JPH07313756A - ボタン穴かがりミシン - Google Patents

ボタン穴かがりミシン

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JPH07313756A
JPH07313756A JP10865594A JP10865594A JPH07313756A JP H07313756 A JPH07313756 A JP H07313756A JP 10865594 A JP10865594 A JP 10865594A JP 10865594 A JP10865594 A JP 10865594A JP H07313756 A JPH07313756 A JP H07313756A
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JP
Japan
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rotation
sewing machine
overlapped
switch
upper shaft
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Application number
JP10865594A
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English (en)
Inventor
Yukio Nishida
幸夫 西田
Takashi Ida
敬 位田
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】始動ペダルの踏込状態により重ね縫いをするか
しないかの切換えをなし得るボタン穴かがりミシンを提
供する。 【構成】始動ペダルの踏込によりステップ120にてボ
タン穴かがりミシンが駆動された後、主カムが所定角度
回転したことが角度検出手段により検出され、また、重
ね縫いを設定する重ね縫いスイッチの状態がステップ1
50にて判定され、角度検出手段により所定角度回転さ
れたことが検出されるまでに、重ね縫いスイッチがオン
されたときには、再びステップ130にてかがり縫いを
繰り返した後、ステップ190にてメスを駆動するよう
に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボタン穴形成予定箇所
にかがり縫いを行うと共に、メスを貫通させてボタン穴
を形成するボタン穴かがりミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボタン穴かがりミシンでは、
上軸の回転に同期して主カムを回転させ、この主カムの
1回転に応じて布の送り及びボタン穴の形成等を行うよ
うに構成されている。例えば、布の送りは、布押え板を
有するアームの一端を主カムに形成した溝に嵌合させ、
主カムの回転によってアームをボタン穴形成方向に往復
動させることにより行う。また、ボタン穴の形成は、布
が往復動を行い周知のかがり縫いが終了した時点で、主
カムに設けた凸状のカム部にメス駆動機構の一部が当接
し、これに連動してメス駆動機構がメスを移動させて行
う。
【0003】ところで、ボタン穴かがり縫いを行う場
合、ボタン穴の補強効果を高める目的で、一度かがり縫
いを施したボタン穴に対し、再度かがり縫いを行ういわ
ゆる重ね縫いを施す場合がある。この場合一重のかがり
縫いに用いられる主カムを使用すると、最初のかがり縫
い終了時にメス駆動機構が作動してしまい、重ね縫いを
行う以前にボタン穴が形成されてしまう。そのため、ボ
タン穴が開いた布がばたつき、重ね縫いの縫目が形成さ
れないという問題があるため、重ね縫いを行う場合に
は、最初のかがり縫い終了時にはボタン穴が形成され
ず、重ね縫い終了時にメス駆動機構が作動するように形
成した重ね縫い専用の主カムと交換して縫製を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、主カムの交換には熟練を要し、極め
て複雑かつ困難であるという問題があり、また、二種類
の主カムを用意しなければならないという問題もあっ
た。
【0005】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、主カムの交換等の複雑な作業を行わなくて
も容易に重ね縫いを行うことができるボタン穴かがりミ
シンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、図1に例示する如く、上軸により回転
される主カムの1回転で布のボタン穴形成予定箇所の周
囲にかがり縫いを行うかがり縫い手段M1と、前記ボタ
ン穴形成予定箇所へメスを貫通させるメス駆動手段M2
と、前記主カムの1回転を検出して前記上軸の回転を停
止させる停止手段M3とを備えたボタン穴かがりミシン
において、前記主カムが所定角度回転したことを検出す
