JPH0730925U - 液体容器のベローズポンプ装置 - Google Patents

液体容器のベローズポンプ装置

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JPH0730925U
JPH0730925U JP6045593U JP6045593U JPH0730925U JP H0730925 U JPH0730925 U JP H0730925U JP 6045593 U JP6045593 U JP 6045593U JP 6045593 U JP6045593 U JP 6045593U JP H0730925 U JPH0730925 U JP H0730925U
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bellows
steam
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベローズ内の結露水の排出を妨げることなく
蓋の全高を低くすることにより、そのコンパクト化を図
ることである。 【構成】 エアーロッド11の周りの下板7の部分に、
ベローズ5の内方へ突出部27を設け、該突出部27の
外側の下板7の部分に水抜き穴28を設け、該水抜き穴
28を内蓋14の環状パッキン20の内側の上方の空所
に連通させ、上記突出部27の高さの分だけ蓋3の全高
を低くした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エアーポット、電気ポット等の液体容器におけるベローズポンプ 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に電気ポットにおける従来のベローズポンプ装置を示す。この装置は容器 本体1上にヒンジ2によって蓋3を開閉自在に取付け、その蓋3内にベローズポ ンプ4を収納している。ベローズポンプ4は、ベローズ5とその上下に取付けら れた上板6、下板7、蓋3の案内筒8で上下に案内されるプッシュボタン9、下 板7を貫通するエアーロッド11、上板6と下板7との間に介在された復帰用ス プリング12及び、エアーロッド11と上板6との間に介在されたロッドスプリ ング12’とにより構成される。
【0003】 上記の下板7の下面には蒸気ケース13、該蒸気ケース13の下面に内蓋14 がそれぞれ取付けられる。この蒸気ケース13には、前記のエアーロッド11の 下端部外周を囲む周壁15が設けられ、該エアーロッド11の下端部外周に装着 したロッドパッキン16の外周部分を、上記の周壁15と下板7の下面との間で 挾着する。また、エアーロッド11の下端と対向したエアー吹出し口17が設け られ、前記ロッドパッキン16により該エアー吹出し口17のまわりを開閉する ようになっている。また、前記の周壁15には、蒸気通路18に通じた蒸気穴1 9が設けられる。
【0004】 また、内蓋14の中央部分に、前記のエアー吹出し口17と対向して止水ボー ル21が収納され、該止水ボール21は、蒸気ケース13から下向きに設けた案 内壁22により上下方向に案内され、ポット転倒時に該エアー吹出し口17を閉 塞し、湯が蒸気通路18へ漏出することを防止する。
【0005】 上記の内蓋14にはエアー穴17’が設けられ、そのエアー穴17’よりも外 側において該内蓋14と蒸気ケース13下面との間に環状パッキン20が挾着さ れる。
【0006】 上記のポンプ装置において、プッシュボタン9を押し下げると、ベローズ5が 収縮すると共にエアーロッド11が下降し、ロッドパッキン16がエアー吹出し 口17のまわりを閉塞すると、ベローズ5内のエアーがエアーロッド11を経て 内容器23の内部に圧送される。内容器23内の圧力が上昇すると、湯が揚水管 24を経て吐出口25から吐出される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記のベローズポンプ装置のベローズ5内には、エアーロッド11を通じて蒸 気が侵入し、内部に結露を生じる。その結露水を下板7の中央部分に集め、エア ーロッド11の下降時にその内部を通じて内容器23に戻す。このために、下板 7の中央部分、即ちエアーロッド11のまわりの部分は、ベローズ5内部の下板 7の最下位になるように構成される。
