JPH07317574A - 気化器の開度検出装置 - Google Patents
気化器の開度検出装置Info
- Publication number
- JPH07317574A JPH07317574A JP11525294A JP11525294A JPH07317574A JP H07317574 A JPH07317574 A JP H07317574A JP 11525294 A JP11525294 A JP 11525294A JP 11525294 A JP11525294 A JP 11525294A JP H07317574 A JPH07317574 A JP H07317574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnet
- valve
- area
- carburetor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で小型化に対応できるとともにコ
ストを低減でき、かつ検出精度を向上でき、さらには面
積可変バルブの検出位置精度を向上できる気化器の開度
検出装置を提供する。 【構成】 ベンチュリ通路6と該通路に開口するように
形成されたバルブ室7とを有するキャブボディ2と、上
記バルブ室7内に摺動自在に配置されベンチュリ通路面
積を変化させる面積可変バルブ9とで気化器1の開度検
出装置を構成する場合に、上記面積可変バルブ9に磁石
25を固定し、該磁石25からの磁界の強度に応じた出
力を発生する磁気センサ28a〜28cを、上記バルブ
室7を形成する隔壁2d外面の上記磁石25と対向可能
位置に固定し、さらに上記面積可変バルブ9の移動に応
じて上記磁石25からの磁束を上記何れかの磁気センサ
28a〜28cに対して集中させる磁路を形成する。
ストを低減でき、かつ検出精度を向上でき、さらには面
積可変バルブの検出位置精度を向上できる気化器の開度
検出装置を提供する。 【構成】 ベンチュリ通路6と該通路に開口するように
形成されたバルブ室7とを有するキャブボディ2と、上
記バルブ室7内に摺動自在に配置されベンチュリ通路面
積を変化させる面積可変バルブ9とで気化器1の開度検
出装置を構成する場合に、上記面積可変バルブ9に磁石
25を固定し、該磁石25からの磁界の強度に応じた出
力を発生する磁気センサ28a〜28cを、上記バルブ
室7を形成する隔壁2d外面の上記磁石25と対向可能
位置に固定し、さらに上記面積可変バルブ9の移動に応
じて上記磁石25からの磁束を上記何れかの磁気センサ
28a〜28cに対して集中させる磁路を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直動式スロットルバル
ブを備えた気化器のスロットルバルブ開度を検出する開
度検出装置に関する。
ブを備えた気化器のスロットルバルブ開度を検出する開
度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動二輪車等のエンジンにおいて
は、出力,燃費の向上,排気ガス浄化を図るために点火
時期制御装置を搭載している。この点火時期制御装置
は、例えばエンジン回転数,及びスロットル開度からエ
ンジン負荷状態を検出し、点火時期を、これらの検出値
に対応した点火時期に制御するように構成されている。
は、出力,燃費の向上,排気ガス浄化を図るために点火
時期制御装置を搭載している。この点火時期制御装置
は、例えばエンジン回転数,及びスロットル開度からエ
ンジン負荷状態を検出し、点火時期を、これらの検出値
に対応した点火時期に制御するように構成されている。
【0003】このような点火時期制御において上記スロ
ットル開度を検出するには、従来、回転式のバタフライ
バルブを有する気化器を備えている場合、このバタフラ
イバルブの回転角度をポテンションメータで検出する方
法が一般的に採用されている。一方、直動式のピストン
バルブを有する気化器を備えている場合、このピストン
バルブの軸方向移動量を回転機構を介して回転角度に変
換し、これをポテンションメータで検出している。
ットル開度を検出するには、従来、回転式のバタフライ
バルブを有する気化器を備えている場合、このバタフラ
イバルブの回転角度をポテンションメータで検出する方
法が一般的に採用されている。一方、直動式のピストン
バルブを有する気化器を備えている場合、このピストン
バルブの軸方向移動量を回転機構を介して回転角度に変
換し、これをポテンションメータで検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のピストンバルブ式気化器の開度検出装置では、ピスト
ンバルブの移動量を回転角度に変換するための回転機構
を別途設ける必要があることから、構造が複雑となり大
型化するとともに、部品点数の増大によりコストが上昇
するという問題があり、またピストンバルブの直線移動
量を回転角に変換するという構造上、検出精度が低下し
易いという問題点がある。
のピストンバルブ式気化器の開度検出装置では、ピスト
ンバルブの移動量を回転角度に変換するための回転機構
を別途設ける必要があることから、構造が複雑となり大
型化するとともに、部品点数の増大によりコストが上昇
するという問題があり、またピストンバルブの直線移動
量を回転角に変換するという構造上、検出精度が低下し
易いという問題点がある。
【0005】本発明は上記従来の状況に鑑みてなされた
もので、簡単な構造で小型化に対応できるとともにコス
トを低減でき、かつ検出精度を向上できる気化器の開度
検出装置を提供することを目的としている。
もので、簡単な構造で小型化に対応できるとともにコス
トを低減でき、かつ検出精度を向上できる気化器の開度
検出装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本件発明者は、上述の目
的を達成するために直動式の面積可変バルブの軸方向位
置を直接検出できる検出機構について検討し、面積可変
バルブに磁石を配設し、該バルブの軸方向移動に伴う磁
石の磁界強度の変化を取り出す磁気センサを、キャブボ
ディの上記磁石と対向する位置に取付けることにより構
造の簡略化,小型化を実現できる開度検出装置を開発し
た。
的を達成するために直動式の面積可変バルブの軸方向位
置を直接検出できる検出機構について検討し、面積可変
バルブに磁石を配設し、該バルブの軸方向移動に伴う磁
石の磁界強度の変化を取り出す磁気センサを、キャブボ
ディの上記磁石と対向する位置に取付けることにより構
造の簡略化,小型化を実現できる開度検出装置を開発し
た。
【0007】ところで、上記面積可変バルブの検出位置
精度を向上させるには、上記磁石と磁気センサとの移動
方向における距離の変化に対する磁束密度の変化をでき
るだけ急峻にする必要がある。そのためには磁石からの
磁束をある特定の磁気センサに対して集中させるのが重
要である。しかし上記磁石及び磁気センサを単に対向配
置しただけでは磁束が拡散し易く、上記磁束密度の変化
を急峻にすることはできない。
精度を向上させるには、上記磁石と磁気センサとの移動
方向における距離の変化に対する磁束密度の変化をでき
るだけ急峻にする必要がある。そのためには磁石からの
磁束をある特定の磁気センサに対して集中させるのが重
要である。しかし上記磁石及び磁気センサを単に対向配
置しただけでは磁束が拡散し易く、上記磁束密度の変化
を急峻にすることはできない。
【0008】そこで請求項1の発明は、ベンチュリ通路
と該通路に開口するように形成されたバルブ室とを有す
るキャブボディと、上記バルブ室内に摺動自在に配置さ
れベンチュリ通路面積を変化させる面積可変バルブとを
備えた気化器の開度検出装置において、上記面積可変バ
ルブに磁石を固定し、該磁石からの磁界の強度に応じた
出力を発生する複数の磁気センサを、上記バルブ室を形
成する隔壁外面の上記磁石と対向可能位置に固定し、上
記面積可変バルブの移動に応じて上記磁石からの磁束を
上記何れかの磁気センサに対して集中させる磁路を形成
したことを特徴としている。
と該通路に開口するように形成されたバルブ室とを有す
るキャブボディと、上記バルブ室内に摺動自在に配置さ
れベンチュリ通路面積を変化させる面積可変バルブとを
備えた気化器の開度検出装置において、上記面積可変バ
ルブに磁石を固定し、該磁石からの磁界の強度に応じた
出力を発生する複数の磁気センサを、上記バルブ室を形
成する隔壁外面の上記磁石と対向可能位置に固定し、上
記面積可変バルブの移動に応じて上記磁石からの磁束を
上記何れかの磁気センサに対して集中させる磁路を形成
したことを特徴としている。
【0009】ここで、本発明において上記磁気センサを
固定するとは、磁気センサを隔壁外面に半田付け等で直
接固定する場合だけでなく、磁気センサを基板に半田付
け等によって実装し、該基板をこれの磁気センサが隔壁
外面に接するように固定したり,あるいは上記磁気セン
サ又は基板をセンサケース内に収納し、該センサケース
を隔壁外面に固定したりする場合も含む。なお、上記基
板の隔壁への固定方法としては、例えば隔壁に取付け底
面を形成し、該底面にノックピン等を介して基板を位置
決めし、該基板をプッシュナットやボルト等で固定する
方法が採用できる。
固定するとは、磁気センサを隔壁外面に半田付け等で直
接固定する場合だけでなく、磁気センサを基板に半田付
け等によって実装し、該基板をこれの磁気センサが隔壁
外面に接するように固定したり,あるいは上記磁気セン
サ又は基板をセンサケース内に収納し、該センサケース
を隔壁外面に固定したりする場合も含む。なお、上記基
板の隔壁への固定方法としては、例えば隔壁に取付け底
面を形成し、該底面にノックピン等を介して基板を位置
決めし、該基板をプッシュナットやボルト等で固定する
方法が採用できる。
【0010】請求項2,3は上記磁路を形成するための
一具体例であって、請求項2の発明は、上記磁石が一方
方向磁界型のものであり、上記複数の磁気センサが上記
面積可変バルブの移動方向に間隔をあけて配置されてお
り、上記磁路が、上記各磁気センサの外面に当接すると
ともに上記移動方向に延びる第1磁性板と、上記磁石に
当接するとともに、上記移動方向に延びる第2磁性板と
からなり、上記第1,第2磁性板同士を近接させる対向
部が設けられていることを特徴としている。
一具体例であって、請求項2の発明は、上記磁石が一方
方向磁界型のものであり、上記複数の磁気センサが上記
面積可変バルブの移動方向に間隔をあけて配置されてお
り、上記磁路が、上記各磁気センサの外面に当接すると
ともに上記移動方向に延びる第1磁性板と、上記磁石に
当接するとともに、上記移動方向に延びる第2磁性板と
からなり、上記第1,第2磁性板同士を近接させる対向
部が設けられていることを特徴としている。
【0011】請求項3の発明は、上記磁石が交番磁界型
のものであり、上記複数の磁気センサが上記面積可変バ
ルブの摺動方向に所定間隔を開けて配置されており、上
記磁路が、上記各磁気センサの背面に配設された磁性板
によって構成されていることを特徴としている。
のものであり、上記複数の磁気センサが上記面積可変バ
ルブの摺動方向に所定間隔を開けて配置されており、上
記磁路が、上記各磁気センサの背面に配設された磁性板
によって構成されていることを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明の開度検出装置は、面積可変バルブの軸
方向移動に伴う磁石の磁界強度の変化を磁気センサで電
気信号として取り出し、該電気信号の変化から上記面積
可変バルブの開度を検出するものであり、この検出開度
に応じて例えばエンジンの点火時期制御が行われる。
方向移動に伴う磁石の磁界強度の変化を磁気センサで電
気信号として取り出し、該電気信号の変化から上記面積
可変バルブの開度を検出するものであり、この検出開度
に応じて例えばエンジンの点火時期制御が行われる。
【0013】本発明に係る気化器の開度検出装置によれ
ば、面積可変バルブに固定した磁石と、キャブボディの
隔壁外面に固定した磁気センサとで検出機構を構成した
ので、従来の回転機構を設ける場合に比べて検出機構を
簡略化でき、ひいては小型化に対応できるとともに、部
品点数を削減できる分だけコストを低減できる。
ば、面積可変バルブに固定した磁石と、キャブボディの
隔壁外面に固定した磁気センサとで検出機構を構成した
ので、従来の回転機構を設ける場合に比べて検出機構を
簡略化でき、ひいては小型化に対応できるとともに、部
品点数を削減できる分だけコストを低減できる。
【0014】また上記磁気センサを隔壁に固定し、バル
ブの軸方向位置を直接検出するようにしたので、従来の
軸方向移動量を回転角に変換するものに比べて検出精度
を向上できる。さらには上記磁気センサを隔壁に固定し
たので、該磁気センサ自体の取付け位置精度を向上で
き、この点からも検出精度を向上できる。
ブの軸方向位置を直接検出するようにしたので、従来の
軸方向移動量を回転角に変換するものに比べて検出精度
を向上できる。さらには上記磁気センサを隔壁に固定し
たので、該磁気センサ自体の取付け位置精度を向上で
き、この点からも検出精度を向上できる。
【0015】さらに本発明では、上記磁石からの磁束を
何れかの磁気センサに集中させる磁路を形成したので、
この磁石と磁気センサとの移動方向における距離の変化
に対する磁束密度の変化を急峻にすることができ、それ
だけ面積可変バルブの検出位置精度を向上できる。
何れかの磁気センサに集中させる磁路を形成したので、
この磁石と磁気センサとの移動方向における距離の変化
に対する磁束密度の変化を急峻にすることができ、それ
だけ面積可変バルブの検出位置精度を向上できる。
【0016】請求項2の発明では、一方向磁界型磁石を
採用し、磁気センサ側に第1磁性板を、磁石側に第2磁
性板をそれぞれ当接させて配置するとともに、第1,第
2磁性板同士を近接させる対向部を設けたので、上記磁
石からの磁界が対向位置にある磁気センサから第1磁性
板,対向部,第2磁性板,上記磁石の経路で流れる磁路
が形成され、これにより磁石からの磁束を対向する磁気
センサに集中させることができ、磁束密度を増大でき
る。この磁束密度の増大により、磁石と磁気センサとの
バルブ移動方向における間隔の変化に応じて、磁束密度
が急激に変化し、その結果検出精度が高くなる。
採用し、磁気センサ側に第1磁性板を、磁石側に第2磁
性板をそれぞれ当接させて配置するとともに、第1,第
2磁性板同士を近接させる対向部を設けたので、上記磁
石からの磁界が対向位置にある磁気センサから第1磁性
板,対向部,第2磁性板,上記磁石の経路で流れる磁路
が形成され、これにより磁石からの磁束を対向する磁気
