JPH07314380A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH07314380A
JPH07314380A JP6111250A JP11125094A JPH07314380A JP H07314380 A JPH07314380 A JP H07314380A JP 6111250 A JP6111250 A JP 6111250A JP 11125094 A JP11125094 A JP 11125094A JP H07314380 A JPH07314380 A JP H07314380A
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JP
Japan
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rotary blade
belt
blade
carriage
pulley
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JP6111250A
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English (en)
Inventor
Takuji Tanaka
拓治 田中
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な駆動機構を用いて、回転刃を強制回転
させながら直線状の固定刃に沿って移動させ、鋭い切れ
味の切断装置を実現する。 【構成】 直線状の固定刃1に沿って移動可能なキャリ
ジ3に回転軸15を取り付けると共にその回転軸15に
回転刃プーリ12を有する回転刃4を回転自在に保持さ
せ、更にキャリジの走行領域の両側に一対のベルト保持
プーリ5、6を設けて無端ベルト7を掛け、その無端ベ
ルト7の一方のベルト部分7aを回転軸15に固定し、
他方のベルト部分7bを回転刃プーリ12に掛け、この
無端ベルト7を駆動モータ9で駆動することにより、回
転刃4を強制回転させながら固定刃1に沿って移動さ
せ、記録紙を切れ味良く切断可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙やフィルム等を幅方
向に切断するための切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ロール紙を使用するプロッ
タ、複写機、ファクシミリ装置等において、記録済の紙
を幅方向に切断して切り離すための切断装置が使用され
ている。その切断装置としては、切断すべき紙幅よりも
長い刃をそれぞれ備えた固定刃と回転刃を用いたロータ
リーカッターが多く用いられている。しかしこのロータ
リーカッターでは長い回転刃を使用するため重量が大き
くなり、特に紙幅が大きくなると回転刃に必要な剛性を
確保するため、一層重量が大きくなるという欠点が生じ
る。
【0003】そこでロータリーカッターに代わるものと
して、切断すべき紙幅よりも長い直線状の刃を備えた固
定刃と、その固定刃に接触しながら固定刃に沿って移動
する回転刃とを備えた切断装置が知られている。この種
の切断装置は、図6、図7に示すように、直線状に延び
る刃1aを備えた固定刃1と、この固定刃1に平行に設
けられたガイド2と、そのガイド2に移動可能に保持さ
れ前記固定刃1に沿って移動可能なキャリジ3と、その
キャリジ3に回転可能に且つ固定刃1に接するように保
持された円板状の回転刃4と、ガイド2の後ろ側で且つ
キャリジ3の移動範囲の両側に配置された2個のベルト
保持プーリ5、6と、そのベルト保持プーリ5、6に掛
けられ且つキャリジ3に連結具8によって連結された無
端ベルト7と、一方のベルト保持プーリ5を回転駆動す
ることによって無端ベルト7を駆動する駆動モータ9等
を備えており、駆動モータ9がベルト保持プーリ5を矢
印A方向に回転させ、無端ベルト7を矢印B方向に走行
させることにより、その無端ベルト7によってキャリジ
3が矢印B方向に走行し、回転刃4が固定刃1に接した
状態で且つ固定刃1との摩擦により矢印C方向に回転し
ながら矢印B方向に移動し、固定刃1に沿った位置にあ
る紙10を切断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の回転
刃を使用する切断装置においては、回転刃の回転安定性
が切れ味に極めて重要であるが、上述の構成では回転刃
の回転を摩擦力に頼っているため、回転安定性は不安定
であり、切断不良が起こりやすいという問題があった。
【0005】回転刃の回転安定性を向上させる対策とし
て、図8に示すように、回転刃4と一体に回転するよう
にプーリ12を設け、これにベルト13を掛け、ベルト
13を駆動することにより、回転刃4を強制的に回転さ
せる方法が考えられる。しかしながら、図8に示す構成
では、キャリジ3の走行用とは別に、回転刃4を強制回
転させるためのベルト13やその駆動機構を必要とし、
装置が複雑化し、コスト高となるという問題が生じる。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、簡単な構成で回転刃を固定刃に沿って移動させ
ると共に強制的に回転させることの可能な切断装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の発明は上
述の問題点を解決するため、回転刃を保持したキャリジ
の移動範囲の両側にそれぞれ位置するように2個のベル
ト保持プーリを設けて無端ベルトを掛けると共にその無
端ベルトを走行させる駆動手段を設け、且つその無端ベ
ルトをキャリジに連結して無端ベルトの走行によってキ
ャリジを走行させるようにし、更に、前記回転刃に回転
刃プーリを一体回転するように取り付け、その回転刃プ
ーリに前記無端ベルトを掛けて回転駆動するように構成
したものである。
【0008】ここで、前記無端ベルトは、回転刃プーリ
に対して固定刃が位置する側にて接するように掛けるこ
とが好ましい。
【0009】また、前記無端ベルトを、キャリジに取り
付けられ、回転刃を回転自在に保持した回転軸に連結す
ることにより、その無端ベルトをキャリジに連結する構
成とすることが好ましい。
【0010】更に、無端ベルトを掛ける2個のベルト保
持プーリの位置を、固定刃が位置する側の両者の共通接
線上を、前記無端ベルトとキャリジの連結点が移動する
ように定めることが好ましい。
【0011】本願請求項5の発明は上述の問題点を解決
するため、回転刃に一体回転するように回転刃プーリを
取り付けると共に前記回転刃を保持したキャリジの移動
範囲の両側にそれぞれ位置するよう2個のベルト保持プ
ーリを設け、1本のベルトを、前記キャリジの移動範囲
の両側に位置する2個の固定点に両端を連結し、且つ前
記2個のベルト保持プーリに掛けると共に前記回転刃プ
ーリに互いに逆側から掛けて設け、更にそのベルトの回
転刃プーリに関して前記固定点とは反対側の部分を駆動
する駆動手段を設けるという構成を備えたものである。
【0012】ここで、2個の固定点からそれぞれ回転刃
プーリに延びるベルト部分及び前記回転刃プーリから2
個のベルト保持プーリにそれぞれ延びるベルト部分が、
共にキャリジの移動方向にほぼ平行となるように、前記
2個の固定点及び2個のベルト保持プーリの位置を定め
ておくことが好ましい。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明は、上述の構成により、無
端ベルトを駆動手段によって走行させると、それによっ
てキャリジが移動して回転刃が固定刃に沿って移動し、
その際同時に無端ベルトが回転刃プーリを回転させて回
転刃を回転させる。このため、回転刃は強制的に回転さ
せられながら、固定刃に沿って移動し、紙を切れ味よく
切断することができる。
【0014】ここで、前記無端ベルトを、回転刃プーリ
に対して固定刃が位置する側にて接するように掛けてお
くと、切断されるべき紙が固定刃と無端ベルトの間を通
過すこととなり、固定刃と無端ベルトが紙が通過するた
めのガイドの代わりとなり、新たなガイドを設ける必要
がなくなる。
【0015】また、前記無端ベルトを、回転刃を回転自
在に保持した回転軸に連結することにより、その無端ベ
ルトをキャリジに連結する構成とすると、回転刃を固定
刃に沿って移動させるための力を安定して回転刃に与え
ることができ、回転刃の移動が安定して一層鋭い切れ味
を実現できる。
【0016】更に、無端ベルトを掛ける2個のベルト保
持プーリの位置を、固定刃が位置する側の両者の共通接
線上を、前記無端ベルトとキャリジの連結点が移動する
ように定めておくと、回転刃を安定して直線状に移動さ
せることができ、紙の切断の切れ味を一層鋭くすること
ができる。
