JPH07309938A - 薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマー - Google Patents
薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーInfo
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- JPH07309938A JPH07309938A JP6168187A JP16818794A JPH07309938A JP H07309938 A JPH07309938 A JP H07309938A JP 6168187 A JP6168187 A JP 6168187A JP 16818794 A JP16818794 A JP 16818794A JP H07309938 A JPH07309938 A JP H07309938A
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- C08G63/66—Polyesters containing oxygen in the form of ether groups
- C08G63/664—Polyesters containing oxygen in the form of ether groups derived from hydroxy carboxylic acids
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- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
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- A61K9/2031—Organic macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyethylene glycol, polyethylene oxide, poloxamers
- A61K9/204—Polyesters, e.g. poly(lactide-co-glycolide)
-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、薬物送達マトリックスに用
いられる、分子内架橋結合を有せず、改良された生分解
性を有し、そして人体に対して毒性のないマルチブロッ
クコポリマーを提供することである。 【構成】 薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生
分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーであって、
親水性、非生分解性、および膨張性を有するブロック
(A)、ならびに、疎水性、生分解性、結晶性、および
非膨張性を有するブロック(B)を含有し、そして、所
定の式で表される、ヒドロゲルマルチブロックコポリマ
ー。
いられる、分子内架橋結合を有せず、改良された生分解
性を有し、そして人体に対して毒性のないマルチブロッ
クコポリマーを提供することである。 【構成】 薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生
分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーであって、
親水性、非生分解性、および膨張性を有するブロック
(A)、ならびに、疎水性、生分解性、結晶性、および
非膨張性を有するブロック(B)を含有し、そして、所
定の式で表される、ヒドロゲルマルチブロックコポリマ
ー。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疎水性のブロックと親
水性のブロックとを含有する、新規な薬物送達マトリッ
クス用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロ
ックコポリマーに関する。特に、本発明は、人体内で分
子内エステル結合およびアミド結合の加水分解によって
容易に分解かつ排泄される、熱可塑性および生分解性ヒ
ドロゲルマルチブロックコポリマーに関する。
水性のブロックとを含有する、新規な薬物送達マトリッ
クス用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロ
ックコポリマーに関する。特に、本発明は、人体内で分
子内エステル結合およびアミド結合の加水分解によって
容易に分解かつ排泄される、熱可塑性および生分解性ヒ
ドロゲルマルチブロックコポリマーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一定の有効な量の範囲内で特定の
場所への薬物の放出を調節するための薬物送達システム
が、積極的に研究されている。この目的のために、生物
医学的ポリマーは、薬物送達マトリックスとして開発さ
れてきた。しかし、これまで開発されてきた生物医学的
ポリマーは、以下のi)〜iii)の欠点を有する。 i)大分子量を有する薬物を送達するには、生物医学的ポ
リマーの使用が困難である。 ii)非生分解性コポリマーを薬物送達マトリックスに用
いる場合には、この非生分解性コポリマーを除去するた
めの物理処理を必要とする。 iii)これまで開発されてきたヒドロゲルの場合では、こ
れらの材料は、架橋性のため、その加工性が非常に低
い。さらに、これらの材料は、人体に対して毒性を有す
るため、薬物送達マトリックスとして容易に使用するこ
とができない。
場所への薬物の放出を調節するための薬物送達システム
が、積極的に研究されている。この目的のために、生物
医学的ポリマーは、薬物送達マトリックスとして開発さ
れてきた。しかし、これまで開発されてきた生物医学的
ポリマーは、以下のi)〜iii)の欠点を有する。 i)大分子量を有する薬物を送達するには、生物医学的ポ
リマーの使用が困難である。 ii)非生分解性コポリマーを薬物送達マトリックスに用
いる場合には、この非生分解性コポリマーを除去するた
めの物理処理を必要とする。 iii)これまで開発されてきたヒドロゲルの場合では、こ
れらの材料は、架橋性のため、その加工性が非常に低
い。さらに、これらの材料は、人体に対して毒性を有す
るため、薬物送達マトリックスとして容易に使用するこ
とができない。
【0003】上記欠点を克服するために、本発明者ら
は、以下のi)およびii)の特性を有する熱可塑性および
生分解性ヒドロゲルコポリマーを研究してきた。 i)このコポリマーは、化学架橋が存在しないので、分散
加工法またはソルベントキャスティング法のような簡単
な加工方法により、適切な調製物に容易に加工され得
る。 ii)このコポリマーは、腎臓を通して容易に排泄される
ように、簡単な加水分解または酵素加水分解により小さ
な毒性のない分子に容易に分解され得る。
は、以下のi)およびii)の特性を有する熱可塑性および
生分解性ヒドロゲルコポリマーを研究してきた。 i)このコポリマーは、化学架橋が存在しないので、分散
加工法またはソルベントキャスティング法のような簡単
な加工方法により、適切な調製物に容易に加工され得
る。 ii)このコポリマーは、腎臓を通して容易に排泄される
ように、簡単な加水分解または酵素加水分解により小さ
な毒性のない分子に容易に分解され得る。
【0004】これまで開示されてきた生分解性コポリマ
ーには、脂肪族ポリエステル、ポリオルトエステル、ポ
リ無水物、ポリα−アミノ酸、ポリホスファゲン、およ
びポリアルキルシアノアクリレートがある。脂肪族ポリ
エステルの中では、ポリラクチド(PLA)、ポリグリ
コリド(PGA)、およびポリラクチデグリコリド(P
LGA)が、FDAにより人体に無毒性のコポリマーと
して認可されている。これらのコポリマーは、小分子量
の薬物を運搬するのに薬物送達デバイスとして使用され
ている。
ーには、脂肪族ポリエステル、ポリオルトエステル、ポ
リ無水物、ポリα−アミノ酸、ポリホスファゲン、およ
びポリアルキルシアノアクリレートがある。脂肪族ポリ
エステルの中では、ポリラクチド(PLA)、ポリグリ
コリド(PGA)、およびポリラクチデグリコリド(P
LGA)が、FDAにより人体に無毒性のコポリマーと
して認可されている。これらのコポリマーは、小分子量
の薬物を運搬するのに薬物送達デバイスとして使用され
ている。
【0005】最近、細胞工学または組換えDNA技術に
よって生成されたポリペプチドまたはタンパク質が主要
な医薬品として認可されてきた。しかしながら、これら
の医薬品は、短い半減期を有する水溶性かつ非常に不安
定な高分子化合物であるため、注射でしか投与されな
い。従って、これらの化合物の他の適切な送達経路を見
い出すことが主要な研究課題となっている。
よって生成されたポリペプチドまたはタンパク質が主要
な医薬品として認可されてきた。しかしながら、これら
の医薬品は、短い半減期を有する水溶性かつ非常に不安
定な高分子化合物であるため、注射でしか投与されな
い。従って、これらの化合物の他の適切な送達経路を見
い出すことが主要な研究課題となっている。
【0006】タンパク質薬物の送達システムとしての脂
肪族ポリエステルの使用は、装填プロセスにおける困難
性、複雑な放出メカニズム、低い分解性、およびそれら
の疎水特性のために、若干のハンディキャップがある。
従って、タンパク質薬物のための薬物送達マトリックス
に用いられる、改良された分解性材料が必要とされてい
る。
肪族ポリエステルの使用は、装填プロセスにおける困難
性、複雑な放出メカニズム、低い分解性、およびそれら
の疎水特性のために、若干のハンディキャップがある。
従って、タンパク質薬物のための薬物送達マトリックス
に用いられる、改良された分解性材料が必要とされてい
る。
【0007】薬物送達マトリックスとしてのブロックコ
ポリマーが、米国特許第4,942,035号に開示されてい
る。これらのコポリマーは、親水性ブロックとしてのポ
リエチレンオキシド、および、疎水性ブロックとしての
ポリラクチド(D-、L-、またはDL-型)、ポリグリコリ
ド、ポリ−ε−カプロラクトン、またはポリ−3−ヒド
ロキシブチル酸を含有する、PLA/PEO/PLAま
たはPGA/PEO/PGAの形のブロックコポリマー
である。しかし、これらのブロックコポリマーには、高
分子PEOを用いているために、人体から排泄すること
が困難であるなどの欠点が存在する。
ポリマーが、米国特許第4,942,035号に開示されてい
る。これらのコポリマーは、親水性ブロックとしてのポ
リエチレンオキシド、および、疎水性ブロックとしての
ポリラクチド(D-、L-、またはDL-型)、ポリグリコリ
ド、ポリ−ε−カプロラクトン、またはポリ−3−ヒド
ロキシブチル酸を含有する、PLA/PEO/PLAま
たはPGA/PEO/PGAの形のブロックコポリマー
である。しかし、これらのブロックコポリマーには、高
分子PEOを用いているために、人体から排泄すること
が困難であるなどの欠点が存在する。
【0008】他方、ポリアルキレンオキシド、ポリグリ
コリド、およびトリメチレンカーボネートを有する、ジ
ブロックコポリマーならびにトリブロックコポリマーが
米国特許第4,716,203号に開示されている。これらのブ
ロックコポリマーは、コーティング材料のために発明さ
れ、そして容易に分解されず、人体に対し毒性の疑わし
い若干の物質を含有する。
コリド、およびトリメチレンカーボネートを有する、ジ
ブロックコポリマーならびにトリブロックコポリマーが
米国特許第4,716,203号に開示されている。これらのブ
ロックコポリマーは、コーティング材料のために発明さ
れ、そして容易に分解されず、人体に対し毒性の疑わし
い若干の物質を含有する。
【0009】親水性成分としてのポリエチレングリコー
ル、および、疎水性成分としてのポリラクチドを有する
他のブロックコポリマーは、J.Pol.Sci.(A):27巻、215
1(1989年)、J.Pol.Sci.(A):39巻、1(1990年)、J.Ap
plied.Poly.Sci.:50巻、1391(1993年)、およびJ.Applie
d.Poly.Sci.:51巻 473(1994年)に報告されている。しか
しながら、これらのコポリマーは、薬物送達マトリック
スに用いられる2種の成分の簡単な共重合によって調製
された。
ル、および、疎水性成分としてのポリラクチドを有する
他のブロックコポリマーは、J.Pol.Sci.(A):27巻、215
1(1989年)、J.Pol.Sci.(A):39巻、1(1990年)、J.Ap
plied.Poly.Sci.:50巻、1391(1993年)、およびJ.Applie
d.Poly.Sci.:51巻 473(1994年)に報告されている。しか
しながら、これらのコポリマーは、薬物送達マトリック
スに用いられる2種の成分の簡単な共重合によって調製
された。
【0010】
【発明の要旨】本発明の目的は、薬物送達マトリックス
に用いられる、分子内架橋結合を有せず、改良された生
分解性を有し、そして人体に対して毒性のないヒドロゲ
ルマルチブロックコポリマーを提供することである。
に用いられる、分子内架橋結合を有せず、改良された生
分解性を有し、そして人体に対して毒性のないヒドロゲ
ルマルチブロックコポリマーを提供することである。
【0011】薬物送達マトリックスに用いられる本発明
のヒドロゲルマルチブロックコポリマーは、親水性、非
生分解性、および膨張性を有するブロック(A)(ソフ
トドメイン)[A(−)]と、疎水性、生分解性、結晶
性、および非膨張性を有するブロック(B)ハードドメ
イン[B(---)]との合成によって調製される。
のヒドロゲルマルチブロックコポリマーは、親水性、非
生分解性、および膨張性を有するブロック(A)(ソフ
トドメイン)[A(−)]と、疎水性、生分解性、結晶
性、および非膨張性を有するブロック(B)ハードドメ
イン[B(---)]との合成によって調製される。
【0012】本発明のヒドロゲルマルチブロックコポリ
マーは、以下の式(I)a、(I)b、(I)c、(I)d、(I)e、およ
び(I)fからなる群より選択される式で表される。
マーは、以下の式(I)a、(I)b、(I)c、(I)d、(I)e、およ
び(I)fからなる群より選択される式で表される。
【0013】
【化3】
【0014】ここで、A(−)は、実質的にポリエチレ
ンオキシド(PEO)およびPEO/ポリプロピレンオ
キシド(PPO)のコポリマーのいずれかからなる、親
水性、非生分解性、および膨張性を有する重合体を示
し;B(---)は、実質的にポリラクチド(PLA)、
ポリグリコリド(PGA)、PLA/PGAのコポリマ
ー(ポリラクチデグリコリド(PLGA))、ポリカプ
ロラクトン、ポリオルトエステル、およびポリ無水物の
いずれかからなる、疎水性、生分解性、結晶性、および
非膨張性を有する重合体を示し;Xは、アミド結合、エ
ステル結合、およびカーボネート結合からなる群より選
択される生分解性化学結合を示し;Yは、アミド結合、
エステル結合、およびカーボネート結合からなる群より
選択される、ブロック(A)とブロック(B)との間ま
たはブロック(B)とブロック(B)との間を連結する
化学結合を示し;nは、0〜10の整数を示し;qは、
3〜4の整数を示す。
ンオキシド(PEO)およびPEO/ポリプロピレンオ
キシド(PPO)のコポリマーのいずれかからなる、親
水性、非生分解性、および膨張性を有する重合体を示
し;B(---)は、実質的にポリラクチド(PLA)、
ポリグリコリド(PGA)、PLA/PGAのコポリマ
ー(ポリラクチデグリコリド(PLGA))、ポリカプ
ロラクトン、ポリオルトエステル、およびポリ無水物の
いずれかからなる、疎水性、生分解性、結晶性、および
非膨張性を有する重合体を示し;Xは、アミド結合、エ
ステル結合、およびカーボネート結合からなる群より選
択される生分解性化学結合を示し;Yは、アミド結合、
エステル結合、およびカーボネート結合からなる群より
選択される、ブロック(A)とブロック(B)との間ま
たはブロック(B)とブロック(B)との間を連結する
化学結合を示し;nは、0〜10の整数を示し;qは、
3〜4の整数を示す。
【0015】
【発明の構成】親水性、非生分解性、および膨張性を有
するブロック(A)を構成するポリマーとしては、数平
均分子量(M.W)600〜30,000、好ましくは2,000〜10,000
のポリエチレンオキシド(PEO)および/またはPE
O/ポリプロピレンオキシド(PPO)のコポリマーが
用いられ得る。数平均分子量が2,000未満のポリマーは
柔軟性および加工性が低く、そして数平均分子量が10,0
00より大きいポリマーは腎臓を介して排泄されにくい。
するブロック(A)を構成するポリマーとしては、数平
均分子量(M.W)600〜30,000、好ましくは2,000〜10,000
のポリエチレンオキシド(PEO)および/またはPE
O/ポリプロピレンオキシド(PPO)のコポリマーが
用いられ得る。数平均分子量が2,000未満のポリマーは
柔軟性および加工性が低く、そして数平均分子量が10,0
00より大きいポリマーは腎臓を介して排泄されにくい。
【0016】巨大分子(large molecular)であるポリ
エチレングリコール(PEG)の排泄の困難さを解決す
るために、高い柔軟性および加工性を持つ生分解性ポリ
エチレングリコール誘導体が本発明により合成される。
言葉を変えると、生分解性結合(X−)を有する親水性マ
ルチブロックが以下の重合工程により得られる。 (i) PEOおよびPEO/PPOからなる群より選択さ
れる親水性ポリマーであって、ナフタレンカリウム、ナ
フタレンナトリウム、ジイソプロピルリチウム、t−ブ
チルカリウム、t−ブチルナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、および水酸化カリウムからなる群より選択される開
始剤により陰イオン化する工程; (ii)グリコリド、ラクチド、およびカプロラクトンから
なる群より選択される所望の量の疎水性のモノマーを加
えて、該親水性ポリマーの、陰イオンの両末端に重合す
る工程;および、 (iii)所望の量のエチレンオキシドを加え、上記で得ら
れるコポリマーの陰イオンの両末端に重合する工程。
エチレングリコール(PEG)の排泄の困難さを解決す
るために、高い柔軟性および加工性を持つ生分解性ポリ
エチレングリコール誘導体が本発明により合成される。
言葉を変えると、生分解性結合(X−)を有する親水性マ
ルチブロックが以下の重合工程により得られる。 (i) PEOおよびPEO/PPOからなる群より選択さ
れる親水性ポリマーであって、ナフタレンカリウム、ナ
フタレンナトリウム、ジイソプロピルリチウム、t−ブ
チルカリウム、t−ブチルナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、および水酸化カリウムからなる群より選択される開
始剤により陰イオン化する工程; (ii)グリコリド、ラクチド、およびカプロラクトンから
なる群より選択される所望の量の疎水性のモノマーを加
えて、該親水性ポリマーの、陰イオンの両末端に重合す
る工程;および、 (iii)所望の量のエチレンオキシドを加え、上記で得ら
れるコポリマーの陰イオンの両末端に重合する工程。
【0017】上記で得られた生分解性結合(X−)を有す
る親水性マルチブロックは、望ましい薬物送達マトリッ
クスとして以下の独特な特性を有する; (i) 巨大分子PEGの高い加工性、および、(ii) 腎臓
を介して容易に排泄される小分子(small molecular)
への高い生分解性。
る親水性マルチブロックは、望ましい薬物送達マトリッ
クスとして以下の独特な特性を有する; (i) 巨大分子PEGの高い加工性、および、(ii) 腎臓
を介して容易に排泄される小分子(small molecular)
への高い生分解性。
【0018】疎水性、生分解性、結晶性、および非膨張
性を有するブロック(B)に用いられるポリマーとして
は、好ましくは、ポリラクチド(PLA)、ポリグリコ
リド(PGA)、ポリラクチデグリコリド(PLG
A)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリオルトエス
テル、およびポリ無水化物、ならびに、それらのコポリ
マーのいずれかが用いられ得る。さらに好ましくは、ポ
リラクチド(PLA)、ポリグリコリド(PGA)、ポ
リカプロラクトン(PCL)、およびそれらのコポリマ
ーのいずれかが用いられ得る。
性を有するブロック(B)に用いられるポリマーとして
は、好ましくは、ポリラクチド(PLA)、ポリグリコ
リド(PGA)、ポリラクチデグリコリド(PLG
A)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリオルトエス
テル、およびポリ無水化物、ならびに、それらのコポリ
マーのいずれかが用いられ得る。さらに好ましくは、ポ
リラクチド(PLA)、ポリグリコリド(PGA)、ポ
リカプロラクトン(PCL)、およびそれらのコポリマ
ーのいずれかが用いられ得る。
【0019】本発明のヒドロゲルマルチブロックコポリ
マーは、疎水性、生分解性、結晶性、および非膨張性を
有するブロック(B)の数が、2より多いことが好まし
い。ブロック(A)とブロック(B)との間の化学結合
(Y)により、多くの分枝を有するヒドロゲルマルチブ
ロックコポリマーが得られ得る。
マーは、疎水性、生分解性、結晶性、および非膨張性を
有するブロック(B)の数が、2より多いことが好まし
い。ブロック(A)とブロック(B)との間の化学結合
(Y)により、多くの分枝を有するヒドロゲルマルチブ
ロックコポリマーが得られ得る。
【0020】本発明のヒドロゲルマルチブロックコポリ
マーの好ましいタイプは、以下の式(I)および(I')から
なる群より選択される式で表され得る。
マーの好ましいタイプは、以下の式(I)および(I')から
なる群より選択される式で表され得る。
【0021】
【化4】
【0022】ここで、Aは、親水性マルチブロックコポ
リマーとしての[(CH2CH2O)n-X-(OCH2CH2)n]rを示し;X
は、-O(COCH2O)x-、または-[COCH(CH3)O]x-、を示し;
Yは、-CHyNHCO-を示し;Y'は、-CONHCHy-を示し;R1
およびR2は、それぞれ独立して、水素またはメチルを
示し;xは、1〜10の整数を示し;zは、1〜5の整数
を示し;yは、0、1、または2の整数を示し;lは、
1、2、または3の整数を示し;mは、1〜100の整数を
示し;nは、20〜500の整数を示し;そしてrは、0〜1
0の整数を示す。
リマーとしての[(CH2CH2O)n-X-(OCH2CH2)n]rを示し;X
は、-O(COCH2O)x-、または-[COCH(CH3)O]x-、を示し;
Yは、-CHyNHCO-を示し;Y'は、-CONHCHy-を示し;R1
およびR2は、それぞれ独立して、水素またはメチルを
示し;xは、1〜10の整数を示し;zは、1〜5の整数
を示し;yは、0、1、または2の整数を示し;lは、
1、2、または3の整数を示し;mは、1〜100の整数を
示し;nは、20〜500の整数を示し;そしてrは、0〜1
0の整数を示す。
【0023】さらに好ましくは前記PEOを含有するブ
ロックの重量が、前記ヒドロゲルマルチブロックコポリ
マーの5から95重量%である。
ロックの重量が、前記ヒドロゲルマルチブロックコポリ
マーの5から95重量%である。
【0024】本発明の薬物送達マトリックス用の熱可塑
性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマー
の調製方法は以下の工程を含有する方法である。 (i)数平均分子量(M.W.)が600から30,000までのポリエチ
レンオキシド(PEO)およびPEO/PPOのコポリ
マーからなる群より選択される親水性ポリマーを用いて
生分解性結合(X−)を有する親水性マルチブロックを調
製する工程; (ii) 該親水性マルチブロックの両末端にヒドロキシル
基を導入する工程; (iii)ラクチド、グリコリド、およびカプロラクトンか
らなる群より選択される疎水性ブロック(B)であるモ
ノマーを加えて重合する工程;および、 (iv)エチレンオキシドからなる群より選択される親水
性、非生分解性、膨張性を有するブロック(A)である
モノマーを加えてアニオン重合する工程。
性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマー
の調製方法は以下の工程を含有する方法である。 (i)数平均分子量(M.W.)が600から30,000までのポリエチ
レンオキシド(PEO)およびPEO/PPOのコポリ
マーからなる群より選択される親水性ポリマーを用いて
生分解性結合(X−)を有する親水性マルチブロックを調
製する工程; (ii) 該親水性マルチブロックの両末端にヒドロキシル
基を導入する工程; (iii)ラクチド、グリコリド、およびカプロラクトンか
らなる群より選択される疎水性ブロック(B)であるモ
ノマーを加えて重合する工程;および、 (iv)エチレンオキシドからなる群より選択される親水
性、非生分解性、膨張性を有するブロック(A)である
モノマーを加えてアニオン重合する工程。
【0025】本発明のヒドロゲルマルチブロックコポリ
マーの調製方法としては、前記親水性マルチブロック
を、疎水性ブロック(B)のモノマーに結合するため
に、トリス(ヒドロキシアルキル)アミノメタン、また
はジヒドロキシアルキルアミノメタンと反応させること
が好ましく、さらに好ましくは、前記アルキルが、C1-C
5脂肪族化合物であるか、あるいは前記ヒドロキシル基
の導入より前に、前記親水性マルチブロックの両末端を
p−ニトロフェニルクロロホルメートで保護する工程を
包含する。
マーの調製方法としては、前記親水性マルチブロック
を、疎水性ブロック(B)のモノマーに結合するため
に、トリス(ヒドロキシアルキル)アミノメタン、また
はジヒドロキシアルキルアミノメタンと反応させること
が好ましく、さらに好ましくは、前記アルキルが、C1-C
5脂肪族化合物であるか、あるいは前記ヒドロキシル基
の導入より前に、前記親水性マルチブロックの両末端を
p−ニトロフェニルクロロホルメートで保護する工程を
包含する。
【0026】本発明のヒドロゲルマルチブロックコポリ
マーの調製方法は、具体的には以下のように説明し得
る。
マーの調製方法は、具体的には以下のように説明し得
る。
【0027】数平均分子量600〜20,000のポリエチレン
オキシド(PEO)1当量を良く乾燥した反応容器に入
れ、そして、THF溶媒に溶解する。その後、この反応
容器に、0.05N〜0.5Nのナフタレンカリウム溶液を加え
る。PEOのヒドロキシル基と同じ当量数のナフタレン
カリウム溶液が加えられた時点で、この溶液のペールグ
リーンの色が消える。
オキシド(PEO)1当量を良く乾燥した反応容器に入
れ、そして、THF溶媒に溶解する。その後、この反応
容器に、0.05N〜0.5Nのナフタレンカリウム溶液を加え
る。PEOのヒドロキシル基と同じ当量数のナフタレン
カリウム溶液が加えられた時点で、この溶液のペールグ
リーンの色が消える。
【0028】色が消えると同時に、所望の量の疎水性モ
ノマー(例えば、グリコリドまたはラクチド)を加え、
そして重合させる。その後、所望の量のエチレンオキシ
ドを加え、重合させる。こうして、生分解性結合(X−)
を有する親水性マルチブロックが得られる。
ノマー(例えば、グリコリドまたはラクチド)を加え、
そして重合させる。その後、所望の量のエチレンオキシ
ドを加え、重合させる。こうして、生分解性結合(X−)
を有する親水性マルチブロックが得られる。
【0029】上記で得られる生分解性結合(X−)を有す
る親水性マルチブロック1当量およびp−ニトロフェニ
ルクロロホルメート(NPC)またはカルボニルジイミ
ダゾール(CDI)2.5当量を有機溶媒に溶解する。
その後、塩基(例えばトリエチルアミン、ピリジン)2.
5当量を加え、反応させる。
る親水性マルチブロック1当量およびp−ニトロフェニ
ルクロロホルメート(NPC)またはカルボニルジイミ
ダゾール(CDI)2.5当量を有機溶媒に溶解する。
その後、塩基(例えばトリエチルアミン、ピリジン)2.
5当量を加え、反応させる。
【0030】反応した物質を濾過し、そして非極性溶媒
に加える。両末端のヒドロキシル基がNPCによって保
護された生分解性結合(X−)を有する親水性マルチブロ
ックコポリマーが沈澱する。得られたポリマーを乾燥し
た後、このポリマーを極性溶媒中でトリス(ヒドロキシ
アルキル)アミノメタンと反応させる。非極性溶媒中で
反応した物質が、沈澱した後、両末端にヒドロキシル基
を有する種々の親水性ブロックポリマーが得られる。こ
れらの親水性ブロックポリマーのヒドロキシル基は、N
MRで3.22ppmにプロトンピークを示す。
に加える。両末端のヒドロキシル基がNPCによって保
護された生分解性結合(X−)を有する親水性マルチブロ
ックコポリマーが沈澱する。得られたポリマーを乾燥し
た後、このポリマーを極性溶媒中でトリス(ヒドロキシ
アルキル)アミノメタンと反応させる。非極性溶媒中で
反応した物質が、沈澱した後、両末端にヒドロキシル基
を有する種々の親水性ブロックポリマーが得られる。こ
れらの親水性ブロックポリマーのヒドロキシル基は、N
MRで3.22ppmにプロトンピークを示す。
【0031】上記で得られ、良く乾燥したブロックコポ
リマー1当量を、良く乾燥した反応容器に入れ、そして
THF溶媒に溶解する。その後、この反応容器に、0.05
N〜0.5Nのナフタレンカリウム溶液を加える。このブロ
ックコポリマーのヒドロキシル基と同じ当量数のナフタ
レンカリウム溶液が加えられた時点で、この溶液のペー
ルグリーンの色が消える。
リマー1当量を、良く乾燥した反応容器に入れ、そして
THF溶媒に溶解する。その後、この反応容器に、0.05
N〜0.5Nのナフタレンカリウム溶液を加える。このブロ
ックコポリマーのヒドロキシル基と同じ当量数のナフタ
レンカリウム溶液が加えられた時点で、この溶液のペー
ルグリーンの色が消える。
【0032】色が消えると同時に、所望の量の疎水性ブ
ロックモノマーであるグリコリドまたはラクチドを加
え、そして重合させる。その後、所望の量のエチレンオ
キシドを加え、重合させる。最終的に、本発明の熱可塑
性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマー
が得られる。上記のようにして、アニオン重合法で得ら
れるヒドロゲルマルチブロックコポリマーは、簡易カッ
プリング重合法で得られるコポリマーよりも、良好な物
理特性を示す。
ロックモノマーであるグリコリドまたはラクチドを加
え、そして重合させる。その後、所望の量のエチレンオ
キシドを加え、重合させる。最終的に、本発明の熱可塑
性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマー
が得られる。上記のようにして、アニオン重合法で得ら
れるヒドロゲルマルチブロックコポリマーは、簡易カッ
プリング重合法で得られるコポリマーよりも、良好な物
理特性を示す。
【0033】上述したように、本発明のヒドロゲルマル
チブロックコポリマーはi)PEOおよび/またはPEO
/PPOのコポリマーが生分解性結合で結合する親水性
マルチブロック、およびii)PLA、PGA、PGL
A、PCL、ポリオルトエステル、ポリ無水物および/
またはそれらのコポリマーを含有する疎水性ブロックを
含有する。
チブロックコポリマーはi)PEOおよび/またはPEO
/PPOのコポリマーが生分解性結合で結合する親水性
マルチブロック、およびii)PLA、PGA、PGL
A、PCL、ポリオルトエステル、ポリ無水物および/
またはそれらのコポリマーを含有する疎水性ブロックを
含有する。
【0034】各ブロックの数平均分子量または成分を変
化させることにより、種々のタイプの熱可塑性および生
分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーが調製され
得る。従って、本発明に基づいて種々のコポリマーが容
易に合成され得る。
化させることにより、種々のタイプの熱可塑性および生
分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーが調製され
得る。従って、本発明に基づいて種々のコポリマーが容
易に合成され得る。
【0035】
【実施例】本発明は、以下の実施例によってさらに詳細
に説明され得るが、以下の実施例によって限定されな
い。
に説明され得るが、以下の実施例によって限定されな
い。
【0036】(実施例1)数平均分子量3,350のポ
リエチレングリコール(PEG)1mmolを良く乾燥
した反応容器に入れ、乾燥したTHF溶液200mlに
溶解した。その後、0.1Nナフタレンカリウム溶液2
mmolをこの反応容器に加えた。ペールグリーンの色
が消えたとき、THF溶媒に溶解したL−ラクチド8m
molを加えた。30分の反応後、窒素雰囲気下で、蒸
留したエチレンオキシド(EO)0.1molを加え、
そして一週間攪拌した。エーテルに溶解した少量の酢酸
を加えて反応を終了させた。冷メタノール中で沈澱させ
た後、沈澱した物質を冷蔵装置中に1日置き、得られた
物質を濾過して真空乾燥した。
リエチレングリコール(PEG)1mmolを良く乾燥
した反応容器に入れ、乾燥したTHF溶液200mlに
溶解した。その後、0.1Nナフタレンカリウム溶液2
mmolをこの反応容器に加えた。ペールグリーンの色
が消えたとき、THF溶媒に溶解したL−ラクチド8m
molを加えた。30分の反応後、窒素雰囲気下で、蒸
留したエチレンオキシド(EO)0.1molを加え、
そして一週間攪拌した。エーテルに溶解した少量の酢酸
を加えて反応を終了させた。冷メタノール中で沈澱させ
た後、沈澱した物質を冷蔵装置中に1日置き、得られた
物質を濾過して真空乾燥した。
【0037】上記で得られた化合物1mmol、トリエ
チルアミン2mmol、およびアセトニトリル100mlを
良く乾燥した反応容器に入れ、攪拌した。攪拌しなが
ら、アセトニトリルに溶解したp−ニトロフェニルクロ
ロホルメート(NPC)5mmolを加え、24時間攪
拌した。濾過して、塩を除いた後、この反応溶液をエー
テルに注いだ。そして、反応した物質を沈澱させた。反
応した物質を濾過し、真空乾燥した後、マルチブロック
PEO[(NPC−PEO−PLA)2−PEO]が得
られた。
チルアミン2mmol、およびアセトニトリル100mlを
良く乾燥した反応容器に入れ、攪拌した。攪拌しなが
ら、アセトニトリルに溶解したp−ニトロフェニルクロ
ロホルメート(NPC)5mmolを加え、24時間攪
拌した。濾過して、塩を除いた後、この反応溶液をエー
テルに注いだ。そして、反応した物質を沈澱させた。反
応した物質を濾過し、真空乾燥した後、マルチブロック
PEO[(NPC−PEO−PLA)2−PEO]が得
られた。
【0038】上記で得られたNPCマルチブロックPE
O 0.1mmol、トリス(ヒドロキシメチル)アミ
ノメタン0.2mmol、および溶媒としてのDMSO
を混合し、24時間反応させた。反応した物質をエーテ
ル中に沈澱させ、そしてこの沈澱物を水に溶解した。ク
ロロホルムを用いて抽出した後、両末端にヒドロキシル
基を有するブロックポリマー(コポリマー)が得られ
た。得られたコポリマーのヒドロキシル基は、NMR
(DMSO−d6)で3.30ppmにプロトンのピー
クを示した。得られたコポリマーの数平均分子量は9,
000であった。
O 0.1mmol、トリス(ヒドロキシメチル)アミ
ノメタン0.2mmol、および溶媒としてのDMSO
を混合し、24時間反応させた。反応した物質をエーテ
ル中に沈澱させ、そしてこの沈澱物を水に溶解した。ク
ロロホルムを用いて抽出した後、両末端にヒドロキシル
基を有するブロックポリマー(コポリマー)が得られ
た。得られたコポリマーのヒドロキシル基は、NMR
(DMSO−d6)で3.30ppmにプロトンのピー
クを示した。得られたコポリマーの数平均分子量は9,
000であった。
【0039】(実施例2)実施例1で得られたトリス−
マルチブロックPEO 0.1mmolを良く乾燥した
反応容器入れ、THF溶媒に溶解した。それから0.1
Nナフタレンカリウム溶液0.6mmolを加えた。ペ
ールグリーンの色が消えた時、THF溶媒に溶解したL
−ラクチド24mmolを加えた。30分反応させた
後、窒素雰囲気下で蒸留したエチレンオキシド(EO)
0.3molを加え、そして一週間攪拌した。エーテル
に溶解した少量の酢酸を加え、反応を終了させた。冷メ
タノール中に沈澱させ、沈澱した物質を冷蔵装置中に1
日置き、得られた物質を濾過し、真空乾燥した。得られ
たコポリマーのラクチドのプロトンのピークはNMRで
5.19と1.55ppmとに示され、オキシエチレン
(-CH2CH2O-)のプロトンのピークは3.65pp
mに示された。数平均分子量は25,000であった。
マルチブロックPEO 0.1mmolを良く乾燥した
反応容器入れ、THF溶媒に溶解した。それから0.1
Nナフタレンカリウム溶液0.6mmolを加えた。ペ
ールグリーンの色が消えた時、THF溶媒に溶解したL
−ラクチド24mmolを加えた。30分反応させた
後、窒素雰囲気下で蒸留したエチレンオキシド(EO)
0.3molを加え、そして一週間攪拌した。エーテル
に溶解した少量の酢酸を加え、反応を終了させた。冷メ
タノール中に沈澱させ、沈澱した物質を冷蔵装置中に1
日置き、得られた物質を濾過し、真空乾燥した。得られ
たコポリマーのラクチドのプロトンのピークはNMRで
5.19と1.55ppmとに示され、オキシエチレン
(-CH2CH2O-)のプロトンのピークは3.65pp
mに示された。数平均分子量は25,000であった。
【0040】(実施例3)L−ラクチド4mmolを用
いたこと以外は、実施例1と同様の方法によってコポリ
マーを得た。得られたこのコポリマーの数平均分子量
は、8,400であった。
いたこと以外は、実施例1と同様の方法によってコポリ
マーを得た。得られたこのコポリマーの数平均分子量
は、8,400であった。
【0041】(実施例4)数平均分子量8,400の実
施例3で得られたコポリマー0.1mmolおよびL−
ラクチド12mmolを用いたこと以外は、実施例2と
同様の方法によってコポリマーを得た。得られたコポリ
マーの数平均分子量は23,300であった。
施例3で得られたコポリマー0.1mmolおよびL−
ラクチド12mmolを用いたこと以外は、実施例2と
同様の方法によってコポリマーを得た。得られたコポリ
マーの数平均分子量は23,300であった。
【0042】(実施例5)数平均分子量4,600のポ
リエチレングリコール(PEG)1mmolを用いたこ
と以外は、実施例1と同様の方法によってコポリマーを
得た。得られたコポリマーの数平均分子量は10,00
0であった。
リエチレングリコール(PEG)1mmolを用いたこ
と以外は、実施例1と同様の方法によってコポリマーを
得た。得られたコポリマーの数平均分子量は10,00
0であった。
【0043】(実施例6)実施例5で得られたコポリマ
ー0.1mmolを、良く乾燥した反応容器に入れ、T
HF溶媒に溶解した。そして、0.1Nナフタレンカリ
ウム溶液0.6mmolを加えた。それからは実施例2
と同様の方法によってコポリマーを得た。得られたコポ
リマーのラクチドのプロトンのピークは、NMRで5.
20ppmと1.52ppmとに示された。数平均分子
量は26,500であった。
ー0.1mmolを、良く乾燥した反応容器に入れ、T
HF溶媒に溶解した。そして、0.1Nナフタレンカリ
ウム溶液0.6mmolを加えた。それからは実施例2
と同様の方法によってコポリマーを得た。得られたコポ
リマーのラクチドのプロトンのピークは、NMRで5.
20ppmと1.52ppmとに示された。数平均分子
量は26,500であった。
【0044】(実施例7)数平均分子量4,600のポ
リエチレングリコール(PEG)1mmolおよびL−
ラクチド4mmolを用いたこと以外は、実施例1と同
様の方法によって、コポリマーを得た。得られたこのコ
ポリマーの数平均分子量は9,800であった。
リエチレングリコール(PEG)1mmolおよびL−
ラクチド4mmolを用いたこと以外は、実施例1と同
様の方法によって、コポリマーを得た。得られたこのコ
ポリマーの数平均分子量は9,800であった。
【0045】(実施例8)数平均分子量が9,800の
実施例7で得られたコポリマー 0.1mmolおよび
L−ラクチド12mmolを用いたこと以外は、実施例
2と同様の方法によって、コポリマーを得た。得られた
コポリマーのラクチドのプロトンのピークは、NMRで
5.19ppmと1.55ppmとに示され、得られた
コポリマーの数平均分子量は24,900であった。
実施例7で得られたコポリマー 0.1mmolおよび
L−ラクチド12mmolを用いたこと以外は、実施例
2と同様の方法によって、コポリマーを得た。得られた
コポリマーのラクチドのプロトンのピークは、NMRで
5.19ppmと1.55ppmとに示され、得られた
コポリマーの数平均分子量は24,900であった。
【0046】(実施例9)ペンタエリトロールカリウム
1mmolをよく乾燥した反応容器に入れ、そして、乾
燥トルエン100mlを加えた。その後、蒸留したエチ
レンオキシド(EO)0.2molを窒素雰囲気下で加
え、そして1週間攪拌した。エーテルに溶解した少量の
酢酸を加え、反応を終了した。冷メタノール中で沈澱さ
せた後、この沈澱した物質を冷蔵装置中に1日置き、そ
して得られた物質を濾過し、真空乾燥した。
1mmolをよく乾燥した反応容器に入れ、そして、乾
燥トルエン100mlを加えた。その後、蒸留したエチ
レンオキシド(EO)0.2molを窒素雰囲気下で加
え、そして1週間攪拌した。エーテルに溶解した少量の
酢酸を加え、反応を終了した。冷メタノール中で沈澱さ
せた後、この沈澱した物質を冷蔵装置中に1日置き、そ
して得られた物質を濾過し、真空乾燥した。
【0047】上記で得られた化合物1mmol、トリエ
チルアミン2mmol、およびアセトニトリル100m
lをよく乾燥した反応容器に入れ、そして攪拌した。攪
拌しながらアセトニトリルに溶解したp−ニトロフェニ
ルクロロホルメート(NPC)5mmolを加え、そし
て24時間攪拌した。濾過して塩を除いた後、この反応
溶液をエーテルに注いだ。そして反応物質を沈澱させ
た。反応物質を濾過および真空乾燥した後、マルチブロ
ックPEO[(NPC−PEO−PLA−PEO−CH
2)4C]を得た。
チルアミン2mmol、およびアセトニトリル100m
lをよく乾燥した反応容器に入れ、そして攪拌した。攪
拌しながらアセトニトリルに溶解したp−ニトロフェニ
ルクロロホルメート(NPC)5mmolを加え、そし
て24時間攪拌した。濾過して塩を除いた後、この反応
溶液をエーテルに注いだ。そして反応物質を沈澱させ
た。反応物質を濾過および真空乾燥した後、マルチブロ
ックPEO[(NPC−PEO−PLA−PEO−CH
2)4C]を得た。
【0048】上記で得られたNPC−マルチブロックP
EO 0.1mmol、トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン0.4mmol、および溶媒としてのDMS
Oを混合し、そして24時間反応させた。反応混合物を
エーテル中に沈澱させ、ブロックポリマー(コポリマ
ー)を得た。
EO 0.1mmol、トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン0.4mmol、および溶媒としてのDMS
Oを混合し、そして24時間反応させた。反応混合物を
エーテル中に沈澱させ、ブロックポリマー(コポリマ
ー)を得た。
【0049】得られたコポリマーの、ペンタエリトロー
ルのメチレンラジカルのプロトンのピークは、4.20
ppmに検出され、ラクチドのプロトンのピークは、
5.16ppmと1.56ppmとに検出され、ヒドロ
キシル基のプロトンのピークは、3.20ppmに検出
された。得られたコポリマーの数平均分子量は20,0
00であった。
ルのメチレンラジカルのプロトンのピークは、4.20
ppmに検出され、ラクチドのプロトンのピークは、
5.16ppmと1.56ppmとに検出され、ヒドロ
キシル基のプロトンのピークは、3.20ppmに検出
された。得られたコポリマーの数平均分子量は20,0
00であった。
【0050】(実施例10)数平均分子量20,000
の実施例9で得られたコポリマー0.1mmolならび
にL−ラクチド32mmolおよびエチレンオキシド
6.4molを用いたこと以外は、実施例2と同様の方
法によってコポリマーを得た。得られたコポリマーの数
平均分子量は41,000であった。
の実施例9で得られたコポリマー0.1mmolならび
にL−ラクチド32mmolおよびエチレンオキシド
6.4molを用いたこと以外は、実施例2と同様の方
法によってコポリマーを得た。得られたコポリマーの数
平均分子量は41,000であった。
【0051】(実施例11)エチレンオキシド0.08
molを用いたこと以外は、実施例9と同様の方法によ
ってコポリマーを得た。得られたこのコポリマーは、数
平均分子量が9,500で、NMRでのプロトンのピー
クは実施例9で示されたプロトンのピークと同じであっ
た。
molを用いたこと以外は、実施例9と同様の方法によ
ってコポリマーを得た。得られたこのコポリマーは、数
平均分子量が9,500で、NMRでのプロトンのピー
クは実施例9で示されたプロトンのピークと同じであっ
た。
【0052】(実施例12)数平均分子量9,500の
実施例11で得られたコポリマー 0.1mmolとL
−ラクチド32mmolとを用いたこと以外は、実施例
2と同様の方法によってコポリマーを得た。得られたコ
ポリマーの数平均分子量は17,500であった。
実施例11で得られたコポリマー 0.1mmolとL
−ラクチド32mmolとを用いたこと以外は、実施例
2と同様の方法によってコポリマーを得た。得られたコ
ポリマーの数平均分子量は17,500であった。
【0053】(実施例13)グリコリド8mmolを用
いたこと以外は、実施例1と同様の方法によってコポリ
マーを得た。得られたコポリマーの数平均分子量は8,
400であった。
いたこと以外は、実施例1と同様の方法によってコポリ
マーを得た。得られたコポリマーの数平均分子量は8,
400であった。
【0054】(実施例14)数平均分子量8,400の
実施例13で得られたコポリマー0.1mmolとグリ
コリド12mmolとを用いたこと以外は、実施例2と
同様の方法によってコポリマーを得た。得られたこのコ
ポリマーの数平均分子量は23,000であった。
実施例13で得られたコポリマー0.1mmolとグリ
コリド12mmolとを用いたこと以外は、実施例2と
同様の方法によってコポリマーを得た。得られたこのコ
ポリマーの数平均分子量は23,000であった。
【0055】(実施例15)数平均分子量が3,350
のポリエチレングリコール(PEG)1mmolを良く
乾燥した反応容器に入れ、乾燥THF溶媒200mlに
溶解した。そして、0.1Nナフタレンカリウム溶液2
mmolをこの反応容器に加えた。ペールグリーンの色
が消えたとき、THF溶媒に溶解したグリコリド8mm
olを加えた。30分の反応後、蒸留したエチレンオキ
シド(EO)0.1molを窒素雰囲気下で加え、そし
て1週間攪拌した。エーテルに溶解した少量の酢酸を加
えて反応を終了させた。冷メタノール中で沈澱させた
後、沈澱した物質を冷蔵装置中に1日置き、得られた物
質を濾過して真空乾燥した。
のポリエチレングリコール(PEG)1mmolを良く
乾燥した反応容器に入れ、乾燥THF溶媒200mlに
溶解した。そして、0.1Nナフタレンカリウム溶液2
mmolをこの反応容器に加えた。ペールグリーンの色
が消えたとき、THF溶媒に溶解したグリコリド8mm
olを加えた。30分の反応後、蒸留したエチレンオキ
シド(EO)0.1molを窒素雰囲気下で加え、そし
て1週間攪拌した。エーテルに溶解した少量の酢酸を加
えて反応を終了させた。冷メタノール中で沈澱させた
後、沈澱した物質を冷蔵装置中に1日置き、得られた物
質を濾過して真空乾燥した。
【0056】上記で得られた化合物1mmolならびに
トリエチルアミン2mmolおよびアセトニトリル10
0mlをよく乾燥した反応容器に入れ、攪拌した。攪拌
しながら、アセトニトリルに溶解したp−ニトロフェニ
ルクロロホルメート(NPC)5mmolを加え、24
時間攪拌した。濾過して塩を除いた後、反応溶液をエー
テル中に注いだ。それから、反応物質を沈澱させた。反
応物質を濾過し、真空乾燥した後、マルチブロックPE
O[(NPC−PEO−PGA)2−PEO]が得られ
た。
トリエチルアミン2mmolおよびアセトニトリル10
0mlをよく乾燥した反応容器に入れ、攪拌した。攪拌
しながら、アセトニトリルに溶解したp−ニトロフェニ
ルクロロホルメート(NPC)5mmolを加え、24
時間攪拌した。濾過して塩を除いた後、反応溶液をエー
テル中に注いだ。それから、反応物質を沈澱させた。反
応物質を濾過し、真空乾燥した後、マルチブロックPE
O[(NPC−PEO−PGA)2−PEO]が得られ
た。
【0057】上記で得られたNPCマルチブロックPE
O 0.1mmolならびにトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン0.2mmolおよび溶媒としてのD
MSOを混合し、24時間反応させた。反応物質をエー
テル中で沈澱させた後、この沈澱物質を水に溶解した。
クロロホルムで抽出した後、両末端にヒドロキシル基を
有するブロックポリマー(コポリマー)を得た。得られ
たコポリマーのヒドロキシル基のプロトンのピークは、
NMR(DMSO−d6)で3.30ppmに示され
た。得られたコポリマーの数平均分子量は8,900で
あった。
O 0.1mmolならびにトリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン0.2mmolおよび溶媒としてのD
MSOを混合し、24時間反応させた。反応物質をエー
テル中で沈澱させた後、この沈澱物質を水に溶解した。
クロロホルムで抽出した後、両末端にヒドロキシル基を
有するブロックポリマー(コポリマー)を得た。得られ
たコポリマーのヒドロキシル基のプロトンのピークは、
NMR(DMSO−d6)で3.30ppmに示され
た。得られたコポリマーの数平均分子量は8,900で
あった。
【0058】(実施例16)実施例15で得られたコポ
リマー0.1mmolとL−ラクチド12mmolとを
用いたこと以外は、実施例2と同様の方法によって、コ
ポリマーを得た。得られたコポリマーの数平均分子量は
24,000であった。
リマー0.1mmolとL−ラクチド12mmolとを
用いたこと以外は、実施例2と同様の方法によって、コ
ポリマーを得た。得られたコポリマーの数平均分子量は
24,000であった。
【0059】(実施例17)ε−カプロラクトン8mm
olを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法によっ
て、コポリマーを得た。得られたコポリマーの数平均分
子量は8,900であった。
olを用いたこと以外は、実施例1と同様の方法によっ
て、コポリマーを得た。得られたコポリマーの数平均分
子量は8,900であった。
【0060】(実施例18)実施例17で得られたコポ
リマー0.1mmolとε−カプロラクトン0.1mm
olとを用いたこと以外は、実施例2と同様の方法によ
って、コポリマーを得た。得られたコポリマーの数平均
分子量は23,000であった。
リマー0.1mmolとε−カプロラクトン0.1mm
olとを用いたこと以外は、実施例2と同様の方法によ
って、コポリマーを得た。得られたコポリマーの数平均
分子量は23,000であった。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、薬物送達マトリックス
に用いられる、分子内架橋結合を有せず、改良された生
分解性を有し、そして人体に対して毒性のないヒドロゲ
ルマルチブロックコポリマーを提供することができる。
に用いられる、分子内架橋結合を有せず、改良された生
分解性を有し、そして人体に対して毒性のないヒドロゲ
ルマルチブロックコポリマーを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イル ウン イ 大韓民国 チョン−ジュ,パルボック−ド ン,2 ガ,455−1
Claims (10)
- 【請求項1】 薬物送達マトリックス用の熱可塑性およ
び生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーであっ
て、 親水性、非生分解性、および膨張性を有するブロック
(A)、ならびに、疎水性、生分解性、結晶性、および
非膨張性を有するブロック(B)を含有し、 そして、以下の式(I)a、(I)b、(I)c、(I)d、(I)e、およ
び(I)fからなる群より選択される式で表される、ヒドロ
ゲルマルチブロックコポリマー: 【化1】 ここで、 A(−)は、実質的にポリエチレンオキシド(PEO)
およびPEO/ポリプロピレンオキシド(PPO)のコ
ポリマーのいずれかからなる、親水性、非生分解性、お
よび膨張性を有する重合体を示し;B(---)は、実質
的にポリラクチド(PLA)、ポリグリコリド(PG
A)、PLA/PGAのコポリマー(ポリラクチデグリ
コリド(PLGA))、ポリカプロラクトン、ポリオル
トエステル、およびポリ無水物のいずれかからなる、疎
水性、生分解性、結晶性、および非膨張性を有する重合
体を示し;Xは、アミド結合、エステル結合、およびカ
ーボネート結合からなる群より選択される生分解性化学
結合を示し;Yは、アミド結合、エステル結合、および
カーボネート結合からなる群より選択される、ブロック
(A)とブロック(B)との間またはブロック(B)と
ブロック(B)との間を連結する化学結合を示し;n
は、0〜10の整数を示し;qは、3〜4の整数を示
す。 - 【請求項2】 前記疎水性、生分解性、結晶性、および
非膨張性を有するブロック(B)の数が、2より多い、
請求項1に記載の薬物送達マトリックス用の熱可塑性お
よび生分解性を有するヒドロゲルマルチブロックコポリ
マー。 - 【請求項3】 請求項1に記載の薬物送達マトリックス
用の熱可塑性および生分解性を有するヒドロゲルマルチ
ブロックコポリマーであって、 ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリラクチド(PL
A)、ポリグリコリド(PGA)、ポリカプロラクトン
(PCL)、およびそれらのコポリマーのいずれかを含
有し、 そして、以下の式(I)および(I')からなる群より選択さ
れる式で表される、ヒドロゲルマルチブロックコポリマ
ー: 【化2】 ここで、 Aは、親水性マルチブロックコポリマーとしての[(CH2C
H2O)n-X-(OCH2CH2)n]rを示し;Xは、-O(COCH2O)x-、ま
たは-[COCH(CH3)O]x-、を示し;Yは、-CHyNHCO-を示
し;Y'は、-CONHCHy-を示し;R1およびR2は、それぞ
れ独立して、水素またはメチルを示し;xは、1〜10の
整数を示し;zは、1〜5の整数を示し;yは、0、
1、または2の整数を示し;lは、1、2、または3の
整数を示し;mは、1〜100の整数を示し;nは、20〜50
0の整数を示し;そしてrは、0〜10の整数を示す。 - 【請求項4】 前記PEOを含有するブロックの重量
が、前記ヒドロゲルマルチブロックコポリマーの5〜95
重量%である、請求項3に記載の薬物送達マトリックス
用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロック
コポリマー。 - 【請求項5】 薬物送達マトリックス用の熱可塑性およ
び生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーの調製
方法であって、 以下の工程を包含する、方法: (i)数平均分子量(M.W.)が600から30,000までのポリエチ
レンオキシド(PEO)およびPEO/PPOのコポリ
マーからなる群より選択される親水性ポリマーを用いて
生分解性結合(X−)を有する親水性マルチブロックを調
製する工程; (ii) 該親水性マルチブロックの両末端にヒドロキシル
基を導入する工程; (iii)ラクチド、グリコリド、およびカプロラクトンか
らなる群より選択される疎水性ブロック(B)であるモ
ノマーを加えて重合する工程;および、 (iv)エチレンオキシドからなる群より選択される親水
性、非生分解性、膨張性を有するブロック(A)である
モノマーを加えてアニオン重合する工程。 - 【請求項6】 請求項5に記載の薬物送達マトリックス
用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロック
コポリマーの調製方法であって、 前記生分解性結合(X−)を有する親水性マルチブロック
を以下の工程により調製する、方法: (i)PEOおよびPEO/PPOからなる群より選択さ
れる親水性ポリマーであって、ナフタレンカリウム、ナ
フタレンナトリウム、ジイソプロピルリチウム、t−ブ
チルカリウム、t−ブチルナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、および水酸化カリウムからなる群より選択される開
始剤により陰イオン化する工程; (ii)グリコリド、ラクチド、およびカプロラクトンから
なる群より選択される所望の量の疎水性のモノマーを加
えて、該親水性ポリマーの、陰イオンの両末端に重合す
る工程;および、 (iii)所望の量のエチレンオキシドを加えて、上記で得
られるコポリマーの陰イオンの両末端に重合する工程。 - 【請求項7】 前記親水性マルチブロックに用いられる
PEOの数平均分子量が、2,000〜10,000である、請求
項5に記載の薬物送達マトリックス用の熱可塑性および
生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーの調製方
法。 - 【請求項8】 前記親水性マルチブロックを、疎水性ブ
ロック(B)のモノマーに結合するために、トリス(ヒ
ドロキシアルキル)アミノメタンまたはジヒドロキシア
ルキルアミノメタンと反応させる、請求項5に記載の薬
物送達マトリックス用の熱可塑性および生分解性ヒドロ
ゲルマルチブロックコポリマーの調製方法。 - 【請求項9】 前記アルキルが、C1-C5脂肪族化合物で
ある、請求項8に記載の薬物送達マトリックス用の熱可
塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマ
ーの調製方法。 - 【請求項10】 前記ヒドロキシル基の導入より前に、
前記親水性マルチブロックの両末端をp−ニトロフェニ
ルクロロホルメートで保護する工程を包含する、請求項
8に記載の薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生
分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーの調製方
法。
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| KR1994-10696 | 1994-05-17 |
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Country Status (3)
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| JP (1) | JPH07309938A (ja) |
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| JPS6115846A (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-23 | インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー | 薬剤学的又は獣医学的認容性で、両親媒性の非架橋線状、枝分れ又はグラフトブロックコポリマー |
| JPS63118326A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-05-23 | アメリカン・サイアナミド・カンパニー | アルキレンオキサイドのブロツクを含むポリエステル及び薬剤供給系としてのその使用 |
| JPH04210928A (ja) * | 1982-04-22 | 1992-08-03 | Imperial Chem Ind Plc <Ici> | コポリマーを含有する製薬または獣医薬組成物 |
| JPH0641310A (ja) * | 1992-03-02 | 1994-02-15 | American Cyanamid Co | 組織の抵抗を減少させるコーテイング |
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1994
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- 1994-07-20 JP JP6168187A patent/JPH07309938A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5514380A (en) | 1996-05-07 |
| KR950032370A (ko) | 1995-12-20 |
| KR0141431B1 (ko) | 1998-07-01 |
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