JPH07312060A - テープ用リール - Google Patents
テープ用リールInfo
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- JPH07312060A JPH07312060A JP10280494A JP10280494A JPH07312060A JP H07312060 A JPH07312060 A JP H07312060A JP 10280494 A JP10280494 A JP 10280494A JP 10280494 A JP10280494 A JP 10280494A JP H07312060 A JPH07312060 A JP H07312060A
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- Japan
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- tape
- outer hub
- hub
- connecting portion
- reel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープが巻かれる外側ハブの下フランジ側の
強度を下げる一方上フランジ側の強度を上げ、外側ハブ
のテープ巻き面全体の強度を均一化する。 【構成】 リール部材25の連結部16を内側ハブ12
上端に設け、外側ハブ13のテープ巻き面13a全体の
強度をほぼ均一にする。
強度を下げる一方上フランジ側の強度を上げ、外側ハブ
のテープ巻き面全体の強度を均一化する。 【構成】 リール部材25の連結部16を内側ハブ12
上端に設け、外側ハブ13のテープ巻き面13a全体の
強度をほぼ均一にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビデオテープ
レコーダ(以下「VTR」という。)やデジタルオーデ
ィオテープレコーダ(以下「DAT」という。)等のテ
ープカセットやオープンリール等に使用されるテープ用
リールに関し、特に、テープの巻き締まり力によるハブ
の変形を防止してテープの片伸び等を防ぐことができる
リール構造に関するものである。
レコーダ(以下「VTR」という。)やデジタルオーデ
ィオテープレコーダ(以下「DAT」という。)等のテ
ープカセットやオープンリール等に使用されるテープ用
リールに関し、特に、テープの巻き締まり力によるハブ
の変形を防止してテープの片伸び等を防ぐことができる
リール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、テープ用リールとして
は、例えば、図6及び図7に示すようなものがある。こ
のテープ用リール1は、同心状に配置された一対の内側
ハブ2及び外側ハブ3と、両ハブ2,3と一体に形成さ
れた下フランジ4と、この下フランジ4と対向するよう
両ハブ2,3の反対側に固定される上フランジ5とを有
している。
は、例えば、図6及び図7に示すようなものがある。こ
のテープ用リール1は、同心状に配置された一対の内側
ハブ2及び外側ハブ3と、両ハブ2,3と一体に形成さ
れた下フランジ4と、この下フランジ4と対向するよう
両ハブ2,3の反対側に固定される上フランジ5とを有
している。
【0003】下フランジ4は外側ハブ3の軸心線方向の
一端に連続して一体に形成されており、この下フランジ
4の内側に延長平面である連結部6が形成され、この連
結部6によって内側ハブ2と外側ハブ3とが半径方向に
連結されている。これにより、内側ハブ2と外側ハブ3
との間に連結部6の反対側に開口するリング状の空間部
7が形成され、この空間部7内には半径方向に放射状に
延びて内側ハブ2と外側ハブ3との間を連結する複数の
放射状リブ8が設けられている。
一端に連続して一体に形成されており、この下フランジ
4の内側に延長平面である連結部6が形成され、この連
結部6によって内側ハブ2と外側ハブ3とが半径方向に
連結されている。これにより、内側ハブ2と外側ハブ3
との間に連結部6の反対側に開口するリング状の空間部
7が形成され、この空間部7内には半径方向に放射状に
延びて内側ハブ2と外側ハブ3との間を連結する複数の
放射状リブ8が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のテープ用リール1にあっては、内側ハブ
2と外側ハブ3との間を連結部6と複数の放射状リブ8
とで連結しているが、連結部6は両ハブ2,3の下フラ
ンジ4側に設定されていて周方向のほぼ全周に渡って両
ハブ2,3間を連結している一方、複数の放射状リブ8
は周方向に一定間隔あけて放射状に設けられていて、両
ハブ2,3間を間欠的に連結する構造となっていた。そ
のため、肉厚の比較的厚い連結部6によって周方向のほ
ぼ全周に渡って接合されている外側ハブ3の下フランジ
4側には十分な強度が付与されている一方、肉厚の薄い
複数の放射状リブ8によって周方向に間欠的に接合され
ている外側ハブ3の上フランジ5側は、下フランジ4側
に比べて強度的に弱くなっている。
たような従来のテープ用リール1にあっては、内側ハブ
2と外側ハブ3との間を連結部6と複数の放射状リブ8
とで連結しているが、連結部6は両ハブ2,3の下フラ
ンジ4側に設定されていて周方向のほぼ全周に渡って両
ハブ2,3間を連結している一方、複数の放射状リブ8
は周方向に一定間隔あけて放射状に設けられていて、両
ハブ2,3間を間欠的に連結する構造となっていた。そ
のため、肉厚の比較的厚い連結部6によって周方向のほ
ぼ全周に渡って接合されている外側ハブ3の下フランジ
4側には十分な強度が付与されている一方、肉厚の薄い
複数の放射状リブ8によって周方向に間欠的に接合され
ている外側ハブ3の上フランジ5側は、下フランジ4側
に比べて強度的に弱くなっている。
【0005】これにより、図8に示すように、テープT
を所定の巻き付け力で外側ハブ3に巻き付けた場合、そ
の後の温度変化によってテープTが巻き締まると、その
巻き締まり力Fによって外側ハブ3のテープ巻き面が押
圧される。すると、テープTの巻き締まり力Fに対して
外側ハブ3の先端側の強度が追従できなくなり、図9に
示すように、外側ハブ3の先端側が変形を受けてしまう
ことになる。その結果、テープT自体も外側ハブ3の変
形による影響を受けるようになり、テープTの幅方向の
一方のみが延びて、いわゆる片伸びした状態になってし
まうという課題があった。
を所定の巻き付け力で外側ハブ3に巻き付けた場合、そ
の後の温度変化によってテープTが巻き締まると、その
巻き締まり力Fによって外側ハブ3のテープ巻き面が押
圧される。すると、テープTの巻き締まり力Fに対して
外側ハブ3の先端側の強度が追従できなくなり、図9に
示すように、外側ハブ3の先端側が変形を受けてしまう
ことになる。その結果、テープT自体も外側ハブ3の変
形による影響を受けるようになり、テープTの幅方向の
一方のみが延びて、いわゆる片伸びした状態になってし
まうという課題があった。
【0006】このような片伸びした状態のテープTを有
するビデオカセットを使用して記録再生等を行うと、テ
ープTが記録再生ヘッド等に当たる部分が少なくなった
り不均一になったりして、画像劣化等が生じる恐れがあ
る。
するビデオカセットを使用して記録再生等を行うと、テ
ープTが記録再生ヘッド等に当たる部分が少なくなった
り不均一になったりして、画像劣化等が生じる恐れがあ
る。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、テープが巻かれる外側ハブの下フ
ランジ側の強度を下げる一方上フランジ側の強度を上
げ、テープ巻き面全体の強度を均一化することにより、
上記課題を解決することを目的としている。
なされたものであり、テープが巻かれる外側ハブの下フ
ランジ側の強度を下げる一方上フランジ側の強度を上
げ、テープ巻き面全体の強度を均一化することにより、
上記課題を解決することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、例え
ば、図1〜図3に示すように、同心状に配置された一対
の内側ハブ12及び外側ハブ13間を連結部16によっ
て半径方向に連結すると共に、外側ハブ13に下フラン
ジ14が一体に形成されたリール部材25と、リール部
材25の下フランジ14と反対側に取り付けられる上フ
ランジ15と、からなるテープ用リールにおいて、リー
ル部材25の連結部16を内側ハブ12上端に設け、外
側ハブ13のテープ巻き面全体の強度をほぼ均一にした
ことを特徴としている。
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、例え
ば、図1〜図3に示すように、同心状に配置された一対
の内側ハブ12及び外側ハブ13間を連結部16によっ
て半径方向に連結すると共に、外側ハブ13に下フラン
ジ14が一体に形成されたリール部材25と、リール部