【0017】請求項5記載の発明は、上述の構成によ
り、両端を2点に固定して設けられている1本のベルト
の回転刃プーリに関して前記固定点とは反対側の部分を
駆動手段によって走行させると、回転刃プーリがそのベ
ルトによって移動させられると共に回転させられ、その
ため、回転刃が強制的に回転させられながら、固定刃に
沿って移動し、紙を切れ味よく切断することができる。
【0018】ここで、2個の固定点からそれぞれ回転刃
プーリに延びるベルト部分及び前記回転刃プーリから2
個のベルト保持プーリにそれぞれ延びるベルト部分が、
共にキャリジの移動方向にほぼ平行となるように、前記
2個の固定点及び2個のベルト保持プーリの位置を定め
ておくと、回転刃を安定して直線状に移動させることが
でき、紙の切断の切れ味を一層鋭くすることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図1は、記録装置において記録紙を切断するた
めに設けている本発明の第一の実施例による切断装置の
概略上面図、図2はその回転刃部分を分解して示す概略
斜視図であり、図6〜図8に示す従来例と同一又は同様
な部品には同一符号を付けて示している。図1、図2に
おいて、1は、直線状に延びる刃1aを備えた固定刃、
2はその固定刃1に平行に設けられたガイド、3は、そ
のガイド2に移動可能に保持され、固定刃1に沿って移
動可能なキャリジ、4は、そのキャリジ3に取り付けら
れた回転軸15に回転可能に且つ固定刃1に接するよう
に保持された回転刃であり、その上面には回転刃プーリ
12が一体回転するように設けられている。
【0020】5、6は、キャリジ3の移動範囲の両側の
定位置に回転可能に設けられた2個のベルト保持プー
リ、7はそのベルト保持プーリ5、6に掛けられた無端
ベルトである。この無端ベルト7の、2個のベルト保持
プーリ5、6間に延びる二つのベルト部分7a、7bの
うち、固定刃1に近い側のベルト部分7aは固定具16
によって回転軸15に固定され、他方のベルト部分7b
は回転刃プーリ12の固定刃1側に掛けられている。か
くして、ベルト保持プーリ5を矢印A方向に回転させる
と、無端ベルト7の一方のベルト部分7aが矢印B方向
に走行し、そのベルト部分7aによってキャリジ3に保
持された回転刃4が固定刃1に沿って矢印B方向に走行
し、同時に、無端ベルト7の他方のベルト部分7bが矢
印D方向に走行し、そのベルト部分7bによって回転刃
4が矢印C方向に回転し、結局、回転刃4は矢印C方向
に強制的に回転させられながら固定刃1に接した状態で
固定刃1に沿って移動し、その位置にある記録紙(図示
せず)を切れ味鋭く切断することができる。ここで、ベ
ルト保持プーリ5、6は、固定刃1が位置する側の両者
の共通接線が、固定刃1に平行で且つ回転刃4の回転中
心を通る位置となるように、取り付け位置が定められて
おり、従って、その共通接線上を、無端ベルト7とキャ
リジ3の連結点(回転軸15)が移動するように定めら
れている。この構成とすると、キャリジ3が無端ベルト
7によって走行方向に引っ張られることとなり、無端ベ
ルト7の引張力をキャリジ3の走行に有効に利用できる
と共にキャリジ3の走行が安定し、しかもその際、回転
刃4の中心の回転軸15が無端ベルト7で引っ張られる
ため、回転刃4の走行が一層安定し、固定刃1と回転刃
4とによる紙切断の切れ味が極めて鋭くなる。
【0021】9は一方のベルト保持プーリ5を回転駆動
するように連結された駆動モータであり、無端ベルト7
を駆動する駆動手段を構成する。この駆動モータ9は正
逆回転可能なモータであり、ベルト保持プーリ5を矢印
A方向及びその逆方向に回転させることができる。な
お、図面には示していないが、必要に応じ、無端ベルト
7を適当な張力状態に保持するためのテンションプーリ
を設けてもよい。
【0022】以上のように構成された切断装置につい
て、以下その動作を説明する。図1において、回転刃4
を保持したキャリジ3は、通常、ガイド2の左右の端部
のいずれかで待機している。今、キャリジ3がガイド2
の右端で待機しているものとする。記録紙切断時には、
駆動モータ9がベルト保持プーリ5を矢印A方向に回転
させ、無端ベルト7のベルト部分7aを矢印B方向に走
行させる。これにより、そのベルト部分7aに連結され
ている回転軸15及び回転刃4、キャリジ3が矢印B方
向に走行し、回転刃4が固定刃1に接した状態で固定刃
1に沿って移動し、その位置にある記録紙を切断する。
この時、回転刃プーリ12に掛けられている無端ベルト
7のベルト部分7bは矢印D方向に走行しているので、
回転刃プーリ12及び回転刃4を矢印C方向に回転させ
る。このため、回転刃4は確実に矢印C方向に回転しな
がら固定刃1に沿って移動して記録紙を切断することに
なり、きわめて鋭い切れ味を発揮することができる。回
転刃4が固定刃1の左端位置まで移動して記録紙の切断
を終了した後は、駆動モータ9が停止し、回転刃4及び
キャリジ3をその位置に停止させて次の切断動作に備え
る。そして、次の切断の際には、駆動モータ9が前回と
は逆方向に回転して無端ベルト7を前回とは逆方向に回
転させ、これにより、回転刃4は矢印Cとは反対方向に
回転しながら固定刃1に沿って矢印Bとは反対方向に走
行し、記録紙を切れ味鋭く切断することができる。
【0023】なお、上記実施例では、無端ベルト7のベ
ルト部分7aを回転刃4を保持した回転軸15に連結し
ており、このため、回転刃4の固定刃1に沿った走行を
極めて安定させることができるという利点を有している
が、本発明は必ずしもこの構成に限定されず、無端ベル
ト7をキャリジ3に直接連結し、無端ベルト7でキャリ
ジ3を移動させ、それに保持している回転刃4を固定刃
1に沿って移動させる構成としてもよい。また、上記実
施例では無端ベルト7の二つのベルト部分7a、7bの
うち、固定刃1に近い側のベルト部分7aを回転軸15
に固定し、他方のベルト部分7bを回転刃プーリ12に
掛けているが、これは逆としてもよい。ただし、図示実
施例のように固定刃1から遠い側のベルト部分7bを回
転刃プーリ12に掛ける方が、その回転刃プーリ12に
対するベルトの巻き付け角を大きくすることができるの
で好ましい。なお、必要に応じ、図3に示すように無端
ベルト7を回転刃プーリ12に1回以上巻き付けるよう
にしてもよい。このように回転刃プーリ12に無端ベル
ト7を1回以上巻き付けると掛けただけ状態と比べ、確
実に回転刃プーリ12を回転させることができる。
【0024】次に、本発明の第二の実施例を説明する。
図4は、記録装置において記録紙を切断するために設け
ている本発明の第二の実施例による切断装置の概略上面
図、図5はその回転刃部分を分解して示す概略斜視図で
あり、図1、図2に示す実施例と同一又は同様な部品に
は同一符号を付けて示し、説明は省略する。図4、図5
の実施例では、図1の実施例における無端ベルト7に代
えて、両端を有する1本のベルト17を用いている。こ
のベルト17は、キャリジ4の移動範囲の両側に位置す
るよう、装置の筺体等(図示せず)に形成されている2
個の固定点18、19に両端を連結され且つ2個のベル
ト保持プーリ5、6に掛けられると共に、回転刃プーリ
12に互いに逆側から掛けられている。また、一方のベ
ルト保持プーリ5には、それを回転駆動する駆動モータ
9が連結されている。この駆動モータ9はベルト17の
回転刃プーリに関して固定点18、19とは反対側の部
分を駆動する駆動手段を構成する。ここで、2個の固定
点18、19の位置及び2個のベルト保持プーリ5、6
の位置は、2個の固定点18、19からそれぞれ回転刃
プーリ12に延びるベルト部分17a、17b及び回転
刃プーリ12から2個のベルト保持プーリ5、6にそれ
ぞれ延びるベルト部分17c、17dが、共にキャリジ
3の移動方向にほぼ平行となるように、定められてい
る。また、そのベルト部分17a、17bが固定刃1と
ガイド2の間に位置し、且つ固定刃1との間に記録紙を
通過させる適当な間隔を形成しうるように、回転刃プー
リ12の直径が定められている。
【0025】次に、上記構成の切断装置について、その
動作を説明する。今、キャリジ3がガイド2の右端で待
機しているものとする。記録紙の切断を行う際には、駆
動モータ9がベルト保持プーリ5を矢印A方向に回転さ
せる。これにより、回転刃プーリ12とベルト保持プー
リ6の間のベルト部分17dが矢印B方向に引っ張られ
て固定点19とベルト保持プーリ6との間のベルト部分
の長さが短くなり、そのベルト部分を掛けている回転刃
プーリ12が矢印C方向に回転しながら矢印B方向に移
動する。なお、この時、ベルト保持プーリ5の矢印A方
向の回転によって、ベルトがそのベルト保持プーリ5と
固定点18との間に繰り出され、その間のベルト部分の
長さが長くなるが、回転刃プーリ12が矢印C方向に回
転しながら矢印B方向に移動することによって、長さの
増加分を吸収しており、従ってこの部分のベルト部分に
たるみを生じることはない。このようにして、回転刃4
が矢印C方向に強制的に回転させられながら、矢印B方
向に固定刃1に沿って移動し、その位置にある記録紙を
切れ味良く切断してゆく。そして、次の切断の際には、
駆動モータ9が前回とは逆方向に回転してベルト部分1
7cを矢印B方向とは反対方向に走行させ、これによっ
て、回転刃4は矢印Cとは反対方向に回転しながら固定
刃1に沿って矢印Bとは反対方向に走行し、記録紙を切
れ味鋭く切断することができる。
【0026】なお、上記実施例では回転刃プーリ12の
前後に掛けているベルト部分17a、17b、17c、
17dを、共にキャリジ3の移動方向即ち回転刃4の移
動方向にほぼ平行となるように定めているので、ベルト
部分の張力を回転刃4の移動に有効に利用でき、回転刃
を安定して直線状に移動させ、紙の切断の切れ味を一層
鋭くすることができるという利点が得られる。また、ベ
ルト部分17a、17bを、固定刃1との間に記録紙を
通過させる適当な間隔を形成するように位置させている
ので、そのベルト部分17a、17bと固定刃1との間
を通過する記録紙に対して、ベルト部分17a、17b
がガイドの役割を果たし、新たにガイドを必要としない
という利点も得られる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願請
求項1の発明は、回転刃を保持したキャリジの移動範囲
の両側にそれぞれ位置するように2個のベルト保持プー
リを設けて無端ベルトを掛け、その無端ベルトをキャリ
ジに連結して無端ベルトの走行によってキャリジを走行
させるようにし、更に、前記回転刃に回転刃プーリを一
体回転するように取り付け、その回転刃プーリに前記無
端ベルトを掛けるという構成とすることにより、単に、
1個の無端ベルトを駆動することによって、回転刃を保
持したキャリジを固定刃に沿って移動させると共に、そ
の回転刃に設けられた回転刃プーリを強制回転せること
ができ、結局、回転刃を強制的に回転させながら固定刃
に沿って移動させ、紙を切れ味よく切断することがで
き、しかも、1個の無端ベルトで回転刃の回転と移動を
行うため、構造が簡単であると共に必要なスペースが小
さくてよく、コストダウンを図ることができる等の種々
な効果を有している。
【0028】ここで、前記無端ベルトを、回転刃プーリ
に対して固定刃が位置する側にて接するように掛けてお
くと、切断されるべき紙が固定刃と無端ベルトの間を通
過すこととなり、固定刃と無端ベルトが紙が通過するた
めのガイドの代わりとなり、新たなガイドを設ける必要
がなくなり、コストダウンを図ることができるという効
果が得られる。
【0029】また、前記無端ベルトを、回転刃を回転自
在に保持した回転軸に連結することによってその無端ベ
ルトをキャリジに連結する構成とすると、回転刃を固定
刃に沿って移動させるための力を安定して回転刃に与え
ることができ、回転刃の移動が安定して一層鋭い切れ味
を実現できるという効果が得られる。
【0030】更に、無端ベルトを掛ける2個のベルト保
持プーリの位置を、固定刃が位置する側の両者の共通接
線上を、前記無端ベルトとキャリジの連結点が移動する
ように定めておくと、回転刃を安定して直線状に移動さ
せることができ、紙の切断の切れ味を一層鋭くすること
ができるという効果が得られる。
【0031】次に、本願請求項5の発明は、回転刃に一
体回転するように回転刃プーリを取り付けると共に前記
回転刃を保持したキャリジの移動範囲の両側にそれぞれ
位置するよう2個のベルト保持プーリを設け、1本のベ
ルトを、前記キャリジの移動範囲の両側に位置する2個
の固定点に両端を連結し、且つ前記2個のベルト保持プ
ーリに掛けると共に前記回転刃プーリに互いに逆側から
掛けて設け、更にそのベルトの回転刃プーリに関して前
記固定点とは反対側の部分を駆動する駆動手段を設ける
という構成とすることにより、単にそのベルトの回転刃
プーリに関して前記固定点とは反対側の部分を走行させ
ることによって、回転刃プーリを移動させると共に強制
回転させることができ、結局、回転刃を強制的に回転さ
せながら固定刃に沿って移動させ、紙を切れ味よく切断
することができ、しかも、1個のベルトで回転刃の回転
と移動を行うため、構造が簡単であると共に必要なスペ
ースが小さくてよく、コストダウンを図ることができる
等の種々な効果を有している。
