JPH073088U - 熱感知器の試験装置 - Google Patents

熱感知器の試験装置

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JPH073088U
JPH073088U JP5391692U JP5391692U JPH073088U JP H073088 U JPH073088 U JP H073088U JP 5391692 U JP5391692 U JP 5391692U JP 5391692 U JP5391692 U JP 5391692U JP H073088 U JPH073088 U JP H073088U
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JP
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test
inspection
heat
electromagnet
switch contact
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JP5391692U
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昌久 野中
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】火災温度に達した時の反転バイメタルの反転動
作でスイッチ接点を閉じて火災検出信号を出力する熱感
知器の試験装置に関し、火災時の動作に近い形の試験動
作を遠隔的に簡単にできるようにする。 【構成】所定の火災温度に達した時の反転バイメタル8
の反転動作によりバネ板10を押してスイッチ接点1
2,13を閉成し、スイッチ接点12,13の閉成で火
災検出信号を外部に出力する。試験構造として、バネ板
10に相対した固定側に試験用電磁石を設ける。点検時
には、外部より試験用電磁石の励磁コイル18に通電し
てバネ板16側の吸着でスイッチ接点12,13を強制
的に閉じる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、火災温度に達した時の反転バイメタルの反転動作でスイッチ接点を 閉じて火災検出信号を出力する熱感知器の試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、熱感知器を遠隔的に作動試験するための試験装置としては、熱感知器内 あるいは感知器の近傍にヒータを設け、点検時にヒータに通電することで加熱さ せ、実際に作動させるようにしている。 即ち、ヒータの通電による加熱で火災温度に達すると、例えば反転バイメタル が反転動作してスイッチ接点を閉じて火災検出信号を出力し、受信機で感知器の 試験発報を確認している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ヒータの通電により実際に加熱して作動試験を行った場合には、それ ほど容量の大きなヒータは使用できないので、通電開始から実際に作動するまで に時間がかかり、またヒータの設置に伴ってコストアップになるため、ほとんど 実用化されていない。
【0004】 更に、最近にあっては、共同住宅用火災報知システムで各住戸毎に設置されて いる感知器の試験を、定期点検の際に住戸外から遠隔的に行うことが強く要望さ れている。このような場合、ヒータや煙発生部を備えた試験器を使用して実際に 感知器を作動させることになるが、予め点検日時を通知していたとしても留守と なる住戸が多いことが予想され、作動試験がなかなかできないという問題があっ た。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、火災時の動作に 近い形の試験動作を遠隔的に簡単にできるようにした熱感知器の試験装置を提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案は次のように構成する。 まず本考案は、所定の火災温度に達した時の反転バイメタルの反転動作により バネ部材を押してスイッチ接点を閉成し、このスイッチ接点の閉成で火災検出信 号を外部に出力する熱感知器の試験装置を対象とする。
【0007】 このような熱感知器の試験装置として本考案にあっては、バネ部材に相対した 固定側に試験用電磁石を設け、点検時に外部から試験用電磁石の励磁コイルに通 電し、試験用電磁石の発生磁界でバネ部材側を吸引してスイッチ接点を閉じるよ うに構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
このような構成を備えた本考案による熱感知器の試験装置によれば、点検時に 感知器内に設けた試験用電磁石の励磁コイルに外部から通電することで、バネ部 材側を試験用電磁石の発生磁界で吸引し、強制的にスイッチ接点を閉じて試験動 作を行うことができる。
【0009】 このためヒータを用いた場合のように試験動作に時間がかからず、また小さな 試験用電磁石を感知器内に内蔵すればよいことから、構造が簡単でコスト的にも 僅かで済み、住戸内に設置されている熱感知器の試験も、住戸外から簡単に行う ことができる。
【0010】
【実施例】
図2は本考案の試験装置に用いる試験構造を備えた熱式感知器、所謂定温式ス ポット型感知器の一実施例を示した断面図である。 図2において、感知器本体1の下部先端には、鍔状の受熱板3が一体に形成さ れた感熱部2が装着されている。感知器本体1内には感知器回路を実装した回路 基板4が収納され、裏蓋5により密封状態に閉止されている。回路基板4からは 裏蓋5の部分を貫通して裏側に感知器用信号線6と、試験用信号線7が引き出さ れている。
【0011】 図1は図2の感熱部2を取り出して内部構造を示している。図1において、感 熱部2の内部には円盤状の反転バイメタル8が収納されている。反転バイメタル 8は室温状態では図示のように下向きに湾曲した形状をもっているが、所定の火 災温度に加熱されると、図4に示すように、上向きに湾曲した形状に反転する。 反転バイメタル8の上には、支点部材として機能する絶縁ボス9を中央に装着 したバネ板10が右端を本体部11側に固定した状態で片持ち固定されている。 バネ板10の先端上側には可動接点12が設けられ、相対する本体部11側に固 定接点13を設けている。
【0012】 本体部11には2本のリード部材14,15が一体にモールド成形によって固 定されており、リード部材14の先端の屈曲部分にバネ板10の右端を指示固定 し、またリード部材15の先端の屈曲部分に固定接点13を固着している。リー ド部材14,15は外部の感知器端子21,22に接続される。 更に本考案にあっては、バネ板10上に磁石16を設け、磁石16に相対した 本体部11側に試験用電磁石の励磁コイル18を磁性コアに巻いた状態で設けて いる。試験用電磁石の励磁コイル18は本体部11のモールド成形によって固着 されたリード部材19,20の先端に接続され、リード部材19,20は外部の 試験用端子23,24に接続される。尚、マイナス側の感知器端子22と試験用 端子24は共通のコモン端子としてもよい。
【0013】 尚、バネ板10が磁性材料で作られている場合には、磁石16を設けなくとも よい。また磁石16は絶縁ボス9の上部に固定してもよいし、磁石16の代わり に磁性部材を絶縁ボス9のコイルに相対する位置に固定するか、または一部を露 出して埋め込み固定してもよい。 図3は図1,2に示した試験構造を備えた熱感知器を用いた集合住宅用火災報 知システムにおける試験時の装置構成を示した説明図である。
【0014】 図3において、受信機25は管理人室等に設置されており、電源26及び受信 機回路27を備え、一対の電源兼用信号線28,29を引き出している。受信機 25からの電源兼用信号線28,29には、各住戸毎に設置している熱感知器3 0が感知器接点21,22により接続されている。 熱感知器30は、図2に示した反転バイメタル8により動作するスイッチ接点 31を備え、スイッチ接点31と直列にLEDを用いた発報表示灯32と電流制 限抵抗R1を接続している。
【0015】 熱感知器30の試験端子23,24に対しては点検装置33が点検用信号線3 4,35を介して接続されている。点検装置33は住戸の外に設置されている。 点検装置33は点検スイッチ36と点検用電源37を備えており、点検スイッチ 36を押すとスイッチ接点が閉じ、試験用電源37によって熱感知器30に設け ている試験用電磁石の励磁コイル18に通電し、図1に示した磁石16の吸着に よりバネ板10を強制的に変形して接点12,13を接触させてスイッチ接点3 1を閉じることができる。
【0016】 ここで、集合住宅の各住戸にあっては、通常、玄関ドアの近くにインターホン 装置のドアホン子機が設置されていることから、ドアホン子機に点検装置33の 試験用スイッチ36を設け、ドアホン子機の電源を試験用電源37として使用す ることができる。即ち、ドアホン子機に点検装置33としての機能を持たせる。 また住戸の外部には、点検装置33を接続するコネクタ端子38のみを設け、 点検装置33を携帯ユニットとして構成し、点検時にコネクタ端子38に点検装 置33をコネクタ接続して試験動作を行わせるようにしてもよい。
【0017】 図4は、図1の感熱部2が火災温度に達した時の動作状態を示したもので、火 災による熱を受けて反転バイメタル8が所定の火災温度に加熱されると、図示の ように上向きに湾曲した状態に反転し、絶縁ボス9を介してバネ板10を押し上 げ、可動接点12を固定接点13に押し付け、図3に示した熱感知器30のスイ ッチ接点31を閉じる。
【0018】 スイッチ接点31が閉じると、受信機25からの電源兼用信号線28,29に 発報電流が流れ、受信機回路27で発報電流を検出して火災受信動作を行う。ま た熱感知器30の発報表示灯32が点灯し、発報動作を知らせる。 図5は図1の感熱部2の試験時における動作状態を示す。図3に示したように 、熱感知器30の試験時には、住戸外にある点検装置33の点検スイッチ36を オン操作すると、点検用電源37から熱感知器30に設けている試験用電磁石の 励磁コイル18に通電が行われ、励磁コイル18の通電で生じた点検用電磁石の 発生磁界により磁石16を吸着し、図5のようにバネ板10を変形して可動接点 12を強制的に固定接点13に押し付けてスイッチ接点を閉じる。
【0019】 このような試験動作によるスイッチ接点の動きは図4に示した実際の火災検出 時と同じであり、反転バイメタル8は実際に動作させないが、それ以外の部分は 試験時に動作させて火災検出時に近い形での試験動作を行うことができる。即ち 、反転バイメタルの故障の可能性は殆どないことから、スイッチ接点の接触試験 を行うことで十分、作動試験となりえる。
【0020】 尚、上記の実施例は、住戸毎に試験動作を行わせる場合を例にとるものであっ たが、点検装置33を受信機25側に設置し、受信機側から例えば回線単位に一 斉に試験動作を行うようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、熱感知器の作動試験を火災温度で実際に 動作した場合に近い形で遠隔的に行うことができ、ヒータ等による加熱試験に比 べ時間がかからないことから試験動作が容易になり、感知器の試験構造も簡単で よいことからコスト的にも安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に用いる試験構造を備えた熱感知器の感
熱部を取出して示した説明図
【図2】本考案に用いる熱感知器の実施例断面図
【図3】集合住宅用火災報知システムを対象とした本発
明の実施例説明図
【図4】図1の感熱部の火災温度による動作状態を示し
た説明図
【図5】図1の感熱部の試験動作状態を示した説明図
【符号の説明】
1:感知器本体 2:感熱部 3:受熱板 4:回路基板 5:裏蓋 6:感知器用信号線 7:試験用信号線 8:反転バイメタル 9:絶縁ボス 10:バネ板 11:本体部 12:可動接点 13:固定接点 14,15,19,20:リード部材 16:磁石 18:試験用電磁石の励磁コイル 21,22:感知器端子 22,23:試験端子 25:受信機 26:電源 27:受信機回路 28,29:電源兼用信号線 30:熱感知器 31:スイッチ接点 32:発報表示灯 33:点検装置 34,35:点検用信号線 36:点検スイッチ 37:点検用電源 38:コネクタ端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の火災温度に達した時の反転バイメタ
    ルの反転動作によりバネ部材を押してスイッチ接点を閉
    成し、該スイッチ接点の閉成で火災検出信号を外部に出
    力する熱感知器に於いて、 前記バネ部材に相対した固定側に試験用電磁石を設け、
    点検時に外部から前記試験用電磁石の励磁コイルに通電
    し、前記試験用電磁石の発生磁界で前記バネ部材側を吸
    引してスイッチ接点を閉じるように構成したことを特徴
    とする熱感知器の試験装置。
JP5391692U 1992-07-31 1992-07-31 熱感知器の試験装置 Pending JPH073088U (ja)

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Cited By (2)

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JP2024013006A (ja) * 2022-07-19 2024-01-31 能美防災株式会社 火災感知器および点検試験器
JP2024055018A (ja) * 2022-10-06 2024-04-18 能美防災株式会社 火災感知器

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JPS5619891B2 (ja) * 1977-06-09 1981-05-11

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