JPH07308719A - 車体構造用筒状部材の曲げ加工方法 - Google Patents
車体構造用筒状部材の曲げ加工方法Info
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- JPH07308719A JPH07308719A JP10312094A JP10312094A JPH07308719A JP H07308719 A JPH07308719 A JP H07308719A JP 10312094 A JP10312094 A JP 10312094A JP 10312094 A JP10312094 A JP 10312094A JP H07308719 A JPH07308719 A JP H07308719A
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フランジの曲げ加工すべき部分に破断や亀裂
等が発生すること無く該フランジに曲げ加工を施すこと
ができる車体構造用筒状部材の曲げ加工方法を提供す
る。 【構成】 略多角形状の断面を有し、かつ、その外側表
面にフランジ11dが一体に設けられ、フランジ11d
の曲げ加工すべき部分11eは曲げ加工により生じる伸
びと等しい伸びを予め与えた筒状部材11を湾曲させ、
フランジ11dの曲げ加工すべき部分11eを平坦化す
ることを特徴とする。
等が発生すること無く該フランジに曲げ加工を施すこと
ができる車体構造用筒状部材の曲げ加工方法を提供す
る。 【構成】 略多角形状の断面を有し、かつ、その外側表
面にフランジ11dが一体に設けられ、フランジ11d
の曲げ加工すべき部分11eは曲げ加工により生じる伸
びと等しい伸びを予め与えた筒状部材11を湾曲させ、
フランジ11dの曲げ加工すべき部分11eを平坦化す
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体を構成す
べき筒状の構造部材を2次元または3次元に曲げ加工す
る車体構造用筒状部材の曲げ加工方法に係り、さらに詳
しくは、曲げ加工時にフランジの曲げ加工すべき部分に
破断や亀裂等の発生することのない車体構造用筒状部材
の曲げ加工方法に関するものである。
べき筒状の構造部材を2次元または3次元に曲げ加工す
る車体構造用筒状部材の曲げ加工方法に係り、さらに詳
しくは、曲げ加工時にフランジの曲げ加工すべき部分に
破断や亀裂等の発生することのない車体構造用筒状部材
の曲げ加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体は、鋼板にプレス成
形加工を施したり、押し出し成形した鋼管を折曲げ加工
して得られた様々な形状の車体部材を組み合わせ、スポ
ット溶接等を用いて各車体部材を接合し一体化すること
により製造されているが、近年、車体のより軽量化を図
るために、鋼板の替わりにアルミニウム合金やチタン合
金等の軽合金を使用することが検討されている。例え
ば、車体前方のエンジンルーム下部から後方に向かって
延び客室前方フロアの構造部材に接続されるフロントサ
イドフレームメンバー、客室後方フロアの構造部材から
後方に延びトランクルーム下部に達するリヤサイドフレ
ームメンバー等の構造部材は、その長手方向の全長にわ
たってほぼ一定の断面形状の筒状部材とする必要があ
る。
形加工を施したり、押し出し成形した鋼管を折曲げ加工
して得られた様々な形状の車体部材を組み合わせ、スポ
ット溶接等を用いて各車体部材を接合し一体化すること
により製造されているが、近年、車体のより軽量化を図
るために、鋼板の替わりにアルミニウム合金やチタン合
金等の軽合金を使用することが検討されている。例え
ば、車体前方のエンジンルーム下部から後方に向かって
延び客室前方フロアの構造部材に接続されるフロントサ
イドフレームメンバー、客室後方フロアの構造部材から
後方に延びトランクルーム下部に達するリヤサイドフレ
ームメンバー等の構造部材は、その長手方向の全長にわ
たってほぼ一定の断面形状の筒状部材とする必要があ
る。
【0003】図5は、従来の車体構造用筒状部材の取り
付け部位を示す自動車の斜視図であり、図において、1
は車体であり、2は車体1の前方を構成する一対のフロ
