JPH07310822A - 変速機用単軸シフト機構 - Google Patents

変速機用単軸シフト機構

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JPH07310822A
JPH07310822A JP7051694A JP5169495A JPH07310822A JP H07310822 A JPH07310822 A JP H07310822A JP 7051694 A JP7051694 A JP 7051694A JP 5169495 A JP5169495 A JP 5169495A JP H07310822 A JPH07310822 A JP H07310822A
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axis
single shaft
socket
ball
rotation
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JP7051694A
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English (en)
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Joseph D Reynolds
ダグラス レイノルズ ジョセフ
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトレバーの少ない移動量で単軸の大きな
回転移動量を得る。 【構成】 入力シフトレバー47と、シフトレバーの移動
を単軸43の回転移動に変換するためのカップリング手段
とを設けており、単軸は中心位置及び中心位置に対して
角度Aの位置にある少なくとも1つの変位位置を有して
おり、カップリング手段はボールソケット接続部を形成
しており、それに設けられた回動軸線aと単軸の回転軸
線Rとの間に垂直方向寸法Zを定められており、シフト
レバーには、ソケット53を形成しているブロック部材47
が設けられ、単軸43にはソケット内に回動可能に収容さ
れたボール55を含む部材57が設けられ,単軸43が中心位
置から変位位置まで角度Aだけ回転するためには、回動
軸線aが距離X=Zsin Aだけ直線移動すればよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、選択された歯車比を軸
方向に移動可能な歯車及び/または歯車連結ジョークラ
ッチ部材によって連結及び切り離す形式のチェンジギヤ
変速機用または複式変速機の主変速部用の単軸シフト機
構に関するものである。特に、本発明は、シフトレバー
の入力運動を単軸の回転にして伝達するための、入力シ
フトレバーと単軸シフト機構との間の新規なボールソケ
ット接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多段速度チェンジギヤ機械式変速機の選
択可能な比を選択して連結するための単軸シフト機構が
従来より公知であり、例えば本発明の譲受人に譲渡され
ている米国特許第4,920,815 号に記載されており、これ
は引例として本説明に含まれる。引例特許の機構では、
単軸が中心位置及び中心位置の両側に1つずつ回転変位
位置を備えている。さらに最近では、引例特許に示され
ている形式の単軸シフト機構が、例えば16段前進速同
期変速機に使用できるように進展している。そのような
用例では、単軸が中心位置及び中心位置の両側に2つず
つ回転変位位置を備えている。本発明の実施例では、一
例であるが、回転位置の各々が隣接の回転位置から20
度変位しており、単軸の合計回転変位量が80度(中心
位置から±40度)である。
【0003】単軸シフト機構に対する入力は、本発明の
譲受人に譲渡されており、引例として本説明に含まれる
米国特許第4,290,515 号に記載されている形式のシフト
タワー内に配置された手動式シフトレバーによって行う
ことができる。そのようなシフトレバー構造では、シフ
トレバーが軸方向及び横方向の両平面上で回動する。あ
るいは、単軸に対する入力を、本発明の譲受人に譲渡さ
れており、引例として本説明に含まれる米国特許第4,54
3,843 号に記載されている形式の遠隔リンク操作装置に
よって行うこともできる。そのような構造では、シフト
レバーまたは「フィンガ」が、単軸に直交する向きの軸
に固定されて、軸方向移動及び回動の両方を行うことが
できる。
【0004】本発明がいずれの特定形式の入力またはシ
フトレバー構造に制限されないことは当業者には理解さ
