JPH07317705A - 流体圧アクチュエ−タ - Google Patents

流体圧アクチュエ−タ

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JPH07317705A
JPH07317705A JP13656694A JP13656694A JPH07317705A JP H07317705 A JPH07317705 A JP H07317705A JP 13656694 A JP13656694 A JP 13656694A JP 13656694 A JP13656694 A JP 13656694A JP H07317705 A JPH07317705 A JP H07317705A
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JP
Japan
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chamber
piston
fluid pressure
flow path
stroke
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JP13656694A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Oka
延由記 岡
Eiji Nakai
英二 中井
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Mazda Motor Corp
Nok Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答性の向上を図る。 【構成】 可動部材5により区画形成された流体室4の
うち他方の室6とドレインポート24とを排出流路26
にて直結すると共に、流路径の異なる制御弁31,32
を流体室4の一方の室7と他方の室6とを連通する連通
流路27に複数個並列に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばクラッチの接続
等を行なわせるための流体圧アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の流体圧アクチュエータと
して、たとえば図5に示すような自動車のマニュアルト
ランスミッションにて実施されるクラッチの断続を電気
的に制御するための油圧アクチュエータがある。図7
は、油圧アクチュエータが用いられるシステム概略図で
ある。すなわち、この油圧アクチュエータ100は、油
圧シリンダ部101と、該油圧シリンダ部101を制御
するための制御部102と、から構成されており、制御
部102により油圧シリンダ部101を制御して油圧シ
リンダ部101にロッド109を介して作動連結された
クラッチ103を接続するものである。
【0003】油圧シリンダ部101は、アクチュエータ
本体としての内部中空のボディ104と、ボディ104
の中空内部に形成された流体室105と、該流体室10
5内を往復動自在に挿入された可動部材としてのピスト
ン106と、該ピストン106により2室に区画形成さ
れた油室A107,油室B108と、ピストン106の
油室A107側に作動連結されるロッド109と、から
構成されている。
【0004】ボディ104の側壁104Aには、流体室
105に油圧を供給するための供給ポート110と、流
体室105内の油圧を排出するためのドレインポート1
11が設けられている。
【0005】そして、制御部102は、ボディ104の
側壁104Aに一体的に設けられている。この制御部1
02は、供給ポート110と油室B108とを連通する
供給流路としての流路C112と、その流路C112を
開閉制御する制御弁としてのノーマルクローズタイプの
ソレノイドバルブC113と、ドレインポート111と
油室A107とを連通する排出流路としての流路B11
4と、その流路B114を開閉制御する制御弁としての
ノーマルクローズタイプのソレノイドバルブB115
と、流路B114と流路C112を介して油室A107
と油室B108とを連通する連通流路としての流路A1
16と、その流路A116を開閉制御する制御弁として
のノーマルオープンタイプのソレノイドバルブA117
と、から構成されている。
【0006】このように構成された油圧アクチュエータ
100は、図7に示すようなシステムに適用される。こ
のシステム50は、支点Pを中心として揺動する揺動体
53の一端に油圧アクチュエータ100のピストン10
6に作動連結されているロッド109の先端が連結さ
れ、揺動体53の他端にクラッチ103が接続されてい
る従動体54が連結されているもので、クラッチ103
がエンジン側Eに接続されているときピストン5の0点
で、ピストン5がクラッチスプリング52のスプリング
力に抗して移動することによってクラッチ103が離れ
るようになっている。尚、図7中矢印Dはミッション駆
動側である。
【0007】図6には上記油圧アクチュエータ100に
おける流体回路図が示されている。
【0008】また、図8(a),(b)には変速時の作
動特性を示しており、図8(a)はソレノイドバルブA
117,B115,C113の制御タイミング図であ
り、図8(b)は図8(a)に示す制御タイミングによ
るピストンストローク線図である。尚、ピストンストロ
ーク線図の縦軸はピストン106のストローク(m
m)、横軸は時間(sec)となっている。
【0009】ここで、図8(b)に示すピストンストロ
ーク線図は、図8(a)に示すソレノイドバルブ制御タ
イミング図と図7のシステム概略図とを参照すると、実
線で示されているようにピストン106をストロークさ
せ、クラッチ103をクラッチスプリング52のスプリ
ング力に抗してフルストローク(6mm位置)した後、
戻す途中3mmで半クラッチとしてから接続するように
なっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術の場合には、図8(b)のピストンストロー
ク線図から、図8(a)のソレノイドバルブ制御タイミ
ングに対するピストンストロークの応答が遅いことがわ
かる。これにより、制御が難しいという欠点があった。
そこで、図8(b)のピストンストローク線図に点線で
示すように応答性(ピストンスピード)を上げるために
は、ソレノイドバルブA117,B115,C113の
油路径の拡大が考えられたが、流体室105への供給圧
力とソレノイドバルブA117,B115,C113の
吸引力の関係から、現状以上(実線)は不可能であっ
た。
【0011】しかし、図8(b)のピストンストローク
線図において、フルストローク位置への立ち上がり部分
のA部のみに関しては、ソレノイドバルブB115を廃
止すると共にその廃止した部分に盲栓をして油室A10
7とドレインポート111を直結することにより、点線
で示す応答とすることが可能であった。しかしながら、
フルストローク位置から半クラッチ位置を介して元の接
続位置への戻り部分のB部は応答性を上げることができ
なかった。
【0012】また、図9(a),(b),(c)には発
進時の作動特性を示しており、図9(a)はソレノイド
バルブA117,B115,C113の制御タイミング
図であり、図9(b)は図9(a)に示す制御タイミン
グによるピストンストローク線図である。尚、ピストン
ストローク線図の縦軸はピストン106のストローク
(mm)、横軸は時間(sec)となっている。
【0013】この発進時の制御においては、半クラッチ
とするピストン106のストローク時にソレノイドバル
ブA117を図9(a)に示すようにデューティ(DU
TY)制御することによってピストン105のスピード
をDUTY制御しているため、実際は点線で示すように
階段状となり、これを滑らかに(細かく)することも前
記と同様の供給圧力とソレノイドバルブA117,B1
15,C113の吸引力の関係により不可能であった。
【0014】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、応
答性の向上を図り得る流体圧アクチュエータを提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、中空のアクチュエータ本体の内
部に形成された流体室内を往復移動する可動部材を有
し、該可動部材により区画形成されたそれぞれの室の流
体圧を制御して可動部材を作動させるもので、前記区画
形成された室のうちどちらか一方の室に圧力源からの流
体圧を供給流路を介して供給する供給ポートと、他方の
室から流体圧を排出流路を介して排出するドレインポー
トと、一方の室と他方の室を連通する連通流路と、該連
通流路を開閉制御する制御弁と、を有する流体圧アクチ
ュエータにおいて、前記他方の室と前記ドレインポート
とを前記排出流路にて直結すると共に、流路径の異なる
前記制御弁を前記連通流路に複数個並列に設けたことを
特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成の油圧アクチュエータにあっては、流
体室が可動部材により区画形成されたそれぞれの室のう
ち他方の室とドレインポートとが排出流路にて直結して
いるので、その室内の流体圧が速く排出されることにな
り、可動部材のフルストローク位置までの立ち上り部分
での応答が向上すると共に、一方の室とドレイポートを
連通する連通流路間に複数個並列に流路径の異なる制御
弁を設けたことにより、流路径が拡大されることにな
り、一方の室からドレインポートへの流体圧の排出を速
くでき、フルストローク位置から元の位置までの戻り部
分の可動部材の応答が向上する。
【0017】また、連通流路間に並列に設けた流路径の
異なる制御弁を複数設けたことにより、流路径の小さい
制御弁にて、DUTY制御すれば、DUTY周期が短く
なり、またDUTY比率も小さくなるため、DUTY回
数が多くなると共に、流量が小さくなるので、細かく制
御可能となり、滑らかに制御することができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1及び図2に本発明の一実施例に係る流体圧ア
クチュエータとしての油圧アクチュエータを示す。この
油圧アクチュエータ1は、従来技術と同様に自動車のマ
ニュアルトランスミッションにて実施されるクラッチの
断続を電気的に制御するためのものである。図1及び図
2において、1は油圧アクチュエータを示しており、こ
の油圧アクチュエータ1の概略構成は、油圧シリンダ部
2と、該油圧シリンダ部2を制御するための制御部3
と、から構成されており、制御部3により油圧シリンダ
部2を制御して油圧シリンダ部2に作動連結されたクラ
ッチ51を接続するものである。
【0019】油圧シリンダ部2は、アクチュエータ本体
としての内部中空のボディ8と、中空内部に形成された
流体室4と、該流体室4内を往復動自在に挿入された可
動部材としてのピストン5と、該ピストン5により区画
形成された油室A6,油室B7と、ピストン5の油室A
6側に作動連結されるロッド9と、から構成されてい
る。
【0020】ボディ8は、一端が開口する内径が同軸的
に大径部81と小径部18とから成る中空部と、中空部
の小径部18と同軸的に連通して他端に開口する貫通孔
17とを有している。そして、大径部81の開口端部に
は断面略コ字形状のスリーブ10が中空部内に挿入固定
され、このスリーブ10と、中空部の大径部81と小径
部18とから流体室4が形成されている。
【0021】そして、流体室4の大径部81内にピスト
ン5が往復動自在に挿入され、ピストン5により流体室
4が油室A6と油室B7とに区画形成されている。この
油室A6は貫通孔17側で、油室B7はスリーブ10側
となっている。尚、油室Aの小径部18内部は、後に示
すロッド9をピストン5に固定するためのナット19
が、ピストン5のストローク時に入り込むようになって
いる。
【0022】ピストン5の油室A6側には、ロッド9の
一端がピストン5と同軸的にナット19を介して螺合固
定されており、油室B7側には、スリーブ10内を軸受
A12及びシール部材であるパッキンA14を介して摺
動自在に挿入される突出部5Aが一体的に設けられてい
る。
【0023】また、スリーブ10の底部には孔10Aを
有しており、その孔10Aを介してボディ8の端面にピ
ストン5のストロークセンサー11が固定されている。
このストロークセンサー11は、ピストン5の突出部5
Aの端面に臨んで設けられている。
【0024】そして、ロッド9は貫通孔17内に軸受B
16を介して往復動自在となっている。
【0025】尚、ピストン5外周及びボディ8の貫通孔
17の外側端面内周縁には、それぞれシ−ル部材として
のパッキンB,C15,13がそれぞれ装着されてい
る。
【0026】一方、ボディ8の側壁8Aには、流体室4
に油圧を供給するための供給ポート23と、流体室4内
の油圧を排出するためのドレインポート24が設けられ
ている。
【0027】そして、制御部3はボディ8の側壁8Aに
一体的に設けられている。この制御部3には、供給ポー
ト23と油室B7とを連通する供給流路としての流路C
25と、ドレインポート24と油室A6とを直結して連
通する排出流路としての流路D26と、流路C25,流
路D26を介して油室A6と油室B7とを連通する連通
流路としての流路E27と、を有しており、流路E27
は、流路A28と流路B29とに並列に分かれている。
【0028】流路C25には、その流路C25を開閉制
御する制御弁としてのノーマルクローズタイプのソレノ
イドバルブC30が設けられている。
【0029】また、流路E27には、その流路E27を
開閉制御する制御弁としてのノーマルオープンタイプの
ソレノイドバルブA31と、ノーマルオープンタイプの
ソレノイドバルブB32が並列に設けられている。すな
わち、ソレノイドバルブA31は流路A28を開閉制御
するようになっており、ソレノイドバルブB32は流路
B29を開閉制御するようになっている。そして、ソレ
ノイドバルブA31の油路径は従来技術のソレノイドバ
ルブA117とほぼ同じで、ソレノイドバルブB32の
油路径はソレノイドバルブA31より小さく設定されて
いる。
【0030】上記構成の油圧アクチュエータ1の流体回
路図は、図2に示す流体回路図の右側のブロックに示さ
れている。一方、図2の流体回路の左側のブロックは、
供給ポート23へ導入流路33を介して油圧を供給する
ための回路図であり、該回路図は、タンク34と、タン
ク34内の作動油を導入流路33,供給ポート23を介
して流体室4に導入するための電動ポンプ35と、逆流
を防ぐチェックバルブ36と、流体回路中の油圧を制御
するリリーフバルブ37と、電動ポンプ35と供給ポー
ト23間に接続されるアキュームレータ38とから成っ
ている。
【0031】そして、上記構成の油圧アクチュエータ1
は、従来技術で示したシステム50に適用されるもので
(図7参照)、クラッチ51がエンジン側Eに接続され
ているときピストン5のストローク0点(図1参照)
で、ピストン5がストローク(図示右側に移動)するこ
とによってクラッチ51がクラッチスプリング52のス
プリング力に抗して離れるようになっている。
【0032】尚、図中60は鋼球で、ボディ8の側壁8
Aに各流路を形成した際に、開口した端部を閉塞させる
ためのもので、この鋼球60は、開口端部に圧入した後
にかしめて変形させ、抜けないようになっている。
【0033】次に、上記構成の油圧アクチュエータ1
の、変速時の作動特性を、図3(a)に示すソレノイド
バルブA31,B32,C30の制御タイミング図によ
り制御を行なうときについて説明する。
【0034】初期状態はソレノイドバルブA31,B3
2,C30何れもOFFであることから、ソレノイドバ
ルブA31,B32が開で、ソレノイドバルブC30が
閉となり、油圧は供給されず、クラッチスプリング52
のスプリング力によりピストン5が図中左側に移動さ
れ、クラッチ51側の接続位置で決まるストローク0点
で止まっている。
【0035】次に、ソレノイドバルブA31,B32,
C30何れもONとすると、ソレノイドバルブC30が
開で、ソレノイドバルブA31,B32が閉となり、圧
力源からの油圧が供給ポート24,流路C25を介して
油室B7に供給され、また油室A6は流路D26を介し
てドレインポート24と直結して油圧が0kgf/cm2 であ
るため、ピストン5はストロークし、フルストローク
(6mm位置)した後、ソレノイドバルブC30をOF
Fにする。これにより、フルストローク位置が維持され
る。
【0036】そして、所定時間経過後、ソレノイドバル
ブA31,B32をOFFとし、何れも開とすると、油
室B7内の油圧が流路C25,流路A28及び流路B2
9を介してドレインポート24よりほとんど排出される
ため(尚、若干ではあるが流路D26を介して油室Aに
供給される。)、クラッチスプリング52のスプリング
力によってピストン5が元のストローク0点の位置に戻
ることになり、クラッチ51が接続される。この戻す途
中(3mm位置)で、ソレノイドバルブA31,B32
を一端ON・OFFして半クラッチとしてから接続して
いる。
【0037】このようにピストン5のストロークは図3
(b)のピストンストローク線図に示す点線の作動特性
となる。尚、図中実線は上記従来技術の作動特性であ
る。
【0038】上記構成の油圧アクチュエータにあって
は、油室A6とドレインポート24とを流路D26にて
直結しているので、従来技術と比べて油室A6内の油圧
が速く排出されることになり、従来技術のフルストロー
ク位置までの立ち上り部分のA部(図3(b)参照)で
のピストン5の応答が向上すると共に、油室B7とドレ
イポート24を連通する流路E27間に2個並列にソレ
ノイドバルブA31,B32を設けたので、ソレノイド
バルブA31,B32の開時、油路径が拡大されること
になり、油室B7からドレインポート24への油圧の排
出が速くなり、フルストローク位置からクラッチ51の
接続位置までの戻り部分のB部(図3(b)参照)での
ピストン5の応答が向上することになる。これにより、
従来技術の作動特性と比べてA部,B部の両方において
応答性(ピストンスピード)が向上する。
【0039】次に、発進時の作動特性を、図4(a)に
示すようなソレノイドバルブA31,B32,C30の
制御タイミング図により制御を行なったときについて説
明する。
【0040】初期状態はソレノイドバルブA31,B3
2,C30何れもOFFであることから、ソレノイドバ
ルブA31,B32が開で、ソレノイドバルブC30が
閉となり、油圧は供給されず、クラッチスプリング52
のスプリング力によりピストン5が図中左側に移動さ
れ、クラッチ51側の接続位置で決まるストローク0点
で止まっている。
【0041】次に、ソレノイドバルブA31,B32,
C30何れもONとすると、ソレノイドバルブC30が
開で、ソレノイドバルブA31,B32が閉となり、圧
力源からの油圧が供給ポート24,流路C25を介して
油室B7に供給され、また油室A6は流路D26を介し
てドレインポート24と直結して油圧が0kgf/cm2 であ
るため、ピストン5はストロークし、フルストローク
(6mm位置)した後、ソレノイドバルブC30をOF
Fにする。これにより、フルストローク位置が維持され
る。
【0042】そして、所定時間経過後、ソレノイドバル
ブB32のみをDUTY制御とし、開閉を繰り返すと、
開時は油室B7内の油圧が流路C25及び流路B29を
介してドレインポート24より排出されるため、クラッ
チスプリング52のスプリング力によってピストン5が
徐々に半クラッチ位置(3mm)にストロークする。こ
の半クラッチ位置になった時点でソレノイドバルブB3
2を一端ONとし、そのONの所定時間経過後、ソレノ
イドバルブA31と共にOFFとし、何れも開とする
と、油室B7内の油圧が流路C25,流路A28及び流
路B29を介してドレインポート24より上記半クラッ
チ状態のときよりも速く排出されるため、半クラッチま
でのスピードより速いスピードでピストン5がストロー
クし、元のストローク0点の位置に戻り、クラッチ51
が接続される。
【0043】このようにピストン5のストロークは図4
(b)のピストンストローク線図に示す作動特性とな
る。
【0044】尚、上記のように発進時等、クラッチ51
をゆっくりつなぐためにピストン5のストロークのスピ
ードを遅くする際、図5に示す従来技術の場合、ノーマ
ルオープンタイプのソレノイドバルブA117をDUT
Y制御して行なうが、そのソレノイドバルブA117の
油路径の大きさにより、そのソレノイドバルブA117
の応答性及び流路が決まるためにピストン106のスト
ロークのスピードに対するDUTY周期P2及びDUT
Y比率R2が決まってしまい、DUTY回数を増やして
滑らかにつなぐことが不可能であった。
【0045】そこで、上記構成の油圧アクチュエータに
あっては、油室B7とドレイポート24を連通する流路
E27間に2個並列に設けたソレノイドバルブA31,
B32のうち、一方のソレノイドバルブB32の方の油
路径を小さくしており、この一個の油路径の小さいソレ
ノイドバルブB32にて、DUTY制御しているので、
DUTY周期P1は、従来技術のDUTY周期P2に比
べて短くなり、DUTY比率R1は、従来技術のDUT
Y比率R2に比べて小さくなる(図4(a),(c)及
び図9(a),(c)参照)。これにより、DUTY回
数が従来技術と比べて多くなると共に、流量が従来技術
と比べて小さくなるので、細かく制御可能となり、滑ら
かにクラッチ51をつなぐことができ、発進時のクラッ
チ51の接続のフィーリングが向上する。
【0046】尚、上記実施例では、流体圧として油圧を
例にとって説明したが、油圧に限るものではなく、その
他空気圧等の流体圧でも同様に適用するものである。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上の構成および作用を有す
るもので、流体室が可動部材により区画形成されたそれ
ぞれの室のうち他方の室とドレインポートとの排出流路
を直結したので、その室内の流体圧が速く排出されるこ
とになり、可動部材のフルストローク位置までの立ち上
り部分での応答が向上すると共に、一方の室とドレイポ
ートを連通する連通流路間に複数個並列に流路径の異な
る制御弁を設けたので、流路径が拡大されることにな
り、一方の室からドレインポートへの流体圧の排出を速
くでき、フルストローク位置から元の位置までの戻り部
分の可動部材の応答が向上する。このように、立ち上が
り部分及び戻り部分の両方の応答が向上するため、応答
性の向上が図られる。
【0048】また、連通流路間に並列に設けた流路径の
異なる制御弁を複数設けたので、流路径の小さい制御弁
にて、DUTY制御すれば、DUTY周期が短くなり、
またDUTY比率も小さくなるため、DUTY回数が多
くなると共に、流量が小さくなるので、細かく制御可能
となり、滑らかに制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る流体圧アクチュ
エータとしての油圧アクチェータの断面図である。
【図2】図2は本発明の一実施例に係る流体圧アクチュ
エータとしての油圧アクチュエータの流体回路図であ
る。
【図3】図3は図1及び図2の油圧アクチュエータの変
速時の作動特性を示すもので、同図(a)はソレノイド
バルブ制御タイミング図で、同図(b)はピストンスト
ローク線図である。
【図4】図4は図1及び図2の油圧アクチュエータの発
進時の作動特性を示すもので、同図(a)はソレノイド
バルブ制御タイミング図で、同図(b)はピストンスト
ローク線図で、同図(c)は同図(a)のDUTY制御
部の拡大図である。
【図5】図5は従来の流体圧アクチュエータとしての油
圧アクチェータの断面図である。
【図6】図6は従来の流体圧アクチュエータとしての油
圧アクチュエータの流体回路図である。
【図7】図7はシステム概略図である。
【図8】図8は図5及び図6の油圧アクチュエータの変
速時の作動特性を示すもので、同図(a)はソレノイド
バルブ制御タイミング図で、同図(b)はピストンスト
ローク線図である。
【図9】図9は図5及び図6の油圧アクチュエータの発
進時の作動特性を示すもので、同図(a)はソレノイド
バルブ制御タイミング図で、同図(b)はピストンスト
ローク線図で、同図(c)は同図(a)のDUTY制御
部の拡大図である。
【符号の説明】
1 油圧アクチュエータ(流体圧アクチュエータ) 2 油圧シリンダ部 3 制御部 4 流体室 5 ピストン(可動部材) 5A 突出部 6 油室A 7 油室B 8 ボディ(アクチュエータ本体) 8A 側壁 81 大径部 9 ロッド 10 スリーブ 10A 孔 11 ストロークセンサー 12 軸受A 13 パッキンC 14 パッキンA 15 パッキンB 16 軸受B 17 貫通孔 18 小径部 19 ナット 23 供給ポート 24 ドレインポート 25 流路C(供給流路) 26 流路D(排出流路) 27 流路E(連通流路) 28 流路A 29 流路B 30 ソレノイドバルブC 31 ソレノイドバルブA(制御弁) 32 ソレノイドバルブB(制御弁) 33 導入流路 34 タンク 35 電動ポンプ 36 チェックバルブ 37 リリーフバルブ 38 アキュームレータ 50 システム 51 クラッチ 52 クラッチスプリング 53 揺動体 54 従動体 60 鋼球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空のアクチュエータ本体の内部に形成
    された流体室内を往復移動する可動部材を有し、該可動
    部材により区画形成されたそれぞれの室の流体圧を制御
    して可動部材を作動させるもので、 前記区画形成された室のうちどちらか一方の室に圧力源
    からの流体圧を供給流路を介して供給する供給ポート
    と、他方の室から流体圧を排出流路を介して排出するド
    レインポートと、一方の室と他方の室を連通する連通流
    路と、該連通流路を開閉制御する制御弁と、を有する流
    体圧アクチュエータにおいて、 前記他方の室と前記ドレインポートとを前記排出流路に
    て直結すると共に、流路径の異なる前記制御弁を前記連
    通流路に複数個並列に設けたことを特徴とする流体圧ア
    クチュエータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015504146A (ja) * 2012-01-23 2015-02-05 ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングWABCO GmbH 原動機付き車両のオートマチックトランスミッションの切換装置の双方向に作用する切換シリンダの制御のための装置

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JP2015504146A (ja) * 2012-01-23 2015-02-05 ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングWABCO GmbH 原動機付き車両のオートマチックトランスミッションの切換装置の双方向に作用する切換シリンダの制御のための装置

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