JPH07322666A - 可変速駆動システムの制御装置 - Google Patents
可変速駆動システムの制御装置Info
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- JPH07322666A JPH07322666A JP6108101A JP10810194A JPH07322666A JP H07322666 A JPH07322666 A JP H07322666A JP 6108101 A JP6108101 A JP 6108101A JP 10810194 A JP10810194 A JP 10810194A JP H07322666 A JPH07322666 A JP H07322666A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】定周波交流電源1にコンバータ2、インダクタ
3及びコンデンサ4から成るフィルタ、及びインバータ
5が接続され、インバータ5は負荷8の結合された誘導
電動機7へ電力を供給する。指令器11の出力に応じて
電圧指令器15が電圧指令VR を発生し、コンバータ2
によって直流電圧が制御される。指令器11の出力に応
じて周波数指令器12が周波数指令f* を発生し、イン
バータ5によって周波数が制御される。速度指令の変化
時に電圧制御用比例積分器17の積分器出力を速度指令
と負荷特性から適値に設定する。 【効果】電圧制御部内の積分器又は一次遅れ要素の出力
が、運転モードが変化した後に安定値まで達する時間が
短くなり、電力の注入/絞り込みが速くなるので、速度
指令値に対する追従特性が良くなる。
3及びコンデンサ4から成るフィルタ、及びインバータ
5が接続され、インバータ5は負荷8の結合された誘導
電動機7へ電力を供給する。指令器11の出力に応じて
電圧指令器15が電圧指令VR を発生し、コンバータ2
によって直流電圧が制御される。指令器11の出力に応
じて周波数指令器12が周波数指令f* を発生し、イン
バータ5によって周波数が制御される。速度指令の変化
時に電圧制御用比例積分器17の積分器出力を速度指令
と負荷特性から適値に設定する。 【効果】電圧制御部内の積分器又は一次遅れ要素の出力
が、運転モードが変化した後に安定値まで達する時間が
短くなり、電力の注入/絞り込みが速くなるので、速度
指令値に対する追従特性が良くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧源とその負荷であ
る可変速制御される電動機負荷で構成された可変速駆動
システムの速度応答特性を改良した制御装置に関する。
る可変速制御される電動機負荷で構成された可変速駆動
システムの速度応答特性を改良した制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電圧源と可変速制御される電動機負荷で
構成された可変速駆動システムは、例えば、柴田らの著
書「パワーエレクトロニクスによる交流電動機の可変速
駆動」(東京電気大学出版局発行)P.121図3.4
2、P.126図3.51及びP.128図3.56 に示
されている。ここでは、可変速制御される電動機負荷と
して電流型インバータに接続された誘導電動機が用いら
れている。
構成された可変速駆動システムは、例えば、柴田らの著
書「パワーエレクトロニクスによる交流電動機の可変速
駆動」(東京電気大学出版局発行)P.121図3.4
2、P.126図3.51及びP.128図3.56 に示
されている。ここでは、可変速制御される電動機負荷と
して電流型インバータに接続された誘導電動機が用いら
れている。
【0003】このような従来のシステムでは制御系の安
定性を保つため、電圧制御部の応答速度をマイナールー
プである電流制御部の応答速度より遅くしていた。すな
わち、従来方式の場合の運転再開時の制御特性について
図5により説明する。停止中の速度指令は負荷により自
然減速している。運転再開時は速度指令が一定又は上昇
傾向となるので、運転を再開した瞬間に速度指令に折れ
点が生じる。この速度指令に追従するためには理論的に
は電動機の発生トルクが図5に示すように不連続に変化
する必要がある。図1の誘導電動機のトルクを不連続に
変化させるには、V/f一定制御ゆえ周波数のみでなく
端子電圧も速度指令と同様の折線に追従させる必要があ
る。しかし、端子電圧の応答速度は電圧制御系がフィー
