JPH07308736A - 成形機における段取り換え装置 - Google Patents

成形機における段取り換え装置

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JPH07308736A
JPH07308736A JP12702894A JP12702894A JPH07308736A JP H07308736 A JPH07308736 A JP H07308736A JP 12702894 A JP12702894 A JP 12702894A JP 12702894 A JP12702894 A JP 12702894A JP H07308736 A JPH07308736 A JP H07308736A
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JP
Japan
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mold
split
die
molding
plate
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Application number
JP12702894A
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English (en)
Inventor
Keiji Nagata
慶治 永田
Yoichi Mitsui
陽一 三井
Toshinobu Kori
敏信 郡
Tsutomu Higashida
勉 東田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】成形型の交換作業を容易、かつ迅速に行える成
形装置を提供する。 【構成】複数の分割型1A,1Bからなる開閉自在な成
形型1と、各分割型1A,1Bを保持するダイプレート
4A,4Bとを備える。分割型1A,1Bの所定の部分
を加熱する加熱器7A,7B,8A,8Bを分割型1
A,1Bに取り付ける。分割型1A,1Bは、支持部材
33A,33Bを介してダイプレート4A,4Bに載せ
て上下方向に位置決めし、かつ側方からダイプレート4
A,4Bの保持部31,31Bを貫通して分割型1A、
1Bの係合孔34に係合したピン部材36により、ダイ
プレート4A,4Bに保持させる。成形型1A,1B内
に成形材料を吹き込むブロー装置2を移動させる駆動手
段25と、この駆動手段25を制御する位置調整操作盤
27とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、鋳造に使用
される中子型を製作するための成形機における段取り換
え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の成形装置は、図7(a)に示す
ように、固定側分割型1Aと可動側分割型1Bからなる
成形型1と、分割型1A,1Bが型閉じされた成形型1
内に成形材料の一例である砂を吹き込むブロー装置2と
を備えている。成形型1の各分割型1A,1Bは、その
切断平面図を示した図8のように、それぞれ保持部材3
A,3Bを介して固定側および可動側のダイプレート4
A,4Bに保持されている。可動側のダイプレート4B
は、固定台6に摺動自在に保持された複数本の駆動シャ
フト5の端部に連結されて開閉方向Aに移動自在に設け
られている。これにより、可動側分割型1Bは、開閉方
向Aに移動されて固定側分割型1Aに押し付けられる型
閉じ状態(図8に実線で図示)と固定側分割型1Aから
離間する型開き状態(図8に保持部材3Bとダイプレー
ト4Bが仮想線で図示)とに変位される。
【0003】各保持部材3A,3Bの内部には、バーナ
ーチップ8A,8Bをバーナーチッププレート7A,7
Bの所定箇所に装着してなる加熱器が配設されており、
バーナーチップ8A,8Bは、バーナーチッププレート
7A,7Bの前面側に接合された保護プレート9A,9
Bにより保護されている。この保護プレート9A,9B
に突設されたリターンピン10A,10Bおよびエジェ
クタピン13A,13Bは、保持部材3A,3Bおよび
分割型1A,1Bのガイド孔に摺動自在に挿入されてい
る。
【0004】図8に示すように型を閉じたとき、固定側
のリターンピン10Aが可動側分割型1Bの前面に当接
して固定側分割型1A内に押し込められるため、固定側
のバーナーチッププレート7Aは押圧ばね14Aの付勢
力に抗して分割型1Aから離間する方向に変位され、か
つエジェクタピン13Aが成形型1のキャビティC内か
ら退避する。一方、可動側においては、バーナーチップ
プレート7Bが押圧ばね14Bにより分割型1Bから離
間する方向(図8の右方向)に常時付勢されているた
め、エジェクタピン13Bは型を閉じたときに成形型1
のキャビティC内から退避している。
【0005】つぎに、可動側分割型1Bが図8の右方に
移動した型開きのときに、固定側において、押圧ばね1
4Aの復元力によりエジェクタピン13Aが成形品を可
動側分割型1B内に残存するよう押し出すとともに、バ
ーナーチッププレート7Aも図8の右方に変位されて分
割型1Aの所定部分を加熱する。一方、可動側におい
て、押圧ばね14Bを保持するガイドピン15のフラン
ジ部15aが固定台6に当接したのちにダイプレート4
Bがさらに図8の右方に移動されることにより、押圧ば
ね14Bを圧縮しながらエジェクタピン13Bが分割型
1BのキャビティC内に突出されて成形品を押し出すと
ともに、バーナーチッププレート7Bも図8の左方に変
位されて分割型1Bの所定部分を加熱する。この加熱
は、成形型1内における砂の凝固状態を場所的に適切化
するためになされる。
【0006】また、ブロー装置2は以下のように作動す
る。すなわち、成形型1が型閉じ状態となったときに、
図7(a)において、シリンダ16が作動してブローヘ
ッド17を下降させ、このブローヘッド17に取り付け
られたブロープレート18を成形型1の上面に押し付け
る。この押し付けによって、図7(b)に示すブロープ
レート18の吹出し口18aが成形型1の導入口11
(図7(a))に連通する。続いて、成形材料吸出し装
置19が駆動してホッパー20内から成形材料の砂を空
気流のエジェクタ効果で吸い出し、その砂をブロープレ
ート18の吹出し口18aから導入口11を通じて成形
型1内に吹き込む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各分割型1
A,1Bは、図8の保持部材3A,3Bを介してボルト
12によりダイプレート4A,4Bに固着されている。
そのため、成形品の変更に際して成形型1を交換する場
合、比較的重量の大きい分割型1A,1Bに対するボル
ト12の着脱が困難になり、成形型1の交換に手間取っ
て長い作業時間を要する。また、成形型1は異なる種類
ごとに加熱すべき箇所も相違するため、バーナーチップ
8A,8Bは、新たに取り付ける成形型1に適応するバ
ーナーチッププレート7A,7Bの取付位置にその都度
付け替えなければならない。さらに、新たに取り付けた
成形型1は、使用可能状態に予熱するまでに相当の時間
を要するので、即座に成形作業を開始できない。
【0008】一方、ブロー装置2においては、交換した
成形型1の導入口16に対応する吹出し口18aを有す
る別のブロープレート18に交換する必要がある。しか
し、ブロープレート18は、図7(b)に示すように、
複数個のボルト21の締め付けにより、固定部材22を
介してブローヘッド17に押し付けられて固定されてい
るため、交換するに際して面倒なボルト21の脱着作業
を必要とする。
【0009】さらに、交換したブロープレート18の吹
出し口18aを成形型1の導入口11に合致させるに際
しては、図7(a)に示すハンドル23を回転操作して
ブロー装置2全体を成形型1の開閉方向Aに移動させな
がら、作業員の目視で吹出し口18aが導入口11に対
し合致するよう位置合わせしている。そのため、ハンド
ル23の操作と位置合わせの監視とに少なくとも二人の
作業員を必要とするだけでなく、二人の作業員の呼吸が
合わないと、位置決めに手間取る。
【0010】以上のように、従来の成形装置において
は、製作すべき成形品が替わるごとに、ブロー装置2と
成形型1との双方において上述の種々の煩雑な作業を必
要とするため、成形型の交換に伴う段取り替えに相当の
時間を要する不都合がある。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、成形型の交換作業を容易、かつ迅速に行え
る成形機における段取り換え装置を提供することを目的
とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明に係る成形機における段取り換
え装置は、複数の分割型からなる開閉自在な成形型と、
前記各分割型を保持するダイプレートと、前記分割型に
取り付けられて、分割型の所定の部分を加熱する加熱器
とを備えている。
【0013】また、請求項2の発明に係る成形機におけ
る段取り換え装置は、複数の分割型からなる開閉自在な
成形型と、上記各分割型を保持するダイプレートとを備
え、前記分割型は、支持部材を介してダイプレートに載
せられて上下方向に位置決めされ、側方から前記ダイプ
レートの保持部を貫通して前記分割型の係合孔に係合さ
れたピン部材によってダイプレートに保持されている。
【0014】さらに、請求項3の発明に係る成形機にお
ける段取り換え装置は、複数の分割型からなる開閉自在
な成形型と、この成形型に対してその開閉方向に相対移
動自在に設定され、成形型に設けられた導入口から成形
型内に成形材料を吹き込むブロー装置と、このブロー装
置を前記開閉方向に移動させる駆動手段と、この駆動手
段を制御して前記ブロー装置に設けられた成形材料の吹
出し口を成形型の前記導入口に合致させる制御手段とを
備えている。
【0015】
【作用および効果】請求項1の発明によれば、分割型の
所定の部分を加熱する加熱器が分割型に取り付けられて
いる。つまり、分割型は、種類ごとに専用の加熱器が取
り付けられてブロック化されている。そのため、成形型
の交換に際して、加熱器の構成は何ら変更する必要がな
い。しかも、分割型は、専用の加熱器が組み込まれてい
るから、使用前に加熱器を駆動して予熱することが可能
であり、したがって、成形型をダイプレートに新たに取
り付けたのち、即座に成形作業を開始できる。
【0016】請求項2の発明によれば、分割型は、支持
部材を介してダイプレートに載せることにより上下方向
に位置決めしたのちに、ピン部材を側方からダイプレー
トの保持部を貫通して分割型の係合孔に係合することに
よって、ダイプレートに取り付けられる。したがって、
分割型は、ピン部材の挿入・抜出のみによってダイプレ
ートに対し着脱できるから、その取り付けおよび取り外
しを従来のボルトによる固定手段に比較して格段に容
易、かつ迅速に行える。
【0017】請求項3の発明によれば、制御手段を操作
して駆動手段を制御することにより、駆動手段は、ブロ
ー装置を成形型の開閉方向に自動的に移動させる。した
がって、作業者は、成形型の近傍箇所に立って制御手段
を操作することにより、成形型の導入口に対するブロー
装置の成形材料吹出し口の位置合わせを自身で目視しな
がら、ブロー装置の移動を制御できる。そのため、ブロ
ー装置の成形型に対する位置決め作業を一人の作業員の
みで行うことができ、しかも、作業員が自身で直接監視
しながらブロー装置を移動させるので、極めて短時間で
吹出し口を導入口に正確に合致させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例に係る
成形機における段取り換え装置の全体を示す正面図であ
る。同図において、成形機は成形型1とブロー装置2を
備えている。まず、ブロー装置2について説明する。こ
のブロー装置2は、成形型1に対してその開閉方向Aに
相対移動自在に設置されているとともに、ねじ棒24が
正,逆回転してブロー装置2に対し挿入または退出する
ことによって、ブロー装置2が開閉方向Aに相対移動さ
れる構成は図7と同様である。また、ブロー装置2にお
ける成形材料の供給手段も図7と同様である。つぎに、
図7と相違する構成についてのみ説明する。
【0019】ねじ棒24はモータ(駆動手段の一種)2
5の回転力が減速機26を介して伝達されて回転し、そ
れにより、ブロー装置2全体が自動的に移動される。こ
のモータ25の回転は、位置調整操作盤(制御手段の一
種)27の操作により制御される。なお、位置調整操作
盤27は、モータ25の正,逆方向への回転によるブロ
ー装置2の開閉方向Aへの相対移動の制御だけでなく、
ブローヘッド17の昇降の制御も操作できるようになっ
ている。
【0020】図2は、図1におけるブローヘッド17を
一部破断して示した拡大図である。ブロープレート18
は、従来のボルトに代えて、クランプ部材28の締結操
作により固定部材22を介してブローヘッド17に押し
付けられて固定される。クランプ部材28は、ブローヘ
ッド17および固定部材22に挿通した作動軸28aの
一端に係止部28bを固着し、取付部材28cを下部の
ねじ部によりブローヘッド17に取り付けることによ
り、取付部材28cと係止部28bとで、ブローヘッド
17および固定部材22を挟持している。操作軸28a
の他端部は、取付部材28cの上部において操作レバー
28に連結されている。操作レバー28dを回転させて
実線で示すように倒すと、それにより作動軸28aが引
き上げられて係止部28bが固定部材22を上方に押圧
し、ブロープレート18がブローヘッド17に固定され
る。
【0021】成形型1の交換に対応してブロープレート
18を取り替える場合、クランプ部材28の操作レバー
28dを図2の実線位置から一点鎖線位置まで上方に回
転させると、それにより作動軸28aが下方に変位され
て係止部28bによる押圧が解除される。この状態でブ
ロープレート18を引き抜いて、新たなブロープレート
18を挿入したのちに、操作レバー28dを倒すよう回
転させると、ブロープレート18が固定される。このよ
うに、ブロープレート18の固定および固定解除をワン
タッチ操作で行うことができるから、従来のボルトによ
る固定と比較して、ブロープレート18の脱着を格段に
容易、かつ迅速に行える。
【0022】つぎに、上述の新たに取り付けたブロープ
レート18の吹出し口18aを成形型1の導入口11に
合致させる場合、作業者は、成形型1の近傍箇所に立っ
て位置調整操作盤27を操作することにより、成形型1
の導入口11に対するブロプレート18の吹出し口18
aの位置合わせを自身で目視しながらブロー装置2の移
動を制御できる。そのため、ブロー装置2の成形型1に
対する位置決め作業を一人の作業員のみで行うことがで
き、しかも、作業員が自身で直接監視しながらブロー装
置2を移動させるので、極めて短時間で吹出し口18a
を導入口11に正確に合致させることができる。
【0023】図3は成形型1の型開き状態を示す切断平
面図で、図4は成形型1の型閉じ状態を示す切断平面図
である。これらの図において、図8と同一若しくは同等
のものには同一の符号を付してあり、つぎに、図8と相
違する構成についてのみ説明する。
【0024】成形型1の各分割型1A,1Bは、それぞ
れ保持部材3A,3Bを介して標準化プレートからなる
取付プレート30A,30Bにボルト(図示せず)で固
定されている。この取付プレート30A,30Bと保持
部材3A,3Bとで囲まれた各空間内には、バーナーチ
ッププレート(加熱器の一種)7A,7Bとこれに接合
された保護プレート9A,9Bが内装されており、この
バーナーチッププレート7A,7Bおよび保護プレート
9A,9Bは、リターンピン10A,10Bおよびエジ
ェクタピン13A,13Bをガイドとして、上記空間内
において開閉方向Aに移動自在に設けられている。
【0025】すなわち、成形型1の各分割型1A,1B
には、保持部材3A,3Bおよび取付プレート30A,
30Bを介してバーナーチッププレート7A,7Bおよ
び保護プレート9A,9Bが組み込まれて、分割型ブロ
ック100A,100Bを構成している。したがって、
バーナーチッププレート7A,7Bとしては、全ての種
類の成形型1に対応して、それらの各分割型1A、1B
の加熱すべき所定箇所にバーナーチップ8A,8Bを取
り付けた専用のものが、成形型1の種類だけ予め設けら
れているとともに、これらのバーナーチッププレート7
A,7Bは対応する分割型1A、1Bに上述のように組
み込まれ、全ての種類の成形型1の分割型ブロック10
0A,100Bが用意されている。
【0026】一つの成形型1を構成する両分割型ブロッ
ク100A,100Bは、それらの標準化された取付プ
レート30A,30Bを介してダイプレート4A,4B
に取り付けられる。したがって、取付プレート30A,
30Bは、全ての種類の成形型1に対し同一形状であっ
て、ダイプレート4A,4Bへの取付手段も固定側と可
動側の双方においても同一になっている。
