JPH07320534A - 厚膜導体およびその形成方法ならびにその使用方法 - Google Patents
厚膜導体およびその形成方法ならびにその使用方法Info
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- JPH07320534A JPH07320534A JP13647494A JP13647494A JPH07320534A JP H07320534 A JPH07320534 A JP H07320534A JP 13647494 A JP13647494 A JP 13647494A JP 13647494 A JP13647494 A JP 13647494A JP H07320534 A JPH07320534 A JP H07320534A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 Agリッチ厚膜での特性の向上、マイグレー
ション、はんだくわれの耐性を高めたAg厚膜と製法を
提供する。 【構成】 セラミックス基板11にAgリッチ厚膜12
を印刷、形成し、その上の耐マイグレーション性を要す
る箇所にPd膜13を印刷、被着する。500℃での焼
成時、AgとPdとの境界層を合金化することにより、
厚膜導体を基板上に形成する。すなわち、Ag厚膜形成
後、表面をPdコートして合金化することにより、Ag
が緻密でPdが表面に限って多く含まれる構造とする。
よって、Agによる低抵抗化、緻密な組織、Pdによる
Agマイグレーションの防止を達成できる。
ション、はんだくわれの耐性を高めたAg厚膜と製法を
提供する。 【構成】 セラミックス基板11にAgリッチ厚膜12
を印刷、形成し、その上の耐マイグレーション性を要す
る箇所にPd膜13を印刷、被着する。500℃での焼
成時、AgとPdとの境界層を合金化することにより、
厚膜導体を基板上に形成する。すなわち、Ag厚膜形成
後、表面をPdコートして合金化することにより、Ag
が緻密でPdが表面に限って多く含まれる構造とする。
よって、Agによる低抵抗化、緻密な組織、Pdによる
Agマイグレーションの防止を達成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッドIC等
で、セラミックス基板上に形成する厚膜導体の構造、例
えば銀−パラジウム(Ag−Pd)合金層を持つ導体厚
膜の構造に関する。
で、セラミックス基板上に形成する厚膜導体の構造、例
えば銀−パラジウム(Ag−Pd)合金層を持つ導体厚
膜の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】Ag厚膜は、Agのマイグレーションが
起こったり、耐はんだくわれ性が悪い。このため、主成
分であるAg粉末の他にPd粉末を混合してペースト化
し、基板に印刷、焼成して、厚膜を作製している。とこ
ろが、このAg−Pd合金厚膜は耐はんだくわれ性がよ
り悪い。これは、Pdを多く入れると焼結性が悪くな
り、その結果、ポーラスな組織構造となり、一般に用い
られるはんだ(Pb−Sn合金)の侵入が容易となるか
らである。
起こったり、耐はんだくわれ性が悪い。このため、主成
分であるAg粉末の他にPd粉末を混合してペースト化
し、基板に印刷、焼成して、厚膜を作製している。とこ
ろが、このAg−Pd合金厚膜は耐はんだくわれ性がよ
り悪い。これは、Pdを多く入れると焼結性が悪くな
り、その結果、ポーラスな組織構造となり、一般に用い
られるはんだ(Pb−Sn合金)の侵入が容易となるか
らである。
【0003】Ag−Pd合金を含む厚膜では、Ag粉末
とPd粉末とに、ガラス成分を混合して、さらにビヒク
ルを混ぜ、ペーストを作製する。Ag系の導体ペースト
は、耐マイグレーション性を得るため、これにPdを配
合している。Pdは重量で約20〜30%添加すると、
耐マイグレーション効果を得ることができる。したがっ
て、このAg−Pd導体ペーストをセラミックス基板上
に印刷して乾燥焼成する結果、Ag−Pd合金の導体配
線が形成されることとなる。このAg−Pd合金がAg
のマイグレーションを抑止している。
とPd粉末とに、ガラス成分を混合して、さらにビヒク
ルを混ぜ、ペーストを作製する。Ag系の導体ペースト
は、耐マイグレーション性を得るため、これにPdを配
合している。Pdは重量で約20〜30%添加すると、
耐マイグレーション効果を得ることができる。したがっ
て、このAg−Pd導体ペーストをセラミックス基板上
に印刷して乾燥焼成する結果、Ag−Pd合金の導体配
線が形成されることとなる。このAg−Pd合金がAg
のマイグレーションを抑止している。
【0004】ところが、Ag−Pd導体ペースト中にP
dを入れる量を多くすると、導体中のAg−Pd合金量
は増えるが、Pdを入れた分だけ導体全体としての抵抗
値が下がり、導体としての特性が悪くなる。近年、厚膜
回路においては、高周波対応化やファインライン化の親
展にともない、導体の低抵抗化が望まれている。よっ
て、Ag−Pd導体にあってもPdの含有量を最小限に
