JPH07322236A - Catvシステム - Google Patents

Catvシステム

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JPH07322236A
JPH07322236A JP6108704A JP10870494A JPH07322236A JP H07322236 A JPH07322236 A JP H07322236A JP 6108704 A JP6108704 A JP 6108704A JP 10870494 A JP10870494 A JP 10870494A JP H07322236 A JPH07322236 A JP H07322236A
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JP
Japan
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signal
subscriber
selective distribution
station
distribution station
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Application number
JP6108704A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Uchiumi
邦昭 内海
Hiroyuki Sasai
裕之 笹井
Hiroaki Yamamoto
浩明 山本
Manabu Tanabe
学 田辺
Katsuyuki Fujito
克行 藤戸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/76Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet
    • H04H60/81Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet characterised by the transmission system itself
    • H04H60/90Wireless transmission systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/38Arrangements for distribution where lower stations, e.g. receivers, interact with the broadcast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/65Arrangements characterised by transmission systems for broadcast
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    • HELECTRICITY
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    • H04H20/76Wired systems
    • H04H20/77Wired systems using carrier waves
    • H04H20/78CATV [Community Antenna Television] systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 有料放送が盗聴される危険性がなく、しかも
安価な設備投資で配信チャネル数を増加し得るCATV
システムを提供することである。 【構成】 センタ局1は、全てのチャネルの信号が多重
された全チャネル信号2を発生し、選択分配局10へ光
ファイバ等の有線伝送路を介して送信する。各加入者送
信装置40−1〜40−Nは、対応する加入者受信装置
30−1〜30−Nで受信したいチャネルの要求を、無
線伝送方式で選択分配局10に送信する。選択分配局1
0は、各加入者送信装置40−1〜40−Nから無線伝
送方式で伝送される上り信号としてのチャネルの受信要
求に応じて、全チャネル信号2の中から要求されたチャ
ネルの信号を選択し、加入者受信装置30−1〜30−
Nへ下り信号として分配送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステムに関
し、より特定的には、加入者からの要求に応じて、複数
チャネルの信号の中から所定のチャネルの信号を選択し
て配信できるCATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCATV(ケーブルテレビ)シス
テムにおいて、各加入者にデータを伝送する方式として
は、図12のブロック図に示すような構成による方式が
一般的である。図12において、このCATVシステム
は、センタ局1と、このセンタ局1に接続された中継増
幅装置50と、この中継増幅装置50にバス形式で接続
されたN個(Nは整数)の加入者装置60−1〜60−
Nとを備えている。センタ局1から中継増幅装置50に
は、全てのチャネルの信号を周波数多重した全チャネル
信号2が送られる。中継増幅装置50は、与えられた全
チャネル信号2を増幅して、各加入者装置60−1〜6
0−Nに送信する。
【0003】以上のように構成された従来のCATVシ
ステムにおいては、中継増幅装置50は、全チャネル信
号2の増幅および分岐を行うだけであるので、加入者装
置60−1〜60−Nへは全チャネル信号2と同等の信
号が伝送される。したがって、加入者装置60−1〜6
0−Nにおいては、所望のチャネルを同調選択すること
によって所望の映像信号等を受信することができる。
【0004】図10のCATVシステムを、例えばビデ
オ・オン・デマンドのように加入者から要求された信号
だけを伝送するシステムに変更する場合、受信要求を伝
えるための上り信号を下り信号と同じ伝送路を用いて伝
送することが容易には実現できない。なぜならば、下り
信号すなわち各チャネルの信号の伝送容量を確保するた
めに、受信要求信号伝送用に多くの帯域を割り当てるこ
とができず、しかも各加入者装置60−1〜60−Nは
バス形式で中継増幅装置50に接続されているので、複
数の加入者装置が同時に受信要求を発すると、伝送路上
で受信要求信号の衝突を生じるからである。そこで、従
来は、公衆電話回線を用いて上り信号をセンタ局1へ伝
送するのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の場合、全チャネル信号が各加入者装置まで
届いていることから、有料放送が盗聴される危険性が常
にあった。また、配信チャネル数を増加させる場合、デ
ータの伝送量は既存の伝送路の性能に制限されるので、
既存の伝送路の性能以上のチャネル数の信号を伝送する
ためには、既存の伝送路をより高性能の伝送路に交換す
るか、伝送路を新たに追加敷設しなければならず、設備
コストが高価になるという問題点があった。
【0006】また、CATVシステムを受信要求のあっ
た信号のみを受信する方式に変更するためには、少なく
とも上り信号を発生するための装置および上り信号用伝
送路を設けなければならず、設備コストが高価になると
いう問題点があった。もし、このような設備コストの増
加を避けようとすれば、電話回線を使用して上り信号を
伝送しなければならず、受信要求の度に電話回線使用料
を支払わなければならないという問題点があった。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、有料放送が
盗聴される危険性がなく、しかも安価な設備投資で配信
チャネル数を増加し得るCATVシステムを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
有線伝送路を介し、複数の加入者に対して複数チャネル
の信号を配信するためのCATVシステムであって、複
数チャネルの信号を発生するセンタ局と、各加入者に対
して個別的に設けられた複数の加入者受信装置と、加入
者受信装置に対応して設けられ、それぞれ対応する加入
者受信装置についての受信チャネル要求を、上り信号と
して無線で送信する加入者送信装置と、センタ局と各加
入者受信装置との間に介在し、加入者送信装置からの受
信チャネル要求に基づいて、センタ局で発生した各チャ
ネルの信号を、選択的に各加入者受信装置に分配して送
