JPH07314240A - 金属板ハゼ屈曲部切断用具 - Google Patents

金属板ハゼ屈曲部切断用具

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JPH07314240A
JPH07314240A JP13493994A JP13493994A JPH07314240A JP H07314240 A JPH07314240 A JP H07314240A JP 13493994 A JP13493994 A JP 13493994A JP 13493994 A JP13493994 A JP 13493994A JP H07314240 A JPH07314240 A JP H07314240A
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JP
Japan
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metal plate
blade
shaped
cutting
supporting rod
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JP13493994A
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English (en)
Inventor
Junichi Kimura
村 純 一 木
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TOHOKU ESPAR KK
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TOHOKU ESPAR KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハゼ加工された金属板のハゼを、その屈曲部
で切断してハゼの一部あるいは全部を切り離してしまう
ことを可能とする金属板ハゼ屈曲部切断用具を提供す
る。 【構成】 後方に把持杆2を有する支杆1の、先端には
溝付きローラ3を形成すると共に、同下端縁下方には刃
先51付き刃板5を、その刃元52で一体化してなる金
属板ハゼ屈曲部切断用具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、ハゼ加工された金属板、主
として建築用金属板、特にその中でも屋根葺用金属板の
ハゼをその屈曲部で切断してハゼの一部あるいは全部を
切り離してしまうことを可能とする新規な構造の金属板
ハゼ屈曲部切断用具を提供しようとするものである。
【0002】
【従来技術】建築用金属板、特に屋根を平板葺する金属
板には、極めて一般的な小ハゼ、平ハゼ用の折返し部を
有する金属板の外、ハゼ巻き部からの漏水を防止するた
めに特別に改良された、例えば実公昭54−1325号
考案や実開昭56−76235号考案等々に見られる折
返し部を多段折りにしたり、多段折りにした上、更に折
返し部の端縁に特殊な形状の水切り用の曲げ片や突条を
設けた屋根葺用金属板等、主としてハゼ加工した折返し
部の形状、構造に特徴を持たせたもの等が、これまでに
も数多く提案、実用化されている。
【0003】これら改良された折返し部を有する屋根葺
用金属板を含め、建築用に使用される殆どの金属板は、
所定巾の金属板本体の何れかの端縁に、必ず水切り用、
あるいは接続用のハゼ加工部を有し、金属板本体に対し
て表裏何れかの面側に屈曲され、同屈曲部の突出側が稜
になる構造を有している。この一般的な建築用金属板を
現場に搬入し、屋根葺材、外壁仕上げ材、その他の各部
覆い材として施工する場合、予め加工された巾寸法のも
のだけの接続では済まされず、大抵は、何処かに半端な
寸法のものを用意して納まりをつけるようにしなければ
ならなくなり、現場においてその半端物の加工を余儀無
くされることとなる。
【0004】従前までであれば、この半端物の加工は、
平坦な金属板を切断加工するためだけに用意された、所
謂カナキリバサミを駆使して、板金職人が持ち前の技で
対応することにより済まされていた。この伝統的な手段
によるものも、それが単に平坦面を切り離していくだけ
の作業であれば特に問題を生ずることもないが、屋根葺
板のように、端縁にハゼ加工された折曲げ部があり、金
属板本体に対し、折曲げ片が稜を境に折り重なっている
状態の金属板の、その稜の線に沿った切り離しを必要と
する場合には、側面にやや反った独特の形状をした従前
までのカナキリバサミでは、折曲げ部にハサミが入って
いかないため、一旦、ハゼ屈曲部を有する金属板の折曲
げ片を起こして折曲げ部を拡げ、その後、稜に沿った切
断加工をしなければならなかった。
【0005】ところが、この折曲げ部を拡げる手間は、
そのこと自体面倒な作業であるばかりではなく、機械加
工によりしっかり折曲げられてしまっている折曲げ部
は、拡げる際に稜の部分では拡がらず、その近傍の平坦
な箇所から、しかも直線状ではなく不規則な状態なって
延びる傾向があるため、稜に沿って切断した後で、その
不規則に変形してしまった部分を平らに戻す事後処理を
必要として、なお一層作業が繁雑化してしまい、作業効
率を悪化させる結果になっていた。そこで、この発明で
は、以上のような状況に鑑み、特にハゼ加工のなされた
金属板の、ハゼ部の稜に沿った切断加工が、従前までの
ように拡げる処理を全く必要とすることなく、直接可能
となる新規な構造の切断用具の実現化に取り組み、鋭意
開発、研究を継続した結果、以下において詳述するとお
りの構造の金属板ハゼ屈曲部切断用具を完成、実用化す
ることに成功したものである。
【0006】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明は、基本的に、
後方に把持杆を有する支杆の、先端には溝付きローラを
形成すると共に、同下端縁下方には刃先付き刃板を、そ
の刃元で一体化してなる金属板ハゼ屈曲部切断用具であ
る。更に、換言すれば、後方に把持杆を有する支杆の、
先端には溝付きローラを形成すると共に、同下端縁下方
には、該溝付きローラをテコの支点とし、屈曲断面が略
U字形、V字形、レの字形、L字形またはヘの字形等稜
を有する屈曲部に形成された金属板本体の、同屈曲部内
側で金属板裏面に当接させた刃先箇所が、該支点を中心
として金属板屈曲部を内側から外側に破断する方向の回
転作動を受けて作用点となり得る配置に規制して刃先付
き刃板を、その刃元で一体化してなる金属板ハゼ屈曲部
切断用具を、その構成の要旨とするものである。
【0007】支杆は、先ず、その根元側に作業者が取り
扱う上で都合の良い形状、構造の把持杆、例えば後述す
る実施例のような適宜太さの金属パイプ製のものや、そ
の他鋼管を心材にしてプラスチックス成型したもの、木
製のもの等で、直線状あるいは切断操作の際の往復動に
都合の良いよう湾曲させたもの、あるいはフェシングの
柄のように変形リング状にしたもの等からなる把持杆が
一体形成されるようにする。
【0008】そして、支杆は、その先端に、金属板のハ
ゼ加工された屈曲部の稜の部分に跨がるように嵌合する
溝付きローラが取着され、該溝付きローラが嵌合する箇
所の屈曲部を支点とし、手にした上記把持杆側を稜から
離れる方向に回動操作させたときに、中途下方に一体化
した後述する刃先付き刃板の刃先を作用点として加わる
切断抵抗による外力で簡単に変形してしまわない構造、
強度を必要とし、テコ作用が発揮し易く、且つ取り扱い
に支障を来すことのない長さ、例えば20〜50cm程
度、望ましくは30cm前後の長さの巾広鋼板製のもの
で、正面形で直線状のもの、あるいは後述する実施例の
もののように、支点である溝付きローラ接点部から屈曲
部の稜に加わる力がなるべく垂直方向のものとなるよ
う、先端をトキ鳥の嘴状に湾曲させた形状のものに形成
される。
【0009】刃付き刃板は、その根元を上記した支杆中
途に強固に一体化され、支杆側に刃が付された構造で、
金属板のハゼ加工された屈曲部の内側に差し込み可能な
厚さのものに形成され、把持杆を稜から離れる方向へ操
作し、溝付きローラを支点とした支杆の回転動と共に移
動する過程で、支杆側に向いた刃先が、金属板端部のハ
ゼ屈曲部内側から食い込み、外側に押しやられて屈曲部
を切り裂いていく機能を果たすことになる。この食い込
みから切り裂いていく過程が円滑にいくようにするため
には、刃先の正面形は、直線状のものとするよりは、図
示した実施例のもののように、根元側に掛け、支杆方向
にやや湾曲させた形状のものに形成するようにした方が
好都合のものとなる。以下、図面に示すこの発明を代表
する実施例について説示し、この発明の基本的な構成理
解の一助とするものである。
【0010】図1の全体斜視図、図2の使用状態を示す
斜視図のとおり、この実施例の金属板ハゼ屈曲部切断用
具は、所定長さの把持杆2の前端に、鍔片4を介して、
先端に溝付きローラ3を有する支杆1を一体化する。鍔
片4は、切り裂いていく際に、切り離された屈曲部P2