【0027】つぎに、固定側の分割型ブロック100A
の取付手段について説明するが、可動側の分割型ブロッ
ク100Bも同様の手段で取り付けられる。図5
(a),(b)は成形型1の固定側の分割型ブロック1
00Aの取付状態を示す正面図および平面図である。ま
た、図6(a),(b)は一つの成形型1における両分
割型ブロック100A、100Bを連結板29で一体化
した状態の正面図および平面図である。
【0028】ダイプレート4A,4Bには、図3に示す
ように、ブラケット(保持部の一種)31A,31Bが
前後方向Bの両端面に突出状態に固設されているととも
に、図5に示すように、L字形の縦断面を有する位置決
め板32が上面にねじで固定されている。一方、各分割
型ブロック100A,100Bの上面には、図5および
図6に示すように、細長い板状の一対の支持部材33
A,33Bが取付プレート30A,30Bから開閉方向
Aに突出して保持部材3A,3Bにボルトで固定されて
いる。この一対の支持部材33A,33Bは、上記位置
決め板32の前後方向の幅とほぼ同一の間隔で平行に対
設されている。
【0029】また、各取付プレート30A,30Bに
は、図6(a),(b)に示すように、2個ずつの係合
孔34が穿孔されている。一方、各ブラケット31A,
31Bには、図3に示すように、上記係合孔34に対応
する箇所に挿通孔35が形成されている。この挿通孔3
5を挿通して係合孔34に係入するピン部材36には、
操作用の環状の把手36aが一体に設けられている。
【0030】つぎに、上記成形装置における製作すべき
成形品を変える場合の段取り替えの手順について説明す
る。図3の各成形型1の分割型1A,1Bは、各々に専
用のバーナーチッププレート7A,7Bが取り付けられ
て分割型ブロック100A,100Bに構成されてい
る。各種類の成形型1は、図6に示すように、未使用の
ときに両分割型ブロック100A,100Bを型閉じ状
態で連結板29により互いに連結するとともに、たとえ
ば、各成形型1に専用の交換台車に載せて保管する。ま
た、各分割型ブロック100A,100Bは、図3の分
割型1A,1Bに専用のバーナーチッププレート7A,
7Bを組み込んでいるため、分割型1A,1Bは、使用
前に、バーナーチッププレート7A,7Bに取り付けら
れたバーナーチップ8A,8Bに通電して予熱しておく
ことが可能である。したがって、分割型1A,1Bをダ
イプレート4A,4Bに取り付けたのち、即座に成形作
業を開始することが可能となる。
【0031】成形型1の交換に際しては、型閉じ状態と
した両分割型1A,1Bを連結板29で相互に連結した
のちに、把手36aを持って各ピン部材36を図4の矢
印方向に引き抜く。それにより、取付プレート30A,
30Bとブラケット31A,31Bとの係合、つまり、
図5の各分割型ブロック100A,100Bとダイプレ
ート4A,4Bとの係合が解除され、相互に連結状態の
両分割型ブロック100A,100Bは、支持部材33
A、33Bを介してダイプレート4A,4B上に単に載
せられている状態となる。この相互に連結状態の両分割
型ブロック100A,100Bを、たとえばクレーンで
吊り上げて専用の交換台車上に載せると、成形型1の取
り外しが完了する。
【0032】つぎに、新たに取り付ける成形型1の相互
に連結された両分割型ブロック100A,100Bを、
クレーンで吊り上げたのちに、両ダイプレート4A,4
Bの間に挿入するよう下降させて、左右一対の支持部材
33A,33Bを、これらの間に位置決め板32を挿入
させながらダイプレート4A,4Bの上面に載置する。
これにより、成形型1の両分割型ブロック100A,1
00Bは、支持部材33A,33Bによりダイプレート
4A,4Bに対し上下方向に位置決めされるとともに、
位置決め板32を挟むように位置する一対の支持部材3
3A,33Bによりダイプレート4A,4Bに対し前後
方向Bに位置決めされる。この位置決めにより挿通孔3
5に係合孔34が正確に合致する。最後に、ピン部材3
6を前後の側方から各挿通孔35および係合孔34に挿
入すると、両分割型ブロック100A,100Bは、ブ
ラケット31A,31Bを貫通して係合孔34に係合し
たピン部材36によってダイプレート4A,4Bに保持
される。
【0033】このように、成形型1の交換は、ボルトを
全く用いないことから容易、かつ迅速に行える。また、
バーナーチッププレート7A,7Bは、各分割型1A,
1Bに専用のものを設けて分割型1A,1Bに取り付け
られているから、成形型の交換のたびにバーナーチップ
8A,8Bの取付位置を替える作業が不要となる。しか
も、分割型1A,1Bは、専用のバーナーチッププレー
ト7A,7Bを備えてブロック化されているから、使用
前に所定箇所のみを効果的に予熱しておくことができる
ので、ダイプレート4A,4Bに取り付けたのち、即座
に成形作業を開始できる。
【0034】なお、図4に示すように、固定側の分割型
ブロック100Aにおけるバーナーチッププレート7A
は、取付プレート30Aの透孔を通じて押圧ばね14A
により可動側に常時付勢されている。一方、可動側にお
いては、従来の押圧ばね14Bが省略されており、に示
す型閉じ状態のときに、リターンピン10Bが固定側分
割型1Aに当接したのちに右方に押圧されることによ
り、バーナーチッププレート7Aが右方に退避される。
また、型開き状態のときは、固定台6に設けた押圧棒6
a,6bが、右方に移動されるダイプレート4Bおよび
取付プレート30Bの逃げ孔4b,30bを通ってバー
ナーチッププレート7Bに当接してこれを左方に押圧す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る成形装置の全体を示す
正面図である。
【図2】図1におけるブロープレートを一部破断して示
した拡大図である。
【図3】同上実施例の成形型の型開き状態を示す切断平
面図である。
【図4】同成形型の型閉じ状態を示す切断平面図であ
る。
【図5】(a)は同上の成形型の固定側部分の正面図、
(b)はその固定側部分の平面図である。
【図6】(a)は同上成形型の正面図、(b)は同成形
型の平面図である。
【図7】(a)は従来の成形装置の全体を示す正面図、
(b)は(a)におけるブロープレートを一部破断して
示した拡大図である。
【図8】同上装置の成形型の型閉じ状態を示す切断平面
図である。
【符号の説明】
1…成形型、1A,1B…分割型、2…ブロー装置、4
A,4B…ダイプレート、7A,7B…バーナーチップ
プレート(加熱器)、8A,8B…バーナーチップ(加
熱器)、11…導入口、18…吹出し口、25…モータ
(駆動手段)、27…位置調整操作盤(制御手段)、3
1A、31B…ブラケット(ダイプレートの保持部)、
33A,33B…支持部材、34…係合孔、36…ピン
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郡 敏信 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 東田 勉 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の分割型からなる開閉自在な成形型
    と、 前記各分割型を保持するダイプレートと、 前記分割型に取り付けられて、分割型の所定の部分を加
    熱する加熱器とを備えた成形機における段取り換え装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の分割型からなる開閉自在な成形型
    と、 前記各分割型を保持するダイプレートとを備え、 前記分割型は、支持部材を介してダイプレートに載せら
    れて上下方向に位置決めされ、側方から前記ダイプレー
    トの保持部を貫通して前記分割型の係合孔に係合された
    ピン部材によってダイプレートに保持されている成形機
    における段取り換え装置。
  3. 【請求項3】 複数の分割型からなる開閉自在な成形型
    と、 この成形型に対してその開閉方向に相対移動自在に設定
    され、成形型に設けられた導入口から成形型内に成形材
    料を吹き込むブロー装置と、 このブロー装置を前記開閉方向に移動させる駆動手段
    と、 この駆動手段を制御して前記ブロー装置に設けられた成
    形材料の吹出し口を成形型の前記導入口に合致させる制
    御手段とを備えた成形機における段取り換え装置。
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