ドバック制御系である以上その応答遅れの影響を受ける
ので、図5に示すようにトルク変化が遅れ、従って速度
追従性を悪化させる。これはフィードバック制御系とし
て従来より不可避の問題点であった。
定性を保つため、電圧制御部の応答速度をマイナールー
プである電流制御部の応答速度より遅くしていた。すな
わち、従来方式の場合の運転再開時の制御特性について
図5により説明する。停止中の速度指令は負荷により自
然減速している。運転再開時は速度指令が一定又は上昇
傾向となるので、運転を再開した瞬間に速度指令に折れ
点が生じる。この速度指令に追従するためには理論的に
は電動機の発生トルクが図5に示すように不連続に変化
する必要がある。図1の誘導電動機のトルクを不連続に
変化させるには、V/f一定制御ゆえ周波数のみでなく
端子電圧も速度指令と同様の折線に追従させる必要があ
る。しかし、端子電圧の応答速度は電圧制御系がフィー
ドバック制御系である以上その応答遅れの影響を受ける
ので、図5に示すようにトルク変化が遅れ、従って速度
追従性を悪化させる。これはフィードバック制御系とし
て従来より不可避の問題点であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、例えば、電
圧/周波数比一定で制御される誘導電動機の速度指令の
上昇/下降に伴って電圧指令が上昇/下降したときに順
変換器からの電力の注入/絞り込みが電圧制御部の応答
特性によって遅れ、その結果として電動機速度の速度指
令に対する追従性が悪くなる欠点があった。この速度応
答の遅れは、特に、原子炉内インターナルポンプの制御
のように、瞬時停電や多重制御系間の切替が発生したと
きの高い運転継続信頼性が要求される場合に問題とされ
る。
圧/周波数比一定で制御される誘導電動機の速度指令の
上昇/下降に伴って電圧指令が上昇/下降したときに順
変換器からの電力の注入/絞り込みが電圧制御部の応答
特性によって遅れ、その結果として電動機速度の速度指
令に対する追従性が悪くなる欠点があった。この速度応
答の遅れは、特に、原子炉内インターナルポンプの制御
のように、瞬時停電や多重制御系間の切替が発生したと
きの高い運転継続信頼性が要求される場合に問題とされ
る。
【0005】本発明の目的は、速度指令への追従性の良
い可変速駆動システムの制御装置を提供することにあ
る。
い可変速駆動システムの制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】速度指令値を含む電動機
の運転指令信号及び負荷特性から順変換器の入力または
出力電流の必要な値を演算し、これを電圧制御部内の積
分器又は一次遅れ要素の出力値として設定する。
の運転指令信号及び負荷特性から順変換器の入力または
出力電流の必要な値を演算し、これを電圧制御部内の積
分器又は一次遅れ要素の出力値として設定する。
【0007】
【作用】電圧制御部内の積分器又は一次遅れ要素の出力
が、運転モードが変化した後に安定値まで達する時間が
短くなり、電力の注入/絞り込みが速くなる。
が、運転モードが変化した後に安定値まで達する時間が
短くなり、電力の注入/絞り込みが速くなる。
【0008】
【実施例】図1に本発明の第一の実施例を示す。ここで
は、可変速制御される電動機負荷として電圧型インバー
タに接続された誘導電動機を用いており、電動機の負荷
はポンプのように速度の二乗でトルクが増加するものと
する。
は、可変速制御される電動機負荷として電圧型インバー
タに接続された誘導電動機を用いており、電動機の負荷
はポンプのように速度の二乗でトルクが増加するものと
する。
【0009】パワー回路は、電圧源となるコンバータ2
(6個のサイリスタを主構成要素とする3相ブリッジコ
ンバータ)の3相交流入力端子に周波数fACの3相交流
の電圧源1を接続し、コンバータ2の直流出力端子にイ
ンダクタ3及びコンデンサ4の直列体から成るフィルタ
を接続し、周波数を可変制御するインバータ5(GTOサ
イリスタとダイオードの逆極性並列体を2グループ直列
接続したものを1相分とする3相ブリッジインバータ)
の直流入力端子をコンデンサ4の両端に接続する。イン
バータ5の3相交流出力端子は誘導電動機7の入力端子
に接続する。
(6個のサイリスタを主構成要素とする3相ブリッジコ
ンバータ)の3相交流入力端子に周波数fACの3相交流
の電圧源1を接続し、コンバータ2の直流出力端子にイ