センサに集中させることができ、磁束密度を増大でき
る。この磁束密度の増大により、磁石と磁気センサとの
バルブ移動方向における間隔の変化に応じて、磁束密度
が急激に変化し、その結果検出精度が高くなる。
【0017】請求項3の発明では、交番磁界型の磁石を
採用するとともに、各磁気センサの背面に磁性板を配設
したので、N極からの磁界が対向する磁気センサの背面
の磁性板によって上記磁石のS極に戻る磁路が形成さ
れ、これにより磁束を対向する磁気センサに集中させる
ことができ、検出精度を向上できる。
採用するとともに、各磁気センサの背面に磁性板を配設
したので、N極からの磁界が対向する磁気センサの背面
の磁性板によって上記磁石のS極に戻る磁路が形成さ
れ、これにより磁束を対向する磁気センサに集中させる
ことができ、検出精度を向上できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図9は、請求項1,2の発明に係る一実
施例による気化器の開度検出装置を説明するための図で
あり、図1は本実施例装置が適用された気化器の側面
図、図2は図1のII−II線断面図、図3は上記実施例装
置の断面図、図4は図1のIV−IV線断面図、図5は上記
実施例装置の検出部分を示す平面図、図6〜図8は上記
実施例装置の磁性板による磁路を示す図、図9はその磁
路による効果を示す特性図である。
る。図1ないし図9は、請求項1,2の発明に係る一実
施例による気化器の開度検出装置を説明するための図で
あり、図1は本実施例装置が適用された気化器の側面
図、図2は図1のII−II線断面図、図3は上記実施例装
置の断面図、図4は図1のIV−IV線断面図、図5は上記
実施例装置の検出部分を示す平面図、図6〜図8は上記
実施例装置の磁性板による磁路を示す図、図9はその磁
路による効果を示す特性図である。
【0019】図において、1は本実施例装置が適用され
たVM型気化器であり、これのキャブボディ2の下面開
口にはフロートチャンバ3がボルト締め接続されてお
り、また上記キャブボディ2には、これのベンチュリ通
路6をバイパスするスタータ通路6aを開閉するワック
ス式のオートチョーク機構4が配設されている。上記フ
ロートチャンバ3内にはフロート5が上下揺動可能に配
設されている。このフロート5は上記チャンバ3内の燃
料の液面の変化に伴って昇降して図示しない燃料導入口
を開閉し、これによりフロートチャンバ3内の燃料の液
面を一定にするものである。
たVM型気化器であり、これのキャブボディ2の下面開
口にはフロートチャンバ3がボルト締め接続されてお
り、また上記キャブボディ2には、これのベンチュリ通
路6をバイパスするスタータ通路6aを開閉するワック
ス式のオートチョーク機構4が配設されている。上記フ
ロートチャンバ3内にはフロート5が上下揺動可能に配
設されている。このフロート5は上記チャンバ3内の燃
料の液面の変化に伴って昇降して図示しない燃料導入口
を開閉し、これによりフロートチャンバ3内の燃料の液
面を一定にするものである。
【0020】上記キャブボディ2は亜鉛ダイキャスト製
のものであり、これは吸入空気(図1の→印a参照)が
流れるベンチュリ通路6を有する筒状の本体部2aと、
該本体部2aから上方に垂直に延び、かつ上記ベンチュ
リ通路6に開口するバルブ室7を有するシリンダ部2b
と、該シリンダ部2bと同軸をなすように上記本体部2
aから上記フロートチャンバ3内に延びる燃料導入部2
cとを一体形成して構成されている。
のものであり、これは吸入空気(図1の→印a参照)が
流れるベンチュリ通路6を有する筒状の本体部2aと、
該本体部2aから上方に垂直に延び、かつ上記ベンチュ
リ通路6に開口するバルブ室7を有するシリンダ部2b
と、該シリンダ部2bと同軸をなすように上記本体部2
aから上記フロートチャンバ3内に延びる燃料導入部2
cとを一体形成して構成されている。
【0021】上記シリンダ部2bの上端開口には蓋8が
装着されており、該シリンダ部2bのバルブ室7内には
有底円筒状のピストンバルブ9が軸方向に摺動自在に挿
入されている。このピストンバルブ9は真鍮又はアルミ
合金からなり、該ピストンバルブ9内には樹脂製の有底
円筒状のホルダ11が嵌合挿入されており、このホルダ
11と上記蓋8との間には該バルブ9を閉方向に付勢
し、かつホルダ11を押圧固定するスプリング10が配
設されている。
装着されており、該シリンダ部2bのバルブ室7内には
有底円筒状のピストンバルブ9が軸方向に摺動自在に挿
入されている。このピストンバルブ9は真鍮又はアルミ
合金からなり、該ピストンバルブ9内には樹脂製の有底
円筒状のホルダ11が嵌合挿入されており、このホルダ
11と上記蓋8との間には該バルブ9を閉方向に付勢
し、かつホルダ11を押圧固定するスプリング10が配
設されている。
【0022】また上記ホルダ11は、ピストンバルブ9
の底部を貫通して上述の燃料導入部2c内に挿入された
ジェットニードル21の上下位置決め用eリング21a
を上記底部に押圧している。これにより上記ホルダ11
は後述する永久磁石25の保持と、上記ジェットニード
ル21の保持とに兼用されている。
の底部を貫通して上述の燃料導入部2c内に挿入された
ジェットニードル21の上下位置決め用eリング21a
を上記底部に押圧している。これにより上記ホルダ11
は後述する永久磁石25の保持と、上記ジェットニード
ル21の保持とに兼用されている。
【0023】上記ピストンバルブ9の底部にはスロット
ルケーブル16の一端が係止しており、該ケーブル16
の延長端は上記蓋8に接続されたガイドパイプ17内を
通って図示しないアクセルグリップに連結されている。
このアクセルグリップの操作により上記ピストンバルブ
9が上下方向に移動して上記ベンチュリ通路6の通路面
積を全閉から全開の間で変化させるようになっている。
ルケーブル16の一端が係止しており、該ケーブル16
の延長端は上記蓋8に接続されたガイドパイプ17内を
通って図示しないアクセルグリップに連結されている。
このアクセルグリップの操作により上記ピストンバルブ
9が上下方向に移動して上記ベンチュリ通路6の通路面
積を全閉から全開の間で変化させるようになっている。
【0024】上記燃料導入部2c内の上部にはニードル
ジェット20aが挿入されており、これは上記ベンチュ
リ通路6内のピストンバルブ9の下方に開口している。
また上記燃料導入部2cの下端にはメインジェット20
bが螺挿されており、これは燃料内に開口している。こ
のニードルジェット20a内に上記ジェットニードル2
1が進退可能に挿入されており、上記ピストンバルブ9
の上下移動に伴ってジェットニードル21が進退移動
し、上記ニードルジェット20aの上端開口の有効開口
面積を変化させ、これによりベンチュリ通路6内に吸引
される燃料量を調整するようになっている。
ジェット20aが挿入されており、これは上記ベンチュ
リ通路6内のピストンバルブ9の下方に開口している。
また上記燃料導入部2cの下端にはメインジェット20
bが螺挿されており、これは燃料内に開口している。こ
のニードルジェット20a内に上記ジェットニードル2
1が進退可能に挿入されており、上記ピストンバルブ9
の上下移動に伴ってジェットニードル21が進退移動
し、上記ニードルジェット20aの上端開口の有効開口
面積を変化させ、これによりベンチュリ通路6内に吸引
される燃料量を調整するようになっている。
【0025】また上記本体部2aのピストンバルブ9の
下端部に臨む部分にはアイドリング回転数を調整するた
めのスロットルスクリュ18が螺挿されており、これの
上部には上記ベンチュリ通路6内に潤滑オイルを供給す
るオイル供給口19が接続形成されている。このオイル
供給口19から供給された潤滑オイルはピストンバルブ
9の側面に形成された溝9aを流下して上記ベンチュリ
通路6に供給される。さらに上記キャブボディ2にはフ
ロートチャンバ3の上方空間と外部とを連通するエアベ
ント通路15が形成されており(図1参照)、該エアベ
ント通路15によりフロートチャンバ3内は大気圧に保
持されるようになっている。
下端部に臨む部分にはアイドリング回転数を調整するた
めのスロットルスクリュ18が螺挿されており、これの
上部には上記ベンチュリ通路6内に潤滑オイルを供給す
るオイル供給口19が接続形成されている。このオイル
供給口19から供給された潤滑オイルはピストンバルブ
9の側面に形成された溝9aを流下して上記ベンチュリ
通路6に供給される。さらに上記キャブボディ2にはフ
ロートチャンバ3の上方空間と外部とを連通するエアベ
ント通路15が形成されており(図1参照)、該エアベ
ント通路15によりフロートチャンバ3内は大気圧に保
持されるようになっている。
【0026】そして本実施例の開度検出装置の検出要部
は、ピストンバルブ移動方向に見ると、図5に示すよう
に上記ベンチュリ通路6内を流れる吸気流aと直交し、
上記ピストンバルブ9の中心を通る直線b上に配設され
ている。上記検出要部はピストンバルブ9の上縁に位置
する永久磁石25と、上記シリンダ部2bの隔壁2dの
外面に固定された磁気センサ28a〜28cとから構成
されている。
は、ピストンバルブ移動方向に見ると、図5に示すよう
に上記ベンチュリ通路6内を流れる吸気流aと直交し、
上記ピストンバルブ9の中心を通る直線b上に配設され
ている。上記検出要部はピストンバルブ9の上縁に位置
する永久磁石25と、上記シリンダ部2bの隔壁2dの
外面に固定された磁気センサ28a〜28cとから構成
されている。
【0027】上記永久磁石25はプラスチックマグネッ
トからなる一方向磁界型のものであり、該磁石25の一
端のN極から出た磁界が他端のS極に一方向に流れる。
また上記磁石25は上記ホルダ11と一体にインサート
成形されており、上記ピストンバルブ9の上端縁に形成
されたスリット9aを通って外方に露出している。ここ
で上記磁石25の外端面は上記シリンダ部2bの隔壁2
dの内面に対して僅かな隙間を有している。また上記永
久磁石25の上下縁にはピストンバルブ9の摺動方向と
直交方向に延びるエッジ部が形成されている。これによ
り永久磁石25からの磁束を拡散させることなく磁気セ
ンサ28a〜28cに集中させることができ、検出位置
精度の向上が図れる。なお、上記永久磁石25はピスト
ンバルブ9の上縁に直接インサート成形してもよく、あ
るいは永久磁石25を金属製ホルダ等に固定し、該ホル
ダをピストンバルブの側壁にインサート成形してもよ
い。
トからなる一方向磁界型のものであり、該磁石25の一
端のN極から出た磁界が他端のS極に一方向に流れる。
また上記磁石25は上記ホルダ11と一体にインサート
成形されており、上記ピストンバルブ9の上端縁に形成
されたスリット9aを通って外方に露出している。ここ
で上記磁石25の外端面は上記シリンダ部2bの隔壁2
dの内面に対して僅かな隙間を有している。また上記永
久磁石25の上下縁にはピストンバルブ9の摺動方向と
直交方向に延びるエッジ部が形成されている。これによ
り永久磁石25からの磁束を拡散させることなく磁気セ
ンサ28a〜28cに集中させることができ、検出位置
精度の向上が図れる。なお、上記永久磁石25はピスト
ンバルブ9の上縁に直接インサート成形してもよく、あ
るいは永久磁石25を金属製ホルダ等に固定し、該ホル
ダをピストンバルブの側壁にインサート成形してもよ
い。
【0028】上記シリンダ部2bの隔壁2dの外面には
側方に開口するセンサ室30が一体形成されており、こ
のセンサ室30内に上記センサユニット26が収容配置
されている。このセンサユニット26は基板27の隔壁
2d側内面に3つの磁気センサ28a,28b,28c
を上記ピストンバルブ9の軸方向に所定間隔を開けて半
田付け固定し、該基板27の外面に5本のリード線29
を半田付け接続するとともに、基板27にパターン形成
された配線を介して各磁気センサ28a〜28cとこれ
に対応するリード線29とを接続して構成されている。
上記各磁気センサ28a〜28cにはホール素子,MR
素子,あるいはICが採用されている。
側方に開口するセンサ室30が一体形成されており、こ
のセンサ室30内に上記センサユニット26が収容配置
されている。このセンサユニット26は基板27の隔壁
2d側内面に3つの磁気センサ28a,28b,28c
を上記ピストンバルブ9の軸方向に所定間隔を開けて半
田付け固定し、該基板27の外面に5本のリード線29
を半田付け接続するとともに、基板27にパターン形成
された配線を介して各磁気センサ28a〜28cとこれ
に対応するリード線29とを接続して構成されている。
上記各磁気センサ28a〜28cにはホール素子,MR
素子,あるいはICが採用されている。
【0029】上記センサ室30内には樹脂封止層35が
形成されている。これは常温硬化エポキシ樹脂からなる
ポッティング剤を上記センサ室30内に注入充填し、こ
れを乾燥固化させて形成したものである。これにより上
記センサユニット26は樹脂封止されており、かつ該樹
脂封止層35から上記各リード線29が突出している。
形成されている。これは常温硬化エポキシ樹脂からなる
ポッティング剤を上記センサ室30内に注入充填し、こ
れを乾燥固化させて形成したものである。これにより上
記センサユニット26は樹脂封止されており、かつ該樹
脂封止層35から上記各リード線29が突出している。
【0030】上記センサユニット26の基板27は、図
4に示すように、上記センサ室30内の位置決め座31
にその一部をセンサ室30内に突出させて圧入植設され
た金属ピン32を該基板27の位置決め孔27aに嵌合
挿入し、該金属ピン32にプッシュナット33を嵌着す
ることにより上記センサ室30内の隔壁2d上に位置決
め固定されている。
4に示すように、上記センサ室30内の位置決め座31
にその一部をセンサ室30内に突出させて圧入植設され
た金属ピン32を該基板27の位置決め孔27aに嵌合
挿入し、該金属ピン32にプッシュナット33を嵌着す
ることにより上記センサ室30内の隔壁2d上に位置決
め固定されている。
【0031】これにより各磁気センサ28a〜28cは
上記シリンダ部2bの隔壁2dの外面に当接しており、
上記ピストンバルブ9の上下移動に伴って上記永久磁石
25と隔壁2dを挟んで対向し得るようになっている。
この場合、スロットル開度がアイドリング開度より僅か
に開いた第1開度、これよりさらに開いた第2,第3開
度になった場合にそれぞれ永久磁石25が磁気センサ2
8a〜28cに対向するように該センサ28a〜28c
の位置が設定されている。
上記シリンダ部2bの隔壁2dの外面に当接しており、
上記ピストンバルブ9の上下移動に伴って上記永久磁石
25と隔壁2dを挟んで対向し得るようになっている。
この場合、スロットル開度がアイドリング開度より僅か
に開いた第1開度、これよりさらに開いた第2,第3開
度になった場合にそれぞれ永久磁石25が磁気センサ2
8a〜28cに対向するように該センサ28a〜28c
の位置が設定されている。
【0032】ここで上記永久磁石25,及び磁気センサ
28a〜28cは、上述のようにベンチュリ通路6の軸
線,つまり吸入空気の流れ方向aと直交し、ピストンバ
ルブ9の中心を通る直線b上に配置されている。これに
よりピストンバルブ9の振動によって永久磁石25と磁
気センサ28a〜28cとのギャップが変化するのを回
避している。即ち、ピストンバルブ9は吸気脈動の影響
によって吸気の流れ方向に振動し易い。このため上記永
久磁石25と磁気センサ28a〜28cとをベンチュリ
通路6の軸線上に、つまり上記振動方向に対向するよう
に配置すると両者25,28a〜28cのギャップが変
化する場合があり、その結果検出精度の低下を招くおそ
れがある。
28a〜28cは、上述のようにベンチュリ通路6の軸
線,つまり吸入空気の流れ方向aと直交し、ピストンバ
ルブ9の中心を通る直線b上に配置されている。これに
よりピストンバルブ9の振動によって永久磁石25と磁
気センサ28a〜28cとのギャップが変化するのを回
避している。即ち、ピストンバルブ9は吸気脈動の影響
によって吸気の流れ方向に振動し易い。このため上記永
久磁石25と磁気センサ28a〜28cとをベンチュリ
通路6の軸線上に、つまり上記振動方向に対向するよう
に配置すると両者25,28a〜28cのギャップが変
化する場合があり、その結果検出精度の低下を招くおそ
れがある。
【0033】また上記基板27のピストンバルブ軸方向
取付け位置は、ピストンバルブ9がアイドリング位置か
ら僅かに上昇した上記第1開度になった場合に永久磁石
25が下端の磁気センサ28aと対向するように調整す
る。これはピストンバルブ9の開度が小さい状態では該
ピストンバルブ9の僅かな開度変化によって吸気量が大
きく変化するのに対し、開度が大きくなるとあまり変化
しない。従って、ピストンバルブ9の小開度位置をより
精度良く検出する必要があるからであり、永久磁石25
と磁気センサ28aとの対向を優先することにより、小
開度位置の検出精度を向上できる。
取付け位置は、ピストンバルブ9がアイドリング位置か
ら僅かに上昇した上記第1開度になった場合に永久磁石
25が下端の磁気センサ28aと対向するように調整す
る。これはピストンバルブ9の開度が小さい状態では該
ピストンバルブ9の僅かな開度変化によって吸気量が大
きく変化するのに対し、開度が大きくなるとあまり変化
しない。従って、ピストンバルブ9の小開度位置をより
精度良く検出する必要があるからであり、永久磁石25
と磁気センサ28aとの対向を優先することにより、小
開度位置の検出精度を向上できる。
【0034】そして本実施例の開度検出装置には永久磁
石25からの磁束を磁気センサ28a〜28cの何れか
にに集中させるための磁路が形成されている。この磁路
は上記基板27の外側に配設され、上記各磁気センサ2
8a〜28cに対応する突起片37a〜37cとピスト
ンバルブ9側に近接するよう曲げられた折曲片37dと
を有する第1磁性板37と、該磁石25の背面に配設さ
れ、該磁石25から下方に延びる支持部38aと上記基
板27側に近ずくよう曲げられた後下方に延びる延長部
38bとを有する第2磁性板38とから構成されてい
る。そして上記折曲片37dと屈曲部38bとは常時近
接する対向部を構成している。
石25からの磁束を磁気センサ28a〜28cの何れか
にに集中させるための磁路が形成されている。この磁路
は上記基板27の外側に配設され、上記各磁気センサ2
8a〜28cに対応する突起片37a〜37cとピスト
ンバルブ9側に近接するよう曲げられた折曲片37dと
を有する第1磁性板37と、該磁石25の背面に配設さ
れ、該磁石25から下方に延びる支持部38aと上記基
板27側に近ずくよう曲げられた後下方に延びる延長部
38bとを有する第2磁性板38とから構成されてい
る。そして上記折曲片37dと屈曲部38bとは常時近
接する対向部を構成している。
【0035】上記第1磁性板37の各突起片37a〜3
7cは基板27に形成された孔27aを貫通して各磁気
センサ28a〜28cに当接しており、下端の折曲片3
7dは隔壁2dの外面に当接している。これにより上記
永久磁石25が何れかの磁気センサ28a〜28cに対
向したときにも大略ロ字状をなす磁路が形成されるよう
になっている(図7参照)。
7cは基板27に形成された孔27aを貫通して各磁気
センサ28a〜28cに当接しており、下端の折曲片3
7dは隔壁2dの外面に当接している。これにより上記
永久磁石25が何れかの磁気センサ28a〜28cに対
向したときにも大略ロ字状をなす磁路が形成されるよう
になっている(図7参照)。
【0036】上記各リード線29は図示しないスロット
ル開度判別回路に接続されている。この判別回路は上記
ピストンバルブ9の軸方向移動に伴う永久磁石25の磁
界強度が所定のしきい値以上の場合に、該永久磁石25
の軸方向位置が上記磁気センサ28a〜28cの何れか
と一致したと判定し、これによりスロットル開度を判別
するようになっている。
ル開度判別回路に接続されている。この判別回路は上記
ピストンバルブ9の軸方向移動に伴う永久磁石25の磁
界強度が所定のしきい値以上の場合に、該永久磁石25
の軸方向位置が上記磁気センサ28a〜28cの何れか
と一致したと判定し、これによりスロットル開度を判別
するようになっている。
【0037】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例の開度検出装置によれば、ピストンバルブ
9がアイドリング位置から僅かに開いた第1開度に上昇
すると、永久磁石25が下端の磁気センサ28aと対向
し(図6参照)、磁石25からの磁界は磁気センサ28
a,突起片37a,折曲片37d,延長部38b,支持
部38aの経路で流れ、上記磁気センサ28aからの出
力が上記所定のしきい値を越え、これによりスロットル
開度は上記第1開度であると判定される。そしてピスト
ンバルブ9がさらに第2,第3開度まで上昇すると、上
記永久磁石25が磁気センサ28b,28cと順次対向
し、この磁気センサ28b,28cからの出力がしきい
値を越え、これによりスロットル開度が第2,第3開度
であると判定される。この場合、上記磁石25側の磁性
板38には下方延長部38bが設けられているので、磁
石25が上記第2,第3開度に上昇した場合にも、上記
折曲片37dが上記延長部38bに対向し、磁路が形成
される。
る。本実施例の開度検出装置によれば、ピストンバルブ
9がアイドリング位置から僅かに開いた第1開度に上昇
すると、永久磁石25が下端の磁気センサ28aと対向
し(図6参照)、磁石25からの磁界は磁気センサ28
a,突起片37a,折曲片37d,延長部38b,支持
部38aの経路で流れ、上記磁気センサ28aからの出
力が上記所定のしきい値を越え、これによりスロットル
開度は上記第1開度であると判定される。そしてピスト
ンバルブ9がさらに第2,第3開度まで上昇すると、上
記永久磁石25が磁気センサ28b,28cと順次対向
し、この磁気センサ28b,28cからの出力がしきい
値を越え、これによりスロットル開度が第2,第3開度
であると判定される。この場合、上記磁石25側の磁性
板38には下方延長部38bが設けられているので、磁
石25が上記第2,第3開度に上昇した場合にも、上記
折曲片37dが上記延長部38bに対向し、磁路が形成
される。
【0038】このように本実施例では、永久磁石25を
ピストンバルブ9の上縁に固着し、各磁気センサ28a
〜28cをシリンダ部2bの隔壁2d外面に固定したの
で、簡単な構造で上記ピストンバルブ9のスロットル開
度を検出することができ、従来の回転機構を別途設ける
場合に比べて小型化に対応でき、かつ部品コストを低減
できる。
ピストンバルブ9の上縁に固着し、各磁気センサ28a
〜28cをシリンダ部2bの隔壁2d外面に固定したの
で、簡単な構造で上記ピストンバルブ9のスロットル開
度を検出することができ、従来の回転機構を別途設ける
場合に比べて小型化に対応でき、かつ部品コストを低減
できる。
【0039】また本実施例では、上記ピストンバルブ9
の軸方向位置を直接検出するようにしているので、上記
従来のピストンバルブの軸方向移動量を一旦回転角度に
変換し、これを検出する構造に比べて検出精度を向上で
きる。さらに上記各磁気センサ28a〜28cを基板2
7に実装し、該基板27を金属ピン32,プッシュナッ
ト33を介して上記隔壁2dに直接位置決め固定したの
で、取付け精度を大幅に向上でき、この点からも検出精
度を向上できる。
の軸方向位置を直接検出するようにしているので、上記
従来のピストンバルブの軸方向移動量を一旦回転角度に
変換し、これを検出する構造に比べて検出精度を向上で
きる。さらに上記各磁気センサ28a〜28cを基板2
7に実装し、該基板27を金属ピン32,プッシュナッ
ト33を介して上記隔壁2dに直接位置決め固定したの
で、取付け精度を大幅に向上でき、この点からも検出精
度を向上できる。
【0040】さらに本実施例によれば、上記隔壁2dの
外面にセンサ室30を形成し、該センサ室30内に樹脂
35をポッティングしてセンサユニット26を樹脂封止
したので、外力による損傷や変形を防止でき、かつシー
ル性を向上して防水,防塵の確実化を図ることができ
る。しかも本実施例では、上記樹脂封止層35の肉厚を
センサユニット26の数倍と厚く形成したので、センサ
室30のシール性をさらに向上でき、かつリード線29
の保持力を向上できる。
外面にセンサ室30を形成し、該センサ室30内に樹脂
35をポッティングしてセンサユニット26を樹脂封止
したので、外力による損傷や変形を防止でき、かつシー
ル性を向上して防水,防塵の確実化を図ることができ
る。しかも本実施例では、上記樹脂封止層35の肉厚を
センサユニット26の数倍と厚く形成したので、センサ
室30のシール性をさらに向上でき、かつリード線29
の保持力を向上できる。
【0041】そして本実施例によれば、第1磁性板37
の各突起片37a〜37cを基板27を貫通させて磁気
センサ28a〜28cに接続し、永久磁石25に支持部
38aと延長部38bを有する第2磁性板38を配設し
て磁路を形成したので、上記永久磁石25からの磁束を
磁気センサ28a〜28cのいずれかに対して集中させ
ることができる。これにより、図9に示すように、磁気
センサと磁石とが一致した場合の最大磁束密度は磁路を
形成しない場合に比較して大幅に大きくなる。そのため
永久磁石25と各磁気センサ28a〜28cとの移動方
向における距離の変化に対する磁束密度の変化を磁路を
形成しない場合に比べて急峻にすることとなり、検出感
度を磁路を形成しない場合のaに対しbと狭小化でき、
その結果検出精度を向上できる。
の各突起片37a〜37cを基板27を貫通させて磁気
センサ28a〜28cに接続し、永久磁石25に支持部
38aと延長部38bを有する第2磁性板38を配設し
て磁路を形成したので、上記永久磁石25からの磁束を
磁気センサ28a〜28cのいずれかに対して集中させ
ることができる。これにより、図9に示すように、磁気
センサと磁石とが一致した場合の最大磁束密度は磁路を
形成しない場合に比較して大幅に大きくなる。そのため
永久磁石25と各磁気センサ28a〜28cとの移動方
向における距離の変化に対する磁束密度の変化を磁路を
形成しない場合に比べて急峻にすることとなり、検出感
度を磁路を形成しない場合のaに対しbと狭小化でき、
その結果検出精度を向上できる。
【0042】図10及び図11は、請求項2の発明に係
る他の実施例による磁路を説明するための図であり、図
中、図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。
る他の実施例による磁路を説明するための図であり、図
中、図6と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0043】これは第1磁性板50を平板部50aとこ
れの下端に屈曲形成された折曲片50bとから構成し、
上記平板部50aを基板27の各磁気センサ28a〜2
8c背面に埋設するとともに、上記折曲片50bを隔壁
2dに当接し、上記永久磁石25に上記第2磁性板38
を配設して構成されている。本実施例においても、永久
磁石25からの磁束を磁気センサ28a〜28cのいず
れかに対して集中させることができ、上記実施例と同様
の効果が得られる。
れの下端に屈曲形成された折曲片50bとから構成し、
上記平板部50aを基板27の各磁気センサ28a〜2
8c背面に埋設するとともに、上記折曲片50bを隔壁
2dに当接し、上記永久磁石25に上記第2磁性板38
を配設して構成されている。本実施例においても、永久
磁石25からの磁束を磁気センサ28a〜28cのいず
れかに対して集中させることができ、上記実施例と同様
の効果が得られる。
【0044】図12〜14は、請求項3の発明に係る一
実施例による磁路を説明するための図であり、図中、図
6と同一符号は同一又は相当部分を示す。
実施例による磁路を説明するための図であり、図中、図
6と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0045】この実施例は、交番磁界タイプの永久磁石
51を採用し、基板27の各磁気センサ28a〜28c
の背面に磁性板52を埋設して構成されている。本実施
例では、上記永久磁石51の一方磁石部分のN極からの
磁界Hが上記磁性板52によって確実に他方の磁石部分
のS極に流れる磁路が形成され、これにより磁気センサ
28a〜28cのいずれかに磁束を集中させることがで
きる。その結果、図14に示すように、検出感度を磁路
を形成しない場合のaに対してbと狭小化でき、ひいて
は検出精度を向上できる。
51を採用し、基板27の各磁気センサ28a〜28c
の背面に磁性板52を埋設して構成されている。本実施
例では、上記永久磁石51の一方磁石部分のN極からの
磁界Hが上記磁性板52によって確実に他方の磁石部分
のS極に流れる磁路が形成され、これにより磁気センサ
28a〜28cのいずれかに磁束を集中させることがで
きる。その結果、図14に示すように、検出感度を磁路
を形成しない場合のaに対してbと狭小化でき、ひいて
は検出精度を向上できる。
【0046】なお、上記実施例では、VM型気化器に適
用した場合を例にとって説明したが、本発明は回転式の
バタフライバルブを備えたSU型気化器にも適用でき、
この場合は吸入負圧により自動的に上下移動するピスト
ンバルブに磁石を配設することとなる。さらに上記実施
例では、円筒状のピストンバルブを例にとったが、本発
明はプレートバルブにも勿論適用できる。
用した場合を例にとって説明したが、本発明は回転式の
バタフライバルブを備えたSU型気化器にも適用でき、
この場合は吸入負圧により自動的に上下移動するピスト
ンバルブに磁石を配設することとなる。さらに上記実施
例では、円筒状のピストンバルブを例にとったが、本発
明はプレートバルブにも勿論適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明に係る気化器の開度
検出装置によれば、面積可変バルブに磁石を固定し、磁
気センサを隔壁の外面の上記磁石と対向可能位置に固定
し、さらに上記面積可変バルブの移動に応じて上記磁石
からの磁束を何れかの磁気センサに対して集中させる磁
路を形成したので、簡単な構造で小型化に対応できると
ともにコストを低減でき、かつ検出精度を向上できる効
果があり、また上記磁石と磁気センサとの距離の変化に
対する磁束密度の変化を急峻にすることができ、検出位
置精度を向上できる効果がある。
検出装置によれば、面積可変バルブに磁石を固定し、磁
気センサを隔壁の外面の上記磁石と対向可能位置に固定
し、さらに上記面積可変バルブの移動に応じて上記磁石
からの磁束を何れかの磁気センサに対して集中させる磁
路を形成したので、簡単な構造で小型化に対応できると
ともにコストを低減でき、かつ検出精度を向上できる効
果があり、また上記磁石と磁気センサとの距離の変化に
対する磁束密度の変化を急峻にすることができ、検出位
置精度を向上できる効果がある。
【図1】請求項1,2の発明に係る一実施例による気化
器の開度検出装置を説明するための側面図である。
器の開度検出装置を説明するための側面図である。
【図2】上記実施例装置の断面図である。
【図3】上記実施例装置の検出要部を示す断面図であ
る。
る。
【図4】上記実施例装置の基板の固定部分を示す断面図
である。
である。
【図5】上記実施例装置の検出要部を示す平面図であ
る。
る。
【図6】上記実施例装置の第1,第2磁性板による磁路
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】上記磁石の移動による磁路を示す図である。
【図8】上記実施例装置の第1磁性板を示す分解斜視図
である。
である。
【図9】上記実施例の磁路による効果を示す特性図であ
る。
る。
【図10】請求項3の発明に係る一実施例による磁路を
説明するための断面図である。
説明するための断面図である。
【図11】上記実施例の第1磁性板を示す斜視図であ
る。
る。
【図12】請求項4の発明に係る一実施例による磁路を
説明するための断面図である。
説明するための断面図である。
【図13】上記実施例の交番磁界型磁石による磁界部分
を示す図である。
を示す図である。
【図14】上記実施例の磁路による効果を示す特性図で
ある。
ある。
1 気化器 2 キャブボディ 2d 隔壁 6 ベンチュリ通路 7 バルブ室 9 ピストンバルブ(面積可変バルブ) 25,51 永久磁石 28a〜28c 磁気センサ 37,50 第1磁性板 37a〜37c 突起片 37d 折曲片 38 第2磁性板 38a 支持部 38b 延長部 52 磁性板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 19/00 H G01B 7/30 101 B
Claims (3)
- 【請求項1】 ベンチュリ通路と該通路に開口するよう
に形成されたバルブ室とを有するキャブボディと、上記
バルブ室内に摺動自在に配置されベンチュリ通路面積を
変化させる面積可変バルブとを備えた気化器の開度検出
装置において、上記面積可変バルブに磁石を固定し、該
磁石からの磁界の強度に応じた出力を発生する複数の磁
気センサを、上記バルブ室を形成する隔壁の外面の上記
磁石と対向可能位置に固定し、上記面積可変バルブの移
動に応じて上記磁石からの磁束を上記何れかの磁気セン
サに対して集中させる磁路を形成したことを特徴とする
気化器の開度検出装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記磁石が一方方向
磁界型のものであり、上記複数の磁気センサが上記面積
可変バルブの移動方向に間隔をあけて配置されており、
上記磁路が、上記各磁気センサの外面に当接するととも
に上記移動方向に延びる第1磁性板と、上記磁石に当接
するとともに、上記移動方向に延びる第2磁性板とから
なり、上記第1,第2磁性板同士を近接させる対向部が
設けられていることを特徴とする気化器の開度検出装
置。 - 【請求項3】 請求項1において、上記磁石が交番磁界
型のものであり、上記複数の磁気センサが上記面積可変
バルブの摺動方向に所定間隔を開けて配置されており、
上記磁路が、上記各磁気センサの背面に配設された磁性
板によって構成されていることを特徴とする気化器の開
度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525294A JPH07317574A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 気化器の開度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525294A JPH07317574A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 気化器の開度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317574A true JPH07317574A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14658096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11525294A Withdrawn JPH07317574A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 気化器の開度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07317574A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102009039496A1 (de) | 2008-09-02 | 2010-03-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Verlagerungserfassungsvorrichtung, die einen Magneten verwendet |
| DE102009039497A1 (de) | 2008-09-02 | 2010-03-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Verlagerungserfassungsvorrichtung, die einen Magneten verwendet |
| CN112262277A (zh) * | 2019-03-27 | 2021-01-22 | 牛津流动有限公司 | 用于控制流体流动的装置 |
| US12110988B2 (en) | 2019-06-07 | 2024-10-08 | Ofip Limited | Position sensor for a fluid flow control device |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11525294A patent/JPH07317574A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102009039496A1 (de) | 2008-09-02 | 2010-03-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Verlagerungserfassungsvorrichtung, die einen Magneten verwendet |
| DE102009039497A1 (de) | 2008-09-02 | 2010-03-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Verlagerungserfassungsvorrichtung, die einen Magneten verwendet |
| JP2010060339A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Alps Electric Co Ltd | 磁石を使用した移動検出装置 |
| JP2010060338A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Alps Electric Co Ltd | 磁石を使用した移動検出装置 |
| DE102009039497B4 (de) * | 2008-09-02 | 2013-06-20 | Alps Electric Co., Ltd. | Verlagerungserfassungsvorrichtung, die einen Magneten verwendet |
| DE102009039496B4 (de) * | 2008-09-02 | 2013-09-05 | Alps Electric Co., Ltd. | Verlagerungserfassungsvorrichtung, die einen Magneten verwendet |
| CN112262277A (zh) * | 2019-03-27 | 2021-01-22 | 牛津流动有限公司 | 用于控制流体流动的装置 |
| US11598444B2 (en) | 2019-03-27 | 2023-03-07 | Ofip Limited | Device for controlling fluid flow |
| CN112262277B (zh) * | 2019-03-27 | 2023-08-15 | Ofip有限公司 | 用于控制流体流动的装置 |
| EP3784933B1 (en) * | 2019-03-27 | 2024-04-24 | OFIP Limited | Device for controlling fluid flow |
| US12209682B2 (en) | 2019-03-27 | 2025-01-28 | Ofip Limited | Device for controlling fluid flow |
| US12110988B2 (en) | 2019-06-07 | 2024-10-08 | Ofip Limited | Position sensor for a fluid flow control device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100415204B1 (ko) | 내연기관용교축장치 | |
| US7305966B2 (en) | Sensor module unit and a throttle apparatus equipped with the sensor module unit | |
| EP2157300A1 (en) | Drive-by-wire throttle control apparatus and method of forming the same | |
| CN1109186C (zh) | 发动机的吸气装置 | |
| CN101273194B (zh) | 可变磁阻位置传感器 | |
| JPH07317574A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| US6325055B1 (en) | Flow control valve | |
| US7779809B2 (en) | Throttle system and sensor unit | |
| JPH07317573A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| JPH07317571A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| EP1452730B1 (en) | Ignition timing control device for internal combustion engine | |
| JPH07317570A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| JPH07317572A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| JPH07317568A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| JPH07317569A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| US4672356A (en) | Potentiometer chamber on the intake pipe of an internal combustion engine | |
| CN1274952C (zh) | 发动机的吸气装置 | |
| JPH08135467A (ja) | ポジションセンサの実装構造 | |
| JPH08135466A (ja) | ポジションセンサの配置構造 | |
| JPH08135508A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| JPH08135509A (ja) | 気化器の開度検出装置 | |
| JP2002332936A (ja) | エンジンの吸気装置 | |
| CA2453426A1 (en) | Throttle valve assembly | |
| WO2002097254A1 (en) | Engine intake device | |
| JPH0320543Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |