JPH07311744A - 資源所在位置検出方式 - Google Patents

資源所在位置検出方式

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JPH07311744A
JPH07311744A JP6102785A JP10278594A JPH07311744A JP H07311744 A JPH07311744 A JP H07311744A JP 6102785 A JP6102785 A JP 6102785A JP 10278594 A JP10278594 A JP 10278594A JP H07311744 A JPH07311744 A JP H07311744A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散型ネットワークシステムにおいて、多数
のクライアントあるいは資源が存在したとしても、効率
よく資源の所在位置を検出しうる資源所在位置方式を提
供する。 【構成】 クライアントシステム11は、アクセスする
資源がどのサーバシステム21に存在するかの資源所在
情報を保持する資源所在情報テーブル12と、検索部1
3、更新部14及び通信部16の制御を行う資源所在情
報制御部15と、を有している。サーバシステム21
は、資源とその資源が他のサーバシステムに移動された
場合そのサーバシステムと資源へのアクセス時間に関す
る資源保持情報を保持する資源保持情報テーブル22
と、検索部23、更新部24及び通信部26の制御を行
う資源保持情報制御部25と、を有し、クライアントシ
ステム11は、資源所在情報及び資源保持情報に基づき
資源の所在位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は資源所在位置検出方式、
特に分散型ネットワークシステムにおいて分散して管理
されているデータベース等の資源の所在位置を検出する
資源所在位置検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分散型ネットワークシステムにお
いて分散して管理されているデータベース等の資源がど
のサーバシステムに存在しているかを検出する方式は、
一般的に2通りある。
【0003】図7は、その方式のうちの一つであり、資
源の所在を一括して管理しているサーバを要する方式の
概略構成図である。図7において、通信路70には、資
源へのアクセス要求を発するクライアント71と、資源
の所在を一括して管理している資源位置記憶サーバ72
と、資源を有するサーバ73、74と、が接続されてお
り、分散型ネットワークシステムが構築されている。
【0004】図8は、クライアント71の動作を示した
フローチャートであり、クライアント71が資源の所在
を検出する動作において説明する。
【0005】クライアント71は、クライアント71上
のアクセス要求プログラムからの資源に対するアクセス
要求を受け付けると(ステップ801)、資源位置記憶
サーバ72にアクセスしようとする資源がどのサーバに
存在するかの問い合わせを行う(ステップ802)。資
源位置記憶サーバ72から当該資源を有するサーバが知
らされると(ステップ803)、クライアント71は、
そのサーバに対して資源のアクセス要求を発行し(ステ
ップ804)、資源を利用する。
【0006】また、図9は、資源の存在を検出する他の
方式であり、分散型ネットワークシステム内の全てのサ
ーバに資源へのアクセス要求を発する方式の概略構成図
である。図9において、通信路90には、資源へのアク
セス要求を発するクライアント91と、資源を有するサ
ーバ92、93と、が接続されており、分散型ネットワ
ークシステムが構築されている。
【0007】図10は、クライアント91の動作を示し
たフローチャートであり、クライアント91が資源の所
在を検出する動作において説明する。
【0008】クライアント91は、クライアント91上
のアクセス要求プログラムからの資源に対するアクセス
要求を受け付けると(ステップ1001)、ネットワー
クシステム内の全てのサーバ92、93に資源の有無の
問い合わせを行う(ステップ1002)。資源を有する
サーバだけはこの問い合わせに対して返答し、資源を有
していない他のサーバは返答しない。クライアント91
は、資源を有するサーバからの返答を受信することで当
該サーバの存在を知り(ステップ1003)、このサー
バに対して資源のアクセス要求を発行し(ステップ10
04)、資源を利用する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
資源の所在を一括して管理しているサーバを要する方式
では、クライアントあるいは資源の増加に伴い、資源位
置記憶サーバ72に多大な負荷がかかってしまう。
【0010】一方、後者の分散型ネットワークシステム
内の全てのサーバに資源へのアクセス要求を発する方式
では、通信路のトラフィックの増大につながり、ネット
ワークシステム全体のパフォーマンスが低下してしまう
おそれが生じる。
【0011】以上のように、従来の方式においては、い
ずれの場合も分散型ネットワークシステムの規模の拡
大、あるいは資源の増加に伴い、資源の所在検出効率が
低下してしまう。
【0012】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、分散型ネットワー
クシステムにおいて、多数のクライアントあるいは資源
が存在したとしても、効率よく資源の所在位置を検出し
うる資源所在位置方式を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために請求項1記載の発明は、資源を有する複数の
サーバシステムと、通信手段を介して前記サーバシステ
ムに資源へのアクセス要求を発行するクライアントシス
テムと、を有し、ネットワークシステム内の資源を分散
させて管理する分散型ネットワークシステムにおいて、
前記クライアントシステムは、アクセスする資源がどの
サーバシステムに存在するかの資源所在情報を保持する
資源所在情報テーブルと、前記資源所在情報テーブルに
対して資源所在情報の検索・更新を行う資源所在情報管
理手段と、前記資源所在情報管理手段及び前記通信手段
の制御を行う資源所在情報制御手段と、を有し、前記サ
ーバシステムは、前記クライアントシステムからアクセ
ス要求された資源が自サーバシステムに存在するかある
いは他のサーバシステムに移動されたかの資源保持情報
を保持する資源保持情報テーブルと、前記資源保持情報
テーブルに対して資源保持情報の検索・更新を行う資源
保持情報管理手段と、前記資源保持情報管理手段の制御
及び資源管理を行う資源保持情報制御手段と、を有し、
前記資源所在情報及び前記資源保持情報に基づいて前記
クライアントシステムからのアクセス要求の対象となる
資源を有するサーバシステムを検出することを特徴とす
る。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の資
源所在位置検出方式において、前記資源所在情報制御手
段は、前記資源所在情報に記憶されているサーバシステ
ムから移動通知情報を受信した場合、当該移動通知情報
に含まれる移動先サーバシステムで前記資源所在情報テ
ーブルを更新するとともに、前記移動先サーバシステム
に対して資源のアクセス要求を発行することを特徴とす
る。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の資
源所在位置検出方式において、前記資源の移動元となる
サーバシステムにおける資源保持情報制御手段は、前記
資源の移動先となるサーバシステムに当該資源を移動し
た後、前記資源保持情報管理手段に前記資源の移動先と
なるサーバシステムを前記資源保持情報テーブルに登録
させることを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1記載の資
源所在位置検出方式において、前記資源の移動先となる
サーバシステムにおける資源保持情報制御手段は、前記
資源保持情報管理手段に移動されてきた資源を前記資源
保持情報テーブルに登録させることを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1記載の資
源所在位置検出方式において、前記サーバシステムは、
自サーバシステムへのアクセス要求のあったときの時間
を記録することを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1記載の資
源所在位置検出方式において、前記クライアントシステ
ムは、アクセス要求の対象となる資源が前記資源所在情
報テーブルに登録されていない場合あるいはアクセス要
求に対する前記サーバシステムからの応答がない場合、
全ての前記サーバシステムに対してブロードキャストで
資源の所在を問い合わせることを特徴とする。
【0019】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係る資源所
在位置検出方式において、クライアントシステムは、資
源へのアクセス要求を受け付けると、資源所在情報テー
ブルを検索し、資源所在情報テーブルに登録されている
サーバシステムにアクセス要求を発行する。クライアン
トシステムは、サーバシステムから要求受諾を受信する
ことで、資源の所在位置となるサーバシステムを検出す
ることができる。
【0020】また、サーバシステムは、クライアントシ
ステムからのアクセス要求に対し、アクセス要求の対象
となる資源を他のサーバシステムに移動した場合、その
移動先サーバシステムを含む移動通知情報をクライアン
トシステムに通知する。
【0021】クライアントシステムは、移動通知情報を
受け取ると、当該移動先サーバシステムで資源所在情報
テーブルを更新する。また、改めて移動先であるサーバ
システムにアクセス要求を発行し、サーバシステムから
要求受諾を受信することで、資源の所在位置となるサー
バシステムを検出することができる。
【0022】一方、サーバシステムは、資源を他のサー
バシステムに移動した場合、その移動先サーバシステム
を資源保持情報テーブルに登録することで、以後、クラ
イアントシステムからのアクセス要求に対し移動先サー
バシステムを含む移動通知情報をクライアントシステム
に通知することができるので、資源の所在位置をクライ
アントシステムに容易に検出させることができる。
【0023】また、移動先となるサーバシステムは、資
源保持情報テーブルに移動されてきた資源を登録するこ
とで、以後、容易に資源の所在位置をクライアントシス
テムに検出させることが可能となる。
【0024】また、自サーバシステムへのアクセス要求
のあったときの時間を記録するようにしたので、所定期
間アクセスされない資源保持情報を資源保持情報テーブ
ルから削除することができる。
【0025】また、資源所在情報テーブルにサーバシス
テムが登録されていない場合あるいはサーバシステムか
らの応答がない場合のみにブロードキャストを発行する
ことで、通信路のトラフィックの増大を防止しつつ資源
の所在位置を検出することができる。
【0026】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0027】図1は、本発明に係る資源所在位置検出方
式の一実施例を示した概略構成図である。図1におい
て、分散型ネットワークシステムの通信路には、データ
ベース等の資源を有するサーバシステム21と、サーバ
システム21に資源へのアクセス要求を発行するクライ
アントシステム11と、が接続されている。
【0028】クライアントシステム11は、アクセスす
る資源がどのサーバシステム21に存在するかの資源所
在情報を保持する資源所在情報テーブル12と、資源所
在情報テーブル12に対して資源所在情報の検索・更新
を行う資源所在情報管理手段として検索を行う検索部1
3と更新を行う更新部14と、を有している。資源所在
情報テーブル12には、資源とその資源を有するサーバ
システムとが対応されて登録されている。
【0029】更に、クライアントシステム11は、サー
バシステム21と通信を行う通信手段として通信部16
と、検索部13、更新部14及び通信部16の制御を行
う資源所在情報制御手段として資源所在情報制御部15
と、資源へのアクセスを要求するプログラムを実行する
アクセス要求プログラム実行部17と、を有している。
この資源所在情報制御部15は、詳細は後述するが、ア
クセス要求プログラム実行部17からの資源アクセス要
求の受付、検索部13への検索指示、更新部14への更
新指示、通信部16を介しての資源アクセス要求の発
行、通信部16を介しての資源アクセス要求に対するサ
ーバシステム21からの応答受付及び応答内容の判別及
びブロードキャスト送信指示等を行う。
【0030】一方、サーバシステム21は、クライアン
トシステム11からアクセス要求された資源が自サーバ
システムに存在するかあるいは他のサーバシステムに移
動されたかの資源保持情報を保持する資源保持情報テー
ブル22と、資源保持情報テーブル22に対して資源保
持情報の検索・更新を行う資源保持情報管理手段として
資源の検索を行う検索部23と更新を行う更新部24
と、を有している。資源保持情報テーブル22には、自
サーバシステム21が有する資源と、その資源にアクセ
ス要求があったときの時間が登録されている。但し、そ
の資源が他のサーバシステム21に移動した場合には、
その移動先となるサーバシステム21が登録される。
【0031】更に、サーバシステム21は、他のシステ
ムと通信を行う通信手段として通信部26と、検索部2
3、更新部24及び通信部26の制御を行う資源保持情
報制御手段として資源保持情報制御部25と、を有して
いる。この資源保持情報制御部25は、詳細は後述する
が、通信部26を介してクライアントシステム11から
の資源アクセス要求の受付、検索部23への検索指示、
更新部24への更新指示、通信部26を介しての資源ア
クセス要求に対するアクセス結果の返答、資源移動指示
の受付等を行う。また、自サーバシステム21が管理す
る資源を格納する資源格納部28を有する。
【0032】なお、本実施例における分散型ネットワー
クシステムには複数のサーバシステムが含まれている
が、説明上、図1には1つのサーバシステム21のみを
示した。
【0033】本実施例において特徴的なことは、資源所
在情報及び資源保持情報を用いることで択一的にアクセ
ス要求の対象となる資源を有するサーバシステム21を
検出することである。これにより、資源の所在を一括管
理するサーバシステムを要しなくても、またアクセス要
求を発行する度に全てのサーバシステムにアクセス要求
を発行しなくても当該サーバシステム21を検出するこ
とができる。
【0034】図2は、クライアントシステム11におけ
る資源所在位置を検出する処理を示したフローチャート
であり、この図を用いてクライアントシステム11にお
いてアクセス要求を発行してから資源所在位置を検出す
るまでの動作について説明する。
【0035】アクセス要求プログラムからある資源への
アクセス要求を受け付けると(ステップ201)、資源
所在情報テーブル12を検索し、当該資源を有するサー
バシステム21の有無を調べる(ステップ202)。
【0036】ステップ203において、当該サーバシス
テム21が検出されれば、このサーバシステム21にア
クセス要求を発行する(ステップ204)。発行先とな
るサーバシステム21からの応答が要求受諾であれば
(ステップ207)、資源所在情報テーブル12を更新
して資源の所在位置の検出を終了する(ステップ21
0)。なお、この場合の更新処理というのは、当該資源
を有する同じサーバシステム名で上書きするだけなの
で、実際に更新する必要はない。
【0037】このようにして、アクセス要求の対象とな
る資源を有するサーバシステム21のみにアクセス要求
を発行するだけで資源の所在位置を検出することができ
る。
【0038】また、ステップ207において、発行先と
なるサーバシステム21からの応答が要求受諾でなけれ
ば、サーバシステム21からの応答が移動通知情報であ
るかどうかを調べる(ステップ208)。ここで、サー
バシステム21は、自サーバシステム21が有していた
資源を記憶容量、システム負荷等システム資源の限界等
の理由により保持できなくなった場合、当該資源は他の
サーバシステムに移動される(ステップ205)。この
場合、アクセス要求を受けたサーバシステム21は、ク
ライアントシステム11に資源の移動先であるサーバシ
ステムを移動通知情報に付加して返答することになる。
従って、クライアントシステム11は、サーバシステム
21からの応答が移動通知情報であるとき、移動通知情
報に含まれる移動先サーバシステムで改めてアクセス要
求を発行する(ステップ204)。その結果、上記と同
等の処理を繰り返すことでサーバシステム21から要求
受諾を受信し(ステップ207)、資源所在情報テーブ
ル12を更新して資源の所在位置の検出を終了する(ス
テップ210)。
【0039】このように、アクセス要求の対象となる資
源が移動したとしても順次サーバシステムを探索してい
けば、資源の有するサーバシステム21を検出すること
ができる。従って、択一的にサーバシステムにアクセス
要求を発行することができるので、通信路に負荷をかけ
ることなく資源の所在位置を検出することができる。
【0040】一方、ステップ203においてアクセス要
求の対象となる資源を有するサーバシステム21が資源
所在情報テーブル12から検出されなければ、当該資源
の所在を問うブロードキャストを発行する。あるいはス
テップ208においてサーバシステム21からの応答が
ない場合、ブロードキャストを発行する(ステップ20
6)。ブロードキャストに含まれている資源を有してい
るサーバシステム21は、ブロードキャストを受信する
と、その旨をクライアントシステム11に応答する。こ
の結果、クライアントシステム11は、ステップ209
においてサーバシステム21からの応答により資源の保
有先となるサーバシステム21を検出すると、当該資源
と保有先となるサーバシステム21とに関する資源所在
情報を資源所在テーブル12に登録し(ステップ21
0)、資源の所在位置の検出を終了する。
【0041】ステップ209においていずれのサーバシ
ステム21からも応答がないときは、この資源は分散型
ネットワークシステム内に存在しないことと判断し、ア
クセス要求プログラム実行部17にアクセス失敗を通知
し(ステップ211)、処理を終了する。
【0042】このように、サーバシステム21が資源所
在情報テーブル12に登録されている場合、当該サーバ
システム21のみにアクセス要求を発行し、資源所在情
報テーブル12にサーバシステムが登録されていない場
合あるいはサーバシステム21からの応答がない場合の
みにブロードキャストを発行することで、通信路のトラ
フィックの無駄な増大を防止することができる。
【0043】図3は、サーバシステム21における資源
所在位置を検出する処理を示したフローチャートであ
り、次に、この図を用いてサーバシステム21において
アクセス要求を受け付けてからクライアントシステム1
1に応答するまでの動作について説明する。
【0044】資源へのアクセス要求を受け付けると(ス
テップ301)、資源保持情報テーブル22を検索し、
当該資源の資源保持情報の有無を調べる(ステップ30
2)。本実施例においては、検索した結果、当該資源が
見つかれば(ステップ303)、アクセス要求があった
ときの時間を当該資源に対応させて資源保持情報テーブ
ル22に記録することを特徴とする。すでに記録されて
いれば、更新することになる(ステップ304)。
【0045】ステップ305において、当該資源に対応
させて他のサーバシステム名が資源保持情報テーブル2
2に登録されていれば、当該資源はそのサーバシステム
に移動されたものと判断し、移動通知情報に移動先とな
るサーバシステムを付加してクライアントシステム11
にアクセス要求の応答として当該移動通知情報を通知す
る(ステップ306)。また、当該資源に対応させて他
のサーバシステム名が登録されていなければ、自サーバ
システム21に当該資源が存在するものとしてクライア
ントシステム11にアクセス要求の応答としてアクセス
の受諾を通知する(ステップ307)。
【0046】このようにして、サーバシステム21は、
クライアントシステム11からのアクセス要求に対する
応答を通知する。
【0047】図4は、他のサーバシステムにおいて、移
動元であるサーバシステムから資源の移動要求を受けた
場合の資源移動処理を示したフローチャートである。こ
の図を用いて資源の移動先となるサーバシステムにおけ
る資源移動処理について説明する。
【0048】資源の移動先となるサーバシステムは、資
源の移動元であるサーバシステムから資源の移動要求を
受け付けると(ステップ401)、資源の移動を行う
(ステップ402)。この資源の移動は、資源が移動元
サーバシステムにおける記憶容量、システム負荷等シス
テム資源の限界、より効率的な運用、アクセス頻度の均
等化等の理由により資源保持の代行可能な他のサーバシ
ステムに移動した方がよいとシステム管理者等が判断し
た場合にシステム管理者の指示により行われる。ステッ
プ403において、当該資源が資源保持情報テーブル2
2に既に存在するかを調べる。ステップ404におい
て、当該資源が検出されれば、資源保持情報テーブル2
2から当該資源に対応されて登録されている移動先サー
バシステムを削除する(ステップ405)。これによ
り、当該資源が自サーバシステムに保持されたことがわ
かる。一方、当該資源が検出されなければ、資源保持情
報テーブル22に当該資源を登録する(ステップ40
6)。このようにして、サーバシステム間において資源
の移動を行うことができる。
【0049】次に、図4に示した資源の移動先となるサ
ーバシステムにおける資源移動処理に対応させて、資源
の移動元であるサーバシステムにおける資源移動処理に
ついて説明する。図5は、この処理を示したフローチャ
ートであり、この図を用いて当該処理を説明する。
【0050】前述したように、資源の移動はシステム管
理者の指示により行われる。従って、移動元のサーバシ
ステム21は、資源の移動要求を受け付けると(ステッ
プ501)、他のサーバシステムに対して資源移動要求
を発行した後(ステップ502)、資源を移動する(ス
テップ503)。その後、資源保持情報テーブル22に
当該資源に対応させて移動先となるサーバシステム名を
登録する(ステップ504)。
【0051】これにより、自サーバシステム21から他
のサーバシステムに資源を移動させたことがわかるの
で、前述したクライアントシステム11による資源の所
在位置の検出を達成させることができる。
【0052】ところで、上記処理により各サーバシステ
ム21における資源保持情報テーブル22には、自サー
バシステムが有する資源及び自サーバシステムが以前保
持していて他のサーバシステムに移動された資源に関す
る資源保持情報が登録されていることになる。しかしな
がら、所定期間アクセスのない資源に関する資源保持情
報を保持したままでいると、情報量が増えた場合、検索
時間の増加につながる。そこで、高パフォーマンスを図
るためにも資源保持情報テーブル22に登録されている
資源保持情報を整理する必要がある。
【0053】図6は、サーバシステム21における資源
保持情報テーブル22内の資源保持情報を整理する処理
を示したフローチャートであり、以下、この図を用いて
当該処理について説明する。
【0054】サーバシステム21は、システム管理者あ
るいはサーバシステムの管理システムから資源保持情報
テーブル22の整理要求を受け付けると(ステップ60
1)、整理要求で示される期間または期日以降アクセス
されない移動した資源に関する資源保持情報を資源保持
情報テーブル22から削除する(ステップ602)。な
お、サーバシステム21にアクセスのあった時間は、図
3における処理で示したように資源毎に記録されてい
る。
【0055】このようにして、資源保持情報テーブル2
2を整理することができるので、情報量の増加に伴うパ
フォーマンスの低下を防止することができる。
【0056】以上のように、本実施例によれば、クライ
アントシステム11及びサーバシステム21に資源所在
情報及び資源保持情報をそれぞれ持たせることにより、
資源の所在を一括管理するサーバシステムを要しなくて
も、またアクセス要求を発行する度に全てのサーバシス
テムにアクセス要求を発行しなくても、アクセス要求の
対象となる資源を有するサーバシステムを検出すること
ができる。
【0057】なお、上記実施例をわかりやすくするため
アクセス要求を発行するクライアントシステム11と資
源を有するサーバシステム21とを分け、それぞれに資
源所在情報及び資源保持情報を持たせるようにしたが、
ネットワークシステムを構成する各ノードに両方の機能
を持たせることも可能である。
【0058】
【発明の効果】従って、請求項1記載の発明によれば、
クライアントシステム及びサーバシステムに資源所在情
報及び資源保持情報をそれぞれ持たせることにより、ア
クセス要求の対象となる資源を有するサーバシステムを
択一的に検出することが可能となる。
【0059】更に、請求項2記載の発明によれば、アク
セスしたい資源の所在位置が移動したとしても、移動先
のサーバシステムで資源所在情報テーブルを更新するよ
うにしたので、クライアントシステムは、今後移動先の
サーバシステムに直接アクセス要求を発行することで資
源の所在位置を容易に検出させることが可能となる。
【0060】また、請求項3記載の発明によれば、資源
の移動先となるサーバシステムを資源保持情報テーブル
に登録させることにより、資源を移動させた場合でも容
易に資源の所在位置をクライアントシステムに検出させ
ることが可能となる。
【0061】また、請求項4記載の発明によれば、資源
の移動先となるサーバシステムの資源保持情報テーブル
に資源を登録するようにしたので、資源を移動させた場
合でも容易に資源の所在位置をクライアントシステムに
検出させることが可能となる。
【0062】また、請求項5記載の発明によれば、アク
セス要求のあったときの時間を記録するようにしたの
で、所定期間アクセスされない資源保持情報を資源保持
情報テーブルから削除することが可能となる。従って、
情報量の増加に伴うパフォーマンスの低下を防止するこ
とができる。
【0063】また、請求項6記載の発明によれば、サー
バシステムが資源所在情報テーブルに登録されている場
合、当該サーバシステムのみにアクセス要求を発行し、
資源所在情報テーブルにサーバシステムが登録されてい
ない場合あるいはサーバシステムからの応答がない場合
のみにブロードキャストを発行することで、通信路のト
ラフィックの増大を防止しつつ資源の所在位置を検出す
ることが可能となる。
【0064】以上のように、本発明によれば、資源の所
在を一括管理するサーバシステムを要しなくてもクライ
アントシステムに資源の所在位置を択一的に容易に検出
させることが可能となる。
【0065】また、アクセス要求を発行する度に全ての
サーバシステムにアクセス要求を発行する必要がなくク
ライアントシステムに資源の所在位置を択一的に検出さ
せることができるので、通信路のトラフィックの増大に
よるネットワークシステム全体のパフォーマンスの低下
を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る資源所在位置検出方式の一実施
例を示した概略構成図である。
【図2】 本実施例において、クライアントシステムに
おける資源所在位置を検出する処理を示したフローチャ
ートである。
【図3】 本実施例において、サーバシステムにおける
資源所在位置を検出する処理を示したフローチャートで
ある。
【図4】 本実施例において、資源の移動先となるサー
バシステムにおける資源移動処理を示したフローチャー
トである。
【図5】 本実施例において、資源の移動元であるサー
バシステムにおける資源移動処理を示したフローチャー
トである。
【図6】 本実施例において、サーバシステムにおける
資源保持情報テーブル内の資源保持情報を整理する処理
を示したフローチャートである。
【図7】 従来の資源の所在を一括して管理しているサ
ーバを要する所在位置検出方式の概略構成図である。
【図8】 図7に示した方式の動作を示したフローチャ
ートである。
【図9】 従来の分散型ネットワークシステム内の全て
のサーバに資源へのアクセス要求を発する所在位置検出
方式の概略構成図である。
【図10】 図9に示した方式の動作を示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
11 クライアントシステム、12 資源所在情報テー
ブル、13、23 検索部、14、24 更新部、15
資源所在情報制御部、16、26 通信部、17 ア
クセス要求プログラム実行部、21 サーバシステム、
22 資源保持情報テーブル、25 資源保持情報制御
部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資源を有する複数のサーバシステムと、
    通信手段を介して前記サーバシステムに資源へのアクセ
    ス要求を発行するクライアントシステムと、を有し、ネ
    ットワークシステム内の資源を分散させて管理する分散
    型ネットワークシステムにおいて、 前記クライアントシステムは、 アクセスする資源がどのサーバシステムに存在するかの
    資源所在情報を保持する資源所在情報テーブルと、 前記資源所在情報テーブルに対して資源所在情報の検索
    ・更新を行う資源所在情報管理手段と、 前記資源所在情報管理手段及び前記通信手段の制御を行
    う資源所在情報制御手段と、 を有し、 前記サーバシステムは、 前記クライアントシステムからアクセス要求された資源
    が自サーバシステムに存在するかあるいは他のサーバシ
    ステムに移動されたかの資源保持情報を保持する資源保
    持情報テーブルと、 前記資源保持情報テーブルに対して資源保持情報の検索
    ・更新を行う資源保持情報管理手段と、 前記資源保持情報管理手段の制御及び資源管理を行う資
    源保持情報制御手段と、 を有し、前記資源所在情報及び前記資源保持情報に基づ
    いて前記クライアントシステムからのアクセス要求の対
    象となる資源を有するサーバシステムを検出することを
    特徴とする資源所在位置検出方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の資源所在位置検出方式に
    おいて、 前記資源所在情報制御手段は、前記資源所在情報に記憶
    されているサーバシステムから移動通知情報を受信した
    場合、当該移動通知情報に含まれる移動先サーバシステ
    ムで前記資源所在情報テーブルを更新するとともに、前
    記移動先サーバシステムに対して資源のアクセス要求を
    発行することを特徴とする資源所在位置検出方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の資源所在位置検出方式に
    おいて、 前記資源の移動元となるサーバシステムにおける資源保
    持情報制御手段は、前記資源の移動先となるサーバシス
    テムに当該資源を移動した後、前記資源保持情報管理手
    段に前記資源の移動先となるサーバシステムを前記資源
    保持情報テーブルに登録させることを特徴とする資源所
    在位置検出方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の資源所在位置検出方式に
    おいて、 前記資源の移動先となるサーバシステムにおける資源保
    持情報制御手段は、前記資源保持情報管理手段に移動さ
    れてきた資源を前記資源保持情報テーブルに登録させる
    ことを特徴とする資源所在位置検出方式。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の資源所在位置検出方式に
    おいて、 前記サーバシステムは、自サーバシステムへのアクセス
    要求のあったときの時間を記録することを特徴とする資
    源所在位置検出方式。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の資源所在位置検出方式に
    おいて、 前記クライアントシステムは、アクセス要求の対象とな
    る資源が前記資源所在情報テーブルに登録されていない
    場合あるいはアクセス要求に対する前記サーバシステム
    からの応答がない場合、全ての前記サーバシステムに対
    してブロードキャストで資源の所在を問い合わせること
    を特徴とする資源所在位置検出方式。
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