ンダクタ3及びコンデンサ4の直列体から成るフィルタ
を接続し、周波数を可変制御するインバータ5(GTOサ
イリスタとダイオードの逆極性並列体を2グループ直列
接続したものを1相分とする3相ブリッジインバータ)
の直流入力端子をコンデンサ4の両端に接続する。イン
バータ5の3相交流出力端子は誘導電動機7の入力端子
に接続する。
【0010】次に周波数制御系は、速度指令器11の出
力を変化率制限器12に入力して許容最大加減速度以下
の速度パターンに変換し、速度パターンを周波数指令発
生器13に入力して速度パターンに応じた周波数指令f
* を発生させ、周波数指令f* をインバータ制御装置1
4に入力する。インバータ制御装置14により周波数指
令f* に基づいてインバータ5を構成するサイリスタス
イッチを、いわゆる、方形波インバータとして制御し、
インバータ5の出力端子に周波数f* 及びインバータ5
の直流入力電圧に比例した実効電圧を有する6ステップ
3相交流電圧を発生させる。
力を変化率制限器12に入力して許容最大加減速度以下
の速度パターンに変換し、速度パターンを周波数指令発
生器13に入力して速度パターンに応じた周波数指令f
* を発生させ、周波数指令f* をインバータ制御装置1
4に入力する。インバータ制御装置14により周波数指
令f* に基づいてインバータ5を構成するサイリスタス
イッチを、いわゆる、方形波インバータとして制御し、
インバータ5の出力端子に周波数f* 及びインバータ5
の直流入力電圧に比例した実効電圧を有する6ステップ
3相交流電圧を発生させる。
【0011】一方、電圧制御系は、周波数指令f* を電
圧指令発生器15に入力し周波数指令f* に応じて交流
出力電圧/出力周波数比(以下V/fと略す)がほぼ一
定となるような電圧指令VR を出力させる。コンデンサ
4の両端に接続した直流変圧器10の出力を比例係数掛
算器である電圧検出回路23に入力し、電圧検出回路2
3の出力として直流電圧フィードバックVF を得、電圧
指令VR を正入力、直流電圧フィードバックVF を負入
力とした減算器16の出力を比例積分器17に入力す
る。(ここで比例積分器17の比例ゲインK1,積分ゲ
インK2は正の値とする。)比例積分器17の出力は電
圧指令VR と直流電圧フィードバックVF の偏差を増幅
したものであり、これを電流指令IR として減算器18
の正入力端子に接続する。変流器9により3相交流電源
1とコンバータ2の3相交流入力端子との接続線に流れ
る3相交流電流を検出し、電流検出回路19により変流
器9の出力を例えば整流平滑して3相交流電流の実効値
に対応する直流値を得、入力電流フィードバックIF と
する。入力電流フィードバックIF を減算器18の負入
力端子に接続し、減算器18の出力を比例積分器20に
入力する。(ここで比例積分器20の比例ゲインK3,
積分ゲインK4は正の値とする。)比例積分器20の出
力を逆余弦変換器21に入力し、逆余弦変換器21の出
力をコンバータ2を構成するサイリスタの制御位相角指
令としてコンバータ制御装置22に入力する。コンバー
タ制御装置22によりサイリスタの制御位相角指令に基
づいてコンバータ2を構成するサイリスタスイッチを制
御し、比例積分器20の出力に比例した直流平均電圧を
有する電圧波形をコンバータ2の直流出力端子に発生さ
せる。
圧指令発生器15に入力し周波数指令f* に応じて交流
出力電圧/出力周波数比(以下V/fと略す)がほぼ一
定となるような電圧指令VR を出力させる。コンデンサ
4の両端に接続した直流変圧器10の出力を比例係数掛
算器である電圧検出回路23に入力し、電圧検出回路2
3の出力として直流電圧フィードバックVF を得、電圧
指令VR を正入力、直流電圧フィードバックVF を負入
力とした減算器16の出力を比例積分器17に入力す
る。(ここで比例積分器17の比例ゲインK1,積分ゲ
インK2は正の値とする。)比例積分器17の出力は電
圧指令VR と直流電圧フィードバックVF の偏差を増幅
したものであり、これを電流指令IR として減算器18
の正入力端子に接続する。変流器9により3相交流電源
1とコンバータ2の3相交流入力端子との接続線に流れ
る3相交流電流を検出し、電流検出回路19により変流
器9の出力を例えば整流平滑して3相交流電流の実効値
に対応する直流値を得、入力電流フィードバックIF と
する。入力電流フィードバックIF を減算器18の負入
力端子に接続し、減算器18の出力を比例積分器20に
