JPH073223B2 - 全密閉形圧縮機 - Google Patents
全密閉形圧縮機Info
- Publication number
- JPH073223B2 JPH073223B2 JP27959086A JP27959086A JPH073223B2 JP H073223 B2 JPH073223 B2 JP H073223B2 JP 27959086 A JP27959086 A JP 27959086A JP 27959086 A JP27959086 A JP 27959086A JP H073223 B2 JPH073223 B2 JP H073223B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- welding
- case
- press
- spatter
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧縮機に係り、特に鋼板製密閉容器の封止溶
接で発生するスパッタ量を抑止するに好適な圧縮機に関
する。
接で発生するスパッタ量を抑止するに好適な圧縮機に関
する。
第5図に圧縮機の構造の一例を示す。1は圧縮機本体
で、該本体はシリンダ1a,上記ベアリング1b,下部ベアリ
ング1c,ローラ1d,クランクシャフト1e等より構成され、
クランクシャフト1eの上部伸長部には、電動機1fの回転
子が接合されている。2は密閉容器で、該密閉容器2
は、円筒体のケース2aを主体とし、その上下に蓋体状の
上部チャンバ2b,下部チャンバ2cを全周且つ全長圧入接
合した後、夫々の溶接部2dを封止溶接し、圧縮機本体1
を密閉容器2中に収納する構造である。
で、該本体はシリンダ1a,上記ベアリング1b,下部ベアリ
ング1c,ローラ1d,クランクシャフト1e等より構成され、
クランクシャフト1eの上部伸長部には、電動機1fの回転
子が接合されている。2は密閉容器で、該密閉容器2
は、円筒体のケース2aを主体とし、その上下に蓋体状の
上部チャンバ2b,下部チャンバ2cを全周且つ全長圧入接
合した後、夫々の溶接部2dを封止溶接し、圧縮機本体1
を密閉容器2中に収納する構造である。
上記圧縮機の円筒体容器と蓋体の封止溶接は、容器に蓋
体を圧入し、この圧入部は電源にMAG方式等を用い、し
かも供給するフィラー線を電極とする、謂わゆる消耗式
電極により上記圧入部を肉盛り溶接が主流となってい
る。
体を圧入し、この圧入部は電源にMAG方式等を用い、し
かも供給するフィラー線を電極とする、謂わゆる消耗式
電極により上記圧入部を肉盛り溶接が主流となってい
る。
ケース2aの製作を鋼板丸め成形後、その一部重合箇所を
抵抗溶接で接合するが、その際完全な内径精度が得られ
ず、第6図に示す様に段差部2eが発生し、上部及び下部
チャンバ2b,2c圧入状態で該段査部2eが隙間3として残
存する。また、第7図に示す様に、封止溶接中に、該溶
接熱により、溶接ビード4の前進方向のケース2aとチャ
ンバ2b,2c間に熱膨張による隙間3が発生する。これら
の隙間は、第8図に示す様な、MAG電源等を用いた従来
の消耗式電極を用いた溶接では、フィラー線5の溶滴に
起因するスパッタ6が、矢印に示す様に飛散し、その一
部の圧縮機内部への進入路となる。
抵抗溶接で接合するが、その際完全な内径精度が得られ
ず、第6図に示す様に段差部2eが発生し、上部及び下部
チャンバ2b,2c圧入状態で該段査部2eが隙間3として残
存する。また、第7図に示す様に、封止溶接中に、該溶
接熱により、溶接ビード4の前進方向のケース2aとチャ
ンバ2b,2c間に熱膨張による隙間3が発生する。これら
の隙間は、第8図に示す様な、MAG電源等を用いた従来
の消耗式電極を用いた溶接では、フィラー線5の溶滴に
起因するスパッタ6が、矢印に示す様に飛散し、その一
部の圧縮機内部への進入路となる。
上記従来技術は、溶接中の熱により圧入部に生ずる微小
な空隙や、密閉容器自身の塑性変形から生じる空隙よ
り、溶接時のスパッタが密閉容器内に侵入する可能性が
あり、侵入した場合にはロック等を生じさせる可能性が
大きいという問題点があった。
な空隙や、密閉容器自身の塑性変形から生じる空隙よ
り、溶接時のスパッタが密閉容器内に侵入する可能性が
あり、侵入した場合にはロック等を生じさせる可能性が
大きいという問題点があった。
本発明の目的は、圧縮機構部の摺動部の咬り、ロック等
の原因となるスパッタの発生を大幅に削減した圧縮機用
密閉容器の溶接方法を提供することにある。
の原因となるスパッタの発生を大幅に削減した圧縮機用
密閉容器の溶接方法を提供することにある。
上記目的は、鋼板塑性加工体よりなる円筒体と、上記円
筒体に圧入された蓋体とからなり、上記円筒体と蓋体と
は非消耗式蓋体とフィラーワイヤーを用いて形成された
溶接部を有することにより達成される。
筒体に圧入された蓋体とからなり、上記円筒体と蓋体と
は非消耗式蓋体とフィラーワイヤーを用いて形成された
溶接部を有することにより達成される。
非消耗式電極を用いた溶接を主体とした溶接法は、相互
に圧入接合等で近接させた母材とフィラーワイヤーを溶
融し、適宜箇所に流動させ乍ら封止溶接するものであ
り、溶融部は従来消耗式電極による溶接の様に、溶滴は
発生せず、これの衝突による飛沫の発生を抑えることが
できる。従ってスパッタの溶接部に存在する僅かな隙
間、或いは溶接中熱膨張により発生する隙間から、圧縮
機内部への侵入を防止することが可能であり、これによ
る摺動部咬り,ロック等の運転信頼性を損なうという問
題点の解消が可能となる。
に圧入接合等で近接させた母材とフィラーワイヤーを溶
融し、適宜箇所に流動させ乍ら封止溶接するものであ
り、溶融部は従来消耗式電極による溶接の様に、溶滴は
発生せず、これの衝突による飛沫の発生を抑えることが
できる。従ってスパッタの溶接部に存在する僅かな隙
間、或いは溶接中熱膨張により発生する隙間から、圧縮
機内部への侵入を防止することが可能であり、これによ
る摺動部咬り,ロック等の運転信頼性を損なうという問
題点の解消が可能となる。
本発明の一実施例を第1図、第2図、第3図、第4図に
より説明する。
より説明する。
11は圧縮機本体を内蔵したケース、12はケース11に圧入
接合した上部或いは下部チャンバ、これらにより構成さ
れた全密閉形圧縮機10は、略水平に溶接機(図示せず)
のチャック13に保持されている。14はプラズマ電源等よ
りなる非消耗式電極を内蔵したトーチ。該トーチはケー
ス11端面11aと任意角θ,任意距離W及び任意狙い位置
α,β,γで支持されている。
接合した上部或いは下部チャンバ、これらにより構成さ
れた全密閉形圧縮機10は、略水平に溶接機(図示せず)
のチャック13に保持されている。14はプラズマ電源等よ
りなる非消耗式電極を内蔵したトーチ。該トーチはケー
ス11端面11aと任意角θ,任意距離W及び任意狙い位置
α,β,γで支持されている。
以上の様に、圧縮機10とトーチ14の適切な相対位置とし
た後、適切な溶接諸元で封止溶接を行う。
た後、適切な溶接諸元で封止溶接を行う。
第3図に、本発明を備えた圧縮機の要部断面図を示す。
破線は溶接前のケース11及びチャンバ12の形状を示す。
即ち、トーチより発生するアーク15による加熱でケース
の交叉線部の母材が溶融し、該溶融部が溶融プール16を
形成しつつチャンバ12の一部が溶融し共付け状態とな
る。さらにこうして形成された共付け溶融プール16内に
フィラー17を挿入することでこのフィラーにより溶接ビ
ードが肉盛りされることにより従来と同程度の溶接強度
を得ることができる。
破線は溶接前のケース11及びチャンバ12の形状を示す。
即ち、トーチより発生するアーク15による加熱でケース
の交叉線部の母材が溶融し、該溶融部が溶融プール16を
形成しつつチャンバ12の一部が溶融し共付け状態とな
る。さらにこうして形成された共付け溶融プール16内に
フィラー17を挿入することでこのフィラーにより溶接ビ
ードが肉盛りされることにより従来と同程度の溶接強度
を得ることができる。
第4図は本発明の圧縮機の溶接部の断面組織を示す顕微
鏡写真である。
鏡写真である。
本発明による非消耗式電極を使用したフィラー入り共付
け溶接によれば、従来のフィラー線を電極とする消耗式
電極による溶滴及び該溶滴の衝突により発生する飛沫に
よるスパッタの発生は、殆んど見られず、従ってケース
精度及び溶接熱により発生する隙間から圧縮機内部に侵
入するスパッタは無く、極めて良好な密閉容器の溶接断
手を得ることができる。従って、本発明による圧縮機
は、スパッタ侵入と相まって咬り,ロック事故,或いは
油膜破断による摩耗等の高精密な部品組合せによる摺動
部の運転信頼性の阻害要因を一掃できることから、高品
質の全密閉形圧縮機を入手できる効果がある。
け溶接によれば、従来のフィラー線を電極とする消耗式
電極による溶滴及び該溶滴の衝突により発生する飛沫に
よるスパッタの発生は、殆んど見られず、従ってケース
精度及び溶接熱により発生する隙間から圧縮機内部に侵
入するスパッタは無く、極めて良好な密閉容器の溶接断
手を得ることができる。従って、本発明による圧縮機
は、スパッタ侵入と相まって咬り,ロック事故,或いは
油膜破断による摩耗等の高精密な部品組合せによる摺動
部の運転信頼性の阻害要因を一掃できることから、高品
質の全密閉形圧縮機を入手できる効果がある。
第1図は本発明を備えた圧縮機の上面図、第2図は本発
明を備えた圧縮機の要部側面図、第3図は本発明を備え
た圧縮機の要部断面図、第4図は本発明の圧縮機の溶接
部の断面組織を示す顕微鏡写真、第5図は従来の圧縮機
の縦断面図、第6図は第5図の上面図、第7図は従来の
圧縮機に使用された容器の要部断面図、第8図は従来の
圧縮機の要部断面図である。 10……全密閉形圧縮機、11……ケース、11a……ケース
端面、12……上部又は下部チャンバ、13……溶接機のチ
ャック、14……トーチ、15……アーク、16……溶融プー
ル、17……フィラーワイヤ、18……溶接ビード、θ,
α,β,γ……トーチの狙い、W……トーチと溶接部間
距離。
明を備えた圧縮機の要部側面図、第3図は本発明を備え
た圧縮機の要部断面図、第4図は本発明の圧縮機の溶接
部の断面組織を示す顕微鏡写真、第5図は従来の圧縮機
の縦断面図、第6図は第5図の上面図、第7図は従来の
圧縮機に使用された容器の要部断面図、第8図は従来の
圧縮機の要部断面図である。 10……全密閉形圧縮機、11……ケース、11a……ケース
端面、12……上部又は下部チャンバ、13……溶接機のチ
ャック、14……トーチ、15……アーク、16……溶融プー
ル、17……フィラーワイヤ、18……溶接ビード、θ,
α,β,γ……トーチの狙い、W……トーチと溶接部間
距離。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 一男 栃木県下都賀郡大平町大字富田800 株式 会社日立製作所栃木工場内 (56)参考文献 特開 昭63−71584(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】鋼板塑性加工体よりなる円筒体と、上記円
筒体に圧入された蓋体とからなり、上記円筒体と蓋体と
は非消耗式電極とフィラーワイヤーを使いて形成された
溶接部を有することを特徴とする全密閉形圧縮機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27959086A JPH073223B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 全密閉形圧縮機 |
| KR1019870008879A KR880004237A (ko) | 1986-09-12 | 1987-08-13 | 밀폐형 압축기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27959086A JPH073223B2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 | 全密閉形圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134874A JPS63134874A (ja) | 1988-06-07 |
| JPH073223B2 true JPH073223B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=17613106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27959086A Expired - Fee Related JPH073223B2 (ja) | 1986-09-12 | 1986-11-26 | 全密閉形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073223B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3089060B2 (ja) * | 1991-07-03 | 2000-09-18 | 愛知産業株式会社 | 自動溶接装置 |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP27959086A patent/JPH073223B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63134874A (ja) | 1988-06-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |