JPH07315917A - フェライトコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェライトコア - Google Patents
フェライトコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェライトコアInfo
- Publication number
- JPH07315917A JPH07315917A JP6141202A JP14120294A JPH07315917A JP H07315917 A JPH07315917 A JP H07315917A JP 6141202 A JP6141202 A JP 6141202A JP 14120294 A JP14120294 A JP 14120294A JP H07315917 A JPH07315917 A JP H07315917A
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- JP
- Japan
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- firing
- ferrite core
- molded body
- furnace material
- firing furnace
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Abstract
(57)【要約】
【目的】焼成時の成形体の変形を防止し得る、フェライ
トコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェラ
イトコアを提供する。 【構成】フェライト粉体を加圧成形することによって、
中心部にスリット孔4を有する如く略偏平形状に成形さ
れた成形体3を、焼成炉材1上で焼成してフェライトコ
アを得るフェライトコアの焼成方法において、成形体3
の中央部分を、焼成炉材1に非接触状態にして焼成す
る。焼成炉材1には、例えば凹部2が形成され、この凹
部によって成形体3と非接触状態になる。
トコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェラ
イトコアを提供する。 【構成】フェライト粉体を加圧成形することによって、
中心部にスリット孔4を有する如く略偏平形状に成形さ
れた成形体3を、焼成炉材1上で焼成してフェライトコ
アを得るフェライトコアの焼成方法において、成形体3
の中央部分を、焼成炉材1に非接触状態にして焼成す
る。焼成炉材1には、例えば凹部2が形成され、この凹
部によって成形体3と非接触状態になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルのE
MI(電磁波障害)対策に使用される、フェライトコア
の焼成方法及びその方法によって得られるフェライトコ
アに関する。
MI(電磁波障害)対策に使用される、フェライトコア
の焼成方法及びその方法によって得られるフェライトコ
アに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、EMI対策用のフェライトコアと
して、フラットコアと言われるフラットケーブル用のフ
ェライトコアが知られている。このフェライトコア20
は、図7に示すように偏平形状に成形され、その中心部
に設けたスリット孔24に、フラットケーブル25が挿
通されて使用される。
して、フラットコアと言われるフラットケーブル用のフ
ェライトコアが知られている。このフェライトコア20
は、図7に示すように偏平形状に成形され、その中心部
に設けたスリット孔24に、フラットケーブル25が挿
通されて使用される。
【0003】ところで、このフェライトコア20は、F
e2O3を主成分とするフェライト粉体を、金型のキャビ
ティ内で加圧成形して、図8に示すような、成形体23
を成形する。この成形体23には、その中心部に上記ス
リット孔24が形成されている。そして、この成形体2
3の下面23bを、焼成炉材としての匣鉢21内に並
べ、図示しない焼成炉内で千数百度Cの高温で焼成する
ことによって、フェライトコア20が製造される。この
匣鉢21は、通常、多孔質のムライト系セラミックスで
形成され、その内部には、アルミナ粉体26もしくはア
ルミナビース(図示せず)が敷き詰められている。
e2O3を主成分とするフェライト粉体を、金型のキャビ
ティ内で加圧成形して、図8に示すような、成形体23
を成形する。この成形体23には、その中心部に上記ス
リット孔24が形成されている。そして、この成形体2
3の下面23bを、焼成炉材としての匣鉢21内に並
べ、図示しない焼成炉内で千数百度Cの高温で焼成する
ことによって、フェライトコア20が製造される。この
匣鉢21は、通常、多孔質のムライト系セラミックスで
形成され、その内部には、アルミナ粉体26もしくはア
ルミナビース(図示せず)が敷き詰められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この焼
成方法にあっては、焼成時に成形体が変形し易いという
問題点があった。すなわち、アルミナ粉体26を敷き詰
めた場合は、このアルミナ粉体26による、匣鉢21内
に発生する凹凸や傾きによって、成形体23に局部的な
荷重が加わる。また、アルミナビーズを敷き詰めた場合
でも、ビーズの重なりによる凹凸が生じたり、成形体2
3が、焼成時の収縮により球状のビーズ上を動いて、他
の成形体23と接触して互いに張り付く状態が生じる。
成方法にあっては、焼成時に成形体が変形し易いという
問題点があった。すなわち、アルミナ粉体26を敷き詰
めた場合は、このアルミナ粉体26による、匣鉢21内
に発生する凹凸や傾きによって、成形体23に局部的な
荷重が加わる。また、アルミナビーズを敷き詰めた場合
でも、ビーズの重なりによる凹凸が生じたり、成形体2
3が、焼成時の収縮により球状のビーズ上を動いて、他
の成形体23と接触して互いに張り付く状態が生じる。
【0005】これにより、焼成時に、成形体23のスリ
ット孔24の下面23b側、すなわち、アルミナ粉体2
6等との当接面側に荷重や抵抗が作用し、成形体23の
全周が均一に収縮されず、焼成後のフェライトコア20
が、例えば上面側が収縮し過ぎて幅が狭くなり、下面側
の収縮が少なく幅が広いと言った変形が生じる。その結
果、スリット孔24の変形により、フラットケーブル2
5がスリット孔24内に挿通できないとか、外形変形に
より、フェライトコア20が、装置のケースに入らない
等の不都合が発生するため、焼成後に寸法検査を行っ
て、不良品を廃棄しているのが実状である。
ット孔24の下面23b側、すなわち、アルミナ粉体2
6等との当接面側に荷重や抵抗が作用し、成形体23の
全周が均一に収縮されず、焼成後のフェライトコア20
が、例えば上面側が収縮し過ぎて幅が狭くなり、下面側
の収縮が少なく幅が広いと言った変形が生じる。その結
果、スリット孔24の変形により、フラットケーブル2
5がスリット孔24内に挿通できないとか、外形変形に
より、フェライトコア20が、装置のケースに入らない
等の不都合が発生するため、焼成後に寸法検査を行っ
て、不良品を廃棄しているのが実状である。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、焼成時の成形体の変形を防止し
得る、フェライトコアの焼成方法及びその方法によって
得られるフェライトコアを提供することにある。
たもので、その目的は、焼成時の成形体の変形を防止し
得る、フェライトコアの焼成方法及びその方法によって
得られるフェライトコアを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載のフェライトコアの焼成方法は、フ
ェライト粉体を加圧成形することによって、中心部にス
リット孔を有する如く略偏平形状に成形された成形体
を、焼成炉材上で焼成してフェライトコアを得るフェラ
イトコアの焼成方法において、成形体は、その長手方向
の中央部分が、焼成炉材に非接触状態で焼成されること
を特徴とする。また、請求項2記載の焼成方法は、焼成
炉材の上面側に凹部を形成し、この凹部によって、成形
体を焼成炉材に非接触状態にすることを特徴とする。
めに、請求項1記載のフェライトコアの焼成方法は、フ
ェライト粉体を加圧成形することによって、中心部にス
リット孔を有する如く略偏平形状に成形された成形体
を、焼成炉材上で焼成してフェライトコアを得るフェラ
イトコアの焼成方法において、成形体は、その長手方向
の中央部分が、焼成炉材に非接触状態で焼成されること
を特徴とする。また、請求項2記載の焼成方法は、焼成
炉材の上面側に凹部を形成し、この凹部によって、成形
体を焼成炉材に非接触状態にすることを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載のフェライトコアは、
フェライト粉体を加圧成形することによって、中心部に
スリット孔を有する如く略偏平形状に成形された成形体
を、焼成炉材上で焼成して得られるフェライトコアにお
いて、成形体の焼成炉材との当接面側に凹部が形成され
ていることを特徴とする。
フェライト粉体を加圧成形することによって、中心部に