入力する。(ここで比例積分器20の比例ゲインK3,
積分ゲインK4は正の値とする。)比例積分器20の出
力を逆余弦変換器21に入力し、逆余弦変換器21の出
力をコンバータ2を構成するサイリスタの制御位相角指
令としてコンバータ制御装置22に入力する。コンバー
タ制御装置22によりサイリスタの制御位相角指令に基
づいてコンバータ2を構成するサイリスタスイッチを制
御し、比例積分器20の出力に比例した直流平均電圧を
有する電圧波形をコンバータ2の直流出力端子に発生さ
せる。
【0012】この電圧制御系の直流電圧フィードバック
VFが電圧指令VRより低いときの動作は、減算器16の
出力が正の値となり、比例積分器17の出力即ち、電流
指令IR は増加してゆく。電流指令IRが入力電流フィ
ードバックIFより大きくなれば減算器18の出力が正
の値となるため比例積分器20の出力が増加し、コンバ
ータ2の直流出力端子電圧を上昇させることになる。一
方、直流電圧フィードバックVF が電圧指令VR より高
いときの動作は、減算器16の出力が負の値となり、比
例積分器17の出力即ち電流指令IR は減少してゆく。
電流指令IR が入力電流フィードバックIF より小さく
なれば減算器18の出力が負の値となるため比例積分器
20の出力が減少し、コンバータ2の直流出力端子電圧
を下降させることになる。このようにして本電圧制御系
の働きによりコンデンサ4の電圧は電圧指令VR に比例
した値に一致するように制御される。
VFが電圧指令VRより低いときの動作は、減算器16の
出力が正の値となり、比例積分器17の出力即ち、電流
指令IR は増加してゆく。電流指令IRが入力電流フィ
ードバックIFより大きくなれば減算器18の出力が正
の値となるため比例積分器20の出力が増加し、コンバ
ータ2の直流出力端子電圧を上昇させることになる。一
方、直流電圧フィードバックVF が電圧指令VR より高
いときの動作は、減算器16の出力が負の値となり、比
例積分器17の出力即ち電流指令IR は減少してゆく。
電流指令IR が入力電流フィードバックIF より小さく
なれば減算器18の出力が負の値となるため比例積分器
20の出力が減少し、コンバータ2の直流出力端子電圧
を下降させることになる。このようにして本電圧制御系
の働きによりコンデンサ4の電圧は電圧指令VR に比例
した値に一致するように制御される。
【0013】以上の構成により、通常時は、インバータ
5の直流入力電圧がインバータ5の出力周波数に比例し
た電圧となるようにコンバータ2の電圧制御系で制御さ
れるので、インバータ5の交流出力電圧もインバータ5
の出力周波数に比例した電圧となり、全体としてV/f
一定の可変電圧可変周波数変換器となり速度指令に従っ
て誘導電動機が可変速制御される。
5の直流入力電圧がインバータ5の出力周波数に比例し
た電圧となるようにコンバータ2の電圧制御系で制御さ
れるので、インバータ5の交流出力電圧もインバータ5
の出力周波数に比例した電圧となり、全体としてV/f
一定の可変電圧可変周波数変換器となり速度指令に従っ
て誘導電動機が可変速制御される。
【0014】また、コンバータおよびインバータの停止
中は、誘導電動機7の誘起電圧を交流変圧器24で検出
し、この出力を周波数検出器25に入力することによ
り、その出力として次に運転を再開するときの速度指令
を得る。
中は、誘導電動機7の誘起電圧を交流変圧器24で検出
し、この出力を周波数検出器25に入力することによ
り、その出力として次に運転を再開するときの速度指令
を得る。
【0015】ここで本発明を適用したのが係数付き二乗
演算器27及びスイッチ28である(図1.の点線で囲
った部分)。
演算器27及びスイッチ28である(図1.の点線で囲
った部分)。
【0016】本発明では、電動機の負荷はポンプのよう
に速度の二乗でトルクが増加するものとしているので、
係数付き二乗演算器27に速度指令を入力するとその出
力として運転を再開したときの速度を維持するのに必要
な電流指令値を得ることができる。この運転を再開した
ときの速度を維持するのに必要な電流指令値はスイッチ
28に入力され、停止している間、比例積分器17の積
分器の出力として設定しておく。この操作は、最近のマ
イクロコンピュータによるソフトウエア処理では容易に
実施することができる。
に速度の二乗でトルクが増加するものとしているので、
係数付き二乗演算器27に速度指令を入力するとその出
力として運転を再開したときの速度を維持するのに必要
な電流指令値を得ることができる。この運転を再開した
ときの速度を維持するのに必要な電流指令値はスイッチ
28に入力され、停止している間、比例積分器17の積
分器の出力として設定しておく。この操作は、最近のマ
イクロコンピュータによるソフトウエア処理では容易に
実施することができる。
【0017】図1によれば、運転を再開したときの比例
積分器の出力が前もって速度を維持するのに必要な値を
与えられているので比例積分器17の主に積分器による
応答遅れが短縮され、速度維持するのに必要な電流は電
流制御用の比例積分器20の応答遅れ(一般的に電圧制
御用の比例積分器17の応答特性の1/10以下)のみ
で注入される。従って、誘導電動機7の速度応答特性が
向上する。また、負荷との協調のため、電圧制御用の比
例積分器17の応答特性を速くできない場合にも速度応
答特性を容易に改善できる。
積分器の出力が前もって速度を維持するのに必要な値を
与えられているので比例積分器17の主に積分器による
応答遅れが短縮され、速度維持するのに必要な電流は電
流制御用の比例積分器20の応答遅れ(一般的に電圧制
御用の比例積分器17の応答特性の1/10以下)のみ
で注入される。従って、誘導電動機7の速度応答特性が
向上する。また、負荷との協調のため、電圧制御用の比
例積分器17の応答特性を速くできない場合にも速度応
答特性を容易に改善できる。
【0018】図2に本発明の第2の実施例を示す。図1
と異なる点は1回微分器29,係数器30及び加算器3
1を追加した点である。これら制御要素の追加の目的
は、係数付き二乗演算器27の出力が速度一定での電流
指令にのみ対応しており、加速/減速については対応し
ていないのでこれを補正するためのものである。
と異なる点は1回微分器29,係数器30及び加算器3
1を追加した点である。これら制御要素の追加の目的
は、係数付き二乗演算器27の出力が速度一定での電流
指令にのみ対応しており、加速/減速については対応し
ていないのでこれを補正するためのものである。
【0019】運転が再開される時は、前述のようにそれ
まで負荷抵抗などで速度が低下中であったのが、速度指
令が一定又は加速状態になるため加減速度に変化が生じ
る。加減速度に変化があると、1回微分器29の出力が
加減速度に比例した値となるので係数器30によって、
1回微分器29の出力を主に負荷の慣性係数によって決
まる追加電流分に変換し、加算器31によって一定速度
での電流指令に加算する。その結果、加算器31の出力
は係数付き二乗演算器27だけの場合に比べて精度が向
上し、図1の方式よりも比例積分器17の応答遅れの短
縮効果が大きくなる。
まで負荷抵抗などで速度が低下中であったのが、速度指
令が一定又は加速状態になるため加減速度に変化が生じ
る。加減速度に変化があると、1回微分器29の出力が
加減速度に比例した値となるので係数器30によって、
1回微分器29の出力を主に負荷の慣性係数によって決
まる追加電流分に変換し、加算器31によって一定速度
での電流指令に加算する。その結果、加算器31の出力
は係数付き二乗演算器27だけの場合に比べて精度が向
上し、図1の方式よりも比例積分器17の応答遅れの短
縮効果が大きくなる。
【0020】図3に本発明の第3の実施例を示す。図1
と異なる点は、係数付き二乗演算器27とスイッチ28
が停止中の時のみに働く制御要素であったのに対して、
それらの代りに2回微分器32,係数器33及び加算器
34を追加した点である。これら制御要素の追加の目的
は、通常時の速度指令の変化(加速/減速)に対しても
同様の効果を得るためのものである。「速度指令の変化
(加減速度)」の変化(加減速度の変化)があると、2
回微分器32の出力が加減速度の変化が発生した時点で
加減速度の変化分に対応した値を出力する。これを係数
器33によって主に負荷の慣性係数によって決まる追加
電流分に変換し、加算器34によって比例積分器17の
積分器出力準備値に加算する。積分器出力準備値とは積
分器がその入力信号(減算器16の出力)に従って演算
した結果であり、最近のマイクロコンピュータによるソ
フトウエア処理では容易に使用することができる。その
結果、通常時にも加減速度の変化に応じて電圧制御用比
例積分器17の積分器が適値に設定され、速度応答特性
を改善することができる。
と異なる点は、係数付き二乗演算器27とスイッチ28