【0032】ここで、2個の固定点からそれぞれ回転刃
プーリに延びるベルト部分及び前記回転刃プーリから2
個のベルト保持プーリにそれぞれ延びるベルト部分が、
共にキャリジの移動方向にほぼ平行となるように、前記
2個の固定点及び2個のベルト保持プーリの位置を定め
ておくと、回転刃を安定して直線状に移動させることが
でき、紙の切断の切れ味を一層鋭くすることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による切断装置の概略上
面図
【図2】図1の実施例における回転刃部分を分解して示
す概略斜視図
【図3】回転刃に図2とは異なったベルトの掛け方をし
た概略斜視図
【図4】本発明の第二の実施例による切断装置の概略上
面図
【図5】図4の実施例における回転刃部分を分解して示
す概略斜視図
【図6】従来の切断装置の概略上面図
【図7】図6に示す従来例の概略断面図
【図8】図6に示す従来例の欠点を解決すべく考えられ
た切断装置の回転刃部分を分解して示す概略斜視図
【符号の説明】
1 固定刃 2 ガイド 3 キャリジ 4 回転刃 5、6 ベルト保持プーリ 7 無端ベルト 7a、7b ベルト部分 9 駆動モータ 12 回転刃プーリ 15 回転軸 16 固定具 17 ベルト 17a、17b、17c、17d ベルト部分 18、19 固定点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状の固定刃と、この固定刃に沿って
    移動可能に設けられたキャリジと、そのキャリジに回転
    可能に且つ前記固定刃に接するように保持された回転刃
    と、この回転刃と一体回転するように設けられた回転刃
    プーリと、前記キャリジの移動範囲の両側に配置された
    2個のベルト保持プーリと、前記回転刃プーリ及び2個
    のベルト保持プーリに掛けられると共に前記キャリジに
    連結された無端ベルトと、その無端ベルトを駆動する駆
    動手段とを有することを特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】 無端ベルトが、回転刃プーリに対して固
    定刃が位置する側にて接するように掛けられていること
    を特徴とする請求項1記載の切断装置。
  3. 【請求項3】 無端ベルトが、キャリジに取り付けら
    れ、回転刃を回転自在に保持した回転軸に連結されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の切断装置。
  4. 【請求項4】 2個のベルト保持プーリの位置が、その
    ベルト保持プーリの固定刃が位置する側の共通接線上
    を、前記無端ベルトとキャリジの連結点が移動するよう
    に定められていることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか1項に記載の切断装置。
  5. 【請求項5】 直線状の固定刃と、この固定刃に沿って
    移動可能に設けられたキャリジと、そのキャリジに回転
    可能に且つ前記固定刃に接するように保持された回転刃
    と、この回転刃と一体回転するように設けられた回転刃
    プーリと、前記キャリジの移動範囲の両側に配置された
    2個のベルト保持プーリと、前記キャリジの移動範囲の
    両側に位置する2個の固定点に両端を連結され、前記2
    個のベルト保持プーリに掛けられると共に前記回転刃プ
    ーリに互いに逆側から掛けられたベルトと、このベルト
    の回転刃プーリに関して前記固定点とは反対側の部分を
    駆動する駆動手段とを有することを特徴とする切断装
    置。
  6. 【請求項6】 2個の固定点からそれぞれ回転刃プーリ
    に延びるベルト部分及び前記回転刃プーリから2個のベ
    ルト保持プーリにそれぞれ延びるベルト部分が、共にキ
    ャリジの移動方向にほぼ平行となるように、前記2個の
    固定点及び2個のベルト保持プーリの位置が定められて
    いることを特徴とする請求項5記載の切断装置。
JP6111250A 1994-05-25 1994-05-25 切断装置 Pending JPH07314380A (ja)

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