JPH07314356A - リニアアクチュエータ - Google Patents
リニアアクチュエータInfo
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- JPH07314356A JPH07314356A JP6129867A JP12986794A JPH07314356A JP H07314356 A JPH07314356 A JP H07314356A JP 6129867 A JP6129867 A JP 6129867A JP 12986794 A JP12986794 A JP 12986794A JP H07314356 A JPH07314356 A JP H07314356A
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- grip
- piezoelectric element
- moving
- moving body
- grip portion
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Links
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Micromachines (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Jigging Conveyors (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きな推力を発生させることができ、微小な
変位量の制御ができ、かつ、大きなストロークをも達成
可能なアクチュエータ。 【構成】 支持部1cは取付け孔によってベースに取付
けられる。グリップ用圧電素子AがOFFの時には、グ
リップ部2が外側に押圧され、移動体を押圧保持する。
この状態で移動用圧電素子BがONになると、弾性ヒン
ジh3〜h5を撓ませながらグリップ部を図1の下方向
に移動させ、グリップ部で保持された移動体を移動させ
る。グリップ用圧電素子AをONにすると、弾性ヒンジ
h2を支点として揺動部1aが回動し、グリップ部2が
内側に移動し移動体の保持を解く。この状態で、移動用
圧電素子をOFFにすれば、グリップ部のみが逆方向に
移動し復旧する。この動作を繰り返すことによって移動
体を下方向に移動させる。また、グリップ部が移動体を
保持している時に移動用圧電素子をOFFにして移動体
を上方に移動させるようにすることもできる。
変位量の制御ができ、かつ、大きなストロークをも達成
可能なアクチュエータ。 【構成】 支持部1cは取付け孔によってベースに取付
けられる。グリップ用圧電素子AがOFFの時には、グ
リップ部2が外側に押圧され、移動体を押圧保持する。
この状態で移動用圧電素子BがONになると、弾性ヒン
ジh3〜h5を撓ませながらグリップ部を図1の下方向
に移動させ、グリップ部で保持された移動体を移動させ
る。グリップ用圧電素子AをONにすると、弾性ヒンジ
h2を支点として揺動部1aが回動し、グリップ部2が
内側に移動し移動体の保持を解く。この状態で、移動用
圧電素子をOFFにすれば、グリップ部のみが逆方向に
移動し復旧する。この動作を繰り返すことによって移動
体を下方向に移動させる。また、グリップ部が移動体を
保持している時に移動用圧電素子をOFFにして移動体
を上方に移動させるようにすることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子、磁歪素子、
形状記憶合金等を駆動源に用いたリニアアクチュエータ
に関するものである。
形状記憶合金等を駆動源に用いたリニアアクチュエータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電素子を駆動源として用いたリ
ニアアクチュエータには、(1)圧電素子をそのまま利
用する方法と、(2)圧電素子により励振された弾性体
と移動体間の摩擦を利用する方法が知られている。圧電
素子は大きな推力が得られかつ変位を微小に制御できる
ことから、上記(1)の方法は、主に位置決め機構や微
調整用などに使用されている。また、上記(2)の方法
は、弾性体に貼り付けられた圧電素子を振動させ、該振
動によって弾性体先端に円軌道を描かせ、弾性体と移動
体間の摩擦により移動体を送る方法等が知られている。
圧電素子の振動の1サイクルの動作により移動体が移動
する移動量は極微小であるが、このサイクルを高速で繰
り返すことにより、長いストロークを実現している。ま
た、弾性体と移動体間には適当な予圧をかけることによ
り摩擦力を発生させている。
ニアアクチュエータには、(1)圧電素子をそのまま利
用する方法と、(2)圧電素子により励振された弾性体
と移動体間の摩擦を利用する方法が知られている。圧電
素子は大きな推力が得られかつ変位を微小に制御できる
ことから、上記(1)の方法は、主に位置決め機構や微
調整用などに使用されている。また、上記(2)の方法
は、弾性体に貼り付けられた圧電素子を振動させ、該振
動によって弾性体先端に円軌道を描かせ、弾性体と移動
体間の摩擦により移動体を送る方法等が知られている。
圧電素子の振動の1サイクルの動作により移動体が移動
する移動量は極微小であるが、このサイクルを高速で繰
り返すことにより、長いストロークを実現している。ま
た、弾性体と移動体間には適当な予圧をかけることによ
り摩擦力を発生させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧電素子は発生力が大
きく高速動作が可能であるが、変位量が小さいため、ス
トロークの大きいアクチュエータとしては、そのまま使
用することができない。また、上記(2)で説明した摩
擦−振動を利用したアクチュエータでは弾性体と移動体
間のエネルギー損失があり、圧電素子の発生力を有効に
取り出すことができない。さらに、アクチュエータの推
力は弾性体と移動体間の摩擦力によって規定されてしま
い、かつ摩擦による出力低下が起きる。そこで、本発明
の目的は、大きな推力を発生させることができ、かつ、
微小な変位量の制御ができると共に、大きなストローク
をも達成可能なリニアアクチュエータを提供することに
ある。
きく高速動作が可能であるが、変位量が小さいため、ス
トロークの大きいアクチュエータとしては、そのまま使
用することができない。また、上記(2)で説明した摩
擦−振動を利用したアクチュエータでは弾性体と移動体
間のエネルギー損失があり、圧電素子の発生力を有効に
取り出すことができない。さらに、アクチュエータの推
力は弾性体と移動体間の摩擦力によって規定されてしま
い、かつ摩擦による出力低下が起きる。そこで、本発明
の目的は、大きな推力を発生させることができ、かつ、
微小な変位量の制御ができると共に、大きなストローク
をも達成可能なリニアアクチュエータを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動体の保
持、保持解除を行なうグリップ用圧電素子と、移動体を
移動させる移動用圧電素子を設け、グリップ用圧電素子
への電圧印加、及び印加解除のどちらか一方の状態でグ
リップ用弾性機構に設けたグリップ部で移動体を押圧保
持し、他方の状態で該押圧保持を解除するようにする。
移動用圧電素子によりグリップ部を移動させ、該グリッ
プ部が移動体を保持している時のグリップ部の移動によ
りグリップ部と共に移動体を移動させる。特に、上記グ
リップ用弾性機構は、移動体の移動方向の線に対して線
対称をなしグリップ部が線対称に設けられ、中心部に上
記グリップ用圧電素子を取付ける。さらに、上記移動用
圧電素子によってグリップ部を移動させる移動用弾性機
構と上記グリップ用弾性機構を共通して支持する共通弾
性機構とを設けて一体的に構成する。
持、保持解除を行なうグリップ用圧電素子と、移動体を
移動させる移動用圧電素子を設け、グリップ用圧電素子
への電圧印加、及び印加解除のどちらか一方の状態でグ
リップ用弾性機構に設けたグリップ部で移動体を押圧保
持し、他方の状態で該押圧保持を解除するようにする。
移動用圧電素子によりグリップ部を移動させ、該グリッ
プ部が移動体を保持している時のグリップ部の移動によ
りグリップ部と共に移動体を移動させる。特に、上記グ
リップ用弾性機構は、移動体の移動方向の線に対して線