が停止中の時のみに働く制御要素であったのに対して、
それらの代りに2回微分器32,係数器33及び加算器
34を追加した点である。これら制御要素の追加の目的
は、通常時の速度指令の変化(加速/減速)に対しても
同様の効果を得るためのものである。「速度指令の変化
(加減速度)」の変化(加減速度の変化)があると、2
回微分器32の出力が加減速度の変化が発生した時点で
加減速度の変化分に対応した値を出力する。これを係数
器33によって主に負荷の慣性係数によって決まる追加
電流分に変換し、加算器34によって比例積分器17の
積分器出力準備値に加算する。積分器出力準備値とは積
分器がその入力信号(減算器16の出力)に従って演算
した結果であり、最近のマイクロコンピュータによるソ
フトウエア処理では容易に使用することができる。その
結果、通常時にも加減速度の変化に応じて電圧制御用比
例積分器17の積分器が適値に設定され、速度応答特性
を改善することができる。
【0021】図4に本発明の第4の実施例を示す。本実
施例は、第2の実施例(図2)と第3の実施例(図3)
をスイッチ35で結合したものであり、当然両者の特徴
を合わせ持っている。
施例は、第2の実施例(図2)と第3の実施例(図3)
をスイッチ35で結合したものであり、当然両者の特徴
を合わせ持っている。
【0022】尚、以上の説明では可制御電圧源に接続さ
れた可変速制御される電動機負荷として電圧型インバー
タに接続された誘導電動機を例にとったが、電圧源で直
流電動機を可変速駆動する場合も同様の効果がある。ま
た、電圧制御部が積分器の代りに一次遅れ演算器で構成
されている場合も同様の効果がある。
れた可変速制御される電動機負荷として電圧型インバー
タに接続された誘導電動機を例にとったが、電圧源で直
流電動機を可変速駆動する場合も同様の効果がある。ま
た、電圧制御部が積分器の代りに一次遅れ演算器で構成
されている場合も同様の効果がある。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、運転を再開したときや
速度指令が変化したときのような電動機のトルクの急激
な変化が要求される場合において、電圧制御部の応答が
遅い場合でも簡単な機能の追加で必要な電力が速かに供
給されるようになるので電動機の速度応答特性の改善に
大きな効果がある。
速度指令が変化したときのような電動機のトルクの急激
な変化が要求される場合において、電圧制御部の応答が
遅い場合でも簡単な機能の追加で必要な電力が速かに供
給されるようになるので電動機の速度応答特性の改善に
大きな効果がある。
【図1】本発明の第一の実施例のブロック図。
【図2】本発明の第二の実施例のブロック図。
【図3】本発明の第三の実施例のブロック図。
【図4】本発明の第四の実施例のブロック図。
【図5】従来方式の制御のタイミングチャート。
1…定周波交流電圧源、2…コンバータ、3…インダク
タ、4…コンデンサ、5…インバータ、7…誘導電動
機、8…負荷、11…速度指令器、13…周波数指令発
生器、14…インバータ制御装置、15…電圧指令発生
器、17…比例積分器、27…係数付き二乗演算器、2
9…1回微分器、32…2回微分器。
タ、4…コンデンサ、5…インバータ、7…誘導電動
機、8…負荷、11…速度指令器、13…周波数指令発
生器、14…インバータ制御装置、15…電圧指令発生
器、17…比例積分器、27…係数付き二乗演算器、2
9…1回微分器、32…2回微分器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梓沢 昇 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (5)
- 【請求項1】出力端に可変速制御される電動機負荷を接
続した電圧源と、前記電圧源の出力電圧を検出する電圧
検出器と、前記出力電圧の指令値と前記電圧検出器の出
力の差を演算する第1の減算器と、前記第1の減算器の
出力を入力としその伝達関数に積分要素又は一次遅れ要
素を含む電圧制御部と、前記電圧源の入力または出力電
流を検出する電流検出器と、前記電圧制御部の出力と前
記電流検出器の出力の差を演算する第2の減算器と、前
記第2の減算器の出力を入力とする電流制御部と、前記
電流制御部の出力を入力とし前記電圧源の出力電圧を可
変制御する電圧源制御部から成る可変速駆動システムの
制御装置において、速度指令値を含む電動機の運転指令
