JPH07317142A - 木造住宅の建築工法 - Google Patents
木造住宅の建築工法Info
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- JPH07317142A JPH07317142A JP11069794A JP11069794A JPH07317142A JP H07317142 A JPH07317142 A JP H07317142A JP 11069794 A JP11069794 A JP 11069794A JP 11069794 A JP11069794 A JP 11069794A JP H07317142 A JPH07317142 A JP H07317142A
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Abstract
施工性にすぐれると共に、解体に際しては、多大の時間
と労力を必要とすることなく、且つ、部材の再利用が可
能な状態で、最大限に回収できる建築工法の提供を目的
とする。 【構成】 建屋の屋根パネル等構造物、開口部枠等の造
作物、サイディング等仕上げ材、また、ユニットバス等
住宅設備部品を工場で作製し、建築現地においては、必
要に応じて部材を作製して補うと共に、これらの部材
を、その製品単位に、釘や接着材を使わずに、ネジ止め
や嵌合等解体可能な接合手段により組み立てを行うこと
により、建屋解体時、部材を製品単位に再利用可能状態
に回収できるようにした建築工法とする。
Description
材のリサイクルを配慮した新規な建築工法に関する。
ル等建物の主要な部分を、ある程度まで工場で効率的に
仕上げて現地に搬入し、現地での作業をできるだけ簡略
化して建築のコストの節減及び工期の短縮を図る手法が
とられるようになってきている。例えば、壁パネルと床
パネルを組み合わせた建物本体からなる建物ユニットと
屋根構成材を一体化した屋根ユニットとをそれぞれ現地
に搬入して現地で組み立てるユニット工法も提案されて
いる。
おいて、木材や石油等、限りある地球上の自然資源の節
約や有効利用を図る運動が高まっており、建築分野にお
いても、木材の安定供給について先行き不透明なところ
があり、部材の有効利用や不要副産物の発生抑制につい
て関心が払われるようになっている。これまで、短期間
の起居を目的とした仮設住宅の建築のように建築資材の
回収再利用を行うことを前提としたものや、改築取り壊
しに際して柱材等特に貴重な資材を回収する例外的なも
のはあったが、いずれもごく小規模なものに過ぎず、一
般の木造住宅においては、その資材の再利用を目的とし
た回収には多大の時間と人手を必要とし、むしろ、効率
的な作業が重んじられることから、建屋の改築の場合に
は、既設の建屋はブルドーザやパワーショベルを使用し
て殆ど原形を止めない状態にまで破壊し、効率的に搬出
して産業廃棄物として埋め立て処分等に供しているのが
通常である。
宅を対象とし、建築における現地施工性にすぐれると共
に、解体に際しては、多大の時間と労力を必要とせず
に、部材が再利用可能な状態で最大限に回収できる建築
工法の提供を目的とするものである。
め、本発明は、木造住宅における部材を、製品単位に、
解体可能な接合手段により、組み立てる木造住宅の建築
工法を、前記部材が工場で生産された部材を主体とする
木造住宅の建築工法を、また、前記接合手段がねじ止め
手段を主体とする木造住宅の建築工法を、さらに、前記
部材が構造材または造作材または仕上げ材あるいは住宅
設備部品であるところの木造住宅の建築工法を、そし
て、前記構造材がパネル体である木造住宅の建築工法を
提案するものである。
造材を、例えばパネル体という製品単位で工場生産して
建築現地に搬入し、また、工場で生産される造作材、仕
上げ材さらには住宅設備部品等製品部材を現地で加工を
必要としない状態で出荷し、これらの部材を、必要に応
じて現地で部材を作製して補い、従来一般的な釘打ちや
接着等原形状態に戻すのが困難な接合手段によることな
く、ネジ類、あるいは部材同士の嵌合等の接合手段を利
用して組み立てることにより、建築において施工が効率
的に行われ、解体においては、ネジ類を緩める等によっ
て脱着させることにより、部材を損傷させることなく製
品単位に解体させることができ、リフレッシュ処理を施
しあるいは施すことなく再利用することができる。
おける本発明の建築工法を説明する。図1は、工場で作
製され、建築現地に搬入される構造材としての壁組を示
している。開口部を有するこの壁組1は、上枠2とたて
枠3と下枠4と頭つなぎ5と隅柱6、さらに、開口部の
ためのまぐさ7とまぐさ受け8とまぐさ上部たて枠9等
を組み合わせて枠組みし、片面に構造用壁下張り材10
を張着している。この壁組1は、工場において設計に従
