JPH0731043Y2 - 遠赤外線放射暖房機 - Google Patents

遠赤外線放射暖房機

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JPH0731043Y2
JPH0731043Y2 JP10910290U JP10910290U JPH0731043Y2 JP H0731043 Y2 JPH0731043 Y2 JP H0731043Y2 JP 10910290 U JP10910290 U JP 10910290U JP 10910290 U JP10910290 U JP 10910290U JP H0731043 Y2 JPH0731043 Y2 JP H0731043Y2
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heater
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清 臼井
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NISSEI OVAL CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱放射管から放射される放射熱(遠赤外線)
によって室内等の暖房を行う遠赤外線放射暖房機の改良
に関する。
〔従来の技術〕
燃焼器に白灯油又はガス等の燃料を供給してこれを燃焼
させ、この燃焼ガスを送風機の押込み作用又は吸引作用
によってケース体内部に配管した熱放射管に導くことに
より、熱放射管から発する輻射熱(放射熱)によって暖
房を行う遠赤外線放射暖房機は、従来より各種構造のも
のが存在するが、従来より使用されている上記形式の暖
房機は、通常の場合、ケース体の前面開放口に火傷防止
用の金属製ネット又は格子を設けて安全性を確保する一
方、熱放射管の先端側排気口の部分をケース体の上面部
に上向きに突設し、更に、ケース体の内部に設けた燃焼
器の操作パネルに、暖房機運転用の各種スイッチと、こ
れ等各スイッチのパイロットランプを設けて、運転操作
を簡単に行える仕組に成っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記構成の従来の遠赤外線放射暖房機は、ケ
ース体の前面に設けた火傷防止用のネットとか格子が、
安全性を高めるために例えばエッキスパンドメタルの様
な丈夫でメッシュの小さなネットを使用したり、太径の
格子を使用したりしているため、ケース体の前面開口率
が大凡75%程度に狭められてしまって、遠赤外線の放射
効果、即ち、放射熱による暖房効果に影響を及ぼす問題
があった。
また、上記従来の暖房機は、全体を矩形のボックス状に
造ったケース体内に燃焼器と熱放射管を設けたものであ
るから、ケース体の両角部が邪魔をして熱をワイドに広
げることができず、その分暖房ゾーン(範囲)が狭まる
問題があり、更に、熱放射管の先端排気口の部分をケー
ス体の上面に上向きに突設しているため、この排気を背
面の壁面を貫いて室外に導出する場合は、排気口にエル
ボを取付ける必要があって工事が甚だ面倒であると共
に、ケース体の前面側から壁面を貫いた排気口(エル
ボ)が直視されてしまうため、体裁も悪いと云った問題
があった。
更に、上記従来の暖房機は、操作パネルの前面に設けた
運転用のスイッチが、ケース体の前面側から誰にでも簡
単に操作できるように構成されているため、この暖房機
を駅構内とか体育施設と云った公衆性の高い場所に設置
すると、スイッチが誤操作されたりイタズラされて暖房
に影響を及ぼしたり、故障したりする原因に成ってい
た。
従って本考案の技術的課題は、燃焼器と熱放射管を収め
たケース体の前面開口率とワイド性を高めると共に、放
射管の排気口部分の工事を極めて簡単に、且つ、体裁良
く行うことができ、更に、暖房機運転用のスイッチを無
闇に誤操作されたりイタズラされないようにすることで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案で講じた手段
は以下の如くである。
前面を開放したケース体の内部に、燃焼器と、燃焼ガス
の熱放射管を設けた遠赤外線放射暖房機に於いて、 (1) 上記開校されたケース体の前面を、縦と横の金
属線が交差する各接点部分を該金属線の太さと同じ肉厚
に圧接して構成したフラットネットで覆うこと。
(2) 上記開口されたケース体の前面両サイドを隅切
りして前面の開口を広げること。
(3) 上記放射管の先端排気口の部分を、上記ケース
体の背面側に突設すること。
(4) ケース体の内部に設けた操作パネルの前面に、
暖房機を運転するための操作スイッチと、これ等各スイ
ッチのパイロットランプを取付けて、この操作パネルの
前面側フラットネットの部分を開口すると共に、上記操