る角度検出手段M4と、前記かがり縫いの重ね縫いを設
定する設定手段M5と、前記角度検出手段M4により所
定角度回転したことが検出されるまでに、前記重ね縫い
が設定されたときには、前記停止手段M3による1回転
の検出にかかわらず、再び前記かがり縫い手段M1によ
るかがり縫いを繰り返した後、前記メス駆動手段M2を
駆動させる重ね縫い制御手段M6と、を備えたことを特
徴とするボタン穴かがりミシンの構成がそれである。
【0007】また、前記設定手段M5は、始動ペダルの
踏込を検出する始動スイッチの踏込よりも大きい前記始
動ペダルの踏込を検出する重ね縫いスイッチを備え、該
重ね縫いスイッチの作動により重ね縫いを設定する構成
としてもよく、あるいは、前記設定手段M5は、始動ペ
ダルの踏込を検出する始動スイッチが繰り返し踏み込ま
れたことを検出し、繰り返し踏み込まれたときに前記重
ね縫いを設定する構成としてもよい。
【0008】更に、前記角度検出手段M4は、前記上軸
の回転を高速から低速に切り換える低速切換角度に回転
したことを検出する構成であってもよい。
【0009】
【作用】前記構成を有するボタン穴かがりミシンは、か
がり縫い手段M1が上軸により回転される主カムの1回
転で布のボタン穴形成予定箇所の周囲にかがり縫いを行
う。そして、角度検出手段M4が、主カムの所定角度の
回転を検出すると、重ね縫い制御手段M6が、設定手段
M5により重ね縫いが設定されているときには、停止手
段M3による1回転の検出にかかわらず、再びかがり縫
い手段M1によるかがり縫いを繰り返した後、メス駆動
手段M2を駆動してボタン穴を形成する。
【0010】また、設定手段M5が、重ね縫いスイッチ
を備えているものでは、重ね縫いスイッチが作動された
ときには、重ね縫いを設定し、設定手段M5が、始動ペ
ダルの繰り返し踏み込まれたことを検出するものでは、
始動ペダルが繰り返し踏み込まれたときに重ね縫いを設
定する。
【0011】更に、角度検出手段M4が、低速切換角度
を検出するものでは、低速切換角度になったときに、上
軸の回転を低速にすることなく重ね縫いを行う。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図2に示すように、ミシンアーム1内には上
軸2が回転可能に支承されており、上軸2に固定された
プーリ4と駆動モータ6の出力軸8に固定されたプーリ
10とにベルト12が張設されている。上軸2の一端に
は、シンクロナイザー14が取り付けられており、上軸
2の回転角度を検出することができるように構成されて
いる。
【0013】上軸2に取り付けられたウオームギヤ16
には、ミシンアーム1に回転可能に支持されたホイール
ギヤ18が噛合されている。このホイールギヤ18と一
体回転する図示しない歯車と、ミシンアーム1に回転可
能に支持された主カム20に取り付けられた歯車22と
が噛合されている。
【0014】主カム20にはカム部24が形成されてお
り、カム部24のカム輪郭に応じて、カム輪郭に接触し
た布押えアーム25を介して、主カム20の1回転によ
りミシンベット26上の布押え28を往復動させるよう
に構成されている。一方、上軸2の1回転により、図示
しないカム機構を用いて、縫針29を上下動作せて、縫
目を形成させるように構成されている。
【0015】また、ミシンアーム1には、布押え28に
対応して、押え棒30が上下動可能に支持されており、
その先端にはローラ32が回転可能に支持されている。
押え棒30は図示しないばねにより下降方向に付勢力さ
れており、ミシンアーム1に揺動可能に支承された揺動
アーム34の一端に係合されて揺動アーム34の揺動に
よりばねの付勢力により降下され、ローラ32を介し
て、布押え28で布36を押さえることができるように
構成されている。
【0016】揺動アーム34の他端には、連接棒38の
一端が回転可能に連結されており、連接棒38の他端に
は、ロッド40が連結されて、布押え上げ用シリンダ4
2を駆動することにより、ロッド40、連接棒38を介
して揺動アーム34を揺動させることができるように構
成されている。
【0017】更に、ミシンアーム1には、メス軸44が
上下動可能に支承されており、メス軸44の下端にはメ
ス46が取り付けられている。メス軸44の上端は、ミ
シンアーム1に取り付けられたメス駆動用シリンダ48
に連結されている。一方、主カム20には、停止駆動カ
ム部50と低速駆動カム部52とが設けられており、ミ
シンアーム1に揺動可能に支持された検出アーム54
が、主カム20の回転に伴って、停止駆動カム部50と
低速駆動カム部52とに接触して揺動されるように配置
されている。
【0018】停止駆動カム部50は、主カム20の外周
側に設けられると共に、主カム20の原位置に対応して
設けられており、主カム20が1回転して原位置に戻っ
たときに検出アーム54に接触して検出アーム54を大
きく揺動させるように配置されている。そして、このと
