JPH07320382A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH07320382A
JPH07320382A JP6109980A JP10998094A JPH07320382A JP H07320382 A JPH07320382 A JP H07320382A JP 6109980 A JP6109980 A JP 6109980A JP 10998094 A JP10998094 A JP 10998094A JP H07320382 A JPH07320382 A JP H07320382A
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宗和 中川
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和則 井脇
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則浩 黒川
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の構造を複雑化および大型化させないと
ともに、簡単かつ正確に動作制御を行なうことが可能な
ディスク再生装置を提供する。 【構成】 ディスクナンバ検出用標識を検出する第1の
被検出部(突片)i1〜i5のそれぞれの幅より、停止
位置検出用標識の第2の被検出部(突片mまたはn)の
幅を広くするとともに、ディスクナンバ検出用標識と停
止位置検出用標識とを一直線上に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク再生装置に
関し、特に、複数枚のディスクの中から所定のディスク
を選択して再生することが可能なディスクチェンジャ機
能を有するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスク再生装置とし
て、ルーレット方式のディスクチェンジャを有するディ
スク再生装置とストッカ方式のディスクチェンジャを有
するディスク再生装置などが知られている。ルーレット
方式のディスク再生装置では、複数枚のディスクを円盤
状のディスクテーブル上に環状に載置する。このディス
クテーブルを時計方向または反時計方向に回転すること
によって、所望のディスクをディスク再生部に移動させ
る。そしてその所望のディスクの再生を行なう。またス
トッカ方式のディスク再生装置では、複数枚のディスク
が所定のピッチでストッカ内に収納されている。このス
トッカを上下移動させることによって所望のディスクを
選択する。その選択したディスクをディスク移動手段に
よってキャッチングしてディスク再生部に移動させる。
そしてその選択したディスクを再生する。
【0003】しかし、上記したルーレット方式のディス
クチェンジャを有するディスク再生装置では、ディスク
の装填可能枚数を増やすと、その枚数の増加に比例して
ディスクテーブルの直径が大きくなってしまい、その結
果装置自体が著しく大型化されてしまという不都合が生
じる。
【0004】また、ストッカ方式のディスクチェンジャ
を有するディスク再生装置では、ディスクを所定のピッ
チで積重ねて収納するため、ディスクの装填可能枚数を
増加してもストッカ自体の大きさはそれほど増加しな
い。しかし、ディスクの選択のためにストッカを上下移
動させた後ディスクをストッカより取出して、ディスク
再生部に移動させるという複雑な動作が要求される。こ
のため、これを実現するための機構も必然的に複雑化す
るとともにその機構の重量も増加してしまう。またこの
ような複雑な動作のためにディスク交換時間が長くなる
という欠点もある。
【0005】さらに、ルーレット方式またはストッカ方
式のディスクチェンジャを有するディスク再生装置で
は、一般にラジカセと呼ばれる携帯用のラジオ付きカセ
ットテープレコーダとの複合化が行なわれる。その際、
ルーレット方式のディスクチェンジャの場合には、ディ
スクテーブルがラジカセ本体の大きさに比例して著しく
大きくなってしまう。このため、ディスク再生装置とラ
ジカセとの複合化が困難になるという不都合が生じてい
た。また、ストッカ方式のディスクチェンジャでは、構
造の複雑化に伴う重量増加によって携帯性が損なわれ
る。このため、携帯性が要求されるラジカセとの複合化
にあまり適しないという不都合があった。
【0006】そこで、本願の出願人は、特願平5−13
8446号(対応の米国特許出願番号08/219,2
72)において、1枚のディスクトレイが載置可能なデ
ィスクトレイを順次直列的に連結したディスクトレイ群
を有するディスク再生装置を提案した。そのディスク再
生装置では、所望のディスクが載置されたディスクトレ
イをディスクトレイ群の中から選択して、そのディスク
トレイを再生部に移動させる。そして再生を行なう。本
願発明は、上記本願の出願人によって提案されたディス
ク再生装置のディスクトレイ搬送手段の制御をより容易
にするためのものである。
【0007】このディスクトレイ搬送手段の制御に最も
近い従来例として、ルーレット方式のターンテーブル制
御手段がある。
【0008】まず、従来のルーレット方式のターンテー
ブルの構造および制御について説明する。図20は、従
来のルーレット方式のターンテーブルの回転機構および
再生部ユニットを示した平面図であり、図21は再生部
ユニットの昇降手段を示した正面図である。
【0009】図20を参照して、ターンテーブル500
の回転中心500aから等距離でかつそれぞれ等間隔を
隔ててディスク載置部521〜525が設けられてい
る。ターンテーブル500の外周上にはギヤ500bが
形成されている。ギヤ500bは、正逆の両方に回転可
能なモータ502の出力軸に設けられたギヤ503と歯
合している。
【0010】図20および図21を参照して、ディスク
再生部ユニット501は、ディスクの記録面を読取るた
めのピックアップ(図示せず)を含んでいる。ディスク
再生部ユニット501の一端部は、カム505に係合し
ている。そのカム505は正逆の両方向に回転可能なモ
ータ504によって回転される。カム505の回転によ
ってディスク再生ユニット501が昇降される。
【0011】ターンテーブル500の外周には、ディス
ク載置部521〜525のそれぞれに対応して、凹部5
11c〜515cが形成されている。この凹部511c
〜515cには、プランジャ506によって回動される
ロックレバー507の先端部分が嵌入される。凹部51
1c〜515cにロックレバー507の先端部が嵌入さ
れることによって、ターンテーブル500は所望のディ
スクが再生される位置に保持される。
【0012】図22は、図20に示したターンテーブル
の裏面を示した平面図である。図22を参照して、ター
ンテーブル500の裏面には、ディスク載置部521〜
525に対応して、ディスクナンバ検出用突片511d
〜515dが形成されている。このディスクナンバ検出
用突片511d〜515dは、ディスクナンバに対応し
た数量だけ形成されている。また、ディスク載置部52
1〜525に対応して、ディスク載置部521〜525
がディスク再生部ユニット501の正規の位置の直前に
達したことを検出するための停止位置検出用突片511
e〜515eが形成されている。この停止位置検出用突
片511e〜515eはすべて同一幅で形成されてい
る。
【0013】ディスクナンバ検出用突片511d〜51
5dに対向するようにセンサ509が設けられており、
停止位置検出用突片511e〜515eに対向するよう
にセンサ510が設けられている。さらに、再生部ユニ
ットが上昇するときの上昇完了を検出するための再生部
ユニット上昇検出スイッチ(図示せず)が設けられてい
る。
【0014】ここで、ディスクナンバの判別動作として
は、停止位置検出用のセンサ510がある停止位置検出
用突片から次の停止位置検出用突片を検出する間に、デ
ィスクナンバ検出用のセンサ509がディスクナンバ検
出用突片が幾つあるかをカウントする。このカウント値
に基づいてディスクナンバの判別が行なわれる。たとえ
ば、ターンテーブル500が図22において時計方向に
回転するものと考える。センサ510が停止位置検出用
突片512eを通過してから513eを検出する間に、
センサ509が3つの突片を有するディスクナンバ検出
用突片513dを検出したとする。この場合、ディスク
再生部ユニット501上に来たディスク載置部は、ディ
スク載置部523であると判断される。
【0015】次に、図20に示すようにディスク再生部
ユニット501の上方にディスク載置部521が位置し
た状態から、ディスク再生部ユニット501上にディス
ク載置部523が位置する状態に移行する動作について
説明する。
【0016】(1) まず、モータ504が回転するこ
とによってディスク再生部ユニット501が下降する。
【0017】(2) 再生部ユニット上昇検出スイッチ
(図示せず)がオフ状態となり、タイマが作動する。
【0018】(3) ターンテーブル500が回動可能
になるための所定時間経過後、モータ502が回転す
る。これにより、ターンテーブル500は時計方向に回
転し始める。
【0019】(4) 所定時間経過後モータ504の回
転は停止され、これによりディスク再生部ユニット52
1の下降が完了する。
【0020】(5) センサ510が停止位置検出用突
片511eを検出した後停止位置検出用突片512eを
検出するまでの間に、センサ509が2つの突片を有す
るディスクナンバ検出用突片512dを検出する。しか
し、ディスクナンバ検出用突片512dはディスク載置
部523のディスクナンバ検出用突片513dではない
ので、さらにモータ502は回転を続ける。
【0021】(6) センサ510が停止位置検出用突
片512eを検出した後停止位置検出用突片513eを
検出するまでの間に、センサ509が3つの突片を有す
るディスクナンバ検出用突片513dを検出する。これ
により、所望のディスク載置部223であるとの判断が
行なわれ、その結果モータ502が停止する。モータ5
02の停止後もターンテーブル500は慣性によってま
だ回動し続ける。
【0022】(7) 次に、プランジャ506を動作さ
せ、ターンテーブル500が正規の位置にきたときにロ
ックレバー507の先端部分が凹部513cに嵌入され
る。これにより、ターンテーブル500の回動が阻止さ
れ、その位置が保持される。
【0023】(8) ターンテーブル500の回動が完
了した後、モータ504が回転を開始する。これによ
り、ディスク再生部ユニット501が上昇し始める。
【0024】(9) 再生部ユニット上昇検出スイッチ
(図示せず)がONし、これにより、モータ504の回
転が停止される。その結果、ディスクチェンジャの動作
が完了される。
【0025】図23は、上記のような従来のルーレット
方式のディスク再生装置の制御手段のブロック図であ
る。図23を参照して、メカ側制御部560は、ディス
ク載置部搬送用のモータ502とディスクナンバ検出用
のセンサ509と停止位置検出用のセンサ510とから
構成されている。制御回路550は、中央制御装置53
1、メモリ535、タイマ532、入力ポート534お
よび出力ポート533によって構成されている。メモリ
535の一部の番地には、カウンタ535a、現在トレ
イナンバ535bおよびターゲットトレイナンバ535
cが割り当てられている。
【0026】出力ポート533には、モータ駆動回路5
42、フォトセンサ光源駆動回路541および540が
接続されている。入力ポート534には、停止位置検出
用のセンサ510,ディスクナンバ検出用のセンサ50
9および所定のディスクトレイを選択するためのトレイ
セレクトスイッチ539からの信号が入力される。ディ
スク載置部搬送用モータ502にはモータ駆動回路54
2からの信号が入力され、停止位置検出用のセンサ51
2にはフォトセンサ光源駆動回路541からの信号が入
力され、ディスクナンバ検出用のセンサ509にはフォ
トセンサ光源駆動回路540からの信号が入力される。
【0027】このような構成において、停止位置検出用
のセンサ510の出力を制御回路550で判断しなが
ら、その判断に基づいてモータ駆動回路542を制御し
てディスク載置部搬送用のモータ502を駆動させる。
このようにディスク載置部を搬送しながら、ディスクナ
ンバ検出用のセンサ509の出力をカウントする。これ
によりディスクナンバの判別が行なわれる。
【0028】ところが、図23に示した従来の制御手段
の構成では、電源の投入時にディスク再生部ユニット5
01上に位置するディスクトレイのディスクナンバを認
識することができない。このため、従来、図24に示す
ように、ディスクナンバをたとえばEEPROMなどの
不揮発性メモリ543に記録しておき、電源投入時にこ
の不揮発性メモリ543の内容を読出すような制御手段
が提案されている。この制御手段によれば、静止状態の
ままでもディスクナンバを識別することが可能である。
【0029】また、従来のルーレット方式のディスクチ
ェンジャのその他の制御方法として、次のようなものも
提案されている。図25は、その提案された従来の制御
方法を説明するための概念図である。図25を参照し
て、たとえば5種類のディスクナンバを識別するときに
は3個のセンサ601,602および603と、停止位
置検出用標識とディスクナンバ検出用標識とを兼ね備え
た3列の標識列611〜615とを各々停止位置に配置
する。標識列611〜615がセンサ601〜603に
よって検知されたときのセンサ601〜603の信号出
力がHレベルになるのを利用する。具体的には、図26
に示すように、3つのセンサ601〜603の信号の組
合せによって、5つのディスク載置部521〜525の
ディスクナンバを識別することができる。また、標識列
611〜615は停止位置に配置されているので、静止
状態のままでもディスクナンバを識別することができ
る。
【0030】上記のように、従来のルーレット方式のデ
ィスクチェンジャを有するディスク再生装置の制御方法
として、種々の制御方法が提案されていた。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た制御方法のうち、最初に説明した従来の制御方法で
は、ディスクナンバを識別するために、電源投入時にデ
ィスク載置部を移動させてセンサでディスク載置部のデ
ィスクナンバ検出用標識の数をカウントする必要があ
る。このため、本来必要でないディスク載置部の搬送動
作が必要となり、使用者にその間の待ち時間が生じた
り、移動音が発生するという不都合があった。さらに、
この方法では、標識列が2列、センサが2個必要となる
ことから、装置の小型化および薄型化の障害になるなど
の不都合があった。
【0032】また、2番目に説明した従来の制御方法で
は、電源投入時に静止状態のままでディスクナンバを識
別するために不揮発性メモリを用いるため、装置の価格
が大幅に上昇してしまうという問題点があった。またこ
の方法では不揮発性メモリを制御する制御回路の負担が
著しく増大してしまうという不都合もあった。
【0033】また、図25および図26を用いて説明し
た制御方法では、センサの数が3個と多いとともに、そ
のセンサに対応する標識列を配置する配置面積も増加す
る。このため、装置の小型化および薄型化の障害となっ
ていた。またセンサの数が多いため、配線も増加すると
ともにセンサの消費電流が増加する。このため、装置の
コストも大幅に上昇してしまうという問題点があった。
【0034】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、請求項1〜12に記載の発明の
1つの目的は、ディスク再生装置において、ディスクト
レイの搬送動作の制御を装置の構造を複雑化せずに行な
うことである。
【0035】請求項1〜12に記載の発明のもう1つの
目的は、ディスク再生装置において、ディスクトレイの
搬送動作の制御を従来に比べて簡単にすることである。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1〜4におけるデ
ィスク再生装置では、ディスクトレイ群と、ディスク再
生部と、ディスクトレイ搬送手段と、ディスクナンバ検
出用標識と、停止位置検出用標識と、標識センサと、駆
動制御部とを備えている。ディスクトレイ群は、それぞ
れにディスクが配置される複数のディスクトレイを有
し、その複数のディスクトレイが互いに連結して移動可
能なように構成されている。ディスク再生部は、ディス
クトレイ群から選択されたディスクトレイに配置された
ディスクを再生する。ディスクトレイ搬送手段は、選択
されたディスクトレイをディスク再生部に搬送する。デ
ィスクナンバ検出用標識は、複数のディスクトレイのそ
れぞれに設けられ、少なくとも1つの第1の被検出部か
らなり、各々のディスクトレイを識別するためのもので
ある。停止位置検出用標識は、複数のディスクトレイの
それぞれに設けられている。そして、停止位置検出用標
識はディスクナンバ検出用標識の第1の被検出部の幅よ
り広い幅を持つ第2の被検出部からなり、ディスクトレ
イがディスク再生部の所定位置に到達したことを検出さ
せるためのものである。標識センサはディスクナンバ検
出用標識と停止位置検出用標識とを検出するためのもの
である。駆動制御部は、標識センサの検出結果に基づい
て少なくともディスクトレイ搬送手段の駆動を制御する
ためのものである。さらに、ディスクナンバ検出用標識
と停止位置検出用標識とはディスクトレイの移動方向に
沿った一直線上に設けられている。
【0037】また、好ましくは、請求項2に記載したよ
うに、ディスクトレイ群のどちらか一方の端部に位置す
る第1のディスクトレイの停止位置検出用標識の第2の
被検出部の幅をその他のディスクトレイの停止位置検出
用標識の第2の被検出部の幅よりも小さくしてもよい。
この場合、その他のディスクトレイが正規の再生位置に
位置したときにその他のディスクトレイの停止位置検出
用標識が標識センサと対向した状態になり、第1のディ
スクトレイが正規の再生位置に位置したときには第1の
ディスクトレイの停止位置検出用標識が標識センサと対
向しない状態になる。この場合、さらに電源がOFF状
態からON状態になったときに第1のディスクトレイが
ディスク再生部の方向に移動するようにディスクトレイ
群を移動させるための移動手段をさらに備えるように構
成する。
【0038】また、好ましくは、請求項3に記載したよ
うに、ディスクトレイがディスク再生部の正規の再生位
置にあるかどうかを検出するためのトレイ位置検出セン
サをさらに備えるようにしてもよい。この場合、ディス
クトレイ群の所定のディスクトレイの停止位置検出用標
識の第2の被検出部の幅をその他のディスクトレイの停
止位置検出用標識の第2の被検出部の幅よりも小さくす
る。そして、その他のディスクトレイが正規の再生位置
に位置したときにその他のディスクトレイの停止位置検
出用標識が標識センサと対向した状態になるように構成
する。また、所定のディスクトレイが正規の再生位置に
位置したときに所定のディスクトレイの停止位置検出用
標識が標識センサと対向しない状態になるように構成す
る。
【0039】上記した請求項3の場合に、さらに好まし
くは、請求項4に記載したように、上記した所定のディ
スクをディスクトレイ群のどちらか一方の端部に位置す
るディスクトレイとする。そして、移動手段と移動禁止
手段とをさらに備えるように構成する。この移動手段
は、電源がOFF状態からON状態になったときに一方
の端部に位置するディスクトレイが再生部の方向に移動
するようにディスクトレイ群を移動させるためのもので
ある。移動禁止手段は、電源がOFF状態からON状態
になったときにディスクトレイがディスク再生部の正規
の再生位置にある状態でかつディスクトレイの停止位置
検出用標識が標識センサと対向しない状態のときにディ
スクトレイ群の移動を禁止するためのものである。
【0040】請求項5におけるディスク再生装置は、請
求項1におけるディスク再生装置と同様、ディスクトレ
イ群と、ディスク再生部と、ディスクトレイ搬送手段
と、ディスクナンバ検出用標識と、停止位置検出用標識
と、標識センサと、駆動制御部とを備えている。さら
に、請求項5におけるディスク再生装置は、タイマと判
別手段とを備えている。タイマは、標識センサがディス
クナンバ検出用標識の第1の被検出部と停止位置検出用
標識の第2の被検出部とを検知するときの第1の検知時
間と、第1および第2の被検出部以外の非標識部分を検
知するときの第2の検知時間とを計測するためのもので
ある。判別手段は第2の検知時間が所定の時間より長い
か短いかを判別するためのものである。また、停止位置
検出用標識は、ディスクナンバ検出用標識からディスク
ナンバ検出用標識の隣接する第1の被検出部間の間隔よ
りも大きな間隔を隔てて形成されている。
【0041】請求項6〜9におけるディスク再生装置
は、ディスク載置手段と、ディスク再生部と、ディスク
搬送手段と、ディスクナンバ検出用標識と、停止位置検
出用標識と、標識センサと、タイマと、比較手段と、カ
ウンタと、駆動制御手段と、第1の設定手段と、第2の
設定手段と、第1の判断手段と、第2の判断手段とを備
えている。ディスク載置手段は複数個のディスク載置部
からなる。ディスク再生部は、ディスク載置手段に載置
された複数のディスクから選択された1つのディスクを
再生するためのものである。ディスク搬送手段は、選択
されたディスクが載置されるディスク載置部をディスク
再生部に搬送するためのものである。ディスクナンバ検
出用標識は、ディスク載置部のそれぞれに対応して設け
られている。そして、ディスクナンバ検出用標識は、各
々のディスク載置部のトレイナンバに対応する数量の第
1の被検出部からなり、各々のディスク載置部を識別す
るためのものである。停止位置検出用標識は、ディスク
載置部のそれぞれに対応して設けられている。この停止
位置検出用標識は、ディスクナンバ検出用標識からディ
スクナンバ検出用標識の隣接する第1の被検出部間の間
隔よりも大きな間隔を隔てて設けられている。また、こ
の停止位置検出用標識は、ディスクナンバ検出用標識の
第1の被検出部の幅より広い幅を持つ第2の被検出部か
らなり、ディスク載置部がディスク再生部の所定位置に
到達したことを検出するためのものである。
【0042】標識センサは、ディスクナンバ検出用標識
と停止位置検出用標識とを検出するためのものである。
タイマは、標識センサがディスクナンバ検出用標識の第
1の被検出部と停止位置検出用標識の第2の被検出部と
を検知したときの標識検知時間、および、第1および第
2の被検出部以外の非標識部分を検知したときの非標識
検知時間を計測するためのものである。比較手段は、タ
イマによって計測された標識検知時間および非標識検知
時間と、予め設定された時間とを比較するためのもので
ある。カウンタは標識センサによって検知されたパルス
の数をカウントするためのものである。駆動制御手段
は、標識センサ、タイマ、比較手段およびカウンタの出
力信号に基づいて少なくともディスク搬送手段の駆動を
制御するためのものである。第1の設定手段は、ディス
クナンバ検出用標識の1つの第1の被検出部を検出する
のに要する第1の時間をt1 、停止位置検出用標識の第
2の被検出部を検出するのに要する第2の時間をt2 と
した場合、(t1 <T1 <t 2 )となるような、第1の
時間(t1 )と第2の時間(t2 )とを識別するための
第1の設定時間(T1 )を設定するためのものである。
第2の設定手段は、ディスクナンバ検出用標識の検知終
了後から停止位置検出用標識の検知開始までの時間をt
3 、ディスクナンバ検出用標識の隣接する第1の被検出
部間の間隔の検出時間をt4 とした場合に、(t4 <T
2 <t3 )となるような、時間(t3 )と時間(t4 )
とを識別するための第2の設定時間(T2 )を設定する
ためのものである。第1の判断手段は、非標識検知時間
が第2の設定時間(T2 )より長い場合に、第2の設定
時間(T2 )経過前に検知した信号をディスクナンバ検
出用標識による第1の信号、第2の設定時間(T2 )経
過後に検知した信号を停止位置検出用標識による第2の
信号として暫定的に判断するものである。第2の判断手
段は、第1の信号のパルス数の計数値を再生位置のディ
スクトレイのディスクナンバとして暫定的に判断するた
めのものである。
【0043】また、好ましくは、請求項7に記載したよ
うに、第3の判断手段と第4の判断手段とをさらに備え
るように構成してもよい。第3の判断手段は、停止位置
検出用標識の検知開始後において信号の検知時間が第1
の設定時間(T1 )よりも長い場合にのみ検知している
信号を停止位置検出用標識による第2の信号と確定判断
するものである。第4の判断手段は、第3の判断手段に
よって信号が第2の信号と確定判断された後カウンタで
計数された第1の信号のパルス数の計数値をディスクト
レイのディスクナンバとして確定判断するものである。
【0044】また、好ましくは、請求項8に記載したよ
うに、再認識手段をさらに備えるようにしてもよい。こ
の再認識手段は、第1の信号のパルス数の計数値をディ
スクトレイのディスクナンバとして確定判断した後に標
識センサの検知信号が検知状態から無検知状態さらに検
知状態へと変化したときには停止位置検出用標識の第2
の信号として確定判断した信号をディスクナンバ検出用
標識の第1の信号として再認識させるものである。
【0045】また好ましくは、請求項9に記載したよう
に、第5の判断手段をさらに備えるようにしてもよい。
この第5の判断手段は、ディスクナンバ検出用標識の検
知開始時にディスクナンバ検出用標識の第1番目の第1
の被検出部の標識センサによる検知時間が第2の設定時
間(T2 )よりも長かったとしても第1の被検出部をデ
ィスクナンバ検出用標識と判断するものである。
【0046】請求項10および11におけるディスク再
生装置は、ディスク載置手段と、ディスク再生部と、再
生部移動手段と、ディスク搬送手段と、駆動制御手段
と、ディスク載置部位置保持手段と、駆動源と、ディス
ク搬送動作禁止手段と、再生部移動動作禁止手段とを備
えている。ディスク載置手段は複数のディスク載置部か
らなる。ディスク再生部はディスク載置手段に載置され
た複数のディスクから選択された1つのディスクを再生
するためのものである。再生部移動手段は、ディスク再
生部を再生位置と非再生位置とに移動させるためのもの
である。ディスク搬送手段は、選択されたディスクが載
置されるディスク載置部をディスク再生部に搬送するた
めのものである。駆動制御手段は、ディスク搬送手段お
よび再生部移動手段の駆動を制御するためのものであ
る。ディスク載置部位置保持手段は、所定のディスクが
載置されたディスク載置部をディスク再生部と対向する
位置に保持するためのものである。駆動源はディスク搬
送手段およびディスク再生部移動手段を駆動するための
ものである。ディスク搬送動作禁止手段は、駆動源が駆
動しているときにディスク搬送手段の動作を禁止するた
めのものである。再生部移動動作禁止手段は駆動源が駆
動しているときに再生部移動手段の動作を禁止するため
のものである。この請求項10および11のディスク再
生装置では、ディスク位置保持手段の動作によって再生
部移動動作禁止手段を解除しかつディスク搬送動作禁止
手段を動作させる。また、ディスク載置部位置保持手段
をその動作位置から移動させることによってディスク搬
送動作禁止手段を解除しかつ再生部移動禁止手段を動作
させる。
【0047】また好ましくは、請求項11に記載したよ
うに、ソレノイド手段と、ソレノイド駆動手段と、移動
禁止手段とをさらに備えるように構成してもよい。ソレ
ノイド手段はディスク載置部位置保持手段の移動駆動源
となるものである。ソレノイド駆動手段は所定のディス
クが載置されたディスク載置部が再生位置の直前の位置
に達したときにソレノイド手段を動作させるためのもの
である。移動禁止手段はソレノイド手段の動作時にディ
スク載置部が再生位置に達するまではディスク載置部位
置保持手段の移動を禁止するためのものである。
【0048】請求項12におけるディスク再生装置は、
停止位置検出用標識と単一の標識センサと駆動制御部と
を備えている。停止位置検出用標識は、各ディスク載置
部に対応してそれぞれ設けられており、ディスク載置部
がディスク再生部の所定位置に達したことを検出するも
のである。ディスクナンバ検出用標識は、各ディスク載
置部にそれぞれディスク載置部ごとに固有の幅をもって
設けられている。そしてディスクナンバ検出用標識の各
幅は停止位置検出用標識の幅と異ならせている。標識セ
ンサはディスク載置部の移動に伴って停止位置検出用標
識とディスクナンバ検出用標識とを交互に検出する。駆
動制御部は標識センサの検出結果に基づいてディスク載
置部の移動を制御する。
【0049】
【作用】請求項1に係るディスク再生装置では、ディス
クナンバ検出用標識と停止位置検出用標識とがディスク
トレイの移動方向に沿った一直線上に設けられているの
で、1つの標識センサでディスクナンバ検出用標識と停
止位置検出用標識とが検出される。これにより、装置の
構造が複雑化することがない。また、最初の停止位置検
出用標識から次の停止位置検出用標識を検出するまでの
間にディスクナンバ検出用標識が検出されるので、1デ
ィスク分ディスクトレイを移動させるだけでディスクナ
ンバが判別される。
【0050】また、請求項2に係るディスク再生装置で
は、請求項1に係る発明の作用に加えてさらに以下の作
用がある。すなわち、ディスクトレイ群のどちらか一方
の端部に位置する第1のディスクトレイの停止位置検出
用標識の第2の被検出部の幅がその他のディスクトレイ
の停止位置検出用標識の第2の被検出部の幅よりも小さ
くされ、停止状態でその第1のディスクトレイの停止位
置検出用標識のみ標識センサと対向しない状態になり、
電源がON状態になったときに第1のディスクトレイが
ディスク再生部の方向に移動するように移動手段によっ
てディスクトレイ群が移動されるので、ディスクトレイ
群の端部の検出が容易になる。
【0051】請求項3に係る発明では、請求項1に係る
発明の作用にに加えてさらに以下の作用がある。すなわ
ち、ディスクトレイが再生位置にあるかどうかを検出す
るためのトレイ位置検出センサが設けられ、所定のディ
スクトレイの停止位置検出用標識の第2の被検出部の幅
をその他のディスクトレイの停止位置検出用標識の第2
の被検出部の幅よりも小さくし、停止状態ではその所定
の停止位置検出用標識のみ標識センサと対向しないよう
にされるので、トレイ位置検出センサと標識センサの状
態によってディスクトレイを搬送しなくても所定のディ
スクトレイであると判別される。すなわち、トレイ位置
検出センサがON状態で標識センサがON状態であると
きは所定のディスクトレイが再生位置にあることが容易
に判断される。
【0052】請求項4に係るディスク再生装置では、上
記した請求項3の作用に加えてさらに以下の作用があ
る。すなわち、所定のディスクトレイがディスクトレイ
群のどちらか一方の端部に位置するディスクトレイとさ
れ、電源がON状態になったときに上記一方の端部に位
置するディスクトレイが再生部の方向に移動するように
移動手段によって移動され、電源がON状態になったと
きに上記一方の端部に位置するディスクトレイがディス
ク再生部に位置するとともに、ディスクトレイの停止位
置検出用標識が標識センサと対向しない状態であればデ
ィスクトレイ群の移動が移動禁止手段によって禁止され
るので、より容易にディスクトレイのディスクナンバが
確定される。
【0053】請求項5に係るディスク再生装置では、停
止位置検出用標識の第2の被検出部の幅がディスクナン
バ検出用標識の第1の被検出部の幅よりも広い幅を有す
るように形成されるので、ディスクナンバ検出用標識と
停止位置検出用標識とが容易に識別される。さらに、デ
ィスクナンバ検出用標識と停止位置検出用標識との間隔
が、ディスクナンバ検出用標識の隣接する第1の被検出
部間の間隔よりも大きく形成され、非標識部分の検知時
間がタイマによって計測され、その非標識検知時間が所
定時間より長いか短いかが判別手段によって判別される
ので、ディスクナンバ検出用標識の第1の被検出部を検
知しているときに負荷変動によりその検知時間が長くな
ったとしても、その第1の被検出部の検知前の非標識検
知時間が所定時間より短いと判断されれば、誤検出する
ことなく容易にディスクナンバ検出用標識と判断され
る。
【0054】請求項6に係るディスク再生装置では、デ
ィスクナンバ検出用標識の第1の被検出部の幅よりも停
止位置検出用標識の第2の被検出部の幅が大きくなるよ
うに形成され、標識検知時間が第1の設定時間より短い
場合にはディスクナンバ検出用標識による第1の信号と
して、長い場合は停止位置検出用標識による第2の信号
と判断するとともに、ディスクナンバ検出用標識と停止
位置検出用標識との間の間隔がディスクナンバ検出用標
識の第1の被検出部間の間隔よりも大きくなるように形
成され、非標識部分の検知時間が第2の設定時間より長
い場合に第2の設定時間経過後に検知した信号が停止位
置検出用標識による第2の信号として暫定的に判断され
るので、ディスクナンバ検出用標識の第1の被検出部を
検知しているときに負荷変動によりその検知時間が長く
なったとしても、その第1の被検出部の前の非標識検知
時間が第2の設定時間より短ければその第1の被検出部
の検知信号は停止位置検出用標識の第2の被検出部と判
断されることがない。これにより、誤検出が防止され
る。
【0055】請求項7に係るディスク再生装置では、請
求項6の作用に加えてさらに以下の作用がある。すなわ
ち、停止位置検出用標識の検知開始後に信号の検知時間
が第1の設定時間よりも長い場合にのみ第3の判断手段
によってその検知している信号が停止位置検出用標識に
よる第2の信号と確定判断され、その後カウンタで計数
された第1の信号のパルス数の計数値がディスクトレイ
のディスクナンバとして第4の判断手段によって確定判
断されるので、ディスクナンバ検出用標識の第1の被検
出部間の非標識検知時間が第2の設定時間よりも長くな
り停止位置検出用標識と判断された場合に、次の第1の
被検出部の検知時間が第1の設定時間T 1 よりも短い場
合はその被検出部は停止位置検出用標識ではなくディス
クナンバ検出用標識の被検出部であると判断が覆され
る。これにより、誤った判断がより有効に防止される。
【0056】請求項8に係るディスク再生装置では、請
求項6の作用に加えてさらに次のような作用がある。す
なわち、上記した第4の判断手段によって第1の信号の
パルス数の計数値をディスクトレイのディスクナンバと
して確定判断した後に、標識センサの検知信号が検知状
態から無検知状態さらに検知状態へと変化したときに停
止位置検出用標識の第2の信号として確定判断された信
号が再認識手段によってディスクナンバ検出用標識の第
1の信号と再認識されるので、一度信号の判断が確定し
た後でも再度標識センサの入力があったときはディスク
ナンバが修正される。これにより、誤った検出がより有
効に防止される。
【0057】請求項9に係るディスク再生装置では、請
求項6の作用に加えてさらに以下の作用がある。すなわ
ち、ディスクナンバ検出用標識の検知開始時にディスク
ナンバ検出用標識の第1番目の第1の被検出部の検知時
間は判断せずにその第1の被検出部がそのままディスク
ナンバ検出用標識と判断されるので、誤検出防止のプロ
グラムが簡素化される。
【0058】請求項10に係るディスク再生装置では、
ディスク位置保持手段の動作によって再生部移動動作禁
止手段が解除されるとともにディスク搬送動作禁止手段
が動作され、ディスク載置部位置保持手段をその動作位
置から移動させることによってディスク搬送動作禁止手
段が解除されるとともに再生部移動禁止手段が動作され
るので、ディスクの搬送動作が完了しない限りディスク
再生部は移動しない。また、ディスク再生部の移動が完
了しない限りディスクの搬送は行なわれない。これによ
り、ディスクの搬送動作とディスク再生部の移動動作の
完了を確認する手段が不要となるので、動作時間が短縮
されるとともに動作の完了確認のための検出部品の数量
が削減される。
【0059】請求項11に係るディスク再生装置では、
請求項10の作用に加えてさらに以下の作用がある。す
なわち、ディスク載置部が再生位置の直前の位置に達し
たときにソレノイド駆動手段によりソレノイド手段が動
作されるので、ディスク載置部が再生位置に達すると自
動的にディスク搬送が停止されるとともに、その後ディ
スク再生部が移動する一連の動作が行なわれる。これに
より、ディスク搬送動作用とディスク再生部移動用のモ
ータが1個で済む。
【0060】請求項12に係るディスク再生装置では、
ディスクナンバ検出用標識の幅がディスク載置部ごとに
固有の幅をもって設けられ、その各幅が停止位置検出用
標識の幅と異なっているので、単一の標識センサでディ
スクナンバ検出用標識と停止位置検出用標識とが明確に
区別されながらディスクナンバが検出される。
【0061】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0062】図1は、本発明の一実施例によるディスク
再生装置を示した斜視図であり、図2は本発明の一実施
例によるディスク再生装置を携帯用のラジオ付きカセッ
トテープレコーダに組込んで複合化を行なった場合の態
様を示す斜視図である。図3は、図1に示したディスク
再生装置のディスクチェンジャ部分を示す分解斜視図で
ある。
【0063】まず図1を参照して、装置本体1の上面部
にはディスク再生部2が設けられている。ディスク再生
部2の両側にはトレイ収納部3および4が設けられてい
る。ディスク再生部2およびトレイ収納部3,4のそれ
ぞれの上面開口部には、開閉可能な蓋体5〜7が取付け
られている。ディスク再生部2には、ディスクを装着す
るためのターンテーブル9とディスクから情報を読取る
ための光学ピックアップ10とを含む再生部ユニット8
が設置されている。この再生部ユニット8は後述するデ
ィスクトレイ群の移動時に退避位置に降下移動し、所望
のディスクトレイがディスク再生部2に位置したときに
演奏位置に上昇移動する。演奏位置に移動した再生部ユ
ニット8は、そのターンテーブル9によってディスクト
レイよりディスクを持ち上げる。そして、蓋体5の内面
に取付けられたスタビライザ11とターンテーブル9と
の間にディスクを挟むことによって、ディスクを安定し
た状態で保持することができるようになっている。
【0064】次に図1および図3を参照して、装置本体
1には、複数枚のディスクトレイ13〜17を直列に連
結して構成するディスクトレイ群12が移動自在に設け
られている。このディスクトレイ群12は、ディスク再
生部2を挟む位置に配置された両トレイ収納部3,4の
間において移動自在になっている。本実施例におけるデ
ィスクトレイ群12は5枚のディスクトレイ13〜17
を順次直列に連結した例を示している。各ディスクトレ
イ13〜17は、連結方向(移動方向)における両端部
が円弧面になるように形成されている。以下、説明の便
宜上、図面の紙面に向かって各ディスクトレイ13〜1
7の左端にある円弧面を左円弧面a、右端にある円弧面
を右円弧面bと称する。
【0065】ディスクトレイ群12の中間に位置する3
枚のディスクトレイ14〜16のそれぞれの両側面に
は、連結方向に延びる溝cが形成されている。各溝cの
両端部は、左円弧面aまたは右円弧面bと中心点を同じ
くする円弧面になっている。また、各ディスクトレイ1
3〜17の両側面の上縁部には、連結方向に、所定の間
隔をおいて1対の案内用突起d,eが設けられている。
【0066】各ディスクトレイ13〜17は、ジョイン
ト18により、隣接するディスクトレイ同士が相対的に
回転かつ摺動可能となるように連結されている。
【0067】各ディスクトレイ13〜17の移動を案内
する機構について説明する。水平方向の移動案内機構
は、ディスク再生部2の幅にわたって位置し各ディスク
トレイ13〜17の両側縁部を受けて水平移動に寄与す
る水平ガイド溝20と、トレイ収納部3,4の幅にわた
