JPH07317204A - 複合パネルの製造方法 - Google Patents
複合パネルの製造方法Info
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Abstract
び表面強度などが大きい複合パネルを能率よく製造する
ことが可能な複合パネルの製造方法をうる。 【構成】 パネル供給装置1が送出した発泡プラスチッ
クパネル3の両面に金網6a,6b を重ねて、その金網6a,6
b に重ねて発泡プラスチックパネル3の両面にプラスチ
ックシート9a,9b を重ねる。この状態でプラスチックシ
ート9a,9b を溶着可能な温度に、加熱空気で加熱した加
熱ロール12で加熱してから、プラスチックシート9a,9b
と金網6a,6b を加圧ロール14a,14b で加圧し、かつエン
ドレスチエンに加圧プレート18を固着してなる加圧装置
16a,16b でプラスチックシート9a,9b と金網6a,6b を加
圧して、発泡プラスチックパネル3の両面にプラスチッ
クシート9a,9b を溶着する。
Description
てコンクリートを用いて壁や床その他の構造物を構成す
る場合の枠板、または建築物などを構成する壁材などと
しての構造材や遮音壁、仕切壁その他の用途に使用され
る発泡プラスチックからなる複合パネルの製造方法に関
する。
用いて壁や床その他の構造物を構成する場合に使用され
る枠板は、一般に木板で構成されている。この枠板は木
板の片面周縁などに木材からなる補強棒材を固着し構成
されている。また、金属板で構成した枠板も知られてい
る。また、建築物を構成する壁材などとして使用される
複合パネルとして、例えば、実公昭63−7606号公
報に開示されたものが知られている。この公告公報に開
示された複合パネルは、硬質発泡ポリウレタンパネルの
両面に硬質のプラスチック板を貼着してなるものであ
る。前記発泡パネルを構成するプラスチックとしては、
エポキシ樹脂とフェノール樹脂が開示されている。
トの枠板において、木板を使用したものは、木板の片面
周縁部などに木材からなる補強棒材を釘で固着し形成し
ている。したがって、製造に多くの手間を要する課題が
ある。また、木材は天然材であるから環境に対する影響
が大きく、その使用量を少なくすることが求められてい
る。そして、木板は表面に硬化したコンクリートがかな
り強固に付着するので、乾燥固化したコンクリートから
枠板を分離する手間がかなり多くなり、かつコンクリー
トの一部が枠板に固着して構造物の表面から剥離するよ
うな場合も生じる課題がある。鉄などの金属板からなる
枠板も、その金属板の片面周縁部などに補強棒材を溶接
などで固着することが必要であるから、製造能率が低く
かつ高価になるなどの課題がある。
れた複合パネルは、硬質発泡ポリウレタンパネルの両面
に硬質プラスチック板を貼着したものである。この複合
パネルを前記コンクリート用の型枠として使用すれば、
木材からなる型枠のように、その表面に乾燥硬化したコ
ンクリートが強固に付着することの問題をほぼ解決する
ことができる。しかし、この複合パネルは曲げ強度が小
さいのでコンクリートの型枠として使用することが困難
な課題がある。そして、硬質発泡ポリウレタンパネルの
両面に硬質のプラスチック板を接着剤で貼着しているの
で、接着剤の塗布が必要であり、製造能率が低くなる課
題がある。また、前記硬質発泡ポリウレタンパネルに変
えて、発泡スチロールパネルを使用して、その表面に接
着剤を塗布すると、その接着剤の溶剤で発泡スチロール
パネルの表面が溶解するので、その表面に対するプラス
チック板の固着が困難になる課題が生じる。
のであって、比較的軽量で取扱いが容易であり、かつコ
ンクリートなどからなる構造物の表面を平滑に構成する
ことが可能であるとともに、曲げ強度及び表面強度など
が大きくて、型枠や建築物などを構成する壁材などとし
ての構造材や各種の用途の遮音壁、仕切壁その他に使用
することが可能であり、かつほぼ任意の発泡プラスチッ
クパネルを用いた複合パネルを能率よく製造することが
可能な複合パネルの製造方法をうることを目的とする。
ネルの製造方法は、搬送手段で搬送する発泡プラスチッ
クパネルの両面または片面に金属またはプラスチックか
らなる補強網状材を供給して重ね、かつほぼ伸長しない
熱可塑性のプラスチックシートを前記発泡プラスチック
パネルの両面側に供給して前記補強網状材を介して発泡
プラスチックパネルの両面に重ねてから、内部に加熱体
を設けて加熱した加熱ロールで前記各プラスチックシー
