JPH0732020A - 板サイズ変更点を有する被圧延鋼帯の圧延方法 - Google Patents
板サイズ変更点を有する被圧延鋼帯の圧延方法Info
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- JPH0732020A JPH0732020A JP5183102A JP18310293A JPH0732020A JP H0732020 A JPH0732020 A JP H0732020A JP 5183102 A JP5183102 A JP 5183102A JP 18310293 A JP18310293 A JP 18310293A JP H0732020 A JPH0732020 A JP H0732020A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
- B21B37/24—Automatic variation of thickness according to a predetermined program
- B21B37/26—Automatic variation of thickness according to a predetermined program for obtaining one strip having successive lengths of different constant thickness
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/42—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using a combination of roll bending and axial shifting of the rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 片テーパ付き作業ロールによって、板厚,板
幅等の板サイズの異なる帯鋼を連続的に圧延する場合
の、板サイズ変更点と上,下片テーパ付き作業ロールの
相対移動のタイミング調整による帯鋼形状劣化の解消手
段の提供。 【構成】 軸線方向に対して互いに反対方向の片側端部
に先細りテーパを有する片テーパ付き作業ロールを上下
に配置して、それぞれの片テーパ付き作業ロールをそれ
ぞれの軸線方向に逆方向に移動せしめて板サイズ変更点
を調整する板サイズ変更点を有する帯鋼の圧延方法にお
いて、板サイズ変更のための片テーパ付き作業ロールの
軸線方向の移動のタイミングの中間点が、ほぼ板サイズ
変更点になるように調整する。板幅或いは板厚の異なる
先行帯鋼と後行帯鋼を連続して圧延するのに適用した場
合には、ロールの相対移動中に形成される先行帯鋼と後
行帯鋼の前後尾端においてそれぞれ発生する形状欠陥
は、次工程において通常クロップされる範囲内に収める
ことができる。
幅等の板サイズの異なる帯鋼を連続的に圧延する場合
の、板サイズ変更点と上,下片テーパ付き作業ロールの
相対移動のタイミング調整による帯鋼形状劣化の解消手
段の提供。 【構成】 軸線方向に対して互いに反対方向の片側端部
に先細りテーパを有する片テーパ付き作業ロールを上下
に配置して、それぞれの片テーパ付き作業ロールをそれ
ぞれの軸線方向に逆方向に移動せしめて板サイズ変更点
を調整する板サイズ変更点を有する帯鋼の圧延方法にお
いて、板サイズ変更のための片テーパ付き作業ロールの
軸線方向の移動のタイミングの中間点が、ほぼ板サイズ
変更点になるように調整する。板幅或いは板厚の異なる
先行帯鋼と後行帯鋼を連続して圧延するのに適用した場
合には、ロールの相対移動中に形成される先行帯鋼と後
行帯鋼の前後尾端においてそれぞれ発生する形状欠陥
は、次工程において通常クロップされる範囲内に収める
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片テーパ付きワークロ
ールを有する冷間圧延機によって、その圧延特性の異な
る被圧延鋼帯を連続的に圧延するに際しての圧延方法に
関する。
ールを有する冷間圧延機によって、その圧延特性の異な
る被圧延鋼帯を連続的に圧延するに際しての圧延方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ロールベンディング等では修正できない
圧延材の端延び及び形状不良を、圧延材幅方向の片側端
部に緩テーパに連続する急テーパを形成した片テーパ付
きワークロールを用いて、板幅に応じて軸線方向に移動
させ、テーパ部と圧延材の端部のオーバーラップ長さを
ある特定値以下に制御することによって修正可能とした
形状制御方法自体は、特開昭58−173001号公報
に開示されている。
圧延材の端延び及び形状不良を、圧延材幅方向の片側端
部に緩テーパに連続する急テーパを形成した片テーパ付
きワークロールを用いて、板幅に応じて軸線方向に移動
させ、テーパ部と圧延材の端部のオーバーラップ長さを
ある特定値以下に制御することによって修正可能とした
形状制御方法自体は、特開昭58−173001号公報
に開示されている。
【0003】また、特開平1−237005号公報に
は、片テーパ付きワークロールを使用して圧延を行なう
ことによって、形状だけでなく板材のクラウン、とく
に、エッジドロップの制御が可能であることが開示され
ている。
は、片テーパ付きワークロールを使用して圧延を行なう
ことによって、形状だけでなく板材のクラウン、とく
に、エッジドロップの制御が可能であることが開示され
ている。
【0004】ところが、この片テーパ付きワークロール
による圧延は、そのテーパ部の位置が被圧延材の板幅に
応じた最適の箇所の位置にあるように調整する必要があ
り、その調整に失敗した場合には、逆に形状が悪くなっ
たり、板エッジ部の厚みが過大となった結果、エッジ部
分に張力が集中し、エッジ疵を起点とした板破断に至る
場合がある。
による圧延は、そのテーパ部の位置が被圧延材の板幅に
応じた最適の箇所の位置にあるように調整する必要があ
り、その調整に失敗した場合には、逆に形状が悪くなっ
たり、板エッジ部の厚みが過大となった結果、エッジ部
分に張力が集中し、エッジ疵を起点とした板破断に至る
場合がある。
【0005】したがって、先行圧延材と後行圧延材を圧
延作業を中断することなしに連続して圧延する場合のよ
うに、圧延ロット内に板幅を変更点を有するときには、
板形状の制御のタイミングを的確に行なう必要がある。
延作業を中断することなしに連続して圧延する場合のよ
うに、圧延ロット内に板幅を変更点を有するときには、
板形状の制御のタイミングを的確に行なう必要がある。
【0006】特公平4−46642号公報には、それぞ
れ板幅の異なる先行圧延材と後行圧延材を、圧延作業を
中断することなしに連続して圧延する際の板形状の制御
のタイミングの調整手段として、細幅から広幅に変更す
る場合には、後行帯鋼のための板幅変更点がワークロー
ルの圧下位置に到達するまでに、ワークロールの軸線方
向の移動を完了させ、また、広幅から狭幅に変更する場
合には、後行帯鋼のための板幅変更点が、作業ロールの
圧下位置に到達した時点でワークロールの軸線方向の移
動を開始させることが示されている。
れ板幅の異なる先行圧延材と後行圧延材を、圧延作業を
中断することなしに連続して圧延する際の板形状の制御
のタイミングの調整手段として、細幅から広幅に変更す
る場合には、後行帯鋼のための板幅変更点がワークロー
ルの圧下位置に到達するまでに、ワークロールの軸線方
向の移動を完了させ、また、広幅から狭幅に変更する場
合には、後行帯鋼のための板幅変更点が、作業ロールの
圧下位置に到達した時点でワークロールの軸線方向の移
動を開始させることが示されている。
【0007】しかしながら、この方法では、板幅に対す
るワークロールの位置は圧延機出側での板形状に影響を
与える。
るワークロールの位置は圧延機出側での板形状に影響を
与える。
【0008】図6はこのことを説明する概略図であり、
同図の(a)は帯鋼Aが細幅から広幅に変更する場合、
同図の(b)は広幅から細幅に変更される場合である。
同図の(a)は帯鋼Aが細幅から広幅に変更する場合、
同図の(b)は広幅から細幅に変更される場合である。
【0009】同図の(a)では、先行帯鋼の後端の端縁
に片テーパ部分が作用せず、また同図の(b)では後行
帯鋼の先端端縁の内側までしか、ワークロールが作用し
ない。このため、同図の(a)の場合では先行帯鋼の尾
端部に及び同図の(b)の場合では後行帯鋼の先端部に
形状及び板クラウン形状の劣化した部分が発生する。し
たがって、冷間圧延後の尾部の切断長さを大きく取る必
要が生じて、通常の圧延作業以上の長さの尾部の切断が
必要となり、そのための切断部の調整のための作業と歩
留りの低下を生じる。
に片テーパ部分が作用せず、また同図の(b)では後行
帯鋼の先端端縁の内側までしか、ワークロールが作用し
ない。このため、同図の(a)の場合では先行帯鋼の尾
端部に及び同図の(b)の場合では後行帯鋼の先端部に
形状及び板クラウン形状の劣化した部分が発生する。し
たがって、冷間圧延後の尾部の切断長さを大きく取る必
要が生じて、通常の圧延作業以上の長さの尾部の切断が
必要となり、そのための切断部の調整のための作業と歩
留りの低下を生じる。
【0010】このように、従来では、広幅から細幅に移
るときには後行帯鋼の先端部に、また細幅から広幅に移
るときには先行帯鋼の尾端に、それぞれ片テーパ付きワ
ークロールのシフト位置の最適点を外れた不良部を生じ
る。とくに、広幅から細幅に移る後行帯鋼または細幅か
ら広幅に移る先行帯鋼がエッジドロップや形状の厳格材
であると、不良部が多くなり、除去必要部分が多い。さ
らに、先行帯鋼と後行帯鋼の継ぎ目を境にコイルの内外
周になる切捨て部分があるが、この切捨て部分もシフト
位置の最適点で圧延するという無駄があった。
るときには後行帯鋼の先端部に、また細幅から広幅に移
るときには先行帯鋼の尾端に、それぞれ片テーパ付きワ
ークロールのシフト位置の最適点を外れた不良部を生じ
る。とくに、広幅から細幅に移る後行帯鋼または細幅か
ら広幅に移る先行帯鋼がエッジドロップや形状の厳格材
であると、不良部が多くなり、除去必要部分が多い。さ
らに、先行帯鋼と後行帯鋼の継ぎ目を境にコイルの内外
周になる切捨て部分があるが、この切捨て部分もシフト
位置の最適点で圧延するという無駄があった。
【0011】さらに、特開昭61−2001号公報に
は、板サイズにより形状制御手段を制御する方法が示さ
れているが、冷間圧延においては通常同一ロット内に板
サイズの変更点が存在し、そのサイズに応じ形状制御手
段の制御量の変更を行なうことにより圧延機出側の形状
を制御する必要がある。
は、板サイズにより形状制御手段を制御する方法が示さ
れているが、冷間圧延においては通常同一ロット内に板
サイズの変更点が存在し、そのサイズに応じ形状制御手
段の制御量の変更を行なうことにより圧延機出側の形状
を制御する必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明において解決す
べき課題は、片テーパ付きワークロールによって、材
料、板厚、板幅等の板サイズの異なる帯鋼を連続的に圧
延するに際し、板サイズ変更点と上,下片テーパ付きワ
ークロールの相対移動のタイミング調整による尾端部の
形状及び板クラウン形状の劣化による問題を解消するた
めの圧延方法を提供することにある。
べき課題は、片テーパ付きワークロールによって、材
料、板厚、板幅等の板サイズの異なる帯鋼を連続的に圧
延するに際し、板サイズ変更点と上,下片テーパ付きワ
ークロールの相対移動のタイミング調整による尾端部の
形状及び板クラウン形状の劣化による問題を解消するた
めの圧延方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線方向に対
して互いに反対方向の片側端部に先細りテーパを有する
片テーパ付きワークロールを上下に配置して、それぞれ
の片テーパ付きワークロールをそれぞれの軸線方向に逆
方向に移動せしめて板サイズ変更点を調整する板サイズ
変更点を有する鋼帯の圧延方法において、板サイズ変更
のための前記片テーパ付きワークロールの軸線方向の移
動のタイミングの中間点が、ほぼ板サイズ変更点になる
ように調整することを特徴とする。
して互いに反対方向の片側端部に先細りテーパを有する
片テーパ付きワークロールを上下に配置して、それぞれ
の片テーパ付きワークロールをそれぞれの軸線方向に逆
方向に移動せしめて板サイズ変更点を調整する板サイズ
変更点を有する鋼帯の圧延方法において、板サイズ変更
のための前記片テーパ付きワークロールの軸線方向の移
動のタイミングの中間点が、ほぼ板サイズ変更点になる
ように調整することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明は、片テーパ付きワークロールの相対移
動タイミングを板サイズ変更点を中心として板サイズ変
更点の両側で行うことになるので、板サイズ変更点にお
ける形状劣化部分は板サイズ変更点の両側に位置するこ
とになる。
動タイミングを板サイズ変更点を中心として板サイズ変
更点の両側で行うことになるので、板サイズ変更点にお
ける形状劣化部分は板サイズ変更点の両側に位置するこ
とになる。
【0015】このため、板サイズ変更点を有する帯鋼と
して、それぞれ、板幅あるいは板厚の異なる先行帯鋼と
後行帯鋼を連続して圧延するのに適用した場合には、ロ
ールの相対移動中に形成される先行帯鋼と後行帯鋼の前
後尾端においてそれぞれ発生する形状欠陥は、次工程に
おいて通常クロップされる範囲内に収めることができ
る。
して、それぞれ、板幅あるいは板厚の異なる先行帯鋼と
後行帯鋼を連続して圧延するのに適用した場合には、ロ
ールの相対移動中に形成される先行帯鋼と後行帯鋼の前
後尾端においてそれぞれ発生する形状欠陥は、次工程に
おいて通常クロップされる範囲内に収めることができ
る。
【0016】一方、片テーパ付きワークロールのシフト
位置は、目標とするエッジドロップ量に対し、変形抵
抗,圧下率,入側板クラウン等に対して最適シフト位置
があり、材料によってエッジドロップ変化率に対して各
スタンドのシフト位置変動の影響度合が異なる。
位置は、目標とするエッジドロップ量に対し、変形抵
抗,圧下率,入側板クラウン等に対して最適シフト位置
があり、材料によってエッジドロップ変化率に対して各
スタンドのシフト位置変動の影響度合が異なる。
【0017】したがって、先行板及び後行板の材料、圧
下率等に対し、例えばモデル式によって算出する各々の
エッジドロップ変化率に対する各スタンドのシフト位置
変動の影響度合との関係より、エッジドロップ要求レベ
ルに応じて板破断を生じない範囲内で、シフト変更タイ
ミング決定することができる。
下率等に対し、例えばモデル式によって算出する各々の
エッジドロップ変化率に対する各スタンドのシフト位置
変動の影響度合との関係より、エッジドロップ要求レベ
ルに応じて板破断を生じない範囲内で、シフト変更タイ
ミング決定することができる。
【0018】
【実施例】本発明を、鋼帯の連続冷間圧延に適用した例
について説明する。
について説明する。
【0019】図1は本発明を実施する圧延機の概要を示
す図である。
す図である。
【0020】図において、帯鋼Aを挟んで上片テーパ付
きワークロール1及び下片テーパ付きワークロール2が
配置され、それぞれの上下に上中間ロール3及び下中間
ロール4を備える。そして、これらの上下中間ロール
3,4の上下にはそれぞれ上補強ロール5及び下補強ロ
ール6を設ける。
きワークロール1及び下片テーパ付きワークロール2が
配置され、それぞれの上下に上中間ロール3及び下中間
ロール4を備える。そして、これらの上下中間ロール
3,4の上下にはそれぞれ上補強ロール5及び下補強ロ
ール6を設ける。
【0021】上,下片テーパ付きワークロール1,2及
び上,下中間ロール3,4はそれぞれ油圧駆動系に接続
され、それぞれの軸線方向へのシフト量及びロール間距
離を圧延条件に応じて変更可能とする。また、上,下片
テーパ付きワークロール1,2はそれれぞれ電動機7に
連接され、その回転速度を検出する手段を備える。
び上,下中間ロール3,4はそれぞれ油圧駆動系に接続
され、それぞれの軸線方向へのシフト量及びロール間距
離を圧延条件に応じて変更可能とする。また、上,下片
テーパ付きワークロール1,2はそれれぞれ電動機7に
連接され、その回転速度を検出する手段を備える。
【0022】上,下片テーパ付きワークロール1,2及
び上,下中間ロール3,4の軸線方向のシフト及びロー
ル間距離は、操作端制御指令演算装置8によって制御さ
れる。この操作端制御指令演算装置8には、帯鋼Aの通
板時の変形抵抗,ロールの圧下率,入り側クラウン,要
求クラウン及び出側クラウン等の情報が入力され、各帯
鋼Aに適合した圧延を実行可能とする。そして、帯鋼A
の板幅変更に際しても、通板を停止させることなく、
上,下片テーパ付きワークロール1,2の軸線方向の位
置を変更可能とする。
び上,下中間ロール3,4の軸線方向のシフト及びロー
ル間距離は、操作端制御指令演算装置8によって制御さ
れる。この操作端制御指令演算装置8には、帯鋼Aの通
板時の変形抵抗,ロールの圧下率,入り側クラウン,要
求クラウン及び出側クラウン等の情報が入力され、各帯
鋼Aに適合した圧延を実行可能とする。そして、帯鋼A
の板幅変更に際しても、通板を停止させることなく、
上,下片テーパ付きワークロール1,2の軸線方向の位
置を変更可能とする。
【0023】なお、図2は操作端制御指令演算装置8の
処理の概要を示す図であり、先の各種の情報を含む先行
コイル(帯鋼)の圧延条件及び後行コイル(帯鋼)の圧
延条件についての各演算処理が行われ、これによってワ
ークロール1,2のシフトやそのタイミングが決定され
て出力される系となっている。
処理の概要を示す図であり、先の各種の情報を含む先行
コイル(帯鋼)の圧延条件及び後行コイル(帯鋼)の圧
延条件についての各演算処理が行われ、これによってワ
ークロール1,2のシフトやそのタイミングが決定され
て出力される系となっている。
【0024】図3は、同図(a)に示すように先行帯鋼
A1の板幅が広く後行帯鋼A2の板幅が狭い両帯鋼を連
続的に圧延する場合の上,下片テーパ付き作業ロール
1,2の移動タイミングを示す概略図であり、図中O1
は板幅変更点を示す。
A1の板幅が広く後行帯鋼A2の板幅が狭い両帯鋼を連
続的に圧延する場合の上,下片テーパ付き作業ロール
1,2の移動タイミングを示す概略図であり、図中O1
は板幅変更点を示す。
【0025】上,下片テーパ付き作業ロール1,2は、
圧延時に、圧延すべき帯鋼Aの幅が変更する点、すなわ
ち、図2(a)に示す先行帯鋼A1と後行帯鋼A2の接
合点に近接した時点で、実線で示す矢印の方向、すなわ
ち、それぞれのロールの片テーパ部の方向とは逆の方向
に、それぞれ、逆向きに移動せしめて、狭い後行帯鋼A
2の縁部が、それぞれのロールの片テーパ部に作用せし
めるようにする。
圧延時に、圧延すべき帯鋼Aの幅が変更する点、すなわ
ち、図2(a)に示す先行帯鋼A1と後行帯鋼A2の接
合点に近接した時点で、実線で示す矢印の方向、すなわ
ち、それぞれのロールの片テーパ部の方向とは逆の方向
に、それぞれ、逆向きに移動せしめて、狭い後行帯鋼A
2の縁部が、それぞれのロールの片テーパ部に作用せし
めるようにする。
【0026】図3の(b)は上,下片テーパ付き作業ロ
ール1,2の移動タイミングを、(c)はそれに伴う中
間ロール3,4の移動タイミングを、さらに(d)はこ
の移動タイミングに伴う上,下片テーパ付き作業ロール
1,2のベンダー力の変化を示す。
ール1,2の移動タイミングを、(c)はそれに伴う中
間ロール3,4の移動タイミングを、さらに(d)はこ
の移動タイミングに伴う上,下片テーパ付き作業ロール
1,2のベンダー力の変化を示す。
【0027】また、図4は、同図(a)に示すように、
圧延材として、先行帯鋼A1の板幅が狭く、後行帯鋼A
2の板幅が広い両帯鋼を連続的に圧延する場合の例であ
り、図中O2 は板幅変更点を示す。
圧延材として、先行帯鋼A1の板幅が狭く、後行帯鋼A
2の板幅が広い両帯鋼を連続的に圧延する場合の例であ
り、図中O2 は板幅変更点を示す。
【0028】上,下片テーパ付き作業ロール1,2は、
圧延時に、圧延すべき帯鋼Sの幅が変更する点、すなわ
ち、図4に示す先行帯鋼S1と後行帯鋼S2の接合点、
すなわち、板幅変更点O2 に近接した時点で、点線で示
す矢印の方向、すなわち、それぞれのロールの片テーパ
部の方向に、それぞれ、逆向きに移動せしめて、広い後
行帯鋼S2の縁部に、それぞれのロールの片テーパ部に
作用せしめるようにする。
圧延時に、圧延すべき帯鋼Sの幅が変更する点、すなわ
ち、図4に示す先行帯鋼S1と後行帯鋼S2の接合点、
すなわち、板幅変更点O2 に近接した時点で、点線で示
す矢印の方向、すなわち、それぞれのロールの片テーパ
部の方向に、それぞれ、逆向きに移動せしめて、広い後
行帯鋼S2の縁部に、それぞれのロールの片テーパ部に
作用せしめるようにする。
【0029】図4の(b)は、上,下片テーパ付き作業
ロール1,2の移動タイミングを、(c)はそれに伴う
中間ロール3,4の移動タイミングを、さらに(d)は
この移動タイミングに伴う上,下片テーパ付き作業ロー
ル1,2のベンダー力の変化を示す。
ロール1,2の移動タイミングを、(c)はそれに伴う
中間ロール3,4の移動タイミングを、さらに(d)は
この移動タイミングに伴う上,下片テーパ付き作業ロー
ル1,2のベンダー力の変化を示す。
【0030】各例の制御方法における上,下片テーパ付
き作業ロール1,2の制御量変更開始タイミングは、以
下のようにして求めた。
き作業ロール1,2の制御量変更開始タイミングは、以
下のようにして求めた。
【0031】必要な変更量をΔS、各制御量単位時間当
たりの変更量をsとすると、変更開始から終了までかか
る時間はt=ΔS/s〔sec〕であり、変更点Oを境
に先行帯鋼A1、後行帯鋼A2で同じ時間配分で変更を
行なうとすれば、サイズ変更点の通過するt=ΔS/2
s〔sec〕前に制御を開始する必要がある。
たりの変更量をsとすると、変更開始から終了までかか
る時間はt=ΔS/s〔sec〕であり、変更点Oを境
に先行帯鋼A1、後行帯鋼A2で同じ時間配分で変更を
行なうとすれば、サイズ変更点の通過するt=ΔS/2
s〔sec〕前に制御を開始する必要がある。
【0032】しかるに、先行帯鋼の通板速度をV〔m/
sec〕とすれば、サイズ変更点の前L1 =(ΔS/2
s)V〔m〕前に制御量の変更を開始する。板サイズ変
更点の検出は、溶接点検出器等を用いて行なう。
sec〕とすれば、サイズ変更点の前L1 =(ΔS/2
s)V〔m〕前に制御量の変更を開始する。板サイズ変
更点の検出は、溶接点検出器等を用いて行なう。
【0033】ここで、上,下片テーパ付きワークロール
1,2の制御量の変更のタイミングとして様々なものが
考えられる。これを図5によって説明する。
1,2の制御量の変更のタイミングとして様々なものが
考えられる。これを図5によって説明する。
【0034】この図では細幅から広幅に帯鋼Aが移る場
合であって、細幅の切捨部を開始点として幅移行を始め
るパターン,細幅と広幅の両方に均等に幅移行が行われ
るパターン及び広幅の切捨部の切断線に到達したときシ
フトが完了するパターンが考えられる。
合であって、細幅の切捨部を開始点として幅移行を始め
るパターン,細幅と広幅の両方に均等に幅移行が行われ
るパターン及び広幅の切捨部の切断線に到達したときシ
フトが完了するパターンが考えられる。
【0035】これに対し、図示のように、細幅の切捨部
分から上,下片テーパ付きワークロール1,2のシフト
の制御を開始し、細幅と広幅の溶接点を通過する前後で
はシフトを停止させ、更にその後最終位置までシフトさ
せるパターンとすることができる。
分から上,下片テーパ付きワークロール1,2のシフト
の制御を開始し、細幅と広幅の溶接点を通過する前後で
はシフトを停止させ、更にその後最終位置までシフトさ
せるパターンとすることができる。
【0036】ここで、溶接点通過時に上,下片テーパ付
きワークロール1,2を移動させると、帯鋼Aが破断す
る可能性がある。これは、図3において、変更点におけ
るto 〔sec〕の時刻で移動を停止したときである。
したがって、このような破断をなくすには、t1 =ΔS
/2s+to 〔sec〕前、すなわちL1 =〔ΔS/2
s+to 〕V〔m〕前に変更を開始するようにすればよ
い。
きワークロール1,2を移動させると、帯鋼Aが破断す
る可能性がある。これは、図3において、変更点におけ
るto 〔sec〕の時刻で移動を停止したときである。
したがって、このような破断をなくすには、t1 =ΔS
/2s+to 〔sec〕前、すなわちL1 =〔ΔS/2
s+to 〕V〔m〕前に変更を開始するようにすればよ
い。
【0037】これによって、上,下片テーパ付きワーク
ロール1,2によって連続して圧延された両帯鋼A1,
A2のそれぞれの後尾端と先端部には、片テーパ付作業
ロール1の移動のタイミング調整期には、それぞれ、ほ
ぼ均等の長さに形状欠陥が発生する。これは、後工程に
おける通常のクロッピングの範囲内に入るものであり、
このクロッピングに格別の調整をする必要はなかった。
ロール1,2によって連続して圧延された両帯鋼A1,
A2のそれぞれの後尾端と先端部には、片テーパ付作業
ロール1の移動のタイミング調整期には、それぞれ、ほ
ぼ均等の長さに形状欠陥が発生する。これは、後工程に
おける通常のクロッピングの範囲内に入るものであり、
このクロッピングに格別の調整をする必要はなかった。
【0038】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏する。
【0039】(1) 片テーパ付きワークロールの調整
タイミングによって形成する形状欠陥部の長さは、通常
の帯鋼圧延の場合とクロップ位置の長さが変動すること
はないので、品質上成品の歩留りは低下することはな
い。
タイミングによって形成する形状欠陥部の長さは、通常
の帯鋼圧延の場合とクロップ位置の長さが変動すること
はないので、品質上成品の歩留りは低下することはな
い。
【0040】(2) 成品に要求される形状,クラウン
レベルに応じた最適変更タイミングを決めることができ
るため、歩留り落ちを最小限に抑えられる。
レベルに応じた最適変更タイミングを決めることができ
るため、歩留り落ちを最小限に抑えられる。
【図1】 本発明の実施例に際して使用した片テーパ付
きワークロールを有する圧延機の移動態様を示す。
きワークロールを有する圧延機の移動態様を示す。
【図2】 操作端制御指令演算装置による先行コイル
(鋼板)圧延条件及び後行コイル(鋼板)圧延条件から
のワークロールのシフトまでの処理の概要を示す図であ
る。
(鋼板)圧延条件及び後行コイル(鋼板)圧延条件から
のワークロールのシフトまでの処理の概要を示す図であ
る。
【図3】 先行材として幅広材を、後行材として幅狭材
を連続圧延するに際してのテーパ付作業ロールの移動タ
イミングと、中間ロールの移動タイミングと、それに伴
うベンダー力の変化を示す。
を連続圧延するに際してのテーパ付作業ロールの移動タ
イミングと、中間ロールの移動タイミングと、それに伴
うベンダー力の変化を示す。
【図4】 先行材として幅狭材を、後行材として幅広材
を連続圧延するに際してのテーパ付作業ロールの移動タ
イミングと、中間ロールの移動タイミングと、それに伴
うベンダー力の変化を示す。
を連続圧延するに際してのテーパ付作業ロールの移動タ
イミングと、中間ロールの移動タイミングと、それに伴
うベンダー力の変化を示す。
【図5】細幅から広幅に移るときのロールの移動状況を
説明する図である。
説明する図である。
【図6】従来のロールシフトの要領を説明するための概
略図である。
略図である。
1 上片テーパ付きワークロール 2 下片テーパ付きワークロール 3 上中間ロール 4 下中間ロール 5 上補強ロール 6 下補強ロール A 帯鋼 O1 ,O2 板幅変更点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/00 BBP 37/42 8315−4E B21B 37/00 116 F (72)発明者 藤田 民雄 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項1】 軸線方向に対して互いに反対方向の片側
端部に先細りテーパを有する片テーパ付きワークロール
を上下に配置して、それぞれの片テーパ付きワークロー
ルをそれぞれの軸線方向に逆方向に移動せしめて板サイ
ズ変更点を調整する板サイズ変更点を有する鋼帯の圧延
方法において、板サイズ変更のための前記片テーパ付き
ワークロールの軸線方向の移動のタイミングの中間点
が、ほぼ板サイズ変更点になるように調整する板サイズ
変更点を有する被圧延鋼帯の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183102A JPH0732020A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 板サイズ変更点を有する被圧延鋼帯の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183102A JPH0732020A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 板サイズ変更点を有する被圧延鋼帯の圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732020A true JPH0732020A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16129812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5183102A Pending JPH0732020A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 板サイズ変更点を有する被圧延鋼帯の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732020A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104525579A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-04-22 | 燕山大学 | 一种适合于四辊轧机轧辊锥化缺陷的治理方法 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5183102A patent/JPH0732020A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104525579A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-04-22 | 燕山大学 | 一种适合于四辊轧机轧辊锥化缺陷的治理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011012 |