作パネルの前面には、上記各パイロットランプに相当す
る部分にのみ覗き穴を穿設したカバー板を開閉自在に取
付けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、ケース体の前面を覆う保護用
のネットとして、各接点が圧接された強度性の高いフラ
ットネットが使用されるから、このフラットネットを構
成する線の径を細くすることによって前面の開口率を高
め、優れた暖房効果を発揮することを可能にする。
上記(2)の要素は、ケース体の前面側両サイド部
分を隅切りによって両側にワイドに広げて、暖房ゾーン
を左右に広げることを可能にする。
上記(3)の要素は、熱放射管の先端排気口の部分
がケース体の背面に突出しているため、排気を室外に逃
がす場合は、エルボ等を使用せずにそのまま排気口を背
部壁面に貫通させればよく、工事を極めて簡単に、而
も、ケース体の前面側から排気口部分が見えないように
体裁良く工事することを可能にする。
上記(4)の要素は、カバー板を操作パネルの前面
側に閉じると、覗き穴部分に各パイロットランプが臨い
ているだけで、各操作スイッチはカバー板によってカバ
ーされているため、操作スイッチの勝手な操作とかイタ
ズラを防止できると共に、暖房機の運転状態は、上記覗
き穴に臨いたパイロットランプの点灯具合で目視確認す
ることを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技
術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消す
ることができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る遠赤外線放射暖房機の好
適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
第1図は本考案に係る遠赤外線放射暖房機の外観を示し
た斜視図であって、図中、1は前面を開放したケース体
で、その前面両サイドは夫々隅切り1aされてワイドにす
る一方、底面にはキャスタ1bが取付けられて全体を任意
の場所に可般可能に構成されている。
尚、上記の隅切り1a,1aによるケース体1のワイド性
は、第4図の如く左右夫々α°(具体的には左右夫々約
3°程度)で、合計約6°分暖房ゾーンを広げることが
できる。
次に、2は上記ケース体1内に設けた燃焼器で、3は同
じくケース体1内に配管した熱放射管であって、繰返し
左右に反転屈曲させて配管させたこの熱放射管3の根端
部は、燃焼筒2aを介して上記の燃焼器2に接続され、ま
た、その先端側排気口3aはケース体1の上部背面側に突
設開口されている。
第4図と第5図に於いて、3bと3cは上記の排気口3aを保
護する金網と保護板であって、第6図はエルボ3dを用い
て排気口3aに接続した排気筒3a1を、上向きにセットし
た状態を示す。また、排気を室外に逃がす場合は、第5
図に示した排気ユニットをそのまま背面の壁面(図示せ
ず)に穿設した排気穴に挿入すればよい。
尚、第4図乃至第6図に於いて、1dはケース体1の把手
を示し、また、第4図に於いて1eはケース体1の背面に
取付けた燃料タンクを示す。
次に、第1図に於いて4は上記ケース体1の開放された
前面を覆った金属製のネットであって、このネット4と
しては、第2図と第3図に示すように縦線4S…と横線4T
…の各接点4Xの部分を各線4S,4Tの線径と同じ肉厚に圧
接(溶接)したフラットネットが使用され、更に、この
フラットネット4の両サイドは、上記ケース体1の隅切
り1a,1aと同じ傾斜4a,4aに構成されている。
因みに、線材としては2.6φ〜3.0φ程度のステンレス線
が使用され、素線引張強度と溶接点せん断強度の各点
で、従来の溶接金網(JIS-G-3551による規格値)よりも
数段優れた強度性を発揮できるものであって、その結
果、本考案ではネット4として従来よりも細い線径のも
のを使用して、ケース体1の前面開口率を90%前後(従
来は75%前後)に高めることを可能にした。
更に第1図に於いて、5,5はフラットネット4をケース
体1の前面に吊下げるフックで、5a,5aはネット用止め
金具である。
次に、第1図と第7図で夫々符号10で全体的に示したの
は、暖房機(具体的には燃焼器2)用の操作パネルであ
って、上記燃焼器2の前面に設けたこの操作パネル10に
は、第8図に示すように前面に電源用と燃焼用、並び
に、不着火用の各パイロットランプ12a,12b,12cと、運
転と停止の切換用と、高燃及び低燃切換用のスイッチ、
並びに、不着火用のリセットスイッチ13a,13b,13cを設
けたコントロール盤12が設けられ、このコントロール盤
12が上記燃焼器2のカバー内部に取付けられ、また、そ
の前面側のカバーは矩形状に切欠開口2aされている。
更に、11は上記操作パネル10(具体的にはコントロール
盤12)の前面を覆えるように上記切欠開口2aの部分に開
閉自在に取付けたカバー板で、11nは開閉用の摘み、11m
は切欠開口2a側の係止部2mに係合してカバー板11を閉じ
た状態に保持するフック、11dはヒンジ部であって、4b
はこのカバー板11を開閉できるようにフラットネット4
に形成した開口を示す。
また、11a,11b,11cは上記カバー板11に穿設した覗き穴
で、これ等の穴11a〜11cは、カバー板11を閉じた時に第
7図の如く上述した各パイロットランプ12a〜12cがこれ
等各穴11a〜11cに臨んで、ランプの点灯具合を外部から
目視確認できるように構成されている。
本考案に係る遠赤外線放射暖房機は以上述べた如き構成
であるから、ケース体1の前面を線径の細いステンレス
線等で構成したフラットネット4でカバーして安全性を
確保することができ、合せて、前面の開口率を約90%程
度に高めることができる一方、ケース体1は両サイドを
隅切り1a,1aして、両側を夫々約3°程度ワイドにした
から、暖房ゾーンを広げることが可能と成る。
更に本考案では、熱放射管3の先端排気口3aの部分をケ
ース体1の背面部に設けて、排気工事をケース体1の背
面側で行えると共に、操作パネル10のカバー板11を閉じ
ると、各パイロットランプ12a,12b,12cは各覗き穴11a,1
1b,11cを通して外部から目視確認できるが、各スイッチ
13a,13b,13cはカバー板11がその前面を覆って操作でき
ないようにするため、スイッチ13a,13b,13cの誤操作と
かイタズラを防止可能とする。
〔効果〕
以上述べた次第で、本考案に係る遠赤外線放射暖房機に
よれば、ケース体の前面を線径が細くて丈夫なフラット
ネットで覆って開口率を高め、また、ケース体の両サイ
ドを隅切りして暖房ゾーンをワイドにした関係で、遠赤
外線の放射効率を高くして優れた暖房効果を発揮できる
と共に、熱放射管の排気口をケース体の背面側に設けた
ため、排気工事を前面側から見えないケース体の背面側
で体裁良く行うことができ、また、ケース体の背面を壁
面側に沿わせて設置して、ケース体の前面側をスペース
を広くできる利点も発揮でき、更に、操作パネルの前面
側をカバー板で各パイロットランプを目視確認可能な状
態で覆って、各操作用スイッチの誤操作とかイタズラを
防止できるようにしたから、駅構内とか体育施設と云っ
た公衆性の高い場所に設置しても、無闇にスイッチを誤
操作されたりイタズラされる問題を解決して、安全に暖
房を行える利点を発揮できるものであって、構成が簡単
で実施が容易である利点と相俟って、その実用的効果は
洵に高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る遠赤外線放射暖房機の外観を示し
た斜視図で、第2図はフラットネットの一部を拡大して
示した斜視図、第3図は第2図A視部の拡大図、第4図
は暖房ゾーンの広がり状態を説明した本考案の平面図
で、第5図は本考案の排気口の構造を示した斜視図、第
6図は同じくエルボを使用して排気口を上向きにした構
造の斜視図、第7図はカバー板を閉じた操作パネル部分
の正面図で、第8図はカバー板を開いた同じく操作パネ
ル部分の正面図である。 1はケース体、1aは隅切り、2は燃焼器、3は熱放射
管、3aは排気口、4はフラットネット、4Sと4Tは縦線と
横線、4Xは接点、4bは開口部、10は操作パネル、11はカ
バー板、11a,11b,11cは覗き穴、12a,12b,12cはパイロッ
トランプ、13a,13b,13cは操作用スイッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面を開放したケース体の内部に、燃焼器
    と、燃焼ガスの熱放射管を設けた遠赤外線放射暖房機に
    於いて、 上記開放されたケース体の前面を、縦と横の金属線が交
    差する各接点部分を該金属線の太さと同じ肉厚に圧接し
    て構成したフラットネットで覆うと共に、上記開口され
    たケース体の前面両サイドを隅切りして前面の開口を広
    げ、且つ、上記放射管の先端排気口の部分を、上記ケー
    ス体の背面側に突設したことを特徴とする遠赤外線放射
    暖房機。
  2. 【請求項2】ケース体の内部に設けた操作パネルの前面
    に、暖房機を運転するための操作スイッチと、これ等各
    スイッチのパイロットランプを取付けて、この操作パネ
    ルの前面側フラットパネルの部分を開口すると共に、上
    記操作パネルの前面には、上記各パイロットランプに相
    当する部分にのみ覗き穴を穿設したカバー板を開閉自在
    に取付けたことを特徴とする請求項(1)記載の遠赤外
    線放射暖房機。
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