れるであろう。一般的に、シフトレバーの移動を単軸シ
フターの回転移動にして伝達するためにボールソケット
接続部が用いられ、ボールがシフトレバー(またはフィ
ンガ等)の下端部に配置され、ソケットが単軸に取付け
られた部材に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シフトレバーと単軸シ
フターとの間の従来形ボールソケット接続部は、一般的
には作動的に満足できるものであった。しかし、本発明
を開発する過程で、16段前進速変速機に必要であるよ
うに単軸に5つの回転位置が設けられている時、従来の
ボールソケット接続部には幾つかの問題点があることが
わかった。
【0006】問題点の両方が、単軸の最端回転位置、す
なわち実施例の中心位置から±40度の位置に関連して
いる。単軸がいずれかの最端位置の方へ移動すると、ボ
ールソケット接続部が緊縛する傾向があり、場合によっ
ては実際に2つの最端回転位置に達することが困難にな
ることがわかっている。さらに、最端位置に達した場
合、(運転席のオペレータによる)入力軸シフトレバー
の合計移動量が過大になり、運転席にスペース上の問題
が発生することがわかっている。
【0007】従って、本発明の目的は、上記問題に直面
することなく、単軸の必要な回転を達成することができ
る改良形単軸シフト機構を提供することである。本発明
のさらなる目的は、シフトレバーの入力移動を相当に小
さくして単軸の必要な回転を達成する改良形単軸シフト
機構を提供することである。本発明の関連目的は、単軸
に5つの回転位置を設けることを実現可能にする単軸シ
フト機構用の改良形カップリング手段を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及び他の目
的は、変速機において選択可能な歯車比の選択及び連結
を行う単軸シフト機構を提供することによって達成され
る。本機構は、ハウジングと、ハウジングに回動可能に
取付けられている単軸とを有している。本機構はさら
に、シフトレバーと、シフトレバーの移動を単軸の回動
に変換するためのカップリング手段とを有しており、カ
ップリング手段はボールソケット接続部を有している。
単軸は回転方向に中心位置及び少なくとも1つの変位位
置を設けており、変位位置は中心位置に対して角度Aの
位置にある。単軸に回転軸線Rが設けられ、またボール
ソケット接続部に回動軸線aが設けられて、単軸がその
中心位置にある時に回動軸線との間に垂直方向寸法Zを
定めている。ボールソケット接続部は、ボール及びソケ
ット間の相対垂直方向移動が可能な形式である。
【0009】シフト機構は、シフトレバーにソケットを
形成した入力部材を設けていることを特徴としており、
単軸に固定された部材にボールが、ソケット内に回動可
能に収容されてそれに対して垂直方向に移動可能に設け
られている。単軸が中心位置から変位位置へ角度Aだけ
回転するためには、回動軸線aが垂直方向に直交する方
向に距離X: X=Zsin A だけ移動すればよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。なお、以下の説明において、便宜上一定の用
語を用いるが、それらは参考にすぎず、制限的なもので
はない。「上方」「下方」「右方向」及び「左方向」
は、参照している図面上での方向を示している。「前
方」及び「後方」は、それぞれ従来通りに車両に取付け
た時の変速機の前及び後端部を示しており、図1におい
てそれぞれ変速機の左側及び右側である。
【0011】「複式変速機」は、多段前進速主変速部と
多段速度補助変速部とを直列に接続することによって、
主変速部で選択された歯車減速比をさらに補助変速部で
選択された歯車減速比と組み合わせることができるよう
にした変速またはチェンジギヤ伝達装置を表すために用
いられている。「同期クラッチ」及び同様な意味の言葉
は、クラッチの部材がほぼ同期速度になるまでそのクラ
ッチの連結が試みられない噛み合いクラッチによって選
択歯車を軸に非回転式に連結するために用いられるクラ
ッチアセンブリを示している。「変速機」は、単式変速
機または複式変速機の主変速部のいずれかを含むことが
できる。
【0012】主に図1を参照しながら説明すると、本発
明の単軸シフト機構を用いることができる形式のレンジ
形複式変速機11が示されている。複式変速機11は、多段
速度主変速部13をレンジ形補助部15と直列に接続して構
成されている。変速機11は、ハウジング17(図1に概略
的に示されているだけである)内に収容されており、常
時連結しているが選択的に切り離される摩擦マスターク