材25の下フランジ14と反対側に取り付けられる上フ
ランジ15と、からなるテープ用リールにおいて、リー
ル部材25の連結部16を内側ハブ12上端に設け、外
側ハブ13のテープ巻き面全体の強度をほぼ均一にした
ことを特徴としている。
【0009】また、本発明のテープ用リールは、例え
ば、図1〜図3に示すように、内側ハブ12及び外側ハ
ブ13間を連結する連結部16は、周方向のほぼ全周に
渡って連続して連結している構造にするとよい。
ば、図1〜図3に示すように、内側ハブ12及び外側ハ
ブ13間を連結する連結部16は、周方向のほぼ全周に
渡って連続して連結している構造にするとよい。
【0010】更に、本発明のテープ用リールは、例え
ば、図5に示すように、内側ハブ12及び外側ハブ13
間を連結する連結部16は、周方向のほぼ全周に渡って
間欠的に連結している構造とすることもできる。
ば、図5に示すように、内側ハブ12及び外側ハブ13
間を連結する連結部16は、周方向のほぼ全周に渡って
間欠的に連結している構造とすることもできる。
【0011】そして、本発明のテープ用リールは、例え
ば、図1〜図3に示すように、内側ハブ12及び外側ハ
ブ13間に、半径方向に放射状に延びて両端が内側ハブ
12及び外側ハブ13に連結し且つ一側端が連結部16
に連結する放射状リブ18を設けるとよい。
ば、図1〜図3に示すように、内側ハブ12及び外側ハ
ブ13間に、半径方向に放射状に延びて両端が内側ハブ
12及び外側ハブ13に連結し且つ一側端が連結部16
に連結する放射状リブ18を設けるとよい。
【0012】
【作用】本発明は、上述のように構成したことにより、
内側ハブ12と外側ハブ13との間を連結する連結部1
6を内側ハブ12の上端に設けて外側ハブ13のテープ
巻き面全体の強度をほぼ均一化したため、外側ハブ13
にテープを巻き付けた後に温度変化が生じてテープが巻
き締まった場合にも、テープの巻き締まり力によって外
側ハブ13に変形を生じることがなく、従って、テープ
が片伸びした状態になるのを防止することができる。
内側ハブ12と外側ハブ13との間を連結する連結部1
6を内側ハブ12の上端に設けて外側ハブ13のテープ
巻き面全体の強度をほぼ均一化したため、外側ハブ13
にテープを巻き付けた後に温度変化が生じてテープが巻
き締まった場合にも、テープの巻き締まり力によって外
側ハブ13に変形を生じることがなく、従って、テープ
が片伸びした状態になるのを防止することができる。
【0013】また、内側ハブ12及び外側ハブ13間を
連結部16で周方向のほぼ全周に渡って連続して接合す
ることにより、連結部16が比較的薄肉であっても外側
ハブ13全体の強度をほぼ均一化することができる。
連結部16で周方向のほぼ全周に渡って連続して接合す
ることにより、連結部16が比較的薄肉であっても外側
ハブ13全体の強度をほぼ均一化することができる。
【0014】更に、内側ハブ12及び外側ハブ13間を
連結部16で周方向のほぼ全周に渡って間欠的に接合す
ることにより、連結部16が比較的厚肉のものであれば
外側ハブ13全体の強度をほぼ均一化することができ
る。
連結部16で周方向のほぼ全周に渡って間欠的に接合す
ることにより、連結部16が比較的厚肉のものであれば
外側ハブ13全体の強度をほぼ均一化することができ
る。
【0015】そして、内側ハブ12及び外側ハブ13間
に放射状リブ18を設けることにより、テープが巻かれ
る外側ハブ13全体の強度を上げてより強くすることが
できる。
に放射状リブ18を設けることにより、テープが巻かれ
る外側ハブ13全体の強度を上げてより強くすることが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図4を参照
して説明する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示す
もので、VTRのテープカセットに用いられるテープ用
リールを示す図である。また、図4は、図1等に示す実
施例のものを製造するための金型の一実施例を示す図で
ある。
して説明する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示す
もので、VTRのテープカセットに用いられるテープ用
リールを示す図である。また、図4は、図1等に示す実
施例のものを製造するための金型の一実施例を示す図で
ある。
【0017】このテープ用リール11は、図1〜図3に
示すように、一対の内側ハブ12及び外側ハブ13と下
フランジ14と上フランジ15とから構成されている。
内側ハブ12及び外側ハブ13は互いに円筒状をなして
おり、内側ハブ12の外側に同心となるように外側ハブ
13が配置されている。この外側ハブ13の軸心線方向
の下端には、この軸心線方向と交差する方向である半径
方向の外側に展開する円盤状の下フランジ14の内周縁
が連結している。
示すように、一対の内側ハブ12及び外側ハブ13と下
フランジ14と上フランジ15とから構成されている。
内側ハブ12及び外側ハブ13は互いに円筒状をなして
おり、内側ハブ12の外側に同心となるように外側ハブ
13が配置されている。この外側ハブ13の軸心線方向
の下端には、この軸心線方向と交差する方向である半径
方向の外側に展開する円盤状の下フランジ14の内周縁
が連結している。
【0018】この下フランジ14の上面である内周面に
は、半径方向外側に移るに従って外側に微小角度で傾斜
するテーパ面14aが形成されている。そして、下フラ
ンジ14の外周縁には、このテープ用リール11を間欠
運動させるための切欠き14bが等間隔に多数個設けら
れている。この外側ハブ13の下フランジ14と反対側
には、当該下フランジ14に対向するよう上フランジ1
5が取り付けられる。
は、半径方向外側に移るに従って外側に微小角度で傾斜
するテーパ面14aが形成されている。そして、下フラ
ンジ14の外周縁には、このテープ用リール11を間欠
運動させるための切欠き14bが等間隔に多数個設けら
れている。この外側ハブ13の下フランジ14と反対側
には、当該下フランジ14に対向するよう上フランジ1
5が取り付けられる。
【0019】この上フランジ15は、下フランジ14と
ほぼ対称形状となるように形成されている。従って、上
フランジ15の下面である内周面には、下フランジ14
と同様に半径方向外側に移るに従って外側に微小角度で
傾斜するテーパ面15aが形成されている。このような
上下フランジ14,15の上下のテーパ面14a,15
aによってテープの幅方向の両側端がそれぞれガイドさ
れ、これにより、テープが外側ハブ13の外周面である
テープ巻き面13aに巻き取られる。
ほぼ対称形状となるように形成されている。従って、上
フランジ15の下面である内周面には、下フランジ14
と同様に半径方向外側に移るに従って外側に微小角度で
傾斜するテーパ面15aが形成されている。このような
上下フランジ14,15の上下のテーパ面14a,15
aによってテープの幅方向の両側端がそれぞれガイドさ
れ、これにより、テープが外側ハブ13の外周面である
テープ巻き面13aに巻き取られる。
【0020】この外側ハブ13と、これと同心状に配置
された内側ハブ12とは、当該内側ハブ12の上端と外
側ハブ13の上フランジ15側とを半径方向に連結する
連結部16によって周方向のほぼ全周に渡って連結され
ている。ここで、連結部16について「周方向のほぼ全
周」としたのは、テープの端部を固定するために内側ハ
ブ12と外側ハブ13との間に形成される嵌合受部20
を除く意味である。この嵌合受部20が切欠き部分とな
っていて、連結部16は全体としてC字形になってい
る。
された内側ハブ12とは、当該内側ハブ12の上端と外
側ハブ13の上フランジ15側とを半径方向に連結する
連結部16によって周方向のほぼ全周に渡って連結され
ている。ここで、連結部16について「周方向のほぼ全
周」としたのは、テープの端部を固定するために内側ハ
ブ12と外側ハブ13との間に形成される嵌合受部20
を除く意味である。この嵌合受部20が切欠き部分とな
っていて、連結部16は全体としてC字形になってい
る。
【0021】この嵌合受部20では、下フランジ14側
に接合部21を設け、この接合部21によっても内側ハ
ブ12と外側ハブ13との間を接合している。嵌合受部
20には、これに見合った形状の嵌合部材22が着脱自
在に嵌合しており、その外周面は外側ハブ13の外周面
と同一曲面となるように形成されている。
に接合部21を設け、この接合部21によっても内側ハ
ブ12と外側ハブ13との間を接合している。嵌合受部
20には、これに見合った形状の嵌合部材22が着脱自
在に嵌合しており、その外周面は外側ハブ13の外周面
と同一曲面となるように形成されている。
【0022】このような内側ハブ12と外側ハブ13と
の間には連結部16と反対側、即ち下フランジ14側に
開口するC字形の空間部17が形成されており、この空
間部17内には等間隔に複数の放射状リブ18を設けて
いる。それぞれの放射状リブ18は半径方向に放射状に
延びていて、その外端が外側ハブ13の内周面に連結し
且つ内端が内側ハブ12の外周面に連結していると共
に、一側端が連結部16に連結している。19は、内側
ハブ12の内周面に設けた駆動リブである。
の間には連結部16と反対側、即ち下フランジ14側に
開口するC字形の空間部17が形成されており、この空
間部17内には等間隔に複数の放射状リブ18を設けて
いる。それぞれの放射状リブ18は半径方向に放射状に
延びていて、その外端が外側ハブ13の内周面に連結し
且つ内端が内側ハブ12の外周面に連結していると共
に、一側端が連結部16に連結している。19は、内側
ハブ12の内周面に設けた駆動リブである。
【0023】上記内側ハブ12及び外側ハブ13と下フ
ランジ14とは一体に形成されており、これらでリール
部材25を構成している。このリール部材25に対し
て、上フランジ15のみが別部材で形成されている。そ
して、組立時、例えば、リール部材25の外側ハブ13
にテープを巻いた後、上フランジ15をリール部材25
に組付けることにより、このテープ用リール11が構成
される。
ランジ14とは一体に形成されており、これらでリール
部材25を構成している。このリール部材25に対し
て、上フランジ15のみが別部材で形成されている。そ
して、組立時、例えば、リール部材25の外側ハブ13
にテープを巻いた後、上フランジ15をリール部材25
に組付けることにより、このテープ用リール11が構成
される。
【0024】このようなリール部材25及び上フランジ
15の材質としては、例えば、ABS樹脂(アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、HIPS(高衝
撃性ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)等の合成
樹脂が好適である。しかしながら、その他の合成樹脂を
適用することもできる。
15の材質としては、例えば、ABS樹脂(アクリロニ
トリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、HIPS(高衝
撃性ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)等の合成
樹脂が好適である。しかしながら、その他の合成樹脂を
適用することもできる。
【0025】図4には、上記リール部材25を製造する
ための金型の一実施例を示す。この金型30は、リール
部材25の上面側を形成する上型31と、同じく下面側
を形成する下型32とからなり、両型31,32の合わ
せ面部分にリール部材25の形状に対応した形状の空間
部分からなる型が形成されている。この金型30では、
下フランジ14と反対側に連結部16を形成するため下
型32に、空間部17を形成するための凸部33を形成
している。このような金型30を用いることにより、本
実施例のリール部材は容易に製造することができる。
尚、図4において、34は湯道である。
ための金型の一実施例を示す。この金型30は、リール
部材25の上面側を形成する上型31と、同じく下面側
を形成する下型32とからなり、両型31,32の合わ
せ面部分にリール部材25の形状に対応した形状の空間
部分からなる型が形成されている。この金型30では、
下フランジ14と反対側に連結部16を形成するため下
型32に、空間部17を形成するための凸部33を形成
している。このような金型30を用いることにより、本
実施例のリール部材は容易に製造することができる。
尚、図4において、34は湯道である。
【0026】このようにして製造されるリール部材25
の外側ハブ13のテープ巻き面13aには、所定長さの
テープが所定の巻き取り力によって巻き取られる。従っ
て、外側ハブ13にはテープの巻き取り力に対応するた
が張り応力が発生する。その後、温度変化によってテー
プに巻き締まりが生じると、その巻き締まり力によって
テープ巻き面13aが圧迫され、たが張り応力が増加す
るようになる。
の外側ハブ13のテープ巻き面13aには、所定長さの
テープが所定の巻き取り力によって巻き取られる。従っ
て、外側ハブ13にはテープの巻き取り力に対応するた
が張り応力が発生する。その後、温度変化によってテー
プに巻き締まりが生じると、その巻き締まり力によって
テープ巻き面13aが圧迫され、たが張り応力が増加す
るようになる。
【0027】この場合、本実施例では、内側ハブ12と
外側ハブ13を半径方向に連結する連結部16を、下フ
ランジ14とは反対側の位置となる内側ハブ12の上端
に設ける構成としたため、外側ハブ13全体の強度を均
一化させることができた。これは、外側ハブ13の下フ
ランジ14側の強度を下げる一方、外側ハブ14の下フ
ランジ14と反対側の強度を連結部16によって高める
ことができたことによるものである。即ち、外側ハブ1
3の下フランジ14側では、外側ハブ13下端の全周が
下フランジ14の内周縁に連結しているため、この下フ
ランジ14の存在によって外側ハブ13の変形が抑制さ
れ、同じく外側ハブ13の内側ハブ12上端側では、内
側ハブ12上端の全周が連結部16を介して外側ハブ1
3の内周縁に連結しているため、この連結部16の存在
によって外側ハブ13の変形が抑制されるからである。
外側ハブ13を半径方向に連結する連結部16を、下フ
ランジ14とは反対側の位置となる内側ハブ12の上端
に設ける構成としたため、外側ハブ13全体の強度を均
一化させることができた。これは、外側ハブ13の下フ
ランジ14側の強度を下げる一方、外側ハブ14の下フ
ランジ14と反対側の強度を連結部16によって高める
ことができたことによるものである。即ち、外側ハブ1
3の下フランジ14側では、外側ハブ13下端の全周が
下フランジ14の内周縁に連結しているため、この下フ
ランジ14の存在によって外側ハブ13の変形が抑制さ
れ、同じく外側ハブ13の内側ハブ12上端側では、内
側ハブ12上端の全周が連結部16を介して外側ハブ1
3の内周縁に連結しているため、この連結部16の存在
によって外側ハブ13の変形が抑制されるからである。
【0028】これにより、図6等に示すような従来のリ
ールでは、内側ハブ2と外側ハブ3とはそれらの軸心線
方向の一端において下フランジ4の延長平面である連結
部6により周方向のほぼ全周に渡って連結されている一
方、同軸心線方向の他端では、両ハブ2,3間に介在さ
れた半径方向に放射状に延びる複数の放射状リブ8によ
って周方向に点状に連結されていたため、外側ハブ3の
下フランジ4と反対側の強度が極端に弱くなっていた
が、本実施例のような構造とすることにより、外側ハブ
13のテープ巻き面13a全体の強度をほぼ均一にする
ことができる。
ールでは、内側ハブ2と外側ハブ3とはそれらの軸心線
方向の一端において下フランジ4の延長平面である連結
部6により周方向のほぼ全周に渡って連結されている一
方、同軸心線方向の他端では、両ハブ2,3間に介在さ
れた半径方向に放射状に延びる複数の放射状リブ8によ
って周方向に点状に連結されていたため、外側ハブ3の
下フランジ4と反対側の強度が極端に弱くなっていた
が、本実施例のような構造とすることにより、外側ハブ
13のテープ巻き面13a全体の強度をほぼ均一にする
ことができる。
【0029】従って、温度変化によってテープの巻き締
まり力が増加したような場合にも、外側ハブ13の上フ
ランジ15側のみに変形を生ずることがないため、テー
プがハブの変形による影響を受けることがない。従っ
て、テープが片伸びした状態になる恐れがないため、記
録再生等を行う際に、テープが記録再生ヘッド等に当た
る部分が少なくなったり不均一になったりすることがな
く、画像劣化の発生を防止することができる。
まり力が増加したような場合にも、外側ハブ13の上フ
ランジ15側のみに変形を生ずることがないため、テー
プがハブの変形による影響を受けることがない。従っ
て、テープが片伸びした状態になる恐れがないため、記
録再生等を行う際に、テープが記録再生ヘッド等に当た
る部分が少なくなったり不均一になったりすることがな
く、画像劣化の発生を防止することができる。
【0030】しかも、内側ハブ12と外側ハブ13との
間には複数の放射状リブ18を介在しているため、両ハ
ブ12,13の強度を上げて一層強くすることができ、
これにより、外側ハブ13の局部的な変形をより確実に
防止することができる。
間には複数の放射状リブ18を介在しているため、両ハ
ブ12,13の強度を上げて一層強くすることができ、
これにより、外側ハブ13の局部的な変形をより確実に
防止することができる。
【0031】図5には、本発明の第2実施例を示す。こ
の第2実施例は、周方向のほぼ全周に渡って複数の連結
部位によって間欠的に連結するように構成したものであ
る。即ち、各連結部26は周方向に所定の幅を有してい
ると共に、それらの肉厚は放射状リブ18より厚く設定
されていて、外側リブ13全体として強度がほぼ均一と
なるように構成している。他の構成は上記実施例と同様
であり、このような構成とすることによっても、上記実
施例と同様の効果を得ることができる。
の第2実施例は、周方向のほぼ全周に渡って複数の連結
部位によって間欠的に連結するように構成したものであ
る。即ち、各連結部26は周方向に所定の幅を有してい
ると共に、それらの肉厚は放射状リブ18より厚く設定
されていて、外側リブ13全体として強度がほぼ均一と
なるように構成している。他の構成は上記実施例と同様
であり、このような構成とすることによっても、上記実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0032】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、DATその他の電子機
器に使用されるテープカセットのテープ用リールとして
適用することができることは勿論である。更に、カセッ
トを用いないでリール単体として使用されるオープンリ
ール等に適用することもできる。このように、本発明
は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもので
ある。
定されるものではなく、例えば、DATその他の電子機
器に使用されるテープカセットのテープ用リールとして
適用することができることは勿論である。更に、カセッ
トを用いないでリール単体として使用されるオープンリ
ール等に適用することもできる。このように、本発明
は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもので
ある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内側ハブと外側ハブとの間を連結する連結部を内側ハブ
上端に設ける構成としたため、外側ハブの下フランジ側
の強度を下げる一方下フランジと反対側の強度を上げ
て、外側ハブ全体の強度をほぼ均一化させることができ
た。これにより、外側ハブにテープを巻き付けた後、温
度変化によってテープの巻き締まり力が増加したような
場合にも、外側ハブの上フランジ側に変形を生じること
がないため、テープがハブの変形による影響を受けるこ
とがなく、テープが片伸びした状態になるのを防止する
ことができるという効果が得られる。従って、記録再生
等を行う場合にも、テープが記録再生ヘッド等に当たる
部分が少なくなったり、不均一になったりすることがな
く、画像劣化の発生を防止することができる。
内側ハブと外側ハブとの間を連結する連結部を内側ハブ
上端に設ける構成としたため、外側ハブの下フランジ側
の強度を下げる一方下フランジと反対側の強度を上げ
て、外側ハブ全体の強度をほぼ均一化させることができ
た。これにより、外側ハブにテープを巻き付けた後、温
度変化によってテープの巻き締まり力が増加したような
場合にも、外側ハブの上フランジ側に変形を生じること
がないため、テープがハブの変形による影響を受けるこ
とがなく、テープが片伸びした状態になるのを防止する
ことができるという効果が得られる。従って、記録再生
等を行う場合にも、テープが記録再生ヘッド等に当たる
部分が少なくなったり、不均一になったりすることがな
く、画像劣化の発生を防止することができる。
【0034】また、内側ハブ及び外側ハブ間を連結部で
周方向のほぼ全周に渡って連続して連結することによ
り、連結部が比較的薄肉であっても外側ハブ全体の強度
をほぼ均一化することができるという効果が得られる。
周方向のほぼ全周に渡って連続して連結することによ
り、連結部が比較的薄肉であっても外側ハブ全体の強度
をほぼ均一化することができるという効果が得られる。
【0035】更に、内側ハブ及び外側ハブ間を連結部で
周方向のほぼ全周に渡って間欠的に連続することによ
り、連結部が比較的厚肉のものであれば外側ハブ全体の
強度をほぼ均一化することができる。
周方向のほぼ全周に渡って間欠的に連続することによ
り、連結部が比較的厚肉のものであれば外側ハブ全体の
強度をほぼ均一化することができる。
【0036】そして、内側ハブ及び外側ハブ間に放射状
リブを設けることにより、テープが巻かれる外側ハブ全
体の強度を上げてより強くすることができるという効果
が得られる。
リブを設けることにより、テープが巻かれる外側ハブ全
体の強度を上げてより強くすることができるという効果
が得られる。
【図1】本発明の第1実施例を示す中央部縦断面図であ
る。
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明に係るテープ用リールを製造するための
金型の一実施例を示す断面図である。
金型の一実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図6】従来のテープ用リールを示す中央部縦断面図で
ある。
ある。
【図7】図6の平面図である。
【図8】従来のテープ用リールにテープを巻いた状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】図8の状態から、温度変化による巻き締まり力
で外側ハブが変形した状態を示す説明図である。
で外側ハブが変形した状態を示す説明図である。
11 テープ用リール 12 内側ハブ 13 外側ハブ 13a テープ巻き面 14 下フランジ 15 上フランジ 16 連結部 17 空間部 18 放射状リブ 25 リール部材 30 金型
Claims (4)
- 【請求項1】 同心状に配置された一対の内側ハブ及び
外側ハブ間を連結部によって半径方向に連結すると共
に、上記外側ハブに下フランジが一体に形成されたリー
ル部材と、 上記リール部材の上記下フランジと反対側に取り付けら
れる上フランジと、 からなるテープ用リールにおいて、 上記リール部材の上記連結部を上記内側ハブ上端に設
け、上記外側ハブのテープ巻き面全体の強度をほぼ均一
にしたことを特徴とするテープ用リール。 - 【請求項2】 請求項1記載のテープ用リールにおい
て、 上記内側ハブ及び外側ハブ間を連結する上記連結部は、
周方向のほぼ全周に渡って連続して連結していることを
特徴とするテープ用リール。 - 【請求項3】 請求項1記載のテープ用リールにおい
て、 上記内側ハブ及び外側ハブ間を連結する上記連結部は、
周方向のほぼ全周に渡って間欠的に連結していることを
特徴とするテープ用リール。 - 【請求項4】 請求項1記載のテープ用リールにおい
て、 上記内側ハブ及び外側ハブ間に、半径方向に放射状に延
びて両端が内側ハブ及び外側ハブに連結し且つ一側端が
上記連結部に連結する放射状リブを設けたことを特徴と
するテープ用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10280494A JPH07312060A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | テープ用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10280494A JPH07312060A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | テープ用リール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312060A true JPH07312060A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14337257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10280494A Pending JPH07312060A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | テープ用リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07312060A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010055739A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-03-11 | Fujifilm Corp | リール及び記録テープカートリッジ |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP10280494A patent/JPH07312060A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010055739A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-03-11 | Fujifilm Corp | リール及び記録テープカートリッジ |
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