とどめる必要がある。
dを入れる量を多くすると、導体中のAg−Pd合金量
は増えるが、Pdを入れた分だけ導体全体としての抵抗
値が下がり、導体としての特性が悪くなる。近年、厚膜
回路においては、高周波対応化やファインライン化の親
展にともない、導体の低抵抗化が望まれている。よっ
て、Ag−Pd導体にあってもPdの含有量を最小限に
とどめる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
Ag−Pd厚膜導体は、基板上にペーストを単に印刷、
焼成した構造に過ぎなかったため、耐マイグレーション
性を高めながら、耐はんだくわれ性を高め、かつ、抵抗
値を低くするということについては限界があった。例え
ば耐マイグレーション性を高めると、はんだくわれが進
行しやすいポーラスな構造となり、抵抗値が高くなる。
逆に、はんだくわれを押えるために緻密な構造とし、低
抵抗値化を得ようとすると、マイグレーションが進行し
てしまう。
Ag−Pd厚膜導体は、基板上にペーストを単に印刷、
焼成した構造に過ぎなかったため、耐マイグレーション
性を高めながら、耐はんだくわれ性を高め、かつ、抵抗
値を低くするということについては限界があった。例え
ば耐マイグレーション性を高めると、はんだくわれが進
行しやすいポーラスな構造となり、抵抗値が高くなる。
逆に、はんだくわれを押えるために緻密な構造とし、低
抵抗値化を得ようとすると、マイグレーションが進行し
てしまう。
【0006】
【課題解決のための知見】そこで、本願の発明者は、A
gマイグレーションは、Ag−Pd導体中でも表面部の
Agがイオン化してAg+となり導体から外部に溶出し
て進行することに着目した。そして、Agのイオン化を
防止するには表面部にのみPd量を増やせばよいことを
知見した。
gマイグレーションは、Ag−Pd導体中でも表面部の
Agがイオン化してAg+となり導体から外部に溶出し
て進行することに着目した。そして、Agのイオン化を
防止するには表面部にのみPd量を増やせばよいことを
知見した。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明は、耐マイグレーション
性を高めるとともに、耐はんだくわれ性を高め、かつ、
低抵抗値化を達成した厚膜導体を得ることおよびその形
成方法、使用方法を得ることを、その目的としている。
性を高めるとともに、耐はんだくわれ性を高め、かつ、
低抵抗値化を達成した厚膜導体を得ることおよびその形
成方法、使用方法を得ることを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、絶縁基板に被着される銀を主成分とする導体層と、
この導体層を被覆する、銀と耐マイグレーション性金属
との合金からなる被覆層とを有する厚膜導体である。耐
マイグレーション金属としては、例えばパラジウム、白
金、ニッケル等を用いることができる。なお、絶縁基板
としてはセラミックス基板、例えばAlN基板、Al2
O3基板等を用いる。
は、絶縁基板に被着される銀を主成分とする導体層と、
この導体層を被覆する、銀と耐マイグレーション性金属
との合金からなる被覆層とを有する厚膜導体である。耐
マイグレーション金属としては、例えばパラジウム、白
金、ニッケル等を用いることができる。なお、絶縁基板
としてはセラミックス基板、例えばAlN基板、Al2
O3基板等を用いる。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記合金は銀−
パラジウム合金である請求項1に記載の厚膜導体であ
る。この合金中のパラジウムは例えば20〜30重量%
の割合で添加すると好適である。
パラジウム合金である請求項1に記載の厚膜導体であ
る。この合金中のパラジウムは例えば20〜30重量%
の割合で添加すると好適である。
【0010】請求項3に記載の発明は、絶縁基板上に銀
を主成分とする導体層を被着し、この導体層を耐マイグ
レーション性金属層で被覆し、焼成し、銀と耐マイグレ
ーション性金属との合金層を形成した厚膜導体の形成方
法である。
を主成分とする導体層を被着し、この導体層を耐マイグ
レーション性金属層で被覆し、焼成し、銀と耐マイグレ
ーション性金属との合金層を形成した厚膜導体の形成方
法である。
【0011】請求項4に記載した発明は、絶縁基板上に
銀ペーストを印刷し、この銀ペーストを耐マイグレーシ
ョン性金属ペーストで印刷して被覆した請求項3に記載
の厚膜導体の形成方法である。
銀ペーストを印刷し、この銀ペーストを耐マイグレーシ
ョン性金属ペーストで印刷して被覆した請求項3に記載
の厚膜導体の形成方法である。
【0012】請求項5に記載の発明は、絶縁基板上に配
設された回路配線にあって、この配線同士が接近した部
分に上記請求項1または請求項2に記載の厚膜導体を使
用する厚膜導体の使用方法である。
設された回路配線にあって、この配線同士が接近した部
分に上記請求項1または請求項2に記載の厚膜導体を使
用する厚膜導体の使用方法である。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明では、銀を主成分とする
導体層により抵抗値が低く、導体としての機能を損なう
ことはない。また、この導体層を合金で被覆しているた
め、銀のマイグレーションを抑止することができる。と
ともに、厚膜導体としてはんだくわれ性を損なうことは
ない。
導体層により抵抗値が低く、導体としての機能を損なう
ことはない。また、この導体層を合金で被覆しているた
め、銀のマイグレーションを抑止することができる。と
ともに、厚膜導体としてはんだくわれ性を損なうことは
ない。
【0014】請求項2に記載の発明では、銀−パラジウ
ム合金で銀を主成分とする導体層を被覆している結果、
耐Agマイグレーション性に優れ、かつ、低抵抗値の、
耐はんだくわれ性に優れた厚膜導体を得ることができ
る。パラジウムによりAgによるマイグレーションを抑
止するものである。
ム合金で銀を主成分とする導体層を被覆している結果、
耐Agマイグレーション性に優れ、かつ、低抵抗値の、
耐はんだくわれ性に優れた厚膜導体を得ることができ
る。パラジウムによりAgによるマイグレーションを抑
止するものである。
【0015】請求項3に記載の発明では、焼成により、
銀を主成分とする導体層を銀と耐マイグレーション性金
属との合金層で被覆することとなる。この結果、導体層
で低抵抗値化、耐はんだくわれ性に優れた特性を持たせ
るとともに、合金被覆層で耐マイグレーション効果を発
揮することとなる。
銀を主成分とする導体層を銀と耐マイグレーション性金
属との合金層で被覆することとなる。この結果、導体層
で低抵抗値化、耐はんだくわれ性に優れた特性を持たせ
るとともに、合金被覆層で耐マイグレーション効果を発
揮することとなる。
【0016】請求項4に記載した発明では、絶縁基板上
に銀ペースト、および、耐マイグレーション性金属ペー
ストを順番に印刷して厚膜導体を形成する。よって他の
スパッタ工程、蒸着工程で金属ペーストを被覆する場合
に比較して、その工程をより簡略化することができる。
また、銀ペーストはその組織が緻密なもので、耐はんだ
くわれ性を損なうことはない。
に銀ペースト、および、耐マイグレーション性金属ペー
ストを順番に印刷して厚膜導体を形成する。よって他の
スパッタ工程、蒸着工程で金属ペーストを被覆する場合
に比較して、その工程をより簡略化することができる。
また、銀ペーストはその組織が緻密なもので、耐はんだ
くわれ性を損なうことはない。
【0017】請求項6に記載の発明では、絶縁基板上に
配設された回路配線のマイグレーションが生じ易い部分
にこの導体厚膜を使用すると耐マイグレーション効果を
十分に発揮することができる。配線同士が接近した部分
にのみパラジウムの有機金属ペーストをスクリーン印刷
するだけでよく、全体として安価で耐マイグレーション
性に優れた回路配線構造を得ることができる。
配設された回路配線のマイグレーションが生じ易い部分
にこの導体厚膜を使用すると耐マイグレーション効果を
十分に発揮することができる。配線同士が接近した部分
にのみパラジウムの有機金属ペーストをスクリーン印刷
するだけでよく、全体として安価で耐マイグレーション
性に優れた回路配線構造を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明に係るAg系厚膜導体の実施例
を説明する。図1は第1の実施例に係る厚膜導体構造を
示している。この図に示すように、11はセラミックス
基板、例えばAl2O3基板であって、この基板11上に
厚さ10μmのAg厚膜12が被着されており、さら
に、このAg厚膜12をAg−Pd合金化厚膜13が被
覆している。Ag−Pd合金化厚膜の厚さは1〜2μm
である。
を説明する。図1は第1の実施例に係る厚膜導体構造を
示している。この図に示すように、11はセラミックス
基板、例えばAl2O3基板であって、この基板11上に
厚さ10μmのAg厚膜12が被着されており、さら
に、このAg厚膜12をAg−Pd合金化厚膜13が被
覆している。Ag−Pd合金化厚膜の厚さは1〜2μm
である。
【0019】この厚膜導体の製造方法について詳しく説
明する。まず、Agペーストを作製する。Agペースト
は、粒径0.5〜5μmのAg粉末を、ビヒクルとして
のテレピネオールに10%エチルセルロースを加えたも
のに、混合して作製した。作製したAgペーストを表1
に示す。このAg粉末に代えてAg−Pt合金粉末を用
いてもよい。また、パラジウムペーストについても同様
にPd粉末を有機溶剤、有機ビヒクルに混合して作製す
る。
明する。まず、Agペーストを作製する。Agペースト
は、粒径0.5〜5μmのAg粉末を、ビヒクルとして
のテレピネオールに10%エチルセルロースを加えたも
のに、混合して作製した。作製したAgペーストを表1
に示す。このAg粉末に代えてAg−Pt合金粉末を用
いてもよい。また、パラジウムペーストについても同様
にPd粉末を有機溶剤、有機ビヒクルに混合して作製す
る。
【0020】
【表1】
【0021】次に、回路基板への導体厚膜の形成方法に
ついて説明する。セラミックス基板11上にAgペース
トを用いて所定パターンにスクリーン印刷し、150℃
×10分間で乾燥する。このAg厚膜上にPdペースト
を同じくスクリーン印刷し、乾燥させる。すなわち、A
g厚膜をPd厚膜で被覆するものである。そして、50
0℃〜700℃で焼成する。この結果、Ag厚膜上にA
g−Pd合金膜が形成された。AgとPdとの界面にお
いて合金化が進行するものである。焼成条件を制御する
ことにより、好適な合金化層を得ることができる。よっ
て、最小量のPdによりマイグレーションを抑止するこ
とも可能である。このとき、内部のAg層は抵抗値が高
くなることはない。また、Pdペーストとして有機金属
ペーストや独立分散超微粒子ペーストを用いることによ
り、400℃程度の加熱焼成でも合金化は可能である。
なお、Pdは、ペーストを用いてのスクリーン印刷の他
にも、めっき法、スパッタ法、蒸着法等の方法によっ
て、成膜することもできる。また、AgをコートするP
d膜の代わりにPt、Ni等でもよい。
ついて説明する。セラミックス基板11上にAgペース
トを用いて所定パターンにスクリーン印刷し、150℃
×10分間で乾燥する。このAg厚膜上にPdペースト
を同じくスクリーン印刷し、乾燥させる。すなわち、A
g厚膜をPd厚膜で被覆するものである。そして、50
0℃〜700℃で焼成する。この結果、Ag厚膜上にA
g−Pd合金膜が形成された。AgとPdとの界面にお
いて合金化が進行するものである。焼成条件を制御する
ことにより、好適な合金化層を得ることができる。よっ
て、最小量のPdによりマイグレーションを抑止するこ
とも可能である。このとき、内部のAg層は抵抗値が高
くなることはない。また、Pdペーストとして有機金属
ペーストや独立分散超微粒子ペーストを用いることによ
り、400℃程度の加熱焼成でも合金化は可能である。
なお、Pdは、ペーストを用いてのスクリーン印刷の他
にも、めっき法、スパッタ法、蒸着法等の方法によっ
て、成膜することもできる。また、AgをコートするP
d膜の代わりにPt、Ni等でもよい。
【0022】表2には、本発明により形成したAg−P
d合金膜で被覆したAg厚膜のマイグレーション試験の
結果を示す。比較するために、従来のAg−Pd厚膜、
Ag厚膜についてのマイグレーション試験結果を同時に
表2に示す。ここで、耐マイグレーション試験は、図2
に示すように、セラミックス基板11上に1対の導体配
線12を所定距離だけ離して対向して形成し、それぞれ
を正負両極に接続し、所定の電圧を印加する。この場
合、導体12の対向部分に水滴を垂らして行う。正極側
の導体からAgが溶出し、負極側に移動する。これを電
流計等で検出、測定する。この溶出までの時間をマイグ
レーション時間としている。
d合金膜で被覆したAg厚膜のマイグレーション試験の
結果を示す。比較するために、従来のAg−Pd厚膜、
Ag厚膜についてのマイグレーション試験結果を同時に
表2に示す。ここで、耐マイグレーション試験は、図2
に示すように、セラミックス基板11上に1対の導体配
線12を所定距離だけ離して対向して形成し、それぞれ
を正負両極に接続し、所定の電圧を印加する。この場
合、導体12の対向部分に水滴を垂らして行う。正極側
の導体からAgが溶出し、負極側に移動する。これを電
流計等で検出、測定する。この溶出までの時間をマイグ
レーション時間としている。
【0023】
【表2】
【0024】また、表2中に示すはんだくわれ性試験
は、250℃のSn−Pb共晶はんだ浴中に厚膜を浸漬
し、回路抵抗が2倍になるまでの浸漬の回数を測定した
ものである。表面シート抵抗値も同時に表2に示してい
る。
は、250℃のSn−Pb共晶はんだ浴中に厚膜を浸漬
し、回路抵抗が2倍になるまでの浸漬の回数を測定した
ものである。表面シート抵抗値も同時に表2に示してい
る。
【0025】この表2に示すように、本発明に係る2層
の膜より形成される導体層は、マイグレーション時間に
かなり大きな影響を及ぼしている。すなわち、本発明に
よれば、マイグレーション時間の延長が望めることが明
らかである。また、はんだくわれ性も優れている。さら
に、抵抗値はAg厚膜のそれと同じである。
の膜より形成される導体層は、マイグレーション時間に
かなり大きな影響を及ぼしている。すなわち、本発明に
よれば、マイグレーション時間の延長が望めることが明
らかである。また、はんだくわれ性も優れている。さら
に、抵抗値はAg厚膜のそれと同じである。
【0026】
【発明の効果】本発明は、抵抗値が低く、導体としての
特性を損なうことがない厚膜導体を得ることができる。
また、Agのマイグレーション、その結果としての回路
のショートも防ぐことができる。このことは、導体厚膜
上にカバーガラスを被覆する場合にも、これに容易に対
応することができ、複雑な回路への適用が可能である。
さらに、耐はんだくわれ性を高めることができる。
特性を損なうことがない厚膜導体を得ることができる。
また、Agのマイグレーション、その結果としての回路
のショートも防ぐことができる。このことは、導体厚膜
上にカバーガラスを被覆する場合にも、これに容易に対
応することができ、複雑な回路への適用が可能である。
さらに、耐はんだくわれ性を高めることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る厚膜導体の構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るマイグレーション試験
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
11 セラミックス基板 12 導体層(Ag厚膜) 13 被覆層(Ag−Pd合金厚膜)
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁基板に被着される銀を主成分とする
導体層と、 この導体層を被覆する、銀と耐マイグレーション性金属
との合金からなる被覆層とを有する厚膜導体。 - 【請求項2】 上記合金は銀−パラジウム合金である請
求項1に記載の厚膜導体。 - 【請求項3】 絶縁基板上に銀を主成分とする導体層を
被着し、この導体層を耐マイグレーション性金属層で被
覆し、焼成し、銀と耐マイグレーション性金属との合金
層を形成した厚膜導体の形成方法。 - 【請求項4】 絶縁基板上に銀ペーストを印刷し、この
銀ペーストを耐マイグレーション性金属ペーストで印刷
して被覆した請求項3に記載の厚膜導体の形成方法。 - 【請求項5】 絶縁基板上に配設された回路配線にあっ
て、この配線同士が接近した部分に上記請求項1または
請求項2に記載の厚膜導体を使用する厚膜導体の使用方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13647494A JPH07320534A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 厚膜導体およびその形成方法ならびにその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13647494A JPH07320534A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 厚膜導体およびその形成方法ならびにその使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07320534A true JPH07320534A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=15175975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13647494A Withdrawn JPH07320534A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 厚膜導体およびその形成方法ならびにその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07320534A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010040948A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Murata Mfg Co Ltd | 金属膜の形成方法、および配線基板 |
| JP2010514175A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 基板上に電気抵抗を製造する方法 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP13647494A patent/JPH07320534A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010514175A (ja) * | 2006-12-21 | 2010-04-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 基板上に電気抵抗を製造する方法 |
| JP4763833B2 (ja) * | 2006-12-21 | 2011-08-31 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 基板上に電気抵抗を製造する方法および電流センサ抵抗を備えた基板 |
| US8115589B2 (en) | 2006-12-21 | 2012-02-14 | Robert Bosch Gmbh | Method for producing an electrical resistor on a substrate |
| JP2010040948A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Murata Mfg Co Ltd | 金属膜の形成方法、および配線基板 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |