JPH073197Y2 - 防護衣料 - Google Patents
防護衣料Info
- Publication number
- JPH073197Y2 JPH073197Y2 JP18283587U JP18283587U JPH073197Y2 JP H073197 Y2 JPH073197 Y2 JP H073197Y2 JP 18283587 U JP18283587 U JP 18283587U JP 18283587 U JP18283587 U JP 18283587U JP H073197 Y2 JPH073197 Y2 JP H073197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- glass
- protective clothing
- clothing
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は警察、軍隊等において人員の身体保護のために
用いられる防護衣料に関する。
用いられる防護衣料に関する。
従来の技術 防護衣料は、弾丸や刃物などの凶器、あるいは金属、ガ
ラスの鋭利な破片などに対し人体を保護し、あるいは衝
撃を拡散する材料である。従来かかる防護衣料として
は、アラミド繊維のシートを衣服の内部に介在させたも
のが提案されている(例えば実開昭60-132744号)。
ラスの鋭利な破片などに対し人体を保護し、あるいは衝
撃を拡散する材料である。従来かかる防護衣料として
は、アラミド繊維のシートを衣服の内部に介在させたも
のが提案されている(例えば実開昭60-132744号)。
考案が解決しようとする問題 しかしながら、アラミド繊維は熱に弱く、戦闘中あるい
は犯人逮捕の現場において火災や爆発に遭遇した場合、
繊維自体が劣化し防護衣料としての機能を失う。
は犯人逮捕の現場において火災や爆発に遭遇した場合、
繊維自体が劣化し防護衣料としての機能を失う。
本考案は耐熱性に優れ高温にても所期の強度が低下しな
い防護衣服を提供することを目的とする。
い防護衣服を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 すなわち、本考案は、オキシナイトライドガラス繊維層
を設けたことを特徴とする防護衣料を提供するものであ
る。
を設けたことを特徴とする防護衣料を提供するものであ
る。
本考案で用いられるガラス繊維原料であるオキシナイト
ライドガラスは、酸化物ガラスの酸素原子が窒素に置き
換わった構造を有しており、窒素原子の結合原子価が3
であるところから従来のガラスに比べ、高弾性率を有す
る。かかるオキシナイトライドガラスの製造方法には、
金属アルコキシドを加水分解脱水縮合させるゾル・ゲル
法、あるいは金属酸化物を金属窒化物を溶融する溶融
法、さらにはN2ガス吹き込み法、多孔質ガラスのNH3ガ
ス処理法などがあり、従来のガラス繊維では達成できな
かった弾性率12,500kg/mm2以上を得ることが可能であ
る。
ライドガラスは、酸化物ガラスの酸素原子が窒素に置き
換わった構造を有しており、窒素原子の結合原子価が3
であるところから従来のガラスに比べ、高弾性率を有す
る。かかるオキシナイトライドガラスの製造方法には、
金属アルコキシドを加水分解脱水縮合させるゾル・ゲル
法、あるいは金属酸化物を金属窒化物を溶融する溶融
法、さらにはN2ガス吹き込み法、多孔質ガラスのNH3ガ
ス処理法などがあり、従来のガラス繊維では達成できな
かった弾性率12,500kg/mm2以上を得ることが可能であ
る。
本考案にて補強繊維として用いられるオキシナイトライ
ドガラス繊維はSi13〜24at%、Ca10〜21at%、Mg0〜5.2
at%,Al0〜15.1at%、N7.5〜25at%、M0〜5at%、(M:Z
r、Sr、Ba、Y、Ce、Na、B、La、K、Ti)であるのが
好ましい。
ドガラス繊維はSi13〜24at%、Ca10〜21at%、Mg0〜5.2
at%,Al0〜15.1at%、N7.5〜25at%、M0〜5at%、(M:Z
r、Sr、Ba、Y、Ce、Na、B、La、K、Ti)であるのが
好ましい。
Siの含有量が上記範囲より少ないと決勝化し、ガラス状
態が得られない。また、この範囲より多いと、弾性率が
12500kg/mm2以下と低下する。
態が得られない。また、この範囲より多いと、弾性率が
12500kg/mm2以下と低下する。
また、Caの含有量が上記範囲より少ないと、結晶化を生
じ、一方、この範囲を越えると弾性率が12500kg/mm2と
低下する。
じ、一方、この範囲を越えると弾性率が12500kg/mm2と
低下する。
Mgの含有量が上記範囲を越えると、結晶が生じる。
また、窒素の含有量が上記範囲より少ないと、窒素含有
の効果がなく、また、この範囲を越えると、結晶化が生
じる。
の効果がなく、また、この範囲を越えると、結晶化が生
じる。
本考案で用いられるオキシナイトライドガラスは強度、
N2含有量の点から溶融法により製造するのが好ましい。
オキシナイトライドガラスを溶融法にて得るには、金属
酸化物に金属窒化物を加え、高温で溶融する。
N2含有量の点から溶融法により製造するのが好ましい。
オキシナイトライドガラスを溶融法にて得るには、金属
酸化物に金属窒化物を加え、高温で溶融する。
金属酸化物の例としては、SiO2、CaO、MgO、Al2O3、Sr
O、Na2O、K2O、La2O3、Y2O3、ZrO2、TiO2、Na2O、K2O、
BaO、B2O3などが挙げられる。
O、Na2O、K2O、La2O3、Y2O3、ZrO2、TiO2、Na2O、K2O、
BaO、B2O3などが挙げられる。
また、金属窒化物の例としては、Si3N4、AlNなどが挙げ
られる。
られる。
これら金属酸化物、金属窒化物の混合物を溶融するに
は、電気炉、イメージ炉などの加熱炉を用い、窒素雰囲
気下、温度1400〜1900℃、昇温速度10〜800℃/minにて
処理する。
は、電気炉、イメージ炉などの加熱炉を用い、窒素雰囲
気下、温度1400〜1900℃、昇温速度10〜800℃/minにて
処理する。
得られたガラスを窒素雰囲気気下、温度1100〜1600℃に
て加熱、溶融し、紡糸速度20〜3000m/minにて紡糸して
連続繊維を得る。
て加熱、溶融し、紡糸速度20〜3000m/minにて紡糸して
連続繊維を得る。
得られたガラス繊維の弾性率は、12500〜18000kg/mm2、
引っ張り強度70〜500kg/mm2が得られる。
引っ張り強度70〜500kg/mm2が得られる。
ガラス繊維の繊維径は、3〜150μmであるのが好まし
い。繊維径がこれより小さいと、紡糸が困難であり、一
方、これを越えると強度が極端に低下し好ましくない。
い。繊維径がこれより小さいと、紡糸が困難であり、一
方、これを越えると強度が極端に低下し好ましくない。
つぎに、上記オキシナイトライドガラス繊維を防護層と
して用いて防護衣料を製造するには、オキシナイトライ
ドガラス繊維からなる織布、不織布を縫合せ、接着等の
方法により通常の被服層と接合する。なお、オキシナイ
トライドガラス繊維からなる織布は従来のガラスクロス
と同様の構造であってよく、他の繊維との混成繊維であ
ってもよい。さらに、一方方向の繊維のみのシート状と
してもよい。なお、ガラス繊維層は、必要な強度に応じ
て1層または2層以上とすることができる。
して用いて防護衣料を製造するには、オキシナイトライ
ドガラス繊維からなる織布、不織布を縫合せ、接着等の
方法により通常の被服層と接合する。なお、オキシナイ
トライドガラス繊維からなる織布は従来のガラスクロス
と同様の構造であってよく、他の繊維との混成繊維であ
ってもよい。さらに、一方方向の繊維のみのシート状と
してもよい。なお、ガラス繊維層は、必要な強度に応じ
て1層または2層以上とすることができる。
実施例 つぎに、実施例により本考案をさらに具体的に説明す
る。
る。
製造例1 SiO220.0mol%、CaO40.8mol%、MgO12.0mol%、Al2O31
4.4mol%を混合し、空気中1500℃で2時間溶融した。混
合物を冷却後、ボールミルを用いて約10μmに粉砕し、
Si3N412.8mol%を加え、窒化ホウ素ルツボを用い、窒素
中1750℃で30分溶融し、オキシナイトライドガラスを得
た。得られたガラスを紡糸装置内に配置した窒化ホウ素
ルツボに入れ、周囲を断熱材により保温した円筒状のカ
ーボン発熱体を用いて、窒素雰囲気下、1380℃にて加
熱、紡糸しワインダに巻取った。紡糸速度1500m/minに
て、直径約15μmの連続繊維を得た。得られたガラス繊
維の引っ張り弾性率は、12600kg/mm2であった。
4.4mol%を混合し、空気中1500℃で2時間溶融した。混
合物を冷却後、ボールミルを用いて約10μmに粉砕し、
Si3N412.8mol%を加え、窒化ホウ素ルツボを用い、窒素
中1750℃で30分溶融し、オキシナイトライドガラスを得
た。得られたガラスを紡糸装置内に配置した窒化ホウ素
ルツボに入れ、周囲を断熱材により保温した円筒状のカ
ーボン発熱体を用いて、窒素雰囲気下、1380℃にて加
熱、紡糸しワインダに巻取った。紡糸速度1500m/minに
て、直径約15μmの連続繊維を得た。得られたガラス繊
維の引っ張り弾性率は、12600kg/mm2であった。
実施例1 製造例1にて得られたガラス繊維を用いて作成した本考
案防護衣料の一具体例を第1図に示す。第1図(a)は
本考案防護衣料の正面図、第1図(b)はその断面図で
ある。第1図において防護衣料1はオキシナイトライド
ガラス繊維層2と被服層3からなりこれらに縫製するか
または接着剤により接合される。ガラス繊維層2はオキ
シナイトライドガラス繊維の織布を複数枚、好ましくは
3層程度とするのが耐熱性、弾性の点から優れている。
案防護衣料の一具体例を第1図に示す。第1図(a)は
本考案防護衣料の正面図、第1図(b)はその断面図で
ある。第1図において防護衣料1はオキシナイトライド
ガラス繊維層2と被服層3からなりこれらに縫製するか
または接着剤により接合される。ガラス繊維層2はオキ
シナイトライドガラス繊維の織布を複数枚、好ましくは
3層程度とするのが耐熱性、弾性の点から優れている。
一方、被服層3は従来公知のいかなる服地であってもよ
い。さらにこれらの表面を合成樹脂のシートで覆って防
水性を付与してもよい。
い。さらにこれらの表面を合成樹脂のシートで覆って防
水性を付与してもよい。
考案の効果 本考案の防護衣料は高温下にても優れた防弾、防刃物性
を有しており、しかも計量で柔軟性にとも着衣時にも違
和感がない。
を有しており、しかも計量で柔軟性にとも着衣時にも違
和感がない。
第1図(a)は、本考案の防護衣料の正面図、第1図
(b)はその断面図である。 図中の主な符号はつぎのとおりである。 1:防護衣料、2:オキシナイトライドガラス繊維層、3:被
服層。
(b)はその断面図である。 図中の主な符号はつぎのとおりである。 1:防護衣料、2:オキシナイトライドガラス繊維層、3:被
服層。
Claims (1)
- 【請求項1】オキシナイトライドガラス繊維層を設けた
ことを特徴とする防護衣料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18283587U JPH073197Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 防護衣料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18283587U JPH073197Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 防護衣料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0188196U JPH0188196U (ja) | 1989-06-09 |
| JPH073197Y2 true JPH073197Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31474277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18283587U Expired - Lifetime JPH073197Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 防護衣料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073197Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP18283587U patent/JPH073197Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0188196U (ja) | 1989-06-09 |
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