JPH07321436A - 立体成形両面基板およびその製造方法 - Google Patents

立体成形両面基板およびその製造方法

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JPH07321436A
JPH07321436A JP10735394A JP10735394A JPH07321436A JP H07321436 A JPH07321436 A JP H07321436A JP 10735394 A JP10735394 A JP 10735394A JP 10735394 A JP10735394 A JP 10735394A JP H07321436 A JPH07321436 A JP H07321436A
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JP
Japan
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substrate
flexible film
fixed
conductor circuit
sided
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Application number
JP10735394A
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English (en)
Inventor
Masahiro Watanabe
正裕 渡辺
Yoshihiro Ohara
芳博 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07321436A publication Critical patent/JPH07321436A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0284Details of three-dimensional rigid printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元形状の立体成形基板においても、その
両面に跨がって導電体回路を容易に形成できるようにす
る。 【構成】 断面がL字形状の第1基板34および平板形
状の第2基板36,38を単一の成形装置で成形する際
に、第1基板34の外側面34a,34bおよび第2基
板36,38の一方の面36a,38aに跨がって、導
電体回路を有する可撓性フィルム40を固着する。その
後、可撓性フィルム40の接続部40d,40eを略1
80°回曲させながら、第2基板36,38を第1基板
34の内側へ半転させ、第1基板34の内側面34cに
固設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂製基板の両面に導電
体回路などを設けた両面基板に係り、特に、樹脂製基板
が3次元形状を成す立体成形両面基板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】所定パターンの導電体回路を有する可撓
性フィルムを樹脂製基板の両面に固着した両面基板が、
例えば特開平4−18319号公報(従来例1)や特公
平4−35915号公報(従来例2)に記載されてい
る。前者は一対の成形型をヒンジ結合した成形装置を用
い、成形型を開いた状態で両成形型に跨がって可撓性フ
ィルムを配置した後、その成形型を閉じて可撓性フィル
ムを180°折り曲げ、その状態で溶融樹脂材料を注入
することにより、略平坦な樹脂製基板の両面に跨がって
可撓性フィルムを固着するようにしたものである。ま
た、後者は、可撓性フィルムが設けられた一対のキャリ
アシートをキャビティの両側面に位置させて溶融樹脂材
料を注入し、略平坦な樹脂製基板の両面にそれぞれ独立
して可撓性フィルムを固着するようにしたもので、キャ
リアシートは成形後に剥離される。このような両面基板
によれば、回路の高密度化や基板のコンパクト化を図る
ことができるとともに、コネクタやハーネスを用いて複
数の基板を接続する場合に比較して部品点数,配置スペ
ースを低減できるなどの利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の両面基板は何れも平板状であり、例えば基板をケ
ース等の構成部品として利用したり配置スペースに適合
させたりするために3次元形状とした場合には、成形装
置が複雑になるなど必ずしも容易に適用できない。ま
た、従来例1の場合は、可撓性フィルムを180°折り
曲げて射出成形することから、成形時に可撓性フィルム
の位置ずれが生じ易くて導電体回路の位置精度が悪いと
とともに、基板を薄くすると可撓性フィルムの曲率半径
が小さくなるため耐久性が損なわれたり導電体回路が剥
離、断線したりする恐れがある。また、従来例2の場合
は、基板の両側において一対のキャリアフィルムから導
体パターンを転写させるために基板形状の制約が大き
く、また保護膜(絶縁膜)を新たに形成する必要がある
ため、一般の両面基板に比べて大幅なコストアップにな
るとともに、両面の導電体回路が別々に構成されるた
め、両者を接続するためにはスルーホールを設けるなど
の面倒な後加工が必要である。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、3次元形状の立体成
形基板においてもその両面に跨がって導電体回路を容易
に形成できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するために、第1発明は、導電体回路を有する可撓性フ
ィルムを3次元形状の樹脂製基板の両面に跨がって固着
した立体成形両面基板であって、前記樹脂製基板は、3
次元形状の第1基板およびその第1基板とは別体に成形
された第2基板を有するもので、前記可撓性フィルムが
その第1基板および第2基板に跨がってそれ等の一方の
面に固着されるとともに、その可撓性フィルムが略18
0°回曲するようにその第2基板が第1基板の他方の面
側へ半転させられてその第1基板に固設されていること
を特徴とする。
【0006】
【第1発明の作用および効果】このような立体成形両面
基板は、3次元形状の第1基板とは別体に第2基板を備
えており、両基板に跨がってその一方の面に可撓性フィ
ルムが固着されるとともに、第2基板が半転させられて
第1基板の他方の面に固設されることにより、可撓性フ
ィルムは第1基板の一方の面から他方の面側へ略180
°回曲させられ、第1基板および第2基板を含んで構成
される樹脂製基板の両面に跨がって固着されることにな
る。
【0007】ここで、本発明では、別体に構成された第
2基板を第1基板に固設することにより、可撓性フィル
ムが第1基板の他方の面側へ略180°回曲させられる
ようになっているため、例えば単一の成形装置で第1基
板および第2基板を成形すると同時にそれ等に可撓性フ
ィルムを固着する場合でも、前記従来例1のように可撓
性フィルムを180°折り曲げた状態で樹脂製基板を一
体成形する場合に比較して、第1基板および第2基板の
形状やそれ等を組み付けた樹脂製基板の形状に関する設
計の自由度が高く、所定形状の立体成形両面基板を比較
的簡単な構造の成形装置を用いて容易に製造できるとと
もに、第1基板および第2基板に高い位置精度で可撓性
フィルムを固着することができる。また、可撓性フィル
ムの回曲形状は、必ずしも第1基板および第2基板の板
厚に左右されず、それ等の板厚が薄くても比較的大きな
曲率半径で回曲させることが可能であるため、基板形状
に起因する可撓性フィルムの耐久性の低下や導電体回路
の剥離や断線を回避できる。更に、樹脂製基板の両面に
跨がって固着される可撓性フィルムは一繋がりであるた
め、従来例2のように両面の導電体回路を接続するため
にスルーホールを設けるなどの面倒な後加工が不要であ
る。
【0008】なお、上記可撓性フィルムは導電体回路を
有するものであるが、導電体回路の他に文字や図形パタ
ーンなどを含んでいても良い。また、導電体回路は必ず
しも樹脂製基板の両面に跨がって設けられる必要はな
く、何れか一方の面だけに設けられても良い。
【0009】また、第1基板および第2基板は、単一の
成形装置で成形されるとともに、その成形と同時に可撓
性フィルムに固着されるようにすることが望ましいが、
第1基板および第2基板の成形と可撓性フィルムの固着
とを別工程で行うこともできるし、第1基板および第2
基板を別個の成形装置で成形するようにしても良い。
【0010】一方、上記可撓性フィルムが、前記導電体
回路と絶縁樹脂フィルムとから成る2層構造で、その導
電体回路側が前記第1基板および第2基板の前記一方の
面に固着されている場合には、銅箔などから成る導電体
回路の両面を絶縁樹脂フィルムで挟んだサンドイッチ構
造のFPC(Flexible Printed Circuit) を用いる場合
に比較して、絶縁層が1層少ない分だけ、180°回曲
時の曲率半径を小さくでき、形状の自由度が向上すると
ともに、立体成形両面基板が安価に構成される。すなわ
ち、FPCはそれ自体単独で用いることもできるため、
両面に保護膜を兼ねた絶縁層が設けられるが、本発明の
導電体回路は樹脂製基板に固着されるため、その樹脂製
基板との間に絶縁層を設けることは必ずしも必要ないの
である。
【0011】
【課題を解決するための第2の手段】第2発明は、第1
発明の立体成形両面基板を好適に製造できる製造方法に
関するもので、導電体回路を有する可撓性フィルムを3
次元形状の樹脂製基板の両面に跨がって固着した立体成
形両面基板の製造方法であって、(a)前記樹脂製基板
を構成する3次元形状の第1基板およびその第1基板と
は別体の第2基板に対応して複数のキャビティが設けら
れた成形装置を用い、その複数のキャビティに跨がって
前記可撓性フィルムを配置した状態でそのキャビティ内
に溶融樹脂材料を注入することにより、前記第1基板お
よび第2基板をそれぞれ成形すると同時にそれ等の一方
の面に前記可撓性フィルムを固着する工程と、(b)前
記可撓性フィルムが略180°回曲するよう前記第2基
板を前記第1基板の他方の面側へ半転させてその第1基
板に固設する工程とを有することを特徴とする。
【0012】
【第2発明の作用および効果】このような立体成形両面
基板の製造方法においては、単一の成形装置で第1基板
および第2基板を成形すると同時にそれ等の一方の面に
可撓性フィルムを固着し、その可撓性フィルムが略18
0°回曲するよう第2基板を第1基板の他方の面側へ半
転させてその第1基板に固設することにより、第1基板
および第2基板を含んで構成される樹脂製基板の両面に
跨がって可撓性フィルムを固着した立体成形両面基板が
製造される。その場合に、第1基板および第2基板は単
一の成形装置で成形されるとともに、その成形と同時に
可撓性フィルムに固着されるため、製造設備や製造工程
が少なく、安価に製造することが可能である。なお、立
体成形両面基板そのものは第1発明と同様に構成され、
第1発明と同様の効果が得られる。
【0013】一方、上記可撓性フィルムが、前記導電体
回路と絶縁樹脂フィルムとから成る2層構造で、その導
電体回路側が前記キャビティの内側向きとなるように前
記成形装置に配置されて、前記第1基板および第2基板
の一方の面に固着される場合には、導電体回路の両面を
絶縁樹脂フィルムで挟んだサンドイッチ構造のFPCを
用いる場合に比較して、絶縁層が1層少ない分だけ、1
80°回曲時の曲率半径を小さくでき、形状の自由度が
向上するとともに、立体成形両面基板が安価に構成され
る。また、導電体回路を含む可撓性フィルムをキャリア
シートに固着して成形装置に配置し、第1基板および第
2基板を成形した後に、それ等に固着された可撓性フィ
ルムからキャリアシートを剥離する場合に比較して、キ
ャリアシートを用いず、新たに保護膜を成形する必要が
ないため、安価に製造できる。なお、可撓性フィルムと
してFPCを用いたり、可撓性フィルムをキャリアシー
トに固着して自動供給したりして、本発明方法を実施す
ることも勿論可能である。また、一方の面に可撓性フィ
ルムが固着されてそのうちの一部が180°回曲させら
れることにより両面基板が構成されるため、従来例2の
ように基板の両側にフィルムを配置して成形を行う必要
がなく、形状的な制約が少ない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例である立体成
形両面基板10の斜視図で、この立体成形両面基板10
には電子部品等がはんだ付けされ、図6に示されている
複合スイッチ12の一構成部品として用いられる。複合
スイッチ12は、下端側に開口を有する略箱形状のアッ
パケース14と、そのアッパケース14を下側から覆蓋
するロアケース16とを備えており、アッパケース14
には3つのスイッチノブ18,20,22がそれぞれ図
6の紙面に垂直な回動軸心まわりの回動操作可能に配設
されている。スイッチノブ18によって切り換えられる
スイッチ24について、図6の VII− VII断面を示す図
7、および図7のVIII−VIII断面を示す図8を参照しつ
つ具体的に説明すると、スイッチノブ18には回動アー
ム26が一体的に固設されており、その回動アーム26
に取り付けられたばね板製の可動接点28が立体成形両
面基板10に接触させられ、立体成形両面基板10に設
けられた固定接点の接続状態を切り換えるようになって
いる。立体成形両面基板10は、ボルト30等によりロ
アケース16とアッパケース14とによって形成される
空間内に位置固定に配置されるようになっており、他の
スイッチノブ20,22に対応する位置にも固定接点が
設けられている。
【0015】立体成形両面基板10は、図1から明らか
なように断面が略L字形状を成す3次元形状を成してい
るが、図2に示されている中間品32から明らかなよう
に、断面がL字形状を成す第1基板34と、その第1基
板34とは別体に構成された平板形状の一対の第2基板
36,38と、それ等の基板34,36,38に跨がっ
て固着された可撓性フィルム40とから構成されてい
る。第1基板34には、導電体回路42にハーネス等を
接続するコネクタが嵌合されるコネクタ嵌合部34dが
一体に設けられている。可撓性フィルム40は図3に示
されているような形状で、第1基板34の一方の面であ
る外側面34a,34bに固着される第1矩形部40a
と、第2基板36,38の一方の面36a,38aに固
着される一対の第2矩形部40b,40cと、第1矩形
部40aと第2矩形部40b,40cとを接続する接続
部40d,40eとを備えている。また、かかる可撓性
フィルム40は、図4に示されているように、銅薄片や
銅箔等にて構成されている導電体回路42と絶縁樹脂フ
ィルム44とから成る2層構造で、導電体回路42側が
上記基板34,36,38に接するように固着されてい
る。導電体回路42は、前記スイッチの固定接点や、各
種の電子部品等がはんだ付けされる制御素子取付部、そ
れ等の電子部品や固定接点を接続する接続回路などを含
んで構成されており、可撓性フィルム40の総ての構成
部40a〜40eに跨がって設けられている。上記接続
部40d,40eの寸法tは、第1基板34と第2基板
36,38の板厚寸法を加算した寸法よりも大きく、且
つ略180°回曲させても可撓性フィルム40が折れた
り導電体回路42が剥離、断線したりしない寸法に定め
られている。
【0016】上記中間品32は、例えば図5に示す成形
装置50を用いて製造される。成形装置50は、図示し
ない可動プレートに取り付けられて図の左右方向へ往復
移動させられる可動成形型52、および中間プレート5
4を介して固定プレート56に取り付けられた固定成形
型58を備えており、図のように可動成形型52が固定
成形型58に密着させられることにより、両成形型52
と58との間に前記第1基板34に対応する形状の第1
キャビティ60、および第2基板36,38に対応する
形状の第2キャビティ62,64が形成されるようにな
っている。キャビティ62,64はキャビティ60から
予め定められた所定寸法、すなわち前記寸法tと略同じ
寸法だけ離間させられ、第1基板34と第2基板36,
38とを別体に成形するようになっているとともに、第
1基板34の外側面34bと第2基板36,38の一方
の面36a,38aとが略同一平面内に位置するように
構成されている。
【0017】そして、上記可動成形型52が固定成形型
58から離間させられた状態において、可動成形型52
の成形面上の所定位置、すなわち上記キャビティ60,
62,64を形成する部分に可撓性フィルム40を配置
した後、可動成形型52を固定成形型58に密着させ、
図示しない射出装置によりスプルブシュ66のスプルか
ら上記キャビティ60,62,64内に溶融樹脂材料を
注入することにより、第1基板34および第2基板3
6,38が成形されると同時にそれ等に可撓性フィルム
40が固着され、図2に示す中間品32が得られる。可
撓性フィルム40は、前記絶縁樹脂フィルム44側が可
動成形型52の成形面に接するように配置されるととも
に、基板34,36,38が成形硬化すると同時にそれ
等に固着されるように、必要に応じて導電体回路42側
の面に接着剤が塗布される。可撓性フィルム40が配置
される可動成形型52には、可撓性フィルム40を位置
決めするためにその可撓性フィルム40の肉厚より浅め
の凹所68が設けられている。なお、これ以外にも、位
置決め用ピンを用いたり、真空吸引を用いたり、それら
を併用するなどして位置決め手段が適宜構成され得る。
【0018】その後、上記中間品32の第2基板36,
38をそれぞれ第1基板34の内側、すなわち可撓性フ
ィルム40が固着された側と反対側へ、可撓性フィルム
40の接続部40d,40eを略180°回曲させなが
ら半転させ、内側面34cにそれ等の第2基板36,3
8を接着剤或いはねじなどの固設手段によって固設す
る。これにより、図1に示すように第1基板34および
第2基板36,38から成る3次元形状の樹脂製基板7
0の両面に跨がって可撓性フィルム40が固着された立
体成形両面基板10が得られる。可撓性フィルム40の
導電体回路42のうち、接続部40d,40eに設けら
れている部分は露出するため、第2基板36,38を第
1基板34に固設する前に必要に応じて絶縁樹脂等の保
護膜がコーティングされる。また、その接続部40d,
40eが基板34,36,38から飛び出していると、
他の部材に引っ掛かったり干渉したりして導電体回路4
2が損傷する恐れがあるため、第1基板34にはその接
続部40d,40eすなわち略180°回曲させられた
回曲部分を収容する切欠34e,34fが設けられてい
る。
【0019】このような立体成形両面基板10によれ
ば、所定の3次元形状の樹脂製基板70の両面に跨がっ
て導電体回路42が設けられ、比較的狭いスペースに電
子部品等を高密度に配置できるため、従来に比べて複合
スイッチ12をコンパクトに構成でき、比較的狭いスペ
ースでも配設することが可能となる。
【0020】ここで、本実施例の立体成形両面基板10
は、別体に構成された第2基板36,38を半転させて
第1基板34に固設することにより、可撓性フィルム4
0が略180°回曲させられるようになっているため、
前記従来例1のように可撓性フィルムを180°折り曲
げた状態で樹脂製基板を一体成形する場合に比較して、
第1基板34および第2基板36,38の形状やそれ等
を組み付けた樹脂製基板70の形状に関する設計の自由
度が高く、所定形状の立体成形両面基板10を比較的簡
単な構造の成形装置50を用いて容易に製造できるとと
もに、第1基板34および第2基板36,38に対して
高い位置精度で可撓性フィルム40を固着することがで
きる。また、可撓性フィルム40の回曲形状は、必ずし
も第1基板34や第2基板36,38の板厚に左右され
ず、それ等の板厚が薄くても前記寸法tを適当に定める
ことにより比較的大きな曲率半径で回曲させることが可
能であるため、樹脂製基板70の形状に起因する可撓性
フィルム40の耐久性の低下や導電体回路42の剥離や
断線を回避できる。更に、可撓性フィルム40を一方の
面に固着させるだけで良く、形状的な制約が少なく製造
コストが低くなるとともに、可撓性フィルム40は樹脂
製基板70の両面に跨がって固着されるため、従来例2
のように両面に別々に設けられた導電体回路を接続する
ためにスルーホールを設けるなどの面倒な後加工が不要
である。
【0021】一方、本実施例では第1基板34および第
2基板36,38が単一の成形装置50によって成形さ
れるとともに、その成形と同時に可撓性フィルム40が
固着されるようになっているため、製造設備や製造工程
が少なく、立体成形両面基板10を安価に製造すること
が可能である。また、導電体回路42と絶縁樹脂フィル
ム44とから成る2層構造の可撓性フィルム40を直接
成形装置50に配置するようになっているため、サンド
イッチ構造のFPCを用いたり、キャリアシートを用い
て可撓性フィルム40を搬送したりする場合に比較して
立体成形両面基板10が一層安価となる。
【0022】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
9の(b)に示す立体成形両面基板80は、同図(a)
のように断面がL字形状を成す第1基板82に対してそ
のL字の両端を延長した方向に可撓性フィルム84を介
して一体的に設けられた一対の第2基板86,88を有
して中間品81が構成されている態様のものであり、可
撓性フィルム84が略180°回曲するように第2基板
86,88が反転させられて第1基板82の裏側に固設
される。
【0023】図10の(b)に示す立体成形両面基板9
0は、同図(a)のように断面がL字形状を成す第1基
板92に対してそのL字の一方の端を延長した方向に可
撓性フィルム94を介して一体的に設けられた第2基板
96および第3基板98を有して中間品91が構成され
ている態様のものであり、可撓性フィルム94が略18
0°回曲するように第2基板96が反転させられて第1
基板92の裏側に固設される。また、第3基板98は、
可撓性フィルム94を逆向きに略90°回曲させて第1
基板92のL字の反対側部分に固設される。
【0024】図11の(b)に示す立体成形両面基板1
00は、同図(a)のように断面がL字形状を成す第1
基板102に対してそのL字の一方の端を延長した方向
に可撓性フィルム104を介して一体的に設けられた第
2基板106を有して中間品101が構成されている態
様のものであり、第2基板106は可撓性フィルム10
4を略180°回曲させたのち逆向きに略90°回曲さ
せて第1基板92の裏側に固設される。
【0025】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0026】例えば、前記第1実施例では複合スイッチ
12に用いられる断面がL字形状を成す立体成形両面基
板10について説明したが、その他の立体成形両面基板
にも本発明は同様に適用され得る。立体成形両面基板の
3次元形状は、その配設条件等に応じて適宜設定され
る。
【0027】また、前記第1実施例では一対の平板形状
の第2基板36および38を備えていたが、この第2基
板の数や形状は適宜定められ、例えば断面がL字形状の
第2基板を採用することも可能である。
【0028】また、前記第1実施例では第1基板34の
2つの外側面34aおよび34bに跨がって可撓性フィ
ルム40が立体的に固着されているが、外側面34bか
ら第2基板36,38にかけて可撓性フィルム40が固
着されるだけでも良い。すなわち、樹脂製基板70は3
次元形状であるが、可撓性フィルム40の固着部位につ
いては必ずしも3次元形状である必要はなく、略平坦な
平板形状部の両面に跨がって可撓性フィルム40が固着
されているだけでも良いのである。
【0029】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である立体成形両面基板を示
す斜視図である。
【図2】図1の立体成形両面基板を製造する際の中間品
を示す斜視図である。
【図3】図1の立体成形両面基板に用いられる可撓性フ
ィルムの平面図である。
【図4】図3の可撓性フィルムの断面構造を示す図であ
る。
【図5】図2の中間品を製造する成形装置を説明する断
面図である。
【図6】図1の立体成形両面基板が用いられている複合
スイッチの正面図である。
【図7】図6における VII− VII断面を示す図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII断面を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す斜視図で、(a)は
中間品、(b)は立体成形両面基板を示す図である。
【図10】本発明の更に別の実施例を示す斜視図で、
(a)は中間品、(b)は立体成形両面基板を示す図で
ある。
【図11】本発明の更に別の実施例を示す斜視図で、
(a)は中間品、(b)は立体成形両面基板を示す図で
ある。
【符号の説明】
10,80,90,100:立体成形両面基板 34,82,92,102:第1基板 36,38,86,88,96,106:第2基板 40,84,94,104:可撓性フィルム 42:導電体回路 44:絶縁樹脂フィルム 50:成形装置 60:第1キャビティ 62,64:第2キャビティ 70:樹脂製基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電体回路を有する可撓性フィルムを3
    次元形状の樹脂製基板の両面に跨がって固着した立体成
    形両面基板であって、 前記樹脂製基板は、3次元形状の第1基板および該第1
    基板とは別体に成形された第2基板を有するもので、前
    記可撓性フィルムが該第1基板および第2基板に跨がっ
    てそれ等の一方の面に固着されるとともに、該可撓性フ
    ィルムが略180°回曲するように該第2基板が該第1
    基板の他方の面側へ半転させられて該第1基板に固設さ
    れていることを特徴とする立体成形両面基板。
  2. 【請求項2】 前記可撓性フィルムは、前記導電体回路
    と絶縁樹脂フィルムとから成る2層構造で、該導電体回
    路側が前記第1基板および第2基板の前記一方の面に固
    着されている請求項1に記載の立体成形両面基板。
  3. 【請求項3】 導電体回路を有する可撓性フィルムを3
    次元形状の樹脂製基板の両面に跨がって固着した立体成
    形両面基板の製造方法であって、 前記樹脂製基板を構成する3次元形状の第1基板および
    該第1基板とは別体の第2基板に対応して複数のキャビ
    ティが設けられた成形装置を用い、該複数のキャビティ
    に跨がって前記可撓性フィルムを配置した状態で該キャ
    ビティ内に溶融樹脂材料を注入することにより、前記第
    1基板および第2基板をそれぞれ成形すると同時にそれ
    等の一方の面に前記可撓性フィルムを固着する工程と、 前記可撓性フィルムが略180°回曲するよう前記第2
    基板を前記第1基板の他方の面側へ半転させて第1基板
    に固設する工程とを有することを特徴とする立体成形両
    面基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記可撓性フィルムは、前記導電体回路
    と絶縁樹脂フィルムとから成る2層構造で、該導電体回
    路側が前記キャビティの内側向きとなるように前記成形
    装置に配置される請求項3に記載の立体成形両面基板の
    製造方法。
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