って効率的に一体に釘打ちされ、強固な耐力壁に仕上げ
られている。なお、開口部の掃出し部分には開き止め材
11を施して出荷され、現地施工に際して取り除くよう
にしている。
のように、下枠4から床パネル12へのインパクトレン
チ等によるスクリューネイル13のネジ止めにより、床
パネル12に固定すると共に、隣合う壁組1,1間で
は、一方の端部のたて枠3から他方のたて枠3とかい木
14と合わせたて枠15とで構成された隅柱6へのスク
リューネイル13のネジ止めを行って固定する。これら
の固定は、従来、すべて釘打ちによって行われていたも
のである。
対の壁組16A,16B上に、工場で作製され搬入され
た構造材の天井根太パネル17と屋根トラス18と屋根
パネル19を取り付けて構成している。即ち、天井根太
パネル17は天井根太材を釘打ちにより一体に枠組みす
ることにより形成され、屋根トラス18はまた上弦材と
下弦材にたて材や斜め材を組み合わせ、その接合部をネ
イルプレートで強固に緊結してあり、屋根パネル19
は、図4に示したように、たる木材に相当するたて枠材
20と横枠材21とを釘打ちして形成される木枠組に屋
根下張り材受け材22を施し、片面に構造用合板等面板
による屋根下張り材23を釘打ちすることにより一体の
強固なパネルに形成されている。
16B上に天井根太パネル17を載架し、図5のよう
に、壁組16A(16B)の頭つなぎ24に対し、スク
リューネイル25による緊結を行うと共に、壁組16A
(16B)直上の天井根太パネル17の横枠材上に屋根
パネル受け材26を木ネジによって止め付ける。そし
て、屋根トラス18は各天井根太パネル17間に下端部
を挟持させる形に配置し、壁組の頭つなぎ24にネジ止
めする。さらに、棟木27や母屋28をネジ止めによっ
て取り付けることにより小屋枠組が構成される。屋根パ
ネル19は、施工に際し、クレーンによりこの小屋枠組
上の所定位置に載置され、この屋根パネル19の上面か
ら、スクリューネイル29を屋根パネル19のたて枠材
や横枠材を貫通して屋根パネル受け材26に、また、前
記棟木27や母屋28にネジ止めして強固な緊結を行
う。
の取り付け状況を示す部分斜視図であり、瓦板状に成形
された石綿スレート板31は防水紙32を介して屋根パ
ネル33上に、その先端部を下段の石綿スレート板31
に重畳させ、その基端部を、従来の釘打ちに代わり、木
ネジ34によって一枚づつネジ止めしていくことによ
り、葺き上げられる。
に釘打ちを併用し、接着剤によって床パネル上に貼着し
ていた床仕上げ材のフローリングをいわゆる置敷きす
る。図7はフローリング35の敷裝状況を示す図で、所
定寸法のフローリング35の側端部を凸条部又は凹溝部
に形成し、床パネル36の上に硬質のゴムシート37を
敷き、このゴムシート37上にフローリング35を置敷
きする。フローリング35は隣り合うフローリング35
に対して、例えば、図示矢印の方向に押しつけて側端部
の凹凸を合わせる本実張りによって着実に置敷きするこ
とができる。ゴムシート37は床パネル36とフローリ
ング35に馴染み、がたつきやきしみを抑える。また、
このフローリング35は、従来のような接着や釘打ちが
ないので、建屋解体時等における剥離が容易である。
ィングの取り付け状況を示す図で、建屋の壁組38に、
防水紙を介して、サイディング39をサイディング取り
付け金具40によって保持させるようにする。サイディ
ング取り付け金具40は板状体を折曲して断面台形状の
平坦面40aを形成し、その平坦面40aに断面Y字形
の係止部40bを溶接により固定してあり、そして、一
方の斜面状脚部40cは、ネジ用孔を形設して先端は平
坦面40aと平行な当て板部40dとしてある。サイデ
ィング39は、その上端縁を前記のサイディング取り付
け金具40に下方から係合できる形状に形設してあり、
また、下端縁は上端縁と対称的な形にサイディング取り
付け金具40に上方から係合できるように形設してあ
る。
具40に係止保持された下部側のサイディング39の上
端縁にサイディング取り付け金具40を嵌入し、その両
脚部を壁組38に押し当てた形で、脚部のネジ用孔を使
用して木ネジ41を壁組38にねじ込むことにより、下
部側のサイディング39が固定される。次に、このサイ
ディング取り付け金具40に上方から上部側のサイディ
ング39の下端縁を嵌入することによりこのサイディン
グ39を係止させることができる。壁組38の同じ高さ
の2か所以上の部位において、併行して、サイディング
39に嵌入し、また、サイディング39を嵌入させなが
ら、このサイディング取り付け金具40を木ネジ41に
よって取り付けて行くことにより、サイディング39を
釘打ちすることなく、壁組38の上に取り付けて行くこ
とができ、さらに、上記と逆の順序で、このサイディン
グ取り付け金具40を外して行くことにより、サイディ
ング39を傷めることなく回収することができる。
