JPH07320226A - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
- Publication number
- JPH07320226A JPH07320226A JP13260294A JP13260294A JPH07320226A JP H07320226 A JPH07320226 A JP H07320226A JP 13260294 A JP13260294 A JP 13260294A JP 13260294 A JP13260294 A JP 13260294A JP H07320226 A JPH07320226 A JP H07320226A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 先行記録ヘッドと後行記録ヘッドを使用して
二層記録する磁気記録装置において、従来のフォーマッ
ト機の再生互換を保ったまま新たな広帯域の信号を付加
することができる磁気記録装置を得る。 【構成】 後行記録ヘッド2のトラック幅方向中央部
に、トラック空乏部を作成するための、例えば6.15
μm幅の非磁性体層で構成された非記録部2aを設け、
この後行記録ヘッド2と先行記録ヘッドを用いて、トラ
ックパターンの記録を行うことにより、前記非記録部2
aに相当するトラック空乏部を先行記録ヘッドによって
のみ記録される部分として、前記先行記録ヘッドと前記
後行記録ヘッドにより記録される信号の相互のクロスト
ークを最小にし、従来のフォーマット機の再生互換を保
ったまま新たな広帯域の信号を付加することを可能にす
る。
二層記録する磁気記録装置において、従来のフォーマッ
ト機の再生互換を保ったまま新たな広帯域の信号を付加
することができる磁気記録装置を得る。 【構成】 後行記録ヘッド2のトラック幅方向中央部
に、トラック空乏部を作成するための、例えば6.15
μm幅の非磁性体層で構成された非記録部2aを設け、
この後行記録ヘッド2と先行記録ヘッドを用いて、トラ
ックパターンの記録を行うことにより、前記非記録部2
aに相当するトラック空乏部を先行記録ヘッドによって
のみ記録される部分として、前記先行記録ヘッドと前記
後行記録ヘッドにより記録される信号の相互のクロスト
ークを最小にし、従来のフォーマット機の再生互換を保
ったまま新たな広帯域の信号を付加することを可能にす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先行記録ヘッドと後行
記録ヘッドを使用して二層記録するヘリカルスキャン方
式の磁気記録装置に関する。
記録ヘッドを使用して二層記録するヘリカルスキャン方
式の磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一つの記録トラックに対して上位互換性
を維持しつつ新たな信号を追加する方法の例として、先
行記録ヘッドと後行記録ヘッドを用いた二層記録方式が
ある。この二層記録方式としては、後行記録ヘッドにて
記録されるビデオ信号に対し、先行記録ヘッドでFMオ
ーディオやPCMオーディオ信号を記録するVHS(登
録商標)ハイファイ方式やSーVHS(登録商標)デジ
タルオーディオ方式などがある。
を維持しつつ新たな信号を追加する方法の例として、先
行記録ヘッドと後行記録ヘッドを用いた二層記録方式が
ある。この二層記録方式としては、後行記録ヘッドにて
記録されるビデオ信号に対し、先行記録ヘッドでFMオ
ーディオやPCMオーディオ信号を記録するVHS(登
録商標)ハイファイ方式やSーVHS(登録商標)デジ
タルオーディオ方式などがある。
【0003】図5の(a)と(b)はこのような二層記
録方式における磁気記録テープのテープ摺動面からみた
先行記録ヘッドと後行記録ヘッドのヘッドギャップ近傍
部を示す図である。図5の(a)に示す、例えば20μ
m幅の記録幅を有するオーディオ及びPCM信号用の先
行記録ヘッド1bと、図5の(b)に示す、例えば58
μm幅の記録幅を有するビデオ信号用の後行記録ヘッド
2bとは、それぞれテープ摺動面全面が磁性体層で構成
され、先行記録ヘッド1bと後行記録ヘッド2bとの相
対アジマス角が36°に設定されている。
録方式における磁気記録テープのテープ摺動面からみた
先行記録ヘッドと後行記録ヘッドのヘッドギャップ近傍
部を示す図である。図5の(a)に示す、例えば20μ
m幅の記録幅を有するオーディオ及びPCM信号用の先
行記録ヘッド1bと、図5の(b)に示す、例えば58
μm幅の記録幅を有するビデオ信号用の後行記録ヘッド
2bとは、それぞれテープ摺動面全面が磁性体層で構成
され、先行記録ヘッド1bと後行記録ヘッド2bとの相
対アジマス角が36°に設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た二層記録方式では、先行記録ヘッド1bにより記録さ
れた信号が後行記録ヘッド2bによって、ある程度消去
され、特に、高域成分の消去量が多くなる。このため、
深層信号は記録の磁気飽和の問題等から十分な再生レベ
ルが得られなく、記録容量を増やせないため十分な高域
記録が行い得ないという問題点があった。例えば、Sー
VHSデジタルオーディオでは、先行記録したオーディ
オ信号が後行記録のビデオ信号(SーVHS)によっ
て、3MHz点で約15dBも消去される。そして、周
波数が高くなれば、その消去量がさらに大きくなり、実
質的に記録できなくなる。
た二層記録方式では、先行記録ヘッド1bにより記録さ
れた信号が後行記録ヘッド2bによって、ある程度消去
され、特に、高域成分の消去量が多くなる。このため、
深層信号は記録の磁気飽和の問題等から十分な再生レベ
ルが得られなく、記録容量を増やせないため十分な高域
記録が行い得ないという問題点があった。例えば、Sー
VHSデジタルオーディオでは、先行記録したオーディ
オ信号が後行記録のビデオ信号(SーVHS)によっ
て、3MHz点で約15dBも消去される。そして、周
波数が高くなれば、その消去量がさらに大きくなり、実
質的に記録できなくなる。
【0005】また、VHSにおいて、図6に示す中心周
波数が629kHzの色信号Cと周波数偏位が3.4M
Hzないし4.4MHzのFM変調された輝度信号Yの
ビデオ信号に対し、高音質化を図るために、図7の
(a)または(b)に示す如く、L(左)=1.3MH
z、R(右)=1.7MHzのFM変調されたHiFi
オーディオ信号と中心周波数が3MHzのQPSK変調
されたPCM信号(オーディオまたはデータ)または中
心周波数が2.6MHzと5.2MHzのQPSK変調
されたPCM信号(オーディオ信号又はデータ)を記録
する際、図7(b)に示すPCM信号は、上書きにより
高域の5.2MHz付記の信号が殆ど消されてしまい記
録できなく、また、図7(a)に示すPCM信号は上書
きにより高域を消されるとともに再生時にはビデオ信号
へのクロストークとして悪影響を与えていた。
波数が629kHzの色信号Cと周波数偏位が3.4M
Hzないし4.4MHzのFM変調された輝度信号Yの
ビデオ信号に対し、高音質化を図るために、図7の
(a)または(b)に示す如く、L(左)=1.3MH
z、R(右)=1.7MHzのFM変調されたHiFi
オーディオ信号と中心周波数が3MHzのQPSK変調
されたPCM信号(オーディオまたはデータ)または中
心周波数が2.6MHzと5.2MHzのQPSK変調
されたPCM信号(オーディオ信号又はデータ)を記録
する際、図7(b)に示すPCM信号は、上書きにより
高域の5.2MHz付記の信号が殆ど消されてしまい記
録できなく、また、図7(a)に示すPCM信号は上書
きにより高域を消されるとともに再生時にはビデオ信号
へのクロストークとして悪影響を与えていた。
【0006】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、先行記録ヘッドと後行記録ヘッドを
使用して二層記録する磁気記録装置において、従来のフ
ォーマット機の再生互換を保ったまま新たな広帯域の信
号を付加することができる磁気記録装置を得ることを目
的とする。
になされたもので、先行記録ヘッドと後行記録ヘッドを
使用して二層記録する磁気記録装置において、従来のフ
ォーマット機の再生互換を保ったまま新たな広帯域の信
号を付加することができる磁気記録装置を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る磁気記録装置は、互いに異
なるアジマス角を有する先行記録ヘッドと後行記録ヘッ
ドを使用して二層記録するヘリカルスキャン方式の磁気
記録装置において、前記後行記録ヘッドのギャップ近傍
のトラック幅方向の中で、前記先行記録ヘッドにより記
録されたトラック幅の少なくとも一部に該当する部分に
非磁性体層で構成された非記録部を設けたことを特徴と
するものである。
に、本発明の請求項1に係る磁気記録装置は、互いに異
なるアジマス角を有する先行記録ヘッドと後行記録ヘッ
ドを使用して二層記録するヘリカルスキャン方式の磁気
記録装置において、前記後行記録ヘッドのギャップ近傍
のトラック幅方向の中で、前記先行記録ヘッドにより記
録されたトラック幅の少なくとも一部に該当する部分に
非磁性体層で構成された非記録部を設けたことを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に係る磁気記録装置において
は、互いに異なるアジマス角を有する先行記録ヘッドと
後行記録ヘッドを使用して二層記録するヘリカルスキャ
ン方式の磁気記録装置において、前記後行記録ヘッドの
トラック幅方向中央部に、非磁性体層で構成された非記
録部を設けることにより、前記非記録部に相当するトラ
ック空乏部を先行記録ヘッドによってのみ記録される部
分として、前記先行記録ヘッドと前記後行記録ヘッドに
より記録される信号の相互のクロストークを最小にし、
従来のフォーマット機の再生互換を保ったまま新たな広
帯域の信号を付加することを可能にする。
は、互いに異なるアジマス角を有する先行記録ヘッドと
後行記録ヘッドを使用して二層記録するヘリカルスキャ
ン方式の磁気記録装置において、前記後行記録ヘッドの
トラック幅方向中央部に、非磁性体層で構成された非記
録部を設けることにより、前記非記録部に相当するトラ
ック空乏部を先行記録ヘッドによってのみ記録される部
分として、前記先行記録ヘッドと前記後行記録ヘッドに
より記録される信号の相互のクロストークを最小にし、
従来のフォーマット機の再生互換を保ったまま新たな広
帯域の信号を付加することを可能にする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の磁気記録装置の好ましい実施
例について説明する。図1は本実施例に係る後行記録ヘ
ッドの記録部構造を説明するもので、磁気記録テープの
テープ摺動面からみた後行記録ヘッドのヘッドギャップ
近傍部を示す図である。テープ摺動面全面が磁性層で構
成された図5の(b)に示す従来例の後行記録ヘッドに
対し、本実施例に係る後行記録ヘッド2には、図1に示
すように、トラック幅方向中央部に、後述する図2に示
すトラック空乏部4aを作り出すための、例えば6.1
5μm幅の非磁性体層で構成された非記録部2aが設け
られている。この後行記録ヘッド2は図5の(a)に示
す先行記録ヘッドと同様な先行記録ヘッド1と共に用い
て、後述する図2に示す如くトラックパターンの記録を
行うようになされている。この非磁性体層としては例え
ばガラス等を用いることができる。なお、先行記録ヘッ
ド1と後行記録ヘッド2の記録幅は、図5に示す従来例
と同様で、20μm幅の記録幅と58μm幅の記録幅を
有し、先行記録ヘッド1と後行記録ヘッド2との相対ア
ジマス角が36°に設定されている。
例について説明する。図1は本実施例に係る後行記録ヘ
ッドの記録部構造を説明するもので、磁気記録テープの
テープ摺動面からみた後行記録ヘッドのヘッドギャップ
近傍部を示す図である。テープ摺動面全面が磁性層で構
成された図5の(b)に示す従来例の後行記録ヘッドに
対し、本実施例に係る後行記録ヘッド2には、図1に示
すように、トラック幅方向中央部に、後述する図2に示
すトラック空乏部4aを作り出すための、例えば6.1
5μm幅の非磁性体層で構成された非記録部2aが設け
られている。この後行記録ヘッド2は図5の(a)に示
す先行記録ヘッドと同様な先行記録ヘッド1と共に用い
て、後述する図2に示す如くトラックパターンの記録を
行うようになされている。この非磁性体層としては例え
ばガラス等を用いることができる。なお、先行記録ヘッ
ド1と後行記録ヘッド2の記録幅は、図5に示す従来例
と同様で、20μm幅の記録幅と58μm幅の記録幅を
有し、先行記録ヘッド1と後行記録ヘッド2との相対ア
ジマス角が36°に設定されている。
【0010】また、図2はヘッド速度を5.8m/s、
ヘッド走行方向を図示矢印方向としたときの磁気記録テ
ープ上に記録ヘッドによって記録される本実施例に係る
トラックパターンの模式図である。図2中、斜線部は先
行記録ヘッド1と後行記録ヘッド2の位置を示してい
る。図2において、3は例えば約20μm幅の記録幅を
有する先行記録ヘッド1によるトラック記録部、4は例
えば58μm幅の記録幅を有すると共にトラック幅方向
中央部に例えば6.15μm幅のビデオ信号のトラック
空乏部4aを有する後行記録ヘッド2によるトラック記
録部を示し、先行記録ヘッド1により記録される上記ト
ラック記録部3には、図7の(a)または(b)に示す
周波数アロケーションのオーディオ信号及びPCM信号
が記録され、また、後行記録ヘッド2により記録される
上記トラック記録部4には、図6に示す周波数アロケー
ションのビデオ信号が記録されるようになされている。
ヘッド走行方向を図示矢印方向としたときの磁気記録テ
ープ上に記録ヘッドによって記録される本実施例に係る
トラックパターンの模式図である。図2中、斜線部は先
行記録ヘッド1と後行記録ヘッド2の位置を示してい
る。図2において、3は例えば約20μm幅の記録幅を
有する先行記録ヘッド1によるトラック記録部、4は例
えば58μm幅の記録幅を有すると共にトラック幅方向
中央部に例えば6.15μm幅のビデオ信号のトラック
空乏部4aを有する後行記録ヘッド2によるトラック記
録部を示し、先行記録ヘッド1により記録される上記ト
ラック記録部3には、図7の(a)または(b)に示す
周波数アロケーションのオーディオ信号及びPCM信号
が記録され、また、後行記録ヘッド2により記録される
上記トラック記録部4には、図6に示す周波数アロケー
ションのビデオ信号が記録されるようになされている。
【0011】上述した図1に示す記録部構造を有する後
行記録ヘッド2を用いて図2に示したトラックパターン
を記録する際、後行記録ヘッド2では、図6に示す周波
数アロケーションのビデオ信号を記録し、先行記録ヘッ
ド1では、図7の(a)または(b)に示す周波数アロ
ケーションのオーディオ信号及びPCM信号を記録する
ことができることになる。
行記録ヘッド2を用いて図2に示したトラックパターン
を記録する際、後行記録ヘッド2では、図6に示す周波
数アロケーションのビデオ信号を記録し、先行記録ヘッ
ド1では、図7の(a)または(b)に示す周波数アロ
ケーションのオーディオ信号及びPCM信号を記録する
ことができることになる。
【0012】ここで、図2に示すビデオ信号の空乏部4
aの6.15μm幅という値は、図7の(b)に示す信
号を記録することを前提にしており、図5に示すような
通常のヘッドを用いて再生する場合、先行記録ヘッド1
で記録された信号のうち、後行記録ヘッド2で上書きさ
れなかったトラック空乏部4aの6.15μm幅部分は
上書きによる消去がないため、図2に示す先行記録ヘッ
ド1の有効信号トラック幅が少ないにもかかわらず十分
な再生出力が得られ、かつ高域成分の減少がない広帯域
再生ができる。このため、図7の(a)もしくは(b)
の信号を支障なく再生することができ、互換性の面で
も、6.15μm幅を有するビデオ信号のトラック空乏
部4aの部分はトラック幅方向の中心部分にあり、幅も
十分狭いため、多少のトラック曲がりがあったとして
も、例えば27μm幅の再生ヘッドで全てトレースでき
る。
aの6.15μm幅という値は、図7の(b)に示す信
号を記録することを前提にしており、図5に示すような
通常のヘッドを用いて再生する場合、先行記録ヘッド1
で記録された信号のうち、後行記録ヘッド2で上書きさ
れなかったトラック空乏部4aの6.15μm幅部分は
上書きによる消去がないため、図2に示す先行記録ヘッ
ド1の有効信号トラック幅が少ないにもかかわらず十分
な再生出力が得られ、かつ高域成分の減少がない広帯域
再生ができる。このため、図7の(a)もしくは(b)
の信号を支障なく再生することができ、互換性の面で
も、6.15μm幅を有するビデオ信号のトラック空乏
部4aの部分はトラック幅方向の中心部分にあり、幅も
十分狭いため、多少のトラック曲がりがあったとして
も、例えば27μm幅の再生ヘッドで全てトレースでき
る。
【0013】すなわち、図2に示す後行記録ヘッド2に
よるトラック記録部4のトラック空乏部4aの6.15
μm幅は、図4の(b)に示すように、相対アジマス角
36°、ヘッド速度5.8m/sの条件下で、アジマス
損失の効果として、PCM信号からビデオ信号へのクロ
ストークが2.6MHz、5.2MHzでディップとな
る値である。
よるトラック記録部4のトラック空乏部4aの6.15
μm幅は、図4の(b)に示すように、相対アジマス角
36°、ヘッド速度5.8m/sの条件下で、アジマス
損失の効果として、PCM信号からビデオ信号へのクロ
ストークが2.6MHz、5.2MHzでディップとな
る値である。
【0014】従って、先行記録ヘッド1にて記録するオ
ーディオ及びPCM信号を図7の(b)とするならば、
PCM信号からビデオ信号への干渉を減らす効果があ
り、このトラック空乏部4aの6.15μmという幅
は、記録側でのみ管理できる値であるため、ソフトテー
プ作成用の業務機器で管理すれば良く、前述のように、
再生のトラッキングにも影響を受けないため、クロスト
ークのディップ周波数を精度よく保つことができる。
ーディオ及びPCM信号を図7の(b)とするならば、
PCM信号からビデオ信号への干渉を減らす効果があ
り、このトラック空乏部4aの6.15μmという幅
は、記録側でのみ管理できる値であるため、ソフトテー
プ作成用の業務機器で管理すれば良く、前述のように、
再生のトラッキングにも影響を受けないため、クロスト
ークのディップ周波数を精度よく保つことができる。
【0015】つまり、クロストークが十分抑えられ、か
つクロストーク量の変動もない。勿論、先行記録ヘッド
1にて記録するオーディオ及びPCM信号を図7の
(a)とするならば、PCM信号からビデオ信号へのク
ロストークを最小にするためには、図1に示すトラック
記録部4のトラック空乏部4aに対応する後行記録ヘッ
ド2の非記録部2aの幅6.15μmを、5.32μm
に変更することによって、図4の(a)に示す如く、ア
ジマス損失の効果として、PCM信号からビデオ信号へ
のクロストークが3MHzでディップとなる値となり得
る。なお、後行記録ヘッド2の非記録部2aの幅は、付
加する広帯域の信号(PCM信号の中心周波数)にもよ
るが、クロストークが少なくなる最適な値に設定すれば
良く、また、36゜以外のアジマス角の場合においても
同様の考えに基づいた最適な値に認定すれば良い。
つクロストーク量の変動もない。勿論、先行記録ヘッド
1にて記録するオーディオ及びPCM信号を図7の
(a)とするならば、PCM信号からビデオ信号へのク
ロストークを最小にするためには、図1に示すトラック
記録部4のトラック空乏部4aに対応する後行記録ヘッ
ド2の非記録部2aの幅6.15μmを、5.32μm
に変更することによって、図4の(a)に示す如く、ア
ジマス損失の効果として、PCM信号からビデオ信号へ
のクロストークが3MHzでディップとなる値となり得
る。なお、後行記録ヘッド2の非記録部2aの幅は、付
加する広帯域の信号(PCM信号の中心周波数)にもよ
るが、クロストークが少なくなる最適な値に設定すれば
良く、また、36゜以外のアジマス角の場合においても
同様の考えに基づいた最適な値に認定すれば良い。
【0016】なお、この実施例は、例えば図3に示す如
く、うず電流損を少なくすべくトラック幅方向に複数の
磁性体層21を積層して一体化した記録ヘッド20を用
いた場合にも、後行記録ヘッドのトラック幅方向中央部
を非磁性体層2aで構成された非記録部とすることによ
り、上記実施例と同様な効果が期待できる。かかる積層
構造の場合は、従来からある磁性層の1つを非磁性層に
置き代えるだけでよいので、製造し易く、工程管理が容
易である。
く、うず電流損を少なくすべくトラック幅方向に複数の
磁性体層21を積層して一体化した記録ヘッド20を用
いた場合にも、後行記録ヘッドのトラック幅方向中央部
を非磁性体層2aで構成された非記録部とすることによ
り、上記実施例と同様な効果が期待できる。かかる積層
構造の場合は、従来からある磁性層の1つを非磁性層に
置き代えるだけでよいので、製造し易く、工程管理が容
易である。
【0017】また、ソフトテープ作りにおいて、PCM
信号を付加する場合、従来の技術ではSーVHS記録せ
ざるを得なく、このため、VHSソフトとPCM信号を
付加したSーVHSソフトの二本立てのソフトを流通さ
せて判別させることは困難で、PCM信号を入れること
はできなかったのに対し、本記録装置を用いれば、VH
Sビデオ信号モードのままPCM信号を記録でき、従来
のどのレベルのVTRでもそのVTRの能力に応じた再
生が可能となり、また、先行記録ヘッドで広帯域の記録
ができるから、業務用ソフトとしての制御信号を記録す
ることもできる。また、民生機にて再生はできるがダビ
ングできないようにすることが可能になるという効果を
奏する。
信号を付加する場合、従来の技術ではSーVHS記録せ
ざるを得なく、このため、VHSソフトとPCM信号を
付加したSーVHSソフトの二本立てのソフトを流通さ
せて判別させることは困難で、PCM信号を入れること
はできなかったのに対し、本記録装置を用いれば、VH
Sビデオ信号モードのままPCM信号を記録でき、従来
のどのレベルのVTRでもそのVTRの能力に応じた再
生が可能となり、また、先行記録ヘッドで広帯域の記録
ができるから、業務用ソフトとしての制御信号を記録す
ることもできる。また、民生機にて再生はできるがダビ
ングできないようにすることが可能になるという効果を
奏する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、互いに異なるアジ
マス角を有する本発明によれば、先行記録ヘッドと後行
記録ヘッドを使用して二層記録するヘリカルスキャン方
式の磁気記録装置において、前記後行記録ヘッドのトラ
ック幅方向中央部に、非磁性体層で構成された非記録部
を設けたことにより、前記非記録部に相当するトラック
空乏部を先行記録ヘッドによってのみ記録される部分と
して、前記先行記録ヘッドにより記録される信号からの
