JPH07310183A - 成膜装置 - Google Patents
成膜装置Info
- Publication number
- JPH07310183A JPH07310183A JP9897894A JP9897894A JPH07310183A JP H07310183 A JPH07310183 A JP H07310183A JP 9897894 A JP9897894 A JP 9897894A JP 9897894 A JP9897894 A JP 9897894A JP H07310183 A JPH07310183 A JP H07310183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- load lock
- substrate
- film forming
- lock chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 全体の構成が簡素化され、それだけ安価に製
作でき、個々のロードロック室を効率よく使用して所望
のスループットを達成できる成膜装置を提供する。 【構成】 二つのロードロック室17を連設した真空成
膜容器1内に3個の基板支持トレイ2を配置し、それら
トレイにはロードロック室内側開口174を閉じる蓋体
を兼ねさせ、両端部にトレイ支持部302を備えた水平
回動アーム301にてそれらトレイを順次搬送し、一方
(他方)のロードロック室17から搬入した基板Sを成
膜後、他方(一方)のロードロック室17から搬出する
ようにした成膜装置。
作でき、個々のロードロック室を効率よく使用して所望
のスループットを達成できる成膜装置を提供する。 【構成】 二つのロードロック室17を連設した真空成
膜容器1内に3個の基板支持トレイ2を配置し、それら
トレイにはロードロック室内側開口174を閉じる蓋体
を兼ねさせ、両端部にトレイ支持部302を備えた水平
回動アーム301にてそれらトレイを順次搬送し、一方
(他方)のロードロック室17から搬入した基板Sを成
膜後、他方(一方)のロードロック室17から搬出する
ようにした成膜装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイオンビーム等によるス
パッタリングの手法で成膜するイオンビームスパッタリ
ング成膜(IBS)、スパッタリング等による真空蒸着
にイオンビーム照射を併用したイオン蒸着薄膜形成(I
VD)等の物理的蒸着法などによる基板への成膜装置、
特に量産装置として有利な成膜装置に関する。
パッタリングの手法で成膜するイオンビームスパッタリ
ング成膜(IBS)、スパッタリング等による真空蒸着
にイオンビーム照射を併用したイオン蒸着薄膜形成(I
VD)等の物理的蒸着法などによる基板への成膜装置、
特に量産装置として有利な成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種半導体デバイスの製造、各種機械部
品の耐摩耗性能の向上等のために基板上に目的に適った
膜を形成することが行われている。主として量産目的で
用いられているものの代表例としてIBS成膜装置をと
りあげ、その1例を図7〜図9を参照して説明する。図
7は装置全体の構成を上方から見て概略的に示した図で
あり、図8は一部の断面図であり、図9は装置主要部の
動作タイミングを示すタイムチャートである。
品の耐摩耗性能の向上等のために基板上に目的に適った
膜を形成することが行われている。主として量産目的で
用いられているものの代表例としてIBS成膜装置をと
りあげ、その1例を図7〜図9を参照して説明する。図
7は装置全体の構成を上方から見て概略的に示した図で
あり、図8は一部の断面図であり、図9は装置主要部の
動作タイミングを示すタイムチャートである。
【0003】この成膜装置は図7に示すように、真空成
膜容器1を含んでいる。容器1内にはスパッタターゲッ
ト11が配置され、これに対しイオンを照射するイオン
源12が設けられている。ターゲット11の下方には成
膜対象基板Sへの成膜位置Pがあり、その周囲に容器1
内壁へ続くカバー壁部13(図8も参照)が形成されて
いる。また、容器1には図示しない排気装置が接続され
ており、それによって容器1内が所定の成膜真空度とさ
れる。
膜容器1を含んでいる。容器1内にはスパッタターゲッ
ト11が配置され、これに対しイオンを照射するイオン
源12が設けられている。ターゲット11の下方には成
膜対象基板Sへの成膜位置Pがあり、その周囲に容器1
内壁へ続くカバー壁部13(図8も参照)が形成されて
いる。また、容器1には図示しない排気装置が接続され
ており、それによって容器1内が所定の成膜真空度とさ
れる。
【0004】容器1のうちカバー壁部13を境にしてイ
オン源12等とは反対側の部分(図示例では壁部13よ
り下方部分)の側面に合計四つのロードロック室14が
連設されている。各ロードロック室14は左右の向きや
配置位置が異なる等の点を除けば、いずれも図8に示す
構造のものである。各ロードロック室14の外部に通じ
る開口141は扉15にて開閉される。扉15は閉扉
時、開口周囲部分の上端面に装着したオーリング151
に気密に接する。各ロードロック室14の容器1に通じ
る内側開口142は角型のゲートバルブ16にて気密に
閉じられ、又は開かれる。また、各ロードロック室14
には、排気管14a及びベント管14bが接続されてお
り、排気管14aは図示しない排気装置に、ベント管1
4bは図示しないベントガス供給部に接続されている。
オン源12等とは反対側の部分(図示例では壁部13よ
り下方部分)の側面に合計四つのロードロック室14が
連設されている。各ロードロック室14は左右の向きや
配置位置が異なる等の点を除けば、いずれも図8に示す
構造のものである。各ロードロック室14の外部に通じ
る開口141は扉15にて開閉される。扉15は閉扉
時、開口周囲部分の上端面に装着したオーリング151
に気密に接する。各ロードロック室14の容器1に通じ
る内側開口142は角型のゲートバルブ16にて気密に
閉じられ、又は開かれる。また、各ロードロック室14
には、排気管14a及びベント管14bが接続されてお
り、排気管14aは図示しない排気装置に、ベント管1
4bは図示しないベントガス供給部に接続されている。
【0005】成膜対象基板Sを支持する基板支持トレイ
2は4個用いられる。各トレイ2は上部円板部21とそ
れに一体で該円板部より小外径の下部円筒脚部22を有
し、円板部21の上面には基板Sを載置する円形凹部2
3を形成してある。また、容器1には各ロードロック室
14に対しそれぞれトレイ搬送アーム機構3が設けられ
ている。各アーム機構3は、屈曲水平アーム31を有
し、これは縦方向の軸棒32の上端部に片持ち支持さ
れ、自由端部にリングの一部を欠除した円形リング状の
トレイ支持部311を有している。トレイ2は、その脚
部22においてトレイ支持部311に上方から嵌まり乗
ることができる。また、その状態で下方から突き上げら
れることで、トレイ支持部311の上方へ離れ、上昇す
ることができる。前記の軸棒32は容器1外側に設けた
回転駆動部33にて往復回動される。アーム31に支持
されたトレイ2は、駆動部33の運転にて対応する一つ
のロードロック室14内の基板受け取り位置Q3に臨む
位置Q1と容器1内の成膜位置Pに臨む位置Q2とを往
復できる。
2は4個用いられる。各トレイ2は上部円板部21とそ
れに一体で該円板部より小外径の下部円筒脚部22を有
し、円板部21の上面には基板Sを載置する円形凹部2
3を形成してある。また、容器1には各ロードロック室
14に対しそれぞれトレイ搬送アーム機構3が設けられ
ている。各アーム機構3は、屈曲水平アーム31を有
し、これは縦方向の軸棒32の上端部に片持ち支持さ
れ、自由端部にリングの一部を欠除した円形リング状の
トレイ支持部311を有している。トレイ2は、その脚
部22においてトレイ支持部311に上方から嵌まり乗
ることができる。また、その状態で下方から突き上げら
れることで、トレイ支持部311の上方へ離れ、上昇す
ることができる。前記の軸棒32は容器1外側に設けた
回転駆動部33にて往復回動される。アーム31に支持
されたトレイ2は、駆動部33の運転にて対応する一つ
のロードロック室14内の基板受け取り位置Q3に臨む
位置Q1と容器1内の成膜位置Pに臨む位置Q2とを往
復できる。
【0006】各ロードロック室14にはトレイ昇降機構
4を設けてあり、該機構4はトレイ2を、その下面に当
接して下方から支持するトレイ支持部材41、該部材を
上端部で支持する縦方向の軸棒42、軸棒42を昇降さ
せる室外の駆動部43を含む。トレイ支持部材41は搬
送アーム機構3の水平アーム31におけるトレイ支持部
311を貫通して昇降できる形状、サイズのものであ
る。搬送アーム機構3のアーム31のトレイ支持部31
1に支持されて位置Q1に置かれたトレイ2は、装置4
の駆動部43の運転にてトレイ支持部材41が上昇する
ことでそれに支持されて突き上げられ、成膜対象基板S
を受け取る位置Q3に配置保持される。また、その位置
から駆動部43を逆運転することで、位置Q3のトレイ
2を下降させ、下で待ち受けるトレイ支持部311に載
置することができる。
4を設けてあり、該機構4はトレイ2を、その下面に当
接して下方から支持するトレイ支持部材41、該部材を
上端部で支持する縦方向の軸棒42、軸棒42を昇降さ
せる室外の駆動部43を含む。トレイ支持部材41は搬
送アーム機構3の水平アーム31におけるトレイ支持部
311を貫通して昇降できる形状、サイズのものであ
る。搬送アーム機構3のアーム31のトレイ支持部31
1に支持されて位置Q1に置かれたトレイ2は、装置4
の駆動部43の運転にてトレイ支持部材41が上昇する
ことでそれに支持されて突き上げられ、成膜対象基板S
を受け取る位置Q3に配置保持される。また、その位置
から駆動部43を逆運転することで、位置Q3のトレイ
2を下降させ、下で待ち受けるトレイ支持部311に載
置することができる。
【0007】搬送アーム機構3のトレイ支持部311に
支持されて成膜位置Pに臨む位置Q2に配置されるトレ
イ2は、もう一つのトレイ昇降機構5によって位置Q2
から成膜位置Pまでを昇降駆動される。昇降機構5は、
水平アーム51を有し、これは縦方向の軸棒52の上端
部に片持ち支持され、自由端部に軸受部54にてトレイ
ホルダー53を回転自在に支持している。トレイホルダ
ー53は、トレイ搬送アーム機構3の水平アーム31に
おけるトレイ支持部311を貫通昇降できる形状、サイ
ズのものであり、トレイ2を、その下面に当接して下方
から支持できる。軸棒52は容器1外の駆動部55にて
昇降駆動される。アーム31のトレイ支持部311に支
持されて位置Q2に置かれたトレイ2は、昇降機構5の
駆動部55の運転にてホルダー53が上昇することでそ
れに支持されて成膜位置Pまで突き上げられ、トレイ2
に支持された基板Sは位置Pに配置保持される。また、
その状態から駆動部55を逆運転することで位置Pの基
板S及びこれを支持するトレイ2を下降させ、下で待ち
