 39a、39b 静止破砕ブレード 40 室壁 46a、46b、46c、46d 液体媒体給送ライン 48 リサイクルポンプ 50 マニホールド 56、156 タンク 58 金属分離段 60 磁石 62a、62b、62c、62d、62e 粒状化回転
ブレード 64a、64b 粒状化静止ブレード 70 スクリーン 74 オウガー 76 反応室 78 オウガー入口 82 ポート 86 排出ポート 88 穿孔プレート 90 絞り部 92 扉 140 サイクロン分離装置 144 リサイクルライン 148 出口 150 バルブ 160 ポンプ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感染性廃棄物を受入れる寸法の入口開
    口、 入口開口から廃棄物を受入れるように位置決めされた破
    砕段であって、廃棄物を第1の小さな粒径寸法に破砕す
    る為の複数の反対方向に回転する破砕ブレードを含む破
    砕段、 前記破砕段の下流側で消毒液を破砕廃棄物中に混合し直
    ちに噴射するべく位置決めされた湿潤段であって、少な
    くとも1つの液体ジェットを含む湿潤段、 前記破砕段から破砕した廃棄物を受入れるように位置決
    めされた粒状化段であって、少なくとも1つの静止した
    粒状化ブレード及び前記静止ブレードを過ぎて回転でき
    る少なくとも1つの回転する粒状化ブレードを含み、破
    砕された廃棄物を第2の小さな粒体寸法となるまで粒状
    化するとともに、破砕した廃棄物中に存在するあらゆる
    ストリップを粒状化する粒状化段、 粒状化した廃棄物を前記粒状化段から受入れるべく位置
    決めされた消毒段であって、選択された滞留時間にわた
    り粒状化された廃棄物を保持するような寸法とされた反
    応室を含む消毒段、 粒状化した廃棄物を前記反応室から受入れて出口開口へ
    移送する為に位置決めされたオウガーコンベヤ、及び前
    記オウガーコンベヤと前記出口開口との間の廃棄物流路
    に設けた円錐形の流れ絞り部を含む脱水段であって、前
    記湿潤段と流体連結された流体出口を有し、液体を前記
    脱水段から前記湿潤段へリサイクルするようになす脱水
    段を、包含する感染性廃棄物の処理装置。
  2. 【請求項2】 前記粒状化ブレードの下流側に位置決め
    された粒状化スクリーンを更に包含し、前記粒状化スク
    リーンは第2の小さな粒体寸法の廃棄物は通過させるが
    大きな寸法の廃棄物粒体は一連の粒状化処理の間に保持
    し、前記粒状化スクリーンが前記回転可能な粒状化ブレ
    ードにより連続的に掻き落とされるように位置決めされ
    た請求項1に記載の感染性廃棄物の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記オウガーを収容する円筒形の脱水ス
    クリーンを更に包含し、前記脱水スクリーンは液体は通
    過させるが、粒状化された廃棄物は保持し、前記脱水ス
    クリーンは前記オウガーコンベヤの外半径面に接触され
    て前記脱水スクリーンから粒状化された廃棄物を連続的
    に掻き落とす請求項1に記載の感染性廃棄物の処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記湿潤段と流体連通状態に連結され、
    破砕された廃棄物中に噴射される前にリサイクル液体か
    ら重い粒体を除去するサイクロン分離器を更に包含する
    請求項1に記載の感染性廃棄物の処理装置。
  5. 【請求項5】 感染性廃棄物を受入れる寸法にされた入
    口開口、 入口開口から廃棄物を受入れるように位置決めされた反
    対方向へ回転可能な複数の破砕ブレード、 前記回転可能な破砕ブレードの間に位置決めされた静止
    した複数の破砕ブレードであって、前記回転可能な破砕
    ブレードから選択された距離だけ間隔を隔てられて廃棄
    物を選択した第1の小さな粒体寸法になるまで破砕する
    静止した複数の破砕ブレード、 揮発性の消毒剤を形成するように複数の要素を混合する
    為の複数の入口を有する混合用貯槽、 前記混合用貯槽と流体連結され、前記揮発性の消毒剤を
    前記破砕ブレードの下流側で破砕された廃棄物中に直ち
    に噴射する為の複数の噴射ジェット、 前記破砕ブレードから破砕された廃棄物を受入れる為に
    位置決めされた回転可能な複数の粒状化ブレード、 静止した複数の粒状化ブレードであって、前記回転可能
    な粒状化ブレードにより掃き取られるよう位置決めされ
    て破砕済廃棄物を廃棄物質の如何なるストリップも存在
    しない選択された第2の小さな粒体寸法にまで粒状化す
    る為の静止した複数の粒状化ブレード、 第2の小さな粒体寸法の廃棄物は通過させるが、大きな
    粒体寸法の廃棄物は継続して粒状化する為に保持する粒
    状化スクリーンであって、前記回転可能な粒状化ブレー
    ドにより連続して掃き取られるように位置決めされた粒
    状化スクリーン、 前記粒状化スクリーンを通して粒状化された廃棄物を受
    入れるように位置決めされた消毒室であって、選択され
    た時間にわたり粒状化された廃棄物を保持する寸法とさ
    れた消毒室、 前記消毒室から出口開口へ粒状化された廃棄物を移送す
    る為に位置決めされたオウガーコンベヤ、 オウガーコンベヤを収容した円筒形の脱水スクリーンで
    あって、液体は通過させるが、粒状化された廃棄物は保
    持する開口寸法を有し、前記オウガーコンベヤの外径に
    接触するように位置決めされ、前記オウガーコンベヤが
    連続的に前記脱水スクリーンから粒状化された廃棄物を
    掻き取るようにされた円筒形の脱水スクリーン、 前記オウガーコンベヤと前記出口開口との間の廃棄物の
    流路の円錐形の流れ絞り部であって、過剰量の液体を除
    去する為に廃棄物の十分な圧縮を保証する一方で、前記
    流れ絞り部の詰まりを防止するように選択されたテーパ
    ー角度を有する円錐形の流れ絞り部、及び過剰量の液体
    を前記混合用貯槽へリサイクルする為に前記脱水スクリ
    ーンと流体連通されているリサイクル流路、を包含する
    感染性廃棄物の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記回転可能な粒状化ブレード及び前記
    静止した粒状化ブレードが実質的に矩形横断面を有する
    請求項5に記載の感染性廃棄物の処理装置。
  7. 【請求項7】 前記オウガーコンベヤが前記消毒室から
    前記出口開口へと、廃棄物の脱水を最大限にする一方で
    オウガーコンベヤの詰まりを防止する為に選択された角
    度で上方へ傾斜されている請求項5に記載の感染性廃棄
    物の処理装置。
  8. 【請求項8】 前記廃棄物が主として比較的軟質の物質
    で構成され、前記傾斜角度が10°〜20°である請求
    項7に記載の感染性廃棄物の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記傾斜角度が約15°である請求項8
    に記載の感染性廃棄物の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記オウガーコンベヤが前記流れ絞り
    部への入口を僅かに超えて終端した請求項5に記載の感
    染性廃棄物の処理装置。
  11. 【請求項11】 前記廃棄物が主として比較的軟質の物
    質で構成され、前記流れ絞り部の前記テーパー角度が1
    5°〜20°である請求項5に記載の感染性廃棄物の処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記テーパー角度が約18°である請
    求項11に記載の感染性廃棄物の処理装置。
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