JPH07319480A - 能動騒音制御装置 - Google Patents

能動騒音制御装置

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Publication number
JPH07319480A
JPH07319480A JP6113054A JP11305494A JPH07319480A JP H07319480 A JPH07319480 A JP H07319480A JP 6113054 A JP6113054 A JP 6113054A JP 11305494 A JP11305494 A JP 11305494A JP H07319480 A JPH07319480 A JP H07319480A
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JP
Japan
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noise
electro
train
telephone
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6113054A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoshi Nakama
保利 中間
Kenichi Terai
賢一 寺井
Hiroyuki Hashimoto
裕之 橋本
Tadashi Tamura
忠司 田村
Hiroshi Abiko
博 神孫子
Yoichi Yasuda
陽一 安田
Yasushi Muto
康司 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Japan Railway Co
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
East Japan Railway Co
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by East Japan Railway Co, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical East Japan Railway Co
Priority to JP6113054A priority Critical patent/JPH07319480A/ja
Publication of JPH07319480A publication Critical patent/JPH07319480A/ja
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 列車等の移動物体の走行時に発生する騒音環
境下において能動的騒音制御を行い、快適な電話サービ
スが実現できる装置を堤供する。 【構成】 列車等の移動物体の走行速度に依存する騒音
を騒音検出器4にて検出し、この検出された騒音信号を
適応フィルタ10にて適応制御する。その出力をD/A
変換器11を介してスピーカ12にて再生する。騒音源
からの音とスピーカ12からの音との誤差はマイクロフ
ォン13によって検出される。この能動騒音制御装置5
は列車等の移動物体の中の電話コーナーに設置される。
能動騒音制御装置5は、電話の受話器上げ信号検出手段
7により起動されるか、または電話コーナーへの通話者
検知手段8により、スイッチ6がONとなって起動され
る構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車等の移動物体の走
行時に発生する騒音環境下における能動的騒音制御を用
いた能動騒音制御装置に関するものである。更には列車
等の移動物体の中の電話コーナー部に適用したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境騒音をディジタル信号処理技
術を用いて、スピーカから制御音を出力して受聴位置で
消音する能動的騒音制御方法が提案されている。しかし
ながら、従来の列車等の移動物体の走行時に発生する騒
音環境下において、特に電話コーナー部について能動的
騒音制御方法が適用されたものは、まだ存在しない。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の騒音制御
方法について説明する。(図14)は従来の騒音制御方
法を説明するためのブロック図であり、同図(a)は列
車を上面から見た上面図、(b)は列車を側面から見た
側面図である。(図14)において、1は列車本体、2
は電話コーナー部、3は電話器であり、電話コーナー部
2は側壁、天井部を防音材、吸音材等の壁材でコの字タ
イプに構成するか、部屋として構成されている。あるい
は、列車によっては列車のデッキ部にそのまま置かれて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
図14に示すような構成では、列車走行時の騒音が大き
いため、互いの声の明瞭度が悪く、聞き取りにくいとい
う課題があるが、この課題を解決するためには必然的に
通話者の声が大きくなってしまい、これまた隣接する周
囲の人に迷惑をかけるという課題がある。
【0005】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、列車等の移動物体の走行時に発生する騒音環境下に
おいて能動的騒音制御を用いた能動騒音制御装置を提供
するものである。更には、列車等の移動物体の中の電話
コーナー部に適用したものを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の能動騒音制御装
置は、列車等の移動物体の走行速度に依存する騒音を検
出する騒音検出器から検出された騒音信号か、前記列車
等の移動物体が前もって運転情報として持っている騒音
信号を適応制御する適応フィルタと、前記適応フィルタ
の出力を増幅する増幅器と、前記増幅器からの出力を再
生する電気−音響変換器と、騒音源からの音と前記電気
−音響変換器からの音との誤差を検出する誤差検出器と
からなる能動騒音制御装置において、前記能動騒音制御
装置は列車等の移動物体の中の電話コーナーに設けら
れ、前記能動騒音制御装置は電話の受話器上げ信号の検
出、または前記電話コーナーへの通話者検知により起動
され、前記電気−音響変換器は前記電話コーナーの天井
面に取り付けられ、前記誤差検出器は電気−音響変換器
の近傍に取り付けられ、前記誤差検出器からの出力は前
記適応フィルタへフィードバックされることを特徴とす
るものである。
【0007】前記誤差検出器は電話の受話器部分に取り
付けられる。
【0008】前記誤差検出器は前記電気−音響変換器の
近傍に取り付けられ、かつ受話器近傍に強い指向性を持
った指向性マイクである。
【0009】また、本発明の能動騒音制御装置は、列車
等の移動物体の走行速度に依存する騒音を検出する騒音
検出器から検出された騒音信号か、前記列車等の移動物
体が前もって運転情報として持っている騒音信号を適応
制御する適応フィルタと、その出力を増幅する増幅器と
前記増幅器からの出力を再生する電気−音響変換器と、
騒音源からの音と前記電気−音響変換器からの音との誤
差を検出する誤差検出器とからなる能動騒音制御装置に
おいて、前記能動騒音制御装置は列車等の移動物体の中
の電話コーナーに置かれ、前記能動騒音制御装置は電話
の受話器上げ信号の検出、または前記電話コーナーへの
通話者検知信号により起動され、前記電気−音響変換器
は列車の電話コーナー部の側壁面に取り付けられ、前記
誤差検出器は電気−音響変換器の近傍に取り付けられ、
前記誤差検出器からの出力は適応フィルタへフィードバ
ックされることを特徴とするものである。
【0010】前記誤差検出器は電話の受話器部分に取り
付けられる。
【0011】前記誤差検出器は電気−音響変換器の近傍
に取り付けられ、かつ受話器近傍に強い指向性を持った
指向性マイクである。
【0012】本発明の能動騒音制御装置は、列車等の移
動物体の走行速度に依存する騒音を検出する騒音検出器
から検出された騒音信号か、前記列車等の移動物体が前
もって運転情報として持っている騒音信号を適応制御す
る適応フィルタと、その出力を増幅する増幅器と前記増
幅器からの出力を再生する電気−音響変換器と、騒音源
からの音と前記電気−音響変換器からの音との誤差を検
出する誤差検出器とからなる能動騒音制御装置におい
て、前記能動騒音制御装置は列車等の移動物体に設置さ
れ、更に列車等の移動物体の中の電話コーナーに置か
れ、前記能動騒音制御装置は電話の受話器上げ信号の検
出、または前記電話コーナーへの通話者検知信号により
起動され、前記電話コーナーの天井部分に半球形ドーム
を取付け、その内部に前記電気−音響変換器が取り付け
られており、前記誤差検出器は電気−音響変換器の近傍
に取り付けられ、前記誤差検出器からの出力は適応フィ
ルタへフィードバックされることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】本発明は、騒音検出手段が列車等の移動物体の
走行速度に依存する騒音か、または列車等の移動物体が
前もって運転情報として持っている騒音信号を適応フィ
ルタにてフィルタリング処理し、電気−音響変換器が前
記フィルタリング処理した電気信号を音響に変換し、誤
差検出器が電気−音響変換器の発生する音響と騒音源か
らの騒音との誤差を検出し、その誤差検出器の検出結果
に基づいて、騒音源の騒音信号を、その誤差が最小にな
るように制御信号に変換し、その制御信号に応じて、出
力手段が電気信号を音響変換手段に出力する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例における能動
騒音制御装置を列車内の電話コーナー部に搭載した場合
の構成ブロック図を示すものである。図1において、1
は列車本体、2は列車の電話コーナー部、3は電話器、
4は列車等の移動物体の走行速度に依存する騒音を検出
するための騒音検出器(例えば、マイクロフォン、また
は振動ピックアップ)(騒音検出手段)、5は能動騒音
制御装置本体、6は能動騒音制御装置本体を起動するス
イッチ、7は受話器上げ信号検出手段、8は通話者検知
手段、9は検出された騒音のアナログ信号をディジタル
信号に変換するA/D変換器、10は係数を変更して騒
音信号を適応制御する適応フィルタ、11はディジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、12は増
幅器(図示せず、以下の実施例においても同様)にて増
幅された電気信号を音響に変換する電気−音響変換器
(例えばスピーカ)(電気−音響変換手段)、13は騒
音源からの騒音と電気−音響変換器12からの音響との
打ち消した後の残りの誤差を検出する誤差検出器(例え
ばマイクロフォン)(誤差検出手段)であり、電気−音
響変換器12は列車の電話コーナー部の天井部分に取り
付けられ、誤差検出器13は電気−音響変換器の近傍に
取り付けられている。
【0016】電気−音響変換器12は薄型平板振動板を
有し、かつ薄型平板形状をなしている。なお、騒音検出
器4は振動ピックアップとマイクロフォンを組み合せて
構成しても良い。これらは以下に後述する実施例につい
ても同様である。
【0017】以上のように構成された能動騒音制御装置
について、以下その動作について説明する。
【0018】列車乗客が電話利用のために受話器を上げ
たことを検出する受話器上げ信号検出手段7からの信号
か、あるいは電話コーナー部2に人が来たことを検知す
る通話者検知手段8からの信号が到来すると能動騒音制
御装置本体5を起動するスイッチ6がONとなり、能動
騒音制御装置本体5が作動する。騒音検出器(マイクロ
ホン、振動ピックアップ)4で検出された騒音はA/D
変換器9でディジタル信号に変換され、適応フィルタ1
0で信号処理され、D/A変換器11でアナログ信号に
変換され、電気−音響変換器(スピーカ)12に入力さ
れ、電気−音響変換器12により音響に変換される。変
換された音響は誤差検出器13により検出される。
【0019】一方、列車等の移動物体の走行速度に依存
して発生する騒音は、列車内の空間を伝ぱんして同じく
誤差検出器13によって検出される。従って、列車内の
空間を伝ぱんして評価点に到達する騒音信号を、スピー
カ12により評価点で打ち消すことになる。この評価点
における、誤差検出器13により検出された信号が、消
し残りとして誤差信号となる。
【0020】また、適応フィルタ10は、騒音検出器4
の検出信号を制御伝達特性C1(電気−音響変換器12
から誤差検出器13までの伝達特性)を持つ畳み込み演
算器で演算し、乗算器によって誤差検出器13により検
出された誤差信号と乗算して、適応フィルタ10に誤差
信号が最小となるように係数更新を行う。
【0021】なお、図1において、誤差検出器13が電
気−音響変換器12の近傍に取り付けられかつ受話器近
傍に強い指向性を持った指向性マイクを用いるような構
成であれば、他の配置構成であってもかまわない。
【0022】次に、本発明の第2の実施例について、図
2を参照しながら説明する。基本的な構成は図1に示し
た実施例と同様であり、図1と同一の構成要素について
は図1と同一の符号を付して、その説明は省略するが、
本実施例が第1の実施例と比較して異なる点は、誤差検
出器13が図3に示すように電話の受話器部分に取り付
けられている点である。図3において、(a)は電話器
に対して誤差検出器13が1個の場合、(b)は電話機
に誤差検出器13を2個設けたものであり、これらは電
気的に加算されて処理を施される。本実施例のように、
電話器の受話器部分に誤差検出器13を設置することに
より、人間の耳に誤差検出ポイントが近くなり、より消
音効果を高めることが可能となる。
【0023】次に、本発明の第3の実施例について、図
4を参照しながら説明する。基本的な構成は図1に示し
た実施例と同様であり、図1と同一の構成要素について
は図1と同一の符号を付して、その説明は省略するが、
本実施例が第1の実施例と比較して異なる点は、電気−
音響変換器(スピーカ)12が電話コーナー部の側壁に
取り付けられている点である。
【0024】以上のように構成された能動騒音制御装置
について、以下その動作について説明する。
【0025】列車乗客が電話利用のために受話器を上げ
たことを検出する受話器上げ信号検出手段7からの信号
か、あるいは電話コーナー部に人が来たことを検知する
通話者検知手段8からの信号が到来すると、能動騒音制
御装置本体5を起動するスイッチ6がONとなり、能動
騒音制御装置本体5が作動する。騒音検出器(マイクロ
ホン、振動ピックアップ)4で検出された騒音はA/D
変換器9でディジタル信号に変換され、適応フィルタ1
0で信号処理され、D/A変換器11でアナログ信号に
変換され、電気−音響変換器(スピーカ)12に入力さ
れ、電気−音響変換器12により音響に変換される。変
換された音響は誤差検出器13により検出される。
【0026】一方、列車等の移動物体の走行速度に依存
して発生する騒音は、列車内の空間を伝ぱんして同じく
誤差検出器13によって検出される。従って、列車内の
空間を伝ぱんして評価点に到達する騒音信号を、スピー
カ12により評価点で打ち消すことになる。この評価点
における、誤差検出器13により検出された信号が、消
し残りとして誤差信号となる。
【0027】また、適応フィルタ10は、騒音検出器4
の検出信号を制御伝達特性C1(電気−音響変換器12
から誤差検出器13までの伝達特性)を持つ畳み込み演
算器で演算し、乗算器で誤差検出器13により検出され
た誤差信号と乗算して、適応フィルタ10に誤差信号が
最小となるように係数更新を行う。
【0028】なお、図4において、誤差検出器13が電
気−音響変換器12の近傍に取り付けられかつ受話器近
傍に強い指向性を持った指向性マイクを用いるような構
成であれば、他の配置構成であってもかまわない。
【0029】次に、本発明の第4の実施例について、図
5を参照しながら説明する。基本的な構成は図4に示し
た実施例と同様であり、図4と同一の構成要素について
は図4と同一の符号を付して、その説明は省略するが、
本実施例が第3の実施例と比較して異なる点は、誤差検
出器13が図3に示すように電話の受話器部分に取り付
けられている点である。本実施例のように、電話器の受
話器部分に誤差検出器13を設置することにより、人間
の耳に誤差検出ポイントが近くなり、より消音効果を高
めることが可能となる。
【0030】次に、本発明の第5の実施例について、図
6を参照しながら説明する。基本的な構成は図1に示し
た実施例と同様であり、図1と同一の構成要素について
は図1と同一の符号を付して、その説明は省略するが、
本実施例が第1の実施例と比較して異なる点は、電話コ
ーナーの天井部分に、図7に示すように半球形ドーム1
5を取付け、そのドーム内部に電気−音響変換器12と
誤差検出器13が取り付けられている点である。このよ
うな半球形ドームを取付けることにより、受動的消音効
果も得られ、ドーム内の消音で、能動的消音効果も大き
くなる。
【0031】次に、本発明の第6の実施例について、図
8を参照しながら説明する。基本的な構成は図1に示し
た実施例と同様であり、図1と同一の構成要素について
は図1と同一の符号を付して、その説明は省略するが、
本実施例が第1の実施例と比較して異なる点は、列車等
の移動物体の走行速度に依存する騒音を検出する騒音検
出器4が2以上(本実施例では4個)の複数個からな
り、電気−音響変換器12、誤差検出器13がそれぞれ
2個から構成されている点である。20は各適応フィル
タの出力を加算する加算器である。本実施例のように、
騒音検出器4を4個設け、電気−音響変換器12、誤差
検出器13をそれぞれ2個で構成することにより、互い
のクロストーク部分もそれぞれ独立に電気的に処理され
ることとなる。
【0032】次に、本発明の第7の実施例について、図
9を参照しながら説明する。基本的な構成は図8に示し
た実施例と同様であり、図8と同一の構成要素について
は図8と同一の符号を付して、その説明は省略するが、
本実施例が第6の実施例と比較して異なる点は、誤差検
出器13が図3に示したように、電話の受話器部分に取
り付けられている点である。20は各適応フィルタの出
力を加算する加算器である。本実施例のように、騒音検
出器4を4個設け、電気−音響変換器12、誤差検出器
13をそれぞれ2個で構成することにより、互いのクロ
ストーク部分もそれぞれ独立に電気的に処理されること
となる。また、電話器の受話器部分に誤差検出器13を
設置することにより、誤差検出ポイントが人間の耳に近
くなり、より消音効果を高めることが可能となる。
【0033】なお、図9において、誤差検出器13が電
気−音響変換器12の近傍に取り付けられかつ受話器近
傍に強い指向性を持った指向性マイクを用いるような構
成であれば、他の配置構成であってもかまわない。
【0034】次に、本発明の第8の実施例について、図
10を参照しながら説明する。基本的な構成は図8に示
した実施例と同様であり、図8と同一の構成要素につい
ては図8と同一の符号を付して、その説明は省略する
が、本実施例が第6の実施例と比較して異なる点は、電
気−音響変換器12が電話コーナー部の側壁に取り付け
られている点である。20は各適応フィルタの出力を加
算する加算器である。本実施例のように、騒音検出器4
を4個設け、電気−音響変換器12、誤差検出器13を
それぞれ2個で構成することにより、互いのクロストー
ク部分もそれぞれ独立に電気的に処理されることとな
る。
【0035】次に、本発明の第9の実施例について、図
11を参照しながら説明する。基本的な構成は図10に
示した実施例と同様であり、図10と同一の構成要素に
ついては図10と同一の符号を付して、その説明は省略
するが、本実施例が第8の実施例と比較して異なる点
は、誤差検出器13が図3に示したように、電話の受話
器部分に取り付けられている点である。20は各適応フ
ィルタの出力を加算する加算器である。本実施例のよう
に、騒音検出器4を4個設け、電気−音響変換器12、
誤差検出器13をそれぞれ2個で構成することにより、
互いのクロストーク部分もそれぞれ独立に電気的に処理
されることとなる。また、本実施例のように、電話器の
受話器部分に誤差検出器13を設置することにより、誤
差検出ポイントが人間の耳に近くなり、より消音効果を
高めることが可能となる。
【0036】次に、本発明の第10の実施例について、
図12を参照しながら説明する。基本的な構成は図8の
実施例と同様であり、図8と同一の構成要素については
図8と同一の符号を付して、その説明は省略するが、本
実施例が第6の実施例と比較して異なる点は、電話コー
ナーの天井部分に図13に示すように、半球形ドーム1
5を取付け、その内部に電気−音響変換器12と誤差検
出器13が取り付けられている点である。20は各適応
フィルタの出力を加算する加算器である。本実施例のよ
うに、騒音検出器4を4個設け、電気−音響変換器1
2、誤差検出器13をそれぞれ2個で構成することによ
り、互いのクロストーク部分もそれぞれ独立に電気的に
処理されることとなる。本実施例のように、半球形ドー
ムを取付けることにより、受動的消音効果も得られ、ド
ーム内の消音により能動的消音効果も大きくなる。
【0037】以上、第1から第10の実施例について説
明した。なお、各実施例では、能動騒音制御装置を列車
の電話コーナーに設置した例について説明したが、本発
明はこれに限らず、他の移動物体、例えば飛行機や船舶
などの電話コーナーに適用しても勿論良い。
【0038】また、上記実施例では、信号変換手段とし
て適応フィルタを用いた専用のハードウエアにより構成
したが、これに代えて、同様の機能をコンピュータを用
いてソフトウエア的に実現してもよい。あるいは、同様
の機能を有する他のハードウエアを用いても良い。
【0039】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の能動騒音制御装置は、列車等の移動物体の走行速度に
依存する騒音を検出する騒音検出手段から検出された騒
音信号か、前記列車等の移動物体が前もって運転情報と
して持っている騒音信号を適応制御する適応フィルタ
と、前記適応フィルタの出力を増幅する増幅手段と、前
記増幅手段からの出力を再生する電気−音響変換手段
と、騒音源からの音と前記電気−音響変換手段からの音
との誤差を検出する誤差検出手段とから構成され、能動
騒音制御装置を列車等の移動物体の中の電話コーナーに
設け、電気−音響変換手段を列車の電話コーナーの天井
面または側壁面、あるいは電話コーナーの天井部分に半
球形ドームを取付けその内部に取り付け、また誤差検出
手段を電気−音響変換手段の近傍、または電話の受話器
部分、または電気−音響変換器の近傍にかつ受話器近傍
に強い指向性を持った指向性マイクを用いて構成するこ
とにより、列車等の移動物体の走行時に発生する騒音環
境下における能動的騒音制御を実現するものである。本
発明によれば、列車走行時の騒音が大きくて互いの声の
明瞭度が悪く、聞き取りにくいという課題を解決すると
ともに、必然的に通話者の声が大きくなり周囲の人に迷
惑をかけるという課題も解決し、快適な電話サービスが
実現できる装置を堤供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の能動騒音制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】図6の要部拡大図である。
【図8】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図10】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図11】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図12】本発明の他の実施例の能動騒音制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図13】図12の要部拡大図である。
【図14】従来の騒音制御方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 列車本体 2 列車の電話コーナー部 3 電話器 4 騒音検出器(例えば、マイクロフォン、または振動
ピックアップ) 5 能動騒音制御装置本体 6 能動騒音制御装置本体を起動するスイッチ 7 受話器上げ信号検出手段 8 通話者検知手段 9 A/D変換器 10 適応フィルタ 11 D/A変換器 12 電気−音響変換器(例えばスピーカ) 13 誤差検出器(例えばマイクロフォン) 15 半球形ドーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/03 (72)発明者 橋本 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田村 忠司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 神孫子 博 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 安田 陽一 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 武藤 康司 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列車等の移動物体の走行速度に依存する騒
    音を検出する騒音検出手段から検出された騒音信号か、
    前記列車等の移動物体が前もって運転情報として持って
    いる騒音信号を適応制御する適応フィルタと、前記適応
    フィルタの出力を増幅する増幅手段と、前記増幅手段か
    らの出力を再生する電気−音響変換手段と、騒音源から
    の音と前記電気−音響変換手段からの音との誤差を検出
    する誤差検出手段とからなる能動騒音制御装置におい
    て、前記能動騒音制御装置は列車等の移動物体の中の電
    話コーナーに設けられ、前記能動騒音制御装置は電話の
    受話器上げ信号の検出、または前記電話コーナーへの通
    話者検知により起動され、前記電気−音響変換手段は前
    記電話コーナーの天井面に取り付けられており、前記誤
    差検出器は前記電気−音響変換器の近傍に取り付けら
    れ、前記誤差検出器からの出力は前記適応フィルタへフ
    ィードバックされることを特徴とする能動騒音制御装
    置。
  2. 【請求項2】誤差検出器は電話の受話器部分に取り付け
    られることを特徴とする請求項1記載の能動騒音制御装
    置。
  3. 【請求項3】誤差検出器は電気−音響変換器の近傍に取
    り付けられ、かつ受話器近傍に強い指向性を持った指向
    性マイクであることを特徴とする請求項1記載の能動騒
    音制御装置。
  4. 【請求項4】列車等の移動物体の走行速度に依存する騒
    音を検出する騒音検出手段から検出された騒音信号か、
    前記列車等の移動物体が前もって運転情報として持って
    いる騒音信号を適応制御する適応フィルタと、前記適応
    フィルタの出力を増幅する増幅手段と、前記増幅手段か
    らの出力を再生する電気−音響変換手段と、騒音源から
    の音と前記電気−音響変換手段からの音との誤差を検出
    する誤差検出手段とからなる能動騒音制御装置におい
    て、前記能動騒音制御装置は列車等の移動物体の中の電
    話コーナーに設けられ、前記能動騒音制御装置は電話の
    受話器上げ信号の検出、または前記電話コーナーへの通
    話者検知信号により起動され、前記電気−音響変換手段
    は列車の電話コーナーの側壁面に取り付けられており、
    前記誤差検出手段は前記電気−音響変換手段の近傍に取
    り付けられ、前記誤差検出器からの出力は前記適応フィ
    ルタへフィードバックされるることを特徴とする能動騒
    音制御装置。
  5. 【請求項5】誤差検出器は電話の受話器部分に取り付け
    られることを特徴とする請求項4記載の能動騒音制御装
    置。
  6. 【請求項6】誤差検出器は電気−音響変換器の近傍に取
    り付けられ、かつ受話器近傍に強い指向性を持った指向
    性マイクであることを特徴とする請求項4記載の能動騒
    音制御装置。
  7. 【請求項7】列車等の移動物体の走行速度に依存する騒
    音を検出する騒音検出手段から検出された騒音信号か、
    前記列車等の移動物体が前もって運転情報として持って
    いる騒音信号を適応制御する適応フィルタと、前記適応
    フィルタの出力を増幅する増幅手段と、前記増幅手段か
    らの出力を再生する電気−音響変換手段と、騒音源から
    の音と前記電気−音響変換手段からの音との誤差を検出
    する誤差検出手段とからなる能動騒音制御装置におい
    て、前記能動騒音制御装置は列車等の移動物体の中の電
    話コーナーに設けられ、前記能動騒音制御装置は電話の
    受話器上げ信号の検出、または前記電話コーナーへの通
    話者検知信号により起動され、前記電話コーナーの天井
    部分に半球形ドームを取付け、前記半球形ドームの内部
    に前記電気−音響変換手段が取り付けられており、前記
    誤差検出手段は電気−音響変換手段の近傍に取り付けら
    れ、前記誤差検出手段からの出力は前記適応フィルタへ
    フィードバックされることを特徴とする能動騒音制御装
    置。
  8. 【請求項8】電気−音響変換手段は薄型平板振動板を有
    し、かつ薄型平板形状をなすことを特徴とする請求項1
    から請求項7のいずれかに記載の能動騒音制御装置。
  9. 【請求項9】列車等の移動物体の走行速度に依存する騒
    音を検出する騒音検出手段、電気−音響変換手段、誤差
    検出手段はそれぞれ各1個から構成されることを特徴と
    する請求項1から請求項7のいずれかに記載の能動騒音
    制御装置。
  10. 【請求項10】列車等の移動物体の走行速度に依存する
    騒音を検出する騒音検出手段、電気−音響変換手段はそ
    れぞれ1個から構成され、かつ誤差検出手段は2個から
    構成されその出力が電気的に加算されて1個の信号とし
    て処理されることを特徴とする請求項1から請求項7の
    いずれかに記載の能動騒音制御装置。
  11. 【請求項11】列車等の移動物体の走行速度に依存する
    騒音を検出する騒音検出手段、誤差検出手段はそれぞれ
    1個から構成され、かつ電気−音響変換手段器は増幅手
    段の出力を並列に取り出して2個から構成されて処理さ
    れることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか
    に記載の能動騒音制御装置。
  12. 【請求項12】列車等の移動物体の走行速度に依存する
    騒音を検出する騒音検出手段は2以上の複数個からな
    り、かつ電気−音響変換手段、誤差検出手段はそれぞれ
    2個から構成され、互いのクロストーク成分もそれぞれ
    独立に電気的に処理されることを特徴とする請求項1か
    ら請求項7のいずれかに記載の能動騒音制御装置。
  13. 【請求項13】騒音検出手段は振動ピックアップを用い
    て行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれ
    かに記載の能動騒音制御装置。
  14. 【請求項14】騒音検出手段はマイクロフォンを用いて
    行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか
    に記載の能動騒音制御装置。
  15. 【請求項15】騒音検出手段は振動ピックアップとマイ
    クロフォンとを組み合わせて用いることを特徴とする請
    求項1から請求項7のいずれかに記載の能動騒音制御装
    置。
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