受けるトレイ支持部311に載置することができる。
支持されて成膜位置Pに臨む位置Q2に配置されるトレ
イ2は、もう一つのトレイ昇降機構5によって位置Q2
から成膜位置Pまでを昇降駆動される。昇降機構5は、
水平アーム51を有し、これは縦方向の軸棒52の上端
部に片持ち支持され、自由端部に軸受部54にてトレイ
ホルダー53を回転自在に支持している。トレイホルダ
ー53は、トレイ搬送アーム機構3の水平アーム31に
おけるトレイ支持部311を貫通昇降できる形状、サイ
ズのものであり、トレイ2を、その下面に当接して下方
から支持できる。軸棒52は容器1外の駆動部55にて
昇降駆動される。アーム31のトレイ支持部311に支
持されて位置Q2に置かれたトレイ2は、昇降機構5の
駆動部55の運転にてホルダー53が上昇することでそ
れに支持されて成膜位置Pまで突き上げられ、トレイ2
に支持された基板Sは位置Pに配置保持される。また、
その状態から駆動部55を逆運転することで位置Pの基
板S及びこれを支持するトレイ2を下降させ、下で待ち
受けるトレイ支持部311に載置することができる。
【0008】基板Sは位置Pに配置されたとき、その周
縁部が前述のカバー壁部13にて覆われ、成膜すべき部
分はターゲット11に対し露出せしめられる。なおこの
例では、基板S周縁部は、基板Sを成膜中回転させるた
めに、カバー壁部13に接触することなく、それに接近
配置される。位置Pに配置されたトレイ2は、成膜操作
中、回転駆動機構6にて回転され、それによって該トレ
イ2に支持された基板Sも回される。
縁部が前述のカバー壁部13にて覆われ、成膜すべき部
分はターゲット11に対し露出せしめられる。なおこの
例では、基板S周縁部は、基板Sを成膜中回転させるた
めに、カバー壁部13に接触することなく、それに接近
配置される。位置Pに配置されたトレイ2は、成膜操作
中、回転駆動機構6にて回転され、それによって該トレ
イ2に支持された基板Sも回される。
【0009】機構6は、トレイ昇降機構5のホルダー5
3をアーム51に回転自在に支持する軸受部54を構成
要素の一部とするもので、さらに、ホルダー53を支持
する回転軸531にスプライン軸機構による伸縮継手6
1を介して連結された縦軸棒62及び該軸棒に連結され
た容器1外の回転駆動部63を含んでいる。すなわち、
成膜位置Pに上昇せしめられたトレイ2は、駆動部63
の運転にて回転駆動され、それによって基板Sも回さ
れ、その表面に均一に膜形成される。
3をアーム51に回転自在に支持する軸受部54を構成
要素の一部とするもので、さらに、ホルダー53を支持
する回転軸531にスプライン軸機構による伸縮継手6
1を介して連結された縦軸棒62及び該軸棒に連結され
た容器1外の回転駆動部63を含んでいる。すなわち、
成膜位置Pに上昇せしめられたトレイ2は、駆動部63
の運転にて回転駆動され、それによって基板Sも回さ
れ、その表面に均一に膜形成される。
【0010】以上説明した成膜装置によると、図9に示
すタイムチャートに従って成膜が行われる。このタイム
チャートにおいてハンドリングマシンAは図7に示すよ
うに、隣り合う二つのロードロック室14、14に対し
その近傍に設置されているもので、これから成膜しよう
とする基板Sを図示しない基板搬送ラインからロードロ
ック室14における基板受け取り位置Q3のトレイ2上
に搬入するとともに同位置にあるトレイ2から成膜済の
基板Sを搬出するものである。また、ハンドリングマシ
ンBは図1に示すように、隣り合う他のロードロック室
14、14に対しその近傍に設置されているもので、マ
シンAと同様のものである。
すタイムチャートに従って成膜が行われる。このタイム
チャートにおいてハンドリングマシンAは図7に示すよ
うに、隣り合う二つのロードロック室14、14に対し
その近傍に設置されているもので、これから成膜しよう
とする基板Sを図示しない基板搬送ラインからロードロ
ック室14における基板受け取り位置Q3のトレイ2上
に搬入するとともに同位置にあるトレイ2から成膜済の
基板Sを搬出するものである。また、ハンドリングマシ
ンBは図1に示すように、隣り合う他のロードロック室
14、14に対しその近傍に設置されているもので、マ
シンAと同様のものである。
【0011】また、タイムチャートにおいてロードロッ
ク室1、ロードロック室2、角型バルブ1、搬送アーム
1等の部品名のあとの数字は、その部品が、「1」につ
いては一つ目のロードロック室14に関係するものであ
ることを示し、同様に、「2」については二つ目のロー
ドロック室に、「3」については三つ目のロードロック
室に、「4」については四つ目のロードロック室にそれ
ぞれ関係するものであることを示している。四つあるロ
ードロック室14のうち一つ目、二つ目、三つ目、四つ
目のものは図7において(1)、(2)、(3)、
(4)で示してある。また、「ロードロック室昇降機
構」はロードロック室14におけるトレイ昇降機構4
を、「ホルダー昇降機構」は容器1に対するトレイ昇降
機構5を示し、「角型バルブ」はロードロック室14に
おける角型のゲートバルブ16を、「搬送アーム」はト
レイ搬送アーム機構3における水平アーム31(或いは
そのトレイ支持部311)を示している。
ク室1、ロードロック室2、角型バルブ1、搬送アーム
1等の部品名のあとの数字は、その部品が、「1」につ
いては一つ目のロードロック室14に関係するものであ
ることを示し、同様に、「2」については二つ目のロー
ドロック室に、「3」については三つ目のロードロック
室に、「4」については四つ目のロードロック室にそれ
ぞれ関係するものであることを示している。四つあるロ
ードロック室14のうち一つ目、二つ目、三つ目、四つ
目のものは図7において(1)、(2)、(3)、
(4)で示してある。また、「ロードロック室昇降機
構」はロードロック室14におけるトレイ昇降機構4
を、「ホルダー昇降機構」は容器1に対するトレイ昇降
機構5を示し、「角型バルブ」はロードロック室14に
おける角型のゲートバルブ16を、「搬送アーム」はト
レイ搬送アーム機構3における水平アーム31(或いは
そのトレイ支持部311)を示している。
【0012】成膜にあたり真空成膜容器1内は図示しな
い排気装置により所定の成膜真空度にされる。そして当
初、各部は図7に示し、次に説明する状態におかれる。
一つ目及び二つ目のロードロック室14(1)、14
(2)について。扉15、ゲートバルブ16は閉めら
れ、トレイ搬送アーム機構3のアーム31は容器1内の
ゲートバルブ近傍待機位置に置かれる。室14(1)、
14(2)ではトレイ2がトレイ昇降機構4に支持さ
れ、基板受け取り位置Q3に配置される。室14
(1)、14(2)は大気圧である。三つ目のロードロ
ック室14(3)について。
い排気装置により所定の成膜真空度にされる。そして当
初、各部は図7に示し、次に説明する状態におかれる。
一つ目及び二つ目のロードロック室14(1)、14
(2)について。扉15、ゲートバルブ16は閉めら
れ、トレイ搬送アーム機構3のアーム31は容器1内の
ゲートバルブ近傍待機位置に置かれる。室14(1)、
14(2)ではトレイ2がトレイ昇降機構4に支持さ
れ、基板受け取り位置Q3に配置される。室14
(1)、14(2)は大気圧である。三つ目のロードロ
ック室14(3)について。
【0013】扉15、ゲートバルブ16は閉められる。
トレイ搬送アーム機構3のアーム31は容器1内のゲー
トバルブ近傍待機位置に置かれる。室14(3)ではト
レイ2がトレイ昇降機構4に支持され、基板受け取り位
置Q3に配置される。室14(3)は排気管14aを介
して図示しない排気装置により容器1内と略同等の真空
度とされる。
トレイ搬送アーム機構3のアーム31は容器1内のゲー
トバルブ近傍待機位置に置かれる。室14(3)ではト
レイ2がトレイ昇降機構4に支持され、基板受け取り位
置Q3に配置される。室14(3)は排気管14aを介
して図示しない排気装置により容器1内と略同等の真空
度とされる。
【0014】四つ目のロードロック室14(4)につい
て。扉15は閉められ、ゲートバルブ16は開けられ
る。トレイ搬送アーム機構3のアーム31は容器1内側
へ回動され、そのトレイ支持部311は成膜位置Pの下
方に配置される。室14(4)ではトレイ昇降機構4の
トレイ支持部材41が空のまま(トレイ2を支持しない
で)下降位置におかれる。室14(4)内は容器1内と
同じ真空圧である。容器1に対するトレイ昇降機構5に
ついて。
て。扉15は閉められ、ゲートバルブ16は開けられ
る。トレイ搬送アーム機構3のアーム31は容器1内側
へ回動され、そのトレイ支持部311は成膜位置Pの下
方に配置される。室14(4)ではトレイ昇降機構4の
トレイ支持部材41が空のまま(トレイ2を支持しない
で)下降位置におかれる。室14(4)内は容器1内と
同じ真空圧である。容器1に対するトレイ昇降機構5に
ついて。
【0015】そのトレイホルダー53がトレイ2を支持
して成膜位置Pに保持している。但し当初は基板Sを支
持していない。フローチャートによると、この時点で成
膜が行われているが、当初については成膜操作は実行さ
れない。以上の当初状態から、例えば一つ目のロードロ
ック室14(1)については、扉15を開け、ハンドリ
ングマシンAにて基板Sを搬入し、トレイ2に載置す
る。次いで扉15を閉じ、ロードロック室14(1)内
を排気管14aを介して排気し、te秒かけて容器1内
と略同等の真空度にする。引き続きゲートバルブ16を
開け、室14(1)に対応するアーム31を該室内へ回
動移動し、該アームのトレイ支持部311をトレイ2の
下方位置Q1に配置し、該支持部311にトレイ2を載
置する。その後アーム31を復帰回動させ、さらに回し
てトレイ支持部311及びそれに支持された基板Sを成
膜位置P下方の位置Q2に配置する。
して成膜位置Pに保持している。但し当初は基板Sを支
持していない。フローチャートによると、この時点で成
膜が行われているが、当初については成膜操作は実行さ
れない。以上の当初状態から、例えば一つ目のロードロ
ック室14(1)については、扉15を開け、ハンドリ
ングマシンAにて基板Sを搬入し、トレイ2に載置す
る。次いで扉15を閉じ、ロードロック室14(1)内
を排気管14aを介して排気し、te秒かけて容器1内
と略同等の真空度にする。引き続きゲートバルブ16を
開け、室14(1)に対応するアーム31を該室内へ回
動移動し、該アームのトレイ支持部311をトレイ2の
下方位置Q1に配置し、該支持部311にトレイ2を載
置する。その後アーム31を復帰回動させ、さらに回し
てトレイ支持部311及びそれに支持された基板Sを成
膜位置P下方の位置Q2に配置する。
【0016】なお、このような操作と並行して、ロード
ロック室14(4)に係わるトレイ2を、容器1におけ
るトレイ昇降機構5のトレイホルダー53を下降させる
ことで成膜位置Pから下降させ、室14(4)に対応す
るアーム31のトレイ支持部311に載置し、該アーム
を回動させてロードロック室14(4)へ移動させてお
く。
ロック室14(4)に係わるトレイ2を、容器1におけ
るトレイ昇降機構5のトレイホルダー53を下降させる
ことで成膜位置Pから下降させ、室14(4)に対応す
るアーム31のトレイ支持部311に載置し、該アーム
を回動させてロードロック室14(4)へ移動させてお
く。
【0017】位置Q2に配置された、ロードロック室1
4(1)に係わるトレイ2は、昇降機構5においてホル
ダー53を上昇させることで成膜位置Pまで上昇させ、
かくして基板Sもその位置に配置する。ここでイオン源
12からスパッタターゲット11にイオン照射し、発生
したスパッタ粒子を基板S表面に飛来させて成膜する。
また、この成膜中、トレイ2を回転駆動機構6にて回
し、それによって基板Sを回して該基板表面に均一に膜
形成する。成膜時間は数秒程度である。
4(1)に係わるトレイ2は、昇降機構5においてホル
ダー53を上昇させることで成膜位置Pまで上昇させ、
かくして基板Sもその位置に配置する。ここでイオン源
12からスパッタターゲット11にイオン照射し、発生
したスパッタ粒子を基板S表面に飛来させて成膜する。
また、この成膜中、トレイ2を回転駆動機構6にて回
し、それによって基板Sを回して該基板表面に均一に膜
形成する。成膜時間は数秒程度である。
【0018】トレイ2の基板を支持していない部分や他
の機構部分等への着膜はカバー壁部13により防止す
る。成膜が終了すると、ホルダー53を下降させ、基板
支持トレイ2をアーム31におけるトレイ支持部311
に載置する。そのあと、アーム31を元のロードロック
室14(1)内へ回動移動し、トレイ2を位置Q1に配
置し、ここでトレイ昇降機構4のトレイ支持部材41を
上昇させ、それによってトレイ2をアーム31から分離
して位置Q3まで上昇させる。その後アーム31を待機
位置まで後退回動させ、アーム31が出たあとゲートバ
ルブ16を閉じ、室14(1)内にベント管14bを介
してベントガスを供給し、室内圧力を大気圧とし、その
あと扉15を開け、成膜済み基板Sをハンドリングマシ
ンAにより搬出し、次の基板Sを搬入して再び扉15を
閉める。
の機構部分等への着膜はカバー壁部13により防止す
る。成膜が終了すると、ホルダー53を下降させ、基板
支持トレイ2をアーム31におけるトレイ支持部311
に載置する。そのあと、アーム31を元のロードロック
室14(1)内へ回動移動し、トレイ2を位置Q1に配
置し、ここでトレイ昇降機構4のトレイ支持部材41を
上昇させ、それによってトレイ2をアーム31から分離
して位置Q3まで上昇させる。その後アーム31を待機
位置まで後退回動させ、アーム31が出たあとゲートバ
ルブ16を閉じ、室14(1)内にベント管14bを介
してベントガスを供給し、室内圧力を大気圧とし、その
あと扉15を開け、成膜済み基板Sをハンドリングマシ
ンAにより搬出し、次の基板Sを搬入して再び扉15を
閉める。
【0019】一つのロードロック室に関する基板の搬
入、成膜、基板の搬出は以上のとおりであり、この操作
を順次追いかけるようにして他のロードロック室に関し
てもタイムチャートに示すタイミングで同様の手順で基
板の搬入、成膜、基板の搬出が行われる。その結果、成
膜位置Pにおける成膜操作についてみれば、一つの成膜
終了後、次の基板が成膜位置に配置され、それに対し成
膜を行い、該成膜が終了するまでの成膜1サイクルの時
間はタイムチャートに示すようにt秒であり、換言すれ
ば、スループットは基板1枚/t秒である。
入、成膜、基板の搬出は以上のとおりであり、この操作
を順次追いかけるようにして他のロードロック室に関し
てもタイムチャートに示すタイミングで同様の手順で基
板の搬入、成膜、基板の搬出が行われる。その結果、成
膜位置Pにおける成膜操作についてみれば、一つの成膜
終了後、次の基板が成膜位置に配置され、それに対し成
膜を行い、該成膜が終了するまでの成膜1サイクルの時
間はタイムチャートに示すようにt秒であり、換言すれ
ば、スループットは基板1枚/t秒である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
成膜装置によると、所望のスループットを達成するため
に、ロードロック室14、トレイ搬送アーム機構3、ロ
ードロック室のトレイ昇降機構4、ゲートバルブ16が
4セット必要であり、それだけコスト高につき、また、
個々のロードロック室14についてみたとき、そこから
基板Sが真空成膜容器1内へ搬出され、成膜され、再び
該室に戻ってくるまでの間、該室は空の状態で待機して
いなくてはならず、その間の時間が無駄に消費されると
いう問題がある。
成膜装置によると、所望のスループットを達成するため
に、ロードロック室14、トレイ搬送アーム機構3、ロ
ードロック室のトレイ昇降機構4、ゲートバルブ16が
4セット必要であり、それだけコスト高につき、また、
個々のロードロック室14についてみたとき、そこから
基板Sが真空成膜容器1内へ搬出され、成膜され、再び
該室に戻ってくるまでの間、該室は空の状態で待機して
いなくてはならず、その間の時間が無駄に消費されると
いう問題がある。
【0021】そこで本発明は、全体の構成が簡素化さ
れ、それだけ安価に製作でき、個々のロードロック室を
効率よく使用して所望のスループットを達成できる成膜
装置を提供することを課題とする。
れ、それだけ安価に製作でき、個々のロードロック室を
効率よく使用して所望のスループットを達成できる成膜
装置を提供することを課題とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の成膜装置は、成膜対象基板を搬入搬出する二つのロ
ードロック室をそれぞれ連設された真空成膜容器と、前
記容器内に配置され、前記ロードロック室の該容器内に
通じる内側開口を開閉する内蓋を兼ねる複数の基板支持
トレイと、前記ロードロック室のそれぞれにつき設けら
れたトレイ搬送アーム機構であって、両端部にトレイ支
持部を設けたアームを有し、一方のトレイ支持部が対応
するロードロック室の内側開口に臨むと同時に他方のト
レイ支持部が成膜位置に臨むことができるように該アー
ムが設置され、回転駆動されるものと、前記ロードロッ
ク室のそれぞれにつき設けられたトレイ昇降機構であっ
て、対応する前記トレイ搬送アーム機構におけるアーム
上のトレイ支持部に支持されてロードロック室内側開口
に臨む位置に配置されるトレイを該トレイ支持部から上
昇させて内側開口閉じ位置に配置保持でき、逆に該閉じ
位置に配置したトレイを下降させて該内側開口に臨む位
置に配置される前記アーム上のトレイ支持部に載置でき
るものと、前記真空成膜容器に対し設けられたトレイ昇
降機構であって、一方のトレイ搬送アーム機構における
アーム上のトレイ支持部に支持されて前記成膜位置に臨
む位置に配置されるトレイを該トレイ支持部から上昇さ
せて成膜位置に配置保持でき、逆に該成膜位置に配置し
たトレイを下降させて該成膜位置に臨む位置に配置され
る他方のトレイ搬送アーム機構におけるアーム上のトレ
イ支持部に載置できるものとを備えたことを特徴とす
る。
明の成膜装置は、成膜対象基板を搬入搬出する二つのロ
ードロック室をそれぞれ連設された真空成膜容器と、前
記容器内に配置され、前記ロードロック室の該容器内に
通じる内側開口を開閉する内蓋を兼ねる複数の基板支持
トレイと、前記ロードロック室のそれぞれにつき設けら
れたトレイ搬送アーム機構であって、両端部にトレイ支
持部を設けたアームを有し、一方のトレイ支持部が対応
するロードロック室の内側開口に臨むと同時に他方のト
レイ支持部が成膜位置に臨むことができるように該アー
ムが設置され、回転駆動されるものと、前記ロードロッ
ク室のそれぞれにつき設けられたトレイ昇降機構であっ
て、対応する前記トレイ搬送アーム機構におけるアーム
上のトレイ支持部に支持されてロードロック室内側開口
に臨む位置に配置されるトレイを該トレイ支持部から上
昇させて内側開口閉じ位置に配置保持でき、逆に該閉じ
位置に配置したトレイを下降させて該内側開口に臨む位
置に配置される前記アーム上のトレイ支持部に載置でき
るものと、前記真空成膜容器に対し設けられたトレイ昇
降機構であって、一方のトレイ搬送アーム機構における
アーム上のトレイ支持部に支持されて前記成膜位置に臨
む位置に配置されるトレイを該トレイ支持部から上昇さ
せて成膜位置に配置保持でき、逆に該成膜位置に配置し
たトレイを下降させて該成膜位置に臨む位置に配置され
る他方のトレイ搬送アーム機構におけるアーム上のトレ
イ支持部に載置できるものとを備えたことを特徴とす
る。
【0023】各基板支持トレイにロードロック室内側開
口を確実に気密に閉じさせるために、該内側開口の周囲
部分に、又はトレイ自身に気密シール用の弾性リング、
例えばオーリングを装着することが望ましい。トレイ自
身に気密シール用弾性リングを装着する場合、前記成膜
位置に、該位置に配置される基板の周縁部に当接すると
ともに該基板を支持しているトレイの該気密シール用弾
性リングを気密に接触させて該基板をトレイとの間に挟
持するリング部材を臨設し、このリング部材を、通常他
部への膜形成を防止するために設けられる成膜位置周囲
のカバー部に支持機構を介して回転自在に配置すること
が考えられる。かかる支持機構としては、簡単なものと
して、例えば外輪が該カバー部に固定され、内輪が前記
リング部材を支持するボールベアリングを含む機構が考
えられる。
口を確実に気密に閉じさせるために、該内側開口の周囲
部分に、又はトレイ自身に気密シール用の弾性リング、
例えばオーリングを装着することが望ましい。トレイ自
身に気密シール用弾性リングを装着する場合、前記成膜
位置に、該位置に配置される基板の周縁部に当接すると
ともに該基板を支持しているトレイの該気密シール用弾
性リングを気密に接触させて該基板をトレイとの間に挟
持するリング部材を臨設し、このリング部材を、通常他
部への膜形成を防止するために設けられる成膜位置周囲
のカバー部に支持機構を介して回転自在に配置すること
が考えられる。かかる支持機構としては、簡単なものと
して、例えば外輪が該カバー部に固定され、内輪が前記
リング部材を支持するボールベアリングを含む機構が考
えられる。
【0024】このような構造を採用することで、成膜位
置に配置される基板は、その周縁部が、該回転自在のリ
ング部材に当接する一方、該基板を支持するトレイに装
着された気密シール用弾性リングが該リング部材に弾力
的に気密に接することで該リング部材とトレイとの間に
挟持され、成膜操作中トレイが回転駆動されると、該シ
ール用弾性リングと前記リング部材との摩擦力でリング
部材が従動回転し、かくして、基板はリング部材とトレ
イに挟持された状態でトレイに対しすべることなく回転
駆動され、所望の高速回転が達成される。また、気密シ
ール用弾性リングがリング部材に気密に接することで、
トレイ搬送アーム機構やトレイ昇降機構等、さらにはロ
ードロック室内側開口の閉塞に携わる該気密シール用弾
性リングの面への着膜が防止される。
置に配置される基板は、その周縁部が、該回転自在のリ
ング部材に当接する一方、該基板を支持するトレイに装
着された気密シール用弾性リングが該リング部材に弾力
的に気密に接することで該リング部材とトレイとの間に
挟持され、成膜操作中トレイが回転駆動されると、該シ
ール用弾性リングと前記リング部材との摩擦力でリング
部材が従動回転し、かくして、基板はリング部材とトレ
イに挟持された状態でトレイに対しすべることなく回転
駆動され、所望の高速回転が達成される。また、気密シ
ール用弾性リングがリング部材に気密に接することで、
トレイ搬送アーム機構やトレイ昇降機構等、さらにはロ
ードロック室内側開口の閉塞に携わる該気密シール用弾
性リングの面への着膜が防止される。
【0025】また、このような構造を採用する場合、基
板周縁部が前記リング部材に当接せしめられるときの基
板への衝撃を緩和するため、トレイの基板載置部に、例
えば弾性ゴムシートのようなクッションシートを敷設し
ておくことが考えられる。
板周縁部が前記リング部材に当接せしめられるときの基
板への衝撃を緩和するため、トレイの基板載置部に、例
えば弾性ゴムシートのようなクッションシートを敷設し
ておくことが考えられる。
【0026】
【作用】次に本発明に係る成膜装置の動作を説明する
が、理解を容易にするため、後述する実施例における部
品符号を参考に括弧書きして説明する。但し、本発明は
後述する実施例に限定されるものではない。本発明成膜
装置によると、当初は、各ロードロック室(17
(1)、17(2))の室外に通じる開口を開閉する扉
(171)を閉じ、各ロードロック室においてトレイ
(2)をトレイ昇降機構(4)に支持してロードロック
室内側開口を閉じる位置(Q3)に保持する。また、各
トレイ搬送アーム機構(30)におけるアーム(30
1)を真空成膜容器(1)内の待機位置(Q41、Q4
2)に配置する。 また、真空成膜容器(1)において
そこのトレイ昇降機構(5)のホルダー(53)を上昇
させ、空トレイ(2)を成膜位置に保持させる。当初は
未だ成膜操作は実施しない(以上図1参照)。
が、理解を容易にするため、後述する実施例における部
品符号を参考に括弧書きして説明する。但し、本発明は
後述する実施例に限定されるものではない。本発明成膜
装置によると、当初は、各ロードロック室(17
(1)、17(2))の室外に通じる開口を開閉する扉
(171)を閉じ、各ロードロック室においてトレイ
(2)をトレイ昇降機構(4)に支持してロードロック
室内側開口を閉じる位置(Q3)に保持する。また、各
トレイ搬送アーム機構(30)におけるアーム(30
1)を真空成膜容器(1)内の待機位置(Q41、Q4
2)に配置する。 また、真空成膜容器(1)において
そこのトレイ昇降機構(5)のホルダー(53)を上昇
させ、空トレイ(2)を成膜位置に保持させる。当初は
未だ成膜操作は実施しない(以上図1参照)。
【0027】成膜にあたり真空成膜容器(1)内を排気
装置により所定の成膜真空度に排気する。そして一方の
ロードロック室(17(1))の扉(171)を開け、
これから成膜しようとする基板(S)を搬入してトレイ
(2)に載置し、該扉を閉じ、そのロードロック室内を
排気し、真空成膜容器内と略同等の真空度とする。その
真空度が達成される頃、該ロードロック室(17
(1))に対応するトレイ搬送アーム機構(30)のア
ーム(301)の一方のトレイ支持部(302)を成膜
位置(P)のトレイ(2)に臨む位置(Q2)に回動移
動させるとともに、他方のトレイ支持部(302)をロ
ードロック室(17(1))の前記基板(S)を載置さ
れたトレイ(2)に臨む位置(Q1)に回動移動させ
る。引き続きトレイ昇降機構(5)を下降させて成膜位
置の空トレイ(2)を前記一方のトレイ支持部(30
2)に載置するとともに、一方のロードロック室(17
(1))においてトレイ昇降機構(4)により基板
(S)載置済みのトレイ(2)を下降させ、前記他方の
トレイ支持部(302)に載置する。
装置により所定の成膜真空度に排気する。そして一方の
ロードロック室(17(1))の扉(171)を開け、
これから成膜しようとする基板(S)を搬入してトレイ
(2)に載置し、該扉を閉じ、そのロードロック室内を
排気し、真空成膜容器内と略同等の真空度とする。その
真空度が達成される頃、該ロードロック室(17
(1))に対応するトレイ搬送アーム機構(30)のア
ーム(301)の一方のトレイ支持部(302)を成膜
位置(P)のトレイ(2)に臨む位置(Q2)に回動移
動させるとともに、他方のトレイ支持部(302)をロ
ードロック室(17(1))の前記基板(S)を載置さ
れたトレイ(2)に臨む位置(Q1)に回動移動させ
る。引き続きトレイ昇降機構(5)を下降させて成膜位
置の空トレイ(2)を前記一方のトレイ支持部(30
2)に載置するとともに、一方のロードロック室(17
(1))においてトレイ昇降機構(4)により基板
(S)載置済みのトレイ(2)を下降させ、前記他方の
トレイ支持部(302)に載置する。
【0028】その後該アーム(301)を回転させ、該
他方のトレイ支持部(302)及びそこに支持された基
板載置トレイ(2)を成膜位置(P)に臨む位置(Q
2)に配置するとともに前記一方のトレイ支持部(30
2)をロードロック室(17(1))の内側開口に臨む
位置(Q1)に配置する。ここで容器(1)に対し設け
たトレイ昇降機構(5)により該基板載置トレイ(2)
を前記他方のトレイ支持部(302)から上昇させ、成
膜位置(P)に配置保持するとともに、ロードロック室
(17(1))に配置さた前記一方のトレイ支持部(3
02)から、該室のトレイ昇降機構(4)により空トレ
イ(2)を上昇させ、ロードロック室内側開口を閉じる
位置(Q3)に保持する。次いで空になったアーム(3
01)を前述の待機位置(Q41)へ戻す一方、成膜位
置(P)に置かれた基板(S)に対し成膜を開始する。
この成膜中、前記一方のロードロック室(17(1))
において、室内圧力を大気圧と略同等にベント操作し、
前述と同様にして次の基板(S)を搬入し、トレイ
(2)に載置して次の成膜に備える。
他方のトレイ支持部(302)及びそこに支持された基
板載置トレイ(2)を成膜位置(P)に臨む位置(Q
2)に配置するとともに前記一方のトレイ支持部(30
2)をロードロック室(17(1))の内側開口に臨む
位置(Q1)に配置する。ここで容器(1)に対し設け
たトレイ昇降機構(5)により該基板載置トレイ(2)
を前記他方のトレイ支持部(302)から上昇させ、成
膜位置(P)に配置保持するとともに、ロードロック室
(17(1))に配置さた前記一方のトレイ支持部(3
02)から、該室のトレイ昇降機構(4)により空トレ
イ(2)を上昇させ、ロードロック室内側開口を閉じる
位置(Q3)に保持する。次いで空になったアーム(3
01)を前述の待機位置(Q41)へ戻す一方、成膜位
置(P)に置かれた基板(S)に対し成膜を開始する。
この成膜中、前記一方のロードロック室(17(1))
において、室内圧力を大気圧と略同等にベント操作し、
前述と同様にして次の基板(S)を搬入し、トレイ
(2)に載置して次の成膜に備える。
【0029】以上の操作中、一方のロードロック室(1
7(1))においてトレイ(2)への基板載置後、該室
内が容器(1)内と略同等の所定真空度とされた頃、他
方のロードロック室(17(2))において、一方のロ
ードロック室(17(1))における場合と同様にして
トレイ(2)への基板載置を完了させ、前記成膜位置
(P)に配置された基板(S)への成膜終了と同じ頃、
該他方のロードロック室(17(2))における真空排
気も完了させ、さらに該他方のロードロック室(17
(2))に対応するトレイ搬送アーム機構(30)のア
ーム(301)の一方のトレイ支持部(302)を該他
方のロードロック室(17(2))を閉じているトレイ
(2)に臨む位置(Q1)に配置するとともに該アーム
の他方の空のトレイ支持部(302)を成膜位置トレイ
(2)の下方位置(Q2)に配置する。
7(1))においてトレイ(2)への基板載置後、該室
内が容器(1)内と略同等の所定真空度とされた頃、他
方のロードロック室(17(2))において、一方のロ
ードロック室(17(1))における場合と同様にして
トレイ(2)への基板載置を完了させ、前記成膜位置
(P)に配置された基板(S)への成膜終了と同じ頃、
該他方のロードロック室(17(2))における真空排
気も完了させ、さらに該他方のロードロック室(17
(2))に対応するトレイ搬送アーム機構(30)のア
ーム(301)の一方のトレイ支持部(302)を該他
方のロードロック室(17(2))を閉じているトレイ
(2)に臨む位置(Q1)に配置するとともに該アーム
の他方の空のトレイ支持部(302)を成膜位置トレイ
(2)の下方位置(Q2)に配置する。
【0030】かくして成膜位置の成膜終了した基板
(S)を支持しているトレイ(2)を容器(1)におけ
るトレイ昇降装置(5)により下降させ、待機するトレ
イ支持部(302)に載置すると同時的に、他方のロー
ドロック室(17(2))においてそこのトレイ昇降装
置(4)により、次の基板(S)が載置されたトレイ
(2)を下降させ、待ち受けるトレイ支持部(302)
に載置する。
(S)を支持しているトレイ(2)を容器(1)におけ
るトレイ昇降装置(5)により下降させ、待機するトレ
イ支持部(302)に載置すると同時的に、他方のロー
ドロック室(17(2))においてそこのトレイ昇降装
置(4)により、次の基板(S)が載置されたトレイ
(2)を下降させ、待ち受けるトレイ支持部(302)
に載置する。
【0031】その後、該アーム(301)を回転させ、
成膜済み基板(S)は他方のロードロック室(17
(2))に臨む位置(Q1)に配置するとともに次の基
板(S)を成膜位置(P)に臨む位置(Q2)に配置す
る。引き続き他方のロードロック室(17(2))にお
けるトレイ昇降機構(4)により成膜済み基板支持トレ
イ(2)を上昇させ、該ロードロック室(17(2))
の内側開口を閉じる位置(Q3)に配置するとともに成
膜位置(P)に臨んでいるトレイ(2)を上昇させ、そ
の上の基板(S)を成膜位置(P)に配置し、成膜開始
する。ここでアーム(301)を容器(1)内の待機位
置(Q42)へ回動する。他方のロードロック室(17
(2))では室内圧力を大気圧と略同等になるまでベン
ト操作し、その扉(171)を開け、成膜済み基板
(S)を搬出する一方、次の基板(S)を搬入してトレ
イ(2)に載置し、再び該扉(171)を閉める。
成膜済み基板(S)は他方のロードロック室(17
(2))に臨む位置(Q1)に配置するとともに次の基
板(S)を成膜位置(P)に臨む位置(Q2)に配置す
る。引き続き他方のロードロック室(17(2))にお
けるトレイ昇降機構(4)により成膜済み基板支持トレ
イ(2)を上昇させ、該ロードロック室(17(2))
の内側開口を閉じる位置(Q3)に配置するとともに成
膜位置(P)に臨んでいるトレイ(2)を上昇させ、そ
の上の基板(S)を成膜位置(P)に配置し、成膜開始
する。ここでアーム(301)を容器(1)内の待機位
置(Q42)へ回動する。他方のロードロック室(17
(2))では室内圧力を大気圧と略同等になるまでベン
ト操作し、その扉(171)を開け、成膜済み基板
(S)を搬出する一方、次の基板(S)を搬入してトレ
イ(2)に載置し、再び該扉(171)を閉める。
【0032】そして前記2番目の基板(S)の成膜が終
了すると、それは一方のロードロック室(17(1))
に対応するトレイ搬送アーム機構(30)のアーム(3
01)におけるトレイ支持部(302)に載置して該一
方のロードロック室(17(1))側へ搬送し、該ロー
ドロック室から搬出する。また、これと入れ代わりに、
該一方のロードロック室(17(1))において既に準
備されていたさらに次の基板(S)を支持したトレイ
(2)を成膜位置(P)側へ搬入する。
了すると、それは一方のロードロック室(17(1))
に対応するトレイ搬送アーム機構(30)のアーム(3
01)におけるトレイ支持部(302)に載置して該一
方のロードロック室(17(1))側へ搬送し、該ロー
ドロック室から搬出する。また、これと入れ代わりに、
該一方のロードロック室(17(1))において既に準
備されていたさらに次の基板(S)を支持したトレイ
(2)を成膜位置(P)側へ搬入する。
【0033】以上の操作が繰り返され、基板はいずれか
一方のロードロック室から搬入され、成膜後は他方のロ
ードロック室から搬出される。そして、各ロードロック
室は効率良く利用される。
一方のロードロック室から搬入され、成膜後は他方のロ
ードロック室から搬出される。そして、各ロードロック
室は効率良く利用される。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1から図5は本発明の1実施例を示すもので、
図1は1実施例の全体の構成を上方から見て概略的に示
した図である。図2は図1に示す成膜装置の一部の断面
図であり、基板支持トレイを成膜位置直下に配置してい
る状態を示している。図3は図1に示す成膜装置の一部
の断面図であり、基板支持トレイを成膜位置に配置した
状態を示している。図4は図1に示す装置の動作説明図
であり、図5は図1に示す装置主要部の動作タイミング
を示すタイムチャートである。図6は本発明の他の実施
例の一部を示す断面図である。
する。図1から図5は本発明の1実施例を示すもので、
図1は1実施例の全体の構成を上方から見て概略的に示
した図である。図2は図1に示す成膜装置の一部の断面
図であり、基板支持トレイを成膜位置直下に配置してい
る状態を示している。図3は図1に示す成膜装置の一部
の断面図であり、基板支持トレイを成膜位置に配置した
状態を示している。図4は図1に示す装置の動作説明図
であり、図5は図1に示す装置主要部の動作タイミング
を示すタイムチャートである。図6は本発明の他の実施
例の一部を示す断面図である。
【0035】図1から図5に示す成膜装置はIBS成膜
装置である。この成膜装置は、図1に示すように、成膜
対象基板Sを搬入搬出する二つのロードロック室17を
それぞれ連設された真空成膜容器10と、容器10内に
配置された3個の基板支持トレイ2と、各ロードロック
室17に対し設けられた合計2台のトレイ搬送アーム機
構30と、各ロードロック室17に対し設けられた合計
2台のトレイ昇降機構4と、真空成膜容器10に対し設
けられたトレイ昇降機構5と、成膜中、トレイ2及びそ
れに支持された基板Sを回転させる回転駆動機構6とを
備えている。
装置である。この成膜装置は、図1に示すように、成膜
対象基板Sを搬入搬出する二つのロードロック室17を
それぞれ連設された真空成膜容器10と、容器10内に
配置された3個の基板支持トレイ2と、各ロードロック
室17に対し設けられた合計2台のトレイ搬送アーム機
構30と、各ロードロック室17に対し設けられた合計
2台のトレイ昇降機構4と、真空成膜容器10に対し設
けられたトレイ昇降機構5と、成膜中、トレイ2及びそ
れに支持された基板Sを回転させる回転駆動機構6とを
備えている。
【0036】容器10内にはスパッタターゲット11が
配置され、これに対しイオンを照射するイオン源12が
設けられている。ターゲット11の下方には成膜対象基
板Sへの成膜位置Pがあり、その周囲に容器1内壁へ続
くカバー壁部130(図2及び図3参照)が形成されて
いる。また、容器10には図示しない排気装置が接続さ
れており、それによって容器10内が所定の成膜真空度
とされる。
配置され、これに対しイオンを照射するイオン源12が
設けられている。ターゲット11の下方には成膜対象基
板Sへの成膜位置Pがあり、その周囲に容器1内壁へ続
くカバー壁部130(図2及び図3参照)が形成されて
いる。また、容器10には図示しない排気装置が接続さ
れており、それによって容器10内が所定の成膜真空度
とされる。
【0037】各ロードロック室17は左右の向きや配置
位置が異なる等の点を除けば、いずれも図2及び図3に
示す構造のものである。各ロードロック室17の外部に
通じる開口172は扉171にて開閉される。扉171
は閉扉時、開口周囲部分の上端面に装着したオーリング
173に気密に接する。各ロードロック室17の容器1
に通じる内側開口174はトレイ2によって開閉され
る。また、各ロードロック室17には、排気管175及
びベント管176が接続されており、排気管175は図
示しない排気装置に、ベント管176は図示しないベン
トガス供給部に接続されている。さらに、扉171の下
面には負圧作用で基板Sを保持できる基板保持管177
が設けられている。この扉17は、図1に示すように各
ロードロック室17近傍に設置されたハンドリングマシ
ン1a(2a)のハンドリングアームを兼ねるもので、
該マシンはこれから成膜しようとする基板Sを図示しな
い基板搬送ラインからロードロック室17に搬入する一
方、該ロードロック室17から基板を搬出することがで
き、搬入搬出操作後は扉17によりロードロック室17
を気密に閉じることができる。
位置が異なる等の点を除けば、いずれも図2及び図3に
示す構造のものである。各ロードロック室17の外部に
通じる開口172は扉171にて開閉される。扉171
は閉扉時、開口周囲部分の上端面に装着したオーリング
173に気密に接する。各ロードロック室17の容器1
に通じる内側開口174はトレイ2によって開閉され
る。また、各ロードロック室17には、排気管175及
びベント管176が接続されており、排気管175は図
示しない排気装置に、ベント管176は図示しないベン
トガス供給部に接続されている。さらに、扉171の下
面には負圧作用で基板Sを保持できる基板保持管177
が設けられている。この扉17は、図1に示すように各
ロードロック室17近傍に設置されたハンドリングマシ
ン1a(2a)のハンドリングアームを兼ねるもので、
該マシンはこれから成膜しようとする基板Sを図示しな
い基板搬送ラインからロードロック室17に搬入する一
方、該ロードロック室17から基板を搬出することがで
き、搬入搬出操作後は扉17によりロードロック室17
を気密に閉じることができる。
【0038】各トレイ2は先に説明した従来のトレイと
略同構造のものであり、上部円板部21とそれに一体で
該円板部より小外径の下部円筒脚部22を有し、円板部
21の上面には基板Sを載置する円形凹部23を形成し
てある。但しこのトレイでは、凹部23が従来のものよ
り深く形成され、その底にクッションゴムシート24を
敷設してあり、この上に基板Sが載置される。また、基
板支持凹部23の周囲部分上面に気密シール用オーリン
グ20を装着してある。このオーリング20はトレイ2
でロードロック室の内側開口174を閉じるとき、該開
口周囲部分に気密に接する。
略同構造のものであり、上部円板部21とそれに一体で
該円板部より小外径の下部円筒脚部22を有し、円板部
21の上面には基板Sを載置する円形凹部23を形成し
てある。但しこのトレイでは、凹部23が従来のものよ
り深く形成され、その底にクッションゴムシート24を
敷設してあり、この上に基板Sが載置される。また、基
板支持凹部23の周囲部分上面に気密シール用オーリン
グ20を装着してある。このオーリング20はトレイ2
でロードロック室の内側開口174を閉じるとき、該開
口周囲部分に気密に接する。
【0039】各トレイ搬送アーム機構30は、水平アー
ム301を有し、これはその中央部が縦方向の軸棒30
3の上端部に支持され、各自由端部にリングの一部を欠
除した円形リング状のトレイ支持部302を有してい
る。トレイ2は、その脚部22においてトレイ支持部3
02に上方から嵌まり乗ることができる。また、その状
態で下方から突き上げられることで、トレイ支持部30
2の上方へ離れ、上昇することができる。前記の軸棒3
03は容器1外側に設けた回転駆動部304にて回動さ
れる。さらに説明すると、アーム301は回転駆動部3
04にて、その一方の(又は他方の)トレイ支持部30
2が対応するロードロック室17の容器1内に通じる内
側開口174に臨む位置Q1に位置すると同時に、他方
の(又は一方の)トレイ支持部302が成膜位置Pに臨
む位置Q2に位置することができ、また、両トレイ支持
部302が容器1内の待機位置Q41(Q42)に位置
することができるように回動される。
ム301を有し、これはその中央部が縦方向の軸棒30
3の上端部に支持され、各自由端部にリングの一部を欠
除した円形リング状のトレイ支持部302を有してい
る。トレイ2は、その脚部22においてトレイ支持部3
02に上方から嵌まり乗ることができる。また、その状
態で下方から突き上げられることで、トレイ支持部30
2の上方へ離れ、上昇することができる。前記の軸棒3
03は容器1外側に設けた回転駆動部304にて回動さ
れる。さらに説明すると、アーム301は回転駆動部3
04にて、その一方の(又は他方の)トレイ支持部30
2が対応するロードロック室17の容器1内に通じる内
側開口174に臨む位置Q1に位置すると同時に、他方
の(又は一方の)トレイ支持部302が成膜位置Pに臨
む位置Q2に位置することができ、また、両トレイ支持
部302が容器1内の待機位置Q41(Q42)に位置
することができるように回動される。
【0040】なお、トレイ支持部302は、後述するト
レイ昇降機構4の昇降軸棒42が上昇しているときで
も、該トレイ支持部における前記欠除部分で該軸棒に対
し外嵌し、又は外嵌状態から外れるように移動できる。
各ロードロック室17におけるトレイ昇降機構4は既述
の従来装置におけるロードロック室のトレイ昇降機構4
と同様の構造、作用のものである。この機構4は、トレ
イ支持部材41を上端部で支持する縦方向の軸棒42、
軸棒42を昇降させる室外の駆動部43を含む。トレイ
搬送アーム機構30のアーム301のトレイ支持部30
2に支持されて位置Q1に置かれたトレイ2は、装置4
の駆動部43の運転にてトレイ支持部材41が上昇する
ことでそれに支持されて突き上げられ、ロードロック室
内側開口174を閉じる位置Q3に配置保持される。ま
た、その位置から駆動部43を逆運転することで、位置
Q3のトレイ2を下降させ、下で待ち受けるトレイ支持
部302に載置することができる。トレイ支持部材41
の形状、サイズは前記搬送アーム機構30におけるトレ
イ支持部302を貫通昇降できるものである。
レイ昇降機構4の昇降軸棒42が上昇しているときで
も、該トレイ支持部における前記欠除部分で該軸棒に対
し外嵌し、又は外嵌状態から外れるように移動できる。
