JPH07322347A - 基地局および移動局における待受け制御方法およびその移動局 - Google Patents

基地局および移動局における待受け制御方法およびその移動局

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JPH07322347A
JPH07322347A JP6106856A JP10685694A JPH07322347A JP H07322347 A JPH07322347 A JP H07322347A JP 6106856 A JP6106856 A JP 6106856A JP 10685694 A JP10685694 A JP 10685694A JP H07322347 A JPH07322347 A JP H07322347A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基地局および移動局における待受け制御に関
し、移動局が置かれた各種通信モードにそれぞれ適合し
た通信条件のもとで待受け制御を行えるようにすること
を目的とする。 【構成】 基地局11は、各移動局12の待受け条件と
して、各移動局12が属する各種の通信モード毎に対応
させてそれぞれに適合した複数種の待受け条件を有する
待受け制御情報を、報知情報に含ませて一斉に報知し、
一方、各移動局12は、自局の通信モードが複数種の通
信モードのうちの何れのモードに属するかを認識し、認
識された該通信モードに対応する待受け条件を報知情報
より抽出し、抽出された待受け条件のもとで待受け制御
を実行するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信網における待
受け制御方法、特にその移動体通信網内の基地局および
移動局における待受け制御方法およびその移動局に関す
る。基地局と移動局との間で交信される制御情報には、
専用に設けられた共通の無線制御チャネルで伝送される
ものと、各移動局毎に割り当てられた無線通話チャネル
で伝送されるものとがある。本発明は特に前者の無線制
御チャネルに関連するものである。
【0002】また、この無線制御チャネルで伝送される
情報には種々あるが、本発明は特に待受け状態にある各
移動局に対して基地局側から一斉に報知する報知情報に
ついて述べるものである。
【0003】
【従来の技術】図34は移動体通信網の一般的な概略構
成を示す図である。本図において、11は基地局であ
り、この基地局に割り当てられた周波数を有するキャリ
ア(電波)によってある範囲のゾーン13をカバーす
る。このゾーン13内を移動する移動局(2)12は、
この基地局11を介して相手方と通話を行う。
【0004】待受け状態にある各移動局12に対して基
地局11側から一斉に報知される報知情報を各移動局1
2が受信し、この受信した報知情報に基づいて制御プロ
セスを進め、本来の通話状態に入ることができる。図3
5は一般的な報知情報の一例を示す図である。既述した
無線制御チャネルを介して所定の信号フォーマットによ
り、本図の報知情報が周期的に、例えば2秒おきに、基
地局11より自ゾーン13内の全ての移動局12に一斉
に報知される。
【0005】図35に示す報知情報の中で特に本発明に
関係するのは、図中Aの部分に挿入される。“待受け許
可条件”および“待受け劣化条件”である。この“待受
け許可条件”の代表は、待受け許可レベルである。これ
は、移動局12が現在受信できるキャリアの受信電界強
度のうち、通話状態にさらに入ることが許されるレベル
である。つまりこのレベル以上のときに移動局12は通
信を開始できる。
【0006】一方、上記の“待受け劣化条件”の代表
は、待受け劣化レベルである。これは移動局12が現在
受信できるキャリアの受信電界強度のうち、通話状態に
入ることが許されないレベルである。つまりこのレベル
以下であると移動局12は通信を開始できない。さら
に、この“待受け劣化レベル”にはもう1つの意味があ
る。すなわち、現在通話中の移動局12がゾーンから外
れ始め、最早正常な通話品質を保証することができなく
なるレベルを意味する。この場合、当該移動局のディス
プレイには“圏外”と表示される。なお、この圏外には
自ゾーンの範囲外にあることの他、自ゾーン内であって
もビルの陰あるいは長いトンネル内に位置すること等も
含まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特定の
待受け許可レベル以上の受信レベルがあることを条件に
移動局は発着呼が可能となり、他方、特定の待受け劣化
レベル以下であるときはいかなる場合も発着呼は禁止さ
れる。また通話中であってもその待受け劣化レベルを下
まわると、“圏外”の表示が出されてしまう。
【0008】近年の移動体通信網の発展によりユーザの
数も激増し、これに伴って通常の通話以外にも種々の通
信モードが生じ始めている。例えば、ファクシミリデー
タやコンピュータデータの送受信もその1つである。あ
るいは火災や交通事故の発生による緊急通信に利用する
こともその1つである。また、移動局の形態の違いによ
り通信モードも変わる。例えば車載機の形態で通信した
り、携帯機の形態で通信したり、あるいは車載/携帯兼
用機の形態であって、いずれか一方に切り替えて通信し
たりすることもある。この場合車載機を用いた通信モー
ドに比べ、携帯機を用いた通信モードの場合は、後者の
方が遙かに損失が大である等通信条件は極めて悪くな
る。さらに車載機および携帯機を乗せた車が高速走行中
か低速走行中か、という通信モードの違いも出てくる。
【0009】さらに具体的に考察すると、従来のように
一律の待受け許可レベルを通常の通話において満足すべ
き品質に設定した場合には、通常の通話の通話品質を満
たすことができないために圏外表示となるが、緊急時な
らば何とか通話できるような地点であったとしても、も
しそうような緊急事態に遭遇したとき何の対処もできな
い。また、逆の例を考えてみると、一律の待受け許可レ
ベルを緊急の場合だけを考えてその値を設定したとする
と、緊急の場合は通信を行うことができても、通常の通
話の時にサービスエリアの端にいる移動局にとっては通
話品質が非常に悪くなるという不都合が起きる。
【0010】また、別の例をとって考えてみると、一律
の待受け許可レベルを通常の音声通話において満足すべ
き品質に設定した場合、通常の通話品質としては良好の
場所において、通常の音声通話よりもより高い品質を求
められるデータ転送用として使った時には文字誤りが出
てしまう。また、この例の逆の例を考えてみると、一律
の待受け許可レベルをデータ転送の場合だけを考えてそ
の値を設定してしまうと、データ転送するには支障はな
いものの、移動局側からみると音声通話をするには十分
な受信レベルを有しているにも拘らず、待受け許可レベ
ル以下なので通信できないという不都合を生じてしま
う。
【0011】特に上述した緊急事態での通信モードの場
合、図34のゾーン13(例えば待受け許可レベルが1
7dBμ)から離れてそれよりやや外側のゾーン13’
(例えば同レベルが7dBμ)に位置する移動局(1)
12にとっては、仮に目前で交通事故等の緊急事態に遭
遇しても緊急通報ができない、ということになり通信網
としての基本的な使命を果たせないことを意味する。
【0012】したがって上記問題点に鑑み本発明は、移
動局が属する各種の通信モードに柔軟に適応した待受け
状態を設定することのできる、基地局および移動局にお
ける待受け制御方法およびその移動局を提供することを
目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る基地
局および移動局における待受け制御の原理を表す図であ
る。 (1)図1において、基地局11は、各移動局12の待
受け条件として、各移動局12が属する各種の通信モー
ド毎に対応させてそれぞれに適合した複数種の待受け条
件を有する待受け制御情報を、報知情報に含ませて一斉
に報知する。
【0014】一方、移動局12側では、自局の通信モー
ドが複数種の通信モードのうちの何れのモードに属する
かを認識し、認識された該通信モードに対応する待受け
条件を報知情報より抽出し、抽出された該待受け条件の
もとで待受け制御を実行する。 (2)基地局11より送出する待受け条件は、a)待受
け受信レベル、b)予め規定したビット誤り率の少なく
とも一方により定める。
【0015】(3)上記待受け受信レベルとしては、待
受け許可レベルおよび待受け劣化レベルを用いる。 (4)また上記待受け受信レベルとしては、通常通信用
待受け受信レベル、緊急通信用待受け受信レベルおよび
データ転送用待受け受信レベルのうちの少なくとも1つ
を含むようにする。
【0016】この場合、各待受け受信レベルは、待受け
許可レベルおよび待受け劣化レベルをもって表示する。 (5)上記待受け受信レベルとしては、移動局12が車
載/携帯兼用機であるとき、車載機用待受け受信レベル
および携帯機用待受け受信レベルを用いる。この場合、
さらに、上記待受け受信レベルとして高速移動車載機用
待受け受信レベルおよび低速移動車載機用待受け受信レ
ベルと、高速移動携帯機用待受け受信レベルおよび低速
移動携帯機用待受け受信レベルを用いる。
【0017】(6)また、待受け受信レベルは、絶対値
をもって表示する。 (7)また上記の待受け受信レベルとして、通常通信用
待受け受信レベル、緊急通信用待受け受信レベルおよび
データ転送用待受け受信レベルを含むとき、その緊急通
信用待受け受信レベルおよびデータ転送用待受け受信レ
ベルは、通常通信用待受け受信レベルの値をそれぞれ基
準値とする相対値で表示する。
【0018】次に移動局12についてみると、 (8)移動局12では、複数種の通信モードのうちのい
ずれのモードに属するかを、手動スイッチの接続状態に
応じて認識する。この場合、 a)第1の手動スイッチの接続状態に応じて、通常通信
モードか、緊急通信モードか、データ転送通信モードか
を認識する。
【0019】b)第2の手動スイッチの接続状態に応じ
て、高速移動通信モードか、低速移動通信モードかを認
識する。 c)第3の手動スイッチの接続状態に応じて、車載機用
通信モードか、携帯機用通信モードかを認識する。 (9)また移動局12では、複数種の通信モードのうち
いずれのモードに属するかを、電気的検出手段により自
動的に認識する。この場合、 a)第1の電気的検出手段により、通常通信モードまた
は緊急通信モードか、データ転送通信モードかを自動的
に認識する。
【0020】b)第2の電気的検出手段により電話番号
を監視し、通常通信モードか、緊急通信モードかを自動
的に認識する。 c)第3の電気的検出手段により基地局11からの信号
の受信レベルの変動ピッチを監視して当該移動局12の
移動速度を推定し、高速移動通信モードか、低速移動通
信モードかを自動的に認識する。
【0021】d)第4の電気的検出手段により車載機側
のアンテナまたは携帯機側のアンテナのいずれに接続し
ているか監視し、車載機用通信モードか、携帯機用通信
モードかを自動的に認識する。 e)第5の電気的検出手段により車載機側の電源または
携帯機側の電源のいずれに接続しているか監視し、車載
機用通信モードか、携帯機用通信モードかを自動的に認
識する。
【0022】(10)さらにまた、移動局12は、 a)自局が、複数種の通信モードのうちいずれのモード
に属すべきか、を設定するための手動スイッチ(後述)
を具備する。 b)自局が、複数種の通信モードのうちいずれのモード
に属すべきか、を自動的に認識するための電気的検出手
段(後述)を具備する。
【0023】
【作用】上記(1)の態様では、基地局と移動局との間
で行われる待受け制御の制御パラメータである待受け条
件が、複数種の通信モードについて個別に設定されるか
ら、例えば通常の通信では維持できない通話状態であっ
ても、緊急通信モードの下では何とか通話を行うことが
できる。
【0024】上記(2)の態様では、通常の待受け受信
レベルやビット誤り率(従来は標準的な一通りの値が規
定される)について複数通りの値を設定する。上記
(3)の態様では、受信レベルとして最も一般的な待受
け許可レベルと待受け劣化レベルに着目し、それぞれ複
数種にランク分けして設定する。上記(4)の態様で
は、待受け受信レベルを、データ転送用、通常通信用お
よび緊急通信用にランク分けする。この順番に許可(劣
化)受信レベルを低く設定する。
【0025】上記(5)の態様は、車載機用と携帯機用
とでは前者の方がより受信感度が良好であることに着目
したものである。上記(6)の態様では、各種の受信レ
ベルのランク付けをそれぞれの絶対値で設定する。上記