トを溶着可能な温度に加熱して、エンドレスに構成され
て回転する移送体の外面に、その回転方向に交差させて
回転方向に並べて取付けた帯状の加圧プレートで、前記
加熱された両プラスチックシートを発泡プラスチックパ
ネルに加圧して、前記補強網状材と共に発泡プラスチッ
クパネルの各表面に各プラスチックシートを溶着するこ
とを特徴とする。
ラスチックとしては、例えば、ポリスチロールや硬質ポ
リウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを挙げ
ることができる。一方、発泡させないプラスチックシー
トを構成する熱可塑性プラスチックは、前記発泡プラス
チックパネルを構成した各プラスチックが使用可能であ
り、かつポリ塩化ビニルその他のほぼ伸長しないプラス
チックも使用することが可能である。発泡プラスチック
パネルとプラスチックシートを構成する各プラスチック
は、同じにすることがそれらの溶着に対して適するが、
異なるプラスチックで構成することも可能である。発泡
プラスチックパネルとプラスチックシートの各厚さは、
パネルの用途などに対応して任意に設定することができ
るものであって、発泡プラスチックパネルの厚さとして
は、例えば、10〜50mm程度を挙げることができる
が、更に厚くすることも可能である。プラスチックシー
トは発泡プラスチックパネルを補強するものであり、例
えば、0.2〜2mm程度の厚さを挙げることができ、そ
の加熱温度は使用するプラスチックに対応して設定する
ものである。
網状材としては、鉄や軟質鋼などの金属線材を互いに交
差させて配置し、その各交点を互いに溶接で結合した格
子状などの金網、または金属やプラスチックからなる板
に間隔をおいて多数の切目を入れ、その板を引き伸して
なるラスその他と称される網状材も使用可能である。ま
た、金属またはプラスチックからなる2本の線材を順次
に互いに撚合して亀甲状や方形状などの目を形成した撚
合網も補強網状材として使用できる。前記補強網状材を
構成するプラスチックは任意であり、例えば、ポリエス
テルやポリアミド、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルな
どを挙げることができる。
ラスチックのみからなるパネルが使用できるが、発泡プ
ラスチックパネル自体を補強するため、その厚さ方向の
中心部などに、軟鋼線または鉄の線材を間隔をおいて縦
横に配置し、その各交点を溶接で一体化した金網を埋め
込んだ発泡プラスチックパネルも使用可能である。前記
補強用の金網は、その一部を折曲して補強したもの、ま
たは全体が直線状の金網の1枚もしくは複数枚を平行状
に重ねて配置することができる。
は、搬送している発泡プラスチックパネルの両面または
片面に補強網状材を重ねるとともに、プラスチックシー
トを前記発泡プラスチックパネルの両面側に重ねる。そ
して、内部に加熱体を設けた加熱ロールで前記各プラス
チックシートを溶着可能な温度に加熱して、その両プラ
スチックシートを加圧して発泡プラスチックパネルに溶
着することで、前記補強網状材も固着するものてある。
このように、加熱ロールで溶着可能な温度に加熱したプ
ラスチックシートを発泡プラスチックパネルに溶着する
ものであり、発泡プラスチックパネルは直接には加熱し
ない。したがって、発泡プラスチックパネルが比較的融
点が低いポリスチロールで形成されている場合でも、そ
の発泡プラスチックパネルの表面を溶解させるなどの熱
の影響をほぼ及ぼさないから、ポリスチロールその他の
ほぼ任意のプラスチックからなる発泡プラスチックパネ
ルの各表面にプラスチックシートを強固に溶着できる。
その発泡プラスチックパネルの両面または片面に固着し
た金属やプラスチックの補強網状材と、各表面に固着し
たほぼ伸長しないプラスチックシートとが表面強度を大
きくしている。したがって、複合パネルの表面の変形な
どを防止し、かつその曲げ強度が大きく向上させること
が可能である。また、補強網状材は、それに重なったプ
ラスチックシートを補強するから、プラスチックシート
の変形もより確実に防止し、かつ補強網状材が発泡プラ
スチックパネルから剥離することをプラスチックシート
が防止し、かつ強網状材が金属で構成されされていると
きは、それらに錆が生じるようなことをプラスチックシ
ートが防止する。前記補強網状材として、互いに交差さ
せた金属線の交点を溶接で一体に結合した金網、または
メタルラスを使用すると、複合パネルに部分的に作用す
る外力を、前記一体の金網またはメタルラスが支承し広
い範囲に分散させて、より大きい外力に耐えることを可
能にする。
ートの型枠または建築物などを構成する壁材などとして
の構造材や遮音壁、仕切壁その他の用途に使用すること
が可能であり、プラスチックシートが複合パネル表面の
汚染や破損などを防止する。また、コンクリートの枠板
として使用した場合には、プラスチックシートの表面に
はコンクリートがほとんど接着しないから、コンクリー
ト構造物からの枠板としての複合パネルの分離が容易で
ある。
を図1〜6に示した製造装置について説明する。図1〜
6において、1はパネル供給装置で、これはエンドレス
の搬出コンベア2の上側に、発泡プラスチックパネル3
を重ねて収容する収容部4を設けて構成されている。5
は支持フレームで、その上下部にロール状に巻かれた補
強網状材としての金網6a,6b が軸架されている。この金
網6a,6b は軟質鋼線を縦横にかつ間隔をおいて配置し
て、その各交点を溶接で一体に結合してなるものである
(図6参照)。このように、線材の各交点を溶接で結合
した金網としては、前記各軟質鋼線などの線材を、金網
の幅方向と長さ方向とにほぼ平行に配置したものと、縦
横の各線材を金網の幅方向に対して傾斜させたものがあ
るが、そのいずれも使用可能である。7は前記パネル供
給装置1が送出した発泡プラスチックパネル3の両面に
位置した一対の回転可能なガイドロールで、このガイド
ロール7,7の周面に重ねた金網6a,6b を発泡プラスチ
ックパネル3の両面に重ねる。8は軸架された金網6a,6
b とガイドロール7,7間に配置された一対の予熱ボッ
クスで、これらを通過させて金網6a,6b をガイドロール
7,7に導くように構成されている。予熱ボックス8内
には加熱空気を供給して、これを通過する金網6a,6b の
それぞれを予熱するように構成されている。
ム5に軸架した、ロール状に巻かれたポリスチロールか
らなる発泡させていないプラスチックシートで、このプ
ラスチックシート9a,9b のそれぞれを、一対の予熱ケー
ス10に導入し予熱してから、一対の回転可能な案内ロー
ル11の周面に添わせて前記金網6a,6b に重ねるように構
成されている。前記予熱ケース10内には加熱空気を供給
して、これを通過するプラスチックシート9a,9b のそれ
ぞれを予熱するように構成されている。12は発泡プラス
チックパネル3の両面に金網6a,6b を介して重ねたプラ
スチックシート9a,9b のそれぞれに重ねて回転可能に配
置された複数対の金属からなる加熱ロールで、これらの
各加熱ロール12はパイプ状に形成し、その内部に加熱空
気を供給して加熱するように構成されている。前記予熱
ボックス8、予熱ケース10、加熱ロール12を加熱する熱
源としては、前記加熱空気に代えてスチームやヒーター
を使用することも可能である。
をプラスチックシート9a,9b のそれぞれが通過したとき
に、ポリスチロールからなるプラスチックシート9a,9b
のそれぞれを発泡プラスチックパネル3に加圧溶着する
ことが可能な温度に加熱することが可能に構成されてい
る。ポリスチロールからなるプラスチックシート9a,9b
の加熱温度は摂氏100〜120度程度に加熱すること
で溶着の目的を達することが可能であるが、好ましくは
摂氏105〜115度である。13は加熱空気供給装置
で、これが加熱ロール12と予熱ボックス8、予熱ケース
10のそれぞれに加熱空気を供給する。
チックシート9a,9b のそれぞれに重ねた一対の加圧ロー
ルで、この一対の加圧ロール14a,14b でプラスチックシ
ート9a,9b と金網6a,6b を発泡プラスチックパネル3の
両面に加圧し溶着する。15は案内ロール11と各加熱ロー
ル12及び加圧ロール14の範囲を収容した保温ボックス
で、この保温ボックス15で加熱したプラスチックシート
9a,9b の温度低下を防いで、発泡プラスチックパネル3
に対するプラスチックシート9a,9b の溶着を確実化して
いる。なお、前記ガイドロール7,7と案内ロール11,1
1 及び加熱ロール12、加圧ロール14a,14b で、パネル供
給装置1から搬出した発泡プラスチックパネル3を搬送
するように示しているが、前記各ロール以外に発泡プラ
スチックパネル3の搬送ロールを必要に応じて設ける。
スチックシート9a,9b のそれぞれに重ねて設けられた加
圧装置で、これらは図3〜4に示したように、一対の搬
送体としてのエンドレスチエン17a,17b に架設状に、か
つ進行方向にほぼ接触させて加圧プレート18を固着して
構成されている。19a,19b は前記エンドレスチエン17a,
17b を支持したスプロケットホイールで、このスプロケ
ットホイール19a,19b間に、プラスチックシート9a,9b
に接する各加圧プレート18をプラスチックシート9a,9b
に圧接させるローラその他の加圧手段(図示省略)を設
けている。20は加圧装置16a,16b から送出された複合パ
ネルで、これを支承台21で支承する。
は、例えば、厚さが20mmで所要の大きさに形成された
ポリスチロールからなる発泡プラスチックパネル3を重
ねて収容部4に収容して、その発泡プラスチックパネル
3の1枚ずつを搬出コンベア2で搬出する。そして、支
持フレーム5に軸架したロール状の金網6a,6b を繰り出
し、それらを予熱ボックス8,8を通過する間に予熱し
て、ガイドロール7,7で前記発泡プラスチックパネル
3の両面に重ねる。前記金網6a,6は、直径が約0.5mm
の軟鋼線を各12mmの間隔をおいて縦横に配置し、その
各交点を溶接で一体に固着してなるものである。また、
支持フレーム5に軸架したロール状のポリスチロールか
らなるプラスチックシート9a,9b を繰り出し、それらを
予熱ケース10,10 を通過する間に予熱して、案内ロール
11,11 で前記金網6a,6b のそれぞれに重ねる。前記プラ
スチックシート9a,9b としては、厚さが5mmのシートを
使用した。
ル3の両面に金網6a,6b を介して重ねたプラスチックシ
ート9a,9b を、複数対の加熱ロール12,12 を通過する間
に加熱して、プラスチックシート9a,9b のそれぞれを摂
氏110度程度に加熱してから、そのプラスチックシー
ト9a,9b を加圧ロール13a,13b で発泡プラスチックパネ
ル3に加圧し溶着する。このとき、金網6a,6b も加熱ロ
ール12,12 で加熱されているから、加圧ロール14a,14b
によるプラスチックシート9a,9b の加圧で金網6a,6b
は、発泡プラスチックパネル3の各表面に容易に埋め込
み状になり、かつプラスチックシート9a,9b の溶着を促
進する。しかも、前記各加熱ロール12によるプラスチッ
クシート9a,9b の加熱と、加圧ロール14a,14b による加
圧は、保温ボックス15内で進行するから、プラスチック
シート9a,9b と金網6a,6b の加熱を効率よく行い、かつ
その温度の維持が容易であるから、加圧ロール14a,14b
による発泡プラスチックパネル3に対するプラスチック
シート9a,9b の加圧溶着も十分に行うことが可能であ
る。
プラスチックパネル3と金網6a,6b,及びプラスチックシ
ート9a,9b が、進行している加圧装置16a,16b 間に搬入
されるから、プラスチックシート9a,9b を金網6a,6b を
介して加圧装置16a,16b の各加圧プレート18,18 が連続
的に加圧して、発泡プラスチックパネル3に対する金網
6a,6b,及びプラスチックシート9a,9b の溶着を促進す
る。そして、加圧装置16a,16b 間を通過する間にプラス
チックシート9a,9b の温度が徐々に低下し硬化して、発
泡プラスチックパネル3に対して金網6a,6b 及びプラス
チックシート9a,9b が溶着した状態を維持するようにな
る。このように、加圧装置16a,16b 間で発泡プラスチッ
クパネル3に対する金網6a,6b,及びプラスチックシート
9a,9b の溶着硬化をほぼ終了して、発泡プラスチックパ
ネル3の両面に金網6a,6b とプラスチックシート9a,9b
を固着して連続した複合パネル20を加圧装置16a,16b が
支承台21に搬出する。加圧装置16a,16b は常温で使用す
ることでプラスチックシート9a,9b の溶着目的を達する
ことが可能であるが、加圧装置16a,16b の一部などを加
熱することも可能である。
金網6a,6b 及びプラスチックシート9a,9b を各発泡プラ
スチックパネル3の境界部で切断して複合パネル20を製
造する。前記のように、発泡プラスチックパネル3の表
面に対して、プラスチックシート9a,9b と同時に金網6
a,6b を埋め込み溶着するから、複合パネルを能率よく
製造することが可能である。そして、プラスチックシー
ト9a,9b の加熱を、内部に加熱空気を供給加熱した金属
からなる加熱ロール12で行うから、融点が比較的低いポ
リスチロールからなる発泡プラスチックパネル3に熱の
影響を与えることなく、プラスチックシート9a,9b を所
要の温度に加熱することが可能であり、そのプラスチッ
クシート9a,9b のそれぞれを発泡プラスチックパネル3
に対して強固に溶着することができる。
チックシート9a,9b のそれぞれを、各発泡プラスチック
パネル3に供給する以前に、予熱ボックス8と予熱ケー
ス10で予熱している。このため、加熱ロール12によるプ
ラスチックシート9a,9b の加熱をより効率よく行うこと
ができ、発泡プラスチックパネル3に対するプラスチッ
クシート9a,9b の溶着を確実化することができる。しか
し、加熱ロール12の数及びそれらの加熱温度の設定で、
加熱ロール12のみでもプラスチックシート9a,9b を十分
に加熱することが可能であるから、前記予熱ボックス8
と予熱ケース10を設けることについて任意にすることが
可能である。
図5〜6に一部を拡大して示したように、発泡プラスチ
ックパネル3の両表面に金網6a,6b が埋め込み状固着さ
れ、かつその表面側に伸長性がない硬質のプラスチック
シート9a,9b が溶着されている。したがって、この複合
パネル20の厚さ方向に外力が作用したときに、発泡プラ
スチックパネル3の各表面が伸長または収縮してわん曲
変形することを、その各表面の金網6a,6b とプラスチッ
クシート9a,9b が防止するから、複合パネル20の曲げ強
度が大きく向上する。また、発泡プラスチックパネル3
の両表面をプラスチックシート9a,9b が補強し、かつそ
のプラスチックシート9a,9b を金網6a,6b が補強するか
ら、複合パネル20の表面強度を大きくすることが容易で
ある。発泡プラスチックパネル3は軽量であって、複合
パネル20の重量も木材などに比して小さくなるから、そ
の運搬及び施工時などの取扱い性がよく、その作業を効
率よく行うことが可能である。
強度及び曲げ強度が大きいから、例えば、コンクリート
の型枠または建築物や構築物などを構成する壁材などの
構造材や遮音壁、仕切壁その他の各種の用途に使用する
ことが可能である。前記コンクリートの枠板として使用
したときは、複合パネル20の表面に乾燥したコンクリー
トが強固に付着することをプラスチックシート9a,9b が
防ぐから、コンクリートからの複合パネル20の分離が容
易である。また、プラスチックシート9a,9b の各表面は
平滑であるから、表面が平滑なコンクリートの建築物な
どを構成することが可能である。
である。この第2実施例の複合パネル20a の製造は、前
記第1実施例の製造方法において、パネル供給装置1が
送出した発泡プラスチックパネル3の片面のみに補強網
状材としての金網6を供給して重ねる。そして、発泡プ
ラスチックパネル3の両表面にプラスチックシート9a,9
b を重ねて、そのプラスチックシート9a,9b を加熱ロー
ル12で加熱して、それらを前記金網6と共に発泡プラス
チックパネル3の両面に加圧溶着したものである。この
第2実施例の複合パネル20a は、その片面を金網6で補
強しているのみであるが、その厚さ方向に作用する外力
が比較的小さい、例えば、遮音または仕切壁などの用途
に十分に使用可能である。すなわち、発泡プラスチック
パネル3の表面に固着する補強網状材は、複合パネルの
用途などに対応して発泡プラスチックパネル3の両面ま
たは片面に配置するものである。
のように、搬送している発泡プラスチックパネルの両面
または片面に補強網状材を供給して重ね、かつその補強
網状材に重ねて発泡プラスチックパネルの両表面にプラ
スチックシートを供給して重ねる。この状態で前記プラ
スチックシートのそれぞれを加熱ロールで溶着可能な温
度に加熱して、その各プラスチックシートと共に補強網
状材を加圧して、補強網状材を発泡プラスチックパネル
の表面部に埋め込み、かつ各プラスチックシートを発泡
プラスチックパネルの両面に溶着する。したがって、発
泡プラスチックパネルに補強網状材とプラスチックシー
トを溶着した複合パネルを連続的に能率よく製造するこ
とが可能である。
ラスチックシートの加熱を、内部に加熱体を設けて加熱
した金属からなる加熱ロールで行うから、発泡プラスチ
ックパネルの融点が比較的低い場合も、その発泡プラス
チックパネルに前記加熱ロールの熱の影響を及ぼすこと
なく、各プラスチックシートを所要の温度に加熱するこ
とができ、各プラスチックシートを発泡プラスチックパ
ネルの両面に強固に溶着することが可能である。そし
て、前記各プラスチックシートの加熱と同時に補強網状
材も加熱されているから、各プラスチックシートと共に
補強網状材を加圧したときに、その補強網状材が発泡プ
ラスチックパネルの表面部に容易に埋め込み状にするこ
とができ、補強網状材と各プラスチックシートのほぼ全
体を発泡プラスチックパネルに対してより強固に溶着す
ることが可能である。
表面強度が補強網状材と各プラスチックシートとで大き
くなっているとともに、曲げ強度も大きくなっている。
したがって、コンクリートの型枠や建築物の壁などの構
造材または遮音壁、仕切壁その他の各種の用途に使用す
ることが可能である。
プラスチックシート、12:加熱ロール、14a,14b :加圧
ロール、16a,16b :加圧装置、20複合パネル。
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送手段で搬送する発泡プラスチックパ
ネルの両面または片面に金属またはプラスチックからな
る補強網状材を供給して重ね、かつほぼ伸長しない熱可
塑性のプラスチックシートを前記発泡プラスチックパネ
ルの両面側に供給して前記補強網状材を介して発泡プラ
スチックパネルの両面に重ねてから、内部に加熱体を設
けて加熱した加熱ロールで前記各プラスチックシートを
溶着可能な温度に加熱して、エンドレスに構成されて回
転する移送体の外面に、その回転方向に交差させて回転
方向に並べて取付けた帯状の加圧プレートで、前記加熱
された両プラスチックシートを発泡プラスチックパネル
に加圧して、前記補強網状材と共に発泡プラスチックパ
ネルの各表面に各プラスチックシートを溶着する複合パ
ネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6138296A JPH07317204A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 複合パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6138296A JPH07317204A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 複合パネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317204A true JPH07317204A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15218574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6138296A Pending JPH07317204A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 複合パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07317204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001055524A1 (de) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Isosport Verbundbauteile Gesellschaft M.B.H. | Bauelement sowie verfahren zu dessen herstellung |
| KR20230033126A (ko) * | 2021-08-27 | 2023-03-08 | 주식회사 바이오테크 | 폐 스티로폼을 이용한 판넬 제조장치 및 그에 의해 제조된 판넬 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP6138296A patent/JPH07317204A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001055524A1 (de) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Isosport Verbundbauteile Gesellschaft M.B.H. | Bauelement sowie verfahren zu dessen herstellung |
| KR20230033126A (ko) * | 2021-08-27 | 2023-03-08 | 주식회사 바이오테크 | 폐 스티로폼을 이용한 판넬 제조장치 및 그에 의해 제조된 판넬 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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