【0008】 一方、ベローズ5の内容量を一定に保ちつつ、プッシュボタン9を押し下げる に要する力を小さくしようとすれば、ベローズ5の径を小さくして、上板6のス トロークを一定以上大きくしなければならない。
【0009】 このため、エアー吹出し口17から、上板6の最上端までの高さHを一定以下 に短くすることができず、このことが蓋3の全高を高くする原因となっていた。
【0010】 そこで、この出願の第1考案の目的は、ベローズ5内の結露水の排出を妨げる ことなく、上記の高さHを短縮して蓋3の全高を低くし、そのコンパクト化を図 ることである。
【0011】 また、従来は、蓋3を急激に閉じた際、内容器23内の圧力の急上昇により、 止水ボール21が浮上がっても、エアー吹出し口17を閉塞することがないよう に(これを閉塞すると内容器23内の圧力上昇により、吐出口25から湯が自然 吐出する不都合がある。)止水ボール21とエアー吹出し口17間のストローク Sを一定以上大きくとる必要があった。このことも、蓋3の全高を高くする原因 となっていた。
【0012】 そこで、この出願の第2考案の目的は、自然吐出の不都合を解決して前記スト ロークSを小さくし、これにより蓋の全高を低くしてそのコンパクト化を図るこ とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の第1考案に係る課題の解決手段は、容器本体上に設けた蓋内にベローズ ポンプを収納し、上記蓋に設けたプッシュボタンと連動して上下動するエアーロ ッドを上記ベローズポンプの下板に貫通せしめ、上記下板の下面に蒸気ケース、 該蒸気ケースの下面に内蓋をそれぞれ取付け、該蒸気ケースにエアー吹出し口、 該内蓋にエアー穴をそれぞれ設け、上記エアーロッドの下端部外周に装着したロ ッドパッキンの外周縁をエアー吹出し口の周りにおいて蒸気ケースの周壁と下板 との間で挾着し、上記内蓋のエアー穴の周りにおいて該内蓋と蒸気ケースとの間 に環状パッキンを介在し、上記ロッドパッキンの内周縁により上記エアー吹出し 口を開閉するようにした液体容器のベローズポンプ装置において、上記エアーロ ッドの周りの下板の部分にベローズ内方へ突出部を設け、該突出部の外側の下板 の部分に水抜き穴を設け、該水抜き穴を上記環状パッキンより内側の内蓋上部の 空所に連通させた構成としたものである。
【0014】 また、第2考案に係る課題の解決手段は、容器本体上に設けた蓋内にベローズ ポンプを収納し、上記蓋に設けたプッシュボタンと連動して上下動するエアーロ ッドを上記ベローズポンプの下板に貫通せしめ、上記下板の下面に蒸気ケース、 該蒸気ケースの下面に内蓋をそれぞれ取付け、該蒸気ケースにエアー吹出し口、 該内蓋にエアー穴をそれぞれ設け、上記エアーロッドの下端部外周に装着したロ ッドパッキンの外周縁をエアー吹出し口の周りにおいて蒸気ケースの周壁と下板 との間で挾着し上記内蓋のエアー穴の周りにおいて該内蓋と蒸気ケースとの間に 環状パッキンを介在し、上記ロッドパッキンの内周縁により上記エアー吹出し口 を開閉するようにした液体容器のベローズポンプ装置において、上記下板の一部 に蒸気抜き穴を設け、該蒸気抜き穴を上記環状パッキンより内側の内蓋上部の空 所に連通させた構成としたものである。
【0015】
【作用】
上記第1考案に係るベローズポンプ装置において、ベローズ内部の結露水は、 下板の水抜き穴から内蓋のエアー穴を経て内容器内に戻る。蓋の全高は、下板の 突出部の高さの分だけ低くなる。
【0016】 また、第2考案に係るベローズポンプ装置において、蓋を急激に閉じた際に止 水ボールが浮き上がってエアー吹出し口を閉塞したとしても、内容器内の内圧は 内蓋のエアー穴及び下板の蒸気抜き穴を経てベローズから外部へ放出される。従 って、止水ボールのストロークを可能な限り小さくすることができ、その分だけ 蓋の全高を低くすることができる。
【0017】
【実施例】
図1に示した第1実施例の電気ポットにおけるベローズポンプ装置の基本的な 構成は、前述の従来例と同様であるので、同一部分には同一符号を付して示すに とどめ、その説明を省略する。
【0018】 相違する部分は次のとおりである。即ち、下板7のエアーロッド11の周りの 部分に、ベローズ5の内方へ突出した突出部27を設け、その突出部27の下面 と蒸気ケース13の周壁15との間で、ロッドパッキン16の外周縁を挾着する 。また、上記突出部27の外側における下板7の部分に水抜き穴28を設け、環 状パッキン20の内側で蒸気ケース13に設けた水抜き通路29の上端を、パッ キン31を介して上記水抜き穴28の下面に密に合致させる。但し、水抜き穴2 8を環状パッキン20より内側に設け、パッキン31、水抜き通路29を省略し 、該水抜き穴28を直接内蓋14の上部空所に連通させるようにしてもよい。上 記の水抜き穴28を環状パッキン20より内側に設けるのは、外側に設けるとエ アー漏れが生じるからである。
【0019】 上記のベローズポンプ装置において、プッシュボタン9を押すと、ベローズ5 内のエアーは、エアーロッド11、エアー吹出し口17、エアー穴17’を経て 内容器23内へ至ルートと、水抜き穴28、水抜き通路29、エアー穴17’を 経て内容器23内へ至るルートにより圧送される。また、ベローズ5内の結露水 は、後者のルートを経て内容器23内へ戻される。
【0020】 エアー吹出し口17から上板6の最上端までの高さH’は従来の場合に比べ、 突出部27の高さ分だけ低くなるが、上板6のストロークは不変である。
【0021】 次に、図2に示した第2実施例の電気ポットのベローズポンプ装置も、その基 本的な構成は従来例と同様である。相違する部分は次のとおりである。
【0022】 即ち、下板7の一部に蒸気抜き穴32を設け、環状パッキン20の内側で蒸気 ケース13に設けた蒸気抜き通路34の上端をパッキン33を介して蒸気抜き穴 32の下面に密に合致させている。この蒸気抜き穴32も、エアー漏れ防止のた め、環状パッキン20より内側に設けられる。
【0023】 上記のベローズポンプ装置において、プッシュボタン9を押すと、ベローズ5 内のエアーはエアーロッド11を経て内容器23内へ至るルートと、蒸気抜き穴 32及び蒸気抜き通路34を経て内容器23内へ至るルートにより圧送される。
【0024】 また、蓋3を急激に閉じた際に、止水ボール21が浮き上がってエアー吹出し 口17を閉じたとしても、内容器23内の圧力は、蒸気抜き通路34、蒸気抜き 穴32、ベローズ5内を経て外部へ放出される。ポットが転倒したときは、止水 ボール21は、従来どおりエアー吹出し口17を閉じ、内容器23内の湯は蒸気 抜き通路34及び蒸気抜き穴32を経てベローズ5内に溜まり、湯が外部へ漏れ 出る時間を遅らせる。
【0025】 ベローズ5内の結露水は従来と同様に、エアーロッド11を経て内容器23内 へ戻される。止水ボール21のストロークS’は、従来の場合より小さく設定で きるので、蓋3の全高を低くすることができる。
【0026】 次に、図3に示した第3実施例は、止水ボール21のストロークS’を第2実 施例と同様の寸法に構成し、その他を第1実施例と同様に構成したものである。
【0027】 プッシュボタン19を押し込んだ際に、2つのルートでエアーが圧送されるこ と、及びベローズ5内の結露水が水抜き穴28及び水抜き通路29のルートで戻 ることは第1実施例と同様である。
【0028】 また、止水ボール21が浮き上がってエアー吹出し口17を閉じた際に、水抜 き通路29及び水抜き穴28、ベローズ5を経て外部へ放出されることは、第2 実施例の場合と同様である。
【0029】 従って、図示のH’及びS’も、それぞれ第1及び第2実施例の場合と同様に 設定される。
【0030】 以上の各実施例において水抜き穴28(図1、図3)及び蒸気抜き穴32(図 2)は、いずれも下板7の吐出口25側に設けているが、これらは内蓋14の環 状パッキン20の内側の空所に連通する範囲内で適宜の位置に設けることができ る。特に、ポットが転倒したとき、ベローズ5内に湯が溜りやすくするために、 水抜き穴28、蒸気抜き穴32は、下板7のヒンジ2側に設けるとよい。
【0031】
【考案の効果】 以上のように、この出願の第1考案に係るベローズポンプ装置は、ベローズ内 の結露水の排出を妨げることなく、蓋の全高を低くすることができ、そのコンパ クト化を図ることができる。
