JP2000298519A - 金属帯の通板位置制御方法 - Google Patents

金属帯の通板位置制御方法

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JP2000298519A
JP2000298519A JP11106971A JP10697199A JP2000298519A JP 2000298519 A JP2000298519 A JP 2000298519A JP 11106971 A JP11106971 A JP 11106971A JP 10697199 A JP10697199 A JP 10697199A JP 2000298519 A JP2000298519 A JP 2000298519A
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Hirohiko Yoshinaga
裕彦 吉永
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属体の通板の際の位置制御を安定に行い、
金属体の変形を防止する。 【解決手段】 ストリップ11を連続的に通板する経路
に、CPC装置19が設けられ、通板位置のセンタリン
グ制御を行う。CPCロール30のロール軸31の一端
にはピボット32が設けられ、他端をCPCシリンダ3
3で変位させて、ロール軸31の傾斜を変化させ、スト
リップ11の通板位置を変化させる。ストリップ11の
センタリング位置は、検出器34,35による両端の位
置検出値から算出される。偏差が基準値よりも大きいと
きには、CPCシリンダ33に与える動作指令値を、一
定の周期で分割して与え、徐々にセンタリングが行える
ようにステップ制御する。急激な位置変化を避け、安定
な制御と、ストリップ11の変形の防止とを図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯を連続的に
通板して圧延加工などの処理を行う際に、金属帯の通板
位置のずれを抑制する金属帯の通板位置制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、金属素材の製造工程では、圧
延などの機械的な加工や冶金的な熱処理、あるいは化学
的な表面処理などを、ストリップと呼ばれる帯状の金属
帯の状態で連続的に行っている。金属帯の長さは、処理
装置に通板される部分の長さよりも長いので、金属帯は
コイルに巻かれた状態から連続的に繰出されて供給さ
れ、処理終了後に再びコイルに巻取られる。ただし、処
理終了後に出荷するような場合は、処理後に金属帯を切
断することもある。
【0003】金属帯の連続的な通板による処理では、通
板中に金属帯の位置が幅方向でずれる蛇行現象などが生
じないように制御する必要がある。ずれの制御として
は、金属帯のセンタリング、すなわち中心線の位置を制
御するCPCと、金属帯のエッジ、すなわち耳の位置を
制御するEPCとが知られている。CPCやEPCのた
めに金属帯の通板位置を変更する方式としては、ペイオ
フリール方式、ステアリングロール方式およびテンショ
ンリール方式が知られている。ペイオフリール方式は、
金属帯をコイルの状態から巻戻して連続的に供給するペ
イオフリール全体を移動させて通板位置を調整する制御
を行う。ステアリングロール方式は、通板経路の中間に
案内用のロールを設け、ロールの位置を軸線方向にずら
したり、軸線を傾斜させたりしてロールに巻付けられて
いる金属帯の通板位置を変化させて制御を行う。テンシ
ョンリール方式は、金属帯を巻取るテンションリールの
位置をずらして、金属帯の通板位置を変化させて制御を
行う。
【0004】図9は、(a)で金属帯の通板位置の制御
の概要を示す。金属帯であるストリップ1が連続的に通
板されるときに、CPCでは中心線1aの位置が装置の
中心位置からずれないように制御する。EPCでは、ス
トリップ1の幅方向の一方側のエッジ1bまたは他方側
のエッジ1cの位置が、装置の耳揃え基準位置からずれ
ないように制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CPCやEPCによる
金属帯の通板位置の制御は、連続的に通板される金属帯
に対し、長さ方向に関して部分的に行われる。また、ず
れを検出してから実際に金属帯の通板位置の移動が行わ
れるまでには時間的なずれも生じる。このため、金属帯
の通板位置のずれを検出してずれを小さくするように制
御しようとしても、実際に金属帯の通板位置の移動が行
われる段階ではずれは小さくなっており、ずれの修正の
結果逆方向にずれが大きくなってしまうおそれもある。
また、軟質の金属帯に対してずれを調整しようとする
と、金属帯の変形が生じてしまうおそれもある。
【0006】金属帯を連続的に通板する際に、複数のコ
イルから金属帯を順次的に繰出し、異なるコイル間では
先行のコイルから繰出される金属帯の尾端と、後続のコ
イルから繰出される金属帯の先端とを溶接によって接合
する場合もある。たとえば図9(b)に示すように、先
行するストリップ1の尾端と、後続のストリップ2の先
端とを溶接によって接合するとき、溶接部でのエッジ効
果による応力集中を避けるために、エッジカット部4が
溶接線3の両側に設けられる。エッジカット部4につい
て、EPC制御を行おうとすると、ストリップ1,2の
位置が大きく変化しているように取扱われ、後続のスト
リップ2の位置ずれが大きくなってしまう。また図9
(c)に示すように、先行のストリップ1と後続のスト
リップ2との幅が違うときや、接合位置がずれているよ
うなときに、溶接線3の位置の前後で中心線やエッジの
部分の通板位置が大きく変動することがある。これらの
変動分を検出して、変動分を直ちに解消させようとする
制御を行うと、かえって変動が助長され、安定して通板
を行うことができなくなったり、通板される金属帯が変
形したりするおそれがある。
【0007】本発明の目的は、金属帯の通板を安定して
行い、金属帯の変形を防止することができる金属帯の通
板位置制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属帯を連続
的に通板する経路に、金属帯の位置を幅方向に移動可能
な位置移動装置を設置しておき、金属帯の通板位置の幅
方向のずれを検出して、位置移動装置に動作指令値を与
えてずれが小さくなるように制御する金属帯の通板位置
制御方法において、検出されるずれが予め定めるずれ基
準値よりも大きいときに、位置移動装置への動作指令値
を分割して、予め設定される時間間隔で間欠的に与える
ステップ制御を行うことを特徴とする金属帯の通板位置
制御方法である。
【0009】本発明に従えば、金属帯を連続的に通板す
る経路には、金属帯の位置を幅方向に移動可能な移動装
置が設置される。金属帯の通板位置の幅方向のずれが検
出されると、ずれが小さくなるように、移動装置に動作
指令値が与えられる。検出されるずれが予め定めるずれ
基準値より大きいときには、位置移動装置への動作指令
値を、予め設定される時間間隔で間欠的に分割して与え
るステップ制御が行われる。ずれが大きいときに、動作
指令値を分割して与えるステップ制御が行われるので、
ずれの解消は間欠的に行われ、徐々に所定の通板経路に
復帰させることができる。所定の通板経路への復帰を急
激に行わないので、金属帯の変形も防止することができ
る。
【0010】また本発明で、前記金属帯は、複数のコイ
ルから順次的に繰出されて、先行のコイルから繰出され
る金属帯の尾端と後続のコイルから繰出される金属帯の
先端とを溶接で接合しながら、連続的に通板され、溶接
部分での板幅の変化が予め定める幅基準値より大きいと
き、前記ステップ制御を行うことを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、金属帯の通板を複数のコ
イルから順次的に繰出して、先行のコイルからの金属帯
の尾端と後続のコイルからの金属帯の先端とを溶接によ
って接合しながら連続的に行うとき溶接部分での板幅の
変化が幅基準値よりも大きいときに、予め定めるずれ基
準値より大きいずれが検出されれば、ステップ制御によ
って徐々にずれを解消させるので、溶接部の通過の際に
制御が不安定になりにくく、金属帯に変形なども生じに
くくすることができる。
【0012】また本発明は、前記金属帯の材質が予め定
める軟質材であるとき、前記位置移動装置の移動範囲を
制限することを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、金属帯の材質が予め定め
る軟質材であるときには、位置移動装置で金属帯の通板
位置を移動する移動範囲を制限するので、変形しやすい
軟質の金属帯に対しても変形を生じさせることなく通板
位置の基準位置への復帰を行わせることができる。
【0014】また本発明で、前記金属帯の通板位置の幅
方向のずれは、金属帯の幅方向の中心線と、通板経路の
中心線とのずれであることを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、CPCなどと呼ばれる金
属帯のセンタリング位置の通板経路の中央からのずれを
安定に抑えることができる。金属帯の幅方向の中心の位
置が安定して制御されるので、通板の途中で金属帯の幅
が変化しても、安定した通板を行い、金属帯の変形を防
ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明の実施
の一形態として、金属帯の通板位置制御を行う連続圧延
設備10の概略的な構成を示す。図1は簡略化した側面
図、図2は簡略化した平面図をそれぞれ示す。連続圧延
設備10では、金属帯であるストリップ11が、複数の
ペイオフリール12,13にそれぞれコイル14,15
として巻かれた状態から繰出されて供給される。たとえ
ば一方のペイオフリール12に装着されるコイル14か
らストリップ11が繰出された後、他方のペイオフリー
ル13に装着されるコイル15からストリップ11が繰
出される場合には、先行するコイル14からのストリッ
プ11の尾端と、後続のコイル15から繰出されるスト
リップ11の先端との間の接合を、フラッシュバット溶
接機16によるフラッシュバット溶接によって行う。フ
ラッシュバット溶接は、一方のストリップの尾端と他方
のストリップの先端とを突合わせて通電させ、瞬間的に
溶融させて行う。
【0017】フラッシュバット溶接機16で、ストリッ
プ11の溶接を行う際には、ストリップ11の通板を一
時的に停止する必要がある。溶接のためにストリップ1
1の通板を停止しながら、連続圧延設備10としてはス
トリップ11の連続通板を継続するために、横ルーパ装
置17および縦ルーパ装置18が設けられる。横ルーパ
装置17および縦ルーパ装置18には、水平方向あるい
は鉛直方向に移動可能な複数のローラなどが設けられ、
ある程度の長さのストリップ11を通板しながら蓄える
ことができる。ストリップ11の通板がフラッシュバッ
ト溶接機16での溶接のために停止している間は、横ル
ーパ装置17および縦ルーパ装置18に蓄えられている
ストリップ11を後工程に引出す。本実施形態の連続圧
延設備10では、横ルーパ装置17と縦ルーパ装置18
との間に、位置移動装置として、ストリップ11のセン
タリング位置を制御するCPC装置19が設けられてい
る。
【0018】縦ルーパ装置18から引出されるストリッ
プ11は、圧延装置20に供給されて、連続的に圧延さ
れる。圧延装置20には、複数の圧延機21,22,2
3,24,25,26が備えられ、最終的にストリップ
11はテンションリール28で巻取られる。
【0019】図2に示すように、連続圧延設備10で
は、ペイオフリール12,13の駆動装置12a,13
a、各圧延機21,22,23,24,25,26の駆
動装置21a,22a,23a,24a,25a,26
a、およびテンションリール28の駆動装置28aは、
ペイオフリール12,13からテンションリール28ま
での通板ラインに対して、一方の側方に配置される。各
駆動装置12a,13a,21a,22a,23a,2
4a,25a,26a,28aが配置される方向は、通
板ラインに対して便宜上ドライブサイド(DS)と呼ば
れる。通板ラインに対して、ドライブサイドの反対側に
は、圧延機21,22,23,24,25,26の圧延
ロールなどを引出して作業を行うためのワークエリアが
設けられ、ワークサイド(WS)と呼ばれる。
【0020】図3は、図1のCPC装置19の概略的な
構成を示す。CPCロール30は、円筒状であり、その
外周面の一部、たとえば1/3の範囲にわたって、スト
リップ11が巻付けられる。すなわち、ストリップ11
が、CPCロール30の入側と出側との間で成す角度θ
は、約120度である。
【0021】CPCロール30のロール軸31は、スト
リップ11の表面に対して大略的に平行である。ロール
軸31の一端側にはピボット32が設けられ、ピボット
32を支点として、ロール軸31を油圧駆動のCPCシ
リンダ33によって揺動変位させることができる。CP
Cシリンダ33の基端は、装置のフレームに固定され、
先端がロール軸31の他端に接続される。CPCシリン
ダ33によってCPCロール30のロール軸31が揺動
変位すると、ロール軸31はストリップ11の表面に対
して傾斜し、ストリップ11の通板位置をずらすことが
できる。すなわちCPC装置19では、CPCロール3
0によるステアリングロール方式の通板位置制御が行わ
れる。なお、揺動変位のための支点を、ロール軸31の
端部に設けるエンドピボット方式ではなく、中央に設け
るセンタピボット方式も知られている。
【0022】CPCロール30に通板されるストリップ
11のセンタリング状態は、検出器34,35によって
検出される。検出器34,35は、ストリップ11の幅
方向の上端にそれぞれ配置され、光学的に両端のエッジ
の位置を検出する。両側で検出器34,35によって検
出されるストリップ11のエッジ位置の中央が、センタ
位置として検出される。
【0023】図4は、CPC装置19でストリップ11
の通板時にセンタリングを行うための制御に関連する電
気的構成を示す。各検出器34,35からの検出出力
は、制御装置40に入力される。制御装置40には、さ
らに連続圧延設備10でのストリップ11の通板速度を
検出する通板速度検出器37からの検出出力も入力され
る。制御装置40は、検出器34,35の検出出力に基
づいて、ストリップ11の中心線のずれを算出し、CP
Cシリンダ33を制御する油圧装置43にずれが解消す
るような動作指令値を与える。本実施形態のCPC装置
19では、検出されるずれが大きいときには、動作指令
値を一定の周期で間欠的に与えるステップ制御を行う。
【0024】制御装置40は、通信回線41を介して生
産計画などを行う上位の生産管理装置42に接続され
る。生産管理装置42からは、連続圧延設備10で通板
されるストリップ11についての仕様などを示すデータ
が与えられる。生産管理装置42は、生産計画などに従
って、コイル14,15の仕様を示すデータを取得し、
圧延装置20の各圧延機21〜26などの動作条件の設
定などを行う。コイル14,15間でストリップ11の
板幅が大きく異なるようなときには、制御装置40は、
溶接部がCPC装置19が通過する際にずれが検出され
ると、ステップ制御によってセンタリングを行うように
制御する。また、ストリップ11の材質が、たとえば中
間焼鈍の場合に、材質が柔らかいので、CPCシリンダ
33のストロークを規制して、ストリップ11に変形が
生じないようにする制御も行う。
【0025】図5は、図4の制御装置40が行う制御の
概略的な手順を示す。ステップs1でCPC装置19の
制御が開始されると、ステップs2では、検出器34,
35の検出値に基づいて算出され、センタリングの位置
ずれを示すストリップ偏差信号が入力される。ステップ
s3では、予め設定される一定の時間間隔、たとえば1
秒間隔で、ストリップ偏差が表す偏差信号値をサンプリ
ングする。ステップs4では、ステップs3でサンプリ
ングしたストリップの偏差の1秒間隔での差ΔLの絶対
値が予め設定されるずれ基準値Lsより大きいか否かを
判断する。ずれ基準値Lsは図9(b)に示すようなエ
ッジカット部4の幅が約30mmであることを考慮し
て、たとえば20mmに設定する。
【0026】ステップs4で、ストリップ偏差ΔLの絶
対値がずれ基準値Lsよりも大きいと判断されるときに
は、ステップs5でCPCロール30のロール軸31を
揺動変位させるCPCシリンダ33に与える動作指令値
を間欠的に与えるステップ制御を行う。ステップs4で
ストリップ偏差ΔLの絶対値が基準値Lsよりも大きく
ないと判断されるときには、ステップs6でストリップ
偏差ΔLに対応して算出される動作指令値をCPCシリ
ンダ33に与える制御を行う。ステップs5またはステ
ップs6の処理が終了すると、ステップs7では、通板
されるストリップ11の材質が中間焼鈍材と判断される
ときには、ステップs8で、CPCシリンダ33のスト
ローク規制を行う。ステップs8が終了したとき、また
はステップs7で中間焼鈍材でないと判定されるときに
は、ステップs9で溶接部がCPC装置19を通過する
か否かを判断する。溶接部通過と判断されるときは、ス
テップs10で、前後のストリップ間での板幅の変化Δ
Wが予め設定される幅基準値Lwより大きいか否かを判
断する。板幅の変化ΔWが幅基準値LWより大きいと判
断されるときは、ステップs11でステップs5と同様
なステップ制御を、所定時間、たとえば10秒間行う。
ステップs11が終了したとき、またはステップs9や
ステップs10で条件が成立しないときには、ステップ
s2に戻り、CPC制御を繰返す。
【0027】図6は、図4の制御装置40によって行わ
れる制御シーケンスを示す。ステップ制御では、図6
(a)に示すように、1秒間隔でサンプリングを行う。
ストリップ偏差ΔL>Lsのときは、図6(b)に示す
ように、CPCシリンダ33への動作指令値を間欠的に
与えて、階段状の位置変化でストリップ11がセンタリ
ング位置に近付くような制御を行う。図5のステップs
6に示すような通常の制御状態では、図6(c)に示す
ように、動作指令値を1回で与えるので、ずれが大きい
ときには大きな移動を1回で行う必要がある。実際の制
御では、大きな位置変化を伴う移動を行うと、逆方向へ
のずれが大きくなり、ずれが符号を変えながら変動し
て、安定するまでに時間がかかる。また、大きな変化が
生じるので、ストリップ11に無理な力がかかり、変形
などを生じたり、あるいは通板経路の側方に設けられる
ガイドなどの位置規制のための部材に当接して、曲がり
などの変形が生じるおそれもある。階段状にステップ制
御を行えば、徐々に基準値に近付き、安定な制御を行う
ことができる。
【0028】図7は、本実施形態のストリップ偏差の検
出量とCPCシリンダ33への制御量との関係を示す。
時刻t0で、先行ストリップ11の尾端と後続のストリ
ップ11の先端との溶接部が通過し、溶接部通過後にス
トリップ偏差が、図7(a)に示すように、たとえばワ
ークサイド(WS)側に36mm程度と大きくなる。こ
のずれは、前述のずれ基準値Lsである20mmより大
きいので、図7(b)に示すように、ステップ制御でC
PCシリンダ33への動作指令値が与えられる。ステッ
プ制御の結果、ストリップ偏差は徐々に小さくなってい
く。なお、ストリップ11が先行するコイルからのもの
と後続のコイルからのものとの溶接部で切換わった後
で、ずれが大きくなっているけれども、その後はステッ
プ制御を必要とするような大きなずれは生じていない。
【0029】図8は、図7と比較のために、CPC装置
19での制御を行わない状態を示す。先行するストリッ
プ11の尾端が近付くと、ストリップ偏差が大きくな
り、図8(a)に示すように、たとえばワークサイド
(WS)側に52〜68mm程度に達する。図8(b)
に示すように、CPC制御を行わないと、このようにス
トリップ偏差は大きくなり、不安定になる。本実施形態
では、CPC制御をステップ制御で行うので、ストリッ
プ偏差を抑え、安定な通板位置に制御することができ
る。なお、EPC制御を行う場合に本発明を適用して
も、同様の効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属帯の
ずれが大きいときにはステップ制御でずれを減少させる
ので、金属帯のずれは徐々に解消される。急激な変化に
よる不安定な状態とはならないので、安定した金属帯の
通板が可能になる。また、金属帯の幅方向の移動が行わ
れないので、通板中の金属帯には変形が生じにくくなる
ようにすることができる。
【0031】また本発明によれば、異なる板幅の金属帯
を溶接して連続的に処理する際に、溶接部での制御の不
安定さを防ぎ、金属帯の変形を防止することができる。
【0032】また本発明によれば、軟質の金属帯に対す
る急激な位置修正による変形を、位置移動装置の移動範
囲を制限することによって防ぐことができる。
【0033】また本発明によれば、金属帯の幅方向の中
心線の通板経路の中心線からのずれをステップ制御によ
って安定して解消し、金属帯の受ける変形の防止も図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態としての通板位置制御を
行う対象となる連続圧延設備10の概略的な構成を示す
簡略化した側面図である。
【図2】図1に示す連続圧延設備10の概略的な平面配
置を示す簡略化した平面図である。
【図3】図1および図2に設けられるCPC装置19の
概略的な構成を示す簡略化した斜視図である。
【図4】図3のCPC装置19の制御のための概略的な
電気的構成を示すブロック図である。
【図5】図4の制御装置40が行う制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図4の制御装置40によって行われるシーケン
ス動作を示すタイムチャートである。
【図7】図4の制御装置40によって行われる制御状態
を示すタイムチャートである。
【図8】本実施形態のステップ制御を行わないときのス
トリップ11のずれを示すタイムチャートである。
【図9】従来からのストリップの位置制御の対象と、溶
接部の形状とを示す図である。
【符号の説明】
10 連続圧延設備 11 ストリップ 12,13 ペイオフリール 14,15 コイル 16 フラッシュバット溶接機 17 横ルーパ装置 18 縦ルーパ装置 19 CPC装置 20 圧延装置 28 テンションリール 30 CPCロール 31 ロール軸 32 ピボット 33 CPCシリンダ 34,35 検出器 40 制御装置 42 生産管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21C 47/34 B21C 47/34 D B23K 11/04 102 B23K 11/04 102 G05D 3/12 301 G05D 3/12 301Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属帯を連続的に通板する経路に、金属
    帯の位置を幅方向に移動可能な位置移動装置を設置して
    おき、金属帯の通板位置の幅方向のずれを検出して、位
    置移動装置に動作指令値を与えてずれが小さくなるよう
    に制御する金属帯の通板位置制御方法において、 検出されるずれが予め定めるずれ基準値よりも大きいと
    きに、位置移動装置への動作指令値を分割して、予め設
    定される時間間隔で間欠的に与えるステップ制御を行う
    ことを特徴とする金属帯の通板位置制御方法。
  2. 【請求項2】 前記金属帯は、複数のコイルから順次的
    に繰出されて、先行のコイルから繰出される金属帯の尾
    端と後続のコイルから繰出される金属帯の先端とを溶接
    で接合しながら、連続的に通板され、 溶接部分での板幅の変化が予め定める幅基準値より大き
    いとき、前記ステップ制御を行うことを特徴とする請求
    項1記載の金属帯の通板位置制御方法。
  3. 【請求項3】 前記金属帯の材質が予め定める軟質材で
    あるとき、前記位置移動装置の移動範囲を制限すること
    を特徴とする請求項1または2記載の金属帯の通板位置
    制御方法。
  4. 【請求項4】 前記金属帯の通板位置の幅方向のずれ
    は、金属帯の幅方向の中心線と、通板経路の中心線との
    ずれであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の金属帯の通板位置制御方法。
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