対称をなしグリップ部が線対称に設けられ、中心部に上
記グリップ用圧電素子を取付ける。さらに、上記移動用
圧電素子によってグリップ部を移動させる移動用弾性機
構と上記グリップ用弾性機構を共通して支持する共通弾
性機構とを設けて一体的に構成する。
【0005】上記グリップ用弾性機構の一態様として、
一端に上記グリップ用圧電素子が取付けられ、他端に上
記グリップ部を有し、該グリップ用圧電素子取付け部と
グリップ部の間に支点となる弾性ヒンジが設けられた揺
動部を備える構成とし、グリップ用圧電素子への電圧印
加及び印加解除により、上記揺動部が揺動してグリップ
用圧電素子の変位を拡大して上記グリップ部を変位させ
るようにする。また、他の態様として、上記グリップ用
圧電素子の両端を結合する中央で外方向に突出する屈曲
した弾性部材で構成され、該屈曲弾性部材の屈曲点に上
記グリップ部を連設して設ける。
一端に上記グリップ用圧電素子が取付けられ、他端に上
記グリップ部を有し、該グリップ用圧電素子取付け部と
グリップ部の間に支点となる弾性ヒンジが設けられた揺
動部を備える構成とし、グリップ用圧電素子への電圧印
加及び印加解除により、上記揺動部が揺動してグリップ
用圧電素子の変位を拡大して上記グリップ部を変位させ
るようにする。また、他の態様として、上記グリップ用
圧電素子の両端を結合する中央で外方向に突出する屈曲
した弾性部材で構成され、該屈曲弾性部材の屈曲点に上
記グリップ部を連設して設ける。
【0006】上記グリップ用弾性機構に設けられるグリ
ップ部は外側に設け、移動体を外側に押圧して保持する
ように構成しても、また、内側に設け、移動体を挟圧保
持するように構成してもよい。さらに、このリニアアク
チュエータを2つ使用し、該2つのアクチュエータで交
互に移動体を保持移動させるよう構成してもよい。
ップ部は外側に設け、移動体を外側に押圧して保持する
ように構成しても、また、内側に設け、移動体を挟圧保
持するように構成してもよい。さらに、このリニアアク
チュエータを2つ使用し、該2つのアクチュエータで交
互に移動体を保持移動させるよう構成してもよい。
【0007】上記グリップ用弾性機構のもう1つの態様
として、支点を中心として揺動する揺動部を有し、該揺
動部の一端に第1のグリップ部を備え、他端は、弾性ヒ
ンジを介して第2のグリップ部を備えた部材の一端に接
続され、該部材の他端は弾性ヒンジを介してベースに取
付けられた構成とし、上記グリップ用圧電素子への電圧
印加により、一方のグリップ部による移動体の押圧保持
が行なわれている時には、他方のグリップ部は押圧保持
を解除し、電圧印加解除により、上記一方のグリップ部
は移動体の押圧保持を解除するが他方のグリップ部が移
動体を押圧保持する。この動作を繰り返すようにする。
そして、移動用圧電素子により上記第1のグリップ部の
みが移動するように構成する。また、上記グリップ用又
は移動用の圧電素子に代えてどちらか一方、若しくは両
方を磁気の変化によって変形する磁歪素子若しくは熱に
よって変形する形状記憶合金を用いることもできる。
として、支点を中心として揺動する揺動部を有し、該揺
動部の一端に第1のグリップ部を備え、他端は、弾性ヒ
ンジを介して第2のグリップ部を備えた部材の一端に接
続され、該部材の他端は弾性ヒンジを介してベースに取
付けられた構成とし、上記グリップ用圧電素子への電圧
印加により、一方のグリップ部による移動体の押圧保持
が行なわれている時には、他方のグリップ部は押圧保持
を解除し、電圧印加解除により、上記一方のグリップ部
は移動体の押圧保持を解除するが他方のグリップ部が移
動体を押圧保持する。この動作を繰り返すようにする。
そして、移動用圧電素子により上記第1のグリップ部の
みが移動するように構成する。また、上記グリップ用又
は移動用の圧電素子に代えてどちらか一方、若しくは両
方を磁気の変化によって変形する磁歪素子若しくは熱に
よって変形する形状記憶合金を用いることもできる。
【0008】
【作用】圧電素子を用いた例で説明すると、グリップ用
圧電素子への電圧印加、及び印加解除によって、上記グ
リップ部が移動体を押圧保持する状態か、該押圧保持を
解く状態となる。そこで、上記グリップ部が移動体を押
圧保持している時に移動用圧電素子への電圧印加、若し
くはその電圧印加解除によりグリップ用弾性機構と共に
グリップ部を移動させれば、グリップ部で保持された移
動体も移動することになる。そして、グリップ部が移動
体の押圧保持を解除している時にグリップ部を戻す。こ
の動作を繰り返すことによって移動体を長いストローク
移動させることができる。また、移動用圧電素子の電圧
印加及び該印加の解除によって該移動用圧電素子によっ
て駆動されるグリップ部(グリップ用弾性機構)は移動
体の移動方向に往復運動するが、この往復運動の往動若
しくは復動にのみ上記グリップ部が移動体を保持するよ
うに選択的にグリップ用圧電素子を駆動すれば、移動体
を選択方向に移動させることができる。
圧電素子への電圧印加、及び印加解除によって、上記グ
リップ部が移動体を押圧保持する状態か、該押圧保持を
解く状態となる。そこで、上記グリップ部が移動体を押
圧保持している時に移動用圧電素子への電圧印加、若し
くはその電圧印加解除によりグリップ用弾性機構と共に
グリップ部を移動させれば、グリップ部で保持された移
動体も移動することになる。そして、グリップ部が移動
体の押圧保持を解除している時にグリップ部を戻す。こ
の動作を繰り返すことによって移動体を長いストローク
移動させることができる。また、移動用圧電素子の電圧
印加及び該印加の解除によって該移動用圧電素子によっ
て駆動されるグリップ部(グリップ用弾性機構)は移動
体の移動方向に往復運動するが、この往復運動の往動若
しくは復動にのみ上記グリップ部が移動体を保持するよ
うに選択的にグリップ用圧電素子を駆動すれば、移動体
を選択方向に移動させることができる。
【0009】また、グリップ用弾性機構を、該グリップ
用圧電素子取付け部とグリップ部の間に支点となる弾性
ヒンジが設けられた揺動部で構成した場合は、上記支点
の位置によってグリップ部の移動体保持方向の移動量を
拡大することができる。2つのアクチュエータを用いる
場合には、一方のアクチュエータのグリップ部により移
動体を把持し移動させている間に、他方のアクチュエー
タはそのグリップ部による移動体の保持を解き、グリッ
プ部のみを移動復帰させる。この運動を交互に2つのア
クチュエータに行なわせれば、移動体の移動速度は2倍
の速度となる。さらに、請求項9に記載されているよう
に、2つのグリップ部を設け、2つのグリップ部で移動
体を交互に保持し、かつ一方のグリップ部のみを移動用
圧電素子によって移動させることができるようにした場
合には、移動体は常にグリップ部で保持されることにな
るので安定した移動体の送りを実現できる。
用圧電素子取付け部とグリップ部の間に支点となる弾性
ヒンジが設けられた揺動部で構成した場合は、上記支点
の位置によってグリップ部の移動体保持方向の移動量を
拡大することができる。2つのアクチュエータを用いる
場合には、一方のアクチュエータのグリップ部により移
動体を把持し移動させている間に、他方のアクチュエー
タはそのグリップ部による移動体の保持を解き、グリッ
プ部のみを移動復帰させる。この運動を交互に2つのア
クチュエータに行なわせれば、移動体の移動速度は2倍
の速度となる。さらに、請求項9に記載されているよう
に、2つのグリップ部を設け、2つのグリップ部で移動
体を交互に保持し、かつ一方のグリップ部のみを移動用
圧電素子によって移動させることができるようにした場
合には、移動体は常にグリップ部で保持されることにな
るので安定した移動体の送りを実現できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の平面図、図2
は同実施例の使用状態を示す正面図である。本実施例の
リニアアクチュエータは、数箇所に弾性ヒンジh1〜h
5を有する構造体1と該構造体に取り付けられたグリッ
プ用圧電素子A、及び移動用圧電素子Bで構成されてい
る。構造体1は弾性を有する金属やプラスチック等の弾
性材料で構成され、該構造体1内には、移動させる移動
体4(図2参照)にグリップ部2を押圧保持させるため
のグリップ用弾性機構と、上記グリップ部を移動体の移
動方向に移動させる移動用弾性機構と、上記グリップ用