きの検出アーム54の揺動を検出して停止信号を発する
停止センサ56が設けられている。
【0019】また、低速駆動カム部52は、停止駆動カ
ム部50よりも主カム20の中心よりに設けられると共
に、主カム20が1回転して原位置に戻る前に駆動モー
タ6の回転を高速から低速に切り換えて、上軸2の停止
精度を確保できるように設けられている。この低速駆動
カム部52に検出アーム54が接触して検出アーム54
を揺動させたときに、この揺動を検出して低速信号を発
する低速駆動検出センサ58が設けられている。
【0020】更に、本実施例では、始動ペダル60の踏
込操作により、始動ペダル60が浅く踏まれたときに、
始動信号を発する始動スイッチ62と、始動ペダル60
が大きく踏み込まれたときに重ね縫い信号を発する重ね
縫いスイッチ64とが設けられている。また、ミシンア
ーム1には、布押えスイッチ66が設けられている。
【0021】前記駆動モータ6、シンクロナイザー1
4、停止センサ56、低速駆動検出センサ58、始動ス
イッチ62、重ね縫いスイッチ64、布押えスイッチ6
6等は、電子制御回路70に接続されており、電子制御
回路70は周知のCPU72、ROM74、RAM76
等を中心に論理演算回路として構成され、外部と入出力
を行う入出力回路78がコモンバス80を介して相互に
接続されている。
【0022】CPU72は、シンクロナイザー14、停
止センサ56、低速駆動検出センサ58、始動スイッチ
62、重ね縫いスイッチ64、布押えスイッチ66から
の入力信号を入出力回路78を介して入力し、これらの
信号及びROM74、RAM76内のデータや予め記憶
された制御プログラムに基づいてCPU72は、入出力
回路78を介して駆動モータ6、布押え上げ用シリンダ
42、メス駆動用シリンダ48の駆動信号を出力する。
【0023】尚、本実施例では、駆動モータ6、上軸
2、ウオームギヤ16、ホイールギヤ18、歯車22、
主カム20、布押えアーム25、布押え28、縫針29
等がかがり縫い手段M1を構成する。また、メス軸4
4、メス46、メス駆動用シリンダ48がメス駆動手段
M2を構成し、低速駆動カム部52、検出アーム54、
低速駆動検出センサ58が角度検出手段M4を構成し、
始動ペダル60、重ね縫いスイッチ64が設定手段M5
を構成する。
【0024】次に、前述した電子制御回路70において
行われる重ね縫い制御処理について、図3のフローチャ
ートと共に説明する。まず、布押えスイッチ66が操作
されたか否かを判断し(ステップ100、以下S100
という。以下同様。)、布押えスイッチ66が操作され
ていないときは、操作されるまで待機し、操作される
と、布押え上げ用シリンダ42を駆動し、ロッド40、
連接棒38、揺動アーム34を介してばねの作用により
押え棒30を降下させる(S110)。これにより、布
押え28を介して布36が押さえられる。
【0025】次に、始動ペダル60が操作者により踏み
込まれて、始動スイッチ62がオンされて始動信号が入
力されたか否かを判断する(S120)。始動ペダル6
0が操作されていないときには、始動スイッチ62がオ
ンされるまで待機し、始動信号が入力されると(S12
0)、駆動モータ6を高速で駆動する(S130)。
【0026】これにより、上軸2が高速で回転され、縫
針29が上下動されると共に、ウオームギヤ16、ホイ
ールギヤ18、歯車22を介して主カム20が回転さ
れ、布押え28が往復動されて、ボタン穴形成予定箇所
の周囲にかがり縫いが行われる。
【0027】主カム20の回転と共に、低速駆動カム部
52が回転されて、低速駆動カム部52により検出アー
ム54が揺動され、低速駆動検出センサ58から低速信
号が入力されたか否かが判断される(S140)。低速
信号が入力されていないときには、始動ペダル60が深
く踏み込まれて、重ね縫いスイッチ64がオンされて、
重ね縫い信号が入力されたか否かを判断する(S15
0)。
【0028】尚、本実施例では、重ね縫いスイッチ64
により重ね縫いが設定されたか否かを判断しているが、
重ね縫いスイッチ64を設けることなく、始動スイッチ
62が所定時間内に繰り返してオンされたときに、重ね
縫いを設定したと判断する構成でも実施可能である。
【0029】重ね縫いスイッチ64がオンされていると
きには(S150)、上軸2の回転は高速回転を維持し
たままで、低速信号が2回入力されるまで、S130、
S140の処理を繰り返す。即ち、最初の低速信号が入
力されても、上軸2の回転を低速にすることなく、その
まま高速回転を継続する。
【0030】これにより、主カム20が1回転で停止す
ることなく、そのまま回転を続けるので、最初の1回転
で形成されたボタン穴形成予定箇所のかがり縫いに、重
ねてかがり縫いを繰り返す。そして、2回目の低速信号
が入力されると(S140)、駆動モータ6の回転を高
速から低速に切り換えて、上軸2の回転を低速にする
(S170)。
【0031】一方、重ね縫いスイッチ64がオンされて
いないときには(S150)、低速駆動検出センサ58
から低速信号が入力されたか否かを判断し(S16
0)、低速信号が入力されるまで、即ち、最初の低速信
号が入力されるまで、S130〜S160を繰り返し実
行して、上軸2を高速で回転させかがり縫いを行う。そ
して、低速信号が入力されると、駆動モータ6を低速に
切り換えて上軸2の回転を低速にする(S170)。
【0032】上軸2の回転を低速にした後(S17
0)、低速切換後に計時を開始されるタイマにより、予
め設定された所定時間が経過したか否かを判断する(S
180)。所定時間が経過していないときには(S17
0)、上軸2の低速回転により駆動される主カム20の
停止駆動カム部50が検出アーム54に接触して揺動さ
せ、停止センサ56がこの揺動を検出して、停止位置と
なったか否かを判断する(S200)。
【0033】停止位置にまで回転していないときにはS
180以下の処理を繰り返し、繰り返している間に、所
定時間が経過したと判断されると(S180)、メス駆
動用シリンダ48の駆動信号を出力してメス駆動用シリ
ンダ48を駆動し、メス軸44を降下させて、メス46
をボタン穴形成予定箇所に貫通させる(S190)。
【0034】これにより、ボタン穴が形成され、S20
0の処理の実行により、停止位置にまで回転したと判断
されると、駆動モータ6の駆動を停止して、上軸2の回
転を停止する(S210)。次に、布押え上げ用シリン
ダ42を駆動して、ロッド40、連接棒38、揺動アー
ム34を介して、押え棒30を上昇させる(S22
0)。これにより、布押え28がばねの付勢力に抗して
上昇されて、布36が開放される。
【0035】本実施例では、低速信号が入力されると、
上軸2の回転を低速に切り換え、上軸2が低速で回転し
ている状態で、停止信号が入力されるとシンクロナイザ
ー14からの回転信号に応じて上軸2の回転を停止させ
る。これにより、低速の状態で停止させるので、停止精
度が向上し、縫針29が上昇した一定の状態で毎回停止
させることができる。
【0036】また、メス46をボタン穴形成予定箇所に
貫通させるタイミングは、上軸2が停止する前であると
布36がまだ移動しているので、停止した後である必要
があるが、タクトタイムの関係からは、上軸2の回転が
停止したそのときに貫通させるのがよい。しかし、上軸
2の停止信号の入力に基づいてメス駆動用シリンダ48
を駆動したのでは、降下して貫通するまでに時間が経過
し、その分、タクトタイムが長くなる。
【0037】そこで、本実施例では、上軸2の回転が停
止する前にメス駆動用シリンダ48を駆動して、回転が
停止したときにメス46が貫通するように、低速信号が
入力されてから所定時間したときにメス46の降下を開
始させて、上軸2が停止したときにメス46が布36を
貫通するように、S180のタイマの所定時間が設定さ
れている。
【0038】本実施例では、重ね縫いスイッチ64の操
作により、重ね縫いが設定されると、低速信号が2回入
力されるまで、上軸2を高速で回転させて、重ね縫いを
行い、その後メス46を降下させてボタン穴を形成す
る。よって、主カム20の交換といった複雑な作業を行
うことなく、一重のかがり縫いと重ね縫いとの切換を容
易に行うことができる。
【0039】また、始動ペダル60が大きく踏み込まれ
たときに、重ね縫いスイッチ64が作動するように構成
することにより、操作者は、両手で布36を押さえてい
るような両手がふさがった状態でも容易に重ね縫いスイ
ッチ64を操作することができる。
【0040】更に、重ね縫いスイッチ64を別に設ける
のではなく、始動スイッチ62が繰り返して踏み込まれ
たときに、重ね縫いが設定されるように構成することに
より、スイッチの数を減らすことができる。また、本実
施例では、低速切換角度にまで主カム20が回転するま
でに、重ね縫いスイッチ64が操作されると、重ね縫い
を実行するが、低速駆動カム部52や低速駆動検出セン
サ58に代えて、所定回転角度に検出カム部を設けると
共に、それを検出する角度検出センサを別途設けても実
施可能である。
【0041】このように、所定角度にまで主カム20が
回転するまでに、重ね縫いスイッチ64が操作されてい
るか否かを判断することにより、操作者が最初のかがり
縫いの状態を見て、重ね縫いが必要と判断した後、始動
ペダル60を大きく踏み込んで重ね縫いを設定すること
ができる。また、低速信号により判断することにより、
上軸2を低速回転に切り換える前に、重ね縫いの実行を
判断でき、高速回転のまま次の2回転目を行い、短いタ
クトタイムで重ね縫いを行うことができると共に、検出
センサを共用することができ、部品点数を減少させるこ
とができる。
【0042】尚、本実施例では、停止駆動カム部50、
検出アーム54、停止センサ56及びS200,S21
0の処理の実行が停止手段M3として働き、S140〜
S200の処理の実行が重ね縫い制御手段M6として働
