JPH0731031Y2 - 継手の棒材抜止め用部材 - Google Patents

継手の棒材抜止め用部材

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JPH0731031Y2
JPH0731031Y2 JP1989105138U JP10513889U JPH0731031Y2 JP H0731031 Y2 JPH0731031 Y2 JP H0731031Y2 JP 1989105138 U JP1989105138 U JP 1989105138U JP 10513889 U JP10513889 U JP 10513889U JP H0731031 Y2 JPH0731031 Y2 JP H0731031Y2
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JP
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ring body
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ring
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JP1989105138U
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貴伸 西村
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日本鋼管継手株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、継手に差し込まれたパイプやロッドなどの棒
材を抜止めするための抜止め用部材に関する。
〔従来の技術〕
この種の抜止め用部材を用いた継手を第4図に示してあ
る。この継手は、継手本体100の樹脂被覆された内面側
に凹所101が形成されており、この凹所101に合成樹脂製
のカラー110が嵌め込まれている。そして、カラー110は
筒部111とこの筒部よりも外側部位に形成された先窄ま
りのテーパ面112などを備えており、上記テーパ面112お
よび筒部111で囲まれた空間にリング体11が収容されて
いる。第5図のように、リング体11は周方向の一箇所に
欠円部12を有し、かつそれ自身が弾性を備えていて、自
然状態での内径Dが第4図に示した棒材200の外径D1
りもやゝ小さく設定されている。
このような継手において、棒材200が継手本体100に差し
込まれると、棒材200の先端にリング体11が当り、その
リング体11が凹所101の奥側の突起102に押し付けられ
る。さらに棒材200が差し込まれると、突起102によりバ
ックアップされたリング体11が棒材200によって強制的
に弾性に抗して押し拡げられ、そのように押し拡げられ
たリング体11に棒材200が挿通される。したがって、リ
ング体11がその弾性復元力により第4図のように棒材20
0に外嵌状に保持される。
この後、リング体11を保持している棒材200が矢符X方
向に引き出されると、棒材200と共にリング体11が同方
向に移動し、その移動に伴ってリング体11がテーパ面11
2に接触した後、そのテーパ面112により押圧されて縮径
し、棒材200に圧接する。このときの棒材200に対するリ
ング体11の圧接力は、両者間で滑りがない場合には、棒
材200が矢符X方向に引き出されるほど大きくなる。し
たがって、両者間で滑りがないという条件の下では、棒
材200を矢符X方向に引っ張る力(引抜き荷重)が大き
ければ大きいほど、棒材200に対するリング体11の圧接
力(言い換えれば棒材200に対するリング体11の喰込み
代)が大きくなり、リング体11によって良好な抜止め作
用が発揮される。
そこで、本願考案者は、棒材200に引抜き荷重が加えら
れたときにその棒材200とリング体11とが滑らない条件
について種々の調査を行った。その結果、継手本体100
に棒材200を差し込んでリング体11を棒材200に外嵌状に
保持させたときのリング体11の弾性復元力が大きいほ
ど、すなわち棒材200に対するリング体11の初期引掛か
り力が大きいほど両者が滑りにくく、その初期引掛かり
力が小さければ、棒材200が引き出されたときにリング
体11がテーパ面102に押圧されて縮径しても、両者間に
滑りが生じて棒材200に対するリング体11の圧接力ない
し喰込み代がそれほど大きくならず、抜止め作用の信頼
性が損なわれることを突き止めた。
棒材200に対するリング体11の初期引掛かり力はリング
体11の弾性の強弱に関係する。具体的には、材質が同一
でリング内径が同一である複数のリング体11の初期引掛
かり力はリング体11を形成している素材の太さが太いも
のほど初期引掛かり力が大きくなる。また、棒材200の
外径が大きければ大きいほど、信頼性の高い抜止め作用
を発揮させるためには大きな初期引掛かり力が必要にな
る。
したがって、信頼性の高い抜止め作用を発揮させようと
すれば、棒材200の外径に応じてリング体11を形成して
いる素材の最低の太さが必然的に定まり、外径の大きな
棒材200に対しては必然的に太い素材を用いたリング体1
1が必要になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、リング体11を形成している素材が細けれ
ば細いほど棒材200をリング体11に差し込むやすく、し
かもリング体11が棒材200に保持されたときの真円度が
高くなるのに対し、その素材が太いほど棒材200をリン
グ体11に差し込みにくくなり、しかも上記真円度が低下
してリング体11が棒材200の外周の点数に圧接するだけ
になることが判っている。
そこで、従来は、リング体11に対する棒材200の差込み
やすさとリング体11による抜止め作用の両方を勘案して
リング体11を形成している素材の太さを定めていた。そ
のため、棒材の差込みやすさとリング体11による抜止め
作用のどちらか一方のみが重視される結果となり、他方
がその犠牲にならざるを得ないという問題点があった。
また、抜止め作用を重視する余りにリング体11の素材を
太くすることには、材料コストや加工コストが高騰する
のみならず、リング体11を継手本体100に装着するとき
の作業性が低下して組立コストが高騰し、大幅な経済的
不利を招くという問題もあった。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、リング体
を形成している素材の太さをそれほど太くしなくても十
分に大きな初期引掛かり力が確保することができるよう
に工夫することにより、棒材の差込みやすさと抜止め作
用の両方を満足させることが可能な継手の棒材抜止め用
部材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による継手抜止め用部材は、第4図および第5図
で説明したものと同様のリング体の欠円部を挟む両端部
相互間に、このリング体が棒材に外嵌状に保持されてい
るときにこのリング体を縮径方向に引っ張り付勢する引
張コイルばねが係合連結されており、上記リング体の内
周に上記棒材に対する喰込みエッジが形成されているも
のである。
〔作用〕
この構成によれば、リング体の欠円部を挟む両端部相互
間に介在されている引張コイルばねにより発揮される付
勢力で、リング体自身によって発揮される弾性復元力が
補助される。そのため、棒材に対するリング体の初期引
掛かり力がリング体自身の弾性復元力により発揮される
力よりも増大し、リング体の素材を太くした場合と同等
の作用が発揮される。
〔実施例〕
第1A図は本考案の実施例による抜止め用部材1の正面
図、第1B図は同側面図である。この抜止め用部材1は、
欠円形状のリング体11の欠円部12を挟む両端部相互間に
引張コイルばね13が介在されているものである。リング
体11は弾性を備えた金属素材により形成されており、引
張コイルばね13はこれの両端部をそれぞれリング体11の
対応する端部に係合連結することによりリング体11の欠
円部12に介在されている。
このような抜止め用部材1は従来例で説明したリング体
11と同様の態様で第4図のように継手本体100のテーパ
面112で囲まれた空間に収容される。そして、棒材200が
継手本体100に差し込まれると、棒材200の先端にリング
体11が当り、そのリング体11が突起102に押し付けられ
る。さらに棒材200が差し込まれると、突起102によりバ
ックアップされたリング体11が棒材200によって強制的
に弾性に抗して押し拡げられ、そのように押し拡げられ
たリング体11に棒材200が第4図のように挿通される。
この場合、リング体11の素材をそれほど太くしておく必
要がないため、棒材200を容易に抜止め部材1に差し込
むことが可能であり、しかもリング体11が棒材200に保
持された状態では、リング体11が高い真円度を保って棒
材200の全周に接触する。また、リング体11が押し拡げ
られるのに伴って引張コイルばね13もその弾性に抗して
引き延ばされる。したがって、棒材200に対する抜止め
用部材1の初期引掛かり力の大きさは、リング体11の弾
性復元力による力と引張コイルばね13の弾性復元力によ
りリング体11を縮径させる方向に付勢する力との総和と
なり、リング体11の弾性復元力による力のみによる場合
よりも大きくなる。
リング体11が第4図のように棒材200に外嵌状に保持さ
れた後、リング体11を保持している棒材200が矢符X方
向に引き出されると、従来例で説明したところと同様
に、リング体11がテーパ面112に接して後、そのテーパ
面102により押圧されて縮径し、棒材200に圧接する。こ
の場合、棒材200に対する抜止め用部材1の初期引掛か
り力が上述したように大きいため両者は滑りにくく、そ
のために棒材200に加わる引抜き荷重が大きければ大き
いほど、棒材200に対するリング体11の喰込み代が大き
くなり、リング体11によって良好な抜止め作用が発揮さ
れる。
第1A図にはまっすぐな引張コイルばね13を用いている
が、第2図のようにリング体11の曲率半径と同じ曲率半
径の円弧状に成形された引張コイルばね13を用いること
は好ましく、そうしておくと、棒材200の差込みやすさ
が一層改善される。なお、第2図においてCは引張コイ
ルばねの軸線を示している。
リング体11の素材は真円形あるいは長円型の断面形状を
有していてもよい。リング体11は第3A図のようにその内
周の一部が切欠されてこの切欠部14の両側に喰込みエッ
ジ15,16を形成し、この喰込みエッジ15,16により棒材20
0に対する喰込み作用がより確実に発揮される。第3A図
に示すような断面形状に代えて、第3B図のような台形の
断面形状を有していても、第3C図のように内周面に鋸刃
状のエッジ17を形成したものでも、第3D図のように内周
面の両側にエッジ18,19を形成したものであってもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、リング体の素材を太くす
ることなく、棒材に対するリング体の初期引掛かり力
が、リング体自身の弾性復元力により発揮される力より
も増大する。そのため、リング体を細くして棒材を差し
込みやすくしておいても、十分に大きな初期引掛かり力
が確保され、確実な抜止め作用が発揮される。また、リ
ング体を細くしてリング体の材料コストや加工コストや
組立コストを安く抑えることができるようになる。
特に、リング体を縮径方向に付勢する部材として引張コ
イルばねを採用してあるので、棒材をリング体に差し込
むとき引張コイルばねのコイル部は棒材の外周に線状接
触するだけであるためその間での摩擦抵抗が少ないた
め、棒材はリング体に差し込み易く、また引張コイルば
ねは容易に圧縮させることもできるため、リング体を縮
径させて継手本体内へ組み込みことも容易に行える、と
いう効果を奏する。しかも、引張コイルばねとは別に喰
込みエッジをリング体の内周に設け、この喰込みエッジ
と引張コイルばねによる縮径作用とが相まって棒材に対
するリング体の喰込み作用がより確実に発揮される点で
優れる。
なお、本考案の抜止め用部材は、差込み型継手のみなら
ずメカニカル型継手などの各種の継手の抜止め用部品と
して好適に採用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案の実施例による抜止め用部材の正面図、
第1B図は同側面図、第2図は変形例の正面図、第3A図〜
第3D図はリング体を形成している素材の断面形状を例示
した部分断面図、第4図は継手に棒材が差し込まれた状
態の部分断面図、第5図は従来例の正面図である。 1…抜止め用部材、11…リング体、12…リング体の欠円
部、13…弾性部材、100…継手本体、112…テーパ面、20
0…棒材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】継手本体のテーパ面で囲まれた空間に収容
    される弾性を備えた欠円形状のリング体が、上記継手本
    体に差し込まれた棒材により押し拡げられてその棒材に
    外嵌状に保持され、その後にそのリング体を保持した上
    記棒材を引き出すことによりそのリング体が上記テーパ
    面で押圧されて縮径し、かつ棒材に圧接するように構成
    されたものにおいて、 上記リング体の欠円部を挟む両端部相互間に、このリン
    グ体が棒材に外嵌状に保持されているときにこのリング
    体を縮径方向に引っ張り付勢する引張コイルばねが係合
    連結されており、上記リング体の内周に上記棒材に対す
    る喰込みエッジが形成されていることを特徴とする継手
    の棒材抜止め用部材。
JP1989105138U 1989-09-07 1989-09-07 継手の棒材抜止め用部材 Expired - Lifetime JPH0731031Y2 (ja)

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JPH0344293U JPH0344293U (ja) 1991-04-24
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