弾性機構及び移動用弾性機構を共通して支持する共通弾
性支持部を備えている。該構造体1は図1に示すよう
に、図1において左右対称(移動体の移動方向の線に対
して線対称)の形状をしており、切込み溝等によって厚
みを薄くした部分で弾性ヒンジh1〜h5が形成され一
体的な構成となっている。
は同実施例の使用状態を示す正面図である。本実施例の
リニアアクチュエータは、数箇所に弾性ヒンジh1〜h
5を有する構造体1と該構造体に取り付けられたグリッ
プ用圧電素子A、及び移動用圧電素子Bで構成されてい
る。構造体1は弾性を有する金属やプラスチック等の弾
性材料で構成され、該構造体1内には、移動させる移動
体4(図2参照)にグリップ部2を押圧保持させるため
のグリップ用弾性機構と、上記グリップ部を移動体の移
動方向に移動させる移動用弾性機構と、上記グリップ用
弾性機構及び移動用弾性機構を共通して支持する共通弾
性支持部を備えている。該構造体1は図1に示すよう
に、図1において左右対称(移動体の移動方向の線に対
して線対称)の形状をしており、切込み溝等によって厚
みを薄くした部分で弾性ヒンジh1〜h5が形成され一
体的な構成となっている。
【0011】構造体1の一端には、該構造体1をベース
に取り付け固着するための取付け孔3,3を備え、該孔
3,3にボルト等を挿入してベースに固定する支持部1
cが設けられている。該支持部1cの両端には上記共通
弾性支持部を構成する弾性ヒンジh3〜h5、h3〜h
5を介して上記グリップ用弾性機構及び移動用弾性機構
の一部をなす揺動部1a,1aが連設されている。該揺
動部1a,1aの他端側には弾性ヒンジh1,h1を介
してグリップ用圧電素子Aが取付けられている。また、
揺動部1a,1aには、上記共通弾性支持部の弾性ヒン
ジh3〜h5、h3〜h5よりやや他端側(上記グリッ
プ用圧電素子Aの取付け側)には移動させようとする移
動体4を圧接保持するグリップ部2,2が設けられてい
る。さらに、構造体1は上記グリップ部2,2とグリッ
プ用圧電素子Aが取付けられた弾性ヒンジh1,h1の
中間点よりもやや弾性ヒンジh1,h1側寄りの位置で
両揺動部1a,1aを弾性ヒンジh2,h2を介して結
合保持する結合部1bを備えている。そして、該結合部
1bと上記支持部1cとの間に移動用圧電素子Bが固着
されている。
に取り付け固着するための取付け孔3,3を備え、該孔
3,3にボルト等を挿入してベースに固定する支持部1
cが設けられている。該支持部1cの両端には上記共通
弾性支持部を構成する弾性ヒンジh3〜h5、h3〜h
5を介して上記グリップ用弾性機構及び移動用弾性機構
の一部をなす揺動部1a,1aが連設されている。該揺
動部1a,1aの他端側には弾性ヒンジh1,h1を介
してグリップ用圧電素子Aが取付けられている。また、
揺動部1a,1aには、上記共通弾性支持部の弾性ヒン
ジh3〜h5、h3〜h5よりやや他端側(上記グリッ
プ用圧電素子Aの取付け側)には移動させようとする移
動体4を圧接保持するグリップ部2,2が設けられてい
る。さらに、構造体1は上記グリップ部2,2とグリッ
プ用圧電素子Aが取付けられた弾性ヒンジh1,h1の
中間点よりもやや弾性ヒンジh1,h1側寄りの位置で
両揺動部1a,1aを弾性ヒンジh2,h2を介して結
合保持する結合部1bを備えている。そして、該結合部
1bと上記支持部1cとの間に移動用圧電素子Bが固着
されている。
【0012】グリップ用圧電素子Aに電圧が印加されな
いオフの状態では、グリップ部2は移動体を押圧保持す
る位置に移動し保持される。グリップ用圧電素子Aに電
圧が印加されたオンの状態では、弾性ヒンジh2,h2
を支点として揺動部1a,1aを揺動させてグリップ部
2の位置を移動体4から離し、移動体4を押圧保持しな
い位置(図1において内側に移動した位置)に保持され
る。また、移動用圧電素子Bに対する電圧印加のオン/
オフにより、結合部1bを介して弾性ヒンジh3〜h
5、h3〜h5で撓みながら揺動部1a,1aが移動体
4の移動方向(図1において上下方向)に移動してグリ
ップ部2を移動させる。
いオフの状態では、グリップ部2は移動体を押圧保持す
る位置に移動し保持される。グリップ用圧電素子Aに電
圧が印加されたオンの状態では、弾性ヒンジh2,h2
を支点として揺動部1a,1aを揺動させてグリップ部
2の位置を移動体4から離し、移動体4を押圧保持しな
い位置(図1において内側に移動した位置)に保持され
る。また、移動用圧電素子Bに対する電圧印加のオン/
オフにより、結合部1bを介して弾性ヒンジh3〜h
5、h3〜h5で撓みながら揺動部1a,1aが移動体
4の移動方向(図1において上下方向)に移動してグリ
ップ部2を移動させる。
【0013】以上のように本実施例においては、揺動部
1a,1a、弾性ヒンジh1,h1,h2,h2でグリ
ップ用弾性機構を構成し、揺動部1a,1a、弾性ヒン
ジh2,h2、結合部1bで移動用弾性機構を構成して
いる。図2は、以上のように構成されているリニアアク
チュエータの使用状態を示す図である。門型の移動体4
の内部にこのリニアアクチュエータを配置し取付け孔
3,3を介してベースに固定し、移動体4の内側側壁に
対してグリップ用圧電素子Aが電圧印加オフの状態でグ
リップ部2,2が押圧して保持するように取付けられて
いる。なお、図2において5,5は上記移動体4の移動
を案内するガイドである。
1a,1a、弾性ヒンジh1,h1,h2,h2でグリ
ップ用弾性機構を構成し、揺動部1a,1a、弾性ヒン
ジh2,h2、結合部1bで移動用弾性機構を構成して
いる。図2は、以上のように構成されているリニアアク
チュエータの使用状態を示す図である。門型の移動体4
の内部にこのリニアアクチュエータを配置し取付け孔
3,3を介してベースに固定し、移動体4の内側側壁に
対してグリップ用圧電素子Aが電圧印加オフの状態でグ
リップ部2,2が押圧して保持するように取付けられて
いる。なお、図2において5,5は上記移動体4の移動
を案内するガイドである。
【0014】そこで、グリップ用圧電素子Aへの電圧印
加オフの状態で移動用圧電素子Bの電圧印加をオンにす
ると、前述したようにグリップ部2,2は図1において
下方へ移動する。そのため、該グリップ部2,2で押圧
保持された移動体4もグリップ部2,2と共にガイド5
に沿って移動する。次に、グリップ用圧電素子Aに電圧
印加を行なうと共に移動用圧電素子Bへの電圧印加をオ
フにすれば、グリップ用圧電素子Aの電圧印加により揺
動部1a,1aの弾性ヒンジh1,h1が図1の中心部
より外側方向に移動し、弾性ヒンジh2,h2を支点に
して揺動部1a,1aを揺動させグリップ部2,2の移
動体4への押圧保持を解く。そして、移動用圧電素子B
への電圧印加のオフにより、グリップ部2,2は元の位
置へ復帰する(図1において上方へ移動し元の位置に復
帰する)が、移動体4はグリップ部2,2で挟持保持さ
れていないから移動体4は復帰することはない。
加オフの状態で移動用圧電素子Bの電圧印加をオンにす
ると、前述したようにグリップ部2,2は図1において
下方へ移動する。そのため、該グリップ部2,2で押圧
保持された移動体4もグリップ部2,2と共にガイド5
に沿って移動する。次に、グリップ用圧電素子Aに電圧
印加を行なうと共に移動用圧電素子Bへの電圧印加をオ
フにすれば、グリップ用圧電素子Aの電圧印加により揺
動部1a,1aの弾性ヒンジh1,h1が図1の中心部
より外側方向に移動し、弾性ヒンジh2,h2を支点に
して揺動部1a,1aを揺動させグリップ部2,2の移
動体4への押圧保持を解く。そして、移動用圧電素子B
への電圧印加のオフにより、グリップ部2,2は元の位
置へ復帰する(図1において上方へ移動し元の位置に復
帰する)が、移動体4はグリップ部2,2で挟持保持さ
れていないから移動体4は復帰することはない。
【0015】以上のようにグリップ用圧電素子A、移動
用圧電素子Bへの電圧印加のオン/オフを繰り返すこと
によって移動体4を図1において下方向に移動させるこ
とができ、この移動を累積することによって長いストロ
ークの移動が可能になる。また、グリップ用圧電素子
A、移動用圧電素子Bへの電圧印加のオン/オフの関係
を逆にすると移動体4を逆方向(図1において上方向)
に移動させることができる。即ち、圧電素子A,Bを共
にオンとすればグリップ部2,2のみが図1において下
方に移動し、次に、圧電素子A,Bを共にオフとすれば