ング44によって壁パネル45に取り付けられている状
況を示している。この場合、従来は、壁パネルと出入口
枠とに跨がるケーシングに接着剤を塗布することにより
それぞれに接合するようにしていた。
ング44,46は、出入口枠43の両側面に形設したた
て溝43a,43bに端部を嵌合させると共に、他の端
部が壁パネル45の両表面にそれぞれ当接するように配
置されるものであるが、本発明においては、各ケーシン
グ44,46の表面にたて溝44a,46aを形設し、
このたて溝44a,46a部分において壁パネル45の
壁下張り材47と内部木枠48に達する木ネジ49,5
0を螺入してケーシング44,46を固定し、固定後、
このたて溝44a,46aにゴム材による目地棒51,
52を嵌入してネジ部分を隠蔽するものである。また、
開き戸用の戸当り53は、従来の接着剤による接合に代
えて、出入口枠43にたて溝43cを形設し、このたて
溝43cに戸当り53を嵌入し、その表面からキャップ
付き木ネジ54で固定するようにし、木ネジ54にキャ
ップ54aを施すことにより、その美観が損なわれない
ようにする。このような接合手段とすることにより、従
来の接着剤による接合手段とは異なり、取り外しが容易
に可能となり、ケーシング44,46と共に出入口枠4
3の回収が容易となり、戸当り53が傷んだりした場合
の交換も容易に可能となる。
部品にも適用される。図12はユニットバスにおける本
発明の実施例を示すもので、このユニットバス56は工
場で生産され、浴槽本体57と洗い場となる防水床58
と浴室の内壁を構成する防水壁59とを1セットとして
現地に搬入される。防水壁59は折り畳み自在に形成さ
れ、適当な間隔で取り付け部60を形設してある。この
取り付け部60は、図13に示すように、断面コ字形に
外方に突出するたて方向の突条に形設され、この取り付
け部60を室内壁61に当接させ、凹底側から木ネジ6
2をねじ込むことにより固定される。この取り付け部6
0には、取り付け後、ゴム製の中空目地棒63を嵌入さ
せることにより、防水と外観の美観保持が図られるよう
にしてある。また、浴槽本体57と防水床58は所定の
浴室床64上に置き、浴槽本体57と防水床58とを防
水性の接着テープ65を介在させ、ステンレス鋼製の取
り付けボルト66とナット67により、両者間を緊結す
ることができる。
ける木造住宅によって説明したが、本発明の工法は、こ
れに限ることなく、パネル化された壁や床等を用いる軸
組構造のパネル工法等にも適用できるものである。
の建築工法によれば、建設現地において、工場生産によ
る部材を主体に、製品部材単位にネジ止め等の解体可能
な接合手段によって組み立てるようにするので、施工性
がよく、解体に際しても、従来のように多大の時間と労
力を必要とせずに、木造住宅における部材を、少なくと
も製品単位に解体ができ、必要に応じてリフレッシュ処
理をした上で再び住宅建築に利用できる部材が回収でき
るという効果が得られる。また、本建築工法によれば、
クロス、タイル、モルタル、コンクリート等原形での回
収が困難な材料を除き、建屋の部材は80パーセント程
度までは回収することが可能となるものであり、自然資
源の節減または有効利用に資するところが大である。さ
らには、本建築工法によれば、回収された部材を利用し
た建造物に関しては、新規部材に係る材料費、製作費、
部材設計費等が省かれるため、大幅な建築費用の節減が
可能になるという付帯的効果も得られるものである。
壁組の斜視図である。
である。
根構造を示す部分斜視図である。
図である。
である。
る。
る。
る。
ある。
る。
示す部分斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 木造住宅における部材を、製品単位に、
解体可能な接合手段で組み立てることを特徴とする木造
住宅の建築工法。 - 【請求項2】 前記部材が工場で生産された部材を主体
とすることを特徴とする木造住宅の建築工法。 - 【請求項3】 前記接合手段がねじ止め手段を主体とす
ることを特徴とする請求項1記載の木造住宅の建築工
法。 - 【請求項4】 前記部材が構造材であることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の木造住宅の建築工法。 - 【請求項5】 前記構造材がパネル体であることを特徴
とする請求項3記載の木造住宅の建築工法。 - 【請求項6】 前記部材が造作材であることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の木造住宅の建築工法。 - 【請求項7】 前記部材が仕上げ材であることを特徴と
する請求項1または請求項2記載の木造住宅の建築工
法。 - 【請求項8】 前記部材が住宅設備部品であることを特
徴とする請求項1または請求項2記載の木造住宅の建築
工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110697A JP3018222B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 木造住宅の建築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110697A JP3018222B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 木造住宅の建築工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317142A true JPH07317142A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3018222B2 JP3018222B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=14542165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6110697A Expired - Lifetime JP3018222B2 (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 木造住宅の建築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018222B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107965069A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-04-27 | 张家口绿汇建筑科技有限公司 | 墙体构建中装配式墙板的固定机构及其施工方法 |
| CN107989224A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-05-04 | 张家口绿汇建筑科技有限公司 | 一种用于装配式房屋墙角处的连接机构及其施工工艺 |
| CN110106968A (zh) * | 2019-05-15 | 2019-08-09 | 昆明市建筑设计研究院股份有限公司 | 一种竹建筑及其竹支撑建筑架体 |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| CA3048649A1 (en) | 2017-01-13 | 2018-07-19 | The Research Foundation For The State University Of New York | Chopped passive infrared sensor apparatus and method for stationary and moving occupant detection |
Citations (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPS60141937A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-27 | 江上 正治 | 組立家屋 |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP6110697A patent/JP3018222B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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| JPS60141937A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-27 | 江上 正治 | 組立家屋 |
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| CN107989224B (zh) * | 2018-01-11 | 2019-12-10 | 张家口绿汇建筑科技有限公司 | 一种用于装配式房屋墙角处的连接机构及其施工工艺 |
| CN110106968A (zh) * | 2019-05-15 | 2019-08-09 | 昆明市建筑设计研究院股份有限公司 | 一种竹建筑及其竹支撑建筑架体 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3018222B2 (ja) | 2000-03-13 |
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