ントサイドフレームメンバー、3は車体1の後方右側を
構成する一対のリヤサイドフレームメンバーである。車
体前方右側のフロントサイドフレームメンバー2Rは、
その前端部分2aおよび後端部分2cが直線状とされ、
これらの直線状部分2a,2cを結ぶ部分2bは、前輪
4との当たりを避けるため、後方に延びる途中で下方か
つ外側に向かって3次元に曲げられている。そして、こ
のフロントサイドフレームメンバー2Rには、フロント
ホイールエプロン等のパネル部材と接続するために、垂
直上方に延びるフランジ2dが一体に設けられている。
付け部位を示す自動車の斜視図であり、図において、1
は車体であり、2は車体1の前方を構成する一対のフロ
ントサイドフレームメンバー、3は車体1の後方右側を
構成する一対のリヤサイドフレームメンバーである。車
体前方右側のフロントサイドフレームメンバー2Rは、
その前端部分2aおよび後端部分2cが直線状とされ、
これらの直線状部分2a,2cを結ぶ部分2bは、前輪
4との当たりを避けるため、後方に延びる途中で下方か
つ外側に向かって3次元に曲げられている。そして、こ
のフロントサイドフレームメンバー2Rには、フロント
ホイールエプロン等のパネル部材と接続するために、垂
直上方に延びるフランジ2dが一体に設けられている。
【0004】同様に、車体後方右側のリヤサイドフレー
ムメンバー3Rは、その前端部分3aおよび後端部分3
cは直線状とされ、これらの直線状部分3a,3cを結
ぶ部分3bは、後輪5との当たりを避けるため、後方に
延びる途中で上方かつ車体内側に向かって3次元に曲げ
られている。そして、このリヤサイドフレームメンバー
3Rには、トランクフロア等と接続するために、水平方
向外方に延びる一対のフランジ3d,3eが一体に設け
られているとともに、このフランジ3dの後輪5に近接
する部分3fは、リヤホイールエプロンと接続するため
に、垂直上方に延びるように折曲げられている。
ムメンバー3Rは、その前端部分3aおよび後端部分3
cは直線状とされ、これらの直線状部分3a,3cを結
ぶ部分3bは、後輪5との当たりを避けるため、後方に
延びる途中で上方かつ車体内側に向かって3次元に曲げ
られている。そして、このリヤサイドフレームメンバー
3Rには、トランクフロア等と接続するために、水平方
向外方に延びる一対のフランジ3d,3eが一体に設け
られているとともに、このフランジ3dの後輪5に近接
する部分3fは、リヤホイールエプロンと接続するため
に、垂直上方に延びるように折曲げられている。
【0005】これらフロントサイドフレームメンバー2
やリヤサイドフレームメンバー3等の構造部材は、フラ
ンジを有する矩形断面に押し出し成形されたアルミニウ
ム合金製の角管をプレス加工等により曲げ加工すること
により、効率よく成形することができることから、以前
より車体軽量化の対象部品として注目されている。
やリヤサイドフレームメンバー3等の構造部材は、フラ
ンジを有する矩形断面に押し出し成形されたアルミニウ
ム合金製の角管をプレス加工等により曲げ加工すること
により、効率よく成形することができることから、以前
より車体軽量化の対象部品として注目されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に、自動車
に用いられる構造部材は、フランジを有するものが用い
られることが多いが、曲げ加工により前記フランジが外
側に位置して曲げられる様な場合、該フランジが曲げ加
工により発生する引張応力に耐えられなくなり、亀裂が
入ったり破断したり等の不具合が発生するという問題点
があった。その理由は、フランジの曲げ加工が施される
部分は、外側になればなる程引張応力が高くなり、この
引張応力に応じて材料も引き伸ばされるのであるが、フ
ランジの側部は端部の拘束が無いことにより破断の発生
点になるためである。このフランジに曲率半径の小さな
曲げ加工を行なおうとすると、曲げ加工部分に亀裂や破
断が生じることとなるので、曲げ加工部分の曲げ加工度
を小さくするしかなく、前記フランジに曲率半径の小さ
な曲げ加工を施すことが困難であった。
に用いられる構造部材は、フランジを有するものが用い
られることが多いが、曲げ加工により前記フランジが外
側に位置して曲げられる様な場合、該フランジが曲げ加
工により発生する引張応力に耐えられなくなり、亀裂が
入ったり破断したり等の不具合が発生するという問題点
があった。その理由は、フランジの曲げ加工が施される
部分は、外側になればなる程引張応力が高くなり、この
引張応力に応じて材料も引き伸ばされるのであるが、フ
ランジの側部は端部の拘束が無いことにより破断の発生
点になるためである。このフランジに曲率半径の小さな
曲げ加工を行なおうとすると、曲げ加工部分に亀裂や破
断が生じることとなるので、曲げ加工部分の曲げ加工度
を小さくするしかなく、前記フランジに曲率半径の小さ
な曲げ加工を施すことが困難であった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、フランジの曲げ加工すべき部分に破断や亀裂
等が発生すること無く該フランジに曲げ加工を施すこと
ができる車体構造用筒状部材の曲げ加工方法を提供する
ことを目的とする。
であって、フランジの曲げ加工すべき部分に破断や亀裂
等が発生すること無く該フランジに曲げ加工を施すこと
ができる車体構造用筒状部材の曲げ加工方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な車体構造用筒状部材の曲げ加工方
法を採用した。すなわち、請求項1記載の車体構造用筒
状部材の曲げ加工方法は、略多角形状の断面を有し、か
つ、その外側表面にフランジが一体に設けられ、該フラ
ンジの曲げ加工すべき部分は曲げ加工により生じる伸び
と等しい伸びを予め与えた筒状部材を湾曲させ、前記フ
ランジの曲げ加工すべき部分を平坦化することを特徴と
している。
に、本発明は次の様な車体構造用筒状部材の曲げ加工方
法を採用した。すなわち、請求項1記載の車体構造用筒
状部材の曲げ加工方法は、略多角形状の断面を有し、か
つ、その外側表面にフランジが一体に設けられ、該フラ
ンジの曲げ加工すべき部分は曲げ加工により生じる伸び
と等しい伸びを予め与えた筒状部材を湾曲させ、前記フ
ランジの曲げ加工すべき部分を平坦化することを特徴と
している。
【0009】また、請求項2記載の車体構造用筒状部材
の曲げ加工方法は、請求項1記載の車体構造用筒状部材
の曲げ加工方法において、前記フランジの曲げ加工すべ
き部分は該フランジの長手方向に沿って波状に褶曲する
ように伸びを与えていることを特徴としている。
の曲げ加工方法は、請求項1記載の車体構造用筒状部材
の曲げ加工方法において、前記フランジの曲げ加工すべ
き部分は該フランジの長手方向に沿って波状に褶曲する
ように伸びを与えていることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明の請求項1記載の車体構造用筒状部材の
曲げ加工方法では、略多角形状の断面を有し、かつ、そ
の外側表面にフランジが一体に設けられ、該フランジの
曲げ加工すべき部分は曲げ加工により生じる伸びと等し
い伸びを予め与えた筒状部材を用い、この筒状部材の両
端部を拘束した状態で該筒状部材を湾曲させる。この曲
げ加工時に、フランジに生じる引張応力に応じて該曲げ
加工すべき部分が引き伸ばされるため、該曲げ加工すべ
き部分が伸びて平坦になる。これより、フランジの曲げ
加工が施された部分に引張応力に起因する亀裂や破断が
生じるおそれが無くなり、該フランジに曲率半径の小さ
な曲げ加工を施すことが可能になる。
曲げ加工方法では、略多角形状の断面を有し、かつ、そ
の外側表面にフランジが一体に設けられ、該フランジの
曲げ加工すべき部分は曲げ加工により生じる伸びと等し
い伸びを予め与えた筒状部材を用い、この筒状部材の両
端部を拘束した状態で該筒状部材を湾曲させる。この曲
げ加工時に、フランジに生じる引張応力に応じて該曲げ
加工すべき部分が引き伸ばされるため、該曲げ加工すべ
き部分が伸びて平坦になる。これより、フランジの曲げ
加工が施された部分に引張応力に起因する亀裂や破断が
生じるおそれが無くなり、該フランジに曲率半径の小さ
な曲げ加工を施すことが可能になる。
【0011】また、請求項2記載の車体構造用筒状部材
の曲げ加工方法では、略多角形状の断面を有し、かつ、
その外側表面にフランジが一体に設けられ、該フランジ
の曲げ加工すべき部分は該フランジの長手方向に沿って
波状に褶曲するように伸びを与えている筒状部材を用
い、この筒状部材の両端部を拘束した状態で該筒状部材
を湾曲させる。この曲げ加工時に、フランジに生じる引
張応力に応じて該曲げ加工すべき部分が引き伸ばされる
ため、該波状の褶曲部分が伸びて平坦になる。これよ
り、フランジの曲げ加工が施された部分に引張応力に起
因する亀裂や破断が生じるおそれが無くなり、該フラン
ジに曲率半径のより小さな曲げ加工を施すことが可能に
なる。
の曲げ加工方法では、略多角形状の断面を有し、かつ、
その外側表面にフランジが一体に設けられ、該フランジ
の曲げ加工すべき部分は該フランジの長手方向に沿って
波状に褶曲するように伸びを与えている筒状部材を用
い、この筒状部材の両端部を拘束した状態で該筒状部材
を湾曲させる。この曲げ加工時に、フランジに生じる引
張応力に応じて該曲げ加工すべき部分が引き伸ばされる
ため、該波状の褶曲部分が伸びて平坦になる。これよ
り、フランジの曲げ加工が施された部分に引張応力に起
因する亀裂や破断が生じるおそれが無くなり、該フラン
ジに曲率半径のより小さな曲げ加工を施すことが可能に
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の車体構造用筒状部材の曲げ加
工方法の一実施例について、図面に基づいて説明する。
まず、前記フロントサイドフレームメンバーの曲げ加工
方法について、図1に基づいて説明する。筒状部材11
(図1(a))は、アルミ材からなる筒状部材を押し出
し成形し、その後フランジ11dの曲げ加工すべき部分
11eを波状にプレス加工したもので、肉厚一定の矩形
状の断面を有する筒状部分11aと、該筒状部分11a
の外側の一側面に長手方向に沿って一体に立設され、外
側に向かって直線状に延びる肉厚一定のフランジ11d
とを有し、該フランジ11dの曲げ加工すべき部分11
eは該フランジ11dの長手方向に沿って波状に褶曲さ
れている。
工方法の一実施例について、図面に基づいて説明する。
まず、前記フロントサイドフレームメンバーの曲げ加工
方法について、図1に基づいて説明する。筒状部材11
(図1(a))は、アルミ材からなる筒状部材を押し出
し成形し、その後フランジ11dの曲げ加工すべき部分
11eを波状にプレス加工したもので、肉厚一定の矩形
状の断面を有する筒状部分11aと、該筒状部分11a
の外側の一側面に長手方向に沿って一体に立設され、外
側に向かって直線状に延びる肉厚一定のフランジ11d
とを有し、該フランジ11dの曲げ加工すべき部分11
eは該フランジ11dの長手方向に沿って波状に褶曲さ
れている。
【0013】次に、この筒状部材11に曲げ加工を施
し、該筒状部材11を鉛直面内に湾曲させる。この曲げ
加工工程は、筒状部材11に引張り力を加えながら曲げ
加工するもので、図2及び図3に示す様な曲げ加工装置
を用いて加工される。この曲げ加工装置21は、矩形状
の溝22aが設けられ中心Cを有する車輪状の回転曲げ
型22と、該回転曲げ型22に固定された締め付け型の
下型23及び上型24と、下型23及び上型24と同一
軸線上に設けられ、筒状部材11のフランジ11dを把
持し曲げ加工の途中で図中の矢印方向に移動する移動押
さえ型25とから概略構成されている。
し、該筒状部材11を鉛直面内に湾曲させる。この曲げ
加工工程は、筒状部材11に引張り力を加えながら曲げ
加工するもので、図2及び図3に示す様な曲げ加工装置
を用いて加工される。この曲げ加工装置21は、矩形状
の溝22aが設けられ中心Cを有する車輪状の回転曲げ
型22と、該回転曲げ型22に固定された締め付け型の
下型23及び上型24と、下型23及び上型24と同一
軸線上に設けられ、筒状部材11のフランジ11dを把
持し曲げ加工の途中で図中の矢印方向に移動する移動押
さえ型25とから概略構成されている。
【0014】ここでは、前記筒状部材11の一方の端部
を下型23と上型24により挟持し、回転曲げ型22に
固定し、かつ、該筒状部材11を水平方向に延在するよ
うに配置し、そのフランジ11dを移動押さえ型25に
より把持する。そして、筒状部材11の断面形状が変形
しないように筒状部分11aの内部に図示しない中子を
挿通する。そして、図4に示すように、この状態で前記
回転曲げ型22をその中心Cの廻りにゆっくりと図中右
回転させ、該筒状部材11を前記回転曲げ型22の矩形
状の溝22aの中心の曲率半径に合わせて鉛直面内に上
向きに凸に曲げ加工する。また、筒状部材11の鉛直面
内に下向きに凸とされる曲げ部分も、上述と同様の装置
を用いて曲げ加工する。
を下型23と上型24により挟持し、回転曲げ型22に
固定し、かつ、該筒状部材11を水平方向に延在するよ
うに配置し、そのフランジ11dを移動押さえ型25に
より把持する。そして、筒状部材11の断面形状が変形
しないように筒状部分11aの内部に図示しない中子を
挿通する。そして、図4に示すように、この状態で前記
回転曲げ型22をその中心Cの廻りにゆっくりと図中右
回転させ、該筒状部材11を前記回転曲げ型22の矩形
状の溝22aの中心の曲率半径に合わせて鉛直面内に上
向きに凸に曲げ加工する。また、筒状部材11の鉛直面
内に下向きに凸とされる曲げ部分も、上述と同様の装置
を用いて曲げ加工する。
【0015】この曲げ加工時に、フランジ11dに生じ
る引張応力に応じて曲げ加工すべき部分11eが引き伸
ばされるため、該波状の褶曲部分が伸びて平坦になる
(図1(b))。これより、フランジ12dの曲げ加工
が施された部分12eには、引張応力に起因する亀裂や
破断が生じるおそれが無い。
る引張応力に応じて曲げ加工すべき部分11eが引き伸
ばされるため、該波状の褶曲部分が伸びて平坦になる
(図1(b))。これより、フランジ12dの曲げ加工
が施された部分12eには、引張応力に起因する亀裂や
破断が生じるおそれが無い。
【0016】以上により、直線状に延びる筒状部材11
は、両端の直線部分12a,12cと、これらの直線部
分12a,12cを結ぶ湾曲部分12bと、平坦なフラ
ンジ12dとから構成される略S字型の筒状部材12と
される。そして、該筒状部材12の両端部を切断して所
定の長さとすれば、フロントサイドフレームメンバーと
することができる。また、リヤサイドフレームメンバー
も、全く同一の製造方法で製造することができる。
は、両端の直線部分12a,12cと、これらの直線部
分12a,12cを結ぶ湾曲部分12bと、平坦なフラ
ンジ12dとから構成される略S字型の筒状部材12と
される。そして、該筒状部材12の両端部を切断して所
定の長さとすれば、フロントサイドフレームメンバーと
することができる。また、リヤサイドフレームメンバー
も、全く同一の製造方法で製造することができる。
【0017】以上説明した様に、上記実施例の車体構造
用筒状部材の曲げ加工方法によれば、矩形状の断面を有
する筒状部分11aと、該筒状部分11aの外側の一側
面に長手方向に沿って一体に立設されたフランジ11d
とを有し、該フランジ11dの曲げ加工すべき部分11
eが該フランジ11dの長手方向に沿って波状に褶曲す
るように伸びを与えた筒状部材11を用い、曲げ加工に
より、この筒状部材11の両端部を拘束した状態で該筒
状部材11を湾曲させ、該曲げ加工すべき部分11eを
引き伸ばすので、該曲げ加工すべき部分11eが伸びて
平坦になり、したがって、フランジ11dの曲げ加工が
施された部分11eに引張応力に起因する亀裂や破断が
生じるおそれが無く、該フランジ11dに曲率半径のよ
り小さな曲げ加工を施すことができる。
用筒状部材の曲げ加工方法によれば、矩形状の断面を有
する筒状部分11aと、該筒状部分11aの外側の一側
面に長手方向に沿って一体に立設されたフランジ11d
とを有し、該フランジ11dの曲げ加工すべき部分11
eが該フランジ11dの長手方向に沿って波状に褶曲す
るように伸びを与えた筒状部材11を用い、曲げ加工に
より、この筒状部材11の両端部を拘束した状態で該筒
状部材11を湾曲させ、該曲げ加工すべき部分11eを
引き伸ばすので、該曲げ加工すべき部分11eが伸びて
平坦になり、したがって、フランジ11dの曲げ加工が
施された部分11eに引張応力に起因する亀裂や破断が
生じるおそれが無く、該フランジ11dに曲率半径のよ
り小さな曲げ加工を施すことができる。
【0018】なお、本実施例では、断面矩形状の筒状部
分11aの外側に一体に立設されたフランジ11dを有
し、該フランジ11dの曲げ加工すべき部分11eが該
フランジ11dの長手方向に沿って波状に褶曲された筒
状部材11の曲げ加工方法について説明したが、上記実
施例に限定されることなく様々な断面形状のものの曲げ
加工が可能である。また、筒状部材11は、筒内に長手
方向に延在する1つ以上のリブが形成されたものであっ
てもよい。複数のリブが形成されている場合、これらの
リブは互いに平行であっても、互いに交差していてもよ
い。また、曲げ加工方法も本実施例のものに限定される
ものではなく、プレス曲げ、圧縮曲げなどの加工方法に
も応用することができる。
分11aの外側に一体に立設されたフランジ11dを有
し、該フランジ11dの曲げ加工すべき部分11eが該
フランジ11dの長手方向に沿って波状に褶曲された筒
状部材11の曲げ加工方法について説明したが、上記実
施例に限定されることなく様々な断面形状のものの曲げ
加工が可能である。また、筒状部材11は、筒内に長手
方向に延在する1つ以上のリブが形成されたものであっ
てもよい。複数のリブが形成されている場合、これらの
リブは互いに平行であっても、互いに交差していてもよ
い。また、曲げ加工方法も本実施例のものに限定される
ものではなく、プレス曲げ、圧縮曲げなどの加工方法に
も応用することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の車体構造用筒状
部材の曲げ加工方法によれば、略多角形状の断面を有
し、かつ、その外側表面にフランジが一体に設けられ、
該フランジの曲げ加工すべき部分は曲げ加工により生じ
る伸びと等しい伸びを予め与えた筒状部材を湾曲させ、
前記フランジの曲げ加工すべき部分を平坦化することと
したので、この曲げ加工時に、フランジに生じる引張応
力に応じて該曲げ加工すべき部分が伸びて平坦になり、
該フランジの曲げ加工が施された部分に引張応力に起因
する亀裂や破断が発生するのを防止することができ、該
フランジに曲率半径の小さな曲げ加工を施すことができ
る。
部材の曲げ加工方法によれば、略多角形状の断面を有
し、かつ、その外側表面にフランジが一体に設けられ、
該フランジの曲げ加工すべき部分は曲げ加工により生じ
る伸びと等しい伸びを予め与えた筒状部材を湾曲させ、
前記フランジの曲げ加工すべき部分を平坦化することと
したので、この曲げ加工時に、フランジに生じる引張応
力に応じて該曲げ加工すべき部分が伸びて平坦になり、
該フランジの曲げ加工が施された部分に引張応力に起因
する亀裂や破断が発生するのを防止することができ、該
フランジに曲率半径の小さな曲げ加工を施すことができ
る。
【0020】また、請求項2記載の車体構造用筒状部材
の曲げ加工方法によれば、前記フランジの曲げ加工すべ
き部分を該フランジの長手方向に沿って波状に褶曲する
ように伸びを与えたので、曲げ加工時に、フランジの波
状の褶曲部分が伸びて平坦になり、該フランジの曲げ加
工が施された部分に引張応力に起因する亀裂や破断が発
生するのを防止することができ、該フランジに曲率半径
のより小さな曲げ加工を施すことができる。
の曲げ加工方法によれば、前記フランジの曲げ加工すべ
き部分を該フランジの長手方向に沿って波状に褶曲する
ように伸びを与えたので、曲げ加工時に、フランジの波
状の褶曲部分が伸びて平坦になり、該フランジの曲げ加
工が施された部分に引張応力に起因する亀裂や破断が発
生するのを防止することができ、該フランジに曲率半径
のより小さな曲げ加工を施すことができる。
【0021】以上により、例えば自動車車体のフロント
サイドフレームメンバーやリヤサイドフレームメンバー
のような、2次元または3次元に湾曲した略多角形状の
断面を有する筒状の構造部材であっても、そのフランジ
の曲げ加工が施された部分に引張応力に起因する亀裂や
破断が発生するおそれが無く、該フランジに曲率半径の
より小さな曲げ加工を施すことができ、車体の重量軽減
に大きく寄与することができる。
サイドフレームメンバーやリヤサイドフレームメンバー
のような、2次元または3次元に湾曲した略多角形状の
断面を有する筒状の構造部材であっても、そのフランジ
の曲げ加工が施された部分に引張応力に起因する亀裂や
破断が発生するおそれが無く、該フランジに曲率半径の
より小さな曲げ加工を施すことができ、車体の重量軽減
に大きく寄与することができる。
【図1】本発明の車体構造用筒状部材の曲げ加工方法を
示す過程図である。
示す過程図である。
【図2】本発明の車体構造用筒状部材の曲げ加工方法に
おいて用いられる曲げ加工装置を示す側面図である。
おいて用いられる曲げ加工装置を示す側面図である。
【図3】本発明の車体構造用筒状部材の曲げ加工方法に
おいて用いられる曲げ加工装置を示す正面図である。
おいて用いられる曲げ加工装置を示す正面図である。
【図4】車体構造用筒状部材が曲げ加工される様を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】従来の車体構造用筒状部材の取付部位を示す自
動車の斜視図である。
動車の斜視図である。
11 筒状部材 11a 筒状部分 11d フランジ 11e 曲げ加工すべき部分 12 筒状部材 12a,12c 直線部分 12b 湾曲部分 12d フランジ 12e 曲げ加工が施された部分
Claims (2)
- 【請求項1】 略多角形状の断面を有し、かつ、その外
側表面にフランジが一体に設けられ、該フランジの曲げ
加工すべき部分は曲げ加工により生じる伸びと等しい伸
びを予め与えた筒状部材を湾曲させ、前記フランジの曲
げ加工すべき部分を平坦化することを特徴とする車体構
造用筒状部材の曲げ加工方法。 - 【請求項2】 前記フランジの曲げ加工すべき部分は該
フランジの長手方向に沿って波状に褶曲するように伸び
を与えていることを特徴とする請求項1記載の車体構造
用筒状部材の曲げ加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10312094A JPH07308719A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 車体構造用筒状部材の曲げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10312094A JPH07308719A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 車体構造用筒状部材の曲げ加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308719A true JPH07308719A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14345729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10312094A Pending JPH07308719A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 車体構造用筒状部材の曲げ加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308719A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008006448A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 異形管の曲げ加工方法および加工された自動車用部品 |
| CN109226390A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-01-18 | 大连理工大学 | 带有连接边的异形管件成形方法 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP10312094A patent/JPH07308719A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008006448A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 異形管の曲げ加工方法および加工された自動車用部品 |
| CN109226390A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-01-18 | 大连理工大学 | 带有连接边的异形管件成形方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |