JPH07314783A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷方法

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JPH07314783A
JPH07314783A JP6135125A JP13512594A JPH07314783A JP H07314783 A JPH07314783 A JP H07314783A JP 6135125 A JP6135125 A JP 6135125A JP 13512594 A JP13512594 A JP 13512594A JP H07314783 A JPH07314783 A JP H07314783A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷品位を著しく損うことなくトナー等の印
刷材料を節約可能とするとともに、印刷材料節約モード
時の消費電力を低減する。 【構成】 文章データの種類に応じて節約モード時のド
ットパターンの印刷イメージを決定する。具体的には、
大きな文字の場合は輪郭部を残して、千鳥状のパターン
とし、小さな文字は通常モードと同じとする(図7
(a),(b))。またグラフィックスコマンドで黒の
べた塗り部は輪郭部を残して中を千鳥状のパターンと
し、網点及び線は通常と同じとする(同図(c),
(d),(e))。また、イメージデータの場合は、デ
ィザマトリクスを通常モードより濃度の低いパターンと
する(同図(f))。さらに、節約モード時は定着すべ
きトナーの量が減るので、定着器の設定温度を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータ等
から入力される文章データをドットデータに変換して印
刷する印刷装置及び印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置(以下「プリンタ」という)に
おいて、印刷に使用されるトナー、インク等の印刷材料
を節約するために、そのプリンタに接続されたホストコ
ンピュータ上でデータを間引いてプリンタに送る方法
(一般にドラフトモードといわれている)が従来より知
られている。これの方法は、本来はホストコンピュータ
又はプリンタにおけるデータ処理時間を短縮することを
目的とするものであるが、結果的に印刷材料が節約され
るものである。
【0003】また、プリンタ固有の技術としては、「エ
コノモード」というモードの設定が可能なプリンタが販
売されている。このエコノモードは、文章データを通常
通りドットデータに変換した後、印刷部に送る際に規則
的にドットデータを間引いて、印刷材料を節約するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下の欠点があった。
【0005】まず、ホストコンピュータのドラフトモー
ドにおいては、ホストコンピュータ又はプリンタの処理
時間を短縮させることを目的として文字、グラフィック
スのドットデータを一律に間引いて印刷するため、小さ
な文字が判読できなくなったり、グラフィックスとして
の線は消えてしまう場合があった。
【0006】また、上記エコノモードの場合も文字、グ
ラフィックスイメージデータのいずれのドットデータも
一律に間引くため、特にイメージデータの印刷品位を著
しく損うといった欠点があった。
【0007】また、上記2つの従来例とも、ドラフトモ
ード又はエコノモードにおいてもプリンタの消費電力の
節約はできなかった。
【0008】本発明は上述した点に鑑みなされたもので
あり、印刷品位を著しく損うことなく印刷材料の節約が
可能な印刷装置及び印刷方法で提供することを第1の目
的とし、さらに印刷材料節約時は消費電力を低減するこ
とができる印刷装置及び印刷方法を提供することを第2
の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、入力される文章データをドットイメージパタ
ーンに変換して印刷する印刷装置において、文章データ
の種類を判別するデータ種類判別手段と、印刷材料を節
約する印刷材料節約モードを指示するためのモード指示
手段と、前記印刷材料節約モードが指示されたとき前記
判別した文章データの種類に応じて、印刷するイメージ
の構成ドットパターンを変更するドットパターン変更手
段とを設けるようにしたものである。
【0010】また、前記データ種類判別手段は、文章デ
ータが文字データであるか、グラフィックスコマンドで
あるか、イメージデータであるかを判別することが望ま
しい。
【0011】さらに、熱圧着により印刷材料を定着させ
る定着手段と、前記印刷材料節約モードが指示されたか
否かに応じて、前記定着手段の温度を制御する温度制御
手段とを有することが望ましい。
【0012】また、前記ドットパターン変更手段は、前
記印刷材料節約モードが指示されたときであってもイメ
ージの輪郭部に対応するドットパターンは変更しないこ
とが望ましい。
【0013】また、前記ドットパターン変更手段は、前
記印刷材料節約モードが指示されたとき、サイズの小さ
な文字については構成ドットパターンを変更しないこと
が望ましい。
【0014】また、前記ドットパターン変更手段は、前
記印刷材料節約モードが指示されたとき、ラインデータ
及び網点データについては構成ドットパターンを変更し
ないことが望ましい。
【0015】また、前記ドットパターン変更手段は、前
記印刷材料節約モードが指示されたとき、イメージデー
タについてはディザパターンマトリクスを変更すること
が望ましい。
【0016】また、前記モード指示手段は、前記文章デ
ータ中に含まれる印刷材料節約コマンドであることが望
ましい。
【0017】また、操作者が操作を行うための操作部を
有し、前記印刷材料節約モードの指示は操作者が前記操
作部を介して行うことが望ましい。
【0018】また、前記印刷材料節約モードの指示は、
操作者が当該印刷装置に接続されたコンピュータを介し
て行うことができるように構成することが望ましい。
【0019】また、前記印刷材料節約モードの指示は、
前記文章データの種類毎に独立して行うことができるよ
うに構成することが望ましい。
【0020】同じ目的を達成するため本発明は、入力さ
れる文章データをドットイメージパターンに変換して印
刷する印刷方法において、文章データの種類を判別し、
印刷材料を節約する印刷材料節約モードが指示されたと
き前記判別した文章データの種類に応じて、印刷するイ
メージの構成ドットパターンを変更するようにしたもの
である。
【0021】また、前記文章データの種類は、文字デー
タ、グラフィックコマンド又はイメージデータであるこ
とが望ましい。
【0022】また、前記印刷材料節約モードが指示され
たか否かに応じて、熱圧着により印刷材料を定着させる
定着手段の温度を制御することが望ましい。
【0023】また、前記印刷材料節約モードが指示され
たときであっても、イメージの輪郭部に対応するドット
パターンは変更しないことが望ましい。
【0024】また、前記印刷材料節約モードが指示され
たとき、サイズの小さな文字については構成ドットパタ
ーンを変更しないことが望ましい。
【0025】また、前記印刷材料節約モードが指示され
たとき、ラインデータ及び網点データについは構成ドッ
トパターンを変更しないことが望ましい。
【0026】また、前記印刷材料節約モードが指示され
たとき、イメージデータについてはディザパターンマト
リクスを変更することが望ましい。
【0027】また、前記印刷材料節約モードの指示は、
前記文章データ中に含まれる印刷材料節約コマンドによ
って行うことが望ましい。
【0028】また、前記印刷材料節約モードの指示は、
当該印刷方法を実施する装置の操作部を介して操作者が
行うことが望ましい。
【0029】また、前記印刷材料節約モードの指示は、
当該印刷方法を実施する装置に接続されたコンピュータ
を介して操作者が行うことが望ましい。
【0030】また、前記印刷材料節約モードの指示は、
前記文章データの種類毎に独立して行うことができるよ
うにすることが望ましい。
【0031】
【作用】請求項1の印刷装置又は請求項12の印刷方法
によれば、文章データの種類が判別され、印刷材料節約
モードが指示されたとき文章データの種類に応じて印刷
するイメージの構成ドットパターンが変更される。
【0032】請求項2の印刷装置又は請求項13の印刷
方法によれば、文章データは文字データ、グラフィック
スコマンド又はイメージデータのいずれであるかが判別
される。
【0033】請求項3の印刷装置又は請求項14の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたか否か
に応じて、熱圧着により印刷材料を定着させる定着手段
の温度が制御される。
【0034】請求項4の印刷装置又は請求項15の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたときで
あってもイメージの輪郭部に対応するドットパターンは
変更されない。
【0035】請求項5の印刷装置又は請求項16の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたとき、
サイズの小さな文字については構成ドットパターンが変
更されない。
【0036】請求項6の印刷装置又は請求項17の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたとき、
ラインデータ及び網点データについては構成ドットパタ
ーンが変更されない。
【0037】請求項7の印刷装置又は請求項18の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたとき、
イメージデータについてはディザパターンマトリックス
が変更される。
【0038】請求項8の印刷装置又は請求項19の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードの指示は、文章デー
タ中に含まれる印刷材料節約コマンドによって行われ
る。
【0039】請求項9の印刷装置又は請求項20の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードの指示は、操作者に
より操作部を介して行われる。
【0040】請求項10の印刷装置又は請求項21の印
刷方法によれば、印刷材料節約モードの指示は、操作者
によりコンピュータを介して行われる。
【0041】請求項11の印刷装置又は請求項22の印
刷方法によれば、印刷材料節約モードの指示は、文章デ
ータの種類毎に独立して行われる。
【0042】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0043】図1は、本発明の第1の実施例に係る印刷
システムの構成を示すブロック図である。この印刷シス
テムは、例えばワードプロセッサ等のアプリケーション
プログラムが実行されるホストコンピュータ1500
と、このホストコンピュータ1500にインタフェース
線21を介して接続されたプリンタ(印刷装置)250
0とから成り、ホストコンピュータ1500からインタ
ーフェース線21を介して文章データがプリンタ250
0に伝送され、印刷が行われる。
【0044】ホストコンピュータ1500は、主制御部
1000と、データやコマンドの入力に使用するキーボ
ード(KB)9と、演算結果等を表示する表示装置(C
RT)10と、プログラムやデータを記憶する外部メモ
リ11とを有する。
【0045】主制御部1000は、コンピュータ150
0の全体的な制御を行う中央処理装置(CPU)1と、
演算中のデータの一時的な記憶等に使用するランダムア
クセスメモリ(RAM)2と、フォント、プログラム、
データ等を格納しているリードオンリメモリ(ROM)
3と、キーボード9の制御を行うキーボードコントロー
ラ(KBC)5と、CRT10を制御するCRTコント
ローラ(CRT)6と、外部メモリ11を制御する外部
メモリコントローラ(MC)7と、インタフェース線2
1を介してプリンタ2500の入力部15に接続され、
プリンタ2500へ文章データを送るプリンタ制御部
(PRTC)8と、これらの構成要素1〜3,5〜8を
相互に接続するシステムバス4とから構成される。
【0046】一方、プリンタ2500は、ホストコンピ
ュータ1500から送られる文章データを印刷するため
のビットイメージデータに変換するイメージコントロー
ラ部2000と、例えばレーザビームプリンタ等のよう
にドットの集合により印刷を行う印刷部17と、16桁
1行程度の文字を表示できる液晶等の表示部及び8個程
度のスイッチ入力部から成る操作部18と、文章データ
等を記憶する外部メモリ20とを有する。
【0047】イメージコントローラ部2000は、プリ
ンタ2500の全体的な制御を行うCPU12と、演算
中のデータの一時的な記憶等に使用するRAM13と、
フォント、プログラム、データ等を記憶するROM14
と、ホストコンピュータ1500に接続され文章データ
が入力される入力部15と、印刷部17へのデータの供
給制御等を行う印刷部インターフェース(I/F)16
と、外部メモリ20を制御する外部メモリ制御部(M
C)19と、これらの構成要素12〜16,19及び操
作部18を相互に接続するシステムバス22とから構成
される。
【0048】図2は印刷部17の定着器温度制御回路の
構成を示すブロック図であり、同図中121が熱圧着に
より印刷用紙にトナーを定着させる定着器である。定着
器121はヒータ122を有し、ヒータ122はトライ
バ128及びD/Aコンバータ127を介して印刷部コ
ントローラ126に接続されている。また定着器121
にはその温度を検出する温度センサ123が設けられて
おり、このセンサ123はアンプ124及びA/Dコン
バータ125を介して印刷部コントローラ126に接続
されている。
【0049】図2の構成によれば、印刷部コントローラ
127の出力値に応じた電流がヒータ122に供給さ
れ、その電流値によって定着器121の温度が変化す
る。定着器121の温度は、センサ123により検出さ
れ電気信号に変換され、その電気信号はアンプ124に
より増幅され、A/Dコンバータ125によりデジタル
信号に変換されて印刷部コントローラ126に入力され
る。
【0050】印刷部コントローラ126は、検出した温
度値THを内部の設定値TREF(例えば80)と比較
し、TH値が例えば65であってTH<TREFが成立
するときは、D/Aコンバータ127への出力値を例え
ば60から90に増加させる。これにより、D/Aコン
バータ127の出力電圧が上昇し、ヒータ122に供給
される電流が増加するので、定着器121の温度が上昇
する。逆に、TH>TREFが成立するときは、D/A
コンバータ127への出力値を減少させ、定着器121
の温度が設定値TREFに等しくなるように制御を行
う。なお、設定値TREFは後述するようにイメージコ
ントローラ部2000から供給される。
【0051】次にプリンタ2500の動作を図3〜図6
のフローチャートを参照して説明する。これらの図に示
した処理はCPU12で実行される。
【0052】電源がオンされるとまずプリンタ2500
自体の異常の有無を判定する自己診断を行い(ステップ
S1)、異常があるときは異常の内容を操作部18の表
示部に表示するとともに、インターフェース線21を通
じてホストコンピュータ1500に通知する(ステップ
S2,S3)。
【0053】異常がないときは、印刷部17がレディ状
態、即ち、印刷可能な状態にあるか否かを判別し(ステ
ップS4)、レディ状態にあれば直ちにステップS7に
進む。レディ状態にないときは、印刷部17がレディ状
態になるのを待っている状態であることを操作部18の
表示部に表示するとともに、インターフェース線21を
通じてホストコンピュータ1500に通知し(ステップ
S5)、レディ状態になるまで待機する(ステップS
6)。
【0054】続くステップS7では、印刷部17がレデ
ィ状態になったことを表示するとともに、インターフェ
ース線21を通じてホストコンピュータ1500に通知
し、ホストコンピュータ1500からの文章データ入力
待ちの状態となる(図4、ステップS8)。文章データ
が入力されたときは、RAM13に格納し、1ページ分
のデータが入力されるまでステップS8〜10を繰り返
す。
【0055】次いでRAM13内のページメモリエリア
から文章データを読み出して解析し(ステップS1
1)、文章データ中にトナー節約コマンドが有るか否か
を判別する。ここで、トナー節約コマンドとは、文章デ
ータの先頭に挿入されトナーの節約を指示するコマンド
であり、例えば図7に示すように、トナー節約モードを
指示するコード501と、それに続くモードの種類を指
示するコード502とから構成される。コード502
は、例えば全ての文章データ(文字、グラフィックス、
イメージ)についてトナー節約を行うとき00に設定さ
れ、文字データ及びグラフィックスデータのみトナー節
約を行うとき01に設定される。このように文字データ
とグラフィックスコマンドについてのみトナー節約を行
うモードを設けたのは、イメージデータの場合には節約
モードのパターンに変更すると非常に見づらくなるもの
があるからである。
【0056】ステップS12で文章データ中にトナー節
約コマンドが無くかつ、これまでにトナー節約モードの
指定がなされていないときには(ステップS13)、通
常モードと判定して(ステップS14)、印刷部17に
対して、定着器121の温度を通常の温度とするよう指
示する(図5、ステップS15)。次いで、文章データ
中の文字コードデータ、グラフィックスコマンド及びイ
メージデータを、コマンド等の制御コードに応じてビッ
トイメージデータに変換し、RAM13内のビットマッ
プエリア12格納する(ステップS16)。具体的には
例えば文字コードであれば、拡大、縮小、回転、修飾等
を行い、グラフィックスコマンドであればコマンドに応
じて線を引いたり円を描いたりするビットイメージデー
タに変換して、RAM13内のビットマップエリアに格
納する。
【0057】そしてステップS16の処理を1ページ分
のデータについて行い(ステップS17)、1ページ分
のデータがビットマップエリアに格納されるとステップ
S18に進み、印刷部17へ印刷開始を指示するととも
に、RAM13のビットマップエリアからビットイメー
ジデータを読み出し、印刷部I/F16を通じて印刷部
17へ送る。そして1ページ分の印刷が終了するまでス
テップS18の処理を行い、終了するとステップS8
(図4)に戻る。
【0058】一方、文章データ中にトナー節約コマンド
が有るとき又は既にトナー節約モードの指定がなされて
いるときは(ステップS12,S13)、トナー節約モ
ードと判定し(ステップS20)、印刷部17に対して
定着器121の温度をトナー節約モード対応とするよう
指示する(図6、ステップS21)。
【0059】具体的には、トナー節約モードにおいては
定着させるべきトナー量が少なくなるので、定着器12
1の温度を通常モード時より低く設定する。例えば通常
モード時における印刷部コントローラ126の設定値が
80であれば、トナー節約モード時の設定値を70とす
る。これにより、トナー節約モード時においては消費電
力の節約も可能となる。
【0060】続くステップS22では、トナー節約コマ
ンドの指定する節約モードに応じて文字コードデータ、
グラフィックスコマンド及びイメージデータを、ビット
イメージデータに変換し、RAM13内のビットマップ
エリアに格納し、この処理を1ページ分のデータについ
て行う(ステップS23)。
【0061】ここで、図8を参照してトナー節約モード
時に文字データ、グラフィックスコマンド及びイメージ
データがそれぞれどのように印刷されるかを説明する。
【0062】同図(a)に示すように大きな文字の場合
は、通常黒く塗りつぶすところを、千鳥状のパターンで
埋める。ただし、文字の輪郭部のドットは節約モードに
おいても抜かないようにしている。これにより輪郭が不
明確となることを防止することができる。一方、小さな
文字の場合には同図(b)に示すように、節約モード時
も通常と同じとする。これは、小さい文字の場合は、千
鳥状のパターンにするほどのパターン幅がないため及び
トナー節約処理を省くことにより全体の処理速度を高め
るためである。
【0063】また、同図(c)に示すように、グラフィ
ックスコマンドで黒のべた塗り指示が有る部分は、中を
千鳥状のパターンに変更する。一方、同図(d)に示す
ように、枠内を網点で埋めるグラフィックスコマンドの
場合は、トナー節約モードでも変更しない。ドットの数
を減らすと網点であることがわからなくなるおそれがあ
るからである。さらに、同図(e)に示すように線のグ
ラフィックスコマンドの場合は、上述した小さい文字と
同様の理由で変更は行わない。
【0064】また、同図(f)に示すようにイメージデ
ータについては、ディザマトリクスパターンを、通常モ
ード時より濃度の低いパターンに変更する。なお、前述
したようにイメージデータの場合には、ディザパターン
を変更すると非常に見づらくなることがあるため、イメ
ージデータについてはパターン変更を行わない節約モー
ドを指定できるようにしている(図7、コード502参
照)。
【0065】図6に戻り、1ページ分のデータがRAM
13内のビットマプエリアに格納されると、通常モード
時のステップS18,S19と同様の処理により、1ペ
ージ分の印刷を行い(図5、ステップS24,S2
5)、ジョブが終了していなければ直ちにステップS8
に戻る一方、ジョブ終了のときにはトナー節約モードを
解除してステップS8に戻る。
【0066】以上のように、本実施例によれば、トナー
節約モードにおいては、文章データの種類(文字デー
タ、グラフィックスコマンド、イメージデータのいずれ
であるか、あるいは文字の大小、パターンの太さなど)
に応じて印刷するイメージのドットパターンを変更する
ようにしたので、文字が判読不能となったり、イメージ
が著しく見苦しくなることを防止しつつ、トナーの節約
をすることができる。
【0067】また、トナー節約モード時は定着器121
の温度を低く設定するようにしたので、消費電力も節約
することができる。
【0068】また、トナー節約モード指定が文章データ
中のコマンドによって行うことができるので、オペレー
タ(操作者)がトナー節約の指示をする必要がなく、操
作の簡易化が可能である。
【0069】図9は、本発明の第2の実施例におけるC
PU12の処理手順を示すフローチャートであり、図3
〜図6に示す処理手順に追加する処理のみ示している。
即ち、、本実施例では図3のステップS7と図4のステ
ップS8との間に、図9のステップS31〜S34を挿
入した処理が行われる。
【0070】図9の処理では、操作部18からトナー節
約モードの指示がされれば、トナー節約モードとし(ス
テップS31,S32)、解除の指示がされるまでトナ
ー節約モードを継続し(ステップS31,S33)、解
除指示がなされると通常モードに移行する(ステップS
33,S34)。なお、初期状態は通常モードであり、
操作部18からトナー節約モードの指示がないときは、
通常モードを継続する(ステップS31,S33)。
【0071】ただし、図4のステップS12〜S14,
S20により、文章データ中にトナー節約コマンドがあ
るときは操作部18からの指示がなくてもトナー節約モ
ードとする。
【0072】本実施例によれば、操作部18からオペレ
ータの操作によりトナー節約モードを指定できるのでト
ナー節約モードをサポートしていないソフトウェアによ
って作成された文章データに対しても、トナー節約モー
ドを適用することが可能となる。
【0073】図10は、本発明の第3の実施例における
CPU12の処理手順を示すフローチャートであり、第
2の実施例と同様に図3〜図6に示す処理手順に追加す
る処理のみ示している。即ち、本実施例では図3のステ
ップS7と図4のステップS8との間に図10のステッ
プS41〜S44を挿入した処理が行われる。
【0074】図10の処理では、ホストコンピュータ1
500からトナー節約モードの指示がされればトナー節
約モードとし(ステップS41,S42)、解除の指示
がされるまでトナー節約モードを継続し(ステップS4
1,S43)、解除指示がなされると通常モードに移行
する(ステップS43,S44)。なお、初期状態は通
常モードであり、ホストコンピュータ1500からトナ
ー節約モードの指示がないときは、通常モードを継続す
る(ステップS41,S43)。
【0075】ただし、図4のステップS12〜S14,
S20により、文章データ中にトナー節約コマンドがあ
るときは、ホストコンピュータ1500からの指示がな
くてもトナー節約モードとする。
【0076】本実施例によれば、ホストコンピュータ1
500のキーボード9及びCRT10を用いてトナー節
約モードの指定を行うことができプリンタの操作部18
に操作するよりも操作性を向上させることができる。さ
らに、複数のホストコンピュータで1台のプリンタを共
同で使用する場合には、各ホストコンピュータからトナ
ー節約モードの指定を行うことができる。
【0077】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく種々の変形が可能である。例えば、印刷
材料としてはトナーに限るものではなく、インクにより