く。以上本発明はこの様な実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様で実施し得る。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のボタン穴か
がりミシンは、主カムの交換といった複雑な作業を行う
ことなく、一重のかがり縫いと重ね縫いとの切換を容易
に行うことができるという効果を奏する。また、始動ペ
ダルにより操作される重ね縫いスイッチを設けた構成す
ることにより、操作者の両手がふさがった状態でも容易
に重ね縫いの設定をすることができ、あるいは、始動ス
イッチが繰り返して踏み込まれたときに重ね縫いが設定
されるように構成することにより、スイッチの数を減ら
すことができる。更に、低速信号により所定角度に回転
したと判断する構成とすることにより、高速回転のまま
次の2回転目を行い、短いタクトタイムで重ね縫いを行
うことができると共に、検出センサを共用することがで
きるので、部品点数を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボタン穴かがりミシンの基本的構成を
例示するブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としてのボタン穴かがりミシ
ンの概略構成図である。
【図3】本実施例の電子制御回路において行われる重ね
縫い制御処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
M1…かがり縫い手段 M2…メス駆動手段 M
3…停止手段 M4…角度検出手段 M5…設定手段 M
6…かがり縫い制御手段 1…ミシンアーム 2…上軸 6
…駆動モータ 20…主カム 28…布押え 2
9…縫針 46…メス 56…停止センサ 5
8…低速駆動検出センサ 62…始動スイッチ 64…重ね縫いスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上軸により回転される主カムの1回転で
    布のボタン穴形成予定箇所の周囲にかがり縫いを行うか
    がり縫い手段と、 前記ボタン穴形成予定箇所へメスを貫通させるメス駆動
    手段と、 前記主カムの1回転を検出して前記上軸の回転を停止さ
    せる停止手段とを備えたボタン穴かがりミシンにおい
    て、 前記主カムが所定角度回転したことを検出する角度検出
    手段と、 前記かがり縫いの重ね縫いを設定する設定手段と、 前記角度検出手段により所定角度回転したことが検出さ
    れるまでに、前記重ね縫いが設定されたときには、前記
    停止手段による1回転の検出にかかわらず、再び前記か
    がり縫い手段によるかがり縫いを繰り返した後、前記メ
    ス駆動手段を駆動させる重ね縫い制御手段と、 を備えたことを特徴とするボタン穴かがりミシン。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、始動ペダルの踏込を検
    出する始動スイッチの踏込よりも大きい前記始動ペダル
    の踏込を検出する重ね縫いスイッチを備え、該重ね縫い
    スイッチの作動により重ね縫いを設定することを特徴と
    する請求項1記載のボタン穴かがりミシン。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、始動ペダルの踏込を検
    出する始動スイッチが繰り返し踏み込まれたことを検出
    し、繰り返し踏み込まれたときに前記重ね縫いを設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のボタン穴かがりミシ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記角度検出手段は、前記上軸の回転を
    高速から低速に切り換える低速切換角度に回転したこと
    を検出するものであることを特徴とする請求項1ないし
    請求項3記載のボタン穴かがりミシン。
JP10865594A 1994-05-23 1994-05-23 ボタン穴かがりミシン Pending JPH07313756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0887454A3 (en) * 1997-06-27 1999-08-25 Juki Corporation Buttonhole darning sewing machine

Cited By (2)

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EP0887454A3 (en) * 1997-06-27 1999-08-25 Juki Corporation Buttonhole darning sewing machine
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