JPH07320447A - テープ用リール - Google Patents
テープ用リールInfo
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- JPH07320447A JPH07320447A JP10561394A JP10561394A JPH07320447A JP H07320447 A JPH07320447 A JP H07320447A JP 10561394 A JP10561394 A JP 10561394A JP 10561394 A JP10561394 A JP 10561394A JP H07320447 A JPH07320447 A JP H07320447A
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- JP
- Japan
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- hub
- tape
- synthetic resin
- reel
- space
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープ巻き面に引け等の不具合を生じること
なく、ハブの全体的な強度を上げて、テープに巻き締ま
り力が発生しても変形することがない強度の強いハブを
有するテープ用リールを提供する。 【構成】 リール部材15のハブ12に、下フランジ1
4側に開口するリング状の空間部18を同心状に設け、
空間部18内に合成樹脂を充填することにより2色成形
してハブ12の補強部20を一体成形する。
なく、ハブの全体的な強度を上げて、テープに巻き締ま
り力が発生しても変形することがない強度の強いハブを
有するテープ用リールを提供する。 【構成】 リール部材15のハブ12に、下フランジ1
4側に開口するリング状の空間部18を同心状に設け、
空間部18内に合成樹脂を充填することにより2色成形
してハブ12の補強部20を一体成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビデオテープ
レコーダ(以下「VTR」という。)やデジタルオーデ
ィオテープレコーダ(以下「DAT」という。)等のテ
ープカセットやオープンリール等に使用されるテープ用
リールに関し、特に、テープの巻き締まり力によるハブ
の変形を防止してテープの片伸び等を防ぐことができる
リール構造に関するものである。
レコーダ(以下「VTR」という。)やデジタルオーデ
ィオテープレコーダ(以下「DAT」という。)等のテ
ープカセットやオープンリール等に使用されるテープ用
リールに関し、特に、テープの巻き締まり力によるハブ
の変形を防止してテープの片伸び等を防ぐことができる
リール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、テープ用リールとして
は、例えば、図6及び図7に示すようなものがある。こ
のテープ用リール1は、一対の内側ハブ2及び外側ハブ
3に下フランジ4が一体に形成されたリール部材5と、
上記下フランジ4に対向するようリール部材5に固定さ
れる上フランジ6とから構成されている。このような構
成を有するテープ用リール1は、1個のテープカセット
には2個使用される。
は、例えば、図6及び図7に示すようなものがある。こ
のテープ用リール1は、一対の内側ハブ2及び外側ハブ
3に下フランジ4が一体に形成されたリール部材5と、
上記下フランジ4に対向するようリール部材5に固定さ
れる上フランジ6とから構成されている。このような構
成を有するテープ用リール1は、1個のテープカセット
には2個使用される。
【0003】上記リール部材5の内側ハブ2と外側ハブ
3とは互いに同心状に配置されていて、両ハブ2,3の
軸心線方向と直交する方向に展開する下フランジ4の半
径方向内側に延長する連結部7により、内側ハブ2と外
側ハブ3とが互いに連結されている。これにより、内側
ハブ2と外側ハブ3との間には連結部7の反対側に開口
するリング状の空間部8が形成されており、この空間部
8内には半径方向に放射状に延びて内側ハブ2と外側ハ
ブ3との間を連結する複数の放射状リブ9が設けられて
いる。この空間部8が開口する外側ハブ3の先端に、別
部材で形成される上フランジ6が着脱可能又は一体的に
固定される。
3とは互いに同心状に配置されていて、両ハブ2,3の
軸心線方向と直交する方向に展開する下フランジ4の半
径方向内側に延長する連結部7により、内側ハブ2と外
側ハブ3とが互いに連結されている。これにより、内側
ハブ2と外側ハブ3との間には連結部7の反対側に開口
するリング状の空間部8が形成されており、この空間部
8内には半径方向に放射状に延びて内側ハブ2と外側ハ
ブ3との間を連結する複数の放射状リブ9が設けられて
いる。この空間部8が開口する外側ハブ3の先端に、別
部材で形成される上フランジ6が着脱可能又は一体的に
固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のテープ用リール1にあっては、内側ハブ
2と外側ハブ3との間を連結部7と複数の放射状リブ9
とで連結しているが、連結部7は両ハブ2,3の下フラ
ンジ4側に設定されていて周方向のほぼ全周に渡って両
ハブ2,3間を連結している一方、複数の放射状リブ9
は周方向に一定間隔あけて放射状に設けられていて両ハ
ブ2,3間を間欠的に連結する構造となっていた。その
ため、肉厚の比較的厚い連結部7によって周方向のほぼ
全周に渡って連結されている外側ハブ3の下フランジ4
側には十分な強度が付与されている一方、肉厚の薄い複
数の放射状リブ8によって周方向に間欠的に連結されて
いる外側ハブ3の先端側(上フランジ6側)は、下フラ
ンジ4側に比べて強度的に弱くなっている。
たような従来のテープ用リール1にあっては、内側ハブ
2と外側ハブ3との間を連結部7と複数の放射状リブ9
とで連結しているが、連結部7は両ハブ2,3の下フラ
ンジ4側に設定されていて周方向のほぼ全周に渡って両
ハブ2,3間を連結している一方、複数の放射状リブ9
は周方向に一定間隔あけて放射状に設けられていて両ハ
ブ2,3間を間欠的に連結する構造となっていた。その
ため、肉厚の比較的厚い連結部7によって周方向のほぼ
全周に渡って連結されている外側ハブ3の下フランジ4
側には十分な強度が付与されている一方、肉厚の薄い複
数の放射状リブ8によって周方向に間欠的に連結されて
いる外側ハブ3の先端側(上フランジ6側)は、下フラ
ンジ4側に比べて強度的に弱くなっている。
【0005】これにより、図8に示すように、テープT
を所定の巻き付け力で外側ハブ3に巻き付けた場合、そ
の後の温度変化によってテープTが巻き締まると、その
巻き締まり力Fによって外側ハブ3のテープ巻き面が押
圧される。すると、テープTの巻き締まり力Fに対して
外側ハブ3の先端側の強度が追従できなくなり、図9に
示すように、外側ハブ3の先端側が変形を受けてしまう
ことになる。その結果、テープT自体も外側ハブ3の変
形による影響を受けるようになり、テープTの幅方向の
一方のみが延びて、いわゆる片伸びした状態になってし
まうという課題があった。
を所定の巻き付け力で外側ハブ3に巻き付けた場合、そ
の後の温度変化によってテープTが巻き締まると、その
巻き締まり力Fによって外側ハブ3のテープ巻き面が押
圧される。すると、テープTの巻き締まり力Fに対して
外側ハブ3の先端側の強度が追従できなくなり、図9に
示すように、外側ハブ3の先端側が変形を受けてしまう
ことになる。その結果、テープT自体も外側ハブ3の変
形による影響を受けるようになり、テープTの幅方向の
一方のみが延びて、いわゆる片伸びした状態になってし
まうという課題があった。
【0006】このような片伸びした状態のテープTを有
するビデオカセットを使用して記録再生等を行うと、テ
ープTが記録再生ヘッド等に当たる部分が少なくなった
り不均一になったりして、画像劣化等が生じる恐れがあ
る。
するビデオカセットを使用して記録再生等を行うと、テ
ープTが記録再生ヘッド等に当たる部分が少なくなった
り不均一になったりして、画像劣化等が生じる恐れがあ
る。
【0007】また、従来の他のテープ用リールとして
は、例えば、図10に示すようなものもある。このテー
プ用リールのリール部材5Aは、上記図6等における空
間部8を無くし、その空間部8を含んで内側ハブ2及び
外側ハブ3を一体成形し、1個の大きなハブ10を形成
したものである。この場合、ハブ10の肉厚が厚くなる
分その強度が上がるため、このハブ10によれば、上述
したようにテープTの巻き締まり力Fが発生した時に
も、これに対抗するための十分な強度を発揮することが
できる。
は、例えば、図10に示すようなものもある。このテー
プ用リールのリール部材5Aは、上記図6等における空
間部8を無くし、その空間部8を含んで内側ハブ2及び
外側ハブ3を一体成形し、1個の大きなハブ10を形成
したものである。この場合、ハブ10の肉厚が厚くなる
分その強度が上がるため、このハブ10によれば、上述
したようにテープTの巻き締まり力Fが発生した時に
も、これに対抗するための十分な強度を発揮することが
できる。
【0008】ところが、ハブ10の肉厚が他の部分に比
べて極端に厚くなるため、溶融した合成樹脂が凝固する
際に生ずる体積変形がハブ10のテープ巻き面10aに
大きく表れ、例えば、図11に示すように、引けSが発
生する。このようにテープ巻き面10aに引けSができ
ると、引け部の組織は粒子が粗く機械的性質も悪いため
に、テープTに悪影響を及ぼしてしまうという不具合を
生じる。
べて極端に厚くなるため、溶融した合成樹脂が凝固する
際に生ずる体積変形がハブ10のテープ巻き面10aに
大きく表れ、例えば、図11に示すように、引けSが発
生する。このようにテープ巻き面10aに引けSができ
ると、引け部の組織は粒子が粗く機械的性質も悪いため
に、テープTに悪影響を及ぼしてしまうという不具合を
生じる。
【0009】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、テープ巻き面に引け等の不具合を
生じることなく、ハブの全体的な強度を上げることがで
き、強度の高いハブを有するテープ用リールを提供する
ことを目的としている。
なされたものであり、テープ巻き面に引け等の不具合を
生じることなく、ハブの全体的な強度を上げることがで
き、強度の高いハブを有するテープ用リールを提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、例え
ば、図1〜図3に示すように、テープが巻かれる円筒状
のハブ12に下フランジ14が一体に形成された合成樹
脂製のリール部材15を有するテープ用リールにおい
て、リール部材15のハブ12に、下フランジ側に開口
するリング状の空間部18を同心状に設け、空間部18
内に合成樹脂を充填することにより2色成形してハブ1
2の補強部20を一体成形したことを特徴としている。
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、例え
ば、図1〜図3に示すように、テープが巻かれる円筒状
のハブ12に下フランジ14が一体に形成された合成樹
脂製のリール部材15を有するテープ用リールにおい
て、リール部材15のハブ12に、下フランジ側に開口
するリング状の空間部18を同心状に設け、空間部18
内に合成樹脂を充填することにより2色成形してハブ1
2の補強部20を一体成形したことを特徴としている。
【0011】また、本発明のテープ用リールは、例え
ば、ハブ12及び補強部20を、同一の合成樹脂でそれ
ぞれ形成することができる。
ば、ハブ12及び補強部20を、同一の合成樹脂でそれ
ぞれ形成することができる。
【0012】更に、本発明のテープ用リールは、例え
ば、ハブ12及び補強部20を形成する合成樹脂とし
て、共にABS樹脂を適用することができる。
ば、ハブ12及び補強部20を形成する合成樹脂とし
て、共にABS樹脂を適用することができる。
【0013】
【作用】本発明は、上述のように構成したことにより、
合成樹脂製リール部材15のハブ12に設けた空間部1
8内に合成樹脂を充填して2色成形による補強部20を
一体成形したため、テープ巻き面13に引け等の不具合
を生じることなく、ハブ12の強度を上げることができ
る。これにより、ハブ12にテープを巻き付けた後、温
度変化が生じてテープが巻き締まった場合にも、テープ
の巻き締まり力によってハブ12に変形を生じることが
なく、従って、テープが片伸びした状態になるのを防止
することができる。
合成樹脂製リール部材15のハブ12に設けた空間部1
8内に合成樹脂を充填して2色成形による補強部20を
一体成形したため、テープ巻き面13に引け等の不具合
を生じることなく、ハブ12の強度を上げることができ
る。これにより、ハブ12にテープを巻き付けた後、温
度変化が生じてテープが巻き締まった場合にも、テープ
の巻き締まり力によってハブ12に変形を生じることが
なく、従って、テープが片伸びした状態になるのを防止
することができる。
【0014】また、ハブ12及び補強部20を同一の合
成樹脂でそれぞれ形成することにより、ハブ12及び補
強部20間に剥離や割れ等を生じることがなく、強度の
高いハブが得られる。
成樹脂でそれぞれ形成することにより、ハブ12及び補
強部20間に剥離や割れ等を生じることがなく、強度の
高いハブが得られる。
【0015】更に、ハブ12及び補強部20を形成する
合成樹脂を共にABS樹脂とすることにより、ハブ12
及び補強部20間の接合部に剥離や割れ等を生じること
がなく、強度の高いハブを有するテープ用リールを容易
に製造することができる。
合成樹脂を共にABS樹脂とすることにより、ハブ12
及び補強部20間の接合部に剥離や割れ等を生じること
がなく、強度の高いハブを有するテープ用リールを容易
に製造することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図5を参照
して説明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示すも
ので、VTRに用いられるテープ用リールを示す図であ
る。また、図4及び図5は、図1等に示すテープ用リー
ルを製造するための金型の一実施例を示す図である。
して説明する。図1〜図3は本発明の一実施例を示すも
ので、VTRに用いられるテープ用リールを示す図であ
る。また、図4及び図5は、図1等に示すテープ用リー
ルを製造するための金型の一実施例を示す図である。
【0017】このテープ用リール11は、図1〜図3に
示すように、ハブ12と下フランジ14とが一体に形成
されたリール部材15と、下フランジ14に対向するよ
うリール部材15の下フランジ14と反対側に着脱可能
(又は一体的)に固定される上フランジ16とから構成
されている。これらリール部材15及び上フランジ16
は共に合成樹脂により形成され、通常、1個のテープカ
セットには2個のテープ用リール11が使用される。
示すように、ハブ12と下フランジ14とが一体に形成
されたリール部材15と、下フランジ14に対向するよ
うリール部材15の下フランジ14と反対側に着脱可能
(又は一体的)に固定される上フランジ16とから構成
されている。これらリール部材15及び上フランジ16
は共に合成樹脂により形成され、通常、1個のテープカ
セットには2個のテープ用リール11が使用される。
【0018】このリール11のハブ12は、同心に配さ
れた円筒状の内側ハブ部12a及び外側ハブ部12b
と、内側ハブ部12aの上端(軸心線方向の先端)と外
側ハブ部12bの上端側とを半径方向に連結するリング
状の連結部17と、この連結部17と内側ハブ部12a
及び外側ハブ部12bとで囲まれる空間部18に合成樹
脂を充填することによって形成される補強部20とから
構成されている。この補強部20は、後述するような金
型を用いて2色成形により形成する。尚、図中21は、
このリール11を回転駆動するために内側ハブ部12a
の内周面に等間隔に多数個設けた駆動リブである。
れた円筒状の内側ハブ部12a及び外側ハブ部12b
と、内側ハブ部12aの上端(軸心線方向の先端)と外
側ハブ部12bの上端側とを半径方向に連結するリング
状の連結部17と、この連結部17と内側ハブ部12a
及び外側ハブ部12bとで囲まれる空間部18に合成樹
脂を充填することによって形成される補強部20とから
構成されている。この補強部20は、後述するような金
型を用いて2色成形により形成する。尚、図中21は、
このリール11を回転駆動するために内側ハブ部12a
の内周面に等間隔に多数個設けた駆動リブである。
【0019】このような構成を有するハブ12の外側ハ
ブ部12bの下端(軸心線方向の後端)には、この軸心
線方向と交差する方向である半径方向の外側に展開する
円盤状の下フランジ14の内周縁が連結されている。こ
の下フランジ14の上面である内周面には、半径方向外
側に移るに従って外側に微小角度で傾斜するテーパ面1
4aが形成されている。そして、下フランジ14の外周
縁には、このテープ用リール11を間欠運動させるため
の切欠き14bが等間隔に多数個設けられている。
ブ部12bの下端(軸心線方向の後端)には、この軸心
線方向と交差する方向である半径方向の外側に展開する
円盤状の下フランジ14の内周縁が連結されている。こ
の下フランジ14の上面である内周面には、半径方向外
側に移るに従って外側に微小角度で傾斜するテーパ面1
4aが形成されている。そして、下フランジ14の外周
縁には、このテープ用リール11を間欠運動させるため
の切欠き14bが等間隔に多数個設けられている。
【0020】この下フランジ14と対向するようハブ1
2の先端部に固定される上フランジ16は、下フランジ
14とほぼ対称形状(切欠き14bを除く)となるよう
に形成されている。従って、上フランジ16の下面であ
る内周面には、下フランジ14と同様に半径方向外側に
移るに従って外側に微小角度で傾斜するテーパ面16a
が形成されている。このような上下フランジ14,16
の上下のテーパ面14a,16aによってテープの幅方
向の両側端がそれぞれガイドされ、当該テープがハブ1
2の外周面であるテープ巻き面13に巻き取られる。
2の先端部に固定される上フランジ16は、下フランジ
14とほぼ対称形状(切欠き14bを除く)となるよう
に形成されている。従って、上フランジ16の下面であ
る内周面には、下フランジ14と同様に半径方向外側に
移るに従って外側に微小角度で傾斜するテーパ面16a
が形成されている。このような上下フランジ14,16
の上下のテーパ面14a,16aによってテープの幅方
向の両側端がそれぞれガイドされ、当該テープがハブ1
2の外周面であるテープ巻き面13に巻き取られる。
【0021】このテープを巻き取るためハブ12の周方
向の一部分には、テープの端部を固定するための嵌合受
部22を設けている。この嵌合受部22は断面形状が軸
心線方向に連続しており、これと交差する周方向の両端
縁には一対の係合突起23を設けている。この嵌合受部
22には、これに見合った形状を有する嵌合部材が着脱
自在に嵌合可能とされており、当該嵌合部材の外周面は
テープ巻き面13の一部となるよう曲率半径が等しい同
一曲面に形成されている。
向の一部分には、テープの端部を固定するための嵌合受
部22を設けている。この嵌合受部22は断面形状が軸
心線方向に連続しており、これと交差する周方向の両端
縁には一対の係合突起23を設けている。この嵌合受部
22には、これに見合った形状を有する嵌合部材が着脱
自在に嵌合可能とされており、当該嵌合部材の外周面は
テープ巻き面13の一部となるよう曲率半径が等しい同
一曲面に形成されている。
【0022】この嵌合受部22の存在により、内側ハブ
部12a及び外側ハブ部12bと連結部17とで囲まれ
た空間部18はC字形をなしている。この空間部18内
には、ハブ12の外側部分を形成する合成樹脂と同一の
合成樹脂を充填することにより、2色成形によってハブ
12の補強部20を一体成形している。従って、内側ハ
ブ部12a及び外側ハブ部12bと補強部20の耐熱温
度は等しく、温度変化に対する変形量も同一である。更
に、嵌合受部22の下フランジ14側には接合部23を
設け、この接合部23によっても内側ハブ部12aと外
側ハブ部12bとの間を接合している。
部12a及び外側ハブ部12bと連結部17とで囲まれ
た空間部18はC字形をなしている。この空間部18内
には、ハブ12の外側部分を形成する合成樹脂と同一の
合成樹脂を充填することにより、2色成形によってハブ
12の補強部20を一体成形している。従って、内側ハ
ブ部12a及び外側ハブ部12bと補強部20の耐熱温
度は等しく、温度変化に対する変形量も同一である。更
に、嵌合受部22の下フランジ14側には接合部23を
設け、この接合部23によっても内側ハブ部12aと外
側ハブ部12bとの間を接合している。
【0023】上記ハブ12の外側部分である内側ハブ部
12a及び外側ハブ部12bとこれに連続する下フラン
ジ14を形成する合成樹脂、並びに、補強部20を形成
する合成樹脂としては、例えば、ABS樹脂(アクリロ
ニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)を適用すること
ができる。このように、ハブ12と補強部20の材質
を、共にABS樹脂として同一の合成樹脂を用いること
により、製造時及びその後におけるハブ12及び補強部
20間の剥離や割れ等の不具合の発生を防止することが
できる。
12a及び外側ハブ部12bとこれに連続する下フラン
ジ14を形成する合成樹脂、並びに、補強部20を形成
する合成樹脂としては、例えば、ABS樹脂(アクリロ
ニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)を適用すること
ができる。このように、ハブ12と補強部20の材質
を、共にABS樹脂として同一の合成樹脂を用いること
により、製造時及びその後におけるハブ12及び補強部
20間の剥離や割れ等の不具合の発生を防止することが
できる。
【0024】このような構成を有するリール部材15に
対して、上フランジ16のみが別部材で形成されてい
る。そして、組立時、例えば、リール部材15のハブ1
2にテープを巻いた後、上フランジ16をリール部材1
5に組付けることにより、このテープ用リール11の組
立が完了する。
対して、上フランジ16のみが別部材で形成されてい
る。そして、組立時、例えば、リール部材15のハブ1
2にテープを巻いた後、上フランジ16をリール部材1
5に組付けることにより、このテープ用リール11の組
立が完了する。
【0025】図4及び図5には、上記リール部材15を
製造するために好適な金型の一実施例を示している。こ
の金型は、リール部材15の上面側を形成する上型30
と、リール部材15の下面側の中間形態を形成する第1
下型31と、リール部材15の下面側の最終形態を形成
する第2下型32とから構成している。そして、図4に
は、上型30と第1下型31とを型合わせした状態を示
し、図5には、上型30と第2下型32とを型合わせし
た状態を示している。
製造するために好適な金型の一実施例を示している。こ
の金型は、リール部材15の上面側を形成する上型30
と、リール部材15の下面側の中間形態を形成する第1
下型31と、リール部材15の下面側の最終形態を形成
する第2下型32とから構成している。そして、図4に
は、上型30と第1下型31とを型合わせした状態を示
し、図5には、上型30と第2下型32とを型合わせし
た状態を示している。
【0026】図4に示すように、上型30と第1下型3
1とを型合わせすることにより、両型30,31の接合
部分には空間部18を空けた状態のリール部材15の外
観形状に対応した形状の型空間33が形成されている。
そして、下フランジ14と反対側に連結部17を形成す
るために、第1下型31には空間部18を形成するため
の凸部34を設けている。35は、第1下型31に設け
た湯道である。このような上型30と第1下型31を用
いることにより、図5に断面して示すような中間形態の
リール部材15aが形成される。
1とを型合わせすることにより、両型30,31の接合
部分には空間部18を空けた状態のリール部材15の外
観形状に対応した形状の型空間33が形成されている。
そして、下フランジ14と反対側に連結部17を形成す
るために、第1下型31には空間部18を形成するため
の凸部34を設けている。35は、第1下型31に設け
た湯道である。このような上型30と第1下型31を用
いることにより、図5に断面して示すような中間形態の
リール部材15aが形成される。
【0027】次に、リール部材15aが固まった後、上
型30に中間形態のリール部材15aを着けた状態で、
第1下型31に代えて第2下型32を型合わせする。こ
の第2下型32は、第1下型31から凸部34を切除し
たものであり、この凸部34に相当する型空間36に、
中間形態のリール部材15aを形成する合成樹脂と同一
の合成樹脂が充填される。そして、型空間36内の合成
樹脂が固まった後、上型30及び第2下型32を取り外
すことにより、図1に断面して示すような最終形態のリ
ール部材15が形成される。尚、37は、型空間36に
連通した湯道である。
型30に中間形態のリール部材15aを着けた状態で、
第1下型31に代えて第2下型32を型合わせする。こ
の第2下型32は、第1下型31から凸部34を切除し
たものであり、この凸部34に相当する型空間36に、
中間形態のリール部材15aを形成する合成樹脂と同一
の合成樹脂が充填される。そして、型空間36内の合成
樹脂が固まった後、上型30及び第2下型32を取り外
すことにより、図1に断面して示すような最終形態のリ
ール部材15が形成される。尚、37は、型空間36に
連通した湯道である。
【0028】このようにして製造されるリール部材15
のハブ12には所定長さのテープが所定の巻き取り力に
よって巻き取られ、従って、ハブ12には巻き取り力に
対応するたが張り応力が発生する。この巻き取り後、温
度変化によってテープに巻き締まりが生じると、その巻
き締まり力によってテープ巻き面13が圧迫され、たが
張り応力が増加するようになる。
のハブ12には所定長さのテープが所定の巻き取り力に
よって巻き取られ、従って、ハブ12には巻き取り力に
対応するたが張り応力が発生する。この巻き取り後、温
度変化によってテープに巻き締まりが生じると、その巻
き締まり力によってテープ巻き面13が圧迫され、たが
張り応力が増加するようになる。
【0029】この場合、本実施例では、ハブ12の半径
方向内側に空間部18を設けて2色成形により補強部2
0を一体成形するようにしたため、テープ巻き面13に
引けを生じることなく、ハブ12全体の強度を上げるこ
とができる。従って、温度変化によってテープの巻き締
まり力が増加したような場合にも、ハブ12のテープ巻
き面13の変形を防止することができ、ハブ12の上フ
ランジ16側のみに変形を生じることがないため、テー
プがハブの変形によって悪影響を受けるのを防止するこ
とができる。これにより、テープが片伸びした状態にな
る恐れがなく、記録再生等を行う際に、テープが記録再
生ヘッド等に当たる部分が少なくなったり、不均一にな
ったりすることがないため、テープの変形による画像劣
化の発生を防止することができる。
方向内側に空間部18を設けて2色成形により補強部2
0を一体成形するようにしたため、テープ巻き面13に
引けを生じることなく、ハブ12全体の強度を上げるこ
とができる。従って、温度変化によってテープの巻き締
まり力が増加したような場合にも、ハブ12のテープ巻
き面13の変形を防止することができ、ハブ12の上フ
ランジ16側のみに変形を生じることがないため、テー
プがハブの変形によって悪影響を受けるのを防止するこ
とができる。これにより、テープが片伸びした状態にな
る恐れがなく、記録再生等を行う際に、テープが記録再
生ヘッド等に当たる部分が少なくなったり、不均一にな
ったりすることがないため、テープの変形による画像劣
化の発生を防止することができる。
【0030】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、DATその他の電子機
器に使用されるテープ用リールとして適用することがで
きることは勿論である。また、上記実施例においては、
リール部材の材質としてABS樹脂を用いた例について
説明したが、この他にも例えば、ポリアセタール(PO
M)、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂を適用する
ことができる。このように、本発明は、その趣旨を逸脱
しない範囲で種々変更できるものである。
定されるものではなく、例えば、DATその他の電子機
器に使用されるテープ用リールとして適用することがで
きることは勿論である。また、上記実施例においては、
リール部材の材質としてABS樹脂を用いた例について
説明したが、この他にも例えば、ポリアセタール(PO
M)、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂を適用する
ことができる。このように、本発明は、その趣旨を逸脱
しない範囲で種々変更できるものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リール部材のハブに設けた空間部に合成樹脂を充填して
2色成形によりハブの補強部を一体成形するようにした
ため、テープ巻き面に引け等の不具合を生じることな
く、ハブ全体の強度を上げることができ、強度の高いハ
ブを有するテープ用リールを提供することができる。こ
れにより、ハブに巻かれたテープに温度変化による巻き
締まり力が発生したような場合にも、ハブに変形を生じ
ることがないため、テープがハブの変形による悪影響を
受けることがない。従って、テープが片伸びした状態に
なる恐れがなく、記録再生等を行う際に、テープが記録
再生ヘッド等に当たる部分が少なくなったり、不均一に
なったりすることがないため、テープの変形による画像
劣化の発生を防止することができる。
リール部材のハブに設けた空間部に合成樹脂を充填して
2色成形によりハブの補強部を一体成形するようにした
ため、テープ巻き面に引け等の不具合を生じることな
く、ハブ全体の強度を上げることができ、強度の高いハ
ブを有するテープ用リールを提供することができる。こ
れにより、ハブに巻かれたテープに温度変化による巻き
締まり力が発生したような場合にも、ハブに変形を生じ
ることがないため、テープがハブの変形による悪影響を
受けることがない。従って、テープが片伸びした状態に
なる恐れがなく、記録再生等を行う際に、テープが記録
再生ヘッド等に当たる部分が少なくなったり、不均一に
なったりすることがないため、テープの変形による画像
劣化の発生を防止することができる。
【0032】また、ハブ及び補強部を同一の合成樹脂で
それぞれ形成することにより、ハブ及び補強部間に剥離
や割れ等を生じることがなく、強度の高いハブを有する
テープ用リールを提供することができる。
それぞれ形成することにより、ハブ及び補強部間に剥離
や割れ等を生じることがなく、強度の高いハブを有する
テープ用リールを提供することができる。
【0033】更に、ハブ及び補強部を形成する合成樹脂
を共にABS樹脂とすることにより、ハブ及び補強部間
の接合部に剥離や割れ等を生じることがなく、強度の高
いハブを有するテープ用リールを容易に製造することが
できる。
を共にABS樹脂とすることにより、ハブ及び補強部間
の接合部に剥離や割れ等を生じることがなく、強度の高
いハブを有するテープ用リールを容易に製造することが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示す中央部縦断面図であ
る。
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明に係るテープ用リールを製造するための
中間形態用金型の一実施例を示す断面図である。
中間形態用金型の一実施例を示す断面図である。
【図5】同、最終形態用金型の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】従来のテープ用リールを示す中央部縦断面図で
ある。
ある。
【図7】図6の平面図である。
【図8】従来のテープ用リールにテープを巻いた状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】図8の状態から、温度変化による巻き締まり力
で側ハブが変形した状態を示す説明図である。
で側ハブが変形した状態を示す説明図である。
【図10】従来のテープ用リールの他の例を示す中央部
縦断面図である。
縦断面図である。
【図11】同、要部を拡大して示す断面図である。
11 テープ用リール 12 ハブ 12a 内側ハブ部 12b 外側ハブ部 13 テープ巻き面 14 下フランジ 15 リール部材 16 上フランジ 17 連結部 18 空間部 20 補強部 30 上型 31 第1下型 32 第2下型
Claims (3)
- 【請求項1】 テープが巻かれる円筒状のハブに下フラ
ンジが一体に形成された合成樹脂製のリール部材を有す
るテープ用リールにおいて、 上記リール部材の上記ハブに、上記下フランジ側に開口
するリング状の空間部を同心状に設け、 上記空間部内に合成樹脂を充填することにより2色成形
して上記ハブの補強部を一体成形したことを特徴とする
テープ用リール。 - 【請求項2】 請求項1記載のテープ用リールにおい
て、 上記ハブ及び上記補強部を、同一の合成樹脂でそれぞれ
形成したことを特徴とするテープ用リール。 - 【請求項3】 請求項1記載のテープ用リールにおい
て、 上記ハブ及び上記補強部を形成する合成樹脂は、共にA
BS樹脂であることを特徴とするテープ用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10561394A JPH07320447A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | テープ用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10561394A JPH07320447A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | テープ用リール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320447A true JPH07320447A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14412356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10561394A Pending JPH07320447A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | テープ用リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320447A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7891601B2 (en) | 2008-03-05 | 2011-02-22 | Hitachi Maxell, Ltd. | Tape reel |
| EP2096639B1 (en) * | 2008-02-29 | 2012-04-18 | FUJIFILM Corporation | Reel and recording cartridge |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10561394A patent/JPH07320447A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2096639B1 (en) * | 2008-02-29 | 2012-04-18 | FUJIFILM Corporation | Reel and recording cartridge |
| US7891601B2 (en) | 2008-03-05 | 2011-02-22 | Hitachi Maxell, Ltd. | Tape reel |
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