印刷するプリンタにも適用可能である。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の印刷装
置又は請求項12の印刷方法によれば、文章データの種
類が判別され、印刷材料節約モードが指示されたとき文
章データの種類に応じて印刷するイメージの構成ドット
パターンが変更されるので、印刷品位を著しく損うこと
なく印刷材料の節約が可能となる。
【0079】請求項3の印刷装置又は請求項14の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたか否か
に応じて、熱圧着により印刷材料を定着させる定着手段
の温度制御されるので、印刷材料節約モード時は定着手
段の温度を低下させることにより、消費電力を低減する
ことができる。
【0080】請求項4の印刷装置又は請求項15の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたときで
あってもイメージの輪郭部に対応するドットパターンは
変更されないので、輪郭部が不明確になることを防止す
ることができる。
【0081】請求項5の印刷装置又は請求項16の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたとき、
サイズの小さな文字については構成ドットパターンが変
更されないので、サイズの小さな文字を含む文章の処理
速度を上げることができる。
【0082】請求項6の印刷装置又は請求項17の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードが指示されたとき、
ラインデータ及び網点データについては構成ドットパタ
ーンが変更されないので、線や網点が不明確となること
を防止することができる。
【0083】請求項8の印刷装置又は請求項19の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードの指示は、文章デー
タ中に含まれる印刷材料節約コマンドによって行われる
ので、操作者は印刷時に印刷材料節約モードの設定を考
慮する必要がないという利点がある。
【0084】請求項9の印刷装置又は請求項20の印刷
方法によれば、印刷材料節約モードの指示は、操作者に
より操作部を介して行われるので、印刷材料節約モード
のサポートしていないソフトウェアによって作成された
文章データに対しても、印刷材料節約モードの設定が可
能となる。
【0085】請求項10の印刷装置又は請求項21の印
刷方法によれば、印刷材料節約モードの指示は、コンピ
ュータを介して行われるので、操作者が操作し易いとい
う利点がある。また、複数のコンピュータで1台の印刷
装置を共同で使用する場合でも、コンピュータ毎に印刷
材料節約モードの設定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るホストコンピュータ及
びプリンタの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の印刷部の構成を示す図である。
【図3】図1のCPU12で実行される処理のフローチ
ャートである。
【図4】図1のCPU12で実行される処理のフローチ
ャートである。
【図5】図1のCPU12で実行される処理のフローチ
ャートである。
【図6】図1のCPU12で実行される処理のフローチ
ャートである。
【図7】トナー節約モードを指示するコマンドの構成を
示す図である。
【図8】文章データの種類に応じた印刷イメージを説明
するための図である。
【図9】図3、図4に示した処理に追加する処理のフロ
ーチャートである。
【図10】図3、図4に示した処理に追加する処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
12 CPU 15 入力部 17 印刷部 18 操作部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される文章データをドットイメージ
    パターンに変換して印刷する印刷装置において、 文章データの種類を判別するデータ種類判別手段と、 印刷材料を節約する印刷材料節約モードを指示するため
    のモード指示手段と、 前記印刷材料節約モードが指示されたとき前記判別した
    文章データの種類に応じて、印刷するイメージの構成ド
    ットパターンを変更するドットパターン変更手段とを設
    けたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記データ種類判別手段は、文章データ
    が文字データであるか、グラフィックスコマンドである
    か、イメージデータであるかを判別することを特徴とす
    る請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 熱圧着により印刷材料を定着させる定着
    手段と、前記印刷材料節約モードが指示されたか否かに
    応じて、前記定着手段の温度を制御する温度制御手段と
    を有することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記ドットパターン変更手段は、前記印
    刷材料節約モードが指示されたときであってもイメージ
    の輪郭部に対応するドットパターンは変更しないことを
    特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記ドットパターン変更手段は、前記印
    刷材料節約モードが指示されたとき、サイズの小さな文
    字については構成ドットパターンを変更しないことを特
    徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記ドットパターン変更手段は、前記印
    刷材料節約モードが指示されたとき、ラインデータ及び
    網点データについては構成ドットパターンを変更しない
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記ドットパターン変更手段は、前記印
    刷材料節約モードが指示されたとき、イメージデータに
    ついてはディザパターンマトリクスを変更することを特
    徴とする請求項2記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記モード指示手段は、前記文章データ
    中に含まれる印刷材料節約コマンドであることを特徴と
    する請求項1記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 操作者が操作を行うための操作部を有
    し、前記印刷材料節約モードの指示は操作者が前記操作
    部を介して行うことを特徴とする請求項1記載の印刷装
    置。
  10. 【請求項10】 前記印刷材料節約モードの指示は、操
    作者が当該印刷装置に接続されたコンピュータを介して
    行うことができるように構成することを特徴とする請求
    項1記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記印刷材料節約モードの指示は、前
    記文章データの種類毎に独立して行うことができるよう
    に構成することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  12. 【請求項12】 入力される文章データをドットイメー
    ジパターンに変換して印刷する印刷方法において、 文章データの種類を判別し、印刷材料を節約する印刷材
    料節約モードが指示されたとき前記判別した文章データ
    の種類に応じて、印刷するイメージの構成ドットパター
    ンを変更することを特徴とする印刷方法。
  13. 【請求項13】 前記文章データの種類は、文字デー
    タ、グラフィックコマンド又はイメージデータであるこ
    とを特徴とする請求項12記載の印刷方法。
  14. 【請求項14】 前記印刷材料節約モードが指示された
    か否かに応じて、熱圧着により印刷材料を定着させる定
    着手段の温度を制御することを特徴とする請求項12記
    載の印刷方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷材料節約モードが指示された
    ときであっても、イメージの輪郭部に対応するドットパ
    ターンは変更しないことを特徴とする請求項12記載の
    印刷方法。
  16. 【請求項16】 前記印刷材料節約モードが指示された
    とき、サイズの小さな文字については構成ドットパター
    ンを変更しないことを特徴とする請求項12記載の印刷
    方法。
  17. 【請求項17】 前記印刷材料節約モードが指示された
    とき、ラインデータ及び網点データについは構成ドット
    パターンを変更しないことを特徴とする請求項12記載
    の印刷方法。
  18. 【請求項18】 前記印刷材料節約モードが指示された
    とき、イメージデータについてはディザパターンマトリ
    クスを変更することを特徴とする請求項13記載の印刷
    装置。
  19. 【請求項19】 前記印刷材料節約モードの指示は、前
    記文章データ中に含まれる印刷材料節約コマンドによっ
    て行うことを特徴とする請求項12記載の印刷方法。
  20. 【請求項20】 前記印刷材料節約モードの指示は、当
    該印刷方法を実施する装置の操作部を介して操作者が行
    うことを特徴とする請求項12記載の印刷方法。
  21. 【請求項21】 前記印刷材料節約モードの指示は、当
    該印刷方法を実施する装置に接続されたコンピュータを
    介して操作者が行うことを特徴とする請求項12記載の
    印刷装置。
  22. 【請求項22】 前記印刷材料節約モードの指示は、前
    記文章データの種類毎に独立して行うことができるよう
    にしたことを特徴とする請求項12記載の印刷方法。
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