(7)の態様では、各種受信レベルのランク付けを、あ
る1つの通信モード下での受信レベル値を基準にして、
残る他の通信モード下での受信レベルはその相対値で表
す。
【0026】上記(8)の態様では、各種の通信モード
の区別を、手動で行う。上記(9)の態様では、各種モ
ードの識別を、自動で行う。上記(10)の態様では、
上記(9)の態様をそれぞれ実現するためのハードウェ
アを移動局12が具備するようにする。
【0027】
【実施例】図2は図1の原理を具体化した実施例を示す
図(その1)、図3は図1の原理を具体化した実施例を
示す図(その2)である。図2の上方における二重線X
−Yを境としてその上方は基地局11側の動作を示し、
その下方(図3に及ぶ)は移動局12側の動作および制
御手段を示す。なお、移動局12側の制御プロセスは説
明の都合上、下から上に向って進むようになっている。
【0028】図3の下側から説明すると、ステップ1
(ST1)にて、自局(移動局)が車載用移動機なの
か、携帯用移動機なのかの区別を、手動スイッチによっ
て、自局内のCPUに示す。既に述べたとおり車載用と
携帯用では待受け受信能力に差があるからである。移動
局12が車載/携帯兼用機であると、この区別は重要で
ある。なお、本発明における以後の説明は、この兼用機
の場合を例にとって行う。
【0029】ステップ1(ST1)による区別は、移動
局形態認識部21により行われる。ステップ2(ST
2)では移動局12の移動速度の区別を、手動スイッチ
によって、自局内のCPUに示す。一般に高速移動時と
低速移動時とでは、移動局12におけるキャリア(電
波)の受信電界強度(受信レベル)が異なり、前者の方
が受信レベルが低下するからである。
【0030】ステップ2(ST2)による区別は、移動
速度認識部22により行われる。図2を参照すると、ス
テップ3(ST3)において、自局が今どの通信種別で
通信を行うかについての区別を、手動スイッチによって
CPUに示す。代表例としては、通常通信モード(通常
の会話等)、緊急通信モード(火災や交通事故の通報
等)およびデータ転送モード(ファックスや携帯用デー
タ端末)がある。
【0031】ステップ3(ST3)による区別は、通信
種別認識部23により行われる。図2に示した、形態等
に係る通信モードの認識情報と、ステップ3における情
報等の通信種別に基づく通信モードの認識情報は、共に
制御部24に送られる。一方、基地局11からは各種通
信モード毎にそれぞれ対応した複数種の待受け条件を有
する待受け情報を含んだ報知情報が図2の上方に示すと
おり、各移動局12に一斉に報知されている。移動局1
2の受信部25はこれを受信する。さらにこれを制御部
24に供給する。
【0032】ステップ4(ST4)では、上記の受信し
た待受け情報に従って、自局の通信モードに適合する待
受け条件にて、受信を行う。またステップ5(ST5)
では、受信した待受け条件に従って、、自局の通信モー
ドに適合する待受け条件にて待受け制御を行う。なお、
上記のように設定された各種通信モードは固定でなく、
手動スイッチの切り替え等で状況に応じて変化させるこ
とができる。この切り替えは自動化も可能であるがこれ
については後述する。
【0033】図4は本発明に基づく報知情報の第1例を
示す信号フォーマット図(その1)、図5は本発明に基
づく報知情報の第1例を示す信号フォーマット図(その
2)である。なお、図4における右欄は、その左欄にお
いて対応する部分(点線で区分して示す)を一層細くラ
ンク分けした信号フォーマットである。この第1例では
図35の待受け許可条件および待受け劣化条件をそれぞ
れ待受け許可レベルおよび待受け劣化レベルとすると共
に、まず、これらを車載機用と携帯機用とにランク分け
(4ランク)している。
【0034】そして、同図右欄ではその4ランクの各々
をさらに通常通信用と、緊急通信用と、データ転送用と
にランク分けし、全体としては12種の通信モードに区
分している。図6は本発明に基づく報知情報の第2例を
示す信号フォーマット図(その1)、図7は本発明に基
づく報知情報の第2例を示す信号フォーマット図(その
2)である。これらの図の見方は上述した図4および図
5の見方と同様である。
【0035】この第2例では図35の待受け許可条件お
よび待受け劣化条件をそれぞれ待受け許可レベルおよび
待受け劣化レベルとすると共に、まず、これらを車載機
用と携帯機用とにランク分けしている。そしてこれらラ
ンク分けした各々をさらに高速移動用と低速移動用とに
ランク分け(8ランク)している。
【0036】そして、同図右欄ではその8ランクの各々
をさらに通常通信用と、緊急通信と、データ転送用とに
ランク分けし、全体としては24種の通信モードに区分
している。図8は本発明に基づく報知情報の第3例を示
す信号フォーマット図(その1)、図9は本発明に基づ
く報知情報の第3例を示す信号フォーマット図(その
2)である。これらの図の見方は上述した図4および図
5の見方と同様である。
【0037】この第3例では図35の待受け許可条件お
よび待受け劣化条件をそれぞれ待受け許可レベルおよび
待受け劣化レベルとすると共に、まず、これらを車載機
用と携帯機用とにランク分け(4ランク)している。そ
して、同図右欄ではその4ランクの各々をさらに通常通
信用と、緊急通信用と、データ転送用とにランク分けす
る。
【0038】そしてさらに、これらを高速移動用と低速
移動用とにランク分けし、全体として24種の通信モー
ドに区分している。図10は待受け受信レベルの表し方
の第1例を示す図である。図6から図9までに示した待
受け受信レベルの表し方には何通りかある。この第1例
は、その待受け受信レベルを絶対値で表示するものであ
る。本図の右欄に数値例を示すとおり、通常通信用の待
受け許可レベルが17(dBμ)であるところ、緊急通
信の場合はこれをもっと低い7(dBμ)に設定し、ゾ
ーンの端やゾーンから少し外れたところでも、通話品質
は保証し得ないものの通話は可能にしている。
【0039】逆にデータ転送用では、データ誤りの発生
を防ぐため、かなり通信条件の良い所(25(dB
μ))で通信を許可する。上記の傾向は待受け劣化レベ
ルについても同様であり、図示の例では14(dB
μ),4(dBμ)および22(dBμ)の3つのラン
クに通信モードを分けている。
【0040】図11は待受け受信レベルの表し方の第2
例を示す図である。待受け受信レベルの表し方の第2例
によれば、緊急通信用待受け受信(許可/劣化)レベル
およびデータ転送用待受け受信(許可/劣化)レベル
は、通常通信用待受け受信(許可/劣化)レベルの値を
それぞれ基準値とする相対値で表示するものである。同
図の右欄に具体的数値を示す図12は待受け受信レベル
の表し方の第3例を示す図である。待受け受信レベルの
表し方の第3例によれば、予め規定したビット誤り率
(BER:Bit ErrorRate) により待受け条件を定め
る。近年ディジタル自動車電話が普及し始めており、こ
の場合データ誤り率を監視することが必要になる。この
ために、BERの値が予め規定されるが、本発明では各
種通信モードに対応して図示の例の如く、10-3、5×
10-2および10-4の3ランクに設定される。
【0041】図13は移動局の構成例(手動形)を図解
的に示す図、図14は移動局の構成例(自動形)を図解
的に示す図である。なお、これらの図の構成要素のうち
図2および図3に示したものと同様のものには同一の参
照番号で示す。両図において、図の左側(基地局11
側)から与えられる通信モード別報知情報を、アンテナ
26を介し、受信部25にて受信した移動局は、その報
知情報に従って、制御部24により待受け制御を行う。
【0042】図13の通信種別認識部23は、ブロック
33に図示するとおり、第1の手動スイッチ(SW)の
接続状態に応じて、通常通信モードか、緊急通信モード
か、データ転送モードかを認識する。また、移動速度認
識部22は、ブロック32に図示するとおり、第2の手
動スイッチ(SW)の接続状態に応じて、高速移動通信
モードか、低速移動通信モードかを認識する。
【0043】さらにまた、移動局形態認識部21は、ブ
ロック31に図示するとおり、第3の手動スイッチ(S
W)の接続状態に応じて、車載機用通信モードか、携帯
機用通信モードかを認識する。一方、図14を参照する
と、通信種別認識部23は、ブロック43および44に
示すとおり、第1の電気的検出手段により、通常通信モ
ードまたは緊急通信モードか、データ転送モードかを自
動的に認識し、第2の電気的検出手段により電話番号を
監視して通常通信モードか、緊急通信モードかを自動的
に認識する。
【0044】また移動速度認識部22は、ブロック42
に示すとおり、第3の電気的検出手段により基地局11
からの信号の受信レベルの変動ピッチを監視して当該移
動機(12)の移動速度を推定し、高速移動通信モード
か、低速移動通信モードかを自動的に認識する。さらに
また移動局形態認識部21は、ブロック41に示すとお
り、第4の電気的検出手段により車載機側のアンテナま
たは携帯機側のアンテナのいずれに接続しているか監視
し、車載機用通信モードか、携帯機用通信モードかを自
動的に認識し、また第5の電気的検出手段により車載機
側の電源または携帯機側の電源のいずれに接続している
か監視し、車載機用通信モードか、携帯機用通信モード
かを自動的に認識する。
【0045】図15は移動局の公知の構成例の中に本発
明に関連するCPUおよびその周辺部分を組み入れた状
態を示す図である。ただし、通信モード手動設定手段4
6および通信モード自動認識手段47は本発明により導
入されたものである。前者の手段46は、図13のブロ
ック31〜33に対応する。また後者の手段47は、図
14にブロック41〜44に対応する。なお、手段46
および/または手段47の採用により制御部(CPU)
内のソフトウェアも従来のものに対し修正が加えられ
る。
【0046】図13および図14に示す受信部25は、
図15において送受共用器251、受信機252および
253(ダイバーシチを構成)、復調器(ACT:Adap
tiveCarrier Tracking)254等で構成される。図15
に示すその他の構成は次のとおりである。参照番号51
および52はマイク(MIC)およびスピーカ(SP)
であり、ハンドセットをなす。これらの入出力はCOD
ERおよびDECODER(CODEC)53を介し、
TDMA(Time Division Multiple Access)回路54に
接続する。TDMA回路54は、復調器254、CPU
60および波形整形部55にも接続する。
【0047】波形整形部55からの送信データは、RF
帯直交変調器56を介して変調され、電力増幅器(LS
A−BC:Linearized Saturation Amplifier with Bid
irectional Feed Control)57を経て送信される。変調
器56での上記の変調は、位相同期発振器(PLO)を
内部に含む高速切換シンセサイザ(DLPS:Digital
Loop Preset Synthesizre)58からのキャリアにより行
われる。シンセサイザ58は、ダイバーシチをなす受信
機252および253にも復調用キャリアを供給する。
【0048】CPU60内には模式的に既述の制御部2
4、移動局形態認識部21、移動速度認識部22および
通信種別認識部23が示されている。このCPU60に
はさらに操作部(テンキー等)59と、自局が、複数種
の通信モードのうちいずれのモードに属すべきか、を設
定するための手動スイッチ70(46)と、自局が、複
数種の通信モードのうちいずれのモードに属するか、を
自動的に認識するための電気的検出手段80(47)と
が接続される。
【0049】図16はCPU60と手動スイッチ70の
接続構成例を示す図である。本図のCPU60内には図
15に示した各種認識部(21,22,23)の他にア
ドレスデコード部62が示されている。一方、手動スイ
ッチ70は、通常通信モードか、緊急通信モードか、デ
ータ転送モードかを認識する第1の手動スイッチ71
と、高速移動通信モードか、低速移動通信モードかを認
識する第2の手動スイッチ72と、車載機用通信モード
か、携帯機用通信モードかを認識する第3の手動スイッ
チ73と、を含んで構成される。この他必要に応じて、
他の手動スイッチを並設してもよい。
【0050】各認識部(21,22,23)は手動スイ
ッチがオフのとき、電源Vccレベルを抵抗(R)74を
介して受けており論理“H”であるが、いずれかの手動
スイッチがオンになると、グランド(G)レベルに引き
込まれ、論理“L”となる。各認識部(21,22,2
3)は各手動スイッチ対応に“H”または“L”を受信
し、書き換え自在に保持する。上記のアドレスデコード
部62はデータセレクト信号を出力し、これらの“H”
/“L”データをシーケンシャルに繰り返し制御部24
に対して読み出す。
【0051】図15に示した電気的検出手段80には、
通常通信モードまたは緊急通信モードか、データ転送モ
ードかを自動的に認識する第1の電気的検出手段と、電
話番号を監視し、通常通信モードか、緊急通信モードか
を自動的に認識する第2の電気的検出手段と、基地局1
1からの信号の受信レベルの変動ピッチを監視して当該
移動局12の移動速度を推定し、高速移動通信モード
か、低速移動通信モードかを自動的に認識する第3の電
気的検出手段と、車載機側のアンテナまたは携帯機側の
アンテナのいずれに接続しているか監視し、車載機用通
信モードか、携帯機用通信モードかを自動的に認識する
第4の電気的検出手段と、車載機側の電源または携帯機
側の電源のいずれに接続しているか監視し、車載機用通
信モードか、携帯機用通信モードかを自動的に認識する
第5の電気的検出手段と、を含むがそのいくつかについ
て具体例を示す。
【0052】図17はデータ転送モードの検出手段の一
例を示す図である。これは上記第1の電気的検出手段に
相当する。例えばファクシミリ機器(FAX)によりデ
ータ転送する場合、コネクタ75を介して移動局12の
本体に接続する。コネクタ75を差し込むとこのコネク
タ75内のループ75’と導通し、レジスタの入力は論
理“H”から論理“L”に変化する。この“L”をCP
U60が読み出し、データ転送の通信モードであること
を知る。なお、図中の2Wは2線、4Wは4線、Hはハ
イブリッドの意味である。
【0053】図18はアンテナ種別の検出手段の一例を
示す図である。これは上記第4の電気的検出手段に相当
する。車載機側のアンテナ(外部アンテナ)を使用する
場合、この外部アンテナを、コネクタ76を介して、移
動局12の本体に接続する。コネクタ76を差し込むと
このコネクタ76内のループ76’と導通し、レジスタ
の入力は論理“H”から論理“L”に変化する。この
“L”をCPU60が読み出し、車載機による通信モー
ドであることを知る。
【0054】図19は電源種別の検出手段の一例を示す
図である。これは上記第5の電気的検出手段に相当す
る。車載機側で使用する場合、電源(車のバッテリ)
を、コネクタ77を介して移動局12の本体に接続す
る。コネクタ77を差し込むとこのコネクタ77内のル
ープ77’と導通し、レジスタの入力は論理“H”から
論理“L”に変化する。この“L”をCPU60が読み
出し、車載機による通信モードであることを知る。
【0055】なお、上記第2の電気的検出手段として
は、例えば110番や119番のダイヤルパルスを識別
するデコーダにより実現できる。また、上記第3の電気
的検出手段に相当するものとしては、一般的には例えば
当該自動車のスピードメータの読みをピックアップする
センサによって実現できる。しかしこの手法はコスト高
になるので、移動局12が有するダイバーシチアンテナ
(図15の26および26’)を利用して当該移動機
(12)の移動速度を推定するのが好ましい。すなわ
ち、基地局からの信号受信レベルの変動ピッチを監視し
て移動速度を推定する。これについて図を参照しながら
簡単に説明する。
【0056】図20は移動速度推定法の原理を説明する
ための図(その1)、図21は移動速度推定法の原理を
説明するための図(その2)である。フェーディング下
における受信レベルの変動ピッチは移動速度に依存す
る。図20および図21は、それぞれDoppler周
波数fD が3Hzと30Hzのときの受信レベルを示
し、レベルが5m間に6dB以上変化したとき横軸に矢
印を立てて示している。250ms間にfD =3Hzの
とき2回の検出に対して、fD =30Hzの場合は17
回と10倍近い頻度になっている。したがって、f
D (よって移動速度)が大きいほど急峻なレベル変動を
する確率が高いことがわかる。本移動速度推定法はこの
性質を利用したものである。なお、本移動速度推定法
は、1993年電子情報通信学会秋季大会(2−327
頁)にて既に提案されている。
【0057】次に本発明に基づく動作の流れを説明す
る。図22は電源投入時における移動局待受け移行動作
のフローチャート(その1)、図23は電源投入時にお
ける移動局待受け移行動作のフローチャート(その2)
である。なお全フローチャートの中で、特に本発明によ
り新しく導入されたステップは図23に示すステップ1
3(ST13)であり、その他のステップは公知のステ
ップである。
【0058】ステップ1(ST1) 移動局12の電源が投入されると、基地局11からの前
記報知情報を受信して、該情報により複数のとまり木周
波数が設定される。この中の1つのとまり木周波数を既
述の無線制御チャネルとして待受け制御(ステップ14
(ST14))を実行することになる。
【0059】ステップ2(ST2) 1つのとまり木周波数のチャネル(とまり木チャネル)
についてその受信レベル(受信電界強度)を測定する。
その測定値をL1で表す。ステップ3(ST3) 測定値L1が足切りレベルLth1 より大きいか否か検出
する。ステップ4(ST4) 足切りレベル以上のとまり木チャネルは自局内のメモリ
(図15の61)に格納する。
【0060】ステップ5(ST5) 上記ステップ1〜ステップ4と同様の操作を全とまり木
チャネルについて行う。ステップ6(ST6) 上記メモリ61に格納すべきとまり木チャネルが1つも
ないときは、圏外であり、通信不可となる。
【0061】ステップ7(ST7) 上記の圏外であり、ステップ1(ST1)に戻る。ステップ8(ST8)(図23) 上記メモリ61の内容を読み出し、受信レベルの高い順
に並べ、有効とまり木チャネルのテーブルを作成する。
このテーブルはメモリ61の中の他の領域に作成しても
よい。
【0062】ステップ9(ST9) 上記テーブルを参照し、最も高い受信レベルを有すると
まり木チャネルを設定する。ステップ10(ST10) ステップ9で選択されたとまり木チャネルについて再度
受信レベルを測定する。その測定値をL2とする。
【0063】ステップ11(ST11) 上記とまり木チャネルを、確定した無線制御チャネルと
して、既述の報知情報をさらに受信する。この受信が正
常に完了しないときは、次ステップ(ST12)に至
る。ステップ12(ST12) 上記テーブルにリストアップされた全てのとまり木チャ
ネルについても正常に報知情報を受信できなければ、ス
テップ7(ST7)に至る。すなわち圏外とみなされ
る。
【0064】ステップ13(ST13) このステップ13が本発明を特徴づけるステップであ
り、各種通信モードのうち自局の置かれた通信モードに
適合した待受け条件をクリアしているか(L2>Lth2
か)否か判定する。この判定でOKとなると始めて次ス
テップ(ST14)に至る。Lth2 は待受け許可レベル
である。
【0065】ステップ14(ST14) ここで本来の待受け制御をスタートさせる。図24は図
23に示すステップST13の詳細例を示すフローチャ
ート(その1)、図25は図23に示すステップST1
3の詳細例を示すフローチャート(その2)である。図
24および図25のフローチャートは、全体として、自
局の通信モードに適合した待受け条件か否かを判定す
る。
【0066】ステップ1(ST1) 自局が車載機なのか携帯機なのか判別する。車載フラグ
がONならば車載機であり、携帯フラグがONならば携
帯機である。これらのフラグのON/OFFは、図16
の各認識部21,22および23、あるいは図18およ
び図19にそれぞれ示すレジスタ内に設定される。
【0067】ステップ2(ST2) 自局が高速移動中なのか低速移動中なのか判別する。高
速移動フラグがONならば高速移動中であり、低速移動
フラグがONならば低速移動中である。これらのフラグ
のON/OFFは、図16の各認識部21,22および
23、あるいは既述の第3の電気的検出手段の検出結果
を保持するCPU60内の所定のレジスタ(図示せず)
内に設定される。
【0068】ステップ3(ST3)(図25) 自局がどの通信種別で通信しようとしているか検出す
る。緊急通信ならば同フラグがONであり、通常通信な
らば同フラグがONであり、データ転送ならば同フラグ
がONである。これらフラグのON/OFFは、図16
の各認識部21,22および23や図17のレジスタ、
あるいは既述の第2電気的検出手段の検出結果を保持す
るCPU60内の所定のレジスタ(図示せず)内に設定
される。
【0069】ステップ4(ST4) 図4、図6、図7、図8および図9のように、報知情報
内に規定された待受け条件の中から、自局の通信モード
に適合した条件を選択し、次ステップ(ST5)に至
る。ステップ5(ST5) 図23のステップ13(ST13)で説明したL2>L
th2 を満足するか否か調べる。その結果(YESまたは
NO)が、図23の*2または*3に現れる。
【0070】図26は待受け時の状態変化に対処するた
めのフローチャートである。一旦、通信を開始した後も
通信モードや通信状況は刻々と変化する。このために本
図の動作フローが必要となる。特にこの場合は通信開始
後であるから、種々の待受け条件の中で、待受け劣化レ
ベルが重要になる。この待受け劣化レベルを下まわると
圏外になり最早通信を維持できなくなるからである。し
たがって本図のフローは繰り返し、例えば2秒間隔で実
施される。
【0071】第1ステップ(ST11) 受信レベルの検出を例えば2秒間隔で行う。この受信レ
ベルの測定値をL2とする(図23のステップ10(S
T10)と同様)。第2ステップ(ST12) 自局が現在置かれている通信モードに適合した待受け条
件(特に待受け劣化レベル)をクリアしているか調べ
る。クリアしていなければ圏外となる。クリアしていれ
ば引続き受信レベルの検出(L2)を繰り返す。
【0072】図27は図26に示す第2ステップST1
2の詳細例を示すフローチャート(その1)、図28は
図26に示す第2ステップST12の詳細例を示すフロ
ーチャート(その2)である。ただし各ステップの内容
は次の相違点を除き、その大半が図24および図25に
示したものと同様である。その相違点は図28に示すス
テップ4(ST4)およびステップ5(ST5)にあ
る。
【0073】図25のステップ4(ST4)では、待受
け許可レベルLth2 を監視の対象としていたが、図28
の同ステップでは、待受け劣化レベルLth3 を監視の対
象としている。また、図25のステップ5(ST5)で
は、受信レベルL2をLth2 と比較したが、図28の同
ステップでは上記の劣化レベルの基準値Lth3 と比較す
る。
【0074】図29はCPU60の待受け条件選択動作
の一例を示すフローチャート(その1)、図30はCP
U60の待受け条件選択動作の一例を示すフローチャー
ト(その2)、図31はCPU60の待受け条件選択動
作の一例を示すフローチャート(その3)である。ただ
し、これらの図に示す動作フローでは図32および図3
3に示す報知情報を例にとって説明する。
【0075】図32は本発明に基づく報知情報の第4例
を示す信号フォーマット図(その1)、図33は本発明
に基づく報知情報の第4例を示す信号フォーマット図
(その2)である。図32および図33に示すように、
各待受け情報には1,2,3,4等の識別番号を付して
基地局11より送信する。一方、これら報知情報を受信
した移動局12は、これら識別番号を付したままメモリ
(図15の61)に書き込む。もし新しい報知情報を受
信したならばこのメモリ(RAM)上に上書きする。
【0076】図29、図30および図31を参照する
と、まず図29において、ステップ1(ST1)、ステ
ップ2(ST2)およびステップ3(ST3)は、例え
ば既に図24に示したステップ1(ST1)、ステップ
2(ST2)およびステップ3(ST3)と同様であ
る。次に図30を参照すると、ステップ4(ST4)で
は、図32の左欄の識別番号1のテーブル(高速)を見
る。同様に、図30のステップ5(ST5)(低速)、
図31のステップ6(ST6)(高速)およびステップ
7(ST7)(低速)は、図32および図33の各左欄
の識別番号2、3および4の各テーブルを見る。
【0077】図30のステップ8(ST8)は、例えば
図25に示したステップ3(ST3)と同様通信種別を
判別する。なお、図30および図31に示す他のステッ
プ9(ST9)〜ステップ11(ST11)はいずれも
図30のステップ8(ST8)と同じである。図30お
よび図31におけるステップ12(ST12)〜ステッ
プ23(ST23)はそれぞれ図32および図33の各
右欄に示す識別番号1、2および3のテーブルを見る。
【0078】次にステップを進めると、図30のステッ
プ24(ST24)では、図32の左欄の識別番号1に
属する同図の右欄に識別番号1のテーブルに示す待受け
情報を制御部24が読み出し待受け制御を行う。図30
のステップ25(ST25)では、図32の左欄の識別
番号1に属する同図の右欄の識別番号2のテーブルに示
す待受け情報を制御部24が読み出し待受け制御を行
う。
【0079】次にステップを進めると、図30のステッ
プ26(ST26)では、図32の左欄の識別番号1に
属する同図の右欄の識別番号3のテーブルに示す待受け
情報を制御部24が読み出し待受け制御を行う。以下、
ステップ27(ST27)〜ステップ35(ST35)
も同様の操作を行う。
【0080】
【発明の効果】以上詳しく説明したように本発明によれ
ば、通常の音声通話、緊急通報、データ転送、高速時、
低速時、車載機、携帯機等の区別による各種の通信状況
にそれぞれ対応した最適待受け条件で通信を維持するこ
とができ、通信品質や通信能力を著しく向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基地局および移動局における待受
け制御の原理を表す図である。
【図2】図1の原理を具体化した実施例を示す図(その
1)である。
【図3】図1の原理を具体化した実施例を示す図(その
2)である。
【図4】本発明に基づく報知情報の第1例を示す信号フ
ォーマット図(その1)である。
【図5】本発明に基づく報知情報の第1例を示す信号フ
ォーマット図(その2)である。
【図6】本発明に基づく報知情報の第2例を示す信号フ
ォーマット図(その1)である。
【図7】本発明に基づく報知情報の第2例を示す信号フ
ォーマット図(その2)である。
【図8】本発明に基づく報知情報の第3例を示す信号フ
ォーマット図(その1)である。
【図9】本発明に基づく報知情報の第3例を示す信号フ
ォーマット図(その2)である。
【図10】待受け受信レベルの表し方の第1例を示す図
である。
【図11】待受け受信レベルの表し方の第2例を示す図
である。
【図12】待受け受信レベルの表し方の第3例を示す図
である。
【図13】移動局の構成例(手動形)を図解的に示す図
である。
【図14】移動局の構成例(自動形)を図解的に示す図
である。
【図15】移動局の公知の構成例の中に本発明に関連す
るCPUおよびその周辺部分を組み入れた状態を示す図
である。
【図16】CPU60と手動スイッチ70の接続構成例
示す図である。
【図17】データ転送モードの検出手段の一例を示す図
である。
【図18】アンテナ種別の検出手段の一例を示す図であ
る。
【図19】電源種別の検出手段の一例を示す図である。
【図20】移動速度推定法の原理を説明するための図
(その1)である。
【図21】移動速度推定法の原理を説明するための図
(その2)である。
【図22】電源投入時における移動局待受け移行動作の
フローチャート(その1)である。
【図23】電源投入時における移動局待受け移行動作の
フローチャート(その2)である。
【図24】図23に示すステップST13の詳細例を示
すフローチャート(その1)である。
【図25】図23に示すステップST13の詳細例を示
すフローチャート(その2)である。
【図26】待受け時の状態変化に対処するためのフロー
チャートである。
【図27】図26の示す第2ステップST12の詳細例
を示すフローチャート(その1)である。
【図28】図26の示す第2ステップST12の詳細例
を示すフローチャート(その2)である。
【図29】CPU60の待受け条件選択動作の一例を示
すフローチャート(その1)である。
【図30】CPU60の待受け条件選択動作の一例を示
すフローチャート(その2)である。
【図31】CPU60の待受け条件選択動作の一例を示
すフローチャート(その3)である。
【図32】本発明に基づく報知情報の第4例を示す信号
フォーマット図(その1)である。
【図33】本発明に基づく報知情報の第4例を示す信号
フォーマット図(その2)である。
【図34】移動体通信網の一般的な概略構成を示す図で
ある。
【図35】一般的な報知情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
11…基地局 12…移動局 13,13’…ゾーン 21…移動局形態認識部 22…移動速度認識部 23…通信種別認識部 24…制御部 25…受信部 26…アンテナ 46…通信モード手動設定手段 47…通信モード自動認識手段 60…CPU 61…メモリ 70…手動スイッチ 75,76,77…コネクタ 80…電気的検出手段

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または2以上の移動局(12)と、 各該移動局(12)との間の待受け制御に必要な情報
    を、無線制御チャネルを介し報知情報として、各該移動
    局(12)に一斉に報知する基地局(11)とを有する
    移動体通信網において、 前記基地局(11)は、各前記移動局(12)の待受け
    条件として、各該移動局(12)が属する各種の通信モ
    ード毎に対応させてそれぞれに適合した複数種の待受け
    条件を有する待受け制御情報を、前記報知情報に含ませ
    て一斉に報知し、 各前記移動局(12)は、自局の通信モードが前記複数
    種の通信モードのうちの何れのモードに属するかを認識
    し、認識された該通信モードに対応する前記待受け条件
    を前記報知情報より抽出し、抽出された該待受け条件の
    もとで前記待受け制御を実行することを特徴とする基地
    局および移動局における待受け制御方法。
  2. 【請求項2】 各移動局(12)との間の待受け制御に
    必要な情報を、無線制御チャネルを介し報知情報とし
    て、各該移動局(12)に一斉に報知する基地局(1
    1)において、 各前記移動局(12)の待受け条件として、各該移動局
    (12)の属する各種の通信モード毎に対応させてそれ
    ぞれに適合した複数種の待受け条件を有する待受け制御
    情報を、前記報知情報に含ませて一斉に報知することを
    特徴とする基地局における待受け制御方法。
  3. 【請求項3】 前記待受け条件を、待受け受信レベルに
    より定める請求項2に記載の基地局における待受け制御
    方法。
  4. 【請求項4】 前記待受け受信レベルが待受け許可レベ
    ルおよび待受け劣化レベルである請求項3に記載の基地
    局における待受け制御方法。
  5. 【請求項5】 前記待受け受信レベルは、通常通信用待
    受け受信レベル、緊急通信用待受け受信レベルおよびデ
    ータ転送用待受け受信レベルのうちの少なくとも1つを
    含む請求項3に記載の基地局における待受け制御方法。
  6. 【請求項6】 各前記待受け受信レベルは、待受け許可
    レベルおよび待受け劣化レベルをもって表示される請求
    項5に記載の基地局における待受け制御方法。
  7. 【請求項7】 前記待受け受信レベルは、前記移動局
    (12)が車載/携帯兼用機であるとき、車載機用待受
    け受信レベルおよび携帯機用待受け受信レベルからなる
    請求項3に記載の基地局における待受け制御方法。
  8. 【請求項8】 前記待受け受信レベルは、前記移動局
    (12)が車載/携帯兼用機であるとき、高速移動車載
    機用待受け受信レベルおよび低速移動車載機用待受け受
    信レベルと、高速移動携帯機用待受け受信レベルおよび
    低速移動携帯機用待受け受信レベルとからなる請求項7
    に記載の基地局における待受け制御方法。
  9. 【請求項9】 前記待受け受信レベルを、絶対値をもっ
    て表示する請求項3に記載の基地局における待受け制御
    方法。
  10. 【請求項10】 前記の待受け受信レベルとして、通常
    通信用待受け受信レベル、緊急用通信待受け受信レベル
    およびデータ転送用待受け受信レベルを含むとき、 前記の緊急通信用待受け受信レベルおよびデータ転送用
    待受け受信レベルは、前記通常通信用待受け受信レベル
    の値をそれぞれ基準値とする相対値で表示する請求項3
    に記載の基地局における待受け制御方法。
  11. 【請求項11】 前記待受け条件を、予め規定したビッ
    ト誤り率により定める請求項2に記載の基地局における
    待受け制御方法。
  12. 【請求項12】 各種待受け条件を含む報知情報を基地
    局(11)から受信して待受け制御を行う移動局(1
    2)において、 該移動局(12)は、自局が複数種の通信モードのうち
    いずれのモードに属するかを認識し、認識された該通信
    モードに対応する前記待受け条件を前記報知情報から抽
    出し、抽出した該待受け条件のもとで前記待受け制御を
    実行することを特徴とする移動局における待受け制御方
    法。
  13. 【請求項13】 前記複数種の通信モードのうちいずれ
    のモードに属するかを、手動スイッチの接続状態に応じ
    て認識する請求項12に記載の移動局における待受け制
    御方法。
  14. 【請求項14】 第1の前記手動スイッチの接続状態に
    応じて、通常通信モードか、緊急通信モードか、データ
    転送モードかを認識する請求項13に記載の移動局にお
    ける待受け制御方法。
  15. 【請求項15】 第2の前記手動スイッチの接続状態に
    応じて、高速移動通信モードか、低速移動通信モードか
    を認識する請求項13に記載の移動局における待受け制
    御方法。
  16. 【請求項16】 第3の前記手動スイッチの接続状態に
    応じて、車載機用通信モードか、携帯機用通信モードか
    を認識する請求項13に記載の移動局における待受け制
    御方法。
  17. 【請求項17】 前記複数種の通信モードのうちいずれ
    のモードに属するかを、電気的検出手段により自動的に
    認識する請求項12に記載の移動局における待受け制御
    方法。
  18. 【請求項18】 第1の前記電気的検出手段により、通
    常通信モードまたは緊急通信モードか、データ転送モー
    ドかを自動的に認識する請求項17に記載の移動局にお
    ける待受け制御方法。
  19. 【請求項19】 第2の前記電気的検出手段により電話
    番号を監視し、通常通信モードか、緊急通信モードかを
    自動的に認識する請求項17に記載の移動局における待
    受け制御方法。
  20. 【請求項20】 第3の前記電気的検出手段により前記
    基地局(11)からの信号の受信レベルの変動ピッチを
    監視して当該移動局(12)の移動速度を推定し、高速
    移動通信モードか、低速移動通信モードかを自動的に認
    識する請求項17に記載の移動局における待受け制御方
    法。
  21. 【請求項21】 第4の前記電気的検出手段により車載
    機側のアンテナまたは携帯機側のアンテナのいずれに接
    続しているか監視し、車載機用通信モードか、携帯機用
    通信モードかを自動的に認識する請求項17に記載の移
    動局における待受け制御方法。
  22. 【請求項22】 第5の前記電気的検出手段により車載
    機側の電源または携帯機側の電源のいずれに接続してい
    るか監視し、車載機用通信モードか、携帯機用通信モー
    ドかを自動的に認識する請求項17に記載の移動局にお
    ける待受け制御方法。
  23. 【請求項23】 各種待受け条件を含む報知情報を基地
    局(11)から受信して待受け制御を行う移動局(1
    2)において、 自局が、複数種の通信モードのうちいずれのモードに属
    すべきか、を設定するための手動スイッチ(70)を具
    備することを特徴とする移動局。
  24. 【請求項24】 各種待受け条件を含む報知情報を基地
    局(11)から受信して待受け制御を行う移動局(1
    2)において、 自局が、複数種の通信モードのうちいずれのモードに属
    するか、を自動的に認識するための電気的検出手段(8
    0)を具備することを特徴とする移動局。
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