JPH073225B2 - 船舶推進機用水ポンプの気体抜き構造 - Google Patents

船舶推進機用水ポンプの気体抜き構造

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JPH073225B2
JPH073225B2 JP17399287A JP17399287A JPH073225B2 JP H073225 B2 JPH073225 B2 JP H073225B2 JP 17399287 A JP17399287 A JP 17399287A JP 17399287 A JP17399287 A JP 17399287A JP H073225 B2 JPH073225 B2 JP H073225B2
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JP
Japan
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impeller
pump
gas
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discharge port
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秀和 高安
謙聡 鈴木
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三信工業株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は船舶推進機用水ポンプの気体抜き構造に関す
る。
[従来の技術] 船外機にあっては、船外機エンジンから水中に排気が放
出される。また藻中航走時推進ユニット前面より水取入
口にかけてたなびく藻が、泡状となった空気を水中の水
取入口まで導く作用をする。このため、水取入口から空
気が混入することがある。
従来、船外機用水ポンプの気体抜き構造として、特開昭
57-146084号公報に記載されるように、ポンプケーシン
グによりインペラ室を形成するとともに該ポンプケーシ
ングに吸込口と吐出口を設け、インペラ室内に設けられ
るポンプ軸に複数のベーンを備えるインペラを取付け、
ポンプ軸およびインペラの回転中心をインペラ室内にて
より吐出口の側に位置するように偏心配置し、相隣接す
る2枚のベーンが形成するポンプ室をインペラ室外に連
通する気体抜き孔をポンプケーシングに設けてなるもの
が提案されている。
上記従来の気体抜き構造にあっては、気体抜き孔が、相
隣接する2枚のベーンの先行ベーンが前記吐出口に臨
み、かつ後行ベーンが未だ吐出口に臨まない位置にある
時、上記両ベーンに挟まれるインペラボス部の近傍に開
口するように設けられている。これにより、上記従来の
気体抜き構造は、前記両ベーンが前述の位置にありポン
プ室が吐出口に開口した瞬間のポンプ室内圧力を利用
し、水により大きな遠心力が作用する結果として、イン
ペラボス部寄りに集まっている気体を気体抜き孔から外
部に押出して放出させることを可能としている。
したがって上記従来の気体抜き構造を備えた水ポンプを
用いる船外機にあっては、水取入口からインペラ室内に
空気が混入した時、それら混入気体を上記気体抜き孔か
ら外部へ放出することができる。これにより、気体混入
による水ポンプの吐出能力低下を回避し、水ポンプの吐
出水にて水冷される船外機エンジンのオーバーヒート発
生等の防止が図られる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の気体抜き構造にあっては、吐
出口に開口するに至ったポンプ室を気体抜き孔に連通す
ることとしている。
したがって、ポンプ室が気体抜き孔に連通している状態
下で、該ポンプ室内の気体が上記気体抜き孔の側に流れ
ず吐出口の側に流出してしまうという可能性を全く否定
することはできない。
また、ポンプ室内の気体に作用している圧力はポンプ室
が吐出口に開口して拡張する状態下で低下するから、気
体押出しのためのポンプ室内圧力の利用効率が十分でな
い。
本発明は、インペラ室内に混入した気体を吐出口に至る
前段階で確実に外部に放出することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、ポンプケーシングによりインペラ室を形成す
るとともに該ポンプケーシングに吸込口と吐出口を設
け、インペラ室内に設けられるポンプ軸に複数のベーン
を備えるインペラを取付け、ポンプ軸およびインペラの
回転中心をインペラ室内にてより吐出口の側に位置する
ように偏心配置し、相隣接する2枚のベーンが形成する
ポンプ室をインペラ室外に連通する気体抜き孔をポンプ
ケーシングに設けてなる船舶推進機用水ポンプの気体抜
き構造において、気体抜き孔が、前記相隣接する2枚の
ベーンの後行ベーンが前記吸込口を通過し、かつ先行ベ
ーンが未だ前記吐出口に臨まない位置にある時、上記両
ベーンに挟まれるインペラボス部の近傍に開口するよう
に設けられるようにしたものである。
[作用] 本発明の気体抜き構造にあっては、相隣接する2枚のベ
ーンの後行ベーンが吸込口を通過し、かつ先行ベーンが
未だ吐出口に臨まない状態下でインペラが回転するにし
たがい、水中の混入気体は水により大きな遠心力が作
用する結果として、インペラボス部かつポンプ回転の逆
方向寄りに集まって水と分離され、ポンプ室内圧力が
ポンプ室の容積減少にともなってしだいに上昇する。さ
らにインペラが回転すると、上記ポンプ室がインペラボ
ス部近傍に開口している気体抜き孔と連通するに至り、
ポンプ室内のインペラボス部寄りにて加圧されている気
体が上記気体抜き孔から外部へと放出される。これによ
り、さらにインペラが回転して先行ベーンが吐出口に臨
む状態に至ると、気体を分離除去された圧力水が吐出さ
れる。
したがって、本発明によれば、相隣接する2枚のベーン
が形成するポンプ室は、吐出口に開口しない段階で気体
抜き孔に連通し、該ポンプ室内の気体を気体抜き孔から
外部に放出する。
これにより、ポンプ室が気体抜き孔に連通している状態
下で、該ポンプ室内の気体が吐出口の側へ流出すること
は全くなく、該気体はより確実に気体抜き孔から放出さ
れる。
また、ポンプ室はポンプ室内圧力が上昇していく過程で
気体抜き孔に連通するから、ポンプ室内圧力を気体押出
しのためにより有効に利用し、該気体をより確実に気体
抜き孔から放出できる。
すなわち、インペラ室内に混入した気体を吐出口に至る
前段階で確実に外部に放出することができる。
[実施例] 第1図は本発明が適用される船外機の要部を示す側面
図、第2図は船外機内の水ポンプを示す断面図、第3図
は第2のIII−III線に沿う断面図である。
船外機10は、推進ユニット11に不図示のエンジンを備
え、エンジンの出力はドライブ軸12、前後進切換装置1
3、プロペラ軸14を介してプロペラ15に伝達可能とされ
ている。
推進ユニット11の内部にはエンジンに連動して駆動され
る水ポンプ19が収容されている。水ポンプ19は、第2
図、第3図に示されるように構成されている。すなわ
ち、20は合成樹脂製ハウジングであり、下方に開口する
凹部21と吐出通路22を備えている。ハウジング20の凹部
21には金属製インサート23が嵌着されている。ハウジン
グ20の下面は底板24によって液密に閉塞されている。上
記ハウジング20とインサート23と底板24は本発明におけ
るポンプケーシングを構成し、インペラ室25を形成す
る。ハウジング20およびインサート23の周面の一部に
は、インペラ室25と吐出通路22とを連通する吐出口26が
形成されている。また、底板24の一部には、インペラ室
25に開口する吸込口27が形成されている。
上記吐出口26には、吐出通路22、エンジンの側に向けて
延設される送水管28が連通されている。また、上記吸込
口27には、吸込通路30、推進ユニット11の外面の水没相
当部分に開口される水吸込口31が連通されている。
また、上記インペラ室25にはポンプ軸ともなるドライブ
軸12が貫通し、このドライブ軸12の貫通部分にはインペ
ラ32が取付けられている。ドライブ軸12およびインペラ
32は、その中心がより吐出口26の側に位置するように、
インペラ室25の内部に偏心配置されている。インペラ32
は、ゴム製であり、ボス部33の外周部に複数のベーン34
を一体的に有するとともに、ボス部33の内周面にブッシ
ュ35を一体化し、半月キー36を介してドライブ軸12に固
定されている。すなわち、インペラ32のベーン34は、イ
ンペラ室25の内面、すなわちインサート23および底板24
の内面に摺接し、相隣接する2枚のベーン30の間にポン
プ室37を形成可能としている。ここで、ポンプ室37は、
インペラ32の上記偏心配置により、吸込口27が開口する
位置においてはその容積が増加して吸込口27から外水を
吸込み、吐出口26に面する位置においてはその容積が減
少してこの水を圧送可能としている。
これにより、水ポンプ19は、エンジンの水ジャケットに
外水を圧送し、エンジンを水冷可能とする。
さらに、水ポンプ19は、相隣接する2枚のベーン34が形
成するポンプ室37をインペラ室25の外に連通する気体抜
き孔38をハウジング20およびインサート23に設けてな
る。
ここで、上記気体抜き孔38は、前記相隣接する2枚のベ
ーン34の後行ベーン34Bが前記吸込口27を通過し、かつ
先行ベーン34Aが未だ前記吐出口26に臨まない位置にあ
る時、上記両ベーン34A、34Bに挟まれるインペラボス部
33の近傍に開口するように設けられている。
しかして、上記水ポンプ19は以下の如く作動する。
インペラ32の回転により、前述の水中に放出された排
気や藻中航走にともなって水中に巻き込まれた空気の混
入した水が吸込口27から吸込まれる。
インペラ32の回転により、相隣接する2枚のベーン34
の後行ベーン34Bが吸込口27を通過し、かつ先行ベーン3
4Aが未だ吐出口26に臨まない状態下で、水中の混入気
体は水により大きな遠心力が作用する結果として、イン
ペラボス部かつポンプ回転の逆方向寄りに集まって水と
分離され、ポンプ室内圧力がポンプ室37の容積減少に
ともなってしだいに上昇する。
さらにインペラ32が回転すると、上記ポンプ室37がイ
ンペラボス部33の近傍に開口している気体抜き孔38と連
通するに至り、ポンプ室37のインペラボス部寄りにて加
圧されている気体が上記気体抜き孔38から外部へと放出
される。
さらにインペラ32が回転して先行ベーン34Aが吐出口
に臨む状態に至ると、気体を分離除去された圧力水が吐
出口26から吐出される。
したがって、上記実施例によれば、相隣接する2枚のベ
ーン34A、34Bが形成するポンプ室37は、吐出口26に開口
しない段階で気体抜き孔38を連通し、該ポンプ室37の内
部の気体を気体抜き孔38から外部に放出する。
これにより、ポンプ室37が気体抜き孔38に連通している
状態下で、該ポンプ室37の内部の気体が吐出口26の側へ
流出することは全くなく、該気体はより確実に気体抜き
孔38から放出される。
また、ポンプ室37はポンプ室内圧力が上昇していく過程
で気体抜き孔38に連通するから、ポンプ室内圧力を気体
押出しのためにより有効に利用し、該気体をより確実に
気体抜き孔38から放出できる。
すなわち、インペラ室25に混入した気体を吐出口26に至
る前段階で確実に外部に放出することとなり、水ポンプ
19の吐出能力を低下させることがなく、船外機エンジン
のオーバーヒート発生等を確実に防止できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、相隣接する2枚のベー
ンが形成するポンプ室は、吐出口に開口しない段階で気
体抜き孔に連通し、該ポンプ室内の気体を気体抜き孔か
ら外部に放出する。
これにより、ポンプ室が気体抜き孔に連通している状態
下で、該ポンプ室内の気体が吐出口の側へ流出すること
は全くなく、該気体はより確実に気体抜き孔から放出さ
れる。
また、ポンプ室はポンプ室内圧力が上昇していく過程で
気体抜き孔に連通するから、ポンプ室内圧力を気体押出
しのためにより有効に利用し、該気体をより確実に気体
抜き孔から放出できる。
すなわち、インペラ室内に混入した気体を吐出口に至る
前段階で確実に外部に放出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される船外機の要部を示す側面
図、第2図は船外機内の水ポンプを示す断面図、第3図
は第2図のIII−III線に沿う断面図である。 10……船外機、 12……ドライブ軸(ポンプ軸)、 19……水ポンプ、 20……ハウジング、 23……インサート、 24……底板、 25……インペラ室、 26……吐出口、 27……吸込口、 32……インペラ、 33……ボス部、 34、34A、34B……ベーン、 37……ポンプ室、 38……気体抜き孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプケーシングによりインペラ室を形成
    するとともに該ポンプケーシングに吸込口と吐出口を設
    け、インペラ室内に設けられるポンプ軸に複数のベーン
    を備えるインペラを取付け、ポンプ軸およびインペラの
    回転中心をインペラ室内にてより吐出口の側に位置する
    ように偏心配置し、相隣接する2枚のベーンが形成する
    ポンプ室をインペラ室外に連通する気体抜き孔をポンプ
    ケーシングに設けてなる船舶推進機用水ポンプの気体抜
    き構造において、気体抜き孔が、前記相隣接する2枚の
    ベーンの後行ベーンが前記吸込口を通過し、かつ先行ベ
    ーンが未だ前記吐出口に臨まない位置にある時、上記両
    ベーンに挟まれるインペラボス部の近傍に開口するよう
    に設けられることを特徴とする船舶推進機用水ポンプの
    気体抜き構造。
JP17399287A 1987-07-14 1987-07-14 船舶推進機用水ポンプの気体抜き構造 Expired - Fee Related JPH073225B2 (ja)

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