信する選択分配局とを備えている。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、センタ局から選択分配局には、全てのチャネル
の信号を多重した全チャネル信号が伝送され、選択分配
局は、加入者送信装置からの受信チャネル要求に応じ
て、全チャネル信号の中から要求されたチャネルの信号
を選択し、当該選択したチャネルの信号を、当該受信チ
ャネル要求を発した加入者送信装置に対応する加入者受
信装置へ送信することを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、選択分配局は、加入者送信装置からの受信チャ
ネル要求に応答して、センタ局へ必要なチャネルの信号
の送信を要求し、センタ局から受信したチャネルの信号
を、当該受信チャネル要求を発した加入者送信装置に対
応する加入者受信装置へ送信することを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項3の発明に
おいて、複数の選択分配局が、センタ局とツリー形式ま
たはバス形式の伝送路で接続されており、各選択分配局
は、自局に属する各加入者送信装置からの受信チャネル
要求に応答して、必要なチャネルの信号の送信要求を、
伝送路を経由してセンタ局へ送信することを特徴とす
る。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、各加入者受信装置は、選択分配局と1本のバス
形式の伝送路を介して接続されており、かつそれぞれに
は相互に異なる下り信号用周波数帯が予め固定的に割り
当てられており、選択分配局は、各加入者受信装置に送
信すべき複数のチャネルの信号を、それぞれ加入者受信
装置に割り当てられた周波数帯を利用して周波数分割多
重し、下り信号として伝送路へ送信し、各加入者受信装
置は、それぞれに割り当てられた周波数帯の信号を受信
することにより、要求したチャネルの信号を受信するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、選択分配局は、要求されたチャネルの信号をそ
れぞれベースバンド信号または中間周波数信号の形態で
選択し、当該選択したそれぞれのチャネルの信号を、そ
れぞれ加入者受信装置に割り当てられた周波数帯で変調
した後、周波数分割多重して伝送路へ下り信号として送
信することを特徴とする。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、センタ局から選択分配局には、複数のチャネル
の信号を時分割多重したTDMディジタル信号が伝送さ
れ、選択分配局は、TDMディジタル信号の中から受信
要求されたチャネルの信号を選択し、当該選択したそれ
ぞれのチャネルの信号を、ディジタル信号のままか、ま
たはアナログ信号に変換してから、それぞれ加入者受信
装置に割り当てられた周波数帯で変調した後、周波数分
割多重して伝送路へ下り信号として送信することを特徴
とする。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、センタ局から選択分配局には、複数のチャネル
の信号を周波数分割多重したFDM信号が伝送され、選
択分配局は、FDM信号の中から受信要求されたチャネ
ルの信号をベースバンド信号または中間周波数信号の形
態で選択し、当該選択したそれぞれのチャネルの信号
を、それぞれ加入者受信装置に割り当てられた周波数帯
で変調した後、周波数分割多重して伝送路へ下り信号と
して送信することを特徴とする。
【0016】請求項9に係る発明は、請求項5の発明に
おいて、センタ局から選択分配局には、複数のチャネル
の信号を周波数分割多重したFDM信号が伝送され、選
択分配局は、FDM信号の中から受信要求されたチャネ
ルの信号を選択し、当該選択したそれぞれのチャネルの
信号を、それぞれ加入者受信装置に割り当てられた周波
数帯へアップコンバートもしくはダウンコンバートした
後、周波数分割多重して伝送路に下り信号として送信す
ることを特徴とする。
【0017】請求項10に係る発明は、請求項5の発明
において、下り信号用周波数帯として、テレビジョン放
送信号周波数帯が割り当てられていることを特徴とす
る。
【0018】請求項11に係る発明は、請求項1の発明
において、加入者送信装置からの上り信号を、途中で信
号形態を変えることなく、選択分配局を経由してセンタ
局へ伝送し、センタ局で復調後その情報をセンタ局から
選択分配局に伝送することを特徴とする。
【0019】請求項12に係る発明は、請求項1の発明
において、加入者送信装置は、携帯電話端末機能も有
し、選択分配局は、携帯電話信号を送受信可能な携帯電
話無線基地局機能も有することを特徴とする。
【0020】請求項13に係る発明は、請求項12の発
明において、加入者送信装置からの携帯電話機能に関す
る上り信号を、途中で信号形態を変えることなく、選択
分配局を経由してセンタ局へ伝送することを特徴とす
る。
【0021】請求項14に係る発明は、請求項13の発
明において、複数の選択分配局が、センタ局とツリー形
式またはバス形式の伝送路で接続されており、加入者送
信装置からの上り信号は、選択分配局を経由した後、伝
送路を介してセンタ局へ伝送されることを特徴とする。
【0022】請求項15に係る発明は、請求項12の発
明において、選択分配局は、各加入者送信装置からの上
り信号に対する応答信号を、各加入者受信装置へ画像信
号,文字信号または音声信号の形態で伝送することを特
徴とする。
【0023】請求項16に係る発明は、請求項12の発
明において、選択分配局は、各加入者送信装置からの上
り信号に対する応答信号を、各加入者送信装置へ文字信
号または音声信号の形態で、無線信号により伝送するこ
とを特徴とする。
【0024】請求項17に係る発明は、請求項1の発明
において、センタ局が少なくとも1つの選択分配局とし
ての機能も有することを特徴とする。
【0025】請求項18に係る発明は、請求項1の発明
において、加入者送信装置は、複数台の加入者受信装置
に対応する上り信号を送信可能であることを特徴とす
る。
【0026】
【作用】請求項1に係る発明においては、加入者送信装
置は、対応する加入者受信装置についての受信チャネル
要求を、上り信号として無線で選択分配局に送信する。
選択分配局は、加入者送信装置から送信された受信チャ
ネル要求に基づいて、センタ局で発生した各チャネルの
信号を、選択的に各加入者受信装置に分配送信する。こ
のように、各加入者からの受信要求である上り信号を無
線信号で伝送するので、上り信号用の伝送路を新たに設
ける必要がなく、設備コストが安価になる。また、上り
信号を伝送するために公衆電話網を使用しないので、上
り信号を伝送するために電話回線の使用料を支払う必要
がない。さらに、受信要求のあったチャネルの信号のみ
が選択分配局から加入者受信装置へ伝送されるため、加
入者受信装置において有料放送が盗聴される危険性を回
避でき、また、選択分配局と加入者受信装置間には、そ
れほど広帯域な伝送路を必要としない。
【0027】請求項2に係る発明においては、センタ局
から選択分配局には、全てのチャネルの信号を多重した
全チャネル信号が伝送される。選択分配局は、加入者送
信装置からの受信チャネル要求に応じて、全チャネル信
号の中から要求されたチャネルの信号を選択して加入者
受信装置へ送信する。
【0028】請求項3に係る発明においては、選択分配
局は、加入者送信装置からの受信チャネル要求に応答し
て、センタ局へ必要なチャネルの信号の送信を要求し、
センタ局から受信したチャネルの信号を加入者受信装置
へ送信する。したがって、センタ局は選択分配局に全て
のチャネルの信号を伝送する必要がなく、センタ局と選
択分配局間には、それほど広帯域な伝送路を必要としな
い。
【0029】請求項4に係る発明においては、複数の選
択分配局とセンタ局との間をツリー形式またはバス形式
の伝送路で接続することにより、伝送路の全体としての
長さを短くするようにしている。
【0030】請求項5に係る発明においては、選択分配
局は、各加入者受信装置に送信すべき複数のチャネルの
信号を、それぞれ加入者受信装置に割り当てられた周波
数帯を利用して周波数分割多重し、バス形式の伝送路を
介して各加入者受信装置に送信する。各加入者受信装置
は、それぞれに割り当てられた周波数帯の信号を受信す
ることにより、要求したチャネルの信号を受信する。こ
のように、選択分配局と各加入者受信装置とが1本のバ
ス形式の伝送路で接続されるので、全体としての伝送路
長を短くすることができる。また、選択分配局側の送信
機も1台しか必要としない。さらに、選択分配局に接続
される伝送路が1本であるので、選択分配局における伝
送路用の出口の物理的大きさが小さくなり、選択分配局
を小型化することができる。また、周波数分割多重して
いるので、加入者受信装置を追加する場合も周波数帯域
に余裕さえあれば容易に実現でき、伝送路に接続する位
置に関しても制限を受けない。
【0031】請求項6に係る発明においては、選択分配
局は、要求されたチャネルの信号をそれぞれベースバン
ド信号または中間周波数信号の形態で選択し、当該選択
したそれぞれのチャネルの信号を、それぞれ加入者受信
装置に割り当てられた周波数帯で変調した後、周波数分
割多重して伝送路へ下り信号として送信する。
【0032】請求項7に係る発明においては、センタ局
から選択分配局には、複数のチャネルの信号を時分割多
重したTDMディジタル信号が伝送される。選択分配局
は、TDMディジタル信号の中から受信要求されたチャ
ネルの信号を選択し、当該選択したそれぞれのチャネル
の信号を、ディジタル信号のままか、またはアナログ信
号に変換してから、それぞれ加入者受信装置に割り当て
られた周波数帯で変調した後、周波数分割多重して伝送
路へ下り信号として送信する。
【0033】請求項8に係る発明においては、センタ局
から選択分配局には、複数のチャネルの信号を周波数分
割多重したFDM信号が伝送される。選択分配局は、F
DM信号の中から受信要求されたチャネルの信号をベー
スバンド信号または中間周波数信号の形態で選択し、当
該選択したそれぞれのチャネルの信号を、それぞれ加入
者受信装置に割り当てられた周波数帯で変調した後、周
波数分割多重して伝送路へ下り信号として送信する。
【0034】請求項9に係る発明においては、センタ局
から選択分配局には、複数のチャネルの信号を周波数分
割多重したFDM信号が伝送される。選択分配局は、F
DM信号の中から受信要求されたチャネルの信号を選択
し、当該選択したそれぞれのチャネルの信号を、それぞ
れ加入者受信装置に割り当てられた周波数帯へアップコ
ンバートもしくはダウンコンバートした後、周波数分割
多重して伝送路に下り信号として送信する。
【0035】請求項10に係る発明においては、下り信
号用周波数帯として、テレビジョン放送信号周波数帯が
割り当てられる。これによって、選択分配局および加入
者受信局を、在来のテレビジョン受像機の回路を用いて
構成でき、製作費が安価になる。
【0036】請求項11に係る発明においては、加入者
送信装置からの上り信号を、途中で信号形態を変えるこ
となく、選択分配局を経由してセンタ局へ伝送する。セ
ンタ局は、上り信号を復調後、その復調情報を選択分配
局に伝送する。上り信号を選択分配局で復調する場合に
比べて、上り信号復調用の復調器の個数を低減できる。
【0037】請求項12に係る発明においては、加入者
送信装置は、携帯電話端末の機能も有し、選択分配局
は、携帯電話信号を送受信可能な携帯電話無線基地局の
機能も有する。これによって、CATVシステムに携帯
電話システムを取り込むことができる。
【0038】請求項13に係る発明においては、加入者
送信装置からの携帯電話機能に関する上り信号を、途中
で信号形態を変えることなく、選択分配局を経由してセ
ンタ局へ伝送する。
【0039】請求項14に係る発明においては、複数の
選択分配局とセンタ局との間がツリー形式またはバス形
式の伝送路で接続されている。加入者送信装置からの上
り信号は、選択分配局を経由した後、上記伝送路を介し
てセンタ局へ伝送される。
【0040】請求項15に係る発明においては、選択分
配局は、各加入者送信装置からの上り信号に対する応答
信号を、各加入者受信装置へ画像信号,文字信号または
音声信号の形態で伝送する。
【0041】請求項16に係る発明においては、選択分
配局は、各加入者送信装置からの上り信号に対する応答
信号を、各加入者送信装置へ文字信号または音声信号の
形態で、無線信号により伝送する。
【0042】請求項17に係る発明においては、センタ
局が少なくとも1つの選択分配局としての機能も有す
る。
【0043】請求項18に係る発明においては、加入者
送信装置は、複数台の加入者受信装置に対応する上り信
号を送信可能である。
【0044】
【実施例】
(1)第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。図1において、このC
ATVシステムは、センタ局1と、このセンタ局1に接
続された選択分配局10と、この選択分配局10にスタ
ー形式で接続されたN個の加入者受信装置30−1〜3
0−Nと、各加入者受信装置30−1〜30−Nに付属
して設けられたN個の加入者送信装置40−1〜40−
Nとを備えている。センタ局1から選択分配局10に
は、全てのチャネルの信号を周波数多重した全チャネル
信号2が伝送される。選択分配局10は、与えられた全
チャネル信号2を選択的に分配し、伝送路20−1〜2
0−Nを介して、各加入者装置30−1〜30−Nに送
信する。
【0045】以上のように構成された第1の実施例のC
ATVシステムの動作について以下に説明する。例え
ば、加入者受信装置30−1で、あるチャネルの信号を
受信したい場合、加入者は、加入者送信装置40−1を
操作する。応じて、加入者送信装置40−1は、受信チ
ャネルを要求するための上り信号を、無線信号によって
分配局10へ送信する。選択分配局10は、加入者送信
装置40−1からの上り信号を受信すると、全チャネル
信号2の中から加入者受信装置30−1へ送信すべきチ
ャネルの信号を選択し、選択されたチャネルの信号を適
切な信号形式で伝送路20−1へ送信する。これによっ
て、加入者受信装置30−1は、選択分配局10からの
送信信号を受信する。このようにして、加入者受信装置
30−1および加入者送信装置40−1は、選択したチ
ャネルの信号のみを受信することになる。したがって、
有料放送が盗聴される危険性を回避できる。なお、加入
者送信装置40−1を、加入者受信装置30−1と分離
したリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)
として操作できるようにすれば、加入者は、あたかも加
入者受信装置30−1であるテレビジョン受像機のリモ
コンを操作している感覚でチャネルの選択が行える。
【0046】以上、加入者受信装置30−1および加入
者送信装置40−1の場合について動作の説明を行った
が、他の加入者受信装置および加入者送信装置の動作も
上記とまったく同様である。
【0047】加入者が選択できる対象チャネル数を増大
させることはサービス性の向上となるが、上記第1の実
施例では、選択分配局10と各加入者間の伝送路の伝送
容量を変えることなく対象チャネル数を増大することが
できる。なぜなら、選択可能チャネル数を増大させるた
めには、全チャネル信号2のチャネル数を増大すればよ
いからである。すなわち、センタ局1と選択分配局10
との間の伝送容量が確保できればよいのであって、セン
タ局1から各加入者までのすべての伝送容量を増加させ
る必要はない。逆に言えば、CATVシステムを構築す
る場合、第1の実施例の構成によれば、センタ局1と選
択分配局10との間には広帯域伝送路が必要であるが、
CATVシステムにおいて大きな部分を占める選択分配
局10と各加入者受信装置30−1〜30−Nとの間の
伝送路にはそれほど大きな伝送容量を必要とせず、全体
としてのシステムコストの低減が図れる。
【0048】また、各加入者送信装置40−1〜40−
Nからの無線信号を選択分配局10で受信する方式とす
ることにより、選択分配局10の受け持ちエリアが小さ
くなり、周波数利用効率が高くなり、その担当範囲も明
確になる。これに対し、センタ局で一括してシステム全
体を受け持つ方式とした場合は、周波数利用効率の点で
容量が不足することが考えられ、また、加入者の増加等
に柔軟に対応できない可能性がある。この点、本実施例
の構成であれば、増設も容易であり、加入者の増加に柔
軟に対応できる。
【0049】(2)第2の実施例 図2は、本発明の第2の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。図2において、このC
ATVシステムは、センタ局1と、このセンタ局1に接
続された選択分配局10−1と、この選択分配局10−
1にバス形式で接続されたN個の加入者受信装置31−
1〜31−Nと、各加入者受信装置31−1〜31−N
に付属して設けられたN個の加入者送信装置41−1〜
41−Nとを備えている。センタ局1から選択分配局1
0−1には、全チャネルの信号を周波数多重した全チャ
ネル信号2が送られる。選択分配局10−1は、与えら
れた全チャネル信号2を選択的に分配し、伝送路20を
介して、各加入者装置31−1〜31−Nに送信する。
【0050】図3は、図2の選択分配局10−1の構成
をより詳細に示したブロック図である。図3において、
選択分配局10−1は、復調部11と、選択部12と、
N個の変調部13−1〜13−Nと、多重部14と、受
信部15と、アンテナ16と、制御部17とを含む。復
調部11は、センタ局1からの全チャネル信号2を多重
分解して各チャネルの信号に復調する。なお、復調部1
1の出力信号形態は、ベースバンド、AM、FM、PC
M等が考えられる。選択部12は、復調部11の出力か
ら重複を許してN個のチャネルの信号を選択する。変調
部13−1〜13−Nは、それぞれ、加入者受信装置3
1−1〜31−Nへ送信すべく選択された信号を周波数
分割多重するために変調する。また、変調部13−1〜
13−Nは、選択部12の出力信号形態と、加入者受信
装置31−1〜31−Nが受信可能な信号形態とが異な
る場合は、信号形態の変換も行う。例えば、変調部13
−1〜13−Nの入力がPCMで、出力がAM−VSB
の場合、入力信号はA/D変換されてアナログ信号に変
換され、次にAM−VSB信号に変換される。多重部1
4は、変調部13−1〜13−Nの出力を周波数分割多
重して伝送路20へ出力する。受信部15は、アンテナ
16に誘起した加入者送信装置41−1〜41−Nから
の上り信号を受信する。制御部17は、受信部15から
出力される上り信号に基づいて、加入者受信装置31−
1〜31−Nに各加入者が受信要求しているチャネルの
信号を送信できるよう、選択部12における入出力間の
接続関係を制御する。
【0051】図4は、図2の伝送路20上における信号
の模式的な周波数スペクトラムを示す図である。図4に
おいて、f1 〜fN は、各加入者受信装置31−1〜3
1−Nにそれぞれ割り当てられた(選択分配局から加入
者受信装置への)下り信号用周波数である。これらの信
号は、周波数分割多重されていることが必須条件であ
り、各周波数の信号がどのように変調されているかは限
定されない。そして、変調部13−1〜13−Nは、そ
れぞれに割り当てられた周波数帯f1 〜fN において所
定の変調信号を出力することになる。一方、各加入者受
信装置31−1〜31−Nは、自分自身へ割り当てられ
た周波数帯の信号のみを受信する。
【0052】以上のように構成された第2の実施例のC
ATVシステムの動作について以下に説明する。例え
ば、加入者受信装置31−1で、あるチャネルの信号を
受信したい場合、加入者送信装置41−1は、その受信
要求のための上り信号を、無線信号で分配局10−1へ
送信する。選択分配局10−1においては、受信部15
がアンテナ16を介して加入者送信装置41−1からの
上り信号を受信し、その情報を制御部17へ伝える。制
御部17は、伝えられた上り信号に基づいて、選択部1
2を制御する。選択部12は、制御部17からの制御信
号を受けると、復調された全チャネルの信号の中から加
入者受信装置31−1が受信要求しているチャネルの信
号を選択し、変調部13−1へ出力する。変調部13−
1は、加入者受信装置31−1が受信要求しているチャ
ネルの信号を加入者受信装置31−1に割り当てられて
いる周波数f1 を用いて変調する。変調部13−1の出
力は、他の変調部13−2〜13−Nの出力と共に多重
部において周波数分割多重され、下り信号として伝送路
20へ送信される。加入者受信装置31−1は、自己に
割り当てられた周波数f1 で、伝送路20上の上記下り
信号を受信する。このようにして、加入者受信装置31
−1および加入者送信装置41−1は、選択したチャネ
ルの信号のみを受信することになる。したがって、有料
放送が盗聴される危険性を回避できる。
【0053】以上、加入者受信装置31−1および加入
者送信装置41−1の場合について動作の説明を行った
が、他の加入者受信装置および加入者送信装置の動作も
上記とまったく同様である。
【0054】上記のように、第2の実施例によれば、選
択分配局10−1から各加入者受信装置31−1〜31
−Nへの情報信号である下り信号を周波数分割多重する
ことにより、選択分配局10−1とそれに接続されるす
べての加入者受信装置31−1〜31−Nとを1本の伝
送路20で接続でき、全体としての伝送路長を短くする
ことができる。また、選択分配局側の送信機も1台しか
必要としない。さらに、選択分配局10−1に接続され
る伝送路が1本であるので、選択分配局10−1におけ
る伝送路用の出口の物理的大きさが小さくてよい。この
ことは、選択分配局を小型化する上で有利である。ま
た、周波数分割多重しているので、加入者受信装置を追
加する場合も周波数帯域に余裕さえあれば容易に実現で
き、伝送路に接続する位置に関しても制限を受けない。
その上、現状の同軸ケーブルを使ったCATVを考えた
場合、加入者系の同軸タップオッフを用いた網構成をそ
のまま使うことができる。
【0055】なお、上記第2の実施例においては、選択
分配局10−1から各加入者受信装置31−1〜31−
Nへは受信要求に対応して選択された信号のみが伝送さ
れるものとして説明したが、一般的には、基本サービス
チャネルとして常に各加入者に無条件で伝送されている
信号がある。しかしながら、このような基本サービスチ
ャネルの信号も本実施例のような周波数分割多重で伝送
する方式とは矛盾することはなく、使用する周波数帯を
各加入者受信装置別に割り当てれば、基本構成を変更す
ることなく各加入者に伝送することができる。他の実施
例に関しても、周波数分割多重方式で加入者受信装置へ
伝送する方式であれば、上記と同じことが言える。
【0056】(3)第3の実施例 図5は、本発明の第3の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。図5において、このC
ATVシステムは、センタ局3と、このセンタ局3に接
続された選択分配局10−2と、この選択分配局10−
2にバス形式で接続されたN個の加入者受信装置32−
1〜32−Nと、各加入者受信装置32−1〜32−N
に付属して設けられたN個の加入者送信装置42−1〜
42−Nとを備えている。
【0057】図6は、図5の選択分配局10−2の構成
をより詳細に示したブロック図である。図6において、
この選択分配局10−2は、N個の復調部11−1〜1
1−Nと、N個の変調部130−1〜130−Nと、多
重部140と、受信部150と、アンテナ160と、制
御部170とを含む。復調部11−1〜11−Nは、F
DM信号4のうち指定された1つのチャネルの信号を同
調して抜き出し、復調する。なお、復調部11−1〜1
1−Nの出力信号形態は、ベースバンド、もしくは中間
周波数信号である。変調部130−1〜130−Nは、
各加入者受信装置42−1〜42−Nへ送信すべく選択
された信号、つまり復調部11−1〜11−Nの出力
を、周波数分割多重するために変調する。また、変調部
130−1〜130−Nは、復調部11−1〜11−N
の出力の信号形態と、加入者受信装置32−1〜32−
Nが受信可能な信号形態とが異なる場合、信号形態の変
換も行う。多重部140は、変調部130−1〜130
−Nの出力を周波数分割多重して伝送路20へ出力す
る。受信部150は、アンテナ160を介して、加入者
送信装置42−1〜42−Nからの上り信号を受信す
る。制御部170は、受信部150から与えられる上り
信号に基づいて、加入者受信装置32−1〜32−Nに
各加入者が受信要求しているチャネルの信号を送信でき
るよう、復調部11−1〜11−Nの同調状態を制御す
る。制御部170から出力される制御信号19−1〜1
9−Nは、それぞれ、復調部11−1〜11−Nに与え
られる。
【0058】上記第3の実施例において、伝送路20上
における信号の模式的な周波数スペクトラムは、第2の
実施例における周波数スペクトラム(図4参照)と同じ
とする。すなわち、f1 〜fN は、各加入者装置32−
1〜32−Nにそれぞれ割り当てられた(分配局から加
入者受信装置への)下り信号用周波数である。これらの
信号は周波数分割多重されていることが必須条件であ
り、各周波数の信号がどのように変調されているかは限
定されない。そして、変調部130−1〜130−N
は、それぞれに割り当てられた周波数帯において変調し
た信号を出力することになる。一方、各加入者受信装置
32−1〜32−Nは、自分自身へ割り当てられた周波
数帯の信号のみを受信する。
【0059】以上のように構成された第3の実施例のC
ATVシステムの動作について以下に説明する。例え
ば、加入者受信装置32−1で、あるチャネルの信号を
受信したい場合、加入者送信装置42−1は、その受信
要求のための上り信号を無線信号で分選択配局10−2
へ送信する。選択分配局10−2においては、受信部1
50がアンテナ160を介して加入者送信装置42−1
からの上り信号を受信し、その情報を制御部170へ伝
える。制御部170は、受信部150から伝えられた情
報に基づき、制御信号19−1を復調部11−1へ送
り、当該復調部11−1を制御する。復調部11−1
は、制御部170から制御信号19−1を受け取ると、
FDM信号4の中から加入者受信装置32−1が受信要
求しているチャネルの信号に同調し、復調して、復調信
号を、ベースバンド信号、もしくは中間周波数信号の形
態で変調部130−1へ出力する。変調部130−1
は、加入者受信装置32−1が受信要求しているチャネ
ルの信号を、加入者受信装置32−1に割り当てられて
いる周波数f1 を用いて変調する。変調部130−1の
出力は、他の変調部130−2〜130−Nの出力と共
に、多重部140において周波数分割多重され、下り信
号として伝送路20へ送信される。加入受信者装置32
−1は、自己に割り当てられた周波数f1 で、伝送路2
0から上記下り信号を受信する。このようにして、加入
者受信装置32−1および加入者送信装置42−1は、
選択したチャネルの信号のみを受信することになる。し
たがって、有料放送が盗聴される危険性を回避できる。
【0060】以上、加入者受信装置32−1および加入
者送信装置42−1の場合について動作の説明を行った
が、他の加入者受信装置および加入者送信装置の動作も
上記とまったく同様である。
【0061】以上のように、第3の実施例は、選択分配
局10−2において、FDM信号4から所望のチャネル
の信号を一旦復調し、次に変調する構成であるため、選
択分配局10−2の入力と出力の信号における変調方式
を換えることができる。したがって、AM、FM、FS
K、PSK等自由な組合せが実現できる。その結果、入
出力信号が一般的なAM−FDM信号の場合、復調部と
してテレビジョンチューナー、変調部としてテレビジョ
ン変調機が使用でき、選択分配局を安価に実現できる。
特に、下り信号用周波数帯としてテレビジョン放送信号
周波数帯を採用すれば、市販のテレビジョン受像機を改
造することなく、そのまま加入者受信装置として使用す
ることができる。
【0062】(4)第4の実施例 図7は、本発明の第4の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。図7において、このC
ATVシステムは、センタ局3と、このセンタ局3に接
続された選択分配局10−3と、この選択分配局10−
3にバス形式で接続されたN個の加入者受信装置33−
1〜33−Nと、各加入者受信装置33−1〜33−N
に付属して設けられたN個の加入者送信装置43−1〜
43−Nとを備えている。
【0063】図8は、図7の選択分配局10−3の構成
をより詳細に示したブロック図である。図8において、
この選択分配局10−3は、N個の変換部18−1〜1
8−Nと、多重部1400と、受信部1500と、アン
テナ1600と、制御部1700とを含む。変換部18
−1〜18−Nは、FDM(周波数分割多重)信号4の
うち指定された1つのチャネルの信号を抜き出し、それ
ぞれに割り当てられた周波数へ、抜き出した信号を周波
数変換する。多重部1400は、変換部18−1〜18
−Nの出力を周波数分割多重して伝送路20へ出力す
る。受信部1500は、アンテナ1600を介して、加
入者送信装置43−1〜43−Nからの上り信号を受信
する。制御部1700は、受信部1500からの信号に
基づいて、加入者受信装置33−1〜33−Nに各加入
者が受信要求しているチャネルの信号を送信できるよ
う、変換部18−1〜18−Nの変換状態を制御する。
なお、制御部1700から出力される制御信号190−
1〜190−Nは、それぞれ、変換部18−1〜18−
Nに与えられる。
【0064】上記第4の実施例において、伝送路20上
における信号の模式的な周波数スペクトラムは、第2の
実施例における周波数スペクトラム(図4参照)と同じ
とする。すなわち、f1 〜fN は、各加入者装置33−
1〜33−Nにそれぞれ割り当てられた(選択分配局か
ら加入者受信装置への)下り信号用周波数である。これ
らの信号は周波数分割多重されていることが必須条件で
あり、各周波数の信号がどのように変調されているかは
限定されない。そして、変換部18−1〜18−Nは、
それぞれに割り当てられた周波数帯に周波数変換した信
号を出力することになる。一方、各加入者受信装置33
−1〜33−Nは、自分自身へ割り当てられた周波数帯
の信号のみを受信する。
【0065】以上のように構成された第4の実施例のC
ATVシステムの動作について以下に説明する。例え
ば、加入者受信装置33−1で、あるチャネルの信号を
受信したい場合、加入者送信装置43−1は、その受信
要求のための上り信号を無線信号で選択分配局10−3
へ送信する。選択分配局10−3においては、受信部1
500がアンテナ1600を介して加入者送信装置43
−1からの上り信号を受信し、その情報を制御部170
0へ伝える。制御部1700は、受信部1500から与
えられた情報に基づき、制御信号190−1を変換部1
8−1へ送り、変換部18−1を制御する。変換部18
−1は、制御部1700から制御信号190−1を受け
取ると、FDM信号4の中から加入者装置33−1が受
信要求しているチャネルの信号に同調し、その信号の周
波数を加入者受信装置33−1に割り当てられている周
波数f1 に変換する。具体的には、所望のチャネルの信
号の周波数と、予め割り当てられている周波数f1 との
差の周波数の正弦波信号を、FDM信号4とミキサーで
混合させ、その出力から周波数f1 に設定されているバ
ンドパスフィルタで信号を抜き出すことによって上記周
波数変換機能が実現される。いわゆるダウンコンバート
もしくはアップコンバート機能である。この場合、正弦
波の周波数を制御することが制御部1700の機能とな
る。変換部18−1の出力は、他の変換部18−2〜1
8−Nの出力と共に多重部1400において周波数分割
多重され、下り信号として伝送路20へ送信される。加
入者受信装置33−1は、自己に割り当てられた周波数
f1 で伝送路20から上記下り信号を受信する。このよ
うにして、加入者受信装置33−1および加入者送信装
置43−1は、選択したチャネルの信号のみを受信する
ことになる。したがって、有料放送が盗聴される危険性
を回避できる。
【0066】以上、加入者受信装置33−1および加入
者送信装置43−1の場合について動作の説明を行った
が、他の加入者受信装置および加入者送信装置の動作も
上記とまったく同様である。
【0067】以上のように、第4の実施例によれば、選
択分配局10−3においては信号の周波数変換のみを行
うので、構成が簡単になる。また、複雑な信号処理を行
わないので信号劣化がほとんど発生しない。ただし、選
択分配局10−3の入出力信号間における変調方式が同
一であることが前提である。
【0068】以上説明した第1〜第4の実施例において
は、CATVのセンタ局から選択分配局へは常にすべて
のチャネルの信号が多重された全チャネル信号が伝送さ
れているとしたが、これは必ずしも必要な条件ではな
い。なぜなら、少なくとも加入者が受信を要求している
信号がセンタ局から選択分配局へ送られていればよいか
らである。
【0069】センタ局から選択分配局への伝送路の容量
が十分であり、伝送信号の量が伝送コストに無関係であ
れば、常に全チャネル信号をセンタ局から選択分配局へ
伝送しておけば、その間において通信制御等の必要がな
く、したがってコストを最も低減できる。
【0070】しかしながら、伝送品質の維持や伝送コス
ト等の点で、できるだけ伝送信号の量を低減したい場合
は、必要最小限の信号だけをセンタ局から選択分配局へ
伝送する必要がある。このような場合、選択分配局は加
入者からの受信チャネルの要求があれば、それに応じて
センタ局へ必要なチャネルの信号の送信を要求し、セン
タ局はそのチャネルの信号を選択分配局へ送信する。こ
れによって、センタ局から選択分配局へ伝送する信号の
量を必要最小限に抑えることができる。
【0071】センタ局と選択分配局間の伝送信号形式が
FDM(周波数分割多重)の場合、センタ局は、信号を
追加して送信するときには、使用されていない搬送波、
つまり空きチャネルを見つけて信号を追加していけばよ
い。但し、どの搬送波でどの信号が伝送されているかと
いう情報は、センタ局と選択分配局双方で共用されてい
なければならない。この方式の場合、搬送波数が少なけ
れば、1つの搬送波当たりのパワーを大きくできるの
で、信号品質が良い状態で伝送できる。
【0072】センタ局と選択分配局間の伝送信号形式が
ベースバンドディジタルの場合、単なるTDM(時分割
多重)では、伝送信号の伝送速度は情報量に関係なく一
定であるので、信号量を減らしてもあまり利点はない
が、公衆網を利用してディジタルデータを伝送する場合
は、信号量を減らすことによって、伝送コストの低減が
図れる場合がある。この場合も各信号がどのように多重
されているかという情報は、センタ局と選択分配局双方
で共用されていなければならない。公衆網を用いてAT
M(非同期転送モード)伝送のような高速パケット伝送
方式でセンタ局と選択分配局間を伝送する場合は、伝送
すべき伝送量とパケット量は比例するので、信号量が少
ないほど伝送コストの低減が可能となる。
【0073】(5)第5の実施例 図9は、本発明の第5の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。図9において、このC
ATVシステムは、センタ局5と、このセンタ局3に接
続された選択分配局10−4と、この選択分配局10−
4にスター形式で接続されたN個の加入者受信装置30
−1〜30−Nと、各加入者受信装置30−1〜30−
Nに付属して設けられたN個の加入者送信装置40−1
〜40−Nとを備えている。本実施例のCATVシステ
ムは、各加入者送信装置40−1〜40−Nからの上り
信号を、途中で信号形態を変化させることなく、選択分
配局10−4経由でセンタ局5へ伝送し、センタ局5で
復調後、その復調情報をセンタ局5から選択分配局10
−4に伝送する点が、前述の他の実施例と異なってお
り、その他の機能は他の実施例と同じである。なお、こ
こでは、加入者受信装置30−1〜30−Nおよび加入
者送信装置40−1〜40−Nの構成は、便宜上、第1
の実施例のそれと同様であるとする。したがって、選択
分配局10−4と加入者間の伝送に関する説明はここで
は行わない。
【0074】以上のように構成された第5の実施例のC
ATVシステムの動作について以下に説明する。例え
ば、加入者受信装置30−1で、あるチャネルの信号を
受信したい場合、加入者送信装置40−1は、受信要求
のための上り信号を無線信号で選択分配局10−4へ送
信する。選択分配局10−4は、アンテナを介して受信
した上り信号を復調せず、受信した信号形態のまま、有
線または無線伝送でセンタ局5へ伝送する。有線伝送の
場合は、受信信号が上り伝送路21経由でセンタ局5に
伝送される。無線伝送の場合は、搬送波周波数を変換す
ることが必要になる場合もある。また、無線伝送の場合
は、特定の上り伝送路21を設置する必要はない。セン
タ局5は、加入者送信装置30−1からの上り信号を受
信すると、当該上り信号を復調し、その復調情報を下り
主信号6の一部として選択分配局10−4に送信する。
なお、必要なチャネルの信号のみをセンタ局から選択分
配局へ伝送する方式の場合、センタ局5は、受信要求に
該当するチャネルの信号も選択分配局10−4に伝送す
る。選択分配局10−4は、センタ局5からの復調情報
に基づいて、下り信号6の中から受信要求に該当するチ
ャネルの信号を選択し、加入者受信装置30−1に送信
する。
【0075】以上、加入者受信装置30−1および加入
者送信装置40−1の場合について動作の説明を行った
が、他の加入者受信装置および加入者送信装置の動作も
上記とまったく同様である。
【0076】以上のように、第5の実施例によれば、加
入者送信装置30−1〜30−Nからの上り信号を復調
する復調器を選択分配局10−4に設けなくてよいた
め、選択分配局の小型化が図れる。また、復調機能をセ
ンタ局5に集中することによって、復調器の総数を減ら
すことができる。つまり、CATVシステム全体として
考えた場合、すべての加入者送信装置が同時に上り信号
を送信しているということは考えられないので、すべて
の加入者送信装置の数だけ復調器を持つ必要はなく、ト
ラフィック量に応じた数だけ復調器があればよい。加入
者送信装置の総数に対する復調器の必要数は、対象とす
る加入者送信装置が多いほど相対的に少なくできる。し
たがって、各選択分配局に分散して配置するよりもセン
タ局にまとめて設けたほうが復調器の総数を減らすこと
ができる。
【0077】伝送路21としては、同軸ケーブル、光フ
ァイバ等を用いることができるが、伝送損失が問題にな
る場合や広帯域性が要求されるような場合は、光ファイ
バによる伝送が適している。センタ局に対して選択分配
局が、図10または図11に示すように、ツリー形式も
しくはバス形式で接続されている場合は、スター形式の
場合に比べてシステム全体として光ファイバの長さを短
くすることができ、センタ局での光受信部の数も低減で
きる。しかも、同軸ケーブルで接続した場合に問題とな
る流合雑音も生じない。このことは、以下に述べるよう
な携帯電話信号を選択分配局経由でセンタ局へ伝送する
場合にも言える。
【0078】加入者送信装置に携帯電話端末機能を持た
せ、選択分配局が携帯電話信号送受用の携帯電話無線基
地局機能を有する構成とし、センタ局経由でもしくは直
接選択分配局から公衆通信網に接続できる構成とすれ
ば、本CATVシステムによって、そのサブシステムと
して携帯電話システムが構築できる。
【0079】加入者送信装置からの受信要求等のCAT
V用の上り信号と携帯電話の信号とは、当然区別されな
ければならないが、そのための方法としては、それぞれ
の使用周波数帯、変調方式等を変える方法や、同じ信号
を用いて信号内容のコードや宛先アドレス等で区別する
方法が適用できる。
【0080】信号内容によってCATV用信号か携帯電
話用信号かを区別する方法の場合は、信号の区別を行う
場所として選択分配局とセンタ局の2つが考えられる。
選択分配局で行う場合は、選択分配局で復調して信号の
区別を行い、CATV用信号の場合はそれに対応する処
理を行い、携帯電話信号の場合はセンタ局経由でもしく
は直接選択分配局から公衆通信網に接続する。もちろん
CATVシステム内での電話接続であれば、公衆通信網
に接続する必要はなく、CATVシステム内で処理され
る。信号の区別をセンタ局で行う場合は、本発明の第5
の実施例のように、途中で信号形態を変化させず、選択
分配局経由でセンタ局まで送信信号を伝送し、センタ局
で復調する構成が適している。
【0081】加入者の操作の点からみれば、CATV用
の操作モードと携帯電話用の操作のモードとを使い分け
ればよいわけであるから、家電製品用の共用型リモコン
のように、加入者送信装置にCATV用の操作キーと携
帯電話用の操作キーとを別々に設けるか、もしくは2つ
の操作モードを切り替えるキーを設け、同一のキーを2
つのモードで共用できるようにしておけば、加入者にと
って操作上の困難さはない。
【0082】加入者送信装置が携帯電話端末機能を有
し、選択分配局が携帯電話信号送受用の携帯電話無線基
地局機能を有す構成とすることによって、CATVシス
テムにそのサブシステムとして携帯電話システムを取り
込むことが可能となる。また、CATV用の操作機能と
携帯電話機能という複数機能を共有することによって、
機器数の低減が達成できる。従来、家庭内で一般的に使
用されているCATVコンバータ用のリモコンとほとん
ど同じような大きさで、リモコンの機能を含めた加入者
送信装置と携帯電話の機能が現在の技術で実現可能であ
る。
【0083】CATVシステムの規模が小さく、選択分
配局を設ける必要がない場合は、1つのセンタ局が選択
分配局の機能を兼ねれば、両者を同一の場所に設置で
き、両者間の伝送を考えなくてもよくなり、より経済的
にシステムが構成できる。システム規模が大きくなって
も、センタ局の近くの地域をセンタ局が1つの選択分配
局として担当すれば、上記と同じ理由でより経済的であ
る。
【0084】加入者送信装置からの受信要求等のCAT
V用の上り信号に対して、応答信号を加入者に知らせる
必要のある場合がある。例えば、課金情報、受信可能か
どうかの情報、送信予定情報等の応答情報が考えられ
る。このような場合、応答信号を出力する装置として
は、加入者受信装置と加入者送信装置とが考えられる。
加入者受信装置は、基本的にテレビジョン受像機である
から画像信号、文字信号および音声信号の出力が可能で
ある。そのため、選択分配局から加入者受信装置へ応答
信号を送信し、そこにおいて出力させることができる。
応答信号の伝送のため専用の搬送波を設けてもよいし、
応答信号を映像信号に重畳して伝送してもよい。ディジ
タル信号の伝送が可能である場合は、応答信号専用のデ
ータを伝送するのが最も簡単である。伝送に関しては、
選択分配局と加入者受信装置間には下り用の伝送路が確
保されているので問題はない。
【0085】加入者送信装置から加入者に対して応答信
号を出力するためには、選択分配局に応答信号の送信機
能を、また、加入者送信装置に選択分配局からの応答信
号を受信し、出力する機能を付加する必要がある。前述
のように、加入者送信装置が携帯電話端末機能を有し、
選択分配局が携帯電話信号送受用の携帯電話無線基地局
機能を有する構成である場合には、当然のことながら選
択分配局と加入者送信装置間には双方向通信機能が確保
されているので、選択分配局から加入者送信装置への応
答信号の伝送は問題なく実現できる。また、携帯電話と
して音声の出力が可能であるから、この音声出力機能を
用いれば、音声による応答信号の出力が容易に実現可能
である。加入者送信装置が携帯電話用に液晶等の表示部
を有しているものであれば、この出力機能を用いて応答
信号の文字表示が可能である。いずれにしても選択分配
局と加入者送信装置間で応答信号の伝送規約が設定され
ている必要がある。
【0086】通常、携帯電話は、基本的機能として、無
線基地局との間でデータの送受信を行う機能を有してい
るので、この機能を利用すれば、応答信号の伝送は比較
的容易に実現可能である。
【0087】1軒の加入者宅には複数の加入者受信装置
があることが多いが、全ての加入者受信装置に加入者送
信装置を1台ずつ割り当てる必要のない場合がある。こ
のような場合は、1台の加入者送信装置で複数台の加入
者受信装置に対応する受信要求の上り信号を送信できる
ようにすればよい。そのためには、加入者送信装置が上
り信号を送信する際、どの加入者受信装置のための上り
信号かを区別できる情報をその上り信号に付加すればよ
い。選択分配局側では、送信すべき信号と送信すべき対
象である加入者受信装置が判別できる情報とが得られれ
ば、その上り信号がいずれの加入者送信装置からのもの
であるかを知る必要がない。もちろん、関係のない加入
者送信装置からの上り信号ではなく、有効な加入者送信
装置からの上り信号であることの確認は必要である。
【0088】同一加入者において、加入者受信装置と加
入者送信装置とが同一数ある場合でも、加入者受信装置
と加入者送信装置が一対一に対応しており、1つの加入
者送信装置が1つの加入者受信装に対してのみしか使用
できないのでは不便である。そのため、それぞれの加入
者送信装置が複数台の加入者受信装置に、例えば、同一
加入者のすべての加入者受信装置に対応する受信要求の
上り信号を送信できるようにすることが便利である。例
えば、同一加入者の加入者受信装置と加入者送信装置を
予め同一グループとして登録し、同一グループの機器間
では上述のような共用化が可能となるようにすればよ
い。このようにすれば、他のグループの機器との共用化
が防止でき、不正使用が未然に防げる。同一加入者の装
置であっても共用化したくない場合は、当然そのように
設定することは容易である。
【0089】各加入者送信装置には、個別に携帯電話の
電話番号が割り当てられるので、各加入者送信装置を家
族の各人に割り当てておけば、各人が直接自分宛の携帯
電話呼び出しを着信することが可能となる。そうなれ
ば、加入者宅において各加入者送信装置を家族各人が所
有し、めいめいがその加入者送信装置を持ち歩くことに
なるので、全ての部屋の全ての加入者受信装置も操作で
きるようにしなければならない。そのためには、上記の
ようなグループ化が有効である。
【0090】加入者1軒当たり、携帯電話が1台でよい
場合もあるし、携帯電話機能を必要としない場合もある
ので、すべての加入者送信装置が携帯電話を兼ねる必要
はない。したがって、実際上はCATV専用の機能を有
する装置と兼用装置の両方が使用されることになるであ
ろう。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、各加入者からの受信要
求である上り信号を無線信号で伝送するようにしている
ので、上り信号用の伝送路を新たに設ける必要がなく、
設備コストが安価になる。また、上り信号を伝送するた
めに公衆電話網を使用しないので、上り信号を伝送する
ために電話回線の使用料を支払う必要がない。さらに、
受信要求のあったチャネルの信号のみが選択分配局から
加入者受信装置へ伝送されるため、加入者受信装置にお
いて有料放送が盗聴される危険性を回避でき、また、選
択分配局と加入者受信装置間には、それほど広帯域な伝
送路を必要としない。
【0092】また、加入者送信装置からの受信チャネル
要求に応答して、選択分配局がセンタ局へ必要なチャネ
ルの信号の送信を要求し、センタ局から受信したチャネ
ルの信号を加入者受信装置へ送信するようにすることに
より、センタ局と選択分配局間の伝送路の必要帯域を狭
めることができる。
【0093】また、複数の選択分配局とセンタ局との間
をツリー形式またはバス形式の伝送路で接続することに
より、伝送路の全体としての長さを短くすることができ
る。
【0094】また、選択分配局が、予め各加入者受信装
置に割り当てられた下り信号用周波数帯を利用して、各
加入者受信装置に送信すべき複数のチャネルの信号を周
波数分割多重し、各加入者受信装置に送信することによ
り、選択分配局と各加入者受信装置とを1本のバス形式
の伝送路で接続することができる。したがって、全体と
しての伝送路長を短くすることができる。また、選択分
配局側の送信機が1台しか必要としないので、選択分配
局が安価になる。さらに、選択分配局に接続される伝送
路が1本であるので、選択分配局における伝送路用の出
口の物理的大きさが小さくなり、選択分配局を小型化す
ることができる。さらに、周波数分割多重しているの
で、加入者受信装置を追加する場合も周波数帯域に余裕
さえあれば容易に実現でき、伝送路に接続する位置に関
しても制限を受けない。
【0095】また、下り信号用周波数帯として、テレビ
ジョン放送信号周波数帯を割り当てることにより、選択
分配局および加入者受信局を、在来のテレビジョン受像
機の回路を用いて構成でき、その製作コストが安価にな
る。
【0096】また、加入者送信装置からの上り信号を、
途中で信号形態を変えることなく、選択分配局を経由し
てセンタ局へ伝送し、センタ局で上り信号を復調して選
択分配局に伝送することにより、上り信号を選択分配局
で復調する場合に比べて、上り信号復調用の復調器の個
数を低減できる。
【0097】また、加入者送信装置に携帯電話端末の機
能を持たせ、選択分配局に携帯電話信号を送受信可能な
携帯電話無線基地局の機能を持たせることにより、CA
TVシステムに携帯電話システムを取り込むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例における選択分配局のよ
り詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例における伝送路上の信号
の周波数スペクトラムを示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例における選択分配局のよ
り詳細な構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施例における選択分配局のよ
り詳細な構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第5の実施例に係るCATVシステム
の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施例において、センタ局と
各選択分配局との間がツリー形式の伝送路で接続された
場合の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第5の実施例において、センタ局と
各選択分配局との間がバス形式の伝送路で接続された場
合の構成を示すブロック図である。
【図12】従来のCATVシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1、3、5…センタ局 2…全チャネル信号 4…FDM信号 6…下り主信号 10、10−1〜10−4…選択分配局 20、20−1〜20−N…伝送路 21…上り伝送路 30−1〜30−N、31−1〜31−N、32−1〜
32−N、33−1〜33−N…加入者受信装置 40−1〜40−N、41−1〜41−N、42−1〜
42−N、43−1〜43−N…加入者送信装置 12…選択部 11−1〜11−N…復調部 13−1〜13−N、130−1〜130−N…変調部 14、140、1400…多重部 15、150、1500…受信部 16、160、1600…アンテナ 17、170、1700…制御部 18−1〜18−N…変換部 19−1〜19−N、190−1〜190−N…制御信
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 学 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤戸 克行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線伝送路を介し、複数の加入者に対し
    て複数チャネルの信号を配信するためのCATVシステ
    ムであって、 前記複数チャネルの信号を発生するセンタ局と、 各前記加入者に対して個別的に設けられた複数の加入者
    受信装置と、 前記加入者受信装置に対応して設けられ、それぞれ対応
    する加入者受信装置についての受信チャネル要求を、上
    り信号として無線で送信する加入者送信装置と、 前記センタ局と各前記加入者受信装置との間に介在し、
    前記加入者送信装置からの受信チャネル要求に基づい
    て、前記センタ局で発生した各チャネルの信号を、選択
    的に各前記加入者受信装置に分配して送信する選択分配
    局とを備える、CATVシステム。
  2. 【請求項2】 前記センタ局から前記選択分配局には、
    全てのチャネルの信号を多重した全チャネル信号が伝送
    され、 前記選択分配局は、前記加入者送信装置からの受信チャ
    ネル要求に応じて、前記全チャネル信号の中から要求さ
    れたチャネルの信号を選択し、当該選択したチャネルの
    信号を、当該受信チャネル要求を発した加入者送信装置
    に対応する前記加入者受信装置へ送信することを特徴と
    する、請求項1に記載のCATVシステム。
  3. 【請求項3】 前記選択分配局は、前記加入者送信装置
    からの受信チャネル要求に応答して、前記センタ局へ必
    要なチャネルの信号の送信を要求し、前記センタ局から
    受信したチャネルの信号を、当該受信チャネル要求を発
    した加入者送信装置に対応する前記加入者受信装置へ送
    信することを特徴とする、請求項1に記載のCATVシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 複数の前記選択分配局が、前記センタ局
    とツリー形式またはバス形式の伝送路で接続されてお
    り、 各前記選択分配局は、自局に属する各前記加入者送信装
    置からの受信チャネル要求に応答して、必要なチャネル
    の信号の送信要求を、前記伝送路を経由して前記センタ
    局へ送信することを特徴とする、請求項3に記載のCA
    TVシステム。
  5. 【請求項5】 各前記加入者受信装置は、前記選択分配
    局と1本のバス形式の伝送路を介して接続されており、
    かつそれぞれには相互に異なる下り信号用周波数帯が予
    め固定的に割り当てられており、 前記選択分配局は、各前記加入者受信装置に送信すべき
    複数のチャネルの信号を、それぞれ前記加入者受信装置
    に割り当てられた前記周波数帯を利用して周波数分割多
    重し、下り信号として前記伝送路へ送信し、 各前記加入者受信装置は、それぞれに割り当てられた前
    記周波数帯の信号を受信することにより、要求したチャ
    ネルの信号を受信することを特徴とする、請求項1に記
    載のCATVシステム。
  6. 【請求項6】 前記選択分配局は、前記要求されたチャ
    ネルの信号をそれぞれベースバンド信号または中間周波
    数信号の形態で選択し、当該選択したそれぞれのチャネ
    ルの信号を、それぞれ前記加入者受信装置に割り当てら
    れた前記周波数帯で変調した後、周波数分割多重して前
    記伝送路へ前記下り信号として送信することを特徴とす
    る、請求項5に記載のCATVシステム。
  7. 【請求項7】 前記センタ局から前記選択分配局には、
    複数のチャネルの信号を時分割多重したTDMディジタ
    ル信号が伝送され、 前記選択分配局は、前記TDMディジタル信号の中から
    前記受信要求されたチャネルの信号を選択し、当該選択
    したそれぞれのチャネルの信号を、ディジタル信号のま
    まか、またはアナログ信号に変換してから、それぞれ前
    記加入者受信装置に割り当てられた前記周波数帯で変調
    した後、周波数分割多重して前記伝送路へ前記下り信号
    として送信することを特徴とする、請求項5に記載のC
    ATVシステム。
  8. 【請求項8】 前記センタ局から前記選択分配局には、
    複数のチャネルの信号を周波数分割多重したFDM信号
    が伝送され、 前記選択分配局は、前記FDM信号の中から前記受信要
    求されたチャネルの信号をベースバンド信号または中間
    周波数信号の形態で選択し、当該選択したそれぞれのチ
    ャネルの信号を、それぞれ前記加入者受信装置に割り当
    てられた前記周波数帯で変調した後、周波数分割多重し
    て前記伝送路へ前記下り信号として送信することを特徴
    とする、請求項5に記載のCATVシステム。
  9. 【請求項9】 前記センタ局から前記選択分配局には、
    複数のチャネルの信号を周波数分割多重したFDM信号
    が伝送され、 前記選択分配局は、前記FDM信号の中から前記受信要
    求されたチャネルの信号を選択し、当該選択したそれぞ
    れのチャネルの信号を、それぞれ前記加入者受信装置に
    割り当てられた前記周波数帯へアップコンバートもしく
    はダウンコンバートした後、周波数分割多重して前記伝
    送路に下り信号として送信することを特徴とする、請求
    項5に記載のCATVシステム。
  10. 【請求項10】 前記下り信号用周波数帯として、テレ
    ビジョン放送信号周波数帯が割り当てられていることを
    特徴とする、請求項5に記載のCATVシステム。
  11. 【請求項11】 前記加入者送信装置からの上り信号
    を、途中で信号形態を変えることなく、前記選択分配局
    を経由して前記センタ局へ伝送し、センタ局で復調後そ
    の情報をセンタ局から選択分配局に伝送することを特徴
    とする、請求項1に記載のCATVシステム。
  12. 【請求項12】 前記加入者送信装置は、携帯電話端末
    機能も有し、 前記選択分配局は、携帯電話信号を送受信可能な携帯電
    話無線基地局機能も有することを特徴とする、請求項1
    に記載のCATVシステム。
  13. 【請求項13】 前記加入者送信装置からの前記携帯電
    話機能に関する上り信号を、途中で信号形態を変えるこ
    となく、前記選択分配局を経由して前記センタ局へ伝送
    することを特徴とする、請求項12に記載のCATVシ
    ステム。
  14. 【請求項14】 複数の前記選択分配局が、前記センタ
    局とツリー形式またはバス形式の伝送路で接続されてお
    り、 前記加入者送信装置からの上り信号は、前記選択分配局
    を経由した後、前記伝送路を介して前記センタ局へ伝送
    されることを特徴とする、請求項13に記載のCATV
    システム。
  15. 【請求項15】 前記選択分配局は、各前記加入者送信
    装置からの上り信号に対する応答信号を、各前記加入者
    受信装置へ画像信号,文字信号または音声信号の形態で
    伝送することを特徴とする、請求項12に記載のCAT
    Vシステム。
  16. 【請求項16】 前記選択分配局は、各前記加入者送信
    装置からの上り信号に対する応答信号を、各前記加入者
    送信装置へ文字信号または音声信号の形態で、無線信号
    により伝送することを特徴とする、請求項12に記載の
    CATVシステム。
  17. 【請求項17】 前記センタ局が少なくとも1つの前記
    選択分配局としての機能も有することを特徴とする、請
    求項1に記載のCATVシステム。
  18. 【請求項18】 前記加入者送信装置は、複数台の前記
    加入者受信装置に対応する上り信号を送信可能であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のCATVシステム。
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