各ロードロック室17におけるトレイ昇降機構4は既述
の従来装置におけるロードロック室のトレイ昇降機構4
と同様の構造、作用のものである。この機構4は、トレ
イ支持部材41を上端部で支持する縦方向の軸棒42、
軸棒42を昇降させる室外の駆動部43を含む。トレイ
搬送アーム機構30のアーム301のトレイ支持部30
2に支持されて位置Q1に置かれたトレイ2は、装置4
の駆動部43の運転にてトレイ支持部材41が上昇する
ことでそれに支持されて突き上げられ、ロードロック室
内側開口174を閉じる位置Q3に配置保持される。ま
た、その位置から駆動部43を逆運転することで、位置
Q3のトレイ2を下降させ、下で待ち受けるトレイ支持
部302に載置することができる。トレイ支持部材41
の形状、サイズは前記搬送アーム機構30におけるトレ
イ支持部302を貫通昇降できるものである。
【0041】また、容器1について設けたトレイ昇降機
構5についても、既述の従来装置におけるトレイ昇降機
構5と同様の構造、作用のものである。この機構5は、
水平アーム51を有し、これは縦方向の軸棒52の上端
部に片持ち支持され、自由端部に軸受部54にてトレイ
ホルダー53を回転自在に支持している。トレイホルダ
ー53は、トレイ搬送アーム機構30のアーム301に
おけるトレイ支持部302を貫通昇降できる形状、サイ
ズのものであり、トレイ2を、その下面に当接して下方
から支持できる。軸棒52は容器1外の駆動部55にて
昇降駆動される。アーム301のトレイ支持部302に
支持されて位置Q2におかれたトレイ2は、昇降機構5
の駆動部55の運転にてホルダー53が上昇することで
それに支持されて成膜位置Pまで突き上げられ、トレイ
2に支持された基板Sは位置Pに配置保持される。ま
た、その状態から駆動部55を逆運転することで位置P
の基板S及びこれを支持するトレイ2を下降させ、下で
待ち受けるトレイ支持部302に載置することができ
る。
構5についても、既述の従来装置におけるトレイ昇降機
構5と同様の構造、作用のものである。この機構5は、
水平アーム51を有し、これは縦方向の軸棒52の上端
部に片持ち支持され、自由端部に軸受部54にてトレイ
ホルダー53を回転自在に支持している。トレイホルダ
ー53は、トレイ搬送アーム機構30のアーム301に
おけるトレイ支持部302を貫通昇降できる形状、サイ
ズのものであり、トレイ2を、その下面に当接して下方
から支持できる。軸棒52は容器1外の駆動部55にて
昇降駆動される。アーム301のトレイ支持部302に
支持されて位置Q2におかれたトレイ2は、昇降機構5
の駆動部55の運転にてホルダー53が上昇することで
それに支持されて成膜位置Pまで突き上げられ、トレイ
2に支持された基板Sは位置Pに配置保持される。ま
た、その状態から駆動部55を逆運転することで位置P
の基板S及びこれを支持するトレイ2を下降させ、下で
待ち受けるトレイ支持部302に載置することができ
る。
【0042】成膜中、トレイ2及びそれに支持された基
板Sを回転させる回転駆動機構6についても、既述の従
来装置における回転駆動機構6と同構造、作用のもので
ある。ここではその説明を省略する。従来のものと同じ
部品については同じ参照符号を付してある。また、前記
の成膜位置Pには円形リング部材7を臨設し、これを支
持機構8を介してカバー壁部130に回転自在に支持さ
せてある。
板Sを回転させる回転駆動機構6についても、既述の従
来装置における回転駆動機構6と同構造、作用のもので
ある。ここではその説明を省略する。従来のものと同じ
部品については同じ参照符号を付してある。また、前記
の成膜位置Pには円形リング部材7を臨設し、これを支
持機構8を介してカバー壁部130に回転自在に支持さ
せてある。
【0043】円形リング部材7は内周縁部下面に基板S
周縁部上面に当接する浅い段部71を有するとともに該
段部71に連続する平坦下面72を有している。平坦下
面72はトレイ2上のオーリング20が圧接される部分
である。支持機構8はカバー付きボールベアリング81
を含み、その外輪811は円形リングの形状の支持部材
911により外周面及び下面を抱かれるとともに、該支
持部材にネジ留めされた円形リング形の押さえ部材91
2により上面を押さえられている。そして支持部材91
1はカバー壁部130にネジで固定されている。
周縁部上面に当接する浅い段部71を有するとともに該
段部71に連続する平坦下面72を有している。平坦下
面72はトレイ2上のオーリング20が圧接される部分
である。支持機構8はカバー付きボールベアリング81
を含み、その外輪811は円形リングの形状の支持部材
911により外周面及び下面を抱かれるとともに、該支
持部材にネジ留めされた円形リング形の押さえ部材91
2により上面を押さえられている。そして支持部材91
1はカバー壁部130にネジで固定されている。
【0044】ベアリング81の内輪812は円形リング
形の支持部材913で上面及び内周面を抱かれており、
前記のリング部材7はこの部材にネジで固定されてい
る。リング部材7の後部73の上面は浅い段部に形成さ
れており、この段部は内輪812の下面に押しつけられ
ている。かくして、リング部材7はボールベアリング8
1を介してカバー壁部130に回転自在に支持されてい
る。
形の支持部材913で上面及び内周面を抱かれており、
前記のリング部材7はこの部材にネジで固定されてい
る。リング部材7の後部73の上面は浅い段部に形成さ
れており、この段部は内輪812の下面に押しつけられ
ている。かくして、リング部材7はボールベアリング8
1を介してカバー壁部130に回転自在に支持されてい
る。
【0045】以上説明した成膜装置によると、図4に示
す動作説明及び図5に示すタイムチャートに従って成膜
が行われる。図5のタイムチャートにおいてロードロッ
ク室1、ロードロック室2、角型バルブ1、搬送アーム
1等の部品名のあとの数字は、その部品が、「1」につ
いては一つ目のロードロック室17に関係するものであ
ることを示し、同様に、「2」については二つ目のロー
ドロック室17に関係するものであることを示してい
る。二つのロードロック室17のうち一つ目、二つ目の
ものは図1において(1)、(2)で示してある。ま
た、「ロードロック室昇降機構」はロードロック室17
におけるトレイ昇降機構4を、「ホルダー昇降機構」は
容器1に対するトレイ昇降機構5を示し、「搬送アー
ム」はトレイ搬送アーム機構30における水平アーム3
01(或いはそのトレイ支持部302)を示している。
す動作説明及び図5に示すタイムチャートに従って成膜
が行われる。図5のタイムチャートにおいてロードロッ
ク室1、ロードロック室2、角型バルブ1、搬送アーム
1等の部品名のあとの数字は、その部品が、「1」につ
いては一つ目のロードロック室17に関係するものであ
ることを示し、同様に、「2」については二つ目のロー
ドロック室17に関係するものであることを示してい
る。二つのロードロック室17のうち一つ目、二つ目の
ものは図1において(1)、(2)で示してある。ま
た、「ロードロック室昇降機構」はロードロック室17
におけるトレイ昇降機構4を、「ホルダー昇降機構」は
容器1に対するトレイ昇降機構5を示し、「搬送アー
ム」はトレイ搬送アーム機構30における水平アーム3
01(或いはそのトレイ支持部302)を示している。
【0046】また、図5のタイムチャートにおいてハン
ドリングマシン1a、2aの動作ラインが上下2重に描
かれているのは、該マシンが一方ではロードロック室に
対し基板搬入搬出動作をする一方、図示しない基板搬送
ラインに対し基板の受け渡し動作をするからである。当
初は、各ロードロック室17(1)、17(2)の室外
に通じる開口172を開閉する扉171を閉じ、各ロー
ドロック室においてトレイ2をトレイ昇降機構4に支持
してロードロック室内側開口174を閉じる位置Q3に
保持する。また、各トレイ搬送アーム機構30における
アーム301を真空成膜容器1内の待機位置Q41、Q
42に配置する。また、真空成膜容器1においてそこの
トレイ昇降機構5のホルダー53を上昇させ、空トレイ
2を成膜位置Pに保持させる。当初は未だ成膜操作は実
施しない(以上図1参照)。
ドリングマシン1a、2aの動作ラインが上下2重に描
かれているのは、該マシンが一方ではロードロック室に
対し基板搬入搬出動作をする一方、図示しない基板搬送
ラインに対し基板の受け渡し動作をするからである。当
初は、各ロードロック室17(1)、17(2)の室外
に通じる開口172を開閉する扉171を閉じ、各ロー
ドロック室においてトレイ2をトレイ昇降機構4に支持
してロードロック室内側開口174を閉じる位置Q3に
保持する。また、各トレイ搬送アーム機構30における
アーム301を真空成膜容器1内の待機位置Q41、Q
42に配置する。また、真空成膜容器1においてそこの
トレイ昇降機構5のホルダー53を上昇させ、空トレイ
2を成膜位置Pに保持させる。当初は未だ成膜操作は実
施しない(以上図1参照)。
【0047】成膜にあたり真空成膜容器1内を図示しな
い排気装置により所定の成膜真空度に排気する。そして
一方のロードロック室17(1)の扉171を開け、こ
れから成膜しようとする基板Sをハンドリングマシン1
aで搬入してトレイ2に載置し、該扉を閉じ、そのロー
ドロック室内を排気管175を介して図示しない排気装
置により従来装置と同様にte秒かけて排気し、真空成
膜容器内と略同等の真空度とする。
い排気装置により所定の成膜真空度に排気する。そして
一方のロードロック室17(1)の扉171を開け、こ
れから成膜しようとする基板Sをハンドリングマシン1
aで搬入してトレイ2に載置し、該扉を閉じ、そのロー
ドロック室内を排気管175を介して図示しない排気装
置により従来装置と同様にte秒かけて排気し、真空成
膜容器内と略同等の真空度とする。
【0048】その真空度が達成される頃、該ロードロッ
ク室17(1)に対応するトレイ搬送アーム機構30の
アーム301の一方のトレイ支持部302を成膜位置P
のトレイ2に臨む位置Q2に回動移動させるとともに、
他方のトレイ支持部302をロードロック室17(1)
の前記基板Sを載置されたトレイ2に臨む位置Q1に回
動移動させる(図4(A)参照)。なお、図4(A)に
は基板に関し「OUT」、「成膜」との記載があり、図
5のタイムチャートでも「成膜」状態であるが、この時
点では基板の搬出「OUT」も成膜も行われない。
ク室17(1)に対応するトレイ搬送アーム機構30の
アーム301の一方のトレイ支持部302を成膜位置P
のトレイ2に臨む位置Q2に回動移動させるとともに、
他方のトレイ支持部302をロードロック室17(1)
の前記基板Sを載置されたトレイ2に臨む位置Q1に回
動移動させる(図4(A)参照)。なお、図4(A)に
は基板に関し「OUT」、「成膜」との記載があり、図
5のタイムチャートでも「成膜」状態であるが、この時
点では基板の搬出「OUT」も成膜も行われない。
【0049】引き続きトレイ昇降機構5のホルダー53
を下降させて成膜位置の空トレイ2を一方のトレイ支持
部302に載置するとともに、ロードロック室17