信号及び負荷特性から前記電圧源の入力または出力電流
の必要な値に対応する値を演算する電流指令演算部を設
け、前記電流指令演算部の出力を前記電圧制御部内の積
分器又は一次遅れ要素の出力値として設定することを特
徴とする可変速駆動システムの制御装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記電圧源の入力また
は出力電流の必要な値に対応する値を演算する方法とし
て、可変速制御される電動機の速度指令と運転モードが
変化する時点のタイミング信号と負荷特性から演算する
ようにした可変速駆動システムの制御装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記電圧源の入力また
は出力電流の必要な値に対応する値を演算する方法とし
て、可変速制御される電動機の速度指令と前記速度指令
の1階微分係数と運転モードが変化する時点のタイミン
グ信号と負荷特性から演算するようにした可変速駆動シ
ステムの制御装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記電圧源の入力また
は出力電流の必要な値に対応する値を演算する方法とし
て、可変速制御される電動機の速度指令の2階微分係数
と負荷特性から演算するようにした可変速駆動システム
の制御装置。 - 【請求項5】請求項1において、前記電圧源の入力また
は出力電流の必要な値に対応する値を演算する方法とし
て、可変速制御される電動機の速度指令の2階微分係数
と負荷特性から求めた値をそのときの前記電圧制御部の
積分器の積分値に加算することによって演算するように
した可変速駆動システムの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6108101A JPH07322666A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 可変速駆動システムの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6108101A JPH07322666A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 可変速駆動システムの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07322666A true JPH07322666A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14475905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6108101A Pending JPH07322666A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 可変速駆動システムの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07322666A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017170317A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ制御装置 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP6108101A patent/JPH07322666A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017170317A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ制御装置 |
| JPWO2017170317A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2019-02-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ制御装置 |
| CN108604878B (zh) * | 2016-03-29 | 2021-09-28 | 松下知识产权经营株式会社 | 电机控制装置 |
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