ラッチCを介してディーゼルエンジンE等の原動機によ
って駆動される入力軸19を設けている。
【0013】主変速部13では、入力軸19が入力スプリッ
タ部21を貫通しており、このスプリッタ部は公知の形式
にすることができる。主変速部13には2つのほぼ同一の
副軸アセンブリ23及び25が設けられており、これらは入
力スプリッタ部21によってほぼ同一速度で駆動される。
【0014】当業者には公知のように、副軸アセンブリ
23及び25は、入力軸19にほぼ同軸的に整合している主軸
27の直径方向に向き合う両側に配置されている。副軸ア
センブリ23及び25の各々は、ハウジング17の端部壁に配
置された適当な軸受によって支持されている。副軸の各
々には、同一群の副軸歯車が副軸と共転可能に固着され
ている。複数の主軸歯車が主軸27を取り囲むように設け
られており、公知のように同期クラッチアセンブリ29及
び31及びジョークラッチ33によって一度に1つが主軸27
に選択的にクラッチ連結されてそれと共転できるように
なっている。
【0015】一般的に、クラッチアセンブリ29、31及び
33は、それぞれシフトフォーク35、37及び39によって軸
方向に位置決めされ、これらのシフトフォークは図1に
概略的に示されているだけであるが、シフトフォーク37
は図2にも破断して示されている。クラッチアセンブリ
29及び31は同期形のものとして図示されているが、それ
は本発明の本質ではないことを理解されたい。補助部15
の構造及び機能は当業者には公知であり、本発明に本質
的または直接的に関連していないため、これ以上の説明
を行わない。
【0016】図2及び3は、単軸シフト機構41を破断し
て示しており、これの全体的構造は、上記米国特許第4,
920,815 号に従ったものにすることができる。機構41に
は、ハウジング17内に取付けられて、回転軸線R回りに
回転及びそれに沿って軸方向移動可能な単軸43が設けら
れている。単軸43は3つのシフトフォーク35、37及び39
を支持しており、その各々に設けられた貫通孔に単軸43
が挿通されている。本発明の説明では、上記米国特許第
4,920,815 号に記載されているようにしてシフトフォー
ク35、37及び39が単軸43と共に軸方向移動することに注
目すれば十分である。
【0017】さらに図2及び3を参照しながら説明する
と、本実施例での単軸シフト機構41に対する入力部は、
上記米国特許第4,543,843 号に記載されている一般形式
の遠隔リンク操作装置である。遠隔リンク操作装置は遠
隔リンク軸45を備えており、これもハウジング17内に
(または別体のボルト付けハウジング内に)取付けられ
て、その内部で軸方向移動可能であると共に、遠隔リン
ク軸45によって定められた回転軸線r回りに回転移動可
能である。図3にわかりやすく示されているように、遠
隔リンク操作装置には、貫通孔49を形成したブロック部
材47が設けられ、それにリンク軸45がはまるようになっ
ている。リンク軸45とブロック部材47との相対的な軸方
向及び回転位置が、ブロック部材47の上端部の開口には
めこまれて軸45にねじこまれている止めねじ(または他
の適当な手段)51によって維持されている。
【0018】ブロック部材47の下端部にソケット53が形
成され、本実施例では以下に説明する理由から、それが
一部のソケットのように半球形ではなく、ほぼ円筒形に
なっている。ソケット53内にボール部材55がはまってい
るが、これはスタッド状部材57の上端部に設けられ、好
ましくはそれと一体成形されている。スタッド57は、ボ
ール55を単軸43の上表面に接触させるか、それに隣接さ
せて配置され、スタッド57が単軸43に形成された直径方
向開口59に挿通されている。単軸43の周囲にほぼ環状の
ブロック部材61が配置されており、これはスタッド状部
材57の下ねじ部分63と螺合することによって図示の位置
に固定されている。
【0019】再び図2を参照すれば、遠隔リンク軸45が
その回転軸線r回りに回転することによって、ブロック
部材47が軸線r回りに回動移動するため、単軸43がその
軸線Rに沿って軸方向移動することがわかるであろう。
【0020】再び図3を参照すれば、遠隔リンク軸45が
その軸線rに沿って軸方向移動することによって、ブロ
ック部材47が「直線」移動するため、これによってソケ
ット53も直線経路で移動するため、単軸43がその軸線R
回りに回転することがわかるであろう。シフト機構41が
図3に示されている位置(以下の説明では「中心」位置
と呼ぶ)にある時、ボール55及びソケット53が協働して
回動軸線aを定めている。以下の説明では、回動軸線a
がソケット53内でのボール55の瞬間回転軸線として定め
られる。回動軸線aは図3では単軸43の回転軸線Rに平
行な向きに示されているが、それは本発明が主に単軸43
の軸線R回りの回転変位を主に問題にしているからであ
る。
【0021】図3にわかりやすく示されているように、
機構が中心位置にある時、回動軸線a及び回転軸線Rに
よって「垂直」方向の寸法Zが定められる。通常は、ほ
とんどの市販の変速機でリンク軸45が単軸43から上方の
位置にあるので、ここで使用する「垂直」とは、リンク
軸45から単軸43の方向だけを表すために使用されている
ことが当業者には理解されるであろう。
【0022】以下の説明の「横方向平面」上の移動と
は、垂直方向に直交する平面上での移動、または回転軸
線r及びRのいずれかに平行な平面上での移動を意味す
るだけである。このため、リンク軸45がその軸線rに沿
って移動すると、ソケット53が横方向平面上を移動す
る。
【0023】ここで使用する「シフトレバー」は、遠隔
リンク操作装置のブロック部材47のことか、上記米国特
許第4,290,515 号に記載されているようにシフトタワー
内に配置される形式の手動レバーの下端部のことか、あ
るいは単軸43の回転にして伝達される移動を行う他の形
式の入力レバーの下端部のことでもよいことを理解され
たい。
【0024】図4及び5は、単軸43の1対の回転変位位
置を示しており、図4は単軸43が図3の中心位置から時
計回り方向に完全回転変位しているところを示し、図5
は単軸43が図3の中心位置から反時計回り方向に完全回
転変位しているところを示している。多くの市販の変速
機では、シフトタワーを使用したものでも遠隔リンク操
作装置を使用したものでも、運転席内の入力シフトレバ
ーの実際の移動は、単軸シフト機構の「シフトレバー」
の移動の逆である。しかし、説明を簡単にするため、以
下の説明ではシフトパターン内の移動がブロック部材47
の移動と同じであると仮定する。
【0025】図4及び5を図7と比較すれば、単軸43が
図4に示されている位置にある時、変速機は第13、第1
4、第15及び第16速歯車比のいずれかで作動することが
わかるであろう。単軸が図5に示されている位置にある
時、変速機がシフトできる唯一の歯車が後退歯車であ
る。また、図4及び5を図7と比較すれば理解できるよ
うに、単軸43は図4の位置と図3の中心位置との間に別
の回転変位位置を備えている。その中間位置では、変速
機を第9、第10、第11及び第12速歯車のいずれかへシフ
トできる。図3の中心位置では、変速機を第5、第6、
第7及び第8速歯車のいずれかへシフトできる。また、
図3の中心位置と図5の後退位置との間にも中間位置が
あり、変速機を第1、第2、第3及び第4速歯車のいず
れかへシフトできる。
【0026】当業者には明らかなように、図4及び5
は、単軸43の、またボールソケット接続部の最端回転位
置を示しており、図6及び7は、図4に示されている最
端位置の配置を分析したものである。図6及び7の分析
は、図5に示されている最端位置にも等しく適用できる
ことは、当業者には理解されるであろう。発明の背景で
述べたように、シフトレバーと単軸との間の従来形ボー
ルソケット接続部で問題が生じるのは、単軸43の最端回
転位置においてである。
【0027】ここで使用する「中心」とは、ブロック部
材47(またはシフトレバー)がボール55及びスタッド57
と整合している図3の位置を表す。しかし、「中心」を
使用しても、必ずしもその特定位置(またはシフトパタ
ーン上の対応位置)が「中央」位置である(すなわち中
心位置の各側に同数の位置がある)ことを意味していな
い。また、「中心」位置が特定の歯車選択位置に対応し
ている必要もない。例えば14速変速機では、単軸に4つ
の歯車選択位置があって、中心位置の各側に2つずつ配
置されており、中心位置はいずれの歯車選択にも対応し
ていない。
【0028】単軸シフト機構に使用する従来形ボールソ
ケット接続部では、ボールがシフトレバーまたはシフト
フィンガまたは単軸に対する入力部を構成しているいず
れかのものの下端部に取付けられている。ソケットは、
単軸と共に軸方向及び回転方向の両方へ移動するように
固定された部材に形成されている。従来形ボールソケッ
ト接続部の明らかな問題点が発明の背景に論じられてお
り、図6を参照しながら配置的に分析する。
【0029】ソケット53がブロック部材47または「シフ
トレバー」または単軸に対する入力部を構成しているい
ずれかのものに形成されていることが、本発明の本質的
な特徴である。そして、ボール部材55は単軸43と共に移
動するように固定されており、本発明の新規なボールソ
ケット機構の利点を図7を参照しながら構造的に分析す
る。
【0030】以下の「ボール」及び「ソケット」とは、
ボールが完全な球形であること、あるいはソケットが半
球形であることを必要としないことは当業者には理解さ
れるであろう。そうではなく、本発明のソケットは、前
述のように円筒形であり、その結果として、ボール及び
ソケットが図3の整合中心位置から図4及び5の最端位
置のいずれかの方へ回動するのに伴って、ボール55をソ
ケット53に対して「垂直方向」に移動させることができ
る。このように、ここに示した移動を可能にするいずれ
の接続部またはカップリングも「ボール及びソケット」
の表現の範囲に入ることを理解されたい。ボール及びソ
ケットが図3〜5に示されている位置の間で単軸43を回
転移動させることができることだけが必須であるが、ボ
ールおよびソケットが遠隔リンク部材45の回転およびブ
ロック部材47の軸線r回りの回動移動に応じて単軸43の
軸方向移動を容易にすることも好ましい。このように、
ボール及びソケットは2平面上で相対回動移動できるこ
とが好ましい。
【0031】次に図6及び7を参照しながら、従来形ボ
ール及びソケットの配置を、本発明のボール及びソケッ
トの配置と比較する。図6及び7を比較する際に、各歯
車の配置に関する限り、従来技術及び本発明の両方にお
いてシフトパターンが同じであるが、以下の説明で明ら
かになる理由から図7のパターンの方が圧縮されてい
る、すなわち小型化されていることに注目されたい。
【0032】図6及び7のいずれにおいても、ボールの
中心位置とボールの最端位置(本発明では図4に相当す
る)との間で比較していることに注意されたい。いずれ
の場合も、単軸が中心位置から角度Aの回転量だけ中間
位置(第9速〜第12速)まで回転してから、さらに単軸
が最端位置までさらに角度Aだけ回転移動したものを比
較している。このため、図6及び7の両方に示されてい
る変位角度は2Aである一方、角度2Aの回転変位を行
うための入力部(ブロック部材47、シフトレバー等)の
横方向移動は線形移動量2Xで表されている。
【0033】一般的に、単軸43の中心位置から中間の隣
接回転位置までの回転は角度A及び線形移動量Xに関し
て分析してもよいことは、当業者には理解されるであろ
うし、添付の請求項では角度A及び線形距離Xに関して
記載している。しかし、図6及び7の分析は、単軸43が
その最端回転位置に到達する時の本発明の効果を強調す
るために、角度2A及び線形変位量2Xに関して行われ
ている。
【0034】図6に示されているように、ボールがシフ
トレバーの下端部に取付けられてリンク軸45と共に直線
経路に沿って移動する従来形ボールソケット接続部で
は、ソケット及び単軸が角度2Aだけ回転するためには
ボールソケット接続部の回動軸線aが合計線形距離2X
だけ移動しなければならない。
【0035】本実施例では、角度2Aが40度で、垂直
寸法Zが約24.9mm(0.98in)である。従って、従来形の入
力部の直線変位量2Xは、 2X=(Z)×(tan 2A); 2X=(0.98in)×(tan40 度) で決定でき、従って2X≒20.8mm(0.82in)である。
【0036】図7を参照すれば、ソケット53が入力部
(すなわちブロック部材47)に形成され、ボール55が単
軸43に取付けられており、単軸の所定回転変位量を得る
ために必要な入力部の直線変位量が少なくなることが、
視覚的にわかるであろう。ボール55が単軸43に固定され
ているので、回動軸線aも単軸の回転軸線R回りに回転
し、従って単軸が角度2Aだけ回転した後でも、軸線R
から回動軸線aまでの距離が寸法Zである。従って、ボ
ール55を角度2Aだけ回転させるためにソケット53が移
動しなければならない線形距離2Xが従来技術の場合よ
りも大幅に短くなり、 2X=(Z)×(sin 2A); 2X=(0.98in)×(sin40 度) で決定でき、従って2X≒16.2mm(0.63in)である。
【0037】従って、従来形ボールソケット接続部を用
いて、寸法Z≒24.9mm(0.98in)と仮定すると、単軸を中
心位置からその最端回転位置のいずれかまで40度回転
させるために、ボールは直線距離約K20.8mm(0.82in)移
動しなければならなかった。本発明のボールソケット接
続部では、単軸を中心位置からその最端回転位置のいず
れかまで40度回転させるために、ソケットを約16.2mm
(0.63in)移動させるだけでよい。
【0038】このように、本発明のボールソケット接続
部は、中心位置の各側で入力部の直線移動量を約4.8mm
(0.19in) 減少させるので、入力部の線形移動量の合計
減少量は約9.6mm(0.38in) になる。発明の背景で述べた
ように、車両運転席内でのシフトレバーの移動量を小さ
くして単軸を完全回転変位させることができることが、
本発明の目的である。本発明を使用できる形式の典型的
な市販の変速機では、単軸に対する入力部の1単位の変
位に対して、ドライバによるシフトレバーの移動はほぼ
6〜10単位になる。従って、本発明を用いることによ
って入力部の全体の移動量が約9.6mm(0.38in) 減少する
ことによって、運転席内でのシフトレバー移動量が約5
5.9〜96.5mm(2.2〜3.8in)程度減少する。
【0039】本実施例で得られる直線変位量2Xの特定
の減少量は、選択した特定の寸法Z及び角度2Aに独特
のものであるが、別の構造では異なったZ及び2Aでも
2Xが相当に減少することは、当業者には理解されるで
あろう。
【0040】以上に本発明を詳細に説明してきたが、明
細書を読んで理解すれば、当業者には様々な変更が明ら
かになるであろう。そのような変更はすべて、添付の請
求項の範囲内であれば、本発明に含まれるものとする。
【0041】
【発明の効果】本発明の単軸シフト機構によれば、シフ
トレバーの少ない移動量で単軸の大きな回転移動量を得
ることができ、単軸に5つの個別の回転位置を設ける必
要または要望がある場合にも有効に対応できるばかり
か、車両運転席内での操作性も著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の単軸シフト機構を用いることができる
形式の複式変速機の概略図である。
【図2】遠隔リンク入力操作装置を通る断面を含む、単
軸シフト機構の断面図である。
【図3】図2の3−3線を通る断面図であって、単軸が
中心位置にある時の本発明のボールソケット接続部を示
している。
【図4】単軸のそれぞれ最端時計回り及び反時計回り回
転位置を示す、図3と同様な断面図である。
【図5】単軸のそれぞれ最端時計回り及び反時計回り回
転位置を示す、図3と同様な断面図である。
【図6】従来形ボールソケット接続部における、シフト
パターンとシフト量との関係を示す説明図である。
【図7】本発明のボールソケット接続部における、シフ
トパターンとシフト量との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
41 シフト機構 43 単軸 47 ブロック部材 53 ソケット 55 ボール 57 スタッド状部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機(11)において選択可能な歯車比の
    選択及び連結を行う単軸シフト機構(41)であって、ハウ
    ジング(17)と、前記ハウジングに回動可能に取付けられ
    ている単軸(43)とを有しており、さらに、シフトレバー
    (47)と、前記シフトレバーの移動を前記単軸(43)の回動
    に変換するためのカップリング手段とを有しており、前
    記カップリング手段にはボールソケット接続部が設けら
    れており、前記単軸は回転方向に中心位置(図3)及び
    少なくとも1つの変位位置(図4)を備えており、前記
    変位位置は前記中心位置に対して角度Aの位置にあり、
    前記単軸(43)に回転軸線(R) が設けられると共に、前記
    ボールソケット接続部に回動軸線(a) が設けられて、前
    記単軸が前記中心位置にある時に前記回動軸線(a) との
    間に垂直方向寸法Zを定めており、前記ボールソケット
    接続部は、ボール及びソケット間の相対垂直方向移動が
    可能な形式であり、 (a)前記シフトレバーは、ソケット(53)を形成した入
    力部材(47)を備えており、 (b)前記単軸(43)に固定された部材(57)にボール(55)
    が、前記ソケット(53)内に回動可能に収容されてそれに
    対して前記垂直方向に移動可能に設けられており、 (c)それによって、前記単軸(43)が前記中心位置から
    前記変位位置へ前記角度(A) だけ回転するためには、前
    記回動軸線(a) が前記垂直方向に直交する方向に距離
    X: X=Zsin A だけ移動すればよいことを特徴とする単軸シフト機構(4
    1)。
  2. 【請求項2】 前記単軸(43)は、前記中心位置の各回転
    側に第1及び第2変位位置を備えており、前記第1変位
    位置は前記中心位置に対して前記角度(A) の位置にあ
    り、前記第2変位位置は前記中心位置に対して角度(2A)
    の位置にあることを特徴とする請求項1に記載の単軸シ
    フト機構(41)。
  3. 【請求項3】 前記単軸(43)は、前記ハウジング(17)内
    で軸方向移動可能に取付けられており、前記軸方向移動
    は、前記単軸の回転軸線(R) と平行な方向の前記シフト
    レバー(47)の回動に対応して得られることを特徴とする
    請求項1に記載の単軸シフト機構(41)。
  4. 【請求項4】 前記シフトレバーは、前記単軸(43)の回
    転軸線(R) にほぼ直交する向きの回転軸線(r) に沿って
    軸方向移動可能に取付けられた遠隔リンク部材(45)を有
    しており、前記遠隔リンク部材(45)の軸方向距離Xの移
    動が、前記単軸(43)の前記角度(A) の回転に対応するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の単軸シフト機構(41)。
  5. 【請求項5】 前記ブロック部材(47)は前記遠隔リンク
    部材(45)にそれと共に移動可能に固定されており、それ
    によって、前記ボール(55)が前記単軸(43)と共に前記回
    転軸線(R) 回りに回転する間、前記ソケット(53)が前記
    垂直方向に直交する横方向平面上を移動するようにした
    ことを特徴とする請求項4に記載の単軸シフト機構(4
    1)。
  6. 【請求項6】 前記単軸に固定された前記部材は、前記
    単軸を直径方向に貫通するスタッド状部材(57)を有して
    おり、前記スタッド状部材を前記固定位置に保持する手
    段(63)が設けられており、前記ボール(55)は前記スタッ
    ド状部材の一端部に配置されていることを特徴とする請
    求項1に記載の単軸シフト機構(41)。
JP7051694A 1994-02-17 1995-02-16 変速機用単軸シフト機構 Pending JPH07310822A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US19819294A 1994-02-17 1994-02-17
US198192 1994-02-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07310822A true JPH07310822A (ja) 1995-11-28

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ID=22732376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7051694A Pending JPH07310822A (ja) 1994-02-17 1995-02-16 変速機用単軸シフト機構

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EP (1) EP0668459A2 (ja)
JP (1) JPH07310822A (ja)
KR (1) KR950033192A (ja)
CN (1) CN1117564A (ja)
BR (1) BR9500596A (ja)
CA (1) CA2142479A1 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004006682A1 (de) * 2004-02-11 2005-09-15 Zf Friedrichshafen Ag Einstangenschaltvorrichtung an einem Schaltgetriebe
DE102008029267A1 (de) * 2008-06-19 2009-12-24 Schaeffler Kg Schaltvorrichtung
CN103527764B (zh) * 2013-11-04 2016-02-03 重庆青山工业有限责任公司 汽车换档器定位装置
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EP0668459A2 (en) 1995-08-23
CA2142479A1 (en) 1995-08-18
BR9500596A (pt) 1995-10-24
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CN1117564A (zh) 1996-02-28

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