グリップ部2,2が移動体4を押圧保持して移動体4を
図1において上方に移動させる。この動作を繰り返すこ
とによって移動体4を長いストローク移動させることが
できる。これらの関係を簡易的に表すと次のようにな
る。
用圧電素子Bへの電圧印加のオン/オフを繰り返すこと
によって移動体4を図1において下方向に移動させるこ
とができ、この移動を累積することによって長いストロ
ークの移動が可能になる。また、グリップ用圧電素子
A、移動用圧電素子Bへの電圧印加のオン/オフの関係
を逆にすると移動体4を逆方向(図1において上方向)
に移動させることができる。即ち、圧電素子A,Bを共
にオンとすればグリップ部2,2のみが図1において下
方に移動し、次に、圧電素子A,Bを共にオフとすれば
グリップ部2,2が移動体4を押圧保持して移動体4を
図1において上方に移動させる。この動作を繰り返すこ
とによって移動体4を長いストローク移動させることが
できる。これらの関係を簡易的に表すと次のようにな
る。
【0016】動作1.A−OFF、B−ON 移動
体4の下方への移動 動作2.A−ON、 B−OFF グリップ部のみ上
方に移動 上記動作1、2を繰り返すことにより、移動体4を下方
に移動させる。
体4の下方への移動 動作2.A−ON、 B−OFF グリップ部のみ上
方に移動 上記動作1、2を繰り返すことにより、移動体4を下方
に移動させる。
【0017】動作3.A−ON、 B−ON グリ
ップ部のみ下方に移動 動作4.A−OFF、B−OFF 移動体4の上方へ
の移動 上記動作3、4を繰り返すことによって移動体4を上方
に移動させる。
ップ部のみ下方に移動 動作4.A−OFF、B−OFF 移動体4の上方へ
の移動 上記動作3、4を繰り返すことによって移動体4を上方
に移動させる。
【0018】図3は本発明の第2の実施例である。この
実施例は、上述した第1の実施例のリニアアクチュエー
タを2つ使用したものである。構造体1の支持部1cを
当接するように夫々取付け孔3,3を介してベースに取
付ける。なお、支持部1cを必ずしも当接させる必要は
なく、2つのリニアアクチュエータの向きを逆にして配
設すればよい。即ち、2つのリニアアクチュエータの移
動用圧電素子Bによるグリップ部の移動方向を移動体4
の移動方向と一致するように配設し、かつ、逆向き(移
動体の移動方向に沿ってグリップ用圧電素子Aと移動用
圧電素子Bの配置が逆)になるように配置している。
実施例は、上述した第1の実施例のリニアアクチュエー
タを2つ使用したものである。構造体1の支持部1cを
当接するように夫々取付け孔3,3を介してベースに取
付ける。なお、支持部1cを必ずしも当接させる必要は
なく、2つのリニアアクチュエータの向きを逆にして配
設すればよい。即ち、2つのリニアアクチュエータの移
動用圧電素子Bによるグリップ部の移動方向を移動体4
の移動方向と一致するように配設し、かつ、逆向き(移
動体の移動方向に沿ってグリップ用圧電素子Aと移動用
圧電素子Bの配置が逆)になるように配置している。
【0019】図3に示す例では、一方のリニアアクチュ
エータの構造体を符号1、他方の構造体を符号1´とし
て表し、グリップ用圧電素子、移動用圧電素子、グリッ
プ部を夫々A,B、A´,B´、2,2´と表してい
る。各リニアアクチュエータの構成は第1の実施例に記
載したものと同一であるから、説明を省略する。この実
施例ではつぎのように駆動される。
エータの構造体を符号1、他方の構造体を符号1´とし
て表し、グリップ用圧電素子、移動用圧電素子、グリッ
プ部を夫々A,B、A´,B´、2,2´と表してい
る。各リニアアクチュエータの構成は第1の実施例に記
載したものと同一であるから、説明を省略する。この実
施例ではつぎのように駆動される。
【0020】動作1.A−OFF、B−ON、A´−O
N、B´−ON グリップ部2により移動体4は保持され右方向に移動 動作2.A−ON、B−OFF、A´−OFF、B´−
OFF グリップ部2´により移動体4は保持され右方向に移動 上記動作1、2を繰り返すことにより、移動体4を右方
向に移動させる。
N、B´−ON グリップ部2により移動体4は保持され右方向に移動 動作2.A−ON、B−OFF、A´−OFF、B´−
OFF グリップ部2´により移動体4は保持され右方向に移動 上記動作1、2を繰り返すことにより、移動体4を右方
向に移動させる。
【0021】動作3.A−ON、 B−ON、A´−O
FF、B´−ON グリップ部2´により移動体4は保持され左方向に移動 動作4.A−OFF、B−OFF、A´−ON、B´−
OFF グリップ部2により移動体4は保持され左方向に移動 上記動作3、4を繰り返すことによって移動体4を左方
向に移動させる。
FF、B´−ON グリップ部2´により移動体4は保持され左方向に移動 動作4.A−OFF、B−OFF、A´−ON、B´−
OFF グリップ部2により移動体4は保持され左方向に移動 上記動作3、4を繰り返すことによって移動体4を左方
向に移動させる。
【0022】この第2実施例では、上記動作1のように
グリップ用圧電素子Aへの電圧印加がなく(OFF)、
移動用圧電素子Bに電圧印加がなされると(ON)、グ
リップ部2が移動体4を保持し、移動体4をグリップ部
2と共に図3において右方向に移動させる。その間、グ
リップ用圧電素子A´には電圧が印加されている(O
N)からグリップ部2´は移動体4を保持せず、かつ移
動用圧電素子B´も電圧が印加されている(ON)か
ら、グリップ部2´のみが左方向に移動している。次に
上記動作2のように駆動され、グリップ用圧電素子Aが
ON、移動用圧電素子BがOFFにより、グリッブ部2
が移動体4の保持を解き、グリップ部2のみが左方向に
移動し、グリップ用圧電素子A´のOFF、移動用圧電
素子B´のOFFにより、グリップ部2´が移動体4を
保持し右方向に移動体4をグリップ2´と共に移動さ
せ、これを繰り返すことによって、移動体4を長い距離
右方向に移動させることができる。また、移動体4を図
3において左方向に移動させる場合には上記動作3,4
の駆動を繰り返すことによって長い距離、移動体4を左
方向に移動させることができる(この詳細な説明は省略
する)。
グリップ用圧電素子Aへの電圧印加がなく(OFF)、
移動用圧電素子Bに電圧印加がなされると(ON)、グ
リップ部2が移動体4を保持し、移動体4をグリップ部
2と共に図3において右方向に移動させる。その間、グ
リップ用圧電素子A´には電圧が印加されている(O
N)からグリップ部2´は移動体4を保持せず、かつ移
動用圧電素子B´も電圧が印加されている(ON)か
ら、グリップ部2´のみが左方向に移動している。次に
上記動作2のように駆動され、グリップ用圧電素子Aが
ON、移動用圧電素子BがOFFにより、グリッブ部2
が移動体4の保持を解き、グリップ部2のみが左方向に
移動し、グリップ用圧電素子A´のOFF、移動用圧電
素子B´のOFFにより、グリップ部2´が移動体4を
保持し右方向に移動体4をグリップ2´と共に移動さ
せ、これを繰り返すことによって、移動体4を長い距離
右方向に移動させることができる。また、移動体4を図
3において左方向に移動させる場合には上記動作3,4
の駆動を繰り返すことによって長い距離、移動体4を左
方向に移動させることができる(この詳細な説明は省略
する)。
【0023】この第2の実施例では、一方のグリップ部
2(2´)が移動体4の保持を解放している間に他方の
グリップ部2´(2)が移動体を保持し移動させるもの
であるから、移動体4の保持移動が第1の実施例と比較
し2倍となるため、移動体の移動速度は向上する。ま
た、2つのグリップ部2、2´により移動体4を交互に
保持するものであり、一方のグリップ部による移動体4
の保持を解く前に他方のグリップ部で移動体4を保持す
るように、移動用圧電素子B、B´、及びグリップ用圧
電素子A、A´の電圧印加のON/OFFを制御すれ
ば、移動体4は常にグリップ部2又は2´で保持される
ことになるから、安定して移動体4を移動させることが
できる。
2(2´)が移動体4の保持を解放している間に他方の
グリップ部2´(2)が移動体を保持し移動させるもの
であるから、移動体4の保持移動が第1の実施例と比較
し2倍となるため、移動体の移動速度は向上する。ま
た、2つのグリップ部2、2´により移動体4を交互に
保持するものであり、一方のグリップ部による移動体4
の保持を解く前に他方のグリップ部で移動体4を保持す
るように、移動用圧電素子B、B´、及びグリップ用圧
電素子A、A´の電圧印加のON/OFFを制御すれ
ば、移動体4は常にグリップ部2又は2´で保持される
ことになるから、安定して移動体4を移動させることが
できる。
【0024】図4は本発明の第3の実施例の平面図であ
る。第1の実施例と相違する点は、グリップ部2,2が
揺動部1a,1aの端部に設けられている点である。図
4において、h6〜h10は構造体1に設けられた弾性
ヒンジであり、この弾性ヒンジ以外は第1の実施例の各
部材に対応する部材には同一符号を付している。即ち、
弾性ヒンジh7,h7を支点として揺動する揺動部1
a、1aの一端には弾性ヒンジh6,h6を介してグリ
ップ用圧電素子Aが取付けられ、該揺動部1a、1aの
他端の端部にはグリップ部2,2が設けられている。弾
性ヒンジh7,h7を介して2つの揺動部1a,1aを
接続する結合部1bと弾性ヒンジh9,h10を介して
支持部1cに連結された部分には移動用圧電素子Bが取
付けられている。また、支持部1cにはベースに該アク
チュエータを取付けるための取付け孔3,3が設けられ
ている。揺動部1a,1a、弾性ヒンジh6,h6,h
7,h7でグリップ用弾性機構を構成し、揺動部1a,
1a、弾性ヒンジh2,h2、結合部1bで移動用弾性
機構を構成し、弾性ヒンジh8,h8、h9、h10で
共通弾性支持部を構成している。
る。第1の実施例と相違する点は、グリップ部2,2が
揺動部1a,1aの端部に設けられている点である。図
4において、h6〜h10は構造体1に設けられた弾性
ヒンジであり、この弾性ヒンジ以外は第1の実施例の各
部材に対応する部材には同一符号を付している。即ち、
弾性ヒンジh7,h7を支点として揺動する揺動部1
a、1aの一端には弾性ヒンジh6,h6を介してグリ
ップ用圧電素子Aが取付けられ、該揺動部1a、1aの
他端の端部にはグリップ部2,2が設けられている。弾
性ヒンジh7,h7を介して2つの揺動部1a,1aを
接続する結合部1bと弾性ヒンジh9,h10を介して
支持部1cに連結された部分には移動用圧電素子Bが取
付けられている。また、支持部1cにはベースに該アク
チュエータを取付けるための取付け孔3,3が設けられ
ている。揺動部1a,1a、弾性ヒンジh6,h6,h
7,h7でグリップ用弾性機構を構成し、揺動部1a,
1a、弾性ヒンジh2,h2、結合部1bで移動用弾性
機構を構成し、弾性ヒンジh8,h8、h9、h10で
共通弾性支持部を構成している。
【0025】グリップ用圧電素子Aに電圧が印加された
状態では、弾性ヒンジh7を支点として揺動部1aが揺
動して(図4で上側の揺動部1aは反時計方向に、下側
の揺動部1aは時計方向に回転)、グリップ部2,2を
アクチュエータの中心方向に移動させ移動体4への押圧
保持を解く。なお、この第3の実施例も第1の実施例と
同様に図2に示すような移動体4を移動させるものであ
る。また、グリップ用圧電素子Aへの電圧印加を解除し
た状態では、弾性ヒンジh6,h6がグリップ用圧電素
子Aによって引張られ揺動部1a,1aが回転し、グリ
ップ部2,2は移動体4を押圧保持することになる。そ
こで、グリップ用圧電素子Aへの電圧印加が解除されグ
リップ部2,2が移動体4を押圧保持している状態で移
動用圧電素子Bに電圧を印加すれば、結合部1bが図4
において右方向に押圧され、共通弾性支持機構の弾性ヒ
ンジh8〜h10で撓みながら、揺動部1a,1aが移
動しグリップ部2,2は図4で右方向に移動することに
なる。また、グリップ用圧電素子Aへ電圧を印加した状
態で、移動用圧電素子Bへの電圧印加を解けばグリップ
部2,2のみが図4において左方向に移動することにな
る。この動作を繰り返すことによって図4において移動
体4を右方向に移動させることができる。即ち、第1の
実施例と同様に、第1の実施例で説明した上記動作1,
2を繰り返すことによって移動体を図4の右側に移動さ
せることができ、また第1の実施例の動作説明で説明し
た動作3,4を繰り返すことによって移動体4を図4に
おいて左側へ移動させることができるものである。
状態では、弾性ヒンジh7を支点として揺動部1aが揺
動して(図4で上側の揺動部1aは反時計方向に、下側
の揺動部1aは時計方向に回転)、グリップ部2,2を
アクチュエータの中心方向に移動させ移動体4への押圧
保持を解く。なお、この第3の実施例も第1の実施例と
同様に図2に示すような移動体4を移動させるものであ
る。また、グリップ用圧電素子Aへの電圧印加を解除し
た状態では、弾性ヒンジh6,h6がグリップ用圧電素
子Aによって引張られ揺動部1a,1aが回転し、グリ
ップ部2,2は移動体4を押圧保持することになる。そ
こで、グリップ用圧電素子Aへの電圧印加が解除されグ
リップ部2,2が移動体4を押圧保持している状態で移
動用圧電素子Bに電圧を印加すれば、結合部1bが図4
において右方向に押圧され、共通弾性支持機構の弾性ヒ
ンジh8〜h10で撓みながら、揺動部1a,1aが移
動しグリップ部2,2は図4で右方向に移動することに
なる。また、グリップ用圧電素子Aへ電圧を印加した状
態で、移動用圧電素子Bへの電圧印加を解けばグリップ
部2,2のみが図4において左方向に移動することにな
る。この動作を繰り返すことによって図4において移動
体4を右方向に移動させることができる。即ち、第1の
実施例と同様に、第1の実施例で説明した上記動作1,
2を繰り返すことによって移動体を図4の右側に移動さ
せることができ、また第1の実施例の動作説明で説明し
た動作3,4を繰り返すことによって移動体4を図4に
おいて左側へ移動させることができるものである。
【0026】この第3の実施例は第1の実施例とほぼ同
じであるが、グリップ部が揺動部1a,1aの端部に設
けられているから、第1の実施例と比較し、グリップ部
2,2による移動体4の保持、解除のストローク(図4
において上下方向のグリップ部の移動量)が大きくなる
点で差異がある。また、この第3の実施例を第2の実施
例である図3のように、2つのアクチュエータを向きが
異なるように配置して(移動体4の移動方向に対してグ
リップ用圧電素子Aと移動用圧電素子Bの配置順序を逆
にした状態でA−B−B−AまたはB−A−A−Bとな
るように配置する)、第2の実施例でのべた駆動と同一
の駆動方法を用いることによって、移動体を左右、若し
くは上下の両方向に移動させることができるものであ
る。また、移動体を常にグリップ部で保持するようにす
ることも第2の実施例と同様にできるものである。
じであるが、グリップ部が揺動部1a,1aの端部に設
けられているから、第1の実施例と比較し、グリップ部
2,2による移動体4の保持、解除のストローク(図4
において上下方向のグリップ部の移動量)が大きくなる
点で差異がある。また、この第3の実施例を第2の実施
例である図3のように、2つのアクチュエータを向きが
異なるように配置して(移動体4の移動方向に対してグ
リップ用圧電素子Aと移動用圧電素子Bの配置順序を逆
にした状態でA−B−B−AまたはB−A−A−Bとな
るように配置する)、第2の実施例でのべた駆動と同一
の駆動方法を用いることによって、移動体を左右、若し
くは上下の両方向に移動させることができるものであ
る。また、移動体を常にグリップ部で保持するようにす
ることも第2の実施例と同様にできるものである。
【0027】図5は、本発明の第4の実施例で、この実
施例による構造体10も一体的に構成され、グリップ用
弾性機構11と移動用弾性機構12が弾性ヒンジh15
で連結され、移動用弾性機構12は、弾性ヒンジh1
6,h16を介して支持部10cに接続されている。ま
た、支持部10cには該アクチュエータをベースに取付
け固定するための固定用切欠13,13を備えている。
施例による構造体10も一体的に構成され、グリップ用
弾性機構11と移動用弾性機構12が弾性ヒンジh15
で連結され、移動用弾性機構12は、弾性ヒンジh1
6,h16を介して支持部10cに接続されている。ま
た、支持部10cには該アクチュエータをベースに取付
け固定するための固定用切欠13,13を備えている。
【0028】グリップ用弾性機構11には、移動体を移
動させる方向に伸縮するグリップ用圧電素子Aが取付け
られ、該グリップ用圧電素子Aの両端が取付けられた部
分の端部は夫々屈曲した部材で連結され、その屈曲点に
移動体4を保持するグリップ部14が連設して設けられ
ている。グリップ用圧電素子Aに電圧が印加され、グリ
ップ用圧電素子Aが図5において右方向に伸びると、グ
リップ部14,14は図5において中心方向(上部グリ
ップ部は下方向、下部グリップ部は上方向)に移動し、
移動体4の押圧保持を解く。また、グリップ用圧電素子
Aに電圧が印加されないと、グリップ部14,14は、
外方向(上部グリップ部は上方向、下部グリップ部は下
方向)に張出し移動体4を押圧保持する。
動させる方向に伸縮するグリップ用圧電素子Aが取付け
られ、該グリップ用圧電素子Aの両端が取付けられた部
分の端部は夫々屈曲した部材で連結され、その屈曲点に
移動体4を保持するグリップ部14が連設して設けられ
ている。グリップ用圧電素子Aに電圧が印加され、グリ
ップ用圧電素子Aが図5において右方向に伸びると、グ
リップ部14,14は図5において中心方向(上部グリ
ップ部は下方向、下部グリップ部は上方向)に移動し、
移動体4の押圧保持を解く。また、グリップ用圧電素子
Aに電圧が印加されないと、グリップ部14,14は、
外方向(上部グリップ部は上方向、下部グリップ部は下
方向)に張出し移動体4を押圧保持する。
【0029】また、移動用弾性機構12に配置された移
動用圧電素子Bは、該圧電素子Bに電圧が印加される
と、弾性ヒンジh16、h16で撓みながら弾性ヒンジ
部h15を介してグリップ用弾性機構11を図5におい
て右方向に移動させグリップ部14,14を同様に右方
向に移動させる。その後、移動用圧電素子Bへの電圧印
加を解けは、グリップ部は左方向に移動する。
動用圧電素子Bは、該圧電素子Bに電圧が印加される
と、弾性ヒンジh16、h16で撓みながら弾性ヒンジ
部h15を介してグリップ用弾性機構11を図5におい
て右方向に移動させグリップ部14,14を同様に右方
向に移動させる。その後、移動用圧電素子Bへの電圧印
加を解けは、グリップ部は左方向に移動する。
【0030】そこで、グリップ用圧電素子Aに電圧が印
加されてなく、グリップ部14,14が移動体を押圧保
持している(この場合も図2に示すように移動体はこの
アクチュエータに対して配置されている)状態で、移動
用圧電素子Bに電圧を印加すると、移動体4はグリップ
部14,14と共に図5において右方向に移動する。ま
た、移動用圧電素子Bへの電圧印加を解くと移動体4は
グリップ部14,14と共に図5において左方向に移動
する。そして、グリップ用圧電素子Aに電圧を印加した
状態で、移動用圧電素子Bへの電圧印加をオン、オフす
れば、グリップ部14,14は移動体4を保持していな
いから、該グリップ部14,14のみが図5において
右、もしくは左に移動するのみとなる。
加されてなく、グリップ部14,14が移動体を押圧保
持している(この場合も図2に示すように移動体はこの
アクチュエータに対して配置されている)状態で、移動
用圧電素子Bに電圧を印加すると、移動体4はグリップ
部14,14と共に図5において右方向に移動する。ま
た、移動用圧電素子Bへの電圧印加を解くと移動体4は
グリップ部14,14と共に図5において左方向に移動
する。そして、グリップ用圧電素子Aに電圧を印加した
状態で、移動用圧電素子Bへの電圧印加をオン、オフす
れば、グリップ部14,14は移動体4を保持していな
いから、該グリップ部14,14のみが図5において
右、もしくは左に移動するのみとなる。
【0031】即ち、この第4の実施例においても、第1
の実施例と同様に、第1の実施例の動作として述べた、
移動体4を右方向、もしくは左方向に移動させることが
できる。なお、第1の実施例で述べた動作1〜4の説明
において、上方向を右方向に、下方向を左方向に変えれ
は、この第4の実施例の動作と同一となる。また、この
第4の実施例も、第2の実施例の用に2つのアクチュエ
ータを用いることによって第2の実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
の実施例と同様に、第1の実施例の動作として述べた、
移動体4を右方向、もしくは左方向に移動させることが
できる。なお、第1の実施例で述べた動作1〜4の説明
において、上方向を右方向に、下方向を左方向に変えれ
は、この第4の実施例の動作と同一となる。また、この
第4の実施例も、第2の実施例の用に2つのアクチュエ
ータを用いることによって第2の実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
【0032】図6は、本発明の第5の実施例の平面図で
あり、この実施例はグリップ部を2組有し、交互に移動
体を保持するようになっている。一体的に構成された構
造体20はグリップ用圧電素子Aの両端が夫々取付けら
れる部材21、22の夫々の両端が屈曲部で連結され、
その屈曲部の屈曲点は弾性ヒンジh21,h21を介し
て第1の揺動部24、24に接続されている。該第1の
揺動部24、24の弾性ヒンジh21、h21側には移
動体を押圧保持する第1のグリップ部26、26が設け
られている。上記第1の揺動部24、24の他端は弾性
ヒンジh24、h24、h25、h25を介して第2の
揺動部25、25に連設している。また、上記第1の揺
動部24、24の中間部は弾性ヒンジh22、h22を
介して上記グリップ用圧電素子Aの一端が固着された部
材22につながっている。
あり、この実施例はグリップ部を2組有し、交互に移動
体を保持するようになっている。一体的に構成された構
造体20はグリップ用圧電素子Aの両端が夫々取付けら
れる部材21、22の夫々の両端が屈曲部で連結され、
その屈曲部の屈曲点は弾性ヒンジh21,h21を介し
て第1の揺動部24、24に接続されている。該第1の
揺動部24、24の弾性ヒンジh21、h21側には移
動体を押圧保持する第1のグリップ部26、26が設け
られている。上記第1の揺動部24、24の他端は弾性
ヒンジh24、h24、h25、h25を介して第2の
揺動部25、25に連設している。また、上記第1の揺
動部24、24の中間部は弾性ヒンジh22、h22を
介して上記グリップ用圧電素子Aの一端が固着された部
材22につながっている。
【0033】上記第2の揺動部25、25の弾性ヒンジ
h25、h25側には移動体4を押圧保持する第2のグ
リップ部27、27が設けられ、第2の揺動部25、2
5の他端は弾性ヒンジh27、h27を介して支持部3
0に接続されている。また支持部30には該アクチュエ
ータをベースに取付けるための取付け孔31、31が設
けられている。
h25、h25側には移動体4を押圧保持する第2のグ
リップ部27、27が設けられ、第2の揺動部25、2
5の他端は弾性ヒンジh27、h27を介して支持部3
0に接続されている。また支持部30には該アクチュエ
ータをベースに取付けるための取付け孔31、31が設
けられている。
【0034】上記グリップ用圧電素子Aの一端が固着さ
れた部材22は弾性ヒンジh23を及び中間部23、弾
性ヒンジh26を介して移動用圧電素子Bの一端が取付
けられた部材28に連結され、移動用圧電素子Bの他端
は支持部30に接続する部材29が取付けられ、該部材
29と部材28、即ち移動用圧電素子Bの両端に接続さ
れた部材の両端部間は接続部材により接続されている。
また、移動用圧電素子Bの他端が固着される部材29と
支持部30間の接続部には弾性ヒンジh28、h28が
設けられている。
れた部材22は弾性ヒンジh23を及び中間部23、弾
性ヒンジh26を介して移動用圧電素子Bの一端が取付
けられた部材28に連結され、移動用圧電素子Bの他端
は支持部30に接続する部材29が取付けられ、該部材
29と部材28、即ち移動用圧電素子Bの両端に接続さ
れた部材の両端部間は接続部材により接続されている。
また、移動用圧電素子Bの他端が固着される部材29と
支持部30間の接続部には弾性ヒンジh28、h28が
設けられている。
【0035】グリップ用圧電素子Aに電圧印加がなされ
ていない(OFF)ときには、第1のグリップ部26、
26が図6において上下に張出し移動体4を押圧保持
し、第2のグリップ部27、27は移動体4の保持を解
除した状態にある。この状態で移動用圧電素子Bに電圧
を印加すると(ON)、弾性ヒンジh26、中間部2
3、弾性ヒンジh23を介して部材22が図6右方に押
圧され、弾性ヒンジh25、h25、h24、h24で
屈曲しながら第1の揺動部24、24、部材22、部材
21、第1のグリップ部26、26等が全体的に右方向
に移動し、第1のグリップ部26、26で押圧保持され
た移動体4は図6で右方向に移動することになる。
ていない(OFF)ときには、第1のグリップ部26、
26が図6において上下に張出し移動体4を押圧保持
し、第2のグリップ部27、27は移動体4の保持を解
除した状態にある。この状態で移動用圧電素子Bに電圧
を印加すると(ON)、弾性ヒンジh26、中間部2
3、弾性ヒンジh23を介して部材22が図6右方に押
圧され、弾性ヒンジh25、h25、h24、h24で
屈曲しながら第1の揺動部24、24、部材22、部材
21、第1のグリップ部26、26等が全体的に右方向
に移動し、第1のグリップ部26、26で押圧保持され
た移動体4は図6で右方向に移動することになる。
【0036】次にグリップ用圧電素子Aに電圧を印加す
ると(ON)、第1のグリップ部26、26の突出が後
退し(図6において上部の第1のグリップ部26は下方
に、下方の第1のグリップ部26上方に移動)、移動体
4の押圧保持を解くが、弾性ヒンジh22、h22を支
点として第1の揺動部24、24が回転し(上部第1の
揺動部24は時計回りに、下部の第1の揺動部24は反
時計回りに回転し)、第2のグリップ部27、27を突
出させて移動体4を押圧保持する。この状態で、移動用
圧電素子Bの電圧印加を解くと、部材28、23、22
は図6において左方向に移動し、第1のグリップ部2
6、26も左方向に移動する。この動作を繰り返すこと
によって移動体4を図6において右方向に移動させるこ
とができる。また、両圧電素子A、Bを共にONの状態
から、共にOFFの状態にする動作を繰り返すことによ
って移動体を図6で左方向に移動させることができる。
即ち、第1の実施例で述べた動作1、2若しくは動作
3、4のグリップ用圧電素子A、移動用圧電素子Bの駆
動方法によって移動体を図6において右若しくは左に移
動させることができる。なお、第1の実施例の説明で動
作1〜4の説明における上方向を右方向に、下方向を左
方向に変えれば、第1の実施例の動作1〜4の説明がこ
の第5の実施例の説明に当てはまる。
ると(ON)、第1のグリップ部26、26の突出が後
退し(図6において上部の第1のグリップ部26は下方
に、下方の第1のグリップ部26上方に移動)、移動体
4の押圧保持を解くが、弾性ヒンジh22、h22を支
点として第1の揺動部24、24が回転し(上部第1の
揺動部24は時計回りに、下部の第1の揺動部24は反
時計回りに回転し)、第2のグリップ部27、27を突
出させて移動体4を押圧保持する。この状態で、移動用
圧電素子Bの電圧印加を解くと、部材28、23、22
は図6において左方向に移動し、第1のグリップ部2
6、26も左方向に移動する。この動作を繰り返すこと
によって移動体4を図6において右方向に移動させるこ
とができる。また、両圧電素子A、Bを共にONの状態
から、共にOFFの状態にする動作を繰り返すことによ
って移動体を図6で左方向に移動させることができる。
即ち、第1の実施例で述べた動作1、2若しくは動作
3、4のグリップ用圧電素子A、移動用圧電素子Bの駆
動方法によって移動体を図6において右若しくは左に移
動させることができる。なお、第1の実施例の説明で動
作1〜4の説明における上方向を右方向に、下方向を左
方向に変えれば、第1の実施例の動作1〜4の説明がこ
の第5の実施例の説明に当てはまる。
【0037】この実施例では、第1、第2のグリップ部
により、移動体4が常に保持されているから、安定した
移動体の移動を可能にする。上記実施例では、グリップ
部による移動体の保持、解放の駆動源、及びグリップ部
の移動体の移動方向への移動の駆動源に圧電素子を用い
たが、このアクチュエータの使用用途等によって、上記
圧電素子A、Bの代わりに磁気によって歪みが生じる磁
歪素子や、熱によって変化する形状記憶合金を使用して
もよい。
により、移動体4が常に保持されているから、安定した
移動体の移動を可能にする。上記実施例では、グリップ
部による移動体の保持、解放の駆動源、及びグリップ部
の移動体の移動方向への移動の駆動源に圧電素子を用い
たが、このアクチュエータの使用用途等によって、上記
圧電素子A、Bの代わりに磁気によって歪みが生じる磁
歪素子や、熱によって変化する形状記憶合金を使用して
もよい。
【0038】
【発明の効果】本発明においては、移動体をグリップ部
で保持して移動させるものであるから、移動用の圧電素
子や磁歪素子、形状記憶合金が発生する推力をそのまま
移動体に伝えることができるので、移動体の推力低下は
少なく、効率良く移動体を移動させることができる。し
かも、グリップ用圧電素子(磁歪素子、形状記憶合金)
と移動用圧電素子(磁歪素子、形状記憶合金)により移
動体を保持移動させる動作を繰り返し行なうことによっ
て移動体を長い距離移動させることができる。しかも、
1回の動作で移動する距離は微小であるから、微小な移
動量の制御が可能である。さらに、グリップ用圧電素子
(磁歪素子、形状記憶合金)と移動用圧電素子(磁歪素
子、形状記憶合金)の駆動の組み合わせによって移動体
を一方向、若しくはその逆方向にも移動させることがで
きるものであるから、長いストロークの往復動作にも使
用できるものである。
で保持して移動させるものであるから、移動用の圧電素
子や磁歪素子、形状記憶合金が発生する推力をそのまま
移動体に伝えることができるので、移動体の推力低下は
少なく、効率良く移動体を移動させることができる。し
かも、グリップ用圧電素子(磁歪素子、形状記憶合金)
と移動用圧電素子(磁歪素子、形状記憶合金)により移
動体を保持移動させる動作を繰り返し行なうことによっ
て移動体を長い距離移動させることができる。しかも、
1回の動作で移動する距離は微小であるから、微小な移
動量の制御が可能である。さらに、グリップ用圧電素子
(磁歪素子、形状記憶合金)と移動用圧電素子(磁歪素
子、形状記憶合金)の駆動の組み合わせによって移動体
を一方向、若しくはその逆方向にも移動させることがで
きるものであるから、長いストロークの往復動作にも使
用できるものである。
【0039】また、このアクチュエータを2つ使用する
ことによって、一方のアクチュエータがグリップ部によ
る移動体の保持を解き、該グリップ部が復帰している間
に他方のアクチュエータによって該アクチュエータのグ
リップ部で移動体を保持して移動体を移動させるように
して、移動体を交互に移動させることによって、1つの
アクチュエータで移動体を移動させる場合と比較し2倍
の速度で移動させることができる。しかも、この場合に
は、移動体は常にグリップ部によって保持されるから、
安定した移動が可能となる。
ことによって、一方のアクチュエータがグリップ部によ
る移動体の保持を解き、該グリップ部が復帰している間
に他方のアクチュエータによって該アクチュエータのグ
リップ部で移動体を保持して移動体を移動させるように
して、移動体を交互に移動させることによって、1つの
アクチュエータで移動体を移動させる場合と比較し2倍
の速度で移動させることができる。しかも、この場合に
は、移動体は常にグリップ部によって保持されるから、
安定した移動が可能となる。
【0040】また、1つのアクチュエータに2つのグリ
ップ部を備え、交互に該グリップ部が移動体を保持し、
一方のグリップ部のみ移動用圧電素子(磁歪素子、形状
記憶合金)で移動させるようにしたアクチュエータの場
合にも、移動体は常にグリップ部で保持されることにな
るから安定した移動が可能となる。
ップ部を備え、交互に該グリップ部が移動体を保持し、
一方のグリップ部のみ移動用圧電素子(磁歪素子、形状
記憶合金)で移動させるようにしたアクチュエータの場
合にも、移動体は常にグリップ部で保持されることにな
るから安定した移動が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例の平面図である。
【図2】同実施例の使用状態を示す正面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の平面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の平面図である。
【図5】本発明の第4の実施例の平面図である。
【図6】本発明の第5の実施例の平面図ある。
A グリップ用圧電素子 B 移動用圧電素子 1 構造体 1a 揺動体 1b 共通部 1c 支持部 2 グリップ部 3 取付け孔 4 移動体 5 ガイド h1〜h10、h15、h16、h21〜h28 弾性
ヒンジ
ヒンジ
Claims (11)
- 【請求項1】 移動体を押圧保持するグリップ部を有
し、グリップ用圧電素子への電圧印加、及び印加解除の
どちらか一方の状態で上記グリップ部で移動体を押圧保
持し、他方の状態で該押圧保持を解除するグリップ用弾
性機構を備え、該グリップ用弾性機構を移動体の移動方
向に移動させ上記グリップ部を移動体移動方向に移動さ
せるように移動用圧電素子が該グリップ用弾性機構に接
続されていることを特徴とするリニアアクチュエータ。 - 【請求項2】 上記グリップ用弾性機構は、移動体の移
動方向の線に対して線対称をなしグリップ部が線対称に
設けられ、中心部に上記グリップ用圧電素子が取付けら
れている請求項1記載のリニアアクチュエータ。 - 【請求項3】 上記移動用圧電素子によってグリップ部
を移動させる移動用弾性機構と上記グリップ用弾性機構
を共通して支持する共通弾性機構とを備えて一体的に構
成されている請求項1又は請求項2記載のリニアアクチ
ュエータ。 - 【請求項4】 上記グリップ用弾性機構は、一端に上記
グリップ用圧電素子が取付けられ、他端に上記グリップ
部を有し、該グリップ用圧電素子取付け部とグリップ部
の間に支点となる弾性ヒンジが設けられた揺動部を備
え、グリップ用圧電素子への電圧印加及び印加解除によ
り、上記揺動部が揺動してグリップ用圧電素子の変位を
拡大して上記グリップ部を変位させる請求項1、請求項
2又は請求項3記載のリニアアクチュエータ。 - 【請求項5】 上記グリップ用弾性機構は、上記グリッ
プ用圧電素子の両端を結合する中央で外方向に突出する
屈曲した弾性部材で構成され、該屈曲弾性部材の屈曲点
に上記グリップ部を連設して設けられた請求項1、請求
項2又は請求項3記載のリニアアクチュエータ。 - 【請求項6】 上記グリップ用弾性機構は、外側に上記
グリップ部を有し、上記グリップ用圧電素子への電圧印
加状態で上記グリップ部による移動体の押圧保持を解
き、印加解除状態でグリップ部により移動体を押圧保持
する請求項4又は請求項5記載のリニアアクチュエー
タ。 - 【請求項7】 上記グリップ用弾性機構は、内側に上記
グリップ部を有し、上記グリップ用圧電素子への電圧印
加状態で移動体を押圧保持し、印加解除状態で上記グリ
ップ部による移動体の押圧保持を解く請求項4又は請求
項5記載のリニアアクチュエータ。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7記載のいずれか1
つのリニアアクチュエータを2つ使用し、該2つのアク
チュエータで交互に移動体を保持移動させるよう構成し
たリニアアクチュエータ。 - 【請求項9】 上記グリップ用弾性機構は、支点を中心
として揺動する揺動部を有し、該揺動部の一端に第1の
グリップ部を備え、他端は、弾性ヒンジを介して第2の
グリップ部を備えた部材の一端に接続され、該部材の他
端は弾性ヒンジを介してベースに取付けられた構成と
し、上記グリップ用圧電素子への電圧印加及び印加解除
により、一方のグリップ部が移動体を押圧保持し、他方
のグリップ部は押圧保持を解除し、移動用圧電素子によ
り上記第1のグリップ部のみが移動するように構成され
た請求項1、請求項2又は請求項3記載のリニアアクチ
ュエータ。 - 【請求項10】 上記グリップ用又は移動用の圧電素子
に代えてどちらか一方、若しくは両方を磁気の変化によ
って変形する磁歪素子を用いる請求項1乃至請求項9の
内いずれか1項に記載のリニアアクチュエータ。 - 【請求項11】 上記グリップ用又は移動用の圧電素子
に代えてどちらか一方、若しくは両方を熱によって変形
する形状記憶合金を用いる請求項1乃至請求項9の内い
ずれか1項に記載のリニアアクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6129867A JPH07314356A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | リニアアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6129867A JPH07314356A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | リニアアクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07314356A true JPH07314356A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15020258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6129867A Pending JPH07314356A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | リニアアクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07314356A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006150495A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Konica Minolta Holdings Inc | 製造ユニット、および位置制御装置の製造方法 |
| JP2007021655A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Univ Of Electro-Communications | 自走ロボット |
| KR100690343B1 (ko) * | 2005-07-19 | 2007-03-09 | 전자부품연구원 | 인치웜 액츄에이터 |
| CN103441701A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-12-11 | 南京航空航天大学 | 一种夹持式直线型压电驱动器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63238416A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-04 | Agency Of Ind Science & Technol | 2次元インチワ−ムとその原点位置合わせ装置 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP6129867A patent/JPH07314356A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63238416A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-04 | Agency Of Ind Science & Technol | 2次元インチワ−ムとその原点位置合わせ装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006150495A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Konica Minolta Holdings Inc | 製造ユニット、および位置制御装置の製造方法 |
| JP2007021655A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Univ Of Electro-Communications | 自走ロボット |
| KR100690343B1 (ko) * | 2005-07-19 | 2007-03-09 | 전자부품연구원 | 인치웜 액츄에이터 |
| CN103441701A (zh) * | 2013-07-31 | 2013-12-11 | 南京航空航天大学 | 一种夹持式直线型压电驱动器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970916 |