JPH07312260A - コネクタのケーブル保護部材固定装置 - Google Patents

コネクタのケーブル保護部材固定装置

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JPH07312260A
JPH07312260A JP6124193A JP12419394A JPH07312260A JP H07312260 A JPH07312260 A JP H07312260A JP 6124193 A JP6124193 A JP 6124193A JP 12419394 A JP12419394 A JP 12419394A JP H07312260 A JPH07312260 A JP H07312260A
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protection tube
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 L型コネクタの端部の外周部を保護するケー
ブル側ハウジングに対して、ケーブルを収容するケーブ
ル保護管を接続する際に、ケーブル保護管の先端部のネ
ジをケーブル側ハウジングの端部に容易に装着でき、ね
じ込み固定のための構成を簡素化できるようにする。 【構成】 L型コネクタの外側保護かなくとして配置す
るケーブル側ハウジング18には、ケーブル側先端部の
内面にリング用溝部19を設け、リング部材70を配置
している。また、ケーブルを収容するケーブル保護管8
0には、先端部に先端固定部81を設け、先端部のネジ
部82をリング部材にねじ込んで固定させるようにして
いる。前記先端固定部を挿入するリング部材は、リング
用溝部との間に凹凸部を組み合わせることや、その他の
回転を防止する手段を設けて、ケーブル保護管の先端固
定部をねじ込む際に、リング部材が回転しないような手
段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低圧モータ等の受電側
機器に対して、給電するために使用するL型コネクタに
関し、特に、ケーブル保護管の内部に収容する状態でケ
ーブルを配置する際に、L型コネクタのケーブル側ハウ
ジングに対して、ケーブル保護管の取り付けを容易に行
い得るように構成するするコネクタのケーブル保護部材
固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術および解決を要する課題】低圧モータ等の
受電側機器に対して、L型コネクタを用いて給電する装
置では、例えば、実開平4−25428号公報等に示さ
れるように、一相づつの給電端子に対してL型コネクタ
を1個づつ対応させる状態で取り付ける手段が用いられ
ている。ところが、前記従来例に示されるL型コネクタ
では、一相に対応するL型コネクタを3本のケーブルの
端部に対してそれぞれ取り付ける方式を用いているため
に、受電側には3つの受電端子部材をそれぞれ所定の間
隔を介して設ける必要がある。したがって、L型コネク
タを受電装置に対して接続する際には、各位相のL型コ
ネクタの取り付け順序にしたがって装着することが必要
とされる。
【0003】しかしながら、前述したような3つのL型
コネクタをそれぞれ取り付けることは、受電側の機器に
対して、多くのL型コネクタを取り付けるための余分な
スペースを準備することが必要であり、コネクタの装着
等の作業を行う際には、作業員に対する負担が多くなる
という問題がある。そこで、前述したような問題を解消
するために、1つのL型コネクタを用いて三相のケーブ
ルの接続を行うことが要望されており、三相の給電端子
を1つのL型コネクタに配置し、受電端子部材側にも3
つの受電端子を設けることが考えられている。前述した
ように、1つのL型コネクタを用いて三相の給電を行う
ためには、低圧コネクタの場合のように、三相のプラグ
部材をL型コネクタの先端部から所定の間隔(例えば1
20°位相をずらせる状態)で配置し、受電側にもその
プラグ部材に対応するフィンガー導体を配置することに
より解決が可能である。
【0004】また、前記L型コネクタに対して三相のケ
ーブルを挿入して取り付ける際に、前記ケーブルをL型
コネクタの端部から露出させる状態で接続することが多
く行われているが、ケーブルの安全性を確保する必要が
ある場所では、ケーブルをケーブル保護管に収容した状
態でL型コネクタにケーブル保護管を接続することが行
われている。前述したように、ケーブルをケーブル保護
管に収容した状態で、L型コネクタにケーブル保護管を
取り付ける際には、L型コネクタのケーブル側ハウジン
グの端部に内ネジを切っておき、ケーブル保護管の端部
に設けた先端固定部のネジ部を係合させる状態で、固定
保持させることが行われている。L型コネクタのケーブ
ル側ハウジングはアルミ等の鋳物で構成されるものであ
り、半円筒状の2つの部材を組み合わせることにより略
円筒状のケーブル側ハウジングを構成し、その内部にケ
ーブル先端部を端子部材に固定するようにしている。
【0005】ところが、半円筒状に構成されたケーブル
側ハウジングに対して、内ネジを形成することは切削加
工が面倒であり、2つの半割り状の部材を組み合わせた
際に、ネジが正確に位置決めされないという問題があ
る。そこで、前記ケーブル側ハウジングの端部に対し
て、ネジリングを装着する凹溝を形成しておき、前記凹
溝にリング部材を取り付けることにより、ケーブル保護
管の先端部に設けたネジ部をリング部材の内ネジ部に嵌
合させ、ケーブル保護管をL型コネクタに対して固定す
ることが考えられる。しかしながら、ケーブル保護管の
内ネジ部を、ケーブル側ハウジングに設けた内ネジ部に
取り付ける際に、前記リング部材が自由に回転する状態
では、ケーブル保護管の固定を容易に行うことができな
いという問題が発生する。
【0006】
【発明の目的】本発明は、L型コネクタを用いて受電機
器側に対する給電を行う装置において、L型コネクタに
対してケーブル保護管を接続する際の問題を解消するも
ので、L型コネクタのケーブル側ハウジング端部に設け
たリング用溝部に収容するリング部材に対して、両部材
の嵌合面にリング部材の回転を阻止する手段を設け、ケ
ーブル保護管のネジ部を装着する際にリング部材が回転
することを防止できるようにする装置を提供すること、
および、ケーブル保護管とL型コネクタの接続部にシー
ル手段を配置して、L型コネクタの内部に対してケーブ
ル保護管の部分から湿気等が侵入することを防止できる
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、低圧ケーブル
の端部にL型コネクタを配置し、受電側の受電端子部材
にL型コネクタを装着することによりモータ等の受電機
器に対して給電可能に構成するとともに、ケーブルをケ
ーブル保護管により保護する状態でL型コネクタに取り
付ける装置に関する。本発明においては、前記L型コネ
クタの外面を保護する本体ハウジングに対してケーブル
側に別体のケーブル側ハウジングを配置し、前記ケーブ
ル側ハウジングの端部の内面に設けたリング用溝部に、
ケーブル保護管を固定するリング部材を配置するととも
に、前記ケーブル側ハウジングのリング用溝部に対し
て、リング部材を回転不能に支持させる手段を設けてい
る。また、本発明においては、前記L型コネクタのケー
ブル側ハウジングに対して、その先端部の内面に設ける
リング用溝部に凹部を配置し、前記リング用溝部に対応
させて配置するリング部材の周囲に突部を設け、両部材
の凹凸部を係合させることにより、リング部材をリング
用溝部に対して回転不能に設けることができる。さら
に、本発明においては、前記リング部材の内部にシール
部材を配置し、前記シール部材に設けた孔にケーブルを
貫通させる状態で、ケーブル保護管とケーブル側ハウジ
ングの間のシールを行う手段を構成することができる。
【0008】
【作用】本発明のケーブル側ハウジングに対してリング
部材を取り付け、リング部材に対してケーブル保護管の
ネジ部を挿入して固定する装置では、ケーブル側ハウジ
ングに設けたリング用溝部に対して凹部を設け、リング
部材に設けた突部を前記凹部に係止させることにより、
リング部材がリング用溝部に対して回転することを防止
できる。また、本発明のリング用溝部に対してリング部
材を配置する装置では、例えば、リング部材の表面に平
面部を形成しておき、リング用溝部の内面に前記リング
部材の平面部に対応する平面部を配置することにより、
リング部材の回転を防止する手段を構成することが可能
である。さらに、リング部材の表面に半径のことなる円
弧部を形成すること、またはリング部材の長さ方向に段
部を設けること等によっても、リング用溝部の内部でリ
ング部材が回転することを防止できる。前記リング部材
の回転防止の手段を設けることの他に、本発明において
は、ケーブル保護管の端部の内面とケーブルの間にシー
ル部材を配置しておき、ケーブル保護管とL型コネクタ
の間で湿気等が流通することを防止する手段を構成する
ことができる。そして、前記シール部材にケーブルを貫
通させるためには、シール部材に対してスリットを設け
ることによって、ケーブルの装着を容易に行うことが可
能になる。
【0009】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明のコネク
タのケーブル保護部材固定装置を説明する。図1に示さ
れる例は三相のケーブルをL型コネクタに一括して接続
し、L型コネクタを用いてモータ等の受電機器本体に給
電する装置を構成する場合を示している。前記受電機器
本体を収容する接続部フレーム5には、受電端子部材5
0を配置しており、前記受電端子部材50は受け金具部
材60とともに接続部フレーム5に固定ボルト66、6
6aにより固定される。また、前記受電端子部材50に
は3つのフィンガー導体57……を配置しており、前記
フィンガー導体に対応させてL型コネクタ10にはプラ
グ部材47、47a……を配置しており、L型コネクタ
10には3本のケーブル1、1a……の導体2、2a…
…に接続する接続端子棒部材40、40a……と、前記
接続端子棒部材の先端部に取り付けるプラグ部材47、
47a……を設けている。さらに、本体ハウジングには
ハンドル16を設けておき、ハンドルを手で持ってL型
コネクタの着脱を行い得るようにすることにより、L型
コネクタの取り扱い性を向上させる得るようにする。
【0010】前記L型コネクタ10は、接続端子棒部材
40……とプラグ部材47……を内部に固定保持する絶
縁筒20を、L型の本体ハウジング11の内部に収容し
ており、前記ハウジング11のケーブル側の端部には、
ケーブル側ハウジング18を接続部17を介して取り付
けている。そして、前記ケーブル側ハウジング18の端
部にはリング用溝部19を配置して、ケーブルを保護す
るケーブル保護管の端部に配置する先端固定部81を前
記リング用溝部19に挿入して係止させ、ケーブル保護
管80を保持固定する手段を構成している。また、接続
端子棒部材40に対してケーブル導体を接続する部分に
対して、その周囲の絶縁状態を保持するとともに、接続
部を保護するために、防水筒30、30a……を配置し
ており、それ等の防水筒は後述するように、絶縁性を有
する材料を用いた筒状の部材として構成される。そし
て、前記防水筒30を絶縁筒20の端部に装着すること
によって、ケーブル導体を接続端子棒部材に接続する部
分で、防水等の作用を発揮できるようにする。
【0011】前記絶縁筒20は、L型コネクタの本体ハ
ウジングの内部に収容されるもので、EPゴム等により
一体に構成されており、本体の内部の接続端子棒部材4
0……を挿入する端子挿入孔を平行に配置し、前記端子
挿入孔に対して直角にプラグ部材47……の挿入孔をそ
れぞれ設けている。前述したように構成した絶縁筒20
では、端子挿入孔に対してプラグ挿入孔がそれぞれ直角
に配置されており、端子挿入孔に対して接続端子棒部材
を挿入して位置決めを行った状態で、プラグ挿入孔から
プラグ部材を挿入して、接続端子棒部材のネジ孔にプラ
グ部材のネジ部を係合させることにより両部材を固定で
きるようにする。そして、前記端子挿入孔の内部にプラ
グ部材の先端部を所定の長さだけ突出させる状態にし
て、受電端子部材のフィンガー導体に対応させることが
できるようにする。
【0012】本発明の受電側の機器の接続部フレームに
は、受電端子部材50と、受け金具部材60とを配置し
ている。前記受電端子部材50は、エポキシ樹脂等の絶
縁性と強度を有する材料により略円筒状に構成した筒状
部材51に対して、その内部に3つのフィンガー導体5
7……を埋め込む状態で設けている。なお、前記フィン
ガー導体57……は、従来の単心型の受電端子部材に設
けているものと同様に構成されるもので、受電端子部材
の長さ方向に配置する導体55……の端部に接続され
る。さらに、前記導体55……の基部からは、接続部フ
レームの内側に向けて露出する部分を設けて、前記導体
の露出部にネジ孔を配置して、モータ等の受電装置に対
する給電線を接続させるようにする。また、筒状部材5
1の基部には四角形状のフランジを突出させて設けてお
り、前記フランジの角の部分にはネジ孔をそれぞれ配置
し、接続部フレームに対して固定保持させる手段を構成
している。そして、前記受け金具部材60は、前記受電
端子部材50とともに接続部フレームに固定保持され
る。
【0013】前記本体ハウジング11は、図2、3に示
されるような構成を有するもので、アルミ等の鋳物で構
成した本体を長さ方向に2つに分割したものを、ネジ等
の部材を用いて円筒状に組み合わせて構成している。前
記ハウジングの本体12の一方の部材をケーブル側部材
13とし、その端部にケーブル側ハウジングを取り付け
る接続部17を配置しており、本体の他の側に設ける受
電側部材14には、その端部の周囲に突部材15、15
a、15bを配置している。前記受電側部材14に配置
する突部材15……は、突部材15、15aの角度θ1
を、筒の中心に対して140°に設定し、突部材15b
と他の突部材とのなす角度θ2を、110°に設定して
いる。そして、前記3つの突部材の間の角度θ1とθ2
とを前述したように設定することにより、L型コネクタ
を受け金具部材に対して取り付ける際に、取り付け位置
を間違ったりすることがないようにされる。
【0014】したがって、本発明のL型コネクタ10に
おいては、給電側に配置するプラグ部材と、受電側に配
置するフィンガー導体の位置を特に厳密に確認する必要
がなく、装着の動作を容易に行うことができる。また、
前記L型コネクタ10の本体ハウジング11では、本体
12に対してハンドル16を設けており、前記ハンドル
を用いてコネクタの取り扱いを容易に行い得るように構
成している。前記構成に加えて、ハウジング11の受電
端子部材側の端部には、締め付け金具65に係合するネ
ジ部を構成し、受電側の受電端子部材に絶縁筒20の接
続端部を係止させた状態で、締め付け金具65により締
め付けて固定保持させるようにする。
【0015】図4、5に示される受け金具部材60は、
受電端子部材50とともに接続部フレーム5に固定保持
されるもので、図4に示される例は、図5のA−A′線
での断面を示し、L型コネクタ10の本体ハウジング1
1の受電側部材14を装着して、固定するために用いる
ものとされる。前記受け金具部材60では、リング部6
3の基部に四角形状のフランジ61を一体に設けてお
り、リング部63の内部に受電端子部材の筒状部材51
を挿入する状態で位置決めを行うようにする。また、前
記受け金具部材60はステンレス等の金属により構成さ
れるもので、フランジの角の部分にはネジ孔62……を
それぞれ配置し、前記ネジ孔62……は受電端子部材の
フランジに設けたネジ孔に一致するものとして構成され
る。
【0016】さらに、前記受け金具部材のリング部63
の周囲には外ネジ部64を形成しており、L型コネクタ
を取り付けた状態で、前記外ネジ部64に締め付け金具
65を係合させて、L型コネクタを受け金具部材に対し
て固定保持させるようにする。なお、前記受け金具部材
60のリング部63の内面には、3つの凹溝部69、6
9a、69bをそれぞれ配置しており、前記凹溝部に対
してL型コネクタのハウジングに設けた突部(図示を省
略)を係合させる状態で、L型コネクタを受け金具部材
に対して位置決めすることにより、L型コネクタを受電
端子部材に対して係合させる際に、プラグ部材とフィン
ガー導体とを接続させることができるように構成してい
る。前記凹溝部のうち、凹溝部69と69aのなす角度
θ1と、凹溝部69と69b、および凹溝部69と69
bのなす角度θ2とは、前記L型コネクタの本体ハウジ
ング11に設けた3つの突部材15、15a、15bの
それぞれの角度と同一に設定されている。
【0017】したがって、受け金具部材60に対して、
L型コネクタの本体ハウジングを取り付ける際に、ハウ
ジングの周囲に設けた突部材15……を、受け金具部材
60の内面に設けた凹溝部69……に対して相互に位置
決めすることにより、両部材の係合状態を容易に設定す
ることが可能になる。そして、L型コネクタ10を受け
金具部材に対して装着することにより、L型コネクタに
設けた3つのプラグ部材が、受け金具部材により固定さ
れる受電端子部材50のフィンガー導体57に対して、
相互の位相を違えたりすることなしに、容易に接続する
ことができるようにされる。
【0018】
【ケーブル側ハウジングとケーブル保護管の接続部の構
成】前記ケーブル側ハウジング10において、本体ハウ
ジング11のケーブル側先端部に配置するケーブル側ハ
ウジング18は、図6、7に示されるように、本体ハウ
ジング側の端部には接続部17を設け、他端部の内側に
はリング用溝部19を配置している。また、前記リング
用溝部19のを構成する半割り状の部材は、上下に突出
させて配置するフランジ部材18A、18Bを介して、
固定ネジ部材により固定して、半円筒状の部材を2つ合
わせて中空な部材として構成し、その内部に図1に示す
ようにケーブル1……の接続部を収容する。
【0019】前記ケーブル側ハウジング18に対して、
ケーブル保護管80を装着した状態では、図8に示すよ
うに、ケーブル保護管80の先端部に配置する先端固定
部81の先端部のネジ部82を、リング部材70の内ネ
ジ部71に係止させる状態で固定保持させる。なお、前
記ケーブル保護管80を構成する保護管84としては、
市販されている「AP.チューブ」、「AP.コネクタ
ー」を用いることが可能である。その他に、フレキシブ
ルなパイプ状の部材で、内部に収容するケーブルに対す
る保護を行い得るものであれば、任意の構成のケーブル
保護管を使用することができる。
【0020】前記ケーブル側ハウジング18のリング用
溝部19に装着するリング部材70としては、リング用
溝部19の内部に装着して、ケーブル保護管80の先端
部に設けた先端固定部81のネジ部82を挿入する際
に、リング部材70が回転しないような構成のものを用
いる必要がある。そこで、本発明においては、リング部
材の回転を防止するために、図9ないし図12に示すよ
うな構成のものとすることができる。図9に示す例で
は、内面に内ネジ部71を設けたリング部材70の外周
部に突部72、72aを配置し、リング用溝部19に設
けた凹部72b、72cに対して、前記突部72、72
aをそれぞれ係合させるようにする。前記リング用溝部
19に設ける凹部72b、72cを、ケーブル側ハウジ
ング18を構成する2つの半割り状のハウジング部材1
8a、18bの接続部に設ける場合には、2つのハウジ
ング部材を同一形状のものとして構成することができ
る。
【0021】そして、前記ケーブル側ハウジング18を
構成する2つのハウジング部材を、固定部を介して接続
する際に、その接続部に対してリング部材の突部を配置
することにより、リング部材をケーブル側ハウジングに
対して組み合わせることができる。したがって、前述し
たように、リング用溝部に対して凹部を設け、リング部
材に対して突部を配置することにより、ケーブル側ハウ
ジングの先端部にケーブル保護管を取り付ける際に、内
ネジ部がリング用溝部の内部で回転することを防止で
き、ケーブル保護管の取り付けの作業を容易に行うこと
ができる。
【0022】前記図9に示す実施例の他に、本発明にお
いては、図10に示すように、リング部材70aに対し
て段部73、73aを形成するとともに、異なる半径の
円弧面を外周部に形成している。そして、ケーブル側ハ
ウジング18を構成するハウジング部材18a、18b
には、リング部材の外周面の円弧に対応する半径のリン
グ用溝部19a、19bをそれぞれ設けている。したが
って、リング用溝部に対してリング部材70aを装着す
る状態では、リング部材の段部73、73aがハウジン
グ部材18bの端部に当接する状態で係止され、リング
部材に対してケーブル保護管を装着する際に、リング部
材がリング用溝部の内部で回転することを防止できる。
【0023】図11に示される例では、リング部材70
bの外周部に平面部74、74aをそれぞれ配置してお
り、ケーブル側ハウジングのリング用溝部19cでは、
リング部材の平面部74、74aに対応させて、平面部
74b、74cをそれぞれ設けている。前記リング用溝
部19cに設ける平面部は、ケーブル側ハウジングを構
成するハウジング部材18a、18bの接続部に設ける
ことができ、そのように構成することにより、前記図9
の場合と同様に、2つのハウジング部材を同一の型で成
型することが可能になる。さらに、図12に示される例
では、リング部材70cを長さ方向に段部75、75a
を設けたものとして構成し、ケーブル側ハウジングに配
置するリング用溝部では、前記リング部材の長さに対応
させて溝の幅を異ならせて構成する。
【0024】そして、前記図9ないし図12にそれぞれ
示されるリング部材では、その内面に内ネジ部71を設
けておくことにより、図8に示されるように、ケーブル
保護管を取り付ける際に、リング部材がリング用溝部の
内部で回転せずに、ケーブル保護管の先端固定部を容易
に挿入させることができる。また、本発明のケーブル側
ハウジングは、本体ハウジングと同様に、アルミ等の鋳
物で構成するが、ケーブル側ハウジングに装着するリン
グ部材としては、例えば、ステンレス等の材料を用いて
構成することができる。なお、前記L型コネクタが三相
のコネクターの場合には、リング部材を鉄の材料を用い
て構成することができるものであり、1本のケーブルの
みを接続するものでは、電流が流れることにより磁界が
生じるために、ステンレス等を用いて構成することが必
要となる。
【0025】前述したように、L型コネクタのケーブル
側に配置するケーブル側ハウジングに対して、ケーブル
を収容するケーブル保護管を接続する際に、両部材の接
続部にシール手段を設けて、ケーブル保護管とL型コネ
クタの間で湿気等が流通することを防止することができ
る。前記シール手段としてのシール部材90は、図1
3、14に示すように、3つの孔93〜93bを設け
て、それぞれの孔にケーブルを挿入して固定することが
できるように構成することができる。前記シール部材9
0は、ケーブル保護管の先端固定部の内面に挿入して、
ケーブルの端部を固定保持するとともに、シールを行う
ようにするもので、先端固定部の先端部に係止するフラ
ンジ91と、先端固定部の内部に挿入する本体92を一
体に構成している。前記シール部材としては、ゴムやプ
ラスチック等の比較的柔軟性の大きな材料を用いて構成
することができるもので、シール部材に対してケーブル
を貫通させる状態で保持するために、スリット94〜9
4bを孔93〜93bのそれぞれに対応させて設けてい
る。
【0026】図15に示す例は、1本のケーブルを保持
するケーブル保護管に対応させてシール部材95を構成
する場合を示している。前記図15に示すシール部材9
5は、ケーブルを貫通させる孔98に対してスリット9
9を配置しており、本体97に対して先端部にフランジ
96を設けて、先端固定部の先端部にフランジを係止さ
せることができるようにする。前記シール部材90、9
5の本体を先端固定部に挿入する際に、本体92、97
の外周部にシリコンオイルを塗布するが、シール部材に
加えられる圧縮方向の力に対応させて、スリットを介し
て分割されたシール部材の各部分が圧縮力に対応して縮
小されるようにする。したがって、前記シール部材の孔
に対してケーブルを保持する状態で、シール部材をケー
ブル保護管の先端固定部に挿入すると、ケーブル保護管
の内部空間とL型コネクタのハウジングの内部空間との
間を、シール部材により遮断することが可能であり、両
部材の間で湿気等が流通することを防止できるものとな
る。
【0027】
【発明の効果】本発明のコネクタのケーブル保護部材固
定装置は、前述したように構成しているものであり、L
型コネクタのケーブル側ハウジングに対して、ケーブル
保護管を接続する際に、ケーブル側ハウジングに設けた
リング用溝部に対して、リング部材を回転不能な状態で
装着することにより、ケーブル保護管の先端固定部を接
続する際に、その接続作用を容易に行うことができる。
また、リング用溝部に対してリング部材を固定保持させ
るために、任意の係止保持手段を用いることができ、両
部材の接続部に対して左右対象な係止手段を、突部や平
面部等で構成する場合には、ケーブル側ハウジングを構
成するハウジング部材を、1つの鋳型により構成するこ
とができ、ケーブル側ハウジングの製造コストを低下さ
せることができる。そして、ケーブル側ハウジングに対
して別体に構成するリング部材を組み合わせる状態で、
ケーブル側ハウジングに対してケーブル保護管を容易に
接続することができ、L型コネクタとケーブルの接続部
を安全に固定保持することができる。
【0028】さらに、ケーブル保護管とケーブル側ハウ
ジングの接続部にシール手段を配置する場合には、例え
ば、床下に配線したケーブルを立ち上げてモータ等に給
電する場合にも、L型コネクタに対して地下の湿気等が
入り込むことを防止でき、給電接続部に湿気が入り込む
ことを防止できる。また、シール部材を用いる場合に
は、ケーブル保護管の先端部に取り付ける動作を容易に
行うことができ、ケーブルの周囲に隙間が形成されるこ
とがなく、ケーブル保護管とL型コネクタの間の空気の
流通を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のL型コネクタを接続部フレームの受
電端子部材に対して取り付けた状態の説明図である。
【図2】 本発明のL型コネクタに配置するハウジング
の構成を示す側面図である。
【図3】 図2の本体ハウジングの底面図である。
【図4】 本発明の受け金具部材の側面図である。
【図5】 受け金具部材のL型コネクタ側の正面図であ
る。
【図6】 本発明のケーブル側ハウジングの側断面図で
ある。
【図7】 図6のケーブル側ハウジングの正面図であ
る。
【図8】 ケーブル側ハウジングにケーブル保護管を接
続した状態の説明図である。
【図9】 本発明のリング部材の構成を示す説明図であ
る。
【図10】 本発明のリング部材の第2実施例の説明図
である。
【図11】 本発明のリング部材の第3実施例の説明図
である。
【図12】 本発明のリング部材の第4実施例の斜視図
である。
【図13】 本発明のシール部材の正面図である。
【図14】 図13のシール部材の側面図である。
【図15】 本発明のシール部材の別の実施例の説明図
である。
【符号の説明】
1 ケーブル、 2 導体、 5 接続部フレー
ム、10 L型コネクタ、 11 本体ハウジン
グ、14 受電側部材、15 突部材、 18
ケーブル側ハウジング、19 リング用溝部、20
絶縁筒、 30 防水筒、 40 接続端子棒部
材、50 受電端子部材、 51 筒状部材、 5
5 導体、60 受け金具部材、70 リング部
材、 71 内ネジ部、72 突部、 73 段
部、 74 平面部、 75 段部、80 ケー
ブル保護管、 81 先端固定部、 82 ネジ
部、84 保護管、 90・95 シール部材、
94・99 スリット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧ケーブルの端部にL型コネクタを配
    置し、受電側の受電端子部材にL型コネクタを装着する
    ことによりモータ等の受電機器に対して給電可能に構成
    するとともに、ケーブルをケーブル保護管により保護す
    る状態でL型コネクタに取り付ける装置において、 前記L型コネクタの外面を保護する本体ハウジングに対
    して、ケーブル側に別体のケーブル側ハウジングを配置
    し、前記ケーブル側ハウジングの端部の内面に設けたリ
    ング用溝部に、ケーブル保護管を固定するリング部材を
    配置するとともに、 前記ケーブル側ハウジングのリング用溝部に対して、リ
    ング部材を回転不能に支持する手段を設けることを特徴
    とするコネクタのケーブル保護部材固定装置。
  2. 【請求項2】 前記L型コネクタのケーブル側ハウジン
    グに対して、その先端部の内面に設けるリング用溝部に
    凹部を配置し、 前記リング用溝部に対応させて配置するリング部材の周
    囲に突部を設け、両部材の凹凸部を係合させることによ
    り、リング部材をリング用溝部に対して回転不能に設け
    ることを特徴とする請求項1に記載のコネクタのケーブ
    ル保護部材固定装置。
  3. 【請求項3】 前記リング部材の内部にシール部材を配
    置し、前記シール部材に設けた孔にケーブルを貫通させ
    る状態で、ケーブル保護管とケーブル側ハウジングの間
    のシールを行う手段を構成することを特徴とする請求項
    1に記載のコネクタのケーブル保護部材固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102255419A (zh) * 2011-07-27 2011-11-23 深圳市泰士特科技有限公司 电站发电机组油槽信号引出装置

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