JPH07320253A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH07320253A JPH07320253A JP13638594A JP13638594A JPH07320253A JP H07320253 A JPH07320253 A JP H07320253A JP 13638594 A JP13638594 A JP 13638594A JP 13638594 A JP13638594 A JP 13638594A JP H07320253 A JPH07320253 A JP H07320253A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バインダー中の低分子量成分の磁性層表面へ
の移行を抑制し、走行性、耐摩耗性、耐久性、耐候性等
に優れた磁気記録媒体を提供する。 【構成】 非磁性支持体1上に少なくとも磁性層2を有
してなる磁気記録媒体において、上記磁性層2は磁性粉
末およびバインダー樹脂を有し、この磁性層表面に潤滑
剤を含有する樹脂層(トップコート層)4を設けた。
の移行を抑制し、走行性、耐摩耗性、耐久性、耐候性等
に優れた磁気記録媒体を提供する。 【構成】 非磁性支持体1上に少なくとも磁性層2を有
してなる磁気記録媒体において、上記磁性層2は磁性粉
末およびバインダー樹脂を有し、この磁性層表面に潤滑
剤を含有する樹脂層(トップコート層)4を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ、磁気ディ
スク等の磁気記録媒体に関するものであり、特に非磁性
支持体上に少なくとも磁性層を有してなる磁気記録媒体
において、磁性粉末およびバインダー樹脂を有する磁気
記録媒体であって、磁性コーティング層表面に潤滑剤を
含有する樹脂を有する磁気記録媒体に関するものであ
る。
スク等の磁気記録媒体に関するものであり、特に非磁性
支持体上に少なくとも磁性層を有してなる磁気記録媒体
において、磁性粉末およびバインダー樹脂を有する磁気
記録媒体であって、磁性コーティング層表面に潤滑剤を
含有する樹脂を有する磁気記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、強磁性金属材料を蒸着等の手法
により非磁性支持体上に被着し、これを磁性層としたい
わゆる金属薄膜型の磁気記録媒体や、非常に微細な磁性
粒子と樹脂結合剤とを含む磁性塗料を非磁性支持体上に
塗布し、これを磁性層としたいわゆる塗布型の磁気記録
媒体では、磁性層表面の平滑性が極めて良好であるた
め、磁気ヘッドやガイドローラ等の摺動部材に対する実
質的な接触面積が大きく、従って摩擦係数が大きくなり
凝着現象(いわゆる張り付き)が起きやすく走行性や耐
久性に欠ける等問題点が多い。そこで、従来走行性や耐
摩耗性を改善するために脂肪酸エステルやパーフルオロ
ポリエーテル等の含フッ素化合物が磁性層に内添等され
ていた。しかしながら、磁性塗料中のバインダー樹脂の
低分子量成分が表面に移動し、張り付きあるいはドロッ
プアウトの原因になっていた。
により非磁性支持体上に被着し、これを磁性層としたい
わゆる金属薄膜型の磁気記録媒体や、非常に微細な磁性
粒子と樹脂結合剤とを含む磁性塗料を非磁性支持体上に
塗布し、これを磁性層としたいわゆる塗布型の磁気記録
媒体では、磁性層表面の平滑性が極めて良好であるた
め、磁気ヘッドやガイドローラ等の摺動部材に対する実
質的な接触面積が大きく、従って摩擦係数が大きくなり
凝着現象(いわゆる張り付き)が起きやすく走行性や耐
久性に欠ける等問題点が多い。そこで、従来走行性や耐
摩耗性を改善するために脂肪酸エステルやパーフルオロ
ポリエーテル等の含フッ素化合物が磁性層に内添等され
ていた。しかしながら、磁性塗料中のバインダー樹脂の
低分子量成分が表面に移動し、張り付きあるいはドロッ
プアウトの原因になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、磁気記
録媒体の分野においては、使用されるバインダー樹脂の
能力不足に起因して、張り付きあるいはドロップアウト
の増加等の耐久性の劣化につながり、実用特性に不満を
残している。
録媒体の分野においては、使用されるバインダー樹脂の
能力不足に起因して、張り付きあるいはドロップアウト
の増加等の耐久性の劣化につながり、実用特性に不満を
残している。
【0004】そこで本発明は、バインダー中の低分子量
成分の磁性層表面への移行を抑制し、走行性、耐摩耗
性、耐久性、耐候性等に優れた磁気記録媒体を提供する
ことを目的とするものである。
成分の磁性層表面への移行を抑制し、走行性、耐摩耗
性、耐久性、耐候性等に優れた磁気記録媒体を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の目的
を達成せんものと鋭意研究を重ねた結果、磁性コーティ
ング層表面に潤滑剤を含有する樹脂層を設けることによ
り、バインダー中の低分子量成分の、磁性層表面への移
行を抑制し、この目的に適合する磁気記録媒体とするこ
とを見出し本発明を完成するに至ったものである。
を達成せんものと鋭意研究を重ねた結果、磁性コーティ
ング層表面に潤滑剤を含有する樹脂層を設けることによ