(1)においてトレイ昇降機構4により基板S載置済み
のトレイ2を下降させ、他方のトレイ支持部302に載
置する(図4(B)参照)。その後該アーム301を反
対方向に180度回転させ、該他方のトレイ支持部30
2及びそこに支持された基板載置トレイ2を成膜位置P
に臨む位置Q2に配置するとともに一方のトレイ支持部
302をロードロック室17(1)の内側開口174に
臨む位置Q1に配置する(図4(C)参照)。
を下降させて成膜位置の空トレイ2を一方のトレイ支持
部302に載置するとともに、ロードロック室17
(1)においてトレイ昇降機構4により基板S載置済み
のトレイ2を下降させ、他方のトレイ支持部302に載
置する(図4(B)参照)。その後該アーム301を反
対方向に180度回転させ、該他方のトレイ支持部30
2及びそこに支持された基板載置トレイ2を成膜位置P
に臨む位置Q2に配置するとともに一方のトレイ支持部
302をロードロック室17(1)の内側開口174に
臨む位置Q1に配置する(図4(C)参照)。
【0050】ここで容器1に対し設けたトレイ昇降機構
5のホルダー53を上昇させて基板載置トレイ2を他方
のトレイ支持部302から上昇させ、成膜位置Pに配置
保持するとともに、ロードロック室17(1)に配置さ
た前記一方のトレイ支持部302から、該室のトレイ昇
降機構4により空トレイ2を上昇させ、ロードロック室
内側開口174を閉じる位置Q3に保持する(図4
(D)参照)。
5のホルダー53を上昇させて基板載置トレイ2を他方
のトレイ支持部302から上昇させ、成膜位置Pに配置
保持するとともに、ロードロック室17(1)に配置さ
た前記一方のトレイ支持部302から、該室のトレイ昇
降機構4により空トレイ2を上昇させ、ロードロック室
内側開口174を閉じる位置Q3に保持する(図4
(D)参照)。
【0051】次いで空になったアーム301を前述の待
機位置Q41へ戻す一方、成膜位置Pに置かれた基板S
に対し成膜を開始する(図4(E)参照)。成膜はイオ
ン源12からスパッタターゲット11にイオン照射し、
発生したスパッタ粒子を基板S表面に飛来させて行う。
この成膜中、ロードロック室17(1)において、ベン
ト管176を介して図示しないベントガス供給部からベ
ントガスを供給することで室内圧力を大気圧と略同等に
し、前述と同様にして次の基板Sを搬入し、トレイ2に
載置して次の成膜に備える(図4(F)参照。「IN」
は基板搬入を示す。)。なお、図4(E)には「OU
T」の記載があるが、このときは未だ基板の搬出はな
い。
機位置Q41へ戻す一方、成膜位置Pに置かれた基板S
に対し成膜を開始する(図4(E)参照)。成膜はイオ
ン源12からスパッタターゲット11にイオン照射し、
発生したスパッタ粒子を基板S表面に飛来させて行う。
この成膜中、ロードロック室17(1)において、ベン
ト管176を介して図示しないベントガス供給部からベ
ントガスを供給することで室内圧力を大気圧と略同等に
し、前述と同様にして次の基板Sを搬入し、トレイ2に
載置して次の成膜に備える(図4(F)参照。「IN」
は基板搬入を示す。)。なお、図4(E)には「OU
T」の記載があるが、このときは未だ基板の搬出はな
い。
【0052】以上の操作中、ロードロック室17(1)
においてトレイ2への最初の基板載置後、該室内が容器
1内と略同等の所定真空度とされた頃、ロードロック室
17(2)において、室17(1)における場合と同様
にしてトレイ2への基板載置を完了させ(図4(B)参
照)、成膜位置Pに配置された基板Sへの成膜終了と同
じ頃、室17(2)における真空排気も完了させ、さら
に室17(2)に対応するトレイ搬送アーム機構30の
アームの一方のトレイ支持部302を室17(2)を閉
じているトレイ2に臨む位置Q1に配置するとともに該
アームの他方の空のトレイ支持部302を成膜位置トレ
イ2の下方位置Q2に配置する(図4の(A)〜(E)
参照)。
においてトレイ2への最初の基板載置後、該室内が容器
1内と略同等の所定真空度とされた頃、ロードロック室
17(2)において、室17(1)における場合と同様
にしてトレイ2への基板載置を完了させ(図4(B)参
照)、成膜位置Pに配置された基板Sへの成膜終了と同
じ頃、室17(2)における真空排気も完了させ、さら
に室17(2)に対応するトレイ搬送アーム機構30の
アームの一方のトレイ支持部302を室17(2)を閉
じているトレイ2に臨む位置Q1に配置するとともに該
アームの他方の空のトレイ支持部302を成膜位置トレ
イ2の下方位置Q2に配置する(図4の(A)〜(E)
参照)。
【0053】かくして成膜位置の成膜終了した基板Sを
支持しているトレイ2をトレイ昇降装置5のホルダー5
3を下降させることで待機するトレイ支持部302に載
置すると同時的に、ロードロック室17(2)において
そこのトレイ昇降装置4により、次の基板Sが載置され
たトレイ2を下降させ、待ち受けるトレイ支持部302
に載置する(図4(F)参照)。
支持しているトレイ2をトレイ昇降装置5のホルダー5
3を下降させることで待機するトレイ支持部302に載
置すると同時的に、ロードロック室17(2)において
そこのトレイ昇降装置4により、次の基板Sが載置され
たトレイ2を下降させ、待ち受けるトレイ支持部302
に載置する(図4(F)参照)。
【0054】その後、該アーム301を回転させ、成膜
済み基板Sはロードロック室17(2)に臨む位置Q1
に配置するとともに次の基板Sを成膜位置Pに臨む位置
Q2に配置する(図4(G)参照)。引き続きロードロ
ック室17(2)におけるトレイ昇降機構4により成膜
済み基板支持トレイ2を上昇させ、該ロードロック室の
内側開口174を閉じる位置Q3に配置するとともに成
膜位置Pに臨んでいるトレイ2を上昇させ、その上の基
板Sを成膜位置Pに配置し(図4(H)参照)、成膜開
始する。また、ここでアーム301を容器1内の待機位
置Q42へ回動する。さらに、ロードロック室17
(2)では室内圧力を大気圧と略同等になるまでベント
操作し、その扉171を開け、ハンドリングマシン2a
で成膜済み基板Sを搬出する一方、次の基板Sを搬入し
てトレイ2に載置し、再び該扉171を閉める(図4
(I)及び(J)参照)。
済み基板Sはロードロック室17(2)に臨む位置Q1
に配置するとともに次の基板Sを成膜位置Pに臨む位置
Q2に配置する(図4(G)参照)。引き続きロードロ
ック室17(2)におけるトレイ昇降機構4により成膜
済み基板支持トレイ2を上昇させ、該ロードロック室の
内側開口174を閉じる位置Q3に配置するとともに成
膜位置Pに臨んでいるトレイ2を上昇させ、その上の基
板Sを成膜位置Pに配置し(図4(H)参照)、成膜開
始する。また、ここでアーム301を容器1内の待機位
置Q42へ回動する。さらに、ロードロック室17
(2)では室内圧力を大気圧と略同等になるまでベント
操作し、その扉171を開け、ハンドリングマシン2a
で成膜済み基板Sを搬出する一方、次の基板Sを搬入し
てトレイ2に載置し、再び該扉171を閉める(図4
(I)及び(J)参照)。
【0055】そして2番目の基板Sの成膜が終了する
と、ロードロック室17(1)に対応するトレイ搬送ア
ーム機構30のアームのトレイ支持部302に載置して
ロードロック室17(1)側へ搬送し、該ロードロック
室から搬出する。また、これと入れ代わりに、ロードロ
ック室17(1)において既に準備されていたさらに次
の基板Sを支持したトレイ2を成膜位置P側へ搬入する
(図4(I)〜(L)参照)。
と、ロードロック室17(1)に対応するトレイ搬送ア
ーム機構30のアームのトレイ支持部302に載置して
ロードロック室17(1)側へ搬送し、該ロードロック
室から搬出する。また、これと入れ代わりに、ロードロ
ック室17(1)において既に準備されていたさらに次
の基板Sを支持したトレイ2を成膜位置P側へ搬入する
(図4(I)〜(L)参照)。
【0056】以上の操作が繰り返され、基板Sはいずれ
か一方のロードロック室17(1)(17(2))から
搬入され、成膜後は他方のロードロック室17(2)
(17(1))から搬出される。そして、各ロードロッ
ク室は効率良く利用される。スループットは基板1枚/
t秒で、装置構成が従来よりも簡素化されているにもか
かわらず従来装置と同じスループットが達成される。
か一方のロードロック室17(1)(17(2))から
搬入され、成膜後は他方のロードロック室17(2)
(17(1))から搬出される。そして、各ロードロッ
ク室は効率良く利用される。スループットは基板1枚/
t秒で、装置構成が従来よりも簡素化されているにもか
かわらず従来装置と同じスループットが達成される。
【0057】以上の成膜装置についてさらに説明する
と、基板S表面に均一に膜形成するため、基板Sを支持
して成膜位置に保持されるトレイ2は成膜中、回転駆動
機構6により回転される。この場合、位置Q2に配置さ
れ、トレイ昇降機構5にて下から支持され、突き上げら
れて成膜位置Pに配置される基板Sは、その周縁部上面
が、カバー壁部130に支持機構8にて回転自在に支持
されたリング部材7の内周縁段部71に当接する一方、
基板Sを支持するトレイ2に装着された気密シール用オ
ーリング20がリング部材7の平坦下面72に弾力的に
気密に接することで該リング部材7とトレイ2との間に
挟持され、成膜操作中トレイ2が回転駆動されると、該
シール用オーリング20とリング部材7との摩擦力でリ
ング部材7が従動回転し、かくして、基板Sはリング部
材7とトレイ2に挟持された状態でトレイ2に対してす
べることなく回転駆動され、所望の高速回転が達成さ
れ、基板Sに均一に膜形成される。
と、基板S表面に均一に膜形成するため、基板Sを支持
して成膜位置に保持されるトレイ2は成膜中、回転駆動
機構6により回転される。この場合、位置Q2に配置さ
れ、トレイ昇降機構5にて下から支持され、突き上げら
れて成膜位置Pに配置される基板Sは、その周縁部上面
が、カバー壁部130に支持機構8にて回転自在に支持
されたリング部材7の内周縁段部71に当接する一方、
基板Sを支持するトレイ2に装着された気密シール用オ
ーリング20がリング部材7の平坦下面72に弾力的に
気密に接することで該リング部材7とトレイ2との間に
挟持され、成膜操作中トレイ2が回転駆動されると、該
シール用オーリング20とリング部材7との摩擦力でリ
ング部材7が従動回転し、かくして、基板Sはリング部
材7とトレイ2に挟持された状態でトレイ2に対してす
べることなく回転駆動され、所望の高速回転が達成さ
れ、基板Sに均一に膜形成される。
【0058】また、オーリング20がリング部材7に気
密に接することで、機構30、5、6等への着膜が確実
に防止されるとともに、ロードロック室内側開口174
の閉塞に携わるトレイ上の気密シール用オーリング20
の面への着膜も防止され、それによってトレイ2による
ロードロック室内側開口174の気密閉塞も確実に行わ
れる。
密に接することで、機構30、5、6等への着膜が確実
に防止されるとともに、ロードロック室内側開口174
の閉塞に携わるトレイ上の気密シール用オーリング20
の面への着膜も防止され、それによってトレイ2による
ロードロック室内側開口174の気密閉塞も確実に行わ
れる。
【0059】また、トレイ2には基板Sの下にクッショ
ンゴムシート24を敷設してあるから、基板Sがリング
部材7に当接せしめられるときの基板Sへの衝撃がこれ
によって緩和される。以上1実施例について説明した
が、図6に他の実施例を示す。この実施例は、次の点を
除いて前記実施例と同じ構造、作用のものであり、前記
実施例と同じ部品については同じ参照符号を付してあ
る。
ンゴムシート24を敷設してあるから、基板Sがリング
部材7に当接せしめられるときの基板Sへの衝撃がこれ
によって緩和される。以上1実施例について説明した
が、図6に他の実施例を示す。この実施例は、次の点を
除いて前記実施例と同じ構造、作用のものであり、前記
実施例と同じ部品については同じ参照符号を付してあ
る。
【0060】この実施例では、カバー壁部130に代え
て従来装置におけると同様のカバー壁部13を採用して
いる。そして、各トレイ2に気密シール用のオーリング
20を設けることに代えて、各ロードロック室17の内
側開口174の周囲部分に位置Q3のトレイ2の周縁部
上面が気密に接するオーリング200を装着してある。
また、各トレイ2は従来装置におけるものと同じ構造の
ものであり、成膜時、このトレイに支持される基板Sは
その周縁部上面がカバー壁部13の内周部分に接近配置
される。
て従来装置におけると同様のカバー壁部13を採用して
いる。そして、各トレイ2に気密シール用のオーリング
20を設けることに代えて、各ロードロック室17の内
側開口174の周囲部分に位置Q3のトレイ2の周縁部
上面が気密に接するオーリング200を装着してある。
また、各トレイ2は従来装置におけるものと同じ構造の
ものであり、成膜時、このトレイに支持される基板Sは
その周縁部上面がカバー壁部13の内周部分に接近配置
される。
【0061】以上説明した実施例装置は、イオンビーム
スパッタリングによる成膜装置であるが、本発明はイオ
ン蒸着薄膜形成(IVD)装置等の成膜装置にも適用で
きる。
スパッタリングによる成膜装置であるが、本発明はイオ
ン蒸着薄膜形成(IVD)装置等の成膜装置にも適用で
きる。
【0062】
【発明の効果】本発明によると、全体の構成が簡素化さ
れ、それだけ安価に製作でき、個々のロードロック室を
効率よく使用して所望のスループットを達成できる成膜
装置を提供することができる。
れ、それだけ安価に製作でき、個々のロードロック室を
効率よく使用して所望のスループットを達成できる成膜
装置を提供することができる。
【図1】本発明の1実施例の全体の構成を上方から見て
概略的に示した図である。
概略的に示した図である。
【図2】図1に示す成膜装置の一部の断面図であり、基
板支持トレイを成膜位置直下に配置している状態を示し
ている。
板支持トレイを成膜位置直下に配置している状態を示し
ている。
【図3】図1に示す成膜装置の一部の断面図であり、基
板支持トレイを成膜位置に配置した状態を示している。
板支持トレイを成膜位置に配置した状態を示している。
【図4】図1に示す装置の動作説明図である。
【図5】図1に示す装置主要部の動作タイミングを示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図6】本発明の他の実施例の一部を示す断面図であ
る。
る。
【図7】従来の成膜装置例の全体の構成を上方から見て
概略的に示した図である。
概略的に示した図である。
【図8】図7に示す装置の一部の断面図である。
【図9】図7に示す装置の主要部の動作タイミングを示
すタイムチャートである。
すタイムチャートである。
1 真空成膜容器 11 スパッタターゲット 12 イオン源 13、130 カバー壁部 17 ロードロック室 171 ロードロック室の扉 S 基板 2 基板支持トレイ 20、200 気密シール用オーリング 23 基板載置凹部 24 クッションゴムーシート 30 トレイ搬送アーム機構 301 機構30の水平アーム 302 アーム301のトレイ支持部 4 トレイ昇降機構 41 機構4のトレイ支持部材 5 トレイ昇降機構 53 機構5のトレイホルダー 6 回転駆動機構 7 リング部材 71 部材7の基板当接段部 72 部材7のオーリング当接平坦面 8 リング部材7の支持機構 81 ボールベアリング 811 ベアリング外輪 812 ベアリング内輪 1a、2a ハンドリングマシン P 成膜位置 Q1 ロードロック室内側開口に臨む位置 Q2 成膜位置Pに臨む位置 Q3 トレイ2によるロードロック室内側開口閉じ位置 Q41、Q42 アーム301の待機位置
Claims (1)
- 【請求項1】 成膜対象基板を搬入搬出する二つのロー
ドロック室をそれぞれ連設された真空成膜容器と、 前記容器内に配置され、前記ロードロック室の該容器内
に通じる内側開口を開閉する内蓋を兼ねる複数の基板支
持トレイと、 前記ロードロック室のそれぞれにつき設けられたトレイ
搬送アーム機構であって、両端部にトレイ支持部を設け
たアームを有し、一方のトレイ支持部が対応するロード
ロック室の内側開口に臨むと同時に他方のトレイ支持部
が成膜位置に臨むことができるように該アームが設置さ
れ、回転駆動されるものと、 前記ロードロック室のそれぞれにつき設けられたトレイ
昇降機構であって、対応する前記トレイ搬送アーム機構
におけるアーム上のトレイ支持部に支持されてロードロ
ック室内側開口に臨む位置に配置されるトレイを該トレ
イ支持部から上昇させて内側開口閉じ位置に配置保持で
き、逆に該閉じ位置に配置したトレイを下降させて該内
側開口に臨む位置に配置される前記アーム上のトレイ支
持部に載置できるものと、 前記真空成膜容器に対し設けられたトレイ昇降機構であ
って、一方のトレイ搬送アーム機構におけるアーム上の
トレイ支持部に支持されて前記成膜位置に臨む位置に配
置されるトレイを該トレイ支持部から上昇させて成膜位
置に配置保持でき、逆に該成膜位置に配置したトレイを
下降させて該成膜位置に臨む位置に配置される他方のト
レイ搬送アーム機構におけるアーム上のトレイ支持部に
載置できるものとを備えたことを特徴とする成膜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9897894A JPH07310183A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 成膜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9897894A JPH07310183A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 成膜装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07310183A true JPH07310183A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14234115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9897894A Pending JPH07310183A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 成膜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07310183A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011091430A (ja) * | 2003-10-16 | 2011-05-06 | Varian Semiconductor Equipment Associates Inc | ウエハ取扱い方法及びシステム |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP9897894A patent/JPH07310183A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011091430A (ja) * | 2003-10-16 | 2011-05-06 | Varian Semiconductor Equipment Associates Inc | ウエハ取扱い方法及びシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5112469A (en) | Apparatus for the inward and outward transfer of a workpiece in a vacuum chamber | |
| JPS63277762A (ja) | ダイアル蒸着・処理装置 | |
| EP0211292A2 (en) | Molecular beam epitaxy apparatus | |
| US5259942A (en) | Device for transferring a workpiece into and out from a vacuum chamber | |
| JP3604241B2 (ja) | 縦型熱処理装置 | |
| JP2583747B2 (ja) | 真空積層装置 | |
| JPH0613751B2 (ja) | 連続スパッタ装置 | |
| JP2004332117A (ja) | スパッタリング方法、基板保持装置、スパッタリング装置 | |
| JP3901754B2 (ja) | 基板保持装置、スパッタリング装置、基板交換方法、スパッタリング方法 | |
| JPH11102951A (ja) | 処理装置 | |
| JP4776061B2 (ja) | 薄膜形成装置 | |
| JPS6350433B2 (ja) | ||
| JP3058006B2 (ja) | 成膜装置 | |
| JPH04224679A (ja) | 真空室に対してワークピースを搬入・搬出するための装置 | |
| JP2583675Y2 (ja) | 薄膜気相成長装置 | |
| JP3189283B2 (ja) | スパッタリング装置 | |
| JPH08181185A (ja) | 連続真空処理装置 | |
| JP2676678B2 (ja) | 連続スパッタ処理方法 | |
| JP3580916B2 (ja) | 基板加熱装置 | |
| JP3608065B2 (ja) | 縦型熱処理装置およびそのボートと保温筒のメンテナンス方法 | |
| JPH05106039A (ja) | 基板処理装置 | |
| JPS62253768A (ja) | 薄膜製造装置 | |
| JPH02282474A (ja) | スパッタリング成膜装置 | |
| JPH10135230A (ja) | 熱処理装置およびその熱処理炉のメンテナンス方法 | |
| JPH0748671A (ja) | 基板交換装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000613 |