って位置し各ディスクトレイ13〜17の案内用突起
d,eを受けて水平移動に寄与する水平案内路20と同
一高さにある水平案内路21,22と、少なくとも水平
案内路20の上方にあってディスク再生部2の幅にわた
って位置し水平ガイド溝20上を移動するディスクトレ
イの浮き上がりを阻止するためのフランジ23とにより
構成される。水平ガイド溝20,21,22およびフラ
ンジ23は、対向配置された1対の側板19,32の対
向面に形成されている。
【0068】傾斜方向の移動案内機構は、傾斜ガイド溝
24,25,26,28,29,30と、傾斜阻止面2
7,31とによって構成されている。これらの傾斜ガイ
ド溝24,25,26,28,29,30と傾斜阻止面
27,31とは、対向配置された1対の側板19,32
の対向面に形成されている。
【0069】ディスクトレイ13〜17の移動は、再生
部位置にあるディスクトレイ16が後述するディスクト
レイ搬送手段によって矢印A方向および矢印B方向に駆
動されることにより行なわれる。今、再生部位置にある
ディスクトレイ16が矢印A方向に駆動力を受けたとす
る。再生部位置にあるディスクトレイ16はその案内用
突起d,eが水平ガイド溝20,22に案内されて矢印
A方向に移動する。
【0070】このとき再生部位置にあるディスクトレイ
16は右側のトレイ収納部4にあるディスクトレイ17
の上に重なる位置まで持ち上げられている。その水平運
動が終了すると再生部位置にあったディスクトレイ16
は右側の傾斜ガイド溝28,29,30に案内されるこ
とによって、水平姿勢を維持しながら右斜め方向に若干
量下降する。これに伴いトレイ収納部4に位置していた
ディスクトレイ17も若干量下降する。
【0071】一方、左側のトレイ収納部3にあるディス
クトレイ15は再生部位置にあったディスクトレイ16
によって矢印A方向にジョイント18を介して引っ張ら
れる。これにより、ディスクトレイ15は右側上がりの
傾斜ガイド溝24,25,26に案内されて若干量斜め
方向に上昇する。さらにそのディスクトレイ15は水平
ガイド溝20,21に案内されて矢印A方向に水平移動
し、再生位置に到達する。左側のディスク収納部3のデ
ィスクトレイ15下に位置していたディスクトレイ14
および13は、ガイド溝24,25,26に案内されて
それぞれ若干量斜め方向に上昇する。再生部位置にあっ
たディスクトレイ16は、右側のトレイ収納部4の上面
部に収納されることになる。
【0072】再生部位置にあるディスクトレイ16は矢
印B方向に駆動される場合には運動方向が逆になるだけ
であり、説明は省略する。ディスクトレイ13〜17の
搬送は以上のように行なわれる。
【0073】図4は、ディスクトレイ13〜17の表面
図であり、図5はディスクトレイ13〜17の裏面図で
ある。図4および図5を参照して、各々のディスクトレ
イ13〜17には、8cmCD(コンパクトディスク)
を載置するための凹部fと12cmCDを載置するため
の凹部gとが設けられている。また、ディスクトレイ1
3〜17には、再生部ユニット8のピックアップ10と
CDとが直接対向するための逃げ穴h1と、再生部ユニ
ット8のターンテーブル9用の逃げ穴h2とが設けられ
ている。
【0074】図5を参照して、ディスクトレイ13〜1
7の裏面には、ディスクナンバ検出用標識oを構成する
突片i1,i2,i3,i4,i5がスリットs1,s
2,s3,s4を介してディスクトレイの搬送方向と同
じ方向に一直線上に設けられている。この突片i1〜i
5の数は、ディスクナンバと同じ数だけ形成される。デ
ィスクトレイ13〜17(図3参照)のディスクナンバ
は、ディスクトレイ13がNo.1ディスク、ディスク
トレイ14はNo.2ディスク、ディスクトレイ15は
No.3ディスク、ディスクトレイ16はNo.4ディ
スク、ディスクトレイ17はNo.5ディスクである。
したがって、ディスクトレイ13(No.1)には1本
の突片、ディスクトレイ14(No.2)には2本の突
片、ディスクトレイ15(No.3)には3本の突片、
ディスクトレイ16(No.4)には4本の突片、ディ
スクトレイ17(No.5)には5本の突片が形成され
ている。
【0075】この突片i1〜i5はそれぞれほぼ同じ幅
になるように形成されており、たとえば3mmの幅で形
成されている。また、スリットs1〜s4もそれぞれ同
じ幅になるように形成されており、たとえば3mmの幅
で形成されている。1番目の突片i1の左側の端部はデ
ィスクトレイ13〜17の左側の端部からほぼ一定の距
離に設けられており、たとえば18mmに設定されてい
る(図5参照)。
【0076】突片i1〜i5からなるディスクナンバ検
出用標識oから所定の間隔を隔てて突片mまたは突片n
からなる停止位置検出用標識が形成されている。ディス
クナンバ検出用標識の突片i1〜i5と停止位置検出用
標識の突片m,nとは、ディスクトレイ13〜17の移
動方向(A方向またはB方向)に沿った一直線上に設け
られている。また、停止位置検出用標識を構成する突片
mまたはnはディスクナンバ検出用標識oを構成する突
片i1〜i5のそれぞれの幅よりも大きな幅で形成され
ている。具体的には、突片mは27mmの幅を有し、突
片nは9mmの幅を有する。突片mはNo.2〜No.
5のディスクトレイ14〜17のそれぞれに設けられ、
突片nはディスクトレイ群12の一端部のNo.1のデ
ィスクトレイ13に設けられる。上記のように突片mは
突片nよりもその幅が大きくなるように形成されてい
る。
【0077】停止位置検出用標識の突片m,nの左側始
端部とディスクナンバ検出用標識oの左側始端部との間
の距離は、各ディスクトレイ13〜17でほぼ同じ距離
である。本実施例の場合はその距離は72mmに設定さ
れている(図5参照)。
【0078】図6は停止位置検出用標識の突片mとフォ
トセンサとの配置を示す概略図であり、図7は停止位置
検出用標識の突片nとフォトセンサとの配置を示す概略
図である。図6および図7を参照して、フォトセンサ4
3は、センサ光源部43aとセンサ受光部43bとから
構成されている。そのフォトセンサ43は装置本体1
(図1参照)に設けられている。フォトセンサ43は、
そのセンサ光源部43aとセンサ受光部43bとの間を
停止位置検出用標識の突片mまたはnが通過することが
できるような位置に配置されている。したがって、停止
位置検出用標識の突片m(n)と同一直線上に設けられ
たディスクナンバ検出用標識oもセンサ光源部43aと
センサ受光部43bとの間を通過することができる。本
実施例ではこのように構成することによって、1つのフ
ォトセンサ43によってディスクナンバ検出用標識oと
停止位置検出用標識との両方を検出することができる。
これにより、従来に比べて装置の構造を単純化すること
ができる。
【0079】図6に示すように、停止位置検出用標識の
突片mを有するディスクトレイ14〜17の停止位置で
は、突片mがセンサ光源部43aからセンサ受光部43
bに向かう光を遮断する位置にある。この場合フォトセ
ンサ43はON状態になる。ここで、フォトセンサ43
が突片mまたはnを検知している状態をON状態、検知
していない状態をOFF状態とする。これは回路構成上
の問題であり、逆にしても何ら問題はない。
【0080】また、図7に示すように、No.1のディ
スクトレイ13が停止位置にあるときには、停止位置検
出用標識の突片nはセンサ光源部43aからセンサ受光
部43bに向かう光を遮断しない位置に停止する。具体
的には、フォトセンサ43は突片nの左側に位置する。
この場合フォトセンサ43はOFF状態になる。
【0081】図8は、ディスクトレイ13〜17の停止
位置検出用標識(突片m,n)とディスクナンバ検出用
標識oとの配置位置を説明するための概念図である。図
8を参照して、この概念図では前述したトレイ収納部
3,4を無視してすべてのディスクトレイ13〜17が
一平面上にあると仮定している。図8を参照して、この
図では再生位置にNo.3のディスクトレイ15が位置
保持されている。このとき操作者がNo.5のディスク
トレイ17を選択するよう操作したとすると、フォトセ
ンサ43の検知状態は以下のようになる。
【0082】(1) No.3のディスクトレイ15の
突片mが検知される。その後無検知状態になる。
【0083】(2) 次に、No.3のディスクトレイ
15の突片i3が検知される。これによりカウンタのカ
ウントが1になる。
【0084】(3) 次に、No.3のディスクトレイ
15のスリットs2がフォトセンサ43を通過する。こ
のときフォトセンサ43は無検知状態(OFF状態)で
ある。
【0085】(4) 次に、No.3のディスクトレイ
15の突片i2がフォトセンサ43によって検知され
る。この検知時間と所定の第1の設定時間とを比較して
その設定時間より検知時間が短ければカウンタのカウン
トは2になる。
【0086】(5) 次に、No.3のディスクトレイ
15のスリットs1がフォトセンサ43を通過する。こ
のときフォトセンサ43は無検知状態(OFF状態)で
ある。
【0087】(6) 次に、No.3のディスクトレイ
15の突片i1がフォトセンサ43によって検知され
る。この検知時間と所定の第1の設定時間とを比較して
その設定時間より検知時間が短ければカウンタのカウン
トは3になる。
【0088】(7) 次に、No.4のディスクトレイ
16の突片mがフォトセンサ43によって検知される。
突片m検出前の非検出時間が所定の第2の設定時間より
も長く、かつ、突片mの検知時間が所定の第1の設定時
間より長ければ上記したカウンタのカウントは0にリセ
ットされる。この後、フォトセンサ43は無検知状態
(OFF状態)になる。
【0089】(8) 次に、No.4のディスクトレイ
16の突片i4がフォトセンサ43によって検知され
る。これにより、カウンタのカウントは1になる。
【0090】(9) 次に、No.4のディスクトレイ
16のスリットs3がフォトセンサ43を通過する。こ
の状態ではフォトセンサ43は無検知状態(OFF状
態)である。この後、No.4のディスクトレイ16の
突片i1をフォトセンサ43によって検知するまで上記
と同様の動作が繰返される。突片i1がフォトセンサ4
3によって検知された状態では、カウンタのカウントは
4になる。
【0091】(10) 次に、フォトセンサ43は無検
知状態(OFF状態)になる。この後、No.5のディ
スクトレイ17の突片mがフォトセンサ43によって検
知される。この状態で再びカウンタのカウントが0にリ
セットされる。
【0092】このようにして、フォトセンサ43によっ
てディスクナンバ検出用標識oと停止位置検出用標識と
が検知されていく。なお、カウンタやメモリについては
後述する。
【0093】なお、正常に動作している範囲ではNo.
5のディスクトレイ17のディスクナンバ検出用標識i
1〜i5は不要であるが、このディスクナンバ検出用標
識i1〜i5は、ディスクトレイ群12の暴走時の検知
やディスクトレイ群12のトレイの数を増加させる場合
の準備のために設けられている。
【0094】上記と異なり、操作者がNo.1のディス
クトレイ13を選択するように操作したとすると、フォ
トセンサ43の検知状態は以下のようになる。
【0095】(1) No.3の突片mの検知。その後
無検知。 (2) No.2の突片i1の検知。カウント1。
【0096】(3) No.2のs1(無検知状態)。 (4) No.2のi2の検知。所定条件の下、カウン
ト2。その後無検知状態。
【0097】(5) No.2のmの検知。所定条件の
下、カウンタリセット。その後無検知状態。
【0098】(6) No.1の突片i1の検知。カウ
ント1。その後無検知状態。 (7) No.1の突片nの検知。所定条件の下、カウ
ンタのカウント値のリセット。その後無検知状態。
【0099】なお、ディスクトレイ13〜17の裏面に
は、さらにラックlがディスクトレイ搬送方向(矢印
A,B方向)に延在するように形成されている。ラック
lは矢印C方向に後述する伝達ギヤ37bと歯合する。
また、ラックlからC方向に所定の間隔を隔ててラック
lと平行に溝jが設けられている。この溝jには後述す
るロックレバー39が嵌入される。また、溝jのほぼ中
央部には凹部kが設けられている。後述するロックレバ
ー39がこの凹部kに嵌入することによって、ディスク
トレイ13〜17は矢印A,B方向に移動不能となる。
これにより、ディスクトレイ13〜17はその位置が保
持された状態になる。
【0100】次に、ディスクトレイ搬送手段および再生
部ユニット昇降手段について詳細に説明する。
【0101】図9は、ディスクトレイ搬送手段および再
生部ユニット昇降手段の平面図であり、図10は図9の
左側面図である。図9および図10を参照して、再生部
ユニット8には、ピックアップ10やターンテーブル9
が搭載されている。再生部ユニット8には矢印C方向の
端面部に突部8aが設けられている。その突部8aはカ
ム回転体ユニット33のカム溝38aに嵌入されてい
る。再生部ユニット8は再生部ユニット回転軸8bを中
心に矢印I,J方向に回転可能に支持されている。再生
部ユニット8が矢印I方向に回転するときを上昇、矢印
J方向に回転するときを下降と呼び、これらを併せて昇
降と呼ぶこともある。なお、ロックレバー39とソレノ
イド40については後述する。
【0102】図11は、カム回転体ユニット33の詳細
構造を説明するための断面図である。図9〜図11を参
照して、カム回転体ユニット33には、ドライブギヤ3
4が設けられている。ドライブギヤ34は、矢印E,F
方向に向けられた支軸(図示せず)を中心に矢印G,H
方向に回転可能である。このドライブギヤ34は、矢印
E方向に設けられたプーリ34aと、矢印F側に設けら
れた第1はすば歯車34bとを備えている。プーリ34
aはモータ(図示せず)によって両方向に回転される。
第1はすば歯車34bには、2個の第2はすば歯車3
5,36が歯合している。
【0103】第2はすば歯車35,36はカム回転体3
8に軸支されている。具体的には、第2はすば歯車3
5,36が矢印G,H方向に公転回転するときに第2は
すば歯車35,36と一体的にカム回転体38が回転す
るように第2はすば歯車35,36はカム回転体38に
係合されている。また、カム回転体ユニット33にはト
レイ駆動歯車37が設けられている。トレイ駆動歯車3
7の矢印E方向には、第2はすば歯車35,36と歯合
する第3はすば歯車37aが設けられている。またトレ
イ駆動歯車37の矢印F方向には、ディスクトレイ13
〜17に設けられたラックlと歯合する平歯車37bが
設けられている。
【0104】カム回転体38の側面には図10に示した
ように再生部ユニット8を昇降させるためのカム溝38
aが設けられている。さらに、カム回転体38の矢印F
方向の端面部にはロックレバー39の位置を保持するた
めの凹部38bが設けられている。また、カム回転体3
8の矢印F方向の端面には突部38cが設けられてい
る。また、カム回転体38によって再生部ユニット8が
最も矢印F側に移動されたときに突部38cがスイッチ
をONするような位置にスイッチ42が設けられてい
る。このスイッチ42は、再生部ユニット8が再生可能
位置に到達完了したことを検知するスイッチである。
【0105】なお、後述するように、再生部ユニット8
が上昇するときには必ずディスクトレイの再生位置への
移動が完了しているので、このスイッチ42は再生部ユ
ニット上昇完了検出スイッチであるとともにディスクト
レイ移動完了検出スイッチ(トレイ位置検出センサ)で
もある。
【0106】次に、上記のように構成されたカム回転体
ユニット33の動作について説明する。
【0107】まず、ディスクトレイ搬送機構の動作につ
いて説明する。図9〜図11を参照して、プーリ34a
がまず回転駆動される。カム回転体38の矢印G,H方
向の回転が阻止されているときは、第2はすば歯車3
5,36は矢印G,H方向に回転することはできない。
このため、第1はすば歯車34bの矢印G,H方向の回
転によって第2はすば歯車35,36は矢印M,N方向
に自転回転する。この第2はすば歯車35,36の自転
回転によって第3はすば歯車37aが矢印G,H方向に
回転される。
【0108】この第3はすば歯車37aの回転によっ
て、平歯車37bが回転される。平歯車37bはディス
クトレイ13〜17のラックlに歯合しているので、デ
ィスクトレイ13〜17は矢印AまたはB方向に移動す
る。具体的には、ディスクトレイ13〜17は、プーリ
34aの駆動源であるモータ(図示せず)の回転方向に
応じて矢印AまたはB方向に移動する。このようにして
ディスクトレイ13〜17が搬送される。
【0109】次に、再生部ユニット8の昇降動作につい
て説明する。図9〜図11を参照して、プーリ34aが
モータ(図示せず)によってまず回転駆動される。トレ
イ駆動歯車37の矢印G,H方向の回転が阻止されてい
るときは、第2はすば歯車35,36は矢印M,N方向
に自転回転できない。このため、第1はすば歯車34b
の矢印G,H方向の回転によって、第2はすば歯車3
5,36は矢印G,H方向に公転回転する。この第2は
すば歯車35,36の公転回転によって、カム回転体3
8が矢印G,H方向に回転される。このカム回転体38
の回転によって、再生部ユニット8が昇降運動される。
再生部ユニット8の昇降運動は、プーリ34aを駆動さ
せているモータ(図示せず)の回転方向に応じて行なわ
れる。
【0110】ここで、本実施例のディスク再生装置で
は、ディスク搬送機構の駆動源であるトレイ駆動歯車3
7の回転を阻止することによって初めて再生部ユニット
8の昇降運動が可能となる。また、再生部ユニット8の
昇降運動の駆動源であるカム回転体38の回転を阻止す
ることによって初めてディスクトレイの搬送機構の駆動
が可能になる。これは、電気回路の一種であるインター
ロック回路と同じ働きをするものである。このため、こ
の機構は後述するディスクチェンジャに対応する電気回
路に非常に重要な役割を果たす。
【0111】次に、図9および図10を参照して、ロッ
クレバー39の構造について詳しく説明する。ロックレ
バー39はほぼ「く」の字形状をしており、第1の腕3
9aおよび第2の腕39bを有する。このロックレバー
39は支軸41を中心に回転可能に設けられている。第
1の腕39aの先端部には、突部39cが設けられてい
る。この突部39cはディスクトレイ13〜17に設け
られた溝jに嵌入されるとともに、溝jに設けられた凹
部kに出没可能になっている。第2の腕39bの先端部
には突部39dが設けられている。この突部39dはカ
ム回転体38に設けられた凹部38bに出没可能になっ
ている。
【0112】さらに、ロックレバー39は図示しないス
プリングによって矢印G方向の回転方向に引っ張られて
いる。そしてソレノイド40の駆動によってロックレバ
ー39は矢印H方向に回転される。
【0113】ディスクトレイ13〜17が再生位置にあ
るときは、ロックレバー39の突部39cが溝jの凹部
kに嵌入しているため、ディスクトレイ13〜17は矢
印A,B方向に移動できないように位置保持されてい
る。この状態では、再生部ユニット8の突部8aはカム
溝38aの最も矢印F方向の位置に位置している。つま
り、再生部ユニット8は再生可能位置に位置している。
【0114】この状態では、第2の腕39bの突部39
dは、カム回転体38の凹部38bに嵌入しておらず、
カム回転体38の外周側面上に位置している。このた
め、ロックレバー39がスプリングによって矢印G方向
に引っ張られていたとしても、突起39cが凹部kから
出てしまうことはない。
【0115】次に、この状態から他のディスクトレイを
再生位置に移動させるときの、ディスクトレイ搬送機構
および再生部ユニットの昇降機構の動作について説明す
る。
【0116】まず、図示しないモータをディスクトレイ
群13〜17の進行方向に対応して所定の方向に回転さ
せる。これにより、ドライブギヤ34が回転される。こ
の状態ではロックレバー39の突部39cが凹部kに嵌
入しているためディスクトレイは矢印A,B方向に移動
できない。このため、トレイ駆動歯車37は回転できな
い。この機構が、トレイ駆動歯車37の回転を阻止する
ための手段である。
【0117】このため、カム回転体38のみが約180
°回転する。これにより、再生部ユニット8は矢印E方
向に下降し、非再生位置に移動する。このカム回転体3
8の回転によって、ロックレバー39の突部39dがカ
ム回転体38の凹部38dに嵌入する。これにより、ロ
ックレバー39の矢印G方向の回転規制が解除されるた
め、ロックレバー39は矢印G方向に回転する。その結
果、突部39cはディスクトレイの凹部kから出てしま
う。これにより、突部39cは溝j内に入り、その結果
ディスクトレイは矢印A,B方向に移動可能になるとと
もに、トレイ駆動歯車37の回転阻止が解除される。
【0118】これと同時に突部39dがカム回転体38
の凹部38bに嵌入するため、カム回転体38の回転が
阻止される。これにより、再生部ユニット8は非再生位
置に位置保持される。この機構が、カム回転体38の回
転阻止手段である。
【0119】この状態では、トレイ駆動歯車37が回転
するので、ディスクトレイは平歯車37b、ラックlを
介して矢印A,B方向に移動される。
【0120】そして、所望のディスクトレイが再生位置
付近に移動される直前にソレノイド40が駆動される。
これによりロックレバー39はスプリングによる矢印G
方向への引っ張り力に抗して矢印H方向に回転しようと
する。ところがロックレバー39の突部39cはディス
クトレイの溝jの壁に当接しているため、矢印H方向へ
は回転できない。
【0121】この状態から、突部39cが凹部kの位置
に達して突部39cが凹部kに嵌入されると、所望のデ
ィスクトレイは再生位置に位置保持される。この突部3
9cの凹部kへの嵌入によってトレイ駆動歯車37の回
転が阻止されるので、ディスクトレイを移動しようとす
る力はなくなる。これにより、ディスク搬送機構の動作
が停止される。
【0122】これと同時に、トレイ駆動歯車37の回転
が停止されたことによって、カム回転体38が回転を開
始する。すなわち、ロックレバー39の突部39cが凹
部kに嵌入されることにより、ロックレバー39の突部
39dがカム回転体38の凹部38bから出てしまう。
これにより、カム回転体の回転阻止が解除されてカム回
転体38が回転を開始する。すなわち、再生部ユニット
昇降機構の動作が開始する。
【0123】そして、再生部ユニット8が再生位置に達
したとき、スイッチ42がON状態になる。これによ
り、モータの駆動が停止され、その結果再生部昇降機構
の動作が停止される。
【0124】上記したディスクトレイの搬送動作におい
て重要なことは、ディスクトレイが所定の再生位置に達
する前にソレノイド40を動作させることである。これ
により、ソレノイド40の動作のタイミングを非常に厳
密に管理する必要がなくなるとともに、ディスクトレイ
の搬送速度を十分に上げることができる。このように構
成することは既に従来のルーレット型のディスクチェン
ジャでも行なわれている。しかし、従来のルーレット型
のディスクチェンジャでは、ソレノイドはディスクトレ
イを所定位置に止めるだけの手段である。これに対し
て、本実施例のソレノイド40は、ディスクトレイを所
定の位置で停止させるとともに位置保持し、その後瞬時
に再生部ユニットの昇降動作を行なわせるためのもので
ある。したがって、従来のルーレット型のディスクチェ
ンジャのソレノイドでは得られない効果が本実施例では
得られる。
【0125】図12は、本実施例のディスク再生装置の
制御手段のブロック図である。図12を参照して、メカ
側制御部45は、ソレノイド40,モータ44,フォト
センサ43および再生部ユニット上昇検出スイッチ42
によって構成されている。制御回路50は、中央制御装
置51,メモリ52,タイマ53,入力ポート48およ
び出力ポート49によって構成されている。
【0126】フォトセンサ43で検出された信号は制御
回路50の入力ポート48に与えられる。再生部ユニッ
ト上昇検出スイッチ42で検出された信号も制御回路5
0の入力ポート48に与えられる。フォトセンサ43お
よび再生部ユニット上昇検出スイッチ42からの信号を
受けた入力ポート48は、その内容を中央制御装置51
に与える。
【0127】また、中央制御装置51から出された制御
出力は出力ポート49に与えられる。出力ポート49か
らの出力がモータ44を制御する信号であればその出力
信号はモータ駆動回路47に与えられる。その信号の種
類によってモータ制御回路47がモータ44を正転駆
動,逆転駆動,ブレーキまたは停止する電圧をモータ4
4に与える。
【0128】一方、中央制御装置51から出力ポート4
9に与えられた出力がソレノイド40を制御する信号で
あれば、その出力信号はソレノイド駆動回路46に与え
られる。ソレノイド駆動回路46に与えられる信号の種
類によってソレノイド40が吸引または吸引解除され
る。
【0129】制御回路50内に設けられたメモリ52は
読出書込および消去が可能な記憶装置であり、具体的に
はRAMである。メモリ52は中央制御装置51と接続
されており、必要に応じて中央制御装置51から与えら
れる指示によってデータの読出または書込または消去を
行なう。メモリ52の一部の番地には、カウンタ52
a、現在トレイナンバ52bおよびターゲットトレイナ
ンバ52cが割り当てられている。
【0130】カウンタ52aはフォトセンサ43によっ
て検出された信号の数を一時的に記憶するために使用さ
れる。現在トレイナンバ52bは、現在再生位置にある
ディスクトレイのナンバを記憶するために使用される。
ターゲットトレイナンバ52cは、ユーザが所望のディ
スクトレイを選択した場合のその選択されたディスクト
レイのディスクナンバを記憶するために使用される。制
御回路50内には、さらに計時装置となるタイマ53が
設けられている。このタイマ53は、中央制御装置51
から与えられる指示によって特定時間の設定または経過
時間の読出を行なう。
【0131】トレイセレクトスイッチ54は、ディスク
トレイ群12の中から所望のディスクナンバのディスク
トレイを選択するための入力手段として使用されるスイ
ッチ群である。このトレイセレクトスイッチ54で選択
されたディスクトレイ選択信号が入力ポート48を介し
て中央制御装置51に与えられる。なお、トレイセレク
トスイッチ54は、ディスクトレイ13〜17のディス
クナンバの1つ1つに対応したスイッチであってもよい
し、ディスクトレイ右送り(A方向)またはディスクト
レイ左送り(B方向)の2つのスイッチを設けたもので
あってもよい。本実施例の説明では前者のようにディス
クトレイのディスクナンバ1つ1つに対応したスイッチ
が設けられた装置として説明する。
【0132】図13〜図19は本発明のディスク再生装
置の概略動作を示したフローチャート図である。図13
〜図19に示したフローチャートは、本実施例のディス
ク再生装置が次に示す条件に設定されている場合のフロ
ーチャートである。
【0133】(1) ディスクトレイ13〜17に設け
られたディスクナンバ検出用標識oの突片i1〜i5の
幅はそれぞれ3mmである。
【0134】(2) ディスクトレイ13〜17に設け
られたディスクナンバ検出用標識oの突片i1〜i5の
間のスリットs1〜s4の幅はそれぞれ3mmである。
【0135】(3) ディスクトレイ13〜17に設け
られたディスクナンバ検出用標識oの突片i1の左側始
端部とディスクトレイの左側始端部との距離は約18m
mである(図5参照)。
【0136】(4) ディスクトレイ14〜17に設け
られた停止位置検出用標識の突片mの幅はそれぞれ27
mmである。
【0137】(5) ディスクトレイ13に設けられた
停止位置検出用標識の突片nの幅は9mmである。
【0138】(6) ディスクトレイ13〜17に設け
られたディスクナンバ検出用標識oの突片i1の左側始
端部と停止位置検出用標識の突片m,nの左側始端部と
の間の距離は約72mmである(図5参照)。
【0139】(7) 現在再生部位置にあるディスクト
レイから矢印A方向または矢印B方向にある隣接するデ
ィスクトレイを再生する位置に移動させて停止するまで
に要する時間は約1.8秒である。
【0140】(8) 上記の時間(約1.8秒)のう
ち、矢印A方向または矢印B方向のいずれかの隣のディ
スクトレイへ移動する場合にディスクトレイの移動に要
する時間は約1秒である。
【0141】(9) 再生部ユニットの昇降に要する時
間は上昇、下降ともそれぞれ約0.4秒である。
【0142】上記のことから、ディスクトレイ13〜1
7に設けられたディスクナンバ検出用標識oの突片i1
〜i5、スリットs1〜s4、停止位置検出用標識の突
片m,nがフォトセンサ43を通過するのに要する時間
は次にようになる。
【0143】(1) 突片i1〜i5がフォトセンサ4
3を通過するのに要する時間はそれぞれ約23.4m秒
である。
【0144】(2) スリットs1〜s4がフォトセン
サ43を通過するのに要する時間はそれぞれ約23.4
m秒である。
【0145】(3) 突片mがフォトセンサ43を通過
するのに要する時間はそれぞれ211m秒であり、突片
nがフォトセンサ43を通過するのに要する時間は約7
0.3m秒である。
【0146】(4) ディスクナンバ検出用標識oの突
片i1の左側始端部と停止位置検出用標識の突片m,n
の左側始端部との間の領域がフォトセンサ43を通過す
るのに要する時間は約562.6m秒である。
【0147】上記のことを前提として次にフローチャー
トの各ステップでの動作内容を説明する。
【0148】まず、ステップ101では本実施例のディ
スク再生装置の電源がオンされる。ステップ101で電
源がオンされると、ステップ102で中央制御装置51
から出力ポート49を介してフォトセンサ光源駆動回路
55に対して光源点灯信号が与えられる。この光源点灯
信号を受けたフォトセンサ光源駆動回路55はフォトセ
ンサ43の光源43aであるLEDに対して電圧を加え
る。これにより、LEDが点灯される。その結果、フォ
トセンサ43は各標識の突片の有無を検出できる状態と
なる。
【0149】ステップ103では中央制御装置51から
の指示でタイマ53に5秒の時間が設定される。この5
秒に設定されたタイマ53は、ウォッチドックタイマの
ように設定された時間内に予め定められた仕事が完了し
たか否かを監視する。そしてもし時間内に予め定められ
た仕事が完了しなかった場合には所定の処理を実行す
る。このタイマ53の詳しい動作と時間内に定められた
仕事が完了されなかった場合の所定の処理については後
述する。
【0150】ステップ104では再生部ユニット8が再
生位置まで上昇した際にオンとなる再生部ユニット上昇
検出スイッチ42が現在オン状態であるかどうかを、再
生部ユニット上昇検出スイッチ42から入力ポート48
を介して中央制御装置51に与えられる電圧で確認す
る。そしてオン状態であればステップ106へ進み、オ
フ状態であれば後述するステップ111へ進む。
【0151】ステップ106では、フォトセンサ43の
センサ受光部43bによって各標識の突片が検出されて
いる状態であるかどうかを、フォトセンサ43から入力
ポート48を介して中央制御装置51に与えられる電圧
で確認する。突片が検出されている状態であれば後述す
るステップ152へ進み、突片が検出されていない状態
であれば次のステップ107へ進む。
【0152】ステップ107では、メモリ52の一部の
番地に割り当てられた現在ディスクトレイナンバを1に
設定する。
【0153】ステップ109では中央制御装置51から
出力ポート49を介してフォトセンサ光源駆動回路55
に対して光源消灯信号が与えられる。これを受けたフォ
トセンサ光源駆動回路55は、フォトセンサ43のセン
サ光源43aであるLEDに対して加えている電圧を切
る。これにより、LEDが消灯される。その結果、フォ
トセンサ43では各標識の突片の有無が検出できない状
態になる。
【0154】ステップ110では、実施例のディスク再
生装置の動作が完了して停止している状態である。この
状態ではトレイセレクトスイッチ(ディスクトレイ選択
スイッチ群)54から、ディスクトレイ群の中から所望
のディスクナンバのディスクトレイを選択した信号が入
力されるのを待っている。所望のディスクナンバのディ
スクトレイが選択された信号が入力された場合の制御に
ついては後述する。
【0155】上記したステップ106においてフォトセ
ンサ43のセンサ受光部43bによって各標識の突片が
検出されている状態である場合には、ステップ152に
よって以下の動作が行なわれる。中央制御装置51から
出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して逆
転信号が与えられる。これを受けたモータ駆動回路55
はモータ44を逆転方向に回転させるようにモータ44
に電圧を加える。これにより、モータ44が逆転方向の
回転を開始する。
【0156】ステップ154では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に5秒の時間が設定される。この
場合、既にタイマ53に5秒の時間が設定されて計時が
行なわれている場合でも、再度タイマ53に5秒の時間
が設定される。つまり、5秒タイマのリスタートであ
る。
【0157】ステップ155では、メモリ52の一部の
番地に割り当てられたフォトセンサ43で検出された信
号の数を一時的に記憶するためのカウンタ52aの値が
0に設定される。
【0158】ステップ157では、フォトセンサ43の
センサ受光部43bによって各標識の突片が検知されて
いる状態であるかどうかを、フォトセンサ43から入力
ポート48を介して中央制御装置51に与えられる電圧
で確認する。突片が検出されている状態であれば突片が
検出されなくなるまで待機し、突片が検出されていない
状態であればステップ158へ進む。
【0159】ステップ158では、フォトセンサ43の
センサ受光部43bにより各標識の突片が検出されてい
る状態であるかどうかをフォトセンサ43から入力ポー
ト48を介して中央制御装置51に与えられる信号で確
認する。そして、突片が検出されていない状態であれば
突片が検出されるまで待機し、突片が検出されている状
態であればステップ160へ進む。
【0160】ステップ160では、フォトセンサ43の
センサ受光部43bにより各標識の突片が検出されてい
る状態であるかどうかをフォトセンサ43から入力ポー
ト48を介して中央制御装置51に与えられる電圧で確
認する。そして突片が検出されている状態であれば突片
が検出されなくなるまで待機し、突片が検出されていな
い状態であればステップ162へ進む。
【0161】ステップ162では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に120m秒の時間が設定される
同時に、120m秒のタイムオーバフラグが0に設定さ
れる。そして後に続くステップの仕事を実行しながら並
行して計時を行ない、120m秒が経過したところで1
20m秒のタイムオーバフラグが1に設定される。
【0162】ステップ163では、メモリ52の一部の
番地に割り当てられたフォトセンサ43で検出された信
号の数を一時記憶するためのカウンタ52aの現在の値
に1が加算される。
【0163】ステップ164では、後述するステップ1
65に仕事を移す処理が行なわれる。
【0164】上記したステップ104において再生部ユ
ニット上昇検出スイッチ42がオフ状態である場合には
ステップ111により以下の処理が行なわれる。中央制
御装置51から出力ポート49を介してモータ駆動回路
47に対して逆転信号が与えられる。これを受けたモー
タ駆動回路55はモータ44を逆転方向に回転させるよ
うにモータ44に電圧を加える。これにより、モータ4
4が逆転方向の回転を開始する。
【0165】ステップ112では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に100m秒の時間が設定される
と同時に、100m秒のタイムオーバフラグが0に設定
される。そして、後に続くステップの仕事を実行しなが
ら並行して計時を行ない、100m秒が経過したところ
で100m秒のタイムオーバフラグが1に設定される。
【0166】ステップ113およびステップ114で
は、再生部ユニット上昇検出スイッチ42がオン状態で
あるかどうかを再生部ユニット上昇検出スイッチ42か
ら入力ポート48を介して中央制御装置51に与えられ
る電圧で確認する。これと同時に、ステップ112で設
定された100m秒タイマの100m秒タイムオーバフ
ラグが1であるかどうかの確認が行なわれる。そして、
再生部ユニット上昇検出スイッチ42がオフ状態であり
かつ100m秒タイムオーバフラグが0の場合は、監視
を続けながら待機し、再生部ユニット上昇検出スイッチ
42がオフ状態でありかつ100m秒タイムオーバフラ
グが1となった場合にはステップ117へ進む。また、
100m秒タイムオーバフラグが0の間に再生部ユニッ
ト上昇検出スイッチ42がオンとなった場合にはステッ
プ115へ進む。つまり、再生部ユニット上昇検出スイ
ッチ42のオンと100m秒タイムオーバフラグの1と
のどちらかが早く検出されるかを監視し、前者であれば
ステップ115、後者であればステップ117へ進む。
【0167】ステップ115では、現在の状態を維持し
たままで10m秒の待ち時間を設けている。具体的に
は、中央制御装置51からの指示でタイマ53に10m
秒の時間が設定されると同時に、10m秒のタイムオー
バフラグが0に設定される。そして、10m秒が経過し
たところで10m秒のタイムオーバフラグが1に設定さ
れる。10m秒タイムオーバフラグは常に中央制御装置
51で監視され、10m秒タイムオーバフラグが1にな
った場合に次のステップ116へ進む。
【0168】ステップ116では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
停止信号が与えられる。この信号を受けたモータ駆動回
路47はモータ44に対して加えている電圧を切り、こ
れによりモータ44が停止し、次のステップ106へ進
む。
【0169】ステップ113およびステップ114で、
再生部ユニット上昇検出スイッチ42がオンになる前
に、ステップ112で設定された100m秒タイマの1
00m秒タイムオーバフラグが1になってステップ11
7へ進んでくる。
【0170】このステップ117では、フォトセンサ4
3のセンサ受光部43によって各標識の突片が検出され
ている状態であるかどうかがフォトセンサ43から入力
ポート48を介して中央制御装置51に与えられる電圧
で確認する。そして突片が検出されている状態であれば
検出されなくなるまで待機し、突片が検出されていない
状態であればステップ118へ進む。
【0171】ステップ118およびステップ119で
は、フォトセンサ43のセンサ受光部43bによって各
標識の突片が検出されている状態であるかどうかをフォ
トセンサ43から入力ポート48を介して中央制御装置
51に与えられる電圧で確認する。これと同時に、ステ
ップ103で設定された5秒タイマが3秒まで計時して
いるかの確認を並行して行なう。
【0172】センサ受光部43bで各標識の突片が検出
されていない状態でありかつ5秒タイマの計時が3秒に
達していない場合は監視を続けながら待機する。また、
センサ受光部43bで各標識の突片が検出されていない
状態でありかつ5秒タイマの計時が3秒に達した場合は
ステップ128へ進む。また、センサ受光部43bで各
標識の突片が検出された状態でありかつ5秒タイマの計
時が3秒に達していない場合はステップ120へ進む。
つまり、センサ受光部43bでの各標識の突片の検出と
5秒タイマでの3秒の計時とのどちらが早く検出される
かを監視し、前者であればステップ120、後者であれ
ばステップ128へ進む。
【0173】ステップ118およびステップ119でセ
ンサ受光部43bによる各標識の突片の検出が5秒タイ
マでの3秒の計時よりも早く検出された場合にはステッ
プ120で中央制御装置51からの指示によってタイマ
53に120m秒の時間が設定されると同時に120m
秒タイムオーバフラグが0に設定される。そして、後に
続くステップの仕事を実行しながら並行して計時を行な
い、120m秒が経過したところで120m秒タイムオ
ーバフラグが1に設定される。
【0174】ステップ121では、フォトセンサ43の
センサ受光部43bによって各標識の突片が検出されて
いる状態であるかどうかをフォトセンサ43から入力ポ
ート48を介して中央制御装置51に与えられる電圧で
確認する。突片が検出されている状態であれば突片が検
出されなくなるまで待機し、突片が検出されていない状
態であればステップ122へ進む。
【0175】ステップ122では、ステップ120で1
20m秒タイマが設定された後にスイッチ121でフォ
トセンサ43のセンサ受光部43bにより各標識の突片
が検出されていない状態になるまでの時間を120m秒
タイマの計時によって確認する。この120m秒タイマ
の計時が47m秒を越えていればステップ123へ進
み、47m秒以下であればステップ118およびステッ
プ119に戻る。この120m秒タイマで計時した値は
ステップ118でセンサ受光部43bによって各標識の
突片が検出されてからステップ121で各標識の突片が
検出されなくなるまでの時間とほぼ同じである。この時
間と各標識の突片がセンサ受光部43bを走行する速度
とによって各標識の突片の長さ(幅)を求めることがで
きる。
【0176】これにより、ステップ122ではディスク
ナンバ検出用標識の突片であるか停止位置検出用標識の
突片であるかを判断する。そしてディスクナンバ検出用
標識の突片であると判断した場合にはステップ118お
よびステップ119へ進み、それ以外の標識の突片であ
ると判断した場合はステップ123へ進む。
【0177】ステップ123では、ステップ120で1
20m秒タイマが設定された後にステップ121でフォ
トセンサ43のセンサ受光部43bにより各標識の突片
が検出されていない状態になるまでの時間をステップ1
22で設定された120m秒タイマの計時によって確認
する。この計時が47m秒を越えると判断された場合に
はステップ123で引続き各標識の突片が検出されてい
ない状態になるまでの時間を120m秒タイマの計時に
よって確認する。120m秒タイムオーバフラグが1に
なるよりも早く各標識の突片が検出されていない状態に
なれば、ステップ128へ進み、各標識の突片が検出さ
れていない状態になる前に120m秒タイムオーバフラ
グが1になった場合にはステップ125へ進む。
【0178】ステップ125では中央制御装置51から
の指示でタイマ53に5秒の時間が設定される。これは
既に、5秒タイマが設定されて計時が行なわれている場
合においても再度タイマ53に5秒の時間が設定され
る。つまり、5秒タイマのリスタートである。
【0179】ステップ126では、メモリ52の一部の
番地に割り当てられたフォトセンサ43により検出され
た信号の数を一時記憶するためのカウンタ52aの値が
0に設定される。ステップ127ではステップ156に
仕事を移す処理を行なう。ステップ156では上記した
ステップ157から順次それに続く仕事を行なう処理を
行なう。
【0180】ステップ118およびステップ119にお
いて5秒タイマでの3秒の計時がセンサ受光部43bに
よる各標識の突片の検出より早く行なわれた場合また
は、ステップ123によって120m秒タイムオーバフ
ラグが1になるよりも早くセンサ受光部43bにより各
標識の突片が検出されない状態になった場合は、ステッ
プ128で中央制御装置51から出力ポート49を介し
てモータ駆動回路47に対して停止信号が与えられる。
これを受けたモータ駆動回路47はモータ44に対して
加えている電圧を切る。これによりモータ44が停止す
る。
【0181】ステップ129では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に100m秒の時間が設定される
と同時に100m秒タイムオーバフラグが0に設定され
る。そして後に続くステップの仕事を実行しながら並行
して100m秒タイマの計時を行なう。100m秒が経
過したところで100m秒タイムオーバフラグが1に設
定される。
【0182】ステップ130では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に5秒の時間が設定される。この
処理は、既に5秒タイマが設定されて計時が行なわれて
いる場合においても再度タイマ53に5秒の時間が設定
される。つまり5秒タイマのリスタートである。
【0183】ステップ131では、メモリ52の一部の
番地に割り当てられたフォトセンサ43により検出され
た信号の一部を一時記憶するためのカウンタ52aの値
が0に設定される。
【0184】ステップ132では、現在の状態を維持し
たままで、ステップ129で設定された100m秒タイ
マの100m秒タイムオーバフラグを監視する。そして
100m秒タイムオーバフラグが1になった場合に次の
ステップ133へ進む。
【0185】ステップ133では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
正転信号が与えられる。これを受けたモータ駆動回路5
5はモータ44を正転方向に回転させるようにモータ4
4に電圧を加える。これにより、モータ44が正転方向
の回転を開始する。
【0186】ステップ134では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に500m秒の時間が設定される
と同時に、500m秒タイムオーバフラグが0に設定さ
れる。そして後に続くステップの仕事を実行しながら並
行して上記したタイマ53の計時を行ない、500m秒
が経過したところで500m秒タイムオーバフラグが1
に設定される。
【0187】ステップ135では、現在の状態を維持し
たままで、ステップ134で設定された500m秒タイ
マの500m秒タイムオーバフラグを監視する。500
m秒タイムオーバフラグが1になった場合に次のステッ
プ136へ進む。
【0188】ステップ136では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
停止信号が与えられる。これを受けたモータ駆動回路4
7はモータ44に対して加えている電圧を切り、これに
よりモータ44が停止する。
【0189】ステップ137では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に100m秒の時間が設定される
と同時に、100m秒タイムオーバフラグが0に設定さ
れる。そして後に続くステップの仕事を実行しながら並
行してタイマ53の計時を行ない、100m秒が経過し
たところで100m秒タイムオーバフラグが1に設定さ
れる。
【0190】ステップ138では、現在の状態を維持し
たままでステップ137で設定された100m秒タイマ
の100m秒タイムオーバフラグを監視する。そして1
00m秒タイムオーバフラグが1になった場合に次のス
テップ139へ進む。
【0191】ステップ139では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
逆転信号が与えられる。これを受けたモータ駆動回路5
5はモータ44を逆転方向に回転させるようにモータ4
4に電圧を加え、これによりモータ44が逆転方向の回
転を開始する。
【0192】ステップ140では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に200m秒の時間が設定される
と同時に、200m秒タイムオーバフラグが0に設定さ
れる。そして後に続くステップの仕事を実行しながら並
行して計時を行ない、200m秒が経過したところで2
00m秒タイムオーバフラグが1に設定される。
【0193】ステップ141では、現在の状態を維持し
たままでステップ140で設定された200m秒タイマ
の200m秒タイムオーバフラグを監視する。そして2
00m秒タイムオーバフラグが1になった場合に次のス
テップ144へ進む。
【0194】ステップ144では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してソレノイド駆動回路46に対
して吸引信号が与えられる。これを受けたソレノイド駆
動回路46はソレノイド40に対して電圧を加え、これ
によりソレノイド40の鉄心が吸引される。
【0195】ステップ147では再生部ユニット上昇検
出スイッチ42が現在オン状態であるかどうかを再生部
ユニット上昇検出スイッチ42から入力ポート48を介
して中央制御装置51に与えられる電圧で確認する。そ
して現在オン状態であれば続くステップ148へ進み、
オフ状態であればオンになるまで待機する。
【0196】ステップ148では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してソレノイド駆動回路46に対
して吸引解除信号が与えられる。これを受けたソレノイ
ド駆動回路46はソレノイド40に対して加えている電
圧を切り、ソレノイド40の鉄心が吸引解除される。
【0197】ステップ149では、現在の状態を維持し
たままで10m秒の待ち時間を設けている。具体的に
は、中央制御装置51からの指示でタイマ53に10m
秒の時間が設定されると同時に、10m秒タイムオーバ
フラグが0に設定される。そして10m秒が経過したと
ころで10m秒タイムオーバフラグが1に設定される。
10m秒タイムオーバフラグが常に中央制御装置51に
よって監視され、1になった場合に次のステップ150
へ進む。
【0198】ステップ150では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
停止信号が与えられる。これを受けたモータ駆動回路4
7はモータ44に対して加えている電圧を切り、これに
よりモータ44が停止する。
【0199】ステップ151はステップ105に仕事を
移すことを意味する。ステップ105は上記したステッ
プ106から順次それに続く仕事を行なうことを意味す
る。
【0200】ステップ164からステップ165へ仕事
を移された場合は、ステップ166でフォトセンサ43
のセンサ受光部43bにより各標識の突片が検出されて
いる状態であるかどうかをフォトセンサ43から入力ポ
ート48を介して中央制御装置51に与えられる電圧で
確認する。そして現在突片が検出されていない状態であ
れば検出されるまで待機し、突片が検出されている状態
であればステップ167へ進む。
【0201】ステップ167ではステップ120で設定
された120m秒タイマの120m秒タイムオーバフラ
グを監視する。そして120m秒タイムオーバフラグが
0の場合はステップ168へ進み、120m秒タイムオ
ーバフラグが1の場合はステップ169へ進む。
【0202】ステップ168はステップ159に仕事を
移すことを意味する。ステップ159は上記したステッ
プ160から順次それに続く仕事を行なうことを意味す
る。
【0203】ステップ169では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に40m秒の時間が設定されると
同時に、40m秒タイムオーバフラグが0に設定され
る。そして、後に続くステップの仕事を実行しながら並
行して上記したタイマ53の計時を行ない、40m秒が
経過したところで40m秒タイムオーバフラグが1に設
定される。
【0204】ステップ170では、フォトセンサ43の
センサ受光部43bにより各標識の突片が検出されてい
る状態であるかどうかをフォトセンサ43から入力ポー
ト48を介して中央制御装置51に与えられる電圧で確
認する。そして現在突片が検出されている状態であれば
ステップ172へ進み、突片が検出されていない状態で
あればステップ171へ進む。
【0205】ステップ171をステップ161に仕事を
移すことを意味する。ステップ161は上記したステッ
プ162から順次それに続く仕事を行なうことを意味す
る。
【0206】ステップ172では、ステップ169で設
定された40m秒タイマの40m秒タイムオーバフラグ
を監視する。そして、40m秒タイムオーバフラグが0
の場合はステップ170へ戻り、40m秒タイムオーバ
フラグが1の場合はステップ173へ進む。
【0207】ステップ173では、メモリ52の一部の
番地に割り当てられたフォトセンサ43により検出され
た信号の数を一時記憶するためのカウンタ52aの値
を、別の番地へ現在ディスクトレイナンバとして書込を
する。
【0208】ステップ174では、電源を投入して最初
に装置のイニシャライズを行なっている状態であるか、
または既に装置のイニシャライズが終了した後に所望の
ディスクトレイが選択されて動作している状態であるか
を判断する。そして前者であればステップ177へ進
み、後者であればステップ175へ進む。
【0209】このステップ177かステップ175かの
分岐判断を行なうための方法として、メモリ52の任意
の番地に装置のイニシャライズ中であれば1を設定し、
装置のイニシャライズ終了時には0を設定するようなフ
ラグを設け、このフラグが1か0かで装置のイニシャラ
イズ中かそうでないかの判断を行なう方法がある。
【0210】ステップ174で既に装置のイニシャライ
ズが終了した後に所望のディスクトレイが選択されて動
作している状態であると判断された場合には、ステップ
175で現在トレイナンバ52bとターゲットトレイナ
ンバ52cの値を比較する。同じ値であればステップ1
80へ進み、値が異なっていればステップ176へ進
む。
【0211】ステップ176はステップ230に仕事を
移すことを意味する。ステップ230は後述するステッ
プ231から順次それに続く仕事を行なうことを意味す
る。
【0212】ステップ174で装置のイニシャライズ中
であると判断された場合には、ステップ177でメモリ
52の一部の番地に割り当てられた現在トレイナンバ5
2bの値をターゲットトレイナンバ52cとして書込
み、ステップ180へ進む。
【0213】ステップ180では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してソレノイド駆動回路46に対
して吸引信号が与えられる。この吸引信号を受けたソレ
ノイド駆動回路46はソレノイド40に対して電圧を加
え、これによりソレノイド40の鉄心が吸引される。
【0214】ステップ186では、再生部ユニット上昇
検出スイッチ42が現在オン状態であるかどうかを再生
部ユニット上昇検出スイッチ42から入力ポート48を
介して中央制御装置51に与えられる電圧で確認する。
そして再生部ユニット上昇検出スイッチ42が現在オフ
状態であればその後は待機し、現在オン状態であればス
テップ186へ進む。
【0215】ステップ187では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してソレノイド駆動回路46に対
して吸引解除信号が与えられる。この吸引解除信号を受
けたソレノイド駆動回路46はソレノイド40に対して
加えている電圧を切り、これによりソレノイド40の鉄
心が吸引解除される。
【0216】ステップ188では、現在の状態を維持し
たままで10m秒の待ち時間を設ける。具体的には、中
央制御装置51からの指示でタイマ53に10m秒の時
間が設定されると同時に、10m秒タイムオーバフラグ
が0に設定される。そして10m秒が経過したところで
10m秒タイムオーバフラグが1に設定される。10m
秒タイムオーバフラグは常に中央制御装置51によって
監視され、1になった場合に次のステップ189へ進
む。
【0217】ステップ189では中央制御装置51から
出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対し停止
信号が与えられる。この停止信号を受けたモータ駆動回
路47はモータ44に対して加えている電圧を切り、こ
れによりモータ44が停止する。
【0218】ステップ190では、フォトセンサ43の
センサ受光部43bにより各標識の突片が検出されてい
る状態であるかどうかをフォトセンサ43から入力ポー
ト48を介して中央制御装置51に与えられる電圧で確
認する。そして、現在突片が検出されている状態であれ
ばステップ192へ進み、現在突片が検出されていない
状態であればステップ191へ進む。
【0219】ステップ191ではメモリ52の一部の番
地に割り当てられた現在ディスクトレイナンバを1に設
定する。
【0220】ステップ192はステップ108に仕事を
移すことを意味する。ステップ108はステップ109
から順次それに続く仕事を行なうことを意味する。
【0221】ステップ176からステップ230へ仕事
を移された場合はステップ231に進む。
【0222】ステップ231は現在ディスクトレイナン
バとターゲットディスクトレイナンバを比較して、ター
ゲットディスクナンバが現在ディスクナンバより若けれ
ばステップ232へ進む。ターゲットディスクナンバよ
り現在ディスクナンバが若ければステップ237へ進
む。
【0223】ステップ232では、このステップ232
に至る前にモータ44が回転していたのは正転か逆転か
を判断し、前者の場合はステップ236へ進み、後者の
場合はステップ233へ進む。
【0224】ステップ233では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に100m秒の時間が設定される
と同時に、100m秒タイムオーバフラグが0に設定さ
れる。そして後に続くステップの仕事を実行しながら並
行してタイマ53の計時を行ない、100m秒が経過し
たところで100m秒タイムオーバフラグが1に設定さ
れる。
【0225】ステップ234では、現在の状態を維持し
たままでステップ233で設定された100m秒タイマ
の100m秒タイムオーバフラグを監視する。そして1
00m秒タイムオーバフラグが1になった場合に次のス
テップ235へ進む。
【0226】ステップ235では中央制御装置51から
出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して逆
転信号が与えられる。この信号を受けたモータ駆動回路
55はモータ44を逆転方向に回転させるようにモータ
44に電圧を加え、これによりモータ44が逆転方向の
回転を開始する。
【0227】ステップ236はステップ153に仕事を
移すことを意味している。ステップ153はステップ1
54から順次それに続く仕事を行なうことを意味してい
る。
【0228】ステップ237では、このステップ237
に至る前にモータ44が回転していたのが正転か逆転か
を判断し、前者の場合はステップ238へ進み、後者の
場合はステップ241へ進む。
【0229】ステップ238では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に100m秒の時間が設定される
と同時に、100m秒タイムオーバフラグが0に設定さ
れる。そして、後に続くステップの仕事を実行しながら
並行してタイマ53の計時を行ない、100m秒が経過
したところで100m秒タイムオーバフラグが1に設定
される。
【0230】ステップ239では、現在の状態を維持し
たままでステップ238で設定された100m秒タイマ
の100m秒タイムオーバフラグを監視する。そして1
00m秒タイムオーバフラグが1になった場合に次のス
テップ240へ進む。
【0231】ステップ240では中央制御装置51から
出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して逆
転信号が与えられる。この正転信号を受けたモータ駆動
回路55はモータ44を正転方向に回転させるようにモ
ータ44に電圧を加え、これによりモータ44が正転方
向に回転を開始する。
【0232】ステップ241はステップ153に仕事を
移すことを意味する。ステップ153はステップ154
から順次それに続く仕事を行なうことを意味する。
【0233】ステップ110では上記したようにディス
クトレイ選択スイッチ群(トレイセレクトスイッチ)5
4よりディスクトレイ群の中から所望のディスクナンバ
のトレイを選択した信号が入力されるのを待っている。
所望のディスクナンバのトレイを選択した信号が入力さ
れるのを待っている状態をステップ212で示す。
【0234】ステップ212で入力されたターゲットト
レイナンバはステップ213でメモリ52の一部の番地
に割り当てられたターゲットディスクナンバ52cに書
込まれる。
【0235】ステップ214では、現在ディスクナンバ
とターゲットディスクナンバとを比較する。ターゲット
ディスクナンバと現在ディスクナンバとが同じであれば
ステップ212へ戻り、キー入力を待つ状態となる。タ
ーゲットディスクナンバと現在ディスクナンバとが異な
っていればステップ215へ進む。
【0236】ステップ215では、現在ディスクナンバ
とターゲットディスクナンバとを比較して、ターゲット
ディスクナンバが現在ディスクナンバより若ければステ
ップ216へ進み、現在ディスクナンバがターゲットデ
ィスクナンバよりも若ければステップ219へ進む。
【0237】ステップ216では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
逆転信号が与えられる。この逆転信号を受けたモータ駆
動回路55はモータ44を逆転方向に回転させるように
モータ44に電圧を加える。これにより、モータ44が
逆転方向の回転を開始する。
【0238】ステップ217では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してフォトセンサ光源駆動回路5
5に対して光源点灯信号が与えられる。この光源点灯信
号を受けたフォトセンサ光源駆動回路55はフォトセン
サ43のセンサ光源43aであるLEDに対して電圧を
加える。これにより、LEDが点灯する。その結果、フ
ォトセンサ43では各標識の突片の有無が検出できる状
態となる。
【0239】ステップ218はステップ153に仕事を
移すことを意味する。ステップ153はステップ154
から順次それに続く仕事を行なうことを意味する。
【0240】ステップ219では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
正転信号が与えられる。この正転信号を受けたモータ駆
動回路55はモータ44を正転方向に回転させるように
モータ44に電圧を加え、これによりモータ44が正転
方向の回転を開始する。
【0241】ステップ220では、現在停止状態にある
際の現在ディスクナンバが1であるかどうかを判断す
る。現在ディスクナンバが1であればステップ223へ
進み、現在ディスクナンバが1以外であればステップ2
21へ進む。
【0242】ステップ223では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してフォトセンサ光源駆動回路5
5に対して光源点灯信号が与えられる。この光源点灯信
号を受けたフォトセンサ光源駆動回路55はフォトセン
サ43のセンサ光源43aであるLEDに対して電圧を
加える。これにより、LEDが点灯する。その結果、フ
ォトセンサ43では各標識の突片の有無が検出できる状
態となる。
【0243】ステップ224では、停止位置検出用標識
nの突片がフォトセンサ43で検出されるのを待ち、検
出されるとステップ225へ進む。
【0244】ステップ225はステップ153に仕事を
移すことを意味する。ステップ153はステップ154
から順次それに続く仕事を行なうことを意味する。
【0245】ステップ221では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してフォトセンサ光源駆動回路5
5に対して光源点灯信号が与えられる。光源点灯信号を
受けたフォトセンサ光源駆動回路55はフォトセンサ4
3のセンサ光源43aであるLEDに対して電圧を加
え、これによりLEDが点灯する。その結果、フォトセ
ンサ43では各標識の突片の有無を検出できる状態とな
る。
【0246】ステップ222はステップ153に仕事を
移すことを意味する。ステップ153はステップ154
から順次それに続く仕事を行なうことを意味する。
【0247】次に、前述した5秒タイマとそれの5秒タ
イムオーバフラグが1になった場合との処理について説
明する。
【0248】5秒タイマはウォッチドックタイマのよう
に設定された時間内に定められた仕事が完了したかを監
視し、もし時間内に定められた仕事が完了しなかった場
合には所定の処理を実行するためのものである。
【0249】ステップ193では中央制御装置51から
の指示でタイマ53に5秒の時間が設定されると同時
に、ステップ194で5秒タイムオーバフラグが0に設
定される。他の仕事をしていても並行してステップ19
5で上記のタイマ53の計時が行なわれ、5秒が計時さ
れると次のステップ196へ進む。このステップ196
ではタイムオーバフラグが1に設定される。
【0250】5秒タイマが設定されると本装置ではステ
ップ110の停止状態以外では5秒タイムオーバフラグ
が1になる前に再び5秒タイマが設定されて計時のリス
タートが行なわれる。また仕事が完了している場合には
ステップ110の停止状態になる。
【0251】本装置の動作異常によって5秒タイマが設
定されて計時のリスタートが行なわれるかまたは仕事が
完了してステップ110の停止状態になる前に5秒が計
時される場合には、ステップ196でタイムオーバフラ
グが1に設定される。
【0252】5秒タイマが設定されている状態では5秒
タイムオーバフラグが0であることを常に監視してい
る。そしてもし5秒タイムオーバフラグが1になった場
合にはそのときに行なっている仕事を維持した状態でス
テップ197からステップ198に仕事が移される。
【0253】ステップ198に仕事が移されると、ステ
ップ199で中央制御装置51から出力ポート49を介
してフォトセンサ光源駆動回路55に対して光源消灯信
号が与えられる。この光源消灯信号を受けたフォトセン
サ光源駆動回路55はフォトセンサ43のセンサ光源4
3aであるLEDに対して加えられている電圧を切り、
これによりLEDが消灯される。その結果フォトセンサ
43では各標識の突片の有無が検出できない状態とな
る。
【0254】ステップ200では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してソレノイド駆動回路46に対
して吸引解除信号が与えられる。この吸引解除信号を受
けたソレノイド駆動回路46はソレノイド40に対して
加えている電圧を切り、これによりソレノイド40の鉄
心が吸引解除される。
【0255】ステップ201では、中央制御装置51か
ら出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して
停止信号が与えられる。この停止信号を受けたモータ駆
動回路47はモータ44に対して加えている電圧を切
り、これによりモータ44が停止する。
【0256】ステップ202では、中央制御装置51か
らの指示でタイマ53に100m秒の時間が設定される
と同時に、100m秒タイムオーバフラグが0に設定さ
れる。そして後に続くステップの仕事を実行しながら並
行してタイマ53の計時が行なわれ、100m秒が経過
したところで100m秒タイムオーバフラグが1に設定
される。
【0257】ステップ203では、現在の状態を維持し
たままでステップ202で設定された100m秒タイマ
の100m秒タイムオーバフラグを監視する。そして1
00m秒タイムオーバフラグが1になった場合に次のス
テップ204へ進む。
【0258】ステップ204では、このステップ204
に至る前にモータ44が回転していたのが正転か逆転か
を判断し、前者の場合はステップ205へ進み、後者の
場合はステップ206へ進む。
【0259】ステップ205では中央制御装置51から
出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して逆
転信号が与えられる。この逆転信号を受けたモータ駆動
回路55はモータ44を逆転方向に回転させるようにモ
ータ44に電圧を加える。これによりモータ44が逆転
方向の回転を開始する。
【0260】ステップ206では中央制御装置51から
出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して正
転信号が与えられる。この正転信号を受けたモータ駆動
回路55はモータ44を正転方向に回転させるようにモ
ータ44に電圧を加える。これによりモータ44が正転
方向の回転を開始する。
【0261】ステップ207では中央制御装置51から
の指示でタイマ53に1秒の時間が設定されると同時
に、1秒タイムオーバフラグが0に設定される。そして
後に続くステップの仕事を実行しながら並行してタイマ
53の計時を行ない、1秒が経過したところで1秒タイ
ムオーバフラグが1に設定される。
【0262】ステップ208では現在の状態を維持した
ままでステップ207で設定された1秒タイマの1秒タ
イムオーバフラグを監視する。そして1秒タイムオーバ
フラグが1になった場合に次のステップ209へ進む。
【0263】ステップ209では中央制御装置51から
出力ポート49を介してモータ駆動回路47に対して停
止信号が与えられる。この停止信号を受けたモータ駆動
回路47はモータ44に対して加えている電圧を切り、
これによりモータ44が停止する。
【0264】ステップ210では、5秒タイマのタイム
オーバにより行なわれたステップ198〜ステップ20
9の仕事により、エラー停止状態となる。
【0265】次に、図13〜図17および図19のフロ
ーチャートと本実施例のディスク再生装置の動作とを関
連づけて、幾つかのディスク再生装置の動作の例を説明
する。
【0266】No.1のディスクトレイ13が再生位置
で停止し、再生部ユニット8が上昇している状態から電
源をオンした場合は、ステップ102でフォトセンサ4
3が検出動作できる状態にする。そして、ステップ10
3で5秒タイマを設定する。ステップ104では再生部
ユニット8が上昇しているので再生部ユニット上昇検出
スイッチ42がオンとなっており、ステップ106へ進
む。
【0267】ステップ106ではNo.1のディスクト
レイ13が再生位置で停止しているために、停止位置検
出用標識の突片nがフォトセンサ43によって検出され
ていない状態である(図7参照)。よってステップ10
7で現在トレイナンバ52bに位置を書込んで、ステッ
プ109でフォトセンサ43をオフした後ステップ11
0で停止状態となる。
【0268】つまり、No.1のディスクトレイ13が
再生位置で停止し再生部ユニット8が上昇している状態
から電源をオンした場合は、メカニズムを動作させるこ
となくイニシャライズが完了することになる。
【0269】次に、No.3のディスクトレイ15が再
生位置で停止し再生部ユニット8が上昇している状態か
ら電源をオンした場合は、上記した場合と同様にステッ
プ102および103を実行する。そしてステップ10
4では再生部ユニット8が上昇しているので再生部ユニ
ット上昇検出スイッチ42がオンになっており、ステッ
プ106へ進む。
【0270】ステップ106ではNo.3のディスクト
レイ15が再生位置で停止しているために停止位置検出
用標識の突片mがフォトセンサ43で検出されている状
態である(図6参照)。よって、ステップ152でモー
タ44が逆転を開始する。これにより、再生部ユニット
昇降手段が動作を始め、その結果再生部ユニット8が下
降する。
【0271】ステップ154および155を実行し、ス
テップ157ではディスクトレイ群12が矢印A方向に
動作を開始して、停止位置検出用標識の突片mがフォト
センサ43により検出されなくなるのを待つ。
【0272】停止位置検出用標識の突片mがフォトセン
サ43で検出されなくなった場合、フォトセンサ43で
検出されるのはディスクナンバ検出用標識oの第1番目
の突片i1であり、ステップ158ではこの突片i1が
検出されるのを待っている。
【0273】突片i1が検出されてから、ステップ16
0では突片i1が検出されなくなるのを待っている。
【0274】ステップ160で突片i1が検出されなく
なるのは突片i1に隣接するスリットs1を検出し始め
るときかまたはディスクナンバ検出用標識oと停止位置
検出用標識との間に位置する領域を検出し始めたときで
ある。このいずれかを識別するためには一定時間内に次
の突片i2が検出されるかどうかで判断する。具体的に
は、一定時間内に次の突片i2が検出されればs1を通
過してi2が検出されたとみなし、次の突片が検出され
た際に既にこの時間を超過しているようであれば停止位
置検出用標識の突片mが検出されたとみなすことができ
る。この時間の計時のためにステップ162で120m
秒タイマをスタートする。
【0275】120m秒は上記した本実施例のディスク
再生装置の条件に基づいて算出した値であり、動作速度
などの条件が異なってくれば設定値を変更すればよい。
【0276】ステップ163ではステップ160で突片
i1の通過が確認されたためにカウンタ52aの値を1
つ加算する。
【0277】ステップ166で突片が検出されたときに
はステップ167で120m秒タイムオーバフラグを確
認する。そしてタイムオーバでなければ突片i2を検出
したことであり、ステップ160に戻る。
【0278】ステップ160では突片i2が検出されな
くなるのを待っている。ステップ160で突片i2が検
出されなくなるのは、突片i2を通過した後である。こ
れによりステップ162で再び140m秒タイマの設
定、ステップ163でカウンタ52aの値を1つ加算す
る。これにより、カウンタ52aの値は2になる。
【0279】ステップ166で突片が検出されたらステ
ップ167で120m秒タイムオーバフラグを確認す
る。
【0280】この例では、No.3のディスクトレイ1
5が再生位置にある状態から矢印A方向に動作するの
で、検出されるのはNo.2のディスクトレイ14のデ
ィスクナンバ検出用標識の突片i1とi2の2つであ
る。
【0281】したがって、正常に動作している限りステ
ップ167の分岐点では2回ステップ160に戻る。そ
して3回目にステップ167に至った場合に120m秒
タイマのタイムオーバが発生してステップ169へ進
む。
【0282】ここで、突片i1の次のスリットs1でデ
ィスクトレイ群の動作を一時的に停止させるような外圧
(手で押さえるなど)が加わり、再びこの外圧が解除さ
れたことによって120m秒タイマがタイムオーバして
ステップ169に至った場合を考える。この場合の保護
策として、ステップ169で40m秒タイマを設定し、
ステップ170,171で40m秒以内に次の突片が検
出されないことを確認している。この40m秒は上記し
た本実施例のディスク再生装置で設定した条件に基づい
て算出したものであり、動作速度などの条件が異なって
くれば設定値を変更する必要がある。ステップ170,
171で突片が検出された場合は、上記したように外圧
によりディスクトレイの動作が阻害されて誤動作したも
のとみなし、ステップ162へ進む。
【0283】このような保護策で問題なく進んだ場合
は、ステップ173でカウンタ52aの値を現在トレイ
ナンバ52bへ書込む。
【0284】電源オンからのイニシャライズ中であるた
めステップ174からステップ177へ進み、現在トレ
イナンバをターゲットトレイナンバ52cへ書込む。
【0285】ステップ180によりソレノイド40をオ
ン(吸引)することでディスクトレイが正規の位置に至
った場合に再生部ユニット上昇手段により再生部ユニッ
ト8が上昇を開始する。そしてステップ186で再生部
ユニット8の上昇が検出されるとステップ187でソレ
ノイド40をオフする。そしてステップ188で10m
秒のウエイトタイムを設けてその後ステップ189でモ
ータ44を停止する。
【0286】この例では、No.3のディスクトレイ1
5が正規の位置にある状態からイニシャライズを行なっ
た後、No.2のディスクトレイ14が正規の位置にな
った状態で再生部ユニット8が上昇しているはずであ
る。この場合、停止位置検出用標識の突片mがフォトセ
ンサ43により検出される。
【0287】再生部ユニット8が上昇完了した状態でも
し停止位置検出用標識の突片がフォトセンサ43により
検出されない場合は、誤ったカウントによりNo.1の
ディスクトレイ13が正規の位置で停止していると考え
られる。
【0288】この場合の訂正手段としては、ステップ1
90で停止位置検出用標識の突片がフォトセンサ43に
より検出されていることを確認している。
【0289】もし停止位置検出用標識の突片nがフォト
センサ43により検出されていない状態であればステッ
プ191でターゲットトレイナンバ52cと現在トレイ
ナンバ52bとに1を書込んでその後ステップ109へ
進む。また、停止位置検出用標識の突片mがフォトセン
サ43により検出されている状態であれば現在の値を変
更することなくステップ109へ進む。
【0290】ステップ109でフォトセンサ43をオフ
した後ステップ110で停止状態となり、これによりイ
ニシャライズが完了する。
【0291】この例では、No.3のディスクトレイ1
5が正規の位置にあった状態から電源をオンした場合に
ついて説明したが、No.2〜No.5のディスクトレ
イ14〜17が正規の位置にあった状態から電源をオン
した場合も同様の処理を行なう。この場合、ディスクナ
ンバ検出用標識oの数に応じてステップ160からステ
ップ167までの間の処理を繰返す回数が異なる。
【0292】次に、No.3のディスクトレイ15が再
生位置で停止し、再生部ユニット8が上昇している途中
で停止している状態から電源をオンした場合は、上記し
た例と同様にステップ102および103をまず実行す
る。
【0293】そして、ステップ104では再生部ユニッ
ト8が上昇している途中であるので再生部ユニット上昇
検出スイッチ42がオフとなっているため、ステップ1
11へ進む。
【0294】ステップ111ではモータ44が逆転を開
始し、これにより再生部ユニット昇降手段が動作を始
め、その結果再生部ユニット8が上昇を開始する。ステ
ップ112では100m秒タイマが設定される。
【0295】この100m秒は、前述した本実施例のデ
ィスク再生装置の条件下で再生部ユニット8の上昇開始
から上昇完了に必要な時間に少し余裕を持たせた例であ
る。したがって、動作速度などの条件が異なってくれば
設定値を変更する必要がある。
【0296】ステップ113とステップ114で再生部
ユニット上昇検出スイッチ42のオンと100m秒タイ
マのタイムオーバフラグとのどちらが早いかを比較す
る。この例では、再生部ユニット8が上昇している途中
からの動作なので、正常に動作していればタイムオーバ
より先に再生部ユニット上昇検出スイッチ42がオンに
なるはずである。
【0297】再生部ユニット上昇検出スイッチ42がオ
ンになるとステップ115で10m秒のウエイトタイム
を設けた後、ステップ116でモータ44を停止する。
【0298】その後は上記したNo.3のディスクトレ
イ15が再生位置で停止し再生部ユニット8が上昇して
いる状態から電源をオンした場合と同様の動作を行な
う。具体的には、No.2のディスクトレイ14が正規
の位置で停止し、再生部ユニット8が上昇した状態でイ
ニシャライズが完了する。
【0299】この例では、No.3のディスクトレイ1
5が再生位置で停止し再生部ユニット8が上昇している
途中で停止している状態から電源をオンした場合につい
て説明したが、No.2〜No.5のディスクトレイ1
4〜17が同様の場合である場合も同様の処理を行な
う。この場合、ディスクナンバ検出用標識oの数に応じ
てステップ160からステップ167の間の処理を繰返
す回数が異なる。
【0300】次に、再生部ユニット8が下降してNo.
3および4のディスクトレイ15および16の途中が再
生位置で停止している状態から電源をオンした場合は、
上記した例と同様にステップ102および103をまず
実行する。そしてステップ111でモータ44が逆転を
開始し、ステップ112では100m秒タイマを設定す
る。
【0301】ステップ113とステップ114で再生部
ユニット上昇検出スイッチ42のオンと100m秒タイ
マのタイムオーバとのどちらが早いかを比較する。この
例では、再生部ユニット8が下降している状態からの動
作なので、ほとんどの場合は再生部ユニット上昇検出ス
イッチ42がオンになるよりも先に100m秒タイマが
タイムオーバしてステップ117へ進む。もしタイムオ
ーバより先に再生部ユニット上昇検出スイッチ42がオ
ンになった場合には、上記した例と同様にステップ11
5に進み、停止状態に至るまでの各ステップの処理が行
なわれる。
【0302】ステップ117では、停止位置検出用標識
またはディスクナンバ検出用標識のいずれの突片も検出
されなくなる状態を待つ。ステップ118とステップ1
19ではステップ103で設定された5秒タイマの計時
が3秒経過するのと突片が検出されるのとどちらが早い
かを比較する。
【0303】もしNo.1のディスクトレイが正規の位
置に近いところに位置し、再生部ユニット上昇手段が動
作していない状態で停止していた場合に電源をオンする
とモータ44が逆転する。これによりディスクトレイ群
12が矢印A方向に移動するのでNo.1のディスクト
レイ13は正規の位置をさらに通り過ぎて機械的なスト
ッパに当り、それ以上進めない状態になる。
【0304】ステップ119はこの状態に至った場合に
後述する専用の処理に移るための判断である。この例の
ようにNo.3および4のディスクトレイ15および1
6の途中が停止位置で停止している状態の場合、正常に
動作していれば3秒経過より先に突片が検出されてステ
ップ120へ進む。
【0305】ステップ118で突片が検出されるとステ
ップ120では120m秒タイマを設定する。そしてス
テップ121で突片が検出されなくなるのを待つ。突片
が検出されなくなったところでステップ122で120
m秒タイマの計時が47m秒を越えているかそれ以下で
あるかを判断する。もし47m秒以下であればステップ
118へ戻り、47m秒を越えている場合はステップ1
23へ進む。
【0306】この処理は再生部ユニット8が上昇してい
ない状態でディスクトレイの動作が開始されることによ
って検出された突片がディスクナンバ検出用標識である
か停止位置検出用標識であるかの区別ができないために
行なう処理である。言い換えると、停止位置検出用標識
の突片mまたはnを確認した時点から、正規の位置に停
止していた場合と共通の処理を実行することによりディ
スクナンバ検出用標識oを正しくカウントしようとする
ために行なう処理である。
【0307】上記した本装置の条件下においてディスク
ナンバ検出用標識oの突片i1〜i5であれば正常に動
作している限りその突片i1〜i5を検出しなくなるま
で47m秒を越えることがない。このため、この処理で
47m秒を越えた場合は停止位置検出用標識の突片mま
たはnであると判断できる。
【0308】ステップ122で突片の通過時間が47m
秒を越えた場合はステップ123で停止位置検出用標識
の突片mであるか突片nであるかの判断を行なう。
【0309】上記した本装置の条件にあるように、突片
mがフォトセンサ43を通過する時間は約211m秒、
突片nがフォトセンサ43を通過する時間は70.3m
秒である。したがって、突片が検出されたままで120
m秒タイムオーバフラグが1になれば停止位置検出用標
識の突片mであり、120m秒タイムオーバフラグが0
の間に突片が検出されなくなった場合はその突片は突片
nであると判断できる。
【0310】上記した本装置の条件にあるように、停止
位置検出用標識の突片nの幅をディスクナンバ検出用標
識i1〜i5のそれぞれの幅の3倍に設定し、停止位置
検出用標識の突片mを突片nの3倍に設定している。こ
れにより、突片がフォトセンサ43を通過する時間によ
って容易に各標識の識別が可能となる。また、温度や負
荷の条件変化によって突片がフォトセンサ43を通過す
る速度が多少変化しても、3種類の突片の識別は可能に
なっている。
【0311】ステップ123で停止位置検出用標識nと
判断した場合は、モータ44が逆転状態でディスクトレ
イ群12は矢印A方向に移動している。このため、ディ
スクトレイは既に正規の停止位置を越えている。したが
って、後述するNo.1のディスクトレイが正規の位置
に近いところにあるとともに、再生部ユニット上昇手段
が動作していない状態で停止していた場合に、電源をオ
ンした場合と同じ状態になる。この場合、後述するステ
ップ128以降の処理を実行する。
【0312】ステップ123で停止位置検出用標識の突
片mと判断した場合は、ステップ125で5秒タイマを
リスタートする。ステップ126ではカウンタ52aの
値を0にセットしてステップ157へ処理を移す。
【0313】その後の処理については前述した例と同じ
である。次に、No.1のディスクトレイ13が正規の
位置に近いところにあるとともに再生部ユニット上昇手
段が動作していない状態で停止していた場合に、電源を
オンにした場合について説明する。
【0314】この場合、ステップ119に至るまでの処
理は上記した例と同様である。しかし、この例ではモー
タ44が逆転してディスクトレイ群12が矢印A方向に
動作すると、No.1のディスクトレイ13は正規の位
置をさらに通り過ぎて機械的なストッパに当たるまで動
作し、それ以上進めない状態となる。
【0315】ステップ119ではこの状態になってから
5秒タイマの計時が3秒経過した時点でステップ128
へ進む。ステップ128ではモータ44を停止して、1
00m秒タイマを設定する。この100m秒タイマは後
述するステップ133においてモータ44を正転させる
ために、その前に逆転していたモータ44の慣性による
動作が完全に停止するためのウエイトタイムを設けるた
めのものである。
【0316】このウエイトタイムを設けずにすぐにモー
タ44を正転させると、動作している各部に対して無理
な力が加わり、最悪の場合はギヤの破損などにつなが
る。このため、上記した100m秒タイマを保護策とし
て設けている。
【0317】ステップ130では5秒タイマをリスター
トし、ステップ131ではカウンタ52aの値を0にセ
ットしてステップ132へ進む。
【0318】ステップ132で100m秒タイマがタイ
ムオーバすると、ステップ133でモータ44が正転を
始める。そしてステップ134で500m秒タイマを設
定する。この500m秒タイマはモータ44が正転する
ことによりディスクトレイ群12が矢印B方向に動作を
始め、ディスクトレイが正規の位置を過ぎてさらに矢印
B方向に移動するのに十分な時間を考慮して設けたもの
である。なおこの500m秒は前述した本装置の条件に
基づいて算出した例であり、動作速度などの条件が異な
ってくれば設定値を変更する必要がある。
【0319】ステップ135で500m秒のタイムオー
バが確認されると、ステップ136ではモータ44を停
止させる。その後ステップ137とステップ138によ
ってステップ139でモータ44を逆転させるために、
正転していたモータ44の慣性による動作が完全に停止
するのに必要なウエイトタイムを設ける。
【0320】ステップ139でモータ44の逆転を始め
ると、ディスクトレイ群12が矢印A方向に動作を開始
する。そしてステップ140で200m秒タイマをセッ
トしてステップ141でこのタイマのタイムオーバを確
認する。タイムオーバの確認によってステップ144で
ソレノイドがオン(吸引)される。
【0321】この200m秒タイマは、ディスクトレイ
群12が動作を開始して正常に動作している状態で停止
位置検出用標識の突片nがフォトセンサ43によって検
出されるのとほぼ同じ時間を設定している。この時間は
動作速度などの条件が異なってくれば設定値を変更する
必要がある。
【0322】また、200m秒タイマを設けるかわり
に、停止位置検出用標識nがフォトセンサ43によって
検出されたことに基づいてソレノイドをオンしてもほぼ
同じ動作になる。
【0323】ステップ144でソレノイドをオンするこ
とによって、No.1のディスクトレイ13が正規の位
置に至った場合に再生部ユニット上昇手段により再生部
ユニット8が上昇を開始する。そしてステップ147で
再生部ユニット8の上昇が検出されると、ステップ14
8でソレノイドをオフする。ステップ149で10m秒
のウエイトタイムを設けた後、ステップ150でモータ
44を停止する。
【0324】その後は、ステップ107から上記した例
のように処理を行なっていく。次に、停止状態から所望
のディスクトレイを選択してそのディスクトレイを正規
の位置まで移動させる動作について説明する。
【0325】図18に示したステップ110は、図13
に示したステップ110と同じである。
【0326】ステップ212では、停止状態を維持しな
がらキー入力の有無を確認する。キー入力があればステ
ップ213において入力があったキーに対応したナンバ
をターゲットディスクナンバ52cに書込む。
【0327】ステップ214ではターゲットトレイナン
バ52cと現在トレイナンバ52bとの値が等しいかど
うかを比較し、等しければステップ110の停止状態に
戻り、異なっていればステップ215に進む。
【0328】ステップ215ではターゲットトレイナン
バ52cと現在トレイナンバ52bの値を比較する。タ
ーゲットトレイナンバ52cが現在トレイナンバ52b
の値より若い数であればステップ216に進む。ターゲ
ットトレイナンバ52cが現在トレイナンバ52bの値
より大きい数であればステップ219に進む。
【0329】ステップ216でモータ44の逆転を始め
ると、ディスクトレイ群12は矢印A方向に動作を開始
する。そしてステップ217でフォトセンサ43が検出
動作できる状態にしてステップ154へ進む。その後は
上記した例と同様の処理を行なう。すなわち、ターゲッ
トトレイナンバ52cと現在トレイナンバ52bの値が
一致すると再生部ユニット8を上昇させてステップ11
0の停止状態に至る。
【0330】ステップ219でモータ44の正転を始め
ると、ディスクトレイ群12は矢印B方向に動作を開始
する。
【0331】ステップ220では、現在ディスクナンバ
が1かどうかを確認する。現在ディスクナンバが1であ
ればステップ223でフォトセンサ43が検出動作でき
る状態にする。ステップ224で停止位置検出用標識n
が検出されるのを待ち、検出されるとステップ154へ
進む。その後は上記した例と同様の処理を行なう。すな
わち、ターゲットトレイナンバ52cと現在トレイナン
バ52bの値が一致すると、再生部ユニット8を上昇さ
せてステップ110の停止状態に至る。この処理は、N
o.1のディスクトレイ13が正規の停止位置にある場
合には突片nは検出されない状態にあり、他のNo.2
〜No.5のディスクトレイ14〜17が正規の停止位
置にある場合には突片mが検出されている状態になるこ
とを考慮している。No.1のディスクトレイ13が正
規の停止位置にあるときのみ、No.2〜No.5のデ
ィスクトレイ14〜17と同じ状態(突片が検出されて
いる状態)になるまで待ってその後は同一の処理を行な
おうとするための処理である。
【0332】ステップ220で現在ディスクナンバが1
でなかった場合はステップ221でフォトセンサ43を
検出動作できる状態にする。そして、ステップ154へ
進み、その後は上記した例と同様の処理を行なう。ステ
ップ174ではイニシャライズ中でないためにステップ
175でターゲットトレイナンバ52cと現在トレイナ
ンバ52bの値が一致しているかを確認する。そして一
致している場合には再生部ユニット8を上昇させてステ
ップ110の停止状態に至る。
【0333】ステップ175においてターゲットトレイ
ナンバ52cと現在トレイナンバ52bの値が一致して
いなかった場合には、ステップ231からステップ23
6までの処理またはステップ231からステップ241
までの処理によって、モータ44の回転させる方向を確
認する。もし反対方向への回転が必要な場合は100m
秒のウエイトタイムを設けた後反対方向に回転させる。
【0334】その後は再びステップ154からの処理を
繰返す。そしてステップ175でターゲットトレイナン
バ52cと現在トレイナンバ52bの値が一致している
かどうかを確認する。そして一致している場合には再生
部ユニット8を上昇させてステップ110の停止状態に
至る。
【0335】次にウォッチドックタイマのように使用さ
れている5秒タイマのタイムオーバによるエラー処理を
説明する。
【0336】停止状態以外で5秒タイマのタイムオーバ
フラグが1になると、ステップ199でフォトセンサ4
3をオフする。またステップ220ではソレノイドをオ
フし、ステップ201でモータ44を停止する。
【0337】ステップ202で100m秒タイマを設定
してステップ203でタイムオーバが確認されると、ス
テップ204へ進む。この100m秒タイマは、ステッ
プ205またはステップ206によってモータ44が回
転した方向とは反対の方向に回転させるために、正転し
ていたモータ44の慣性による動作が完全に停止するた
めの時間をウエイトタイムとして設けたものである。
【0338】ステップ204ではステップ201に至る
までにモータ44が回転していた方向を確認する。そし
てステップ205またはステップ206で回転した方向
とは反対方向にモータ44を回転させる。
【0339】このモータ44の回転はステップ207に
よって設定された1秒タイマがステップ208でタイム
オーバするまで続けられる。その後ステップ209でモ
ータ44を停止してステップ210のエラー停止状態に
至る。
【0340】ステップ204からステップ208でモー
タ44を反対方向に回転させるのは、次のような理由に
よる。すなわち、前述したような外圧などにより本装置
が正常に動作しない状態に至る理由として、ディスクト
レイ上に正しくコンパクトディスクが置かれていなかっ
たような場合がある。具体的には、ディスクトレイ間ま
たはディスクトレイと本装置を搭載する音響装置のキャ
ビネットとの間にコンパクトディスクが噛み込んでいる
ことが考えられる。この場合、反対の方向にディスクト
レイを動作させることによって、噛み込んだコンパクト
ディスクを取出しやすいようにするものである。
【0341】本実施例のディスク再生装置では以上のよ
うな動作が行なわれる。なお、上記した一実施例による
ディスク再生装置では、ディスクナンバ検出用標識oと
して、各ディスクトレイ13〜17のディスクナンバに
対応した数の突片を用いているが、本発明はこれに限ら
ず、各ディスクトレイ13〜17にディスクナンバに対
応したそれぞれ幅の異なる一連の突起(突条)を設けて
もよい。また、突片または突起ではなく凹部を設けてこ
れをディスクナンバ検出用標識としてもよい。また、上
記した本実施例のディスク再生装置の制御方法は、従来
例のようなターンテーブル方式も適用可能である。
【0342】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載のディス
ク再生装置によれば、ディスクナンバ検出用標識の第1
の被検出部の幅よりも停止位置検出用標識の第2の被検
出部の幅を広くするとともに、ディスクナンバ検出用標
識と停止位置検出用標識とを一直線上に設けることによ
って、1つの標識センサでディスクナンバ検出用標識と
停止位置検出用標識とを識別して検知することができ
る。これにより、装置構造を複雑化せずにディスク再生
装置の動作制御を行なうことができる。
【0343】請求項2に記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項1の効果に加えてさらに以下の効果がある。
すなわち、ディスクトレイ群のどちらか一方の端部に位
置する第1のディスクトレイの停止位置検出用標識の第
2の被検出部の幅をその他のディスクトレイの停止位置
検出用標識の第2の被検出部の幅よりも小さくするとと
もに、停止状態でその第1のディスクトレイの第2の被
検出部のみ標識センサと対向しないようにし、さらに電
源がON状態になったときに第1のディスクトレイがデ
ィスク再生部の方向に移動するように移動手段によって
移動することによって、ディスクトレイ群の端部に位置
する第1のディスクトレイの検出が容易となる。
【0344】請求項3に記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項1の効果に加えてさらに以下の効果がある。
すなわち、ディスクトレイがディスク再生部の正規の再
生位置にあるかどうかを検出するためのトレイ位置検出
センサを設けるとともに、所定のディスクトレイの停止
位置検出用標識の第2の被検出部の幅をその他のディス
クトレイの停止位置検出用標識の第2の突起の幅よりも
狭くし、停止状態ではその所定のディスクトレイの停止
位置検出用標識のみ標識センサと対向しないようにした
ことによって、上記したトレイ位置検出センサと標識セ
ンサとの出力信号によってディスクトレイを移動しなく
ても所定のディスクトレイであると判別することができ
る。
【0345】請求項4に記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項3の効果に加えてさらに以下の効果がある。
すなわち、上記した請求項3の所定のディスクトレイを
ディスクトレイ群のどちらか一方の端部に位置するディ
スクトレイとすることによって、電源をONにしたとき
にディスクトレイ群の端のディスクトレイが再生位置に
来ているかどうかを容易に判別することができる。そし
てその端に位置するディスクトレイが再生位置に来てい
ないときには移動手段によってその端に位置するディス
クトレイを再生部の方向に移動することによって、ディ
スクトレイのディスクナンバを容易に確定することがで
きる。
【0346】請求項5に記載のディスク再生装置によれ
ば、停止位置検出用標識の第2の被検出部の幅をディス
クナンバ検出用標識の第1の被検出部の幅より広くする
ことによって、1つの標識センサでディスクナンバ検出
用標識と停止位置検出用標識とを容易に識別することが
できる。また、停止位置検出用標識もディスクナンバ検
出用標識からディスクナンバ検出用標識の隣接する第1
の被検出部間の間隔よりも大きな間隔を隔てて設けるこ
とによって、ディスクナンバ検出用標識と停止位置検出
用標識との間の非標識部分とディスクナンバ検出用標識
の隣接する第1の被検出部間の非標識部分との識別を容
易に行なうことができる。これにより、ディスクナンバ
検出用標識の第1の被検出部の検出時間が負荷変動など
によって長くなったとしても、その第1の被検出部の前
の間隔の検出時間を計測することによって、容易にディ
スクナンバ検出用標識であると判別することができる。
【0347】請求項6に記載のディスク再生装置によれ
ば、停止位置検出用標識の第2の被検出部の幅をディス
クナンバ検出用標識の第1の被検出部の幅より広い幅に
することによって、1つの標識センサでディスクナンバ
検出用標識と停止位置検出用標識とを検出する際に両標
識を容易に識別することができる。また、停止位置検出
用標識をディスクナンバ検出用標識からディスクナンバ
検出用標識の隣接する第1の被検出部間の間隔よりも大
きな間隔を隔てて設けることによって、ディスクナンバ
検出用標識と停止位置検出用標識との間の非標識部分と
ディスクナンバ検出用標識の隣接する第1の被検出部間
の非標識部分とを容易に識別することができる。すなわ
ち、第1の設定時間(T1 )を設けることによって、こ
の第1の設定時間と第1の被検出部または第2の被検出
部を検出する時間とを比較することによって容易にディ
スクナンバ検出用標識の第1の被検出部と停止位置検出
用標識の第2の被検出部とを識別することができる。ま
た、第2の設定時間(T2)を設定することによって、
その第2の設定時間と、ディスクナンバ検出用標識と停
止位置検出用標識との間の非標識部分の検知時間また
は、ディスクナンバ検出用標識の第1の被検出部間の非
標識部分の検知時間とを比較すれば、容易に2つの非標
識部分の識別を行なうことができる。
【0348】請求項7に記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項6の効果に加えてさらに以下の効果がある。
すなわち、停止位置検出用標識の検知開始後において信
号の検知時間が第1の設定時間T1 より長い場合にのみ
検知している信号を第3の判断手段により停止位置検出
用標識による第2の信号と確定判断するとともに、その
第2の信号の確定判断の後にカウンタで計数された第1
の信号のパルス数の計数値を第4の判断手段によってデ
ィスクナンバとして確定判断することによって、ディス
クナンバ検出用標識の第1の被検出部間の非標識部分の
検知時間が長引いたとしても、次の被検出部の検知時間
が第1の設定時間T1 よりも短ければその被検出部はデ
ィスクナンバ検出用標識の被検出部であると判断するこ
とができる。
【0349】請求項8に記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項6の効果に加えてさらに以下の効果がある。
すなわち、パルス数の計数値をディスクナンバとして確
定判断した後に標識センサの検知信号が検知状態から無
検知状態さらに検知状態へと変化したときには停止位置
検出用標識として確定判断した信号をディスクナンバ検
出用標識の信号として再認識させることによって、一度
ディスクナンバを確定した後であっても容易にそのディ
スクナンバを修正することができる。これにより、ディ
スクナンバの検出精度をさらに向上させることができ
る。
【0350】請求項9に記載のディスク再生装置によれ
ば、請求項6の効果に加えてさらに以下の効果がある。
すなわち、ディスクナンバ検出用標識の検知開始時にデ
ィスクナンバ検出用標識の第1番目の第1の被検出部の
検出時間を判断せずにそのまま第1の被検出部であると
判断することによって、誤検出防止のプログラムを簡素
化することができる。また、誤検出が発生する確率も減
らすことができる。
【0351】請求項10に記載のディスク再生装置によ
れば、ディスク位置保持手段の動作によって再生部移動
動作禁止手段を解除するとともにディスク搬送動作禁止
手段を動作させ、ディスク載置部位置保持手段をその動
作位置から移動させることによってディスク搬送動作禁
止手段を解除するとともに再生部移動禁止手段を動作さ
せることにより、ディスク搬送動作が完了しない限り再
生部移動動作が行なえないとともに再生部移動動作が完
了しない限りディスク搬送動作が行なえない。これによ
り、互いの動作完了確認手段が不要となり、その結果動
作時間の短縮および検出部品点数の削減を行なうことが
できる。
【0352】請求項11に記載のディスク再生装置によ
れば、請求項10の効果に加えてさらに以下の効果があ
る。すなわち、ディスク載置部が再生位置の直前の位置
に達したときにソレノイド手段をソレノイド駆動手段に
よって動作させることにより、ディスク載置部が再生位
置に達すると自動的にディスクトレイの搬送が停止さ
れ、かつその後再生部が上昇する一連の動作が行なわれ
るので、ディスク搬送の動作用と再生部昇降動作用のモ
ータを1個で共用することができる。
【0353】請求項12に記載のディスク再生装置によ
れば、ディスクナンバ検出用標識の幅と停止位置検出用
標識の幅とを異ならせるとともに、その停止位置検出用
標識とディスクナンバ検出用標識とを交互に検出する単
一の標識センサを設けることによって、停止位置検出用
標識とディスクナンバ検出用標識とを容易に識別するこ
とができるとともに、ディスクトレイを1つ移動させる
だけでディスクナンバを容易に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるディスク再生装置の外
観を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例におけるディスク再生装置
を、携帯用のラジオ付きカセットテープレコーダに組込
んで複合化を行なった場合の態様を示す斜視図である。
【図3】図1に示したディスク再生装置のディスクチェ
ンジャ部分を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示したディスクトレイを表面から見た図
である。
【図5】図3に示したディスクトレイを裏面から見た図
である。
【図6】本実施例のディスク再生装置の停止位置検出用
標識の突片mとフォトセンサとの位置関係を示した配置
図である。
【図7】本実施例のディスク再生装置の停止位置検出用
標識の突片nとフォトセンサとの位置関係を示した配置
図である。
【図8】図3に示したディスクトレイ13〜17の停止
位置検出用突片m,nとディスクナンバ検出用標識oと
の位置を示した配置図である。
【図9】図3に示したディスク再生装置のディスクトレ
イ搬送手段および再生部ユニット昇降手段の平面図であ
る。
【図10】図3に示したディスク再生装置のディスクト
レイ搬送手段および再生部ユニット昇降手段を左側から
見た側面図である。
【図11】図9および図10に示したカム回転体ユニッ
トの構造を示した断面図である。
【図12】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段のブロック図である。
【図13】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段の第1のフローチャート図である。
【図14】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段の第2のフローチャート図である。
【図15】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段の第3のフローチャート図である。
【図16】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段の第4のフローチャート図である。
【図17】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段の第5のフローチャート図である。
【図18】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段の第6のフローチャート図である。
【図19】本発明の一実施例によるディスク再生装置の
制御手段の第7のフローチャート図である。
【図20】従来のルーレット方式のディスクチェンジャ
の回転制御手段を説明するための概念図である。
【図21】図20に示した従来のルーレット方式のディ
スクチェンジャの再生部ユニット昇降手段を示した概念
図である。
【図22】従来のルーレット方式のディスクチェンジャ
において2つのセンサで停止位置検出用標識とディスク
ナンバ検出用標識とを検出する場合のターンテーブルの
裏面とセンサの配置を示した図である。
【図23】従来のルーレット方式のディスクチェンジャ
の回転制御手段のブロック図である。
【図24】従来のルーレット方式のディスクチェンジャ
の回転制御手段がディスクナンバを記憶するメモリを有
する場合のブロック図である。
【図25】従来のルーレット方式のディスクチェンジャ
において3つのセンサでディスクナンバと停止位置とを
検出する場合のターンテーブルの裏面とセンサの配置を
示した図である。
【図26】図25に示した検出方式における各センサの
出力とディスクナンバとを対比した図である。
【符号の説明】
1:装置本体 2:ディスク再生部 8:再生部ユニット 13〜17:ディスクトレイ i1〜i5:ディスクナンバ検出用標識の突片 m:ディスクトレイ14〜17の停止位置検出用標識の
突片 n:ディスクトレイ13の停止位置検出用標識の突片 s1〜s4:スリット なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれにディスクが配置される複数の
    ディスクトレイを有し、前記複数のディスクトレイが互
    いに連結して移動可能なディスクトレイ群と、 前記ディスクトレイ群から選択された前記ディスクトレ
    イに配置された前記ディスクを再生するためのディスク
    再生部と、 前記選択されたディスクトレイを前記ディスク再生部に
    搬送するためのディスクトレイ搬送手段と、 前記複数のディスクトレイの所定位置にそれぞれに設け
    られ、少なくとも1つの第1の被検出部からなり、前記
    各々のディスクトレイを識別するためのディスクナンバ
    検出用標識と、 前記複数のディスクトレイのそれぞれに設けられ、前記
    ディスクナンバ検出用標識の第1の被検出部の幅より広
    い幅を持つ第2の被検出部からなり、前記ディスクトレ
    イが前記ディスク再生部の所定位置に到達したことを検
    出させるための停止位置検出用標識と、 前記ディスクナンバ検出用標識と前記停止位置検出用標
    識とを検出するための標識センサと、 前記標識センサの検出結果に基づいて、少なくとも前記
    ディスクトレイ搬送手段の駆動を制御するための駆動制
    御部とを備え、 前記ディスクナンバ検出用標識と前記停止位置検出用標
    識とは、前記ディスクトレイの移動方向に沿った一直線
    上に設けられている、ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクトレイ群のどちらか一方の
    端部に位置する第1のディスクトレイの停止位置検出用
    標識の第2の被検出部の幅を、その他のディスクトレイ
    の停止位置検出用標識の第2の被検出部の幅よりも小さ
    くし、 前記その他のディスクトレイが正規の再生位置に位置し
    たときに前記その他のディスクトレイの停止位置検出用
    標識が前記標識センサと対向した状態になり、 前記第1のディスクトレイが正規の再生位置に位置した
    ときに前記第1のディスクトレイの停止位置検出用標識
    が前記標識センサと対向しない状態になり、 電源がOFF状態からON状態になったときに前記第1
    のディスクトレイが前記ディスク再生部の方向に移動す
    るように前記ディスクトレイ群を移動させるための移動
    手段をさらに備える、請求項1に記載のディスク再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクトレイが前記ディスク再生
    部の正規の再生位置にあるかどうかを検出するためのト
    レイ位置検出センサをさらに備え、 前記ディスクトレイ群の所定のディスクトレイの前記停
    止位置検出用標識の第2の被検出部の幅を、その他の前
    記ディスクトレイの前記停止位置検出用標識の第2の被
    検出部の幅よりも小さくし、 前記その他のディスクトレイが正規の再生位置に位置し
    たときに前記その他のディスクトレイの停止位置検出用
    標識が前記標識センサと対向した状態になり、 前記所定のディスクトレイが正規の再生位置に位置した
    ときに前記所定のディスクトレイの停止位置検出用標識
    が前記標識センサと対向しない状態になる、請求項1に
    記載のディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記所定のディスクトレイは、前記ディ
    スクトレイ群のどちらか一方の端部に位置するディスク
    トレイであり、 電源がOFF状態からON状態になったときに前記一方
    の端部に位置するディスクトレイが前記再生部の方向に
    移動するように前記ディスクトレイ群を移動させるため
    の移動手段と、 前記電源がOFF状態からON状態になったときに、前
    記ディスクトレイが前記ディスク再生部の正規の再生位
    置にある状態で、かつ、前記ディスクトレイの停止位置
    検出用標識が前記標識センサと対向しない状態のとき
    に、前記ディスクトレイ群の移動を禁止するための移動
    禁止手段とをさらに備える、請求項3に記載のディスク
    再生装置。
  5. 【請求項5】 それぞれにディスクが配置される複数の
    ディスクトレイを有し、前記複数のディスクトレイが互
    いに連結して移動可能なディスクトレイ群と、 前記ディスクトレイ群から選択された前記ディスクトレ
    イに配置された前記ディスクを再生するためのディスク
    再生部と、 前記選択されたディスクトレイを前記ディスク再生部に
    搬送するためのディスクトレイ搬送手段と、 前記複数のディスクトレイのそれぞれに設けられ、少な
    くとも1つの第1の被検出部からなり、前記各々のディ
    スクトレイを識別するためのディスクナンバ検出用標識
    と、 前記複数のディスクトレイのそれぞれに、前記ディスク
    ナンバ検出用標識から前記ディスクナンバ検出用標識の
    隣接する第1の被検出部間の間隔よりも大きな間隔を隔
    てて設けられ、前記ディスクナンバ検出用標識の第1の
    被検出部の幅より広い幅を持つ第2の被検出部からな
    り、前記ディスクトレイが前記ディスク再生部の所定位
    置に到達したことを検出させるための停止位置検出用標
    識と、 前記ディスクナンバ検出用標識と、前記停止位置検出用
    標識とを検出するための標識センサと、 前記標識センサの検出結果に基づいて、少なくとも前記
    ディスクトレイ搬送手段の駆動を制御するための駆動制
    御部と、 前記標識センサが前記ディスクナンバ検出用標識の第1
    の被検出部と前記停止位置検出用標識の第2の被検出部
    とを検知するときの第1の検知時間と、前記第1および
    第2の被検出部以外の非標識部分を検知するときの第2
    の検知時間とを計測するためのタイマと、 前記第2の検知時間が所定時間より長いか短いかを判別
    するための判別手段とを備えた、ディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 複数個のディスク載置部からなるディス
    ク載置手段と、 前記ディスク載置手段に載置された複数のディスクから
    選択された1つのディスクを再生するためのディスク再
    生部と、 前記選択されたディスクが載置されるディスク載置部を
    前記再生部に搬送するためのディスク搬送手段と、 前記ディスク載置部のそれぞれに対応して設けられ、前
    記各々のディスク載置部のトレイナンバに対応する数量
    の第1の被検出部からなり、前記各々のディスク載置部
    を識別するためのディスクナンバ検出用標識と、 前記ディスク載置部のそれぞれに対応して、前記ディス
    クナンバ検出用標識から前記ディスクナンバ検出用標識
    の隣接する第1の被検出部間の間隔よりも大きな間隔を
    隔てて設けられ、前記ディスクナンバ検出用標識の第1
    の被検出部の幅より広い幅を持つ第2の被検出部からな
    り、前記ディスク載置部が前記ディスク再生部の所定位
    置に到達したことを検出させるための停止位置検出用標
    識と、 前記ディスクナンバ検出用標識と前記停止位置検出用標
    識とを検出するための標識センサと、 前記標識センサが前記ディスクナンバ検出用標識の第1
    の被検出部と前記停止位置検出用標識の第2の被検出部
    とを検知したときの標識検知時間および、前記第1およ
    び第2の被検出部以外の非標識部分を検知したときの非
    標識検知時間を計測するためのタイマと、 前記タイマによって計測された標識検知時間および非標
    識検知時間と、予め設定された時間とを比較するための
    比較手段と、 前記標識センサによって検知されたパルスの数をカウン
    トするためのカウンタと、 前記標識センサ、前記タイマ、前記比較手段および前記
    カウンタの出力信号に基づいて、少なくとも前記ディス
    ク搬送手段の駆動を制御するための駆動制御手段と、 前記ディスクナンバ検出用標識の1つの第1の被検出部
    を検出するのに要する第1の時間をt1 、前記停止位置
    検出用標識の第2の被検出部を検出するのに要する第2
    の時間をt2 とした場合、(t1 <T1 <t2 )となる
    ような、前記第1の時間(t1 )と前記第2の時間(t
    2 )とを識別するための第1の設定時間(T1 )を設定
    する第1の設定手段と、 前記ディスクナンバ検出用標識の検知終了後から前記停
    止位置検出用標識の検知開始までの時間をt3 、前記デ
    ィスクナンバ検出用標識の隣接する第1の被検出部間の
    間隔の検出時間をt4 とした場合に、(t4 <T2 <t
    3 )となるような、前記時間(t3 )と前記時間
    (t4 )とを識別するための第2の設定時間(T2 )を
    設定する第2の設定手段と、 前記非標識部分の通過後に信号を検知した時に、前記第
    2の設定時間(T2 )経過前に検知した信号を前記ディ
    スクナンバ検出用標識による第1の信号、前記第2の設
    定時間(T2 )経過後に検知した信号を前記停止位置検
    出用標識による第2の信号として暫定的に判断する第1
    の判断手段と、 前記第1の信号のパルス数の計数値を再生位置のディス
    クトレイのディスクナンバとして暫定的に判断する第2
    の判断手段とを備えた、ディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 前記停止位置検出用標識の検知開始後に
    おいて、信号の検知時間が前記第1の設定時間(T1 )
    よりも長い場合に、検知している前記信号を前記停止位
    置検出用標識による第2の信号と確定判断する第3の判
    断手段と、 前記第3の判断手段によって前記信号が前記第2の信号
    と確定判断された後、前記カウンタで計数された前記第
    1の信号のパルス数の計数値を前記ディスクトレイのデ
    ィスクナンバとして確定判断する第4の判断手段とをさ
    らに備える、請求項6に記載のディスク再生装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の信号のパルス数の計数値を前
    記ディスクトレイのディスクナンバとして確定判断した
    後に、前記標識センサの検知信号が検知状態から無検知
    状態、さらに検知状態へと変化したときには、前記停止
    位置検出用標識の第2の信号として確定判断した信号を
    前記ディスクナンバ検出用標識の第1の信号として再認
    識させる再認識手段をさらに備える、請求項6に記載の
    ディスク再生装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスクナンバ検出用標識の検知開
    始時に、前記ディスクナンバ検出用標識の第1番目の第
    1の被検出部の前記標識センサによる検知時間が前記第
    1の設定時間(T1 )よりも長かったとしても前記第1
    の被検出部を前記ディスクナンバ検出用標識と判断する
    第5の判断手段をさらに備える、請求項6に記載のディ
    スク再生装置。
  10. 【請求項10】 複数のディスク載置部からなるディス
    ク載置手段と、 前記ディスク載置手段に載置された複数のディスクから
    選択された1つのディスクを再生するためのディスク再
    生部と、 前記ディスク再生部を再生位置と非再生位置とに移動さ
    せるための再生部移動手段と、 前記選択されたディスクが載置される前記ディスク載置
    部を前記ディスク再生部に搬送するためのディスク搬送
    手段と、 前記ディスク搬送手段および前記再生部移動手段の駆動
    を制御するための駆動制御手段と、 所定のディスクが載置された前記ディスク載置部を、前
    記ディスク再生部と対向する位置に保持するためのディ
    スク載置部位置保持手段と、 前記ディスク搬送手段および前記ディスク再生部移動手
    段の共通の駆動源と、 前記駆動源が駆動しているときに前記ディスク搬送手段
    の動作を禁止するためのディスク搬送動作禁止手段と、 前記駆動源が駆動しているときに前記再生部移動手段の
    動作を禁止するための再生部移動動作禁止手段とを備
    え、 前記ディスク位置保持手段の動作によって、前記再生部
    移動動作禁止手段を解除し、かつ前記ディスク搬送動作
    禁止手段を動作させ、 前記ディスク載置部位置保持手段をその動作位置から移
    動させることによって、前記ディスク搬送動作禁止手段
    を解除し、かつ、前記再生部移動禁止手段を動作させ
    る、ディスク再生装置。
  11. 【請求項11】 前記ディスク載置部位置保持手段の移
    動駆動源となるソレノイド手段と、 所定のディスクが載置された前記ディスク載置部が再生
    位置の直前の位置に達したときに前記ソレノイド手段を
    動作させるためのソレノイド駆動手段と、 前記ソレノイド手段の動作時に、前記ディスク載置部が
    再生位置に達するまでは、前記ディスク載置部位置保持
    手段の移動を禁止するための移動禁止手段とをさらに備
    える、請求項10に記載のディスク再生装置。
  12. 【請求項12】 複数個のディスク載置部を有し,これ
    らディスク載置部を駆動源からの駆動力を得てディスク
    再生部上を通して順次移動させ、任意のディスク再生部
    を前記ディスク再生部上に移動配置するディスク再生装
    置であって、 前記各ディスク配置部に対応してそれぞれ設けられ、前
    記ディスク載置部が前記ディスク再生部の所定位置に達
    したことを検出させるための停止位置検出用標識と、 前記各ディスク載置部に、それぞれディスク載置部ごと
    に固有の幅をもって設けられ、かつその各幅を前記停止
    位置検出用標識の幅と異ならせたディスクナンバ検出用
    標識と、 前記ディスク載置部の移動に伴って前記停止位置検出用
    標識と前記ディスクナンバ検出用標識とを交互に検出す
    る単一の標識センサと、 前記標識センサの検出結果に基づいて前記ディスク載置
    部の移動を制御する駆動制御部とを備えた、ディスク再
    生装置。
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