り、バインダー中の低分子量成分の、磁性層表面への移
行を抑制し、この目的に適合する磁気記録媒体とするこ
とを見出し本発明を完成するに至ったものである。
【0006】即ち、前記目的を達成するため、本発明に
係る磁気記録媒体は、非磁性支持体上に少なくとも磁性
層を有してなる磁気記録媒体において、上記磁性層は磁
性粉末およびバインダー樹脂を有し、この磁性層表面に
潤滑剤を含有する樹脂層を設けたことを特徴としてい
る。
係る磁気記録媒体は、非磁性支持体上に少なくとも磁性
層を有してなる磁気記録媒体において、上記磁性層は磁
性粉末およびバインダー樹脂を有し、この磁性層表面に
潤滑剤を含有する樹脂層を設けたことを特徴としてい
る。
【0007】好ましい実施例においては、上記樹脂層の
厚さが1〜20nmであることを特徴としている。
厚さが1〜20nmであることを特徴としている。
【0008】別の好ましい実施例においては、上記樹脂
層に含まれる潤滑剤の量が樹脂に対し5〜40重量%で
あることを特徴としている。
層に含まれる潤滑剤の量が樹脂に対し5〜40重量%で
あることを特徴としている。
【0009】
【作用】通常磁気記録媒体は、磁性粉とバインダー樹脂
および潤滑剤等の添加剤から構成されるが、バインダー
樹脂中の低分子量成分が磁性層表面に移行しこれが張り
付きやドロップアウトの原因になることは前述したが、
これは磁性層中に磁性粉のアグリゲーションによって生
じる空隙が大きくなると移動速度は大きくなる。また潤
滑剤も同様に磁性層中から表面に移行するが、潤滑剤は
摺動にのみ有効なものであり、磁性層中での存在は塗膜
の可塑化を招き余り好ましくない。つまり潤滑剤を塗膜
表面にのみ存在させ、かつバインダー樹脂中の低分子量
成分の表面への移行を抑制することが好ましい。そこで
本発明は、磁性層の表面に潤滑剤を含有するバインダー
樹脂層を設けたものであり、このバインダー樹脂層は無
機顔料あるいは磁性粉を含んでいないために空隙がほと
んどなく低分子量成分の表面への移行を抑制し、かつ潤
滑剤を含有するために摩擦特性あるいは耐久性に効果を
発揮する。
および潤滑剤等の添加剤から構成されるが、バインダー
樹脂中の低分子量成分が磁性層表面に移行しこれが張り
付きやドロップアウトの原因になることは前述したが、
これは磁性層中に磁性粉のアグリゲーションによって生
じる空隙が大きくなると移動速度は大きくなる。また潤
滑剤も同様に磁性層中から表面に移行するが、潤滑剤は
摺動にのみ有効なものであり、磁性層中での存在は塗膜
の可塑化を招き余り好ましくない。つまり潤滑剤を塗膜
表面にのみ存在させ、かつバインダー樹脂中の低分子量
成分の表面への移行を抑制することが好ましい。そこで
本発明は、磁性層の表面に潤滑剤を含有するバインダー
樹脂層を設けたものであり、このバインダー樹脂層は無
機顔料あるいは磁性粉を含んでいないために空隙がほと
んどなく低分子量成分の表面への移行を抑制し、かつ潤
滑剤を含有するために摩擦特性あるいは耐久性に効果を
発揮する。
【0010】即ち、本発明に係る磁気記録媒体は、良好
な潤滑作用を発揮して摩擦係数を低減し、この潤滑作用
は低温下等の厳しい条件下においても損われることはな
い。従って、このように磁性コーティング層表面に潤滑
剤を含有する樹脂層を設けることにより走行性の改善が
図られ、耐久性が向上する。
な潤滑作用を発揮して摩擦係数を低減し、この潤滑作用
は低温下等の厳しい条件下においても損われることはな
い。従って、このように磁性コーティング層表面に潤滑
剤を含有する樹脂層を設けることにより走行性の改善が
図られ、耐久性が向上する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る磁気記録媒体の
断面構成を示す。この磁気記録媒体は、非磁性支持体1
の上面にコーティングした磁性層2を有し、さらにこの
磁性層2の上面に潤滑剤を含有する樹脂層(トップコー
ト層)4を設けた構成である。非磁性支持体1の下面に
は、走行安定性やテープ間の摩擦抵抗低減あるいは帯電
性の改善のために、主として無機顔料等の固体粒子と結
合剤からなるバックコート層3が設けられる。なお、こ
のようなバックコート層3は本発明の構成を限定するも
のではない。
断面構成を示す。この磁気記録媒体は、非磁性支持体1
の上面にコーティングした磁性層2を有し、さらにこの
磁性層2の上面に潤滑剤を含有する樹脂層(トップコー
ト層)4を設けた構成である。非磁性支持体1の下面に
は、走行安定性やテープ間の摩擦抵抗低減あるいは帯電
性の改善のために、主として無機顔料等の固体粒子と結
合剤からなるバックコート層3が設けられる。なお、こ
のようなバックコート層3は本発明の構成を限定するも
のではない。
【0012】磁性層2は、磁性粉末およびバインダー樹
脂からなる磁性塗料を非磁性支持体1の表面に塗布して
形成したものであり、塗布型の磁気記録媒体を構成す
る。
脂からなる磁性塗料を非磁性支持体1の表面に塗布して
形成したものであり、塗布型の磁気記録媒体を構成す
る。
【0013】この磁性層2の上面に形成されるトップコ
ート層4の樹脂材料については、塗布型の磁気記録媒体
において、非磁性支持体や磁性塗膜(磁性層)を構成す
る従来公知のものがいずれも使用可能であり、何等限定
されるものではない。例示するならば、ポリエステル
類、ポリオレフィン類、セルロース類、ビニル系樹脂、
ポリイミド類、ポリカーボネート類、ポリウレタン系樹
脂、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアルコール、塩化
ビニリデン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、スチレン、ブタジエン、アクリロニトリル等の重合
体、あるいはこれら2種以上を組合せた共重合体、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シリ
コン樹脂等が例示される。これらの樹脂にはカルボン酸
基やカルボキシル基やリン酸基等の親水性極性基が導入
されてもよい。
ート層4の樹脂材料については、塗布型の磁気記録媒体
において、非磁性支持体や磁性塗膜(磁性層)を構成す
る従来公知のものがいずれも使用可能であり、何等限定
されるものではない。例示するならば、ポリエステル
類、ポリオレフィン類、セルロース類、ビニル系樹脂、
ポリイミド類、ポリカーボネート類、ポリウレタン系樹
脂、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアルコール、塩化
ビニリデン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、スチレン、ブタジエン、アクリロニトリル等の重合
体、あるいはこれら2種以上を組合せた共重合体、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シリ
コン樹脂等が例示される。これらの樹脂にはカルボン酸
基やカルボキシル基やリン酸基等の親水性極性基が導入
されてもよい。
【0014】また、トップコート層4に含まれる潤滑剤
としては、従来から知られている潤滑剤が使用可能であ
り、例示するならば、長鎖カルボン酸、長鎖カルボン酸
塩類、長鎖アミン、長鎖アルコール等の炭化水素系潤滑
剤、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系潤滑剤、燐
酸、亜燐酸エステル類等の燐系潤滑剤があるが、特にこ
れらに限ったものではない。
としては、従来から知られている潤滑剤が使用可能であ
り、例示するならば、長鎖カルボン酸、長鎖カルボン酸
塩類、長鎖アミン、長鎖アルコール等の炭化水素系潤滑
剤、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系潤滑剤、燐
酸、亜燐酸エステル類等の燐系潤滑剤があるが、特にこ
れらに限ったものではない。
【0015】また、上記潤滑剤を保有するバインダー樹
脂層(トップコート層)4の厚さに関しては、電磁変換
特性の観点からは小さい方がよく、逆に耐久性あるいは
摩耗特性の観点からは厚い方がよい。それゆえ、好まし
くは1から20nmの範囲である。このような範囲の厚
さのトップコート層を得るための膜厚調整にあたって
は、潤滑剤の量についても同時に考慮しなければならな
い。このため、潤滑剤の量は樹脂に対し5から40重量
%であることが望ましい。
脂層(トップコート層)4の厚さに関しては、電磁変換
特性の観点からは小さい方がよく、逆に耐久性あるいは
摩耗特性の観点からは厚い方がよい。それゆえ、好まし
くは1から20nmの範囲である。このような範囲の厚
さのトップコート層を得るための膜厚調整にあたって
は、潤滑剤の量についても同時に考慮しなければならな
い。このため、潤滑剤の量は樹脂に対し5から40重量
%であることが望ましい。
【0016】このような塗布型の磁気記録媒体のトップ
コート層4を形成する方法としては、例えば樹脂および
潤滑剤の溶液を磁性層2の上面に塗布する方法が採られ
るが、これに限定されず他の適当な方法で形成してもよ
い。
コート層4を形成する方法としては、例えば樹脂および
潤滑剤の溶液を磁性層2の上面に塗布する方法が採られ
るが、これに限定されず他の適当な方法で形成してもよ
い。
【0017】以下本発明の具体的な実施例について説明
する。 (実施例1) 金属粉末磁性粉 100 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10.5重量部 ポリウレタン樹脂 10.5重量部 カーボン(帯電防止剤) 5 重量部 メチルエチルケトン 150 重量部 メチルイソブチルケトン 150 重量部 上記組成物を基本組成物として、ボールミルにより24
時間混合してからフィルターを通して取り出し、更に硬
化剤としてコロネートL(日本ポリウレタン社製ポリイ
ソシアネート)を4重量部添加して30分間攪拌した。
この磁性塗料を12μm厚のポリエチレンテレフタレー
トベース(非磁性支持体)上に乾燥後の厚さが3μmと
なるように塗布し、磁場配向を行った後乾燥し巻取っ
た。これをカレンダー処理した後8mm幅に裁断した。
その上に日本ポリウレタン社製ポリウレタン樹脂(N−
2034)および潤滑剤としてステアリン酸の重量比1
0:1の混合物を、濃度が5wt%になるようにトルエ
ン・メチルエチルケトン(4:1)混合溶媒に溶解さ
せ、上記磁気テープにトップコートさせることによって
サンプルテープを作製した。