より先の折曲げ片P3が、把持杆2を握っている作業者
の手に真っ直ぐ延びてきて怪我をしないようにする機能
を果たすと共に、溝付きローラ3を支点とした往復動を
する際に、金属板本体P1側の切断口が手に触れないよ
う、該鍔片4の下方を曲げ、正面形で略くの字形のもの
とした上、その下端を切り欠いて切断口を受け止め易く
する受け部41とした構造のものに形成してある。
【0011】一方、刃板5は、屈曲断面が略U字形、V
字形、レの字形、L字形またはヘの字形等稜を有する屈
曲部P2に形成された金属板本体P1の、同屈曲部P2
内側に挿入可能な板厚で、刃先51が、金属板本体P1
の屈曲部P2内側方向に対峙する如くなすと共に、刃元
52にかけて緩く刃先側に湾曲させた切出し刃先部51
aと該切出し刃先部51aに連続して切っ先53までが
略直線かそれに近い曲線に形成された切込み刃先部51
bとに形成されてなる長身のもので、刃板1が、その刃
板刃先51の切込み刃先部51bを前記支杆1から所定
間隔を置いて略平行するかやや開きぎみに配すると共
に、同刃元52を鍔片4近傍の支杆1に一体化されるよ
うにする。
【0012】支杆1の先端に取着された溝付きローラ3
に対し、刃板5の切っ先53はやや後退した位置に止ま
るように配され、溝付きローラ3を屈曲部P2の稜に嵌
合させながら、切っ先53が屈曲部P2の端部から入り
易くなるように形成されて事例としているが、これは必
ずしもこの発明の必須の構成要件ではなく、したがっ
て、図示にはしていないが、溝付きローラ3と刃板5と
の間に上下に空間を確保し、切っ先53が溝付きローラ
3に揃うか、あるいはそれよりも先に突き出した状態の
ものに形成するようにしたものでも、この発明の目的を
達成可能な金属板ハゼ屈曲部切断用具を実現することが
でき、したがって、実施例として示した図面のもの同様
に、それらも当然この発明に包含されている。
【0013】
【作用効果】以上のような構成によって実現されるこの
発明の金属板ハゼ屈曲部切断用具は、図2の使用状態を
示す斜視図のように、支杆1の先端に配した溝付きロー
ラ3を金属板Pの屈曲部P2稜側に嵌合させると共に、
屈曲部P2の内側に差し込んだ刃板5の刃先51の中、
刃元52に近い箇所を屈曲部P2の端部内側に当たるよ
うにした上、手で持った把持杆2を図中矢印に示した方
向に回動操作すると、溝付きローラ3を支点とした動き
で支杆1が稜から離れる方向に回動することから、支杆
1に一体化されている刃板5も、屈曲部P2の端部内側
に当接した刃先51を同屈曲部P2端部に食い込ませる
ようにして屈曲部P2の内側から外側に抜け出すような
動きとなり、その過程で屈曲部P2を切り開いていく箇
所の刃先51の位置を切っ先53方向に移動させなが
ら、この1ストロークで屈曲部P2を稜に沿って所定範
囲切断することとなる。
【0014】その後、把持杆2を、先の回動方向と逆方
向、即ち屈曲部P2の稜に近づける方向に戻すようにし
ながら、溝付きローラ3を稜に沿わせて更に先に進める
と、切っ先53側を一部屈曲部P2内に残していること
から、改めて該切っ先53を屈曲部P2内に合うよう嵌
め直す必要もなく、極めて円滑に刃板5自体も屈曲部P
2内を奥に進み、最初の状態に戻ることから、後は、上
記した操作と同じ操作を実施し、再び1ストロークで所
定巾を切り進み、以下、同様の操作を繰り返して作業を
進めていけば、ハゼ加工された金属板Pは、その屈曲部
P2における切断を完了し、稜から上の折返し部P3を
金属板本体P1から簡単に切り離すことができ、しかも
切り離された双方の板面には変形部分を殆ど生じさせる
こともなく、極めて綺麗な切り口で切断作業を終了す
る。
【0015】上記のとおり、この発明の金属板ハゼ屈曲
部切断用具は、簡潔な構造でありながら、テコの原理に
よって極めて楽に、しかも綺麗な切断加工を実施できる
ものであり、特に屋根葺用金属板であって、足場の悪い
屋根野地面において、その現場に応じた半端物を必要と
するような場合にも、何等の危険性もなく簡単な操作で
ハゼ屈曲部P2の稜に沿った切断加工を実施することが
でき、従前までのように、切断加工前後に必要とした無
駄な作業手間を完全に省略できることから、特殊な切断
加工の効率化に大いに役立つと共に、それまでの伝統的
なカナキリバサミを駆使するときのような熟練度を全く
必要としないことから、職人不足の板金加工業界にとっ
ては朗報となり得るものである。
【0016】特に、実施例に示すこの発明を代表する構
造のものでは、刃板5の切っ先53が溝付きローラ3か
らやや後退して形成されていて、先に溝付きローラ3を
屈曲部P2の稜に嵌合させて手の振れを押さえながら、
遅れて切っ先53を狭い屈曲部P2端部に簡単に差し込
むことができるという秀れた特徴を有する上、湾曲状の
刃先51に形成した湾曲状の切出し刃先部51aが、屈
曲部P2端部への食い込み、その後に続く切り出し工程
を極めて楽にするという利点もあり、理想的な金属板ハ
ゼ屈曲部切断用具を実現している。
【0017】叙上のように、この発明の金属板ハゼ屈曲
部切断用具は、従前までに全く用意されることのなかっ
た特殊な加工部であるハゼ屈曲部の切断加工を極めて合
理的に実施可能とするものであり、簡潔な構造で操作性
が良く、安価な加工用具として提供可能であることか
ら、屋根葺用金属板や外壁用金属板用といった建築用加
工用具としては勿論のこと、その他各種設備機器のハウ
ジング用薄金属板等といった、屈曲断面が略U字形、V
字形、レの字形、L字形またはヘの字形等といった稜を
有する屈曲部に形成された薄金属板の同屈曲部用の切断
加工用具として広く普及するものになると予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する金属板ハゼ屈曲部切断用具
の実施例を示したものである。
【図 1】全体を示す斜視図である。
【図 2】使用状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 支杆 2 把持杆 3 溝付きローラ 4 鍔片 41 同受け部 5 刃板 51 同刃先 51a 同切出し刃先部 51b 同切込み刃先部 52 同刃元 53 同切っ先 P 金属板 P1 同金属板本体 P2 同屈曲部 P3 同折返し部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方に把持杆を有する支杆の、先端には
    溝付きローラを形成すると共に、同下端縁下方には刃先
    付き刃板を、その刃元で一体化してなる金属板ハゼ屈曲
    部切断用具。
  2. 【請求項2】 後方に把持杆を有する支杆の、先端には
    溝付きローラを形成すると共に、同下端縁下方には、該
    溝付きローラをテコの支点とし、屈曲断面が略U字形、
    V字形、レの字形、L字形またはヘの字形等稜を有する
    屈曲部に形成された金属板本体の、同屈曲部内側で金属
    板裏面に当接させた刃先箇所が、該支点を中心として金
    属板屈曲部を内側から外側に破断する方向の回転作動を
    受けて作用点となり得る配置に規制して刃先付き刃板
    を、その刃元で一体化してなる金属板ハゼ屈曲部切断用
    具。
  3. 【請求項3】 所定長さの把持杆の前端に、鍔片を介し
    て、先端に溝付きローラを有する支杆を一体化する一
    方、屈曲断面が略U字形、V字形、レの字形、L字形ま
    たはヘの字形等稜を有する屈曲部に形成された金属板本
    体の、同屈曲部内側に挿入可能な板厚で、刃先が、金属
    板本体の屈曲部内側方向に対峙する如くなすと共に、刃
    元にかけて緩く刃先側に湾曲させた切出し刃先部と該切
    出し刃先部に連続して切っ先までが略直線かそれに近い
    曲線に形成された切込み刃先部とに形成されてなる長身
    の刃板が、その刃板刃先の切込み刃先部を前記支杆から
    所定間隔を置いて略平行するかやや開きぎみとなる如く
    して、同刃元で鍔片近傍の支杆に一体化されてなること
    を特徴とする金属板ハゼ屈曲部切断用具。
JP13493994A 1994-05-23 1994-05-23 金属板ハゼ屈曲部切断用具 Pending JPH07314240A (ja)

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JP (1) JPH07314240A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023014A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Yunite:Kk リブ切断具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023014A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Yunite:Kk リブ切断具

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