JPH07310701A - 作動油タンクのブリーザー装置 - Google Patents

作動油タンクのブリーザー装置

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JPH07310701A
JPH07310701A JP6100053A JP10005394A JPH07310701A JP H07310701 A JPH07310701 A JP H07310701A JP 6100053 A JP6100053 A JP 6100053A JP 10005394 A JP10005394 A JP 10005394A JP H07310701 A JPH07310701 A JP H07310701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic oil
oil tank
breather
opening
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP6100053A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Takahashi
克明 高橋
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブリーザーから霧状の作動油が吹き出さない
コンパクトな作動油タンクのブリーザー装置を提供す
る。 【構成】 作動油タンク1の上蓋5には矩形の開口部6
がある。上蓋5の外側には開口部6を覆う箱形のブリー
ザー部屋7がある。開口部6は金網8で覆われ、その上
にはフィルタ部材9がある。ブリーザー部屋7の側面に
は複数個のブリーザー10が取り付けられる。作動油タ
ンク1の内部には、開口部6の下方に開口部6より大き
い波返し板11がある。作動油タンク1の内部には複数
枚のバッフルプレート13がある。作動油タンク1内で
作動油20に発生した波は波返し板11によって押さえ
られ、作動油20は開口部6にかからない。作動油タン
ク1内の空気がタンク外に排気される際、フィルタ部材
9は排気に含まれる大粒の油滴を除去し、ブリーザー1
0がさらに霧状の油滴を除去する。作動油タンク1から
霧状の油が排気と共にタンク外に吹き出すことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧機器を装備する機
械における作動油タンクのブリーザー装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は油圧装置に設けられている従来の
一般的な作動油タンク100の構造を示している。作動
油タンク100には、各種の配管穴が設けられている。
101は作動油タンクからポンプに作動油を吸い込ませ
るための配管穴である。102は各油圧機器から戻って
くる作動油を受け入れるための配管穴である。103は
作動油タンク100内の作動油の油面の変化に伴って作
動油タンク100内と外部との間で空気の出入りを行わ
せるための配管穴であり、この配管穴103には空気の
出入りを円滑に行わせるためにブリーザー104が取り
付けられる。
【0003】図6は前記ブリーザー104の断面図であ
る。前記配管穴103に取り付けられるニップル105
の外周面には上面が開放された下部カバー106が設け
られている。ニップル105の上端には、下面が開放さ
れた上部カバー107が前記下部カバー106を覆うよ
うにボルト108で固定されている。この上部カバー1
07と下部カバー106の間にはフィルタ部材109が
介装されており、ニップル105に設けられた貫通孔1
10とフィルタ部材109を会して作動油タンク100
の内部と外部との間で空気が流通できるようになってい
る。
【0004】一般的なブリーザーのフィルタ部材は高質
濾紙やスチールウール(鋼綿)からなり、吸気時には作
動油タンク内への異物の混入を防ぎ、排気時には霧状の
作動油を含んだ空気から油分を取り除く働きをしてい
る。
【0005】また、前記作動油タンク100のような一
般的な作動油タンクは、各油圧機器の戻り油量と比較し
て非常に大きな容量を持ち、その内部には各油圧機器か
らの戻り油によって作動油が波立たないようにバッフル
プレート(消波壁)111が設けられている。このバッ
フルプレート111の作用により、作動油タンク100
内の作動油の油面は上下のみの変動となり、前記ブリー
ザー104からは円滑な吸気及び排気が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】油圧機器の設置スペー
スの制約を受け、各油圧機器の戻り油量と比較して大き
な容量を持つことのできない作動油タンクの場合には、
油面の上下が大きく変動する。また、戻り油の流量が大
きい場合には、バッフルプレートの有無にかかわらず作
動油タンク内の作動油に波が発生する。
【0007】図7に示すように、上記2つの効果が重な
ってブリーザー104が取り付けられた配管穴103に
油面が一瞬でも到達すると、ブリーザー104では作動
油タンク100内の空気を排気している最中であること
から、到達した作動油は霧状になってブリーザー104
からタンク外に吹き出されてしまう。
【0008】このような不都合を避けるために、図8に
示すように、作動油タンク100の上部にブリーザー用
の長い配管パイプ112を設けて霧状の作動油の吹き出
しを防ぐという方法もあるが、作動油タンク100の設
置スペースに相当の高さが必要になるという他の問題が
生じてしまう。
【0009】本発明は、各油圧装置からの戻り油量に比
較して小さな容量の作動油タンクを使用した場合や、各
油圧機器からの戻り油が大流量であるという条件下にお
いても、ブリーザーから霧状の作動油が吹き出すことが
なく、設置場所での大気汚染の問題を解決できると共
に、ブリーザーをタンクに取り付ける配管パイプを短く
できるために装置全体をコンパクトに構成して省スペー
スを図ることができる作動油タンクのブリーザー装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された作
動油タンクのブリーザー装置は、作動油タンクの上面に
形成された開口部と、前記開口部を覆うように作動油タ
ンクの上面の外側に設けられたブリーザー部屋と、前記
開口部に設けられたフィルタ部材と、前記ブリーザー部
屋に設けられたブリーザーとを有している。
【0011】請求項2に記載された作動油タンクのブリ
ーザー装置は、作動油タンクの上面に形成された開口部
と、作動油タンク外において前記開口部に設けられたブ
リーザーと、作動油タンク内において前記開口部の下方
に設けられた波返し部材とを有している。
【0012】請求項3に記載された作動油タンクのブリ
ーザー装置は、作動油タンクの上面に形成された開口部
と、前記開口部を覆うように作動油タンクの上面の外側
に設けられたブリーザー部屋と、前記開口部に設けられ
たフィルタ部材と、前記ブリーザー部屋に設けられたブ
リーザーと、作動油タンク内において前記開口部の下方
に設けられた波返し部材とを有している。
【0013】請求項4に記載された作動油タンクのブリ
ーザー装置は、請求項3記載の作動油タンクのブリーザ
ー装置において、前記波返し部材が、作動油タンク内の
作動油の油面に対面する板状の部材で構成されたことを
特徴としている。
【0014】請求項5に記載された作動油タンクのブリ
ーザー装置は、請求項3記載の作動油タンクのブリーザ
ー装置において、前記フィルタ部材が、金属からなる網
状部材であることを特徴としている。
【0015】
【作用】作動油タンク内の作動油に発生した波は波返し
部材によって押さえられるので、ブリーザーに連通する
作動油タンクの孔に作動油がかかることはない。作動油
タンクの孔からブリーザー部屋及びブリーザーを介して
作動油タンク内の空気が排気される際、孔に設けられた
フィルタ部材は排気に含まれる大粒の油滴を除去し、ブ
リーザー部屋に設けられたブリーザーが霧状の油滴を除
去する。
【0016】
【実施例】図1〜図3を参照して第1実施例を説明す
る。図1に示すように、直方体形状の作動油タンク1の
上面には、給油口2と図示しない各油圧機器からの戻り
油用の配管穴3が設けられている。さらに図2に示すよ
うに、この作動油タンク1の側面には、大流量の戻り油
用の配管穴4が設けられている。
【0017】作動油タンク1の上面を構成する上蓋5の
略中央には、矩形の開口部6が形成されている。上蓋5
の外側には、この開口部6を覆うように下面が開口した
箱形のブリーザー部屋7が取り付けられている。
【0018】前記ブリーザー部屋7の内部において、前
記開口部6には支持部材としての金網8が設けられてい
る。この金網8の上には、金属からなる網状部材である
スチールウール(鋼綿)等のフィルタ部材9が設けられ
ている。またブリーザー部屋7の側面には、複数個のブ
リーザー10が取り付けられている。
【0019】前記作動油タンク1の内部には、前記開口
部6の下方に波返し部材としての波返し板11が設けら
れている。波返し板11は開口部6よりも一回り大きい
板材であり、開口部6を覆うように作動油タンク1の上
蓋5の内面にブラケット板12を介して取り付けられて
いる。波返し板11は作動油タンク1の内部の油面に略
平行である。
【0020】作動油タンク1の内部には複数枚のバッフ
ルプレート13がある。各バッフルプレート13は互い
に所定の間隔をおいて作動油タンク1の底板14にそれ
ぞれ垂直に取り付けられている。バッフルプレート13
の上縁部13aは前記波返し板11の下面に所定の小間
隔をおいて対面している。
【0021】図3(a)に示すように作動油タンク1内
で作動油20に波が発生しても、図3(b)に示すよう
に作動油20を上方に突き上げようとする波の力は波返
し板11によって押さえられるので、作動油タンク1の
開口部6に作動油20がかかることはない。
【0022】そして作動油タンク1の開口部6からブリ
ーザー部屋7及びブリーザー10を介して作動油タンク
1内の空気がタンク外に排気される際、開口部6に設け
られたフィルタ部材9は排気に含まれる大粒の油滴を除
去し、ブリーザー部屋7に設けられたブリーザー10が
さらに霧状の油滴を除去する。
【0023】従って、作動油タンク1から霧状の油が排
気と共にタンク外に吹き出すことはなく、周辺環境が汚
染されるおそれはない。また、従来のブリーザー104
の取り付け穴103に比較して大きなブリーザー部屋7
を設けているので、従来のように霧状の作動油の吹き出
しを防ぐために作動油タンク1の上部にブリーザー用の
長い配管パイプ112を設ける必要がなく、作動油タン
ク1の高さを従来よりも低く押さえることができる。
【0024】なお、吸気時には金網8やフィルタ部材9
に付着した作動油20は再び作動油タンク1内に戻され
るので、ブリーザー部屋7の内部に作動油が溜まること
はない。
【0025】図4を参照して第2実施例を説明する。図
4に示すように、直方体形状の作動油タンク30の上面
には、ブリーザーを取り付けるための円形の開口部31
と給油口32とが形成されている。図示しないが、この
開口部31には前記第1実施例と同様のブリーザー10
が取り付けられている。この作動油タンク30の側面3
0bには、図示しない各油圧機器からの戻り油用の配管
穴33と、大流量の戻り油用の配管穴34が設けられて
いる。
【0026】作動油タンク30の内部にはバッフルプレ
ート35がある。このバッフルプレート35は、作動油
タンク30の上面30aと、底面30cと、大流量の戻
り油用の配管穴34が形成された作動油タンク30の側
面30bとに接しており、ブリーザー10が取り付けら
れる前記開口部31に対して大流量の戻り油が直接影響
を及ぼさないようになっている。
【0027】前記作動油タンク30の内部には、前記開
口部31の下方に波返し部材としての波返し板36が設
けられている。波返し板36は、開口部31よりも大き
くタンク内の油面に略平行な主板部36aと、作動油タ
ンク30の上面30aに垂直な側板部36bとを有して
いる。波返し板36の主板部36aは開口部31を覆う
ように作動油タンク30の側面30bに取り付けられ、
側板部36bは作動油タンク30の上面30aに取り付
けられている。
【0028】本実施例の作動油タンク30によれば、作
動油タンク30内で作動油20に波が発生しても、作動
油20を上方に突き上げようとする波の力は波返し板3
6によって押さえられるので、作動油タンク30の開口
部31に作動油20がかかることはない。従って、従来
のように作動油タンクの上部にブリーザー用の長い配管
パイプを設けなくても、霧状の作動油がブリーザーから
吹き出すことはない。
【0029】
【発明の効果】例えば大径の油圧シリンダの作動油タン
ク等は、非常に短い時間で大量の作動油が流入するた
め、作動油タンク内の作動油に波が発生する場合が多
い。しかしながら、本発明の前記各実施例によれば、ブ
リーザーを取り付ける開口部の下方に作動油の波の力を
押さえる波返し部材を設け、また開口部に設けた容量の
大きいブリーザー部屋にブリーザーを取り付け、該開口
部にはフィルタ部材を設けたので、ブリーザーからタン
ク外に霧状の油が吹き出すことはなくなった。また、作
動油タンクの高さも従来よりも低くすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の作動油タンクの部分斜視図であ
る。
【図2】第1実施例の作動油タンクの断面図である。
【図3】第1実施例の作動油タンクにおける波返し板の
作用を示す図である。
【図4】第2実施例の作動油タンクの斜視図である。
【図5】従来の作動油タンクの斜視図である。
【図6】従来の作動油タンクに用いられたブリーザーの
断面図である。
【図7】従来の作動油タンクにおける問題点を示す断面
図である。
【図8】従来の他の作動油タンクの断面図である。
【符号の説明】
1,30 作動油タンク 5 作動油タンクの上面としての上蓋 6,31 開口部 7 ブリーザー部屋 9 フィルタ部材 10 ブリーザー 11,36 波返し部材としての波返し板 30a 作動油タンクの上面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油タンクの上面に形成された開口部
    と、前記開口部を覆うように作動油タンクの上面の外側
    に設けられたブリーザー部屋と、前記開口部に設けられ
    たフィルタ部材と、前記ブリーザー部屋に設けられたブ
    リーザーとを有する作動油タンクのブリーザー装置。
  2. 【請求項2】 作動油タンクの上面に形成された開口部
    と、作動油タンク外において前記開口部に設けられたブ
    リーザーと、作動油タンク内において前記開口部の下方
    に設けられた波返し部材とを有する作動油タンクのブリ
    ーザー装置。
  3. 【請求項3】 作動油タンクの上面に形成された開口部
    と、前記開口部を覆うように作動油タンクの上面の外側
    に設けられたブリーザー部屋と、前記開口部に設けられ
    たフィルタ部材と、前記ブリーザー部屋に設けられたブ
    リーザーと、作動油タンク内において前記開口部の下方
    に設けられた波返し部材とを有する作動油タンクのブリ
    ーザー装置。
  4. 【請求項4】 前記波返し部材が、作動油タンク内の作
    動油の油面に対面する板状の部材で構成された請求項3
    記載の作動油タンクのブリーザー装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタ部材が、金属からなる網状
    部材である請求項3記載の作動油タンクのブリーザー装
    置。
JP6100053A 1994-05-13 1994-05-13 作動油タンクのブリーザー装置 Pending JPH07310701A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286324A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Komatsu Ltd 作動油タンクの給油口構造
CN101377211B (zh) 2008-09-27 2012-06-13 大连维乐机械制造有限公司 液体密封孔板式呼吸器
JP2013194900A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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