【0032】 また、第2考案に係るベローズポンプ装置は、止水ボール浮き上がり時の自然 吐出を防ぎつつ、蓋の全高を低くすることができ、そのコンパクト化を図ること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の一部省略断面図
【図2】第2実施例の一部省略断面図
【図3】第3実施例の一部省略断面図
【図4】従来例の断面図
【符号の説明】
1 容器本体 2 ヒンジ 3 蓋 4 ベローズポンプ 5 ベローズ 6 上板 7 下板 8 案内筒 9 プッシュボタン 11 エアーロッド 12 スプリング 12’ ロッドスプリング 13 蒸気ケース 14 内蓋 15 周壁 16 ロッドパッキン 17 エアー吹出し口 17’ エアー穴 18 蒸気通路 19 蒸気穴 20 環状パッキン 21 止水ボール 22 案内壁 23 内容器 24 揚水管 25 吐出口 27 突出部 28 水抜き穴 29 水抜き通路 31 パッキン 32 蒸気抜き穴 33 パッキン 34 蒸気抜き通路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体上に設けた蓋内にベローズポン
    プを収納し、上記蓋に設けたプッシュボタンと連動して
    上下動するエアーロッドを上記ベローズポンプの下板に
    貫通せしめ、上記下板の下面に蒸気ケース、該蒸気ケー
    スの下面に内蓋をそれぞれ取付け、該蒸気ケースにエア
    ー吹出し口、該内蓋にエアー穴をそれぞれ設け、上記エ
    アーロッドの下端部外周に装着したロッドパッキンの外
    周縁をエアー吹出し口の周りにおいて蒸気ケースの周壁
    と下板との間で挾着し、上記内蓋のエアー穴の周りにお
    いて該内蓋と蒸気ケースとの間に環状パッキンを介在
    し、上記ロッドパッキンの内周縁により上記エアー吹出
    し口を開閉するようにした液体容器のベローズポンプ装
    置において、上記エアーロッドの周りの下板の部分にベ
    ローズ内方へ突出部を設け、該突出部の外側の下板の部
    分に水抜き穴を設け、該水抜き穴を上記環状パッキンよ
    り内側の内蓋上部の空所に連通させたことを特徴とする
    液体容器のポンプ装置。
  2. 【請求項2】 容器本体上に設けた蓋内にベローズポン
    プを収納し、上記蓋に設けたプッシュボタンと連動して
    上下動するエアーロッドを上記ベローズポンプの下板に
    貫通せしめ、上記下板の下面に蒸気ケース、該蒸気ケー
    スの下面に内蓋をそれぞれ取付け、該蒸気ケースにエア
    ー吹出し口、該内蓋にエアー穴をそれぞれ設け、上記エ
    アーロッドの下端部外周に装着したロッドパッキンの外
    周縁をエアー吹出し口の周りにおいて蒸気ケースの周壁
    と下板との間で挾着し、上記内蓋のエアー穴の周りにお
    いて該内蓋と蒸気ケースとの間に環状パッキンを介在
    し、上記ロッドパッキンの内周縁により上記エアー吹出
    し口を開閉するようにした液体容器のベローズポンプ装
    置において、上記下板の一部に蒸気抜き穴を設け、該蒸
    気抜き穴を上記環状パッキンより内側の内蓋上部の空所
    に連通させたことを特徴とする液体容器のベローズポン
    プ装置。
JP1993060455U 1993-11-10 1993-11-10 液体容器のベローズポンプ装置 Expired - Lifetime JP2594131Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010227250A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Thermos Kk 電動式エアーポット

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JP2594131Y2 (ja) 1999-04-19

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