前記後行記録ヘッドにより記録される信号を再生すると
きのクロストークを最小にし、従来のフォーマット機の
再生互換を保ったまま新たな広帯域の信号を付加するこ
とができるという効果がある。
マス角を有する本発明によれば、先行記録ヘッドと後行
記録ヘッドを使用して二層記録するヘリカルスキャン方
式の磁気記録装置において、前記後行記録ヘッドのトラ
ック幅方向中央部に、非磁性体層で構成された非記録部
を設けたことにより、前記非記録部に相当するトラック
空乏部を先行記録ヘッドによってのみ記録される部分と
して、前記先行記録ヘッドにより記録される信号からの
前記後行記録ヘッドにより記録される信号を再生すると
きのクロストークを最小にし、従来のフォーマット機の
再生互換を保ったまま新たな広帯域の信号を付加するこ
とができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る後行記録ヘッドの記録
部構造を説明するもので、磁気記録テープのテープ摺動
面から見た後行記録ヘッドのヘッドギャップ近傍部を示
す説明図である。
部構造を説明するもので、磁気記録テープのテープ摺動
面から見た後行記録ヘッドのヘッドギャップ近傍部を示
す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係るもので、磁気記録テー
プ上に記録ヘッドによって記録されるトラックパターン
の模式図である。
プ上に記録ヘッドによって記録されるトラックパターン
の模式図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るトラック幅方向に複
数の磁性体層を積層して一体化した記録ヘッドの説明図
である。
数の磁性体層を積層して一体化した記録ヘッドの説明図
である。
【図4】本発明の効果を説明するためのトラック空乏部
のトラック幅の設定に基づく周波数とアジマス損失との
特性図である。
のトラック幅の設定に基づく周波数とアジマス損失との
特性図である。
【図5】通常の記録ヘッドの説明図である。
【図6】ビデオ信号の周波数とレベルとの特性図であ
る。
る。
【図7】オーディオ信号及びPCM信号の周波数とレベ
ルとの特性図である。
ルとの特性図である。
1 先行記録ヘッド 2 後行記録ヘッド 2a 非記録部 3 先行記録ヘッドによるトラック記録部 4 後行記録ヘッドによるトラック記録部 4a トラック空乏部
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに異なるアジマス角を有する先行記
録ヘッドと後行記録ヘッドを使用して二層記録するヘリ
カルスキャン方式の磁気記録装置において、前記後行記
録ヘッドのギャップ近傍のトラック幅方向の中で、前記
先行記録ヘッドにより記録されたトラック幅の少なくと
も一部に該当する部分に非磁性体層で構成された非記録
部を設けたことを特徴とする磁気記録装置。 - 【請求項2】 前記後行記録ヘッドが複数の磁性層を積
層した構造であり、前記非磁性層が前記磁性層の間に挟
まれる形で積層されている請求項1記載の磁気記録装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260294A JPH07320226A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13260294A JPH07320226A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 磁気記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320226A true JPH07320226A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15085178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13260294A Withdrawn JPH07320226A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 磁気記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320226A (ja) |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP13260294A patent/JPH07320226A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |