JPH07314581A - 射出成形靴の製法 - Google Patents

射出成形靴の製法

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JPH07314581A
JPH07314581A JP6137904A JP13790494A JPH07314581A JP H07314581 A JPH07314581 A JP H07314581A JP 6137904 A JP6137904 A JP 6137904A JP 13790494 A JP13790494 A JP 13790494A JP H07314581 A JPH07314581 A JP H07314581A
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polyurethane
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shoe
injection
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JP6137904A
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Yasutaka Hirano
泰隆 平野
Yasuhiro Yamanaka
康博 山中
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MoonStar Co
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弗素系撥水剤で処理した甲被材を使用した靴
であっても、靴底との接着性の良い靴を得る。 【構成】 靴底材としては、B型ブルックフイルド粘度
計による温度35〜40℃,ローター NO.2,回転数1
0RPMでの測定で200〜1500センチポイズであ
るポリウレタンを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撥水・防汚処理をした甲
被を使用した射出成形靴の製法に関し、特に撥水・防汚
処理を処した甲被と成形された靴底とが強固な接着状態
となる射出成形靴の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】布靴を射出成形法によって製造する場合
には、単層又は複層よりなる甲被をラストモールドに吊
込み、このラストモールドをボトムモールド及びサイド
モールドと組合せ、その時構成されるモールドキャビテ
ィ内にポリウレタンを主成分とする靴底材料を射出し、
靴底を形成すると同時に前記靴底を甲被下面に接着一体
化する方法が行われている。
【0003】最近、前記甲被としてその表面をポリテト
ラフルオロエチレン等のような弗素系撥水剤で処理し、
撥水性・防汚性を付与した甲被が採用され、付加価値を
靴に加えようとする試みがなされている。この場合、靴
底材としては軽量化ができ、外観も優れ、成形性もよく
価格も比較的安価である等の数多くの利点を有するポリ
ウレタンが最も多く使用されている。このようなポリウ
レタンは、他物体に対する接着性が優れているにも拘ら
ず、前記のような撥水・防汚処理した甲被と組合せて射
出成形靴を製造する場合には良好な接着が得られない。
【0004】そこで、通常は射出成形された靴底と接着
する甲被部分に溶剤系のポリクロロプレン接着剤,ポリ
ウレタン接着剤を刷毛等で予め塗布した甲被を使用する
方法、又は前記甲被の部分にホットメルト型のポリエス
テル又はポリウレタンの薄層を重層した甲被を使用する
方法等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者の方
法によれば、複数回の刷毛塗り作業を必要とする上、溶
剤等の蒸散等により衛生的に問題があり、又、後者の方
法によれば所定個所にホットメルト型樹脂を層着するた
めの専用機を必要とし、何れにしても製造原価を上昇さ
せるのみならず、所望した接着性をも得られないのが実
情であった。本発明は、前記従来の射出成形靴の製法が
有してした欠点を解決することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリウレタン
を主成分とする靴底材を、表面を弗素系撥水剤で処理し
た甲被下面に射出成形して接着一体化する射出成形靴の
製法において、ポリウレタンを主成分とする靴底材の粘
度がB型ブルックフイルド粘度計による温度35〜45
℃,ローター NO.2,回転数10RPMでの測定で20
0〜1500センチポイズであることを特徴とする射出
成形靴の製法を特徴とする。又、前記ポリウレタンがポ
リエーテル型であることを特徴とする。
【0007】本発明を実施するに当たって、ポリウレタ
ンを主成分とする靴底材が前記条件に従って測定した場
合の粘度が、1500センチポイズを超えれば甲被下面
への投錨効果が低下し、靴底と甲被下面との十分な接着
は得られず、一方、200センチポイズ未満であれば成
形硬化して靴底となった後に弾性が不足し、物性上及び
履用上、靴底としての役目を果たさない。
【0008】ここで、甲被材のうち織目間が狭く、そし
てポリアミド繊維,ポリエステル繊維等のように接着性
が悪いものは、前記粘度は200センチポイズに近い方
が好ましく、織目間が広く天然繊維のように接着性が良
いものに対しては1500センチポイズに近くてもよ
い。靴底材としては、その成形は射出成形法であるの
で、硬化反応の制御がし易いプレポリマー法が用いられ
る。
【0009】これは、ポリオール,鎖延長剤,発泡剤
(水),整泡剤,触媒,顔料などを混合したポリオール
側のプレミックス(A液)と、ポリオールでメチレンジ
イソシアネートを一部変成したイソシアネート側成分
(B液)の2液から通常はなる。A液側に用いるポリオ
ールは一般にポリプロピレングリコール系で、鎖延長剤
は単分子グリコールが用いられる。触媒はA,B混合液
原液の泡化とゲル化のバランスの調整に必要でクリーム
タイムが調整でき、甲被下面の織布等に対する投錨効果
を調整でき、又、離型可能時間をも調整できる。この目
的のために第3級アミンが多く使用される。
【0010】B液は過剰のメチレンジイソシアネートを
用いたイソシアネート末端プレポリマーで、このプレポ
リマー中にフリーのメチレンイソシアネートが多く低温
で結晶化する。前記ポリオールは成形硬化した靴底が長
期間たっても加水分解しにくいポリエーテル型が用いら
れる。
【0011】弗素系撥水剤としては、ポリテトラフルオ
ロエチレン,テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロ
プロピレン共重合体,ポリ弗化ビニル,弗化ビニリデ
ン,クロルトリフルオロエチレン/弗化ビニリテン共重
合体等のデスパージョン及びエマルジヨン等が用いら
れ、架橋剤としてはジアミド系化合物,メラミン系化合
物,イソシアネート系化合物が用いられるが、変色が少
ないメラミン系化合物が最も多く用いられる。前記弗素
系化合物は、繊維の周りに分子がシールド状に保護膜を
作ることにより撥水性・防汚性を付与する。
【0012】
【作用】本発明においては、靴底材として射出成形中の
温度(35〜40℃)において、甲被を構成している織
布の織目間に浸透し易い、即ち投錨し易い粘度になり得
るポリウレタンを使用しているので、通常の射出成形操
作により、弗素系撥水材で処理された撥水性・防汚性を
有する甲被に対しても靴底が十分な接着力を有する靴を
得ることができる。
【0013】
【実施例】組織が(10/2×10/2)/(45×3
4)の綿平織り織布を甲被の表布とする。この表布をポ
リテトラフルオロエチレンよりなるエマルジョン(デュ
ポン社製,繊維保護剤テフロン(登録商標))4重量
部,メラミン系架橋剤0.2重量部,水100重量部よ
りなる弗素系撥水剤中に浸漬し、ゴムロール間に通して
絞り120〜140℃の熱風で乾燥し、更に170〜1
90℃で3〜10分間キュアリングし、更に未反応の架
橋剤を除去するため水洗を行い乾燥した。
【0014】このようにして撥水・防汚処理を施した表
布とし、ポリエステル繊維の編物を裏布とし、天然ゴム
よりなる溶剤系接着剤で貼合わせ甲被材とした。これを
裁断,縫製後、中底布と縫着し、一般にカルフォルニア
甲被と呼ばれる袋状の甲被を得た。この甲被をラストモ
ールドに吊込み、サイドモールド及びボトムモールドと
組合せ靴底形成用キャビティを形成した。このキャビテ
ィ内にポリエーテル系ポリオール100重量部,トリエ
チレンジアミン1.1重量部,酸化チタン6重量部,水
0.3重量部よりなる35〜40℃のA液と、40〜4
5℃のポリイソシアネートB液との2液よりなる混合A
B液(B型ブルックフイルド粘度計によるローター NO.
2, 回転数10RPMでの測定で粘度が1000センチ
ポイズ)を射出充填し、靴底を形成すると同時にこの靴
底を甲被下面に接着した。
【0015】尚、比較例として前記で得た甲被の靴底と
の貼合わせ面にポリウレタン系接着剤(広野化学製,ユ
ーロック6250,固型分20%)を刷毛で塗布し、室
温で15分間乾燥し、靴底材として前記測定法による粘
度が2000センチポイズの液状ポリウレタンを用い、
射出成形法により靴を作った。両者の靴より靴底と甲被
との接着部分より巾10mmのサンプルを採取し、ショッ
パー式引張り試験機にて引張時の開き角180℃,速度
50mm/分の条件で剥離試験を行い下記の結果を得た。
【0016】 本発明の靴 比較例の靴 乾時の接着力(kg/cm) 4.0 1.8 湿時の接着力(kg/cm) 3.8 1.5
【0017】
【効果】弗素系撥水剤で撥水・防汚性を付与した甲被を
使用し、射出成形法によりポリウレタンを靴底材として
使用した靴であっても、甲被と靴底との接着性が良い靴
を得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリウレタンを主成分とする靴底材を、
    表面を弗素系撥水剤で処理した甲被下面に射出成形して
    接着一体化する射出成形靴の製法において、ポリウレタ
    ンを主成分とする靴底材の粘度がB型ブルックフイルド
    粘度計による温度35〜45℃,ローター NO.2,回転
    数10RPMでの測定で200〜1500センチポイズ
    であることを特徴とする射出成形靴の製法。
  2. 【請求項2】 ポリウレタンがポリエーテル型である請
    求項1記載の射出成形の製法。
JP6137904A 1994-05-28 1994-05-28 射出成形靴の製法 Expired - Lifetime JP2618833B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10301074B2 (en) 2013-10-16 2019-05-28 Innoflex Incorporated Bottom and side gusseted package and method

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113402A (ja) * 1984-11-07 1986-05-31 アキレス株式会社 撥水撥油性を有する靴の製造方法
JPS61265102A (ja) * 1985-05-21 1986-11-22 アキレス株式会社 射出成形靴の製造方法

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