スリット孔を有する如く略偏平形状に成形された成形体
を、焼成炉材上で焼成して得られるフェライトコアにお
いて、成形体の焼成炉材との当接面側に凹部が形成され
ていることを特徴とする。
【0009】
【作用】まず、請求項1記載のフェライトコアの焼成方
法によれば、略偏平形状に成形された成形体を、その長
手方向の中央部分が焼成炉材に非接触状態になる如く載
置して焼成する。成形体の中央部分は、上下面に荷重や
抵抗を受けることがなくなって、略自由に収縮し得る状
態になるため、焼成時に成形体の上下面部が均一に収縮
し、例えばスリット孔の幅が極端に狭まくなる等の変形
が防止される。また、請求項2記載の焼成方法は、焼成
炉材に形成した凹部によって、成形体の長手方向の中央
部分を、焼成炉材に非接触状態とすることができる。
法によれば、略偏平形状に成形された成形体を、その長
手方向の中央部分が焼成炉材に非接触状態になる如く載
置して焼成する。成形体の中央部分は、上下面に荷重や
抵抗を受けることがなくなって、略自由に収縮し得る状
態になるため、焼成時に成形体の上下面部が均一に収縮
し、例えばスリット孔の幅が極端に狭まくなる等の変形
が防止される。また、請求項2記載の焼成方法は、焼成
炉材に形成した凹部によって、成形体の長手方向の中央
部分を、焼成炉材に非接触状態とすることができる。
【0010】また、請求項3記載のフェライトコアによ
れば、成形体の焼成炉材との当接面である下面に、予め
凹部を形成する。この凹部によって、焼成時に、成形体
が焼成炉材と非接触状態で焼成され、成形体の変形が防
止されて、寸法不良の極めて少ないフェライトコアが得
られる。
れば、成形体の焼成炉材との当接面である下面に、予め
凹部を形成する。この凹部によって、焼成時に、成形体
が焼成炉材と非接触状態で焼成され、成形体の変形が防
止されて、寸法不良の極めて少ないフェライトコアが得
られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1〜図3は、本発明に係わるフェライ
トコアの焼成方法を実施し得る焼成炉材を示し、図1が
その斜視図、図2がその断面図、図3がその要部平面図
を示している。焼成炉材1は、例えばアルミナ製で略板
状に形成され、この焼成炉材1の上面1a側には、幅L
の溝状の凹部2が長手方向に沿って形成されている。こ
の凹部2の長手方向に添った左右両側には、上面1aに
対して一段低い段部1cが形成されている。この段部1
cによって、成形体3の位置が揃えられつつ、複数個の
成形体3が段部1c上に載置される。
細に説明する。図1〜図3は、本発明に係わるフェライ
トコアの焼成方法を実施し得る焼成炉材を示し、図1が
その斜視図、図2がその断面図、図3がその要部平面図
を示している。焼成炉材1は、例えばアルミナ製で略板
状に形成され、この焼成炉材1の上面1a側には、幅L
の溝状の凹部2が長手方向に沿って形成されている。こ
の凹部2の長手方向に添った左右両側には、上面1aに
対して一段低い段部1cが形成されている。この段部1
cによって、成形体3の位置が揃えられつつ、複数個の
成形体3が段部1c上に載置される。
【0012】成形体3は、Fe2O3を主成分とするフェ
ライト粉体を、図示しない金型のキャビティ内で加圧成
形することによって成形され、図2及び図3に示す如
く、幅Tで長さW(但しW》T)、高さHの偏平な異形
形状を呈している。この成形体3の中心部には、幅tで
長さwのスリット孔4が形成されている。そして、この
成形体3の下面3bを焼成炉材1の段部1c上に載置
し、従来と同様に、図示しない焼成炉内で、千数百度C
の高温で焼成することによって、図7に示すようなフェ
ライトコア20が製造される。なお、成形体3は、焼成
による収縮分だけその寸法が予め大きく設定されてい
る。
ライト粉体を、図示しない金型のキャビティ内で加圧成
形することによって成形され、図2及び図3に示す如
く、幅Tで長さW(但しW》T)、高さHの偏平な異形
形状を呈している。この成形体3の中心部には、幅tで
長さwのスリット孔4が形成されている。そして、この
成形体3の下面3bを焼成炉材1の段部1c上に載置
し、従来と同様に、図示しない焼成炉内で、千数百度C
の高温で焼成することによって、図7に示すようなフェ
ライトコア20が製造される。なお、成形体3は、焼成
による収縮分だけその寸法が予め大きく設定されてい
る。
【0013】図4は、本発明に係わる焼成方法の具体的
な実施例の結果を示している。この実施例においては、
成形体3の各寸法が、次の如く設定されている。 外形寸法 : 長さW=60mm、幅T=7.5mm、
高さH=14mm スリット孔4の寸法: 長さw=52mm、幅t=1.
65mm
な実施例の結果を示している。この実施例においては、
成形体3の各寸法が、次の如く設定されている。 外形寸法 : 長さW=60mm、幅T=7.5mm、
高さH=14mm スリット孔4の寸法: 長さw=52mm、幅t=1.
65mm
【0014】そして、焼成炉材1の凹部2の幅L(図2
参照)を変化させて、焼成後の成形体3、すなわち、フ
ェライトコア20のスリット孔4の、最も幅tの広い箇
所の寸法d1と、最も幅tの狭い箇所の寸法d2を測定
する。この寸法d1及びd2の差から、変形量d(d=
d1−d2)を算出した結果が、図4のグラフに示され
ている。すなわち、図4のグラフは、横軸が、スリット
孔4の長さwに対する焼成炉材1の凹部2の幅Lの比率
(w/L×100%、以下、寸法比率w/Lと言う)を
示し、縦軸がスリット孔4の変形量dを示している。
参照)を変化させて、焼成後の成形体3、すなわち、フ
ェライトコア20のスリット孔4の、最も幅tの広い箇
所の寸法d1と、最も幅tの狭い箇所の寸法d2を測定
する。この寸法d1及びd2の差から、変形量d(d=
d1−d2)を算出した結果が、図4のグラフに示され
ている。すなわち、図4のグラフは、横軸が、スリット
孔4の長さwに対する焼成炉材1の凹部2の幅Lの比率
(w/L×100%、以下、寸法比率w/Lと言う)を
示し、縦軸がスリット孔4の変形量dを示している。
【0015】このグラフから明かなように、寸法比率w
/Lが、略50%以上の場合に、変形量が0.1mm以
下になる。この変形量dが0.1mm以下であれば、実
使用において問題ないことが確認されている。なお、寸
法比率w/Lの上限については、成形体3の収縮率が1
5%程度であることから、焼成後の成形体3の凹部2内
への落下を防止するために、85%以下が好ましい。し
たがって、寸法比率w/Lは、50%以上で85%以下
が最適となる。
/Lが、略50%以上の場合に、変形量が0.1mm以
下になる。この変形量dが0.1mm以下であれば、実
使用において問題ないことが確認されている。なお、寸
法比率w/Lの上限については、成形体3の収縮率が1
5%程度であることから、焼成後の成形体3の凹部2内
への落下を防止するために、85%以下が好ましい。し
たがって、寸法比率w/Lは、50%以上で85%以下
が最適となる。
【0016】このように、上記実施例においては、成形
体3のスリット孔4の中央部分の下面3bが、焼成炉材
1と接触していないため、成形体3が焼成によって収縮
する際に、局部的な荷重や抵抗をほとんど受けることが
なく、略自由に収縮する。これにより、成形体3が、そ
の外周の全周において略均一に収縮して、変形量dが極
めて小さくなり、実使用上問題となるような成形体3の
変形が防止される。その結果、焼成後の、フェライトコ
ア20の寸法検査における、不良率の大幅な低減が図
れ、製品の歩留まりが向上する。
体3のスリット孔4の中央部分の下面3bが、焼成炉材
1と接触していないため、成形体3が焼成によって収縮
する際に、局部的な荷重や抵抗をほとんど受けることが
なく、略自由に収縮する。これにより、成形体3が、そ
の外周の全周において略均一に収縮して、変形量dが極
めて小さくなり、実使用上問題となるような成形体3の
変形が防止される。その結果、焼成後の、フェライトコ
ア20の寸法検査における、不良率の大幅な低減が図
れ、製品の歩留まりが向上する。
【0017】また、成形体3の長手方向の両端部下面3
bが、焼成炉材1の段部1cに確実に支持されて、焼成
時の移動が防止されると共に、隣合う成形体3がそれぞ
れ離れる方向に収縮するため、成形体3の接触による張
り付きが防止される。さらに、従来のように、匣鉢21
内にアルミナ粉体26やアルミナビーズを敷き詰める作
業が不要となり、焼成作業が容易となる。
bが、焼成炉材1の段部1cに確実に支持されて、焼成
時の移動が防止されると共に、隣合う成形体3がそれぞ
れ離れる方向に収縮するため、成形体3の接触による張
り付きが防止される。さらに、従来のように、匣鉢21
内にアルミナ粉体26やアルミナビーズを敷き詰める作
業が不要となり、焼成作業が容易となる。
【0018】なお、上記実施例における、成形体3や焼
成炉材1の形状は一例であって、例えば成形体3のスリ
ット孔4の幅tを長さwに対して、比較的大きく設定し
ても良いし、焼成炉材1の段部1cをなくし、成形体3
を上面1a上に載置したり、あるいは、凹部2の長手方
向の両端部が、上面1aと同一高さになるするように構
成しても良い。
成炉材1の形状は一例であって、例えば成形体3のスリ
ット孔4の幅tを長さwに対して、比較的大きく設定し
ても良いし、焼成炉材1の段部1cをなくし、成形体3
を上面1a上に載置したり、あるいは、凹部2の長手方
向の両端部が、上面1aと同一高さになるするように構
成しても良い。
【0019】図5及び図6は、本発明に係わる焼成方法
によって得られる、フェライトコアの一実施例を示して
いる。このフェライトコアは、成形体13のスリット孔
14部の下面13bに、凹部12が形成されていること
を特徴とする。この成形体13は、次のようにして焼成
される。すなわち、成形体13の下面13bに相当する
図示しない金型に、凹部(図示せず)を形成し、この金
型によって成形体13を加圧成形する。
によって得られる、フェライトコアの一実施例を示して
いる。このフェライトコアは、成形体13のスリット孔
14部の下面13bに、凹部12が形成されていること
を特徴とする。この成形体13は、次のようにして焼成
される。すなわち、成形体13の下面13bに相当する
図示しない金型に、凹部(図示せず)を形成し、この金
型によって成形体13を加圧成形する。
【0020】これにより、成形体13の下面13bに凹
部12が形成され、この成形体13を、例えば、従来と
同様のアルミナ粉体26やアルミナビースを敷き詰めた
匣鉢21上に載置して焼成する。アルミナ粉体26等の
凹凸等は、凹部12によって吸収されて、成形体13と
接触することがない。なお、凹部12の深さh(図5参
照)は、0.1mm以上が好ましい。このように構成し
ても、成形体13の下面13bの長手方向の中央部分が
匣鉢21には接触せず、焼成時の成形体13の変形が防
止され、寸法不良の極めて少ないフェライトコアが得ら
れる。
部12が形成され、この成形体13を、例えば、従来と
同様のアルミナ粉体26やアルミナビースを敷き詰めた
匣鉢21上に載置して焼成する。アルミナ粉体26等の
凹凸等は、凹部12によって吸収されて、成形体13と
接触することがない。なお、凹部12の深さh(図5参
照)は、0.1mm以上が好ましい。このように構成し
ても、成形体13の下面13bの長手方向の中央部分が
匣鉢21には接触せず、焼成時の成形体13の変形が防
止され、寸法不良の極めて少ないフェライトコアが得ら
れる。
【0021】なお、上記各実施例においては、焼成炉材
1もしくは成形体3に凹部2もしくは凹部12を形成し
て非接触状態としたが、例えば、焼成炉材1と成形体3
の両方に凹部を形成して、非接触状態にする等、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能である
ことは言うまでもない。
1もしくは成形体3に凹部2もしくは凹部12を形成し
て非接触状態としたが、例えば、焼成炉材1と成形体3
の両方に凹部を形成して、非接触状態にする等、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能である
ことは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のフェライ
トコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェラ
イトコアにあっては、成形体の長手方向の中央部分を焼
成炉材と非接触状態で焼成することにより、焼成時の成
形体の変形を防止することができる等の効果を奏する。
トコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェラ
イトコアにあっては、成形体の長手方向の中央部分を焼
成炉材と非接触状態で焼成することにより、焼成時の成
形体の変形を防止することができる等の効果を奏する。
【図1】本発明に係わるフェライトコアの焼成方法を実
施し得る焼成炉材の斜視図
施し得る焼成炉材の斜視図
【図2】同その断面図
【図3】同その要部平面図
【図4】同具体的実施例の変形量の結果を示すグラフ
【図5】本発明に係わるフェライトコアの側面図
【図6】同その底面図
【図7】本発明に係わるフェラィトコアの使用方法の一
例を示す斜視図
例を示す斜視図
【図8】従来のフェライトコアの焼成方法を実施し得る
匣鉢の斜視図
匣鉢の斜視図
1・・・・・・・・焼成炉材 1a・・・・・・・上面 1c・・・・・・・段部 2・・・・・・・・凹部 3・・・・・・・・成形体 3b・・・・・・・下面 4・・・・・・・・スリット孔 12・・・・・・・凹部 13・・・・・・・成形体 13b・・・・・・下面 14・・・・・・・スリット孔 20・・・・・・・フェライトコア 21・・・・・・・匣鉢(焼成炉材) 23・・・・・・・成形体 24・・・・・・・スリット孔 25・・・・・・・フラットケーブル 26・・・・・・・アルミナ粉体
Claims (3)
- 【請求項1】フェライト粉体を加圧成形することによっ
て、中心部にスリット孔を有する如く略偏平形状に成形
された成形体を、焼成炉材上で焼成してフェライトコア
を得るフェライトコアの焼成方法において、前記成形体
は、その長手方向の中央部分が、前記焼成炉材に非接触
状態で焼成されることを特徴とする、フェライトコアの
焼成方法。 - 【請求項2】前記焼成炉材の上面側に凹部を形成し、こ
の凹部によって、前記成形体を焼成炉材に非接触状態に
することを特徴とする、請求項1記載のフェライトコア
の焼成方法。 - 【請求項3】フェライト粉体を加圧成形することによっ
て、中心部にスリット孔を有する如く略偏平形状に成形
された成形体を、焼成炉材上で焼成して得られるフェラ
イトコアにおいて、前記成形体の焼成炉材との当接面側
に凹部が形成されていることを特徴とするフェライトコ
ア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141202A JPH07315917A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | フェライトコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェライトコア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141202A JPH07315917A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | フェライトコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェライトコア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07315917A true JPH07315917A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15286527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6141202A Pending JPH07315917A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | フェライトコアの焼成方法及びその方法によって得られるフェライトコア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07315917A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100359264B1 (ko) * | 1999-01-06 | 2002-11-04 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 자성체 코어의 소결방법 |
| KR100359576B1 (ko) * | 1999-03-11 | 2002-11-07 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 자기코어 소성방법 |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP6141202A patent/JPH07315917A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100359576B1 (ko) * | 1999-03-11 | 2002-11-07 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 자기코어 소성방법 |
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