する。 (実施例1) 金属粉末磁性粉 100 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 10.5重量部 ポリウレタン樹脂 10.5重量部 カーボン(帯電防止剤) 5 重量部 メチルエチルケトン 150 重量部 メチルイソブチルケトン 150 重量部 上記組成物を基本組成物として、ボールミルにより24
時間混合してからフィルターを通して取り出し、更に硬
化剤としてコロネートL(日本ポリウレタン社製ポリイ
ソシアネート)を4重量部添加して30分間攪拌した。
この磁性塗料を12μm厚のポリエチレンテレフタレー
トベース(非磁性支持体)上に乾燥後の厚さが3μmと
なるように塗布し、磁場配向を行った後乾燥し巻取っ
た。これをカレンダー処理した後8mm幅に裁断した。
その上に日本ポリウレタン社製ポリウレタン樹脂(N−
2034)および潤滑剤としてステアリン酸の重量比1
0:1の混合物を、濃度が5wt%になるようにトルエ
ン・メチルエチルケトン(4:1)混合溶媒に溶解さ
せ、上記磁気テープにトップコートさせることによって
サンプルテープを作製した。
【0018】(実施例2)実施例1において、トップコ
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにVAGH(UCC
社製塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体)を加え、他は実施例1と同様の方法によりサンプル
テープを作製した。
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにVAGH(UCC
社製塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体)を加え、他は実施例1と同様の方法によりサンプル
テープを作製した。
【0019】(実施例3)実施例1において、トップコ
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにMR110(日本
ゼオン社製塩化ビニル)を5重量%加え、他は実施例1
と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにMR110(日本
ゼオン社製塩化ビニル)を5重量%加え、他は実施例1
と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
【0020】(実施例4)実施例1において、トップコ
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにMR110(日本
ゼオン社製塩化ビニル)を40重量%加え、他は実施例
1と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにMR110(日本
ゼオン社製塩化ビニル)を40重量%加え、他は実施例
1と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
【0021】(実施例5)実施例1において、トップコ
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにニトロセルロース
(旭化成社製、BT−SL、平均重合度25から30)
を加え、他は実施例1と同様の方法によりサンプルテー
プを作製した。
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにニトロセルロース
(旭化成社製、BT−SL、平均重合度25から30)
を加え、他は実施例1と同様の方法によりサンプルテー
プを作製した。
【0022】(実施例6)実施例1において、トップコ
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにフェノキシ樹脂
(東武化成社製、YP−50S)を加え、他は実施例1
と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにフェノキシ樹脂
(東武化成社製、YP−50S)を加え、他は実施例1
と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
【0023】(実施例7)実施例1において、トップコ
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにアセタールフェノ
キシ樹脂(積水化学社製、KS−1、平均重合度50
0)を加え、他は実施例1と同様の方法によりサンプル
テープを作製した。
ート用バインダー溶液中の日本ポリウレタン社製ポリウ
レタン樹脂(N−2034)の代りにアセタールフェノ
キシ樹脂(積水化学社製、KS−1、平均重合度50
0)を加え、他は実施例1と同様の方法によりサンプル
テープを作製した。
【0024】(比較例1)実施例1において何もトップ
コートを行わず、他は実施例1と同様の方法によりサン
プルテープを作製した。
コートを行わず、他は実施例1と同様の方法によりサン
プルテープを作製した。
【0025】(比較例2)実施例1において、トップコ
ートの際に潤滑剤(ステアリン酸)を加えずに他は実施
例1と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
ートの際に潤滑剤(ステアリン酸)を加えずに他は実施
例1と同様の方法によりサンプルテープを作製した。
【0026】上述のようにして作製した各サンプルテー
プについて、温度25℃、相対湿度60%および温度4
0℃、相対湿度80%の場合について、エージング前後
にわたり、その摩擦係数およびスティックスリップ、お
よびドロップアウトについて測定を行った。その結果を
併せて表1および表2に示す。
プについて、温度25℃、相対湿度60%および温度4
0℃、相対湿度80%の場合について、エージング前後
にわたり、その摩擦係数およびスティックスリップ、お
よびドロップアウトについて測定を行った。その結果を
併せて表1および表2に示す。
【0027】スティックスリップについては摩擦時の静
止摩擦係数が0.6を越えるかどうかで判断した。また
ドロップアウトについては、3分間に3μsec、10
dB以上の出力低下が起こる回数を示している。
止摩擦係数が0.6を越えるかどうかで判断した。また
ドロップアウトについては、3分間に3μsec、10
dB以上の出力低下が起こる回数を示している。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】これらの表に示した結果から明らかなよう
に、上記各実施例は、非磁性支持体上に少なくとも磁性
層を有し、この磁性層は磁性粉末およびバインダー樹脂
を有する磁気記録媒体において、磁性コーティング層表
面に潤滑剤を含有する樹脂層を設けることにより、摩擦
係数、スティックスリップ、およびドロップアウトにつ
いて、各種条件でも劣化することなく非常に良好な結果
が得られた。
に、上記各実施例は、非磁性支持体上に少なくとも磁性
層を有し、この磁性層は磁性粉末およびバインダー樹脂
を有する磁気記録媒体において、磁性コーティング層表
面に潤滑剤を含有する樹脂層を設けることにより、摩擦
係数、スティックスリップ、およびドロップアウトにつ
いて、各種条件でも劣化することなく非常に良好な結果
が得られた。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る磁気記録媒体は、非磁性支持体上に少なくとも
磁性層を有し、この磁性層は磁性粉末およびバインダー
樹脂を有する磁気記録媒体において、磁性コーティング
層表面に潤滑剤を含有する樹脂層を設けることにより、
如何なる使用条件下でも潤滑性を良好に保つことがで
き、また長期にわたりその潤滑性を保つことができる。
従って、本発明の磁気記録媒体は、走行性、耐摩耗性、
耐久性に優れたものである。
明に係る磁気記録媒体は、非磁性支持体上に少なくとも
磁性層を有し、この磁性層は磁性粉末およびバインダー
樹脂を有する磁気記録媒体において、磁性コーティング
層表面に潤滑剤を含有する樹脂層を設けることにより、
如何なる使用条件下でも潤滑性を良好に保つことがで
き、また長期にわたりその潤滑性を保つことができる。
従って、本発明の磁気記録媒体は、走行性、耐摩耗性、
耐久性に優れたものである。
【図1】 本発明の実施例に係る磁気記録媒体の断面図
である。
である。
1:非磁性支持体 2:磁性層 3:バックコート層 4:トップコート層
Claims (3)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に少なくとも磁性層を有
してなる磁気記録媒体において、上記磁性層は磁性粉末
およびバインダー樹脂を有し、この磁性層表面に潤滑剤
を含有する樹脂層を設けたことを特徴とする磁気記録媒
体。 - 【請求項2】 上記樹脂層の厚さが1〜20nmである
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 上記樹脂層に含まれる潤滑剤の量が樹脂
に対し5〜40重量%であることを特徴とする請求項1
または2に記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13638594A JPH07320253A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13638594A JPH07320253A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320253A true JPH07320253A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15173923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13638594A Pending JPH07320253A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320253A (ja) |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP13638594A patent/JPH07320253A/ja active Pending
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